JPH10209961A - 多値光伝送方法および装置 - Google Patents

多値光伝送方法および装置

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JPH10209961A
JPH10209961A JP9008638A JP863897A JPH10209961A JP H10209961 A JPH10209961 A JP H10209961A JP 9008638 A JP9008638 A JP 9008638A JP 863897 A JP863897 A JP 863897A JP H10209961 A JPH10209961 A JP H10209961A
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optical
level
signal
modulator
ternary
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JP9008638A
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English (en)
Inventor
Sadao Tanikoshi
貞夫 谷越
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】3値以上の多値ディジタル光信号を伝送する光
伝送方法および装置において、受信感度を改善し、伝送
距離を拡大することができる多値光伝送方法および装置
を提供する。 【解決手段】非線形回路(15)を通して予め歪ませた
信号を光変調器(12)に入力することで光送信機
(1)から送出する多値光信号の各光パワーレベルの増
分を単調増加するように設定し、付加されるノイズの影
響を緩和し、受信感度の向上を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、多値光伝送方法
および装置に関し、特に、受信感度を改善し、伝送距離
を拡大することができる多値光伝送方法および装置に関
する。
【0002】
【従来技術】ディジタル光信号を伝送する光伝送システ
ムにおいては、伝送する信号を3値以上の多値ディジタ
ル光信号とすれば、2値ディジタル光信号を伝送する場
合と比較して、同一の伝送速度でより多くの情報を伝送
することができる。
【0003】例えば、3値符号と2値符号によるディジ
タル光信号を比較すれば、同一の伝送速度において、3
値符号は2値符号の1.5倍の情報を伝送することがで
き、光送信機や光受信機をより低速な回路で構成するこ
とができる。
【0004】そのため、多値ディジタル光信号を伝送す
る光伝送システムは、ハイビジョン映像等の情報量の多
い信号を伝送する場合に有効である。
【0005】3値ディジタル信号を伝送する光伝送シス
テムは、光送信機と光受信機および光伝送路で構成さ
れ、光送信機は図9に示す送信光出力波形(アイパター
ン)のように1タイムスロットに低レベルP0、中間レ
ベルP1、高レベルP2の3つのレベルが存在する3値
光信号を光伝送路に出力する。
【0006】この図9に示すアイパターンは、光送信機
に入力される3値電気信号に基づき、光送信機内の光変
調器で生成される。
【0007】ここで、光変調器の一例としてマッハ・ツ
ェンダ型光変調器を採用した場合のアイパターンの生成
方法を説明をする。図10は、マッハ・ツェンダ型光変
調器の入出力特性を示した図である。
【0008】図10に示すようにマッハ・ツェンダ型光
変調器は印加電圧に対して正弦波状に変化する光を出力
する非線形な入出力特性を有している。このため、入力
される3値電気信号に適当なバイアス電圧を重畳し、比
較的線形性の良い部分を利用して図9に示すような上下
対称なアイパターン(P2−P1間の出力レベル差とP
1−P0間の出力レベル差が等しい)を出力する。つま
り、正弦波状に変化する特性の中央(上側のピークと下
側のピークの中間)がバイアス点になるようなバイアス
電圧を3値電気信号に重畳することで上下対称なアイパ
ターンを得ることができる。
【0009】光送信機から送出された光信号は、光伝送
路を通して光受信機に伝送される。光伝送路には、光信
号が減衰して劣化するのを防止するために、一定距離毎
に中継器として光増幅器が挿入されている。
【0010】光受信機では、フォトダイオード等で構成
される光電変換器で入力された光信号を電気信号に変換
し、識別器でP1−P0間、P2−P1間のレベル識別
を行い、この識別に基づく3値ディジタル電気信号を出
力する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、光増幅器は
光パワーレベルに対応したノイズを発生し、低レベルP
0、中間レベルP1、高レベルP2の順で付加されるノ
イズは大きくなっていく。そのため、伝送符号に3値デ
ィジタル信号を採用した光伝送システムでは、特に光増
幅中継伝送に用いた場合、信号光に付加されるノイズの
ため2値ディジタル信号を採用した光伝送システムと比
較して受信感度が大きく劣化し、伝送距離が大幅に短く
なってしまう。
【0012】そこで、この発明は受信感度を改善し、伝
送距離を拡大することができる多値光伝送方法および装
置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、この発明では、固定波長光源と光変調器を具備す
る光送信機から、光増幅器を具備する伝送路に、1タイ
ムスロットにつきN段階の光パワーレベルを有する多値
光信号を送出する多値光伝送方法において、前記多値光
信号は、第1レベル乃至第Nレベルの順に光パワーが増
加する信号からなり、かつ前記第1レベル乃至第Nレベ
ルのそれぞれの光パワーの増分が単調増加するように設
定されていることを特徴とする。
【0014】ここで、前記多値光信号は、3段階の光パ
ワーレベルを有する3値光信号であるように構成するこ
とができる。
【0015】また、前記光パワーレベルの第3レベルと
第2レベルとの差は、該光パワーレベルの第2レベルと
第1レベルとの差より大きいように構成することができ
る。
【0016】ここで、前記多値光信号は、前記光変調器
の非線形性を利用して生成されるように構成することが
できる。
【0017】また、前記光変調器は、ニオブ酸リチウム
光変調器であるように構成することができる。
【0018】ここで、前記光変調器は、電界吸収型半導
体光変調器であるように構成することができる。
【0019】また、前記多値光信号は、前記光変調器に
予め非線形回路で歪ませた信号を入力することで生成さ
れるように構成することができる。
【0020】また、この発明では、固定波長光源と光変
調器を具備する光送信機から、光増幅器を具備する伝送
路に、1タイムスロットにつきN段階の光パワーレベル
を有する多値光信号を送出する多値光伝送装置におい
て、前記光送信機は、第1レベル乃至第Nレベルの順に
光パワーが増加する信号からなり、かつ前記第1レベル
乃至第Nレベルのそれぞれの光パワーの増分が単調増加
するように設定されている前記多値光信号を送出する手
段をさらに具備することを特徴とする。
【0021】ここで、前記多値光信号は、3段階の光パ
ワーレベルを有する3値光信号であるように構成するこ
とができる。
【0022】また、前記光パワーレベルの第3レベルと
第2レベルとの差は、該光パワーレベルの第2レベルと
第1レベルとの差より大きいように構成することができ
る。
【0023】ここで、前記多値光信号は、前記光変調器
の非線形性を利用して生成されるように構成することが
できる。
【0024】また、前記光変調器は、ニオブ酸リチウム
光変調器であるように構成することができる。
【0025】ここで、前記光変調器は、電界吸収型半導
体光変調器であるように構成することができる。
【0026】また、前記多値光信号は、前記光変調器に
予め非線形回路で歪ませた信号を入力することで生成さ
れるように構成することができる。
【0027】さらに、前記光送信機は、前記非線形回路
をさらに具備するように構成することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる多値光伝
送方法および装置の実施の形態を添付図面を参照して詳
細に説明する。
【0029】図1はこの発明に係わる多値光伝送方法お
よび装置を採用した3値ディジタル光信号を伝送する光
伝送システムの第1の実施の形態を示す構成図であり、
図2は図1に示す光伝送システムの送信側が出力する送
信光出力波形(アイパターン)を示した図である。
【0030】図1において、光伝送システムは光送信機
1、入力された2値電気信号を3値電気信号に変換し光
送信機1に出力する3値符号化器2、光伝送路3、光受
信機4、光受信機4から入力される3値電気信号を2値
電気信号に変換して出力する3値復号化器5で構成され
る。
【0031】ここで、光送信機1は、レーザ光源11、
光変調器12、バイアス電圧を発生する直流電圧源1
3、3値符号化器2から入力される3値電気信号の信号
波形を歪ませる非線形回路15、非線形回路15の出力
を増幅する駆動用増幅器14、この駆動用増幅器14の
出力に直流電圧13で発生したバイアス電圧を重畳する
電圧加算器16で構成される。
【0032】また、光伝送路3中には、光増幅器31
(31−1乃至31−N)が挿入され、光信号の劣化を
防止している。
【0033】さらに、光受信機4は光伝送路3を介して
受信した光信号を電気信号に変換する光電変換器41、
光電変換器41の出力を増幅する増幅器42および異な
るしきい値を有する第1の識別器43、第2の識別器4
4で構成される。
【0034】次に、この光伝送システムの動作について
説明する。3値符号化器2に入力された2値電気信号は
3値電気信号に変換され、光送信機1に出力される。
【0035】光送信機1では、入力された3値電気信号
を非線形回路15で歪ませる。この非線形回路15で3
値電気信号を歪ませる理由は後述する。非線形回路15
で歪められた3値電気信号は、駆動用増幅器14で増幅
された後、電圧加算器16で直流電圧源13の発生する
バイアス電圧が重畳され、光変調器12に出力される。
【0036】光変調器12では入力された3値電気信号
に基づき、レーザ光源11の発生するレーザ光を変調し
て光伝送路3に送出する。
【0037】光伝送路3には、光信号が減衰して劣化す
るのを防止するために、一定距離毎に中継器として光増
幅器31(31−1乃至31ーN)が挿入されており、
光伝送路3を通して伝送された光信号は光受信機4で受
信される。
【0038】光受信機4では、フォトダイオード等で構
成される光電変換器41で入力された3値光信号を3値
電気信号に変換し、増幅器42で増幅する。そして、第
1の識別器43でP1−P0間の、第2の識別器44で
P2−P1間のレベル識別を行い、3値ディジタルの電
気信号として、3値復号化器5に出力する。
【0039】3値復号化器5は、入力された3値電気信
号を2値電気信号に復号して出力する。
【0040】さて、この図1に示す光伝送システムで
は、ノイズの影響による符号誤り率特性の劣化を防止す
るため、光送信機1はアイパターンを図2に示すように
上下非対称にして出力する。
【0041】図2に示すアイパターンは、3値符号を用
いているため、1タイムスロットには低レベルP0、中
間レベルP1、高レベルP2の3つのレベルが存在す
る。
【0042】ここで、各レベルの光パワーの差を振幅A
1=P1−P0、A2=P2−P1、これらの振幅比を
a=A2/A1としてaを変化させたときの受信感度を
図3に示す。
【0043】図3から受信感度はa=1(光出力波形が
上下対称)の場合よりもa=2の場合の方が良いことが
わかる。また、a=4の場合よりもa=3の場合の方が
受信感度が良いことからa=2〜3のときに受信感度が
最良となることがわかる。
【0044】このような結果になるのは、光増幅器31
−1〜31−Nにおいて光信号に付加されるノイズが光
パワーに応じて大きくなることが原因である(図2参
照)。
【0045】つまり、低レベルP0は光パワーがほとん
ど零に近いため、付加されるノイズは僅かであるので、
振幅比aを大きくし、アイパターンの上側(A2側)の
アイ開口を下側(A1側)に比べて大きくすることで、
ノイズによる悪影響を緩和することができるからであ
る。
【0046】また、振幅比aを大きくし過ぎると、3値
光信号のP1−P0間の識別が困難になるため、ノイズ
による符号誤り率よりも光信号自体の符号誤り率が高く
なることになる。
【0047】上下非対称のアイパターンは、3値符号化
器2から出力される信号を光変調器12に入力する前
に、非線形回路15を通して歪ませて生成する。この場
合は、光変調器12に線形性の良い光変調器を採用する
か、非線形性を有する光変調器を採用した場合にも比較
的線形性の良い部分を使用することになる。
【0048】図4は非線形回路15の一実施例を示した
図である。
【0049】図4において、非線形回路15はダイオー
ド151、信号入力端子152、信号出力端子153、
バイアス電圧入力端子154、コンデンサ155、抵抗
156および157で構成される。
【0050】この非線形回路15は、ダイオード151
の非線形性を利用して入力信号波形を歪ませて出力する
回路である。
【0051】ダイオード151は、図5に示すような非
線形な電流電圧特性を有しているため、印加電圧に対す
る電流は非線形となる。したがって、入力信号に対して
これを歪ませた信号が出力されるため、図示しない直流
電圧源がバイアス電圧入力端子154に印加するバイア
ス電圧を適当な値に設定すれば上下非対称で上側のアイ
開口の大きい3値電気信号が出力され、この信号を光変
調器12に入力することで、上下非対称で上側のアイ開
口の大きい光出力波形が得られる。
【0052】この図4に示す非線形回路は一例であり、
どのような構成の非線形回路を用いても良いことは言う
までもない。
【0053】図6はこの発明に係わる多値光伝送方法お
よび装置を採用した3値ディジタル光信号を伝送する光
伝送システムの第2の実施の形態を示す構成図である。
【0054】図6において、光伝送システムは光送信機
1、3値符号化器2、光伝送路3、光受信機4、3値復
号化器5で構成される。
【0055】光送信機1は、レーザ光源11、光変調器
12、光変調器12にバイアス電圧を与える直流電圧源
13、光変調器12の駆動用増幅器14、電圧加算器1
6で構成される。
【0056】この図6に示す光伝送システムにおいて
も、送信機1は図2に示す上下非対称のアイパターンの
光信号を送出する。この光伝送システムが上述の光伝送
システム(図1参照)と異なるのは、上下非対称のアイ
パターンの光信号を生成する方法である。
【0057】図6に示す光伝送システムでは、光信号の
生成に非線形回路(15:図1参照)を使用せずに、直
流電圧源13で発生するバイアス電圧を適当な値に設定
することにより、光変調器12で上下非対称のアイパタ
ーンの光信号を生成する。
【0058】光変調器12は非線形性を有する光変調器
であり、光送信機1は光変調器12の非線形性を利用し
て上下非対称のアイパターンを送出する。
【0059】また、光受信機4と光伝送路3は図1に示
した実施例と同様の構成であるためここでの説明は省略
する。
【0060】ここで、非線形性を有する光変調器12の
一例として、まずニオブ酸リチウム結晶を用いたマッハ
・ツェンダ型光変調器を採用した場合の説明をする。
【0061】図7は、マッハ・ツェンダ型光変調器の入
出力特性を示した図であり、従来例の説明で使用した図
10に対応する。
【0062】図7に示すように、マッハ・ツェンダ型光
変調器の光出力(光透過率)は印加電圧に対して、正弦
波状に変化する。この光変調器に直流バイアス電圧を重
畳させた上下対称の3値電気信号を入力すると、得られ
る3値光信号は光変調器の非線形性のため、直流バイア
ス電圧によって波形が変化する。
【0063】例えば、バイアス点を正弦波の中央(上側
のピークと下側のピークの中間)に設定した場合、光出
力波形は図10に示すように上下対称となる。
【0064】一方、バイアス点を正弦波の中央よりも下
側に設定した場合、図7に示すように上下非対称で上側
のアイ開口の大きい光出力波形が得られる。
【0065】このように、3値電気信号に重畳する直流
バイアス電圧を変化させることで、つまり、直流電圧源
13を変化させることで、光信号の振幅比aを任意の値
に設定することができる。
【0066】したがって、図6に示す送信機1では、出
力する3値光信号の振幅比aが最適な値(a=2〜3)
になるように3値符号化器2から入力される3値電気信
号に駆動用増幅器14で直流電圧源13が発生する所定
の電圧を加えて、光変調器12に入力する。光変調器1
2は、図7に示すように入力された電気信号に基づき、
レーザ光源11の発生するレーザ光を変調して上下非対
称のアイパターンとなる3値光信号を光伝送路3に送出
する。
【0067】次に、光変調器12に採用する光変調器の
別の一例として、電界吸収型半導体光変調器を採用する
場合の説明をする。
【0068】図8は、電界吸収型半導体光変調器の入出
力特性を示した図である。
【0069】図8に示すように、電界吸収型半導体光変
調器は入力電圧に対して、光出力は指数関数状に変化す
る。この電界吸収型半導体光変調器に直流バイアス電圧
を重畳させた上下対称の駆動信号電気波形を入力する
と、得られる光信号は光変調器の非線形性のため、直流
バイアス電圧によって波形が変化する。
【0070】したがって、駆動信号電気波形に重畳する
直流バイアス電圧を適当に選択することによって上下非
対称で上側のアイ開口の大きい光出力波形が得られる。
【0071】光変調器12に電界吸収型半導体光変調器
を採用した場合には、マッハ・ツェンダ型光変調器を採
用した場合と比較して、直流電圧源13が発生するバイ
アス電圧が異なるだけで、光送信機1の動作は同じであ
る。
【0072】尚、上記各実施の形態では、この発明に係
わる多値光伝送方法および装置として、3値光伝送方法
および装置の説明を行ったが、4値以上の多値光伝送方
法および装置も同様に各光パワーレベルの増分が単調増
加するように設定した光信号を利用することで、受信感
度を改善し、伝送距離を拡大することができる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
3値以上の多値ディジタル光信号を伝送する多値光伝送
方法および装置において、光送信機が各光パワーレベル
の増分が単調増加するように設定した光信号、特に3値
光信号にあっては高レベルと中間レベルの差を中間レベ
ルと低レベルの差の2〜3倍程度に設定した光信号を送
出することにより、ノイズの影響を緩和し受信感度を改
善することができ、光信号の伝送距離を拡大することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる多値光伝送方法および装置を
採用した3値ディジタル光信号を伝送する光伝送システ
ムの第1の実施の形態を示す構成図。
【図2】光伝送システムの送信側が出力する送信光出力
波形(アイパターン)を示した図。
【図3】各レベルの光パワーの差を変化させたときの受
信感度を示した図。
【図4】非線形回路の一実施例を示した図。
【図5】図4に示した非線形回路のダイオードの電圧電
流特性およびバイアス電圧設定の一例を示した図。
【図6】この発明に係わる多値光伝送方法および装置を
採用した3値ディジタル光信号を伝送する光伝送システ
ムの第2の実施の形態を示す構成図。
【図7】マッハ・ツェンダ型光変調器の入出力特性およ
びバイアス電圧設定の一例を示した図。
【図8】電界吸収型半導体光変調器の入出力特性および
バイアス電圧設定の一例を示した図。
【図9】従来の光伝送システムの送信側が出力する送信
光出力波形(アイパターン)を示した図。
【図10】マッハ・ツェンダ型光変調器の入出力特性お
よび従来のバイアス電圧を示した図。
【符号の説明】
1 光送信機 2 3値符号化器 3 光伝送路 4 光受信機 5 3値復号化器 11 レーザ光源 12 光変調器 13 直流電圧源 14 駆動用増幅器 15 非線形回路 16 電圧加算器 31−1、31−2、31−N 光増幅器 41 光電変換器 42 増幅器 43 第1の識別器 44 第2の識別器 151 ダイオード 152 信号入力端子 153 信号出力端子 154 バイアス電圧入力端子 155 コンデンサ 156、157 抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 10/06 10/02 10/18 10/28 10/26 10/14

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定波長光源と光変調器を具備する光送
    信機から、光増幅器を具備する伝送路に、1タイムスロ
    ットにつきN段階の光パワーレベルを有する多値光信号
    を送出する多値光伝送方法において、 前記多値光信号は、第1レベル乃至第Nレベルの順に光
    パワーが増加する信号からなり、かつ前記第1レベル乃
    至第Nレベルのそれぞれの光パワーの増分が単調増加す
    るように設定されていることを特徴とする多値光伝送方
    法。
  2. 【請求項2】 前記多値光信号は、 3段階の光パワーレベルを有する3値光信号であること
    を特徴とする請求項1記載の多値光伝送方法。
  3. 【請求項3】 前記光パワーレベルの第3レベルと第2
    レベルとの差は、 該光パワーレベルの第2レベルと第1レベルとの差より
    大きいことを特徴とする請求項2記載の多値光伝送方
    法。
  4. 【請求項4】 前記多値光信号は、 前記光変調器の非線形性を利用して生成されることを特
    徴とする請求項1または2記載の多値光伝送方法。
  5. 【請求項5】 前記光変調器は、 ニオブ酸リチウム光変調器であることを特徴とする請求
    項4記載の多値光伝送方法。
  6. 【請求項6】 前記光変調器は、 電界吸収型半導体光変調器であることを特徴とする請求
    項4記載の多値光伝送方法。
  7. 【請求項7】 前記多値光信号は、 前記光変調器に予め非線形回路で歪ませた信号を入力す
    ることで生成されることを特徴とする請求項1または2
    記載の多値光伝送方法。
  8. 【請求項8】 固定波長光源と光変調器を具備する光送
    信機から、光増幅器を具備する伝送路に、1タイムスロ
    ットにつきN段階の光パワーレベルを有する多値光信号
    を送出する多値光伝送装置において、 前記光送信機は、第1レベル乃至第Nレベルの順に光パ
    ワーが増加する信号からなり、かつ前記第1レベル乃至
    第Nレベルのそれぞれの光パワーの増分が単調増加する
    ように設定されている前記多値光信号を送出する手段を
    さらに具備することを特徴とする多値光伝送装置。
  9. 【請求項9】 前記多値光信号は、 3段階の光パワーレベルを有する3値光信号であること
    を特徴とする請求項8記載の多値光伝送装置。
  10. 【請求項10】 前記光パワーレベルの第3レベルと第
    2レベルとの差は、 該光パワーレベルの第2レベルと第1レベルとの差より
    大きいことを特徴とする請求項9記載の多値光伝送装
    置。
  11. 【請求項11】 前記多値光信号は、 前記光変調器の非線形性を利用して生成されることを特
    徴とする請求項8または9記載の多値光伝送装置。
  12. 【請求項12】 前記光変調器は、 ニオブ酸リチウム光変調器であることを特徴とする請求
    項11記載の多値光伝送装置。
  13. 【請求項13】 前記光変調器は、 電界吸収型半導体光変調器であることを特徴とする請求
    項11記載の多値光伝送装置。
  14. 【請求項14】 前記多値光信号は、 前記光変調器に予め非線形回路で歪ませた信号を入力す
    ることで生成されることを特徴とする請求項8または9
    記載の多値光伝送装置。
  15. 【請求項15】 前記光送信機は、 前記非線形回路をさらに具備することを特徴とする請求
    項14記載の多値光伝送装置。
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