JP2500701B2 - 粉体包装機の粉体充填装置 - Google Patents

粉体包装機の粉体充填装置

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JP2500701B2
JP2500701B2 JP3020948A JP2094891A JP2500701B2 JP 2500701 B2 JP2500701 B2 JP 2500701B2 JP 3020948 A JP3020948 A JP 3020948A JP 2094891 A JP2094891 A JP 2094891A JP 2500701 B2 JP2500701 B2 JP 2500701B2
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powder
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metering
receiving tank
damper
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JP3020948A
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昌平 西本
辰夫 片平
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TSUMURA KK
Mitsui Zosen KK
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TSUMURA KK
Mitsui Zosen KK
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  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば粉末状医薬品の
分包シートを製造する場合などに用いられる粉体包装機
の粉体充填装置に関する。
【0002】
【従来の技術】医薬品粉体を分包シートとするための装
置構成の従来例を第5,6図に示す。第5図において、
水平方向に移動自在な計量用可動シャッタ10の下側に
固定シャッタ12が摺接配置されている。可動シャッタ
10には計量口14が穿設され、固定シャッタ12は可
動シャッタ10の可動側に排出口16が設けられてい
る。該排出口16にホッパ18が接続され、該ホッパ1
8の下方にノズル状のシュート20が配置されている。
このシュート20から落下する粉体を挟んで受けるよう
に2枚のシート状フィルム1,2が連続的に走行され
る。22はフィルム1,2を圧着するホットシーラのド
ラムであり、互いに重なり合う井桁状の突条24を有し
ている。
【0003】粉体が前記計量口14に満杯に装填される
と可動シャッタ10の上面と正確に面一となるように掻
き払われ、計量口14が排出口16に達するまで該可動
シャッタ10が水平移動され、粉体が落下される。この
粉体はダンパ19の開放動作によりシュート20からフ
ィルム1,2上に落下されて挟み込まれ、粉体の四周領
域においてフィルム1,2同志が熱融着され、シート状
分包3となる。3aはフィルム1,2同志の融着部であ
る。3bはその内部に粉体が充填されている部分であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の粉体包装機
の粉体充填装置においては、粉体が可動シャッタ10の
計量口14に保持され、可動シャッタ10の移動と共に
水平方向に押されながら移動し、排出口16に落し込ま
れる。このため、落下する粉体は可動シャッタ10から
受けた水平方向の慣性力により斜めに落下するようにな
り、大部分の粉体はホッパ18の内面に接触しながら落
下するようになる。同様に粉体はダンパ19が開き、落
下する時シュート20の内面を滑りながら落下する。
【0005】このため、粉体粒子の落下時間がばらつ
き、フィルム1,2の広い範囲にわたって粒子が分散落
下するようになる。そして、この結果、一部の粉体がフ
ィルム1,2同志の融着面に入り込む噛み込み現象が生
じ、計量バラツキが大きくなる。また、このような問題
を極力押えるために、フィルム1,2の送り速度を小さ
くする必要があり、高速分包充填を行なえないという問
題もあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の粉体包装機の粉
体充填装置は内部の底面が円弧状に凹曲し、該底面に粉
体の計量を行なうための計量口が設けられた粉体受槽
と、該受槽内に配置されており、該受槽の凹曲底面と摺
動可能な凸曲面を有し、該凸曲面が前記計量口を開放し
た姿勢と閉塞した姿勢とをとりうるように回動可能に設
けられた計量体と、前記粉体受槽の外側底面と摺動自在
に設置された板状体よりなり、上下方向に貫通した開口
を有し、該開口が前記計量口と一致した位置と不一致位
置とをとるように進退動可能に設けられた計量排出シャ
ッタと、該計量排出シャッタの下側であって且つ前記計
量口の鉛直下方領域を取り巻くように配置された落下粉
体案内用のホッパと、該ホッパの下側に配置された、粉
体の一時貯留用のダンパと、を備えてなり、該ダンパ
は、上端側を揺動中心として下端側が接離するように駆
動される1対の可動片を備えてなり、これらの可動片
は、それらの下端側同士が前記計量口のほぼ鉛直下方に
て当接するように配置されているものである。
【0007】
【作用】かかる本発明の粉体包装機の粉体充填装置にお
いては、粉体は粉体受槽内に供給される。そして、計量
体が計量口を開放するように回動した際に該粉体が計量
口内に入り込む。計量体が計量口を閉塞するように回動
した後は、計量口内に満杯となるように粉体が貯まる。
次いで、計量排出シャッタがスライドし、計量口の下方
が開放し、粉体は計量排出シャッタの開口からホッパを
経てダンパまで垂直に落下し、このダンパに一時的に貯
留される。
【0008】次いで、ダンパが開放し、ダンパ内に一塊
となって貯留されていた粉体が塊状態を維持しながらフ
ィルム上に落下する。
【0009】上記のように、粉体が計量口から落下する
ときには、計量口の下側のシャッタが移動するだけであ
り、粉体は元位置に止まっている。即ち、粉体に対し水
平方向の力は与えられず、計量口内の粉体の全粒子は鉛
直下方に真直ぐにダンパまで落下する。このため、粉体
はホッパ内面には全く又は殆ど接触せず、一塊状となっ
て落下する。なお、ダンパは揺動するように駆動される
1対の可動片を備え、この可動片の下端側が前記計量口
のほぼ鉛直下方位置にて当接している。従って、上方か
ら落下してきた一塊状の粉体は、可動片内面のうち下端
側近傍めがけて落下し、この可動片下端部近傍にのみ接
するようにして保持される。
【0010】このダンパ内に一塊状に保持されていた粉
体は、ダンパが開いたときに一塊状態を維持したまま落
下する。
【0011】このように、本発明の粉体包装機の粉体充
填装置によると、計量された粉体は一塊状態のままフィ
ルム上に投入されるようになるから、フィルム融着面へ
の粉体の噛み込み現象も確実に防止される。
【0012】
【実施例】以下図面を参照して実施例について説明す
る。第1図は本発明の実施例に係る粉体充填装置の縦断
面図、第2図は同要部の断面斜視図、第3図は粉体充填
装置の全体構成を示す平面図、第4図は同正面図であ
る。
【0013】第1,2図に示す如く、装置の上部に粉体
の受槽30が設けられている。この受槽30は円弧形に
凹曲した底面32を有しており、この底面32には上下
方向に受槽30を貫通するように形成された計量口34
が設けられている。この受槽30内には半割円柱形状の
計量体36が設けられている。この計量体36の外周面
は前記底面32と同一の曲率半径のものであり、該計量
体36の外周面は該底面32と摺動自在とされている。
【0014】計量口34を開閉するために受槽30の下
側に該受槽30と摺動自在に計量排出シャッタ38が設
けられている。この計量排出シャッタ38は板状のもの
であり、厚み方向に貫通する粉体落下用の開口40が設
けられている。この開口40から落下する粉体をガイド
するためにホッパ42が計量排出シャッタ38の下側で
あってかつ前記計量口34の鉛直下方領域を取り巻くよ
に設けられている。
【0015】このホッパ42の下側には、一対の可動片
44,46を備えたダンパ48が設けられている。可動
片44,46はそれらの上部が駆動軸50,52に固着
されており、駆動軸50,52を回動させることにより
可動片44,46の下端が接触したり離反したりするこ
とによりダンパ48の開閉が行なわれる。この可動片4
4,46の下端同士が接触する位置は、第1図の通り、
計量口34のほぼ鉛直下方となっている。
【0016】第1図の符号54は計量排出シャッタ38
の水平移動を案内するためのガイドである。また、56
はその先端側が前記計量口34内に挿入可能とされた計
量調節部材である。第2図に示す如く、計量調節部材5
6を計量口34内に差し込むと、計量口34の容積が減
少し、1回当りの投入粉体量が減少される。また、該部
材56を後退させると1回当りの粉体投入量が増大され
る。
【0017】第3図及び第4図に示すように、前記受槽
30はマシンフレーム60に支持されており、その側方
に計量体36を回転駆動するための回転軸62、計量排
出シャッタ38をスライドさせるためのシャフト64及
び前記ダンパ48を回動させるための駆動軸66が突設
されている。
【0018】また、第4図に示す如く、本実施例にあっ
ては合計12個の計量口34及びダンパ48が設けられ
ており、水平一列方向に12個の分包が同時形成される
ように構成されている。
【0019】第3図の68は前記計量調節部材56を進
退させるための調節機構を示す。
【0020】このように構成された粉体充填装置におい
て、粉体は受槽30内に供給される。計量体36が計量
口34を開放させるように第1図の2点鎖線位置まで回
動されると、受槽30内の粉体が計量口34内に投入さ
れる。なお、この際第2図に示す如く計量排出シャッタ
38はその開口40が計量口34と合致しない位置まで
移動されている。
【0021】計量口34内に粉体が導入されたのち、計
量体36が第1図の実線で示す姿勢まで回動され、計量
口34が閉塞される。しかる後、計量排出シャッタ38
が水平方向に前進され、開口40と計量口34とが合致
される。そうすると、計量口34内に保持されていた粉
体は、該開口40及びホッパ42を介してダンパ48の
下端まで落下する。
【0022】粉体が計量口34から全量落下された後、
計量排出シャッタ38は再び計量口34の下側を閉塞す
るように後退される。そして、これに引き続いて計量体
36が第1図の2点鎖線及び第2図に示す状態まで回動
され、粉体が計量口34に導入される。
【0023】一方、ダンパ48まで落下された粉体は、
所定のタイミングで可動片44,46が離反方向に回動
されることによりダンパ48から落下され、前記第5,
6図に示したようにフィルム上に落下される。そして、
このフィルムがホットシーラで熱融着されることにより
シート状分包とされる。
【0024】しかして、粉体が計量口34から開口40
を落下するに際しては、計量排出シャッタ38が水平方
向に移動されるだけであり、計量口34それ自体は静止
状態にある。したがって、該計量口34内の粉体には水
平方向の力は全く加えられず、開口40が計量口34と
重なり合った段階で計量口34内の粉体は真直ぐ鉛直下
方に落下するようになる。従って、この粉体はホッパ4
2の内面及び可動片44,46の上部内面には全く又は
殆ど接触することなくダンパ48内の下端まで落下す
る。
【0025】このため、計量口34からダンパ48にま
で落下する間に、粉体は実質的に一塊状となって落下
し、粉体各粒子に落下速度のバラツキは殆ど生じない。
【0026】しかも、ダンパ48内にこの粉体が一時的
に貯留され、該ダンパ48内において一塊状となってい
る。そして、ダンパ48が開いた段階でこの一塊状の粉
体がそのままフィルム上に落下するようになるから、粉
体の全体がフィルムの特定箇所に集中して落下するよう
になり、従来の如き熱融着部への粉体の噛み込み現象が
確実に防止される。
【0027】また、このように粉体が常に一塊状となっ
て計量及び投入されるようになるところから、計量速度
の増速を図ることができ、粉体充填の高速化が可能であ
る。
【0028】
【発明の効果】以上の通り、本発明の粉体包装機の粉体
充填装置によると、粉体がフィルムの熱融着部に噛み込
まれることなく分包化されるようになり、計量精度の向
上が図れるとともに、高速分包も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1図は本発明の実施例装置を示す縦断面図で
ある。
【図2】第2図は同要部の斜視断面図である。
【図3】第3図は同装置の全体構成を示す平面図であ
る。
【図4】第4図は同側面図である。
【図5】第5図は従来例を示す斜視図である。
【図6】第6図は同側面図である。
【符号の説明】
30 受槽 32 底面 34 計量口 36 計量体 38 計量排出シャッタ 40 開口 42 ホッパ 48 ダンパ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部の底面が円弧状に凹曲し、該底面に
    粉体の計量を行なうための計量口が設けられた粉体受槽
    と、 該受槽内に配置されており、該受槽の凹曲底面と摺動可
    能な凸曲面を有し、該凸曲面が前記計量口を開放した姿
    勢と閉塞した姿勢とをとりうるように回動可能に設けら
    れた計量体と、 前記粉体受槽の外側底面と摺動自在に設置された板状体
    よりなり、上下方向に貫通した開口を有し、該開口が前
    記計量口と一致した位置と不一致位置とをとるように進
    退動可能に設けられた計量排出シャッタと、 該計量排出シャッタの下側であって且つ前記計量口の
    下方領域を取り巻くように配置された落下粉体案内用
    のホッパと、 該ホッパの下側に配置された、粉体の一時貯留用のダン
    パと、 を備えてなり、 該ダンパは、上端側を揺動中心として下端側が接離する
    ように駆動される1対の可動片を備えてなり、これらの
    可動片は、それらの下端側同士が前記計量口のほぼ鉛直
    下方にて当接するように配置されてい る粉体包装機の粉
    体充填装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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