JP2510370B2 - ホログラフィックプロジェクションスクリ―ンを作成するためのシステム及び方法 - Google Patents

ホログラフィックプロジェクションスクリ―ンを作成するためのシステム及び方法

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JP2510370B2
JP2510370B2 JP4022862A JP2286292A JP2510370B2 JP 2510370 B2 JP2510370 B2 JP 2510370B2 JP 4022862 A JP4022862 A JP 4022862A JP 2286292 A JP2286292 A JP 2286292A JP 2510370 B2 JP2510370 B2 JP 2510370B2
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/32Holograms used as optical elements

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Holo Graphy (AREA)
  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
  • Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光画像システム及びそ
の作成技術に関する。特に、本発明はホログラフィック
プロジェクションスクリーンを作成する技術に関する。
【0002】本発明は、特定の応用の実施例について本
明細書に説明されているが、本発明が実施例に限定され
るものではないことはいうまでもない。技術分野及び本
明細書に記載されている教示を理解できる人であれば、
本発明の範囲内で別の変更、応用及び実施例を理解する
ことができ、別の分野において本発明がかなり役に立つ
であろう。
【0003】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】視覚的デ
ィスプレイは、乗物の操作者をトレーニングするための
風景のシミュレーションを有する多くの用途に役に立
つ。例えば、飛行機のシミュレータによれば、実験用飛
行機を操縦する間のプロジェクションスクリーンの画像
をシミュレータパイロットが見ることができる。図1に
示されているように、一般的なシミュレータでは、大き
い直径を有するドームの中央にシミュレータパイロット
がいる。ドームの直径は一般的に9.5と40フィート
の間である。視覚的ディスプレイが、ドームの外側にあ
る一以上のプロジェクタによりドームの内部表面に投射
されている。入力画像は、ドームの小さい穴を通って投
影点の向かい側の半球体に投射される。図1の点線は、
プロジェクタ「A」が視覚的ディスプレイを投射する前
部の半球体の境界線を示している。視覚的ディスプレイ
はドームの内部表面に投射される(以下「スクリーン」
という)。スクリーンでの光の入射角度は、プロジェク
ション角度に等しい。スクリーンからの光の反射角度
は、入射角度、すなわち、プロジェクション角度に等し
い。プロジェクション角度は0から57度に変化するの
で、反射角度も0から57度に変化する。このことは、
光の利得を有するスクリーンを用いることができないと
いう点で問題を有している。
【0004】高利得のスクリーンは視覚的ディスプレイ
に適している改良された輝度及びコントラストを与える
ので、高い光の利得を有するスクリーンを用いることは
かなり望ましいことである。しかし、高い光の利得は鏡
面の反射方向にある。図1に示されているように、鏡面
の反射方向は大きいプロジェクション角度ではパイロッ
トの位置から離れている。大きいプロジェクション角度
では、光の利得スクリーンを使用する視覚的ディスプレ
イの輝度は、標準のランベルトスクリーンが用いられて
いる場合よりも小さい。(ランベルトスクリーンはすべ
ての方向に均一な光の利得を有しているが、その利得は
通常1又はそれより小さい)。積分球効果のために、光
の利得は1よりも少なく、一般的に0.5±0.1でな
ければならない。従って、平たいスクリーンディスプレ
イに対して典型的である光利得4を有するスクリーンを
用いる代わりに、ドーム型の視覚的ディスプレイはほん
の0.5だけの光の利得を有するスクリーンを一般的に
用いなければならない。従って、その輝度は等価の平た
い利得スクリーン視覚的ディスプレイの8分の1の明る
さのみである。
【0005】ホログラフィックスクリーンは、鏡面の反
射を減少させるためにシミュレータに用られ、シミュレ
ータパイロットにより見られる画像の輝度を増加させて
いる。ホログラムには、光がある方向からホログラムに
入射する場合、その光が鏡面の反射方向とは別の第2の
方向に伝達されるというユニークな特性を有している。
図2はホログラフィックスクリーンのより詳細な図を示
している。図2で示されているように、投射されたビー
ムは光をシミュレータパイロットの方向に伝達する。ホ
ログラムのデザイン及び作成によって、実質的にすべて
の光はシミュレータパイロットの方向に投射され、どの
光も鏡面の反射方向に投射されていない。実質的に、ほ
とんどのプロジェクタ光は、シミュレータパイロットの
方向に伝達されるので、高い輝度の視覚的ディスプレイ
を得ることができる。
【0006】まず、ホログラフィックプロジェクション
スクリーンは、シミュレータパイロットが視覚的ディス
プレイを見ることができるように、ディフューザ(拡散
体)を用いて作成されている。ホログラフィックプロジ
ェクションスクリーンが、ディフューザなしで作られて
いる場合には、パイロットはホログラフィックスクリー
ンの全体の角度にわたって一つの輝点しか見ることがで
きないだろう。例えば、ホログラフィックスクリーンが
1平方フィートに作られている場合には、シミュレータ
パイロットはホログラフィックプロジェクションスクリ
ーン領域の1平方フィートあたり一つの輝点しか見えな
いだろう。
【0007】ディフューザを用いて作られたホログラフ
ィックプロジェクションスクリーンの不点とは、そのス
クリーンがディフューザの斑点を生成することである。
斑点とは、ディフューズ表面を照明するため、コヒーレ
ント光を用いる際に常時発生する現象のことである。そ
の現象は拡散表面に二重焼き付けされた粒状の組織とし
て現われ、観察者の面空間の方に投射される。従って、
その現象は観察者を完全に刺激する。従って、従来のホ
ログラフィックプロジェクションスクリーンに関連した
斑点を除去することが望ましい。
【0008】コヒーレント光がミラーのような滑らかな
表面から反射される時には斑点はない。その場合には、
球状の波面が斑点を発生させる干渉がなく生成される。
「ホログラムごとの一つの輝点」の問題は、視覚的ディ
スプレイの解像度よりも小さいそれぞれのホログラムを
作成することによって除去される。この種類のホログラ
フィックプロジェクションスクリーンは「マイクロドッ
ト(microdot)」ホログラフィックプロジェク
ションスクリーンと呼ばれている。それぞれのホログラ
ムは、視覚的ディスプレイの解像度よりも小さい。それ
ぞれのホログラムは二つのレーザービーム、すなわち、
「画像」を含む信号ビームと参照ビームの相互作用によ
って作り出される干渉パターンの高解像度の画である。
二つのビームが相互作用すると、そのビームは建設的及
び破壊的に相互に干渉する。ビームが建設的に干渉する
場合、最大強度の領域が光領域、たとえばライントとし
てフォトグラフィックフィルムに作り出され、記録され
る。同様に、二つのビームが破壊的に干渉する場合、干
渉パターンとして最小の光の領域が作り出され、暗領域
としてフィルムに記録される。このようにして作り出さ
れている干渉パターンの写真が参照ビームによって照明
されると、入力画像が作り出される。
【0009】以前、ホログラムの作成は、干渉パターン
がフォトグラフィックフィルムに記録される間にそのフ
ィルムが静止状態に保持されなければならないために、
遅く、かつ扱いにくいプロセスであった。例えば、19
85年2月19日に発行されたR.H.Burns等の
米国特許No.4,500,163には、マイクロドッ
トホログラフィックプロジェクションスクリーンホログ
ラムを作る工程及び反復方法が説明されている。しか
し、マイクロドットホログラムを一度に一つのホログラ
ムに作成することは処理が遅い。ホログラフィックフィ
ルムは、x−y動作テーブル駆動機構に取り付けられて
いる。次のマイクロドットホログラムの中央に移動した
後に、x−yテーブル駆動機構は、露光を始める前に停
止しなければならない。光の波長のフラクションの機械
的な移動は、干渉パターン、すなわち、マイクロドット
ホログラムを破壊させる。従って、その処理はゆっくり
と行なわれる。
【0010】以下は、8.29ミル間隔のマイクロドッ
トホログラムを有する1平方フィートホログラムを作成
するために必要な時間の長さの例である(1平方フィー
トごとに2.1百万のマイクロドット)。 毎秒のマイクロドット 毎秒のインチ 時間(時) 12 0.1 48.5 36 0.3 16.2 60 0.5 9.7 120 1.0 4.9 従って、1平行フィートのホログラムを作成する時間
は、2、3日かかる。
【0011】さらに、始動及び停止動作はかなりのレー
ザーパワーを要求する。なぜなら、フィルムが移動する
のを止めた後にフォトグラフィックフィルムのみが露光
されるからである。レーザーはフィルムが動きを止める
まで電力始動スタンバイモードで待機している間に電力
が消耗する。従って、作り、理想的により少ない電力消
耗費でマイクロドットホログラムを高速に作成する技術
が必要である。
【0012】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】技術分野
における前記必要性は、ホログラフィックプロジェクシ
ョンスクリーンを作成する速くから精密なシステムを提
供する本発明により達成される。本発明は、長手方向軸
に沿って第1の方向にホログラフィックフィルムを移動
させるメカニズムを有している。フィルムが移動するに
つれて入力ビームをフィルム上に投射及び維持するメカ
ニズムが設けられている。参照ビームが用いられて、フ
ィルムに蓄積されている入力ビームと干渉パターンを効
果的に作成する。
【0013】特定の実施例では、フィルムの固定位置に
入力画像を維持するメカニズムは、フィルムの移動速度
にマッチした速度で回転するように取り付けられた多角
形型ミラーを含んでいる。
【0014】本発明には、信号ビーム及び参照ビームに
より作られた干渉パターンをモニタするディテクタを有
する画像安定化システムが設けられている。また、ディ
テクタからの信号に応答してサーボ制御信号を発生する
制御回路が設けられている。位相シフタは参照ビームに
位相シフトを発生させる。位相シフタ位置付けメカニズ
ムは、フィルムの移動にかかわらず、ホログラムの画像
を安定化させるために、制御信号に応答して位相シフタ
を調整する。
【0015】
【実施例】本発明の有益な教示を示すために、添付の図
面を参照して実施例及び模範的な応用を説明する。
【0016】図3は、本発明のホログラフィックプロジ
ェクションスクリーンを作成するシステムの実施例にお
ける光学的概略図である。システム10には、NP反射
面14を有する多面体多角形12が含まれている。多角
形12は、多面体多角形の真ん中を通って延びている長
手方向の軸16の回りを回転するように取り付けられて
いる。多角形はモータによって駆動される(図示されて
いない)。多角形12は、従来のスキャニングミラー又
は検流計と共に用いられる。例えばレーザー20のよう
なソースからのコヒーレント光の入力信号ビーム22は
多角形12の面14によって反射させる。従って、多角
形12はレンズL1及びL2からなる無限遠望遠鏡を通し
て直径D1の信号ビーム22をスキャンする。レンズL1
及びL2は簡単な光学系によってビーム22の直径をD
からD2まで変化させる。第3レンズL3は、第3レン
ズの焦点24にある光の単点にビーム22の焦点を合わ
せる。レンズL1、L2及びL3はFシータ(Θ)歪曲を
有していなければならない。Fシータ(Θ)歪曲を有す
るレンズは、レンズ焦点の長さ×入力角度に等しい高さ
を有する焦点面に像を形成する。
【0017】露出されていない写真のフィルム26は、
レンズL3の焦点面から距離zに位置している。ホログ
ラム表面における信号ビームの幅はDzである。幅Dr
参照ビーム23は、信号ビーム22の長手方向の軸に関
してΘrの角度で、信号ビーム22のように露出されて
いない写真フィルム26の同じ位置に同時に入射する。
参照ビームは、調整可能な位相シフタ25によって投射
されている。参照ビームは、以下の式により説明され
る。理論的に言えば、 Dr=DzcosΘr…(1)
【0018】ドーム半径Rd及び瞳孔径Dpが図3に示さ
れている。ドーム半径Rdは、ホログラフィックスクリ
ーンから観察者までの距離である。瞳孔径Dpは、観察
者の頭部を取り囲んでいる瞳孔の直径である。瞳孔内で
は、観察者は像を見ることができる。瞳孔の外では、観
察者は何も見ることはできない。瞳孔径Dpは一般的に
24インチである。
【0019】ホログラム、すなわち、高解像度写真フィ
ルム片は、フィルム輸送メカニズム28(図示されてい
ない)によって移動される。フィルム輸送メカニズム2
8は、長手方向の軸に沿ってフィルム26を移動させ
る。そのフィルムは、フィルム26の移動する方向が多
角形12の長手方向の軸に垂直であるように取り付けら
れている。実際に、そのフィルムはビ−ム22の走査と
反対側の方向に移動する。本発明の教示に従って、像が
フィルム上で動かないようにビーム22の走査をフィル
ム26の移動と一致させる。このように、本発明のシス
テム10によれば、フィルムが露光されている間、動い
ている像をフィルム上で動かないように保持することが
できる始動及び停止動作は除去され、その結果先行技術
の工程及び反復的な方法で求められているようにメカニ
ズムを固定する必要がない。
【0020】図4は、スクリーンに不動のホログラフィ
ック画像を完成させるために、スキャニング多角形12
の移動に対するホログラム26の輸送をコントロールす
る速度コントロールシステム30の実施例を示してい
る。速度コントロールシステム30には、スキャンモー
タ18及びホログラムフィルム輸送メカニズム28に接
続されている速度コントローラ32が含まれている。速
度コントローラは、マイクロプロセッサを搭載してお
り、しかも、レンズL3の焦点面の画像のリニア速度が
フィルムプレートのリニア速度に正確にマッチするよう
にスピニング多角形の回転速度が調整されている。
【0021】速度コントロールメカニズムもまた、ソー
ス20からのビームを遮るシャッター(図示されていな
い)をコントロールするメカニズムに接続することがで
きる。
【0022】それぞれのマイクロドットを露光する間、
光路差は写真のフィルムに関する波長のフラクション以
上に変化させることはできない。なぜなら、マイクロド
ットは参照ビームに対して移動しているため、光路長に
おける変化を補償することが必要だからである。これは
図5の屋根型プリズム44とともに用いられる。(図4
図示されていない)。マイクロドットホログラムの動作
と反対側の方向にダハプリズム44を移動させると、光
路差を不動に保持できる。以下に説明されるように、参
照バンド信号ビーム干渉パターンの輝度をモニタし、横
断方向にダハプリズム44を移動させることによって、
参照ビームと信号ビームを整列させることができる。
【0023】図5は、本発明のホログラフィックプロジ
ェクションスクリーンを作成するシステムに利用されて
いる画像安定化システムの実施例における光学的概略図
である。信号ビーム22及び参照ビーム23の両方は同
じコヒーレントソース、すなわち、レーザー20から発
生する。レーザー20からのビームは、図4の速度コン
トローラ32によりコントロールされているシャッター
34の開口を通り抜ける。次にビームは、それぞれの適
切な強度を有する信号ビーム及び参照ビーム23に、従
来のビームスプリッタ42によって分けられる。参照ビ
ーム、信号ビーム又は両方のビームの光学的フィルタリ
ングが現像されたホログラムから最大限の回折効率を得
るために必要である。図3について上述されているよう
に、信号ビーム22はフィルム26に投射される。参照
ビーム23は、調整可能な位相シフタ25に与えられ
る。調整可能な位相シフタ25は、ダハプリズム44及
び位相シフタ調整メカニズム46(図示されていない)
を有している。参照ビーム23は屋根型プリズム44に
入射し、第1及び第2のジンバルミラー48及び49に
よって第4及び第5レンズL4及びL5を介してホログラ
ムフィルム26に向けられる。ジンバルミラーは露光中
には固定されているが、その後プロジェクション角度ご
とにx及びyの座標値を達成させるために、参照ビーム
をホログラフィックフィルムに対して正確な角度に向け
なければならないときに動かされる。ジンバルは、ある
マイクロドットホログラムから次の近くのマイクロドッ
トホログラムに移す間にのみ調整される。レンズL4
びL5は、レンズL1及びL2のように同じ目的、すなわ
ち、ビーム23の直径を変化させるために用いられる。
【0024】フォトグラフィックフィルム上に信号ビー
ム22と参照ビーム23との交差によって作られた干渉
パターンは、ディテクタ装置50によりモニタされる。
ディテクタ装置50は信号ビーム22の光学路に取り付
けられているミラー52を有している。ミラー52は、
信号ビーム22をビーム結合器54に反射し、ビーム結
合器54から干渉計56にそのビームは反射される。ミ
ラー52及びビーム結合器54は従来のデザイン及び構
造である。同時に、参照ビームはビーム結合器54を通
って干渉計56の方にフィルム26から反射させる。干
渉パターンは干渉計56に形成され、フォトディテクタ
58によって投射される。
【0025】図6に示されているように、閉ループコン
トロールシステムは、システムコントローラ60によっ
て完全にコントロールされる。コントローラ60はフォ
トディテクタ58の出力に応答して、位相シフタ位置決
めメカニズム46を介してフェーズシフタの位置をコン
トロールする。システムコントローラ60はまた、それ
ぞれのプロジェクション角度に対して必要なときにジン
バル48及び49の位置もコントロールする。ホログラ
ムが作成されている速度は、速度コントローラ32を介
してシステムコントローラ60によってコントロールさ
れる。実施例に設けられた教示に従って、以下の表は、
9.5フィート直径ドーム及び40フィートの直径ドー
ムおける説明的な値の大きさを表わしている。 表1 Rd−ドーム半径(ft) 4.75 20 Dp−瞳孔の直径(インチ) 24 24 Dz−マイクロドットホログラム幅(mm) (1/2アーク最小角に対して) .211 .887 Z−レンズL3の焦点からの ホログラムの位置 .500 8.85 Θr−信号と参照ビームの間の角度 56.75 56.75 Dr−参照ビームの幅(mm) .116 .486 F3−レンズL3の焦点の距離(mm) 11.73 49.39 D2−レンズL2からのビーム径(mm) 4.94 4.95 F2−レンズL2の焦点の距離(mm) 300 300 F1−レンズL1の焦点の距離 15 15 D1−レンズL1へのビーム径(mm) .247 .247 Np−多面多角形の数 35 35 Sp−多角形の回転速度@ 10インチ/秒の移動 34.46 8.18 Φ−位相シフトの波数 @515ナノメータ 342.27 1441.1
【0026】ホログラムマスターは平らに作られてお
り、結果としてのホログラムのコピーはドームの内側に
当てられた時に曲がる。結果として、露光されていない
ホログラムがx及びy方向の両方に移動するにつれて、
参照ビームの角度を少しずつ変えなければならない。以
下の表は参照ビームの角度の変化を示している。 表2 ドーム半径(ft) 9.5 40.0 インチ毎の参照ビームの角度の変化 .503 .119 想定上のホログラムサイズ(インチ) ±6.0 ±6.0 参照ビームの角度の変化 ±3.02 ±.72
【0027】従って、本発明は特定の応用における特定
の実施例について本明細書に説明されている。技術分野
及び本明細書に記載されている教示を理解できる人であ
れば本発明の範囲内で他の実施例を理解することができ
るであろう。例えば、本発明はスピニング多角形を用い
ることに限定されるものではないことはいうまでもな
い。任意の走査ミラーを使用することもできる。唯一に
必要条件とは、焦点面の画像速度がホログラム輸送速度
に等しいことである。従って、本発明の範囲内にすべて
のこのような応用、変更及び実施例を含むように添付さ
れている請求項は意図している。
【図面の簡単な説明】
【図1】ホログラフィックディスプレイの必要性を図示
しているシミュレータで使用されているような一般的な
ドームディスプレイの側面からの光学的概略図である。
【図2】ホログラフィックスクリーンの詳細な部分の側
面からの光学的概略図である。
【図3】本発明のホログラフィックプロジェクションス
クリーンを作成するシステムの実施例における光学的概
略図である。
【図4】本発明に利用されている速度コントロールシス
テムの実施例のブロック図である。
【図5】本発明のホログラフィックプロジェクションス
クリーンを作成するシステムに利用された画像安定化シ
ステムの実施例の光学的概略図である。
【図6】本発明のホログラフィックプロジェクションス
クリーンを作成するシステムにおける安定化システムの
制御システムの実施例のブロック図である。
【符号の説明】 10…システム、12…多角形、14…反射面、16…
長手方向の軸、18…スキャニングモニタ、20…レー
ザ、22…ビーム、23…参照ビーム、24…焦点、2
5…調整可能な位相シフタ、26…フィルム、28…フ
ィルム輸送メカニズム、32…レートコントローラ、3
4…レーザコントロールメカニズム、40…システム、
44…屋根型プリズム、46…位相シフタ位置決めメカ
ニズム、48…第1ジンバルが備えられているミラー、
49…第2ジンバルが備えられているミラー、50…デ
ィテクタ装置、52…ミラー、54…ビーム結合器、5
6…干渉計、58…フォトディテクタ、60…コントロ
ーラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−91601(JP,A) 特開 平2−254403(JP,A) 特開 昭61−189502(JP,A)

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホログラフィックプロジェクションスク
    リーンを作成するシステムであって、 光学画像を蓄積するフィルム手段と、 長手方向の軸に沿って第1方向に前記フィルム手段を移
    動するフィルム輸送手段と、 入力光ビームを提供する第1の光学手段と、 参照光ビームを提供する第2の光学手段と、 前記フィルム手段が前記第1方向に移動するにつれて、
    前記フィルム手段の第1領域に前記入力ビームを投射し
    及び保持する第1ビーム方向手段と、 前記第1領域の入力ビームと干渉パターンを作るために
    前記フィルム手段の前記第1領域に前記参照ビームを投
    射する手段とを含んでいるシステム。
  2. 【請求項2】 前記第1ビーム方向手段は反射面を有す
    る多角形型のシリンダを有することを特徴とする請求項
    1に記載のシステム。
  3. 【請求項3】 前記多角形型のミラーは、多角形の長手
    方向軸の回りに回転するように取り付けられていること
    を特徴とする請求項2に記載のシステム。
  4. 【請求項4】 前記多角形型ミラーは、前記信号ビーム
    が多角形型ミラーの長手方向の軸に沿って前記フィルム
    手段上に反射されるように、前記多角形型ミラーの長手
    方向の軸が前記フィルム手段の面に平行になり、かつ、
    前記多角形型ミラーの長手方向の軸が前記フィルム手段
    の長手方向の軸に垂直であるように取り付けられている
    ことを特徴とする請求項3に記載のシステム。
  5. 【請求項5】 多角形型ミラーの長手方向軸の回りに前
    記多角形型ミラーを回転させる手段を含んでいることを
    特徴とする請求項4に記載のシステム。
  6. 【請求項6】 前記多角形型ミラーを回転させる前記手
    段と前記フィルム手段を輸送する手段に接続され、前記
    フィルム輸送手段の移動速度に、前記多角形型ミラーの
    回転の速度を適合させる制御手段を含んでいることを特
    徴とする請求項5に記載のシステム。
  7. 【請求項7】 前記信号ビームの直径を変化させる第1
    及び第2レンズ手段を含んでいることを特徴とする請求
    項1に記載のシステム。
  8. 【請求項8】 前記フィルム手段に向かう前記信号ビー
    ムを前記フィルム手段に焦点合わせする第3レンズ手段
    を含んでいることを特徴とする請求項7に記載のシステ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記フィルム手段に向けられた信号ビー
    ムを前記フィルム手段に焦点合わせするレンズ手段を含
    んでいることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  10. 【請求項10】 ホログラフィックプロジェクションス
    クリーンを作成するシステムにおいて、 光学画像を蓄積するのに適しているフォトグラフィック
    フィルムと、 前記フィルムを長手方向軸に沿って第1方向に移動させ
    る輸送手段と、 入力光ビーム及び参照光ビームを提供するレーザー手段
    と、 前記フィルムが前記第1方向に移動するにつれて、前記
    フィルムの第1領域に前記入力ビームを反射し、前記フ
    ィルムの前記第1領域に前記入力ビームを維持する第1
    ビーム方向手段とを有しており、前記第1ビーム方向手
    段は、 前記信号ビームが長手方向の軸に沿って前記フィルム上
    に反射されるように、長手方向の軸の回りに回転するよ
    うに取り付けられた複数の反射面を有する多角形型のシ
    リンダと、 前記多角形型ミラーの長手方向の軸の回りに前記多角形
    型のミラーを回転させる手段と、 前記多角形型のミラーを回転させる前記手段と前記フィ
    ルムを輸送する前記手段に操作的に接続され、前記フィ
    ルム輸送記手段の移動速度に前記多角形型ミラーの回転
    速度を適合させる制御手段と、 前記第1領域の入力ビームと干渉パタ−ンを形成するた
    めに前記フィルムの前記第1領域に前記参照ビームを投
    射する手段とを有しているシステム。
  11. 【請求項11】 ホログラフィックプロジェクションス
    クリーンを作成するシステムであって、 光学画像を蓄積するのに適しているフォトグラフィック
    フィルムと、 前記フィルムを長手方向の軸に沿って第1方向に移動さ
    せる輸送手段と、 信号ビームを提供する第一レーザー手段と、 参照ビームを提供する第二レーザー手段と、 前記フィルムが前記第1領域に移動するにつれて、前記
    フィルム手段の第1領域に前記入力ビームを反射し、前
    記フィルム手段の第1領域に前記入力ビームを維持する
    第1ビーム方向付け手段とを有しており、前記第1ビー
    ム方向付け手段は、 前記信号ビームが長手方向の軸に沿って前記フィルム上
    に反射されるように、長手方向の軸の回りに回転するよ
    うに取り付けられた複数の反射面を有する多角形型のシ
    リンダと、 前記多角形の長手方向の軸の回りに前記多角形型ミラー
    を回転させる手段を有し、 更に前記システムは、 前記多角形型ミラーを回転させる前記手段と、前記フィ
    ルムを輸送する前記手段とに接続され、前記フィルム輸
    送手段の移動速度に前記多角形型ミラーの回転速度を適
    合させる第1制御手段と、 入力ビームと干渉パタ−ンを形成するために前記フィル
    ム手段の前記第1領域上に前記参照光ビームを向ける手
    段と、画像定化システムとを有し、 前記画像安定化システムは、 前記信号及び参照ビームにより作られた干渉パターンを
    モニタするディテクタ手段と、 前記ディテクタ手段からの信号に応答して制御信号を提
    供する第2制御手段と、 前記参照ビームに位相シフトを発生させる位相シフト手
    段と、 ホログラムに画像を安定化させるために前記第2制御手
    段からの前記制御手段に応答して前記位相シフト手段を
    調整する位相シフタ位置付け手段とを有するシステム。
  12. 【請求項12】 前記ディテクタ手段は、前記信号ビー
    ムと前記参照ビームの光学路に取り付けられた干渉計を
    有していることを特徴とする請求項11に記載のシステ
    ム。
  13. 【請求項13】 前記ディテクタ手段は、前記干渉計に
    接続されているフォトディテクタを有していることを特
    徴とする請求項12に記載のシステム。
  14. 【請求項14】 前記位相シフト手段は、ダハプリズム
    を有していることを特徴とする請求項13に記載のシス
    テム。
  15. 【請求項15】 ホログラフィックプロジェクションス
    クリーンを作成する方法であって、 a)フォトグラフィックフィルムを長手方向軸に沿って
    第一方向に移動させるステップと、 b)入力光ビームを提供するステップと、 c)参照光ビームを提供するステップと、 d)前記フィルムが前記第一方向に移動するにつれて、
    前記フィルムの第1領域に前記入力ビームを方向付け及
    び維持するステップと、 e)入力ビームと干渉パターンを作り出すために前記フ
    ィルムの第1領域に前記参照ビームを向けるステップと
    を有している方法。
  16. 【請求項16】 さらに前記方法は、 f)前記入力ビーム及び前記参照ビームにより作られた
    干渉パターンをモニタするステップと、 g)前記干渉パターンに応答して制御信号を提供するス
    テップと、 h)前記制御信号に応答して前記参照ビームに位相シフ
    トを発生させるステップとを有している請求項15に記
    載の方法。
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