JP2507171B2 - モ―タの過負荷保護装置 - Google Patents

モ―タの過負荷保護装置

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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、密閉型電動圧縮機などのモータの過負荷保
護装置に関する。
従来の技術 近年、モータの過負荷保護装置は、低コスト化が求め
られている。従来のこの種のモータの過負荷保護装置と
しては、例えば、特開昭61−227631号公報に記載されて
いるものがある。
以下、従来のモータの過負荷保護装置について説明す
る。第8図は従来のモータの過負荷保護装置の正面図、
第9図は従来のモータの過負荷保護装置の平面図、第10
図は従来のモータの過負荷保護装置の内部構造を示す断
面図、第11図は従来のモータの過負荷保護装置の内部構
造を示す平面図である。
第8図〜第11図において、1はベースである。2はア
ームサポートで、ベース1に固着されている。3はコン
タクトサポートで、ベース1に固着されている。4はヒ
ーターサポートで、ベース1に固着されている。5はヒ
ーターで、アームサポート2とヒーターサポート4に接
続されている。6はサーモスタット素子のバイメタル
で、ベース1内に収納されている。7はアームで、バイ
メタル6の上方に配設されている。8は可動接点で、ア
ーム7の先端に固着されている。9は固定接点で、コン
タクトサポート3上に固着されている。10はスラグで、
アームサポート2に接続されアーム7を保持している。
11はカバーで、内部を密閉している。12はピンコネクタ
ーで、モータの電源端子に接続される。13はターミナル
で、外部接続用端子である。
以上のように構成されたモータの過負荷保護装置につ
いて、以下にその動作を説明する。
モータに何らかの異常が生じ、過負荷保護装置に異常
電流や異常温度が与えられると、ヒーター5が発熱し、
ヒーター5からの熱を受けてバイメタル6のスナップ動
作によりアーム7を押し上げ、可動接点8が固定接点9
から離れる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来のモータの過負荷保護装置
は、ベース1に発熱手段であるヒーター5と感熱手段で
あるバイメタル6とを組み込むものであるため、ヒータ
ー5とバイメタル6の特性を変えて多種多用の市場に対
応しようとすると、ベース1,ヒーター5,バイメタル6等
の部品の種類が膨大になってしまうという問題点があっ
た。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、少ない
種類の部品で多くの種類のモータの過負荷保護装置を容
易に組み立てることができるようにするものである。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明のモータの過負荷保
護装置は、熱を感知してスナップアクション動作するサ
ーモスタット素子と、前記サーモスタット素子のスナッ
プアクション動作により開閉する一対以上の可動接点及
び固定接点と、前記サーモスタット素子と前記可動接点
及び固定接点が組み込まれる開口部のある絶縁樹脂製の
感熱ベースと、ヒーターと、前記ヒーターが組み込まれ
る開口部のある絶縁樹脂製のヒーターベースとを備え、
前記サーモスタット素子と前記可動接点及び固定接点を
組み込んだ前記感熱ベースと、前記ヒーターを組み込ん
だ前記ヒーターベースとをそれぞれの開口部を対向させ
て嵌合させたとき、前記サーモスタット素子と前記ヒー
ターとが対向するように構成したのである。
作用 本発明では、モータの過負荷保護装置のベースを、感
熱ベースとヒーターベースとで構成するとともに、感熱
ベースの開口部にサーモスタット素子と可動接点及び固
定接点を組み込み、ヒーターベースの開口部にヒーター
を組み込むようにしたので、感熱ベースをサーモスタッ
ト素子と可動接点及び固定接点からなる感熱手段の種類
のみに対応させ、ヒーターベースをヒーターからなる発
熱手段の種類のみに対応させることができ、感熱ベース
とヒーターベースの種類を少なくでき部品の共用化がし
やすい。また、1つのベースに感熱手段と発熱手段の両
方を組み立てる場合に比べて、各部品の構造、形状、配
置の制約が少なく、組立が簡単で自動化がし易く製造コ
ストが低減できる。また、不良部品によるロスコスト
も、感熱ベース側部品とヒーターベース側部品のどちら
か一方側のロスコストですませることができる。
実 施 例 以下、本発明の一実施例について、図面を参照しなが
ら説明する。第1図は本発明の一実施例におけるモータ
の過負荷保護装置の感熱ベース側部品の分解斜視図、第
2図は同モータの過負荷保護装置のヒーターベース側部
品の分解図、第3図は同モータの過負荷保護装置の内部
構造を示す断面図、第4図は同モータの過負荷保護装置
の感熱ベース側部品の組み込み状態を示す平面図、第5
図は同モータの過負荷保護装置のヒーターベース側部品
の組み込み状態を示す平面図、第6図は同モータの過負
荷保護装置の背面図、第7図は同モータの過負荷保護装
置の密閉型電動圧縮機への取り付けを示す斜視図であ
る。
第1図から第7図において、14は密閉型電動圧縮機
で、内部にモータ15を有する。16はピン端子でモータ15
の外部接続端子である。17はモータの過負荷保護装置で
ある。18は感熱ベースで、絶縁性を有する熱可塑性樹脂
で成型されている。19はサーモスタット素子で、バイメ
タルまたはトリメタルにて成型加工され、予め設定され
た温度にてスナップアクションを行う機構を有してい
る。20は支持板でサーモスタット素子19の一端を支持
し、感熱ベース18にインサート成形により固着されてい
る。21は可動接点で、サーモスタット素子19の他端に固
着されている。22は固定接点で、可動接点21と当接する
位置に配設される。23は端子板で、固定接点22を保持し
感熱ベース18にインサート成形により固着されている。
24はネジで、サーモスタット素子19の中央の穴を貫通し
感熱ベース18の雌ネジ部18aに嵌合しサーモスタット素
子19を押さえている。25はヒーターベースで、絶縁性を
有する熱硬化性樹脂で成型されていて、ピン端子16を通
す穴が25aがあいていて、感熱ベース18と嵌合する。26
はヒーター端子で、ヒーターベース25の溝25bに嵌合さ
れていて、支持板20と接続される。27はヒーターで一端
がヒーター端子26に接続されている。28はピンリセプタ
クルで、ヒーター27の他端に接続されヒーターベース25
の嵌合溝25cへ圧入され、ピン端子16に接続される。
そして、サーモスタット素子19と可動接点21及び固定
接点22等を組み込んだ感熱ベース18と、ヒーター27等を
組み込んだヒーターベース25とをそれぞれの開口部を対
向させて嵌合させたとき、サーモスタット素子19とヒー
ター27とが対向し、支持板20とヒーター端子26とが接触
して、ピンリセプタクル28、ヒーター27、ヒーター端子
26、支持板20、サーモスタット素子19、可動接点21、固
定接点22、端子板23が、順に直列に接続されるように構
成している。
以上のように構成された本実施例のモータの過負荷保
護装置について、以下その動作を説明する。
まず、モータ15に異常が発生すると、モータ15の温度
が上昇する。またはモータ15に異常に大きい電流が流
れ、モータ回路に接続されたヒーター27が発熱し、サー
モスタット素子19がそれらの温度上昇を感知し、スナッ
プアクション動作する。サーモスタット素子19はスナッ
プアクション動作によって固定接点22に当接していた可
動接点21を引き離し、モータ15への電力供給を遮断す
る。
以上のように本実施例によれば、モータの過負荷保護
装置17のベースを、感熱ベース18とヒーターベース25と
で構成するとともに、感熱ベース18の開口部にサーモス
タット素子19と可動接点21及び固定接点22を組み込み、
ヒーターベース25の開口部にヒーター27を組み込むよう
にしたので、感熱ベース18をサーモスタット素子19と可
動接点21及び固定接点22からなる感熱手段の種類のみに
対応させ、ヒーターベース25をヒーター27からなる発熱
手段の種類のみに対応させることができ、感熱ベース18
とヒーターベース25の種類を少なくでき部品の共用化が
しやすい。また、1つのベースに感熱手段と発熱手段の
両方を組み立てる場合に比べて、各部品の構造、形状、
配置の制約が少なく、感熱ベース18側部品とヒーターベ
ース25側部品とを別々に組み立てることができ、組立が
簡単で自動化がし易く製造コストが低減できる。また、
不良部品によるロスコストも、感熱ベース18側部品とヒ
ーターベース25側部品のどちらか一方側のロスコストで
すませることができ、安価なモータの過負荷保護装置を
提供することができる。
発明の効果 以上のように本発明は、熱を感知してスナップアクシ
ョン動作するサーモスタット素子と、前記サーモスタッ
ト素子のスナップアクション動作により開閉する一対以
上の可動接点及び固定接点と、前記サーモスタット素子
と前記可動接点及び固定接点が組み込まれる開口部のあ
る絶縁樹脂製の感熱ベースと、ヒーターと、前記ヒータ
ーが組み込まれる開口部のある絶縁樹脂製のヒーターベ
ースとを備え、前記サーモスタット素子と前記可動接点
及び固定接点を組み込んだ前記感熱ベースと、前記ヒー
ターを組み込んだ前記ヒーターベースとをそれぞれの開
口部を対向させて嵌合させたとき、前記サーモスタット
素子と前記ヒーターとが対向するように構成したので、
多種類のモータの過負荷保護装置を製造する場合に部品
の共用化がしやすい。また、各部品の構造、形状、配置
の制約が少なく、感熱ベース側部品とヒーターベース側
部品とを別々に組み立てることができ、組立が簡単で自
動化がし易く製造コストが低減できる。また、不良部品
によるロスコストも、感熱ベース側部品とヒーターベー
ス側部品のどちらか一方側のロスコストですませること
ができ、安価なモータの過負荷保護装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるモータの過負荷保護
装置の感熱ベース側部品の分解斜視図、第2図は同モー
タの過負荷保護装置のヒーターベース側部品の分解図、
第3図は同モータの過負荷保護装置の内部構造を示す断
面図、第4図は同モータの過負荷保護装置の感熱ベース
側部品の組み込み状態を示す平面図、第5図は同モータ
の過負荷保護装置のヒーターベース側部品の組み込み状
態を示す平面図、第6図は同モータの過負荷保護装置の
背面図、第7図は同モータの過負荷保護装置の密閉型電
動圧縮機への取り付けを示す斜視図、第8図は従来のモ
ータの過負荷保護装置の正面図、第9図は従来のモータ
の過負荷保護装置の平面図、第10図は従来のモータの過
負荷保護装置の内部構造を示す断面図、第11図は従来の
モータの過負荷保護装置の内部構造を示す平面図であ
る。 18……感熱ベース、19……サーモスタット素子、21……
可動接点、22……固定接点、25……ヒーターベース、27
……ヒーター。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱を感知してスナップアクション動作する
    サーモスタット素子と、前記サーモスタット素子のスナ
    ップアクション動作により開閉する一対以上の可動接点
    及び固定接点と、前記サーモスタット素子と前記可動接
    点及び固定接点が組み込まれる開口部のある絶縁樹脂製
    の感熱ベースと、ヒーターと、前記ヒーターが組み込ま
    れる開口部のある絶縁樹脂製のヒーターベースとを備
    え、前記サーモスタット素子と前記可動接点及び固定接
    点を組み込んだ前記感熱ベースと、前記ヒーターを組み
    込んだ前記ヒーターベースとをそれぞれの開口部を対向
    させて嵌合させたとき、前記サーモスタット素子と前記
    ヒーターとが対向するように構成したモータの過負荷保
    護装置。
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IT1181608B (it) * 1985-03-15 1987-09-30 Texas Instruments Italia Spa Salvamotore sensibile alla corrente ed alla temperatura e motore che lo incorpora,in particolare per compressori di frigoriferi e simili

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