JP2025123770A - 自動ドア装置、表示装置、表示制御方法、及び表示制御プログラム - Google Patents

自動ドア装置、表示装置、表示制御方法、及び表示制御プログラム

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JP2025123770A JP2024019432A JP2024019432A JP2025123770A JP 2025123770 A JP2025123770 A JP 2025123770A JP 2024019432 A JP2024019432 A JP 2024019432A JP 2024019432 A JP2024019432 A JP 2024019432A JP 2025123770 A JP2025123770 A JP 2025123770A
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裕之 横田地
Hiroyuki Yokotachi
真輔 片牧
Shinsuke Katamaki
照人 石井
Teruto Ishii
貴志 田邉
Takashi Tanabe
哲二 出口
Tetsuji Deguchi
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Abstract

【課題】可動扉に設けられた表示部が表示する画像に対する注意を削ぐことを抑制しつつ、通行者が自動ドア装置付近の物体と衝突することを抑制するための自動ドア装置の技術を提供する。
【解決手段】本発明の自動ドア装置は、開口を開閉するように移動可能な可動扉と、可動扉及び可動扉の開閉方向について前記可動扉と並んで配置された固定部の少なくとも一方に設けられ、画像を表示する表示部と、物体を検知するための検知エリア内で物体を検知する検知部と、検知エリアにおいて物体が検知されているときに検知エリア内に物体が存在することに対して注意喚起する注意喚起情報を表示部が表示している画像に重畳して表示する表示制御部203と、を備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、自動ドア装置、表示装置、表示制御方法、及び表示制御プログラムに関する。
例えば、特許文献1には、投影機によって投影される画像を表示するためのスクリーンなどの表示部をドアに設けた自動ドア装置が記載されている。
特開2014-238005号公報
特許文献1の技術では、ドアを挟んで反対側にある物体が表示部によって遮られ、通行者がその反対側にある物体に気付くことができない場合がある。そのため、ドアが開くと同時に通行者がその反対側の物体と衝突してしまうおそれがある。
これに対し、ドアを挟んで反対側に物体が存在する場合に衝突の可能性を通知する通知部を自動ドア装置に別途設けることが想定される。しかし、この場合、通行者がこの通知部による通知に気を取られ、ドアに設けられた表示部に表示される画像に対する注意が削がれる場合がある。
上記を鑑み、本発明は、表示部が表示する画像に対する注意を削ぐことを抑制しつつ、通行者が自動ドア装置付近の物体と衝突することを抑制するための自動ドア装置の技術を提供することを目的とする。
本発明のある態様の自動ドア装置は、開口を開閉するように移動可能な可動扉と、前記可動扉及び前記可動扉の開閉方向について前記可動扉と並んで配置された固定部の少なくとも一方に設けられ、画像を表示する表示部と、物体を検知するための検知エリア内で前記物体を検知する検知部と、前記検知エリアにおいて前記物体が検知されているときに前記検知エリア内に前記物体が存在することに対して注意喚起する注意喚起情報を前記表示部が表示している前記画像に重畳して表示する表示制御部と、を備える。
本発明の他の態様の表示装置は、自動ドア装置の開口を開閉するように移動可能な可動扉及び前記可動扉について前記可動扉と並んで配置された固定部の少なくとも一方に設けられ、画像を表示する表示部と、物体を検知するための検知エリア内で前記物体を検知する検知部から検知結果を取得する取得部と、前記検知エリアにおいて前記物体が検知されていることを前記検知結果が示す場合に前記検知エリア内に前記物体が存在することに対して注意喚起する注意喚起情報を前記表示部が表示している前記画像に重畳して表示する表示制御部と、を備える。
本発明のさらに他の態様の自動ドア装置の表示制御方法は、開口を開閉するように移動可能な可動扉及び前記可動扉の開閉方向について前記可動扉と並んで配置された固定部の少なくとも一方に設けられた表示部に画像を表示させるステップと、物体を検知するための検知エリア内で前記物体を検知する検知部から検知結果を取得するステップと、前記検知エリアにおいて前記物体が検知されていることを前記検知結果が示す場合に前記検知エリア内に前記物体が存在することに対して注意喚起する注意喚起情報を前記表示部が表示している前記画像に重畳して表示するステップと、を備える。
本発明のさらに他の態様の自動ドア装置用の表示制御プログラムは、プロセッサに、開口を開閉するように移動可能な可動扉及び前記可動扉の開閉方向について前記可動扉と並んで配置された固定部の少なくとも一方に設けられた表示部に画像を表示させるステップと、物体を検知するための検知エリア内で前記物体を検知する検知部から検知結果を取得するステップと、前記検知エリアにおいて前記物体が検知されていることを前記検知結果が示す場合に前記検知エリア内に前記物体が存在することに対して注意喚起する注意喚起情報を前記表示部が表示している前記画像に重畳して表示するステップと、を実行させる。
本発明によれば、表示部が表示する画像に対する注意を削ぐことを抑制しつつ、通行者が自動ドア装置付近の物体と衝突することを抑制するための自動ドア装置の技術を提供できる。
第1実施形態の自動ドア装置の正面図を示す。 図1のA-A線に沿う概略断面図を示す。 上方から見たときの検知エリアを示す模式図である。 左右方向から見たときの検知エリアを示す模式図である。 第1実施形態の自動ドア装置の構成機器を模式的に示す図である。 第1実施形態の表示制御装置の機能ブロック図である。 第1実施形態の表示制御装置の処理を示すフローチャートである。 第1実施形態の注意喚起情報W1を例示する図である。 第2実施形態の自動ドア装置の構成機器を模式的に示す図である。 第2実施形態の表示制御装置の機能ブロック図である。 第2実施形態の表示制御装置の機能ブロック図である。 オン状態の屋内検知スポットの位置とステップS204で決定された注意喚起情報の表示位置を例示する図である。 可動扉が開方向に移動したときに表示部における注意喚起情報の表示位置を修正しない場合の例を示す図である。 オン状態の屋内検知スポットの位置とステップS207で修正された注意喚起情報の表示位置を例示する図である。 可動扉が開方向に移動したときに表示部における注意喚起情報の表示位置を修正しない場合の他の例を示す図である。 オン状態の屋内検知スポットの位置とステップS207で修正された注意喚起情報の表示位置の他の例を示す図である。 第3実施形態の表示制御装置の処理を示すフローチャートである。 オン状態の屋内検知スポットの位置とステップS305で大きさが決定された注意喚起情報を例示する図である。
以下、本発明を好適な実施形態をもとに各図面を参照しながら説明する。実施形態及び変形例では、同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
第1実施形態
図1は、第1実施形態の自動ドア装置の正面図を示す。図2は、図1のA-A線に沿う概略断面図を示す。自動ドア装置100は、ドアコントローラ102と、ドア駆動部103と、無目104と、一対の縦枠106と、2枚の可動扉108と、2枚のフィックス部110と、起動センサ114と、保護センサ116と、4つの表示装置120A~120Dと、を備える。可動扉108の数は何枚でもよい。以下、4つの表示装置120A~120Dを表示装置120と総称する場合がある。図1は、屋外10B側から見た正面図であり、可動扉108が閉位置にある状態を示す。図2は、可動扉108が閉位置と開位置との間の位置にある状態を示す。閉位置は、図2の開口Opが完全に閉じたときの可動扉108の位置である。開位置は、可動扉108の通常の開動作において最も開方向に移動したときの位置である。
以下、自動ドア装置100の可動扉108の開閉方向に沿った方向を左右方向という場合がある。図1のように自動ドア装置100を正面視で、向かって左側を「左」、「左方」といい、向かって右側を「右」、「右方」という場合がある。また、自動ドア装置100の見込み方向に沿った方向を前後方向という場合がある。自動ドア装置100の見込み方向は、水平面上において可動扉108の開閉方向に対して垂直な方向である。図1のように自動ドア装置100を正面視で、向かって奥側を「後」、「後方」といい、向かって手前側を「前」、「前方」という場合がある。また、自動ドア装置100の見付け方向又は水平面に対して垂直な方向を「上下方向」という場合がある。このような方向の表記は自動ドア装置100の姿勢を制限するものではなく、自動ドア装置100は、任意の姿勢で使用され得る。
ドアコントローラ102は、起動センサ114又は保護センサ116による開口Op付近の人等の有無の検知結果に基づいて、自動ドア装置100全体を制御する。ドアコントローラ102は、人等が近付いてきたことを起動センサ114又は保護センサ116により検知したときに、ドア駆動部103を制御して、2枚の可動扉108同士が互いに離れる方向又は開方向に可動扉108をスライドさせる動力を発生させ、人等が通過する開口Opを開く。ドアコントローラ102は、開口Op付近に人等が居なくなったことを起動センサ114又は保護センサ116により検知した後、ドア駆動部103を制御して、2枚の可動扉108同士が互いに近づく方向又は閉方向に可動扉108をスライドさせる動力を発生させ、開口Opを閉じる。ドア駆動部103は、モータ(不図示)を駆動させることで、ドアコントローラ102の指令に従った位置に可動扉108を移動させる。ドアコントローラ102及びドア駆動部103は、例えば、無目104内に設けられる。
無目104は、内部に空間が形成された箱状体であり、自動ドア装置100の幅方向に延びる。無目104は、開口Opの上部を定める。
一対の縦枠106は、自動ドア装置100の幅方向端部にそれぞれ配置され、無目104の水平方向両端部を支持する。一対の縦枠106及び無目104により形成される空間内には、可動扉108及びフィックス部110が収容される。
2枚の可動扉108は、自動ドア装置100の幅方向に延びる同一直線上に配置された板状部材である。2枚の可動扉108は、開口Opを開閉するように移動可能に構成される。第1実施形態の可動扉108は、引戸であるが、これに限定されず、例えば、開き戸であってもよい。2枚の可動扉108は、床面から無目104の底面まで延びる。2枚の可動扉108は、一対の縦枠106の間、かつ無目104の下側に配置される。2枚の可動扉108は、自動ドア装置100の幅方向に沿って同一直線上で移動する。可動扉108は、閉位置と開位置との間で移動可能である。開位置においては、人等が開口Opを通って自動ドア装置100の一方側から反対側に移動可能になる。閉位置においては、可動扉108により人等の移動が規制される。可動扉108が閉位置にあるときには、可動扉108は閉状態にあるということもできる。可動扉108が閉状態にあるとき、可動扉108は屋内10Aと屋外10Bとを仕切る。
各可動扉108は、扉枠108aと、透明パネル部材108bと、を備える。扉枠108aは、矩形状の四方枠である。透明パネル部材108bは、扉枠108aによって囲まれて保持されている。透明パネル部材108bは、例えば、透明なガラスで構成される。透明パネル部材108bは、表示装置120に表示された画像を透過することができる。
2枚のフィックス部110は、可動扉108と同様の形状を有する板状部材により形成される。2枚のフィックス部110は、可動扉108の開閉方向について可動扉108と並んで開口Opに固定配置される。例えば、2枚のフィックス部110は、それぞれ縦枠106の内側(自動ドア装置100の幅方向内側)端面に固定される。2枚のフィックス部110は、床面から無目104の底面まで延びる。2枚のフィックス部110は、互いに間隔をもって配置され、フィックス部110の間の空間が開口Opを形成する。可動扉108とフィックス部110は、上面視したときに前後方向においてずれて配置される。したがって、2枚の可動扉108が移動しても、フィックス部110とは干渉しない。可動扉108が開位置にあるときには、可動扉108とフィックス部110が前後方向に重なる。本実施形態のフィックス部110は、可動扉108に並んで配置される固定部の一例である。
各フィックス部110は、サッシ枠111と、サッシ枠に保持される透明パネル部材112と、を備える。サッシ枠111は、矩形状の四方枠である。透明パネル部材112は、サッシ枠111によって囲まれて保持されている。透明パネル部材112は、例えば、透明なガラスで構成される。透明パネル部材112は、表示装置120に表示された画像を透過することができる。
起動センサ114は、無目104の表面に設けられる赤外線センサである。起動センサ114は、開口Op周辺に配置された検知エリア70内の物体を検知する。図1では、可動扉108およびフィックス部110の前後に検知エリア70が配置されている。第1実施形態の起動センサ114は、赤外線等の光を床面に向けて投光する複数の投光部と、床面からの反射光を受光する複数の受光部とを備える。第1実施形態の起動センサ114は、通行者等の物体が自動ドア装置100に近づいて光を遮ると、受光部の受光量が変化するため物体を検知できる。起動センサ114は屋内10A側と屋外10B側にそれぞれ設けられ、いずれの側から近づく通行者も検知できる。第1実施形態の起動センサ114は、検知部の一例である。
保護センサ116は、2つのフィックス部110にそれぞれ設けられる光電センサである。保護センサ116は、2つのフィックス部110の一方に設けられる投光部と、他方に設けられる受光部とを備える。投光部と受光部は床面から同じ高さに設けられ、投光部から水平方向に投光される赤外線等の光を受光部で受光する。可動扉108が開いている状態で、その開口Opを人等が通過して光を遮ると受光部の受光量が変化するため、人等を検知できる。保護センサ116の主な目的は閉保護制御である。閉保護制御では、可動扉108の閉動作中に保護センサ116が物体を検知すると、ドアコントローラ102は閉駆動を中止して開駆動に切り替える反転制御を行う。これにより、閉動作中の可動扉108に人等が挟まれるのを抑制できる。
図3及び図4を用いて、起動センサ114の検知エリア70について説明する。図3は、上方から見たときの検知エリア70を示す模式図であり、床面における検知エリア70を示す。図4は、左右方向から見たときの検知エリア70を示す模式図である。起動センサ114は、屋内起動センサ114Aと屋外起動センサ114Bとを含む。
屋内起動センサ114Aは、開口Opの屋内10A側周辺に配置された屋内検知エリア70Aで物体を検知する。屋内検知エリア70Aは、閉状態の可動扉108に対して屋内10A側に位置する検知エリアである。屋内検知エリア70Aは、開口Opを挟んで屋外検知エリア70Bとは反対側にある。屋内起動センサ114Aは、例えば無目104の屋内10A側の外面の左右方向の中央に配置されている。
屋外起動センサ114Bは、開口Opの屋外10B側周辺に配置された屋外検知エリア70Bで物体を検知する。屋外検知エリア70Bは、閉状態の可動扉108に対して屋外10B側に位置する検知エリアである。屋外起動センサ114Bは、例えば無目104の屋外10B側の外面の左右方向の中央に配置されている。
屋内検知エリア70Aは、左右方向に12列並び、前後方向に6列並ぶようにマトリックス状に配列された複数の屋内検知スポットrAで構成される。屋外検知エリア70Bは、左右方向に12列並び、前後方向に6列並ぶようにマトリックス状に配列された複数の屋外検知スポットrBで構成される。すなわち、検知エリア70は、左右方向に12列並び、前後方向に12列並ぶようにマトリックス状に配列された複数の屋内及び屋外検知スポットrA及びrBで構成される。以下、屋内検知スポットrA及び屋外検知スポットrBを検知スポットrと総称する場合がある。
各検知スポットrには、配列の位置に対応するアドレス1A、1B、・・・、12K、12Lが割り当てられている。割り当てられた各アドレスは、各検知スポットrの位置情報に相当している。
検知スポットrは、検知データとして取得される赤外線の受光量に基づいて、オン状態及びオフ状態のいずれかに分類される。検知スポットrは、その検知スポットrの赤外線の受光量が基準値以上のときにオン状態に分類され、その検知スポットrの赤外線の受光量が基準値より小さいときにオフ状態に分類される。例えば、検知エリア70内に物体が存在している場合、その物体が位置している検知スポットrでの検知データにおける受光量が基準値を超えるため、その検知スポットrがオン状態に分類される。一方、検知エリア70内に物体が存在しない場合、各検知スポットrでの検知データにおける受光量が基準値を超えないため、各検知スポットrがオフ状態に分類される。
屋内起動センサ114Aは、屋内有効検知エリア70C内でオン状態の屋内検知スポットrAに基づいて検知状態であると判断する。屋内有効検知エリア70Cは、屋内検知エリア70Aのうち、通行者の検知のために設定された少なくとも一部の範囲のエリアである。例えば、第1実施形態の屋内有効検知エリア70Cは、アドレス7C~10Jの屋内検知スポットrAで構成される。
屋外起動センサ114Bは、屋外有効検知エリア70D内でオン状態の屋外検知スポットrBに基づいて検知状態であると判断する。屋外有効検知エリア70Dは、屋外検知エリア70Bのうち、通行者の検知のために設定された少なくとも一部の範囲のエリアである。例えば、第1実施形態の屋外有効検知エリア70Dは、アドレス1C~4Jの屋外検知スポットrBで構成される。
第1実施形態の屋内起動センサ114Aは、各屋内検知スポットrAがオン状態及びオフ状態の何れに該当するかを示すスポット状態情報を表示装置120に出力する。
なお、各検知スポットr及び各検知エリア70の形状は、円形、楕円、長方形、矩形以外の多角形であってもよい。各検知スポットr及び各検知エリア70の数や大きさは、図3の例に限定されず、任意に設定されてもよい。
図5は、第1実施形態の自動ドア装置100の内外で相互に通信可能な各種の構成機器を模式的に示す。自動ドア装置100は、各構成機器が接続されて構成機器間のデータ通信を行うバス2を備える。バス2は、任意の通信規格、例えばCAN(Controller Area Network)に則って構成される。バス2に接続された各構成機器は、バス2を介して他の構成機器に情報を送信でき、他の構成機器がバス2に送信した情報のうち自身に必要な情報を選択的に受信できる。
図5には、バス2に接続される構成機器として、ドアコントローラ102、起動センサ114、保護センサ116、外部インターフェース50、および表示装置120が例示されている。図示される構成機器のうち、ドアコントローラ102、起動センサ114、及び保護センサ116については前述したので説明を省略する。
外部インターフェース50は、有線または無線の接続により、自動ドア装置100外の各種の外部機器51との間で信号を入出力する。外部機器51としては、自動ドア装置100の設置や保守点検のために現場に赴いた作業員が使用する調整器等の作業端末や、インターネット等の公衆情報通信網を介して接続された遠隔のサーバやコンピュータが例示される。このような外部機器51の入力操作により、自動ドア装置100の各構成機器の制御、パラメータ調整等の各種設定、表示装置120が表示する画像の設定などが行われる。また、外部機器51は、自動ドア装置100の各構成機器や、それらに付随して設けられるメモリから情報を読み取り、自動ドア装置100の状態診断や保守点検を行うことができる。なお、上述の通り、自動ドア装置100内のバス2はCAN規格に則って構成されるが、外部機器51と外部インターフェース50の間の通信がそれとは別の規格、例えばBluetooth(登録商標)やWi-Fi(登録商標)で行われる場合、外部インターフェース50は一方の規格に基づく信号を他方の規格に基づく信号に変換するプロトコル変換器として機能する。
以上で例示列挙した自動ドア装置100を構成する構成機器、すなわち、コントローラ102、起動センサ114、保護センサ116、外部インターフェース50、および表示装置120は、CAN規格に則ったバス2を介して相互に通信可能である。つまり、各構成機器は、CAN通信のためのCANトランシーバとCANコントローラを内蔵する。外部インターフェース50は、これらに加えて外部機器51が利用する通信規格とCAN規格のプロトコル変換を行うプロトコル変換部を有する。これにより、外部インターフェース50に接続された外部機器51は、自動ドア装置100の他の構成機器とバス2を介して相互に通信可能である。
表示装置120は、他の構成機器や外部機器51から受信した画像を表示する。表示装置120は、表示部121と、記憶装置123と、表示制御装置200と、を備える。
表示部121は、例えばLED(発光ダイオード:Light Emitting Diode)やOLED(有機発光ダイオード:Organic Light-Emitting Diode)を利用した表示パネルを含んで構成される。
図2に示すように、表示装置120A及び120Bは、表示部121A及び121Bにおいて画像を表示する表示面122A及び122Bが可動扉108の透明パネル部材108bの表面108cに対向する方向を向くようにそれぞれ設置される。可動扉108を介して表示装置120A及び120Bの反対側に位置する人は、表示装置120A及び120Bが表示する画像を視認できる。
表示装置120C及び120Dは、表示部121A及び121Bにおいて画像を表示する表示面122C及び122Dがフィックス部110の透明パネル部材112の表面112aに対向する方向を向くようにそれぞれ設置される。フィックス部110を介して表示装置120C及び120Dの反対側に位置する人は、表示装置120C及び120Dが表示する画像を視認できる。
記憶装置123は、表示制御装置により使用されるプログラム、データなどを記憶する。記憶装置123は、半導体メモリ、ハードディスクなどであってもよい。例えば、記憶装置123は、他の構成機器や外部機器51から受信した画像を予め記憶している。
表示制御装置200は、例えば、演算処理装置である。図6は、第1実施形態の表示制御装置200の機能ブロック図である。図6及び後述の図10に示す各機能ブロックは、ハードウェア的には、コンピュータのCPUをはじめとする電子素子や機械部品などで実現でき、ソフトウェア的にはコンピュータプログラムなどによって実現されるが、ここでは、それらの連携によって実現される機能ブロックを描く。したがって、これらの機能ブロックはハードウェア、ソフトウェアの組合せによっていろいろなかたちで実現できることは、当業者には理解されるところである。第1実施形態の表示制御装置200は、取得部201と、判断部202と、表示制御部203と、を備える。
取得部201は、各種の情報を取得する。例えば、取得部201は、屋内起動センサ114Aからスポット状態情報を取得する。
判断部202は、スポット状態情報に基づいて、検知スポットrがオン状態であるか否かを判断する。
表示制御部203は、表示部121に表示する画像を制御する。例えば、表示制御部203は、所定の場合に、表示中の画像に検知エリア70内に物体が存在することに対して注意喚起する注意喚起情報を重畳表示する。注意喚起情報については後述する。
図7は、第1実施形態の表示制御装置200の処理S100を示すフローチャートである。処理S100は、例えば数ミリ秒などの所定の時間間隔で繰り返し実行される。
ステップS101で、表示制御部203は、表示部121に広告などの画像を表示する。例えば、表示制御部203は、例えば広告用に予め記憶された画像を記憶装置123から読み出して表示する。図1の例では、表示部121には、車Vの広告用の画像が表示されている。この画像は、動画であっても静止画であってもよい。また、各表示部121A~121Dに別々の画像が表示されてもよい。
ステップS102で、取得部201は、屋内起動センサ114Aからスポット状態情報を取得する。
ステップS103で、判断部202は、スポット状態情報に基づいて、屋内検知エリア70Aの屋内検知スポットrAのいずれかがオン状態であるか否かを判断する。第1実施形態では、表示部121の表示面122は屋外10B側を向いているため、第1実施形態の屋内検知エリア70Aは、検知エリア70において表示部121の表示面122が向いている方向とは反対方向にある反対側検知エリアの一例である。いずれかがオン状態である場合(ステップS103のY)、処理S100はステップS104に進む。いずれかもオン状態ではない場合(ステップS103のN)、処理S100は終了する。
ステップS104で、表示制御部203は、表示中の画像に注意喚起情報を重畳表示する。図8は、第1実施形態の注意喚起情報W1を例示する。第1実施形態の表示制御部203は、「衝突注意」などの文字を注意喚起情報W1として各表示部121の所定の位置に表示する。第1実施形態の注意喚起情報は、これに限定されず、「ドア付近に人がいます」などの他の注意喚起する文字であってもよい。また、第1実施形態では、注意喚起情報W1が表示される位置は、図8の例に限定されず、表示部121のいずれの位置であってもよい。また、注意喚起情報は、表示部121A~121Dの少なくとも1つに表示されればよい。ステップS104の後、処理S100は終了する。
ここで、可動扉108及びフィックス部110に表示部121が設けられている場合、自動ドア装置100を挟んで反対側に存在する物体が表示部121によって遮られ、通行者がその反対側にある物体に気付くことができない場合がある。そのため、可動扉108が開くと同時に通行者がその反対側の物体と衝突してしまうおそれがある。広告効果等を期待して表示部121を大きくすればするほど、反対側の物体が見えにくくなるため、衝突の危険性は増す。
衝突を抑制するため、自動ドア装置100を挟んで反対側に物体が存在する場合に衝突の可能性を通知する通知部を自動ドア装置100に別途設けることが想定される。しかし、この場合、通行者がこの通知部による通知に気を取られて、視線が表示部121の画像から逸れてしまい、表示部121の画像に対する注意が削がれる場合がある。
これに対し、第1実施形態の自動ドア装置100は、開口Opを開閉するように移動可能な可動扉108と、可動扉108及びフィックス部110上に画像を表示する表示部121と、物体を検知するための検知エリア70内で物体を検知する起動センサ114と、検知エリア70において物体が検知されているときに検知エリア70内に物体が存在することに対して注意喚起する注意喚起情報を表示部121が表示している画像に重畳して表示する表示制御部203と、を備える。本構成によると、表示部121の画像に重畳表示される注意喚起情報により、画像を注視しながら物体の存在に気づくことができる。そのため、表示部121に表示される画像に対する注意を削ぐことを抑制しつつ、通行者が自動ドア装置100を挟んで反対側の物体と衝突することを抑制することが可能となる。
第1実施形態では、表示制御部203は検知エリア70において表示部121の表示面122が向いている方向とは反対方向にある反対側検知エリアで物体が検知されている場合に注意喚起情報を表示する。本構成によると、通行者が表示部121によって遮られて見えない反対側検知エリアに物体が存在していることを気づきやすくなるため、通行者が反対側検知エリアにある物体と衝突することを効果的に抑制することが可能となる。
以下、第1実施形態の変形例を説明する。
第1実施形態では、表示部121は、可動扉108及びフィックス部110に設けられたが、これに限定されない。例えば、自動ドア装置100の開閉方向の両側に位置する壁など、可動扉108に並んで配置される物に設けられてもよい。この場合の壁は、可動扉108に並んで配置される固定部の一例である。表示部121は、可動扉108及び可動扉108に並んで配置される固定部の少なくとも一方に設けられればよい。
第1実施形態では、自動ドア装置100は、フィックス部110を備えたが、これに限定されず、フィックス部110を備えなくてもよい。
第1実施形態では、表示面122が屋外10B側を向くように表示装置120が可動扉108及びフィックス部110に設けられたが、これに限定されない。表示面122が屋内10A側を向くように表示装置120が可動扉108及びフィックス部110に設けられてもよい。この場合、屋外起動センサ114Bがスポット状態情報を表示装置120に出力し、屋外検知エリア70Bの屋外検知スポットrBがオン状態である場合に表示制御部203が注意喚起情報を表示してもよい。
第1実施形態では、表示装置120は、可動扉108及びフィックス部110の屋内10A側の面に設けられたが、これに限定されず、可動扉108及びフィックス部110の屋外10B側の面に設けられてもよい。
同様に、可動扉108及びフィックス部110の少なくとも一方の前後方向の両側の面に表示装置120を設けてもよい。この場合、屋内検知スポットrAがオン状態である場合に表示面122が屋外10B側を向く表示装置120に注意喚起情報が表示されればよく、屋外検知スポットrBがオン状態である場合に表示面122が屋内10A側を向く表示装置120に注意喚起情報が表示されればよい。
第1実施形態では、表示部121の反対側検知エリアのスポット状態情報が出力されたが、これに限定されない。例えば、表示部121の表示面が向いている方向と同じ方向にある検知エリア70のスポット状態情報が出力されてもよい。この場合、表示制御部203は、この同じ方向にある検知エリア70のいずれかの検知スポットrがオン状態である場合に注意喚起情報を表示してもよい。これにより、通行者は自動ドア装置100付近に他の通行者がいる可能性があることを把握できるため、衝突を抑制することができる。
第1実施形態では、自動ドア装置100は、屋内10Aと屋外10Bを仕切るように設けられたが、これに限定されず、屋内10A同士または屋外10B同士を仕切るように設けられてもよい。
第1実施形態の表示部121A及び121Bは、可動扉108の扉枠108aに取り付けられるが、これに限定されず、扉枠108a及び透明パネル部材108bの少なくとも一方に取り付けられればよい。第1実施形態の表示部121C及び121Dは、フィックス部110のサッシ枠111に取り付けられるが、これに限定されず、サッシ枠111及び透明パネル部材112の少なくとも一方に取り付けられればよい。第1実施形態の表示部121は、可動扉108及びフィックス部110に設けられるが、これに限定されず、可動扉108及びフィックス部110の少なくとも一方に設けられればよい。また、表示部121C及び121Dは、可動扉108及びフィックス部110に対して回転可能に保持されるなど、可動扉108及びフィックス部110に対して変位可能に設けられていてもよい。
起動センサ114の検知エリア70のスポット状態情報に基づいて注意喚起情報が表示されたが、これに限定されない。例えば、保護センサ116の検知結果に基づいて注意喚起情報が表示されてもよい。
第1実施形態では、注意喚起情報は、文字によって構成されたが、これに限定されず、例えば、人型の像などの図形や「!」などの記号であってもよい。
第1実施形態では、透明パネル部材108b及び112に設置された表示パネル等を表示部121として使用したが、これに限定されない。表示装置120として画像を投影するプロジェクタを使用し、可動扉108及びフィックス部110における透明パネル部材108b及び112の代わりにプロジェクタの投影画像を表示できる板状のスクリーンを表示部121として使用して、このスクリーン上に投影画像を表示してもよい。
開保護制御を行うための開保護センサがさらに設けられてもよい。開保護制御では、可動扉108の開動作中にこの開保護センサが物体を検知すると、ドアコントローラ102は開駆動を中止して可動扉108を一時停止する制御を行う。これにより、可動扉108の戸尻との接触を抑制することが可能となる。ここで、開保護制御が実行されている場合、通行者はなぜ可動扉108が開かないのかわからず、困惑してしまう場合がある。注意喚起情報を表示することにより、可動扉108の戸尻付近で物体が検出されている可能性があることを把握できるため、可動扉108が開かないことにより通行者が困惑してしまうことを抑制できる。
第1実施形態では、起動センサ114や保護センサ116は赤外線センサや光電センサの光学式センサを用いたが、センサの種類は限定されない。例えば、起動センサ114や保護センサ116は画像センサを用いてもよい。
自動ドア装置100の自動ドアとしての開閉制御の仕方は問わない。
第2実施形態
以下、本発明の第2実施形態を説明する。第2実施形態の図面および説明では、第1実施形態と同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付する。第1実施形態と重複する説明を適宜省略し、第1実施形態と相違する構成について重点的に説明する。
図9は、第2実施形態の自動ドア装置100の内外で相互に通信可能な各種の構成機器を模式的に示す。図9には、バス2に接続される構成機器として、ドア位置センサ117がさらに例示されている。
ドア位置センサ117は、ドア駆動部103のモータ(不図示)の駆動量を検出するエンコーダ(不図示)を備え、エンコーダによって可動扉108の位置を随時検出または監視して、可動扉108の位置を示すドア位置情報をドアコントローラ102及び表示装置120に随時出力する。ドア位置センサ117は、例えば、無目104内に設けられる。
図10は、第2実施形態の表示制御装置200の機能ブロック図である。第2実施形態の取得部201は、ドア位置センサ117から可動扉108のドア位置情報を取得する。
図11は、第2実施形態の表示制御装置200の処理S200を示すフローチャートである。ステップS201~S203、S208は、上述のステップS101~S104と同様であるため、その説明を省略する。
ステップS204で、表示制御部203は、オン状態の屋内検知スポットrAの左右方向の位置に基づいて、注意喚起情報の表示位置を決定する。例えば、第2実施形態の表示制御部203は、注意喚起情報の左右方向の表示位置をオン状態の屋内検知スポットrAの左右方向に関する位置に応じた位置に決定する。
図12を用いて、第2実施形態の注意喚起情報の表示位置の決定方法を説明する。図12は、オン状態の屋内検知スポットrAの位置とステップS204で決定された注意喚起情報W2~W4の表示位置を例示する。図12の例では、アドレス8K、9B、11Dの屋内検知スポットrAにおいて物体Oが検出されている。一方で、屋内有効検知エリア70C内では物体Oが検出されておらず、可動扉108は閉状態である。また、屋外有効検知エリア70D内(図示しない)でも物体Oが検出されていないことは、可動扉108は閉状態であることから自明である。なお、図12の例では、注意喚起情報W2~W4として人型の像の図形が表示されている。
図12に示すように、オン状態のアドレス8Kの屋内検知スポットrAの左右方向の位置には表示部121Dが位置している。そのため、表示制御部203は、表示部121Dにおける注意喚起情報W2の左右方向の表示位置をアドレス8Kの屋内検知スポットrAの左右方向の位置と同じ位置に決定する。同様に、オン状態のアドレス9B及び11Dの屋内検知スポットrAの左右方向の位置には表示部121C及び121Aがそれぞれ位置している。そのため、表示制御部203は、表示部121C及び121Aにおける注意喚起情報W3及びW4の左右方向の表示位置をアドレス9B及び11Dの屋内検知スポットrAの左右方向の位置と同じ位置にそれぞれ決定する。
ステップS205で、判断部202は、可動扉108が開状態であるか否かを判断する。第2実施形態の判断部202は、スポット状態情報に基づいて可動扉108が開状態であるか否かを判断する。例えば、判断部202は、屋内有効検知エリア70Cにおいてオン状態の屋内検知スポットrAがある場合には可動扉108が開状態であると判断する。開状態である場合(ステップS205のY)、処理S200はステップS206に進む。開状態ではない場合(ステップS205のN)、処理S200はステップS208に進む。
ステップS206で、取得部201は、ドア位置センサ117からドア位置情報を取得する。
ステップS207で、表示制御部203は、ドア位置情報に基づいて、決定した注意喚起情報の表示位置を可動扉108の位置に応じた位置に修正する。
ここで、図13は、仮に可動扉108が開方向に移動したときに表示部121における注意喚起情報の表示位置を修正しない場合の例を示す。図13中、位置P0は閉じた状態の可動扉108の戸先の位置を示し、距離d1は可動扉108の開方向への移動距離を示す。図13の例では、屋内有効検知エリア70C内のアドレス10Eの屋内検知スポットrAにおいて物体Oが検出されたため、可動扉108が開き始めた状態である。注意喚起情報W4は、左右方向について、アドレス10Dの屋内検知スポットrAの位置と同じ位置ではなく、アドレス10Dの屋内検知スポットrAの位置から開方向に距離d1だけずれた位置を示している。
図14を用いて、第2実施形態の注意喚起情報の表示位置の修正方法の一例を説明する。図14は、オン状態の屋内検知スポットrAの位置とステップS207で修正された注意喚起情報の表示位置を例示する。可動扉108の開方向への距離d1の移動に伴い、取得部201は、可動扉108が閉位置から距離d1だけ開方向に移動した位置にあることを示すドア位置情報を取得する。表示制御部203は、この取得したドア位置情報に基づいて、可動扉108の移動により正面視で注意喚起情報W4の見える位置が変わらないように、表示部121における注意喚起情報W4の表示位置を修正する。例えば、表示制御部203は、ドア位置情報に基づいて、注意喚起情報W4の表示位置を、可動扉108が閉じた状態における表示位置P1(図13及び図14参照)から閉方向に距離d1だけずらした表示位置P2に修正して、修正後の表示位置P2により注意喚起情報W4を表示する。これにより、注意喚起情報W4の表示位置が可動扉108の表示部121Aにおけるアドレス10Dの屋内検知スポットrAの左右方向の位置と同じ位置にそれぞれ修正される。
その後、ステップS208で、表示位置が修正された注意喚起情報が表示され、処理S200は終了する。
図15は、仮に可動扉108が開方向に移動したときに表示部121における注意喚起情報の表示位置を修正しない場合の他の例を示す。図15の例では、可動扉108は、フィックス部110に対して屋外10B側に配置されている。図15の例では、屋内有効検知エリア70C内のアドレス10Dの屋内検知スポットrAにおいて物体Oが検出されているため、可動扉108が開いた状態である。図15の例では、可動扉108が開方向に距離d2だけ移動しているため、注意喚起情報W2及びW3が可動扉108によって遮られて見えなくなっている。
図16を用いて、第2実施形態の注意喚起情報の表示位置の修正方法の他の例を説明する。図16は、オン状態の屋内検知スポットrAの位置とステップS207で修正された注意喚起情報の表示位置を例示する。図16の例では、可動扉108は、フィックス部110に対して屋外10B側に配置されている。可動扉108の開方向への距離d2の移動に伴い、取得部201は、可動扉108が閉位置から距離d2だけ開方向に移動した位置にあることを示すドア位置情報を取得する。表示制御部203は、この取得したドア位置情報に基づいて、可動扉108の移動により正面視で注意喚起情報W2~W4の見える位置が変わらないように、表示部121における注意喚起情報W2~W4の表示位置を修正する。例えば、表示制御部203は、取得したドア位置情報の示す距離d2に相当する領域が正面視でフィックス部110が可動扉108に遮られていると判断する。表示制御部203は、そのフィックス部110の遮られている領域に注意喚起情報W2及びW3が位置する場合に、注意喚起情報W2及びW3の表示位置を可動扉108の表示部121B及び121Aにおけるアドレス8K及び9Bの屋内検知スポットrAの左右方向の位置と同じ位置にそれぞれ修正する。また、図13及び図14で上述したように、可動扉108の開方向への距離d2の移動に伴い、注意喚起情報W4の表示位置が表示位置P3から表示位置P4に修正される。
なお、ステップS202でドア位置情報も取得して、ステップS204でドア位置情報も考慮して注意喚起情報の表示位置を決定することにより、ステップS205~S207を省略してもよい。
第2実施形態では、表示制御部203は、反対側検知エリアにおける可動扉108の開閉方向での物体の検知位置に基づいて表示部121において注意喚起情報を表示する位置を決定する。本構成によると、通行者が反対側検知エリアで検知されている他の通行者の左右方向の位置を把握することができるため、衝突を効果的に抑制することができる。
第2実施形態では、表示制御部203は、可動扉108の位置に基づいて表示部121において注意喚起情報を表示する位置を決定する。本構成によると、可動扉108が開閉方向に移動した場合であっても、表示部121の適切な位置に注意喚起情報を表示することが可能となる。
第2実施形態では、注意喚起情報の左右方向の表示位置はオン状態の屋内検知スポットrAの左右方向の位置と同じ位置としたが、これに限定されず、オン状態の屋内検知スポットrAが右側(又は左側)に位置するほど、注意喚起情報の表示位置は右側(又は左側)に決定されればよい。
第3実施形態
以下、本発明の第3実施形態を説明する。第3実施形態の図面および説明では、第2実施形態と同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付する。第2実施形態と重複する説明を適宜省略し、第1実施形態と相違する構成について重点的に説明する。
図17は、第3実施形態の表示制御装置200の処理S300を示すフローチャートである。ステップS301~S304、S306~S309は、上述のステップS201~S208と同様であるため、その説明を省略する。
ステップS305で、表示制御部203は、オン状態の屋内検知スポットrAの見込み方向の位置に基づいて、注意喚起情報の大きさを決定する。例えば、第3実施形態の表示制御部203は、オン状態の屋内検知スポットrAと自動ドア装置100との間の見込み方向の距離が小さいほど、注意喚起情報を大きく表示する。すなわち、例えば、表示制御部203は、反対側検知エリアにいる物体が自動ドア装置100に近付くほど、注意喚起情報を大きく表示する。
図18を用いて、第3実施形態の注意喚起情報の大きさの決定方法を説明する。図18は、オン状態の屋内検知スポットrAの位置とステップS305で大きさが決定された注意喚起情報を例示する。図16の例では、アドレス8J、9C、10Eの屋内検知スポットrAがオン状態であり、アドレス8J、9C、10Eの屋内検知スポットrAの順で自動ドア装置100との間の距離が小さい。そのため、表示制御部203は、アドレス10Eに対応する注意喚起情報W7をアドレス9Cに対応する注意喚起情報W6よりも大きくし、アドレス9Cに対応する注意喚起情報W6をアドレス8Jに対応する注意喚起情報W5よりも大きくするように各注意喚起情報W5~W7の大きさを決定する。
その後、ステップS309で、大きさが決定された注意喚起情報が表示される。ここで、第3実施形態では、注意喚起情報は、表示されている画像と注意喚起情報との重畳部分において注意喚起情報が透けて画像が見えるように、半透明な態様で表示される。図18の例では、各車Vに注意喚起情報W5~W7が部分的に重複しているが、注意喚起情報W5~W7が半透明な態様で表示されているため、この車Vの重畳部分が透けて見えるようになっている。
なお、図18の注意喚起情報W5及びW6に示すように、注意喚起情報の表示位置が可動扉108とフィックス部110との境界部分に位置する場合には、可動扉108とフィックス部110との双方に亘って注意喚起情報が表示されてもよい。
ステップS309の後、処理S300は終了する。
第3実施形態では、注意喚起情報の大きさが決定されたが、これに限定されず、注意喚起情報の大きさ、濃淡の度合い、及び色彩の少なくとも1つが決定されればよい。例えば、表示制御部203は、反対側検知エリアにおけるオン状態の屋内検知スポットrAの見込み方向の位置が自動ドア装置100に近いほど、濃い色で注意喚起情報を表示してもよい。また、例えば、表示制御部203は、反対側検知エリアにおけるオン状態の屋内検知スポットrAの見込み方向の位置が自動ドア装置100から比較的遠い場合には注意喚起情報を青色で表示し、自動ドア装置100に近付くにつれて青色の成分を弱めて赤色の成分を強めるように注意喚起情報を表示してもよい。
第3実施形態では、表示制御部203は反対側検知エリアにおける自動ドア装置100の見込み方向での物体の検知位置に基づいて注意喚起情報の大きさ、濃淡の度合い、及び色彩の少なくとも1つを決定する。本構成によると、通行者が自動ドア装置100を挟んで反対側にいる他の通行者の見込み方向の位置を把握することができるため、他の通行者との衝突をより効果的に抑制することが可能となる。
第3実施形態では、表示制御部203は画像と注意喚起情報との重畳部分において注意喚起情報が透けて画像が見える態様で注意喚起情報を表示する。本構成によると、表示部121が表示している画像に対する注意を削ぐことを抑制しつつ、他の通行者との衝突を抑制することが可能となる。
以上、本発明の実施形態の例について詳細に説明した。上記した実施形態は、いずれも本発明を実施するにあたっての具体例を示したものにすぎない。実施形態の内容は、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、請求の範囲に規定された発明の思想を逸脱しない範囲において、構成要素の変更、追加、削除などの多くの設計変更が可能である。上記の実施形態では、このような設計変更が可能な内容に関して、「実施形態の」「実施形態では」等との表記を付して説明しているが、そのような表記のない内容にも設計変更が許容され得る。
上記した各実施形態及び変形例の任意の組み合わせもまた本発明の実施形態として有用である。組み合わせによって生じる新たな実施形態は、組み合わされる実施形態及び変形例それぞれの効果をあわせもつ。
100 自動ドア装置、 102 ドアコントローラ、 108 可動扉、 110 フィックス部、 114 起動センサ、 117 ドア位置センサ、 120 表示装置、 121 表示部、 200 表示制御装置、 201 取得部、 202 判断部、 203 表示制御部。

Claims (14)

  1. 開口を開閉するように移動可能な可動扉と、
    前記可動扉及び前記可動扉の開閉方向について前記可動扉と並んで配置された固定部の少なくとも一方に設けられ、画像を表示する表示部と、
    物体を検知するための検知エリア内で前記物体を検知する検知部と、
    前記検知エリアにおいて前記物体が検知されているときに前記検知エリア内に前記物体が存在することに対して注意喚起する注意喚起情報を前記表示部が表示している前記画像に重畳して表示する表示制御部と、
    を備える、
    自動ドア装置。
  2. 前記検知エリアは前記表示部の表示面が向いている側とは前記開口を挟んで反対側にある反対側検知エリアを有し、
    前記表示制御部は前記反対側検知エリアで前記物体が検知されている場合に前記注意喚起情報を表示する、
    請求項1に記載の自動ドア装置。
  3. 前記表示制御部は前記反対側検知エリアにおける前記開閉方向での前記物体の検知位置に基づいて前記表示部において前記注意喚起情報を表示する位置を決定する、
    請求項2に記載の自動ドア装置。
  4. 前記表示制御部は前記可動扉の位置に基づいて前記表示部において前記注意喚起情報を表示する位置を決定する、
    請求項1に記載の自動ドア装置。
  5. 前記表示制御部は前記反対側検知エリアにおける前記自動ドア装置の見込み方向での前記物体の検知位置に基づいて前記注意喚起情報の大きさ、濃淡の度合い、及び色彩の少なくとも1つを決定する、
    請求項2に記載の自動ドア装置。
  6. 前記表示制御部は前記画像と前記注意喚起情報との重畳部分において前記注意喚起情報が透けて前記画像が見える態様で前記注意喚起情報を表示する、
    請求項1に記載の自動ドア装置。
  7. 自動ドア装置の開口を開閉するように移動可能な可動扉及び前記可動扉の開閉方向について前記可動扉と並んで配置された固定部の少なくとも一方に設けられ、画像を表示する表示部と、
    物体を検知するための検知エリア内で前記物体を検知する検知部から検知結果を取得する取得部と、
    前記検知エリアにおいて前記物体が検知されていることを前記検知結果が示す場合に前記検知エリア内に前記物体が存在することに対して注意喚起する注意喚起情報を前記表示部が表示している前記画像に重畳して表示する表示制御部と、
    を備える、
    表示装置。
  8. 前記検知エリアは前記表示部の表示面が向いている側とは前記開口を挟んで反対側にある反対側検知エリアを有し、
    前記表示制御部は前記反対側検知エリアで前記物体が検知されている場合に前記注意喚起情報を表示する、
    請求項7に記載の表示装置。
  9. 前記表示制御部は前記反対側検知エリアにおける前記開閉方向での前記物体の検知位置に基づいて前記表示部において前記注意喚起情報を表示する位置を決定する、
    請求項8に記載の表示装置。
  10. 前記表示制御部は前記可動扉の位置に基づいて前記表示部において前記注意喚起情報を表示する位置を決定する、
    請求項7に記載の表示装置。
  11. 前記表示制御部は前記反対側検知エリアにおける前記自動ドア装置の見込み方向での前記物体の検知位置に基づいて前記注意喚起情報の大きさ、濃淡の度合い、及び色彩の少なくとも1つを決定する、
    請求項8に記載の表示装置。
  12. 前記表示制御部は前記画像と前記注意喚起情報との重畳部分において前記注意喚起情報が透けて前記画像が見える態様で前記注意喚起情報を表示する、
    請求項7に記載の表示装置。
  13. 開口を開閉するように移動可能な可動扉及び前記可動扉の開閉方向について前記可動扉と並んで配置された固定部の少なくとも一方に設けられた表示部に画像を表示させるステップと、
    物体を検知するための検知エリア内で前記物体を検知する検知部から検知結果を取得するステップと、
    前記検知エリアにおいて前記物体が検知されていることを前記検知結果が示す場合に前記検知エリア内に前記物体が存在することに対して注意喚起する注意喚起情報を前記表示部が表示している前記画像に重畳して表示するステップと、
    を備える、
    自動ドア装置の表示制御方法。
  14. プロセッサに、
    開口を開閉するように移動可能な可動扉及び前記可動扉の開閉方向について前記可動扉と並んで配置された固定部の少なくとも一方に設けられた表示部に画像を表示させるステップと、
    物体を検知するための検知エリア内で前記物体を検知する検知部から検知結果を取得するステップと、
    前記検知エリアにおいて前記物体が検知されていることを前記検知結果が示す場合に前記検知エリア内に前記物体が存在することに対して注意喚起する注意喚起情報を前記表示部が表示している前記画像に重畳して表示するステップと、
    を実行させる自動ドア装置用の表示制御プログラム。
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