JP2500214Y2 - 開閉器用入切表示装置 - Google Patents

開閉器用入切表示装置

Info

Publication number
JP2500214Y2
JP2500214Y2 JP4077590U JP4077590U JP2500214Y2 JP 2500214 Y2 JP2500214 Y2 JP 2500214Y2 JP 4077590 U JP4077590 U JP 4077590U JP 4077590 U JP4077590 U JP 4077590U JP 2500214 Y2 JP2500214 Y2 JP 2500214Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pointer
main shaft
shaft
switch
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4077590U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03131037U (ja
Inventor
龍志 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
Priority to JP4077590U priority Critical patent/JP2500214Y2/ja
Publication of JPH03131037U publication Critical patent/JPH03131037U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2500214Y2 publication Critical patent/JP2500214Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Mechanisms For Operating Contacts (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、特に柱上開閉器等の屋外用開閉器に好適な
開閉器用入切表示装置に関する。
〔従来の技術〕
従来より、開閉器の入切状態を外部表示する場合、開
閉器ケースより導出した主軸の端部に開閉表示指針を直
接取り付け、主軸と共に回動する指針をケース表面に形
成した「入」,「切」の表示に合わせるようにしてい
る。
すなわち、第3図及び第4図はガス開閉器,真空開閉
器等の柱上開閉器の概略構成を示したものであり、開閉
器ケース(1)内に3相の消弧室(2)が左右方向に配
列して収納され、各消弧室(2)の固定接触子側がそれ
ぞれケース(1)の後壁に貫設されたブッシング(3)
に接続されると共に、各消弧室(2)の可動接触子側が
それぞれ連結軸(4)及び可撓リード(5)を介してケ
ース(1)の前壁に貫設されたブッシング(6)に接続
されている。
ケース(1)の左側には操作機構部(7)が一体に設
けられ、これに連結された主軸(8)がケース(1)内
の上部に左右方向に配設され、主軸(8)に固定された
3相の絶縁レバー(9)がそれぞれ各相の連結軸(4)
にピン結合され、主軸(8)の正逆回動によりレバー
(9)及び連結軸(4)を介して各相の可動接触子が直
線移動し、各消弧室(2)が入切操作される。
前記主軸(8)の端部は、第5図に示すように、ケー
ス(1)の右側壁に貫設されたベアリング受け(9)及
びベアリング(10)を通して外部へ導出され、これに開
閉表示指針(11)がボルト(12)により取り付けられて
いる。(13)はOリングである。
そして、開閉動作時、操作機構部(7)により主軸
(8)が回動すると、これに連動して各消弧室(2)内
の可動接触子が動作し、主接点が入切操作され、同時に
指針(11)が回動し、入切状態が外部表示される。
この場合、指針(11)には主軸(8)から大きな回転
トルクが伝達されるため、指針(11)が氷結してもこの
回転トルクにより氷を砕くことができる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、従来構造では、指針(11)が主軸(8)に直
接取り付けられるため、例えば指針(11)を作業員が手
で動かしたり、枝木が当接する等して外力にて動くと、
主軸(8)が回動して主接点まで動作してしまい、電力
系統に支障をきたす可能性がある。
また、指針(11)を手や外力で固定したり負荷を与え
たりすると、開閉動作時、けがをしたり、開閉器の動作
不良を生じ、特に遮断動作時には、可動接触子の動きが
緩慢となることからアークの消弧が円滑に行われず、遮
断不能となり、地絡事故を招き、短絡事故にまで波及す
る可能性がある。
本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に留
意してなされたものであり、その目的とするところは、
指針を外部より固定もしくは動かしても安全であり、し
かも氷結時にも確実な開閉表示が行える開閉器用入切表
示装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、本考案の開閉器用入切表
示装置では、開閉器ケースの側壁に回動自在に貫設され
前記ケース外の端部に開閉表示指針が取り付けられ主軸
に平行な指針軸と、前記主軸に固着され先端にピンを備
えた主動レバーと、前記主軸と前記指針軸とを連結し前
記主軸の正逆回動力を前記指針軸に伝達するばね部材
と、前記指針軸に取り付けられ前記主軸の正逆回動の最
終位置直前でそれぞれ前記ピンが衝接する2つの砕氷用
片を有する従動レバーとを備えたことを特徴としてい
る。
〔作用〕
前述した構成によれば、開閉動作時、主軸が回動する
とこの回動力がばね部材を介して指針軸に伝達され、指
針軸と共に指針が回動する。
指針の氷結時には、主軸が回動しても指針が回動しな
いことがあるが、このような場合、主軸の回動の最終位
置直前で主動レバーのピンが従動レバーの砕氷用片に衝
接して指針軸に蹴り出しの起動力を与えることができる
ため、氷を砕いて指針を正しく回動させることができ
る。
主軸と指針軸とはばね部材で連結されるので、指針が
手や外力で固定あるいは回動されても主軸には影響を与
えない。
〔実施例〕
1実施例につき、第1図及び第2図を用いて説明す
る。
これらの図面において、前記と同一記号は同一もしく
は相当するものを示すものとし、(14)は開閉器ケース
(1)の右側壁にベアリング受け(9)及びベアリング
(10)を介して回動自在に貫設された指針軸であり、主
軸(8)の下方の近接した位置に主軸(8)と平行に設
けられ、ケース(1)外の指針軸(14)の端部に開閉表
示指針(11)がボルト(12)により取り付けられてい
る。
(15)は主軸(8)の端部に固着され先端部に主軸
(8)に平行な伝達ピン(16)を備えた主動レバー、
(17)は指針軸(14)のほぼ中腹に一体に取り付けられ
下端部に係止ピン(18)を備えた従動レバー、(19),
(20)はそれぞれ指針軸(14)に巻装されそれぞれの一
端が伝達ピン(16)に,それぞれの他端が係止ピン(1
8)に係止された2本の捩りばねであり、指針軸(14)
の端部に嵌着されたC形止め輪(21)により抜け止めさ
れている。
この2本の捩りばね(19),(20)は、荷重方向が互
いに逆向きになるように装着され、主軸(8)と指針軸
(14)とを両レバー(15),(17)を介して連結するば
ね部材を構成している。
(22),(23)は従動レバー(17)の上端部両側に形
設されそれぞれ主動レバー(15)の伝達ピン(16)に対
向した2つの砕氷用片であり、指針(11)に何らかの負
荷がかかっている場合に主軸(8)の正逆回動時の最終
位置直前において伝達ピン(16)が両砕氷用片(22),
(23)にそれぞれ衝接するようになっている。
前述した構成においては、通常動作の場合、すなわち
指針(11)に負荷がかかっていない場合、主軸(8)が
正逆回動すると、主動レバー(15),伝達ピン(16),
捩りばね(19),(20),係止ピン(18)及び従動レバ
ー(17)を介して指針軸(14)が主軸(8)にほぼ連動
するかたちで回動し、指針(11)が回動する。
例えば、第2図の状態から主軸(8)が反時計方向に
回動すると、伝達ピン(16)が1点鎖線の位置まで移動
すると共に、一方の捩りばね(19)の一端が1点鎖線の
状態に動作し、捩りばね(19)にばね力が蓄勢され、こ
の蓄勢力が捩りばね(19)の他端より係止ピン(18)及
び従動レバー(17)を介して指針軸(14)に伝達され、
指針軸(14)が時計方向に回動し、同様に指針(11)が
回動する。
また、指針(11)を作業員が手で持ったり、指針(1
1)に枝木等が当接して負荷がかかった場合、主軸
(8)が回動しても捩りばね(19),(20)が蓄勢され
るだけで従動レバー(17)及び指針軸(14)は動作しな
いが、主軸(8)の回動が最終位置直前になると、例え
ば第2図の場合、伝達ピン(16)が砕氷用片(23)に衝
接して蹴り出し用の起動力が従動レバー(17)に与えら
れ、これにより負荷が取り除かれると、後は捩りばね
(19)の蓄勢力により指針軸(14)と共に指針(11)が
回動する。
指針(11)の氷結時においても、前述と同様に動作
し、主軸(8)の回動の最終位置直前に伝達ピン(16)
が砕氷用片(22),(23)に衝接することにより、この
蹴り出し用の起動力で氷を砕くことができ、指針(11)
を回動することが可能となる。
ここで、指針(11)を手で固定していた場合、主軸
(8)の回動終期に伝達ピン(16)により従動レバー
(17)が回動し指針(11)も回動するが、伝達ピン(1
6)が砕氷用片(22),(23)に衝接することによる従
動レバー(17)の動作角度は微少なため、けがをするこ
とはない。
このように、主軸(8)と指針軸(14)とを捩りばね
(19),(20)により連結することにより、前述したよ
うに、指針(11)に負荷がかかっていたり、指針(11)
が氷結していても、主軸(8)はその回動動作が保証さ
れ、従来のような開閉器の動作不良を招くことがない。
同様に、指針(11)を手で動かしても、この回動が主
軸(8)に直接伝達されることがなく、この場合、指針
(11)と共に従動レバー(17)が回動してその砕氷用片
(22),(23)により伝達ピン(16)及び主動レバー
(15)を介して主軸(8)が動作するが、その動作角度
は微少なため、開閉器として支障にならない。
〔考案の効果〕
本考案は、以上説明したように構成されているため、
次に記載する効果を奏する。
主軸と開閉表示指針を取り付けた指針軸とをばね部材
で連結し、主軸の回動に応じて指針を回動できるように
したため、指針に負荷が加わった場合でも主軸の回動動
作に支障を与えることがなく、指針を手で固定した時に
開閉動作が行われてもけがをすることはなく、更に指針
が手等で動いても開閉器主接点が動作してしまうことも
なく、開閉器の安定した動作と作業員に対する安全性を
確保できるものである。
しかも、指針が固定された場合には、主軸に一体の主
軸レバーのピンをその回動の最終位置直前において従動
レバーの砕氷用片に衝接させ、指針軸を介して指針に蹴
り出し用の起動力を与えることができるため、指針の氷
結時でも氷を砕いて指針の確実な表示動作を行わせるこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案による開閉器用入切表示装置
の1実施例を示し、第1図は切断正面図、第2図は切断
側面図、第3図及び第4図は従来の入切表示装置を備え
た柱上開閉器の切断正面図及び切断側面図、第5図は従
来の入切表示装置を示す切断正面図である。 (1)……開閉器ケース、(8)……主軸、(11)……
開閉表示指針、(14)……指針軸、(15)……主動レバ
ー、(16)……伝達ピン、(17)……従動レバー、(1
9),(20)……捩りばね、(22),(23)……砕氷用
片。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】主軸の回動に応じて開閉表示指針を回動
    し、開閉器の入切状態を表示する開閉器用入切表示装置
    において、 開閉器ケースの側壁に回動自在に貫設され前記ケース外
    の端部に前記指針が取り付けられた前記主軸に平行な指
    針軸と、前記主軸に固着され先端にピンを備えた主動レ
    バーと、前記主軸と前記指針軸とを連結し前記主軸の正
    逆回動力を前記指針軸に伝達するばね部材と、前記指針
    軸に取り付けられ前記主軸の正逆回動の最終位置直前で
    それぞれ前記ピンが衝接する2つの砕氷用片を有する従
    動レバーとを備えた開閉器用入切表示装置。
JP4077590U 1990-04-16 1990-04-16 開閉器用入切表示装置 Expired - Lifetime JP2500214Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4077590U JP2500214Y2 (ja) 1990-04-16 1990-04-16 開閉器用入切表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4077590U JP2500214Y2 (ja) 1990-04-16 1990-04-16 開閉器用入切表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03131037U JPH03131037U (ja) 1991-12-27
JP2500214Y2 true JP2500214Y2 (ja) 1996-06-05

Family

ID=31550857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4077590U Expired - Lifetime JP2500214Y2 (ja) 1990-04-16 1990-04-16 開閉器用入切表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2500214Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7239058B2 (ja) * 2020-03-17 2023-03-14 三菱電機株式会社 ベアリング保持装置およびこのベアリング保持装置を備えた気中遮断器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03131037U (ja) 1991-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4058895B2 (ja) 回路しゃ断器のハンドル操作機構
JP2735565B2 (ja) 小型電気回路ブレーカの作動装置
US5504284A (en) Device for mechanical and electrical lockout of a remote control unit for a modular circuit breaker
JP2000501224A (ja) スイッチアッセンブリ
CN208385305U (zh) 一种断路器的连锁机构
KR100512917B1 (ko) 모터보호용 차단기의 핸들구동장치
CN100421200C (zh) 一种小型剩余电流动作断路器的操作机构
JP2500214Y2 (ja) 開閉器用入切表示装置
US7482548B2 (en) Extended actuating device for a circuit breaker including a trip assistance device
CN207834238U (zh) 新型小型断路器自动分合闸控制机构及断路器
KR100849173B1 (ko) 누전차단기용 레버 복귀 장치
US6495781B2 (en) Handle position indicator
JP2598890B2 (ja) しや断器等のインターロツク装置
CN219759497U (zh) 一种断路器操作机构的锁定结构
KR100817533B1 (ko) 누전차단기의 자동 레버 회동장치
JP2005197250A (ja) モータ保護遮断器用先行始動型不足電圧トリップ装置の連動装置
CN104601048A (zh) 能快速分断的电机起动器的操作机构
CN216719856U (zh) 一种漏电断路器的新型操作系统、以及漏电断路器
JP7354874B2 (ja) 開閉装置用鎖錠機構付電動操作装置
CN221041002U (zh) 一种小型重合闸断路器齿轮传动机构
CN221226139U (zh) 一种小型断路器
WO2022205758A1 (zh) 一种断路器用多联动手柄
JP2666956B2 (ja) 開閉器の操作装置
JPH07122153A (ja) 遮断器操作ばねの蓄勢装置
KR100493401B1 (ko) 회로차단기용 부속장치의 트립기구 구동장치