JP2505873Y2 - 草刈靴 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この考案は靴をはき、歩きながら
庭を散歩しても草刈りができ、山林作業でも手はノコギ
リやナタで枝打ちなどしながら、下刈りすべき草や下木
などは根元から足を出し踏めば切れるから、便利であ
る。しかも足で体重を掛け踏むわけだからその力は大き
いといえる。しかも押すと横に切るという力のチェンジ
が出来るわけだから、工業部用品など長い棒状や板を横
に切る場合、押せばいいわけだから体重など重力により
切れるということになり、便利となる。

【０００２】

【従来の技術】ハサミは手で使うものしかなかったし、
草刈りも機械か長ナタでやり、すべて手で行われてい
た。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】草刈りは手でするから
大変であった。また草刈り機械を入れてもお金がかか
り、ガソリン入れから、エンジンの掛け方など男手でな
いと無理であった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】足で歩くという普通の動
作に、この靴をはいていれば草が刈れる。稲刈りなどは
簡単にできるし、この靴のハサミと手に持ったナタなど
で山林作業はずいぶん楽になるだろうし、女、子供でも
楽しくできる。庭の草刈りでも、道路の草刈りでも根元
から刈れるから、腰もいためずにすむ。しゃがんでのこ
れまでの手作業は腰痛の元だったからである。

【０００５】

【考案の実施例】まず、図示して、靴の内部から説明す
る。図１はハサミが開いたところで菱形も又開いてい
る。そして三角波形バネは閉じている。つまりこれは靴
を上げたときの状態である。図２は足を踏んだところ
で、三角波形バネは伸びていて、刃は閉じている。図３
は再び開いたところを横からスケッチしたもの。三角波
形バネはそそり立っている。以上の繰り返しが、草刈と
なるのである。ハサミは無論両足の靴がついているから
作業ははかどる。

【考案の効果】 山林作業でも手足が使え、足の重みの
方が楽に草が刈れる。

【図面の簡単な説明】

【図１】ハサミが開いたところの全体像。上方より見た
もの。

【図２】ハサミが閉じたところで、その断面図。

【図３】ハサミが開いたところの断面図。

【符号の説明】

１ ハサミ ２ 靴 ３ 菱形体 ４ 支持部 ５ 軸 ６ 三角波形バネ ７ ストッパー ８ 固定部

Claims (1)

(57)【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 靴の底に菱形伸び縮み尺を入れ、その下
   の芯棒に三角波状バネを入れると、菱形は踏むとバネで
   押されて芯棒の先までとどき、足を上げると元の菱形に
   もどり、この菱形の靴の先交差する部分にハサミ体を連
   接させておくと、このハサミは人が靴を踏むとき閉じて
   切れ、足を上げると開くという構造の草刈靴。