JP2508609Y2 - 混合機 - Google Patents

混合機

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JP2508609Y2
JP2508609Y2 JP1989137223U JP13722389U JP2508609Y2 JP 2508609 Y2 JP2508609 Y2 JP 2508609Y2 JP 1989137223 U JP1989137223 U JP 1989137223U JP 13722389 U JP13722389 U JP 13722389U JP 2508609 Y2 JP2508609 Y2 JP 2508609Y2
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mixing chamber
mixer
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stirrer
sewage sludge
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俊夫 古舘
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日立プラント建設株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は混合機に係り、特にゲル原料液、微生物を含
有した下水汚泥及び重合触媒を混合してゲル状化し、ゲ
ル状化した混合液をペレット状に切断するゲル状ペレッ
ト製造装置に送り出す混合機に関する。
〔従来の技術〕
従来、水処理の分野では、微生物や酵素を高分子含水
ゲルに包括固定し、固定したものをリアクター装置、水
処理装置等に使用している。使用目的は、前記高分子含
水ゲルに包括固定した微生物や酵素の生化学作用を利用
して、水処理装置等の処理効率を向上させる為である。
このような、高分子含水ゲルを生成するものとして、例
えば第5図に示す混合機10がある。
第5図に於いて、混合機10の本体12内には、回転軸14
が回転可能に支持される。前記回転軸14の上端部にはプ
ーリ16が固着され、このプーリ16と図示しないモータの
回転軸に固着されたプーリとにはベルト18が張設されて
いる。前記回転軸14の下端部には、略円柱状のスターラ
20が螺合されている。前記スターラ20は第6図、第7図
に示すように、外周の軸方向及び円周方向に複数の凹溝
20a、20a…、20b,20b…が形成される。また、前記スタ
ーラ20は第5図に示すように、本体12の混合室12a内に
回転自在に配設されている。従って、このモータが回転
するとスターラ20が第5図中矢印方向に回転する。
前記混合室12aの上部両側には供給孔22、24が形成さ
れ、この供給孔22にパイプ26が取付けられる。前記パイ
プ26は、図示しないポンプから送られるゲル原料液と微
生物を含有した下水汚泥とを混合した液を送液し、供給
孔22から前記混合室12a内に供給する。また、供給孔24
には、パイプ28が取付けられ、パイプ28は、図示しない
ポンプから送られる重合触媒を送液し供給孔24から前記
混合室12a内に供給する。
前記ゲル原料液、下水汚泥及び重合触媒は混合室12a
内に供給されると、前記スターラ20の回転によって混合
されて高分子含水ゲルの混合液に生成される。前記混合
液は、スターラ20が回転すると凹溝20a、20bで形成され
た角状の凸部21、21…で充分に混合され、本体12の下部
に形成された開口部12bから排出される。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来のスターラ20では、スターラ20に
形成されている凸部21、21…が角状なので、凸部21の角
部や凸部21同士の間に形成される直角な凹溝の角部に下
水汚泥中の繊維質等が付着し、この部分でゲル原料液と
重合触媒とが重合して固化する場合がある。係る場合
に、混合機10を長時間運転すると混合室12a内が固化し
たゲル体で詰まり運転することができなくなるという欠
点がある。
本考案はこのような事情に鑑みて成されたもので、混
合機の混合室内で混合液が固化するのを防止することが
できる混合機を提供することを目的とする。
〔課題を解決する為の手段〕
本考案は、前記目的を達成する為に、混合室(88)の
円筒内壁に近接して円柱状の攪拌部材(90)を回転可能
に設け、前記混合室(88)にゲル原料液、下水汚泥及び
重合触媒を供給すると共に前記攪拌部材(90)を回転し
て供給されたゲル原料液、下水汚泥及び重合触媒を混合
し、該混合液を該混合室(88)から送り出す混合機に於
いて、前記混合室(88)の円筒内壁を凹凸のない面とす
る一方、前記攪拌部材(90)の外周面に四角錐台状の突
起(91)を縦横に連続して形成することにより、前記外
周面に前記攪拌部材(90)の軸方向の断面V溝(90a)
と円周方向の断面V溝(90b)を交叉させて複数形成し
たことを特徴とする。
〔作用〕
本考案によれば、混合室(88)の円筒内壁を凸凹のな
い面とする一方、混合液(50)を混合する混合室(88)
の円筒内壁に近接して設けた攪拌部材(90)の外周面に
前記攪拌部材(90)の軸方向の断面V溝(90a)と円周
方向の断面V溝(90b)を交叉させて複数形成すること
により、前記外周面に四角錐台状の突起(91)を縦横に
連続して形成するようにしたので、下水汚泥中に含有し
た繊維質等が混合室(88)の円筒内壁と攪拌部材(90)
の外周面の両方に付着するのを防止できる。従って、混
合液(50)が混合機(32)の混合室(88)内で固化する
のを防止することができる。
〔実施例〕
以下添付図面に従って本考案に係る混合機の好ましい
実施例を詳説する。
第1図は本考案に係る混合機が適用されたゲル状ペレ
ットの製造装置の実施例が示されている。
第1図に於いて、ゲル状ペレット製造装置は、混合機
32及び切断機31を備えている。前記混合機32は第2図に
示すように、略円筒状に形成された本体82と本体84とが
同軸上に連結され、連結部はOリング86で密閉され、混
合室88が画成される。前記混合室88内には、スターラ90
が回転自在に設けられる。スターラ90は第3図、第4図
に示すように、その外周の軸方向及び円周方向にV溝90
a、90a…とV溝90b、90b…とが複数形成される。これに
よって、スターラ90の表面には尖鋭状の突起91、91…が
形成される。
また、前記スターラ90の上部には、ねじ孔90cが形成
され、このねじ穴90cには第2図に示すように、回転軸9
2の下端が螺合される。前記回転軸92は、軸受94、96を
介して本体82に回転自在に支持される。前記回転軸92の
上端部にはプーリ98が固着され、プーリ98と駆動モータ
100の回転軸102に固着されたプーリ104にはVベルト106
が張設される。従って、前記駆動モータ98の駆動力をV
ベルト106を介して前記回転軸92に伝達することによっ
て、前記回転軸92が回転しするので、前記スターラ90を
回転することができる。
また、前記本体82には、供給孔82a、82bが形成されて
いる。供給孔82aは第1図に示すように、パイプ34を介
してポンプ36に連通され、ポンプ36は容器38に連通され
ている。従って、ポンプ36は、容器38に貯留されたゲル
原料液と微生物を含有した下水汚泥とを混合した液40を
吸引し、パイプ34を介して前記混合室88内に供給する。
また、供給孔82bはパイプ42を介してポンプ44に連通さ
れ、ポンプ44は容器46に連通されている。従って、ポン
プ44は、容器46内に貯留された重合触媒44を吸引し、パ
イプ28を介して混合室88内に供給する。前記混合室88に
送り込まれたゲル原料液、下水汚泥及び重合触媒は、回
転しているスターラ90で混合され、混合された混合液50
が混合室88の下端部に形成された開口部32aから排出さ
れる。
送り出された混合液50は、第1図に示すように切断機
31のベルトコンベア64の左端部に落下する。このベルト
コンベア64は、プーリ66、68によって張設され、プーリ
66、68は図示しないモータに回転力を伝達可能なように
連結されている。一方、ベルトコンベア64の下方にはベ
ルトコンベア52が配設されている。前記ベルトコンベア
52は、支持台54に取付けられたプーリ56、58に張設さ
れ、プーリ58にはベルト60を介してモータ62が連結され
ている。従って、前記ベルトコンベア52は、モータ62を
駆動してプーリ58を時計回り方向に回転させると第1図
上で矢印方向に回転する。また、ベルトコンベア52は進
行方向に向かって下向きに傾斜して設置される。
また、ベルトコンベア64とベルトコンベア52との間に
は隙間70が画成されている。従って、図示しないモータ
でベルトコンベア64を矢印方向に回転し、モータ62でベ
ルトコンベア52をベルトコンベア64と等速で同方向に回
転することができるので、ベルトコンベア64の左端部に
落下した混合液50は、ベルトコンベア64とベルトコンベ
ア52とでシート状に圧搾される。圧搾された混合液50
は、この状態で重合反応を行い一定時間の後に固化した
ゲル状シート72に生成される。
前記ゲル状シート72は、ベルトコンベア52の出口でベ
ルトコンベア52から剥がれ、縦切断刃74によって紐状に
切断される。紐状に切断されたゲル状シート72は、更に
横切断刃76によってペレット状に切断される。ペレット
状に切断されたゲル体78は、前記横切断刃76の下方に設
置された容器80内に溜められる。このペレット状に切断
されたゲル体78は水処理の分野で用いられる。
次に、前記の如く構成された混合機の作用について説
明する。
先ず、パイプ34、42からゲル原料液、下水汚泥及び重
合触媒を混合室38内に供給する。供給すると同時に、駆
動モータ100を起動しこの駆動力で前記回転軸92を回転
させ、スターラ90を回転する。これによって、前記ゲル
原料液、下水汚泥及び重合触媒を、混合室88内で混合す
ることができる。混合時には、前記スターラ90にV溝90
a、90bが形成されているので、従来の凹溝と比較して溝
の角部にゲル原料液、下水汚泥及び重合触媒が付着しな
い。従って、凹溝の角部に下水汚泥の繊維質等が付着し
て混合室内で固化する虞のある従来の混合機と比較し
て、本考案に係る混合機32は混合室88内で混合液50が固
化するのを防止することができる。
混合された混合液は、連続的に供給されるゲル原料
液、下水汚泥及び重合触媒によって、順次下方向に押し
出され、本体84の下部に形成された開口部32aから第1
図に示した切断機31に供給される。
前記実施例ではV溝でスターラの表面に突起を形成し
たが、これに限らず、突起が尖鋭状に形成されていれば
同様の効果を得ることができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係る混合機によれば、混
合室の円筒内壁を凸凹のない面とする一方、混合液を混
合する混合室の円筒内壁に近接して設けた攪拌部材の外
周面に前記攪拌部材の軸方向の断面V溝と円周方向の断
面V溝を交叉させて複数形成することにより、前記外周
面に四角錐台状の突起を縦横に連続して形成するように
したので、ゲル原料液、下水汚泥及び重合触媒の混合室
の円筒内壁及び攪拌部材の外周面の両方に付着するのを
防止できる。従って、混合された混合液が混合機内で固
化するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る混合機が適用されたゲル状シート
生成機の実施例を示す正面図、第2図は本考案に係る混
合機の実施例を示す断面図、第3図は本考案に係る混合
機に適用されたスターラの実施例を示す正面図、第4図
は第3図に於けるB−B線上に沿う断面図、第5図は従
来の混合機の実施例を示す断面図、第6図は従来の混合
機に適用されたスターラの実施例を示す正面図、第7図
は第6図に於けるA−A線上に沿う断面図である。 32…混合機、82、84…本体、88…混合室、90…スター
ラ、90a、90b…V溝、91…突起、92…回転軸。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】混合室の円筒内壁に近接して円柱状の攪拌
    部材を回転可能に設け、前記混合室にゲル原料液、下水
    汚泥及び重合触媒を供給すると共に前記攪拌部材を回転
    して供給されたゲル原料液、下水汚泥及び重合触媒を混
    合し、該混合液を該混合室から送り出す混合機に於い
    て、前記混合室の円筒内壁を凸凹のない面とする一方、
    前記攪拌部材の外周面に前記攪拌部材の軸方向の断面V
    溝と円周方向の断面V溝を交叉させて複数形成すること
    により、前記外周面に四角錐台状の突起を縦横に連続し
    て形成することを特徴とする混合機。
JP1989137223U 1989-11-27 1989-11-27 混合機 Expired - Lifetime JP2508609Y2 (ja)

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