JP2509024Y2 - 衣類等の脱臭・殺菌装置 - Google Patents

衣類等の脱臭・殺菌装置

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JP2509024Y2
JP2509024Y2 JP12090U JP12090U JP2509024Y2 JP 2509024 Y2 JP2509024 Y2 JP 2509024Y2 JP 12090 U JP12090 U JP 12090U JP 12090 U JP12090 U JP 12090U JP 2509024 Y2 JP2509024 Y2 JP 2509024Y2
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穣滋 関谷
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穣滋 関谷
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  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は衣類等の通気性被処理物にオゾンを気密に吹
き付けて脱臭、殺菌、しみ抜き等の処理を行う装置に関
する。
〔考案が解決しようとする課題〕
長く保管していた衣類は防虫剤などの臭気がしみ込ん
でいるためすぐに着用しなければならない場合に不都合
が生ずる。洗濯後の残留洗剤等についても同様のことが
云える。
また、日常着用している衣類は雑菌が付着し易く、特
に梅雨期など高温、多湿の時節にはこれが繁殖し、かび
やしみを作る原因になる。
オゾンの殺菌性、酸化力を利用して衣類の脱臭、消毒
処理を行う考え方は以前からあるが、オゾンは毒性が強
いため、密閉した特別な処理室を必要とするなど装置が
大がかりになり、また、取扱いにも専門知識が必要であ
った。
従って、本考案の目的はオゾンを利用した安全でしか
も取扱いが簡単な衣類等の脱臭・殺菌装置を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の上記目的は、オゾン発生装置と;該オゾン発
生装置から供給されるオゾンの吹付けノズルを有するオ
ゾン噴射装置と;衣類等の通気性被処理物を載せる作業
台座に該オゾン噴射装置のノズル面を当接して被処理物
にオゾンを侵透させるワークステーシヨンと;を有し、
該ワークステイシヨンは前記作業台座を多孔質の壁で構
成したケーシングからなり、このケーシング内に吸引装
置を設けるとともに該吸引装置の吐出側または吸込み側
にオゾン分解装置を連設し、且つケーシングの壁に前記
オゾン分解装置または吸引装置の吐出口に通ずる空気放
出口を設けた脱臭・殺菌装置によって達成することがで
きる。
オゾン発生装置はオゾン噴射装置のケーシング内に内
蔵させてもよく、また、オゾン噴射装置外に設置し供給
パイプを介してオゾンをオゾン噴射装置に送るようにし
てもよい。
好ましくは、オゾン噴射装置のON−OFFスイッチをオ
ゾン分解装置及び吸引装置のスイッチと連動させ、オゾ
ン分解装置及び吸引装置が作動しない限りオゾン噴射装
置が単独では作動しないようにする。
〔考案の作用〕
ワークステイシヨンの作業台座に衣類等の通気性被処
理物をセツトし、その上にオゾン噴射装置のノズル面を
押し当て、吸引装置とオゾン分解装置、オゾン発生装置
及びオゾン噴射装置を作動させるとオゾン噴射孔から衣
類等に侵透し、衣類の脱臭、殺菌、除菌処理がなされる
とともに、オゾンは吸引装置を介してワークステイシヨ
ン内の分解装置に導かれ、ここで人体に無害な濃度に分
解されて空気放出口から排出される。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
図において、1は小型のオゾン発生装置2を内蔵した
オゾン噴射装置であって、上部に把持部3を一体に有
し、下面を被処置物への対向面4としたアイロン形の部
材に構成されている。
このオゾン噴射装置1は、被処理物への対向面4であ
る下面にオゾン発生装置2で生成しオゾンを送風機など
の圧送手段5′によって外部に放出させる多数の噴射孔
5が形成されている。好ましくは、図のように対向面4
の噴射孔形成面を周囲6よりも凹状7に窪ませ、これに
よって形成される凸状周囲6が衣類などの処理対称物に
密閉状に当接し、オゾンが外部にもれないようにする。
図の実施例はオゾン発生装置2をオゾン噴射装置1の
ケーシング1′内に内蔵させており、この場合はケーシ
ング1′の適当な位置にオゾン生成のための空気取入れ
孔8を設ける。
もっとも、本考案はオゾン発生装置2を噴射装置1内
に内蔵させる場合に限らず、オゾン噴射装置の外部にオ
ゾン発生装置を設け、パイプ(図は省略)を介して噴射
装置内に供給する構成を含むもので、特に後者の場合は
複数の噴射装置に対して共有のオゾン発生装置を設置で
きるなどの利点がある。
9は衣類などの通気性被処理物10を載せ、その上から
オゾン噴射装置1を当接してオゾンを吹き付けるワーク
ステイシヨンである。該ワークステイシヨン9は上面に
被処理物を載せる作業台座11を設けたケーシング12から
なり、ケーシング12の上部枠板を構成する前記作業台座
11は多数の通気孔13を有する多孔質の壁で構成されてい
る。もちろん、この多孔質作業台座11はオゾン噴射装置
1の噴射圧力、及び(あるいは)後述する吸引装置14の
吸引力によって噴射装置1から噴射したオゾンを通過さ
せる材質で構成される。
ワークステイシヨン9のケーシング12内にはフアンな
どを用いた吸引装置14が設置されており、被処理物に浸
透させたオゾンを前記作業台座11の通気孔13を介してケ
ーシング12内に吸引するようになっているとともに、こ
の吸引装置14の吐出側にオゾン分解装置15が連設され、
吸引装置14によって回収したオゾンを分解し、オゾン濃
度を安全値以下に低下させるようになっている。このオ
ゾン分解装置はO3の分解または浄化機能を有するフイル
ターでもよい。
図の実施例ではオゾン分解装置15を吸引装置14の吐出
側も設置しているが、もちろん吹込み側に連設してもよ
い。
さらに、ケーシング12の壁に前記オゾン分解装置15
(あるいは吸引装置14)の吐出側に連通する空気放出口
16が設けられており、オゾン分解後の気流がこの空気放
出口16から外部に排出されるようになっている。ワーク
ステイシヨン9にはオゾン噴射装置1を載せる台17がケ
ーシングと一体に設けられており、この台17の下方は電
源接続ジヤツク18a、オゾン発生器及び噴射装置の電気
ケーブル接続ジヤツク18b、電源スイツチ18cなどを含む
電気制御盤18が一体に組込まれている。
〔考案の効果〕
本考案はオゾン発生装置、オゾン噴射装置、ワークス
テイシヨンがセツトになって、それぞれがコンパクトに
構成されているので従来のような密閉処理室のような設
備が不要であり、場所をとらず、アイロン掛けと同じ要
領で手軽に脱臭、殺菌処理ができ、また、持ち運びも容
易である。
特に、被処理物に浸透させたオゾンは外部にもれるこ
となく回収、分解された後、放出されるので安全であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す装置の平面図、第2図
は第1図の部分縦断面図、第3図はオゾン噴射装置の拡
大縦断面図である。 1……オゾン噴射装置、2……オゾン発生装置、5……
オゾン噴射孔、6……凸状周囲、8……空気取入れ孔、
9……ワークステイシヨン、10……被処理物、11……作
業台座、12……ケーシング、13……通気孔、14……真空
吸引装置、15……オゾン分解装置、16……空気放出口、
17……台、18……電気制御盤。

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】オゾン発生装置2と;該オゾン発生装置か
    ら供給されるオゾンの吹付けノズル5を有するオゾン噴
    射装置1と;衣類等の通気性被処理物を載せる作業台座
    11に該オゾン噴射装置のノズル面を当接して被処理物に
    オゾンを侵透させるワークステーシヨン9と;を有し、
    該ワークステイシヨン9は前記作業台座11を多数の通気
    孔13を有する多孔質の壁で構成したケーシング12からな
    り、このケーシング12内に真空吸引装置14を設けるとと
    もに該吸引装置14の吐出側または吸込み側にオゾン分解
    装置15を連設し、且つケーシング12の壁に前記オゾン分
    解装置15または吸引装置14の吐出口に通ずる空気放出口
    16を設けた構成になることを特徴とする衣類等の脱臭・
    殺菌装置。
  2. 【請求項2】オゾン噴射装置1にオゾン発生装置2が内
    蔵されている請求項(1)記載の脱臭・殺菌装置。
  3. 【請求項3】オゾン発生装置2がオゾン噴射装置1の外
    部に設けられオゾン供給パイプを介してオゾン噴射装置
    1の内部と連絡していることを特徴とする請求項(2)
    記載の脱臭・殺菌装置。
JP12090U 1990-01-05 1990-01-05 衣類等の脱臭・殺菌装置 Expired - Lifetime JP2509024Y2 (ja)

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JPH0391350U JPH0391350U (ja) 1991-09-18
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