JP2506521Y2 - バルブ - Google Patents
バルブInfo
- Publication number
- JP2506521Y2 JP2506521Y2 JP1990000859U JP85990U JP2506521Y2 JP 2506521 Y2 JP2506521 Y2 JP 2506521Y2 JP 1990000859 U JP1990000859 U JP 1990000859U JP 85990 U JP85990 U JP 85990U JP 2506521 Y2 JP2506521 Y2 JP 2506521Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- elastic body
- piston
- valve
- fitted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Nozzles (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ムース、発泡体、粘性品(歯磨、マヨネ
ーズ、チョコレート等)など、換言すれば噴霧される物
以外の物を収容したエアゾル容器のバルブに関する。
ーズ、チョコレート等)など、換言すれば噴霧される物
以外の物を収容したエアゾル容器のバルブに関する。
エアゾル容器を用いる場合、薬液のように噴霧するも
のはよいが、ムース、発泡体、粘性品については、使用
をやめた後も切れが悪く、ノズルステム部分から噴口ま
での部分に残留している物が流出し、不潔、不衛生でも
あり、あたりを汚すという欠点があった。
のはよいが、ムース、発泡体、粘性品については、使用
をやめた後も切れが悪く、ノズルステム部分から噴口ま
での部分に残留している物が流出し、不潔、不衛生でも
あり、あたりを汚すという欠点があった。
この考案では前記の欠点を解消するために、エアゾル
容器のバルブにおいて、マウンテイングカバーの中心部
にあるノズル抱持部内にノズルを位置せしめ、一方弾性
材料よりなり、中間に蛇腹部を有する弾性体を、上方は
ノズルの内面に固着せしめ、下端はノズルステム4に嵌
合させ、さらに容器の不使用時には弾性体の先端と密着
しているピストンをその下端において弾性体に圧接嵌合
していることを特徴とするエアゾル容器のバルブを得た
ものである。
容器のバルブにおいて、マウンテイングカバーの中心部
にあるノズル抱持部内にノズルを位置せしめ、一方弾性
材料よりなり、中間に蛇腹部を有する弾性体を、上方は
ノズルの内面に固着せしめ、下端はノズルステム4に嵌
合させ、さらに容器の不使用時には弾性体の先端と密着
しているピストンをその下端において弾性体に圧接嵌合
していることを特徴とするエアゾル容器のバルブを得た
ものである。
第1図は第1実施例を示す断面図であって、中央の線
X−Xの左側は不使用時の、右側は使用時の状態を夫々
示す断面図である。この第1実施例は使用の時バルブを
容器の軸心の方向に押し込むタイプとして示されてい
る。
X−Xの左側は不使用時の、右側は使用時の状態を夫々
示す断面図である。この第1実施例は使用の時バルブを
容器の軸心の方向に押し込むタイプとして示されてい
る。
図において、1はエアゾル容器、2はマウント、3は
マウンテイングカバーであって、中央にノズル抱持部31
を有している。4はノズルステム、5は中間に蛇腹部51
を有する弾性体であってその上部はノズル抱持部31内に
位置するノズル7の内面に固着され、下端はノズルステ
ム4に嵌合している。中央部にピストン6があって、そ
の下端61は弾性体5に圧接嵌合されており、又その上端
は弾性体密着部64として形成されている。不使用時(第
1図の左半分)には弾性体5の蛇腹部の弾力によって弾
性体の先端がノズル7とともに上方に移動するので、弾
性体5の先端の斜面部52がピストン6の弾性体密着部64
に密着し、バルブ上端を直接に密閉している。ノズル7
の先端は図示の如くヘッド部71に形成されている。尚不
使用時にはキャップ8がかぶされている。
マウンテイングカバーであって、中央にノズル抱持部31
を有している。4はノズルステム、5は中間に蛇腹部51
を有する弾性体であってその上部はノズル抱持部31内に
位置するノズル7の内面に固着され、下端はノズルステ
ム4に嵌合している。中央部にピストン6があって、そ
の下端61は弾性体5に圧接嵌合されており、又その上端
は弾性体密着部64として形成されている。不使用時(第
1図の左半分)には弾性体5の蛇腹部の弾力によって弾
性体の先端がノズル7とともに上方に移動するので、弾
性体5の先端の斜面部52がピストン6の弾性体密着部64
に密着し、バルブ上端を直接に密閉している。ノズル7
の先端は図示の如くヘッド部71に形成されている。尚不
使用時にはキャップ8がかぶされている。
使用に当っては、キャップ8を外し、第1図のもので
は例えばノズル7先端のヘッド部71を頭に当てて押す
と、全体が下がってノズルステム4が下がり容器内の材
料が押し出されてくる。そしてノズルステム4の下降量
は僅かで、すぐその動きは制止されるが、ノズル7はそ
れ以上押されて下がる。そうすると、弾性体5はその上
端はノズル7に固着され、下端はノズルステム4に嵌合
されているので、弾性体5は圧縮され、その蛇腹部分51
のところで若干変形して縮少する。ところがピストン6
は、その下端の嵌合部61において、弾性体5に蛇腹部の
下方で圧接嵌合しているので弾性体5が縮少すると、ピ
ストン6の上端の弾性体密着部64と弾性体5の先端斜面
部52との間が少し開いて隙間72が形成される。そのため
ノズルステム4から押し出された材料は通路41、ピスト
ン下端スリット62、弾性体5とピストン6の間63及び前
記の隙間72を通って外部に流出する。
は例えばノズル7先端のヘッド部71を頭に当てて押す
と、全体が下がってノズルステム4が下がり容器内の材
料が押し出されてくる。そしてノズルステム4の下降量
は僅かで、すぐその動きは制止されるが、ノズル7はそ
れ以上押されて下がる。そうすると、弾性体5はその上
端はノズル7に固着され、下端はノズルステム4に嵌合
されているので、弾性体5は圧縮され、その蛇腹部分51
のところで若干変形して縮少する。ところがピストン6
は、その下端の嵌合部61において、弾性体5に蛇腹部の
下方で圧接嵌合しているので弾性体5が縮少すると、ピ
ストン6の上端の弾性体密着部64と弾性体5の先端斜面
部52との間が少し開いて隙間72が形成される。そのため
ノズルステム4から押し出された材料は通路41、ピスト
ン下端スリット62、弾性体5とピストン6の間63及び前
記の隙間72を通って外部に流出する。
不使用時になって、ノズルをはなすと、ノズルステム
4、及び弾性体5の弾力により、第1図の左側に示す状
態に急速に戻り、弾性体5がピストン6の頂部に密着
し、ノズルステム4から隙間72の間に残留しているムー
ス、発泡体、粘性品等の材料が流出するのを防止する。
4、及び弾性体5の弾力により、第1図の左側に示す状
態に急速に戻り、弾性体5がピストン6の頂部に密着
し、ノズルステム4から隙間72の間に残留しているムー
ス、発泡体、粘性品等の材料が流出するのを防止する。
第2図はノズル7を横方向に倒すタイプの実施例の使
用中の状態を示す断面図であって、ノズル7が直立して
いる不使用時には、第1図の左側の如くピストン6に弾
性体5の先端斜面部52が密着している。又ノズル7の下
端は、ひっかけ部73に形成され、マアンテイングカバー
3のノズル抱持部31と係合している。
用中の状態を示す断面図であって、ノズル7が直立して
いる不使用時には、第1図の左側の如くピストン6に弾
性体5の先端斜面部52が密着している。又ノズル7の下
端は、ひっかけ部73に形成され、マアンテイングカバー
3のノズル抱持部31と係合している。
使用に際して、第2図に図示するように、指9で右方
向に押してノズル7を倒すと、ノズル7は左側のマウン
テイングカバー3のノズル抱持部31とノズル7のひっか
け部73との係合個所が基点となって、ノズル7は右に向
って傾く。それによりノズルステム4も傾きと下降が与
えられ、内容物が通路41に押し出されてくる。しかし第
1図の例のとき説明したようにノズルステム4の動きは
すぐ制止されそれ以上ノズル7が傾くと、その上端がノ
ズル7に固着されている弾性体5は押し縮められ、蛇腹
部51のところで縮少され、その先端斜面部52がピストン
6の頂部からはなれ、隙間72を形成し、第1図の場合と
同様に材料が流れ出てゆく。
向に押してノズル7を倒すと、ノズル7は左側のマウン
テイングカバー3のノズル抱持部31とノズル7のひっか
け部73との係合個所が基点となって、ノズル7は右に向
って傾く。それによりノズルステム4も傾きと下降が与
えられ、内容物が通路41に押し出されてくる。しかし第
1図の例のとき説明したようにノズルステム4の動きは
すぐ制止されそれ以上ノズル7が傾くと、その上端がノ
ズル7に固着されている弾性体5は押し縮められ、蛇腹
部51のところで縮少され、その先端斜面部52がピストン
6の頂部からはなれ、隙間72を形成し、第1図の場合と
同様に材料が流れ出てゆく。
不使用時には、指9をはなすとノズルステム4及び弾
性体5の弾力でノズル7と直立状態に戻り、弾性体5の
先端とピストンが密着し材料の洩れを防止する。
性体5の弾力でノズル7と直立状態に戻り、弾性体5の
先端とピストンが密着し材料の洩れを防止する。
この考案のエアゾル容器のバルブは前記の如き構成で
あって、エアゾル容器の内容の材料が、ムース、発泡
体、粘性品であっても、使用を止めたとき、即座にその
流出が止まり、まわりを汚さず、かつ衛生的であるバル
ブを得たものである。
あって、エアゾル容器の内容の材料が、ムース、発泡
体、粘性品であっても、使用を止めたとき、即座にその
流出が止まり、まわりを汚さず、かつ衛生的であるバル
ブを得たものである。
第1図、第2図は夫々別な実施例を示す図である。 符号の説明 1……エアゾル容器、2……マウント、3……マウンテ
イングカバー、31……ノズル抱持部、4……ノズルステ
ム、41……通路、5……弾性体、51……蛇腹部、52……
先端斜面部、6……ピストン、61……下端嵌合部、62…
…スリット、63……通路、7……ノズル、71……上端ヘ
ッド部。
イングカバー、31……ノズル抱持部、4……ノズルステ
ム、41……通路、5……弾性体、51……蛇腹部、52……
先端斜面部、6……ピストン、61……下端嵌合部、62…
…スリット、63……通路、7……ノズル、71……上端ヘ
ッド部。
Claims (1)
- 【請求項1】ムース、発泡体、粘性品等を収容するエア
ゾル容器のバルブにおいて、 エアゾル容器1のマウントに嵌合されているマウンティ
ングカバー3、 マウンティングカバー3の中心部にあるノズル抱持部31
中に挿嵌されているノズル7、 ノズル7内に位置し、弾性材料よりなり、中間に蛇腹部
51を有する弾性体5、その下端61において上記弾性体5
に圧接嵌合され、上端には弾性体密着部64が形成されて
いるピストン6からなり、 前記弾性体5の上端の部分はノズル7に固着され、下端
はノズルステム4に嵌合されており、 又弾性体5の上端は不使用時にはその弾性により前記ピ
ストン6の上端の弾性体密着部64に密着されていて容器
のバルブがノズル上端において直接に密閉状態となるこ
とを特徴とするバルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990000859U JP2506521Y2 (ja) | 1990-01-11 | 1990-01-11 | バルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990000859U JP2506521Y2 (ja) | 1990-01-11 | 1990-01-11 | バルブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0393486U JPH0393486U (ja) | 1991-09-24 |
JP2506521Y2 true JP2506521Y2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=31504795
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990000859U Expired - Lifetime JP2506521Y2 (ja) | 1990-01-11 | 1990-01-11 | バルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2506521Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2598101B1 (fr) * | 1986-04-30 | 1988-08-05 | Oreal | Embout pour distribuer un produit moussant |
JPH0444194Y2 (ja) * | 1986-08-13 | 1992-10-19 | ||
JPS63157265U (ja) * | 1987-04-01 | 1988-10-14 |
-
1990
- 1990-01-11 JP JP1990000859U patent/JP2506521Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0393486U (ja) | 1991-09-24 |
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