JP2500678Y2 - 写真焼付装置用光学フイルタの取付構造 - Google Patents

写真焼付装置用光学フイルタの取付構造

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JP2500678Y2
JP2500678Y2 JP1988012453U JP1245388U JP2500678Y2 JP 2500678 Y2 JP2500678 Y2 JP 2500678Y2 JP 1988012453 U JP1988012453 U JP 1988012453U JP 1245388 U JP1245388 U JP 1245388U JP 2500678 Y2 JP2500678 Y2 JP 2500678Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は光源とネガフイルムとの間の焼付光通路に配
置される写真焼付装置用光学フイルタの取付構造に関す
る。
[従来の技術] 印画紙へ画像を焼き付ける写真焼付装置では、光源か
ら発せられる光を光学フイルタを通してネガフイルムへ
と照射し、色補正を行って印画紙へと画像を焼き付ける
ようになっている。
この種の写真焼付装置では、光源とネガフイルムとの
間に回転板が設けられ、この回転板に光学フイルタが取
り付けられているものがある。この場合、印画紙への画
像焼付時に回転板の回転によって光学フイルタが光源と
ネガフイルムとを結ぶ焼付光通路に配置されるようにな
っている。
しかしながら、この種の写真焼付装置では、従来、回
転板に保持金属を取り付け、この保持金具で光学フイル
タの周囲を回転板に固定して光学フイルタを回転板に取
り付けるようにしていた。このため、回転板の回転時に
保持金具と光学フイルタとの間がガタつき、騒音発生、
光学フイルタの耐久性低下の原因となっていた。
また、光学フイルタの周囲を放熱させるため、強制的
にエアーを吹きつけているので、ほこり等が光学フイル
タ表面に付き、正規の特性値が得られなくなる。このた
め、定期的に光学フイルタを取り外して洗浄する必要が
ある。
従って、高速で間欠運動している回転体へ光学フイル
タをガタつかせることなく確実に保持し、かつ、容易に
着脱できる取付構造が必要である。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は上記事実を考慮し、光学フイルタをガタつか
せることなく確実に保持し、かつ、光学フイルタの着脱
が容易となる写真焼付装置用光学フイルタの取付構造を
得ることが目的である。
[課題を解決するための手段] 本考案は光源とネガフイルムとの間に配置される回転
体に取り付けられて回転体の回転によって光源とネガフ
イルムとを結ぶネガフイルムへの入射光線の通路に位置
される写真焼付装置用光学フイルタの取付構造であっ
て、前記回転体に前記光学フイルタを収納する凹部と、
前記凹部に収納された前記光学フイルタの外周と前記凹
部の内周との間に形成される隙間の複数箇所へ配置され
て前記光学フイルタを前記凹部の内周へ複数箇所で弾性
的に支持する複数の弾性体と、前記凹部に前記光学フイ
ルタを収納した状態でこの光学フイルタを着脱可能に固
定する保持板と、を備えたことを特徴とする。
[作用] 上記構成の本考案では、光学フイルタを凹部の内周へ
複数箇所に配置した複数の弾性体により弾性的に支持さ
れるので、回転体が高速で間欠運動する場合でも、光学
フイルタがガタつくことなく安定して保持される。ま
た、弾性体を部分的に配置したのみなので、光学フイル
タの着脱が容易となる。
[実施例] 第1図から第3図には、本考案が適用された写真焼付
装置10が示されている。
第2図に示される如く写真焼付装置10では、光源12か
ら発せられる光をレツド(R)、グリーン(G)、ブル
ー(B)の各3原色加色露光フイルタ14R、14G、14B
(第1図、第3図に図示)、拡散ボツクス16を通してキ
ヤリア18に保持されるネガフイルム20へと照射して印画
紙24へと画像を焼き付けるようになっている。
光源12とネガフイルム20との間には、光源12と拡散ボ
ツクス16との間にモータ26(第3図に図示)の駆動力を
受けて回転される回転体としての円板状の回転板28が設
けられ、この回転板28へ各加色露光フイルタ14R、14G、
14Bが搭載されている。回転板28はその周囲に設けられ
て回転板28の回転位置を検出するセンサ29(第3図に図
示)と、このセンサ29及びモータ26に接続される制御装
置31(第3図に図示)とにより回転が制御されるように
なっている。加色露光フイルタ14R、14G、14Bは第3図
に示される如く回転板28の回転中心廻りに順次並んで配
置され、回転板28の回転によってネガフイルム20への入
射光線の通路に位置されるようになっている。この各加
色露光フイルタ14R、14G、14Bは回転板28の回転制御に
より印画紙24への画像焼付時にネガフイルム20への入射
光線の通路に順次所定時間位置されるようになってお
り、これによって各加色露光フイルタ14R、14G、14Bを
通して印画紙24の露光が行われるようになっている。
また、回転板28には、第3図に示される如く回転中心
廻りに加色露光フイルタ14R、14Bに隣接して不透過部28
A、28Bが設けられているとともに不透過部28A、28B間に
透過部28Cが設けられ、これらも各加色露光フイルタ14
R、14G、14Bと同様に回転板28の回転によってネガフイ
ルム20への入射光線の通路に位置されるようになってい
る。なお、不透過部28A、28Bは実際には回転板28の一部
であり、便宜上二点鎖線で示したものである。不透過部
28Aは回転板28の回転制御により印画紙24への画像焼付
開始前にネガフイルム20への入射光線の通路に位置され
てこの通路を閉止し、シヤツタとして作用されるように
なっている。不透過部28Bは回転板28の回転制御により
印画紙24への画像焼付終了時にネガフイルム20への入射
光線の通路に位置されてこの通路を閉止し、不透過部28
Aと同様にシヤツタとして作用されるようになってい
る。透過部28Cはネガフイルム20に現像された画像をそ
のまま透過して目視する場合や各加色露光フイルタ14
R、14G、14Bでの露光とは別に印画紙24へ白色露光する
場合に回転板28の回転制御によりネガフイルム20への入
射光線の通路に位置されるようになっている。
この回転板28には、第1図に詳細に示される如く、弾
性体であるゴムブロツク30、保持板32が取り付けられ、
これらのゴムブロツク30、保持板32を介して各加色露光
フイルタ14R、14G、14Bが取り付けられている。
詳しく説明すると、回転板28には、各加色露光フイル
タ14R、14G、14Bの取付部に円形の透孔42、44、46及び
これらの透孔42、44、46を囲むように矩形の凹部34、3
6、38が形成され、この各凹部34、36、38の互いに対向
するコーナ部にL字状のゴムブロツク30が接着等により
取り付けられている。各加色露光フイルタ14R、14G、14
Bは矩形板状であって、上記各ゴムブロツク30に周辺部
を弾性支持された状態で凹部34、36、38内にそれぞれ収
容されている。なお、ゴムブロツク30は耐熱ゴムで構成
され、光源12からの熱に耐え得るようになっている。耐
熱ゴムとしては例えば、フッ素系耐熱ゴムがある。
また、加色露光フイルタ14R、14G、14Bを取り外す場
合は、例えば加色露光フイルタ14R、14G、14Bの外周と
凹部34、36、38の内周との間に形成される隙間に爪を挿
入し加色露光フイルタ14R、14G、14Bに引っ掛けて加色
露光フイルタ14R、14G、14Bを取り外す。
また、回転板28には、各加色露光フイルタ14R、14G、
14Bの取付部に対応してビス40で半円板状の保持板32が
重ね合わせ状態で固定されている。保持板32には、各加
色露光フイルタ14R、14G、14Bに対応して円形の透孔4
8、50、52が形成され、各透孔48、50、52の周辺部が各
加色露光フイルタ14R、14G、14Bの周辺部に重ね合わさ
れて各加色露光フイルタ14R、14G、14Bを凹部34、36、3
8からその外側へ外れることのないようにしている。
次に本実施例の作用を説明する。
印画紙24への画像焼付時には、モータ26の駆動力で回
転板28を回転して各加色露光フイルタ14R、14G、14Bを
ネガフイルム20への入射光線の通路に順次所定時間位置
させて各加色露光フイルタ14R、14G、14Bを通して印画
紙24の露光を行ない、印画紙24へ画像を焼き付ける。
また、ネガフイルム20に現像された画像をそのまま透
過して目視する場合や印画紙24へ白色露光する場合に
は、モータ26の駆動力で回転板28を回転して透過部28C
をネガフイルム20への入射光線の通路に位置させればよ
く、これによって透過部28Cを通してネガフイルム20に
現像された画像をそのまま透過して目視できまた透過部
28Cを通して印画紙24へ白色露光できる。
ここで、加色露光フイルタ14R、14G、14Bはゴムブロ
ツク30を介して回転板28に弾性支持されているので、ガ
タがなく、回転板28の回転時にガタつくことがない。こ
のため、回転板28の回転時に加色露光フイルタ14R、14
G、14Bがガタついて騒音が発生したり、加色露光フイル
タ14R、14G、14Bの耐久性が低下したりすることがな
い。
なお、加色露光フイルタ14R、14G、14Bは凹部34、3
6、38内に収容後、1個の保持板32をビス40で回転板28
に取り付けるだけで、それぞれ回転板28へ取り付けるこ
とができ、取付が簡単である。
また、加色露光フイルタ14R、14G、14Bは保持板32を
取り外すことで簡単に取り外すことができ、汚れたりし
た場合に個々に簡単に交換できる。
さらに、本実施例においては、ゴムブロツク30を凹部
34、36、38に部分的に配置したので、加色露光フイルタ
14R、14G、14B又はゴムブロツク30の寸法誤差、ゴムブ
ロツク30の取付位置の誤差,又は光源12からの熱による
加色露光フイルタ14R、14G、14B又はゴムブロツク30の
熱膨張があっても、加色露光フイルタ14R、14G、14Bの
着脱の際にゴムブロツク30が容易に弾性変形して加色露
光フイルタ14R、14G、14Bの着脱が容易となる。
また、凹部34、36、38の互いに対向するコーナ部に配
置された一対のゴムブロツク30によって加色露光フイル
タ14R、14G、14Bが弾性的に支持されるので、回転板28
が高速で間欠運動する場合でも、加色露光フイルタ14
R、14G、14Bがガタつくことなく安定して保持される。
[考案の効果] 以上説明した如く、本考案は光源とネガフイルムとの
間に配置される回転体に取り付けられて回転体の回転に
よって光源とネガフイルムとを結ぶネガフイルムへの入
射光線の通路に位置される写真焼付装置用光学フイルタ
の取付構造であって、回転体に弾性体を取り付け、弾性
体を介して光学フイルタの周囲を回転体に弾性支持した
ので、光学フイルタのガタをなくすことができる優れた
効果を有する。
また、本考案は、光学フイルタを凹部の内周へ複数箇
所に配置した弾性体によって弾性的に支持するので、光
学フイルタをガタつかせることなく確実に保持すると共
に、弾性体を部分的に配置したのみなので、光学フイル
タの着脱が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は本考案が適用された写真焼付装置を
示し、第1図は要部分解斜視図、第2図は概略縦断面
図、第3図は第2図の平面図に対応して示した断面図で
ある。 10……写真焼付装置、12……光源、14R、14G、14B……
加色露光フイルタ、20……ネガフイルム、28……回転
板、30……ゴムブロツク。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源とネガフイルムとの間に配置される回
    転体に取り付けられて回転体の回転によって光源とネガ
    フイルムとを結ぶネガフイルムへの入射光線の通路に位
    置される写真焼付装置用光学フイルタの取付構造であっ
    て、 前記回転体に前記光学フイルタを収納する凹部と、 前記凹部に収納された前記光学フイルタの外周と前記凹
    部の内周との間に形成される隙間の複数箇所へ配置され
    て前記光学フイルタを前記凹部の内周へ複数箇所で弾性
    的に支持する複数の弾性体と、 前記凹部に前記光学フイルタを収納した状態でこの光学
    フイルタを着脱可能に固定する保持板と、 を備えたことを特徴とする写真焼付装置用光学フイルタ
    の取付構造。
JP1988012453U 1988-02-01 1988-02-01 写真焼付装置用光学フイルタの取付構造 Expired - Lifetime JP2500678Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB1505187A (en) * 1975-05-08 1978-03-30 Tioxide Group Ltd Apparatus for producing coloured copies of black and white negatives
JPS59181405U (ja) * 1983-05-19 1984-12-04 松下電器産業株式会社 光学部品保持装置

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