JPH0746191Y2 - 椅子のスタッキング装置 - Google Patents
椅子のスタッキング装置Info
- Publication number
- JPH0746191Y2 JPH0746191Y2 JP1993006673U JP667393U JPH0746191Y2 JP H0746191 Y2 JPH0746191 Y2 JP H0746191Y2 JP 1993006673 U JP1993006673 U JP 1993006673U JP 667393 U JP667393 U JP 667393U JP H0746191 Y2 JPH0746191 Y2 JP H0746191Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- stacking
- protective plate
- chair
- supporting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Chairs Characterized By Structure (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、椅子の上方に椅子を積
み重ねることができる椅子のスタッキング装置に関す
る。
み重ねることができる椅子のスタッキング装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来は、両下端側が末広がり状に開くよ
うに形成した両側の両支脚杆の内方上部には支脚杆の上
端部上方に載置できる水平方向のスタッキングパイプを
それぞれ架着して構成する椅子において、上方に積み重
ねる椅子のスタッキングパイプが下方の椅子の支脚杆の
上端部上方に載せられて椅子をスタックできるようにな
っている。
うに形成した両側の両支脚杆の内方上部には支脚杆の上
端部上方に載置できる水平方向のスタッキングパイプを
それぞれ架着して構成する椅子において、上方に積み重
ねる椅子のスタッキングパイプが下方の椅子の支脚杆の
上端部上方に載せられて椅子をスタックできるようにな
っている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、椅子を
スタックする際には、比較的乱暴に扱われたりするた
め、スタッキングパイプや支脚杆が傷つきやすく、支脚
杆に傷がつくと、椅子自体が見すぼらしくなったり、椅
子に座る人が不快感を抱くことになり、また、スタッキ
ングパイプが支脚杆の上端部にうまく載せられないで、
ずり落ちたり外れたりして整然と積み重ねられない、と
いった不具合を呈している。
スタックする際には、比較的乱暴に扱われたりするた
め、スタッキングパイプや支脚杆が傷つきやすく、支脚
杆に傷がつくと、椅子自体が見すぼらしくなったり、椅
子に座る人が不快感を抱くことになり、また、スタッキ
ングパイプが支脚杆の上端部にうまく載せられないで、
ずり落ちたり外れたりして整然と積み重ねられない、と
いった不具合を呈している。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案は、そのような不
具合を解決し、簡単な構造にして好適に実施できるよう
工夫したものであり、そのため、スタッキングパイプの
下面にはその全長にかけて延長する溝を形成するととも
に、該溝の内方には該溝より幅広となる凹部を形成し、
前記スタッキングパイプの下部外周面に彎曲して広く接
合できる軟質プラスチック製保護板の上面中央部には前
記溝及び凹部にそれぞれ嵌合できる支持部及び該支持部
よりやや幅広の係合凸部を全長にわたり一体的に形成し
て構成するとともに特に該軟質プラスチック製保護板の
下底面は或る程度巾広で長い平板状面に形成するものと
した。
具合を解決し、簡単な構造にして好適に実施できるよう
工夫したものであり、そのため、スタッキングパイプの
下面にはその全長にかけて延長する溝を形成するととも
に、該溝の内方には該溝より幅広となる凹部を形成し、
前記スタッキングパイプの下部外周面に彎曲して広く接
合できる軟質プラスチック製保護板の上面中央部には前
記溝及び凹部にそれぞれ嵌合できる支持部及び該支持部
よりやや幅広の係合凸部を全長にわたり一体的に形成し
て構成するとともに特に該軟質プラスチック製保護板の
下底面は或る程度巾広で長い平板状面に形成するものと
した。
【０００５】
【作用】したがって、スタッキングパイプの下面の溝に
保護板の係合凸部を下方から打込むことにより、保護板
の係合凸部と支持部をスタッキングパイプの凹部と溝に
それぞれ嵌合させて、スタッキングパイプの全長にわた
る下面に特に下底面を平板状に形成した保護板を取り付
けて椅子をスタックした場合スタッキングパイプを下方
の椅子の支脚杆の上端部上に傾斜して載置したり乱暴に
架載しても、軟質プラスチック製保護板の当接により、
あらゆる方向からの衝撃や摩擦を吸収し得て傷がつくこ
となく、又載置の位置がずれたり外れたりすることもな
く整然と載置することが出来るのである。
保護板の係合凸部を下方から打込むことにより、保護板
の係合凸部と支持部をスタッキングパイプの凹部と溝に
それぞれ嵌合させて、スタッキングパイプの全長にわた
る下面に特に下底面を平板状に形成した保護板を取り付
けて椅子をスタックした場合スタッキングパイプを下方
の椅子の支脚杆の上端部上に傾斜して載置したり乱暴に
架載しても、軟質プラスチック製保護板の当接により、
あらゆる方向からの衝撃や摩擦を吸収し得て傷がつくこ
となく、又載置の位置がずれたり外れたりすることもな
く整然と載置することが出来るのである。
【０００６】
【実施例】図２は椅子全体を示した斜視図であり、側面
視Ｌ字状に形成した上部フレーム４の上部内方及び下部
内方には背体Ａ及び座体Ｂをそれぞれ架設し、該座体Ｂ
の両側方となる上部フレーム４下部の両外側方には、両
下端側が末広がり状に開くように角パイプにより屈折形
成した両側の両支脚杆１、１の水平状上端部１ａを並設
して固定し、両支脚杆１、１の内方上部には丸棒形とな
る水平方向のスタッキングパイプ２をそれぞれ架着して
従来形構造同様に構成するが、前記スタッキングパイプ
２を架着する前に、スタッキングパイプ２の軸心の下方
となる下面には全長にかけて延長する浅い溝２ａを形成
するとともに、該溝２ａの内方には該溝２ａより幅広と
なる浅い凹部２ｂを形成し、また、前記スタッキングパ
イプ２の下部外周面に彎曲して広く接合できる軟質プラ
スチック製保護板３の上面中央部には、前記溝２ａ及び
凹部２ｂにそれぞれ嵌合できる支持部３ａ及び該支持部
３ａよりやや幅広の係合凸部３ｂを全長にわたり一体的
に形成すると共に軟質プラスチック製保護板の下方部は
肉厚で特にその下底面は巾広で長い平板状面３ｃを形成
するものとした。
視Ｌ字状に形成した上部フレーム４の上部内方及び下部
内方には背体Ａ及び座体Ｂをそれぞれ架設し、該座体Ｂ
の両側方となる上部フレーム４下部の両外側方には、両
下端側が末広がり状に開くように角パイプにより屈折形
成した両側の両支脚杆１、１の水平状上端部１ａを並設
して固定し、両支脚杆１、１の内方上部には丸棒形とな
る水平方向のスタッキングパイプ２をそれぞれ架着して
従来形構造同様に構成するが、前記スタッキングパイプ
２を架着する前に、スタッキングパイプ２の軸心の下方
となる下面には全長にかけて延長する浅い溝２ａを形成
するとともに、該溝２ａの内方には該溝２ａより幅広と
なる浅い凹部２ｂを形成し、また、前記スタッキングパ
イプ２の下部外周面に彎曲して広く接合できる軟質プラ
スチック製保護板３の上面中央部には、前記溝２ａ及び
凹部２ｂにそれぞれ嵌合できる支持部３ａ及び該支持部
３ａよりやや幅広の係合凸部３ｂを全長にわたり一体的
に形成すると共に軟質プラスチック製保護板の下方部は
肉厚で特にその下底面は巾広で長い平板状面３ｃを形成
するものとした。
【０００７】したがって、スタッキングパイプ２を支脚
杆１に架着してから、スタッキングパイプ２と略同じ長
さに形成した保護板３の係合凸部３ｂをスタッキングパ
イプ２の下面の溝２ａ内に下方から矢印イで示すように
打ち込むと、保護板３の係合凸部３ｂと支持部３ａをス
タッキングパイプ２の凹部２ｂと溝２ａにそれぞれ嵌合
させて、スタッキングパイプ２の全長にわたる下面に保
護板３を取り付けることが出来ることになり、椅子を積
み重ねる場合、上方の椅子のスタッキングパイプ２を下
方の椅子の支脚杆１の上端部１ａ上に傾斜させたりして
乱暴に載置しても、図４に示すように軟質プラスチック
製保護板３が当接することになって、傷がついたり位置
がずれたり外れたりしないように整然と載置することが
できる。
杆１に架着してから、スタッキングパイプ２と略同じ長
さに形成した保護板３の係合凸部３ｂをスタッキングパ
イプ２の下面の溝２ａ内に下方から矢印イで示すように
打ち込むと、保護板３の係合凸部３ｂと支持部３ａをス
タッキングパイプ２の凹部２ｂと溝２ａにそれぞれ嵌合
させて、スタッキングパイプ２の全長にわたる下面に保
護板３を取り付けることが出来ることになり、椅子を積
み重ねる場合、上方の椅子のスタッキングパイプ２を下
方の椅子の支脚杆１の上端部１ａ上に傾斜させたりして
乱暴に載置しても、図４に示すように軟質プラスチック
製保護板３が当接することになって、傷がついたり位置
がずれたり外れたりしないように整然と載置することが
できる。
【０００８】
【考案の効果】このように本考案は、支脚杆１の内方上
部に架着したスタッキングパイブ２の下面の溝２ａに軟
質プラスチック製保護板３の係合凸部３ｂを下方から打
ち込むことにより、保護板３の係合凸部３ｂと支持部３
ａをスタッキングパイブ２の凹部２ｂと溝２ａに嵌合さ
せて、スタッキンクパイプ２の全長にわたる下面に保護
板３をしっかりと取り付けることが出来ることになり、
椅子を積み重ねる場合、上方の椅子のスタッキングパイ
プ２を下方の椅子の支脚杆１の上端部１ａ上に傾斜させ
たりして乱暴に載置しても前記した軟質プラスチック製
保護板３は特にその下底面を或る程度巾広の平板面３ｃ
に形成してあるので、多数の椅子をスタックした場合で
も今迄にない広い面で衝接することを得たものであり、
したがって該保護板３の取り付けによりあらゆる方向か
らの衝撃や摩擦はすべて吸収されて傷がつかないことは
勿論塗装面も至って美麗な侭ですみ、更に長目の平板状
面であるからスタックの位置がずれたり外れるようなこ
ともなく整然と載置することが出来ることになり、スタ
ック仕様椅子に実施して著大な効果を発揮する考案と言
える。
部に架着したスタッキングパイブ２の下面の溝２ａに軟
質プラスチック製保護板３の係合凸部３ｂを下方から打
ち込むことにより、保護板３の係合凸部３ｂと支持部３
ａをスタッキングパイブ２の凹部２ｂと溝２ａに嵌合さ
せて、スタッキンクパイプ２の全長にわたる下面に保護
板３をしっかりと取り付けることが出来ることになり、
椅子を積み重ねる場合、上方の椅子のスタッキングパイ
プ２を下方の椅子の支脚杆１の上端部１ａ上に傾斜させ
たりして乱暴に載置しても前記した軟質プラスチック製
保護板３は特にその下底面を或る程度巾広の平板面３ｃ
に形成してあるので、多数の椅子をスタックした場合で
も今迄にない広い面で衝接することを得たものであり、
したがって該保護板３の取り付けによりあらゆる方向か
らの衝撃や摩擦はすべて吸収されて傷がつかないことは
勿論塗装面も至って美麗な侭ですみ、更に長目の平板状
面であるからスタックの位置がずれたり外れるようなこ
ともなく整然と載置することが出来ることになり、スタ
ック仕様椅子に実施して著大な効果を発揮する考案と言
える。
【図１】本考案実施例の要部を分解して示した斜視図で
ある。
ある。
【図２】椅子全体を示した斜視図である。
【図３】図１の側面を示した側面図である。
【図４】スタック時の要部を示した断面図である。
１………支脚杆 １ａ……上端部 ２………スタッキングパイプ ２ａ……溝 ２ｂ……凹部 ３………軟質プラスチック製保護板 ３ａ……支持部 ３ｂ……係合凹部３ｃ……平板状底面
Claims (1)
- 【請求項１】両下端側が末広がり状に開くように形成し
た両側の両支脚杆１、１の内方上部には支脚杆の上端部
１ａ上方に載置できる水平方向のスタッキングパイプ２
をそれぞれ架着して構成する椅子において、前記スタッ
キングパイプ２の下面にはその全長にかけて延長する溝
２ａを形成するとともに、該溝２ａの内方には該溝２ａ
より幅広となる凹部２ｂを形成し、前記スタッキングパ
イプ２の下部外周面に彎曲して広く長く接合できる軟質
プラスチック製保護板３の上面中央部には前記溝２ａ及
び凹部２ｂにそれぞれ嵌合できる支持部３ａ及び該支持
部３ａよりやや幅広とした係合凸部３ｂを全長にわたり
一体的に形成し、更に該保護板３の下方部は肉厚にする
とともに特にその下底面を巾広で細長の平板面状３ｃに
形成せるものとし、これを前記スタッキングパイプの下
面溝２ａに嵌着させてなる椅子のスタッキング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993006673U JPH0746191Y2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 椅子のスタッキング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993006673U JPH0746191Y2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 椅子のスタッキング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0658744U JPH0658744U (ja) | 1994-08-16 |
| JPH0746191Y2 true JPH0746191Y2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=11644897
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993006673U Expired - Lifetime JPH0746191Y2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 椅子のスタッキング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0746191Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2888775A (en) * | 1956-06-08 | 1959-06-02 | Wonder Products Company | Foot for stand or base |
| JPS5683793A (en) * | 1979-12-13 | 1981-07-08 | Nippon Electric Co | Plasma display panel drive circuit |
| JP2673905B2 (ja) * | 1989-06-22 | 1997-11-05 | コクヨ株式会社 | スタッキング用椅子 |
| JP3011850U (ja) * | 1994-08-17 | 1995-06-06 | 糺 中村 | 袋の止め具 |
-
1993
- 1993-01-29 JP JP1993006673U patent/JPH0746191Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0658744U (ja) | 1994-08-16 |
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