JP2504670B2 - 自動調色装置における容器自動供給装置 - Google Patents

自動調色装置における容器自動供給装置

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JP2504670B2
JP2504670B2 JP4216821A JP21682192A JP2504670B2 JP 2504670 B2 JP2504670 B2 JP 2504670B2 JP 4216821 A JP4216821 A JP 4216821A JP 21682192 A JP21682192 A JP 21682192A JP 2504670 B2 JP2504670 B2 JP 2504670B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動調色装置における
容器自動供給装置に関するもので、より詳細には、捺染
用、染色用、その他に利用される自動調色装置におい
て、多種類の容器の選別、供給を自動的に行ない、調色
作業の合理化を計るものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】近年各用途に応じた自動
調色装置が広く普及されつつあるが、これに使用される
調合用容器の大きさは用途、調液量に応じて多種、多様
である。特に捺染生産用の色糊調合容器は、その調液量
が約3lより300l程度まであり、これに応じた各種
の大きさが必要となる。
【0003】しかし自動調色装置においては装置の構
造、規模、計量、精度等で制約されるため、一般的に調
液量は例えば5l乃至50l程度に定められており、こ
れ以上の調液量の場合は複数の容器に分割調合されてい
る。また、上記5l乃至50lの調液量においても、調
合容器は例えば10l用、20l用、30l用、50l
用と多種類が使用される。(容器は通常市販のポリ容
器)
【0004】従来これらの容器の選別、装置への供給は
人手に頼っており、作業者が調色装置の操作盤に1調色
ごとに表示される調液量に従い、その調液量を満し得る
容器を選別して、計量装置の中央に載せている。このた
め容器供給のみに1〜2名の作業者を必要とし、容器の
選別にもロス時間と選別ミスが不可避である。
【0005】従って、本発明の目的は、上記自動調色装
置において、容器の供給が、格別の作業者を必要とせず
に、しかも選別ミスやロスタイムなしに自動的に行われ
る自動容器供給装置を提供するにある。
【0006】
【問題点を解決するための手段】本発明によれば、染料
が供給される容器と、容器に供給される染料重量を計測
する計量装置と、容器への染料の供給を制御するディス
ペンサと、容器を計量装置へ送り且つこれから送り出す
計量用コンベヤーとから成る自動調色装置において;一
端部に容器排出口及び他端に容器補給口を備え且つ補給
口と排出口との間にコンベヤーを備えた容器貯留通路を
容器の大きさに応じて複数段、複数列に並列に設けた容
器ストッカーを配置し:容器ストッカーの排出側と計量
用コンベヤーの導入側との間に、容器を支持して搬送す
るトランスファー用コンベヤーと、コンベヤーを支持し
且つ機枠に対して昇降動且つ容器の移送方向に対して直
角方向に水平動可能に支持された支持枠と、支持枠をト
ランスファー用コンベヤーが所定の容器貯留通路のコン
ベヤー或いは計量用コンベヤーと整合する位置まで昇降
動或いは水平動させる駆動機構とから成り、各容器貯留
通路から容器を受け取り且つ計量用コンベヤーに容器を
送り込むトランスファー装置を配置し;且つ容器の大き
さの種類により選択された容器貯留通路とトランスファ
ー装置とを接続し且つ該通路からトランスファー装置を
経て計量用コンベヤーへの容器の受け渡しを行う制御装
置を設けたことを特徴とする自動調色装置における容器
自動供給装置が提供される。
【0007】トランスファー装置は、好適な一例とし
て、容器を支持して搬送するトランスファー用コンベヤ
ーと、コンベヤーを支持し且つ機枠に対して昇降動且つ
水平動可能に支持された支持枠と、支持枠をトランスフ
ァー用コンベヤーが所定の容器貯留通路のコンベヤー或
いは計量用コンベヤーと整合する位置まで昇降動或いは
水平動させる駆動機構とから成る。
【0008】
【作用】本発明に用いる自動調色装置は、染料が供給さ
れる容器と、容器に供給される染料重量を計測する計量
装置と、容器への染料の供給を制御するディスペンサ
と、容器を計量装置へ送り且つこれから送り出す計量用
コンベヤーとから成るが、この自動調色装置に、以下に
詳述する容器自動供給装置を付設することにより、容器
の供給が、格別の作業者を必要とせずに、しかも選別ミ
スやロスタイムなしに自動的に行われるものである。
【0009】本発明の自動容器供給装置は、大まかにい
って、染料を充填すべき容器を大きさ毎に区分して収納
する容器ストッカーと、容器ストッカーから容器を選別
して取り出し且つ計量用コンベヤーに容器を送るトラン
スファー装置と、容器の選別、供給に際して容器ストッ
カー及びトランスファー装置を制御する制御装置からな
る。
【0010】容器ストッカーには、一端部に容器排出口
及び他端に容器補給口を備え且つ補給口と排出口との間
にコンベヤーを備えた容器貯留通路を、容器の大きさに
応じて複数段、複数列に並列に設けている。この容器ス
トッカー内の特定の容器貯留通路には特定の大きさの容
器のみが収納貯留されており、その内部に貯留される容
器を、コンベヤーにより駆動して、容器排出口を経てト
ランスファー装置に送り出す。容器貯留通路内の容器
は、補給口を経て適宜補給する。本発明によれば、特定
の大きさの容器を専ら収納する容器貯留通路を、複数
段、複数列にしかも並列に設けたことにより、複数の容
器をコンパクトにしかも仕訳された状態で常時準備して
おくことが可能となるのみならず、一定の容器貯留通路
を選択することにより、一定の大きさの容器を取り出す
ことが可能となる。
【0011】トランスファー装置は、容器ストッカーの
排出側と計量用コンベヤーの導入側との間に配置され、
各容器貯留通路から容器を受け取り且つ計量用コンベヤ
ーに容器を送り込むように構成される。好適な例のトラ
ンスファー装置は、容器を支持して搬送するトランスフ
ァー用コンベヤーと、コンベヤーを支持し且つ機枠に対
して昇降動且つ水平動可能に支持された支持枠と、支持
枠をトランスファー用コンベヤーが所定の容器貯留通路
のコンベヤー或いは計量用コンベヤーと整合する位置ま
で昇降動或いは水平動させる駆動機構とから成る。
【0012】本発明では、制御装置により、容器の大き
さの種類により選択された容器貯留通路とトランスファ
ー装置とを接続し且つ該通路からトランスファー装置を
経て計量用コンベヤーへの容器の受け渡しを行う。これ
により、計量装置に対して、供給される染料の量に応じ
て、適切な大きさの容器を、選別ミスやロスタイムなし
に自動的に供給することができ、調色作業の高速化と合
理化とが可能となる。
【0013】尚、容器の大きさの選択は、コンピュータ
に、染料データ及び元糊・水データ等と共に、容器デー
タを予め設定しておくことにより、自動的に行われ、容
器貯留通路からトランスファー装置を経て計量用コンベ
ヤーへの容器の受け渡しも、プログラムされた容器選別
シーケンスに従って行われる。
【0014】
【実施例】本発明は、図1に示す通り、自動調色装置の
容器供給側に容器ストッカー20、及びトランスファー
ー装置30を設け、調色装置全体の管理、制御用コンピ
ュータよりの指示に従い、多種類の容器を自動的に選別
し、計量装置6の中央に正確に供給するものである。
尚、本発明は捺染色糊用の自動調色装置を主とするもの
であるが、これ以外の用途にも広く応用が可能である。
【0015】図1は捺染用調色装置の全体側面図、図2
は容器ストッカー20、トランスファー装置30、及び
計量装置6に到る詳細側面図、図3は同上平面図、図4
は容器ストッカー20の図2におけるA−A断面図、図
5はトランスファー装置30の図2におけるB−B断面
図、図6は本発明の装置の制御フローチャートである。
【0016】(全体の配置)図1において架台1上には
複数(捺染用の場合通常15〜40種)の染料タンク
2、元糊タンク3、及び稀釈水タンク4が設置され、夫
々配管を通じて供給バルブまで導かれている。
【0017】架台1の下方には染料供給用のディスペン
サ5が懸架されている。この内部には図示されないが染
料タンク2と同数のディスペンスバルブが円周形状に配
設されており、コンピュータより指示を受けたディスペ
ンスバルブが中央部に呼び出されて、規定量の染料を容
器11に供給する。
【0018】ディスペンサ5の真下には計量装置6が設
置されている。計量装置6は電子天秤が使用され、容器
11に供給された染料重量を正確に計測し、コンピュー
タにより管理、制御される(詳細は特公昭64−810
9号公報参照)。
【0019】規定量の染料供給が完了した容器11は、
後記するベルトコンベヤー9にて矢印方向に送られ、元
糊供給ポンプ7の真下で一時自動停止する。ここで元糊
が規定量供給され、さらに同位置で稀釈水も規定量が同
時に供給されて、指定された作液量・粘度となる(詳細
は特開昭63−32618号公報参照)。
【0020】元糊及び稀釈水が供給された容器11は、
さらにベルトコンベヤー9にて矢印方向に送られ、ミキ
サー8部で一時停止して、容器11内の染料、元糊、稀
釈水が完全に撹拌される。ミキサー8は図1の通り2ヘ
ッド型で90度毎に交互に昇降、旋回し、撹拌とミキサ
ー羽根部の洗浄を交互に行なう。
【0021】撹拌が完了した容器11は、さらに矢印方
向にベルトコンベヤー9、スライダ10を経て送られ、
捺染機に供給される。ベルトコンベヤー9は、図3に一
部を図示するように細幅のベルトであり、染料供給部
(計量装置部)、元糊供給部、ミキサー部ではこの細幅
ベルトの間隙から、図示されないがストッパ装置が作用
して、容器11のみを持ち上げて一時停止さす。
【0022】以上は従来より使用されている捺染用自動
調色装置の概要であるが、従来の方式では、最初に容器
11は前記の通り人手により大きさを選別して計量装置
6の上部中央に載せられる。その容器が規定作液量を満
し得ることを確認の上染料の供給が開始される。但し、
容器の適・不適の確認は使用される各種容器の風袋を事
前にコンピュータに登録しておくことで自動的に行なわ
れる。
【0023】(容器ストッカー20)本発明は容器11
の選別、供給を自動化するため、図1の左方に図示する
通り容器ストッカー20、及びトランスファー装置30
を設けたことを特徴とする。
【0024】容器ストッカー20は、図2〜図4に示す
通り、実施例においては2列、2段となるようフレーム
21で仕切られた容器貯留通路21A、21B、21
C、21Dからなる。これらの各容器貯留通路21A等
は、一端部に容器排出口29Aを有し、他端部に容器補
給口29Bを有しており、その内部にはローラコンベヤ
ー等のコンベヤー22を備えている。かくして、容器ス
トッカー20は、4種類の大きさの異なる容器11A,
11B,11C,11Dを収容することができる。容器
ストッカー20は列数、段数を増減して、任意の種類数
の収容が可能であるが、捺染用調色装置において容器の
サイズは4種類以下で可能であり、且つ装置の簡素化の
ためこれ以上に容器種類を増すことは好しくない。
【0025】容器11は図2、図4の通りローラコンベ
ヤー22に載架されて、高さがH1,H2に定められ、
また左右方向にはガイドバー23にて夫々の容器中心が
X,Yとなるように規正されている。ガイドバー23は
容器11の直径に応じて、常に容器中心がX,Yに位置
するよう調節可能にブラケット23Aに支持されてい
る。
【0026】ローラコンベヤー22の各ローラは、フレ
ーム21にその長手方向に取付けられたレール24に回
転自由に軸承され、ローラ軸端にはスプロケット25が
固着されている。レール24内にはローラチェーン26
が張架され、これに各ローラのスプロケット25が噛み
合っている。
【0027】ローラチェーン26は、4台のギヤードモ
ータ27にて容器別ラインごとに夫々が単独駆動され、
これに噛み合うスプロケット25により各ローラ22が
回転して、容器11を矢印方向に搬送する。フレーム2
1の右端の容器排出口29Aには、光電スイッチ等の検
出機構28が設けられ、送られてきた容器11を検出し
ローラコンベヤー22が停止する。このように各コンベ
ヤーラインごとに容器11が常に最後部、即ち光電スイ
ッチ28の位置まで搬送され、後記するトランスファー
装置30に直ちに受け渡しができる位置にて待機する。
【0028】容器ストッカー20には、容器11の滞留
状況に応じて、容器補給口29Bから随時人手等により
容器を補給する。容器ストッカー20の長さ、即ち容器
のストック数は任意に定められるが、通常全長が約5m
のもので約50個以上の容器が収納できる。この数は調
色所要時間の約1.25時間乃至2時間分に相当し、従
来法のように頻度高く容器を供給するために作業者が常
駐する必要がなく、適宜他の作業に転換できる。尚、本
実施例では、容器貯留通路を横型配置のものとして示し
たが、縦型配置とし得ることも了解されるべきである。
【0029】(トランスファー装置30)トランスファ
ー装置30は、容器ストッカー20の排出側と計量用コ
ンベヤー6Aの導入側との間に配置され、各容器貯留通
路21A等から容器11を受け取り且つ計量用コンベヤ
ー6Aに容器11を送り込むように構成される。より具
体的には、トランスファー装置30は、容器11を支持
して搬送するトランスファー用コンベヤー33Aと、コ
ンベヤー33Aを支持し且つ機枠31に対して昇降動且
つ水平動可能に支持された支持枠33と、支持枠33を
トランスファー用コンベヤー33Aが所定の容器貯留通
路21A、21B,21Cあるいは21Dの何れかのコ
ンベヤー22或いは計量用コンベヤー6Aと整合する位
置まで昇降動或いは水平動させる駆動機構34、39か
らなる。図5の場合、機枠はベースフレーム31、垂直
に延びている移動支柱32及び水平に延びているスライ
ドガイド35から成っており、支持枠は移動支柱32に
対するリフター33として設けられている。水平方向の
駆動はエヤーシリンダ34により、また垂直方向の駆動
はギヤードモータ39等により行われる。
【0030】移動支柱32はその最下部のスライドフレ
ーム32Aにロッド端が固定され、シリンダ側がベース
フレーム31に固定されたエヤーシリンダ34の動作に
より図5の通り位置Y´,Z´,X´に移動する。この
ためスライドフレーム32Aはベースフレーム31側に
固定されたスライドガイド35と、スライドフレーム3
2A側に固定されたスライドベアリング36により支承
されている。
【0031】上記の位置Y´は、図示の通りリフター3
3を介して容器11の中心が図3における容器ストッカ
ー20のY線に合致し、位置X´は同様にして容器スト
ッカー20のX線に合致する。また中間の位置Z´は図
3の通り容器11の中心が計量装置6、ベルトコンベヤ
ー9の中心に合致する。
【0032】上記の移動支柱32の位置Y´及びX´
は、エヤーシリンダ34の両ストロークエンドにて規正
され、中間の位置Z´は図示されないが近接スイッチ等
により位置決め停止される。
【0033】上記の通り移動支柱32は、Y´〜X´の
水平方向に移動すると共に、これに支承されたリフター
33は図2、図5の通り、高さH1〜H2の垂直方向に
も昇降が可能となっている。このためリフター33は移
動支柱32側に取り付けられたスライドガイド37と、
リフター33側に取り付けられたスライドベアリング3
8により支承されている。
【0034】リフター33の昇降は移動支柱32の下方
に取り付けられたギヤードモータ39により、スプロケ
ット40、フリーホイール41を介してローラチェーン
42により駆動される。ローラチェーン42は接続金具
43にてリフター33に接続されている。
【0035】リフター33の昇降位置制御は、図示され
ないが高さH1,H2,H3の各位置に設けられた夫々
の近接スイッチにより規正される。高さH1,H2は容
器ストッカー20の高さH1,H2に合致し、高さH3
は後部の計量部ベルトコンベヤー6Aの高さに合致す
る。
【0036】このようにトランスファー装置30のリフ
ター33は、コンピュータの指示に従い、X−H1,X
−H2,Y−H1,Y−H2の4点の何れかに自動的に
移動、昇降し、容器11A〜11Dの中から指定された
容器を受けとると共に、計量装置6に引き渡すため自動
的にZ−H3に位置する。
【0037】容器ストッカー20のローラコンベヤー2
2は、リフター33が指定位置に停止すると共に容器1
個分が駆動され、容器11をリフター33に引き渡す。
容器11がリフター33に移載されると、次の容器が送
られて光電スイッチ28にて規定位置にて停止、待機す
る。
【0038】リフター33に設けられているローラコン
ベヤー33Aは、ローラ内にモータが内蔵された自転型
モータローラが使用され、容器ストッカー20のローラ
コンベヤー22から受け取った容器11は、Z−H3の
位置で計量部コンベヤー6Aに移載される。
【0039】以降は前記の通り、各容器11は染料供
給、計量、元糊、稀釈水供給、ミキサーを通過して捺染
機に供給される。
【0040】(動作)本発明の調色装置の制御フローチ
ャートを示す図6において、コンピュータのメモリ50
には、今回、次回、次次回、更にその後の調色データ、
即ち染料データ、元糊・水データ等と共に、容器サイズ
のデータがインプットされ、保存されている。この容器
サイズのデータにもとづいて、容器選別シーケンスによ
り、容器の選別、供給が行われる。
【0041】先ず、容器サイズのデータに基づいて、X
−H1,X−H2,Y−H1,Y−H2の4点の何れ
か、例えばX−H2が指示され、この指示に従って、ト
ランスファー装置30の駆動装置、即ちエヤーシリンダ
ー34及びギヤードモータ39が駆動され、支持枠、即
ちリフター33を所定位置に停止させる。
【0042】支持枠が指示位置X−H2にあることを確
認してから、指示された容器貯留通路21Aのコンベヤ
ー22及びトランスファー装置のロールコンベヤー33
Aが容器1個分駆動され、容器11Aはトランスファー
装置30に移行する。コンベヤー33A上に容器11A
があることを検出装置で確認してから、移動位置をZ−
H3に指示され、トランスファー装置30の駆動装置、
即ちエヤーシリンダー34及びギヤードモータ39が駆
動され、支持枠、即ちリフター33を計量部への供給位
置に停止させる。
【0043】支持枠が指示位置Z−H3にあることを確
認してから、調色装置の計量用コンベヤー6A及びトラ
ンスファー装置のロールコンベヤー33Aが駆動され、
容器11Aは計量装置6上にに移行する。
【0044】容器11Aの風袋が計量され、設定された
風袋と比較して、容器適合性の判定を行い、YESであ
れば染料供給指令が出される。NOである場合には、容
器不適警報が発せられることになる。
【0045】この染料供給指令及び設定された染料デー
タに基づいて、ディスペンサ5から容器11A内に染料
が供給され、計量された量が設定値に達した時点で染料
供給が完了する。尚、図6に示す具体例では、容器適合
信号があったとき、作液量データ(容器サイズデータ)
と染料データとがプリントアウトされるようになってい
る。
【0046】所定の染料が供給された容器11Aは、コ
ンベヤー9により、元糊供給ポンプ7の直下で停止す
る。容器11Aがこの位置にあることを確認した後、元
糊・水データに基づいて、これらの供給指令が出され、
所定量の元糊及び希釈水が供給される。この供給指令に
続いて、カウント指令が出され、所定パルス数をカウン
トした後、リセットが行われ、次回の調色データに基づ
く運転が行われる。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、自動調色装置の容器供
給側に、染料を充填すべき容器を大きさ毎に区分して収
納する容器ストッカーと、容器ストッカーから容器を選
別して取り出し且つ計量用コンベヤーに容器を送るトラ
ンスファー装置とを設け、容器の選別、供給に際して容
器ストッカー及びトランスファー装置を一定の関係で制
御することにより、容器の供給が、格別の作業者を必要
とせずに、しかも選別ミスやロスタイムなしに自動的に
行われ、調色作業の高速化と合理化とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の捺染用調色装置の一例の全体側面図
である。
【図2】 容器ストッカー20、トランスファー装置3
0、及び計量装置6に到る詳細側面図である。
【図3】 上記「図2」の装置の部の平面図である。
【図4】 容器ストッカー20の「図2」におけるA−
A断面図である。
【図5】 トランスファー装置30の「図2」における
B−B断面図である。
【図6】 本発明の装置の制御フローチャートである。
【符号の説明】
1 架台 2 染料タンク 3 元糊タンク 4 稀釈水タンク 5 ディスペンサ 6 計量装置 6A 計量部ベルトコンベヤー 7 元糊供給ポンプ 8 ミキサー 9 ベルトコンベヤー 10 スライダー 11 容器 20 容器ストッカー 21 フレーム 21A、21B,21C,21D 容器貯留通路 22 ローラコンベヤー 23 ガイドバー 23A ブラケット 24 レール 25 スプロケット 26 ローラチェーン 27 ギヤードモータ 28 光電スイッチ 29A 容器排出口 29B 容器補給口 30 トランスファー装置 31 ベースフレーム 32 移動支柱 32A スライドフレーム 33 リフター 33A ローラコンベヤー 34 エヤーシリンダ 35 スライドガイド 36 スライドベアリング 37 スライドガイド 38 スライドベアリング 39 ギヤードモータ 40 スプロケット 41 フリーホイール 42 ローラチェーン 43 接続金具。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 染料が供給される容器と、容器に供給さ
    れる染料重量を計測する計量装置と、容器への染料の供
    給を制御するディスペンサと、容器を計量装置へ送り且
    つこれから送り出す計量用コンベヤーとから成る自動調
    色装置において;一端部に容器排出口及び他端に容器補
    給口を備え且つ補給口と排出口との間にコンベヤーを備
    えた容器貯留通路を、容器の大きさに応じて複数段、複
    数列に並列に設けた容器ストッカーを配置し;容器スト
    ッカーの排出側と計量用コンベヤーの導入側との間に、
    容器を支持して搬送するトランスファー用コンベヤー
    と、コンベヤーを支持し且つ機枠に対して昇降動且つ容
    器の移送方向に対して直角方向に水平動可能に支持され
    た支持枠と、支持枠をトランスファー用コンベヤーが所
    定の容器貯留通路のコンベヤー或いは計量用コンベヤー
    と整合する位置まで昇降動或いは水平動させる駆動機構
    とから成り、各容器貯留通路から容器を受け取り且つ計
    量用コンベヤーに容器を送り込むトランスファー装置を
    配置し;且つ容器の大きさの種類により選択された容器
    貯留通路とトランスファー装置とを接続し且つ該通路か
    らトランスファー装置を経て計量用コンベヤーへの容器
    の受け渡しを行う制御装置を設けたことを特徴とする自
    動調色装置における容器自動供給装置。
JP4216821A 1992-08-14 1992-08-14 自動調色装置における容器自動供給装置 Expired - Lifetime JP2504670B2 (ja)

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