JP2024523840A - 切断ツールの取り外し可能な結合のためのインターフェースを備える装置 - Google Patents

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Abstract

平坦な基板上に配置された試料からの生物材料の自動化された切断の装置は、少なくとも1つのプッシュフィッティングを介してインターフェースに接続可能である切断ツール(200)を解放可能に取り付けるためのツールインターフェース(100)を備える。インターフェースには、少なくとも1つのプッシュフィッティングが分離されることができる機構が設けられ、この機構は、水平旋回軸(135)によってインターフェースのハウジング(110)にそれぞれ旋回可能に接続された1つ以上のレバーアーム(130)を含む。装置は、各レバーアームの第1の係合面(131)が開口部を囲む面と接触し、各レバーアームの対応する第2の係合面(132)を、少なくとも1つのプッシュフィッティングを分離する力を出すようにツールの上面(232)に作用させるまで、前述の囲む面に対してインターフェースを下降させることによってツールを取り外すように構成されている。

Description

本発明は、ガラススライドなどの平坦な基板上に配置された生物材料の自動化された切断の装置に関し、特に、装置のインターフェースおよび切断ツールの自動化された取り付けおよび取り外しの方法に向けられている。
腫瘍診断の目的で腫瘍の分子分析を行うために、ある量および濃度の腫瘍細胞が、分析される試料に存在しなければならない。腫瘍組織は、不均一であり、その他の組織および細胞タイプを含有する。したがって、関心領域(ROI)は、典型的には、顕微鏡スライド上に配置された組織の薄いセクションから切断された試料として定義される。手作業による切断方法が最も一般的であり、その場合、実験助手が、例えば、手術用メスのブレードを使用してROIから材料をこすり取り、こすり取った材料を収集管に移送する。
フライス削りを介して生物試料から材料を抽出するための自動化された装置の一例が、米国特許第10876933号に開示されている。この装置は、ヘッドアセンブリおよびステージを含み、ステージはいくつかの組織スライドから試料を収容かつ収集し、複数の対応する試料収集バイアルへのいくつかのフライス削り先端部の自動化された充填およびアップロードを可能にする。ステージは、対応する数のバネ式フライス削り先端部ホルダを受けるように適合された複数のレセプタクルを含み、これらのホルダは、ヘッドアセンブリによるフライス削り先端部の自動装填に使用される。ステージは、さらに、フライス削り先端部に緩衝液を充填するための充填ステーションを収容する。実施形態では、ステージは、バネ式フライス削り先端部ホルダおよび試料収集バイアルを受けるためにレセプタクルが形成されたトレイを支える。フライス削り先端部が対応するホルダにしっかりと据えられると、フライス削り先端部のねじ部はヘッドアセンブリにねじ込まれ、緩衝液を充填するために充填ステーションに自動的に移動できる。切断後、使用されたフライス削り先端部は、次に、二次汚染を回避するためにホルダ内へ再装填されるかまたは廃棄されることができる。
交換可能なフライス削り先端部を有する、このような自動化された装置のさらなる例は、米国特許第10866170号から知られている。
単一のピペット先端部またはピペット先端部の配列が、計量された量の液体を、例えば、マイクロウェルプレートに分注するためのプランジャ機構に取り付けられている液体取扱装置の分野では、拾い上げおよび取り外しの自動化された方法が一般的に適用される。例えば、米国特許出願第2019/0314808号は、エジェクタプレートを通って延びるアタッチメントの配列を有する装置を開示している。この装置は、アタッチメントをピペット先端部内の開口部に押し込むことによって、対応する使い捨て先端部の配列を拾い上げるように構成されている。使用後、エジェクタプレートは機械式アクチュエータによって駆動され、下方に移動されて取り付けられた先端部を押し出す。
独国特許第19917855号は、単一のピペットを押し出すためにレバーが作動される装置を開示している。この装置には、レバーアームの一端を引き上げるために通電される電磁石が装備されている。
切断ツールを可動ヘッドに簡単かつ自動的に取り付けかつ取り外されることができる生物材料の自動化された切断の装置を定義することに関して改善の余地が依然として存在する。
米国特許第10876933号明細書 米国特許第10866170号明細書 米国特許出願公開第2019/0314808号明細書 独国特許発明第19917855号明細書
第1の態様では、本発明は、例えばガラススライド上に配置された組織試料からの生物材料の自動化された切断のための装置に関し、使い捨て切断ツールを解放可能に取り付けるためのインターフェースを備える。このツールは、少なくとも1つのプッシュフィッティングによってインターフェースに取り付け可能であり、垂直な回転軸を中心に回転可能である。
ツールの分離を可能にするために、インターフェースには、1つ以上のレバーアームが装備され、各アームは、水平旋回軸を中心にインターフェースのハウジングに旋回可能に接続され、少なくとも1つのプッシュフィッティングに対して半径方向外側の位置に配置されている。各レバーアームは、その第1および第2の端部に第1および第2の係合面を有し、それによって、第1の係合面は、概して、第2の係合面よりも、垂直回転軸からの、より大きい半径方向の距離に配置される。ツールは上部カラーを有し、上部カラーは、取り付けられている状態ではインターフェースハウジングの下面に対して押し付けられることが好ましい。本発明によれば、ツールの上部カラーおよび1つ以上のレバーアームは、ツールが取り付けられている状態にあるとき、各レバーアームの第1の係合面が外部カラーの半径方向外側にあり、第2の係合面が、各レバーアームの第1の端部が上方向に十分な量だけ変位されたときに、ツールカラーの上面と接触して分離力を出すように構成される。
さらに、本装置は、ツールの本体を受けるのに十分な深さの開口部を囲む表面に対してインターフェースを下降させるだけでツールを取り外すように構成されている。各レバーアームの上向き変位は、上記囲み面と各レバーの第1の係合面との間の接触によってもたらされる。したがって、本発明による装置は、比較的低い力の印加を介して、簡単に自動化された取り外しを可能にする。
高精度切断を行うために、ツールが正確な位置合わせで取り付けられることが重要である。したがって、ツールとインターフェースとの間の取り付けは、1つ以上の円錐形の接続部を含むことが好ましい。インターフェースは、ツールの上端に設けられた対応する円錐形凹部に係合する多数の円錐形ピンを備えていてもよい。代替的に、ツールは、ハウジング内の対応する円錐形凹所に係合する多数の円錐形ピンを備えてもよい。
ツールとインターフェースとの間に係止力を与えるプッシュフィッティングは、1つ以上の円錐形の接続部間の締まり嵌めによって達成されてよい。他の実施形態では、係止力は、主として、スナップ嵌め接続部によって提供される。
好ましい実施形態では、インターフェースは、インターフェースハウジングの下面から延びる1つの中央の円錐形突起を含み、ツールは、上部カラーによって囲まれた中央の円錐形凹部を含む。ツールには、円錐形凹部への入口に配置された多数のスナップ嵌めジョイントが設けられてもよく、インターフェース突起には、突起が凹部内へ押し込まれるときにスナップ嵌めジョイントに係合する環状リッジが設けられてもよい。
理解されるように、インターフェース上の1つ以上のレバーアームは、ツールとインターフェースとの間の係止力よりも大きい力を出すように適合される。
十分なレバー力を確保するために、インターフェースには、垂直回転軸に対して均等な角度間隔で配置された少なくとも2つのレバーアームが設けられてもよい。好ましい実施形態では、インターフェースは、3つのレバーアームを備える。
適切に、各レバーアームの旋回軸は、レバーの有効長を最大化するために、第2の端部よりも第1の端部からより遠くに位置する。さらに、各レバーアームが静止位置にあるとき、第1の係合面は、ハウジング下面の概ね水平な面よりも低い第1の水平面にあることが好ましい。好ましい実施形態では、各レバーアームの第1の端部は、垂直延長部を備え、ハウジング下面は、それが通って延びる適切な開口部を備える。ツールが取り付けられると、垂直延長部および第1の係合面はツールカラーの上面の下にある。
各レバーアームの対応する第2の係合面は、第2の水平面に位置しており、この面は、レバーアームが非作動位置にあるときに、第1の水平面よりも比較的高い位置にあることが好ましい。第2の係合面は、ハウジングの下面と同じ平面上、または幾分高い平面上にあってもよい。レバーの第1の端部が作動されるときに、各レバーアームの第2の係合面がハウジング下面の下に延びるように、さらなる開口部が設けられるか、または、関連するレバーの両端が突出することを可能にする長手方向のスロットが下面に設けられてもよい。
上述したように、レバーの作動は、ツールの下向き移動、および比較的低い力の印加によって可能である。下方移動は、ツールをピックアップするためにも使用できる。
本発明の装置は、ツールのドッキングおよびドッキング解除ステーションから、例えば、パラフィン包埋腫瘍組織の薄断片を含むスライドが位置する切断ステーションまでツールを移動させ、かつ識別された関心領域から材料を切断するために必要とされるXおよびY軸並進および回転運動を行うために使用されるアクチュエータのアセンブリを適切に備える。高速かつ高精度な切断を可能とするためには、アクチュエータアセンブリの重量を最小に抑えることが有利である。本発明のツールインターフェースは、切断ツールをドッキングかつドッキング解除するのに必要とされる移動を行うために軽量かつコンパクトなアクチュエータの使用を可能にする。適切には、インターフェースは、インターフェースおよび取り付けられたツールを垂直回転軸を中心に回転させることができる回転アクチュエータと、インターフェースおよびツールの垂直方向への移動を可能にするリニアアクチュエータとに固定接続される。回転アクチュエータおよびリニアアクチュエータは、切断中に、ブレードの配向を制御し、かつ制御された下方への力でこすり取りブレードをガラススライドに接触させるためにも使用される。
互いに接続され、x軸ステージ、切断中の並進運動用のy軸ステージ、および垂直運動用のz軸ステージを含むリニアアクチュエータのスタックが使用されてもよい。好ましい実施形態では、回転アクチュエータは、z軸ステージに接続される。回転アクチュエータは、切断中に吸引が適用され得るように、インターフェースおよびツールとの空気圧接続を可能にするための中空軸を有するステッパーモータまたはリニア駆動モータを備えてもよい。z軸ステージは、切断中に一定かつ正確な下向きの力を確保するために、位置制御用のヒンジ軸受を備えてもよい。代替的に、z軸ステージは、下向きの力を所望のレベルに維持するために力フィードバック制御が装備されてもよい。
さらなる展開では、装置は、上述したように切断ツールを受けるように成形された主凹部を有するツールキャリアを備える。主凹部は、少なくともツールインターフェースのレバーアームの数に等しい、多数の比較的高い部分および多数の比較的低い部分を含む上面によって囲まれている。ツールインターフェースがピックアップ位置である第1の角度位置にあるとき、比較的低い部分の位置は、各レバーアームの第1の係合面の位置と一致する。一例では、キャリア面の比較的高い部分は、本質的に平坦な断面によって形成され、比較的低い部分は、各第1の係合面に位置合わせされるくぼみによって形成される。
好ましくは、本装置は、複数の切断ツールを受けるための複数のこのようなツールキャリアを含むトレイを備える。一実施形態では、装置は、トレイの自動化された挿入および除去のために可動キャリア上に配置された多数のそのようなトレイを備える。
その結果、各レバーアームの第1の端部に係合することなく、少なくとも1つのプッシュフィッティングに係合するのに十分な量だけ、ツールキャリアに保持されたツールに対してインターフェースを下降させることによって、ツールをピックアップすることができる。
切断後、ツールは、ツールが開口部内へ下降され、囲む面と接触するときに、各レバーアームの第1の端部が作動されるように、適切な直径の開口部を有する別のレセプタクルに入れてもよい。
好ましい実施形態では、本装置は、使用済みツールを同じキャリア内へ戻すように構成される。これを可能にするために、アクチュエータは、各レバーアームの第1の端部がキャリア面の前述の比較的高い部分と位置合わせされる位置である第2の角度位置までインターフェースを回転させ、それによって、ツールをキャリアの成形された凹部内へ下降させることで、各レバーアームの第1の端部をそれに接触させて、第2の端部を旋回かつ変位させて、ツールをインターフェースから解放する。
したがって、切断ツールのドッキングおよびドッキング解除は、最小の力の印加を必要とする自動化されたやり方で行うことができる。
好ましい実施形態では、本発明による切断のための装置は、吸引と併用するように構成される。次に、ツールは、ツールを通って垂直方向に延びる内部通路を備え、こすり取りブレードが配置される一端にオリフィスを有する。こすり取りブレードは、高い降伏応力を有する金属から形成されることが好ましい。内部通路には通気性フィルタエレメントが配置され、フィルタエレメントとオリフィスとの間の内部通路のセクションは吸引ノズルとして機能する。
インターフェースハウジングには、同様に、インターフェースを通って垂直方向に延び、かつツールが取り付けられている状態にあるときに気密にツール内部通路に接続する内部通路が設けられている。インターフェースが中央の円錐形突起を備え、ツールが中央の円錐形凹部を備える好ましい実施形態では、ハウジング内部通路は、円錐形突起を通って延び、ツールの円錐形凹部との係合により、気密接続を提供する。他の実施形態では、インターフェース内部通路とツール内部通路との間の接続部にシールが設けられてもよい。
インターフェースの内部通路は、適切な配管および任意選択の弁を介して真空発生器に接続可能であり、それによって、切断中に、切断ツールの取り付け端に低圧が発生する。これにより、ツールのオリフィスに上昇気流が発生し、こすり取りブレードによって切断された材料をノズル内へ吸引し、それは、フィルタエレメントの下面に保持される。
本装置は、収集管が保持されるさらなるステーションを適切に備えてもよい。使用後、切断された材料は、圧力パルスを加えることによって、収集管内へそのまま排出されることができ、それによって汚染のリスクを最小に抑えることができる。その後、ツールは廃棄物レセプタクル内へ入れられるか、または、ドッキング/ドッキング解除ステーションに戻され、そこでツールキャリアに収納され、上記のように新しいツールがピックアップされる。
さらなる態様では、本発明は、切断ツールを解放可能に取り付けるためのインターフェースに関し、ツールインターフェースは:
- インターフェースを通って垂直方向に延びる内部通路であって、垂直中心線を有し、通路の一端は、真空発生器との気密接続のためのフィッティングを含み、内部通路の反対側の端部は、ツールの内部通路との気密接続を可能にする手段を含む、内部通路と、
- 少なくとも1つのプッシュフィッティングを介したツールの機械的接続を可能にする手段と、を備える。
本発明によれば、インターフェースは、水平旋回軸(135)によってインターフェースのハウジングにそれぞれ旋回可能に接続された1つ以上のレバーアームをさらに備え、これにより:
・各レバーアームは、プッシュフィッティングを可能にする手段に対して半径方向外側の位置に配置され、
・各レバーアームは、それぞれ第1および第2の係合面を有する第1および第2の端部を有し、それにより、第1の係合面は、第2の係合面よりも垂直中心線からより大きな半径方向距離で配置される。
好ましい実施形態では、各レバーアームの第1の係合面は、概して、第1の水平面内にあり、対応する第2の係合面は、概して、第1の水平面の上方にある第2の水平面に配置される。
有利なさらなる展開では、プッシュフィッティングを可能にする手段およびツールとの気密接続を可能にする手段は、ハウジングの下面から延びる中空の中央円錐形突起を備える。上述したように、中央円錐形突起の外面は、ハウジングの下面と突起の円錐形状端部分との間の位置で、環状リッジを備えてもよい。環状リッジはプッシュフィッティングの一部を形成し、ツールとのスナップ嵌め係合するように適合されている。
さらにさらなる態様では、本発明は、切断ツールを取り付ける方法、および切断ツールを上記で定義されるツールインターフェースを備える装置から取り外す方法に関し、それによって、ツールは、少なくとも1つのプッシュフィッティングによってインターフェースに取り付けられる。取り付けの方法は以下のステップ:
・切断ツールの本体を保持し、ツールインターフェースのレバーアームの数に少なくとも等しい、多数の比較的高い部分および比較的低い部分を有する上面によって囲まれている凹部を有するツールキャリアに対するインターフェースの垂直移動のステップを含み、それにより、
- 比較的低い部分の位置が、インターフェースが第1の角度位置にあるとき、各レバーアームの第1の係合面の位置と一致し、
- 垂直移動は、少なくとも1つのプッシュフィッティングに係合するのに十分であり、
- 比較的低い部分の深さは、各レバーアームの第1の係合面とツールキャリアとの間の接触による影響を受けずにプッシュフィッティングの係合が生じるような深さである。
取り外しの方法は、以下のステップ:
・ツールの本体を受けるのに十分な深さの開口部を囲む面に対してインターフェースを下降させるステップを含み、それによって、開口部は、前記囲む面と各レバーアームの第1の係合面との間の接触によって各レバーアームの変位がもたらされるような大きさとされる。
ある実施形態では、取り外しの方法は、ツールを同じツールキャリアに戻すことを含み、以下のさらなるステップ:
・ツールインターフェースおよび取り付けられたツールを、垂直な軸を中心に、負荷なしで、各レバーアームの第1の係合面がキャリア面の比較的高い部分と位置合わせされる第2の角度位置まで回転させるステップを含み、
・下降させるステップは、各レバーアームの第1の係合面をツールキャリア上面の比較的高い部分に接触させ、かつ各レバーアームを旋回させるようにツールキャリアに対してインターフェースを垂直移動させることを含み、それにより対応する第2の係合面は、ツールの上面に対して変位され、少なくとも1つのプッシュフィッティングを分離する。
本発明の上述の実施形態、実施および/または態様のうちの2つ以上が、有用と見なされるあらゆる方法で組み合わされてよいことが当業者によって理解されるであろう。
ここで、以下に説明される実施形態を参照して発明をさらに説明する。
本発明の実施形態による装置のツールインターフェースに取り付けられた切断ツールを概略的に示す切断図である。 図1aに示されたツールインターフェースの下面の斜視図である。 切断ツールの一例の断面図である。 ツールインターフェースに取り付けられ、インターフェースのハウジングの一部が切り取られてインターフェースのレバーアームを露出させている、図1cの切断ツールの正面図である。 図1cおよび図2に示される切断ツールを保持するように成形された複数のツールキャリアを含むトレイの一部の斜視図である。 2つの隣接するツールキャリアの上面図である。 切断ツールをピックアップするために、ツールキャリア内へ下降された第1の位置におけるツールインターフェースの部分的に切断された側面図である。 示されたレバーアームがツールキャリアの上面に接触するようにツールがツールキャリア内へ下降された第2の位置における、ツールを取り付けたインターフェースハウジングの部分的に切断された正面図である。 示されたレバーアームを変位させるように、インターフェースがさらなる量、下降されたときの、図5aに示された配置である。
異なる図面において同じ参照番号を有するアイテムは同じ構造的特徴および同じ機能を有することに留意すべきである。このようなアイテムの機能および/または構造が説明されたが、詳細な説明においてその説明の繰り返しは不要である。
図1aは、本発明の実施形態による切断装置の一部を形成するツールインターフェース100に取り付けられた切断ツール200の切断図を概略的に示す。切断ツールの第1の端部は、スライド上に配置された組織試料から生物材料をこすり取るためのブレード210を含む。装置はさらに、ツールインターフェース100が固定されるアクチュエータ20を備え、アクチュエータは、こすり取りブレード210をスライド面に接触させ、組織試料の識別された関心領域ROIから生物材料を分離するために、適切に制御かつ移動されるアクチュエータのアセンブリの一部を形成する。アクチュエータ20は、垂直方向に移動可能であり、垂直軸150を中心に回転を許容し、切断中かつ切断ツールの自動化された取り付けかつ取り外し中の両方に使用されるが、これは後に詳細に説明する。
示された切断ツールは、吸引と組み合わせて動作するように適合されている。したがって、ツールは、ブレード210が配置されるオリフィスを有するノズル215と、ツールを通って延び、かつツールインターフェース100を通って内部通路105と接続する内部通路とを備える。内部通路は、適切な配管107を介して真空発生器50に接続可能であるので、ツールの使用中に、ブレード210によって切断された生物材料がノズル215内へ吸引され、ここで、ツール内部通路にわたるように配置された通気性フィルタエレメント217の下面に捕捉される。ツール200は、単一使用のために設計されている。
切断プロセスの終わりに、ツール200はインターフェース100から取り外さなければならない。比較的高速で高分解能かつ高精度な切断を可能にするためには、アクチュエータ20が軽量かつコンパクトであることが重要である。複数の組織試料の効率的な自動化された処理を容易にするために、ツール200がインターフェース100から取り外されることができ、アクチュエータのアセンブリの複雑さおよび重量を増大させない自動化された様式で新しいツールが取り付けられる場合、有利である。したがって、本発明の取り付けインターフェース100は、ツール200の正確で安定した気密な取り付けを可能にして、次にアクチュエータ20が最小の力を出すだけでよい、簡単かつ自動化された様式で取り外しを可能にするように設計されている。
このことは、また、本発明のツールインターフェース100の下面の斜視図を示す図1b、および切断ツール200の断面図を示す図1cを参照して説明する。
インターフェース100は、中央の円錐形突起120が延びる概ね平坦な下面115を有するハウジング110を備える。突起120は中空であり、上記で説明した内部通路105の一部を形成する。ツールの本体225は、対応する円錐形凹部220を備える。円錐形突起120および円錐形凹部220は、垂直な回転軸150(図1a参照)と一致している共通の中心軸を有する。これにより、ツールとインターフェースとの間に自己整合の気密接続を提供する。加えて、インターフェースは、ツール本体225内へ延びる対応する穴に嵌合する位置合わせピン125を備えてもよい。したがって、インターフェースおよびツールの幾何学的形状により、ツールは、ブレード210が高精度の切断を行うことを可能にするために必要である正確な位置に取り付けられることができる。
いくつかの実施形態では、ツールとインターフェースとの間の係止力は、円錐形突起120と円錐形凹部220との間の圧入によって実現される。代替的に、係止力はスナップ嵌め接続によって提供されてもよい。円錐形突起220は、ツール上のスナップ嵌めジョイントと係合する環状リッジ(図示せず)を備えてもよい。
図1cに示されるように、ツール200は、円錐形凹部220への入口を囲む本質的に平坦な上面232を有する上部カラー230を備える。複数の、示された実施形態においては3つのスナップ嵌めジョイント235が、円錐形凹部への入口に設けられ、インターフェース突起がツール凹部内へ押し込まれたときに円錐形突起120上の環状リッジと係合する。示された例では、スナップ嵌めジョイントは、円錐形凹部220への入口でのツール本体225における対応するくぼみ237内に延びる片持ちアームである。各アーム235とくぼみ237の半径方向外側の壁との間の間隙は、インターフェース円錐形突起220上の環状リッジとの係合および分離のために必要とされるアームのたわみを可能にする。適切に、スナップ嵌めジョイント235は、円錐形凹部220への入口の周囲に均等な角度方向インターバルで配置されており、ツールを使用した正確な切断を可能にするために十分に大きいが、比較的低い力による分離を可能にするように十分に小さい安定した係止力を提供するように適合されている。
ツールの取り外しを可能にするために、インターフェースには、水平旋回軸を中心にインターフェース100に旋回可能に接続され、インターフェースハウジング110内で移動可能である少なくとも1つのレバーアームが設けられている。好ましい実施形態では、インターフェースは、円錐形突起120に対して半径方向外側の位置で、ハウジング内に配置される3つのレバーアーム130を含む。各レバーアームの第1の端部は、ハウジング110の概ね平坦な下面115を越えて延びる第1の係合面131を有する。各レバーアームの第2の端部は、レバーアームが旋回されるときにハウジングの下面115を越えて延びることができる第2の係合面(図1bには示されていない)を有する。図示されているように、ハウジング下面は、ハウジング下面を越えて各レバーアームの第1および第2の係合面の突出を許すスロット117を備えてもよい。
ツール取り外しのプロセスは、インターフェース100に取り付けられたツール200の側面図を示し、ハウジング110の一部が切断されて3つのレバーアーム130のうちの1つを示す図2を参照してさらに説明される。レバーアームは、旋回軸135を中心に旋回可能であり、この軸は、第1の端部よりもレバーアームの第2の端部に、より近く位置している。さらに、レバーアームの第1の端部は、概ね、インターフェース円錐形突起の中心軸150に対して半径方向距離xに位置する垂直延長部133を有し、xは、ツール上部カラー230の外半径よりも大きい。垂直延長部133は、このように、第1の係合面131がツールと接触しないようにツール上部カラー230の半径方向外側にある。適切には、垂直延長部133は、ツールカラー230の下面を越えて延びるのに十分な長さである。
旋回アームの第2の端部は、概ね、レバーアームの第1の端部よりも中心軸150に対して、より短い半径方向距離yに位置する。距離yは、ツールが取り付けられている状態にあるとき、レバーアーム130の第2の係合面132が上部カラー230の上面232の上方にあるような距離である。第2の係合面は、カラー上面と接触してもよく、または小さな間隙があってもよい。レバーアーム130の第1の係合面131の上方向への変位により、第2の係合面132はカラー上面232に接触され、ツールに力を加える。適切には、3つのレバーアームによって加えられるレバー力は、ツールとインターフェースとの間の係止力に打ち勝つのに十分である。ツールがスナップ嵌めジョイントによりインターフェースに固定される実施形態では、組み合わされたレバー力がツールを係合された係止位置から押し出す。
実施形態では、ツールは、ツールキャリアトレイ300に収納され、その一例が図3aに示されている。トレイは、ツール本体を受けるように成形された凹部305をそれぞれが備える複数のツールキャリアを備える。好ましくは、ツールはツールキャリアからピックアップされ、使用後に同じキャリアに交換される。
図3bは、キャリアトレイ300内の2つの隣接するツールキャリア310、320の上面図を示す。各ツールキャリアは、ツールを収容するために同一形状の主凹部305を含む。示された例では、各キャリアは、ツールがその中に保持されたときに、ツール上部カラーの上面232がトレイの上面315を越えて突出しないように成形されている。各キャリアは、トレイ上面315に対して3つのくぼみ311、312、313をさらに備え、これらは、主凹部305の半径方向外側に位置し、ツールインターフェース100の各レバーアーム130の第1の係合面131を受けるように適合されている。インターフェースが第1のキャリア310に配置されたツールをピックアップすることを仮定する。
インターフェース100が、各レバーアームの第1の係合面131がキャリア内の対応するくぼみ311、312、313と位置合わせされているピックアップ位置である第1の角度位置にあるとき、アクチュエータは、インターフェースの円錐形突起を第1キャリア310内へ下降させる。
図4は、ツールをピックアップするために第1のキャリア310内へ下降された後のツールインターフェース100を示す。第1の係合面131が第1のキャリア310の第1のくぼみ311と位置合わせされているため、ツールインターフェース100の円錐形突起は、レバーアーム130の係合なしで、第1のキャリア310内へ下降させることができる。同様に、第2および第3のレバーアームの第1の係合面は、それぞれ、第2および第3のくぼみ312、313と位置合わせされている。理解されるように、くぼみは、円錐形突起120を、環状リッジがツール円錐形凹部220への入口でスナップジョイント235と係合するまで下降させることができる十分な深さを有する。したがって、アクチュエータの下方への移動および比較的小さい力の印加は、ツールをインターフェースに機械的に接続するのに十分である。好ましくは、キャリアのトレイは、ツールが凹部305に保持されている間にX-Y平面内で変位することができるように、幾分たわむことができるので、位置合わせを強化する。
ツールを使用した切断後、ツールは第1のキャリア310内へ戻して収納してもよい。アクチュエータは、インターフェース100を、垂直軸150を中心に、各レバーアームの第1の係合面がくぼみとの位置合わせから外れてトレイの上面315と接触することになる第2の角度位置まで回転させる。示された実施形態では、第2の角度位置は、ツール本体、および成形された凹部305が、2度の回転対称性を有することを前提とすると、第1の角度位置から半回転した位置である。他の構成も当然、可能である。
取り外しプロセスは、ツールがツールキャリアトレイ300の第1のツールキャリア310内へ下降されることを示す図5aおよび図5bから明らかである。第2の角度位置までの回転後、アクチュエータは、インターフェース100およびツール200をトレイに向かって下方に移動させ、ここで、図5aに示されるように、ツール本体225がツールキャリア310の成形された凹部内へ挿入され、レバーアーム130の第1の係合面131がトレイ上面315と接触するように、ツールに対して位置決めされる。さらに下方への移動により、図5bに示されるように、レバーアームの第1の端部はインターフェースハウジング110内で上方に変位され、レバーアームの第2の係合面132は変位されてツールカラー230に解放力を加え、上記で説明したようにスナップ嵌め接続を分離する。ツールが解放されると、アクチュエータは、円錐形突起120がトレイの上方になり、キャリアトレイの隣接するツールキャリアに配置された新しいツールをピックアップするために移動できるようになるまで、インターフェース100を上昇させる。
したがって、自動化されたツールのピックアップおよび収納を行うためのアクチュエータ20の唯一の必要な動作は、垂直軸を中心とした、負荷のない回転、および低力の印加を伴う下方への移動である。これは、コンパクトかつ軽量であるアクチュエータを使用して達成できる。
非限定として示されているか否かにかかわらず、実施例、実施形態または選択的特徴は、請求項に記載の発明を限定するものと理解すべきではない。上述の実施形態は、発明を限定するのではなく、例示しており、当業者は、添付の請求項の範囲から逸脱することなく多くの代替的な実施形態を設計することができることに留意すべきである。
請求項では、括弧の間に置かれたあらゆる参照符号は、請求項を限定するものと解釈されるべきではない。「含む」という動詞およびその活用の使用は、請求項に述べられたもの以外の要素またはステップの存在を排除しない。ある要素に先行する冠詞「a」または「an」は、複数のこのような要素の存在を排除しない。本発明は、複数の別個の要素を含むハードウェアによって、および適切にプログラムされたコンピュータによって実施されてよい。複数の手段を列挙する装置請求項では、これらの手段のうちの複数は、ハードウェアの1つの同じアイテムによって具体化されてよい。ある手段が互いに異なる従属請求項に引用されているという単なる事実は、これらの手段の組合せを有利に使用することができないことを示さない。
20 アクチュエータ
50 真空発生器
100 ツールインターフェース
105 ツールインターフェースを通る内部通路
107 内部通路を真空発生器に接続するための配管
110 インターフェースハウジング
115 インターフェースハウジングの平坦な下面
117 インターフェースハウジング内の長手方向スロット
120 インターフェースの中央の円錐形突起
125 位置合わせピン
130 レバーアーム
131 レバーアームの第1の端部における第1の係合面
132 レバーアームの第2の端部における第2の係合面
133 レバーアームの第1の端部における垂直延長部
135 レバーアームの旋回軸
150 円錐形突起の中心軸(およびアクチュエータの垂直回転軸)
x 円錐形突起の中心軸からの第1の係合面の半径方向距離
y 中心軸からの第2の係合面の半径方向距離
200 切断ツール
210 切断ツールの第1の端部におけるこすり取りブレード
215 切断ツールの吸引ノズル
217 通気性フィルタエレメント
220 切断ツールの円錐形凹部
225 ツール本体
230 ツールの第2の端部における上部カラー
232 ツール上部カラーの上面
235 スナップ嵌めジョイント
237 スナップ嵌めジョイントが延びるツール本体内のくぼみ
300 ツールキャリアトレイ
305 ツールキャリアの成形された凹部
310 第1のツールキャリア
311、312、312 第1のツールキャリアの第1、第2および第3のくぼみ
315 ツールキャリアトレイの上面
320 第2のツールキャリア

Claims (14)

  1. 平坦な基板上に配置された試料から生物材料を切断する装置であって、
    切断ツール(200)を解放可能に取り付けるためのツールインターフェース(100)を備え、切断ツール(200)は、少なくとも1つのプッシュフィッティング(120、220)によってインターフェースに接続可能であり、垂直回転軸(150)を中心に回転可能であり、
    インターフェース(100)が、水平旋回軸(135)によってインターフェースのハウジング(110)にそれぞれ旋回可能に接続された1つ以上のレバーアーム(130)をさらに備え、
    各レバーアーム(130)が、少なくとも1つのプッシュフィッティングに対して半径方向外側の位置に配置され、それぞれの第1および第2の係合面(131、132)を有する第1および第2の端部を有し、第1の係合面(131)は、第2の係合面(132)よりも垂直軸(150)からより大きい半径方向距離に配置され、
    ツールがインターフェース(100)に取り付けられるときに、各レバーアーム(130)の第1の係合面(131)が上部カラー(230)の外部寸法の外側にあり、上部カラーと接触しないように寸法決めされ、さらに、レバーアームの第1の端部が上方向に変位されるときに、各レバーアームの第2の係合面(132)がカラーの上面(232)と接触し、第2の係合面(132)が少なくとも1つのプッシュフィッティングを分離させる力をカラー(130)に加えるように寸法決めされる上部カラーをツール(200)が有し、
    装置が、ツール(100)の本体を受けるのに十分な深さの開口部を囲む面に対してインターフェース(100)を下降させることによってツールを取り外すように構成され、それにより、各レバーアームの変位が、前記囲む面と各第1の係合面(131)との間の接触によってもたらされることを特徴とする、装置。
  2. 少なくとも1つのプッシュフィッティングが、インターフェース(100)とツール(200)との間のスナップ嵌め接続によって少なくとも部分的に形成される、請求項1に記載の装置。
  3. インターフェース(100)が、ハウジング(110)の下面(115)から延びる1つ以上の円錐形突起(120)を含み、
    ツール(100)が、1つ以上の円錐形突起を受けるように成形された1つ以上の円錐形凹部(220)を備え、
    少なくとも1つのプッシュフィッティングが、対応する円錐形凹部(220)に係合している1つ以上の円錐形突起(120)によって少なくとも部分的に形成される、請求項1または2に記載の装置。
  4. 1つ以上の円錐形突起(120)が、環状リッジを備え、円錐形突起の端部が対応する円錐形凹部に押し込まれたときに環状リッジと係合する1つ以上のスナップ嵌めジョイント(235)が、1つ以上のツール円錐形凹部(220)への入口に設けられている、請求項3に記載の装置。
  5. インターフェース(100)が、ツール(200)の中央の円錐形凹部(220)に係合するように適合された中央の円錐形突起(120)を備える、請求項3または4に記載の装置。
  6. インターフェース(100)が、インターフェースを通って垂直方向に延び、かつ真空発生器(50)との気密接続を可能にするためのフィッティングが設けられている内部通路(105)を備え、
    ツール(200)が、ツールを通って垂直方向に延びる内部通路を備え、
    ツールが取り付けられている状態にあるとき、ツールとインターフェースの前記内部通路が気密に接続される、請求項1から5のいずれかに記載の装置。
  7. インターフェースが、垂直軸(150)の周囲に均等な角度間隔で配置された2つ以上のレバーアームを備える、請求項1から6のいずれかに記載の装置。
  8. 静止位置では、各レバーアームの第1の係合面(131)が第1の水平面にあり、対応する第2の係合面(132)が、第1の水平面よりも高い第2の水平面にある、請求項1から7のいずれかに記載の装置。
  9. インターフェース(100)と固定接続され、垂直方向に移動可能であり、垂直回転軸(150)を中心に第1の角度位置と第2の角度位置との間で回転可能であるアクチュエータ(20)をさらに備え、
    装置が、切断ツールの本体(225)を収容するように成形された主凹部(305)と、主凹部を囲む上面(315)とを有するツールキャリア(310)をさらに備え、キャリア上面が、ツールインターフェースのレバーアーム(130)の数に少なくとも等しい多数の比較的高い部分および比較的低い部分(311、312、313)を含み、
    比較的低い部分の位置が、インターフェースが第1の角度位置にあるときの各レバーアームの第1の係合面(131)の位置と一致し、
    少なくとも1つのプッシュフィッティングが係合するまで、ツールキャリア(310)に対してインターフェースを下方に移動させることによって、インターフェースが第1の角度位置にあるときに、装置が、ツールキャリア(310)に配置された切断ツール(200)を取り付けるように構成され、比較的低い部分(311、312、313)の深さが、各レバーアーム(130)の第1の係合面(131)とツールキャリア(310)との間の接触に影響を受けずに前記係合が生じるような深さである、請求項1から8のいずれかに記載の装置。
  10. 複数の切断ツールを保持するために複数のツールキャリア(310、320)が組み込まれたトレイ(300)を備える、請求項9に記載の装置。
  11. ツールの使用後、装置が、
    各レバーアームの第1の係合面(131)がキャリア上面(315)の比較的高い部分と位置合わせされる位置である第2の角度位置までインターフェースを回転させ、
    ツールカラー面(232)に対する第2の係合面(132)の変位が少なくとも1つのプッシュフィッティングを分離するのに十分な力を出すように、各レバーアームの第1の係合面(131)をキャリア上面(315)の比較的高い部分に接触させ、各アームを旋回させるのに十分な量だけツールをツールキャリア(310)内へ下降させることによって、ツールをツールキャリアに戻し、ツールをインターフェースから取り外すようにさらに構成される、請求項9または10に記載の装置。
  12. 請求項9に記載のツールキャリア(310)を備える切断装置上のツールインターフェース(100)に切断ツール(200)を取り付ける方法であって、ツールが、少なくとも1つのプッシュフィッティングによってインターフェースに取り付け可能であり、方法が、
    ツール(100)をツールキャリア(310)に配置するステップと、
    ツールキャリアの比較的低い部分(311、312、313)の位置が、各レバーアームの第1の係合面(131)の位置と一致する第1の角度位置までインターフェースを回転させるステップと、
    少なくとも1つのプッシュフィッティングに係合するのに十分な量だけ、ツールキャリアに対してインターフェースを下降させるステップとを含む、方法。
  13. 請求項1から10のいずれかに記載の切断装置上のツールインターフェース(100)から切断ツール(200)を取り外す方法であって、ツールが、少なくとも1つのプッシュフィッティングによってインターフェースに取り付けられ、方法が、
    対応する第2の係合面(132)がツールの上面(232)に対して変位され、かつ少なくとも1つのプッシュフィッティングを分離するように、各レバーアームの第1の係合面(131)が開口部を囲む面と接触し、各レバーアームを旋回させるまで、ツールの本体を収容するのに十分な深さの前記開口部を有するレセプタクルに対してインターフェースを下降させるステップを含む、方法。
  14. レセプタクルは、請求項9に記載のツールキャリア(310)であり、下降させるステップに先立って、方法は、
    垂直軸(150)を中心に、負荷なしで、各レバーアームの第1の係合面(131)がキャリア上面(315)の比較的高い部分に位置合わせされる第2の角度位置までツールインターフェースおよび取り付けられたツールを回転させるステップをさらに含む、請求項13に記載の方法。
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