JP2507095Y2 - タンク車の吐出ホ―ス収納構造 - Google Patents

タンク車の吐出ホ―ス収納構造

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JP2507095Y2
JP2507095Y2 JP15004689U JP15004689U JP2507095Y2 JP 2507095 Y2 JP2507095 Y2 JP 2507095Y2 JP 15004689 U JP15004689 U JP 15004689U JP 15004689 U JP15004689 U JP 15004689U JP 2507095 Y2 JP2507095 Y2 JP 2507095Y2
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国仁 佐藤
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東急車輌製造株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、タンク車の吐出ホース収納構造に係り、
詳しくは作業者が収納箱への吐出ホースの出し入れを能
率的に行うことができるタンク車の吐出ホース収納構造
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の吐出ホース収納構造では、第1図及び第2図に
示されるように、収納箱30が、タンクローリ10のタンク
14の後部の下部の左右側方にそれぞれ設けられ、内部に
吐出ホースを収納している。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の吐出ホース収納構造の問題点を列挙すると、次
の通りである。
(a) 収納箱30の位置が比較的高く、作業者が収納箱
30から吐出ホースを下ろしたり、収納したりするのに、
労力が増加している。
(b) 収納箱30がタンク14の左右にそれぞれ配設され
ているが、車両の一方の側面から二系統同時荷卸しを行
うとき、2本のホースをおろすのに、タンク14の左右に
それぞれ回らなければならず、面倒である。
(c) 収納箱30の位置が吐出口16から遠いために、収
納箱30から下ろした吐出ホースを吐出口16へ接続した
り、荷卸しが終了して、吐出口16から吐出ホースを外し
て、収納箱30の所へ持っていくのに、時間及び労力を要
する。
(d) 収納箱30がタンク14の左右にそれぞれ配設され
ているが、2本の吐出ホースをつなげるとき、作業者
は、タンク14の左右にそれぞれ回らなければならず、面
倒である。
請求項1の考案の目的は、上述の(a)、(b)及び
(d)の問題点を解決することである。
請求項2の考案の目的は、請求項1の考案の目的に加
えて、十分な長さの吐出ホースを収納するのに支障のな
い吐出ホース収納構造を提供することである。
請求項3の考案の目的は、上述の(c)の問題点を解
決することである。
〔課題を解決するための手段〕
請求項1のタンク車の吐出ホース収納構造では、収納
箱は、両端部においてタンク車の左右側部にそれぞれ開
口可能となるように、タンクの下方に配設され、吐出ホ
ースを収納している。
請求項2のタンク車の吐出ホース収納構造では、収納
箱は、タンク車の左右方向に対して斜めとなっている。
請求項3のタンク車の吐出ホース収納構造では、収納
箱の端部は、吐出ホースを接続する吐出口の近傍に位置
している。
〔作用〕
請求項1の考案では、作業者は、タンク車の左右方向
に関して荷卸しを行う側に赴き、タンクの下方に位置す
る収納箱の端部開口より吐出ホースを出し入れする。
請求項2の考案では、収納箱は、タンク車の左右方向
に対して斜めとなっており、長さをタンク車の左右方向
幅より増加されている。
請求項3の考案では、作業者は、吐出口の近傍にある
収納箱の端部から吐出ホースを出し入れする。
〔実施例〕
以下、この考案を図面の実施例について説明する。
第1図及び第2図はタンクローリ10の側面図及び平面
図である。タンクローリl0は、キャブ12と、キャブ12の
後部に配設されて内部にガソリンや軽油等の油を貯蔵す
るタンク14とを備えている。タンク14内は垂直の隔壁に
より複数個に分割されており、各油室にはそれぞれ種類
の異なる油が貯蔵されるようになっている。吐出口16
は、タンク14の下方において左右のそれぞれに各2個、
設けられ、タンクローリ10の側方へ向けられている。タ
ンクローリ10の左右の各側において、前方の吐出口16
は、タンク14内の複数個の油室の内、前半部の群に属す
る油室の下部へ共通に接続され、後方の吐出口16は、タ
ンク14内の複数個の油室の内、後ろ半部の群に属する油
室の下部へ共通に接続されている。2個の円筒状収納箱
18は、吐出口16よりさらに下方において水平にかつ隣接
状態で相互に平行に配設され、タンクローリ10の左右方
向に対して斜めに延びている。また、円筒状収納箱18の
左右の端部は吐出口16の近傍に位置している。すなわ
ち、各円筒状収納箱18は、左端部をタンクローリ10の左
側における後方の吐出口16のすぐ後ろ側に位置し、右端
部をタンクローリ10の右側における前方の吐出口16のす
ぐ前側に位置している。
第3図は円筒状収納箱18の構造図である。各円筒状収
納箱18は両端において開口を有し、蓋20は、円筒状収納
箱18の各端に枢着され、円筒状収納箱18の端部開口を開
閉自在になっており、所定の留め機構により閉状態で円
筒状収納箱18に係止されるようになっている。吐出ホー
ス22は、給油所においてタンク14から油を給油所のタン
クへ卸す際に、吐出口16及び給油所のタンクの給油口へ
両端を接続されて使用されるもので、円筒状収納箱18の
両端開口より円筒状収納箱18内へ出し入れできるように
なっている。2本の吐出ホース22は、相互に接続可能で
あり、全長を増加できるようになっている。
実施例の作用について説明する。
円筒状収納箱18を使用しないときは、吐出ホース22は
円筒状収納箱18内に収納され、蓋20は、円筒状収納箱18
からの吐出ホース22の脱落を防止するために、円筒状収
納箱18の端部開口を閉じている。
吐出ホース22を使用するときは、作業者は、タンクロ
ーリ10の左右方向に関して、吐出ホース22を接続する吐
出口16の側に赴き、蓋20を開き、円筒状収納箱18の端部
開口より吐出ホース22を取り出す。吐出口16と給油所の
タンクの給油口との距離が遠いときは、両円筒状収納箱
18より吐出ホース22を取り出し、吐出ホース22を相互に
接続する。タンクローリ10の左右のそれぞれの側から各
円筒状収納箱18へ吐出ホース22を出し入れ自在になって
いるので、2本の吐出ホース22を必要とするとき、従来
の吐出ホース収納構造のように、もう1本の吐出ホース
22を取り出すために、タンクローリ10の反対側へ行っ
て、戻って来る手間を省略することができる。荷卸しを
終了すると、円筒状収納箱18の端部開口より吐出ホース
22を円筒状収納箱18内へ入れ、蓋20を閉じる。
図示の実施例では、タンクローリ10について説明した
が、この考案はタンクトレーラにも適用可能であること
は言うまでもない。また、円筒状収納箱18は多角形とし
てもよい。
〔考案の効果〕
請求項1の考案では、収納箱がタンク車のタンクの下
方に配設され、タンク車の左右側部に位置する収納箱の
両端開口から吐出ホースの出し入れが可能となる。した
がって、収納箱への吐出ホースの出し入れの位置が低く
なるので、出し入れが簡単となり、労力が軽減される。
また、複数個の収納箱が設けられて、各収納箱に吐出ホ
ースが収納されるようになっている場合には、タンク車
の左右のそれぞれの側から収納箱へ吐出ホースを出し入
れできるようになっているので、作業者は、車両の一側
面から二系統同時荷卸しを行うとき、あるいは複数個の
吐出ホースをつないで、吐出ホースの全長を伸ばすとき
に、タンク車の左右反対側へ一々回る必要がなく、能率
が向上する。
請求項2の考案では、収納箱がタンク車の左右方向に
対して斜めの配置となっているので、収納箱の長さをタ
ンク車の左右方向幅に対して増加させることができ、十
分な長さの吐出ホースを支障なく収納することがてき
る。
請求項3の考案では、吐出ホースの出し入れを行う収
納箱の端部は吐出口の近傍に位置するので、収納箱への
吐出ホースの出し入れ及び吐出口への吐出ホースの接
続、切り離しの際に作業者が移動する距離が減少し、作
業者の労力を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例に関し、第1図及び第2図はタ
ンクローリの側面図及び平面図、第3図は円筒状収納箱
の構造図である。 10……タンクローリ(タンク車)、14……タンク、16…
…吐出口、18……円筒状収納箱(収納箱)、22……吐出
ホース。

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】収納箱が、両端部においてタンク車の左右
    側部にそれぞれ開口可能となるように、タンクの下方に
    配設され、吐出ホースを収納していることを特徴とする
    タンク車の吐出ホース収納構造。
  2. 【請求項2】前記収納箱が、前記タンク車の左右方向に
    対して斜めとなっていることを特徴とする請求項1記載
    のタンク車の吐出ホース収納構造。
  3. 【請求項3】前記収納箱の端部は、前記吐出ホースを接
    続する吐出口の近傍に位置していることを特徴とする請
    求項1又は2記載のタンク車の吐出ホース収納構造。
JP15004689U 1989-12-28 1989-12-28 タンク車の吐出ホ―ス収納構造 Expired - Fee Related JP2507095Y2 (ja)

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