JP2024518300A - イオンポンプを使用した熱伝達 - Google Patents

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Abstract

熱伝達デバイスは、導管内に含まれ得る閉鎖された循環経路の周囲に誘電体作業流体を循環させるための1つ以上のイオンポンプを使用することに基づく。作業流体は、液体または気体であり得る。イオンポンプは、閉鎖された循環経路に沿って配置される。ポンプは、エミッタと、コレクタとを含む。電圧がエミッタに印加されると、作業流体は、エミッタにおいてイオン化される。イオン化された流体は、より低い電圧コレクタに静電的に引きかれ、それは、次に、それらの勢いを分け与える分子との衝突を通して、作業流体の流動を生成する。このアプローチは、正コロナデバイスまたは負コロナデバイスのいずれかと共に使用され得る。

Description

(関連出願の相互参照)
本願は、2021年6月15日に出願された米国仮特許出願第63/210,887号「Heat Transfer Using Ionic Micro-Pumps」の35 U.S.C. Section 119(e)(米国特許法第119条(e))下、および2021年4月23日に出願された米国仮特許出願第63/179,135号「Heat Transfer Using Ionic Micro-Pumps」の35 U.S.C. Section 119(e)(米国特許法第119条(e))下の優先権を主張する。前述の全ての主題は、参照することによってそれら全体として本明細書に組み込まれる。
(技術分野)
本開示は、概して、イオン流発生器(イオンポンプ)を使用した熱伝達に関する。
熱伝達を実施するデバイスのための多くの用途が、存在する。大きなスケールでは、これは、小型のブレード付き、ねじ式、または他の機械的羽根車を用いて行われ得、それらは、排気または放射的消散(例えば、自動車エンジンラジエータシステム)のために、1つの場所から別の場所まで熱を伝達する作業流体を能動的に移動させる。
しかしながら、約数mmの寸法を伴う微小なスケールまで縮小すると、それは、より困難になる。従来的な最高水準解決策は、概して、そのような小さいスケールで全く機能しないか、または、強烈な熱源(現代の電子デバイスにおいてますます見出されるもの等)から十分に迅速に熱を除去するためのそれらの能力において、あまりにも性能が限定されている。
したがって、小型の熱伝達デバイスのためのより優れたアプローチの必要性がある。
本開示の実施形態は、付随の図面における例と併せて検討されるとき、以下の詳細な説明および添付の請求項からより容易に明白となるであろう他の利点および特徴を有する。
図1は、イオン熱伝達装置の斜視図を示す。
図2および3は、図1のイオン熱伝達装置の2つの端部キャップの異なる図を示す。 図2および3は、図1のイオン熱伝達装置の2つの端部キャップの異なる図を示す。
図4は、図1のイオン熱伝達装置のケーブルカバー導管を示す。
図5は、ケーブルカバーを伴う2つの端部キャップの斜視図を示す。
図6は、取り付けられた電子機器を伴うイオン熱伝達装置の斜視図を示す。
図7は、別のイオン熱伝達装置の斜視図を示す。
図8は、別のイオン熱伝達装置の側面図および底面図を示す。
図9は、イオンポンプを構築するために使用される単位セルの斜視図である。
図10は、別のイオンポンプの斜視図である。
図および以下の説明は、例証のみとしての好ましい実施形態に関する。以下の議論から、本明細書に開示される構造および方法の代替実施形態が、請求されるものの原理から逸脱することなく採用され得る実行可能な代替物として容易に認識されるであろうことに留意されたい。
一側面では、熱伝達デバイスは、1つ以上のイオンポンプを使用することをベースとし、1つ以上のイオンポンプは、閉鎖された循環経路の周囲に誘電体作業流体を循環させ、閉鎖された循環経路は、導管内に含まれ得る。作業流体は、液体または気体であり得る。イオンポンプは、閉鎖された循環経路に沿って配置される。ポンプは、エミッタと、コレクタとを含む。電圧がエミッタに印加されると、作業流体は、エミッタにおいてイオン化される。イオン化された流体は、より低い電圧のコレクタに静電的に引かれ、それは、次にそれらの勢いを分け与える分子との衝突を通して、作業流体の流動を生成する。このアプローチは、正コロナデバイスまたは負コロナデバイスのいずれかと共に使用され得る。このタイプのポンプは、従来の機械式ポンプと比較してより小さく、異なる形状因子を伴って作製され得る。結果として、熱伝達デバイス全体は、より従来のポンプに関して実行可能ではない用途に対処するように設計され得る。
図1-6は、ある例を示す。この例では、装置は、閉鎖された循環経路のための導管を含み、導管は、2つの端部キャップを伴うケーブルカバーの形態にある。図1は、2つの端部キャップ120、130と、その間のケーブルカバー110とを伴う組み立てられた装置100の斜視図を示す。端部キャップ120、130は、作業流体を循環させるためのポンプを含む。一方の端部キャップ120が、熱源と熱接触し、熱源は、この例では電子機器である。他方の端部キャップ130が、循環経路を閉鎖する。
図1は、2つの端部キャップ120、130の拡大された断面図も示す。右の端部キャップ120は、ポンプ(図1に図示せず)を含み、ヒートシンク125と統合されている。熱源(図1に図示せず)は、この端部キャップ120と熱接触し、熱を作業流体に伝達する。矢印によって示されるように、作業流体140は、右の端部キャップ120から、一方のチャネル112に沿ってケーブルカバーの長さを下り、左の端部キャップ130を通して、異なるチャネル114に沿ってケーブルカバーの長さを逆行し、右の端部キャップ120を通して戻るように循環する。左の端部キャップ130は、帰還であり、ポンプも含む。ケーブルカバーの中心116は、中空であり、それによって、ケーブルが、電子機器までルーティングされ得る。
図2は、熱源側における、端部キャップ120の異なる図を示す。左上は、端部キャップ120の斜視図である。左下は、断面斜視図である。右下は、断面側面図である。端部キャップ120は、8つのイオンポンプ150を含み、それらは、上の斜視図において、小さい正方形として示され、各ポンプに入る矢印、またはそれから出る矢印を伴う。端部キャップ120は、環状の空洞122を有する。図2では、矢印によって示されるように、底部の4つのポンプ150が、作業流体をチャネル114から空洞122の中に圧送し、上部の4つが、流体を空洞からチャネル112の中に圧送する。端部キャップは、ヒートシンク125と統合される。作業流体のための循環経路は、ヒートシンク125の基部内に含まれる。中心孔126は、ケーブルが通過することを可能にする。
図3は、帰還側における端部キャップ130を示す。図3における図は、図2における図と同じである:斜視図、断面斜視図、および断面側面図。端部キャップは、図1の向きに対して180度回転させられており、それによって、イオンポンプ150が、見えている。端部キャップ130も、流体を環状の空洞132の中、およびそれから外に圧送する8つのイオンポンプ150を含む。図3では、矢印によって示されるように、上部の4つのポンプ150は、作業流体をチャネル112から空洞132の中に圧送し、底部の4つが、流体を空洞からチャネル114の中に圧送する。ケーブルは、中心孔136を通過し得る。
図4は、ケーブルカバー導管110を示す。断面に示されるように、中心開口部116は、ケーブルが伸びる場所である。中心開口部116の環状の外側は、2つのチャンバまたはチャネル112、114に分割されている。流体が、矢印によって示されるように、熱源から一方のチャネル112に沿ってシンクへ、および他のチャネル114に沿って逆転方向に流動する。ケーブルカバーは、熱を消散するための熱放射リブ117も含む。
図5は、ケーブルカバー110の短い区分を伴う2つの端部キャップ120、130の拡大図を示し、これらの構成要素の境界を横断した循環経路を示す。いくつかのポンプ150も、見えている。
図6は、装置の斜視図を示し、電子機器190が、ヒートシンク125および端部キャップ120に接触し、ケーブル180が、ケーブルカバー110の中に挿入されている。熱が、消散のために、電子機器190からヒートシンク125まで伝達される。熱は、作業流体にも伝達され、作業流体は、ケーブルカバー110を通して循環し、熱を消散させる。
図7は、導管の主要区分が、丸みを帯びているのではなく、平坦である、代替設計を示す。この設計は、平坦な主要導管区分710と、2つの端部キャップ720、730とを含む。導管710は、2つのチャネル712、714を有する。両方の端部キャップ720、730は、作業流体を循環させるためのイオンポンプ750を含む。一方の端部キャップ720は、熱源と熱接触し、統合されたヒートシンク725も含む。他方の端部キャップ730は、循環経路を閉鎖する。作業流体は、図7において矢印によって示されるように、端部キャップ720を通して、チャネル712を通して下り、端部キャップ730を通して、チャネル714を通して逆行するように循環する。導管710は、作業流体から熱を消散させるためのフィン717を有する。導管710の壁は、フィンなしでさえ、対流または放射によって熱を消散させ得る。
図1-7に示される設計は、例にすぎない。他の設計も、明白であろうことを理解されたい。例えば、イオンポンプは、端部キャップ内に位置する必要はない。それらは、閉鎖された循環経路に沿った他の場所、例えば、ケーブルカバー110または導管710の長さに沿った他の場所に配置され得る。導管は、異なるサイズ、長さ、形状、および断面であり得る。それらは、異なる材料、例えば、プラスチックまたは金属からも成り得る。それらは、堅いことも、柔らかいこともある。ある場合、それらは、RF透過性であり得る。液体と気体との両方を含む異なる作業流体が、使用され得る。液体の例は、フロリナート、脱イオン水、ハイドロフルオロカーボン、および冷却剤を含む。気体の例は、不活性ガス、希ガス、ヘリウム、窒素、アルゴン、ネオン、クリプトン、およびキセノンを含む。ある場合、作業流体は、5センチポアズ(cP)以下の動的粘性および/または少なくとも0.02W/mKの温度熱伝導率を有する。
図8は、閉鎖された循環経路がヒートシンクの基部内に位置する代替設計を示す。図8は、この設計の側面図および底面図を示す。熱源890(例えば、集積回路)が、ヒートシンクの基部810に搭載されている。ヒートシンクは、熱を消散させるためのフィン817を有する。ヒートシンクの基部内に、閉鎖された循環経路812が、存在する。循環経路812を通して流動する作業流体が、シンクの基部内により均一な温度を提供し、したがって、広がり抵抗を減らす。円Pによってマーキングされる、イオンポンプが、循環経路812の周囲で流体を移動させる。図8の例では、黒い経路が、閉鎖された循環経路812であり、円Pが、イオンポンプである。
循環経路812は、多くの異なる方法において実装されることができる。単一の能動ポンプを伴う単一の経路が、存在し得、複数のポンプを伴う単一の経路が、存在し得る。代替として、複数の経路が、存在し得、各閉鎖された循環経路が、1つ以上のポンプを有する。循環経路は、異なる形状を有し得、イオンポンプは、経路に沿った異なる場所に設置され得る。イオンポンプを使用することの1つの利点は、ポンプが、それらがヒートシンク基部810の中に内蔵され得るように十分に小さいことであるが、それは、要求されない。
図9-10は、上で説明される熱伝達デバイスのために使用され得るイオンポンプの例示的設計を説明する。以下において、イオンポンプは、(流体が空気であるとき)イオン流発生器またはイオン空気流発生器と称され得る。これらの例では、作業流体は、空気であるが、それらは、空気に限定されない。
一側面では、イオン空気流発生器のエミッタおよび/またはコレクタは、誘電体基板に接合される導体によって(ガラスまたはセラミック基板上に堆積させられた金属によって等)形成される。高電圧エミッタ(電荷を集中させるための鋭い縁または他の特徴を伴う)を形成するように成形された1つの導体が、誘電体基板の片側に接合される。接地された低電圧コレクタ(場の集中を減らす丸みを帯びた縁を伴う)を形成するように成形された別の導体が、誘電体基板の反対側に接合される。誘電体基板は、エミッタとコレクタとの間において中実ではない。それは、空所を伴って成形され、空所は、エミッタとコレクタとの間に空隙を形成する。したがって、電圧がエミッタに印加されると、空気が、エミッタにおいてイオン化される。イオン化された空気は、接地されたコレクタに静電的に引きかれ、それは、次にそれらの勢いを分け与える中性分子との衝突を通して、空隙を通した空気の流動を生成する。このアプローチは、正コロナデバイスまたは負コロナデバイスのいずれかと共に使用され得る。
例えば、誘電体基板は、ガラスまたはセラミック基板の固体片として開始し得る。基板の表面は、エッチングされ得るか、切れ目が入れられ得るか、または別様に事前調整され得る。導体が、基板の両側に堆積させられる。基板の表面形状は、エミッタのための鋭い縁またはコレクタのための丸みを帯びた縁等の構造を導体内に形成するために使用され得る。導体間の誘電体が、除去され、空気流のための空隙を生成する。
1つのアプローチでは、鋭い縁が付けられた溝が、基板の片側に作製される。次いで、溝の中に導体を堆積させることが、エミッタとして機能する導体内に山部(ridge)を形成する。伝導性材料は、基板の他側にも堆積させられ、標準的なリソグラフィプロセスを使用してパターン化され、したがって、コレクタを形成する。導体が、堆積させられた後、導体間の基板材料が、除去され、エミッタとコレクタとの間に空気流のための経路を生成し得る。
異なるアプローチでは、滑らかな凹面形の溝が、基板内に作製され、次いで、溝の中に導体を堆積させることが、コレクタとして機能する導体内に丸みを帯びた表面を形成する。導体は、標準的なリソグラフィ技法を用いて反対側にも適用され、正方形の断面等から鋭い縁を形成するように成形される。そして、これは、エミッタとして機能する。導体が堆積させられた後、導体間の基板材料が、除去され、エミッタとコレクタとの間に空気流のための経路を生成し得る。
図9は、イオン空気流発生器のある例を示す。図9は、空気流発生器を構築するために使用される単位セル900の斜視図である。この例では、単位セルは、1mm×1mmの面積と、1mmをわずかに下回る厚さとを有する。異なるサイズの空気流発生器が、これらの単位セルのアレイを組み立てることによって構築され得る。単位セル900は、2つの導体910および930を含み、それらは、最終デバイスにおいてスペーサ920の形態をとる誘電体基板によって分離されている。構築中、2つの導体910、930は、ガラスまたはセラミック基板等の固体誘電体基板の上に堆積させられる。誘電体が、除去され、2つの導体910、930間に空隙925を生成する。導体910、930は、それぞれ、エミッタと、コレクタとを含む。誘電体基板の一部は、スペーサ920を形成するために残り、それは、エミッタとコレクタとの間に空隙925のための一貫した間隔を維持する。
導体910は、主として平坦である。導体910のためのこの単位セルの角における平坦表面エリアは、スペーサ920に接合される。導体910は、エミッタとして機能するようにも成形される。それは、典型的に、電荷を集中させる点または縁等の特徴を含む。この例では、導体910は、鋭い縁を有する山部912を伴って形成され、それは、エミッタとして機能する。山部の曲率半径は、好ましくは、可能な限り小さく、好ましくは、30μmより大きくあるべきではない。この例は、線平面幾何学形状を使用する。他のタイプの線形隆起構造も、使用され得る。エミッタが、(山部等の)隆起線形構造ではなく、(円錐または角錐等の)隆起点構造として形成された場合、それは、点平面幾何学形状を実装するであろう。隆起点構造は、好ましくは、また、30μmより大きくない、特徴サイズと、曲率半径とを有するべきである。導体910は、空気流を可能にするための孔915も含む。
導体930も、主として平坦であり、導体930のこの単位セルの角における平坦表面エリアは、スペーサ920に接合される。導体930は、コレクタを形成するように成形され、典型的に、点または縁を伴う特徴を回避する。それは、空気流を可能にするための孔935も含む。孔935は、角および縁を回避するように設計される。孔935は、角を伴う長方形ではなく、丸みを帯びた端部を伴う錠剤形状である。孔の縁、特に、エミッタに面する側における縁も、丸みを帯びている。好ましくは、それらは、エミッタ山部より低い曲率を有する。これは、不要なアーク発生または破損のリスクを減らす。
図10は、イオン流体流発生器ポンプのための別の設計の斜視図である。このデバイス1000は、誘電体1020によって分離された2つの導体1010および1030を含む。構築中、2つの導体1010、1030は、ガラスまたはセラミック基板等の固体の誘電体基板の上に堆積させられる。図10では、コレクタ導体1030は、誘電体1020の上部表面上にあり、エミッタ導体1010は、誘電体1020の底部表面上にある。誘電体が、除去され、誘電体基板内に開口1025を生成する。導体1010は、開口1025を横断して吊るされた1つ以上のエミッタストライプ1012を伴うエミッタを含む。この例では、2つのエミッタストライプが、存在する。導体1030は、開口1025を横断して吊るされた複数のコレクタストライプ1032を伴うコレクタを含む。開口1025は、エミッタとコレクタとの間のクリープ距離を増加させる分離切り欠き1015を含む。
この例では、エミッタストライプ1012およびコレクタストライプ1032の両方は、誘電体材料が除去された後、誘電体1020によって、ストライプの2つの端部においてのみ支持される。いかなる中間ストライプ支持部も、存在しない。しかしながら、ストライプの長さは、いかなる感知可能な垂れ下がりも存在しないように十分に短く、誘電体1020は、エミッタストライプ1012とコレクタストライプ1032との間に空隙1025のための一貫した間隔を維持する。代替設計では、エミッタおよび/またはコレクタストライプは、例えば、下層の誘電体のストライプによって、その全長に沿って支持される伝導性トレースを形成することによって、支持され得る。図10の設計では、エミッタストライプおよびコレクタストライプは、規則的パターンにおいて配置され、それらは、互いに対して直角に向けられる。
コレクタストライプ1032は、電場を集中させることを回避するために、丸みを帯びている。1つのアプローチでは、それらは、基板の中に丸みを帯びた溝を切り込むことによって製作される。金属が、誘電体1020の両側に適用される。丸みを帯びた溝の中に堆積させられた金属は、エッチングによってパターン化され、したがって、丸みを帯びたコレクタストライプ1032を形成する。誘電体1020の反対表面上に堆積させられた金属は、エッチングによってパターン化され、鋭い縁を生成し、したがって、エミッタストライプ1012を形成する。
結果として生じるコレクタストライプ1032は、角のない断面を有する、または少なくともエミッタに面する表面は、丸みを帯びている。対照的に、エミッタストライプ1012は、縁を伴って形成される。1つのアプローチでは、標準的なリソグラフィが、誘電体基板上にエミッタストライプ1012をパターン化するために使用される。結果として生じる断面は、典型的に、角を伴う長方形または台形である。角は、好ましくは、30μm以下の曲率半径を有する。
他の例では、類似構造の実施形態は、それぞれの導体を伴う2つの基板を含み得、2つの基板は、別個に生成され、後続のステップとして一緒に接合されるか、または、空気流が基板内または適用される導体内の穿孔を通ってではなく、絶縁基板の表面を横断して横方向にルーティングされるように構築される。
イオンポンプのさらなる詳細および例が、2022年3月29日に出願された国際出願第PCT/US22/22334号「Ionic Air Flow Generator」(参照することによってその全体として本明細書に組み込まれる)内に提供される。
本詳細な説明は、多くの具体的事項を含むが、これらは、本発明の範囲を限定するものとして解釈されるべきではなく、単に、異なる例を例証するものとして解釈されるべきである。本開示の範囲が、上記に詳細に議論されていない、他の実施形態も含むことを理解されたい。当業者に明白となるであろう種々の他の修正、変更、および変形例も、添付の請求項において定義されるような精神および範囲から逸脱することなく、本明細書に開示される方法および装置の配置、動作、および詳細において行われ得る。したがって、本発明の範囲は、添付の請求項およびそれらの法的均等物によって決定されるべきである。

Claims (90)

  1. イオン熱伝達装置であって、前記イオン熱伝達装置は、
    閉鎖された循環経路を含む導管と、
    前記閉鎖された循環経路の周囲に誘電体作業流体を循環させるために前記閉鎖された循環経路に沿って配置された1つ以上のイオンポンプと
    を備えている、イオン熱伝達装置。
  2. 前記導管は、熱源と熱接触し、前記作業流体の循環は、熱を前記熱源から離れるように伝達する、請求項1に記載のイオン熱伝達装置。
  3. 前記導管は、ヒートシンクと熱接触している一端を有する、請求項2に記載のイオン熱伝達装置。
  4. 前記導管は、前記作業流体から熱を放射的および/または対流的に消散させるように構成された表面構造を有する、請求項2に記載のイオン熱伝達装置。
  5. 前記表面構造は、フィンを備えている、請求項4に記載のイオン熱伝達装置。
  6. 前記導管の壁は、前記作業流体から熱を放射的および/または対流的に消散させる、請求項2に記載のイオン熱伝達装置。
  7. 前記導管は、前記熱源と異なる場所に端部を有し、前記作業流体の循環は、熱を前記熱源から前記導管の前記端部に伝達する、請求項2に記載のイオン熱伝達装置。
  8. 各イオンポンプは、4mm以下の断面流動エリアを有する、請求項1に記載のイオン熱伝達装置。
  9. 前記導管は、前記イオンポンプのうちの少なくとも1つを含む端部キャップを備えている、請求項1に記載のイオン熱伝達装置。
  10. 前記イオンポンプのうちの少なくとも1つは、前記導管の長さに沿って配置されている、請求項1に記載のイオン熱伝達装置。
  11. 前記導管は、可撓性である、請求項1に記載のイオン熱伝達装置。
  12. 前記導管は、RF透過性である、請求項1に記載のイオン熱伝達装置。
  13. 前記導管は、プラスチックまたは金属である、請求項1に記載のイオン熱伝達装置。
  14. 前記導管は、平坦な断面を有する、請求項1に記載のイオン熱伝達装置。
  15. 前記導管は、丸い断面または環状の断面を有する、請求項1に記載のイオン熱伝達装置。
  16. 前記作業流体は、5センチポアズ(cP)以下の動的粘性を有する、請求項1に記載のイオン熱伝達装置。
  17. 前記作業流体は、少なくとも0.02W/mKの室温熱伝導率を有する、請求項1に記載のイオン熱伝達装置。
  18. 前記作業流体は、液体である、請求項1に記載のイオン熱伝達装置。
  19. 前記作業流体は、フロリナート、脱イオン水、ハイドロフルオロカーボン、または冷却剤である、請求項18に記載のイオン熱伝達装置。
  20. 前記作業流体は、不活性ガス、希ガス、ヘリウム、窒素、アルゴン、ネオン、クリプトン、またはキセノンである、請求項1に記載のイオン熱伝達装置。
  21. イオン熱伝達装置であって、前記イオン熱伝達装置は、
    閉鎖された循環経路を含む細長い導管と、
    前記閉鎖された循環経路の周囲に誘電体作業流体を循環させるために前記閉鎖された循環経路に沿って配置された1つ以上のイオンポンプと
    を備え、
    前記細長い導管は、前記導管の2つの端部間に2つのチャネルを有し、前記作業流体は、前記チャネルのうちの第1のものを通して、前記導管に沿って一方向に流動し、前記チャネルのうちの第2のものを通して、前記導管に沿って反対方向に流動し、前記導管の一端は、熱源と熱接触し、前記作業流体の循環は、熱を前記熱源から離れるように伝達する、イオン熱伝達装置。
  22. 前記導管の端部のうちの一方は、ヒートシンクと熱接触している、請求項21に記載のイオン熱伝達装置。
  23. 前記導管は、前記作業流体が前記導管に沿って流動するにつれて、前記作業流体から熱を消散させる、請求項21に記載のイオン熱伝達装置。
  24. 前記導管は、前記イオンポンプのうちの少なくとも1つを含む端部キャップを備えている、請求項21に記載のイオン熱伝達装置。
  25. 前記導管は、ケーブルカバーを備えている、請求項21に記載のイオン熱伝達装置。
  26. イオン熱伝達装置であって、前記イオン熱伝達装置は、
    ヒートシンク基部を有するヒートシンクと、
    前記ヒートシンク基部内に含まれた閉鎖された循環経路の少なくとも一部基部を有するヒートシンクと、
    循環経路の周囲に誘電体作業流体を循環させるために前記閉鎖された循環経路に沿って配置された前記閉鎖された1つ以上のイオンポンプと
    を備え、
    前記作業流体の循環は、前記ヒートシンク基部の中で熱を分布させる、イオン熱伝達装置。
  27. 前記作業流体の循環は、前記ヒートシンク基部の広がり抵抗を減らす、請求項26に記載のイオン熱伝達装置。
  28. 前記ヒートシンク基部は、前記閉鎖された循環経路全体と前記イオンポンプの全てとを含む、請求項26に記載のイオン熱伝達装置。
  29. 前記ヒートシンク基部は、少なくとも2つの別個の閉鎖された循環経路の一部を含む、請求項26に記載のイオン熱伝達装置。
  30. 前記イオンポンプのうちの少なくとも1つは、
    第1の側と反対の第2の側とを有する誘電体基板と、
    前記誘電体基板の前記第1の側に接合された平坦表面を有する第1の導体であって、前記第1の導体は、エミッタを形成するようにも成形されている、第1の導体と、
    前記誘電体基板の前記反対の第2の側に接合された平坦表面を有する第2の導体であって、前記第2の導体は、コレクタを形成するように成形されている、第2の導体と
    を備え、
    前記誘電体基板は、前記エミッタと前記コレクタとの間に空隙を形成する空所を伴って成形され、前記エミッタに印加される電圧は、前記エミッタにおいて空気をイオン化し、前記イオン化された空気は、前記コレクタに引きかれ、それによって、前記空隙を通した空気の流動を生成する、請求項1-29のいずれかに記載のイオン熱伝達装置。
  31. 前記誘電体基板は、セラミック基板またはガラス基板を備えている、請求項30に記載のイオン熱伝達装置。
  32. 前記空所は、誘電体基板を除去することによって生成され、前記エミッタは、除去の前に前記第1の導体を前記誘電体基板に接合することによって形成されている、請求項30に記載のイオン熱伝達装置。
  33. 実質的に同一のセルのアレイをさらに備え、各セルは、前記エミッタと前記コレクタとの対立する区分を含む、請求項30に記載のイオン熱伝達装置。
  34. 各セルは、2mm×2mm以下のエリアを覆っている、請求項33に記載のイオン熱伝達装置。
  35. 各セルは、2mm以下の厚さを有する、請求項33に記載のイオン熱伝達装置。
  36. 隣接したセルのエミッタ区分は、互いに電気接触し、隣接したセルのコレクタ区分は、互いに電気接触している、請求項33に記載のイオン熱伝達装置。
  37. 前記第1の導体は、前記セルのうちの1つのエミッタ区分と電気接触している第1の電極を備え、前記第2の導体は、前記セルのうちの1つのコレクタ区分と電気接触している第2の電極を備え、前記電圧は、前記第1および第2の電極を横断して印加される、請求項33に記載のイオン熱伝達装置。
  38. 前記第1の導体は、前記エミッタとして、1つ以上の隆起線形構造を形成するように成形されている、請求項30に記載のイオン熱伝達装置。
  39. 前記1つ以上の線形隆起構造は、1つ以上の山部を備えている、請求項38に記載のイオン熱伝達装置。
  40. 各隆起した山部は、30μm以下の曲率半径を伴う縁を有する、請求項39に記載のイオン熱伝達装置。
  41. 前記第1の導体は、前記エミッタとして、1つ以上の隆起点構造を形成するように成形されている、請求項30に記載のイオン熱伝達装置。
  42. 前記エミッタおよびコレクタは、点平面幾何学形状を有する、請求項30に記載のイオン熱伝達装置。
  43. 前記エミッタとコレクタとの間の分離スペーサであって、前記分離スペーサは、前記エミッタとコレクタとの間の前記空隙のための一貫した間隔を維持する、分離スペーサをさらに備えている、請求項30に記載のイオン熱伝達装置。
  44. 前記分離スペーサは、前記空気の流動のための前記エミッタと前記コレクタとの間の流動エリアを取り囲む、請求項43に記載のイオン熱伝達装置。
  45. 前記分離スペーサは、前記誘電体基板から成る、請求項43に記載のイオン熱伝達装置。
  46. 前記分離スペーサは、前記第1および第2の導体間のクリープ距離を前記第1および第2の導体間の直接距離の2倍超まで増加させる形状を有する、請求項43に記載のイオン熱伝達装置。
  47. 前記コレクタは、孔を伴う実質的に平面状であり、前記空気は、前記コレクタ内の前記孔を通って前記空隙から流出する、請求項30に記載のイオン熱伝達装置。
  48. 前記孔は、角のない湾曲形状を有する、請求項47に記載のイオン熱伝達装置。
  49. 前記孔は、前記エミッタに面する側に丸みを帯びた縁を有する、請求項47に記載のイオン熱伝達装置。
  50. 前記第1の導体も、孔を伴う実質的に平面状であり、前記空気は、前記第1の導体内の前記孔を通って前記空隙の中に流入する、請求項47に記載のイオン熱伝達装置。
  51. 前記第1の導体は、実質的に中実であり、前記空気は、前記イオンポンプの側面を通って前記空隙の中に流入する、請求項47に記載のイオン熱伝達装置。
  52. 前記孔は、前記エミッタと前記コレクタとの間の流動エリアの少なくとも40%を占有する、請求項47に記載のイオン熱伝達装置。
  53. 前記空気の流動のための前記エミッタと前記コレクタとの間の流動エリアは、50mm以下である、請求項47に記載のイオン熱伝達装置。
  54. 前記空気の流量は、流動エリアの1cmあたり毎分3リットル以上である、請求項47に記載のイオン熱伝達装置。
  55. 前記エミッタと前記コレクタとの間の前記空隙は、2mm以下である、請求項47に記載のイオン熱伝達装置。
  56. 前記イオンポンプのうちの少なくとも1つは、
    第1の側と、反対の第2の側と、誘電体基板を通した開口とを有する誘電体基板と、
    1つ以上のエミッタストライプを伴うエミッタを備えている第1の導体であって、各エミッタストライプは、前記誘電体基板内の前記開口を横断して吊るされており、前記誘電体基板の前記第1の側に堆積させられ、それによって支持された2つの端部を有する、第1の導体と、
    複数のコレクタストライプを伴うコレクタを備えている第2の導体であって、各コレクタストライプは、前記誘電体基板内の前記開口を横断して吊るされており、前記誘電体基板の前記反対の第2の側に堆積させられ、それによって支持された2つの端部を有する、第2の導体と、
    を備え、
    前記誘電体基板は、前記エミッタとコレクタとの間の空隙を維持し、前記エミッタに印加される電圧は、前記エミッタにおいて空気をイオン化し、前記イオン化された空気は、前記コレクタに引きかれ、それによって、前記空隙を通した空気の流動を生成する、請求項1-29のいずれかに記載のイオン熱伝達装置。
  57. 前記誘電体基板は、セラミック基板またはガラス基板を備えている、請求項56に記載のイオン熱伝達装置。
  58. 前記開口は、誘電体基板を除去することによって生成され、前記エミッタおよびコレクタは、前記開口を生成する前に前記誘電体基板上に前記第1および第2の導体を堆積させることによって形成されている、請求項56に記載のイオン熱伝達装置。
  59. 前記エミッタストライプおよびコレクタストライプは、規則的パターンを形成している、請求項56に記載のイオン熱伝達装置。
  60. 前記エミッタストライプは、角を伴う断面を有する、請求項56に記載のイオン熱伝達装置。
  61. 少なくとも1つの角が、30μm以下の曲率半径を有する、請求項60に記載のイオン熱伝達装置。
  62. 前記エミッタ形状は、台形断面を有する、請求項60に記載のイオン熱伝達装置。
  63. 前記コレクタストライプは、角のない断面を有する、請求項56に記載のイオン熱伝達装置。
  64. 前記エミッタストライプは、前記コレクタストライプと直角に向けられている、請求項56に記載のイオン熱伝達装置。
  65. 前記エミッタストライプの前記端部は、前記開口の両側における前記誘電体基板の前記第1の側に堆積させられ、それによって支持されたパッチを備え、前記開口の両側における前記パッチは、互いにおよびエミッタ電極に電気的に接続され、
    前記コレクタストライプの前記端部は、前記開口の両側における前記誘電体基板の前記第2の側に堆積させられ、それによって支持されたパッチを備え、前記開口の両側における前記パッチは、互いにおよびコレクタ電極に電気的に接続されている、請求項64に記載のイオン熱伝達装置。
  66. 前記開口の角は、前記エミッタとコレクタとの間のクリープ距離を増加させる分離切り欠きを含む、請求項64に記載のイオン熱伝達装置。
  67. 前記誘電体基板は、前記エミッタとコレクタとの間の前記空隙のための一貫した間隔を維持する、請求項56に記載のイオン熱伝達装置。
  68. 前記誘電体基板は、前記開口を取り囲み、それによって、前記空気の流動のための前記エミッタと前記コレクタとの間の流動エリアを生成する、請求項56に記載のイオン熱伝達装置。
  69. 前記空気の流動のための前記エミッタと前記コレクタとの間の流動エリアは、50mm以下である、請求項56に記載のイオン熱伝達装置。
  70. 前記空気の流量は、流動エリアの1cmあたり毎分3リットル以上である、請求項56に記載のイオン熱伝達装置。
  71. 前記エミッタと前記コレクタとの間の前記空隙は、2mm以下である、請求項56に記載のイオン熱伝達装置。
  72. 前記イオンポンプのうちの少なくとも1つは、
    第1の側を有する誘電体と、
    前記誘電体の前記第1の側に接合され、それによって支持された導体であって、前記導体は、エミッタまたはコレクタのいずれかを備えている第1の電極を形成するようにも成形されている、導体と、
    エミッタおよびコレクタのうちの他方を備えている第2の電極と
    を備え、
    前記エミッタとコレクタとは、互いに対立して位置付けられ、それによって、前記エミッタに印加される電圧は、前記エミッタにおいて空気をイオン化し、前記イオン化された空気が、前記コレクタに引きかれ、それによって、空気の流動を生成する、第2の電極と
    請求項1-29のいずれかに記載のイオン熱伝達装置。
  73. 前記第1の電極は、前記エミッタを備え、前記第2の電極は、前記コレクタを備えている、請求項72に記載のイオン熱伝達装置。
  74. 前記第1の電極は、前記コレクタを備え、前記第2の電極は、前記エミッタを備えている、請求項72に記載のイオン熱伝達装置。
  75. 前記コレクタは、1mm以下のピッチにおける複数の平行金属ストライプを備えている、請求項74に記載のイオン熱伝達装置。
  76. 前記誘電体は、前記エミッタとコレクタとの間の空隙の外側に位置付けられている、請求項72に記載のイオン熱伝達装置。
  77. 前記エミッタとコレクタとの間の空隙のための一貫した間隔を維持するスペーサをさらに備えている、請求項76に記載のイオン熱伝達装置。
  78. 前記誘電体は、セラミック基板またはガラス基板を備えている、請求項72に記載のイオン熱伝達装置。
  79. 前記導体は、前記金属ストライプの全長にわたって前記誘電体上に堆積させられ、それによって支持された1つ以上の金属ストライプを備えている、請求項78に記載のイオン熱伝達装置。
  80. 前記導体は、前記誘電体内の開口に架かっている誘電体のリブ上に堆積させられ、それによって支持された1つ以上の金属ストライプを備えている、請求項78に記載のイオン熱伝達装置。
  81. 前記導体は、前記誘電体内の開口を横断して吊るされた1つ以上の金属ストライプを備え、各金属ストライプは、前記誘電体の前記第1の側に堆積させられ、それによって支持された2つの端部を有する、請求項78に記載のイオン熱伝達装置。
  82. 前記誘電体は、プリント回路基板を備え、前記導体は、前記プリント回路基板上に堆積させられた金属トレースを備えている、請求項72に記載のイオン熱伝達装置。
  83. 前記エミッタおよびコレクタは、線平面幾何学形状を有する、請求項72に記載のイオン熱伝達装置。
  84. 前記空気の流動のための前記エミッタと前記コレクタとの間の流動エリアは、50mm以下である、請求項72に記載のイオン熱伝達装置。
  85. 前記空気の流量は、流動エリアの1cmあたり毎分3リットル以上である、請求項72に記載のイオン熱伝達装置。
  86. 前記エミッタと前記コレクタとの間の前記空隙は、2mm以下である、請求項72に記載のイオン熱伝達装置。
  87. 前記イオン化された空気は、前記エミッタの周囲に正コロナを形成する、請求項72に記載のイオン熱伝達装置。
  88. 前記イオン化された空気は、前記エミッタの周囲に負コロナを形成する、請求項72に記載のイオン熱伝達装置。
  89. 前記イオンポンプのうちの少なくとも1つは、
    誘電体フレームと、
    前記フレームに接合され、それによって支持された導体であって、前記導体は、エミッタまたはコレクタのいずれかを備えている第1の電極を形成するようにも成形されている、導体と、
    エミッタおよびコレクタのうちの他方を備えている第2の電極と
    を備え、
    前記エミッタとコレクタとは、互いに対立して位置付けら、それによって、前記エミッタに印加される電圧は、前記エミッタにおいて空気をイオン化し、前記イオン化された空気は、前記コレクタに引きかれ、それによって、空気の流動を生成する、請求項1-29のいずれかに記載のイオン熱伝達装置。
  90. 前記導体は、前記フレームに接合され、それによって支持されたワイヤエミッタを備えている、請求項89に記載のイオン熱伝達装置。
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