JP2507719B2 - システムダウンの自動復旧方式 - Google Patents

システムダウンの自動復旧方式

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JP2507719B2 JP61303134A JP30313486A JP2507719B2 JP 2507719 B2 JP2507719 B2 JP 2507719B2 JP 61303134 A JP61303134 A JP 61303134A JP 30313486 A JP30313486 A JP 30313486A JP 2507719 B2 JP2507719 B2 JP 2507719B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 ユーザプログラムの実行中に、各処理の状態番号を不
揮発性記憶装置に記録しておき、システムダウンが生じ
たら、システムの再起動時のIPL直後に、該記録から中
断状態番号を判断し、ファイル復旧を可能とする。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ユーザプログラムの実行中においてシステ
ムダウンによって中断された処理を、システムの再起動
後に継続可能とするシステムダウンの自動復旧方式に関
する。
〔従来の技術〕
計算機でユーザプログラム(アプリケーションプログ
ラムとも呼ぶ)の実行中に電源断、ハードウエア破損、
OS障害等によりシステムダウンが生ずると、以後の再実
行に支障を来たす恐れがある。例えばデータファイルへ
のデータ追加中にシステムダウンが発生し、後述のよう
にEOD情報が未更新であると、該データ追加は全て無効
になってしまう。そこでシステムダウンに対して、その
直前の状態に復旧するための手段を設けることが望まれ
るが、これはシステムのデータ処理性能を劣化させない
ものがあることが必要である。例えば磁気ディスク装置
へのファイル書込みについては、万一にしか発生しない
システムダウンのために通常時のファイルアクセスを必
要以上に増やすような対策をとることはできない。
従来よく採用されている方法は、更新前の全ファイル
のバックアップと更新情報トランザクションデータとに
よりリラン(Rerun)する方法である。即ち、更新前の
ファイルデータおよび更新データを別ディスク装置にト
ランザクションファイルとして落としておき、ファイル
更新中にシステムダウンが発生すればその別ディスク装
置のデータを用いて復旧を図る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、上述した方法はバックアップファイル(一
般に磁気ディスク装置を使用)の容量が大きく、またRe
run時間が長いためにパーソナルコンピュータやオフィ
スコンピュータのような小、中型機では採用しにくい。
一般にシステムダウンの復旧には、システムの処理能
力の劣化を厭わなければ種々の方法を採り得る。例え
ば、上述した磁気ディスク装置へのトランザクションフ
ァイル書込みも有効な対策の一つであるが、発生確率の
僅少なシステムダウン対策のために、通常のファイルア
クセスを必要以上に煩雑なものにすることは好ましくな
い。
本発明は、実行中のユーザプログラムの状態番号を不
揮発性記憶装置に記録しておくことにより、システムダ
ウンが発生しても容易に復旧できる、安価で経済的なか
つ復旧時間の短い復旧方式を提案するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のシステムダウンの自動復旧方式は、操作者が
入力したデータによってデータ処理を行う情報処理装置
であって、 前記処理の実行中に、システムダウンによって再実行
時に支障をきたす前記処理を識別する状態番号を不揮発
性記憶装置に記憶しておき、また予め、前記処理のうち
復旧が必要な処理についてその状態番号とリカバリ処理
の内容とを対応づけたリカバリテーブルを設けておき、 システムダウン後のシステムの再起動時のIPL直後
に、リカバリ管理プログラムを起動し、 リカバリ管理プログラムは、前記不揮発性記憶装置に
記憶されている状態番号を基に前記リカバリテーブルか
ら該当する状態番号を探索し、該当する状態番号が無い
場合には通常処理へ移行させ、また該当する番号が有る
場合には対応するリカバリ処理の内容を画面に表示し該
リカバリ処理の内容に応じたリカバリプログラムを起動
してリカバリプログラムにより自動復旧処理を行わせる
とともに、システムダウンで消滅したデータの再入力を
指示することを特徴とするものである。
〔作用〕
ユーザプログラムの実行中に、システムダウンによっ
て再実行時に支障をきたす処理の状態番号を不揮発性の
記憶装置(例えば磁気ディスク装置)に記録しておく
と、システムダウンが発生しその後システムを再起動す
るとき、復旧の手掛りが得られる。この状態番号と、そ
の番号の処理の復旧時にオペレータがなすべき作業につ
いてのメッセージおよび起動すべきリカバリプログラム
をテーブルにしておき、復旧時に、iPL(イニシャル・
プログラム・ローディング)の直後にリカバリ(復旧)
管理プログラムが自動的起動されるようにしくんでおく
と、中断している処理の状態番号を検索し、該番号でリ
カバリテーブルを探索して所要情報を得れば、容易に復
旧処理を行なうことができる。
復旧処理には計算機が自動的に内部処理として実行で
きるものと、ユーザオペレータの中介を必要とするもの
がある。前者はリカバリプログラムで処理し、後者はメ
ッセージ表示してオペレータに補足入力を促し、これら
により復旧処理を行なう。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例を示す処理手順の説明図で
ある。これにより処理要領を説明すると、電源断などに
よりシステムダウンがあり、その電源の復旧などによ
り計算機に電源が投入されると、iPLを行った後、
リカバリ管理プログラムを起動する。そして、この管理
プログラムにより、ディスク内の特定アドレス(リカ
バリ・トリガ)の情報を取込む。この特定アドレスの記
憶領域にはユーザプログラムの実行中にその各処理に対
する状態番号(業務No.と処理No.)が書込まれているの
で、該状態番号をキー(KEY)としてリカバリテーブ
ルを探索する。このリカバリテーブルはリカバリ処理の
内容を示している。下表はその一例である。
このリカバリテーブルの「画面表示メッセージ」は、
当該状態番号をキーにして探索されたときディスプレイ
に表示され、その実行をオペレータに促す。**は処理
No.は何であってもよく、当該業務No.なら当該画面表示
メッセージが表されることを示す。右欄の「リカバリレ
ベル」は、システムが自動復旧すべき処理の種類を示し
ている。このリカバリテーブルは予めディスクに登録し
ておく。また前記リカバリトリガへの状態番号(業務N
o.+処理No.)の書込みはユーザプログラムの各処理に
おいてなされる(そのような書込みステップを追加して
おく)。尚、後述の「患者番号」もこのとき書込まれ
る。また上記リカバリレベルに対応して自動復旧処理の
プログラムを作成し、格納しておく。例えばリカバリレ
ベル1,2,3,……に対して自動復旧処理プログラムRECOV
1,RECOV2,RECOV3,……を作成、格納しておく。
上述した準備の上でリカバリ管理プログラムが,
,……の処理を行ない、の処理でリカバリトリガの
状態番号がリカバリテーブルに有るか否かチェックす
る。無ければリカバリ処理は必要なし(システムダウン
は区切りのよい所で生じた)と判断しての通常処理へ
移る。しかし、テーブルに該当する状態番号が有った
ら、その内容を画面に表示してオペレータに知らせ
る。第2図はリカバリ画面の一例で、表1の業務No.=1
5,処理No.=01の画面表示メッセージAと業務No.=15,
処理No.=06の画面表示メッセージBを表示している。
Cは前述した患者番号であり、この番号1251の患者より
登録処理を再実行することを求めている。即ちシステム
ダウンはこの1251番の患者の登録処理中に発生し、該患
者についてのデータは一部は入力されたがディスクへ格
納される迄には至らず、従ってシステムダウンで消滅し
てしまったことを示している。Dは実行指示部で、この
枠内をカーソルで指示して「入力」ワンタッチキーを押
すとリカバリ処理が開始される。
前述のようにリカバリ処理には何種類かあり、それら
はリカバリレベルで区別される。前記リカバリテーブル
からリカバリレベルを読出し、そのリカバリレベルに
応じて自動復旧処理を行う。その後は通常処理とな
る。
第3図は自動復旧処理の一例で、順編成ファイルのフ
ァイルラベルを正常化する例である。ファイルラベルは
論理レコード番地0のブロック(例えば1ブロック=1
論理レコード=256バイト)を使用し、そのEOD情報で書
込みが正常終了したデータブロックの最終番地(使用最
終相対レコード番地)を示している。番地1〜nは前回
までのデータブロック、番地n+1〜mは今回追加中の
データブロックである。従って、この状態(データ追加
中)ではEOD情報は番地nを指している。ファイルの終
りを示すEOFブロックは、書込み最終ブロックの絶えず
次番地に作成されている。第3図(b)(c)に示すよ
うに、データブロックとEOFブロックは先頭2バイトの
ブロック表示記号0016と8016で区別される。
第3図(a)の状態は番地n+1から始めたデータの
追加が完了していないので、EOD情報は番地nのままで
ある。この状態でシステムダウンが生ずると、再実行時
はEOD情報が示す番地nの次からデータ書込みをしてし
まうので、番地n+1からmまで書込んであるデータが
上書きによって消失してしまう。そこで、復旧時にはEO
D情報をnからmへ変更する必要がある。本例の自動復
旧処理はこれを自動的に行なう。この処理はEOFブロッ
クを検索することで容易に行うことができる。
第4図は自動復旧処理の他の例を示す説明図で、索引
順編成ファイルの索引ファイルの再成に関するものであ
る。索引順編成ファイルはデータファイル運用ユーティ
リティによって、索引ファイルとデータファイルの関連
付けと索引ファイルの創成を経て完成される。索引ファ
イルのレコードは、データファイルのレコードから定義
したキーを抜き出して集められたものである。従って、
利用者にあるキーの値(図示の例ではABY)を指定し
て、その値と一値するレコードを取り出すことができ
る。
第5図はキー値780のレコードをデータファイルから
取り出すまでのポインタの指示を表わした詳細図であ
る。索引ファイルにはマスタインデックスブロック、イ
ンデックスブロック、キーデータブロック、EOFブロッ
ク(図示せず)があり、これらでデータファイル中のキ
ー値780のレコードを階層的に指示する。
上述した索引順編成ファイルの更新はデータファイル
を更新してから索引ファイルを更新する順序になるの
で、索引ファイルの更新前にシステムダウンが起きた
ら、再起動時にデータファイルを基に索引ファイルを全
て作り直して両ファイル間の同期異常を回避する必要が
ある。この索引ファイルの再成が本例の自動復旧処理の
内容である。
上述したリカバリ処理が実行されたらオペレータは第
2図のリカバリ画面のメッセージに従い業務を再開する
(第1図の)。このメッセージで要求されるオペレー
タの操作は、計算機では復旧できないデータの再入力等
に限られる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、更新情報トランザ
クションデータはファイルに残さないので小容量のファ
イルで良く、Rerun時間も短くて済む。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す処理手順の説明図、 第2図はリカバリ画面の説明図、 第3図〜第5図は自動復旧処理の説明である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作者が入力したデータによってデータ処
    理を行う情報処理装置であって、 前記処理の実行中に、システムダウンによって再実行時
    に支障をきたす前記処理を識別する状態番号を不揮発性
    記憶装置に記憶しておき、また予め、前記処理のうち復
    旧が必要な処理についてその状態番号とリカバリ処理の
    内容とを対応でけたリカバリテーブルを設けておき、 システムダウン後のシステムの再起動時のIPL直後に、
    リカバリ管理プログラムを起動し、 リカバリ管理プログラムは、前記不揮発性記憶装置に記
    憶されている状態番号を基に前記リカバリテーブルから
    該当する状態番号を探索し、該当する状態番号が無い場
    合には通常処理へ移行させ、また該当する番号が有る場
    合には対応するリカバリ処理の内容を画面に表示し該リ
    カバリ処理の内容に応じたリカバリプログラムを起動し
    てリカバリプログラムにより自動復旧処理を行わせると
    ともに、システムダウンで消滅したデータの再入力を指
    示することを特徴とするシステムダウンの自動復旧方
    式。
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