JP2501377B2 - 電子メイルシステム - Google Patents

電子メイルシステム

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JP2501377B2
JP2501377B2 JP3168988A JP16898891A JP2501377B2 JP 2501377 B2 JP2501377 B2 JP 2501377B2 JP 3168988 A JP3168988 A JP 3168988A JP 16898891 A JP16898891 A JP 16898891A JP 2501377 B2 JP2501377 B2 JP 2501377B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電子的に送付される文
書とともに音声による説明あるいはメッセージなどを同
時に送り、より確実に相手方に意志を伝達するようにし
た電子メイルシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近時オフィスコストの高騰と相俟ってオ
フィスの生産性向上を図るべくオフィスオートメーショ
ンなる構想が出されているが、これについて米国をはじ
め我国においても盛んに研究開発がすすめられ、最近に
なって単体機器あるいはネットワーク化されたシステム
がオフィスに導入されつつある。
【0003】このようなオフィスオートメーション構想
の一環として電子メイルシステムなるものがあり、一例
としてワードプロセッサなどによって作成されたコード
情報からなる文書を電子的に所望の相手に送付するも
の、あるいはファクシミリシステムにみられるように手
書き文書又は図面などをイメージ情報として送付するも
ののような所謂文書メイルがある。こうした文書メイル
システムでは従来の紙に書いた文書を送る方法と比べ相
手方に早く、しかも確実に文書が届く特徴があるが、一
方で相手方がより正確に文書の内容を理解し、さらに読
み終ったのちもいつまでも記憶に残すための情報伝達の
根本目的に対する改善がほとんど行なわれていない。む
しろワードプロセッサによって活字化されたり、あるい
はファクシミリによって単色化されることにより情報が
画一化され読んだ時の印象が弱く理解度が低下したりあ
るいは記憶に残りにくい弊害があった。
【0004】一方、こうした文書メイルと別の形態とし
て留守番電話を発展させ音声によるメッセージを送る所
謂音声メイルシステムなるものがある。これは電話機に
よって1人又は複数の相手を指定し、音声によるメッセ
ージなどを、電話交換機側に設けられる磁気ディスクあ
るいは磁気テープなどの記憶装置に一旦記憶し、そして
相手先の電話機に付加されている例えばランプを点灯
し、音声メッセージが送られていることを知らせ、これ
を知った相手先が同電話機より特定コードを入力し上記
記憶装置に記憶された音声メッセージを聞き取るように
している。このようなシステムは所謂電話機内用電子交
換システムなどに記憶装置など若干の装置および機能を
付加することによって比較的簡単かつ安価に実現できる
が、反面で文書システムに見られるように送られてきた
複数の文書のタイトルあるいは発信者名だけみて緊急を
要するもの、あるいは関心の高いものを抽出して読むこ
とが難しいばかりか、音声による説明だけでは一般に文
書に比べさらに理解度が下がり、記憶に残る度合も低く
なる欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】文書メイルシステムあ
るいは音声メイルシステムのもつこうした欠点のため、
これまでは重要な案件の場合には送付後さらに受信者に
対し電話をかけて補足説明するなどしており、電子メイ
ルシステムが有する迅速性、送信者と受信者が同時に会
話をしないですむ所謂非同期性などの特長を充分活かし
きれない状況であった。また、従来では文書が複数頁に
渡る時には、音声の進行に合せて文書の頁めくりを手動
で行っていたので、この同期をとる操作は困難であっ
た。
【0006】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、文書メイルと音声メイルを組合せ、音声と、
この音声に関連して参照できる電子的に送られてくる文
書を同時に受信側に出力可能に構成したことによりメイ
ル内容の理解および印象を高めることができるとともに
記憶に残る度合を著しく高めることができる電子メイル
システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本願発明においては、コード情報あるいはイメー
ジ情報からなる文書を電子的に入力する文書入力手段、
前記文書を参照するための情報を付加した音声を電子的
に入力する音声入力手段および前記文書や音声の送付先
を指定する送付先指定手段を有する送信部と、この送信
部から送信される前記文書および音声を記憶する記憶手
段と、前記送信部の送付先指定手段での送付先指定によ
り前記文書および音声の送付先として指定される受信部
と、前記受信部の要求による前記文書および音声を前記
記憶手段から読み出し、前記受信部に送付するネットワ
ーク手段とを具備し、前記受信部は、前記文書を参照す
るための情報に応じて、選択的に前記文書を出力する制
御手段を備えたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】音声には、音声に対応する文書はどれにあたる
かを示す文書を参照するための情報が付加されており、
この情報により、受信部に備えられた制御手段が、音声
に対した文書を選択してその都度出力できるので、音声
の説明に同期してそれに関係する文書を受信側で参照す
ることができる。従って、受信側は、音声の説明を聞き
ながらそれに対応した文書が参照できるので、内容の理
解度が増す。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に従い説明
する。
【0010】なお、この発明はワードプロセッサなどに
よって作成されたコード情報からなる文書あるいはメモ
並びにファクシミリシステムに見られるようにイメージ
情報からなる文書、メモ、図面などいかなる形態の文書
をもその対象とするが、以下の説明ではコード情報によ
る文書を対象としている。
【0011】図1において1は文書メイル用交換ネット
ワークで、このネットワーク1には複数台(図示例では
2台)の文書メイル用端末2を接続するとともに送信文
書を一時的に蓄積記憶しておくための文書用蓄積制御装
置3を接続し、文書メイルシステムを構成している。
【0012】ここで上記文書メイル端末2は所謂ワード
プロセッシング機能を有するもので、例えば図2に示す
ように仮名、漢字を変換入力したり、伝送要求あるいは
送付先などを入力するためのキーボード21、作成文書
あるいは送られてきた文書さらには文書が送られてきた
旨を表示するための表示装置22、同表示装置22の1
画面分の表示内容を記憶しておくための記憶装置23、
演算制御装置24と連動して文書作成、送付、受信など
の制御を行なうためのプログラム、漢字パターンさらに
は辞書および、図14に示した文書制御信号の内容を解
読するためのテーブルなどを記憶しておくため記憶装置
25、作成した文書あるいは送られてきた文書を記憶し
ておくため記憶装置26およびライン27を介して文書
メイル用交換ネットワーク1との間でインターフェイス
制御を行なうモデム28より構成されている。
【0013】一方、4は電話交換ネットワークで、この
ネットワーク4には複数台(図示例では2台)の電話機
5を接続するとともに音声メッセージを一時的に蓄積記
憶しておくための音声用蓄積制御装置6を接続し、音声
メイルシステムを構成している。
【0014】ここで、音声用蓄積制御装置6は、音声入
力例えば、図13に示されるような音声信号中に文書参
照信号が挿入されたフォーマットの信号を蓄積できるだ
けの記憶容量を有している。
【0015】なお、図1の例では、送信側Aに1台の文
書メイル用端末2と1台の電話機5を設けられ、受信側
Bに他の1台の文書メイル用端末2と1台の電話機5を
設けられている。
【0016】次にその作用を説明する。
【0017】いま、文書の伝送は次のようにして行なわ
れる。まず、送信側Aの文書メイル用端末2にて同端末
2のワードプロセッシング機能を利用して文書を作成
し、同時に音声メイルシステムを利用した音声説明ある
いはコメント(以下音声メッセージと呼ぶ)が同文書に
付随している旨、並びに同音声メッセージをアクセスす
るための情報を付記しておく。このような文書作成と平
行して同送信側Aの電話機5より音声メッセージを入力
し、これを音声用蓄積制御装置6に蓄積記憶する。この
時には、音声に対応した文書を参照するための情報つま
り、文書参照信号を文書に対応した音声信号に付加して
記憶させている。この場合電話機5より特定コードをダ
イヤルなどを介して入力し電話交換ネットワーク4に対
して蓄積制御装置6への蓄積記憶を要求したのち所望の
音声メッセージを入力し同制御装置6に一時的に蓄積記
憶させるような手順がとられる。
【0018】この状態で送信側Aの電話機5より音声送
付先を指定するとともに同音声の送付を要求すると同音
声は電話交換ネットワーク4を介して音声用蓄積制御装
置6に送られ、同装置6に一時的に蓄積される。また、
これと同時に音声の送付先つまり受信側Bの電話機5が
特定され同電話機5に音声が送られている旨を示すメッ
セージが送られる。
【0019】音声が送られている旨を知った送付先の受
信側Bにて電話機5のプッシュボタン等から例えば受信
者のIDコード、送付されている音声の聴取要求などの
所定のコードを入力すると、音声用蓄積制御装置6に蓄
積されていた音声が読み出され、電話交換ネットワーク
4を介して同電話機5に送られ、音声メッセージが聞け
る。音声メッセージに付随している参照可能な文書を受
信者が読み出したい場合、受信側Bの文書メイル用端末
2より同音声に付加されている文書の参照情報により特
定コードを入力し文書を要求すると、文書用蓄積制御装
置3に蓄積されていた上記音声に付随する、この文書が
読み出され、文書メイル用交換ネットワーク1を介して
同端末2に送られ、図2に示した通り、ライン27、モ
デム28を介して演算制御装置25に記憶されている例
えば漢字パターンを用いてコード情報から表示すべき画
像イメージに変換され、表示装置22に表示される。こ
れにより受信者は電話機5により音声による説明を聞き
ながら端末2の表示装置22に表示された文書を閲覧で
きることになる。なお上述では送信側A、受信側Bとし
て説明したが、これと反対に送信側をB、受信側をAと
して文書を送付することもできる。
【0020】したがって、本実施例によれば、送信側A
および受信側Bにそれぞれ1台の文書メイル用端末2と
電話機5がそれぞれ設けられ、送信側Aの文書メイル用
端末2より出力される文書を文書用蓄積制御装置3に、
電話機5より出力される参照可能な文書の情報が付加さ
れた音声を音声用蓄積制御装置6にそれぞれ一時的に蓄
積記憶し、電話機5での送付先指定により受信側Bが特
定されるのをまって、音声メッセージと、この音声メッ
セージに対応する文書を上記蓄積制御装置6,3より読
み出し、受信側Bに送付できるようにしたものである。
これにより、受信側Bの受信者は、送信側Aより送られ
てくる音声について、この音声に対応して参照可能な文
書を見ることができることになると共に、音声メッセー
ジに合せて次々と表示されている文書がかわるので、送
付される音声内容を確実に理解することができるように
なる。すなわち、従来では、文書メイルあるいは音声メ
イルに見られるように視覚あるいは聴覚のいずれか一方
の感覚を介して情報を伝達していたが、これに比べこの
発明では視覚と聴覚の両法を活用して情報を伝えるので
受信者に対し強い関心と印象を与え、その理解を助ける
とともに閲覧後も記憶に残る度合を大幅に向上させるこ
とができる。こうした効果は実験による視覚と聴覚の両
方を活用した場合には視覚だけあるいは聴覚だけに比べ
説明してから120時間後における記憶残留が3倍から
6倍も向上することが裏付けられている。
【0021】また、文書メイル端末は現在市販されてい
る所謂文書伝送機能付のワードプロセッサがそのまま利
用できるとともに音声メイルシステムにおける電話機は
音声メッセージが送付されている旨を示す表示機能など
一切不用な通常の標準電話機をそのまま利用でき、さら
には既存の電話交換ネットワークに音声用蓄積制御装置
を付加することにより容易に実現できるので経済的にも
極めて有利である。
【0022】次に図3にはこの発明の他の実施例を示し
ている。
【0023】この場合図3は文書メイル用交換ネットワ
ーク1と電話交換ネットワーク4とが互いに制御線7に
て結ばれている。その他は図1と同様であり、同一部分
には同符号を付してここでの説明を省略する。
【0024】このようにすると、送信側Aの文書メイル
用端末2にて送付すべき文書を作成する際音声メッセー
ジを送付する旨を入力すると、文書メイル用交換ネット
ワーク1および電話交換ネットワーク4を介して音声用
蓄積制御装置6に上記音声メッセージの、例えば図8に
示すような音声蓄積制御装置起動要求信号および送信元
電話番号からなる付加情報が送られる。なお、上記送信
元電話番号は送信者が文書メイル用端末2や電話機5か
ら入力してもよく、あるいは文書メイル用交換ネットワ
ークに予め登録されているデータベースを、文書メイル
用端末2の端末番号をキーに検索することによって、自
動的に付与することによっても実現することができる。
これにより上記制御装置6が起動されると電話交換ネッ
トワーク4を介して送信側Aの電話機5が呼ばれ文書の
送信者に対し同電話機5に応答するように要求する。送
信者が電話機5のハンドセットを取り上げ応答すると例
えば音声蓄積制御装置6より合成音により音声メッセー
ジを入力するよう要求が出される。同要求にしたがって
音声メッセージを入力すると、同メッセージは電話交換
ネットワーク4を介して音声用蓄積制御装置6に送ら
れ、例えば、図9に示すような送信先電話番号、文書メ
ッセージ識別番号、文書参照信号などの付加情報ととも
に、ここに一旦記憶される。
【0025】一方送信側Aの端末2にて作成した文書も
送付先を指定した上で文書メイル用交換ネットワーク1
を介して文書用蓄積制御装置3に送られ、例えば、図1
0に示すように送信先端末番号、音声メッセージ識別番
号などの付加情報とともに一時的に蓄積されるとともに
送付先つまり受信側Bの端末2の表示装置22にメッセ
ージが送られてきたことが表示される。
【0026】この表示により受信側Bの電話機5のプッ
シュボタン等から受信端末ごとにシステムに予め登録さ
れているIDコードなど特定コードを入力し例えば、図
11に示すような音声蓄積制御装置起動要求信号および
受信先電話番号、音声メッセージ識別番号からなる制御
信号として文書メイル用交換ネットワーク1、および電
話交換ネットワーク4を介して音声用蓄積制御装置6に
送られ音声用蓄積制御装置6に蓄積されていた音声メッ
セージが読み出され、電話用交換ネットワーク4を介し
て電話機5に出力される。そして、電話機5に送られた
音声メッセージが聞けるとともに同音声メッセージには
文書が付加されている旨を示した文書参照情報が伝えら
れる。また端末2より文書参照情報により文書の要求を
入力すると文書用蓄積制御部3に蓄積された文書が、同
端末2に送られ表示される。このようにして音声メッセ
ージが出力されている時に、これに付加されている文書
制御信号も読み出され文書メイル用交換ネットワーク1
に入力されて、文書メイル用端末2に送られる。その中
の記憶装置25から読み出された信号とこの文書参照信
号が比較されて演算制御装置24により解読される。そ
して、記憶装置26から文書が読み出され、表示装置2
2に表示される。これにより、受信者は、音声メッセー
ジに合せて文書を参照することができる。
【0027】次に、図4はこの発明の異なる他の実施例
を示している。
【0028】この場合、図1および図3に示す実施例で
は文書メイルシステムおよび音声メイルシステムがそれ
ぞれ独立もしくは制御線を介して相互に関連しながら併
設されていたが、この図4のものは1つのシステムとし
て構成し、これによってさらに操作性の向上を図るとと
もに文書メイル用端末と電話機とを複合端末化すること
により利用者の机上の機器スペースの節約を可能にして
いる。
【0029】図4において8は文書および音声の伝送交
換を行なう複合交換ネットワークで、このネットワーク
8に文書メイルおよび電話機(音声メイルも含む)の機
能を有する複数台(図示例では2台)の複合端末9を接
続するとともに文書用蓄積制御装置10および音声用蓄
積制御装置11を接続している。この場合、複合端末9
は図5に示すように図2における構成要素に加えて電話
機としての機能および音声メイルとしての機能を持つた
めの電話ハンドセット29および同ハンドセット29の
拡声を行なうための拡声装置30を有したもので、その
他は図2と同様であり同一部分には同符号を付して説明
を省略する。
【0030】このようにすると、送信側Aの端末9より
送付すべき文書および音声メッセージに入力すると夫々
文書用蓄積制御装置10および音声用蓄積制御装置11
に送られ一時的に蓄積記憶される。そして受信側Bの端
末9にて同音声が送られていることを知った受信者が音
声の聴取要求を入力すると、まず音声用蓄積制御装置1
1より音声メッセージが、次いで文書を要求することに
よって文書用蓄積制御装置10より文書が送られ、これ
により受信側Bの端末9の表示装置22を介して文書を
参照しながら電話ハンドセット29もしくは拡声装置3
0を介して音声メッセージを聞くことができる。
【0031】このようにすれば一層の操作性の向上を図
ることができるとともに利用者の机上の機器スペースの
節約を有利にできる。なお、本実施例における端末とネ
ットワーク間、あるいは文書用蓄積制御装置と音声蓄積
制御装置間の制御信号などは、前述した実施例と略同様
に構成できるので、その説明は省略する。
【0032】次に図6はこの発明のさらに異なる他実施
例を示している。この場合、図1、図3、および図4の
実施例では文書および音声メッセージは一旦交換ネット
ワークの中央に設置された文書用あるいは音声用蓄積制
御装置に蓄積記憶され受信側の端末からの要求に応じて
同文書あるいは音声メッセージを再送しているが、こう
した方法ではシステムが大規模つまり端末数あるいは利
用者が増加するほど蓄積制御装置の負荷が大きくなり蓄
積容量が大幅に増えるとともに制御機器の負担も大きく
なり同装置が高価になるばかりか利用者からの要求に対
する応答性も悪くなりサービスが低下し、さらに同装置
の故障がシステム全体に波及し易くなる。
【0033】この図6のものは複合交換ネットワーク1
2に複数台(図示例では2台)の複合端末13を接続し
ている。ここで複合端末13は図7に示すように図5に
おける構成要素のうち記憶装置26に代えて複数の文書
および音声メッセージを同時に蓄積記憶できるような大
容量の記憶装置31を具備している。その他は図5と同
一であり、同一部分には同符号を付して説明を省略す
る。
【0034】このようにすると、送信側Aの端末13よ
り入力された文書および音声メッセージは一旦同端末1
3の記憶装置31に記憶されたのち複合交換ネットワー
ク12を介して受信側Bの端末13に送られ、同端末1
3の記憶装置31に例えば、図12に示すように文書と
音声メッセージからなる複合メッセージであることを示
す付加情報とともに、蓄積記憶される。受信者が同端末
31の表示装置22を介して複合メッセージの到着を知
りキーボード21により文書の参照または音声による説
明を要求すると記憶装置31に蓄積記憶されていた文書
および音声メッセージが読み出され、これにより電話ハ
ンドセット29あるいは拡声装置30を通して音声によ
る説明を聞きながら表示装置22に表示された文書を参
照することができる。
【0035】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば文書
メイルと音声メイルを組合せ、音声メッセージを同音声
メッセージを参照するための文書とともに同時に受信側
に出力可能に構成したことによりメイル内容の伝達の効
率化と、伝達された側での理解および印象を高めること
ができる電子メイルシステムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示すブロック図。
【図2】 同実施例に用いられる文書メイル用端末ブロ
ック図。
【図3】 本発明の他の実施例を示すブロック図。
【図4】 本発明の異なる他の実施例を示すブロック
図。
【図5】 図4の異なる他の実施例に用いられる複合端
末のブロック図。
【図6】 本発明の更に異なる他実施例を示すブロック
図。
【図7】 図6の更に異なる他の実施例に用いられる複
合端末のブロック図。
【図8】 図3に示す他の実施例に用いられる制御信号
を説明するための図。
【図9】 図4に示す他の実施例に用いられる制御信号
を説明するための図。
【図10】 図5に示す他の実施例に用いられる制御信
号を説明するための図。
【図11】 図6に示す他の実施例に用いられる制御信
号を説明するための図。
【図12】 図7に示す他の実施例に用いられる制御信
号を説明するための図。
【図13】 本発明の更に異なる実施例を説明するため
の図。
【符号の説明】
1…文書メイル用交換ネットワーク、 2…文書メイル端末、 3,10…文書用蓄積制御装置、 4,11…電話交換ネットワーク、 5…電話機、 6…音声用蓄積制御装置 7…制御線、 8,12…複合交換ネットワーク、 9,13…複合端末、 21…キーボード、 22…表示装置、 23,25,26,31…記憶装置、 24…演算制御装置、 27…ライム、 28…モデム、 29…電話ハンドセット、 30…拡声装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コード情報あるいはイメージ情報からな
    る文書を電子的に入力する文書入力手段、前記文書を参
    照するための情報を付加した音声を電子的に入力する音
    声入力手段および前記文書や音声の送付先を指定する送
    付先指定手段を有する送信部と、 この送信部から送信される前記文書および音声を記憶す
    る記憶手段と、 前記送信部の送付先指定手段での送付先指定により前記
    文書および音声の送付先として指定される受信部と、 前記受信部の要求により前記文書および音声を前記記憶
    手段から読み出し、前記受信部に送付するネットワーク
    手段とを具備し、 前記受信部は、前記文書を参照するための情報に応じ
    て、選択的に前記文書を出力する制御手段を備えたこと
    を特徴とする電子メイルシステム。
JP3168988A 1991-06-14 1991-06-14 電子メイルシステム Expired - Lifetime JP2501377B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01188065A (ja) * 1988-01-21 1989-07-27 Nec Corp マルチメディアメール装置における制御方法及び音声通信制御部並びにファイル管理方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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"INTERNETMESSAGEPROTOCOL"USC/INFORMATIONSCIENCESINSTITUTERFC:753(昭和54年3月発行)

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