JP2500891B2 - 立体模型 - Google Patents

立体模型

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JP2500891B2 JP12219592A JP12219592A JP2500891B2 JP 2500891 B2 JP2500891 B2 JP 2500891B2 JP 12219592 A JP12219592 A JP 12219592A JP 12219592 A JP12219592 A JP 12219592A JP 2500891 B2 JP2500891 B2 JP 2500891B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボール紙などのシート
体を積層して形成する立体模型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば図4に示されるように、ボ
ール紙などのシート体を等高線に沿って切断し、複数枚
の等高線片Aを順次低位から積層接着して立体形状を形
成させる立体模型1が知られている。このような立体模
型1は立体地図として一般的である。
【0003】上記の立体模型を製作するには、予め実線
でシート体に切断すべき等高線が画かれ、さらにこの上
に積み重ねられる等高線片Aの等高線が点線で画かれた
ものが等高線の数だけ用意される。
【0004】その後、各シート体はそれに画かれた実線
に沿って切断され、このようにして得られた複数枚の等
高線片Aは、最下位ものがまず台紙2に貼着され、その
後順次上位の等高線片Aが積層接着されて立体模型1が
形成される。
【0005】そして、順次等高線片Aを積層していく場
合、下位の等高線片Aの上面に画かれた一段上の等高線
を示す点線が積層のための案内の役目を果たす。すなわ
ち、一段上の等高線片Aはこの点線に沿って積み重ねら
れることにより、最終的に予め設定された所定の立体模
型1を得ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の上記
のような立体模型1は、原則的に等高線の数に相当する
シート体が必要とされ、その各々にそれぞれ異なる等高
線を画かなければならないため、まず非常に多くのシー
ト体を必要とし、また異なるシート体にそれぞれ異なる
等高線を画く操作も面倒である。そこで、通常一枚のシ
ート体に複数の等高線片Aを納めるようにすることも行
われるが、それにしても複数のものを一枚に納めるには
限度があり、やはり多くのシート体を必要とすることに
は変わりはない。
【0007】また、このような立体模型については、そ
れをつくるための等高線が印刷された所要枚数のシート
体が1セットとしてまとめられ、立体模型キットとして
市販されることが多いが、このような立体模型キットを
製造するに際しても、従来の立体模型にあっては、上記
のように多くのシート体に異なった等高線を印刷しなけ
ればならず、そのために多数の印刷原版が必要となり、
印刷コストも上昇する。従って、等高線の数をそれほど
増加させることができないため、あまり精密な立体模型
1が得られないという不都合もあった。
【0008】さらに、図5は、立体模型1の斜視図を示
す図4のA−A線断面図であるが、この図に示すよう
に、各等高線片Aが積層された状態の立体模型1は、そ
の内部はすべて各等高線片Aで詰っているため、立体模
型1が大きなものである場合には、その重量も大きくな
り、移動が困難になるなど取り扱い上も問題が多い。
【0009】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、シートを有効に活用するこ
とによって少ないシート枚数で賄うことができ、かつ、
完成品を精密で軽量なものとすることができる立体模型
を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
立体模型は、シート体に画かれた等高線に沿ってこのシ
ート体を切断して得られる複数の等高線片を積層して形
成される立体模型であって、第1枚目、第2枚目、・・
・、第n枚目からなる合計n枚(但しn≧2)のシート
体の各々には最低位を起点とした第1等高線、第2等高
線、・・・、第m等高線からなる合計m本の等高線が画
かれ(但しm>n)、第i枚目のシート体に画かれた第
(i+n(p−1))等高線(但しp=1、2、3・・
・m/n、m/nが少数を含むときは切捨てまたは切上
げを行って自然数とした値)を切断した複数枚の等高線
片が形成され、各々の等高線片をそれよりも低位の等高
線片に画かれた等高線に沿って順次積層することにより
形成されていることを特徴とするものである。
【0011】本発明の請求項2記載の立体模型は、請求
項1記載の立体模型において、等高線の画かれたシート
体の裏面には粘着材層および剥離層が形成されているこ
とを特徴とするものである。
【0012】本発明の請求項3記載の立体模型は、請求
項1または2記載の立体模型において、第i枚目のシー
ト体に画かれた第(i+n(p−1))等高線(但しp
=1、2、3・・・m/n、m/nが少数を含むときは
切捨てまたは切上げを行って自然数とした値)には抜き
加工が施されていることを特徴とするものである。
【0013】
【作用】上記請求項1記載の発明によれば、等高線の数
(m)に比べてシート体の枚数(n)を非常に少なく
し、これら少ないシート枚数の各シート体にすべての等
高線を画くことによって立体模型用のシート体とするこ
とができる。従って、等高線をシート体の表面に印刷す
る場合には、シート体の枚数(n)に相当する印刷原版
を調製するだけでよく、従来のようにほぼ等高線の数
(m)に見合った印刷原版を製作する必要はない。従っ
て、等高線の数(m)を多くすることが可能であり、こ
の数が多くなるほど精密な立体模型を得ることができ
る。
【0014】また、一枚のシート体に画かれた等高線の
第(i+n(p−1))等高線が切断され、他のシート
体の積層用の糊代が確保された状態で通常環状の等高線
片が形成される。このようにして得られた等高線片はす
べて無駄なく使用されるため極めて経済的である。
【0015】さらに、各等高線片はそのほとんどが環状
を呈しており、立体模型が完成した状態で立体模型の内
部には空洞が形成されるため、立体模型そのものを軽量
にすることができる。
【0016】上記請求項2記載の立体模型によれば、等
高線の画かれたシート体の裏面には粘着材層および剥離
層が形成されているため、切り取られた等高線片を積層
するに際し、裏面の剥離層を剥がすことによって粘着材
層を露出させ、この状態で等高線片を積層することによ
って、別途接着剤の塗布を行うことなく即座に等高線片
を貼着することができる。
【0017】上記請求項3記載の立体模型によれば、第
i枚目のシート体に画かれた第(i+n(p−1))等
高線には抜き加工が施されているため、特にハサミやナ
イフなどの切断用具を用いることなく抜き加工が施され
た等高線部分を分離させて等高線片を得ることができ
る。
【0018】
【実施例】図1は本発明に係る立体模型を製作するため
の第1枚目シート体の斜視図であり、図2は同第2枚目
シート体の斜視図である。なお、本実施例においてはこ
れら2枚のシート体(第1シート体31および第2シー
ト体32)3を例示しているが、本発明はシート体3の
枚数には特に制限はない。2枚とされることが多いが、
精密な立体模型を製作する場合は5〜10枚程度のシー
ト体が用いられる場合もある。
【0019】これらの図に示すように、シート体3は厚
紙またはボール紙から構成されており、この裏面には粘
着剤が塗布された粘着材層4が形成されている。そして
この粘着材層4は剥離層5によって被覆されている。シ
ート体3の材質については厚紙やボール紙に限定される
ものではなく、発砲スチロールなどの合成樹脂製のシー
トを用いてもよい。
【0020】このシート体3の表面には、立体模型の立
体形状に相当する複数の等高線が画かれている。本実施
例の場合は、最低位を示す最外方の第1等高線P1から
順次第2等高線P2、第3等高線P3、第4等高線P
4、第5等高線P5、第6等高線P6、および第7等高
線P7と合計7本の等高線が画かれている。
【0021】そして、第1シート体31には上記7本の
等高線のうち、第1等高線P1、第3等高線P3、第5
等高線P5および第7等高線P7の4本が実線で画かれ
ており、第2等高線P2、第4等高線P4および第6等
高線P6の3本の等高線が点線で画かれている。
【0022】これに対して、第2シート体32には、全
く第1シート体31とは逆の状態で、第2等高線P2、
第4等高線P4および第6等高線P6の3本が実線で画
かれており、残りの第1等高線P1、第3等高線P3、
第5等高線P5および第7等高線P7の4本が点線で画
かれている。なお、第2シート体32の場合は第1等高
線P1は特に画く必要はない。
【0023】このように等高線が画かれたそれぞれのシ
ート体3において、実線で画かれた等高線部分のみが実
線に沿って切断され、環状の等高線片Aが形成される。
本実施例の場合は、第1シート体31からは第1片A1
1、第2片A12、第3片A13および第4片A14の
合計4片の第1等高線片A1が得られ、第2シート体3
2からは第1片A21、第2片A22および第3片A2
3の合計3片の第2等高線片A2が得られる。
【0024】このようにして得られた合計7枚の等高線
片Aを、第1シート体31からの第1等高線片A1のも
のと、第2シート体32からの第2等高線片A2のもの
とを交互に点線に案内されるように積層して本発明の立
体模型が製作される。
【0025】図3は上記の立体模型の製作過程を説明す
るための断面図であり、(イ)は第1シート体31のX
−X線断面を、(ロ)は第2シート体32のY−Y線断
面を、(ハ)は完成した立体模型1の断面を示してい
る。なお、これらの図においてはすでに剥離層5は取り
去られ、粘着材層4が露出した状態を示している。ま
た、第1シート体31の第1等高線片A1と第2シート
体32の第2等高線片A2とを見易く区別するために、
第1等高線片A1には点描を施している。
【0026】まず、同図の(イ)に示す第1等高線P1
と第3等高線P3とで切断されて形成された、第1シー
ト体31側の第1等高線片A1の一つである第1片A1
1が取り出され、同図の(ハ)に示すように台紙2に貼
着される。そして、つぎに同図の(ロ)に示す第2等高
線P2と第4等高線P4とで切断されて形成された、第
2シート体32側の第2等高線片A2の一つである第1
片A21が取り出され、第1片A11の表面に画かれた
点線を頼りに第1片A11の上に積層される。この場
合、第1片A21の裏面には粘着材層4が露出している
ため、積層して若干上から押圧するだけで貼着は完了す
る。
【0027】このような操作を順次繰り返して第1等高
線片A1と第2等高線片A2とを交互に積層することに
よって、同図の(ハ)に示すような立体模型1が完成す
る。
【0028】以上の実施例では、シート体3としては第
1シート体31と第2シート体32との2枚を用いた場
合について説明したが、前述のとおりシート体3の枚数
に特に限定はなく、2枚以上とすることが可能である。
但しその場合は、各シート体3に画かれた等高線のう
ち、どの等高線を切断すればよいかが問題になる。そこ
で以下、一般的かつ汎用的にどの等高線を切断すればよ
いかについて説明する。
【0029】まず、シート体としては第1枚目、第2枚
目、・・・、第n枚目からなる合計n枚が使用されると
する。そしてこれらn枚(但しn≧2)のシート体の各
々には最低位を起点とした第1等高線、第2等高線、・
・・、第m等高線からなる合計m本の等高線が画かれて
いるとする(但しm>n)。このようなシート体の第i
枚目のものについては、第(i+n(p−1))等高線
について切断して複数の等高線片を形成させればよい。
なおこの場合、pは1、2、3・・・m/nからなる自
然数である。m/nが少数を含む数値になるときは、切
捨てまたは切上げを行って自然数とした値であって、こ
の値をpとしたときに該当する等高線が存在する値が採
用される。
【0030】以下具体的に上記の式を採用した例につい
て説明する。例えば、5枚のシート体が採用されたとす
る。そして、これらのシート体のいずれにも100本の
等高線が画かれているとする。この場合、例えば3枚目
のシート体についてどの等高線を切断するかは、i=
3、n=5とし、pに順次1〜20(m/n=100/
5=20)を代入して決定することができる。
【0031】実際に計算してみると、 p=1のとき、i+n(p−1)=3+5(1−1)=3 (第3等高線) p=2のとき、i+n(p−1)=3+5(2−1)=8 (第8等高線) p=3のとき、i+n(p−1)=3+5(3−1)=13(第13等高線) p=4のとき、i+n(p−1)=3+5(4−1)=18(第18等高線) p=5のとき、i+n(p−1)=3+5(5−1)=23(第23等高線) p=6のとき、i+n(p−1)=3+5(6−1)=28(第28等高線) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p=20のとき、i+n(p−1)=3+5(20−1)=98(第98等高線) となり、画かれた100本の等高線のうち第3、第8、
第13、第18、第23、第28、・・・・、第98等
高線の合計20本の等高線に沿って切断すれば、第3枚
目のシート体についての等高線片が得られる。他のシー
ト体についても同様に計算することができる。なお、立
体模型に窪地がある場合は、窪地に係るシート体中に同
一高さレベルを示す等高線が複数存在することになる。
この場合、複数の同一高さレベルの等高線のうち、内側
の等高線は窪地の等高線であるから、この部分について
は、つぎの等高線片(すなわちその等高線片よりも低位
の等高線片)を裏面に貼着しなければならず、実際に立
体模型をつくるときに留意する必要がある。
【0032】そして、第i枚目のシート体に画かれた第
(i+n(p−1))等高線に対応する複数の押圧切断
刃が設けられた押圧切断具によって、切断されるべきシ
ート体の等高線部分を押圧切断する、いわゆるトムソン
抜き加工を施せば、需要者はハサミやカッターなどの切
断具を用いることなく抜き取るだけで等高線片を形成さ
せることができるから、このようなトムソン抜き加工が
施されたシート体は、立体模型製作用のキッド用として
適している。
【0033】以上のように、本発明の立体模型は、複数
のシート体に画かれた同一の等高線のうち、各シート毎
に定まった等高線を切り抜くことによって環状の等高線
片をシート体毎に形成させ、それらを順次積層して立体
模型を製作するものであるから、各シート体はほとんど
無駄なく利用することができるとともに、図3の(ハ)
に示すように立体模型1の内部は空洞とすることがで
き、立体模型1を軽量にすることが可能であり、運搬、
展示等の取り扱いが容易となり、好都合である。
【0034】なお、上記空洞に発砲ウレタンのような充
填材を充填してもよい。こうすることによって立体模型
1は内部から補強され、陥没などによる破損を防止する
ことができる。
【0035】また、等高線を画くための印刷用の原版
は、最低一つで済ますことができ、多くてもシート体の
数だけあればよく、そのため従来のように印刷用原版に
制約されるということがないため、等高線の数を多くす
ることが可能であり、より精密な立体模型をつくること
ができる。
【0036】なお、本実施例においては、立体模型とし
て地図の図形を例示したが、地図ばかりではなく風景や
静物、さらには顔写真のレリーフとしても利用すること
が可能である。ホビーとして、教材として、あるいは各
種のディスプレーとして利用することができ、その用途
は広い。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の立体模型
は、第1枚目、第2枚目、・・・、第n枚目からなる合
計n枚(但しn≧2)のシート体の各々には最低位を起
点とした第1等高線、第2等高線、・・・、第m等高線
からなる合計m本の等高線が画かれ(但しm>n)、第
i枚目のシート体に画かれた第(i+n(p−1))等
高線(但しp=1、2、3・・・・)を切断した複数枚
の等高線片が形成され、各々の等高線片をそれよりも低
位の等高線片に画かれた等高線に沿って順次積層するこ
とにより形成されているため、等高線の数(m)に比べ
てシート体の枚数(n)を非常に少なくし、これら少な
いシート枚数の各シート体にすべての等高線を画くこと
によって立体模型用のシート体とすることができる。従
って、等高線をシート体の表面に印刷する場合には、シ
ート体の枚数(n)に相当する印刷原版を調製するだけ
でよく、従来のようにほぼ等高線の数(m)に見合った
印刷原版を製作する必要はなく、等高線の数(m)を多
くすることが可能であり、この数が多くなるほど精密な
立体模型を得ることができ好都合である。
【0038】また、一枚のシート体に画かれた等高線の
第(i+n(p−1))等高線が切断され、他のシート
体の積層用の糊代が確保された状態で通常環状の等高線
片が形成されるため、得られた等高線片はすべて無駄な
く使用され極めて経済的である。
【0039】さらに、各等高線片はそのほとんどが環状
を呈しており、立体模型が完成した状態で立体模型の内
部には空洞が形成されるため、立体模型そのものを軽量
にすることができ、移動や陳列などの取り扱いを容易に
行うことができる。
【0040】等高線の画かれたシート体の裏面に粘着材
層および剥離層を形成しておけば、切り取られた等高線
片を積層するに際し、裏面の剥離層を剥がすことによっ
て粘着材層を露出させ、この状態で等高線片を積層する
ことによって、別途接着剤の塗布を行うことなく即座に
等高線片を互いに貼着することができるため、立体模型
の製作が容易になり好都合である。
【0041】また、切断の対象となる等高線に抜き加工
を施しておけば、特にハサミやナイフなどの切断用具を
用いることなく抜き加工が施された等高線部分を分離さ
せて等高線片を得ることができるため、立体模型の製作
が容易になり好都合である。加えて、上記粘着材層およ
び剥離層の付加とこの抜き加工を併用すれば、立体模型
製作用のキッドとしての商品価値を高めるために有効で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の立体模型を製作するための第1枚目の
シート体を例示する斜視図である。
【図2】本発明の立体模型を製作するための第2枚目の
シート体を例示する斜視図である。
【図3】本発明の立体模型の製作方法の一例を説明する
ためのシート体および完成状態の立体模型の断面図であ
り、(イ)は第1枚目のシート体、(ロ)は第2枚目の
シート体、(ハ)は完成した立体模型を示している。
【図4】従来の立体模型の斜視図である(なお、外観的
には本発明の立体模型も本図と変わりはない)。
【図5】図4のZ−Z線断面図である。
【符号の説明】
1 立体模型 2 台紙 3 シート体 31 第1シート体 32 第2シート体 4 粘着材層 5 剥離層 A、A11〜A23 等高線片 P1〜P7 第1〜第7等高線

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート体に画かれた等高線に沿ってこの
    シート体を切断して得られる複数の等高線片を積層して
    形成される立体模型であって、第1枚目、第2枚目、・
    ・・、第n枚目からなる合計n枚(但しn≧2)のシー
    ト体の各々には最低位を起点とした第1等高線、第2等
    高線、・・・、第m等高線からなる合計m本の等高線が
    画かれ(但しm>n)、第i枚目のシート体に画かれた
    第(i+n(p−1))等高線(但しp=1、2、3・
    ・・m/n、m/nが少数を含むときは切捨てまたは切
    上げを行って自然数とした値)を切断した複数枚の等高
    線片が形成され、各々の等高線片をそれよりも低位の等
    高線片に画かれた等高線に沿って順次積層することによ
    り形成されていることを特徴とする立体模型。
  2. 【請求項2】 等高線の画かれたシート体の裏面には粘
    着材層および剥離層が形成されていることを特徴とする
    請求項1記載の立体模型。
  3. 【請求項3】 第i枚目のシート体に画かれた第(i+
    n(p−1))等高線(但しp=1、2、3・・・m/
    n、m/nが少数を含むときは切捨てまたは切上げを行
    って自然数とした値)には抜き加工が施されていること
    を特徴とする請求項1または2記載の立体模型。
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