JP2505649Y2 - 椅子の飾りモ―ル取付構造 - Google Patents
椅子の飾りモ―ル取付構造Info
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- JP2505649Y2 JP2505649Y2 JP1989082063U JP8206389U JP2505649Y2 JP 2505649 Y2 JP2505649 Y2 JP 2505649Y2 JP 1989082063 U JP1989082063 U JP 1989082063U JP 8206389 U JP8206389 U JP 8206389U JP 2505649 Y2 JP2505649 Y2 JP 2505649Y2
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- Japan
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- groove
- outer peripheral
- pipe
- chair
- backrest
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、パイプ製の背もたれの外周枠や各支脚に飾
りモールを取付けるようにした椅子の飾りモール取付構
造に関する。
りモールを取付けるようにした椅子の飾りモール取付構
造に関する。
従来は、背もたれの外周枠と各支脚の一方もしくは両
方をパイプ製にして構成する椅子において、いわゆる玉
縁である飾りモールの支持片を、背もたれの外周枠と背
もたれとの間に狭入して、飾りモールを背もたれのが外
周にそわせて取付けるような構造のものが知られてい
る。
方をパイプ製にして構成する椅子において、いわゆる玉
縁である飾りモールの支持片を、背もたれの外周枠と背
もたれとの間に狭入して、飾りモールを背もたれのが外
周にそわせて取付けるような構造のものが知られてい
る。
しかしながら、そのような飾りモールは単なる飾りで
あつて、パイプを外物から保護できるような取付け構造
にはなつておらないので、パイプが傷つきやすくなつて
おり、また、背もたれとパイプの間に飾りモールの支持
部を取付けているので、取付けが困難で、しかも複雑な
取付け構造になつている、といつた不具合を呈してい
た。
あつて、パイプを外物から保護できるような取付け構造
にはなつておらないので、パイプが傷つきやすくなつて
おり、また、背もたれとパイプの間に飾りモールの支持
部を取付けているので、取付けが困難で、しかも複雑な
取付け構造になつている、といつた不具合を呈してい
た。
本考案は、そのような不具合を解決し、飾りモールを
パイプの保護ができるように、しかも容易にパイプに取
付けることができるようにしたものであり、そのため背
もたれ(A)の外周枠(1)と各支脚(2)の一方もし
くは両方のパイプ外周面には長手方向に延長する溝
(3)を形成するとともに、該溝(3)の内方には該溝
(3)より幅広となる凹部(4)を形成し、プラスチッ
ク製の長い飾りモール(5)の内側面には、前記溝
(3)および凹部(4)内にそれぞれ圧入して嵌合係止
させることができる細幅部(5a)と幅広部(5b)とを全
長にわたり一体的に形成して構成したものである。
パイプの保護ができるように、しかも容易にパイプに取
付けることができるようにしたものであり、そのため背
もたれ(A)の外周枠(1)と各支脚(2)の一方もし
くは両方のパイプ外周面には長手方向に延長する溝
(3)を形成するとともに、該溝(3)の内方には該溝
(3)より幅広となる凹部(4)を形成し、プラスチッ
ク製の長い飾りモール(5)の内側面には、前記溝
(3)および凹部(4)内にそれぞれ圧入して嵌合係止
させることができる細幅部(5a)と幅広部(5b)とを全
長にわたり一体的に形成して構成したものである。
したがつて、長い飾りモールの内側面の先端側となる
幅広部をパイプの溝内から凹部内に圧入すると、溝内に
細幅部が嵌合するとともに、幅広部が凹部内に抜けない
ように係止されることになつて、飾りモールをパイプの
外周面にそつて飾りとして良好に取付けることができる
ことになり、また、飾りモールに外物が当たつたりして
パイプを保護できることになる。
幅広部をパイプの溝内から凹部内に圧入すると、溝内に
細幅部が嵌合するとともに、幅広部が凹部内に抜けない
ように係止されることになつて、飾りモールをパイプの
外周面にそつて飾りとして良好に取付けることができる
ことになり、また、飾りモールに外物が当たつたりして
パイプを保護できることになる。
次に、第1図ないし第4図に示す本考案の第1実施例
について説明する。
について説明する。
第3図は椅子全体の斜視図を示し、該椅子は、コ状に
形成したパイプ製の両支脚(2)(2)の上部間に座フ
レーム(6)を固設するとともに、該座フレーム(6)
の上方には座体(B)を載設し、両支脚(2)(2)の
上方側内部にはスタッキングパッキン(7)(7)を装
着したスタッキングパイプ(8)(8)をそれぞれ横架
し、前記座フレーム(6)の後部より上方に延出する連
結金具(9)の上部には、背もたれ(A)を嵌装してロ
字状に屈折形成したパイプ製外周枠(1)の下部を連結
し、各椅子を上下にスタッキングできるようにして従来
形構造同様に構成したものである。
形成したパイプ製の両支脚(2)(2)の上部間に座フ
レーム(6)を固設するとともに、該座フレーム(6)
の上方には座体(B)を載設し、両支脚(2)(2)の
上方側内部にはスタッキングパッキン(7)(7)を装
着したスタッキングパイプ(8)(8)をそれぞれ横架
し、前記座フレーム(6)の後部より上方に延出する連
結金具(9)の上部には、背もたれ(A)を嵌装してロ
字状に屈折形成したパイプ製外周枠(1)の下部を連結
し、各椅子を上下にスタッキングできるようにして従来
形構造同様に構成したものである。
第1図および第2図に示すように、前記外周枠(1)
は横断面4角状のパイプにより形成し、該外周枠(1)
の全長にわたるパイプ外周面の横幅方向中央には細幅の
溝(3)を形成するとともに、該溝(3)の内方となる
パイプ内には前記溝(3)より幅広となる凹部(4)を
形成し、また、幅広となる長いプスチック製飾りモール
(5)の内側面中央には、前記溝(3)に嵌合できる細
幅部(5a)を一体的に形成するとともに、該細幅部(5
a)の先端側には、両側部が前記凹部(4)の入口側両
側に係合できる横断面3角状の幅広部(5b)を一体的に
形成して構成する。
は横断面4角状のパイプにより形成し、該外周枠(1)
の全長にわたるパイプ外周面の横幅方向中央には細幅の
溝(3)を形成するとともに、該溝(3)の内方となる
パイプ内には前記溝(3)より幅広となる凹部(4)を
形成し、また、幅広となる長いプスチック製飾りモール
(5)の内側面中央には、前記溝(3)に嵌合できる細
幅部(5a)を一体的に形成するとともに、該細幅部(5
a)の先端側には、両側部が前記凹部(4)の入口側両
側に係合できる横断面3角状の幅広部(5b)を一体的に
形成して構成する。
したがつて、飾りモール(5)の幅広部(5b)をパイ
プの溝(3)に圧入して内部(4)内に係合させると、
第1図に示すように、細幅部(5a)および幅広部(5b)
が溝(3)および凹部(4)内に嵌合して外れないよう
に外周枠(1)の全長にわたる外周面に飾りモール
(5)を取付けることができることになり、飾りモール
(5)は外周枠(1)の外周を縁取る飾りとなり、ま
た、外物は飾りモール(5)に当たることになつてパイ
プが傷つかないように保護できることになる。
プの溝(3)に圧入して内部(4)内に係合させると、
第1図に示すように、細幅部(5a)および幅広部(5b)
が溝(3)および凹部(4)内に嵌合して外れないよう
に外周枠(1)の全長にわたる外周面に飾りモール
(5)を取付けることができることになり、飾りモール
(5)は外周枠(1)の外周を縁取る飾りとなり、ま
た、外物は飾りモール(5)に当たることになつてパイ
プが傷つかないように保護できることになる。
なお、両支脚(2)(2)のパイプにも前記実施例同
様に溝(3)および凹部(4)を形成して、前記実施例
と同様に飾りモール(5)をそれぞれ取付けると、椅子
をスタッキングさせる場合には、両椅子の飾りモール
(5)どおしが当たることになつて、パイプを傷つけな
いようにすることができることになる。
様に溝(3)および凹部(4)を形成して、前記実施例
と同様に飾りモール(5)をそれぞれ取付けると、椅子
をスタッキングさせる場合には、両椅子の飾りモール
(5)どおしが当たることになつて、パイプを傷つけな
いようにすることができることになる。
第5図は第2実施例を示し、背もたれ(A)の全面側
上方となる外周枠(1)の全面側上方角部に、該角部を
覆うように横断面L状に形成した飾りモール(5)を取
付けたものであり、第6図に示す第3実施例において
は、丸パイプの外周面側に彎曲面の飾りモール(5)を
取付けたものであり、第7図に示す第4実施例において
は、パイプと背もたれ(A)の間の前後にのぞむように
両飾りモール(5)(5)を取付けたものであり、ま
た、第8図に示す第5実施例においては、丸パイプの前
面側上方に彎曲面の飾りモール(5)を取付けて構成し
たものである。
上方となる外周枠(1)の全面側上方角部に、該角部を
覆うように横断面L状に形成した飾りモール(5)を取
付けたものであり、第6図に示す第3実施例において
は、丸パイプの外周面側に彎曲面の飾りモール(5)を
取付けたものであり、第7図に示す第4実施例において
は、パイプと背もたれ(A)の間の前後にのぞむように
両飾りモール(5)(5)を取付けたものであり、ま
た、第8図に示す第5実施例においては、丸パイプの前
面側上方に彎曲面の飾りモール(5)を取付けて構成し
たものである。
このように本考案は、プラスチック製飾りモール
(5)の幅広部(5b)をパイプの溝(3)から凹部
(4)内に圧入させるだけで、背もたれ(A)の外周枠
(1)や各支脚(2)に飾りモール(5)を容易に組付
けることができることになつて、飾りモール(5)をパ
イプの外周面にそつて飾りとして外れないよう、しかも
取付部が露出しないようコンパクト構造にして良好に取
付けることができることになり、また、飾りモール
(5)に外物が当たつたり、他の椅子の飾りモール
(5)が当たつたりしてパイプが損傷しないよう良好に
保護できることになり、良好に実施できる特長を有す
る。
(5)の幅広部(5b)をパイプの溝(3)から凹部
(4)内に圧入させるだけで、背もたれ(A)の外周枠
(1)や各支脚(2)に飾りモール(5)を容易に組付
けることができることになつて、飾りモール(5)をパ
イプの外周面にそつて飾りとして外れないよう、しかも
取付部が露出しないようコンパクト構造にして良好に取
付けることができることになり、また、飾りモール
(5)に外物が当たつたり、他の椅子の飾りモール
(5)が当たつたりしてパイプが損傷しないよう良好に
保護できることになり、良好に実施できる特長を有す
る。
第1図は本考案の実施例である要部の断面図、第2図は
その分解斜視図、第3図は椅子の前方側斜視図、第4図
はその後方側斜視図、第5図ないし第8図は第2実施例
ないし第5実施例をそれぞれ示す。 (A)……背もたれ、(1)……外周枠、(2)……支
脚、(3)……溝、(4)……凹部、(5)……飾りモ
ール、(5a)……細幅部、(5b)……幅広部。
その分解斜視図、第3図は椅子の前方側斜視図、第4図
はその後方側斜視図、第5図ないし第8図は第2実施例
ないし第5実施例をそれぞれ示す。 (A)……背もたれ、(1)……外周枠、(2)……支
脚、(3)……溝、(4)……凹部、(5)……飾りモ
ール、(5a)……細幅部、(5b)……幅広部。
Claims (1)
- 【請求項1】背もたれ(A)の外周枠(1)と各支脚
(2)の一方もしくは両方をパイプ製にして構成する椅
子において、背もたれ(A)の外周枠(1)と各支脚
(2)の一方もしくは両方のパイプ外周面には長手方向
に延長する溝(3)を形成するとともに、該溝(3)の
内方には該溝(3)より幅広となる凹部(4)を形成
し、プラスチック製の長い飾りモール(5)の内側面に
は、前記溝(3)および凹部(4)内にそれぞれ圧入し
て嵌合係止させることができる細幅部(5a)と幅広部
(5b)とを全長にわたり一体的に形成して構成した椅子
の飾りモール取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989082063U JP2505649Y2 (ja) | 1989-07-12 | 1989-07-12 | 椅子の飾りモ―ル取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989082063U JP2505649Y2 (ja) | 1989-07-12 | 1989-07-12 | 椅子の飾りモ―ル取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0321245U JPH0321245U (ja) | 1991-03-01 |
JP2505649Y2 true JP2505649Y2 (ja) | 1996-07-31 |
Family
ID=31628548
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989082063U Expired - Fee Related JP2505649Y2 (ja) | 1989-07-12 | 1989-07-12 | 椅子の飾りモ―ル取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2505649Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0311849B2 (ja) * | 1986-06-12 | 1991-02-18 | Tokiwa Kogyo Kk |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3011849U (ja) * | 1994-08-16 | 1995-06-06 | 隆 真野 | ファクシミリ |
-
1989
- 1989-07-12 JP JP1989082063U patent/JP2505649Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0311849B2 (ja) * | 1986-06-12 | 1991-02-18 | Tokiwa Kogyo Kk |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0321245U (ja) | 1991-03-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |