JP2506472Y2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2506472Y2
JP2506472Y2 JP1994004538U JP453894U JP2506472Y2 JP 2506472 Y2 JP2506472 Y2 JP 2506472Y2 JP 1994004538 U JP1994004538 U JP 1994004538U JP 453894 U JP453894 U JP 453894U JP 2506472 Y2 JP2506472 Y2 JP 2506472Y2
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JP
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grill
remote controller
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signal
outlet
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JP1994004538U
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JPH0712839U (ja
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秀夫 角田
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、吹出風の方向を吹出グ
リルによって変更可能な空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の空気調和機は、本体ケ
ーシングの吹出口部に温風または冷風が吹き出される吹
出グリルが取付けられ、この吹出グリルを直接手動によ
り回動操作して温風または冷風の吹出方向を調節可能と
している。
【0003】しかしながら、これらのものは使用者が手
動で吹出方向を調節する必要があり、一方空気調和機は
室内の壁の高い位置に設置されることが多く、手動での
操作は非常に面倒かつ難しいものであった。このため、
リモートコントローラにより吹出グリルを回動操作可能
として温風または冷風の吹出方向の調節をリモートコン
トローラから可能として、操作性を向上させたものが、
実開昭56−122035号公報に示されている。この
公報に示されるものは、吹出グリルの位置を予め定めた
特定の位置で停止させる操作ツマミをリモートコントロ
ーラに設けたものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た空気調和機は予め吹出グリルの位置をつまみの位置に
対応して定めておくもので、吹出グリルの設定位置はつ
まみの設定位置の数だけしかなく、吹出グリルの位置を
使用者が望む位置に適格に選定できるものではなかっ
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案は、温風または
冷風を吹き出す吹出口に設けられ、前記吹出口から吹き
出される風の方向を所定の範囲で変更できるように回動
可能に保持される吹出グリルと、前記吹出グリルを連続
的に回動させる駆動手段と、前記吹出グリルの位置を操
作するための操作釦を有し、この操作釦の押圧及び押圧
解除に基づき赤外線のワイヤレス信号の出力状態を変更
するワイヤレスリモートコントローラと、前記リモート
コントローラからの赤外線のワイヤレス信号を受信し、
前記ワイヤレスリモートコントローラの前記操作釦が押
圧状態を継続する時、前記駆動手段を連続的に動作さ
せ、前記ワイヤレスリモートコントローラの前記操作釦
が押圧解除状態の時、前記駆動手段の動作を停止させる
制御手段とを設けたことを特徴とする空気調和機であ
る。
【0006】
【作用】この考案の空気調和機においては、リモートコ
ントローラの操作釦の押圧を継続すれば、連続的に吹出
グリルが動作し、その後、操作釦の押圧を解除すれば、
その位置で吹出グリルが停止するため、吹出グリルの方
向を適確に選定できる。
【0007】また、この吹出グリルの方向の調節中、使
用者は操作釦の押圧を継続するため、使用者はワイヤレ
スリモートコントローラを保持状態に保つ必要があり、
ワイヤレスリモートコントローラの方向が安定し、操作
釦の押圧及び押圧解除に基づき出力状態が変更される赤
外線のワイヤレス信号の方向が確実に空気調和機に受信
される方向に維持され、吹出グリルの方向調節中にワイ
ヤレスリモートコントローラの方向の変化によって赤外
線のワイヤレス信号が空気調和機に到達しないという問
題がなくなる。
【0008】
【実施例】以下、この考案に係る空気調和機の一実施例
について添付図面を参照して説明する。
【0009】図1はこの空気調和機の制御ブロック図
で、図中符号10は赤外線送信機としてのリモートコン
トローラ11により遠隔地から作動制御される空気調和
機本体の制御回路を示す。リモートコントローラ11は
コントローラケーシング12内に電源としての電池を内
蔵したリモコン制御回路13が組み込まれており、この
リモコン制御回路13は、図2のリモ−トコントロ−ラ
ケ−シング12の外部表面に設けられたON/OFF釦
14やグリル専用操作釦15、設定変更釦16の操作に
より作動制御され、このコントロール信号PSはパルス
化されて赤外線発光ダイオードの送信部17から出力さ
れる。
【0010】リモートコントローラ11からのコントロ
ール信号PSは、空気調和機の本体ケーシング1の光セ
ンサの受信部18に入力される。入力されたコントロー
ル信号PSは信号判定部19に送られ、この信号判定部
19により受信されたコントロール信号Sの種類が判別
される。信号判定部19はON/OFF釦14や設定変
更釦16の操作により発生したコントロール信号を室内
機器制御回路20および室外機器制御回路21に順次案
内されるようになっており、両制御回路20、21は上
記コントロール信号を入力して、室内ファンモータ駆動
回路23、圧縮機24、四方弁25を作動制御する一
方、空気調和機の作動状態を表示器26に表示するよう
になっている。
【0011】本体ケーシング1は図3に示すように、内
部に熱交換器5、送風機7を収納し、前面上部に吸込口
6を有し、全面下部の吹出口には吹出グリル2が設けら
れている。この吹出グリル2は軸2aを回転軸とし、所
定範囲で回動自在に保持されている。したがって、空気
調和機の運転中、送風機7の回転により吸込口6から吸
い込まれた室内空気は熱交換器5で熱交換し、吹出グリ
ル2に案内されて室内に吹き出す。この際、吹出グリル
2の位置を変更することにより風の吹出方向が前方から
下方の範囲で変更可能となっている。
【0012】グリル専用操作釦15の押圧操作によるコ
ントール信号PSは受信部18を経て信号判定部19に
同様に送られ、ここで信号処理される。信号判定部19
はグリル駆動回路28を作動制御するようになってい
る。すなわち、グリル専用操作釦15を1回押圧操作す
ると、リモコン制御回路13が作動し、送信部17から
図4に示すように予めコード化されたパルス状のパター
ン信号(コントロール信号)PSが例えば36KHz等
の一定の変調波によってシリアル信号される。パターン
信号PSは送信の有無を判断するリーダコードRC、空
気調和機の他の機種から区別するカスタムコードCCお
よび設定温度や送風量等の設定を行なうデータコードD
C1 、DC2 により構成され、グリル専用操作釦15の
1回の押圧操作によりパターン信号PSが1回あるいは
複数回出力される。図5に示されるようにグリル動作指
令信号Eは例えば斜線で示すように第2データコードD
C2内に編入されている。なお、パターン信号PSの各
コードの信号内容にはA・B・C・Dで表わされ、その
内容確認用反転信号コードがAバ−・Bバ−・Cバ−・
Dバ−で表わされる。
【0013】また、パターン信号PSはリモートコント
ローラ11の赤外線発光ダイオードの送信部17から送
信され、空気調和機の受信部18に入力され、CPUと
しての信号判定部19で処理される。信号判定部19は
パターン信号PS内に編入されたグリル動作指令信号E
に基いて、グリル駆動回路28を駆動させ、この駆動回
路28を駆動状態に維持するようになっている。
【0014】次に作用について、図6に示すリモートコ
ントローラ11のリモコン制御回路13内のフローチャ
ートを参考にして説明する。
【0015】この図に示されたフローチャートはグリル
専用操作釦15のON操作(押圧操作)により、グリル
動作指令信号Eがパターン信号に編入されて送信され、
この動作指令信号Eに基づいてグリル駆動回路28が起
動され、その起動状態に維持される。その際、グリル動
作指令信号Eはグリル専用操作釦15のON操作時にの
み1回あるいは複数回パルス化されて送信され、以後の
ON操作している間はグリル動作指令信号が出力されな
いようになっている。
【0016】次に、グリル専用操作釦15を離すと、押
圧状態が解除(OFF操作)され、グリル停止指令信号
が送信され、この停止指令信号によりグリル駆動回路2
8の駆動が停止せしめられる。したがって本実施例にお
ける吹出グリル2の角度調整作業は、まずグリル専用操
作釦15を押圧し、これにより吹出グリル2が回動を開
始させ、好みの位置に吹出グリル2が来るまでグリル専
用操作釦15の押圧を継続し、好みの位置に吹出グリル
2が来た時にグリル専用操作釦15の押圧を解除すれ
ば、吹出グリル2はその位置で停止することになる。
【0017】したがって吹出グリル2の方向調整中にリ
モートコントローラ11からの送信は、最初にグリル動
作指令信号Eが出力された後はグリル専用操作釦15を
押圧操作している間、グリル動作指令信号を含むパター
ン信号PSが出力されず、グリル専用操作釦15の押圧
解除時にグリル停止指令信号を編入したパターン信号P
Sが出力されるだけで、電池寿命を損なうことがない。
【0018】他の実施例として、吹出グリルの位置をワ
イヤレスのリモートコントローラのグリル専用操作釦を
押圧することにより連続的に出力されるコントロール信
号Sにより、遠隔地から調節できるようにしてもよい。
【0019】この実施例を図7、8に基づき説明する。
リモートコントローラ3に設けられたグリル専用操作釦
4を押圧操作し続けることにより、リモートコントロー
ラ3からはグリル動作指令信号を編入したパターン信号
Sが図8に示すように連続的に出力される。このパター
ン信号Sは、本体ケ−スング1に設けられた受信部18
に受信され、このパターン信号Sが出力されている間
中、吹出グリル2が回動する。そして、グリル専用操作
釦4の押圧解除により、グリル動作指令信号の送信が中
止されて吹出グリル2が停止され、吹出角度調節作業が
終了する。
【0020】
【考案の効果】この考案の空気調和機においては、リモ
ートコントローラの操作釦を操作することで、吹出グリ
ルの方向を適格に選定できる。
【0021】また、この吹出グリル方向の調節中、使用
者は操作釦の押圧を継続するため、使用者はワイヤレス
リモートコントローラを保持状態に保つ必要があり、ワ
イヤレスリモートコントローラの方向が安定し、操作釦
の押圧及び押圧解除に基づき出力状態が変更される赤外
線のワイヤレス信号が確実に空気調和機に受信され、極
めて操作性の高い吹出グリルの方向選定ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る空気調和機の一実施例を示す制
御ブロック図。
【図2】同実施例のリモートコントローラの外観図。
【図3】空気調和機の吹出口部に設置される吹出グリル
の取付構造を概略的に示す断面図。
【図4】同リモートコントローラのグリル専用操作釦の
ON操作により送信されるパターン信号を示す図。
【図5】同リモートコントローラのグリル専用操作釦の
ON、OFF操作により送信されるパターン信号PSを
時系列的に示す図。
【図6】同リモートコントローラのリモコン制御回路内
のフローを示す動作フローチャート。
【図7】他の実施例の空気調和機の外観図。
【図8】他の実施例のリモートコントローラからのパタ
ーン信号Sを示す図。
【符号の説明】
2…吹出グリル、10…制御回路、11…リモートコン
トローラ、13…リモコン制御回路、15…グリル専用
操作釦、17…送信部、18…受信部、19…信号判定
部、28…グリル駆動回路、PS…パターン信号、E…
グリル動作指令信号

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】温風または冷風を吹き出す吹出口に設けら
    れ、前記吹出口から吹き出される風の方向を所定の範囲
    で変更できるように回動可能に保持される吹出グリル
    と、前記吹出グリルを連続的に回動させる駆動手段と、
    前記吹出グリルの位置を操作するための操作釦を有し、
    この操作釦の押圧及び押圧解除に基づき赤外線のワイヤ
    レス信号の出力状態を変更するワイヤレスリモートコン
    トローラと、前記リモートコントローラからの赤外線の
    ワイヤレス信号を受信し、前記ワイヤレスリモートコン
    トローラの前記操作釦が押圧状態を継続する時、前記駆
    動手段を連続的に動作させ、前記ワイヤレスリモートコ
    ントローラの前記操作釦が押圧解除状態の時、前記駆動
    手段の動作を停止させる制御手段とを設けたことを特徴
    とする空気調和機。
JP1994004538U 1994-04-05 1994-04-05 空気調和機 Expired - Lifetime JP2506472Y2 (ja)

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JPH0712839U JPH0712839U (ja) 1995-03-03
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6065542U (ja) * 1983-10-13 1985-05-09 大阪瓦斯株式会社 吹出し型空調器
JPS61122449A (ja) * 1984-11-19 1986-06-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空調機

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