JP2024517950A - １食分の食品を調製するためのシステムおよび方法 - Google Patents

Abstract

１食分の食品を調製するシステムは、第１の材料（２）を入れた第１の封止パッケージ（１）と、第２の材料（４）を入れた第２の封止パッケージ（３）と、第１の調理パラメータおよび／または加熱パラメータに従って第１の材料（２）を直接的に調理および／または加熱するために、さらに第２の調理パラメータおよび／または加熱パラメータに従って第２の材料（４）を間接的に調理および／または加熱するために、熱水および蒸気を供給するように構成され少なくとも１つの機械（５）と、を備える。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、参照により開示全体が本明細書に組み込まれる２０２１年５月１２日出願のイタリア国特許出願第１０２０２１００００１２２３３号に関連する。

本発明は、１食分の食品を調製するためのシステムおよび方法に関する。

本発明は、とりわけ、様々な材料が含まれた１食分の食品を調製するためのシステムおよび方法に関する。

クイックケータリング業界にあっては、機械を使用して蒸気による生鮮食品の調理および／または調理済み食品の加熱を行うことが知られている。

出願人による特許文献１、特許文献２、および特許文献３では、１食分の食品を入れた容器内に熱水および蒸気を供給することによって、容器内に収められた１食分の生鮮食品をどのように調理するかが教示されている。

一方では、水および蒸気で生鮮食品を調理するためには、定量の蒸気および熱水を分与するとともに、迅速な食品の調理を行えるように水および蒸気の分与時間を制御する必要がある。

他方では、１食分の食品で高い品質を実現するという意向からは、それぞれの材料について高い品質レベルでの調製が要求される。

国際公開第２０１９／２０７５０９号パンフレット 国際公開第２０２０／２１２９０９号パンフレット 国際公開第２０２０／２１２２０７号パンフレット

本発明の目的は、迅速なケータリングのために要求される時間と、質の高い食品何食分かの提供への意欲との間で折り合いをつけることができる食品1食分の調製のためのシステムを提供することにある。

本発明によれば、１食分の食品を調製するためのシステムであって、
－ 第１の材料を入れた第１の封止パッケージと、
－ 第２の材料を入れた第２の封止パッケージと、
－ 第１の調理パラメータおよび／または加熱パラメータに従って第１の材料を直接的に調理および／または加熱するように、さらに第２の調理パラメータおよび／または加熱パラメータに従って第２の材料を間接的に調理および／または加熱するように構成された機械と、
を備えるシステムが提供される。

そして、第１の材料と第２の材料は個別に調理または加熱され、まだ熱いうちに一緒にされて混ぜ合わされる。このような食品の調製法は、第１の材料が生パスタで、第２の材料がパスタソースであるパスタ料理の調製には特に適している。

クイックケータリング業界では、システムは同じ機械を２つ以上備えることになる可能性があり、少なくとも１つの機械は第２の材料の調理または加熱のために使用される。

具体的には、第１のパッケージは、第１の材料を入れた区画室を有するトレイと、第１のリムによって画定された上部開口と、トレイの封止材と、を備えており、トレイ内の第１の材料の調理／加熱を行うために封止材が取り除かれると、機械およびトレイはトレイの上部開口で互いが結合されるように構成されている。

それによって機械と容器はほぼ閉ざされた区画室を形成し、その中で第１の材料が調理される。

さらに、システムは、第２のリムによって画定された上部開口を有する容器であって、少なくとも１つの第２のパッケージを含み、その第２のパッケージを開けることなしに容器内の第２の材料の調理／加熱を行うように構成された容器を備える。

それにより、第２の材料の調理または加熱を簡単かつ迅速に行うことができる。

とりわけ、容器は、複数の第２のパッケージ内の第２の材料を調理／加熱するように構成される。

そうすることで、容器内の複数の第２の材料を同時に調理または加熱することができる。

具体的には、容器は、カップ本体と、カップ本体内に収まって第２のパッケージをカップ本体内の既定の位置に保持するように構成されたインサートと、を備える。

より具体的には、インサートは、第２のパッケージの所定の部位に蒸気を運んで、第２の材料の調理または加熱に有利となるように構成される。

具体的には、第１のリムおよび第２のリムは形状、寸法ともに同一である。

そうすることで、トレイと容器の両方を同じ機械と結合させ、第１の材料と第２の材料との調理または加熱を同一の機械で行うことができる。

具体的には、該機械は蒸気と熱水をそれぞれ独立して分与するように構成される。

そうすることで、蒸気および熱水を同時に、かつ／または何らかの順序に従って、トレイまたは容器内に供給することができる。

具体的には、システムは、機械の動作モードに応じて入替え可能な複数の分与器を備える。

それにより、調理または加熱する食品の種類に応じて、および／または調製レシピに従って、分与器を交換することができる。

具体的には、機械は、第１の蒸気供給ダクトと、第２の熱水供給ダクトと、軸に沿って延びて機械と一体をなす第１の連結器であって、第１のダクトおよび第２のダクトがそこで収束する第１の連結器と、を備え、分与器の各々が、第１の連結器の周りにぴったりはまって、各々の分与器が圧力によって第１の連結器と結合されるように構成されたそれぞれの第１のスリーブを備える。

具体的には、第１の連結器が選択的に径方向に移動可能な少なくとも１つの胴部を備える一方、各々の分与器の第１のスリーブは、該可動胴部を収容してそれぞれの分与器を定位置に錠止するのに適した区画室を備える。

それにより、各々の分与器を簡易かつ費用効果に優れた形で第１の連結器とスナップ結合することができる。

具体的には、機械は、蒸気排出ダクトと、機械と一体をなす第２の連結器であって、排出ダクトと流体的に連結された第２の連結器と、を備え、各々の分与器は、第２の連結器に選択的に取り付けられて、トレイまたは容器の過剰な蒸気を排出するように構成された第２のスリーブを備える。

具体的には、システムは、第１の連結器と第２の連結器を流体的に直接連結する接合部であって、第１の連結器から第２の連結器に蒸気および／または熱水を再循環させ、それによって第１の連結器および第２の連結器の洗浄を行うように構成された接合部を備える。

本発明のさらなる目的は、従来技術の欠点を緩和することのできる食品調理の方法を提供することにある。

本発明によれば、１食分の食品を調製するための方法であって、
－ 第１の材料を入れた第１の封止パッケージを提供するステップと、
－ 第２の材料を入れた第２の封止パッケージを提供するステップと、
－ 第１の調理パラメータおよび／または加熱パラメータに従って第１の材料を直接的に調理および／または加熱するために、さらに第２の調理パラメータおよび／または加熱パラメータに従って第２の材料を間接的に調理および／または加熱するために、熱水および蒸気を供給するステップと、
を含む方法が提供される。

それによって、第１の材料および第２の材料を、第１の材料および第２の材料を運ぶ目的でも使用される第１のパッケージおよび第２のパッケージの中で直接調理または加熱することができる。

以下デハ、限定的デナイ本発明ノ例示的ナ実施形態ヲ示シタ添付ノ図面ヲ参照シナガラ本発明ニツイテ説明スル。

本発明の対象である１食分の食品調製のためのシステムが第１の動作構成にあるときのその正面図である（わかりやすいように一部を削除し、一部は断面で示してある）。 第２の動作構成にあるときの図１のシステムの正面図である（わかりやすいように一部を削除し、一部は断面で示してある）。 本発明の対象であるシステムの一部として、材料を入れるように構成された封止パッケージを示す斜視図である（わかりやすいように一部を削除してある）。 本発明の対象であるシステムの一部として、さらなる材料を入れるように構成されたさらなる封止パッケージを示す平面図である（わかりやすいように一部を削除してある）。 第１の動作構成にあるときの図１のシステムの側面図である（わかりやすいように一部を削除し、一部は断面で示してある）。 第３の動作構成にあるときの図１のシステムの正面図である（わかりやすいように一部を削除し、一部は断面で示してある）。

図１および図２を参照すると、１食分の食品を調製するためのシステムは、ここでは生パスタである材料２（図１）を入れた封止パッケージ１（図１）と、ここでは生パスタ用ソースである材料４（図２）を入れた封止パッケージ３（図２）と、材料２（図１）を調理パラメータおよび／または加熱パラメータにそれぞれ従って直接的に調理および／または加熱するように、さらに材料４（図２）を調理パラメータおよび／または加熱パラメータにそれぞれ従って間接的に調理および／または加熱するように構成された機械５と、を備える。

図３を参照すると、封止パッケージ１は、材料２を入れた区画室を有するトレイ６と、リム７によって画定された上部開口と、トレイ６のリム７において封止されたシート８と、を備える。トレイ６は、材料２を生産現場から調製および消費の現場まで運ぶための封止パッケージ１の一部分を画定する機能、材料２の調理がその中で行われる容器を画定する機能、しかるべく混合された材料２および４の組合せによって規定される料理が消費される容器を画定する機能の３重の機能を有する。

図４を参照すると、封止パッケージ３は、糊状または半流動性の形態の材料４を入れるのに適した袋であって、２つのリム９を向かい合せに有し、少なくとも収束する形の断面をもった袋である。封止パッケージ３のこの構成は「生クリーム絞り袋」の構造にならったものであり、あらかじめ弱く作られた部分がある一方の端部で開けると、手で押すことによって材料４を絞り出すことができる。

図１を参照すると、機械５は、トレイ６の上部開口でトレイ６と結合されてトレイ６内の区画室を閉じるように構成された分与器１０と、分与器１０が選択的に結合される２つの連結器１１および１２と、分与器１０に蒸気を供給するために連結器１１に連結されるダクト１３と、分与器１０に熱水を供給するために連結器１１に連結されるダクト１４と、トレイ６から吐出し部（添付の図面には図示せず）に蒸気を排出するために連結器１２に連結されるダクト１５と、を備える。

より具体的には、連結器１１は、ほぼ垂直な軸Ａに沿って延びてダクト１３と流体連通する流路１６と、軸Ａに対してほぼ平行な方向に延びてダクト１３と流体連通する流路１７と、を備える。

流路１６および１７の自由端には、それぞれ蒸気および熱水を供給するように構成された開口部１８および１９がそれぞれ設けられている。それにより、機械５は蒸気と熱水をそれぞれ独立して分与するように構成される。

連結器１１は機械５の支持部２０に固定され、蒸気または熱水が分与器１０から漏れることがないように構成された環状ガスケット２１を備える。ここに説明し、図示した例では、環状ガスケット２１はポリマー材料製で、連結器１１内に作り出される環状座２２の中に収まる。

分与器１０はポリマー材料製であることが好ましく、連結器１１に固定されるように構成された円筒形スリーブ２３と、円筒形スリーブ２３と同軸の蓋２４と、連結器１２に固定されるように構成されたもう１つの円筒形スリーブ２５と、を備える。

蓋２４は、トレイ６のリム７が納まるように構成された区画室を画定することによってトレイ６の上部開口を閉ざす２つの環状突起２６および２７を有する。

分与器１０は、軸Ａに沿って延びる中央突出部２８であって、開口部２９が設けられた中央突出部２８と、中央突出部２８の周りに広がる環状壁３０であって、熱水を分与するための開口部３１が設けられた環状壁３０と、をさらに備える。具体的には、環状壁３０は、軸Ａとほぼ直交する部位３２であって、中央突出部２８と隣接して軸Ａとほぼ平行な方向に延びる開口部３１を有する部位３２と、軸Ａに対して傾斜して部位３２と円筒形スリーブ２３の間に配置された部位３３であって、軸Ａに対して横断方向に延びる開口部３１を有する部位３３と、を備える。

分与器１０は、連結器１１に固定されることにより、流路１６が中央突出部２８の開口部２９を少なくとも部分的に貫いて延び、流路１６の開口部１９がトレイ６と直接向き合うように構成される。

さらに、分与器１０は、連結器１１に固定されることによって、環状壁３０と連結器１１によって画定される環状チャンバ３４であって、熱水で満たされるように構成された環状チャンバ３４が形成されるように構成される。

図２を参照すると、システムは、リム３６によって画定された上部開口を有する容器３５であって、少なくとも１つの封止パッケージ３を含むことによって、封止パッケージ３を開けることなしに容器３５内で材料４の調理／加熱を行えるように構成された容器３５を備える。ここに説明し、図示する例では、容器３５は、複数の封止パッケージ３内で材料４の調理／加熱を同時に行うように構成されている。

具体的には、容器３５は、カップ本体３７と、カップ本体３７内に収まって封止パッケージ３をカップ本体３７の所定の位置に保持するように構成されたインサート３８と、を備える。

より具体的には、容器３５は、インサート３８を支えるように構成された肩部３９を備える。

インサート３８は、封止パッケージ３の所定の部位に蒸気を運ぶように構成される。具体的には、インサート３８は容器３５から選択的に取外し可能であり、開口部１８および２９と流体的に連結されて封止パッケージ３に蒸気を運ぶことができる中央ダクト４０と、複数の収容座４１であって、各々がそれぞれの封止パッケージ３を容器３５の底の所定の位置に保持するように構成された複数の収容座４１と、を備える。

具体的には、トレイ６のリム７と容器３５のリム３６とは形状も寸法も同一である。そのため、トレイ６と容器３５のいずれも同じ分与器１０と結合することが可能である。

さらに、ここに説明し、図示する例では、システムは、中央突出部４３の形状が分与器１０と異なる分与器４２（図１および図５）を備える。具体的には、分与器４２の中央突出部４３はドーム形をなしており、蒸気を分与するための複数の開口４４であって、軸Ａに対して横断方向に延びる開口４４を有している。

分与器４２は、連結器１１に固定されることによって、流路１６の開口部１８が中央突出部４３の中に開口部４４に近接して配置されるように構成される。

本発明によれば、分与器１０および４２は機械５の動作モードに応じて入替え可能である。具体的には、分与器１０は、トレイ６および分与器４２の中に入れた固形食品の調理または加熱に特に適しており、分与器４２は、トレイ６内に入れた液状食品の調理または加熱に特に適している。

図５を参照すると、連結器１１は径方向に選択的に移動可能な２つの胴部４５を備えており、その各々は連結器１１内に設けられたそれぞれの座４６の中に納まる。各々の可動胴部４５は丸端部４７を備え、丸端部４７が連結器１１から径方向に突き出る突出位置と、丸端部４７がそれぞれの座４６の中に配置される引込み位置と、の間で可動である。

具体的には、連結器１１は２つの弾性要素４８（ここではコイルばね）を備えており、その各々がそれぞれの可動胴部４５に結合される。各々の弾性要素４８は、それぞれの座４６にあるそれぞれの可動胴部４５の動作に対抗する力を与えるように構成される。

円筒形スリーブ２３は軸Ａの周りに広がり、可動胴部４５を収容して分与器１０を所定の位置に錠止するのに適した区画室４９を備える。具体的には、区画室４９は可動胴部４５の丸端部４７を収容して、分与器１０を連結器１１にスナップ結合するように構成される。

図６を見ると、システムは、連結器１１と連結器１２を流体的に直接連結するように構成された接合部５０を備えている。具体的には、接合部５０は、連結器１１に固定されるように構成されたスリーブ５１と、スリーブ５１から連結器１２に蒸気または熱水を運ぶように構成されたＬ字形ダクト５２と、を備える。

使用時には、図３に見るとおり、トレイ６からシート８が取り去られ、図１に見るとおり、トレイ６は分与器１０と結合され、リム７が環状突起２６および２７の間に来るようにされて、トレイ６の上部開口は閉ざされる。その状態で、トレイ６内における所定の調理パラメータおよび／または加熱パラメータに従って、蒸気および熱水がそれぞれ開口部１８および開口部３１から同時に、かつ／または何らかのシーケンスに従って分与されて、材料２が直接的に加熱または調理される。

図２を見ると、各々の封止パッケージ３は容器３５内のインサート３８のそれぞれの収容座４１に配置されている。その状態で、容器３５内における所定の調理パラメータおよび／または加熱パラメータに従って分与器４２の開口部４４から蒸気が分与されて、材料４が間接的に加熱または調理される。

図６では、スリーブ５１が連結器１１に固定されており、ダクト５２は、第１の端部でスリーブ５１に、第２の端部で連結器１２に連結されて、接合部５０を形成している。続いて、機械５が開口部１９から熱水を分与する。分与された熱水は接合部５０を通して連結器１２に直接運ばれ、添付の図面には示されていない吐出し部に供給される。こうして、連結器１１および１２の洗浄を行うことができる。

添付の請求項による保護の範囲から外れることなく、本発明の変形形態が可能であることは明らかである。

１食分の食品を調製するためのシステムであって、
－ 第１の材料（２）を入れた第１の封止パッケージ（１）と、
－ 第２の材料（４）を入れた第２の封止パッケージ（３）と、
－ 第１の調理パラメータおよび／または加熱パラメータに従って前記第１の材料（２）を直接的に調理および／または加熱するために、さらに第２の調理パラメータおよび／または加熱パラメータに従って前記第２の材料（４）を間接的に調理および／または加熱するために、熱水および蒸気を供給するように構成された少なくとも１つの機械（５）と、
を備えるシステム。

前記第１のパッケージ（１）が、前記第１の材料（２）を入れた区画室を有するトレイ（６）と、第１のリム（７）によって画定された上部開口と、前記トレイ（６）の封止材と、を備え、前記トレイ（６）内の前記第１の材料（２）の調理／加熱を行うために前記封止材が取り除かれると、前記機械（５）および前記トレイ（６）が前記トレイ（６）の前記上部開口で互いが結合されるように構成された、段落［００６５］に記載のシステム。

第２のリム（３６）によって画定された上部開口を有する容器（３５）であって、少なくとも１つの前記第２のパッケージ（３）を含み、前記第２のパッケージ（３）を開けることなしに前記容器（３５）内の前記第２の材料（４）の調理／加熱を行えるように構成された容器（３５）を備える、段落［００６５］または段落［００６６］に記載のシステム。

前記容器（３５）が、複数の第２のパッケージ（３）内の前記第２の材料（４）を調理／加熱するように構成された、段落［００６７］に記載のシステム。

前記容器（３５）が、カップ本体（３７）と、前記カップ本体（３７）内に収まって前記第２のパッケージ（３）を前記カップ本体（３７）内の既定の位置に保持するように構成されたインサート（３８）と、を備える、段落［００６８］に記載のシステム。

前記インサート（３８）が、前記第２のパッケージ（３）の所定の部位に蒸気を運ぶように構成された、段落［００６９］に記載のシステム。

前記第１のリム（７）および前記第２のリム（３６）が形状、寸法ともに同一である、段落［００６６］および段落［００６７］に記載のシステム。

前記機械（５）が蒸気と熱水をそれぞれ独立して分与するように構成された、段落［００６５］から段落［００７１］に記載のシステム。

前記機械（５）の動作モードに応じて入替え可能な複数の分与器（１０、４２）を備える、段落［００６５］から段落［００７２］に記載のシステム。

前記機械（５）が、第１の蒸気供給ダクト（１３）と、第２の熱水供給ダクト（１４）と、軸（Ａ）に沿って延びて前記機械（５）と一体をなす第１の連結器（１１）であって、前記第１のダクト（１３）および前記第２のダクト（１４）がそこで収束する第１の連結器（１１）と、を備え、前記分与器（１０、４２）の各々が、前記第１の連結器（１１）の周りにぴったりはまるように構成されたそれぞれの第１のスリーブ（２３）を備える、段落［００７３］に記載のシステム。

前記第１の連結器（１１）が選択的に径方向に移動可能な少なくとも１つの胴部（４５）を備え、各々の前記分与器（１０、４２）の前記第１のスリーブ（２３）が、前記可動胴部（４５）を収容して前記それぞれの分与器（１０、４２）を定位置に錠止するのに適した区画室（４９）を備える、段落［００７４］に記載のシステム。

前記機械（５）が、蒸気排出ダクトと、前記機械（５）と一体をなす第２の連結器（１２）であって、前記排出ダクト（１５）と流体的に連結された第２の連結器（１２）と、を備え、各々の前記分与器（１０、４２）は前記第２の連結器（１２）に選択的に取り付けられるように構成された第２のスリーブ（２５）を備える、段落［００７３］から段落［００７５］に記載のシステム。

前記第１の連結器（１１）と前記第２の連結器（１２）を流体的に直接連結するように構成された接合部（５０）を備える、段落［００７４］および段落［００７６］に記載のシステム。

１食分の食品を調製するための方法であって、
－ 第１の材料（２）を入れた第１の封止パッケージ（１）を提供するステップと、
－ 第２の材料（４）を入れた第２の封止パッケージ（３）を提供するステップと、
－ 第１の調理パラメータおよび／または加熱パラメータに従って前記第１の材料（２）を直接的に調理および／または加熱するために、さらに第２の調理パラメータおよび／または加熱パラメータに従って前記第２の材料（４）を間接的に調理および／または加熱するために、熱水および蒸気を供給するステップと、
を含む方法。

１ 第１の封止パッケージ
２ 第１の材料
３ 第２の封止パッケージ
４ 第２の材料
５ 機械
６ トレイ
７ リム
１０ 分与器
１１ 連結器
１２ 第２の連結器
１３ 第１の蒸気供給ダクト
１４ 第２の熱水供給ダクト
１５ 蒸気排出ダクト
１６ 流路
１８ 開口部
２１ 環状ガスケット
２３ 円筒形スリーブ
２４ 蓋
２５ 円筒形スリーブ
２６ 環状突起
２７ 環状突起
２８ 中央突出部
２９ 開口部
３１ 開口部
３０ 環状壁
３５ 容器
３６ リム
３７ カップ本体
３８ インサート
３９ 肩部
４０ 中央ダクト
４１ 収容座
４３ 中央突出部
４４ 開口
４５ 可動胴部
４６ 座
４７ 丸端部
４８ 弾性要素
４９ 区画室
５０ 接合部
５１ スリーブ
５２ Ｌ字型ダクト

Claims (14)

1. １食分の食品を調製するためのシステムであって、
   － 第１の材料（２）を入れた第１の封止パッケージ（１）と、
   － 第２の材料（４）を入れた第２の封止パッケージ（３）と、
   － 第１の調理パラメータおよび／または加熱パラメータに従って前記第１の材料（２）を直接的に調理および／または加熱するために、さらに第２の調理パラメータおよび／または加熱パラメータに従って前記第２の材料（４）を間接的に調理および／または加熱するために、熱水および蒸気を供給するように構成された少なくとも１つの機械（５）と、
   を備えるシステム。
2. 前記第１のパッケージ（１）が、前記第１の材料（２）を入れた区画室を有するトレイ（６）と、第１のリム（７）によって画定された上部開口と、前記トレイ（６）の封止材と、を備え、前記トレイ（６）内の前記第１の材料（２）の調理／加熱を行うために前記封止材が取り除かれると、前記機械（５）および前記トレイ（６）が前記トレイ（６）の前記上部開口で互いが結合されるように構成された、請求項１に記載のシステム。
3. 第２のリム（３６）によって画定された上部開口を有する容器（３５）であって、少なくとも１つの前記第２のパッケージ（３）を含み、前記第２のパッケージ（３）を開けることなしに前記容器（３５）内の前記第２の材料（４）の調理／加熱を行えるように構成された容器（３５）を備える、請求項２に記載のシステム。
4. 前記容器（３５）が、複数の第２のパッケージ（３）内の前記第２の材料（４）を調理／加熱するように構成された、請求項３に記載のシステム。
5. 前記容器（３５）が、カップ本体（３７）と、前記カップ本体（３７）内に収まって前記第２のパッケージ（３）を前記カップ本体（３７）内の既定の位置に保持するように構成されたインサート（３８）と、を備える、請求項４に記載のシステム。
6. 前記インサート（３８）が、前記第２のパッケージ（３）の所定の部位に蒸気を運ぶように構成された、請求項５に記載のシステム。
7. 前記第１のリム（７）および前記第２のリム（３６）が形状、寸法ともに同一である、請求項３に記載のシステム。
8. 前記機械（５）が蒸気と熱水をそれぞれ独立して分与するように構成された、請求項１に記載のシステム。
9. 前記機械（５）の動作モードに応じて入替え可能な複数の分与器（１０、４２）を備える、請求項１に記載のシステム。
10. 前記機械（５）が、第１の蒸気供給ダクト（１３）と、第２の熱水供給ダクト（１４）と、軸（Ａ）に沿って延びて前記機械（５）と一体をなす第１の連結器（１１）であって、前記第１のダクト（１３）および前記第２のダクト（１４）がそこで収束する第１の連結器（１１）と、を備え、前記分与器（１０、４２）の各々が、前記第１の連結器（１１）の周りにぴったりはまるように構成されたそれぞれの第１のスリーブ（２３）を備える、請求項９に記載のシステム。
11. 前記第１の連結器（１１）が選択的に径方向に移動可能な少なくとも１つの胴部（４５）を備え、各々の前記分与器（１０、４２）の前記第１のスリーブ（２３）が、前記可動胴部（４５）を収容してそれぞれの前記分与器（１０、４２）を定位置に錠止するのに適した区画室（４９）を備える、請求項１０に記載のシステム。
12. 前記機械（５）が、蒸気排出ダクトと、前記機械（５）と一体をなす第２の連結器（１２）であって、前記排出ダクト（１５）と流体的に連結された第２の連結器（１２）と、を備え、各々の前記分与器（１０、４２）は前記第２の連結器（１２）に選択的に取り付けられるように構成された第２のスリーブ（２５）を備える、請求項１０に記載のシステム。
13. 前記第１の連結器（１１）と前記第２の連結器（１２）を流体的に直接連結するように構成された接合部（５０）を備える、請求項１２に記載のシステム。
14. １食分の食品を調製するための方法であって、
    － 第１の材料（２）を入れた第１の封止パッケージ（１）を提供するステップと、
    － 第２の材料（４）を入れた第２の封止パッケージ（３）を提供するステップと、
    － 第１の調理パラメータおよび／または加熱パラメータに従って前記第１の材料（２）を直接的に調理および／または加熱するために、さらに第２の調理パラメータおよび／または加熱パラメータに従って前記第２の材料（４）を間接的に調理および／または加熱するために、熱水および蒸気を供給するステップと、
    を含む方法。

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