JP2507168B2 - 発泡シ―トおよびその製造方法 - Google Patents

発泡シ―トおよびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、発泡シートおよびその製造方法に関する。
さらに詳しくは、断熱性、緩衝性、強度、熱成形性、接
着性、表面平滑性等に優れた発泡シートおよびその製造
方法に関する。
本発明の方法で製造される発泡シートは、自動車の内
装部品、アイスボックス等を箱型の断熱材および緩衝
材、食品容器等の容器類に好適に利用することができ
る。
[従来の技術] 従来からポリオレフィン系樹脂の発泡シートは各種の
分野に利用されているが、その製造方法としては、下記
に示す(1)〜(3)の方法等が知られている。
(1)熱分解してガスを発生させる物質、いわゆる発泡
剤をポリオレフィン系樹脂に添加して得られる組成物
を、発泡剤が分解する温度以上の温度で、溶融混練しな
がら押出機により押出すことにより単層の発泡シートを
製造する方法。
しかしながら、上記(1)の方法は、発泡倍率が約1.
5倍以下である低発泡倍率品を製造する場合には好適な
方法であるが、得られた低発泡倍率品は、発泡による断
熱性、緩衝性、軽量性等の効果を十分に発揮しないとい
う欠点がある。
また、高発泡倍率品を製造する場合においては、発泡
倍率が大きくなるにつれ、発泡シートの表面が著しく荒
れて実用価値がなくなるという欠点がある。
(2)ガスまたは揮発性の高い液体を押出機のシリンダ
ー部から注入しながら、ポリオレフィン系樹脂を溶融混
練して押出し、単層の発泡シートを製造する方法。
しかしながら、上記(2)の方法は、低発泡倍率品と
高発泡倍率品とのいずれをも製造することができるが、
使用するガスおよび液体がフレオン11等のフロン化合物
はヘキサン等の炭化水素であるので、環境汚染や環境破
壊の原因になり、環境保全の点で大きな問題がある。
(3)ポリオレフィン系樹脂に発泡剤およびジビニルベ
ンゼン等の架橋助剤を配合し、得られる組成物を発泡剤
が分解しない温度で成形してシート化し、次いで、この
シートに電子線等を照射して架橋反応を起させて架橋さ
せた後、このシートを発泡剤が分解する温度以上に加熱
して発泡させ、単層の発泡シートを製造する方法。
しかしながら、上記(3)の方法においても、低発泡
倍率品と高発泡倍率品とのいずれをも製造することがで
きるが、製造工程が煩雑で、使用できる原料に制約が多
く、また、架橋反応およびその後の発泡工程における微
妙なコントロールが困難であるために製品の品質の安定
性に問題があり、しかも、製品が非常に高価であるとい
う欠点がある。
また、上記(1)〜(3)の方法で得られるポリオレ
フィン系樹脂の発泡シートは、いずれもポリオレフィン
系樹脂の単層品であるために、接着性が十分とはいえ
ず、さらには、発泡シートに高強度の未発泡層がないた
めに、外部より強い圧縮力が加わると気泡がつぶれてガ
スが抜けやすいという欠点がある。
[発明が解決しようとする問題点] ポリオレフィン系樹脂の発泡シートは、産業上極めて
有用であるが、上述のように、従来の製品技術とその製
品においては、(1)表面性のよい高倍率の発泡シート
を製造することができない、(2)製造において使用す
る物質が環境汚染や破壊の原因になる、(3)製品の品
質の安定性が不十分でしかも高価である、(4)圧縮力
に弱い、(5)接着性が不十分である、等の問題があ
る。
本発明は前記の事情に基づいてなされたものである。
本発明の目的は、上記(1)〜(5)の問題点を改善
し、表面に凹凸がなく、接着性および印刷性に優れ、発
泡倍率が約2〜25倍、厚みが約1〜5mmのポリオレフィ
ン系樹脂の発泡シートおよびこれを容易に製造すること
ができる方法を提供することにある。
[問題を解決するための手段] 上記の目的を達成するための請求項1の発明の構成
は、ポリオレフィン系樹脂と発泡剤とを含有するポリオ
レフィン系樹脂組成物の層の両側に、前記ポリオレフィ
ン系樹脂に同じかまたは同系のポリオレフィン系樹脂80
〜30重量%と前記ポリオレフィン系樹脂に同じかまたは
同系のポリオレフィン系樹脂の融点より75℃以上高い融
点を有するポリアミド系樹脂20〜70重量%とを含有する
ポリアミド系樹脂配合組成物の層が積層されてなる発泡
シートであり、 請求項2の発明の構成は、ポリオレフィン系樹脂と前
記ポリオレフィン系樹脂の融点より30〜75℃高い分解温
度を有する発泡剤と含有するポリオレフィン系樹脂組成
物を、前記発泡剤の分解温度未満の温度で成形してシー
ト化し、得られた前記ポリオレフィン系樹脂組成物から
なるシートの両面に、前記ポリオレフィン系樹脂に同じ
かまたは同系のポリオレフィン系樹脂80〜30重量%と前
記ポリオレフィン系樹脂に同じかまたは同系のポリオレ
フィン系樹脂の融点より75℃以上高い融点を有するポリ
アミド系樹脂20〜70重量%とを含有するポリアミド系樹
脂配合組成物を積層し、得られた積層シートを前記発泡
剤の分解温度以上かつ前記ポリアミド系樹脂の融点未満
の温度において加熱して前記ポリオレフィン系樹脂組成
物からなるシート層を発泡させ、得られた加熱発泡シー
トを両面から抑えながら冷却することを特徴とする発泡
シートの製造方法である。
以下、本願発明についてさらに詳細に説明する。
本発明においては、ポリオレフィン系樹脂と発泡剤と
を配合して、ポリオレフィン系樹脂組成物(A)を作製
する。
本発明における好適な前記ポリオレフィン系樹脂の具
体例としては、結晶性のポリプロピレン単独重合体、結
晶性のプロピレンとプロピレン以外のコモノマーとの共
重合体、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高
密度ポリエチレン、直鎖状の低密度ポリエチレン、超低
密度ポリエチレン、エチレン酢酸ビニルコポリマー等を
例示することができる。
前記ポリオレフィン系樹脂として、上記各種の樹脂を
二種以上混合して使用してもよい。
また、前記ポリオレフィン系樹脂の溶融指数について
は、特に制限はないが、後述の押出加工法および発泡時
の発泡を均一性等を考慮して、0.5〜5g/10分が好まし
い。
なお、本発明における溶融指数は、JIS法で測定され
るものであり、たとえば、ポリエチレンについてはK676
0で測定された値を、ポリプロピレンについてはK6758で
測定された値を、それぞれの溶融指数とする。
本発明における前記発泡剤としては、分解温度が、具
体的に使用された前記ポリオレフィン系樹脂の融点より
も30〜75℃高いものがよい。
前記発泡剤の分解温度が、使用された前記ポリオレフ
ィン系樹脂の融点より30℃高い温度未満である場合に
は、前記ポリオレフィン系樹脂組成物(A)からなるシ
ートを作製する段階において、剪断発熱等により前記発
泡剤が一部発泡してしまうことがある。
また、前記発泡剤の分解温度が前記ポリオレフィン系
樹脂の融点よりも75℃を越えて高い場合には、後述の積
層シートを加熱して発泡させる工程において、より高い
温度で加熱しなければならず、そのため前記積層シート
の溶融粘度が低下しすぎて後述の加熱発泡シートの移送
性が低下するので移送が困難になると共に、製品の均一
性および外観等の優れた発泡シートが得られなくなる。
なお、本発明における融点は、示差走査熱量計(DS
C)で求められる融解ピークにより得られる値である。
樹脂によっては融解ピークは1つとは限らないが、この
場合における融点は最大のピークをもってその樹脂の融
点とする。
本発明における好適な前記発泡剤としては、アゾジカ
ルボンアミド、アゾビス・イソブチロニトリル、バリウ
ム、アゾジカルボキシレート、アゾシクロヘキシル・ニ
トリル等のアゾ系化合物、ベンゼルスルホニルヒドラジ
ド、P,P′−オキシ−ビス(ゼンスルホニルヒドラジ
ド)、パラ・トルエン・スルホニルアジド、トリヒドラ
ジノトリアジン等のスルホニルヒドラジド系化合物、ジ
ニトロソ・ペンタメチレン・テトラミン、N,N′−ジニ
トロソ−N,N′−ジメチルテレフタルアミド等のニトロ
ソ系化合物、炭酸塩と有機酸との混合物(大日精化工業
(株)のダイフロー1003等)等を例示することができ
る。
上記発泡剤は、二種以上を混合して使用してもよい。
上述のようにして得られた前記ポリオレフィン系樹脂
組成物(A)をシート化し、前記ポリオレフィン系樹脂
組成物(A)からなるシートを作製する。
前記ポリオレフィン樹脂組成物(A)をシート化する
方法としては、カレンダー法、Tダイによる押出成形
法、加熱プレス法等の公知の方法を例示することができ
るが、作業性、厚みの調整性等の点で、特にTダイによ
る押出成形法が好ましい。
押出温度については、前記ポリオレフィン系樹脂の融
点以上かつ前記発泡剤の分解温度未満の温度がよい。
押出温度が前記ポリオレフィン系樹脂の融点未満の温
度の場合においては、前記ポリオレフィン系樹脂組成物
(A)を押出しすることができない。
また、押出温度が前記ポリオレフィン系樹脂の融点近
傍の温度の場合においては、溶融粘度が高いために剪断
発熱が大きくなり、押出時の温度制御が困難になる。
したがって、押出温度が前記ポリオレフィン系樹脂の
融点よりも少なくとも10℃高い温度であることが好まし
い。
さらに、押出温度が前記発泡剤の分解温度以上の場合
においては、前記発泡剤が分解してしまうので、後述の
ポリアミド系樹脂配合組成物(B)を前記ポリオレフィ
ン系樹脂組成物(A)からなるシート上に均一に積層す
ることができなくなる。
本発明においては、得られた前記ポリオレフィン系樹
脂組成物(A)からなるシートの両面に前記ポリアミド
系樹脂配合組成物(B)を積層する。
本発明における前記ポリアミド系樹脂配合組成物
(B)は、ポリオレフィン系樹脂とポリアミド系樹脂と
を配合して得ることができる。
前記ポリアミド系樹脂配合組成物(B)における前記
ポリオレフィン系樹脂としては、前記ポリオレフィン系
樹脂組成物(A)を形成するのに使用された前記ポリオ
レフィン系樹脂と同じかまたは同系のポリオレフィン系
樹脂が用いられる。
上記おける同系のポリオレフィン系樹脂とは、ポリオ
レフィン系樹脂をさらに分類した場合のグループを示す
系のことで、たとえば、ポリプロピレン系、ポリエチレ
ン系、というような分類上の系を示す。
したがって、前記ポリオレフィン系樹脂に同じかまた
は前記ポリオレフィン系樹脂と同系のポリオレフィン系
樹脂とは、たとえば、前記ポリオレフィン系樹脂組成物
(A)に使用したポリオレフィン系樹脂がポリプロピレ
ン系樹脂の場合においては、前記ポリオレフィン系樹脂
組成物(A)に具体的に使用されたポリプロピレン系樹
脂か、もしくは具体的に使用されたポリプロピレン系樹
脂以外のポリプロピレン系樹脂の中から選択される樹脂
をいう。
前記ポリアミド系樹脂配合組成物(B)に使用する前
記ポリオレフィン系樹脂として、前記ポリオレフィン系
樹脂組成物(A)を形成するのに使用された前記ポリオ
レフィン系樹脂とは異なる系のポリオレフィン系樹脂よ
り選択される樹脂を使用する場合(たとえば高密度ポリ
エチレンとポリプロピレンとの組み合わせの場合)にお
いては、得られる発泡シートの表面平滑性が悪くなり、
また、前記ポリオレフィン系樹脂組成物(A)およびポ
リアミド系樹脂配合組成物(B)との接着性が著しく低
下する。
前記ポリアミド系樹脂配合組成物(B)における好適
な前記ポリオレフィン系樹脂としては、前記ポリオレフ
ィン系樹脂組成物(A)における前記ポリオレフィン系
樹脂の好適例として例示されたポリオレフィン系樹脂を
挙げることができる。
本発明における前記ポリアミド系樹脂は、前記ポリア
ミド系樹脂配合組成物(B)における前記ポリオレフィ
ン系樹脂の融点より75℃以上高い融点を有する。
前記ポリアミド系樹脂の融点が前記ポリオレフィン系
樹脂の融点よりも75℃未満しか高くない場合において
は、後述の積層シートを加熱して前記ポリオレフィン系
樹脂組成物(A)からなるシートを発泡させるときに前
記積層シート層の溶融粘度が不足し、前記発泡剤からの
発泡ガスを前記ポリオレフィン系樹脂組成物(A)から
なるシート中に封じ込めることができなくなると共に加
熱発泡シートの移送が困難になる。
本発明における好適な前記ポリアミド系樹脂として
は、ε−カプロラクタムの開環重合物(ナイロン6)、
ヘキサメチレンジアミン・アジピン酸の縮重合物(ナイ
ロン66)、ヘキサメチレンジアミン・セバシン酸の縮重
合物(ナイロン610)、11アミノウンデカン酸の縮重合
物(ナイロン11)、ω−ラウロラクタムの開環重合物
(ナイロン12)等を例示することができる。
前記ポリアミド系樹脂配合組成物(B)中の前記ポリ
アミド系樹脂の配合量は、20〜70重量%、好ましくは30
〜60重量%、である。
前記ポリアミド系樹脂の配合量が20重量%未満の場合
においては、前記ポリオレフィン系樹脂組成物(A)か
らなるシートを発泡させる工程において、前記ポリアミ
ド系樹脂配合組成物(B)からなる層の溶融粘性が不足
するために発生したガスを前記ポリオレフィン系樹脂組
成物(A)のシートに封じ込めることができなくなり、
加熱発泡シートの移送が困難になる。
前記ポリアミド系樹脂の配合量が70重量%を越える場
合には、前記ポリアミド系樹脂配合組成物(B)からな
る層と前記ポリオレフィン系樹脂組成物(A)からなる
シートとの熱融着性が悪いので剥離が生じてしまい、前
記発泡剤から発生したガスを前記ポリオレフィン系樹脂
組成物(A)のシート中に封じ込めることができなくな
る。
本発明においては、前記ポリオレフィン系樹脂組成物
(A)からなるシートの両面に、前記ポリアミド系樹脂
配合組成物(B)を積層し、一体化して、積層シートを
得る。
前記積層シートを製造する方法としては、共押出法、
押出ラミネート法、およびシート化したものを接着剤を
使用して一体化シートを製造する方法等の公知の方法を
例示することができる。
上記の共押出法とは、前記ポリオレフィン系樹脂組成
物(A)と前記ポリアミド系樹脂配合組成物(B)とを
共押出しする方法である。
上記の押出ラミネート法とは、前記ポリアミド系樹脂
配合組成物(B)を押出機で溶融混練しながらTダイか
ら前記ポリオレフィン系樹脂組成物(A)からなるシー
ト上に押出して一体化する方法である。
上記の接着剤を使用する方法とは、前記ポリオレフィ
ン系樹脂組成物(A)と前記ポリアミド系樹脂配合組成
物(B)とを予めシート化しておき、上記シートを接着
剤を使用して一体化する方法である。
上記の方法のうち、生産性、作業性等の点において、
特に共押出法と押他ラミネート法とが好ましい。
前記ポリアミド系樹脂配合組成物(B)からなる層
は、前記ポリオレフィン系樹脂組成物(A)からなるシ
ートの両側において略同一の厚みであることが好まし
く、しかも、片側における厚みが0.05〜0.3mm程度であ
るのが特に好ましい。
また、発泡倍率の低い発泡シートを製造する場合にお
いては、前記ポリアミド系樹脂配合組成物(B)からな
る層の厚みは薄くし、発泡倍率が高い発泡シートを製造
する場合においては、厚みを厚くすることが好ましい。
そのように厚みの調整を図るのは、発泡倍率によって
発泡時のガス発生量が異なり、発泡倍率が高いほど前記
ポリアミド系樹脂配合組成物(B)からなる層にかかる
圧力が大きくなるためである。
本発明においては、得られた前記積層シートを加熱す
ることにより、前記ポリオレフィン系樹脂組成物(A)
からなるシートを発泡させ、加熱発泡シートを得る。
前記積層シートを加熱する方法としては、前記積層シ
ートを、加熱されたロールに接触させる方法、加熱オー
ブンで加熱する方法、加熱板に接触させる方法、加熱液
体の浴槽に漬ける方法、および、これらの方法を組合せ
た方法等を例示することができる。
前記積層シートの加熱温度については、前記発泡剤の
分解温度以上かつ前記ポリアミド系樹脂の融点未満の温
度にする。
前記発泡剤の分解温度近傍の温度で前記積層シートを
加熱すると、前記ポリオレフィン系樹脂組成物(A)か
らなるシートを十分に発泡させるために長時間を要す
る。
したがって、特に、前記発泡剤の分解温度よりも約10
℃以上高い温度において前記積層シートを加熱するのが
好ましい。
また、加熱温度が前記ポリアミド系樹脂の融点以上の
温度の場合においては、前記発泡剤から生じるガスを前
記ポリオレフィン系樹脂組成物(A)からなるシート中
に封じ込むことができなくなると共に、前記加熱発泡シ
ートを移送することが困難になり、また、無理に前記加
熱発泡シートを冷却工程に移送しても良好な発泡シート
は得られなくなる。
本発明においては、前記加熱発泡シートを両面から抑
えながら冷却して、本発明の発泡シートを得る。
前記加熱発泡シートを両面から抑えながら冷却する方
法としては、たとえば、対をなす冷却ロール間を通す方
法、対をなす冷却されたスチールベルト間を通す方法、
冷却されたプレス機を用いる方法等を例示することがで
きる。
上記プレス機を使用する方法においては、前記加熱発
泡シートをステンレス板上に載せ、前記ステンレス板を
プレス機のボルスターに取付けて、前記加熱発泡シート
の両面からプレスする。
なお、上記プレス機において、前記ステンレスの取付
けられていない側のボルスターには、前記発泡シートが
一定の厚みを保つことができるように、クリアランス調
整器具等を取付けたステンレス板を取付けておくのがよ
り好ましい。
前記加熱発泡シートに加える圧力は、所望する厚みが
得られるように適宜に調整すればよいが、上記プレス機
を使用する場合においては、0.5〜5kg/cm2であるのが好
ましい。
前記加熱発泡シートを抑えないで冷却した場合には、
得られる発泡シートの表面平滑性が悪くなり、前記ポリ
オレフィン系樹脂組成物(A)と前記ポリアミド系樹脂
配合組成物(B)との接着性が低下する。
上記プレス機を使用する場合においては、プレス時
に、プレス機のボルスターに冷却水を通すことにより前
記加熱発泡シートを冷却することができる。
前記加熱発泡シートの冷却温度としては、40℃以下で
あるのが好ましい。
前記加熱発泡シートの冷却温度が40℃より高い場合に
おいては、冷却時間が長くなったり、製品が後変形を起
こしたりする。
なお、本発明の前記発泡シートの製造方法において使
用される前記ポリオレフィン系樹脂組成物(A)および
前記ポリアミド系樹脂配合組成物(B)は、酸化防止
剤、分散剤、発泡助剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、耐
金属剤、着色剤、炭酸カルシウムおよびタルク等の充填
材、合成ゴムおよび各種の熱可塑性樹脂、無水マレイン
酸およびアクリル酸により変成した熱可塑性樹脂等が付
加成分として含まれていてもよい。
[実施例] 以下、実施例および比較例によって本発明を具体的に
説明するが、本発明はこれによって限定されるものでは
ない。
実施例および比較例で用いたポリオレフィン系樹脂、
ポリアミド系樹脂、および発泡剤の種類およびその特性
等については、第1表に示すとおりである。
各樹脂の融点については、示差走査熱量計(DSC)で
求めた融点の最大ピークを融点とした。
各樹脂の溶融指数は、ポリプロピレンについてはJIS
のK6758で、ポリエチレンについてはJISのK6760で求め
た。
(発泡シートの作製) (1)積層シートの作製 ポリオレフィン系樹脂組成物(A)としては、第2表
に示すように、ポリオレフィン系樹脂に発泡剤を配合
し、さらに添着剤として流動パラフィンを0.3PHR添加し
た後、高速回転ミキサー(ヘルシェルミキサー)で3分
間混合したものを使用した。
ポリアミド系樹脂配合組成物(B)としては、第2表
に示す樹脂を配合し、これをタンブラーで5分間混合し
たものを使用した。
積層シートの作製は、シリンダー径が45mmφと65mmφ
である2台の押出機を装備した共押出シート製造装置を
使用して行った。
当装置には、幅が800mmφnc3層のマルチマニホールド
形のTダイがついていた。
65mmφ押出機よりポリオレフィン系樹脂組成物(A)
を、45mmφ押出機よりポリアミド系樹脂配合組成物
(B)を共押出して、ポリアミド系樹脂配合組成物
(B)/ポリオレフィン系樹脂組成物(A)/ポリアミ
ド系樹脂配合組成物(B)の3層シートを、第2表に示
す厚み構成に調整し、第2表に示す押出温度において押
出して、積層シートを作製した。
(2)積層シートの加熱発泡 上記(1)で得られた積層シートを30cm×30cmの大き
さに切取った。
切取った積層シートを、電気ヒーターで加熱されるシ
リコーンオイル槽に入れて、第2表に示すような温度お
よび時間の条件下で加熱して、積層シートを発泡させ
た。
3点の挾み部を有する取出し具を使用して、加熱発泡
された積層シートの1辺の挟み、シリコーンオイル槽よ
り取出した。
(3)加熱発泡シートの冷却 取出された加熱発泡シートを、厚みが5mm、大きさが4
0cm×50cmのステンレス板の上に移送し、これをステン
レス板と共にすばやくプレス機に移し、加熱発泡シート
の両面から抑えながら冷却した。
プレス機には、加熱発泡シートを載せたステンレス板
を有する側と反対側のボルスターにおいても、ステンレ
ス板を取付けた。
なお、上記ステンレス板には、発泡シートがプレスさ
れても一定の厚みを保つことができるように、クリアラ
ンス調整器具を取付けた。
プレスのボルスターには冷却水を通して、加熱発泡シ
ートを冷却した。
冷却は、第2表に示すような条件で行ない、プレス機
の抑え力は2kg/cm2とした。
(発泡シートの評価基準) 積層シートの状態 目視により判定した。判定内容と第2表中の記号との
関係は以下のとおりである。
◎ 発泡がない、または表面平滑性が極めて良好 ○ 発泡が若干認められるが、表面平滑性は良好 △ 発泡が顕著に発生し、表面に凹凸がかなり発生 × 発泡が多発、または表面に凹凸が多発 加熱発泡した積層シートの移送性 冷却工程に移送した後の加熱発泡シートについて、移
送する前の原形をどの程度保持しているかを、目視によ
り判定した。判定内容と第2表中の記号との関係は以下
のとおりである。
◎ 原形保持率95%以上 ○ 原形保持率80〜94% △ 原形保持率50〜79% × 原形保持率49%以下 表面平滑性について 目視により判定した。判定内容と第2表中の記号との
関係は以下のとおりである。
◎ 凹凸がほとんどなく極めて良好 ○ 凹凸は若干あるが良好 △ 凹凸が多く問題あり × 凹凸が多発 組成物(A)と(B)との接着性 判定内容と第2表中の記号との関係は以下のとおりで
ある。
◎ 剥離せず、良好 ○ 一部剥離するが問題なし △ 容易に剥離する × 接着していない (実施例1〜16、比較例1〜10) 実施例1〜16において、上述のような方法で発泡シー
トを作製し、評価した。
実施例1〜3においては、ポリオレフィン系樹脂とし
て特性の異なるポリプロピレン樹脂を使用し、第2表に
示すような条件で発泡シートを作製した。
実施例4および5においては、ポリオレフィン系樹脂
としてポリエチレン系樹脂を使用したほかは、実施例2
および3と同様にして発泡シートを作製した。
実施例6および7においては、実施例2における発泡
剤の配合量を変更し、第2表に示すような冷却条件にお
いて発泡シートを作製した。
実施例8においては、ポリオレフィン系樹脂として融
点の低い低密度ポリエチレンを使用し、これに適合する
発泡剤とポリアミド系樹脂とを使用した。
実施例9においては、ポリオレフィン系樹脂として実
施例8の同じポリエチレン系樹脂を使用し、発泡剤とし
て二種併用したものを使用した。
実施例10においては、ポリオレフィン系樹脂組成物
(A)のポリオレフィン系樹脂をポリプロピレンとポリ
エチレンの混合物としたほかは、実施例2と同様に行な
った。
実施例11においては、ポリアミド系樹脂配合組成物
(B)のポリオレフィン系樹脂として、ポリオレフィン
系樹脂組成物(A)で使用された樹脂とは異なるが同系
のポリプロピレンを使用した。
実施例12および13においては、ポリアミド系樹脂組成
物(B)のポリアミド系樹脂の配合量を変更したほか
は、実施例2と同様にして行なった。
実施例14〜16においては、積層シートの厚みを変更し
た。
比較例1においては、ポリオレフィン系樹脂組成物
(A)に使用する発泡剤として、ポリオレフィン系樹脂
の融点より30℃高い温度未満の分解温度を有する発泡剤
を使用したほかは、実施例2と同様にして行なった。
比較例2においては、ポリアミド系樹脂配合組成物
(B)に使用するポリアミド系樹脂として、ポリオレフ
ィン系樹脂組成物(A)に使用したポリオレフィン系樹
脂の融点より75℃高い温度未満の融点を有するポリアミ
ド系樹脂を使用し、積層シートの押出し温度を220℃と
したほかは実施例2と同様にして行なった。
比較例3においては、発泡剤の分解温度以下の温度で
積層シートを加熱したほかは、実施例2とほぼ同様にし
て行なった。
比較例4においては、ポリアミド系樹脂配合組成物
(B)のポリアミド系樹脂の配合量を本発明で限定する
量よりも少なくしたほかは、実施例2とほぼ同様にして
行なった。
比較例5においては、ポリアミド系樹脂配合組成物
(B)のポリアミド系樹脂の配合量を本発明で限定する
量よりも多くしたほかは、実施例2とほぼ同様にして行
なった。
比較例6においては、ポリアミド系樹脂配合組成物
(B)からなる層を設けないほかは実施例2とほぼ同様
にして行なった。
比較例7においては、ポリアミド系樹脂配合組成物
(B)からなる層を片側だけに設けたほかは実施例2と
ほぼ同様にして行なった。
比較例8においては、加熱発泡シートを両面より抑え
ないで片面のみを冷却したほかは実施例2とほぼ同様に
して行なった。
比較例9においては、発泡剤の分解温度以上の温度で
ポリオレフィン系樹脂組成物(A)を押出して積層シー
トを作製するほかは実施例8と同様にして行なった。
比較例10においては、ポリアミド系樹脂配合組成物
(B)に使用するポリオレフィン系樹脂を、ポリオレフ
ィン系樹脂組成物(A)で使用した樹脂とは異なった系
のポリオレフィン系樹脂を使用したほかは実施例4と同
様にして行なった。
(結果および評価) 実施例および比較例の結果を第2表に示した。
実施例においては、いずれも良好な発泡シートが得ら
れた。
実施例6および7の結果より、本発明においては、発
泡剤の配合量に関係なく良好な発泡シートが得られるこ
とがわかる。
実施例12および13においては、いずれも問題のない発
泡シートが得られているが、実施例2に比べると、ポリ
アミド樹脂を少なく配合した実施例12では積層シートの
移送性等が若干低下しており、また、ポリアミド系樹脂
を多く配合した実施例13ではポリオレフィン系樹脂組成
物(A)とポリアミド系樹脂配合組成物(B)との接着
性が若干低下している。
したがって、実施例2、12および13より、ポリアミド
系樹脂は、本発明において限定される配合割合の範囲に
おいては、特に30〜60重量%の割合で配合されるのが好
ましいことがわかる。
実施例14〜16により、積層シートの厚みに関係なく良
好な発泡シートが得られることがわかる。
本発明の条件を満たさない比較例においては、いずれ
も良好な発泡シートを作製することができなかった。
比較例1においては、積層シートを作製する段階で発
泡が生じてしまうため、良好な発泡シートが得られなか
った。
比較例2においては、積層シートを加熱発泡させる
と、前記ポリアミド系樹脂配合組成物(B)層の粘度低
下が著しく加熱発泡シートの移送性が悪くなるため良好
な発泡シートが得られなかった。
比較例3においては、加熱温度が低いため発泡しなか
った。
比較例4においては、加熱発泡シートの移送性に問題
があり、比較例5においては、ポリオレフィン系樹脂組
成物(A)とポリアミド系樹脂配合組成物(B)との接
着性に問題があった。
比較例6および比較例7においては、いずれも加熱発
泡シートの移送性に問題があって良好な発泡シートが得
らなかった。
比較例8においては、発泡シートの表面に大きな凹凸
が発生した。
比較例9においては、積層シートを作製する段階で発
泡してしまうため良好な発泡シートが得られなかった。
比較例10においては、ポリオレフィン系樹脂組成物
(A)とポリアミド系樹脂配合組成物(B)とが接着せ
ず、また発泡シートの表面には凹凸が発生した。
[発明の効果] 本発明によると、表面に凹凸がなく、低発泡製品から
高発泡製品までの発泡シートを容易に作製することがで
き、また、表層にポリアミド系樹脂を含有した層を設け
ることにより接着性および印刷性が改善され、その結
果、自動車の内装部品や食品容器に好適に使用すること
のできる優れた発泡シートおよびその製造方法を提供す
ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08J 9/06 CES C08J 9/06 CES // C08L 23:02 C08L 23:02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリオレフィン系樹脂と発泡剤とを含有す
    るポリオレフィン系樹脂組成物の層の両側に、前記ポリ
    オレフィン系樹脂に同じかまたは同系のポリオレフィン
    系樹脂80〜30重量%と前記ポリオレフィン系樹脂に同じ
    かまたは同系のポリオレフィン系樹脂の融点より75℃以
    上高い融点を有するポリアミド系樹脂20〜70重量%とを
    含有するポリアミド系樹脂配合組成物の層が積層されて
    なる発泡シート。
  2. 【請求項2】ポリオレフィン系樹脂と前記ポリオレフィ
    ン系樹脂の融点より30〜75℃高い分解温度を有する発泡
    剤とを含有するポリオレフィン系樹脂組成物を、前記発
    泡剤の分解温度未満の温度で成形してシート化し、得ら
    れた前記ポリオレフィン系樹脂組成物からなるシートの
    両面に、前記ポリオレフィン系樹脂に同じかまたは同系
    のポリオレフィン系樹脂80〜30重量%と前記ポリオレフ
    ィン系樹脂に同じかまたは同系のポリオレフィン系樹脂
    の融点より75℃以上高い融点を有するポリアミド系樹脂
    20〜70重量%とを含有するポリアミド系樹脂配合組成物
    を積層し、得られた積層シートを前記発泡剤の分解温度
    以上かつ前記ポリアミド系樹脂の融点未満の温度におい
    て加熱して前記ポリオレフィン系樹脂組成物からなるシ
    ート層を発泡させ、得られた加熱発泡シートを両面から
    抑えながら冷却することを特徴とする発泡シートの製造
    方法。
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JPH01170080A (ja) * 1987-12-25 1989-07-05 Furukawa Electric Co Ltd:The 超電導fet素子

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