JP2500594B2 - 光変調度制御回路 - Google Patents

光変調度制御回路

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JP2500594B2
JP2500594B2 JP5125450A JP12545093A JP2500594B2 JP 2500594 B2 JP2500594 B2 JP 2500594B2 JP 5125450 A JP5125450 A JP 5125450A JP 12545093 A JP12545093 A JP 12545093A JP 2500594 B2 JP2500594 B2 JP 2500594B2
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裕見子 柴田
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数のサブキャリア信号
を周波数分割多重(以下、FDM多重と称する)した信
号を光伝送するシステムに関し、特にサブキャリア数が
時間的に変動する場合に最適な光変調度を与える光変調
度制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、FDM多重を採用した光伝送シス
テムに適用される光送信装置、特に光変調装置において
は、光信号がクリップされないように、多重されるサブ
キャリア信号の最大伝送キャリア数を見込んだ光変調度
を設定し、光変調度を一定とする方式がとられることが
多い。一方、この光信号を受信する受信部におけるC/
Nは、光変調度が大きいほど高くなる。しかし、光変調
度を大きくし過ぎると、光信号がクリップされ受信信号
に歪み雑音の劣化を生じることがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の方
式では、クリップを防止するために多重されたサブキャ
リアの最大伝送キャリア数に対応した光変調度に設定し
ているため、多重されるサブキャリア数に依らず光変調
度が一定となり、サブキャリア数がその最大多重数より
少ない場合においては、光変調度を大きくする余裕があ
るのにもかかわらずこれを大きくすることができず、光
受信部において最大のC/Nを得ることができないもの
となる。一方、サブキャリアの最大多重数を無視してそ
の平均多重数等により光変調度を設定したりすると、多
重数がこの見込んだ最大値より多くなった場合には、光
変調度が過度となり光信号がクリップされ受信信号に歪
み雑音の劣化を生じることがある。本発明の目的は、多
重されるサブキャリア数の変化に応じて光変調度を変化
させることで、光受信部におけるC/Nを改善し、かつ
一方では光信号のクリップを防止する光変調度制御回路
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の光変調度制御回
路は、複数のサブキャリアをFDM多重化した信号をそ
の周波数範囲内で掃引してIF信号に変換し、かつ変換
された各サブキャリアのIF信号のレベルを検出する検
波回路部と、この検波回路部の出力に基づいてサブキャ
リアの数を計数する計数回路部と、計数されたサブキャ
リアの数に対応する電圧を出力し、この電圧に基づいて
FDM多重化信号の変調レベルを制御する電圧発生部と
を備える。ここで、検波回路部は、FDM多重化信号を
その周波数範囲内で掃引する周波数スイーパと、FDM
多重化信号をこの周波数スイーパの掃引周波数で周波数
変換してIF信号を得るミキサと、周波数変換されたI
F信号を検波する検波器とを備え、また計数回路部は検
波出力をリファレンス電圧と比較して比較結果を出力す
る比較器と、比較器の出力を計数してサブキャリア数と
して出力する計数器とを備え、更に電圧発生部は、異な
るサブキャリア数のそれぞれに最適な電圧データを記憶
するROMと、計数器で計数されたサブキャリア数に対
応した電圧データをROMから読み出してその電圧を出
力する電圧発生器とを備える。例えば、FDM多重化さ
れた信号レベルを減衰器において制御し、この制御され
た信号レベルを発光手段の変調信号とする光変調装置に
おいては、電圧発生部で発生された電圧を減衰器の制御
電圧として光変調を行うように構成する。
【0005】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例のブロック図であり、光変
調器としてレーザダイオードLDを用い、このレーザダ
イオードLDのバイアス電圧を光信号に応じて変化制御
する光変調回路に適用した例を示している。即ち、FD
M多重される複数のサブキャリアSC1〜SCnはFD
M多重部1でFDM多重され、このFDM多重化信号は
ハイブリッドで構成される分岐部2を通り、減衰器3に
おいて光変調度に応じたレベルに制御され、直流カット
コンデンサCを経て変調信号としてレーザダイオードL
Dに供給される。レーザダイオードLDには抵抗Rを介
してバイアスが印加されている。光変調度制御回路4
は、前記分岐部2で分岐されたFDM多重化信号を処理
して前記減衰器3の減衰量を制御する回路として構成さ
れる。即ち、FDM多重化信号を検波する検波回路部5
と、サブキャリアの数を計数する計数回路部6と、計数
されたサブキャリア数に応じて減衰器3の制御電圧を発
生させる電圧発生部7とで構成される。
【0006】前記検波回路部5は、FDM多重されたサ
ブキャリアの周波数範囲にわたって、しかもサブキャリ
アの周波数に対応したステップで不連続に周波数掃引す
る周波数スイーパ51と、分岐部2で分岐されたFDM
多重化信号と周波数スイーパ51からの周波数信号とを
混合して所定のIF周波数に周波数変換するミキサ52
と、このミキサ52の出力のうち所定周波数帯域外の雑
音を除去する帯域通過フィルタ53と、所定帯域のIF
信号を検波する検波器54とで構成される。前記計数回
路部6は、検波されたサブキャリアのIF信号の出力を
リファレンス電圧Vrと比較し、サブキャリア出力がリ
ファレンス電圧Vrよりも高い場合に信号を出力する比
較器61と、この比較器61から出力される信号を計数
することで、所定レベル以上のサブキャリア数を計数す
る計数器62とで構成される。前記電圧発生部7は、サ
ブキャリア数に対応して前記減衰器3がFDM多重化信
号に対して好適なレベル制御を行うために、減衰器3の
減衰量を制御するために好適な電圧のデータを記憶する
ROM71と、このROM71から読み出されたデータ
に対応する電圧を発生し、その電圧を前記減衰器3の制
御端に入力させる電圧発生器72とで構成される。
【0007】この構成の光変調度制御回路の動作を図2
及び図3を参照して説明する。図2において、FDM多
重化部1で多重化された最大多重数nのサブキャリアの
FDM多重化信号(a)の一部が分岐部2において分岐
され、ミキサ52に入力される。一方、周波数スイーパ
51は、サブキャリアの周波数に対応したステップで不
連続に掃引を行い、この掃引周波数信号(b)をミキサ
52に入力する。ミキサ52ではFDM多重化信号と掃
引周波数信号を混合し、所定の周波数のIF信号(c)
に変換して出力する。このIF信号は帯域通過フィルタ
53で周波数雑音が除去され、更に検波器54で検波さ
れることで、各サブキャリアに対応した信号レベルの電
圧として出力される。
【0008】この検波出力(d)は、比較器61におい
てリファレンス電圧Vrと比較される。ここでは、比較
器61は、検波出力がリファレンス電圧Vrより高い場
合は“H”レベルのパルス(e)を出力し、逆に検波出
力がリファレンス電圧Vrより低い場合には“L”レベ
ルのままである。これにより、前段の帯域通過フィルタ
53で除去されない帯域内の雑音を除去することができ
る。そして計数器62は、前記周波数スイーパの掃引周
期(1回の掃引時間)内における比較器61からの
“H”レベルのパルス(e)の数を計数する。この計数
器62で計数されたパルスの数が入力信号に多重されて
いるサブキャリア数に相当する。
【0009】次いで、電圧発生部7では、計数回路部6
の出力に対して減衰器3を制御する制御電圧を発生させ
る。この時、ROM71には、受信部において最大のC
/Nが得られるような光変調度を実現するように、前記
減衰器3を制御するための電圧をそれぞれ異なるサブキ
ャリア数の毎に決定し、これを記憶している。したがっ
て、計数回路部6の出力から得られるサブキャリアの数
に対応する電圧データをROM71から読み出し、この
データに基づいて電圧発生器72で対応する電圧を発生
させる。図3はサブキャリアの数と発生電圧との関係を
示す図である。
【0010】したがって、FDM多重化されたサブキャ
リアの数が経時的に変化される場合でも、検波回路部5
及び計数回路部6の作用によってその時々のサブキャリ
アの数が検出でき、このサブキャリアの数に対応する電
圧が電圧発生部7から発生されることになる。このた
め、この電圧によって制御される減衰器3の減衰量はサ
ブキャリアの数の変化に追従して変化され、レーザダイ
オードLDに印加される変調信号もこれと共に変化さ
れ、サブキャリア数の相違に応じて、最大のC/Nが得
られる一方でクリップが生じない光変調度での変調が実
現されることになる。
【0011】ここで、前記実施例では電圧発生部の出力
で減衰器を制御して光変調度を制御しているが、電圧発
生部の出力をそのまま変調信号に利用するように構成し
てもよい。また、前記実施例ではレーザダイオードを用
いた光変調装置の例であるが、他の構成の光変調装置に
おける変調信号を得る場合にも本発明を適用することが
できる。更に、電圧発生部にROMを使用しているが、
これは演算回路で構成してもよい。但し、ROMを用い
ることで、予め減衰器の制御電圧を任意に設定しておく
ことが可能であり、サブキャリア数と制御電圧が非線形
な関係をもつ場合にも、容易に対応できる。或いは、サ
ブキャリアの最大多重数を変更する等のシステムの拡張
にも容易に対応できる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、FDM多
重化した信号からサブキャリアを検出してその数を計数
し、かつ計数されたサブキャリアの数に対応する電圧を
出力してFDM多重化信号の変調レベルを制御するの
で、FDM多重化信号に多重化されるサブキャリアの数
に対応した光変調度での変調を行うことができ、サブキ
ャリア数が比較的短時間に変動する場合においても、受
信部において最大のC/Nが得られ、かつ一方ではクリ
ップが生じることがない好適な光変調度に制御すること
ができる効果がある。例えば、FDM多重化された信号
レベルを減衰器において制御し、この制御された信号レ
ベルを発光手段の変調信号とする光変調装置において
は、電圧発生部で発生された電圧を減衰器の制御電圧と
して用いることにより、発光手段に供給する変調信号の
レベルをサブキャリアの数に応じて変化制御することが
でき、光変調度を好適に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光変調度制御回路の一実施例のブロッ
ク回路図である。
【図2】図1の回路におけるタイミング図である。
【図3】サブキャリア数と制御電圧との関係を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 FDM多重部 2 分岐部 3 減衰器 4 光変調度制御回路 5 検波回路部 6 計数回路部 7 電圧発生部 LD レーザダイオード

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のサブキャリアを周波数分割多重化
    した信号で光変調を行う光変調装置において、前記多重
    化信号をその周波数範囲内で掃引してIF信号に変換
    し、かつ変換された各サブキャリアのIF信号のレベル
    を検出する検波回路部と、この検波回路部の出力に基づ
    いて前記サブキャリアの数を計数する計数回路部と、計
    数されたサブキャリアの数に対応する電圧を出力し、こ
    の電圧に基づいて前記多重化信号の変調レベルを制御す
    る電圧発生部とを備えることを特徴とする光変調度制御
    回路。
  2. 【請求項2】 検波回路部は、複数のサブキャリアを周
    波数分割多重化した信号をその周波数範囲内で掃引する
    周波数スイーパと、前記多重化信号をこの周波数スイー
    パの掃引周波数で周波数変換してIF信号を得るミキサ
    と、周波数変換されたIF信号を検波する検波器とを備
    え、前記計数回路部は検波出力をリファレンス電圧と比
    較して比較結果を出力する比較器と、比較器の出力を計
    数してサブキャリア数として出力する計数器とを備え、
    前記電圧発生部は、異なるサブキャリア数のそれぞれに
    最適な電圧データを記憶するROMと、前記計数器で計
    数されたサブキャリア数に対応した電圧データを前記R
    OMから読み出してその電圧を出力する電圧発生器とを
    備える請求項1の光変調度制御回路。
  3. 【請求項3】 周波数分割多重化された信号レベルを減
    衰器において制御し、この制御された信号レベルを発光
    手段の変調信号とする光変調装置において、電圧発生部
    で発生された電圧を前記減衰器の制御電圧とする請求項
    1又は2の光変調度制御回路。
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JPH06314834A JPH06314834A (ja) 1994-11-08
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