JP2508526B2 - 記録補償回路 - Google Patents
記録補償回路Info
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- JP2508526B2 JP2508526B2 JP62080313A JP8031387A JP2508526B2 JP 2508526 B2 JP2508526 B2 JP 2508526B2 JP 62080313 A JP62080313 A JP 62080313A JP 8031387 A JP8031387 A JP 8031387A JP 2508526 B2 JP2508526 B2 JP 2508526B2
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- Japan
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- recording
- circuit
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- rotary
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は記録特性の補償回路に関する。
この発明は、回転磁気ヘッドを使用して記録を行う場
合において、ロータリートランスの出力側の共振を利用
するとともに、抵抗器を接続することにより、記録特性
を補償するようにしたものである。
合において、ロータリートランスの出力側の共振を利用
するとともに、抵抗器を接続することにより、記録特性
を補償するようにしたものである。
デジタルVTRにおいて、回転磁気ヘッドに供給される
記録信号の電流波形を、記録回路の入力信号(デジタル
信号)の波形に等しくするには、その記録回路に記録信
号の伝送速度の3〜5倍程度の帯域幅が必要となる。
記録信号の電流波形を、記録回路の入力信号(デジタル
信号)の波形に等しくするには、その記録回路に記録信
号の伝送速度の3〜5倍程度の帯域幅が必要となる。
ところが、デジタルVTRにおいては、記録信号の伝送
速度が50〜100Mbaud程度に達するので、記録回路の帯域
幅は記録信号の1〜2倍程度にしかできず、帯域幅が不
足してしまう。
速度が50〜100Mbaud程度に達するので、記録回路の帯域
幅は記録信号の1〜2倍程度にしかできず、帯域幅が不
足してしまう。
このため、記録回路の入力信号(電圧)V1が、第5図
A,Bに示すような波形及び周波数スペクトラムであった
とすると、記録回路の周波数特性は、同図Cのようにな
るので、実際にヘッドに供給される記録信号(電流)I2
の波形及び周波数スペクトラムは、同図D,Eに示すよう
に高域の劣化したものとなってしまう。
A,Bに示すような波形及び周波数スペクトラムであった
とすると、記録回路の周波数特性は、同図Cのようにな
るので、実際にヘッドに供給される記録信号(電流)I2
の波形及び周波数スペクトラムは、同図D,Eに示すよう
に高域の劣化したものとなってしまう。
そして、このような記録信号では、確実な記録再生を
実現することが困難となり、エラーレイトの増加などの
トラブルを生じてしまう。
実現することが困難となり、エラーレイトの増加などの
トラブルを生じてしまう。
この発明は、このような問題点を解決しようとするも
のである。
のである。
このため、この発明においては、記録電流をロータリ
ートランスを通じて回転磁気ヘッドに供給するととも
に、そのロータリートランス及び回転磁気ヘッドなどの
インダクタンスと、ロータリートランス及びハーネスな
どの線間容量とにより共振回路を構成するとともに、こ
の共振回路に抵抗器を接続して必要な記録帯域幅を得る
ようにしたものである。
ートランスを通じて回転磁気ヘッドに供給するととも
に、そのロータリートランス及び回転磁気ヘッドなどの
インダクタンスと、ロータリートランス及びハーネスな
どの線間容量とにより共振回路を構成するとともに、こ
の共振回路に抵抗器を接続して必要な記録帯域幅を得る
ようにしたものである。
記録信号波形の高域特性が補償される。
第1図において、(1)は記録ランプ、(2)はロー
タリートランス、(3)は記録専用の回転磁気ヘッドを
示し、記録信号が、アンプ(1)からトランス(2)を
通じてヘッド(3)に供給される。
タリートランス、(3)は記録専用の回転磁気ヘッドを
示し、記録信号が、アンプ(1)からトランス(2)を
通じてヘッド(3)に供給される。
そして、この場合、アンプ(1)及びトランス(2)
を接続するケーブルやトランス(2)の入力コイルなど
により生じる線間容量C1,及びトランス(2)の出力コ
イルやトランス(2)及びヘッド(3)を接続するプリ
ント基板の線間容量C2と、トランス(2)及びヘッド
(3)のインダクタンスとにより、入力映像信号の基本
周波数帯域よりも高い周波数f0を共振周波数とする共振
回路(4)を構成する。
を接続するケーブルやトランス(2)の入力コイルなど
により生じる線間容量C1,及びトランス(2)の出力コ
イルやトランス(2)及びヘッド(3)を接続するプリ
ント基板の線間容量C2と、トランス(2)及びヘッド
(3)のインダクタンスとにより、入力映像信号の基本
周波数帯域よりも高い周波数f0を共振周波数とする共振
回路(4)を構成する。
また、このとき、ヘッド(3)と並列に抵抗器R1を接
続し、この抵抗器(3)により共振回路(4)のQダン
プを行う。
続し、この抵抗器(3)により共振回路(4)のQダン
プを行う。
なお、共振回路(4)の共振周波数f0は、主として容
量C1,C2と、トランス(2)及びヘッド(3)のインダ
クタンスとにより決まるので、これら容量C1,C2及びイ
ンダクタンスを与える部材の構成、例えばケーブルの長
さやコイルの巻数を選定することにより、共振周波数f0
を必要値とすることができる。また、必要ならコンデン
サを接続すればよい。
量C1,C2と、トランス(2)及びヘッド(3)のインダ
クタンスとにより決まるので、これら容量C1,C2及びイ
ンダクタンスを与える部材の構成、例えばケーブルの長
さやコイルの巻数を選定することにより、共振周波数f0
を必要値とすることができる。また、必要ならコンデン
サを接続すればよい。
このような構成によれば、この記録回路の周波数特性
は、第2図に示すように、周波数f0にピークを有すると
ともに、このピークの大きさを抵抗器R1により任意に設
定できる。
は、第2図に示すように、周波数f0にピークを有すると
ともに、このピークの大きさを抵抗器R1により任意に設
定できる。
したがって、記録信号に対して必要な記録帯域を確保
でき、適正な記録ができる。また、周波数f0にピークを
持たせることにより、記録信号は、第3図に示すように
オーバーシュートを有することになり、単なる矩形波を
記録した場合よりも、良好な信号を再生できる。
でき、適正な記録ができる。また、周波数f0にピークを
持たせることにより、記録信号は、第3図に示すように
オーバーシュートを有することになり、単なる矩形波を
記録した場合よりも、良好な信号を再生できる。
なお、ヘッド(3)を電圧ドライブする場合には、例
えば第4図に示すように、アンプ(1)を構成するトラ
ンジスタQ1のコレクタにコイルL1を接続し、このコイル
L1と、トランジスタQ1のコレクタ容量C3及び浮遊容量C4
とにより共振回路(5)を構成するとともに、コイルL1
にQダンプ用の抵抗器R2を並列接続してもよい。
えば第4図に示すように、アンプ(1)を構成するトラ
ンジスタQ1のコレクタにコイルL1を接続し、このコイル
L1と、トランジスタQ1のコレクタ容量C3及び浮遊容量C4
とにより共振回路(5)を構成するとともに、コイルL1
にQダンプ用の抵抗器R2を並列接続してもよい。
すなわち、このようにすれば、電圧伝達特性が微分特
性になるので、ヘッド(3)に供給される記録電流は平
坦な周波数特性となるとともに、共振回路(5)により
補助的な高域補償が行われる。したがって、共振回路
(4)と合わせてより良好な記録特性を得ることができ
る。
性になるので、ヘッド(3)に供給される記録電流は平
坦な周波数特性となるとともに、共振回路(5)により
補助的な高域補償が行われる。したがって、共振回路
(4)と合わせてより良好な記録特性を得ることができ
る。
また、上述において、トランス(2)とヘッド(3)
との間に記録アンプ(出力段)を設けることもできる。
との間に記録アンプ(出力段)を設けることもできる。
この発明によれば、この記録回路の周波数特性は、第
2図に示すように、周波数f0にピークを有するととも
に、このピークの大きさは抵抗器R1により任意に設定で
きるので、記録信号に対して必要な記録帯域を確保で
き、適正な記録ができる。また、周波数f0にピークを持
たせることにより、記録信号は、第3図に示すようにオ
ーバーシュートを有することになり、単なる矩形波を記
録した場合よりも、良好な信号を再生できる。
2図に示すように、周波数f0にピークを有するととも
に、このピークの大きさは抵抗器R1により任意に設定で
きるので、記録信号に対して必要な記録帯域を確保で
き、適正な記録ができる。また、周波数f0にピークを持
たせることにより、記録信号は、第3図に示すようにオ
ーバーシュートを有することになり、単なる矩形波を記
録した場合よりも、良好な信号を再生できる。
第1図はこの発明の一例の接続図、第2図〜第5図はそ
の説明のための図である。 (1)は記録アンプ、(2)はロータリートランス、
(3)は回転磁気ヘッド、(4)は共振回路である。
の説明のための図である。 (1)は記録アンプ、(2)はロータリートランス、
(3)は回転磁気ヘッド、(4)は共振回路である。
Claims (1)
- 【請求項1】回転磁気ヘッドにて情報信号を記録する装
置の記録補償回路において、 上記情報信号の記録電流を上記回転磁気ヘッドに接続さ
れたハーネスに供給するロータリートランスと、 上記ロータリートランス並びに、上記回転磁気ヘッドの
インダクタンスと、上記ロータリートランス並びに、上
記ハーネスの線間容量、とで構成され、上記情報信号の
基本周波数帯域よりも高い共振周波数を有する共振回路
と、上記回転磁気ヘッドと並列に上記ハーネスに接続さ
れ、上記共振回路の周波数特性における上記共振周波数
付近のピークを低くするための抵抗器とを備えたことを
特徴とする記録補償回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62080313A JP2508526B2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 記録補償回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62080313A JP2508526B2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 記録補償回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63244403A JPS63244403A (ja) | 1988-10-11 |
JP2508526B2 true JP2508526B2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=13714774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62080313A Expired - Fee Related JP2508526B2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 記録補償回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2508526B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6120651Y2 (ja) * | 1980-11-18 | 1986-06-21 |
-
1987
- 1987-03-31 JP JP62080313A patent/JP2508526B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63244403A (ja) | 1988-10-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |