JP2505037Y2 - スタイラスペン - Google Patents
スタイラスペンInfo
- Publication number
- JP2505037Y2 JP2505037Y2 JP2696190U JP2696190U JP2505037Y2 JP 2505037 Y2 JP2505037 Y2 JP 2505037Y2 JP 2696190 U JP2696190 U JP 2696190U JP 2696190 U JP2696190 U JP 2696190U JP 2505037 Y2 JP2505037 Y2 JP 2505037Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pen
- switch
- click
- chuck
- writing pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はスタイラスペンに関し、特にコンピュータな
どのグラフィック入力用タブレットに使用され、入力時
にクリック感を与えるようにしたスタイラスペンに関す
る。
どのグラフィック入力用タブレットに使用され、入力時
にクリック感を与えるようにしたスタイラスペンに関す
る。
従来のクリック付きのスタイラスペンでは、第2図
(a),(b)に示すように、ケース8内でペン芯2を
保持するペンチャック7に連結させた棒の上端部に円板
6を取付けて、この円板6でペンスイッチ13に筆圧を伝
達するようにしてある。ばね9の弾性力よりも大きな筆
圧が加えられると、円板6がクリック付きペンスイッチ
13を押してスイッチ接続させるが、この時にクリック付
きペンスイッチ13内のクリック機構によりクリック感が
与えられる。
(a),(b)に示すように、ケース8内でペン芯2を
保持するペンチャック7に連結させた棒の上端部に円板
6を取付けて、この円板6でペンスイッチ13に筆圧を伝
達するようにしてある。ばね9の弾性力よりも大きな筆
圧が加えられると、円板6がクリック付きペンスイッチ
13を押してスイッチ接続させるが、この時にクリック付
きペンスイッチ13内のクリック機構によりクリック感が
与えられる。
上述した従来のスタイラスペンでは、クリック感を出
すためにクリック付きペンスイッチを使用している。し
かしクリック付きペンスイッチ内には、単なるスイッチ
と異なり、半球状の金属板ばねや、半球状のゴム、合成
樹脂のばね材等がクリック感を与える部材として使用さ
れており、これらの部材の弾性力によりクリック感を得
ている。しかし、通常のスイッチと比較して、クリック
部材の疲労でこわれ易く、耐用寿命が短いという欠点が
ある。
すためにクリック付きペンスイッチを使用している。し
かしクリック付きペンスイッチ内には、単なるスイッチ
と異なり、半球状の金属板ばねや、半球状のゴム、合成
樹脂のばね材等がクリック感を与える部材として使用さ
れており、これらの部材の弾性力によりクリック感を得
ている。しかし、通常のスイッチと比較して、クリック
部材の疲労でこわれ易く、耐用寿命が短いという欠点が
ある。
本考案のスタイラスペンは、ペンケース内のペン芯を
保持するためのペンチャックと、無筆圧時には前記ペン
チャックをペン先に向って押圧しており、筆圧が加わっ
た時にこれに応じてクリック感を与えると共にスイッチ
駆動力を伝達するクリック機構と、前記スイッチ駆動力
に応じてスイッチングするクリック無しペンスイッチと
を備えている。
保持するためのペンチャックと、無筆圧時には前記ペン
チャックをペン先に向って押圧しており、筆圧が加わっ
た時にこれに応じてクリック感を与えると共にスイッチ
駆動力を伝達するクリック機構と、前記スイッチ駆動力
に応じてスイッチングするクリック無しペンスイッチと
を備えている。
次に本考案について図面を参照して説明する。
第1図は本考案の第1の実施例の側断面図である。ス
タイラスペンのペン芯2を挾持するペンチャック7に連
結させた棒の上端部には、クリック無しのペンスイッチ
3に筆圧を伝達する円板6を取付けてあり、円板6の裏
面には磁石4を取付けてある。またケース8内の磁石4
と接近した箇所には、磁性体5が取付けてある。
タイラスペンのペン芯2を挾持するペンチャック7に連
結させた棒の上端部には、クリック無しのペンスイッチ
3に筆圧を伝達する円板6を取付けてあり、円板6の裏
面には磁石4を取付けてある。またケース8内の磁石4
と接近した箇所には、磁性体5が取付けてある。
第3図(a)〜(c)は本実施例の使用状態を説明す
るための側断面図である。同図(a)は無筆圧状態を示
し、磁石4が磁性体5に吸着している。同図(b)は、
ペン芯2に筆圧(矢印P)が加わった状態を示し、筆圧
により磁石4が磁性体5から離れる際にクリック感を与
える。同図(c)は、ペン芯2にさらに筆圧(矢印Q)
が加わった状態示し、円板6がペンスイッチ3の押しボ
タンに到達してスイッチングさせる。ペン芯2に加わっ
ていた筆圧が無くなれば、磁石4が磁性体5に吸着し
て、第3図(a)の状態に復帰する。
るための側断面図である。同図(a)は無筆圧状態を示
し、磁石4が磁性体5に吸着している。同図(b)は、
ペン芯2に筆圧(矢印P)が加わった状態を示し、筆圧
により磁石4が磁性体5から離れる際にクリック感を与
える。同図(c)は、ペン芯2にさらに筆圧(矢印Q)
が加わった状態示し、円板6がペンスイッチ3の押しボ
タンに到達してスイッチングさせる。ペン芯2に加わっ
ていた筆圧が無くなれば、磁石4が磁性体5に吸着し
て、第3図(a)の状態に復帰する。
クリック付きスイッチの耐用スイッチング回数が約50
万回程度であるのに対し、クリック無しスイッチの耐用
寿命は約600万回あるいはこれ以上であり、スイッチ故
障でスタイラスペンが使用不能になる確率を著しく低減
できる。
万回程度であるのに対し、クリック無しスイッチの耐用
寿命は約600万回あるいはこれ以上であり、スイッチ故
障でスタイラスペンが使用不能になる確率を著しく低減
できる。
第4図は本考案の第2の実施例の断面図である。本実
施例では、ペンチャック17の上端部とペンスイッチ3の
押しボタンとの間の位置のケース8内に半球状のばね14
を介設してある。ペン芯2に筆圧が加わり押されると、
ペンチャック17も連動して押されて、半球状のバネ14を
押す。これに応じて、バネ14の半球の形状が反転してク
リック感を与えると共にペンスイッチ3の押しボタンを
押し、スイッチングさせる。
施例では、ペンチャック17の上端部とペンスイッチ3の
押しボタンとの間の位置のケース8内に半球状のばね14
を介設してある。ペン芯2に筆圧が加わり押されると、
ペンチャック17も連動して押されて、半球状のバネ14を
押す。これに応じて、バネ14の半球の形状が反転してク
リック感を与えると共にペンスイッチ3の押しボタンを
押し、スイッチングさせる。
以上説明したように本考案は、ペンスイッチ外で磁石
の吸着力やばねの弾性力を利用してクリック感を与える
ようにしたので、ペンスイッチとしてクリック無しスイ
ッチを使用することが可能となり、長寿命が得られると
いう効果を有する。
の吸着力やばねの弾性力を利用してクリック感を与える
ようにしたので、ペンスイッチとしてクリック無しスイ
ッチを使用することが可能となり、長寿命が得られると
いう効果を有する。
第1図、第3図(a)〜(c)、第4図は本考案の実施
例の側断面図、第2図(a),(b)は従来のスタイラ
スペンの斜視図、側断面図である。 2……ペン芯、3……ペンスイッチ、4……磁石、5…
…磁性体、6……円板、7,17……ペンチャック、8……
ケース、9,14……ばね、13……クリック付ペンスイッ
チ。
例の側断面図、第2図(a),(b)は従来のスタイラ
スペンの斜視図、側断面図である。 2……ペン芯、3……ペンスイッチ、4……磁石、5…
…磁性体、6……円板、7,17……ペンチャック、8……
ケース、9,14……ばね、13……クリック付ペンスイッ
チ。
Claims (3)
- 【請求項1】ペンケース内のペン芯を保持するためのペ
ンチャックと、無筆圧時には前記ペンチャックをペン先
に向って押圧しており、筆圧が加わった時にこれに応じ
てクリック感を与えると共にスイッチ駆動力を伝達する
クリック機構と、前記スイッチ駆動力に応じてスイッチ
ングするクリック無しペンスイッチとを備えていること
を特徴とするスライラスペン。 - 【請求項2】前記クリック機構は、前記ペンチャックお
よび前記ペンスイッチの間の箇所の前記ペンケースおよ
び前記ペンチャックの一方に磁石を取付け他方に磁性体
を取付けて、無筆圧時に該磁石および該磁性材が吸着し
合うようにした構造を有する請求項1記載のスタイラス
ペン。 - 【請求項3】前記クリック機構は、前記ペンチャックお
よび前記ペンスイッチの間の箇所に、筆圧の有無に応じ
て曲面形状が反転する半球状のばねを介設した構造を有
する請求項1記載のスタイラスペン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2696190U JP2505037Y2 (ja) | 1990-03-16 | 1990-03-16 | スタイラスペン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2696190U JP2505037Y2 (ja) | 1990-03-16 | 1990-03-16 | スタイラスペン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03119232U JPH03119232U (ja) | 1991-12-09 |
JP2505037Y2 true JP2505037Y2 (ja) | 1996-07-24 |
Family
ID=31529836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2696190U Expired - Lifetime JP2505037Y2 (ja) | 1990-03-16 | 1990-03-16 | スタイラスペン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2505037Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008509380A (ja) * | 2004-08-03 | 2008-03-27 | シルバーブルック リサーチ ピーティワイ リミテッド | 電子スタイラス |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101015677B1 (ko) * | 2010-07-27 | 2011-02-22 | 정영우 | 터치 입력장치 |
JP7180962B2 (ja) * | 2017-07-13 | 2022-11-30 | 株式会社ワコム | 電子ペン及び位置検出システム |
-
1990
- 1990-03-16 JP JP2696190U patent/JP2505037Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008509380A (ja) * | 2004-08-03 | 2008-03-27 | シルバーブルック リサーチ ピーティワイ リミテッド | 電子スタイラス |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03119232U (ja) | 1991-12-09 |
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