JP2504306Y2 - 棒状化粧品繰出し容器 - Google Patents

棒状化粧品繰出し容器

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JP2504306Y2 JP14336189U JP14336189U JP2504306Y2 JP 2504306 Y2 JP2504306 Y2 JP 2504306Y2 JP 14336189 U JP14336189 U JP 14336189U JP 14336189 U JP14336189 U JP 14336189U JP 2504306 Y2 JP2504306 Y2 JP 2504306Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は棒状化粧品繰出し容器に係る。
「従来の技術」 従来用いられている通常の棒状化粧品繰出し容器は、
主筒下端部を摘み筒に、かつ該摘み筒上方筒部分をガイ
ド筒として該ガイド筒の左右両側部に割溝を縦設してお
き、又そのガイド筒外面に雌ねじ筒を回動可能に嵌合
し、更に上記ガイド筒内に嵌合させた棒状化粧品の下端
嵌着用受皿の左右側面から、上記割溝に通して雌ねじ筒
のねじ溝に先端を係合するピンを突出して形成し、雌ね
じ筒を持ち、上記摘み筒を正逆両方向へ回すことで上記
受皿を介して棒状化粧品を出入させていた。
「考案が解決しようとする課題」 従来の螺動式繰出し容器は、受皿を螺昇降させるか
ら、例えば受皿周壁から突出するピンが螺溝に沿って摺
動する距離に比べてその受皿が上下動する距離、つまり
リードが極めて短かくなる。又螺溝は平面円形であるた
め、容器および棒状口紅も横断面円形とすることとな
り、従って容器の形状が限定される。更に螺溝内を受皿
周壁外面から突出するピン先端が摺動するため、螺溝内
面とピン先端外面との間の隙間により棒状化粧品上下動
時いわゆるフレを生じ易い欠点があった。
本案は液体圧により受皿部材を上下動させることで、
上記欠点を除去したものである。
「課題を解決するための手段」 筒体下部に設けた内向きフランジ2内周縁から小径シ
リンダ4を起立して、該小径シリンダよりも上方筒体部
分を案内筒5に、かつ内向きフランジ下方筒体部分を小
径シリンダと連通する大径シリンダ6に、それぞれ形成
した主筒1と、上記案内筒内へ嵌合させた受皿11下面か
ら上記小径シリンダ内へプランジャ12を垂設した受皿部
材10と、上記主筒の下端部外面へ嵌合させた周壁16下端
からピストン24を起立して、該ピストンを上記大径シリ
ンダ6内へ嵌合させた摘み筒部材15とを有し、上記ピス
トンとプランジャとを連動させる加圧液体を上記両シリ
ンダ内へ密封した。
「作用」 第1図が示す実施例について説明すると、キャップ31
を除去し、主筒1に対して摘み筒部材15を正方向へ回す
と、ピストン24が大径シリンダ6内を上昇して該シリン
ダ内加圧液体が小径シリンダ4内へ押込まれることでプ
ランジャ12が上昇し、よって該プランジャ上端の受皿11
上昇して該受皿内に下端部を嵌着する棒状化粧品32が案
内筒5上端から露出する。又上記摘み筒部材15を逆方向
へ回すとピストン24の下降で上記加圧液体が大径シリン
ダ内へ引戻されることでプランジャ12と受皿11が下降し
て棒状化粧品を案内筒5内へ引戻す。
「実施例」 本案繰出し容器は、主筒と受皿部材と摘み筒部材とを
有する。
まず第1図が示す実施例について説明すると、主筒1
は、筒部下部に内向きフランジ2を有し、該内向きフラ
ンジ内周縁から上端内面に係合突条3を有する小径シリ
ンダ4を起立し、その小径シリンダ上端よりも上方筒体
部分を案内筒5に、かつ内向きフランジよりも下方筒体
部分上半を大径シリンダ6とし、該大径シリンダよりも
下方筒体部分を延長筒7としている。該延長筒はその上
方筒部分よりもやゝ大外径とし、かつ下端内面に凹溝を
周設すると共にその上方内面に数箇の係合溝8を縦設し
ている。
受皿部材10は、上記案内筒5内へ上下動可能に嵌合さ
せた受皿11を有し、かつ該受皿下面からプランジャ12を
垂設して該プランジャを小径シリンダ4内へ嵌合させて
いる。
図示の摘み筒部材15は、下蓋と係合筒とピストンと栓
とで形成している。
下蓋は主筒の延長筒7外面へ回動可能に嵌合させた周
壁16を底壁17外周縁から起立する。
係合筒18は下端部を大外径部19に、その上部を中外径
部20に、更にその上方部を小外径部21とし、大外径部は
周壁16の下端内面へ嵌着し、又中外径部は延長筒部の下
端部内面へ回動可能に嵌合させてその中外径部の上端外
縁に周設した突条22を延長筒の凹溝内へ係合させてその
抜出しを防止し、さらに小径径部21の上端外縁の左右両
部には突子23,23を付設している。
ピストン24は頂壁25外周から内面に螺溝26を有する筒
部27を垂下し、その筒部下端外縁に付設した突子28,28
を既述延長筒7の係合溝8,8内へ上下動可能に係合させ
ている。上記螺溝内へは係合筒18の突子23,23を螺動可
能に係合させる。ピストン頂壁の中央には透孔を穿設す
ると共にその透孔周縁から短筒29を垂下してその短筒内
に栓30を嵌着している。
以上構成において、主筒1に対して周壁16を正方向へ
回すと係合筒18も共に回転してピストン24も共に回転し
ようとするが、ピストン24は突子28,28が係合溝8,8に係
合するため回転できず、よって係合筒の突子23,23が螺
溝26内を摺動することとなってピストン24を押し上げ、
又周壁16を逆方向へ回すと、ピストン24は下降する。
第2図は第2実施例を示すもので、該実施例において
は内向きフランジ2下方の筒体部分全体を大径シリンダ
6としてその下端外縁に係合突条6aを周設している。又
摘み筒部材15は、周壁16上部を小外径部16aとして該小
外径部下端内面に形成した下向き段部を上記係合突条上
面へ係合させて周壁上部を大径シリンダ外面へ嵌合させ
ている。又周壁底面を閉塞する底壁17からはピストン24
を起立し、該ピストンを大径シリンダ内面へ嵌合させて
おり、該摘み筒部材は主筒1に対する押上げによりピス
トン24が上昇し、又引下げによりピストンが下降するよ
う設けてある。
既述ピストン24上方の大径シリンダ内とプランジャ下
方の小径シリンダ内とが形成する加圧室内へは加圧液体
を密封し、ピストン24上昇によって大径シリンダ内加圧
液体が小径シリンダ4内へ押込まれてプランジャ12を介
して受皿11を押上げ、又ピストン24を下降させると加圧
液体が大径シリンダ内へ引戻されて受皿部材10を下降さ
せるよう設ける。
31はキャップ、32は棒状化粧品である。
「考案の効果」 本案は既述構成とするもので、主筒1に対する摘み筒
部材15の操作で、大径シリンダ内の加圧液体が小径シリ
ンダ内へ出入し、該加圧液体出入により受皿部材10を上
下動させるよう設けたから、摘み筒部材15を僅かに操作
するだけで、受皿11を大きく上下動させることが出来、
又小径シリンダ内への加圧液体出入によりプランジャ12
を介して受皿11を上下動させるから、受皿および案内筒
の各横断面形状は、従来の螺合式の場合のように円形と
する必要がなく、よってどのような横断面形状でもよい
こととなって容器のデザインも自由に選定することが可
能となる。更に液体圧によって受皿部材を押上げたり、
また引下げたりするため、従来のように螺溝と受皿のピ
ンとの間の隙間によって棒状化粧品がその上下動の際に
フレることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案容器の縦断面図、第2図は別実施例で、か
つ一部を切欠いて示す、その容器の正面図である。 1……主筒、10……受皿部材、15……摘み筒部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒体下部に設けた内向きフランジ2内周縁
    から小径シリンダ4を起立して、該小径シリンダよりも
    上方筒体部分を案内筒5に、かつ内向きフランジ下方筒
    体部分を小径シリンダと連通する大径シリンダ6に、そ
    れぞれ形成した主筒1と、上記案内筒内へ嵌合させた受
    皿11下面から上記小径シリンダ内へプランジャ12を垂設
    した受皿部材10と、上記主筒の下端部外面へ嵌合させた
    周壁16下端からピストン24を起立して、該ピストンを上
    記大径シリンダ6内へ嵌合させた摘み筒部材15とを有
    し、上記ピストンとプランジャとを連動させる加圧液体
    を上記両シリンダ内へ密封したことを特徴とする棒状化
    粧品繰出し容器。
JP14336189U 1989-12-12 1989-12-12 棒状化粧品繰出し容器 Expired - Fee Related JP2504306Y2 (ja)

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