JP2509413B2 - 多官能性アジリジンを用いたマイクロカプセル - Google Patents

多官能性アジリジンを用いたマイクロカプセル

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JP2509413B2 JP4065821A JP6582192A JP2509413B2 JP 2509413 B2 JP2509413 B2 JP 2509413B2 JP 4065821 A JP4065821 A JP 4065821A JP 6582192 A JP6582192 A JP 6582192A JP 2509413 B2 JP2509413 B2 JP 2509413B2
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    • B01J13/02Making microcapsules or microballoons
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロカプセルに関
し、詳しくはマイクロカプセルのシェル壁の形成におい
て主要成分の1つとして多官能性アジリジンを使用した
マイクロカプセルに関する。本発明は、界面重合反応に
よってマイクロカプセルを製造する方法にも関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】マイ
クロカプセルは、被覆、通常は連続被覆を有する小さい
固形粒子、液滴またはガスバブルの包みである。マイク
ロカプセルの内容物を記述するために多くの用語、例え
ば、活性剤、活性コア、コア材料、充填物、内部相、核
およびペイロードなどの多くの用語が使用される。マイ
クロカプセルの外表面を形成するために使用される被覆
材料が、被覆、膜、シェル、壁またはシェル壁と呼ばれ
る。これは、有機ポリマー、ハイドロコロイド、糖、ワ
ックス、金属または無機酸化物であってよい。マイクロ
カプセルの寸法は、通常1〜2000ミクロンである
が、より大きなまたはより小さな寸法が知られている。
【0003】錯体コアセルベーションおよび界面重合
が、マイクロカプセルを形成するための良く知られた2
つの方法である。錯体コアセルベーションは水溶液中で
行われ、水非混和性液体または水に溶解しない固体を封
入するために用いられる。ゼラチンまたはアラビアゴム
の錯体コアセルベーションにおいて、例えば、封入すべ
き水非混和性物質が温かいゼラチン溶液に分散される。
アラビアゴムおよび水が添加され、水相のpHが約4に
調整され、ゼラチンおよびアラビアゴムの液状錯体コア
セルベートが形成される。コアセルベートが、封入され
る物質に吸着される限り、錯体コアセルベートの被覆
は、水非混和性物質の分散した液滴または粒子を包囲
し、マイクロカプセルを形成する。次いで、ホルムアル
デヒドまたはグルタルアルデヒドなどのアルデヒドを典
型的には用いて、ゼラチンを架橋する。多官能性カルボ
ジイミド、無水物およびアジリジンを包含する種々の他
の架橋剤が知られている。
【0004】しかし、アルデヒドによって僅かの架橋し
か得られず、マイクロカプセルのシェル壁は親水性のま
まで、水に膨潤する。ゼラチンマイクロカプセルは、凝
集せずに乾燥するのが困難である。さらに、アルデヒド
の幾つか、例えば、ホルムアルデヒドは、部分的にその
臭いのために、環境的に好ましくない。
【0005】界面重合反応において、充填物は典型的に
は固体でなく液体である。界面重合は、分散相を封入す
るポリマーフイルムを形成するための、2つの混和しな
い液相の間の界面での種々のモノマーの反応を包含す
る。モノマーは、2つの相の界面において分散し、急速
に重合し、薄被覆を形成する。重合度は、選択したモノ
マーの反応性、その濃度、それぞれの相ビヒクルの組
成、および系の温度によって制御できる。
【0006】ポリイミド、ポリウレア、ポリウレタンお
よびポリエステルから成るシェル壁を有する界面重合に
よって製造されたマイクロカプセルは既知である:例え
ば、アメリカ合衆国特許第3,516,941号、第3,
860,565号、第4,056,610号および第4,7
56,906号参照。幾つかの場合に、これら従来のマ
イクロカプセルのシェル壁は非常に多孔質であり、幾つ
かの用途においてあまりに急速に充填物を分散する。従
って、多官能性アジリジンなどの架橋剤を用いてマイク
ロカプセルを後架橋してよい。架橋は、より高い構造的
強度および減少した空孔率を有するシェル壁を与える。
もちろん、後架橋または硬化の明白な不利益は、マイク
ロカプセル製造に別の工程を加えるということである。
【0007】界面重合反応によってマイクロカプセルを
製造する1つの難しさは、シェル壁前駆体が、反応体を
含有する2つの異なった相の界面において徐々にしか相
互に反応しないということである。後者が生じる場合
に、反応体が他を過ぎて拡散することがあり、重合が起
こらない。あるいは、重合が生じた場合に、重合があま
りに遅く進み、シェル壁が悪い構造的性質および溶解性
を有するマイクロカプセルが得られる。当業者が認識し
ているように、2つの反応体間で界面重合を首尾よく行
うことは非常に難しい。界面境界において生じない溶液
重合反応または他の種類の重合反応において室温または
高温において相互に反応することが知られているとして
も、そうである。したがって、一般に、2つの物質が後
者の環境において容易に反応するという事実は、これら
が界面重合反応において良好に反応するということの指
標に必ずしもならない。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者が、効率的な工
程によって製造でき、優れた構造的性質および溶解性を
有するシェル壁を有するマイクロカプセルを研究したこ
とには、以上のような背景がある。その研究の過程にお
いて、本発明者は、界面重合時にマイクロカプセル製造
における主要反応体の1つとして多官能性アジリジンを
使用して形成したシェル壁を有するマイクロカプセルが
そのような性質を有することを見い出した。
【0009】多官能性アジリジンは、アメリカ合衆国特
許第2,950,197号に記載されているように、ゼラ
チン組成物のシェル壁のための架橋剤として使用されて
いるが、マイクロカプセルにおいてシェルを形成する主
要成分の1つとして多官能性アジリジンを使用するとい
う開示はみられない。多官能性アジリジンを架橋剤とし
て(即ち、典型的には約5重量%以下の量で)使用する場
合、主要なシェル形成成分として用いた場合とは対照的
に、アジリジンはマイクロカプセルのシェル壁のポリマ
ー主鎖に組み込まれない。多官能性アジリジンは、室温
または高温で種々の他の多官能性有機化合物と反応する
ことが知られているが、前記のような望ましいシェル壁
性質を得るために反応が非常に迅速に行わればならない
界面重合における反応体として多官能性アジリジンが適
しているかどうかに関しては指摘はなかった。アジリジ
ンおよび他の架橋剤を用いた典型的な架橋反応は、界面
重合反応において必要とされる秒または分単位ではな
く、数時間または数日にわたって進行する。
【0010】本発明によれば、多官能性アジリジンが界
面重合反応によって種々の他の多官能性有機化合物と反
応して、広い範囲の空孔率、機械的および構造的性質、
および溶解性を有するマイクロカプセルを製造できるこ
とを見い出した。
【0011】本発明のマイクロカプセルは、充填物およ
びシェル壁を有し、シェル壁は、多官能性アジリジン
と、ポリアシッドハライド、ポリカルボン酸、ポリアミ
ン、ポリヒドロキシル含有化合物、ポリチオール含有化
合物、ポリイソシアネート、ポリイソチオシアネートお
よびこれらの混合物から成る群から選択された少なくと
も1種の他の多官能性共反応体との間の界面重合反応に
よって製造されている。
【0012】多官能性アジリジンの使用には、多くの利
点がある。第1に、多官能性アジリジンは、界面重合反
応において種々の異なった多官能性有機基と迅速に反応
できる。加えて、そのような界面重合反応は広い範囲の
反応条件下で行うことができる。多官能性アジリジンが
水性および水非混和性有機媒体の両方に溶解性であるか
らである。最後に、シェル壁のポリマー主鎖に種々の異
なった官能基を組み込むことができるという事実によっ
て、広い範囲のシェル壁空孔率、機械的および構造的性
質、ならびに溶解性を有するマイクロカプセルを製造す
ることが可能になる。
【0013】本発明の他の要旨、利点および効果は、発
明の詳細な記述、実施例および特許請求の範囲から明ら
かである。
【0014】本明細書において、「多官能性アジリジン」
という用語は、少なくとも1つのアジリジン環および他
の反応性官能基が存在する有機化合物を意味する。
【0015】多官能性アジリジンは文献において既知で
ある:例えば、アメリカ合衆国特許第3,255,013
号、特願昭53−35869号参照。多官能性アジリジ
ンは、当業者に既知の方法によって、例えば、受酸剤の
存在下でのエチレンイミンと適切なエチレン性不飽和化
合物との間の反応、またはエチレンイミンと二価アルコ
ールのクロロカーバメートとの間の反応によって製造す
ることができる。
【0016】本発明において使用するのに好ましい多官
能性アジリジンは、(アメリカ合衆国特許第3,225,
013号に記載されているような)次の構造式:
【化2】 [式中、Qは、n価の無機、脂肪族、芳香族、または脂環
式有機基;nは、少なくとも2の整数、好ましくは3また
は4;Nは、窒素であり、原子価4または5の原子(最も
好ましくは炭素またはリン)に結合していることが好ま
しく;およびR'およびR"は、水素、アルキル基または
アリール基、好ましくは炭素数1〜8のアルキル基、最
も好ましくは炭素数1〜4のアルキル基である。]で示
される。
【0017】Qは、酸素、硫黄または窒素などのヘテロ
原子を含んでよい脂肪族、芳香族または脂環式有機基で
あってよい。
【0018】Qは
【化3】 などの無機基であってよい。
【0019】Qはカルボニル基を有する有機基であるこ
とが好ましく、
【化4】 [式中、Rは、炭素以外の原子(例えば、酸素、窒素また
は硫黄)を有していてよいn価の脂肪族、芳香族または脂
環式基;xおよびyは0または2;およびnは前記と同意義
である。]から成る群から選択されることが好ましい。
【0020】本発明において使用してよい多官能性アジ
リジンは、例えば、トリメチロールプロパントリス[3
−アジリジニルプロピオネート];トリメチロールプロパ
ントリス[3−(2−メチル−アジリジニル)−プロピオ
ネート];トリメチロールプロパントリス[2−アジリジ
ニルブチレート];トリス(1−アジリジニル)ホスフィン
オキシド;ペンタエリスリトールトリス−3−(1−アジ
リジニルプロピオネート);およびペンタエリスリトール
テトラキス−3−(1−アジリジニルプロピオネート)で
ある。
【0021】本発明において使用する多官能性アジリジ
ンは、ポリアシッドハライド、ポリカルボン酸、ポリア
ミン、ポリヒドロキシル含有化合物、ポリチオール含有
化合物、ポリイソシアネート、ポリイソチオシアネート
およびこれらの混合物から成る群から選択された少なく
とも1種の他の多官能性共反応体と界面重合反応を行
う。
【0022】アジリジンと前記多官能性有機基との間の
一般的な反応機構は、既知である。アジリジンに関する
およびアジリジンが本発明で開示した共反応体と行う反
応に関する詳細な説明については、カーク・オスマーの
化学技術百科事典[Kirk−Othmer, Encyclopedia of
Chemical Technology]、第13巻、第142〜166
頁(1981年)を参照できる。
【0023】一般に、多官能性アジリジンは、アジリジ
ンの開環反応を通して、ポリアシッドハライド、ポリイ
ソシアネート、ポリカルボン酸、ポリアミン、ポリヒド
ロキシル含有化合物およびポリチオール含有化合物と反
応する。ポリアシッドハライドおよびポリイソシアネー
トの場合を除いて、他の前記化合物は、アジリジン窒素
原子をプロトン化する活性水素原子を有しており、アジ
リジニウム(アンモニウム)窒素原子を形成する。
【0024】ポリアシッドハライドの場合には、アシッ
ドハライドのアシル基は窒素原子に結合し、アジリジニ
ウム窒素原子を形成する。アジリジニウム窒素の形成
後、アジリジン炭素原子の1つにおいて共役アニオンの
求核攻撃によってアジリジン環を開環する。本発明にお
いて多官能性アジリジンとの共反応体として使用できる
そのような多官能性有機化合物は、例えば、セバコイル
クロライド、テレフタロイルクロライド、トリメソイル
クロライド、エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミ
ンおよびトリエチレンテトラミンを包含する。
【0025】ポリイソシアネートおよびポリイソチオシ
アネートの場合には、アジリジンの開環は、酸触媒の添
加によって、アジリジン窒素のプロトン化の後にも生じ
る。そのような共反応体は、例えば、トルエンジイソシ
アネートおよびヘキサメチレンジイソシアネートを包含
する。
【0026】本発明において、ポリカルボン酸、ポリア
シッドハライドおよびポリイソシアネートを使用するこ
とが好ましい。
【0027】本発明において、マイクロカプセル内の充
填物は、疎水性または親水性の液体または固体、例え
ば、フレーバー、フラグランス、顔料、顔料分散物、殺
虫剤、除草剤、薬理的調製物、染料または溶媒であって
よい。典型的には、シェル壁は、マイクロカプセルの全
重量に基づいてマイクロカプセルの5〜95重量%を構
成し、液状充填物はマイクロカプセルの5〜95重量%
を構成する。シェル壁が、本発明のマイクロカプセルの
10〜50重量%を構成し、液状充填物が50〜90重
量%を構成することが好ましい。
【0028】本発明の1つの態様において、マイクロカ
プセルは、充填物材料および多官能性アジリジンから成
る水性相を初めに形成することを含んで成る方法によっ
て製造できる。充填物と多官能性アジリジンの比は、一
般に約1〜50:1、好ましくは約4〜8:1である。
【0029】界面重合反応によってマイクロカプセルを
製造する条件は、既知である。例えば、ディージー
(P.B.Deasy)の「マイクロエンキャプシュレイショ
ン・アンド・リレイテッド・ドラッグ・プロセシズ(Mi
croencapsulation and RelatedDrug Processes)」[マ
ーセル・デッカー・インク(Mercel Dekker Inc.)]
(1984年)を参照できる。
【0030】多官能性アジリジンは種々の溶媒に溶解す
るので、本発明において、水性相または水非混和性有機
相において多官能性アジリジンを使用することができ
る。多官能性アジリジンは水系溶媒において使用するこ
とが好ましい。後者よりも水系溶媒に対する方が溶解性
が高いからである。
【0031】本発明において使用できる水非混和性有機
溶媒は、例えば、キシレン、ヘキサン、ヘプタン、メチ
レンクロライド、鉱油およびこれらの混合物を包含す
る。
【0032】封入すべき液体が溶媒和性質を有している
場合に、これは、多官能性アジリジンまたはシェル壁前
駆体として機能する他の多官能性有機化合物のための唯
一の溶媒として働くことができることがある。しかし、
追加的な有機溶媒を使用して、シェル壁前駆体に対する
最大溶解性を得ることが好ましい。
【0033】界面重合による典型的なマイクロエンカプ
シュレイション法において、充填物および多官能性アジ
リジンまたは他の多官能性有機化合物は一体に混合さ
れ、第1相を形成する。次いで第2相を添加する。次い
で、液の剪断および撹拌によって2つの相を乳化する。
【0034】最後に、第2のシェル壁前駆体(多官能性
アジリジンまたは他の多官能性化合物)をエマルジョン
に添加する。第2シェル壁前駆体(他の多官能性化合物)
と多官能性アジリジンとの比は、約0.5〜20:1、好
ましくは約1〜5:1である。
【0035】次いで界面重合反応を行い、マイクロカプ
セルを形成する。一般に反応温度は室温〜40℃であ
り、反応時間は30分間〜3時間である。
【0036】当業者は、界面重合によるマイクロカプセ
ルの形成について記載した前記の反応条件および詳細に
ついて変更を加え得ることがわかるであろう。例えば、
ある場合には、乳化工程中に第2シェル壁前駆体を添加
することが好ましい。反応が完了した後、マイクロカプ
セルをろ過により回収し、洗浄し、次いで乾燥する。
【0037】
【発明の好ましい態様】以下に実施例を示し、本発明を
具体的に説明する。なお、本発明は実施例によって限定
されるものではない。
【0038】実施例1 本実施例は、本発明を用いた有機(油)充填物の封入を例
示する。モンジュール(MONDUR、登録商標)MRS
多官能性イソシアネート[モーベイ・ケミカル・カノパ
ニー(Mobay Chemical Company)(アメリカ合衆国ペン
シルバニア州ピッツバーグ在)から入手](11.5g)の
1:1(v/v)鉱油/メチレンクロライド(100ml)溶液
を、10%水性ビノール(VINOL、登録商標)205
ポリビニルアルコール[エア・プロダクツ・アンド・ケ
ミカル・カンパニー(Air Products and Chemical C
ompany)](8.0g)、20%硫酸(0.5g)および水(30
0ml)から成る混合物に添加し、混合物をワーリング・
タービンで750rpmで2分間撹拌した。トリメチロー
ルプロパントリス[3−(2−メチル−アジリジニル)−
プロピオネート](3官能性アジリジン)[CX−100、
ポリビニル・ケミカル・カンパニー(Polyvinyl Chemi
cal Company)から入手](3.74g)の水(10ml)溶液を
1分間で滴下して、混合物を3時間撹拌した。寸法1〜
200μm(平均75μm)のカプセルのスラリーを得た。
【0039】実施例2 本実施例は、本発明を用いた有機(油)充填物の封入を例
示する。鉱油/メチレンクロライドに代えて、マイグリ
オール(Miglyol)812オイル[フルス・アメリカ・イ
ンク(Huels America, Inc.)(アメリカ合衆国ニュー
ジャージー州ピスカタウェイ在)から入手](100ml)を
用いる以外は、実施例1と同様の手順を繰り返した。寸
法1〜150μm(平均60μm)のカプセルのスラリーを
得た。
【0040】実施例3 本実施例は、本発明を用いた有機(油)充填物の封入を例
示する。モンジュールMRS多官能性イソシアネート
(11.5g)の1:1(v/v)鉱油/メチレンクロライド溶
液を、10%水性ビノール205ポリビニルアルコール
(8.5g)、20%硫酸(0.5g)および水(300ml)から
成る混合物と、ワーリング・タービンによって750rp
mで2分間撹拌した。N−(2−ヒドロキシエチル)エチ
レンイミン(HEEI)[コードバ・ケミカル・カンパニ
ー(Cordova Chemical Company)(アメリカ合衆国カリ
フォルニア州サクラメント在)から入手](1.10g)の水
(10ml)溶液を1分間で滴下して、混合物を3時間撹拌
した。寸法1〜150μm(平均40μm)のカプセルのス
ラリーを得た。
【0041】実施例4 本実施例は、混合シェル壁がポリイソシアネートおよび
ポリアシッドクロライドの混合物と多官能性アジリジン
との反応によって形成される本発明を用いた混合シェル
における有機(油)充填物の封入を例示する。モンジュー
ルMRS多官能性イソシアネート(5.75g)およびフ
タロイルクロライド(1.28g)の混合物をシェル壁形
成成分として用いる以外は実施例1と同様の手順を繰り
返した。カプセルを捕集し、2回水洗し、一晩乾燥し
て、寸法1〜100μm(平均50μm)のべージュのカ
プセル(38.9g)を得た。
【0042】実施例5 本実施例は、本発明を用いた混合シェル壁への水性充填
物の封入を例示する。三官能性アジリジンであるトリメ
チロールプロパントリス[3−(2−メチル−アジリジニ
ル)プロピオネート](3.74g)、グリセロール(1
2.6g、10ml)、20%硫酸(0.5g)および水(1
0.0g)の溶液を、1:1(v/v)鉱油/メチレンクロ
ライド(200ml)中で6羽根パドルタービン(直径:
1.375インチ、パドル寸法:0.75インチx0.3
75インチ、ローター軸に対して平行な長縁)によって
350rpmで1.5分間撹拌した。フタロイルクロラ
イド(1.28g)およびモンジュールMRS多官能性イ
ソシアネート(5.75g)の1:1(v/v)鉱油/メチレン
クロライド(100ml)溶液を、15分間で添加し、混合
物を6時間撹拌した。カプセルを捕集し、シクロヘキサ
ンで2回洗い、吸収紙を用いて一晩乾燥し、寸法10〜
500μm(平均250μm)のベージュのカプセル(2
2.7g)を得た。
【0043】実施例6 本実施例は、本発明を用いた水性充填物の封入を例示す
る。CX−100三官能性アジリジン(3.74g);グ
リセロール(12.6g;10ml);20%硫酸(0.5
g)および水(10.0g)の溶液を、鉱油(200ml)
中でワーリング・タービンによって400rpmで1分間
撹拌した。1,2−プロパンジチオール(1.48g)の
鉱油(10ml)溶液を1.5分間で添加し、混合物を1
8時間撹拌した。寸法1000〜2000μmの脆いカ
プセルを得た。
【0044】実施例7 本実施例は、本発明を用いた有機(油)充填物の封入を例
示する。モンジュールMRS溶液に代えて1,2−プロ
パンジチオール(1.48g)の鉱油(10ml)溶液を用
いる以外は、実施例1と同様の手順を繰り返した。寸法
1〜100μm(平均50μm)の脆いカプセルを得た。
【0045】実施例8 本実施例は、本発明を用いた有機(油)充填物の封入を例
示する。モンジュールMRS溶液に代えて1,12−ド
デカンジアミン(2.73g)溶液を用い、H2SO4を用
いない以外は、実施例1と同様の手順を繰り返した。寸
法1〜150μm(平均60μm)の脆いカプセルを得た。
【0046】実施例9 本実施例は、本発明を用いた水性充填物の封入を例示す
る。XAMA−7多官能性アジリジン(トリメチロール
プロパントリス[3−(1−アジリジニル)プロピオネー
ト]とペンタエリスリトールテトラキス[3−(1−アジ
リジニル)プロピオネート]の50:50混合物)[コー
ドバ・ケミカル・カンパニー(アメリカ合衆国カリフォ
ルニア州サクラメント在)から入手](3.74g)、グリ
セロール(12.6g、10ml)、水(10.0g)および
20%硫酸(0.5g)から成る溶液を、鉱油(200m
l)中で6羽根パドルタービン(直径:1.375イン
チ、パドル寸法:0.75インチx0.375インチ、ロ
ーター軸に対して平行な長縁)によって250rpmで
1分間撹拌した。モンジュールMRS多官能性イソシア
ネート(11.5g)の1:1(v/v)鉱油/メチレンクロラ
イド(100ml)溶液を7分間で添加し、混合物を16時
間撹拌した。カプセルを捕集し、1:1(v/v)鉱油/
メチレンクロライドで2回洗い、シクロヘキサンで2回
洗い、吸収紙を用いて一晩乾燥し、寸法600〜230
0μm(平均1300μm)の硬いベージュのカプセル
(7.2g)を得た。
【0047】実施例10 本実施例は、本発明を用いた水性充填物の封入を例示す
る。CX−100三官能性アジリジン(3.74g)、グ
リセロール(12.6g、10ml)、水(10.0g)およ
び20%硫酸(0.5g)から成る溶液を、1:1鉱油/
メチレンクロライド(200ml)中で6羽根パドルター
ビン(直径:1.375インチ、パドル寸法:0.75イ
ンチx0.375インチ、ローター軸に対して平行な長
縁)によって1200rpmで1分間撹拌した。モンジ
ュールMRS多官能性イソシアネート(6.4g)の1:1
(v/v)鉱油/メチレンクロライド(100ml)溶液を7分
間で添加し、混合物を4時間撹拌した。カプセルを捕集
し、1:1(v/v)鉱油/メチレンクロライドで2回洗
い、シクロヘキサンで2回洗い、吸収紙を用いて一晩乾
燥し、寸法600〜1600μm(平均100μm)のベ
ージュのカプセル(21.3g)を得た。
【0048】実施例11 本実施例は、本発明のマイクロカプセルの徐放性を示
す。実施例10の手順を用いて、オキシテトラサイクリ
ン塩酸塩(OTC−HCL)を含有する平均寸法375
μmのカプセルを製造した。カプセルを水に浸漬し、分
光学的に(365nmで)OTC−HCLの放出をモニター
した。約4週間の期間にわたってカプセルはその内容物
を放出した。対照的に、(界面封入法によって製造し
た)水酸化ナトリウムのグリセロール/水溶液を含有す
るポリアミド(ナイロン610)カプセルは15秒以内
(水溶液のpHが最大一定値に達するのに要する時間)
でカプセル内容物を完全に放出した。
【0049】特許請求の範囲によって規定される本発明
の思想および範囲から逸脱することなく、前記開示に変
形を加えることが可能である。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充填物およびシェル壁を有して成り、シ
    ェル壁は、多官能性アジリジンと、ポリアシッドハライ
    ド、ポリカルボン酸、ポリアミン、ポリヒドロキシル含
    有化合物、ポリチオール含有化合物、ポリイソシアネー
    ト、ポリイソチオシアネートおよびこれらの混合物から
    成る群から選択された少なくとも1種の他の多官能性共
    反応体との間の界面重合反応によって製造されているマ
    イクロカプセル。
  2. 【請求項2】 多官能性アジリジンが式: 【化1】 [式中、Qは、n価の無機、脂肪族、芳香族、または脂環
    式有機基;nは、少なくとも2の整数;およびR'および
    R"は、水素、アルキル基またはアリール基である。]で
    示される請求項1記載のマイクロカプセル。
  3. 【請求項3】 界面重合反応中に液体充填物および1つ
    のシェル壁前駆体が第1反応相に存在し、他のシェル前
    駆体が第2反応相に存在しており、シェル壁および液状
    充填物を有して成るマイクロカプセルの製法であって、 シェル壁前駆体の一方として多官能性アジリジンを用
    い、シェル壁前駆体の他方として、ポリアシッドハライ
    ド、ポリカルボン酸、ポリアミン、ポリヒドロキシル含
    有化合物、ポリチオール含有化合物、ポリイソシアネー
    ト、ポリイソチオシアネートおよびこれらの混合物から
    成る群から選択された少なくとも1種の多官能性有機化
    合物を用いて界面重合反応を行う製法。
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