JP2509622Y2 - 座椅子式按摩機用背もたれフレ―ム - Google Patents

座椅子式按摩機用背もたれフレ―ム

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JP2509622Y2
JP2509622Y2 JP1989080523U JP8052389U JP2509622Y2 JP 2509622 Y2 JP2509622 Y2 JP 2509622Y2 JP 1989080523 U JP1989080523 U JP 1989080523U JP 8052389 U JP8052389 U JP 8052389U JP 2509622 Y2 JP2509622 Y2 JP 2509622Y2
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backrest frame
backrest
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俊夫 廣澤
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株式会社的場電機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は座椅子式按摩機の改良に係り、殊に脊柱の両
側を揉み解す構造の按摩機におけるその座椅子式按摩機
用背もたれフレームに関するものである。
〔従来の技術〕
従来より、モータによって回動される螺条ロッドに複
数の遊星型小ローラを枢設した摺動枠を螺合し、上記モ
ータの駆動によって該摺動枠を移動させると同時に、上
記小ローラを背骨の湾曲に沿って浮沈させながら回転駆
動する構造の按摩機が知られている。しかして、この種
の按摩機はローラを背骨の湾曲に沿って浮沈させるため
のガイドシール部材と、ローラを回転駆動するためのラ
ック部材を含んでいる。
〔考案が解決しようとする課題〕
即ち、この種のあんま用座椅子は脊椎に沿うもみ作用
が必要となるため、脊椎形状に沿ってもみ構造を移動さ
せるためのガイドレールと、脊椎に沿って移動する中で
該もみ構造に駆動力を伝達するためのラック構造及びピ
ニオンの構造が必要となり、構造が複雑で部品点数が増
大する等の問題を有していた。
従って、この種の按摩機では部品点数が増大するた
め、組立工数が増大するばかりでなく、組付に際しての
位置決め等の煩わしい問題を有しており、またこのため
に製品にバラつきが生じる等の問題を有していた。
本考案は上記問題に鑑みてなされたものであり、所謂
「モノコックボディ」と称される、一体に樹脂成形した
背もたれフレームを構成し、 a. 部品数の削減 b. 組立工数の削減 c. 組立時の位置決め解消による製品精度の均質化 d. 上記各項による経済的効果 等の利点を得ることができる座椅子式按摩機用背もたれ
フレームを提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本発明の座椅子式按摩
機用背もたれフレームは、モータによって回動される螺
条ロッドを、背もたれフレームの中央に開設してなる摺
動枠収容孔の中央に回動自在に軸設すると共に、ラック
ギヤーとガイド用レールを前記螺条ロッドの両側に平行
し、且つ側面形状が起伏を有するように構成して成り、
前記螺条ロッドと螺合した摺動枠に、前記ガイドレール
に沿って摺動し、且つラックギヤーと歯車を噛合して回
転駆動する回動軸を枢設すると共に、周囲に多数の小型
ローラを有する一対の星型フレームを前記回動軸の両端
部に軸着してなる按摩機において、前記背もたれフレー
ム、ガイド用レール及びラックギヤーを、硬質合成樹脂
により、前記背もたれフレームの中央に開設した摺動枠
収容孔の両端に沿って平行且つ側面が起伏を有する形状
のモノコックフレームに形成すると共に、前記摺動枠収
容孔の上下孔壁を回動軸取付用軸受取付板としたことを
特徴としている。
また、前記背もたれフレームの背面に構成した補強リ
ブの少なくとも一部を二重リブ構造になる配線収容溝と
するのが好ましい。
〔作用〕
上記構成によれば、背もたれフレームと一体にガイド
レール及びラックが樹脂成形されているため、部品数を
削減して組立工数を省略すると共に、組立時の位置決め
解消による製品精度の均質化を達成することができる。
〔実施例〕
以下、本考案に係る座椅子式按摩機用背もたれフレー
ムの好ましい一実施例を按摩機の図面に従って説明す
る。
図面において符号1は本考案の背もたれで、合成樹脂
によって生計した矩形枠体の中央に、縦方向に伸びる摺
動枠収容孔2を穿設すると共に、該摺動枠収容孔2の上
下に後述するベアリング軸受11,11固着用軸受取付板3,3
を一体成形し、また背面側の左右の孔壁と適当設計位置
に二重構造の補強リブ4,4,5…を構成し、配線収容溝と
する。該背もたれ1の摺動枠収容孔部2の両側には、そ
れぞれガイドレール6とラックギヤー7を対向して並列
に一体成形した所謂モノコックボディを構成してなる。
上記摺動枠摺動孔2には、その中央位置の軸受取付板
3,3に固設したボールベアリング11,11を介して螺条ロッ
ド12を回転自在に軸設し、ドライブベルト13を介して背
もたれ1の裏面に固設したモータ14と回動連結し、回転
駆動するようにしてある。
符号15は前記摺動枠収容孔2に設けられる摺動枠であ
り、該摺動枠15の両側上面にそれぞれ一対の案内突起1
6,16を対向突設して案内溝17,17を形成すると共に、摺
動枠15本体側にも該溝17,17と連続する案内溝17aを形成
してなる。
また符号18は前記案内溝17,17aの下側に、これと直交
する方向に螺設した螺条孔で、前記螺条ロッド12と螺合
するようにしてあり、前記案内溝17,17aには両端に星型
フレーム19を固着した回動軸20を摺動自在に遊嵌し、こ
の軸11はカラー21を介して引っ張りスプリング22,22に
より後方に弾性付勢し、前記案内溝17,17aから脱落しな
いように回動自在に牽引してなる。
また符号23は該スプリング22を収容するように、摺動
枠15の本体部に穿設した収納孔である。
前記回動軸20に軸着した星型フレーム19の各突出先端
には、それぞれ小型ローラ24,24…を軸25を介して回動
自在に枢設すると共に、該回動軸20の両端には前記ラッ
ク7と噛合する歯車26を軸着し、またガイドレール6と
対向して、コロ用リング28を回動自在に軸設してなる。
前述したように、背もたれ1と一体的に成形したこれ
らのラックギヤー7,7とガイドレール6,6は、螺条ロッド
12と平行な正面形状を呈すると共に、側面形状は緩やか
な起伏を有し、人体の脊椎の彎曲に沿うようにしてあ
る。
また符号30は背もたれ1の背面に固設したコントロー
ラであり、該コントローラ30には前記摺動枠収容孔2の
孔壁に設けた複数の非接触式磁石型近接スイッチ31a,31
b…31eからの位置信号を入力すると共に、背もたれ1の
側壁に構成した操作スイッチ32からの選択入力によっ
て、モータ14の「ON」,「OFF」,「正転」及び「逆
転」を制御してなる。上記各近接スイッチ31a,31b…31e
はそれぞれ二重構造の補強リブ4の一方に形成した切欠
8,8…に対して取付面が面一となるように固設してあ
り、前記摺動枠15の一側に突設した位置決めアーム29の
先端に固設した永久磁石33の近接によって「ON」すると
共に、該各近接スイッチ31a,31b…31eとコントローラ30
を接続する配線34及び他の配線は補強リブ4,5の配線収
容溝に収容配線してなる。
上記構成になる按摩機は第13図に示すように、操作ス
イッチ32からの「ON」,及び「揉み位置指定」信号の入
力により、コントローラ30を介してモータ14を、「正
転」,「逆転」及び「停止」制御するものである。即
ち、前記各近接スイッチ31a,31b…31eは摺動枠15と共に
移動する永久磁石33によって「ON」し、その位置を常時
検出するようになるため、操作スイッチ32から入力した
「揉み位置指定」の範囲に従って駆動すると共に、「OF
F」信号が入力されると摺動枠15が上下何れの方向に摺
動中であっても、上方向に移動するようにモータ14を回
転駆動し、上端の近接スイッチ31eの位置検出で「停
止」するようになる。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案に係る座椅子式按摩機用背
もたれフレームにおける座椅子式按摩機用背もたれフレ
ームの構造によれば、背もたれフレームと一体にガイド
レール及びラックを樹脂成形したモノコックフレームで
あるため、部品数を削減して組立工数を省略することが
でき、組立時の位置決め解消による製品精度の均質化を
達成することが可能になると共に、この構成により期待
される経済的効果を奏するものであり、本考案実施後の
実用的効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図はモノコック型座椅子式按摩機用背もたれフレー
ムを示す表側から見た斜視図、第2図は同裏側から見た
斜視図、第3図は同正面図、第4図は同左側面図、第5
図は同背面図、第6図乃至第8図はそれぞれVI-VI線,VI
I-VII線,VIII-VIII線断面図、第9図は按摩機の組立状
態を示す一部切欠した正面図、第10図は同一部切欠した
側面図、第11図はXI-XI線断面図、第12図は摺動枠の斜
視図、第13図はコントローラの作用を示すタイミングチ
ャートである。 1……背もたれ、2……該摺動枠収容孔 3……軸受取付板、4,5……補強リブ 6……ガイドレール、7……ラックギヤー 11……ベアリング軸受、12……螺条ロッド 14……モータ、15……摺動枠 24……ローラ、26……歯車 28……コロ用リング、34……配線

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータによって回動される螺条ロッドを、
    背もたれフレームの中央に開設してなる摺動枠収容孔の
    中央に回動自在に軸設すると共に、ラックギヤーとガイ
    ド用レールを前記螺条ロッドの両側に平行し、且つ側面
    形状が起伏を有するように構成して成り、前記螺条ロッ
    ドと螺合した摺動枠に、前記ガイドレールに沿って摺動
    し、且つラックギヤーと歯車を噛合して回転駆動する回
    動軸を枢設すると共に、周囲に多数の小型ローラを有す
    る一対の星型フレームを前記回動軸の両端部に軸着して
    なる按摩機において、前記背もたれフレーム、ガイド用
    レール及びラックギヤーを、硬質合成樹脂により、前記
    背もたれフレームの中央に開設した摺動枠収容孔の両端
    に沿って平行且つ側面が起伏を有する形状のモノコック
    フレームに形成すると共に、前記摺動枠収容孔の上下孔
    壁を回動軸取付用軸受取付板としたことを特徴とする座
    椅子式按摩機用背もたれフレーム。
  2. 【請求項2】前記背もたれフレームの背面に構成した補
    強リブの少なくとも一部を二重リブ構造になる配線収容
    溝としたことを特徴とする請求項1記載の座椅子式按摩
    機用背もたれフレーム。
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JP2000005252A (ja) * 1998-06-25 2000-01-11 Shigeo Takamura 電動ローラーマッサージ装置

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JPS6049824U (ja) * 1983-09-14 1985-04-08 松下電工株式会社 マツサ−ジ機
JPS61125439A (ja) * 1984-11-20 1986-06-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 燃焼排ガス浄化触媒

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