JP2026075813A - 車両の制御装置 - Google Patents
車両の制御装置Info
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Abstract
【課題】内燃機関から水分を適切に除去することができる車両の制御装置を提供する。
【解決手段】車両の制御装置は、処理回路を有する。車両は、クランクケースを有する内燃機関と、内燃機関を始動させるスタータと、内燃機関の燃焼室に空気を導入する吸気通路に設けられるスロットル弁と、吸気通路におけるスロットル弁の上流に設けられる電動過給機と、を備える。処理回路は、内燃機関が停止された後に、内燃機関内の水分を除去する水分除去処理を実行する機能を有する。水分除去処理は、スタータで内燃機関をクランキングしながらスロットル弁を開弁して電動過給機を作動させる第1の処理(S103、S104、S105)と、スロットル弁を開弁して電動過給機を作動させる第2の処理と、を含む。処理回路は、内燃機関が停止された後に、第1の処理と第2の処理との少なく1つを実行する。
【選択図】図2
【解決手段】車両の制御装置は、処理回路を有する。車両は、クランクケースを有する内燃機関と、内燃機関を始動させるスタータと、内燃機関の燃焼室に空気を導入する吸気通路に設けられるスロットル弁と、吸気通路におけるスロットル弁の上流に設けられる電動過給機と、を備える。処理回路は、内燃機関が停止された後に、内燃機関内の水分を除去する水分除去処理を実行する機能を有する。水分除去処理は、スタータで内燃機関をクランキングしながらスロットル弁を開弁して電動過給機を作動させる第1の処理(S103、S104、S105)と、スロットル弁を開弁して電動過給機を作動させる第2の処理と、を含む。処理回路は、内燃機関が停止された後に、第1の処理と第2の処理との少なく1つを実行する。
【選択図】図2
Description
本発明は、車両の制御装置に関する。
従来、冷間状態で内燃機関を停止させる際に、内燃機関の燃焼室を掃気した後に内燃機関を停止させる車両の制御装置が存在する。冷間状態は、内燃機関の温度が雰囲気温度以下の状態である。たとえば、特許文献1の車両の制御装置は、冷間状態で内燃機関を停止させる際に、燃料噴射を停止した状態で内燃機関をモータリングする掃気処理を実行する。
掃気処理は、燃焼室内の水分を排除し、内燃機関停止中に燃焼室内に水分が残ることによる不具合を抑制するために行なわれる。不具合は、たとえば、点火プラグの凍結などである。掃気処理が完了した後に内燃機関を停止させることにより、燃焼室内に残留する水分による不具合が抑制される。このため、内燃機関の始動性を確保することができる。
特許文献1の制御装置には、つぎのような懸念がある。たとえば、燃料が燃焼することにより水が生成される。燃料の燃焼時に発生する水分の量によっては、内燃機関内の水分が十分に除去されないおそれがある。このため、内燃機関から水分を適切に除去するための車両の制御装置が求められている。
上記課題を解決する車両の制御装置は、処理回路を有する。車両は、クランクケースを有する内燃機関と、前記内燃機関を始動させるスタータと、前記内燃機関の燃焼室に空気を導入する吸気通路に設けられるスロットル弁と、前記吸気通路における前記スロットル弁の上流に設けられる電動過給機と、を備える。前記処理回路は、前記内燃機関内の水分を除去する水分除去処理を実行する機能を有する。前記水分除去処理は、前記スタータで前記内燃機関をクランキングしながら前記スロットル弁を開弁して前記電動過給機を作動させる第1の処理と、前記スロットル弁を開弁して前記電動過給機を作動させる第2の処理と、を含む。前記処理回路は、前記内燃機関が停止された後に、前記第1の処理と前記第2の処理との少なく1つを実行するように構成される。
本発明の車両の制御装置によれば、内燃機関から水分を適切に除去することができる。
以下、車両の制御装置の一実施の形態を説明する。
図1に示すように、制御装置1は、車両を制御する。車両は、内燃機関10を備えている。内燃機関10は、車両の動力源であって、たとえば水素を燃料とする。内燃機関10は、シリンダブロック11と、シリンダヘッド12と、ヘッドカバー13と、クランクケース14とを有している。シリンダブロック11は、複数のシリンダ15と、複数のピストン16とを有している。説明の便宜上、図1には1つのシリンダ15と1つのピストン16のみが示されている。シリンダ15は、シリンダブロック11の内部に設けられた空間であって、円形の断面形状を有する。ピストン16は、円形の断面形状を有する筒状体であって、シリンダ15の内部に往復運動可能に収容されている。
図1に示すように、制御装置1は、車両を制御する。車両は、内燃機関10を備えている。内燃機関10は、車両の動力源であって、たとえば水素を燃料とする。内燃機関10は、シリンダブロック11と、シリンダヘッド12と、ヘッドカバー13と、クランクケース14とを有している。シリンダブロック11は、複数のシリンダ15と、複数のピストン16とを有している。説明の便宜上、図1には1つのシリンダ15と1つのピストン16のみが示されている。シリンダ15は、シリンダブロック11の内部に設けられた空間であって、円形の断面形状を有する。ピストン16は、円形の断面形状を有する筒状体であって、シリンダ15の内部に往復運動可能に収容されている。
シリンダヘッド12は、シリンダブロック11の上部に設けられている。シリンダヘッド12は、燃焼室17と、吸気ポート18と、排気ポート19とを有している。燃焼室17は、内燃機関10において燃焼が行われる空間であって、シリンダブロック11、シリンダヘッド12、およびピストン16によって形成される。吸気ポート18は、燃焼室17に吸気を導入する。吸気ポート18には、吸気バルブ20が設けられている。排気ポート19は、燃焼室17から排気を排出する。排気ポート19には、排気バルブ21が設けられている。シリンダヘッド12は、点火プラグ22を有している。点火プラグ22は、燃料噴射弁(図示略)から燃焼室17に噴射される燃料と、吸気ポート18から燃焼室17内に導入される空気との混合気に点火する装置である。燃料噴射弁は、シリンダヘッド12に設けられる。燃料噴射弁から噴射される燃料は、たとえば水素である。
ヘッドカバー13は、シリンダヘッド12の上部に設けられている。ヘッドカバー13は、シリンダヘッド12の上部を覆う中空体である。クランクケース14は、シリンダブロック11の下部に設けられている。クランクケース14は、クランクシャフト(図示略)を収容する。クランクシャフトは、コネクティングロッド(図示略)を介してピストン16に連結される。クランクシャフトは、ピストン16の往復運動と連動して回転する。
車両は、スタータ23を備えている。スタータ23は、内燃機関10を始動させるための装置である。スタータ23は、たとえばモータであって、クランクシャフトに動力伝達可能に連結されている。内燃機関10を始動する際、スタータ23は、内燃機関10が自立して作動できるレベルまでクランクシャフトを回転させる。
車両は、吸気通路RINと排気通路ROUTとを有している。吸気通路RINは、内燃機関10の燃焼室17に空気を導入する通路であって、吸気マニホールド31と、吸気管32とを有している。排気通路ROUTは、内燃機関10の燃焼室17から排出される排気ガスを排出するための通路であって、排気管33を有している。排気管33の第1の端部は、排気ポート19の下流部に連結されている。排気管33の第2の端部は、排気システムを介して大気に開放されている。
吸気マニホールド31は、吸気ポート18の上流部に連結されている。上流部は、吸気ポート18のうち燃焼室17と反対側の部分である。吸気管32は、吸気マニホールド31の上流部に連結されている。上流部は、吸気マニホールド31のうち吸気ポート18と反対側の部分である。吸気管32は、エアクリーナ35と、電動過給機36と、ターボチャージャ37と、インタークーラ38と、スロットル弁39とを有している。吸気管32の上流側から順に、エアクリーナ35、電動過給機36、ターボチャージャ37、インタークーラ38、およびスロットル弁39が配置されている。
エアクリーナ35は、吸気管32に取り込まれる空気を濾過する。電動過給機36は、過給に必要な圧力をアシストする。過給とは、空気を圧縮して密度を高め、それを内燃機関10のシリンダ15内に導くことである。電動過給機36は、モータと、モータにより駆動されるコンプレッサとを有している。コンプレッサは、吸気管32内の空気を圧縮する。
ターボチャージャ37は、内燃機関10からの排気ガスを動力源として内燃機関10を過給する装置である。ターボチャージャ37は、コンプレッサ37Aとタービン37Bとを有している。コンプレッサ37Aは、吸気管32上に配置されている。タービン37Bは、排気管33上に配置されている。コンプレッサ37Aとタービン37Bとは、同軸上に連結されている。タービン37Bは、内燃機関10からの排気ガスによって駆動される。コンプレッサ37Aは、タービン37Bによって駆動される。コンプレッサ37Aは、吸気管32内の空気を圧縮する。空気の温度は、圧縮されることにより上昇する。
ターボチャージャ37による過給は、電動過給機36によってアシストされる。これにより、ターボチャージャ37の応答性が確保される。たとえば、タービン37Bの回転速度が遅い領域では、電動過給機36で圧縮された空気がコンプレッサ37Aに供給される。インタークーラ38は、たとえば熱交換機であって、コンプレッサ37Aによる圧縮により温度が上昇した空気を冷却する。スロットル弁39は、内燃機関10の吸入空気量を調整する弁である。スロットル弁39の開度は、たとえば、モータによって変更される。
内燃機関10は、換気システムを有している。換気システムは、クランクケース14内のブローバイガスを換気するように構成されている。ブローバイガスは、内燃機関10の圧縮行程中または燃焼行程中に、ピストン16とシリンダ15との隙間を通って燃焼室17からクランクケース14内に漏れるガスである。ブローバイガスは、たとえば、燃焼ガス、未燃焼の混合ガス、および内燃機関10の潤滑油を含む。換気システムは、たとえば、第1の通路R1と、第2の通路R2とを有している。
第1の通路R1は、クランクケース14と吸気マニホールド31との間を連通する通路である。第1の通路R1は、第1のガス流路51Aと、第2のガス流路51Bと、第1のオイルセパレータ51Cと、第2のオイルセパレータ51Dと、PCV(Positive Crankcase Ventilation)バルブ51Eとを含む。
第1のオイルセパレータ51Cは、シリンダブロック11における第1のガス流路51Aの途中に設けられている。第2のオイルセパレータ51Dは、ヘッドカバー13の内部に設けられている。第1のオイルセパレータ51Cおよび第2のオイルセパレータ51Dは、第1の通路R1を流れるブローバイガスをオイルミストと未燃焼ガスとに分離する。
第1のガス流路51Aは、シリンダブロック11およびシリンダヘッド12の内部を通過するガス流路であって、クランクケース14と第2のオイルセパレータ51Dとの間を連通するガス流路である。第1のガス流路51Aは、クランクケース14内のブローバイガスを第2のオイルセパレータ51Dに導く。
第2のガス流路51Bは、第2のオイルセパレータ51Dと吸気マニホールド31との間を連通する。第2のガス流路51Bは、たとえば、耐熱性に優れるシリコン製のホースであってもよい。第2のガス流路51Bは、第2のオイルセパレータ51D内の未燃焼ガスを吸気マニホールド31に導く。
PCVバルブ51Eは、第2のガス流路51Bに設けられている。PCVバルブ51Eは、一方向弁に相当する。PCVバルブ51Eは、第1の通路R1を介して吸気マニホールド31からクランクケース14に向かうガスの流れを制限する一方、第1の通路R1を介してクランクケース14から吸気マニホールド31に向かうガスの流れを許容する。ただし、PCVバルブ51Eは、吸気マニホールド31内の圧力が第2のオイルセパレータ51D内の圧力よりも低くなったときに開弁する。これにより、ガスは、第2のオイルセパレータ51Dから吸気マニホールド31の内部に流入可能となる。第2のオイルセパレータ51D内の圧力は、クランクケース14内の圧力と等しい。
第2の通路R2は、電動過給機36とターボチャージャ37との間の吸気管32の部分と、クランクケース14との間を連通する通路である。第2の通路R2は、第3のガス流路52Aと、動弁室52Bと、第3のオイルセパレータ52Cと、第4のガス流路52Dとを含む。
第3のガス流路52Aは、シリンダブロック11およびシリンダヘッド12の内部を通過するガス流路であって、クランクケース14と動弁室52Bとの間を連通するガス流路である。第3のガス流路52Aは、動弁室52Bからクランクケース14へオイルを戻すための通路として機能するとともに、動弁室52Bとクランクケース14との間でガスを流通させるための通路として機能する。
動弁室52Bは、ヘッドカバー13の内部に設けられた空間であって、シリンダヘッド12の動弁機構を収容する。動弁機構は、内燃機関10における吸気バルブ20および排気バルブ21の動作を制御する機構である。
第3のオイルセパレータ52Cは、ヘッドカバー13の内部に設けられている。ガスは、第3のオイルセパレータ52Cと動弁室52Bとの間を流通可能である。第3のオイルセパレータ52Cは、第2の通路R2を流れるブローバイガスをオイルミストと未燃焼ガスとに分離する。
第4のガス流路52Dは、電動過給機36とターボチャージャ37との間の吸気管32の部分と、第3のオイルセパレータ52Cとの間を連通する。第4のガス流路52Dは、たとえば、耐熱性に優れるシリコン製のホースであってもよい。
つぎに、内燃機関10が自然吸気域で運転されているときのクランクケース14の換気について説明する。この場合、内燃機関10の負荷調節のため、吸気はスロットル弁39によって絞られる。このため、スロットル弁39よりも下流側の吸気通路RINの部分、たとえば吸気マニホールド31内の圧力は負圧になる。負圧は、大気圧よりも低い圧力である。吸気マニホールド31内の圧力がクランクケース14内の圧力、ひいては第2のオイルセパレータ51D内の圧力よりも低くなるため、PCVバルブ51Eが開弁する。
PCVバルブ51Eが開弁すると、吸気管32から第2の通路R2を介してクランクケース14内に空気が流入する。また、クランクケース14内のブローバイガスは、第1の通路R1を介して吸気マニホールド31内に吸引される。吸気マニホールド31内に吸引されたブローバイガスは、吸気と共に燃焼室17に送られて燃焼される。このようにブローバイガスを処理することにより、クランクケース14内が換気される。このため、クランクケース14内の水素濃度は低下する。
ただし、このように構成した内燃機関10には、つぎのような懸念がある。たとえば、燃料が燃焼することにより水が生成される。特に、水素を燃料とする内燃機関10は、たとえばガソリンを燃料とする内燃機関に比べて、燃料の燃焼時に水が発生しやすい。車両が走行しているときには、水は水蒸気となって排気ガスと共に排出されるものの、短距離走行あるいは長時間のアイドリングを繰り返すと、吸気通路RIN内あるいは内燃機関10内に水が溜まりやすくなる。このため、低温環境下で内燃機関10を停止すると、内燃機関10の各部に溜まった水が凍結し、様々な不具合を引き起こすおそれがある。不具合としては、たとえば、つぎの第1~第6の不具合A1~A6が考えられる。
A1.点火プラグ22が凍結すること。この場合、電極に付着した氷が原因で点火不良が発生するおそれがある。
A2.吸気バルブ20あるいは排気バルブ21が凍結すること。吸気バルブ20と排気バルブ21とを総称してエンジンバルブという。この場合、エンジンバルブに氷が噛み込むことにより圧縮損失が発生したり、内燃機関10の始動時に吸気通路RIN内の水素濃度が上昇したりするおそれがある。圧縮損失とは、内燃機関10の縮行程中に混合気が漏れる現象である。
A2.吸気バルブ20あるいは排気バルブ21が凍結すること。吸気バルブ20と排気バルブ21とを総称してエンジンバルブという。この場合、エンジンバルブに氷が噛み込むことにより圧縮損失が発生したり、内燃機関10の始動時に吸気通路RIN内の水素濃度が上昇したりするおそれがある。圧縮損失とは、内燃機関10の縮行程中に混合気が漏れる現象である。
A3.ピストンリングが凍結すること。この場合、内燃機関10において圧縮損失が発生したり、ピストン16とシリンダ15との間の密封不良が発生したりするおそれがある。ピストン16とシリンダ15との間の密封性が損なわれると、内燃機関10の始動時にクランクケース14内の水素濃度が上昇したりするおそれがある。
A4.PCVバルブ51Eと配管とが凍結すること。配管は、第1の通路R1と、第2の通路R2とを含む。この場合、クランクケース14内の換気不良が発生したり、クランクケース14の内圧が上昇したりするおそれがある。
A5.吸気管32、特にコンプレッサ37Aの上流部分が凍結すること。この場合、コンプレッサ37Aが氷を吸い込み、ターボチャージャ37の円滑な運転が阻害されるおそれがある。
A6.スロットル弁39が凍結すること。この場合、スロットル弁39の作動が阻害され、内燃機関10の始動不良を招くおそれがある。
そこで、本実施の形態では、制御装置1として、つぎのような構成を採用している。
そこで、本実施の形態では、制御装置1として、つぎのような構成を採用している。
制御装置1は、処理回路1Aを有している。処理回路1Aは、たとえば、ソフトウェアであるコンピュータプログラムに従って動作する1つ以上のプロセッサを含む。プロセッサは、CPU(Central Processing Unit)およびメモリを含む。メモリは、コンピュータで読み取り可能とされた媒体であって、コンピュータに対する処理あるいは命令を記述したプログラムを記憶している。本実施の形態では、コンピュータは、CPUである。メモリは、RAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)を含む。CPUは、メモリに記憶されたプログラムを定められた演算周期で実行することによって各種の制御を実行する。
処理回路1Aは、車両に搭載される各種のセンサの検出結果を取り込む。センサは、温度センサ24を含む。温度センサ24は、たとえば、外気温を検出する。外気温は、車外の気温である。処理回路1Aは、低温環境下で内燃機関10が停止された場合、内燃機関10の停止後に水分除去処理を実行する。内燃機関10の停止後とは、たとえば、内燃機関10が停止した直後である。水分除去処理は、内燃機関10内の水分を除去するための処理である。
水分除去処理は、たとえば、第1の処理と、第2の処理と、第3の処理とを含む。第1の処理は、第1~第3の不具合A1~A3、第5の不具合A5、および第6の不具合A6のうち、特に第1~第3の不具合A1~A3を抑制する処理である。第2の処理は、第1~第3の不具合A1~A3、第5の不具合A5、および第6の不具合A6のうち、特に第5の不具合A5および第6の不具合A6を抑制する処理である。第3の処理は、第4の不具合A4を抑制する処理である。
なお、処理回路1Aは、第1の処理、第2の処理、および第3の処理のうち少なくとも1つを実行するようにしてもよい。処理回路1Aは、第1~第3の処理のすべてを実行する場合、定められた順序で第1~第3の処理を実行する。処理回路1Aは、第1~第3の処理のうち2つの処理のみを実行する場合、定められた順序で2つの処理を実行する。また、たとえば第4の不具合A4を抑制する必要がない場合、処理回路1Aは、第1の処理と第2の処理との少なくとも1つを実行するようにしてもよい。処理回路1Aは、第1の処理および第2の処理の両方を実行する場合、定められた順序で第1の処理および第2の処理を実行する。
つぎに、処理回路1Aが実行する第1の処理の手順について説明する。
図2に示すように、処理回路1Aは、内燃機関10が停止したかどうかを判定する(ステップS101)。内燃機関10の停止は、車両の始動スイッチの操作による停止である。始動スイッチは、たとえば、イグニッションスイッチあるいはパワースイッチである。始動スイッチは、内燃機関10を始動または停止させる際に操作される。処理回路1Aは、内燃機関10が停止したと判定される場合(ステップS101でYES)、低温環境下であるかどうかを判定する(ステップS102)。処理回路1Aは、たとえば、温度センサ24により検出される外気温に基づいて低温環境であるかどうかを判定する。低温環境は、たとえば、外気温が0°以下の環境である。
図2に示すように、処理回路1Aは、内燃機関10が停止したかどうかを判定する(ステップS101)。内燃機関10の停止は、車両の始動スイッチの操作による停止である。始動スイッチは、たとえば、イグニッションスイッチあるいはパワースイッチである。始動スイッチは、内燃機関10を始動または停止させる際に操作される。処理回路1Aは、内燃機関10が停止したと判定される場合(ステップS101でYES)、低温環境下であるかどうかを判定する(ステップS102)。処理回路1Aは、たとえば、温度センサ24により検出される外気温に基づいて低温環境であるかどうかを判定する。低温環境は、たとえば、外気温が0°以下の環境である。
処理回路1Aは、低温環境であると判定される場合(ステップS102でYES)、スタータ23を介して内燃機関10のクランキングを開始する(ステップS103)。クランキングは、内燃機関10のクランクシャフトを回転させることである。また、処理回路1Aは、スロットル弁39を開弁する(ステップS104)。スロットル弁39の開度は、たとえば、全開である。燃料噴射は、停止状態に維持される。点火プラグ22での点火も停止状態に維持される。この後、処理回路1Aは、電動過給機36を作動させる(ステップS105)。電動過給機36により圧縮された空気は、吸気通路RINに供給される。
つぎに、処理回路1Aは、電動過給機36の停止条件が成立するかどうかを判定する(ステップS106)。停止条件は、たとえば、ステップS105で電動過給機36が作動されてから設定時間が経過することである。処理回路1Aは、外気温に応じて設定時間を変更してもよい。たとえば、処理回路1Aは、外気温が低いほど設定時間を長く設定する。処理回路1Aは、停止条件が成立したと判定される場合(ステップS106でYES)、電動過給機36を停止し(ステップS107)、処理を終了する。処理回路1Aは、内燃機関10のクランキングも停止する。
なお、処理回路1Aは、ステップS106において停止条件が成立していないと判定される場合(ステップS106でNO)、停止条件が成立するまで待機する。また、処理回路1Aは、ステップS102において低温環境ではないと判定される場合(ステップS102でNO)、処理を終了する。また、処理回路1Aは、ステップS101において内燃機関10が停止していないと判定される場合(ステップS101でNO)、処理を終了する。
つぎに、第1の処理によるガスの流れについて説明する。
図3に示すように、電動過給機36により圧縮された空気は、吸気管32および吸気マニホールド31を介して燃焼室17に流入し、排気管33を介して排出される。これにより、吸気通路RIN内の水分、および、燃焼室17内の水分が除去される。したがって、内燃機関10の停止中に内燃機関10内に残る水分に起因する不具合が抑制される。不具合は、たとえば、先の第1の不具合A1、第2の不具合A2、第3の不具合A3、第5の不具合A5、および第6の不具合A6である。エンジンバルブは、内燃機関10のクランキングによって開閉される。電動過給機36からの空気がすべての燃焼室17に供給されるため、すべての燃焼室17内の水分が除去される。すなわち、第1の処理は、先の第1の不具合A1~第3の不具合A3の抑制に特に有効である。
図3に示すように、電動過給機36により圧縮された空気は、吸気管32および吸気マニホールド31を介して燃焼室17に流入し、排気管33を介して排出される。これにより、吸気通路RIN内の水分、および、燃焼室17内の水分が除去される。したがって、内燃機関10の停止中に内燃機関10内に残る水分に起因する不具合が抑制される。不具合は、たとえば、先の第1の不具合A1、第2の不具合A2、第3の不具合A3、第5の不具合A5、および第6の不具合A6である。エンジンバルブは、内燃機関10のクランキングによって開閉される。電動過給機36からの空気がすべての燃焼室17に供給されるため、すべての燃焼室17内の水分が除去される。すなわち、第1の処理は、先の第1の不具合A1~第3の不具合A3の抑制に特に有効である。
つぎに、処理回路1Aが実行する第2の処理の手順について説明する。
図4に示すように、処理回路1Aは、内燃機関10が停止したかどうかを判定する(ステップS201)。内燃機関10の停止は、車両の始動スイッチの操作による停止である。処理回路1Aは、内燃機関10が停止したと判定される場合(ステップS201でYES)、低温環境下であるかどうかを判定する(ステップS202)。処理回路1Aは、たとえば、温度センサ24により検出される外気温に基づいて低温環境であるかどうかを判定する。低温環境は、たとえば、外気温が0°以下の環境である。
図4に示すように、処理回路1Aは、内燃機関10が停止したかどうかを判定する(ステップS201)。内燃機関10の停止は、車両の始動スイッチの操作による停止である。処理回路1Aは、内燃機関10が停止したと判定される場合(ステップS201でYES)、低温環境下であるかどうかを判定する(ステップS202)。処理回路1Aは、たとえば、温度センサ24により検出される外気温に基づいて低温環境であるかどうかを判定する。低温環境は、たとえば、外気温が0°以下の環境である。
処理回路1Aは、低温環境であると判定される場合(ステップS202でYES)、スロットル弁39を開弁する(ステップS203)。スロットル弁39の開度は、たとえば、全開である。燃料噴射は停止状態に維持される。点火プラグ22での点火も停止状態に維持される。この後、処理回路1Aは、電動過給機36を作動させる(ステップS204)。電動過給機36により圧縮された空気は、吸気通路RINに供給される。
つぎに、処理回路1Aは、電動過給機36の停止条件が成立するかどうかを判定する(ステップS205)。停止条件は、たとえば、ステップS204で電動過給機36が作動されてから設定時間が経過することである。処理回路1Aは、外気温に応じて設定時間を変更してもよい。たとえば、処理回路1Aは、外気温が低いほど設定時間を長く設定する。処理回路1Aは、停止条件が成立したと判定される場合(ステップS205でYES)、電動過給機36を停止し(ステップS206)、処理を終了する。処理回路1Aは、内燃機関10のクランキングも停止する。
なお、処理回路1Aは、ステップS205において停止条件が成立していないと判定される場合(ステップS205でNO)、停止条件が成立するまで待機する。また、処理回路1Aは、ステップS202において低温環境ではないと判定される場合(ステップS202でNO)、処理を終了する。また、処理回路1Aは、ステップS201において内燃機関10が停止していないと判定される場合(ステップS201でNO)、処理を終了する。
つぎに、第2の処理によるガスの流れについて説明する。
図3に示すように、電動過給機36により圧縮された空気は、吸気管32および吸気マニホールド31を介して燃焼室17に流入し、排気管33を介して排出される。これにより、吸気通路RIN内の水分、および、燃焼室17内の水分が除去される。したがって、内燃機関10の停止中に内燃機関10内に残る水分に起因する不具合が抑制される。不具合は、たとえば、先の第1の不具合A1、第2の不具合A2、第3の不具合A3、第5の不具合A5、および第6の不具合A6である。ただし、第1の処理とは異なり、内燃機関10のクランキングが行われないため、閉じたエンジンバルブが存在する。このため、閉じたエンジンバルブに対応する燃焼室17内の水分が十分に除去されないおそれがある。すなわち、第2の処理は、先の第5の不具合A5および第6の不具合A6の抑制に特に有効である。
図3に示すように、電動過給機36により圧縮された空気は、吸気管32および吸気マニホールド31を介して燃焼室17に流入し、排気管33を介して排出される。これにより、吸気通路RIN内の水分、および、燃焼室17内の水分が除去される。したがって、内燃機関10の停止中に内燃機関10内に残る水分に起因する不具合が抑制される。不具合は、たとえば、先の第1の不具合A1、第2の不具合A2、第3の不具合A3、第5の不具合A5、および第6の不具合A6である。ただし、第1の処理とは異なり、内燃機関10のクランキングが行われないため、閉じたエンジンバルブが存在する。このため、閉じたエンジンバルブに対応する燃焼室17内の水分が十分に除去されないおそれがある。すなわち、第2の処理は、先の第5の不具合A5および第6の不具合A6の抑制に特に有効である。
つぎに、処理回路1Aが実行する第3の処理の手順について説明する。
図5に示すように、処理回路1Aは、内燃機関10が停止したかどうかを判定する(ステップS301)。内燃機関10の停止は、車両の始動スイッチの操作による停止である。処理回路1Aは、内燃機関10が停止したと判定される場合(ステップS301でYES)、低温環境下であるかどうかを判定する(ステップS302)。処理回路1Aは、たとえば、温度センサ24により検出される外気温に基づいて低温環境であるかどうかを判定する。低温環境は、たとえば、外気温が0°以下の環境である。処理回路1Aは、低温環境であると判定される場合(ステップS302でYES)、スロットル弁39を閉弁する(ステップS303)。スロットル弁39の開度は、たとえば、全閉である。燃料噴射は停止状態に維持される。点火プラグ22での点火も停止状態に維持される。この後、処理回路1Aは、電動過給機36を作動させる(ステップS304)。スロットル弁39は全閉状態であるため、電動過給機36により圧縮された空気は、第2の通路R2を介してクランクケース14に供給される。
図5に示すように、処理回路1Aは、内燃機関10が停止したかどうかを判定する(ステップS301)。内燃機関10の停止は、車両の始動スイッチの操作による停止である。処理回路1Aは、内燃機関10が停止したと判定される場合(ステップS301でYES)、低温環境下であるかどうかを判定する(ステップS302)。処理回路1Aは、たとえば、温度センサ24により検出される外気温に基づいて低温環境であるかどうかを判定する。低温環境は、たとえば、外気温が0°以下の環境である。処理回路1Aは、低温環境であると判定される場合(ステップS302でYES)、スロットル弁39を閉弁する(ステップS303)。スロットル弁39の開度は、たとえば、全閉である。燃料噴射は停止状態に維持される。点火プラグ22での点火も停止状態に維持される。この後、処理回路1Aは、電動過給機36を作動させる(ステップS304)。スロットル弁39は全閉状態であるため、電動過給機36により圧縮された空気は、第2の通路R2を介してクランクケース14に供給される。
つぎに、処理回路1Aは、電動過給機36の停止条件が成立するかどうかを判定する(ステップS305)。停止条件は、たとえば、ステップS304で電動過給機36が作動されてから設定時間が経過することである。処理回路1Aは、外気温に応じて設定時間を変更してもよい。たとえば、処理回路1Aは、外気温が低いほど設定時間を長く設定する。
処理回路1Aは、停止条件が成立したと判定される場合(ステップS305でYES)、電動過給機36を停止し(ステップS306)、処理を終了する。処理回路1Aは、内燃機関10のクランキングも停止する。
なお、処理回路1Aは、ステップS305において停止条件が成立していないと判定される場合(ステップS305でNO)、停止条件が成立するまで待機する。また、処理回路1Aは、ステップS302において低温環境ではないと判定される場合(ステップS302でNO)、処理を終了する。また、処理回路1Aは、ステップS301において内燃機関10が停止していないと判定される場合(ステップS301でNO)、処理を終了する。
つぎに、第3の処理によるガスの流れについて説明する。
図6に示すように、スロットル弁39は全閉状態である。このため、電動過給機36により圧縮された空気は、第2の通路R2を介してクランクケース14内に流入し、さらにクランクケース14内のブローバイガスと共に第1のガス流路51Aを介して第2のオイルセパレータ51Dに流入する。電動過給機36により圧縮された空気の圧力は、大気圧よりも高い。第2のオイルセパレータ51D内の圧力が吸気マニホールド31内の圧力よりも高くなるため、PCVバルブ51Eが開弁する。
図6に示すように、スロットル弁39は全閉状態である。このため、電動過給機36により圧縮された空気は、第2の通路R2を介してクランクケース14内に流入し、さらにクランクケース14内のブローバイガスと共に第1のガス流路51Aを介して第2のオイルセパレータ51Dに流入する。電動過給機36により圧縮された空気の圧力は、大気圧よりも高い。第2のオイルセパレータ51D内の圧力が吸気マニホールド31内の圧力よりも高くなるため、PCVバルブ51Eが開弁する。
PCVバルブ51Eが開弁すると、クランクケース14内のガスが第1の通路R1を介して吸気マニホールド31内に吸引される。ガスは、電動過給機36からの空気と、ブローバイガスとを含む。吸気マニホールド31内に吸引されたガスは、燃焼室17を通過し、排気管33を介して排出される。これにより、第1の通路R1内の水分と、第2の通路R2内の水分とが除去される。PCVバルブ51E内の水分も除去される。したがって、内燃機関10の停止中に内燃機関10内に残る水分に起因する不具合が抑制される。不具合は、たとえば、先の第4の不具合A4である。第3の処理は、第4の不具合A4の抑制に特に有効である。
本実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)処理回路1Aは、内燃機関10内の水分を除去する水分除去処理を実行する機能を有する。水分除去処理は、スタータ23により内燃機関10をクランキングしながらスロットル弁39を開弁して電動過給機36を作動させる第1の処理と、スロットル弁39を開弁して電動過給機36を作動させる第2の処理と、を含む。処理回路1Aは、内燃機関10が停止された後に、第1の処理と第2の処理との少なく1つを実行するようにしてもよい。
(1)処理回路1Aは、内燃機関10内の水分を除去する水分除去処理を実行する機能を有する。水分除去処理は、スタータ23により内燃機関10をクランキングしながらスロットル弁39を開弁して電動過給機36を作動させる第1の処理と、スロットル弁39を開弁して電動過給機36を作動させる第2の処理と、を含む。処理回路1Aは、内燃機関10が停止された後に、第1の処理と第2の処理との少なく1つを実行するようにしてもよい。
電動過給機36により圧縮された空気は、吸気通路RINから内燃機関10の燃焼室17に導入される。これにより、吸気通路RIN、スロットル弁39および燃焼室17に溜まった水分を排出することができる。特に、第1の処理では、スタータ23により内燃機関10をクランキングする。このため、電動過給機36により圧縮された空気は、すべての燃焼室17に導入される。したがって、すべての燃焼室17に溜まった水分を排出することができる。
(2)内燃機関10が、第1の通路R1と、第2の通路R2と、PCVバルブ51Eとを有する場合、水分除去処理は、第1の処理および第2の処理に加えて、スロットル弁39を閉弁して電動過給機36を作動させる第3の処理をさらに含んでもよい。この場合、処理回路1Aは、内燃機関10が停止された後に、第1の処理、第2の処理および第3の処理の少なく1つを実行するようにしてもよい。
内燃機関10が停止された後に、第3の処理が実行される場合、電動過給機36により圧縮された空気は、第2の通路R2を介してクランクケース14内に流入する。クランクケース14内の圧力は吸気圧よりも高くなる。吸気圧は、吸気通路RINにおけるスロットル弁39よりも下流の圧力である。このため、PCVバルブ51Eが開弁する。電動過給機36からの空気は、クランクケース14内のガスと共に第1の通路R1を介して吸気通路RIN内に排出される。これにより、第1の通路R1内の水分と、第2の通路R2内の水分とが排出される。PCVバルブ51E内の水分も除去される。
(3)処理回路1Aは、低温環境下で内燃機関10が停止された場合に、水分除去処理を実行する。内燃機関10内に残る水分が除去されるため、内燃機関10内に残る水分に起因する凍結などの不具合を抑制することができる。また、低温環境かどうかに関わらず、内燃機関10が停止された場合に常に水分除去処理を実行する場合に比べて、処理回路1Aの処理負担を軽減できる。
(4)車両は、吸気通路RINにおけるスロットル弁39と電動過給機36との間に設けられるコンプレッサ37Aを備えている。この構成によれば、第1の処理と第2の処理との少なくとも1つが水分除去処理として実行される場合、吸気通路RIN、スロットル弁39、および燃焼室17に加えて、コンプレッサ37A内に残る水分を排出することができる。
(5)内燃機関10の燃料は、水素である。水素を燃料とする内燃機関10は、燃料の燃焼時に発生する水分が多い。このため、低温環境下で内燃機関10が停止された後に内燃機関10の各部に溜まった水分が凍結するおそれがある。したがって、本実施の形態の制御装置1は、水素を燃料とする内燃機関10を搭載した車両に好適である。
なお、本実施の形態は、つぎのように変更して実施してもよい。
・第1の通路R1は、クランクケース14と、吸気通路RINにおけるスロットル弁39の下流側の部分とを連通していればよい。
・第1の通路R1は、クランクケース14と、吸気通路RINにおけるスロットル弁39の下流側の部分とを連通していればよい。
・図2に示す第1の処理において、処理回路1Aは、ステップS105の処理の後に、ステップS103の処理を実行してもよい。
・処理回路1Aは、低温環境下であるかどうかにかかわらず、内燃機関10が停止された場合に水分除去処理を実行するようにしてもよい。
・処理回路1Aは、低温環境下であるかどうかにかかわらず、内燃機関10が停止された場合に水分除去処理を実行するようにしてもよい。
・車両は、ターボチャージャ37を有していなくてもよい。電動過給機36は、たとえば、ターボチャージャ37のレスポンスを改善するために、ターボチャージャ37とセットで使用される。ただし、電動過給機36のみでもアクセルレスポンスの改善などが見込まれる。
・内燃機関10は、水素以外の燃料を使用する内燃機関であってもよい。
1…制御装置、1A…処理回路、10…内燃機関、14…クランクケース、17…燃焼室、23…スタータ、36…電動過給機、37A…コンプレッサ、39…スロットル弁、51E…PCVバルブ(一方向弁)、RIN…吸気通路、R1…第1の通路、R2…第2の通路。
Claims (5)
- 処理回路を有する車両の制御装置であって、
前記車両は、クランクケースを有する内燃機関と、前記内燃機関を始動させるスタータと、前記内燃機関の燃焼室に空気を導入する吸気通路に設けられるスロットル弁と、前記吸気通路における前記スロットル弁の上流に設けられる電動過給機と、を備え、
前記処理回路は、前記内燃機関内の水分を除去する水分除去処理を実行する機能を有し、
前記水分除去処理は、前記スタータで前記内燃機関をクランキングしながら前記スロットル弁を開弁して前記電動過給機を作動させる第1の処理と、
前記スロットル弁を開弁して前記電動過給機を作動させる第2の処理と、を含み、
前記処理回路は、前記内燃機関が停止された後に、前記第1の処理と前記第2の処理との少なく1つを実行するように構成される車両の制御装置。 - 前記内燃機関は、前記クランクケースと、前記吸気通路における前記スロットル弁の下流側の部分とを連通する第1の通路と、
前記クランクケースと、前記吸気通路における前記スロットル弁の上流側の部分とを連通する第2の通路と、
前記第1の通路に設けられる一方向弁であって、前記吸気通路における前記スロットル弁よりも下流の圧力である吸気圧が前記クランクケース内の圧力よりも低くなったときに開弁する一方向弁と、を有し、
前記水分除去処理は、前記スロットル弁を閉弁して前記電動過給機を作動させる第3の処理をさらに含み、
前記処理回路は、前記内燃機関が停止された後に、前記第1の処理、前記第2の処理および前記第3の処理の少なく1つを実行するように構成される請求項1に記載の車両の制御装置。 - 前記処理回路は、低温環境下で前記内燃機関が停止された場合に、前記水分除去処理を実行するように構成される請求項1または請求項2に記載の車両の制御装置。
- 前記車両は、前記吸気通路における前記スロットル弁と前記電動過給機との間に設けられるコンプレッサをさらに備える請求項1または請求項2に記載の車両の制御装置。
- 前記内燃機関の燃料は、水素である請求項1または請求項2に記載の車両の制御装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2024186558A JP2026075813A (ja) | 2024-10-23 | 2024-10-23 | 車両の制御装置 |
| CN202511462551.4A CN121916108A (zh) | 2024-10-23 | 2025-10-14 | 车辆的控制装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2024186558A JP2026075813A (ja) | 2024-10-23 | 2024-10-23 | 車両の制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2026075813A true JP2026075813A (ja) | 2026-05-11 |
Family
ID=99490907
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2024186558A Pending JP2026075813A (ja) | 2024-10-23 | 2024-10-23 | 車両の制御装置 |
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| Country | Link |
|---|---|
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| CN (1) | CN121916108A (ja) |
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2024
- 2024-10-23 JP JP2024186558A patent/JP2026075813A/ja active Pending
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2025
- 2025-10-14 CN CN202511462551.4A patent/CN121916108A/zh active Pending
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| CN121916108A (zh) | 2026-04-24 |
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