JP2509354Y2 - フロアパネル - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案はフロアパネルおよびフロアパネル装置に関
し、電子計算機室、オフィスオートメーション機器室等
において、各機器に対する電力線、電話線、信号線等の
ケーブルの配線を容易とし、機器の配線変更にも柔軟に
対処できるとともに、パネルの軽量化を図ったフロアパ
ネルおよびフロアパネル装置に関する。

［従来の技術］ 各種の機器が設置された室内においては、これらの機
器に対する電力線、電話線、信号線等のケーブルの配線
を収容するため、床面上にフロアパネルを配置すること
が行われている。

従来は、上面上に支柱、ブロック等の間隔保持部材を
配設し、その上にフロアパネルを配置して二重床を構成
し、床とフロアパネルの間の空間に電力線、電話線、信
号線等のケーブルの配線を張り巡らし、所要の位置でケ
ーブルを分岐し、床の上に引き出して機器に接続するフ
ロアパネル装置が一般的である。（例えば特開昭60−11
2954号参照）。したがって、この種のフロアパネル装置
は、フロアパネルの下の空間に上記ケーブルが無秩序に
配線されるので、誘導電圧による障害や電力の漏洩の危
険を生ずる恐れがあった。

また、従来のフロアパネルはセメント、モルタル等の
重量のある材料を充填して成形加工されているため、フ
ロアパネル自体が重く、量産性に欠け、敷設の作業性が
悪い。また、張り巡らすべきケーブルの量（太さ、本
数）が多い場合には、空間を大きくするためにフロアパ
ネルの高さを高くするか、フロアパネルを所定間隔にあ
けて配置して、そのフロアパネルの相互間に配線溝を形
成し、幅広い配線溝をとる必要があり、この場合にはフ
ロアパネルとその配線溝を覆うカバー部材の強度を増大
させるためにフロアパネル装置の重量がさらに増大し、
作業性がさらに阻害されるという欠点があった。さら
に、床面の仕上による床面のレベルのバラツキがある場
合には、これを補正する手段を要するという問題があっ
た。

［考案が解決しようとする課題］ 本考案はこのような従来技術の欠点を解消し、フロア
パネルの重量を軽減し、配線の整列が容易で配線容量が
大きく、作業性に優れ、床面のバラツキを吸収でき、か
つ製造が容易で量産に適したフロアパネルおよびフロア
パネル装置を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 本考案によれば、フロアパネルは、略平らな多角形状
の上面部と、上面部を支持する所定の脚部を形成する側
面部と、上面部の裏面に形成された裏面部とを含み所定
の配線経路を形成するように複数数敷設するとともに、
配線経路を覆うカバー板とを備えたフロアパネルにおい
て、ブロー成形により、上面部、側面部および裏面部に
より中空部を形成し、且つ裏面部下方であって、脚部間
に空洞部を形成してなる樹脂製外被部材と、ブロー成形
により、複数の樹脂製外被部材を所定の間隔をあけ配線
経路を形成し屈曲可能に連結する連結部材と、中空部に
充填される硬化性充填材とを有し、ブロー成形により樹
脂製外被部材と連結部材とを一体的に形成し、中空部に
硬化性充填材を充填するものである。

また、本考案によれば、フロアパネル装置は、上記の
フロアパネルを所定の個数敷設し、連結部上の開口部を
カバー部材により被覆し、連結部上に形成される配線溝
およびフロアパネルの空洞部のすくなくともいずれかに
配線材を挿通してなるものである。

［作用］ 本考案によれば、フロアパネルに空洞部が設けられる
ために軽量化が可能である。フロアパネルを構成するパ
ネルユニット間の連結部上の配線溝に加えて、空洞部に
も配線を張り巡らすことが可能なため、配線空間を増大
させることができる。

また、フロアパネルの外被部材を中空状に一体形成
し、中空部に充填材を充填して製造するから、製造が容
易であり、量産に適している。

さらに、連結部上の配線溝の開口部には、フロアユニ
ットの上面に設けられた段差部にカバー部材が置かれる
から、パネルの上面を平にすることができ、カバー部材
の位置がずれることもない。

［実施例］ 次に添付図面を参照して本考案によるフロアパネルお
よびフロアパネル装置の実施例を詳細に説明する。

第１図には本考案によるフロアパネルの一実施例が示
され、第２図にはそのａ−ａ線断面図が示されている。

フロアパネル100は、４個のフロアユニット102を連結
部28によって互いに連結して構成されている。パネルユ
ニット102は上面部12、側面部20、脚部22、裏面部26を
有する外被部材10と、外被部材10の中空部10aに充填さ
れた充填材30により構成されている。連結部28も外被部
材10と同一の素材により形成される。すなわち、各パネ
ルユニット102の外被部材10とこれを連結する連結部28
が合成樹脂材料により一体形成されている。

パネルユニット102の上面部12は、本実施例において
は正方形に形成され、４個の上面部12が田の字状に配置
されている。上面部12は、４個配置された場合の内側の
辺の部分、すなわち連結部28による配線溝54の開口部側
にのみ段差部12aが設けられている。段差部12aは第１図
に示すカバー板48を、パネルユニット102の側面部20の
間に形成される配線溝54の開口部に落し込み式に取り付
けるために配設されている。段差部12aの高さは、カバ
ー板48の厚さと同一に形成される。

脚部22は外被部材10によって４個所形成され、脚部22
間には空洞部24が形成されている。空洞部24は図示のよ
うに外部と連通するとともにその端部から中央部に向か
うにつれて高くなるように形成される。空洞部24によ
り、この空洞部24を貫通して上面部12と平行な二次元方
向に配線が可能となる。また側面部20により隣接するパ
ネルユニット102との間に形成される空間によって、配
線溝54が形成される。

外被部材10は、合成樹脂材料を中空状に一体形成さ
れ、中空部10aが形成される。外被部材10にはたとえば
脚部22の底面に直径５〜20mm位の適宜径の孔（図示せ
ず）が設けられ、この孔から硬化性の充填材30が充填さ
れ、硬化される。

外被部材10および連結部28を一体成形する手段として
は、一例としてブロー成形が挙げられる。ブロー成形
は、加熱溶融して軟化させた合成樹脂材料の筒状体であ
るパリスンや２枚のシートを、所定形状に加工した金型
の間に挟み、パリスンやシート内に圧力流体を吹き込ん
で膨らませる成形手段である。

フロアパネル100の外被部材10および連結部28を形成
するための合成樹脂材料の材質としては、ポリ塩化ビニ
ル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリ
カーボネード、ポリエチレンテレフタレートなどの熱可
塑性の合成樹脂が使用される。外被部材10の中空部10a
に充填される充填材30の材質としては、低発泡（濃密
度）のポリ塩化ビニル、ポリスチレンなどの合成樹脂、
モルタル、セメント、セメントにおがくず、気泡、パー
ライトなどを混入した軽量コンクリートまたは、グラス
ファイバ、炭素化繊維補強セメントなどの硬化性の充填
材が使用される。

連結部28は、外被部材10の側面部20の下端に連設さ
れ、薄肉で屈曲可能に形成され、ナイフなどにより切り
離しが可能である。

第１図のフロアパネル100は、同図に示すカバー板48
を第２図に示すように配設溝54上に配設して使用され
る。隣接するフロアパネル100とは密着して隣接され、
配線溝54および空洞部24を通してケーブルが配置され
る。

カバー板48は、略十字形状に形成され、パネルユニッ
ト102の上面部12に形成された段差部12aに落し込み式に
はまり、支持される。これによりカバー板48の上面は上
面部12と同一の平面となる。カバー板48の長手方向端縁
部には、切り欠き48aが形成されている。フロアパネル1
00が複数敷設され、フロアパネル100上にカバー板48が
のせられた場合に、切り欠き48aは隣接するカバー板48
の切り欠き48aと突き合わされてケーブルの導出孔およ
び取り外し時の指掛け孔を形成する。また、カバー板48
の中央部には孔48bおよびスリット48cが形成されてい
る。孔48bはケーブルの導出孔およびカバー板48の取り
外し時の指掛け孔として利用される。スリット48cは、
各パネルユニット102の間に発生した傾きに追随し得る
よう曲げを容易にするためのものである。

切り欠き48a、孔48bまたはスリット48cにより、配線
溝54内の配線状況を、カバー板48を取り外すことなく、
フロアパネル100の上面から目視確認することができ
る。

カバー板48は、図示のような略十字形のものに限ら
ず、たとえば５枚の略正方形のカバー板を十字状に並べ
て使用してもよいし、その他配線溝54の上面を被覆する
ものであればよい。

カバー板48の材質としては、鋼材、アルミニウム板、
硬質の合成樹脂板など耐荷重性を有する板材あるいは成
形材を、必要に応じて緩衝材として合成樹脂材料のコー
ティング、静電植毛加工などを施して用いればよい。ま
たは、フロアパネル100とカバー板48の接触面に面ファ
スナーを使用して相互の固定を堅固にするようにしても
よい。

なお、フロアパネル100の床面52への位置決め手段と
しては、連結部28の裏面に接着剤を塗布して床面52に貼
付してもよいし、連結部28上面の適宜個所をねじなどで
固定してもよいし、脚部22が嵌合する孔を設けたプラス
チック板、鋼板等の部材を床面52の所定位置に接着また
はビス止め等により固定して、その部材の孔にフロアパ
ネル100の上記脚部22を嵌合して配設するようにしても
よい。

フロアパネル100を所定の個数、床面52に配置する
と、連結部28を底とする配線溝54が縦横に網目状に配置
されたフロアパネル装置が形成される。したがって、こ
のフロアパネル装置は、パネル上面から配線を行うこと
ができ、作業性が良い。また、配線溝54に前記のカバー
板48を配置することによって、フロアパネル100とカバ
ー板48は上面が同一レベルとなるので、通常の床面と比
較して不都合がなく、必要に応じてタイルカーペット等
の仕上材（図示せず）をその上に敷くことが容易であ
る。

上記のようなフロアパネル100によれば、空洞部24を
設けているためにフロアパネル100の軽量化が可能であ
り、敷設作業が容易である。またパネルユニット102と
パネルユニット102との間に連結部28およびカバー板48
によって形成される配線溝54にケーブルを張り巡らすこ
とができるほか、空洞部24にもケーブルを収容すること
が可能なため、配線空間を増大させることができる。そ
してその増大した配線空間を用途や種類に応じて配線分
類を行うことで、誘導電圧による障害や電力の漏洩を確
実に防止する。

上記のカバー板48は落とし込み方式に嵌合するので、
配線溝54に電力線、電話線、信号線等のケーブルを配線
する際は、所定箇所のカバー板48を外すことにより、容
易に配線することができる。ケーブルの配線変更も同様
である。また、配線溝54に加えて、フロアパネル100自
体の空洞部24にも配線可能であるため、分岐器具の設置
などが可能である。

また、フロアパネル100は、各パネルユニット102の上
面部12、側面部20、裏面部26を構成する外被部材10およ
びパネルユニット102を連結する連結部28が合成樹脂材
料により一体成形され、外被部材10内に硬化性の充填材
が充填され、硬化されて製造されるから、製造が容易で
あり、量産にも適している。さらに、充填材30は、外被
部材10によって形成された中空部10aに充填され、周囲
を外被部材10によって覆われているため、外被部材10が
補強材の役目を果たして、衝撃等による充填材30の崩壊
が防止され、より丈夫で強度の大きいフロアパネル100
を提供することができる。

さらに、各パネルユニット102には段差部12aが形成さ
れているので、フロアパネル100の上面とカバー板48の
上面を平らに構成することができる。

なお、フロアパネル100の外被部材10の床に接触する
脚部22,連結部28またはフロアパネル100を敷設する床面
全体に、下地用発泡シート、ゴムシートなどを配設し
て、床面の不陸（凹凸）を吸収する吸収材としてもよ
い。

第３図には本考案によるフロアパネル、第４図には本
考案によるフロアパネル装置のそれぞれ他の実施例が示
されている。これらの実施例において、同一機能部分に
は前述の実施例と同一の参照番号を付してある。

第３図に示されるフロアパネル100は、正方形の上面
部12を有するパネルユニット102aと、三角形の上面部12
を有する２個のパネルユニット102bとによって形成され
ている。パネルユニット102aは４個の脚部22を有し、パ
ネルユニット102bは３個の脚部22を有する。正方形の上
面部12と三角形の上面部12の対向する周縁には、それぞ
れ段差部12aが設けられている。

第４図に示すように、第３図のフロアパネル100の長
辺部相互を突き合せてそれぞれ一対として組み合わせ、
大面積のフロアパネルとして使用することができる。こ
のように２個組み合わせたものによって第１図に示すフ
ロアパネル100と同様に機能させ、これらのフロアパネ
ル100の間に第１図と同様のカバー板48を配置する。な
お、このような形状のフロアパネル100を組み合わせれ
ば、種々の多角形のフロアパネル装置を構成することが
できる。また、敷設前においては、第１図のフロアパネ
ル100に比較して小さいものとすることができるから、
運搬や敷設作業が容易である。

本実施例においても、各パネルユニット102に空洞部2
4が設けられているので、フロアパネル100が軽量化さ
れ、取り扱い、作業性等の能率が向上する。

また、フロアパネル100の外被部材10および連結部28
は、合成樹脂材料により一体形成されるから、製造が容
易である。さらに、各パネルユニット102の連結部28は
屈曲が容易なので、床面に配置した際、フロアパネル10
0は床面の不陸（凹凸）に追随して、その連結部28で屈
曲し、床になじむ。

第５図、第６図には、本考案によるフロアパネルの他
の実施例が示されている。これらの図に示されるよう
に、この実施例のフロアパネル100は第１図のフロアパ
ネル100の空洞部24を外部から閉塞するように、各パネ
ルユニット102ごとに４個の空洞閉塞部40が外被部材10
と同一の材料によって一体に成形されて設けられてい
る。したがって、このフロアパネル100においては、パ
ネルユニット102ごとに充填材30を充填するための中空
部10aを有する外被部材10に４個の空洞閉塞部40が連設
され、さらにパネルユニット102間に連結部28が連設さ
れたものが、全体として一体形成されている。

本実施例においても、各パネルユニット102に空洞部2
4が設けられているので、フロアパネル100が軽量化さ
れ、取り扱い、作業性等の能率が向上し、フロアパネル
100の外被部材10および連結部28は合成樹脂材料により
一体形成されるから、製造が容易である。

また、各パネルユニット102の側面部20に位置する空
洞閉塞部40はナイフで切り離し、または穴を開けて指先
で容易に除去することができるから、各パネルユニット
102の空洞部24にケーブルの配線を容易に挿通すること
ができる。したがってこの場合にも、空洞部24と配線溝
54の両方にケーブルを挿通、配置することができるか
ら、配線容量を大きくすることができる。空洞部24を配
線空間として使用しない時には、空洞閉塞部40をそのま
まにしておけば、空洞閉塞部40によって空洞部24が被覆
されたパネルとして使用できる。

なお、本考案によるフロアパネルは、上記の実施例に
示された形状に限られず、任意の多角形とすることがで
きる。

［考案の効果］ 以上説明したように、セメント、モルタル等の重量の
ある充填材を使っていた従来のフロアパネルはフロアパ
ネル自体が重かったが、本発明によれば、各フロアパネ
ルに空洞部が設けられて、その空洞部に軽量の充填材が
充填される時はフロアパネル自体の軽量化が計られ、さ
らにその軽量故、フロアパネルの取り扱い、施工作業性
等の能率も向上する。

また、本発明を従来技術である射出成形の床材の製造
と比べた場合、ブロー成形の床材の製造では共用金型を
使い、その共用金型に種々の異なる充填材を使い分ける
ことによって異なる特性の床材を製造することもできる
ので量産性にも優れている。

フロアパネルは合成樹脂材料を用いて、一体形成され
た外被部材に、充填材を充填して製造されるから、製造
が容易であり、大量生産に適している。充填材は、外被
部材で覆われているので、外被部材が補強材の役目を果
たして、衝撃等による充填材の崩壊が防止され、より丈
夫で強度の大きいフロアパネルを提供することができ
る。

さらに、フロアパネルには段差部が形成されているの
で、配線溝の上面開口部を、上記段差部の高さと同一厚
さのカバー板で覆うことにより、フロアパネル上面とカ
バー板の上面を平らに構成することができる。

また、フロアパネルを所定の個数敷設したフロアパネ
ル装置は、上記の配線溝に加え、各フロアパネル自体の
空洞部をも配線用空間として利用することにより、従来
のフロアパネルの相互間の配線溝だけを利用したものと
比べて配線容量をより増大させることができる。

また、パネルユニットを連結したフロアパネルの場合
には、連結部は屈曲が容易なので、床面に配置した後、
フロアパネルは床面の不陸（凹凸）に追随して、その連
結部で屈曲し、床になじむ。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案によるフロアパネルの一実施例を示す斜
視図、 第２図は第１図のａ−ａ線断面図、 第３図は本考案によるフロアパネルの他の実施例を示す
斜視図、 第４図は第３図のフロアパネルを用いたフロアパネル装
置の斜視図、 第５図は本考案によるフロアパネルの他の実施例を示す
斜視図、 第６図は第５図のｂ−ｂ線断面図である。 主要部分の符号の説明 10…外被部材 12…上面部 12a…段差部 20…側面部 22…脚部 24…空洞部 26…裏面部 28…連結部 30…充填材 40…空洞閉塞部 48…カバー板 54…配線溝 100…フロアパネル 102…パネルユニット

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 廣瀬 孝彦 千葉県船橋市宮本９―７ (56)参考文献 特開 昭62−194357（ＪＰ，Ａ) 実開 平１−98845（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−192539（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−201136（ＪＰ，Ｕ)

Claims (2)

(57)【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】略平らな多角形状の上面部と、該上面部を
   支持する所定の脚部を形成する側面部と、前記上面部の
   裏面に形成された裏面部と、から成るパネルユニット
   を、所定の間隔をあけて配線経路を形成するように該パ
   ネルユニット側面部同士を連結部材で屈曲可能に連結し
   て複数敷設すると共に、該配線経路を覆うカバー板を備
   えたフロアパネルにおいて、 前記パネルユニットに、前記上面部、側面部及び裏面部
   により囲まれ且つ該裏面部下方であって前記脚部間に空
   洞部が形成されるように中空部を有する樹脂製外被部材
   と、前記連結部材とがブロー成形により一体的に形成さ
   れ、 該樹脂製外被部材の少なくとも脚部に設けられた充填孔
   と、前記中空部に充填される硬化性充填材と、を有し、 前記ブロー成形により前記樹脂製外被部材と連結部材と
   が一体的に形成された後、前記充填孔から該樹脂製外被
   部材で覆われた前記中空部に前記硬化性充填材を充填し
   て成ることを特徴とするフロアパネル。
2. 【請求項２】請求項１に記載のフロアパネルにおいて、 前記樹脂製外被部材の上面部の周縁に設置部を設け、該
   設置部に前記カバー板を設置することを特徴とするフロ
   アパネル。