JP2506462Y2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JP2506462Y2
JP2506462Y2 JP780291U JP780291U JP2506462Y2 JP 2506462 Y2 JP2506462 Y2 JP 2506462Y2 JP 780291 U JP780291 U JP 780291U JP 780291 U JP780291 U JP 780291U JP 2506462 Y2 JP2506462 Y2 JP 2506462Y2
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JP
Japan
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air
air conditioner
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floor
ceiling
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義章 鎌田
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、室内を快適な状態に保
つ空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来例の一つを示す縦断面図で、
一般的な天吊型の空気調和装置を示す。空調機1は、天
井に吊り下げ固定され、天井面2に吹き出し口3と吸い
込み口4が設けられている。空調機で処理された空気は
前記吹き出し口3から室5内に送風される。そして室5
内に供給された前記空気は室内を循環して吸い込み口4
から吸引されて空調機1で処理され、再び吹き出し口3
から室内に送風される。
【0003】図3は他の従来例を示す縦断面図で、床吹
出型の空気調和装置を示す。これは図1の従来例と異な
り、空調機1は床6の上に設置され、処理した空気の吹
き出し口3は床6に設けられている。従って、天井面2
の吸い込み口4から吸引された空気は、空調機1で処理
されて床6から室5内に送風される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、図2の天吊
型の空気調和装置は、吹き出し口3及び吸い込み口4の
いずれもが天井面2に設けられているため、処理風が床
面近くや部屋の隅々まで充分に循環しにくいと共に、吹
き出し口位置や方向の変更が困難であるという問題があ
った。
【0005】また、図3の床吹出型の空気調和装置は、
処理風が床6から天井面2へと流れるため、部屋全体に
処理風が行き渡ると共に、設置後の吹き出し口位置の変
更等がしやすくなるが、空調機1を床6に置く構造であ
るため、居住空間が狭くなるという問題があった。尚、
床吹出型の前記空調システムは、空気分布の改良や最近
のオフィスオートメーション化の傾向によりOA用の接
続線を床下にもっていき、オフィスのレイアウト変更に
自由に対応できる為のフリーアクセスフロアーを利用し
て、分割及び取外しの自由なモジュール床材に吹き出し
角度、絞りなどを手元で調節できる吹き出し口を設けた
もので、最新の空調システムの一例である。
【0006】本考案の目的は、部屋全体に処理風が行き
渡ると共に、設置後の吹き出し口位置の変更等がしやす
く、且つ居住空間を狭めない空気調和装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案は、天井裏に設置されて天井面から室内の空気を
吸い込んで処理する空調機と、この空調機で処理された
空気を床下から室内に送風する吹き出し部と、壁面に設
けられ前記空調機と前記吹き出し部とを連通する通気ダ
クトとを備えたことを特徴とする空気調和装置である。
【0008】
【作用】本考案によれば、空調機が天井裏に設置されて
いるため、居住空間が狭くならず、更に通気ダクトを介
して処理風が床下から室内に送風されるため、部屋全体
に処理風が行き渡ると共に設置後の吹き出し口位置の変
更等がしやすい。
【0009】通気ダクトからの輻射熱が室内に輻射され
るため、室内の温度調節もしやすくなる。
【0010】
【実施例】以下、図1に示した一実施例に基づいて本考
案を詳細に説明する。空調機1は天井裏に吊下固定され
ている。天井面2には空気の吸い込み口4が設けられ、
床6には空気の吹き出し口3が設けられている。これら
吸い込み口4及び吹き出し口3は天井面2及び床6に適
宜間隔で複数設けられ、処理風が部屋全体を一様にむら
なく循環するように形成されている。室5の壁面部には
前記空調機1で処理された空気を床下に送る通気ダクト
7が設けられている。この通気ダクト7は薄型に形成さ
れて室5の居住空間を狭めないようになっている。通気
ダクト7は壁面全面を覆うようにしてもよいし、部屋の
コーナー部にだけ設けてもよい。
【0011】次に上記実施例の作用を説明する。室5内
の空気が天井面2の吸い込み口4から吸引されて空調機
1で処理され、この処理空気は通気ダクト7を通って床
下に導かれ、床6に設けられた吹き出し口3から室5内
に送風される。この送風は床6から天井面2に向かって
流れるため、部屋全体に処理風が容易に行き渡る。それ
と共に吹き出し口位置の変更等がそれが床6に設けられ
ているため、容易に行える。更に空調機1が天井裏に設
置されているため、居住空間が狭くならずに済む。また
通気ダクト7からの輻射熱が二次的に得られ、部屋の温
度調節がしやすい。
【0012】
【考案の効果】本考案によれば、空調機が天井裏に設置
されているため、居住空間が狭くならない効果が得られ
る。更に通気ダクトを介して処理風が床下から室内に送
風されるため、部屋全体に処理風が行き渡ると共に設置
後の吹き出し口位置の変更等がしやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】従来例の一つを示す縦断面図である。
【図3】従来例の一つを示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 空調機 2 天井面 3 吹き出し口 4 吸い込み口 5 室 6 床 7 通気ダクト

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井裏に設置されて天井面から室内の空
    気を吸い込んで処理する空調機と、この空調機で処理さ
    れた空気を床下から室内に送風する吹き出し部と、壁面
    部に設けられ前記空調機と前記吹き出し部とを連通する
    通気ダクトとを備えたことを特徴とする空気調和装置。
JP780291U 1991-02-21 1991-02-21 空気調和装置 Expired - Lifetime JP2506462Y2 (ja)

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JPH04106433U JPH04106433U (ja) 1992-09-14
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JP3306641B2 (ja) * 1994-11-28 2002-07-24 清水建設株式会社 全面床吹出し方式空調設備
JP4514860B2 (ja) * 1999-11-22 2010-07-28 高砂熱学工業株式会社 床吹出し型空調設備

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JPH04106433U (ja) 1992-09-14

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