JP2501793B2 - 乗物用雨傘収納装置の自動傘押出装置 - Google Patents
乗物用雨傘収納装置の自動傘押出装置Info
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- JP2501793B2 JP2501793B2 JP61102798A JP10279886A JP2501793B2 JP 2501793 B2 JP2501793 B2 JP 2501793B2 JP 61102798 A JP61102798 A JP 61102798A JP 10279886 A JP10279886 A JP 10279886A JP 2501793 B2 JP2501793 B2 JP 2501793B2
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- rain
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R7/00—Stowing or holding appliances inside vehicle primarily intended for personal property smaller than suit-cases, e.g. travelling articles, or maps
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R7/00—Stowing or holding appliances inside vehicle primarily intended for personal property smaller than suit-cases, e.g. travelling articles, or maps
- B60R7/08—Disposition of racks, clips, holders, containers or the like for supporting specific articles
- B60R7/12—Disposition of racks, clips, holders, containers or the like for supporting specific articles for supporting umbrellas
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、例えば、自動車等の乗物に装備して使用
する乗物用雨傘収納装置の自動傘押出装置に関するもの
である。
する乗物用雨傘収納装置の自動傘押出装置に関するもの
である。
(従来の技術) この種の乗物用雨傘収納装置としては、例えば、第20
図に示した様な雨傘収納装置を有する自動車がある。こ
の第20図に示した自動車では、リヤフェンダー1が第21
図及び第22図に示した如くインナパネル2とアウタパネ
ル3とを備えていると共に、このインナパネル2とアウ
タパネル3との間に空間4が形成されていて、雨傘収納
装置としての筒状傘入5が前後に向けて空間4内に配設
されている。しかも、筒状傘入5の前端の傘出入口5aは
リヤフェンダー1の前端面1aに開口し、この傘出入口5a
は蓋体6で開閉される様になっている。
図に示した様な雨傘収納装置を有する自動車がある。こ
の第20図に示した自動車では、リヤフェンダー1が第21
図及び第22図に示した如くインナパネル2とアウタパネ
ル3とを備えていると共に、このインナパネル2とアウ
タパネル3との間に空間4が形成されていて、雨傘収納
装置としての筒状傘入5が前後に向けて空間4内に配設
されている。しかも、筒状傘入5の前端の傘出入口5aは
リヤフェンダー1の前端面1aに開口し、この傘出入口5a
は蓋体6で開閉される様になっている。
この様な構成では、フロントドア7を開いて蓋体6を
開くことにより、雨傘8を筒状傘入5に収納できる。し
かしながら、雨傘8は、筒状傘入5に単に挿入しただけ
であるので、筒状傘入5から取り出すのが容易でない。
開くことにより、雨傘8を筒状傘入5に収納できる。し
かしながら、雨傘8は、筒状傘入5に単に挿入しただけ
であるので、筒状傘入5から取り出すのが容易でない。
この点を解消するものとしては、例えば、実開昭49-2
9627号公報に開示された様なものがある。この公報に
は、筒状傘入内に傘受を長手方向にスライド自在に配設
し、この傘受をスプリングで傘出入口側にバネ付勢した
構成の雨傘収納装置が開示されている。この雨傘収納装
置によれば、雨傘を傘出入口から筒状傘入内に挿入し
て、雨傘の先端を傘受に係合させた後に、雨傘をスプリ
ングのバネ力に抗して更に内部に押し込むことにより、
雨傘を筒状傘入内に収納できる。しかも、雨傘を取り出
す際には、雨傘の柄の部分がスプリングのバネ力で外方
に押しだされるので、雨傘の取り出しが容易となる。
9627号公報に開示された様なものがある。この公報に
は、筒状傘入内に傘受を長手方向にスライド自在に配設
し、この傘受をスプリングで傘出入口側にバネ付勢した
構成の雨傘収納装置が開示されている。この雨傘収納装
置によれば、雨傘を傘出入口から筒状傘入内に挿入し
て、雨傘の先端を傘受に係合させた後に、雨傘をスプリ
ングのバネ力に抗して更に内部に押し込むことにより、
雨傘を筒状傘入内に収納できる。しかも、雨傘を取り出
す際には、雨傘の柄の部分がスプリングのバネ力で外方
に押しだされるので、雨傘の取り出しが容易となる。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、この様に雨傘の柄をバネ力等により外方に押
しださせる際、雨傘がスプリングのバネ力により急激に
外方に飛び出す虞があり、余り好ましいものではない。
また、雨傘には種々の長さのものがあるため、その長さ
に応じた位置で傘受を雨傘挿入時にロックできるのが望
ましい。
しださせる際、雨傘がスプリングのバネ力により急激に
外方に飛び出す虞があり、余り好ましいものではない。
また、雨傘には種々の長さのものがあるため、その長さ
に応じた位置で傘受を雨傘挿入時にロックできるのが望
ましい。
そこで、この発明は、傘受としての傘支持部材を雨傘
の長さに応じて筒状の傘入本体内にロックでき、雨傘を
付勢手段により外方に自動的に押し出すことができると
共に、この際の雨傘の押出速度を一定にできる乗物用雨
傘収納装置の自動傘押出装置を提供することを目的とす
るものである。
の長さに応じて筒状の傘入本体内にロックでき、雨傘を
付勢手段により外方に自動的に押し出すことができると
共に、この際の雨傘の押出速度を一定にできる乗物用雨
傘収納装置の自動傘押出装置を提供することを目的とす
るものである。
(問題点を解決するための手段) この目的を達成するため、この発明は、一端に傘出入
口が形成され且つ他端が端壁で閉成された筒状の傘入本
体を設け、前記傘入本体の他端部内に有底筒状の傘支持
部材を長手方向に所定範囲内で進退動する様に配設し、
前記傘支持部材を前記傘入本体に長手方向の複数箇所で
ロック及びロック解除させる多段ロック装置を設け、前
記傘支持部材と傘入本体との間に介装した付勢手段で前
記傘支持部材を前記傘出入口側に付勢した乗物用雨傘収
納装置の自動傘押出装置であって、前記傘入本体は傘出
入口側が下方に傾斜させられ、前記傘入本体の傘出入口
側の下部には排水口が形成されていると共に、前記傘入
本体内に前記傘支持部材が気密に嵌合され、前記傘入本
体の端壁に調速用のオリフィスが形成されている乗物用
雨傘収納装置の自動傘押出装置としたことを特徴とする
ものである。
口が形成され且つ他端が端壁で閉成された筒状の傘入本
体を設け、前記傘入本体の他端部内に有底筒状の傘支持
部材を長手方向に所定範囲内で進退動する様に配設し、
前記傘支持部材を前記傘入本体に長手方向の複数箇所で
ロック及びロック解除させる多段ロック装置を設け、前
記傘支持部材と傘入本体との間に介装した付勢手段で前
記傘支持部材を前記傘出入口側に付勢した乗物用雨傘収
納装置の自動傘押出装置であって、前記傘入本体は傘出
入口側が下方に傾斜させられ、前記傘入本体の傘出入口
側の下部には排水口が形成されていると共に、前記傘入
本体内に前記傘支持部材が気密に嵌合され、前記傘入本
体の端壁に調速用のオリフィスが形成されている乗物用
雨傘収納装置の自動傘押出装置としたことを特徴とする
ものである。
(作用) この様な構成においては、雨傘を傘入本体内に傘出入
口から挿入して、雨傘の先端を傘支持部材に係合させた
後、雨傘を付勢手段に抗して更に押し込んで、雨傘の柄
の部分が傘出入口内に入った位置で傘支持部材を傘入本
体に多段ロック装置で固定される。そして、雨傘を取り
出す際は、多段ロック装置による傘支持部材のロックを
解除する。これにより、傘支持部材は付勢手段により傘
出入口側に摺動変位させられ、この際、傘支持部材の移
動速度は傘支持部材の傘出入口側への移動に伴ってオリ
フィスから傘入本体内に吸入されるエアにより一定に保
たれる。従って、雨傘の柄は、傘入本体から低速で外方
に押しだされ、所定量突出した位置で停止される。
口から挿入して、雨傘の先端を傘支持部材に係合させた
後、雨傘を付勢手段に抗して更に押し込んで、雨傘の柄
の部分が傘出入口内に入った位置で傘支持部材を傘入本
体に多段ロック装置で固定される。そして、雨傘を取り
出す際は、多段ロック装置による傘支持部材のロックを
解除する。これにより、傘支持部材は付勢手段により傘
出入口側に摺動変位させられ、この際、傘支持部材の移
動速度は傘支持部材の傘出入口側への移動に伴ってオリ
フィスから傘入本体内に吸入されるエアにより一定に保
たれる。従って、雨傘の柄は、傘入本体から低速で外方
に押しだされ、所定量突出した位置で停止される。
(実施例) 以下、この発明の実施例を第1図〜第19図に基づいて
説明する。
説明する。
第15図,第16図はツードアタイプの自動車を示したも
ので、第15図はフロントドアを取外した状態を示してあ
る。第15図,第16図において、9は車体、10は車体9の
リヤフェンダーである。このリヤフェンダー10は、第17
図,第18図に示した如く、インナパネル11とアウタパネ
ル12を備えていて、このインナパネル11とアウタパネル
12との間には空間13が形成されている。アウタパネル12
の前縁部は、インナパネル11の前縁部側に折曲固定され
ていて、空間13の前端を閉成する前壁12aを構成してい
る。
ので、第15図はフロントドアを取外した状態を示してあ
る。第15図,第16図において、9は車体、10は車体9の
リヤフェンダーである。このリヤフェンダー10は、第17
図,第18図に示した如く、インナパネル11とアウタパネ
ル12を備えていて、このインナパネル11とアウタパネル
12との間には空間13が形成されている。アウタパネル12
の前縁部は、インナパネル11の前縁部側に折曲固定され
ていて、空間13の前端を閉成する前壁12aを構成してい
る。
上述した空間13内には取付孔14から挿入した雨傘収納
装置15が配設されている。この雨傘収納装置15は、第1
図,第2A図に示した筒状の傘入本体16を有する。この傘
入本体16は、前端側の筒体17,後端側の筒体18,及び筒体
17,18間に直列に介装された中間の筒体19,20,21,22から
構成されている。各筒体17,19,20,21,22,18は、互いに
隣接するもの同士が筒結合手段23により着脱可能に接続
されている。この筒結合手段23は、第1図及び第2B図の
如く、各筒体17,19,20,21,22,18のうちの互いに隣接す
るもの同士の対向端の一方の上下に突設した係止爪23a
と、この対向端の他方の上下に突設した穴付係止片23b
とから構成されている。そして、係止爪23aを穴付係止
片23bの穴23cに係合させることにより、各筒体17,19,2
0,21,22,18は互いに着脱可能に接続されている。図中、
24は筒体17の端部に設けられたフランジである。
装置15が配設されている。この雨傘収納装置15は、第1
図,第2A図に示した筒状の傘入本体16を有する。この傘
入本体16は、前端側の筒体17,後端側の筒体18,及び筒体
17,18間に直列に介装された中間の筒体19,20,21,22から
構成されている。各筒体17,19,20,21,22,18は、互いに
隣接するもの同士が筒結合手段23により着脱可能に接続
されている。この筒結合手段23は、第1図及び第2B図の
如く、各筒体17,19,20,21,22,18のうちの互いに隣接す
るもの同士の対向端の一方の上下に突設した係止爪23a
と、この対向端の他方の上下に突設した穴付係止片23b
とから構成されている。そして、係止爪23aを穴付係止
片23bの穴23cに係合させることにより、各筒体17,19,2
0,21,22,18は互いに着脱可能に接続されている。図中、
24は筒体17の端部に設けられたフランジである。
この様な筒体17〜22からなる傘入本体16は第17図,第
18図に示した様に固定バンド25とビス26によりθだけ前
方に若干傾斜させた状態でリヤフェンダー10のインナパ
ネル11に固定され、筒体17のフランジ24は図示しないビ
スでアウタパネル12の前壁12aに固定されている。第16
図中、27は自動車のフロントドアである。
18図に示した様に固定バンド25とビス26によりθだけ前
方に若干傾斜させた状態でリヤフェンダー10のインナパ
ネル11に固定され、筒体17のフランジ24は図示しないビ
スでアウタパネル12の前壁12aに固定されている。第16
図中、27は自動車のフロントドアである。
フランジ24には傘出入口28に沿って延びる蓋係合段部
29が形成されている。また、フランジ24の一側すなわち
車室側にはロックボタン36が左右動自在に配設されてい
る。
29が形成されている。また、フランジ24の一側すなわち
車室側にはロックボタン36が左右動自在に配設されてい
る。
41は筒体17の傘出入口28の開閉をさせる蓋体で、蓋体
41の自由端部中央にはボタン係合凹部43が形成され、更
に蓋体41は開く方向にバネ付勢されてている。従って、
この様な蓋体41を蓋係合段部29に係合させてロックボタ
ン36で係止させることにより、筒体17の傘出入口28が蓋
体41で閉成され、ロックボタン36を第2A図中左方に変位
させて蓋体41の係止を解除すると、蓋体41がスプリング
45のバネ力で開かれる。
41の自由端部中央にはボタン係合凹部43が形成され、更
に蓋体41は開く方向にバネ付勢されてている。従って、
この様な蓋体41を蓋係合段部29に係合させてロックボタ
ン36で係止させることにより、筒体17の傘出入口28が蓋
体41で閉成され、ロックボタン36を第2A図中左方に変位
させて蓋体41の係止を解除すると、蓋体41がスプリング
45のバネ力で開かれる。
上述した筒体19の筒体20側端部近傍の下部には下方に
開口するドレンホース接続用の排水口46が設けられ、こ
の排水口46にはドレンホース46aが接続されていて、こ
のドレンホース46aの下端はリヤフェンダー10の下方に
開口している。また、筒体20の筒体19側端部には雨傘に
付着する雨滴を絞り取ることが可能な絞り部20aが設け
られている。
開口するドレンホース接続用の排水口46が設けられ、こ
の排水口46にはドレンホース46aが接続されていて、こ
のドレンホース46aの下端はリヤフェンダー10の下方に
開口している。また、筒体20の筒体19側端部には雨傘に
付着する雨滴を絞り取ることが可能な絞り部20aが設け
られている。
筒体18は後端が端壁18aで閉成されていて、端壁18aに
は複数のオリフィス47が調速手段として設けられてい
る。各オリフィス47の径は、同じでも良いし、又、異な
らせても良い。また、傘入本体16内には筒体21,22,18に
跨る筒状ピストン48が傘支持部材として軸線方向に摺動
可能に配設されている。この筒状ピストン48の前端部外
周には第1フランジ49が設けられ、筒状ピストン48の後
端部近傍内には隔壁50が設けられ、筒状ピストン48の後
端部外周には第2,第3フランジ51,52が設けられ、第2,
第3フランジ51,52間にはシールリング53が嵌着されて
いる。第1フランジ49は筒体21内を摺動変位し、シール
リング53はシリンダとしての筒体18内を摺接変位する様
になっている。これにより、筒状ピストン48と筒体18の
端壁18aとの間にはエア室54が形成されている。第1図
中、55は複数のオリフィス47の一つの嵌着されたゴム栓
で、このゴム栓55はオリフィス47からエア室54の内外に
流出入するエアの量を調整する役目を果たしている。
は複数のオリフィス47が調速手段として設けられてい
る。各オリフィス47の径は、同じでも良いし、又、異な
らせても良い。また、傘入本体16内には筒体21,22,18に
跨る筒状ピストン48が傘支持部材として軸線方向に摺動
可能に配設されている。この筒状ピストン48の前端部外
周には第1フランジ49が設けられ、筒状ピストン48の後
端部近傍内には隔壁50が設けられ、筒状ピストン48の後
端部外周には第2,第3フランジ51,52が設けられ、第2,
第3フランジ51,52間にはシールリング53が嵌着されて
いる。第1フランジ49は筒体21内を摺動変位し、シール
リング53はシリンダとしての筒体18内を摺接変位する様
になっている。これにより、筒状ピストン48と筒体18の
端壁18aとの間にはエア室54が形成されている。第1図
中、55は複数のオリフィス47の一つの嵌着されたゴム栓
で、このゴム栓55はオリフィス47からエア室54の内外に
流出入するエアの量を調整する役目を果たしている。
筒状ピストン48の下端部には長手方向に延びる幅広の
突条56が形成されていて、この突条56は筒体22の下端に
設けた回動規制溝22aに係合している。この突条56と筒
体22との間には多段ロック装置57が介装されている。こ
の多段ロック装置57は、突条56に設けた多段ハートカム
58と、略U字状の係合ピン59と、係合ピン59の抜け外れ
を防止させるゴムリング60から構成されている。
突条56が形成されていて、この突条56は筒体22の下端に
設けた回動規制溝22aに係合している。この突条56と筒
体22との間には多段ロック装置57が介装されている。こ
の多段ロック装置57は、突条56に設けた多段ハートカム
58と、略U字状の係合ピン59と、係合ピン59の抜け外れ
を防止させるゴムリング60から構成されている。
多段ハートカム58は、第7図,第8図,第11図に示し
た様に、直列に等ピッチで軸線方向に配列されたハート
形凸部61と、このハート形凸部61の周囲に形成されたカ
ム溝62から構成されている。このカム溝62は、ハート形
凸部61列の一側に沿って形成された復帰用のカム溝部63
と、ハート形凸部61列の他側に沿って形成された戻り防
止用のカム溝部64と、カム溝63,64間に連設された交差
カム溝部65を備えている。尚、図中61aはハート形凸部6
1の後部V溝である。そして、カム溝部64には各ハート
形凸部61の後端に対応する段部66が第7図,第11図,第
12図の如く複数形成され、カム溝部63,64の先端間には
第13図の如く段部67が設けられ、カム溝部64と交差カム
溝部65との間には段部68が形成されている。この様な各
段部66,67,68はカム溝62内に挿入される係合ピン59の端
部がハート形凸部61の周囲を第11図中反時計回りにのみ
移動可能にしている。尚、カム溝部64の先端には直線状
の溝部64aが第2フランジ51近傍まで延設されている。
この係合ピン59は、支持軸部59aと、係合軸部59bと、及
び、支持軸部59aと係合軸部59bとを連設している連設軸
部59cから構成されている。また、第3図,第4図に示
す如く筒体22の下面には、後方に向けて拡開するV字状
側壁69が突設されていると共に、V字状側壁69内の空間
69aの基部に開口する軸保持穴70が形成されている。し
かも、筒体22の下面には、V字状側壁69の先端69b,69b
に対応する突起71,71が設けられ、突起71,71間に開口す
るピン挿入穴72が設けられている。そして、軸保持穴70
には係合ピン59の支持軸部59aが回動自在に嵌合され、
空間69aには係合ピン59の連設軸部59cが配設され、ピン
挿入穴72には係合ピン59の係合軸部59が挿入され、V字
状側壁69の先端69b,69bと突起71,71との間には筒体22の
外周に装着したゴムリング60の一部が配設されている。
このゴムリング60は、係合ピン59の連設軸部59cに弾接
して、係合ピン59を筒体22に保持させていると共に、係
合ピン59の係合軸部59bをハートカム58方向に付勢して
いる。
た様に、直列に等ピッチで軸線方向に配列されたハート
形凸部61と、このハート形凸部61の周囲に形成されたカ
ム溝62から構成されている。このカム溝62は、ハート形
凸部61列の一側に沿って形成された復帰用のカム溝部63
と、ハート形凸部61列の他側に沿って形成された戻り防
止用のカム溝部64と、カム溝63,64間に連設された交差
カム溝部65を備えている。尚、図中61aはハート形凸部6
1の後部V溝である。そして、カム溝部64には各ハート
形凸部61の後端に対応する段部66が第7図,第11図,第
12図の如く複数形成され、カム溝部63,64の先端間には
第13図の如く段部67が設けられ、カム溝部64と交差カム
溝部65との間には段部68が形成されている。この様な各
段部66,67,68はカム溝62内に挿入される係合ピン59の端
部がハート形凸部61の周囲を第11図中反時計回りにのみ
移動可能にしている。尚、カム溝部64の先端には直線状
の溝部64aが第2フランジ51近傍まで延設されている。
この係合ピン59は、支持軸部59aと、係合軸部59bと、及
び、支持軸部59aと係合軸部59bとを連設している連設軸
部59cから構成されている。また、第3図,第4図に示
す如く筒体22の下面には、後方に向けて拡開するV字状
側壁69が突設されていると共に、V字状側壁69内の空間
69aの基部に開口する軸保持穴70が形成されている。し
かも、筒体22の下面には、V字状側壁69の先端69b,69b
に対応する突起71,71が設けられ、突起71,71間に開口す
るピン挿入穴72が設けられている。そして、軸保持穴70
には係合ピン59の支持軸部59aが回動自在に嵌合され、
空間69aには係合ピン59の連設軸部59cが配設され、ピン
挿入穴72には係合ピン59の係合軸部59が挿入され、V字
状側壁69の先端69b,69bと突起71,71との間には筒体22の
外周に装着したゴムリング60の一部が配設されている。
このゴムリング60は、係合ピン59の連設軸部59cに弾接
して、係合ピン59を筒体22に保持させていると共に、係
合ピン59の係合軸部59bをハートカム58方向に付勢して
いる。
筒体22の上部には、第3図、第5図に示すように長手
方向に延びる開口73が形成されていると共に、開口73の
両側部に位置する一対のリール支持片74,74が突設され
ている。このリール支持片74,74間にはバネ保持用のリ
ール75が回転自在に保持され、リール75には帯状で渦巻
状の定圧バネ76の一端部側が復帰手段として巻回保持さ
れている。この定圧バネ76の他端部は、開口73を介して
筒体22の内に挿入されていると共に、ビス77を介して筒
状ピストン48の第2フランジ51近傍の上部に固定されて
いる。
方向に延びる開口73が形成されていると共に、開口73の
両側部に位置する一対のリール支持片74,74が突設され
ている。このリール支持片74,74間にはバネ保持用のリ
ール75が回転自在に保持され、リール75には帯状で渦巻
状の定圧バネ76の一端部側が復帰手段として巻回保持さ
れている。この定圧バネ76の他端部は、開口73を介して
筒体22の内に挿入されていると共に、ビス77を介して筒
状ピストン48の第2フランジ51近傍の上部に固定されて
いる。
次に、この様な構成の乗物用雨傘収納装置の自動傘押
出装置の作用を説明する。
出装置の作用を説明する。
この様な構成においては、フロントドア27を開いてロ
ックボタン36を第2A図中左方にスライドさせることによ
り蓋体41を開いて、雨傘を傘出入口16内に挿入すると共
に、雨傘の先端部を傘支持部材としての筒状ピストン48
内に挿入して隔壁50に当接させる。この様な雨傘の挿入
動作に伴い、雨傘の中間部は筒体20の絞り部20aを通過
して絞られるので、雨傘に付着している雨滴の一部が絞
り出され、この絞り出された雨滴が排水口46及びドレン
ホース46aを介してリヤフェンダー10の下方に排出され
る。
ックボタン36を第2A図中左方にスライドさせることによ
り蓋体41を開いて、雨傘を傘出入口16内に挿入すると共
に、雨傘の先端部を傘支持部材としての筒状ピストン48
内に挿入して隔壁50に当接させる。この様な雨傘の挿入
動作に伴い、雨傘の中間部は筒体20の絞り部20aを通過
して絞られるので、雨傘に付着している雨滴の一部が絞
り出され、この絞り出された雨滴が排水口46及びドレン
ホース46aを介してリヤフェンダー10の下方に排出され
る。
また、雨傘の先端部が上述の如く隔壁50に当接した
後、雨傘を定圧バネ76のバネ力に抗して更に内方に押し
込むと、エア室54内のエアがオリフィス47を介して外方
に排出される。この際、係合ピン59の係合軸部59bの先
端部が多段ハートカム58のカム溝部64内を第1フランジ
49側に相対的に摺接変位する。そして、雨傘の柄が傘出
入口28内に完全に収納された位置で、雨傘の押込動作を
やめると、筒状ピストン48が定圧バネ76のバネ力で傘出
入口28側に戻されようとする。しかし、この際、係合軸
部59bの先端部は、カム溝部64の複数の段部66のうちの
最も近いものに係合して、この係合された段部66に対応
する交差カム溝部65に案内された後に、段部68を超え、
ハート形凸部61の後部V溝61aに係合して停止する。こ
の様な動作は各ハート形凸部61ごとに行うことが可能で
あるので、雨傘の挿入量に応じた位置に筒状ピストン48
がロックされて、雨傘の柄が傘出入口28内に収納された
位置で保持される。
後、雨傘を定圧バネ76のバネ力に抗して更に内方に押し
込むと、エア室54内のエアがオリフィス47を介して外方
に排出される。この際、係合ピン59の係合軸部59bの先
端部が多段ハートカム58のカム溝部64内を第1フランジ
49側に相対的に摺接変位する。そして、雨傘の柄が傘出
入口28内に完全に収納された位置で、雨傘の押込動作を
やめると、筒状ピストン48が定圧バネ76のバネ力で傘出
入口28側に戻されようとする。しかし、この際、係合軸
部59bの先端部は、カム溝部64の複数の段部66のうちの
最も近いものに係合して、この係合された段部66に対応
する交差カム溝部65に案内された後に、段部68を超え、
ハート形凸部61の後部V溝61aに係合して停止する。こ
の様な動作は各ハート形凸部61ごとに行うことが可能で
あるので、雨傘の挿入量に応じた位置に筒状ピストン48
がロックされて、雨傘の柄が傘出入口28内に収納された
位置で保持される。
この状態から雨傘を取り出すには、雨傘を再度、傘入
本体16内に押し込めば良い。この押込動作により、筒状
ピストン48が内方に押圧され、係合軸部59bの先端部が
段部68とハート形凸部61の先端部の作用によりカム溝部
64側には戻らず復帰用のカム溝部63内に案内される。こ
のための雨傘の押込量は少しで良いので、雨傘を若干押
し込んで係合軸部59bの先端部をカム溝部63内に案内し
た後、雨傘から押圧力を除くと、筒状ピストン48は定圧
バネ76のバネ力で傘出入口28側に変位させられる。この
際、係合軸部59bの先端部は、カム溝部63内を段部67側
に変位して、段部67を超えた後に、カム溝部64に連設さ
れた溝部64a先端部で停止する。これにより、雨傘の柄
が傘出入口28から若干突出するので、雨傘の取り出しが
容易となる。
本体16内に押し込めば良い。この押込動作により、筒状
ピストン48が内方に押圧され、係合軸部59bの先端部が
段部68とハート形凸部61の先端部の作用によりカム溝部
64側には戻らず復帰用のカム溝部63内に案内される。こ
のための雨傘の押込量は少しで良いので、雨傘を若干押
し込んで係合軸部59bの先端部をカム溝部63内に案内し
た後、雨傘から押圧力を除くと、筒状ピストン48は定圧
バネ76のバネ力で傘出入口28側に変位させられる。この
際、係合軸部59bの先端部は、カム溝部63内を段部67側
に変位して、段部67を超えた後に、カム溝部64に連設さ
れた溝部64a先端部で停止する。これにより、雨傘の柄
が傘出入口28から若干突出するので、雨傘の取り出しが
容易となる。
しかも、この様な動作に伴い、エア室54内にはオリフ
ィス47を介してエアが吸入されるので、筒状ピストン48
の傘出入口28側への移動速度はオリフィス47によるエア
の吸入抵抗により一定に保持される。従って、雨傘が傘
入本体28から外方に急激に飛び出すことはない。
ィス47を介してエアが吸入されるので、筒状ピストン48
の傘出入口28側への移動速度はオリフィス47によるエア
の吸入抵抗により一定に保持される。従って、雨傘が傘
入本体28から外方に急激に飛び出すことはない。
尚、以上説明した実施例では、傘支持部材としての筒
状ピストン48を傘出入口28側に渦巻状の定圧バネ76で付
勢したが、必ずしも此れに限定されるものではない。例
えば、第19図に示した如く、筒状ピストン48の隔壁50と
筒体18の端壁18aとの間に介装したスプリング78を付勢
手段としても良い。
状ピストン48を傘出入口28側に渦巻状の定圧バネ76で付
勢したが、必ずしも此れに限定されるものではない。例
えば、第19図に示した如く、筒状ピストン48の隔壁50と
筒体18の端壁18aとの間に介装したスプリング78を付勢
手段としても良い。
また、以上説明した実施例では、端壁18aに設けたオ
リフィス47を筒状ピストン48の調速手段としたが、必ず
しも此れに限定されるものではない。例えば、公知のガ
バナー機構等の調速手段を用いて筒状ピストン48の復帰
速度を一定にさせても良い。
リフィス47を筒状ピストン48の調速手段としたが、必ず
しも此れに限定されるものではない。例えば、公知のガ
バナー機構等の調速手段を用いて筒状ピストン48の復帰
速度を一定にさせても良い。
(発明の効果) この発明は、以上説明したように、一端に傘出入口が
形成され且つ他端が端壁で閉成された筒状の傘入本体を
設け、前記傘入本体の他端部内に有底筒状の傘支持部材
を長手方向に所定範囲内で進退動する様に配設し、前記
傘支持部材を前記傘入本体に長手方向の複数箇所でロッ
ク及びロック解除させる多段ロック装置を設け、前記傘
支持部材と傘入本体との間に介装した付勢手段で前記傘
支持部材を前記傘出入口側に付勢した乗物用雨傘収納装
置の自動傘押出装置であって、前記傘入本体は傘出入口
側が下方に傾斜させられ、前記傘入本体の傘出入口側の
下部には排水口が形成されていると共に、前記傘入本体
内に前記傘支持部材が気密に嵌合され、前記傘入本体の
端壁に調速用のオリフィスが形成されているので、傘受
としての傘支持部材を雨傘の長さに応じて筒状の傘入本
体内にロックでき、雨傘を付勢手段により外方に自動的
に押し出すことができると共に、この際の雨傘の押出速
度を一定にできる。また、傘入本体を傘出入口側が下方
に傾斜させると共に、傘入本体の傘出入口側の下部に排
水口が形成されている構成としたので、気密性を必要と
する有底筒状の傘支持部材(筒状ピストン)と傘入本体
の端壁との間すなわち傘支持部材の移動範囲の部分に位
置させて傘入本体に水抜き孔を設ける必要がない。しか
も、有底筒状の傘支持部材(筒状ピストン)の後方(オ
リフィス側)から水抜きする等の複雑な構造を取る必要
がなく、水抜き構造が簡単となる。
形成され且つ他端が端壁で閉成された筒状の傘入本体を
設け、前記傘入本体の他端部内に有底筒状の傘支持部材
を長手方向に所定範囲内で進退動する様に配設し、前記
傘支持部材を前記傘入本体に長手方向の複数箇所でロッ
ク及びロック解除させる多段ロック装置を設け、前記傘
支持部材と傘入本体との間に介装した付勢手段で前記傘
支持部材を前記傘出入口側に付勢した乗物用雨傘収納装
置の自動傘押出装置であって、前記傘入本体は傘出入口
側が下方に傾斜させられ、前記傘入本体の傘出入口側の
下部には排水口が形成されていると共に、前記傘入本体
内に前記傘支持部材が気密に嵌合され、前記傘入本体の
端壁に調速用のオリフィスが形成されているので、傘受
としての傘支持部材を雨傘の長さに応じて筒状の傘入本
体内にロックでき、雨傘を付勢手段により外方に自動的
に押し出すことができると共に、この際の雨傘の押出速
度を一定にできる。また、傘入本体を傘出入口側が下方
に傾斜させると共に、傘入本体の傘出入口側の下部に排
水口が形成されている構成としたので、気密性を必要と
する有底筒状の傘支持部材(筒状ピストン)と傘入本体
の端壁との間すなわち傘支持部材の移動範囲の部分に位
置させて傘入本体に水抜き孔を設ける必要がない。しか
も、有底筒状の傘支持部材(筒状ピストン)の後方(オ
リフィス側)から水抜きする等の複雑な構造を取る必要
がなく、水抜き構造が簡単となる。
第1図は、この発明に係る乗物用雨傘収納装置の自動傘
押出装置の一実施例を示す断面図である。 第2A図は、第1図に示した乗物用雨傘収納装置の概略斜
視図である。 第2B図は、第1図及び第2A図に示した筒体の結合部の部
分分解斜視図である。 第3図は、第1図の定圧バネ取付用の筒体の断面図であ
る。 第4図は、第3図の平面図である。 第5図は、第3図のC-C線に沿う断面図である。 第6図は、第3図の左側面図である。 第7図は、第1図に示した筒状ピストンの底面図であ
る。 第8図は、第7図のVIII-VIII線に沿う断面図である。 第9図は、第8図の平面図である。 第10図は、第8図の右側面図である。 第11図は、第7図に示した多段ハートカムの部分斜視図
である。 第12図は、第11図のXII-XII線に沿う断面図である。 第13図は、第11図のXIII-XIII線に沿う断面図である。 第14図は、第11図のXIV-XIV線に沿う断面図である。 第15図は、第1図に示した乗物用雨傘収納装置を備え付
けると共に、フロントドアを外した状態の自動車の斜視
図である。 第16図は、第15図の自動車にフロントドアを装着して示
した後方斜視図である。 第17図は、第16図のXVII-XVII線に沿う断面図である。 第18図は、第16図のXVIII-XVIII線に沿う断面図であ
る。 第19図は、この発明の他の実施例を示す乗物用雨傘収納
装置の要部断面図である。 第20図は、従来の乗物用雨傘収納装置を備える自動車の
側面図である。 第21図は、第20図のXXI-XXI線に沿う断面図である。 第22図は、第20図のXXII-XXII線に沿う断面図である。 9……車体 10……リヤフェンダー 12a……前壁 16……傘出入口 17,18,19,20,21,22……筒体 18a……端壁 20a……絞り部 23……筒結合手段 28……傘出入口 29……蓋係合段部 36……ロックボタン 46……排水口 47……オリフィス(調速手段) 48……筒状ピストン(傘支持部材) 53……シールリング 54……エア室 57……多段ロック装置 58……多段ハートカム 59……係合ピン 60……ゴムリング 75……リール 76……定圧バネ(付勢手段) 78……スプリング(付勢手段)
押出装置の一実施例を示す断面図である。 第2A図は、第1図に示した乗物用雨傘収納装置の概略斜
視図である。 第2B図は、第1図及び第2A図に示した筒体の結合部の部
分分解斜視図である。 第3図は、第1図の定圧バネ取付用の筒体の断面図であ
る。 第4図は、第3図の平面図である。 第5図は、第3図のC-C線に沿う断面図である。 第6図は、第3図の左側面図である。 第7図は、第1図に示した筒状ピストンの底面図であ
る。 第8図は、第7図のVIII-VIII線に沿う断面図である。 第9図は、第8図の平面図である。 第10図は、第8図の右側面図である。 第11図は、第7図に示した多段ハートカムの部分斜視図
である。 第12図は、第11図のXII-XII線に沿う断面図である。 第13図は、第11図のXIII-XIII線に沿う断面図である。 第14図は、第11図のXIV-XIV線に沿う断面図である。 第15図は、第1図に示した乗物用雨傘収納装置を備え付
けると共に、フロントドアを外した状態の自動車の斜視
図である。 第16図は、第15図の自動車にフロントドアを装着して示
した後方斜視図である。 第17図は、第16図のXVII-XVII線に沿う断面図である。 第18図は、第16図のXVIII-XVIII線に沿う断面図であ
る。 第19図は、この発明の他の実施例を示す乗物用雨傘収納
装置の要部断面図である。 第20図は、従来の乗物用雨傘収納装置を備える自動車の
側面図である。 第21図は、第20図のXXI-XXI線に沿う断面図である。 第22図は、第20図のXXII-XXII線に沿う断面図である。 9……車体 10……リヤフェンダー 12a……前壁 16……傘出入口 17,18,19,20,21,22……筒体 18a……端壁 20a……絞り部 23……筒結合手段 28……傘出入口 29……蓋係合段部 36……ロックボタン 46……排水口 47……オリフィス(調速手段) 48……筒状ピストン(傘支持部材) 53……シールリング 54……エア室 57……多段ロック装置 58……多段ハートカム 59……係合ピン 60……ゴムリング 75……リール 76……定圧バネ(付勢手段) 78……スプリング(付勢手段)
Claims (1)
- 【請求項1】一端に傘出入口が形成され且つ他端が端壁
で閉成された筒状の傘入本体を設け、前記傘入本体の他
端部内に有底筒状の傘支持部材を長手方向に所定範囲内
で進退動する様に配設し、前記傘支持部材を前記傘入本
体に長手方向の複数箇所でロック及びロック解除させる
多段ロック装置を設け、前記傘支持部材と傘入本体との
間に介装した付勢手段で前記傘支持部材を前記傘出入口
側に付勢した乗物用雨傘収納装置の自動傘押出装置であ
って、 前記傘入本体は傘出入口側が下方に傾斜させられ、前記
傘入本体の傘出入口側の下部には排水口が形成されてい
ると共に、前記傘入本体内に前記傘支持部材が気密に嵌
合され、前記傘入本体の端壁に調速用のオリフィスが形
成されていることを特徴とする乗物用雨傘収納装置の自
動傘押出装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61102798A JP2501793B2 (ja) | 1986-05-02 | 1986-05-02 | 乗物用雨傘収納装置の自動傘押出装置 |
KR1019870003175A KR940010714B1 (ko) | 1986-05-02 | 1987-04-03 | 차량용 우산 수납장치의 자동우산압출장치 |
US07/043,583 US4807920A (en) | 1986-05-02 | 1987-04-28 | Vehicular umbrella container |
DE8787106254T DE3775263D1 (de) | 1986-05-02 | 1987-04-29 | Regenschirmbehaelter fuer kraftfahrzeuge. |
EP87106254A EP0243954B1 (en) | 1986-05-02 | 1987-04-29 | Vehicular umbrella container |
ES198787106254T ES2027989T3 (es) | 1986-05-02 | 1987-04-29 | Recipiente de sombrilla para vehiculos. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61102798A JP2501793B2 (ja) | 1986-05-02 | 1986-05-02 | 乗物用雨傘収納装置の自動傘押出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62258832A JPS62258832A (ja) | 1987-11-11 |
JP2501793B2 true JP2501793B2 (ja) | 1996-05-29 |
Family
ID=14337096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61102798A Expired - Lifetime JP2501793B2 (ja) | 1986-05-02 | 1986-05-02 | 乗物用雨傘収納装置の自動傘押出装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2501793B2 (ja) |
KR (1) | KR940010714B1 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5616146U (ja) * | 1979-07-16 | 1981-02-12 | ||
JPS60250184A (ja) * | 1984-05-26 | 1985-12-10 | 株式会社 ニフコ | 車室内収納箱の開放速度の調速方法 |
-
1986
- 1986-05-02 JP JP61102798A patent/JP2501793B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1987
- 1987-04-03 KR KR1019870003175A patent/KR940010714B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62258832A (ja) | 1987-11-11 |
KR870010987A (ko) | 1987-12-19 |
KR940010714B1 (ko) | 1994-10-24 |
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