JP2553678Y2 - 多段式駐車装置 - Google Patents

多段式駐車装置

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JP2553678Y2
JP2553678Y2 JP1992028037U JP2803792U JP2553678Y2 JP 2553678 Y2 JP2553678 Y2 JP 2553678Y2 JP 1992028037 U JP1992028037 U JP 1992028037U JP 2803792 U JP2803792 U JP 2803792U JP 2553678 Y2 JP2553678 Y2 JP 2553678Y2
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pallet
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政浩 難波
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Shinmaywa Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、水平状態で移動自在
な車両搭載用パレットを有する多段式駐車装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、駐車スペースを垂直方向に沿って
有効に確保するために、昇降自在な車両搭載用パレット
を有する多段式駐車装置が、一般家庭用としても広く普
及し、マンションや一戸建て等に付設される光景をよく
見掛ける。
【0003】このような駐車装置には、当然のことなが
ら車両が駐車されることになるが、カー用品等の小物、
例えばタイヤチェーン、工具およびケミカル用品(カー
ワックス、カーシャンプー等)等は、車内や、駐車装置
利用者の家屋または物置小屋に設置しておくのが一般的
である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、車内に
カー用品を収納しておくと、そのカー用品により車内ス
ペースが制約されてしまうという問題があった。また、
カー用品を家屋等に収納しておくと、カー用品を使用す
る場合、カー用品を家屋から車両駐車位置まで持ち運
び、さらに使用後は家屋まで持ち帰る必要があり、準備
・後始末に手間取るという問題が発生する。
【0005】この考案は、上記従来技術の問題を解消
し、車内スペースが小物により制約されず、カー用品等
の小物使用時の準備・後始末を手軽に行える多段式駐車
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案は、水平状態で
移動自在な複数の車両搭載用パレットを有する多段式駐
車装置において、車両の車輪が水平に搭載される車輪搭
載部が少なくとも形成されたパレットと、前記パレット
の上面後部に取付けられた車止めと、前記車止めのさら
に後部で前記パレットの上面と当該車両の車体床との間
の空スペースに設けられて小物を収納する小物収納部と
を備えるものである。 あるいは、水平状態で移動自在な
複数の車両搭載用パレットを有する多段式駐車装置にお
いて、車両の車輪が水平に搭載される左右両側の車輪搭
載部と当該両車輪搭載部の間に隆起された立上がり領域
とが少なくとも形成された波板形状のパレットと、前記
パレットの前記立上がり領域の下面側に設けられて小物
を収納する小物収納部とを備えるものである。 あるい
は、水平状態で移動自在な複数の車両搭載用パレットを
有する多段式駐車装置において、車両の車輪が水平に搭
載される車輪搭載部と当該車輪搭載部の側方に隆起され
た立上がり領域とが少なくとも形成された波板形状のパ
レットと、前記パレットの前記立上がり領域の下面側に
設けられて小物を収納する小物収納部とを備えるもので
ある。 あるいは、水平状態で移動自在な複数の車両搭載
用パレットを有する多段式駐車装置において、車両の車
輪が水平に搭載される車輪搭載部が少なくとも形成され
た波板形状のパレットと、前記パレットの上面の後部に
取付けられた車止めと、前記車止めのさらに後部で前記
車両の車体床の下方から前記パレット下方にかけて形成
される空スペースに設けられて小物を収納する小物収納
部とを備えるものである
【0007】
【作用】この考案の多段式駐車装置によれば、車両搭載
用パレットに小物収納部を設けているため、小物収納部
に小物を収納しておけば、小物によって車内スペースが
制約されることはない。また、カー用品等の小物使用時
には、カー用品を家屋から持ち運んだり持ち帰ったりす
る必要はなく、車両駐車位置の近傍に設けられた小物収
納部から小物を取り出すだけで準備できるとともに、収
納部に収納するだけで後始末できる。
【0008】
【実施例】図1はこの考案の一実施例である多段式駐車
装置を示す側面図、図2はその駐車装置を模式化した場
合の正面図、図3は駐車装置の要部正面図、図4は駐車
装置に適用されたパレットPを示す正面図である。
【0009】これらの図に示すように、この駐車装置
は、例えばマンション等に設置されており、フレーム1
によって仕切られた上下3段左右3列の9個のブロック
A1〜C3を有している。この場合、中段のブロックB
1〜B3は地上位置に対応しており、下段のブロックC
1〜C3は地下に形成されている。さらに、この駐車装
置には、8個の車両搭載用パレットPが設けられてお
り、通常状態では、上段および下段の各ブロックA1〜
A3,C1〜C3にそれぞれパレットPが収容されると
ともに、中段のブロックB1〜B3のうち2個のブロッ
クにパレットPが収容されている。
【0010】上段および下段ブロックA1〜A3,C1
〜C3に収容されるパレットPは、それぞれ支柱1に昇
降自在に支持されて、これらのパレットPが図示しない
駆動手段によりそれぞれ中段のブロックB1〜B3まで
移動できるように構成している。また、中段のブロック
B1〜B3内に収容される2個のパレットPは、フレー
ム1に左右方向に移動自在に支持されて、これらのパレ
ットPが図示しない駆動手段により隣のブロックB1〜
B3に移動できるように構成している。
【0011】そしてこの駐車装置のようにマンション等
に設置される場合には、各パレットPに対し使用者が特
定されており、使用者はその使用者に割り当てられたい
ずれかのパレットPを、地上位置の中段ブロックB1〜
B3のいずれかに移動させ、その位置で車両10の入出
庫を行う。例えば図2に示す状態において、ブロックA
1内のパレットPに車両10の入庫を行う場合には、ま
ずブロックB1,B2内のパレットPをそれぞれ隣のブ
ロックB2,B3に移動させてから、ブロックA1内の
パレットPをブロックB1に移動させる。その状態でブ
ロックB1内のパレットP上に車両10をバックするよ
うにして乗り入れる。
【0012】このとき、図1および図4に示すように、
パレットPの上面側には、車両駐車時の後輪に対応して
車止め3が取り付けられており、その車止め3に車両1
0の後輪が当接することにより、車両10のパレットP
上での位置決めが図られる。なお、車両10の位置決め
は、車止め3以外に、光電管等の車両位置検出センサ等
を利用したものもある。この場合には、車両10が所定
位置に達したところで、ランプ表示やブザー等により運
転者に所定の停車位置であることを知らせ、そのランプ
表示等を参考にして運転者は車両10の位置決めを図
る。
【0013】車両10の位置決めが完了すると、運転者
(パレット使用者)は車両10およびパレットPから離
れて、パレットPを元のブロックA1に戻し、これによ
り車両10の入庫が完了する。
【0014】また、車両10を出庫させる場合には、上
記と同様にして所定のパレットPを中段のブロックB1
〜B3のいずれかに呼び出し、そのブロックを介して出
庫させる。
【0015】ところで、図3および図4に示すように、
パレットPには、それを補強するための補強板2のほ
か、この実施例のポイントとなる小物収納ボックス20
が設けられている。このボックス20は、パレットP上
の車止め3から後端にかけての空スペースに配置される
とともに、図5および図6に示すように、開閉自在な横
板21と、横板21を閉成した状態でロックするための
ロック装置22とを有している。
【0016】そして、この駐車装置においては、小物収
納ボックス20内に、カー用品30等の小物、例えばタ
イヤチェーン31、工具およびケミカル用品(カーワッ
クス32、カーシャンプー等)等を収納しておき、車両
10の入出庫時に必要に応じて、カー用品30の出し入
れを行う。なお、カー用品30の小物収納ボックス20
に対する出し入れ作業が、車両10によって妨げられる
場合には、車両入出庫時において車両10をパレットP
から退出させたのち、またはパレットPに進入させる前
に、小物の出し入れ作業を行うようにすればよい。
【0017】この駐車装置によれば、パレットPに小物
収納ボックス20を設けているため、そのボックス20
にカー用品30を収納しておけば、カー用品30により
車内スペースが制約されることはない。しかも、タイヤ
チェーン等のカー用品30によって家屋内が汚されるこ
ともない。さらに、カー用品使用時には、従来のように
カー用品を家屋から駐車位置まで持ち運んだり家屋へ持
ち帰ったりする必要はなく、車両駐車位置近傍に設けら
れた小物収納ボックス20からカー用品30を取り出す
だけで手軽に準備できるとともに、収納するだけで手軽
に後始末できる。
【0018】また、ボックス20にロック装置22を取
り付けているため、ボックス利用者の不在時にロックし
ておけば、小物の盗難に会うこともない。
【0019】なお、上記実施例では、パレットPの後部
に小物収納ボックス20を形成するようにしているが、
ボックス20の形成位置はそれに限られることはない。
例えば、図7および図8の斜線に示すように、パレット
P中央の立ち上がり領域に小物収納ボックス120を形
成してもよく、さらに図9の斜線に示すように、パレッ
トPの両側部の立ち上がり領域に収納ボックス220を
形成してもよい。
【0020】また、小物収納ボックスはパレットPの下
面側を利用して形成してもよい。すわわち図10に示す
ように、パレットPの下面側には、その下方に配置され
る車両10のトランクルーム上方に(前進入庫の場合に
はボンネット上方に)空スペースが形成されるので、そ
の空スペースを利用して小物収納ボックス320を形成
するようにしてもよい。要は、パレットの車両搭載時に
おける空スペースに小物収納部が形成されていればよ
い。
【0021】上記実施例では、この考案が、3段3列式
の駐車装置に適用された場合について説明したが、この
考案は、2段または4段以上の駐車装置、さらに2列以
下または4列以上の駐車装置にも適用できる。
【0022】
【考案の効果】以上のように、この考案の多段式駐車装
置は、車両搭載用パレットに小物収納部を設けているた
め、小物収納部に小物を収納しておけば、立体駐車場に
おいて車両の高さを低く維持しながら、小物によって車
内スペースが制約されず、しかもカー用品等の小物使用
時には、家屋等から小物を持ち運んだり家屋に持ち帰っ
たりする必要はなく、車両駐車位置近傍に設けられた小
物収納部に対し小物を出し入れするだけで、手軽に準備
・後始末を行えるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例である多段式駐車装置を示
す概略側面図である。
【図2】実施例の駐車装置を模式化した場合の正面図で
ある。
【図3】実施例の駐車装置の要部正面図である。
【図4】実施例の駐車装置に適用されたパレットを示す
平面図である。
【図5】実施例の駐車装置に適用された小物収納ボック
スを示す斜視図である。
【図6】実施例の小物収納ボックスを示す斜視図であ
る。
【図7】この考案の第1の変形例である駐車装置を示す
要部正面図である。
【図8】第1の変形例の駐車装置を示す要部平面図であ
る。
【図9】この考案の第2の変形例である駐車装置を示す
要部平面図である。
【図10】この考案の第3の変形例である駐車装置を示
す側面図である。
【符号の説明】
20,120,220,320 小物収納ボックス P パレット

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平状態で移動自在な複数の車両搭載用
    パレットを有する多段式駐車装置において、車両の車輪が水平に搭載される車輪搭載部が少なくとも
    形成されたパレットと、 前記パレットの上面後部に取付けられた車止めと、 前記車止めのさらに後部で前記パレットの上面と当該車
    両の車体床との間の空スペースに設けられて小物を収納
    する小物収納部とを備える ことを特徴とする多段式駐車
    装置。
  2. 【請求項2】 水平状態で移動自在な複数の車両搭載用
    パレットを有する多段式駐車装置において、 車両の車輪が水平に搭載される左右両側の車輪搭載部と
    当該両車輪搭載部の間に隆起された立上がり領域とが少
    なくとも形成された波板形状のパレットと、前記パレッ
    トの前記立上がり領域の下面側に設けられて小物を収納
    する小物収納部とを備えることを特徴とする多段式駐車
    装置。
  3. 【請求項3】 水平状態で移動自在な複数の車両搭載用
    パレットを有する多段式駐車装置において、 車両の車輪が水平に搭載される車輪搭載部と当該車輪搭
    載部の側方に隆起された立上がり領域とが少なくとも形
    成された波板形状のパレットと、 前記パレットの前記立上がり領域の下面側に設けられて
    小物を収納する小物収納部とを備えることを特徴とする
    多段式駐車装置。
  4. 【請求項4】 水平状態で移動自在な複数の車両搭載用
    パレットを有する多段式駐車装置において、 車両の車輪が水平に搭載される車輪搭載部が少なくとも
    形成された波板形状のパレットと、 前記パレットの上面の後部に取付けられた車止めと、 前記車止めのさらに後部で前記車両の車体床の下方から
    前記パレット下方にか けて形成される空スペースに設け
    られて小物を収納する小物収納部とを備えることを特徴
    とする多段式駐車装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001207672A (ja) * 2000-01-27 2001-08-03 Nice Corp 機械式駐車設備における駐車用パレット
JP5331604B2 (ja) * 2009-07-29 2013-10-30 新明和工業株式会社 充電パレットとそれを備えた機械式駐車装置

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JPH0334459Y2 (ja) * 1986-06-18 1991-07-22
JPH01317853A (ja) * 1988-06-20 1989-12-22 Masao Mangyo 車両の下部空間を利用した物品収納庫

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