JP2509110Y2 - 発熱体入り製図板 - Google Patents

発熱体入り製図板

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JP2509110Y2
JP2509110Y2 JP1990401893U JP40189390U JP2509110Y2 JP 2509110 Y2 JP2509110 Y2 JP 2509110Y2 JP 1990401893 U JP1990401893 U JP 1990401893U JP 40189390 U JP40189390 U JP 40189390U JP 2509110 Y2 JP2509110 Y2 JP 2509110Y2
Authority
JP
Japan
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heating element
heating
drafting
plate
board
Prior art date
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Application number
JP1990401893U
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JPH0490594U (ja
Inventor
良三 小島
吉樹 安田
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Takenaka Corp
Original Assignee
Takenaka Corp
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Publication date
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  • Surface Heating Bodies (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、製図板に貼付される製
図用紙の伸縮を防止する発熱体入り製図板に関する。
【0002】
【従来の技術】製図板を用いて作図する場合、T定規ま
たは製図器等を活用するためには、通常製図用紙を所定
の位置に貼付した後、作図作業が行われる。
【0003】ところで、製図板の表面には、室内温度
と、製図板の表面温度の相違によって、湿気が生じるこ
とがある。このため、従来の製図板Dでは、この湿気に
よって、磁気プレート36で貼付された製図用紙38
が、図2に示されるように、伸縮して波打ち、何度も貼
る替えなければならないという不都合を生じていた。さ
らに、冬期においては、製図板上が結露状態となること
もあり、作図中に製図用紙38を貼り替えなければなら
ないこともあった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】製図板上に貼付された
製図用紙の伸縮を防止することのできる発熱体入り製図
板を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案に係る発熱体入り
製図板は、製図用紙が貼付されるマグネットシートと、
前記マグネットシートの全面を輻射熱で均一の温度に保
持する発熱手段と、前記発熱手段に積層され発熱手段の
全面を加熱発熱させる加熱手段と、を有することを特徴
としている。
【0006】
【作用】本考案では、発熱手段に積層された加熱手段
が、発熱手段の全面を加熱して発熱させ、発熱手段から
でる輻射熱で製図板の平板面の全面を均一に加熱し、し
かも温度を一定に維持させる。従って、この製図板の平
板面に貼付された製図用紙は、伸縮することがなく、作
図作業を行う度に、何度も貼り替える必要がない。
【0007】
【実施例】図1には、本考案に係る発熱体入り製図板M
が示されている。
【0008】この発熱体入り製図板Mは、底板10上か
ら、順に断熱材12、面状加熱体14、絶縁体16、発
熱板18、温度制御板20、及びマグネットシート22
が積層状態で配置され、これらの縁部は側板24で固定
されている。
【0009】底板10は、硬質プラスチックまたは木材
等で成形されており、この底板10の上には、耐熱性を
考慮して、硬質発泡ウレタン材等の断熱材12が敷き詰
められている。
【0010】面状加熱体14には、加熱用ヒータ26が
平面状に配置されている。この面状加熱体14の上に
は、面状加熱体14の加熱温を均等にマグネットシート
22に伝達する発熱板18が配置されている。この発熱
板18には、一例として亜鉛引鉄板またはセラミック材
等が使用されている。さらに、発熱板18の上には、加
熱用ヒータ26との感電を防止するため、絶縁体16が
配置されている。マグネットシート22と絶縁体16と
の間には、サーモスタット28及び温度ヒューズ30で
構成された温度制御板20が配置されている。
【0011】サーモスタット28には、バイメタル等の
感温作動素子が用いられ、電気接点を開閉することによ
り、加熱電流を断続させ、面状加熱体14の過熱を防止
している。ここで、サーモスタット28の感温度は、室
内温度例えば25℃に設定されており、部分的な加熱を
防止するために、複数のサーモスタット28が均一に配
置されている。温度ヒューズ30は、一定以上の電流が
回路に流れると、発熱のため溶断して回路を開くように
なっている。また、この製図板Mの表面には、磁気プレ
ート36が磁力で吸引されるマグネットシート22が設
けられている。
【0012】また、製図板Mの側面には、面状加熱体1
4への通電をON・OFFするスイッチ32と、製図用
ランプが接続されるコンセント34が設けられている。
【0013】次に、上記のように構成された本考案の本
実施例の作用について説明する。製図板Mに磁気プレー
ト36で製図用紙を貼付する前に、スイッチ32をON
状態として、加熱用ヒータ26を加熱し、さらに発熱板
18を加熱する。加熱された発熱板18は、輻射熱でマ
グネットシート22を全面に渡って均等に加熱し、マグ
ネットシート22の表面を一定の温度に保つ。
【0014】マグネットシート22の温度が所定温度よ
り高くなると、サーモスタット28が電気接点を開くこ
とで、加熱電流を遮断し、加熱用ヒータ26の加熱を止
め、マグネットシート22を所定の温度に維持する。
【0015】なお、起動時等に一定以上の電流が回路に
流れると、温度ヒューズ30が発熱のため溶断して回路
を開き、配線を保護する。
【0016】このように、マグネットシート22が一定
の温度で保たれた状態で、製図用紙38を貼付すると、
低温で製図用紙38が均一に乾燥されるので、製図用紙
38が伸縮することがない。また、この結果として、製
図用紙38も低湿状態とされるので、鉛筆の線も鮮明に
描くことができる。
【0017】なお、本実施例では、マグネットシート2
2と発熱板18を別体としたが、これに替えて、磁気を
帯びた発熱シートを用いてもよい。
【0018】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の係る発熱
体入り製図板は、製図板に貼付される製図用紙が低温低
湿状態で保持されるので、製図用紙を何度も貼り替える
必要もなく、作図作業の能率を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る発熱体入り製図板の分解
斜視図である。
【図2】従来の製図板の使用状態を示した断面図であ
る。
【符号の説明】
14 面状加熱体(加熱手段) 18 発熱板(発熱手段) 20 温度制御板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製図用紙が貼付されるマグネットシート
    と、前記マグネットシートの全面を輻射熱で均一の温度
    に保持する発熱手段と、前記発熱手段に積層され発熱手
    段の全面を加熱発熱させる加熱手段と、を有することを
    特徴とする発熱体入り製図板。
JP1990401893U 1990-12-26 1990-12-26 発熱体入り製図板 Expired - Lifetime JP2509110Y2 (ja)

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JPH0490594U JPH0490594U (ja) 1992-08-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57187792U (ja) * 1981-05-26 1982-11-29
JPS608098U (ja) * 1983-06-28 1985-01-21 井手 為市 製図用トレ−シングペ−パ−の防湿装置
JPH01115596U (ja) * 1988-01-29 1989-08-03

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JPH0490594U (ja) 1992-08-06

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