JP2503107Y2 - ソレノイドアクチュエ―タ - Google Patents
ソレノイドアクチュエ―タInfo
- Publication number
- JP2503107Y2 JP2503107Y2 JP1988087943U JP8794388U JP2503107Y2 JP 2503107 Y2 JP2503107 Y2 JP 2503107Y2 JP 1988087943 U JP1988087943 U JP 1988087943U JP 8794388 U JP8794388 U JP 8794388U JP 2503107 Y2 JP2503107 Y2 JP 2503107Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- armature
- output shaft
- magnetoresistive element
- contact sensor
- type non
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えばデイーゼルエンジンの調速装置のう
ち、燃料操作端を駆動、制御するソレノイドアクチユエ
ータに関するものである。
ち、燃料操作端を駆動、制御するソレノイドアクチユエ
ータに関するものである。
(従来の技術) デイーゼルエンジンの調速装置のうち、燃料操作端を
駆動、制御する電気式アクチユエータは、正確な位置決
めを行うために、位置センサを有しており、通常が、位
置センサにより接触型のポテンシヨメータが使用されて
いる。
駆動、制御する電気式アクチユエータは、正確な位置決
めを行うために、位置センサを有しており、通常が、位
置センサにより接触型のポテンシヨメータが使用されて
いる。
(考案が解決しようとする課題) 前記電気式アクチユエータは、通常、デイーゼルエン
ジンにマウントされるが、デイーゼルエンジン自身の振
動及び電気式アクチユエータ自身の動作により、位置セ
ンサも激しく振動する。
ジンにマウントされるが、デイーゼルエンジン自身の振
動及び電気式アクチユエータ自身の動作により、位置セ
ンサも激しく振動する。
その際、位置センサが前記のように接触型のポテンシ
ヨメータであれば、抵抗体とブラシとが激しく擦れて、
抵抗体が早期に磨耗し、接触不良が起こって、耐久性が
損なわれる。
ヨメータであれば、抵抗体とブラシとが激しく擦れて、
抵抗体が早期に磨耗し、接触不良が起こって、耐久性が
損なわれる。
これを避けるためには、電気式アクチユエータをデイ
ーゼルエンジンに直線マウントしないようにすればよい
が、その場合には、電気式アクチユエータと燃料操作端
とを接触するリンクの長さが長くなるという問題があっ
た。
ーゼルエンジンに直線マウントしないようにすればよい
が、その場合には、電気式アクチユエータと燃料操作端
とを接触するリンクの長さが長くなるという問題があっ
た。
本考案は前記の問題点に鑑み提案するものであり、そ
の目的とする処は、振動、熱などのある劣悪な環境下
でも出力軸の回転角を検出する検出器の耐久性を損なう
ことがなく、センサ駆動回路を極めて容易に構成でき
るソレノイドアクチユエータを提供しようとする点にあ
る。
の目的とする処は、振動、熱などのある劣悪な環境下
でも出力軸の回転角を検出する検出器の耐久性を損なう
ことがなく、センサ駆動回路を極めて容易に構成でき
るソレノイドアクチユエータを提供しようとする点にあ
る。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、通電時に電磁吸引力を
発生させるコイルと、同電磁吸引力により直線運動する
アーマチヤと、同アーマチヤの直線運動を回転運動に変
換する直線運動・回転運動変換機構と、同変換機構によ
り回転する出力軸とにより構成され、これらの機器を取
り囲むアクチユエータ本体が振動体に取付けられて、振
動下で使用されるソレノイドアクチユエータにおいて、
前記アクチユエータ本体の一側部に前記出力軸の回転角
を検出するために取付けた磁気抵抗素子型非接触センサ
と、同磁気抵抗素子型非接触センサの近くの前記アクチ
ユエータ本体に取付けたコネクタと、前記アクチユエー
タ本体内に昇降可能に設けたアーマチヤと、同アーマチ
ヤの上部と前記磁気抵抗素子型非接触センサとを連結す
る一方のクランク機構と、前記アクチユエータ本体の他
側部に取付けた出力軸と、前記アーマチヤの上部と同出
力軸とを連結する他方のクランク軸と、前記アーマチヤ
の下部と前記アクチユエータ本体との間に介装したばね
とを具え、前記磁気抵抗素子型非接触センサと外部回路
とにより位置フィードバックループを構成している。
発生させるコイルと、同電磁吸引力により直線運動する
アーマチヤと、同アーマチヤの直線運動を回転運動に変
換する直線運動・回転運動変換機構と、同変換機構によ
り回転する出力軸とにより構成され、これらの機器を取
り囲むアクチユエータ本体が振動体に取付けられて、振
動下で使用されるソレノイドアクチユエータにおいて、
前記アクチユエータ本体の一側部に前記出力軸の回転角
を検出するために取付けた磁気抵抗素子型非接触センサ
と、同磁気抵抗素子型非接触センサの近くの前記アクチ
ユエータ本体に取付けたコネクタと、前記アクチユエー
タ本体内に昇降可能に設けたアーマチヤと、同アーマチ
ヤの上部と前記磁気抵抗素子型非接触センサとを連結す
る一方のクランク機構と、前記アクチユエータ本体の他
側部に取付けた出力軸と、前記アーマチヤの上部と同出
力軸とを連結する他方のクランク軸と、前記アーマチヤ
の下部と前記アクチユエータ本体との間に介装したばね
とを具え、前記磁気抵抗素子型非接触センサと外部回路
とにより位置フィードバックループを構成している。
(作用) 本考案のソレノイドアクチユエータはデイーゼルエン
ジン等の振動体に直線取付けられている。この振動、熱
などのある劣悪な環境下において、コイルに通電して、
電磁吸引力を発生させ、この電磁吸引によりアーマチヤ
をばねに抗して下降させる。電磁吸引力とばねのばね力
とが釣り合うと、アーマチヤは停止するが、アーマチヤ
が下降する間、このアーマチヤの直線運動がクランク機
構により回転運動に変換されて、出力軸が回転する一
方、同クランク機構(出力軸)の回転角(位置)が磁気
抵抗素子型非接触センサにより検出されて、そのとき得
られる検出信号がコネクタを介して外部回路へ位置フイ
ードバツク信号として送出される。
ジン等の振動体に直線取付けられている。この振動、熱
などのある劣悪な環境下において、コイルに通電して、
電磁吸引力を発生させ、この電磁吸引によりアーマチヤ
をばねに抗して下降させる。電磁吸引力とばねのばね力
とが釣り合うと、アーマチヤは停止するが、アーマチヤ
が下降する間、このアーマチヤの直線運動がクランク機
構により回転運動に変換されて、出力軸が回転する一
方、同クランク機構(出力軸)の回転角(位置)が磁気
抵抗素子型非接触センサにより検出されて、そのとき得
られる検出信号がコネクタを介して外部回路へ位置フイ
ードバツク信号として送出される。
(実施例) 次に本考案のソレノイドアクチユエータを第1図乃至
第4図に示す一実施例により説明すると、(1)がアク
チユエータ本体内に取付けた磁気抵抗素子型非接触セン
サ、(2)が同磁気抵抗素子型非接触センサ(1)を外
部回路に接続するコネクタで、同磁気抵抗素子型非接触
センサ(1)と外部回路とにより位置フイードバツクル
ープが構成されている。
第4図に示す一実施例により説明すると、(1)がアク
チユエータ本体内に取付けた磁気抵抗素子型非接触セン
サ、(2)が同磁気抵抗素子型非接触センサ(1)を外
部回路に接続するコネクタで、同磁気抵抗素子型非接触
センサ(1)と外部回路とにより位置フイードバツクル
ープが構成されている。
(3)がクランク機構(直線運動・回転運動変換機
構)、(4)が出力軸で、同出力軸(4)がデイーゼル
エンジンの燃料操作端に接続されている。
構)、(4)が出力軸で、同出力軸(4)がデイーゼル
エンジンの燃料操作端に接続されている。
(5)が上記クランク機構(3)によりアクチユエー
タ本体内に昇降可能(直線運動可能)に設けたアーマチ
ヤ、(6)が同アーマチヤ(5)の周りのアクチユエー
タ本体内に設けたコイル、(7)が上記アーマチヤ
(5)を上方に付勢するばねであある。
タ本体内に昇降可能(直線運動可能)に設けたアーマチ
ヤ、(6)が同アーマチヤ(5)の周りのアクチユエー
タ本体内に設けたコイル、(7)が上記アーマチヤ
(5)を上方に付勢するばねであある。
次に前記第1図乃至第4図に示すソレノイドアクチユ
エータの作用を具体的に説明する。
エータの作用を具体的に説明する。
本ソレノイドアクチユエータは、デイーゼルエンジン
等の振動体に直線取付けられている。この振動、熱など
がある劣悪な環境下において、コイル(6)に通電し
て、電磁吸引力を発生させ、この電磁吸引力によりアー
マチヤ(5)をばね(7)に抗して下降させる。電磁吸
引力とばね(7)とばね力とが釣り合うと、アーマチヤ
(5)は停止するが、アーマチヤ(5)が下降する間、
このアーマチヤ(5)の直線運動がクランク機構(3)
により回転運動に変換されて、出力軸(4)が回転する
一方、同クランク機構(3)(出力軸(4))の回転角
(位置)が磁気抵抗素子型非接触センサ(1)により検
出されて、そのとき得られる検出信号がコネクタ(2)
を介して外部回路へ位置フイードバツク信号として送出
される。
等の振動体に直線取付けられている。この振動、熱など
がある劣悪な環境下において、コイル(6)に通電し
て、電磁吸引力を発生させ、この電磁吸引力によりアー
マチヤ(5)をばね(7)に抗して下降させる。電磁吸
引力とばね(7)とばね力とが釣り合うと、アーマチヤ
(5)は停止するが、アーマチヤ(5)が下降する間、
このアーマチヤ(5)の直線運動がクランク機構(3)
により回転運動に変換されて、出力軸(4)が回転する
一方、同クランク機構(3)(出力軸(4))の回転角
(位置)が磁気抵抗素子型非接触センサ(1)により検
出されて、そのとき得られる検出信号がコネクタ(2)
を介して外部回路へ位置フイードバツク信号として送出
される。
(考案の効果) 本考案のソレノイドアクチユエータは前記のように出
力軸の回転角を検出する検出器に磁気抵抗素子型非接触
センサを使用しており、デイーゼルエンジン等の振動体
に直線取付けた激しい振動、熱などのある劣悪な環境下
でも、出力軸の回転角を検出する検出器の耐久性を損な
うことがない。
力軸の回転角を検出する検出器に磁気抵抗素子型非接触
センサを使用しており、デイーゼルエンジン等の振動体
に直線取付けた激しい振動、熱などのある劣悪な環境下
でも、出力軸の回転角を検出する検出器の耐久性を損な
うことがない。
またセンサ駆動回路を極めて容易に構成できる。即
ち、インダクタンスの変化を利用して回路角を検出する
非接続センサは、従来公知であるが、この種の非接触セ
ンサは、センサ駆動回路に交流発振回路を必要とするな
ど、センサ駆動回路が複雑化して、容易に構成しにくく
する難点があるが、磁気抵抗素子型非接触センサは、非
接触でありながら駆動回路が従来きわめて一般的なポテ
ンショメータと全く同じになる。この場合、与える信号
が直流電圧で、返ってくる信号も直流電圧であるため、
交流発振回路等を必要としなくて、センサ駆動回路を極
めて容易に構成できる。
ち、インダクタンスの変化を利用して回路角を検出する
非接続センサは、従来公知であるが、この種の非接触セ
ンサは、センサ駆動回路に交流発振回路を必要とするな
ど、センサ駆動回路が複雑化して、容易に構成しにくく
する難点があるが、磁気抵抗素子型非接触センサは、非
接触でありながら駆動回路が従来きわめて一般的なポテ
ンショメータと全く同じになる。この場合、与える信号
が直流電圧で、返ってくる信号も直流電圧であるため、
交流発振回路等を必要としなくて、センサ駆動回路を極
めて容易に構成できる。
第1図は本考案のソレノイドアクチユエータの一実施例
を示す縦断側面図、第2図はアーマチヤ及び磁気抵抗素
子型非接触センサ部分を示す正面図、第3図は本ソレノ
イドアクチユエータの全体を示す平面図、第4図はその
側面図である。 (1)…磁気抵抗素子型非接触センサ、(2)…コネク
タ、(3)…直線運動・回転運動変換機構(クランク機
構)、(4)…出力軸、(5)…アーマチヤ、(6)…
コイル、(7)…ばね。
を示す縦断側面図、第2図はアーマチヤ及び磁気抵抗素
子型非接触センサ部分を示す正面図、第3図は本ソレノ
イドアクチユエータの全体を示す平面図、第4図はその
側面図である。 (1)…磁気抵抗素子型非接触センサ、(2)…コネク
タ、(3)…直線運動・回転運動変換機構(クランク機
構)、(4)…出力軸、(5)…アーマチヤ、(6)…
コイル、(7)…ばね。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 鈴木 清甫 東京都三鷹市井口1丁目6番1号 株式 会社東邦製作所内 (56)参考文献 特開 昭58−67927(JP,A) 特開 昭52−124114(JP,A) 実開 昭49−43621(JP,U) 実開 昭62−34135(JP,U) 実開 昭59−168108(JP,U) 実開 昭55−51797(JP,U) 実開 昭60−141432(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】通電時に電磁吸引力を発生させるコイル
と、同電磁吸引力により直線運動するアーマチヤと、同
アーマチヤの直線運動を回転運動に変換する直線運動・
回転運動変換機構と、同変換機構により回転する出力軸
とにより構成され、これらの機器を取り囲むアクチユエ
ータ本体が振動体に取付けられて、振動下で使用される
ソレノイドアクチユエータにおいて、前記アクチユエー
タ本体の一側部に前記出力軸の回転角を検出するために
取付けた磁気抵抗素子型非接触センサと、同磁気抵抗素
子型非接触センサの近くの前記アクチユエータ本体に取
付けたコネクタと、前記アクチユエータ本体内に昇降可
能に設けたアーマチヤと、同アーマチヤの上部と前記磁
気抵抗素子型非接触センサとを連結する一方のクランク
機構と、前記アクチユエータ本体の他側部に取付けた出
力軸と、前記アーマチヤの上部と同出力軸とを連結する
他方のクランク軸と、前記アーマチヤの下部と前記アク
チユエータ本体との間に介装したばねとを具え、前記磁
気抵抗素子型非接触センサと外部回路とにより位置フィ
ードバックループを構成したことを特徴とするソレノイ
ドアクチユエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988087943U JP2503107Y2 (ja) | 1988-07-04 | 1988-07-04 | ソレノイドアクチュエ―タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988087943U JP2503107Y2 (ja) | 1988-07-04 | 1988-07-04 | ソレノイドアクチュエ―タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0213144U JPH0213144U (ja) | 1990-01-26 |
JP2503107Y2 true JP2503107Y2 (ja) | 1996-06-26 |
Family
ID=31312531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988087943U Expired - Lifetime JP2503107Y2 (ja) | 1988-07-04 | 1988-07-04 | ソレノイドアクチュエ―タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2503107Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4081774A (en) * | 1976-04-12 | 1978-03-28 | Barber-Colman Company | Actuating device |
JPH0511445Y2 (ja) * | 1985-05-28 | 1993-03-22 |
-
1988
- 1988-07-04 JP JP1988087943U patent/JP2503107Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0213144U (ja) | 1990-01-26 |
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