JP2504440Y2 - かき揚げ形成装置 - Google Patents

かき揚げ形成装置

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JP2504440Y2
JP2504440Y2 JP1993019379U JP1937993U JP2504440Y2 JP 2504440 Y2 JP2504440 Y2 JP 2504440Y2 JP 1993019379 U JP1993019379 U JP 1993019379U JP 1937993 U JP1937993 U JP 1937993U JP 2504440 Y2 JP2504440 Y2 JP 2504440Y2
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JP
Japan
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belt conveyor
comb
shaped
spatula
rotary
Prior art date
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Application number
JP1993019379U
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English (en)
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JPH0668642U (ja
Inventor
康夫 栗原
一成 中島
三徳 唐川
Original Assignee
株式会社備文
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、かき揚げ(天ぷら)形
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かき揚げ(天ぷら)製品を形成す
るにはコンベア上へ魚肉の練状物を口金から吐出落下さ
せ、これをコンベアの近傍に立った人がヘラを使用して
適当な長さ寸法に掻いて切断したものをフライヤーのと
ころへ運び、その上方からフライヤー内へ落下させるこ
とにより製品化する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記の如き従来の製造
は、魚肉練状物を搬送ベルト上へ落下させ、且つ該ベル
ト上でヘラを使用して適当長さ寸法に人手で掻いて切断
するものであることから比較的不衛生であり、又人手に
よって行うため大きさに夫々れ個人差があるのほか、能
率が悪く生産性に劣る問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は上記問題点を解
決せんとするものであって、その特徴とするところはベ
ルトコンベア上の一定高さ位置に於て切断面を長方形状
となした吐出口金の中央部に横長のスリットを穿設する
と共に、該スリットの上部及び下部に同心円弧状の舌片
を形成した練り材料を吐出する口金本体、その前面箇所
に前記上下部舌片を摺擦して回動する回転ヘラを設け、
該回転ヘラは回転軸から複数の放射状方へ延出する櫛型
刃となされ、1つの櫛型刃と次に回動してくる櫛型刃と
が相互に櫛型刃の隙間部分を補足し合うようにずらせて
ある構成であって、口金本体から吐出される練り材料を
上記回転ヘラで掻き取りながらベルトコンベア上へ落下
させて不定形な団子体を形成し、且つベルトコンベア先
端にはフライヤーを配設せしめる。
【0005】
【作用】スリットから吐出する魚肉の練状物を、その前
面箇所で櫛型刃による回転刃物の回動で連続的に切断し
ながら、一定高さ位置からベルトコンベア上へ落下させ
て不定形な団子体を形成し、これをベルトコンベアを介
してフライヤーへ送り込むようにする。
【0006】
【実施例】図1は本考案装置を示すものであって、Aは
一部断面側面図、Bは同平面図、図2は掻き出しローラ
箇所の部分詳細図、図3は回転ヘラの正面図である。1
は口金本体であって切断面を長方形状となした吐出口
金、2は該吐出口金の前面中央部に穿設したスリット、
3a及び3bはその前面側上下部に同心の円弧状に形成
した上下部舌片で、下部舌片3bの長さ寸法を少し大な
らしめてある。
【0007】4は上記吐出口金前面箇所に設けた回転ヘ
ラであって、回転軸Sから放射状方向へ複数箇(図示例
では4箇)の弾性鋼板等からなる櫛歯4’、4”、
4’”、4””が取付けられてなる。
【0008】この際、各櫛歯4’、4”、4’”、
4””は図示例の如く一定長の短冊片が複数枚(図示例
では4a、4b、4c、4d、4eの5枚)並設される
構成であり、且つ1つの櫛歯と次の櫛歯(例えば4’と
4”)の各短冊片の配設に於て、短冊片間の隙間tを互
いに補足し合う関係に配設されている。
【0009】5は上記回転ヘラからの一定距離の下方位
置に配設してなるベルトコンベア、6はその搬送端縁部
の下方位置に設けられてなるフライヤーである。尚、図
面で7はベルトコンベアの搬送端縁部に於ける反転位置
でベルトと近接状態に設けた掻出しローラであって、図
示例で時計方向の回動をしてベルト上に付着したかき揚
げ材料を下方のフライヤー6内へ確実に投下させるよう
になさしめる。
【0010】8は魚肉等の掻き揚げ用練り材料であっ
て、図示しないポンプの駆動で導管9を介して口金本体
1内へ送られて来る。而して、口金本体1中央部に穿設
したスリット2を経て口金前面側へ吐出されるものとな
るが、この際その前面側には回転ヘラ4が矢印方向へ回
動されてなり、櫛歯4’、4”、4’”4””が回動さ
れていることにより、上記吐出される掻き揚げ材料8を
順次断片状に掻き取るようになすのであり、該掻き取ら
れる掻き揚げ材料はベルトコンベア5上ヘ落下する。
【0011】この際掻き取られた掻き揚げ材料は、ベル
トコンベア5上へ落下して衝突する際不定形の団子体に
形成されるのであり、そしてこれはベルトコンベア5上
をその先端縁に向けて搬送され、その先端部で反転され
ると共に反転箇所では掻き出しローラ7で前方へ押し出
されるようになされてフライヤー6内へ落下せしめられ
る。図2は掻き出しローラ7箇所の部分詳細図で10は
支持ブラケット、11はベルトコンベアからの駆動を伝
えるためのチェンである。尚、12はフライヤー内に設
置されているベルトコンベアであって、該ベルトコンベ
ア12を介し出口側へ一定時間かかって移送される過程
で製品となされて取出しが行われる。
【0012】
【考案の効果】本考案は以上の通りベルトコンベア上の
一定高さ位置に配設した口金本体1から板状に掻き揚げ
材料を押し出さしめ、これを回転ヘラ4の回動で順次削
り取りながらベルトコンベア上へ落下させ、ベルトコン
ベアと衝突させることにより不定形の団子体となさしめ
ながらフライヤーへ送り込むのであり、これにより効率
良く且つ連続的にかき揚げ製品が得られるものとなる。
本考案装置によれば人手によらず機械的に実施されるこ
とから衛生的であり、且つ製品は不定形であるものの目
方が一定化されていることから個数販売も簡便になし得
られるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置を示すものであって、Aは一部断面
側面図、Bは同平面図である。
【図2】掻き出しローラ箇所の部分詳細図である。
【図3】本考案装置で使用される回転ヘラの正面図であ
る。
【符号の説明】
1 口金本体 2 スリット 3a 上部舌片 3b 下部舌片 4 回転ヘラ 4’、4”、4’”、4”” 櫛歯 5 ベルトコンベア 6 フライヤー 7 掻き出しローラ 8 掻き揚げ用練り材料

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルトコンベア上の一定高さ位置に於て
    切断面を長方形状となした吐出口金の中央部に横長のス
    リットを穿設すると共に、該スリットの上部及び下部に
    同心円弧状の舌片を形成した練り材料を吐出する口金本
    体、その前面箇所に前記上下部舌片を摺擦して回動する
    回転ヘラを設け、該回転ヘラは回転軸から複数の放射状
    方向へ延出する櫛型刃となされ、1つの櫛型刃と次に回
    動してくる櫛型刃とが相互に櫛型刃の隙間部分を補足し
    合うようにずらせてある構成であって、口金本体から吐
    出される練り材料を上記回転ヘラで掻き取りながらベル
    トコンベア上へ落下させて不定形な団子体を形成し、且
    つベルトコンベア先端にはフライヤーが設けてあること
    を特徴としたかき揚げ形成装置。
  2. 【請求項2】 ベルトコンベア先端の反転位置にベルト
    コンベア用プーリと同方向に回動する掻き出しローラが
    設けてあることを特徴とした請求項1記載のかき揚げ形
    成装置。
JP1993019379U 1993-03-09 1993-03-09 かき揚げ形成装置 Expired - Lifetime JP2504440Y2 (ja)

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JP1993019379U JP2504440Y2 (ja) 1993-03-09 1993-03-09 かき揚げ形成装置

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JP1993019379U JP2504440Y2 (ja) 1993-03-09 1993-03-09 かき揚げ形成装置

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Publication Number Publication Date
JPH0668642U JPH0668642U (ja) 1994-09-27
JP2504440Y2 true JP2504440Y2 (ja) 1996-07-10

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ID=11997688

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