JP2507562Y2 - モップ絞り器 - Google Patents

モップ絞り器

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JP2507562Y2
JP2507562Y2 JP1990101388U JP10138890U JP2507562Y2 JP 2507562 Y2 JP2507562 Y2 JP 2507562Y2 JP 1990101388 U JP1990101388 U JP 1990101388U JP 10138890 U JP10138890 U JP 10138890U JP 2507562 Y2 JP2507562 Y2 JP 2507562Y2
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roll
mop
movable roll
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movable
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守弘 和田
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、モップ絞り器、さらに詳しくは洗浄した
モップを効率的に絞ることができるモップ絞り器に関す
る。
〔従来の技術〕
一般に、モップを用いて床面等を清掃する場合、汚れ
をモップに付着させて除去するので、汚れたモップは度
々洗浄し、その都度絞りを行なわなくてはならず、そこ
で従来から第5図に示すようなモップ絞り器が用いられ
ている。
上記モップ絞り器は、洗浄水を収納する容器1の両側
壁2の間に一対のロール3と4を水平に配置し、一方の
ロール3を側壁2に回転自在に取付け、他方ロール4を
揺動杆5の上端に回動自在に取付けている。
上記揺動杆5は、容器1の下部にピン6によって下端
が枢止され、長さ方向の中程に、固定ロール3側に突出
するアーム7を設け、このアーム7の先端には、揺動杆
5を操作する操作杆8の上端部が連結されている。
上記操作杆8は、上向きコ字状に形成され、水平方向
の踏下部9が容器1に設けた足先を入れる凹部10内に位
置し、この踏下部9は、両ロール3、4を離反させる方
向に揺動杆5を引張るばね11によって常時上昇位置に保
持されている。
従来のモップ絞り器は上記のような構成であり、モッ
プの清掃を行なうには、容器1内に貯留した洗浄水で、
両ロール3と4の間に挿入したモップを洗い、洗浄後、
ロール3、4間にモップを位置させ、踏下部9を踏み下
げると、ロール4はロール3に対してほぼ水平の方向か
ら接近し、モップは両ロール3、4間で挟まれ、踏み下
げた状態のままロール3、4間からモップを抜き取ると
モップの絞りが行えるようになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上記モップ絞り器は、揺動杆5の下端を容
器1の下部に枢止し、操作杆8を連結したアーム7が揺
動杆5の中程に設けてあるので、操作杆8の踏み下げ力
の大半が、アーム7と揺動杆5の連設部分に集中し、し
たがってロール3に対するロール4の圧接力が弱く、モ
ップの絞り力も弱くなる。このため、ワックスがけ前の
清掃等、強いモップの絞りが必要な場合、手で絞り直し
を行なわなくてはならないという欠点がある。
そこで、この考案の課題は、洗浄したモップを両ロー
ル間で強く挟み、確実にモップを絞ることができるモッ
プ絞り器を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するためこの考案は、容器の両側壁
間上部に、固定ロールとこの固定ロールに対して接近離
反可能となる可動ロールをそれぞれ水平に配置し、可動
ロールの軸の両端部を両側壁上で支持し、容器の前面か
ら両側壁にわたって外嵌する踏下げ部材を可動ロールの
軸の両端に取付け、前記側壁に、踏下げ部材の踏み下げ
によって軸の誘導で可動ロールが固定ロール側に上方か
ら降下しながら接近するような案内部を設け、この案内
部が、固定ロールよりも高い位置にあり、離反位置から
固定ロールに向けて接近動する可動ロールを水平に誘導
する水平部と、固定ロールに接近した可動ロールを上部
から下方に誘導する垂直部と、上記水平部と垂直部をつ
なぐ円弧状部とで形成されている構成を採用したもので
ある。
〔作用〕
上記のようなモップ絞り器は、可動ロールの両端に取
付けた踏下げ部材を踏み下げると、両壁に設けた案内部
に沿って可動ロールが上方から降下しながら固定ロール
側に接近し、踏下げ部材の踏み下げによって強い下向き
の力を直接可動ロールに伝えることができ、この状態で
両ロール間に挟まれたモップを抜き取ればモップは確実
に強く絞ることができる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を添付図面の第1図乃至第4
図に基づいて説明する。
図示のようにモップ絞り器は、上部が開放する角形の
容器21と、この容器21の両側壁22、22′間の上部に配置
した固定ロール23及び可動ロール24と、前記容器21の前
面から両側にわたって外嵌し、上部を可動ロール24の両
端に取付けた踏下げ部材25と、踏下げ部材25を介して可
動ロール24を後退位置に引戻すばね26とからなり、容器
21の両側壁22、22′の上部に、踏下げ部材25を踏下げた
とき可動ロール24を固定ロール23に接近させる案内部2
7、27′が設けられている。
前記固定ロール23は、軸28の両端を両側壁22、22′に
固定することにより、容器21内の前寄りの位置に水平状
態で回動自在に配置され、可動ロール24は、固定ロール
23の後方に位置し、軸29の両端部が案内部27、27′で水
平に支持され、固定ロール23に対して進退自在になって
いる。
上記案内部27は、側壁22、22′の上部で固定ロール23
の後方位置に設けた凹所30の後部垂直部31と、凹所の後
方で固定ロール23よりも高い位置に設けた水平部32と、
上記垂直部31と水平部32をつなぐ円弧状部33と、水平部
32の後端に設けたストッパー34とで形成され、可動ロー
ル24は軸29の両端部に挿入した溝形ローラ35が案内部27
における側壁22、22′の板厚に嵌合し、案内部27の形状
に沿って円滑に移動できるように支持されている。
前記踏下げ部材25は、容器21の前面下部に位置する水
平の踏下部36と、踏下部36の両端から側壁22、22′の外
側に沿う傾斜杆37、37′と、両傾斜杆37、37′の上端を
つなぐ連結杆38とで枠状に形成され、両傾斜杆37、37′
の上端部が可動ロール24における軸29の端部に取付けら
れている。従って、踏下げ部材25は案内部27、27′で支
持された可動ロール24の軸29に吊下げ状に支持されてい
る。
上記踏下げ部材25は両傾斜杆37、37′の上部が容器21
との間に設けた引張りばね26によって後方に引かれ、こ
のばね26の傾斜杆37に対する接続位置は、可動ロール24
よりも下方に設定されている。従って、可動ロール24は
踏下げ部材25を介して案内部27のストッパー34に当接す
る退動位置への復帰弾性が付勢され、かつ踏下げ部材25
は可動ロール24の軸29を支点として踏下部36が容器21の
前面に圧接する方向の回動弾性が付与され、可動ロール
24と容器21前面との間に安定した配置となる。
また、容器21の前壁39に設けた足先挿入凹部40の前面
を踏下部36が横切り、両側壁22、22′の前縁41、41′に
踏下部36の両端が圧接し、この前縁41、41′が踏下部36
の上下動をガイドする部分となる。
上記容器21の内側で、固定ロール23の両端位置に、ロ
ール23、24間で挟んだモップAの両端部分がロール23、
24間から拡がり出ないようにする拡がり防止部材42が取
付けてあり、この拡がり防止部材42は、モップA抜き取
り時の抵抗を少なくするため、ロール23、24側に向けて
弧状に突出する半円形に形成されている。
なお、図示の案内部27、27′は、垂直部31と水平部32
を円弧状部33でつないだものを示したが、ストッパー34
と垂直部31を直線的につなぐ傾斜面で形成してもよく、
容器21の強度を向上させるため、上記のような案内部2
7、27′を側壁22、22′に切り抜いて形成してもよい。
この考案のモップ絞り器を使用する場合には、ばね26
によって離反した状態の両ロール23、24間にモップAを
挿入し、容器21内の洗浄水でモップAを洗う。
モップA洗浄後、両ロール23、24間にモップAを位置
させた状態で、容器21前面の凹部40内に足先を挿入し、
踏下部36を踏下げ、可動ロール24を案内部27に沿って固
定ロール23に接近させ、両ロール23、24間でモップAを
挟む。
このとき、踏下げ部材25で可動ロール24を直接引下げ
るので、ロール24に強い力を伝えることができ、可動ロ
ール24が固定ロール23に対して降下する軌跡で接近する
ので、モップAは下向きにしごかれ、可動ロール24の軸
29が垂直部31に位置して逃げないので、この状態でモッ
プAを引上げると強く均一に絞ることができる。
さらに、両ロール23、24間に挟んだモップAを抜き取
る方向に引上げると、モップAはロール23、24間で軸方
向に拡がるが、固定ロール23の両端位置にモップの拡が
り防止部材42を設けたので、モップAの両端部分はロー
ル23、24間からはみ出さず、従って絞り残しが発生せ
ず、確実にモップAを絞ることができる。
〔効果〕
以上のように、この考案のモップ絞り器は、可動ロー
ルの両端に取付けた踏下げ部材を直接踏下げるので、可
動ロールに強い力を伝えることができ、容器の両側壁に
設けた上方から降下する案内部に沿って可動ロールを固
定ロール側に接近させるので、可動ロールの下降動によ
り、モップを下向きにしごくことができ、絞り効果の向
上が図れると共に、垂直部で可動ロールの逃げを妨げる
ので、両ロール間で強くモップを挟むことができ、ロー
ル間に挟んだモップを抜きとれば確実に絞ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るモップ絞り器の正面図、第2図
は同上の要部を示す斜視図、第3図は同上の平面図、第
4図は同上の要部拡大断面図、第5図は従来のモップ絞
り器を示す一部切欠正面図である。 21……容器、22、22′……側壁、23……固定ロール、24
……可動ロール、25……踏下げ部材、27、27′……案内
部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器の両側壁間上部に、固定ロールとこの
    固定ロールに対して接近離反可能となる可動ロールをそ
    れぞれ水平に配置し、可動ロールの軸の両端部を両側壁
    上で支持し、容器の前面から両側壁にわたって外嵌する
    踏下げ部材を可動ロールの軸の両端に取付け、前記側壁
    に、踏下げ部材の踏み下げによって軸の誘導で可動ロー
    ルが固定ロール側に上方から降下しながら接近するよう
    な案内部を設け、この案内部が、固定ロールよりも高い
    位置にあり、離反位置から固定ロールに向けて接近動す
    る可動ロールを水平に誘導する水平部と、固定ロールに
    接近した可動ロールを上部から下方に誘導する垂直部
    と、上記水平部と垂直部をつなぐ円弧状部とで形成され
    ているモップ絞り器。
JP1990101388U 1990-09-26 1990-09-26 モップ絞り器 Expired - Lifetime JP2507562Y2 (ja)

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JPH0456466U JPH0456466U (ja) 1992-05-14
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