JP2500356B2 - じゃが芋の萌芽抑制方法 - Google Patents

じゃが芋の萌芽抑制方法

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JP2500356B2
JP2500356B2 JP5152647A JP15264793A JP2500356B2 JP 2500356 B2 JP2500356 B2 JP 2500356B2 JP 5152647 A JP5152647 A JP 5152647A JP 15264793 A JP15264793 A JP 15264793A JP 2500356 B2 JP2500356 B2 JP 2500356B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、じゃが芋の萌芽抑制方
法に関するものであり、さらに詳しくは本発明は、低温
貯蔵に代わる方法として、あるいは低温貯蔵と併用して
エタノールによりじゃが芋の萌芽を抑制し、商品性を高
く保持することのできる方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】じゃが芋は栽培期間が短く気候適応性が
広いため、作期は種々の品種を用いることにより周年に
わたり、全国で栽培されている。周年の供給体制がほぼ
確立されているものの、デンプン価が高く、価格が安定
している北海道産のじゃが芋は、とくに加工業界からの
ニーズが高く、加工食品用の85%を占め、市場販売用
の5割を、また総生産量では約7割を占めている。北海
道で8〜10月に収穫された芋は翌年の4〜5月まで市
場に出回り、加工用としては7月頃まで利用される。
【0003】しかし、じゃが芋は収穫後の貯蔵中の一定
期間の生理的休眠の後、萌芽・成長すると、重量減少、
萎凋、栄養素の損失、物理的な衝撃等による傷を受け易
くなる等、商品性が失われるばかりでなく、萌芽に伴い
有毒なグルコアルカロイドも生成する。このため食品業
界では北海道産のじゃが芋が品薄になる4月から8月の
間にいかに高品質の芋を仕入れるかが問題となってい
る。萌芽抑制方法として、放射線(γ線)照射やマレイ
ン酸ヒドラジドなどの薬剤処理があるが、安全性を疑問
視する動きもある。このため、現在は主に低温貯蔵し生
理活性を抑えて貯蔵期間を延長しているが、コストが高
く、春先以降には、流通の場に出すと急に萌芽してしま
う。また、ポテトチップスやフレンチフライの製品の仕
上がりを良くするための加工直前のリコンディショニン
グ処理(低温貯蔵中に増加した還元糖を温度を上げるこ
とにより減少させる)際の萌芽と成分ロスも問題となっ
ている。さらに、低温貯蔵にも貯蔵期間に限界がある。
本発明は、低温貯蔵に代わる方法として、あるいは低温
貯蔵と併用してエタノールによりじゃが芋の萌芽を抑制
し、商品性を高く保持することのできるじゃが芋の萌芽
抑制方法を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
の結果、食品に添加しても差し障りのないエタノールを
じゃが芋の周皮に接触させるだけで、簡単に萌芽抑制を
行えるという驚くべき事実を見いだし、本発明を完成す
ることができた。
【0005】すなわち本発明は、じゃが芋の周皮に、
60〜100容量%の濃度のエタノール水溶液を接触さ
せることを特徴とする、じゃが芋の萌芽抑制方法を提供
するものである。
【0006】また本発明は、60〜100容量%濃度
のエタノール水溶液中にじゃが芋を浸漬させる、前記
に記載の方法を提供するものである。
【0007】さらに本発明は、エタノール濃度が10
0容量%である、前記に記載の方法を提供するもので
ある。
【0008】さらにまた本発明は、エタノールと接触
後、じゃが芋を低温で貯蔵する、前記ないしのいず
れか1項に記載の方法を提供するものである。
【0009】また本発明は、じゃが芋の萌芽期に、じゃ
が芋とエタノール水溶液を2回にわたり接触させる、前
記ないしのいずれか1項に記載の方法を提供するも
のである。
【0010】また本発明は、じゃが芋の周皮にエタノー
ル蒸気を接触させることを特徴とする、じゃが芋の萌芽
抑制方法を提供するものである。
【0011】以下、本発明をさらに詳細に説明する。エ
タノール水溶液とじゃが芋の周皮との接触方法として
は、とくに制限されないが、例えば、a)エタノール水
溶液にじゃが芋を浸漬させる方法、b)例えばデシケー
ター中にエタノールを入れ、エタノール蒸気を飽和さ
せ、ここにじゃが芋を24時間程度おく方法、c)適当
な紙やタオル等にエタノール水溶液をしみこませて、こ
れにじゃが芋をくるむ方法等が挙げられるが、手間のか
からない簡単な方法としては、前記a)のじゃが芋をエ
タノール水溶液に浸漬させる方法またはb)のじゃが芋
とエタノール蒸気とを接触させる方法が好ましい。
【0012】本発明において、じゃが芋の周皮にエタノ
ール水溶液を接触させる場合、エタノール濃度は、60
〜100容量%を用いることができ、好ましくは100
容量%である。エタノール濃度が60容量%未満では、
萌芽抑制に効果が見られない。以下本明細書において
は、濃度100容量%のエタノールも用語“エタノール
水溶液”に含まれるものとし、また、以後特記しない限
りエタノールに関する%は、容量%を意味するものとす
る。なお、本発明に使用できるエタノールは、例えば一
般的なグレードから高純度に精製されたものまで使用す
ることができ、とくに制限されない。
【0013】じゃが芋の周皮とエタノールとの接触時期
は、じゃが芋の収穫直後、あるいは休眠期間後のいずれ
でもよい。休眠期間後の場合、上記のようにじゃが芋と
エタノールとを接触させた後であっても、萌芽すること
がごく希に見られる。そのときは、じゃが芋とエタノー
ルの接触を2回に分けて行うことが好ましい。例えば、
休眠期間終了後且つ萌芽期(芽が1cm程度出た時点)に
1回、そして再度萌芽が見られたときにさらに1回エタ
ノールと接触させることができる。このことにより、萌
芽抑制効果が一層高まる。
【0014】じゃが芋とエタノールとの接触時間は、じ
ゃが芋が変質をきたさない範囲において長ければ長いほ
どよいが、通常10〜60分である。エタノール温度
は、とくに規定されないが、通常は室温で用いられる。
【0015】本発明で使用できるじゃが芋の種類はとく
に制限されず、自由に選択することができる。
【0016】上記のような本発明方法に従ってじゃが芋
とエタノールを接触させた後は、常温および低温貯蔵に
おいて、じゃが芋の萌芽に抑制効果が見られるが、とく
に低温貯蔵の場合、その効果が著しい。
【0017】
【実施例】以下、本発明を実施例によって説明する。な
お、湿度の%は特記しない限り相対湿度である。実施例 1 (休眠期間後のじゃが芋のエタノール処
理) 試料としては、適当な環境が整えば萌芽する状態にあ
る、強制休眠中の1991年北海道十勝産じゃが芋(秋
に収穫後、雪中保存し春に市場に出荷されたものを購
入)を用いた。1992年5月1日、30cm×40cm×
12cmのプラスチック製容器に50または100%エタ
ノール(1級)約3lを入れ、その中でじゃが芋が完全
に浸漬するようにし、2、10、30および60分間室
温で浸漬後、紙製タオル(キムタオル、十条キンバリー
社製)上で風乾した。その後、湿度100%、5および
20℃の貯蔵条件で約60日間貯蔵し、萌芽状態を観察
した。1群6個の芋を使い、萌芽は芽の長さが3mm以上
のものの萌芽数を調べた。なお、対照は、本発明の処理
を全く行っていない水洗のみの同種類のじゃが芋であ
る。その結果を図1に示す。各種エタノール水溶液のエ
タノール濃度および貯蔵温度における貯蔵中の萌芽率
(萌芽した芋の数/各群の芋の数)を図1に示した。な
お、図中の印上の棒の数は萌芽数を示す。
【0018】図1aおよびbより、50%エタノール水
溶液で浸漬した場合の萌芽抑制効果はほとんど無いこと
が判る。しかしながら、図1dより、100%エタノー
ルに浸漬後では、20℃で貯蔵した場合、浸漬時間が長
いほど萌芽率が低い傾向があると同時に、萌芽率が10
0%となっても萌芽数は対照と比べ少ないことが判る。
また、図1cより、100%エタノールに浸漬後、5℃
で低温貯蔵した場合では、30日前後に対照が100%
萌芽したのに対し、2分処理群が貯蔵60日までに40
%萌芽したのにとどまり、10、30、60分処理群で
は全く萌芽しなかったことが判る。
【0019】実施例 2 (収穫直後のじゃが芋のエタノール処理) 試料として、92年3月植え付け、7月4日に収穫し
た、秋作じゃが芋の代表的品種である東京都町田産デジ
マを涼しい暗所に放置し、7月7日に水洗後、100%
エタノールに10、30および60分間浸漬風乾した
後、湿度85%、5℃および湿度65%、20℃に貯蔵
し、萌芽状態を観察した。なお、対照は、本発明の処理
を全く行っていない水洗のみの同種類のじゃが芋であ
る。また、この実験のじゃが芋は、休眠中であると考え
られる。その結果を図2に示す。図2に、デジマのエタ
ノール処理による貯蔵中の萌芽率を示した。図2bよ
り、20℃(室温)の貯蔵条件では、対照群が約50日
前後に萌芽し始めているが、エタノール処理により顕著
な萌芽抑制効果が見られることが判る。図2aより、5
℃の貯蔵条件では、生理的休眠後に強制休眠に入ったよ
うで、対照群が100日前後で萌芽し始めたが、エタノ
ール処理群では貯蔵145日まで萌芽は見られなかっ
た。
【0020】さらに、上記実施例2で得られた一定期間
貯蔵後のデジマを一群各3個ずつ皮を剥き、(周皮+皮
層部)および可食部である髄部に分け以下の項目につい
て測定した。以下前者を“皮”、後者を“身”とし、萌
芽後の芽は皮に含めた。
【0021】ビタミンC含量(野菜中の栄養因子として重要) 飯島らの方法(ビタミン63、497〜502頁、1989年)に
従い、じゃが芋の皮および身の試料から終濃度5%トリ
クロロ酢酸で抽出した上澄液中の総ビタミンC(酸化型
と還元型の合計)を、α,α'−ジピリジル法により定
量した。結果として、5および20℃の貯蔵条件におけ
る芋1個当たりのビタミンC含量(生産量100g当た
りのmg)を算出し、図3aおよびbに示した。5℃(図
3a)および20℃(図3b)いずれにおいても、ビタ
ミンCは各群とも60日までに貯蔵開始時の70〜80
%に減少し、その後100日まではほぼ一定値を示し1
45日目にはやや増加した。いずれの貯蔵条件において
も、エタノール処理による明らかな影響は見られなかっ
たといえる。
【0022】グルコアルカロイド(萌芽に伴う毒性物質) グルコアルカロイド(α−ソラニン、α−チャコニン)
含量は、皮および身の試料からのメタノール抽出物を濃
縮後、簡易カラム(セップパックC18、ウオーターズ
社製)で精製し、高速液体クロマトグラフィー(HPL
C)分析により分離定量した。HPLC条件を以下に記
す。 検出器:分光光度計(島津製作所社製、SPD−6A
V) 検出波長:205nm カラム:μBondasphereNH2(ウオーターズ社製) 溶媒系:アセトニトリル:20mM KH2PO4=3.
8:1 流量:1.2ml/分 結果として、5℃および20℃で貯蔵条件におけるじゃ
が芋の、皮のα−チャコニンおよびα−ソラニン、身の
両グルコアルカロイドの合計量(mg%)をそれぞれ図4
a、b、cおよび図5d、e、fに示した。5℃の貯蔵
条件では貯蔵期間を通して、皮のα−チャコニン、α−
ソラニン、身の総グルコアルカロイドのいずれも、すべ
ての群で実験開始時のレベル程度に一定しており、エタ
ノール処理による影響は見られなかった。20℃の貯蔵
条件においても、エタノール処理による影響はとくに見
られず、とくにエタノール30および60分浸漬処理群
では、実験開始時の低レベルに保たれていた。可食部で
ある身において、いかなる貯蔵条件においても、市場流
通の限界値とされる20mg%を大きく下回る低レベルに
一定していた。
【0023】還元糖量(メイラード反応による褐色化に関係) 還元糖量は身からの66%メタノール抽出物をセップパ
ックC18で精製した試料を、HPLC分析により分離
定量し、身の果糖、ぶどう糖含量を算出した。HPLC
条件を以下に記す。 検出器:示差屈折計(R410、ウオーターズ社製) カラム:Asahipak NH2P-50(旭化成社製) 溶媒系:アセトニトリル:水=3:1 流量:1.0ml/分 結果として、5℃および20℃貯蔵条件における身の還
元糖の合計量(果糖+ぶどう糖)(mg/g生重量)を図
6aおよびbにそれぞれ示した。図6aより、5℃の低
温貯蔵に伴い還元糖が著しく増加した後、ほぼ一定レベ
ルを示した。還元糖はメイラード反応によりポテトチッ
プス、フレンチフライ製品を褐色化するため、現在これ
らの加工用に使われる品種の還元糖含量の限界は0.3
%(3mg/g)未満であり、さらに貯蔵中に還元糖が増
加しない品種の開発などが試みられている。デジマはこ
れらの加工用に使われることはないが、60分処理によ
り低温貯蔵下での還元糖の増加が若干遅れる傾向が見ら
れた。図6bより、20℃の貯蔵条件においては、貯蔵
開始後の還元糖の極端な増加はみられず、ほぼ一定して
いた。
【0024】官能検査 貯蔵145日後に皮を剥き、2cm角程度に整形してゆで
た各群のじゃが芋について、パネル5人で順位法で官能
検査を行い、クレーマーの表で検定した。5℃および2
0℃の貯蔵条件において、145日間貯蔵したじゃが芋
の順位法による官能検査の結果(順位の合計と判定)、
5℃の貯蔵条件では、各項目(におい、味、食感)およ
び総合評価においてもエタノール処理による有意な差は
みられなかった。20℃の貯蔵条件では、味および食感
で30分処理群が有意に好まれ、味総合評価で60分処
理群が有意に好まれない結果となったが、対照群との相
違は僅かであった。
【0025】実施例 3 実施例1と同様の方法において、北海道産農林1号、北
海道産ホッカイコガネおよび北海道産トヨシロについて
実験したところ、60〜100%エタノール水溶液にお
いて、萌芽抑制効果が認められた。
【0026】実施例 4 20℃の貯蔵条件における実施例2で用いたデジマの萌
芽期に、まず、実施例1の手法において、100%エタ
ノールにこのデジマを1回浸漬し、芽が収縮・消失した
後、再度萌芽した時点で、さらに2回目の100%エタ
ノール浸漬処理を行った。その結果を図7bに示す。な
お萌芽期に1回だけエタノール浸漬処理したデータ(図
7a)も併せて示した。図中において、矢印はエタノー
ル浸漬処理を示す。図7aと比べて、2回処理した図7
bは、一層の萌芽抑制効果があることが判る。
【0027】比較例 1 20%および40%エタノール水溶液を用いること以外
は、実施例1および2と同様に実験を行ったところ、こ
のエタノール水溶液濃度(20および40%)では、じ
ゃが芋の萌芽抑制効果がほとんど見られなかった。
【0028】
【発明の効果】上記実施例および比較例から明らかなよ
うに、じゃが芋の周皮と、60〜100%エタノール水
溶液とを単に接触させるだけで、著しい萌芽抑制効果が
見られることが判る。従って、本発明により、低温貯蔵
に代わる方法として、あるいは低温貯蔵と併用してエタ
ノールによりじゃが芋の萌芽を抑制し、商品性を高く保
持することのできるじゃが芋の萌芽抑制方法が提供され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】男爵芋の萌芽に対するエタノール処理の効果を
示す図である。
【図2】デジマの萌芽に対するエタノール処理の効果を
示す図である。
【図3】デジマの総ビタミンC含量に及ぼすエタノール
処理の影響を示す図である。
【図4】デジマのグルコアルカロイド含量に及ぼすエタ
ノール処理の影響を示す図である。
【図5】デジマのグルコアルカロイド含量に及ぼすエタ
ノール処理の影響を示す図である。
【図6】デジマの糖含量に及ぼすエタノール処理の影響
を示す図である。
【図7】デジマの萌芽期における2回処理の効果を示す
図である。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 じゃが芋の周皮に、60〜100容量%
    の濃度のエタノール水溶液を接触させることを特徴とす
    る、じゃが芋の萌芽抑制方法。
  2. 【請求項2】 60〜100容量%濃度のエタノール水
    溶液中にじゃが芋を浸漬させる、請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 エタノール濃度が100容量%である、
    請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 エタノール水溶液と接触後、じゃが芋を
    低温で貯蔵する、請求項1ないし3のいずれか1項に記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 じゃが芋の萌芽期に、じゃが芋とエタノ
    ール水溶液を2回にわたり接触させる、請求項1ないし
    4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 じゃが芋の周皮にエタノール蒸気を接触
    させることを特徴とする、じゃが芋の萌芽抑制方法。
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