JP2510128B2 - おがくず再生処理装置およびおがくず再生処理方法 - Google Patents

おがくず再生処理装置およびおがくず再生処理方法

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JP2510128B2
JP2510128B2 JP6105454A JP10545494A JP2510128B2 JP 2510128 B2 JP2510128 B2 JP 2510128B2 JP 6105454 A JP6105454 A JP 6105454A JP 10545494 A JP10545494 A JP 10545494A JP 2510128 B2 JP2510128 B2 JP 2510128B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、栽培農家より出され
る使用済きのこ栽培培養基からおがくずを分離再生して
再利用可能にするおがくず再生処理装置およびおがくず
再生処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、しめじ,本しめじ,えのき,
まいたけ,しいたけなどのきのこの栽培には、きのこ栽
培培養基が広く用いられている。このきのこ栽培培養基
はおがくずに米ぬかやその各栽培農家ごとに選択される
ふすま,とうもろこし,その他の物質を混合したものか
らなり、上記おがくずと米ぬかとが例えば重量比で1
0:1の割合で混合したものが広く利用されている。
【0003】また、かかるきのこ栽培培養基は、培養基
調整時に加える水分が60〜65%、おがくず自体の水
分が30から70%、米ぬか自体の水分が10〜13%
(いずれも重量比)であるのに対して、使用済きのこ栽
培培養基の含水率は重量比で72〜85%にも達してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
にきのこ栽培に使用された使用済きのこ栽培培養基はき
のこ栽培終了によって産業廃棄物として大量に発生し、
きのこ生産地区において各栽培農家からの廃棄量が例え
ば152.600m3 にも達し、栽培地域または栽培農
家単位で、これらを空地を利用して野積みや野焼きなど
により処理しているのが現状である。
【0005】しかしながら、上記のような使用済きのこ
栽培培養基の野積みや野焼きなどによる処理方法では、
悪臭の発生や大気汚染などの環境問題を発生するほか、
大量のおがくずの消費によって森林資源の保護対策に逆
行するなどの問題点があった。また、おがくずの購入価
格は例えば1m3 で4000〜5500円と高価につ
き、栽培農家の経費負担が大きいなどの問題点があっ
た。
【0006】この発明は上記のような従来の問題点を解
決しようとするものであり、使用済きのこ栽培培養基か
ら一連の工程にておがくずのみを分離し、これを再びき
のこ栽培培養基として再生利用可能にするためのおがく
ず再生処理装置およびおがくず再生処理方法を提供する
ことを目的とする。
【0007】また、この発明は使用済きのこ栽培培養基
の一次乾燥では内外部とも均等に乾燥させ、二次乾燥で
は強制的に加熱乾燥して、全体としてふるいによる分離
処理を円滑かつ能率的に行えるようにするおがくず再生
処理装置およびおがくず再生処理方法を提供することを
目的とする。
【0008】さらに、この発明は一次,二次の乾燥によ
り使用済きのこ栽培培養基の目標の含水率を所定値に低
減させるとともに、二次の加熱乾燥の温度範囲を明かに
して、おがくずを焦がしたり傷めないようにし、続くふ
るいにかけるための使用済きのこ栽培培養基の破砕,乾
燥を能率化できるおがくず再生処理装置およびおがくず
再生処理方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
おがくず再生処理装置は、使用済きのこ栽培培養基を送
風機からの常温空気により撹拌乾燥する第1の撹拌手段
と、撹拌乾燥した上記使用済きのこ栽培培養基を加熱乾
燥する加熱乾燥手段と、加熱乾燥された上記使用済きの
こ栽培培養基を常温空気中で撹拌破砕および乾燥する第
2の撹拌手段を設けて、おがくず分離手段に、撹拌破砕
された使用済きのこ栽培培養基から再生おがくずを米ぬ
かを含むその他の物質とは分離して取り出させるように
したものである。
【0010】また、請求項2の発明にかかるおがくず再
生処理方法は、使用済栽培培養基を常温空気および加熱
空気を利用して独自の工程で実施して内外部の含水率の
均等化を図り、次に固形化している使用済きのこ栽培培
養基を撹拌破砕した後ふるいにかけて、おがくずの粒子
を他の米ぬかなどと分離して取り出すものである。
【0011】さらに請求項3の発明にかかるおがくず再
生処理方法は、含水率が80%以上の使用済きのこ栽培
培養基を60%まで低減し、続く加熱乾燥および撹拌破
砕操作によって含水率を40%以下に低減するようにし
たものであり、請求項4の発明は加熱乾燥を燃料の燃焼
熱を利用して20〜120℃の温度領域内にて実施する
ようにしたものである。
【0012】
【作用】この発明におけるおがくず再生処理では、おが
くずや使用済きのこ栽培培養基等の物性を把握し、これ
にもとづいた使用済きのこ栽培培養基の再生処理を行う
ために、まず、一旦貯蔵した使用済きのこ栽培培養基を
内外部とも均一に撹拌乾燥して含水率を所定レベルまで
低下させ、さらに、この常温空気による乾燥では乾燥が
不十分な使用済きのこ栽培培養基を再び強制的かつ効率
的に加熱乾燥させて、その内外部の含水率を均一化しか
つ所定値以下に下げ、ふるい処理可能な状態にコントロ
ールする。
【0013】次に、その加熱乾燥した大きな固形分を含
む使用済きのこ栽培培養基を常温空気中で撹拌破砕しな
がら乾燥して、ふるい不可能な粒度の固形分を破砕し、
この後ふるいにかけて再生おがくずを他と分離し、この
分離した再生おがくずを再びきのこ栽培培養基として使
用可能にする。
【0014】この場合において、常温空気による常温乾
燥では、空気温度,湿度および送風時間にもよるが含水
率を60%まで低減した状態にて、内外部まで均等に乾
燥され、加熱空気温度および時間にもよるが加熱乾燥を
含水率をさらに40%以下にすると、使用済きのこ栽培
培養基のかたまりがほぐれ易くなり、次工程の振動ふる
いによるおがくずの分離を容易化する。また、上記の加
熱乾燥では、おがくずを焦がさずに、また、悪臭を放た
ない20〜120℃の最適温度領域が有効であり、おが
くずの再生効率を上げることを可能にする。
【0015】
【実施例】
実施例1.以下に、この発明の一実施例を図について説
明する。図1および図2はおがくず再生処理装置の全体
を示す系統図およびシステム構成図であり、このおがく
ず再生処理装置は交通利便のよい地域の一定の敷地内に
集合配置されている。
【0016】そして、その敷地内には、栽培農家などか
らトラック輸送された使用済きのこ栽培培養基Pを投入
してこれを貯蔵する貯蔵室1が設けられており、この貯
蔵室1の下部には投入された使用済きのこ栽培培養基を
受けて搬出するバケット式などのコンベア2が設けられ
ている。
【0017】このコンベア2の先端はホッパ室3内に並
ぶ貯蔵ホッパ4の上方開口に臨み、コンベア2に受けた
使用済きのこ栽培培養基をその貯蔵ホッパ4内に投入可
能にしている。なお、この貯蔵ホッパとして例えば50
3 のものが3基用いられる。
【0018】また、上記貯蔵ホッパ4下方の出口部には
コンベア5が臨むように設けられ、このコンベア5の先
端は、培養基調整用の第1の撹拌手段としてのミキサー
6の上部に臨み、上記出口部からコンベア5に渡された
使用済きのこ栽培培養基をこのミキサー6内に投入し
て、この使用済きのこ栽培培養基を送風機7からの常温
空気により撹拌しながら含水率60%まで乾燥可能にし
ている。このミキサー6としては、例えば4m3 /nの
ものが3基用いられる。
【0019】さらに、上記ミキサー6の下部には一次乾
燥した上記使用済きのこ栽培培養基を搬送するコンベア
8が配置されており、ミキサー6で撹拌されて乾燥した
使用済きのこ栽培培養基を、ロータリドライヤまたはハ
ンドドライヤなどの熱風乾燥用の加熱乾燥手段としての
乾燥機9へ送出する。この乾燥機9は使用済きのこ栽培
培養基の投入ホッパ10を一端に持ち、全体として緩や
かに傾斜する筒状体をなす。
【0020】また、この筒状体内には撹拌翼が設けら
れ、その筒状体をモータによりギヤなどの変速手段を介
してゆっくりと回転させ、内部の使用済きのこ栽培培養
基を20〜120℃の温度で撹拌しながら乾燥し、含水
率を50%以下に下げるように機能するものである。な
お、この乾燥機9では乾燥能率を上げるため、図1に示
すような、地下式燃料タンク11から燃料(例えば液体
燃料や微粉炭など)を搬送ポンプ12により汲み上げ
て、バーナ(図示しない)で燃焼させ、その燃焼熱を上
記筒状体内に送り込んで強制的に使用済きのこ栽培培養
基を加熱乾燥する。また、上記乾燥機9の投入ホッパ1
0側とは反対側に使用済きのこ栽培培養基の出口13が
設けられ、この出口13の下部にはコンベア14が配置
されて、その先端部が第2の撹拌手段としての培養基調
整用のミキサー15上に臨んでいる。
【0021】このミキサー15は加熱乾燥した使用済き
のこ栽培培養基を再び常温空気中で撹拌し、使用済きの
こ栽培培養基の塊を破砕しながら乾燥して含水率を40
%以下に低減し、次工程のふるいにかけられるサイズの
粒状物にする。
【0022】また、ミキサー15の出口部には別のコン
ベア16が配置されており、これがミキサー15から排
出された使用済きのこ栽培培養基を受けて2床式の振動
ふるい17に供給するようになっている。この振動ふる
い17は上段が12メッシュの金網17a、下段が2メ
ッシュの金網17bを有する2段(2床式)ふるい分け
構造となっており、これにより粒径が0.3m/m以下
の米ぬかと、それ以上の再生おがくずとを分離するもの
である。ここで、振動ふるい17を2段式としたのは粒
子構成理由による。
【0023】また、上記振動ふるい17の下部には、分
離された再生おがくずおよび米ぬか等を別々に搬出する
コンベア18,19が設けられ、コンベア18で運ばれ
た再生おがくず23は、図2に示すように一旦サイロ2
0内に収容された後、ここからトラックに移し替えられ
て運び出し可能となっている。
【0024】一方、上記コンベア19で運ばれた米ぬか
等は一旦ホッパ21内に収容された後、引続き焼却炉2
2へ送られて焼却処理され、焼却されて生じた灰がトラ
ックに移し替えられて運び出し可能となっている。
【0025】次に動作について説明する。まず、栽培農
家などで廃棄される使用済きのこ栽培培養基Pをトラッ
クで集めて、所定敷地内の再生処理設備へ運搬し、貯蔵
室に投入する。この投入された使用済きのこ栽培培養基
Pはコンベア2によって運ばれて、貯蔵必要な分量ずつ
コンベア5によってミキサー6へ送られる。
【0026】このミキサー6では送風機7からの常温空
気を送り込みながら、これの内外部を略均等に比較的ゆ
っくりと(例えば一昼夜)乾燥し、これにより当初80
%以上もあった含水率を60%まで低下させる。なお、
このミキサー6は図示しないケース内の水平軸に設けた
複数のホイール状体を回転させることで、ケース内両端
部側の使用済きのこ栽培培養基をかき上げながら中央部
に移動させ、さらにこの中央部から両端部に移動して循
環させ、最終的にその中央部下方から排出する機構のも
のが採用される。
【0027】このようにして乾燥された使用済きのこ栽
培培養基はコンベア8を介して乾燥機9の投入ホッパ1
0内に投入され、ここから筒状体内に送り込まれ、上記
バーナの燃焼熱を持った20〜120℃の加熱空気に接
触されながら、撹拌翼によって撹拌され、急速に加熱乾
燥されて出口13から排出される。
【0028】ここで、加熱温度が20℃以下では、乾燥
時間が掛かり過ぎておがくず再生処理の能率が著しく悪
くなり、また、120℃を超えるとおがくずの繊維が破
壊され、例えば炭化するなどしてきのこ栽培には利用不
可能なものになってしまうので、適正値としては60℃
で乾燥時間が120分、120℃で乾燥時間が45分と
することが望ましい。また、この加熱乾燥では含水率を
50%以下に抑えるようにしている。
【0029】また、上記出口13から排出された使用済
きのこ栽培培養基はコンベア14によってミキサー15
に投入され、ここでは加熱乾燥された上記使用済きのこ
栽培培養基を撹拌しながら破砕し、一部に存在する塊を
分細化するとともに乾燥を行って、使用済きのこ栽培培
養基Pの含水率を40%以下に低減する。これによりお
がくず自体が傷付いたり、腐ったり、悪臭を放つのを抑
えることができるほか、次工程における使用済きのこ栽
培培養基のふるい分けを容易にする。
【0030】そして、この分細化された使用済きのこ栽
培培養基はコンベア16によって振動ふるい17に投入
される。この振動ふるい17では上段の12メッシュの
金網17aでは、このメッシュ以上の再生おがくずを分
離してコンベア18上に導き、サイロ20内に投入され
る。
【0031】また、この金網17aを通過した再生おが
くずを含むぬかなどの物質は、下段の2メッシュの金網
17bでそのメッシュ以上の再生おがくずと、それ以下
のおがくず,米ぬかおよびその他の物質とが分離され、
上記12メッシュ以上の再生おがくずは上記コンベア1
8上に導かれ、上記同様にサイロ20内に投入され、き
のこ栽培培養基として利用するためトラックにより運び
出される。なお、上記振動ふるい17を金網17a,1
7bの2床式(2段式)構造とすることで効率的な回収
が得られるというような利点がある。一方、上記金網1
7bを通過した再生利用不可能なおがくず,米ぬかおよ
びその他の物質はコンベア19によりホッパ21に集め
られた後、焼却炉21に送られて焼却されて、発生した
灰はトラックにより運搬して廃棄処分される。
【0032】かくして、傷がなくしかも菌糸の発育に好
適な繊維構造を持つおがくずを大量に再生可能であり、
使用済きのこ栽培培養基の85%が回収可能となること
が確かめられている。このため、森林資源の消耗に対処
可能となる。
【0033】なお、上記焼却炉22では米ぬかなどの焼
却によって大きな熱エネルギーが得られるため、必要に
応じこれを使用済きのこ栽培培養基の加熱乾燥エネルギ
ーなどに利用することもできる。
【0034】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、使用
済きのこ栽培培養基を送風機からの常温空気により撹拌
乾燥する第1の撹拌手段と、撹拌乾燥した上記使用済き
のこ栽培培養基を加熱乾燥する加熱乾燥手段と、この加
熱乾燥された上記使用済きのこ栽培培養基を常温空気中
で撹拌破砕する第2の撹拌手段を設けて、おがくず分離
手段に、撹拌破砕された使用済きのこ栽培培養基から再
生おがくずを米ぬかを含むその他の物質とは分離して取
り出させるように構成したので、きのこ栽培培養基とし
て、再利用可能な再生おがくずを十分な回収率にて効率
的に供給でき、栽培農家の経費負担に寄与できるととも
に、従来におけるような野積みや野焼きに伴う公害の発
生を未然に回避でき、加えて森林資源の保護を図れると
いう効果が得られる。
【0035】また、使用済きのこ栽培培養基の乾燥工程
を常温空気により使用済きのこ栽培培養基の内外部を均
一に乾燥する工程と、熱エネルギーにより効率的に加熱
乾燥する加熱乾燥工程の2工程としたことで、再生おが
くずの処理効率を大幅に向上することができるほか、上
記加熱燃焼を20〜120℃の領域内とすることで、再
生おがくずの傷みを最小限に抑えられるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるおがくず再生処理装
置を示す系統図である。
【図2】図1に示すおがくず再生処理装置のシステム構
成図である。
【符号の説明】
6 第1の撹拌手段 9 加熱乾燥手段 15 第2の撹拌手段 17 おがくず分離手段

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 おがくずを含む使用済きのこ栽培培養基
    を常温空気の送風により撹拌乾燥する第1の撹拌手段
    と、該第1の撹拌手段により撹拌乾燥された上記使用済
    きのこ栽培培養基を燃料の燃焼熱を利用して加熱乾燥す
    る加熱乾燥手段と、該加熱乾燥手段により乾燥された上
    記使用済きのこ栽培培養基を常温空気中で撹拌破砕しな
    がら乾燥する第2の撹拌手段と、該第2の撹拌手段によ
    り撹拌破砕された上記使用済きのこ栽培培養基から、再
    生おがくずを米ぬかを含むその他の物質とは分離して取
    り出すおがくず分離手段とを備えたおがくず再生処理装
    置。
  2. 【請求項2】 貯蔵されたおがくずを含む使用済栽培培
    養基を常温空気の送風により撹拌乾燥して内外部におけ
    る含水率を均等に低減し、この含水率が低減した上記使
    用済きのこ栽培培養基を加熱乾燥して含水率を急速に低
    減した後、再び常温空気中で撹拌破砕しながら乾燥し、
    この撹拌破砕した使用済きのこ栽培培養基をふるいに通
    して、再生おがくずを米ぬかを含むその他の物質とは分
    離して取り出すおがくず再生処理方法。
  3. 【請求項3】 含水率が80%以上の使用済きのこ栽培
    培養基を常温空気の送風により60%まで低減し、続く
    加熱乾燥および撹拌破砕操作によって含水率を40%以
    下に低減する請求項2に記載のおがくず再生処理方法。
  4. 【請求項4】 加熱乾燥は燃料の燃焼熱を利用して20
    〜120℃の温度領域内にて実施する請求項2に記載の
    おがくず再生処理方法。
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JP6347542B2 (ja) * 2014-05-26 2018-06-27 忠行 猪野 きのこ廃培地乾燥装置、きのこ廃培地の処理方法、再利用物の作成方法及び乾燥廃培地の作成方法
JP6854499B1 (ja) * 2020-10-19 2021-04-07 プロスペックAz株式会社 きのこ廃培地由来由来の有価物の製造方法

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