JP2024510762A - 血管拡張性失調症変異(atm)キナーゼの選択的モジュレーターおよびその使用 - Google Patents

血管拡張性失調症変異(atm)キナーゼの選択的モジュレーターおよびその使用 Download PDF

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Abstract

本明細書は、血管拡張性失調症変異(「ATM」)キナーゼを選択的にモジュレートする、イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン化合物およびその薬学的に許容される塩に関する。本明細書は、活性成分として該化合物およびその塩の1種または複数を含む医薬組成物、ならびにがんを含めて、ATM関連の疾患または状態の処置における該化合物およびその塩の使用にも関する。

Description

[001]本出願は、血管拡張性失調症変異(「ATM」)キナーゼを選択的にモジュレートする新規な置換イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン化合物およびその薬学的に許容される塩に関する。本出願は、その上、活性成分として該化合物およびその塩の1種または複数を含む医薬組成物、ならびにがんを含めて、ATM関連の疾患または状態の処置における該化合物およびその塩の使用に関する。
[002]ATMキナーゼは、セリン/スレオニンキナーゼであり、常染色体劣性障害血管拡張性運動失調症(A-T)に因んで名付けられている(Paul、T.T、Annu Rev Biochem2015、711~38)。ATMは、適時に修復されなければ非常に細胞毒性であるDNA二重鎖切断(DSB)の修復において中心的役割を果たす。DSBは、2つの主要な経路:非相同末端結合(NHEJ)または相同組換え(HR)によって修復することができる。NHEJは、細胞周期の全体にわたって機能し、最小のプロセシングで2つの切断端部で直接リシールする。対照的に、HRは、細胞周期のS期およびG2期中に起こり、広範な端部プロセシング(または切除)を必要とする。これは、DNA合成の鋳型として次いで使用される切断座位の相同コピーに進入する一本鎖DNAを発生させる(Clouaire、T.ら、DNA Repair(Amst)2017、84~91)。比較において、NHEJは、速いプロセスであるが誤りがちであり;他方でHRは、NHEJよりも遅いプロセスであるが誤りがない。ATMは、HRを介してDSBを修復する。
[003]DNA DSBに続いて、ATMは、DNA修復を感知および開始するMRE11-RAD50-NBS1(MRN)複合体によって動員される。ATMがDNA損傷の部位にもたらされると、それは、不活性なホモ二量体から活性モノマーへと解離し、Ser1981および他の部位での自己リン酸化ならびにLys3016でのアセチル化によって触媒的に活性化される。ATMは次いで、NBS1、MRN複合体の構成成分のC末端に結合し、トランスデューサーとして働き、他のタンパク質キナーゼ、例えばヒストンH2A.X(γH2A.X)をリン酸化および活性化する。
[004]ATMは、イオン化放射線、化学療法薬およびPARP阻害によって誘発され得るDSBによって活性化される。トポイソメラーゼ-I阻害剤(イリノテカン、トポテカンなど)およびPARP阻害剤(オラパリブなど)は、複製中にDSBに変換される、一本鎖DNA切断を引き起こす(Choi M.ら、Mol Cancer Ther、2016、1781~91)。他の抗がん処置、例えば、イオン化放射線(IR)、白金薬(シスプラチン)、トポイソメラーゼ-II阻害剤(ドキソルビシン、エトポシド)は、DSBを直接誘発する。化学療法、放射線およびPARP阻害剤とのATM阻害剤の組合せは、がん細胞が、非常に細胞毒性であるDSBを修復するのをほぼ不可能にする。DSB中に担われるATMの重要な役割を考慮すると、ATMキナーゼ阻害剤は、がんの処置においてPARPもしくはトポイソメラーゼ阻害剤またはイオン化放射線と協同することが予想される。
[005]多数の構造的に異なる化合物が、ATMキナーゼに対して活性を示すことによって報告されている。WO2015/170081、WO2017/046216およびWO2017/076895(Astrazeneca AB)は、ATMキナーゼの選択的モジュレーターとしてイミダゾ[4,5-c]キノリン-2-オン化合物を報告し、この中で、AZD0156およびAZD1390は、第1相臨床試験において強力なATM阻害剤である:
Figure 2024510762000001
[006]しかしながら、両化合物は、高い活性を有するアルデヒドオキシダーゼ(AO)基質である。AOは、ヒトおよびモンキーにおいて高発現され、イヌにおいてはされず、げっ歯類において低発現レベルを有する。AOによって代謝される化合物は、ヒトにおいて高いクリアランス、高いPK変動性および低い経口生物学的利用能を示した(Garattini、E.ら、Expert Opin Drug Discovery、2013、641~54;Zientek、M.ら、Drug MetabDispos2010、1322~7)。AOライアビリティは、ヒト肝臓サイトゾル系において評価することができる。AZD0156のヒトPKは、予想外にも、予測よりも低く(Chenら、AACR、2018)、第1相臨床研究(NCT03215381およびNCT03423628)に関与する前に、第0相臨床PK研究がAZD1390について行われ、さらに、AZD0156およびAZD1390の両方がAO媒介代謝を受けることを示唆する。
[007]したがって、好ましくはAOライアビリティなくATMキナーゼに対して作用する新たな化合物を開発する必要が依然としてある。
[008]本明細書において開示されているのは、強力なATMキナーゼ阻害活性を有し、ヒト肝臓サイトゾルにおいてAOライアビリティを示さず、したがって、良好なヒト薬物動態(PK)、低用量および低いPK変動性を有する新規な置換イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン化合物である。結果として、本出願の化合物は、ATM関連の疾患または状態の処置において特に有用である。
[009]一態様において、本開示は、式(I):
Figure 2024510762000002
の化合物またはその薬学的に許容される塩を提供し、
式中:
環Aは、アリールまたはヘテロアリールであり;
は、水素、または1、2もしくは3つのハロゲンで任意選択により置換されているメチルであり;
は、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、およびヘテロアリールからなる群から選択され、ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、およびヘテロアリールは、1つまたは複数のRで任意選択により置換されており;
は、水素、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキルおよびシクロアルキルからなる群から選択され;
各Rは、水素、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、およびシクロアルキルから独立して選択され;
およびRは、水素、ハロゲン、シアノ、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキルおよびシクロアルキルからなる群から各々独立して選択される;または
およびRは、それらが付着されている炭素原子と一緒に、シクロアルキル、もしくはヘテロシクリルを形成し;
Lは、直接結合、アルキルまたはシクロアルキルから選択され、ここで、前記アルキルおよびシクロアルキルは、1つまたは複数のRで任意選択により置換されており;
は、-NR1011、-OR12、-COOH、1つまたは複数のR13で任意選択により置換されている飽和または不飽和のヘテロシクリルからなる群から選択され;
は、水素、ヒドロキシル、ハロゲン、シアノ、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、およびアルコキシルからなる群から選択され;
は、水素、ハロゲン、アルキル、ハロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、およびヘテロシクリルからなる群から選択され;
10およびR11は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキルおよびシクロアルキルからなる群から各々独立して選択される;または
10およびR11は、それらが付着されている窒素原子と一緒に、N、OおよびSから選択される1個もしくは複数の追加のヘテロ原子を任意選択により含有するとともに1つもしくは複数のR14で任意選択により置換されているヘテロシクリルを形成し;
12およびR13は、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、シクロアルキル、およびヘテロシクリルからなる群から各々独立して選択され;
14は、ハロゲン、シアノ、スルホニル、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、アルキルアルコキシル、ヘテロシクリル、-NR1516、および-OR17からなる群から選択され、
15およびR16は、各々独立して、水素、アルキル、アルケニル、またはアルキニルであり;
17は、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、およびシクロアルキルからなる群から選択され、
nは、0、1、2または3である。
[0010]別の態様において、本開示は、式(II):
Figure 2024510762000003
の化合物またはその薬学的に許容される塩を提供する。
[0011]さらなる態様において、本開示は、以下からなる群から選択される化合物:
Figure 2024510762000004
またはその薬学的に許容される塩を提供する。
[0012]別の態様において、式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩、および少なくとも1種の薬学的に許容される賦形剤を含む薬学的組成物が提供される。
[0013]さらなる態様において、式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩の治療有効量を対象に投与することを含む、それを必要とする対象におけるATM関連の疾患または状態を処置する方法が提供される。
[0014]さらなる態様において、ATM関連の疾患または状態の処置における使用のための、式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩が提供される。
[0015]さらなる態様において、ATM関連の疾患または状態の処置のための医薬の製造における、式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩の使用が提供される。
[0016]さらなる態様において、ATM関連の疾患または状態の処置における使用のための式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩が提供され、ここで、式(I)の化合物は、放射線治療と同時に、別々にまたは逐次に投与される。
[0017]さらなる態様において、少なくとも1種の追加の抗腫瘍剤と同時に、別々にまたは逐次に投与される、式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩が提供される。
[0018]さらなる態様において、PARP阻害剤と同時に、別々にまたは逐次に投与される、式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩が提供される。
[0019]ここで、本開示のある特定の実施形態に詳細に言及し、これらの例は、付随する構造および式に例示されている。本開示は、列挙されている実施形態と併せて記載される一方で、それらが本開示をそれらの実施形態に限定すると意図されないと理解される。逆に、本開示は、請求項によって定義されている通りの本開示の範疇内に含まれる全ての代替物、修飾、および同等物を包含すると意図される。当業者は、本開示の実践に使用することができる、本明細書に記載されているものと同様または同等の多くの方法および材料を認識されよう。本開示は、記載されている方法および材料に決して限定されない。組み込まれている参照および同様の材料の1つまたは複数が、以下に限定されないが、定義されている用語、用語使用法、記載されている技法などを含めて、この出願と異なるまたは矛盾する場合において、本開示が優先する。本開示において引用されている全ての参照、特許、特許出願は、本明細書によって参照によりそれら全体で組み込まれる。
[0020]明確にするため、別々の実施形態の文脈で記載されている本開示のある特定の特色は、その上、単一の実施形態において組合せで提供され得ることが理解される。逆に、簡略にするため、単一の実施形態の文脈で記載されている本開示の様々な特色は、その上、別々にまたは任意の適当な副次的組合せで提供され得る。本明細書および添付の請求項において使用される場合、単数形「a」、「an」および「the」は、別段に文脈が明らかに指示していない限り、その複数の形態を含むことが留意されなければならない。したがって、例えば、化合物への言及は、複数の化合物を含む。
定義
[0021]特定の官能基および化学用語の定義は、より詳細に下記に記載されている。この開示の目的で、化学元素は、元素周期表、CASバージョン、Handbook of Chemistry and Physics、第75編集、表紙裏に従って同定され、特定の官能基は、一般に、そこに記載されている通りに定義される。追加として、有機化学の一般原則、ならびに特定の官能性部分および反応性は、Organic Chemistry、Thomas Sorrell、第2版、University Science Books、Sausalito、2006;Smith and March March’s Advanced Organic Chemistry、第6版、John Wiley&Sons、Inc.、New York、2007;Larock、Comprehensive Organic Transformations、第3版、VCH Publishers、Inc.、New York、2018;Carruthers、Some Modern Methods of Organic Synthesis、第4版、Cambridge University Press、Cambridge、2004に記載されており;これらの各々の全内容は、参照により本明細書に組み込まれる。
[0022]本開示における様々な場所で、連結置換基が記載されている。構造が明らかに連結基を必要としている場合、該基のためにリストされているマーカッシュ変数は、連結基であると理解される。例えば、構造が連結基を必要とし、その変数についてのマーカッシュ群定義がアルキルをリストしているならば、アルキルは連結アルキレン基を表すと理解される。
[0023]置換基への結合が、環において2個の原子を接続する結合を横切ると示されている場合、こうした置換基は、環における任意の原子に結合することができる。置換基が、こうした置換基が所与の式の化合物の残りに結合されている原子を示すことなくリストされている場合、こうした置換基は、こうした式における任意の原子を介して結合することができる。置換基および/または可変物の組合せは容認できるが、こうした組合せが安定な化合物をもたらす場合のみである。
[0024]任意の可変物(例えば、R)が、化合物についての任意の構成物または式において1回を超えて出現する場合、各出現でのその定義は、あらゆる他の出現でのその定義から独立している。したがって、例えば、基が0~2つのR部分で置換されていると示されるならば、該基は、最大2つまでのR部分で任意選択により置換されていてよく、各出現でのRは、Rの定義から独立して選択される。その上、置換基および/または可変物の組合せは容認できるが、こうした組合せが安定な化合物をもたらす場合のみである。
[0025]本明細書で使用される場合、「Ci~j」という用語は、炭素原子数の範囲を示し、ここで、iおよびjは整数であり、炭素原子数の範囲は、端部点(即ちiおよびj)およびその間の各整数点を含み、jはiよりも大きい。例えば、C1~6は、1個の炭素原子、2個の炭素原子、3個の炭素原子、4個の炭素原子、5個の炭素原子および6個の炭素原子を含めて、1個から6個の炭素原子の範囲を示す。一部の実施形態において、「C1~12」という用語は、1個から12個、特に1個から10個、特に1個から8個、特に1個から6個、特に1個から5個、特に1個から4個、特に1個から3個または特に1個から2個の炭素原子を示す。
[0026]本明細書で使用される場合、「アルキル」という用語は、別の用語の一部としてもまたは独立して使用されても、下に記載されている1個または複数の置換基で独立して任意選択により置換されていてよい飽和の線状または分岐鎖炭化水素基を指す。「Ci~jアルキル」という用語は、i個からj個の炭素原子を有するアルキルを指す。一部の実施形態において、アルキル基は、1個から10個の炭素原子を含有する。一部の実施形態において、アルキル基は、1個から9個の炭素原子を含有する。一部の実施形態において、アルキル基は、1個から8個の炭素原子、1個から7個の炭素原子、1個から6個の炭素原子、1個から5個の炭素原子、1個から4個の炭素原子、1個から3個の炭素原子、または1個から2個の炭素原子を含有する。「C1~10アルキル」の例としては、以下に限定されないが、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、およびデシルが挙げられる。「C1~6アルキル」の例は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n-ブチル、i-ブチル、s-ブチル、t-ブチル、n-ペンチル、2-ペンチル、3-ペンチル、2-メチル-2-ブチル、3-メチル-2-ブチル、3-メチル-1-ブチル、2-メチル-1-ブチル、1-ヘキシル、2-ヘキシル、3-ヘキシル、2-メチル-2-ペンチル、3-メチル-2-ペンチル、4-メチル-2-ペンチル、3-メチル-3-ペンチル、2-メチル-3-ペンチル、2,3-ジメチル-2-ブチル、3,3-ジメチル-2-ブチルなどである。
[0027]アルキル基は、アルキル基の1つまたは複数の炭素上の1個または複数の水素原子を独立して置き換える置換基によってさらに置換されていてよい。こうした置換基の例としては、以下に限定されないが、アシル、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロゲン、ヒドロキシル、アルコキシル、ハロアルキル、ハロアルコキシル、アルキルカルボニルオキシ、アリールカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、アリールオキシカルボニルオキシ、カルボキシレート、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、アルコキシカルボニル、アミノカルボニル、アルキルアミノカルボニル、ジアルキルアミノカルボニル、アルキルチオカルボニル、ホスフェート、ホスホナト、ホスフィナト、アミノ(アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリールアミノ、ジアリールアミノおよびアルキルアリールアミノを含める)、アシルアミノ(アルキルカルボニルアミノ、アリールカルボニルアミノ、カルバモイルおよびウレイドを含める)、アミジノ、イミノ、スルフヒドリル、アルキルチオ、アリールチオ、チオカルボキシレート、サルフェート、アルキルスルホニル、スルホネート、スルファモイル、スルホンアミド、ニトロ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、アジド、ヘテロシクリル、アルキルアリール、または芳香族もしくは複素芳香族部分が挙げられ得る。下に記載されている通りのアルケニル基、アルキニル基、シクロアルキル基、ヘテロシクリル基、アリール基およびヘテロアリール基も同様に置換されていてよい。
[0028]本明細書で使用される場合、「アルケニル」という用語は、別の用語の一部としてもまたは独立して使用されても、少なくとも1個の炭素-炭素二重結合を有する線状または分岐鎖炭化水素基を指し、これは、本明細書に記載されている1個または複数の置換基で独立して任意選択により置換されていてよく、「シス」および「トランス」配向、または代替として、「E」および「Z」配向を有する基を含む。一部の実施形態において、アルケニル基は、2個から12個の炭素原子を含有する。一部の実施形態において、アルケニル基は、2個から11個の炭素原子を含有する。一部の実施形態において、アルケニル基は、2個から11個の炭素原子、2個から10個の炭素原子、2個から9個の炭素原子、2個から8個の炭素原子、2個から7個の炭素原子、2個から6個の炭素原子、2個から5個の炭素原子、2個から4個の炭素原子、2個から3個の炭素原子を含有し、一部の実施形態において、アルケニル基は、2個の炭素原子を含有する。アルケニル基の例としては、以下に限定されないが、エチレニル(またはビニル)、プロペニル、ブテニル、ペンテニル、1-メチル-2ブテン-1-イル、5-ヘキセニルなどが挙げられる。
[0029]本明細書で使用される場合、「アルキニル」という用語は、別の用語の一部としてもまたは独立して使用されても、少なくとも1個の炭素-炭素三重結合を有する線状または分岐の炭化水素基を指し、これは、本明細書に記載されている1個または複数の置換基で独立して任意選択により置換されていてよい。一部の実施形態において、アルケニル基は、2個から12個の炭素原子を含有する。一部の実施形態において、アルキニル基は、2個から11個の炭素原子を含有する。一部の実施形態において、アルキニル基は、2個から11個の炭素原子、2個から10個の炭素原子、2個から9個の炭素原子、2個から8個の炭素原子、2個から7個の炭素原子、2個から6個の炭素原子、2個から5個の炭素原子、2個から4個の炭素原子、2個から3個の炭素原子を含有し、一部の実施形態において、アルキニル基は、2個の炭素原子を含有する。アルキニル基の例としては、以下に限定されないが、エチニル、1-プロピニル、2-プロピニルなどが挙げられる。
[0030]本明細書で使用される場合、「アルコキシ」という用語は、別の用語の一部としてもまたは独立して使用されても、酸素原子を介して親分子に付着されている、すでに定義されている通りのアルキル基を指す。「Ci~jアルコキシ」という用語は、アルコキシ基のアルキル部分がi個からj個の炭素原子を有することを意味する。一部の実施形態において、アルコキシ基は、1個から10個の炭素原子を含有する。一部の実施形態において、アルコキシ基は、1個から9個の炭素原子を含有する。一部の実施形態において、アルコキシ基は、1個から8個の炭素原子、1個から7個の炭素原子、1個から6個の炭素原子、1個から5個の炭素原子、1個から4個の炭素原子、1個から3個の炭素原子、または1個から2個の炭素原子を含有する。「C1~6アルコキシル」の例としては、以下に限定されないが、メトキシ、エトキシ、プロポキシ(例えばn-プロポキシおよびイソプロポキシ)、t-ブトキシ、ネオペントキシ、n-ヘキソキシなどが挙げられる。
[0031]本明細書で使用される場合、「アルキルアルコキシル」という用語は、別の用語の一部としてもまたは独立して使用されても、1つまたは複数のアルコキシル部分で置換されているアルキル部分を指す。「アルキルアルコキシル」は、アルキル基またはアルコキシル基を介して親分子構造に結合することができる。
[0032]本明細書で使用される場合、「アルキルシクロアルキル」という用語は、別の用語の一部としてもまたは独立して使用されても、1つまたは複数のシクロアルキル部分で置換されているアルキル部分を指す。「アルキルシクロアルキル」は、アルキル基またはシクロアルキル基を介して親分子構造に結合することができる。
[0033]本明細書で使用される場合、「アリール」という用語は、別の用語の一部としてもまたは独立して使用されても、合計5個から20個の環員を有する単環式および多環式環系を指し、ここで、該系における少なくとも1個の環は芳香族であり、該系における各環は、3個から12個の環員を含有する。「アリール」の例としては、以下に限定されないが、フェニル、ビフェニル、ナフチル、アントラシルなどが挙げられ、これらは1個または複数の置換基を担持してよい。「アリール」という用語の範疇内にその上含まれるのは、それが本明細書において使用される場合、芳香族環が1個または複数の追加の環に縮合されている基である。多環式環系の場合において、環の1つのみは、芳香族(例えば、2,3-ジヒドロインドール)である必要があるが、環の全てが芳香族(例えば、キノリン)であってよい。第2の環は、縮合または架橋されていてもよい。多環式アリールの例としては、以下に限定されないが、ベンゾフラニル、インダニル、フタルイミジル、ナフチミジル、フェナントリジニル、またはテトラヒドロナフチルなどが挙げられる。アリール基は、上に記載されている通りの置換基で1個または複数の環位置にて置換されていてよい。
[0034]本明細書で使用される場合、「シクロアルキル」という用語は、別の用語の一部としてもまたは独立して使用されても、全ての環原子が炭素であるとともに少なくとも3個の環形成炭素原子を含有する、一価の非芳香族の飽和または部分不飽和の単環式および多環式環系を指す。一部の実施形態において、シクロアルキルは、3個から12個の環形成炭素原子、3個から10個の環形成炭素原子、3個から9個の環形成炭素原子、3個から8個の環形成炭素原子、3個から7個の環形成炭素原子、3個から6個の環形成炭素原子、3個から5個の環形成炭素原子、4個から12個の環形成炭素原子、4個から10個の環形成炭素原子、4個から9個の環形成炭素原子、4個から8個の環形成炭素原子、4個から7個の環形成炭素原子、4個から6個の環形成炭素原子、4個から5個の環形成炭素原子を含有することができる。シクロアルキル基は、飽和または部分不飽和であってよい。シクロアルキル基は、置換されていてよい。一部の実施形態において、シクロアルキル基は、飽和環状アルキル基であり得る。一部の実施形態において、シクロアルキル基は、それの環系において少なくとも1個の二重結合または三重結合を含有する部分不飽和の環状アルキル基であり得る。
[0035]一部の実施形態において、シクロアルキル基は、単環式または多環式であり得る。単環式シクロアルキル基の例としては、以下に限定されないが、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、1-シクロペンタ-1-エニル、1-シクロペンタ-2-エニル、1-シクロペンタ-3-エニル、シクロヘキシル、1-シクロヘキサ-1-エニル、1-シクロヘキサ-2-エニル、1-シクロヘキサ-3-エニル、シクロヘキサジエニル、シクロヘプチル、シクロオクチル、シクロノニル、シクロデシル、シクロウンデシルおよびシクロドデシルが挙げられる。
[0036]一部の実施形態において、シクロアルキル基は、飽和または部分不飽和の多環式(例えば、二環式および三環式)炭素環式環系であってよく、これは、縮合、スピロまたは架橋環系として配置することができる。本明細書で使用される場合、「縮合環」という用語は、2個の隣接する原子を共有する2個の環を有する環系を指し、「スピロ環」という用語は、1個の単一共通原子を介して接続されている2個の環を有する環系を指し、「架橋環」という用語は、3個以上の原子を共有する2個の環を有する環系を指す。縮合カルボシクリルの例としては、以下に限定されないが、ナフチル、ベンゾピレニル、アントラセニル、アセナフテニル、フルオレニルなどが挙げられる。スピロカルボシクリルの例としては、以下に限定されないが、スピロ[5.5]ウンデカニル、スピロ-ペンタジエニル、スピロ[3.6]-デカニルなどが挙げられる。架橋カルボシクリルの例としては、以下に限定されないが、ビシクロ[1,1,1]ペンテニル、ビシクロ[2,2,1]ヘプテニル、ビシクロ[2.2.1]ヘプタニル、ビシクロ[2.2.2]オクタニル、ビシクロ[3.3.1]ノナニル、ビシクロ[3.3.3]ウンデカニルなどが挙げられる。
[0037]本明細書で使用される場合、「シアノ」という用語は、-CNを指す。
[0038]本明細書で使用される場合、「ハロゲン」という用語は、フッ素(またはフルオロ)、塩素(またはクロロ)、臭素(またはブロモ)およびヨウ素(またはヨード)から選択される原子を指す。
[0039]本明細書で使用される場合、「ハロアルキル」という用語は、1個または複数のハロゲン置換基を有するアルキル基を指す。ハロアルキル基の例としては、以下に限定されないが、トリフルオロメチル(-CF)、ペンタフルオロエチル(-C)、ジフルオロメチル(-CHF)、トリクロロメチル(-CCl)、ジクロロメチル(-CHCl)、ペンタクロロエチル(-CCl)などが挙げられる。
[0040]本明細書で使用される場合、「ヘテロ原子」という用語は、窒素、酸素、または硫黄を指し、窒素または硫黄の任意の酸化形態、および塩基性窒素(N-オキシドを含める)の任意の四級化形態を含む。
[0041]本明細書で使用される場合、「ヘテロアリール」という用語は、別の用語の一部としてもまたは独立して使用されても、炭素原子に加えて1個または複数のヘテロ原子を有するアリール基を指す。ヘテロアリール基は、単環式であってよい。単環式ヘテロアリールの例としては、以下に限定されないが、チエニル、フラニル、ピロリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、チアジアゾリル、ピリジル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、インドリジニル、プリニル、ナフチリジニル、ベンゾフラニルおよびプテリジニルが挙げられる。ヘテロアリール基は、ヘテロ芳香族環が1個または複数のアリール環、ヘテロアリール環、脂環式環またはヘテロシクリル環に縮合されている多環基も含み、ここで、該基または付着点はヘテロ芳香族環上にある。多環式ヘテロアリールの例としては、以下に限定されないが、インドリル、イソインドリル、ベンゾチエニル、ベンゾフラニル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、ジベンゾフラニル、インダゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンズチアゾリル、キノリル、イソキノリル、ジヒドロキノリニル、ジヒドロイソキノリニル、テトラヒドロキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、シンノリニル、フタラジニル、キナゾリニル、キノキサリニル、4H-キノリジニル、カルバゾリル、アクリジニル、フェナジニル、フェノチアジニル、フェノキサジニル、テトラヒドロキノリニル、テトラヒドロイソキノリニルなどが挙げられる。
[0042]本明細書で使用される場合、「ヘテロシクリル」という用語は、1個または複数の環原子が、酸素、硫黄、窒素、リンなどから独立して選択されるヘテロ原子であり、残りの環原子が炭素である飽和または部分不飽和のカルボシクリル基を指し、ここで、1個または複数の環原子は、1個または複数の置換基で独立して任意選択により置換されていてよい。一部の実施形態において、ヘテロシクリルは、飽和ヘテロシクリルである。一部の実施形態において、ヘテロシクリルは、それの環系に1個または複数の二重結合を有する部分不飽和ヘテロシクリルである。一部の実施形態において、ヘテロシクリルは、炭素、窒素または硫黄の任意の酸化形態、および塩基性窒素の任意の四級化形態を含有することができる。ヘテロシクリル基は、可能である場合に炭素連結または窒素連結されていてよい。一部の実施形態において、複素環は、炭素連結されている。一部の実施形態において、複素環は、窒素連結されている。例えば、ピロールから誘導される基は、ピロール-1-イル(窒素連結されている)またはピロール-3-イル(炭素連結されている)であり得る。さらに、イミダゾールから誘導される基は、イミダゾール-1-イル(窒素連結されている)またはイミダゾール-3-イル(炭素連結されている)であり得る。
[0043]ヘテロシクリル基は、単環式であってよい。単環式ヘテロシクリルの例としては、以下に限定されないがオキセタニル、1,1-ジオキソチエタニルピロリジル、テトラヒドロフリル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロチエニル、アゼチジニル、ピロリル、フラニル、チエニル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、ピペリジル、ピペラジニル、モルホリニル、ピリジニル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、トリアジニル、ピリドニル、ピリミドニル、ピラジノニル、ピリミドニル、ピリダゾニル、ピロリジニル、トリアジノニルなどが挙げられる。
[0044]ヘテロシクリル基は、縮合、スピロおよび架橋環系を含めて、多環式であってよい。縮合ヘテロシクリル基は、ヘテロシクリル基が、飽和、部分的不飽和または完全不飽和(即ち、芳香族)の炭素環式環または複素環式環と縮合されている基を含む。縮合ヘテロシクリルの例としては、以下に限定されないが、フェニル縮合環またはピリジニル縮合環、例えば、キノリニル、イソキノリニル、キノキサリニル、キノリジニル、キナゾリニル、アザインドリジニル、プテリジニル、クロメニル、イソクロメニル、インドリル、イソインドリル、インドリジニル、インダゾリル、プリニル、ベンゾフラニル、イソベンゾフラニル、ベンズイミダゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾチアゾリル、カルバゾリル、フェナジニル、フェノチアジニル、フェナントリジニル、イミダゾ[1,2-a]ピリジニル、[1,2,4]トリアゾロ[4,3-a]ピリジニル、[1,2,3]トリアゾロ[4,3-a]ピリジニルの基などが挙げられる。スピロヘテロシクリルの例としては、以下に限定されないが、スピロピラニル、スピロオキサジニル、5-アザ-スピロ[2.4]ヘプタニル、6-アザ-スピロ[2.5]オクタニル、6-アザ-スピロ[3.4]オクタニル、2-オキサ-6-アザ-スピロ[3.3]ヘプタニル、2-オキサ-6-アザ-スピロ[3.4]オクタニル、6-アザ-スピロ[3.5]ノナニル、7-アザ-スピロ[3.5]ノナニル、1-オキサ-7-アザ-スピロ[3.5]ノナニルなどが挙げられる。架橋ヘテロシクリルの例としては、以下に限定されないが、3-アザ-ビシクロ[3.1.0]ヘキサニル、8-アザ-ビシクロ[3.2.1]オクタニル、1-アザ-ビシクロ[2.2.2]オクタニル、2-アザ-ビシクロ[2.2.1]ヘプタニル、1,4-ジアザビシクロ[2.2.2]オクタニルなどが挙げられる。
[0045]本明細書で使用される場合、「ヒドロキシル」という用語は、-OHを指す。
[0046]本明細書で使用される場合、「スルホニル」という用語は、-SOR’を指し、ここで、R’は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、またはヘテロアリールから選択される。
[0047]本明細書で使用される場合、「部分不飽和」という用語は、少なくとも1個の二重または三重結合を含む基を指す。「部分不飽和」という用語は、不飽和の複数の部位を有する環を包含すると意図されるが、芳香族(即ち、完全不飽和)部分を含むと意図されない。
[0048]本明細書で使用される場合、「置換されている」という用語は、「任意選択により」という用語によって先行されていてもまたはされていなくても、指定されている部分の1つまたは複数の水素が適当な置換基と置き換えられていることを意味する。「置換」または「で置換されている」は、こうした置換が、置換されている原子の許容された原子価と一致していること、および置換が、例えば、再配置、環化、脱離などによるなどの転換を自発的に受けない安定なまたは化学的に実現可能な化合物をもたらすことという暗黙の条件を含むと理解される。別段に表示されていない限り、「任意選択により置換されている」基は、該基の各々置換可能な位置に適当な置換基を有することができ、任意の所与の構造における1つ超の位置が、特定された基から選択される1個超の置換基で置換されていてよい場合、置換基は、あらゆる位置で同じまたは異なるのいずれかであり得る。置換基は、適切な場合、それら自体置換されていてよいことが、当業者によって理解される。「非置換」として具体的に明記されていない限り、本明細書において化学的部分への言及は、置換されている変異形を含むと理解される。例えば、「アリール」基または部分への言及は、置換および非置換の変異形の両方を暗黙に含む。
化合物
[0049]本開示は、新規な置換イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン化合物またはその薬学的に許容される塩、該化合物を作製するための合成方法、それらを含有する医薬組成物、および開示されている化合物の様々な使用を提供する。
[0050]一態様において、本開示は、式(I):
Figure 2024510762000005
の化合物またはその薬学的に許容される塩を提供し、
式中:
環Aは、アリールまたはヘテロアリールであり;
は、水素、または1つ、2つもしくは3つのハロゲンで任意選択により置換されているメチルであり;
は、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、およびヘテロアリールからなる群から選択され、ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、およびヘテロアリールは、1つまたは複数のRで任意選択により置換されており;
は、水素、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキルおよびシクロアルキルからなる群から選択され;
各Rは、水素、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、およびシクロアルキルから独立して選択され;
およびRは、水素、ハロゲン、シアノ、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキルおよびシクロアルキルからなる群から各々独立して選択される;または
およびRは、それらが付着されている炭素原子と一緒に、シクロアルキル、もしくはヘテロシクリルを形成し;
Lは、直接結合、アルキル、シクロアルキルまたはシクロアルキルアルキルから選択され、ここで、前記アルキル、シクロアルキルおよびシクロアルキルアルキルは、1つまたは複数のRで任意選択により置換されており;
は、-NR1011、-OR12、-COOH、1つまたは複数のR13で任意選択により置換されている飽和または不飽和のヘテロシクリルからなる群から選択され;
は、水素、ヒドロキシル、ハロゲン、シアノ、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、およびアルコキシルからなる群から選択され;
は、水素、ハロゲン、アルキル、ハロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、およびヘテロシクリルからなる群から選択され;
10およびR11は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキルおよびシクロアルキルからなる群から各々独立して選択される;または
10およびR11は、それらが付着されている窒素原子と一緒に、N、OおよびSから選択される1個もしくは複数の追加のヘテロ原子を任意選択により含有するとともに1つもしくは複数のR14で任意選択により置換されているヘテロシクリルを形成し;
12およびR13は、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、シクロアルキル、およびヘテロシクリルからなる群から各々独立して選択され;
14は、ハロゲン、シアノ、スルホニル、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、アルキルアルコキシル、ヘテロシクリル、-NR1516、および-OR17からなる群から選択され、
15およびR16は、各々独立して、水素、アルキル、アルケニル、またはアルキニルであり;
17は、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、およびシクロアルキルからなる群から選択され、
nは、0、1、2または3である。
[0051]一部の実施形態において、環Aはアリールである。
[0052]一部の実施形態において、環Aはヘテロアリールである。ある特定の実施形態において、環Aは、5員から12員のヘテロアリールである。ある特定の実施形態において、環Aは、5員から10員のヘテロアリールである。ある特定の実施形態において、環Aは、5員から8員のヘテロアリールである。ある特定の実施形態において、環Aは、5員から6員のヘテロアリールである。
[0053]ある特定の実施形態において、環Aは、チエニル、フラニル、ピロリル、イミダゾリル、ピラゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、ピリジル、ピリダジニル、ピリミジニルおよびピラジニルからなる群から選択される。
[0054]ある特定の実施形態において、環Aは、ピリジル、ピリダジニル、ピリミジニルまたはピラジニルから選択される。ある特定の実施形態において、環Aはピリジルである。
[0055]一部の実施形態において、Rは水素である。
[0056]一部の実施形態において、Rは、1つ、2つまたは3つのハロゲンで任意選択により置換されているメチルである。ある特定の実施形態において、Rは、1つ、2つまたは3つのフルオロで任意選択により置換されているメチルである。Rは、メチルまたはトリフルオロメチルである。
[0057]一部の実施形態において、Rは、1つまたは複数のRで任意選択により置換されているアルキルであり、Rは、水素、ヒドロキシル、ハロゲン、シアノ、およびアルコキシルからなる群から選択される。ある特定の実施形態において、Rは、1つまたは複数のRで任意選択により置換されているC1~6アルキル、C1~5アルキル、C1~4アルキルまたはC1~3アルキルであり、Rは、水素、ヒドロキシル、ハロゲン、シアノ、およびアルコキシルからなる群から選択される。
[0058]ある特定の実施形態において、Rは、n-プロピルまたはiso-プロピルである。
[0059]一部の実施形態において、Rは、1つまたは複数のRで任意選択により置換されているシクロアルキルであり、Rは、水素、ヒドロキシル、ハロゲン、シアノ、アルキル、ハロアルキル、およびアルコキシルからなる群から選択される。ある特定の実施形態において、Rは、1つまたは複数のRで任意選択により置換されているC3~12シクロアルキル、C3~10シクロアルキル、C3~8シクロアルキル、C3~6シクロアルキルまたはC3~5シクロアルキルであり、Rは、水素、ヒドロキシル、ハロゲン、シアノ、アルキル、ハロアルキル、およびアルコキシルからなる群から選択される。
[0060]ある特定の実施形態において、Rは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルおよびシクロヘキシルからなる群から選択され、これらの各々は、1つまたは複数のRで任意選択により置換されており、Rは、ヒドロキシル、メチル、トリフルオロメチルまたはメトキシから選択される。
[0061]ある特定の実施形態において、Rは、
Figure 2024510762000006
である。
[0062]一部の実施形態において、Rは、1つまたは複数のRで任意選択により置換されているヘテロシクリルであり、Rは、水素、ヒドロキシル、ハロゲン、シアノ、アルキル、ハロアルキルおよびアルコキシルからなる群から選択される。ある特定の実施形態において、Rは、1つまたは複数のRで任意選択により置換されているC3~12ヘテロシクリル、C3~10ヘテロシクリル、C3~8ヘテロシクリル、C3~6ヘテロシクリルまたはC3~5ヘテロシクリルであり、Rは、水素、ヒドロキシル、ハロゲン、シアノ、アルキル、ハロアルキル、およびアルコキシルからなる群から選択される。
[0063]ある特定の実施形態において、Rは、オキセタニル、テトラヒドロフラニルおよびテトラヒドロピラニルからなる群から選択され、これらの各々は、1つまたは複数のRで任意選択により置換されており、Rは、ヒドロキシル、メチル、トリフルオロメチルおよびメトキシからなる群から選択される。
[0064]ある特定の実施形態において、Rは、
Figure 2024510762000007
である。
[0065]一部の実施形態において、Rは、1つまたは複数のRで任意選択により置換されているヘテロアリールであり、Rは、水素、ヒドロキシル、ハロゲン、シアノ、アルキル、ハロアルキルおよびアルコキシルからなる群から選択される。ある特定の実施形態において、Rは、1つまたは複数のRで任意選択により置換されている5員から12員のヘテロアリール、5員から10員のヘテロアリール、5員から8員のヘテロアリール、5員から7員のヘテロアリールまたは5員から6員のヘテロアリールであり、Rは、水素、ヒドロキシル、ハロゲン、シアノ、アルキル、ハロアルキルおよびアルコキシルからなる群から選択される。
[0066]ある特定の実施形態において、Rは、ピリジンまたはピラゾールであり、これらの各々は、1つまたは複数のRで任意選択により置換されており、Rは、ヒドロキシル、メチル、トリフルオロメチルおよびメトキシからなる群から選択される。
[0067]一部の実施形態において、Rは水素である。
[0068]一部の実施形態において、Rはハロゲンである。ある特定の実施形態において、Rは、フルオロ、クロロまたはブロモである。ある特定の実施形態において、Rはフルオロである。
[0069]一部の実施形態において、Rは水素である。
[0070]一部の実施形態において、Rはアルキルである。ある特定の実施形態において、Rは、C1~6アルキルである。ある特定の実施形態において、Rは、C1~5アルキル、C1~4アルキル、C1~3アルキルまたはC1~2アルキルである。
[0071]一部の実施形態において、nは0である。一部の実施形態において、nは1である。一部の実施形態において、nは2である。一部の実施形態において、nは3である。
[0072]一部の実施形態において、RおよびRの一方は水素であり、他方はアルキルである。ある特定の実施形態において、RおよびRの一方は水素であり、他方は、C1~6アルキル、C1~5アルキル、C1~4アルキル、またはC1~3アルキルである。ある特定の実施形態において、RおよびRの一方は水素であり、他方は、メチル、エチル、n-プロピル、i-プロピル、または3-メチル-1-ブチルから選択される。
[0073]一部の実施形態において、RおよびRの一方は水素であり、他方はハロアルキルである。ある特定の実施形態において、RおよびRの一方は水素であり、他方は、C1~6ハロアルキル、C1~5ハロアルキル、C1~4ハロアルキル、またはC1~3ハロアルキルである。ある特定の実施形態において、RおよびRの一方は水素であり、他方は、1つ、2つまたは3つのハロゲンで任意選択により置換されているメチルである。ある特定の実施形態において、RおよびRの一方は水素であり、他方は、1個、2個または3個のフルオロ原子で任意選択により置換されているメチルである。ある特定の実施形態において、RおよびRの一方は水素であり、他方はトリフルオロメチルである。
[0074]一部の実施形態において、RおよびRの両方が水素である。
[0075]一部の実施形態において、RおよびRの両方がアルキルである。ある特定の実施形態において、RおよびRは、独立して、C1~6アルキル、C1~5アルキル、C1~4アルキル、またはC1~3アルキルである。ある特定の実施形態において、RおよびRの両方がメチルである。
[0076]一部の実施形態において、RおよびRは、それらが付着されている炭素原子と一緒に、1つまたは複数のRで任意選択により置換されているシクロアルキルを形成する。ある特定の実施形態において、RおよびRは、それらが付着されている炭素原子と一緒に、C3~12シクロアルキル、C3~10シクロアルキル、C3~8シクロアルキル、C3~6シクロアルキル、またはC3~5シクロアルキルを形成し、これらの各々は、1つまたは複数のRで任意選択により置換されている。ある特定の実施形態において、RおよびRは、それらが付着されている炭素原子と一緒に、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルを形成する。
[0077]一部の実施形態において、RおよびRは、それらが付着されている炭素原子と一緒に、1つまたは複数のRで任意選択により置換されているヘテロシクリルを形成する。ある特定の実施形態において、RおよびRは、それらが付着されている炭素原子と一緒に、3員から12員のヘテロシクリル、3員から10員のヘテロシクリル、3員から8員のヘテロシクリル、3員から6員のヘテロシクリル、または3員から5員のヘテロシクリルを形成し、これらの各々は、1つまたは複数のRで任意選択により置換されている。
[0078]ある特定の実施形態において、RおよびRは、それらが付着されている炭素原子と一緒に、以下からなる群から選択される基を形成する:
Figure 2024510762000008
[0079]一部の実施形態において、Lは直接結合である。
[0080]一部の実施形態において、Lは、1つまたは複数のRで任意選択により置換されているアルキルである。ある特定の実施形態において、Lは、C1~6アルキル、C1~5アルキル、C1~4アルキル、またはC1~3アルキルであり、これらの各々は、1つまたは複数のRで任意選択により置換されている。ある特定の実施形態において、Lは、1つまたは複数のRで任意選択により置換されているメチル、エチル、プロピルまたはブチルである。一部の実施形態において、各Rは、水素、ハロゲン、およびシクロアルキルからなる群から独立して選択される。ある特定の実施形態において、Rはハロゲンである。ある特定の実施形態において、Rはフルオロである。ある特定の実施形態において、Rは、C3~12シクロアルキル、C3~10シクロアルキル、C3~8シクロアルキル、C3~6シクロアルキル、またはC3~5シクロアルキルから選択される。ある特定の実施形態において、Rはシクロプロピルである。
[0081]ある特定の実施形態において、Lは、メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、またはイソブチルから選択される。
[0082]一部の実施形態において、Lは、1つまたは複数のRで任意選択により置換されているシクロアルキルである。ある特定の実施形態において、Lは、C3~12シクロアルキル、C3~10シクロアルキル、C3~8シクロアルキル、C3~6シクロアルキル、またはC3~5シクロアルキルであり、これらの各々は、1つまたは複数のRで任意選択により置換されている。一部の実施形態において、各Rは、水素、ハロゲン、アルキル、ハロアルキルおよびシクロアルキルからなる群から選択される。
[0083]ある特定の実施形態において、Lは、シクロプロピルまたはシクロブチルである。
[0084]一部の実施形態において、Lは、1つまたは複数のRで任意選択により置換されているシクロアルキルアルキルである。ある特定の実施形態において、Lは、(C3~6シクロアルキル)(C1~6アルキル)、(C3~5シクロアルキル)(C1~5アルキル)、または(C3~4シクロアルキル)(C1~4アルキル)から選択され、これらの各々は、1つまたは複数のRで任意選択により置換されている。一部の実施形態において、各Rは、水素、ハロゲン、アルキル、ハロアルキルおよびシクロアルキルからなる群から選択される。
[0085]ある特定の実施形態において、Lはシクロプロピルメチルである。ある特定の実施形態において、Lは、
Figure 2024510762000009
である。
[0086]一部の実施形態において、Rは-NR1011である。
[0087]ある特定の実施形態において、R10およびR11は、各々独立して、アルキルである。ある特定の実施形態において、R10およびR11は、各々独立して、C1~6アルキル、C1~5アルキル、C1~4アルキル、またはC1~3アルキルである。ある特定の実施形態において、R10およびR11は、両方とも、C1~3アルキルである。ある特定の実施形態において、R10およびR11は、両方とも、メチルである。
[0088]ある特定の実施形態において、R10およびR11の一方は水素であり、他方はアルキルである。ある特定の実施形態において、R10およびR11の一方は水素であり、他方は、C1~6アルキル、C1~5アルキル、C1~4アルキル、またはC1~3アルキルである。ある特定の実施形態において、R10およびR11の一方は水素であり、他方はメチルである。
[0089]一部の実施形態において、R10およびR11は、それらが付着されている窒素原子と一緒に、N、OおよびSから選択される1個または複数の追加のヘテロ原子を任意選択により含有するとともに1つまたは複数のR14で任意選択により置換されている飽和ヘテロシクリルを形成する。
[0090]ある特定の実施形態において、R10およびR11は、それらが付着されている窒素原子と一緒に、以下からなる群から選択される飽和ヘテロシクリルを形成し:
Figure 2024510762000010
これらの各々は、1つまたは複数のR14で任意選択により置換されている。
[0091]ある特定の実施形態において、各R14は、ハロゲン、シアノ、スルホニル、アルキル、ハロアルキル、アルキルアルコキシル、-NR1516、およびOR17からなる群から独立して選択される。
[0092]ある特定の実施形態において、R14はハロゲンである。ある特定の実施形態において、R14はフルオロである。
[0093]ある特定の実施形態において、R14はシアノである。
[0094]ある特定の実施形態において、R14はスルホニルである。ある特定の実施形態において、R14は-SO(CH)である。
[0095]ある特定の実施形態において、R14はアルキルである。ある特定の実施形態において、R14は、C1~6アルキル、C1~5アルキル、C1~4アルキル、またはC1~3アルキルである。ある特定の実施形態において、R14はメチルである。
[0096]ある特定の実施形態において、R14はハロアルキルである。ある特定の実施形態において、R14は、1つ、2つまたは3つのハロゲンで置換されているメチルである。ある特定の実施形態において、R14はトリフルオロメチルである。
[0097]ある特定の実施形態において、R14はアルキルアルコキシルである。ある特定の実施形態において、R14は、(C1~6アルキル)(C1~6アルコキシル)、(C1~5アルキル)(C1~5アルコキシル)、(C1~4アルキル)(C1~4アルコキシル)、または(C1~3アルキル)(C1~3アルコキシル)から選択される。ある特定の実施形態において、R14はメチルメトキシルである。
[0098]ある特定の実施形態において、R14は-NR1516である。
[0099]ある特定の実施形態において、R15およびR16は、各々独立して、アルキルである。ある特定の実施形態において、R15およびR16は、各々独立して、C1~6アルキル、C1~5アルキル、C1~4アルキル、またはC1~3アルキルである。ある特定の実施形態において、R15およびR16は、両方とも、C1~3アルキルである。ある特定の実施形態において、R15およびR16は、両方とも、メチルである。
[00100]ある特定の実施形態において、R15およびR16の一方は水素であり、他方はアルキルである。ある特定の実施形態において、R15およびR16の一方は水素であり、他方は、C1~6アルキル、C1~5アルキル、C1~4アルキル、またはC1~3アルキルである。ある特定の実施形態において、R15およびR16の一方は水素であり、他方はメチルである。
[00101]一部の実施形態において、Rは-OR17である。
[00102]ある特定の実施形態において、R17は、アルキルまたはハロアルキルから選択される。
[00103]ある特定の実施形態において、R17は、C1~6アルキル、C1~5アルキル、C1~4アルキル、またはC1~3アルキルなどのアルキルである。ある特定の実施形態において、R17は、メチル、エチル、またはイソプロピルである。
[00104]ある特定の実施形態において、R17はハロアルキルである。ある特定の実施形態において、R17は、1つ、2つまたは3つのハロゲンで置換されているメチルである。ある特定の実施形態において、R17は、モノフルオロメチル、ジフルオロメチルまたはトリフルオロメチルである。
[00105]一部の実施形態において、Rは-COOHである。
[00106]一部の実施形態において、Rは、R13で任意選択により置換されているヘテロシクリルである。
[00107]ある特定の実施形態において、Rは、以下からなる群から選択され:
Figure 2024510762000011
これらの各々は、1つまたは複数のR13で任意選択により置換されている。
[00108]ある特定の実施形態において、R13は、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、およびヘテロシクリルからなる群から選択される。ある特定の実施形態において、R13は、C1~6アルキル、C1~5アルキル、C1~4アルキル、またはC1~3アルキルなどのアルキルである。ある特定の実施形態において、R13はメチルである。
[00109]さらなる態様において、本開示は、式(II):
Figure 2024510762000012
の化合物を提供し、式中、R、R、R、R、R、RおよびLは、上記のように定義されている通りである。
[00110]一部の実施形態において、式(II)において、RおよびRの一方は水素であり、他方は、アルキルまたはハロアルキルである。
[00111]ある特定の実施形態において、RおよびRの一方は水素であり、他方はアルキルである。ある特定の実施形態において、RおよびRの一方は水素であり、他方は、C1~6アルキル、C1~5アルキル、C1~4アルキル、またはC1~3アルキルである。ある特定の実施形態において、RおよびRの一方は水素であり、他方は、メチル、エチル、n-プロピル、i-プロピル、または3-メチル-1-ブチルから選択される。
[00112]ある特定の実施形態において、RおよびRの一方は水素であり、他方はハロアルキルである。ある特定の実施形態において、RおよびRの一方は水素であり、他方は、C1~6ハロアルキル、C1~5ハロアルキル、C1~4ハロアルキル、またはC1~3ハロアルキルである。ある特定の実施形態において、RおよびRの一方は水素であり、他方は、1つ、2つまたは3つのハロゲンで任意選択により置換されているメチルである。ある特定の実施形態において、RおよびRの一方は水素であり、他方は、1個、2個または3個のフルオロ原子で任意選択により置換されているメチルである。ある特定の実施形態において、RおよびRの一方は水素であり、他方はトリフルオロメチルである。
[00113]別の態様において、本開示は、以下からなる群から選択される化合物を提供し:
Figure 2024510762000013
式中、R、R、L、R11およびR12は、上記のように定義されている通りである。
[00114]ある特定の実施形態において、式(III)から(VII)のいずれにおいても、
は、水素またはフルオロであり;
は、水素、アルキルまたはハロアルキルであり;
Lは、1つまたは複数のRで任意選択により置換されているアルキルであり;
は、水素、ハロゲン、およびシクロアルキルからなる群から選択され;
10およびR11は、各々独立して、アルキルである、またはR10およびR11の一方は水素であり、他方はアルキルであり;
10およびR11は、それらが付着されている窒素原子と一緒に、N、OおよびSから選択される1個または複数の追加のヘテロ原子を任意選択により含有するとともに1つまたは複数のR14で任意選択により置換されている飽和ヘテロシクリルを形成し;
14は、ハロゲン、シアノ、スルホニル、アルキル、ハロアルキル、アルキルアルコキシル、飽和または不飽和のヘテロシクリル、-NR1516、および-OR17からなる群から選択され;
15およびR16は、各々独立して、アルキルである、またはR15およびR16の一方は水素であり、他方はアルキルであり、
17は、アルキルまたはハロアルキルから選択される。
[00115]ある特定の実施形態において、Lは、エチルまたはプロピルである。
[00116]ある特定の実施形態において、Rは、水素、メチルまたはトリフルオロメチルである。
[00117]ある特定の実施形態において、R10およびR11は、それらが付着されている窒素原子と一緒に、以下からなる群から選択される飽和ヘテロシクリルを形成し:
Figure 2024510762000014
これらの各々は、1つまたは複数のR14で任意選択により置換されている。
[00118]ある特定の実施形態において、各R14は、ハロゲン、シアノ、スルホニル、アルキル、ハロアルキル、アルキルアルコキシル、-NR1516、およびOR17からなる群から独立して選択される。
[00119]ある特定の実施形態において、R15およびR16は、各々独立して、アルキルである。ある特定の実施形態において、R15およびR16は、各々独立して、C1~6アルキル、C1~5アルキル、C1~4アルキル、またはC1~3アルキルである。ある特定の実施形態において、R15およびR16は、両方とも、C1~3アルキルである。ある特定の実施形態において、R15およびR16は、両方とも、メチルである。
[00120]ある特定の実施形態において、R15およびR16の一方は水素であり、他方はアルキルである。ある特定の実施形態において、R15およびR16の一方は水素であり、他方は、C1~6アルキル、C1~5アルキル、C1~4アルキル、またはC1~3アルキルである。ある特定の実施形態において、R15およびR16の一方は水素であり、他方はメチルである。
[00121]ある特定の実施形態において、R17は、アルキルまたはハロアルキルから選択される。
[00122]別の態様において、本開示は、以下からなる群から選択される化合物を提供し:
Figure 2024510762000015
式中、R10およびR11は、上記のように定義されている通りである。
[00123]ある特定の実施形態において、式(IIIa)から(VIIa)のいずれにおいても、R10およびR11は、それらが付着されている窒素原子と一緒に、以下からなる群から選択される飽和ヘテロシクリルを形成し:
Figure 2024510762000016
これらの各々は、1つまたは複数のR14で任意選択により置換されている。
[00124]さらなる態様において、本開示は、以下からなる群から選択される化合物を提供し:
Figure 2024510762000017
式中、R10およびR11は、上記のように定義されている通りである。
[00125]ある特定の実施形態において、式(IIIb)、(IVb)および(VIIb)のいずれにおいても、R10およびR11は、それらが付着されている窒素原子と一緒に、以下からなる群から選択される飽和ヘテロシクリルを形成する:
Figure 2024510762000018
[00126]一態様において、本開示は、以下からなる群から選択される式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩を提供する:
8-(6-((2-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((2-(ジメチルアミノ)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-((2-(ピペリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-((2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((2-(4-フルオロピペリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
1-イソプロピル-8-(6-((2-メトキシエトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(((1-メチルピペリジン-4-イル)オキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((3-(ジメチルアミノ)プロポキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(((1-メチルピペリジン-4-イル)メトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(((1-メチルピロリジン-2-イル)メトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(((1-メチルピロリジン-3-イル)オキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((3-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)プロポキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(((1-メチルピペリジン-3-イル)オキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((3-(ジメチルアミノ)シクロブトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(((1-メチルアゼチジン-3-イル)オキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((2-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)プロポキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((2-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)-2-メチルプロポキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-(((1-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)シクロプロピル)メトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(((1-メチルピペリジン-3-イル)メトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(((1-メチルピロリジン-3-イル)メトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-(((1-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-(((1-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)-2-メチルプロパン-2-イル)オキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((1-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イルメチル)シクロプロポキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
1-(2-((5-(1-イソプロピル-3-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-8-イル)ピリジン-2-イル)メトキシ)エチル)ピペリジン-4-カルボニトリル
1-(2-((R)-1-(5-(1-イソプロピル-3-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-8-イル)ピリジン-2-イル)エトキシ)エチル)-3-メチルピロリジン-3-カルボニトリル
8-(6-((2-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
1-イソプロピル-8-(6-((2-(4-メトキシピペリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-8-(6-((2-(3-フルオロピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(S)-1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-((2-(2-メチルピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((2-(4,4-ジフルオロピペリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((2-(4,4-ジメチルピペリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-((2-(4-メチルピペラジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-((2-モルホリノエトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(S)-8-(6-((2-(3-フルオロピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-((2-(2-メチルピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((2-(3,3-ジメチルピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((2-(3-(ジメチルアミノ)アゼチジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((2-(3-フルオロピペリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((2-(2-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((2-(6-アザスピロ[3.5]ノナン-6-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
1-イソプロピル-8-(6-((2-(3-メトキシピペリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(S)-8-(6-((2-(3-(ジメチルアミノ)ピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(S)-1-イソプロピル-8-(6-((2-(3-メトキシピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
1-イソプロピル-8-(6-((2-(4-メトキシピペリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((2-((2R,5S)-2,5-ジメチルピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-8-(6-((2-(3-(ジメチルアミノ)ピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-((2-(4-(トリフルオロメトキシ)ピペリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((2-(6,6-ジフルオロ-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((2-(7-アザスピロ[3.5]ノナン-7-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-8-(6-((2-(3-(ジフルオロメトキシ)ピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(S)-8-(6-((2-(3-(ジフルオロメトキシ)ピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-((2-(3-(トリフルオロメトキシ)ピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
(R)-8-(6-(1-(2-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-8-(6-(1-(2-(6-アザスピロ[2.5]オクタン-6-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-8-(6-(1-(2-(6-アザスピロ[2.5]オクタン-6-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-1-イソプロピル-8-(6-(1-(2-(4-メトキシピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
1-イソプロピル-8-(6-((R)-1-(2-((R)-3-メトキシピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(1-(2-(4-(トリフルオロメトキシ)ピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
1-イソプロピル-8-(6-((R)-1-(2-((S)-3-メトキシピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((2-(3,3-ジメチルピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-7-フルオロ-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-8-(6-(1-(2-(3,3-ジメチルピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(1-(2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
8-(6-((R)-1-(2-((S)-3-(ジフルオロメトキシ)ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
1-イソプロピル-8-(6-((S)-1-(2-((R)-3-メトキシピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
1-イソプロピル-8-(6-((S)-1-(2-((S)-3-メトキシピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((1S)-1-(2-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((1R)-1-(2-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(S)-8-(6-(1-(2-(4-フルオロピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-8-(6-(1-(2-(4-フルオロピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((1S)-1-(2-(6,6-ジフルオロ-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((1R)-1-(2-(6,6-ジフルオロ-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(S)-8-(6-(1-(2-(4,4-ジメチルピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-8-(6-(1-(2-(4,4-ジメチルピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(S)-8-(6-(1-(2-(4,4-ジフルオロピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-8-(6-(1-(2-(4,4-ジフルオロピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((R)-1-(2-((R)-3-シクロプロポキシピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-((R)-1-(2-((R)-3-メチルピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-((R)-1-(2-((S)-3-メチルピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-((R)-1-(2-((R)-3-(メチルスルホニル)ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((R)-1-(2-((R)-3-シクロプロポキシピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-8-(6-(1-(2-(2-オキサ-6-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-8-(6-(1-(2-(1-オキサ-7-アザスピロ[3.5]ノナン-7-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(1-(2-(4-(オキセタン-3-イル)ピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(1-(2-(4-(トリフルオロメチル)ピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
1-イソプロピル-8-(6-((R)-1-(2-((R)-3-(メトキシメチル)ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-8-(6-(1-(2-(2-オキサ-6-アザスピロ[3.4]オクタン-6-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(1-(2-(ピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-((R)-1-(2-((R)-3-(トリフルオロメトキシ)ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-8-(6-(1-(2-(6-アザスピロ[3.4]オクタン-6-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
1-(2-((R)-1-(5-(1-イソプロピル-3-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-8-イル)ピリジン-2-イル)エトキシ)エチル)-3-メチルピロリジン-3-カルボニトリル
(R)-1-(2-(1-(5-(1-イソプロピル-3-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-8-イル)ピリジン-2-イル)エトキシ)エチル)ピペリジン-4-カルボニトリル
(R)-8-(6-(1-(2-(4-イソプロポキシピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((R)-1-(2-((R)-3-イソプロポキシピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((2-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((2-(4-フルオロピペリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((2-(4,4-ジメチルピペリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((2-(3,3-ジメチルピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((2-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-8-(6-((2-(3-(ジフルオロメトキシ)ピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(S)-8-(6-((2-(3-(ジフルオロメトキシ)ピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-8-(6-((2-(4-(トリフルオロメトキシ)ピペリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-8-(6-(1-(2-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-8-(6-(1-(2-(4,4-ジメチルピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((1R)-1-(2-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((R)-1-(2-((S)-3-メトキシピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-8-(6-((1R)-1-(2-(3-(トリフルオロメトキシ)ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-8-(6-(1-(2-(6-アザスピロ[2.5]オクタン-6-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((R)-1-(2-(4-フルオロピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1,3,3a,9b-テトラヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
(R)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-8-(6-(1-(2-(4-(トリフルオロメトキシ)ピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-8-(6-(1-(2-(4-メトキシピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-8-(6-(1-(2-(3,3-ジメチルピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((R)-1-(2-((R)-3-メトキシピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((R)-1-(2-((R)-3-イソプロポキシピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-1-(2-(1-(5-(3-メチル-2-オキソ-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-8-イル)ピリジン-2-イル)エトキシ)エチル)ピペリジン-4-カルボニトリル
8-(6-((R)-1-(2-((S)-3-(ジフルオロメトキシ)ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
(R)-8-(6-(1-(2-(2-オキサ-6-アザスピロ[3.4]オクタン-6-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-8-(6-(1-(2-(4-(トリフルオロメチル)ピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-8-(6-(1-(2-(6-アザスピロ[3.4]オクタン-6-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((R)-1-(2-((R)-3-(メトキシメチル)ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-3-メチル-8-(6-(1-(2-(ピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-3-メチル-8-(6-(1-(2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((R)-1-(2-((R)-3-シクロプロポキシピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
3-メチル-8-(6-((R)-1-(2-((R)-3-メチルピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-8-(6-(1-(2-(7-アザスピロ[3.5]ノナン-7-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-8-(6-(1-(2-(1-オキサ-7-アザスピロ[3.5]ノナン-7-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
3-メチル-8-(6-((R)-1-(2-((S)-3-メチルピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-8-(6-(1-(2-(2-オキサ-6-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-3-メチル-8-(6-(1-(2-(4-(オキセタン-3-イル)ピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
3-メチル-8-(6-((R)-1-(2-((R)-3-(メチルスルホニル)ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
3-メチル-1-(2-((R)-1-(5-(3-メチル-2-オキソ-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-8-イル)ピリジン-2-イル)エトキシ)エチル)ピロリジン-3-カルボニトリル
8-(6-((2-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-7-フルオロ-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((2-(3,3-ジメチルピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-7-フルオロ-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((2-(4,4-ジメチルピペリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-7-フルオロ-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
7-フルオロ-1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-((2-(3-(トリフルオロメトキシ)ピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
(R)-8-(6-(1-(2-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-7-フルオロ-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-7-フルオロ-8-(6-(1-(2-(4-フルオロピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
(R)-8-(6-(1-(2-(3,3-ジメチルピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-7-フルオロ-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
7-フルオロ-1-イソプロピル-8-(6-((R)-1-(2-((S)-3-メトキシピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-8-(6-(1-(2-(4,4-ジメチルピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-7-フルオロ-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-8-(6-(1-(2-(6-アザスピロ[2.5]オクタン-6-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-7-フルオロ-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
7-フルオロ-1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-((1R)-1-(2-(3-(トリフルオロメトキシ)ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-7-フルオロ-1-イソプロピル-8-(6-(1-(2-(4-メトキシピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((1R)-1-(2-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-7-フルオロ-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-7-フルオロ-1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(1-(2-(4-(トリフルオロメトキシ)ピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-1-(2-(1-(5-(7-フルオロ-1-イソプロピル-3-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-8-イル)ピリジン-2-イル)エトキシ)エチル)ピペリジン-4-カルボニトリル
8-(6-((R)-1-(2-((R)-3-(ジフルオロメトキシ)ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-7-フルオロ-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
1-(2-((R)-1-(5-(7-フルオロ-1-イソプロピル-3-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-8-イル)ピリジン-2-イル)エトキシ)エチル)-3-メチルピロリジン-3-カルボニトリル
(R)-8-(6-(1-(2-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-7-フルオロ-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-8-(6-(1-(2-(4,4-ジメチルピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-7-フルオロ-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-7-フルオロ-8-(6-(1-(2-(4-フルオロピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
7-フルオロ-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-8-(6-((R)-1-(2-((R)-3-(トリフルオロメトキシ)ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
7-フルオロ-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-8-(6-((R)-1-(2-((S)-3-(トリフルオロメトキシ)ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
(R)-8-(6-(1-(2-(3,3-ジメチルピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-7-フルオロ-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-8-(6-(1-(2-(6-アザスピロ[2.5]オクタン-6-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-7-フルオロ-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((R)-1-(2-((R)-3-(ジフルオロメトキシ)ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-7-フルオロ-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-8-(6-(1-(2-(7-アザスピロ[3.5]ノナン-7-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-7-フルオロ-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(R)-7-フルオロ-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-8-(6-(1-(2-(4-(トリフルオロメトキシ)ピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((R)-1-(2-((S)-3-(ジフルオロメトキシ)ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-7-フルオロ-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン8-(6-((2-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-(trans-3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((2-(3,3-ジメチルピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-(trans-3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((R)-1-(2-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-(trans-3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
1-(trans-3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-8-(6-((R)-1-(2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
1-(trans-3-メトキシシクロブチル)-8-(6-((R)-1-(2-((R)-3-メトキシピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((R)-1-(2-(6-アザスピロ[2.5]オクタン-6-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-(trans-3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((2-(ジメチルアミノ)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-(trans-3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
1-(trans-3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-8-(6-((2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
1-(trans-3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-8-(6-((2-(ピペリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((2-(4-フルオロピペリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-(trans-3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((2-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-(trans-3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((R)-1-(2-(6-アザスピロ[2.5]オクタン-6-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-(cis-3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((R)-1-(2-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-(cis-3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
1-(cis-3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-8-(6-((2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
1-(cis-3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-8-(6-((2-(ピペリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((2-(4-フルオロピペリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-(cis-3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((2-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-(cis-3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((2-(ジメチルアミノ)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-(cis-3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((2-(ジメチルアミノ)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(オキセタン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
3-メチル-1-(オキセタン-3-イル)-8-(6-((2-(ピペリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((2-(4-フルオロピペリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(オキセタン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((2-(4-フルオロピペリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-((1s,3s)-3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
3-メチル-1-(オキセタン-3-イル)-8-(6-((2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(S)-8-(6-((2-(4-フルオロピペリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((2-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-((S)-テトラヒドロ-2H-ピラン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
(S)-1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(2,2,2-トリフルオロ-1-(2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
(R)-1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(2,2,2-トリフルオロ-1-(2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(2,2,2-トリフルオロ-1-(2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(2,2,2-トリフルオロ-1-(2-(3-メチルピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(2,2,2-トリフルオロ-1-(2-(3-メトキシピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
8-(6-(1-(2-(3,3-ジメチルピロリジン-1-イル)エトキシ)-2,2,2-トリフルオロエチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
8-(6-(1-(2-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エトキシ)-2,2,2-トリフルオロエチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
8-(6-(1-(2-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)エトキシ)-2,2,2-トリフルオロエチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(2,2,2-トリフルオロ-1-(2-(ピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
8-(6-(1-(2-(4,4-ジメチルピペリジン-1-イル)エトキシ)-2,2,2-トリフルオロエチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(2,2,2-トリフルオロ-1-(2-(4-メトキシピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
8-(6-(1-(2-(6-アザスピロ[2.5]オクタン-6-イル)エトキシ)-2,2,2-トリフルオロエチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-8-(6-(2,2,2-トリフルオロ-1-(2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-8-(6-(2,2,2-トリフルオロ-1-(2-(3-メチルピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-8-(6-(2,2,2-トリフルオロ-1-(2-(3-メトキシピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
8-(6-(1-(2-(3,3-ジメチルピロリジン-1-イル)エトキシ)-2,2,2-トリフルオロエチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
8-(6-(1-(2-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エトキシ)-2,2,2-トリフルオロエチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
8-(6-(1-(2-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)エトキシ)-2,2,2-トリフルオロエチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-8-(6-(2,2,2-トリフルオロ-1-(2-(ピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
8-(6-(1-(2-(4,4-ジメチルピペリジン-1-イル)エトキシ)-2,2,2-トリフルオロエチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-8-(6-(2,2,2-トリフルオロ-1-(2-(4-メトキシピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
8-(6-(1-(2-(6-アザスピロ[2.5]オクタン-6-イル)エトキシ)-2,2,2-トリフルオロエチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
1-(3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-8-(6-(2,2,2-トリフルオロ-1-(2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
1-(3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-8-(6-(2,2,2-トリフルオロ-1-(2-(3-メチルピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
1-(3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-8-(6-(2,2,2-トリフルオロ-1-(2-(3-メトキシピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
8-(6-(1-(2-(3,3-ジメチルピロリジン-1-イル)エトキシ)-2,2,2-トリフルオロエチル)ピリジン-3-イル)-1-(3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
8-(6-(1-(2-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エトキシ)-2,2,2-トリフルオロエチル)ピリジン-3-イル)-1-(3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
8-(6-(1-(2-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)エトキシ)-2,2,2-トリフルオロエチル)ピリジン-3-イル)-1-(3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
1-(3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-8-(6-(2,2,2-トリフルオロ-1-(2-(ピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
8-(6-(1-(2-(4,4-ジメチルピペリジン-1-イル)エトキシ)-2,2,2-トリフルオロエチル)ピリジン-3-イル)-1-(3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
1-(3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-8-(6-(2,2,2-トリフルオロ-1-(2-(4-メトキシピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
8-(6-(1-(2-(6-アザスピロ[2.5]オクタン-6-イル)エトキシ)-2,2,2-トリフルオロエチル)ピリジン-3-イル)-1-(3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
(R)-2-(1-(5-(1-イソプロピル-3-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-8-イル)ピリジン-2-イル)エトキシ)酢酸
8-(6-(2-(2-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)エトキシ)プロパン-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
8-(6-((2-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)-1,1-ジフルオロエトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(1-(2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)プロピル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(1-(2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)ブチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(2-メチル-1-(2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)プロピル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン、および
1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(4-メチル-1-(2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)ペンチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
[00127]式(I)の例証的な化合物は、下記の表1で説明されている。
Figure 2024510762000019
Figure 2024510762000020
Figure 2024510762000021
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[00128]本明細書において提供されている化合物は、包括式および特定の化合物の両方を参照して記載されている。加えて、本開示の化合物は、以下に限定されないが、立体異性体、ラセミ混合物、位置異性体、互変異性体、塩、プロドラッグ、ソフト薬物、活性代謝誘導体(活性代謝物)、溶媒和形態、異なる結晶形態または多形体を含めて、多数の異なる形態または誘導体で存在することができ、全て本開示の範疇内である。
[00129]本開示の化合物は、1つまたは複数の不斉中心を含むことができ、したがって、様々な立体異性体形態、例えば、エナンチオマーおよび/またはジアステレオマーで存在することができる。したがって、本開示の化合物およびその組成物は、個々のエナンチオマー、ジアステレオマーもしくは幾何異性体の形態であってよい、または立体異性体の混合物の形態であってよい。ある特定の実施形態において、本開示の化合物は、エナンチオ純粋化合物である。ある特定の実施形態において、エナンチオマーまたはジアステレオマーの混合物が提供される。
[00130]「エナンチオマー」という用語は、互いに重ねることができない鏡像である、化合物の2つの立体異性体である。「ジアステレオマー」という用語は、互いの鏡像でない1対の光学異性体を指す。ジアステレオマーは、異なる物理的特性、例えば融点、沸点、スペクトル特性、および反応性を有する。
[00131]さらに、ある特定の化合物は、本明細書に記載されている通り、別段に表示されていない限り、ZまたはE異性体のいずれかとして存在することができる、1個または複数の二重結合を有することができる。本開示は、追加として、他の異性体を実質的に含まない個々の異性体としての、および代替として、様々な異性体の混合物、例えば、エナンチオマーのラセミ混合物としての化合物を包含する。上述されている化合物それ自体に加えて、この開示は、1種または複数の化合物を含む組成物も包含する。
[00132]本明細書で使用される場合、「異性体」という用語は、任意および全ての幾何異性体および立体異性体を含む。例えば、「異性体」は、本発明の範疇内に入るような、シスおよびトランス異性体、EおよびZ異性体、R-およびS-エナンチオマー、ジアステレオマー、(D)-異性体、(L)-異性体、そのラセミ混合物、およびその他の混合物を含む。例えば、立体異性体は、一部の実施形態において、1つまたは複数の対応する立体異性体を実質的に含まないで提供することができ、「立体化学的に富化された」と称することもできる。
[00133]特別なエナンチオマーが好ましい場合、それは、一部の実施形態において、逆エナンチオマーを実質的に含まないで提供することができ、「光学的に富化された」と称することもできる。「光学的に富化された」は、本明細書で使用される場合、化合物が、著しく大きい割合の1つのエナンチオマーで構成されていることを意味する。ある特定の実施形態において、化合物は、少なくとも約90重量%の好ましいエナンチオマーで構成されている。他の実施形態において、化合物は、少なくとも約95重量%、98重量%、または99重量%の好ましいエナンチオマーで構成されている。好ましいエナンチオマーは、キラル高圧液体クロマトグラフィー(HPLC)ならびにキラル塩の形成および結晶化を含めて、当業者に知られている任意の方法によってラセミ混合物から単離することができる、または不斉合成によって調製することができる。例えば、Jacques、ら、Enantiomers、Racemates and Resolutions(Wiley Interscience、New York、1981);Wilen、S.H.、ら、Tetrahedron33:2725(1977);Eliel、E.L。Stereochemistry of Carbon Compounds(McGraw-Hill、NY、1962);Wilen、S.H。Tables of Resolving Agents and Optical Resolutions 268ページ(E.L.Eliel、編集、Univ.of Notre Dame Press、Notre Dame、IN 1972)を参照されたい。
[00134]本開示の化合物は、異なる互変異性体形態で存在することもでき、全てのこうした形態は、本開示の範疇内に包含される。「互変異性体」または「互変異性体形態」という用語は、低エネルギー障壁を介して相互変換可能である、異なるエネルギーの構造異性体を指す。異性体形態の存在および濃度は、化合物が見出される環境に依存し、例えば、化合物が固体であるまたは有機溶液もしくは水溶液中にあるかどうかに依存して異なっていてよい。例として、プロトン互変異性体(プロトトロピック互変異性体としても知られている)は、ケト-エノール、アミド-イミド酸、ラクタム-ラクチム、イミン-エナミン異性化および環状形態などプロトンの移動を介する相互変換を含み、ここで、プロトンは、複素環式系の2つ以上の位置を占有することができる。原子価互変異性体は、結合性電子の一部の再編成による相互変換を含む。互変異性体は、平衡状態であり得る、または適切な置換によって1つの形態に立体的に固定され得る。1つの特別な互変異性体形態として名称または構造によって同定された本開示の化合物は、別段に特定されていない限り、他の互変異性体形態を含むと意図される。
[00135]本明細書で使用される場合、「プロドラッグ」という用語は、生理学的条件下で代謝される場合または加溶媒分解によって変換される場合に所望の活性化合物をもたらす化合物またはその薬学的に許容される塩を指す。プロドラッグは、限定せずに、活性化合物のエステル、アミド、カルバメート、カーボネート、ウレイド、溶媒和物、または水和物を含む。典型的に、プロドラッグは、不活性、または活性化合物よりも活性でないが、1つまたは複数の有利な取扱い、投与、および/または代謝特性を提供することができる。例えば、一部のプロドラッグは、活性化合物のエステルであり;代謝中、エステル基は切断されることで活性薬物をもたらす。その上、一部のプロドラッグは酵素的に活性化されることで、活性化合物を、またはさらなる化学反応で活性化合物が得られる化合物をもたらす。プロドラッグは、単一ステップでプロドラッグ形態から活性形態に進行することができる、またはそれ自体活性を有し得るもしくは不活性であり得る1つもしくは複数の中間体形態を有することができる。プロドラッグの調製および使用は、T.HiguchiおよびV.Stella、「Pro-drugs as Novel Delivery Systems」A.C.S.Symposium Series、in Bioreversible Carriers in Drug Designの14巻、編集Edward B.Roche、American Pharmaceutical Association and Pergamon Press、1987;in Prodrugs:Challenges and Rewards、編集V.Stella、R.Borchardt、M.Hageman、R.Oliyai、H.Maag、J.Tilley、Springer-Verlag New York、2007において考察されており、これらの全ては、本明細書によって参照によりそれら全体で組み込まれる。
[00136]本明細書で使用される場合、「ソフト薬物」という用語は、薬理効果を発揮するが不活性代謝物分解物に分解することで活性が限定された時間である化合物を指す。例えば、本明細書によって参照によりそれ全体で組み込まれる「Soft drugs:Principles and methods for the design of safe drugs」 Nicholas Bodor、Medicinal Research Reviews、4巻、第4号、449~469、1984を参照されたい。
[00137]本明細書で使用される場合、「代謝物」という用語、例えば、活性代謝物は、上に記載されている通りのプロドラッグと重複する。したがって、こうした代謝物は、薬理活性化合物、または対象の身体において代謝プロセスに起因する誘導体である薬理活性化合物にさらに代謝する化合物である。例えば、こうした代謝物は、投与された化合物または塩またはプロドラッグの酸化、還元、加水分解、アミド化、脱アミド、エステル化、脱エステル化、酵素的切断などに起因し得る。これらのうち、活性代謝物は、こうした薬理学的に活性の誘導体化合物である。プロドラッグについて、プロドラッグ化合物は、一般に不活性または代謝生成物よりも低い活性である。活性代謝物について、親化合物は、活性化合物であり得るかまたは不活性プロドラッグであり得るかのいずれかである。
[00138]プロドラッグおよび活性代謝物は、当技術分野において知られているルーチン的技法を使用して同定することができる。例えば、Bertoliniら、1997、J Med Chem 40:2011~2016;Shanら、J Pharm Sci86:756~757;Bagshawe、1995、Drug Dev Res 34:220~230;Wermuth、上記を参照されたい。
[00139]本明細書で使用される場合、「活性中間体」という用語は、最終の合成化合物と同じまたは基本的に同じ生物学的活性を呈する、合成プロセスにおける中間体化合物を指す。
[00140]本開示の化合物は、薬学的に許容される塩の形態として製剤化することができるまたはその形態であってよい。それに反して特定されていない限り、本明細書において提供されている化合物は、こうした化合物の薬学的に許容される塩を含む。
[00141]本明細書で使用される場合、「薬学的に許容される」という用語は、物質または組成物が、製剤を含む他の成分および/またはそれで処置されている対象と化学的におよび/または毒物学的に適合性があることを示す。
[00142]本明細書で使用される場合、「薬学的に許容される塩」という用語は、別段に表示されていない限り、特定された化合物の遊離酸および塩基の生物学的有効性を保持するとともに生物学的にまたはその他で望ましくなくない塩を含む。企図されている薬学的に許容される塩形態は、以下に限定されないが、モノ、ビス、トリス、テトラキスなどを含む。薬学的に許容される塩は、それらが投与される量および濃度において非毒性である。こうした塩の調製は、化合物の物理的特徴を、それがそれの生理学的効果を発揮するのを防ぐことなく変更することによって、薬理学的使用を容易にすることができる。物理的特性における有用な変更は、融点を低下させることで経粘膜投与を容易にすること、および可溶性を増加させることでより高い濃度の薬物を投与することを容易にすることを含む。
[00143]薬学的に許容される塩は、硫酸塩、塩化物、塩酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩、リン酸塩、スルファミン酸塩、酢酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、酒石酸塩、メタンスルホン酸塩、エタンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、p-トルエンスルホネート、シクロヘキシルスルファミン酸塩およびキナ酸塩を含有するものなどの酸付加塩を含む。薬学的に許容される塩は、塩酸、マレイン酸、硫酸、リン酸、スルファミン酸、酢酸、クエン酸、乳酸、酒石酸、マロン酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p-トルエンスルホン酸、シクロヘキシルスルファミン酸の酸、フマル酸、およびキナ酸などの酸から得ることができる。
[00144]薬学的に許容される塩は、カルボン酸またはフェノールなどの酸性官能基が存在する場合、ベンザチン、クロロプロカイン、コリン、ジエタノールアミン、エタノールアミン、t-ブチルアミン、エチレンジアミン、メグルミン、プロカイン、アルミニウム、カルシウム、リチウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウム、アンモニウム、アルキルアミン、および亜鉛を含有するものなどの塩基付加塩も含む。例えば、Remington’s Pharmaceutical Sciences、第19版、Mack Publishing Co.、Easton、PA、2巻、1457ページ、1995;StahlおよびWermuthによる「Handbook of Pharmaceutical Salts:Properties,Selection,and Use」、Wiley-VCH、Weinheim、Germany、2002を参照されたい。こうした塩は、適切な対応する塩基を使用して調製することができる。
[00145]薬学的に許容される塩は、標準的技術によって調製することができる。例えば、化合物の遊離塩基形態は、適切な酸を含有する水性または水性アルコール溶液などの適当な溶媒中に溶解させ、次いで、溶液を蒸発させることによって単離することができる。したがって、特別な化合物が塩基であるならば、所望の薬学的に許容される塩は、当技術分野において利用可能な任意の適当な方法、例えば、塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸などの無機酸を用いる、または酢酸、マレイン酸、コハク酸、マンデル酸、フマル酸、マロン酸、ピルビン酸、シュウ酸、グリコール酸、サリチル酸、ピラノシジル酸、例えば、グルクロン酸もしくはガラクツロン酸、アルファ-ヒドロキシ酸、例えば、クエン酸もしくは酒石酸、アミノ酸、例えば、アスパラギン酸もしくはグルタミン酸、芳香族酸、例えば、安息香酸もしくは桂皮酸、スルホン酸、例えば、p-トルエンスルホン酸もしくはエタンスルホン酸のなど有機酸を用いる遊離塩基の処理によって調製することができる。
[00146]同様に、特別な化合物が酸であるならば、所望の薬学的に許容される塩は、任意の適当な方法、例えば、アミン(第1級、第2級または第3級)、アルカリ金属水酸化物またはアルカリ土類金属水酸化物などの無機または有機塩基を用いる遊離酸の処理によって調製することができる。適当な塩の例示的な例としては、アミノ酸、例えば、L-グリシン、L-リジン、およびL-アルギニン、アンモニア、第1級、第2級および第3級アミン、ならびに環状アミン、例えば、ヒドロキシエチルピロリジン、ピペリジン、モルホリンまたはピペラジンから誘導される有機塩、ならびにナトリウム、カルシウム、カリウム、マグネシウム、マンガン、鉄、銅、亜鉛、アルミニウムおよびリチウムから誘導される無機塩が挙げられる。
[00147]本開示の化合物は、非溶媒和形態、溶媒和形態(例えば、水和化形態)、および固体形態(例えば、結晶または多形形態)で存在することができることも理解されるべきであり、本開示は、全てのこうした形態を包含すると意図される。
[00148]本明細書で使用される場合、「溶媒和物」または「溶媒和形態」という用語は、溶媒の化学量論量または非化学量論量のいずれかを含有する溶媒付加形態を指す。一部の化合物は、結晶性固体状態における溶媒分子の固定モル比を捕捉する傾向を有し、したがって、溶媒和物を形成する。溶媒が水であるならば、形成された溶媒和物は水和物であり;溶媒がアルコールであるならば、形成された溶媒和物はアルコラートである。水和物は、水の1つまたは複数の分子と水がそれの分子状態をHOとして保持する物質の1つの分子との組合せによって形成される。溶媒和物を形成する溶媒の例としては、以下に限定されないが、水、イソプロパノール、エタノール、メタノール、DMSO、酢酸エチル、酢酸、およびエタノールアミンが挙げられる。
[00149]本明細書で使用される場合、「結晶形態」、「結晶性形態」、「多形形態」および「多形体」という用語は、相互交換可能に使用することができ、化合物(またはその塩もしくは溶媒和物)が異なる結晶充填配置で結晶化することができる結晶構造を意味し、これらの全ては、同じ元素組成を有する。異なる結晶形態は、通常、異なるX線回折パターン、赤外スペクトル、融点、密度硬度、結晶形状、光学的および電気的特性、安定性ならびに可溶性を有する。再結晶化溶媒、結晶化の速度、貯蔵温度、および他の因子は、1つの結晶形態が優勢になる原因となり得る。該化合物の結晶多形体は、異なる条件下での結晶化によって調製することができる。
[00150]本開示は、その上、該化合物における原子の全ての同位体を含むと意図される。原子の同位体は、同じ原子番号だが異なる質量数を有する原子を含む。例えば、別段に特定されていない限り、本開示の化合物における水素、炭素、窒素、酸素、リン、硫黄、フッ素、塩素、臭素またはヨウ素は、以下に限定されないが、H、H、H、11C、12C、13C、14C、14N、15N、16O、17O、18O、31P、32P、32S、33S、34S、36S、17F、18F、19F、35Cl、37Cl、79Br、81Br、124I、127Iおよび131Iなどのそれらの同位体も含むと意味される。一部の実施形態において、水素は、プロチウム、重水素およびトリチウムを含む。一部の実施形態において、炭素は、12Cおよび13Cを含む。
化合物の合成
[00151]その薬学的に許容される塩を含めて、本明細書において提供されている化合物の合成は、実施例における合成スキームに例示されている。本明細書において提供されている化合物は、任意の公知の有機合成技法を使用して調製することができ、多数の可能な合成経路のいずれかに従って合成することができ、したがって、これらのスキームは例示のみであり、本明細書において提供されている化合物を調製するために使用することができる他の可能な方法を限定すると意味されない。追加として、該スキームにおけるステップは、より良好な例示のためであり、適切な場合に変えることができる。実施例における化合物の実施形態は、研究調査の目的および規制当局への提出可能性のために合成した。
[00152]本開示の化合物を調製するための反応は、有機合成の当業者によって容易に選択することができる適当な溶媒中で実施することができる。適当な溶媒は、反応が実施される温度、例えば、溶媒の凍結温度から溶媒の沸騰温度を範囲とすることができる温度で出発材料(反応物)、中間体、または生成物と実質的に非反応性であり得る。所与の反応は、1種の溶媒または1種超の溶媒の混合物中で実施することができる。特別な反応ステップに依存して、特別な反応ステップのための適当な溶媒は、当業者によって選択することができる。
[00153]本開示の化合物の調製は、様々な化学基の保護および脱保護を伴うことがある。保護および脱保護の必要、ならびに適切な保護基の選択は、当業者によって容易に決定することができる。保護基の化学は、例えば、参照によりそれ全体で本明細書に組み込まれるT.W.GreeneおよびP.G.M.Wuts、Protective Groups in Organic Synthesis、第3版.、Wiley&Sons、Inc.、New York(1999)に見出すことができる。
[00154]反応は、当技術分野において知られている任意の適当な方法に従ってモニタリングすることができる。例えば、生成物形成は、核磁気共鳴分光法(例えば、Hまたは13C)、赤外分光法、分光光度法(例えば、UV可視)、質量分光分析法などの分光学的な手段によって、または高速液体クロマトグラフィー(HPLC)、液体クロマトグラフィー-質量分析(LCMS)、もしくは薄層クロマトグラフィー(TLC)などのクロマトグラフィー法によってモニタリングすることができる。化合物は、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)(参照によりそれ全体で本明細書に組み込まれる「Preparative LC-MS Purification:Improved Compound Specific Method Optimization」Karl F.Blom、Brian Glass、Richard Sparks、Andrew P.Combs J.Combi.Chem.2004、6(6)、874~883)、および順相シリカクロマトグラフィーを含めて、様々な方法によって当業者により精製することができる。
[00155]実施例における化合物の構造は、核磁気共鳴(NMR)または/および液体クロマトグラフィー-質量分光分析法(LC-MS)によって特徴付けられる。NMR化学シフト(δ)は、10-6(ppm)の単位で示される。H-NMRスペクトルは、参照標準(0.0ppm)としてテトラメチルシラン(TMS)を使用して、Varian機器(400MHz)またはBrucker機器(400MHz)上にて、CDCl、CDODまたはDMSO-d溶液中で記録される(ppmで報告されている)。
[00156]MS測定は、ある範囲の機器からエレクトロスプレー、化学および電子衝撃イオン化方法を使用して、Shimadzu2020 Mass Spectrometerを使用して実施される。
[00157]TLC測定は、Shanghai Yu Chengプレートを使用して実施される。TLCのために使用されるシリカゲルプレートは、0.15mm~0.2mmである。TLCによって生成物を分離および精製するために使用されるシリカゲルプレートは、0.4mm~0.5mmである。
[00158]カラムクロマトグラフィーは、シリカゲルカラムを有するBiotageシステム(製造者:Dyax Corporation)上で、またはシリカSepPakカートリッジ(Waters)上で行った。
[00159]本開示の公知の出発材料は、当技術分野における公知の方法を使用することによってもしくはそれに従って合成することができる、またはAdamas-beta、BidepharmもしくはAccela ChemBio Co.、Ltdなどの市販供給元から購入することができ、別段に表示されていない限り、さらに精製することなく使用した。テトラヒドロフラン(THF)、N,N-ジメチルホルムアミド(DMF)、ジクロロメタン(DCM)、ジクロロエタン(DCE)、ジオキサンおよび1,1,2,2-テトラクロロエタンは、密閉瓶でAdamas-betaから購入し、受け取ったまま使用した。
[00160]別段に特定されていない限り、本開示の反応は全て、窒素もしくはアルゴンの陽圧下でまたは無水溶媒中の乾燥チューブを用いて行い、反応フラスコは、典型的に、シリンジを介する基体および試薬の導入のためにゴム隔壁を取り付けた。ガラス器具は、オーブン乾燥および/または加熱乾燥させた。
[00161]例示的な目的のため、以下は、本開示の化合物ならびに鍵となる中間体を調製するための一般合成経路を示す。個々の反応ステップのより詳述されている記載について、下記の実施例セクションを参照されたい。当業者は、本発明化合物を合成するために他の合成経路が使用され得ることを理解されよう。特定の出発材料および試薬がスキームに図示され、下記で考察されているが、様々な誘導体および/または反応条件を提供するために、他の出発材料および試薬が容易に代用され得る。加えて、下に記載されている方法によって調製される化合物の多くは、当業者によく知られている従来化学を使用してこの開示に照らせばさらに修飾することができる。
一般合成経路
[00162]一部の実施形態において、式(I)の化合物は、式(II’)
Figure 2024510762000075
(式中、Xは、脱離基(例えば、ハロゲン原子、例えば、塩素、ヨウ素、もしくは臭素原子、またはトリフレート基)である)
の化合物と式(III’):
Figure 2024510762000076
(式中、Yは、ボロン酸、ボロン酸エステル(例えば、ボロン酸ピナコールエステル)またはトリフルオロホウ酸カリウム基である)
の化合物との反応によって調製することができる。反応は、当業者によく知られている標準条件下で、例えば、パラジウム供給源(例えば、テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム、酢酸パラジウム(II)または[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II))、任意選択によりホスフィンリガンド(例えば、X-phos、キサントホスまたはS-phos)、および適当な塩基(例えば、炭酸セシウムまたはトリエチルアミン)の存在下にて、適当な温度で行うことができる。
[00163]一部の実施形態において、式(II’)の化合物は、従来の手順によって得ることができる。スキーム1は、式(II’)の化合物の合成を例示する。
Figure 2024510762000077
[00164]ステップ1:
[00165]式(A1)の出発材料は、市販で利用可能である、または例えばWO2010/48582に記載されている通りの従来の方法を使用して調製することができる。
[00166]式(A2)の化合物は、標準条件下で式(A1)の化合物とジアゾ化試薬(例えば、NaNOまたは亜硝酸塩)とのシンノリン-4-オール環化反応によって調製することができる。
[00167]ステップ2:
[00168]式(A3)の化合物は、適当な条件下で式(A2)の化合物とニトロ化試薬(例えば、発煙硝酸または濃硝酸)のニトロ化反応によって調製することができる。
[00169]ステップ3:
[00170]式(A4)の化合物は、適当な溶媒(例えば、DMF)中にて標準条件下で式(A3)の化合物とハロゲン化試薬(例えば、POClまたはSOCl)とのハロゲン化反応によって調製することができる。
[00171]ステップ4:
[00172]式(A5)の化合物は、適当な溶媒(例えば、THFまたはDMF)中にて、有機塩基(例えば、EtNまたはジ-イソプロピルエチルアミン)の存在下で、標準条件下で式(A4)の化合物とアミン(例えば、第1級アミンまたは第2級アミン)との求核置換反応によって調製することができる。
[00173]ステップ5:
[00174]式(A6)の化合物は、適当な還元条件下で式(A5)の化合物と還元試薬(例えば、SnCl、またはFe/NHCl、またはH/パラジウム)との還元反応によって調製することができる。
[00175]ステップ6:
[00176]式(A7)の化合物は、適当なカップリング条件下で式(A6)の化合物とアシル化試薬(例えば、1,1’-カルボニルジイミダゾール(CDI)、エチルカルボノクロリデートまたはビス(トリクロロメチル)カーボネート)との反応によって調製することができる。
[00177]ステップ7:
[00178]式(A7)の化合物は、適当なアルキル化試薬(例えば、ヨードメタンまたはDMF-DMA)と、任意選択により適切な塩基の存在下で反応させることで、式(II’)の化合物を提供することができる。
[00179]一部の実施形態において、式(III’)の化合物は、従来の手順によって得ることができる。スキーム2は、式(III’)の化合物の合成を例示する。
Figure 2024510762000078
[00180]スキーム2において、式(III’)の化合物は、市販で利用可能であるまたはヘテロアリールエタノンからグリニャール試薬で合成されるのいずれかであるB1から出発して調製することができる。式(III’)の化合物の一部を、ハロゲン化剤、例えば、塩化チオニル、塩化ホスホリルまたは四塩化炭素およびトリフェニルホスフィンの混合物でB2を得るために、B1のハロゲン化を介して調製した。従来の手順によるB3のアルキル化の後、鍵となる中間体B4を、適当な遷移金属触媒ホウ素化反応条件下で共通のボロン供給源(例えば、ビス(ピナコレート)ジボロン(BPin)、またはビス(カテコラート)ジボラン(BCat))と最終的に反応させることで、式(III’)が得られた。代替として、中間体B1は、Wがアルキルである適当なハロゲン化物B5とカップリングすることができ、その後、加水分解が続くことで遊離酸B6が得られる。その上、鍵となる中間体B4を、B7のアミド還元によって合成し、これは、適切なカップリング試薬でR7(アミン)との遊離酸B6によって調製した。
化合物の使用
[00181]一態様において、本開示は、ATMキナーゼ阻害活性を示す、式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩を提供する。
[00182]本明細書で使用される場合、「ATMキナーゼ阻害活性」という用語は、式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩の非存在下でのATMキナーゼの活性に相対して、式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩の存在に対する直接的または間接的応答としてATMキナーゼの活性における減少を指す。活性におけるこうした減少は、式(I)の化合物もしくはその薬学的に許容される塩とATMキナーゼとの直接的相互作用による、または式(I)の化合物もしくはその薬学的に許容される塩と、順じてATMキナーゼ活性に影響する1つもしくは複数の他の因子との相互作用によることがあり得る。例えば、式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩は、ATMキナーゼに直接結合することによって、別の因子がATMキナーゼ活性を減少させるのを(直接的または間接的に)引き起こすことによって、または細胞もしくは生物体中に存在するATMキナーゼの量を(直接的または間接的に)減少させることによって、ATMキナーゼを減少させ得る。
[00183]一部の実施形態において、本開示の化合物は、ATMキナーゼの選択的阻害剤である。
[00184]本明細書で使用される場合、「選択的阻害剤」または「選択的に阻害する」という用語は、提供される化合物が、本明細書に記載されている少なくとも1つのアッセイにおいてATMキナーゼを阻害することを意味する(例えば、生化学的または細胞的)。一部の実施形態において、「選択的阻害剤」または「選択的に阻害する」という用語は、提供される化合物が、ATMキナーゼを阻害することについてのIC50よりも少なくとも5000倍高い、少なくとも4000倍高い、少なくとも3000倍高い、少なくとも2000倍高い、少なくとも1000倍高い、少なくとも500倍高い、少なくとも400倍高い、少なくとも300倍高い、少なくとも200倍高い、少なくとも100倍高い、少なくとも90倍高い、少なくとも80倍高い、少なくとも70倍高い、少なくとも60倍高い、少なくとも50倍高い、少なくとも40倍高い、少なくとも30倍高い、少なくとも20倍高い、少なくとも10倍高い、ATMキナーゼ(PI3K、mTORおよびATRなど)に密接に関連したPIKKファミリーにおける酵素を阻害することについてのIC50を有することを意味する。
[00185]一部の実施形態において、本開示の化合物は、ヒト肝臓サイトゾルにおいて決定された場合のAO基質ではない。
[00186]本明細書で使用される場合、「AO基質」という用語は、所与の化合物がアルデヒドオキシダーゼ(AO)による酸化に感受性であり、したがって、AO媒介クリアランスに高感受性であることを意味する。一部の実施形態において、化合物のAO感受率は、下記の実施例セクションにおいて詳細に記載されている通り、ヒト肝臓サイトゾル系(Zientek M.ら、Drug MetabDispos、2010、1322~27)における固有クリアランス(CLint)によって評価することができる。評価において有用なヒト肝臓サイトゾル系は、例えば、Xenotechからカタログ番号H0606.C(AX)およびロット番号1710130で、市販で利用可能である。一般に、ヒト肝臓サイトゾル抽出物は、ヒトドナーから得られる肝臓ホモジネートの超遠心分離によって調製することができる。ある特定の実施形態において、ヒト肝臓サイトゾル抽出物(例えば、XenotechからのH0606.C(AX))は、AO媒介クリアランスの過小予想を最小化するために高いAO活性を有するドナーから具体的に作製することができる。PF-04217903(弱いAO基質として報告されている2-[4-[3-(キノリン-6-イルメチル)トリアゾロ[4,5-b]ピラジン-5-イル]ピラゾール-1-イル]エタノール)およびザレプロン(強いAO基質として考えられているN-[3-(3-シアノピラゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-イル)フェニル]-N-エチルアセトアミド)は、両方とも、ヒト肝臓サイトゾル系における参照として使用される。一般に、化合物は、化合物がPF-04217903のものよりも低いCLintを示すならばAO基質として考えられないが、化合物は、化合物がザレプロンのものよりも高いCLintを示すならば強いAO基質として考えられ、ここで、CLintは、下記の実施例セクションに記載されているAOアッセイに記載されているAOアッセイによって決定される。
[00187]一部の実施形態において、本開示の化合物は、PF-04217903のものよりも少ないヒト肝細胞中のCLintで低いAO感受率を示す。AOは、サイトゾルモリブド-フラビン酵素、触媒活性のためにフラビンアデニンジヌクレオチド(FAD)およびモリブドプテリン[モリブデン共同因子(MoCo)]を必要とするタンパク質のグループである。AOは、芳香族アルデヒドを対応するカルボン酸に、および複素環をヒドロキシル化誘導体に酸化させる。複素環を酸化させるためのAOの潜在性は、薬物設計および開発の文脈において特に重要であり、というのは、これらの化学基は、医薬品化学において人気の合成ブロックであるからである。AO媒介代謝は、しばしば、薬物発見段階中に見落とされ、高いクリアランス課題は、第1相臨床試験におけるまでに明らかにされない。AOは、サイトゾル酵素であり、したがって、新たな化合物の代謝クリアランスに対するそれの潜在的寄与は、肝臓ミクロソームを使用する標準的な代謝安定性スクリーンにおいて取り組まれていない。肝実質細胞は、ミクロソームおよびサイトゾルの両方を含有する細胞系全体である。しかしながら、AOは、肝実質細胞調製中の活性における実質的な損失を有する不安定なタンパク質である(Hutzler、J.M.ら、Drug MetabDispos、2014、1090~7)。動物モデルにおけるAO媒介代謝に対するインビボ研究は、非常に問題があり、というのは、ヒトにおけるおよび人気の実験動物における構成成分肝臓AOは異なるからである(Garattini、E.ら、Expert Opin Drug Discovery、2013、641~54)。ヒト肝臓は、単一および活性のAOアイソザイム、すなわち、AOX1によって特徴付けられる。多くのマウスおよびラット株中に発現される優勢なAOX形態は、AOX3である。2つの他の実験動物、ネコおよびイヌは、AO酵素活性の非存在によって特徴付けられる。AO活性は、げっ歯類と比較して、高等霊長類(ヒトおよびモンキー)においてはるかに活性が高いことが見出された。AOは、肝臓において非常に濃縮され、ここで、それは、複数のアルデヒドおよび窒素性複素環式化合物、例えば、抗がん薬および免疫抑制薬を酸化させる(例えば、Gordon AH、Green DE、Subrahmanyan、「Liver aldehyde oxidase」The Biochemical Journal。1940、34(5):764~74を参照されたい)。AOを含有するがCYP450を汚染する著しい量でないヒト肝臓サイトゾル抽出物は、ヒトAOによって媒介されるインビボクリアランスを予測するための貴重なツールであることが示された。Xenotechから購入したヒト肝臓サイトゾルを解凍した直後に使用し、再使用しなかったが、AOは不安定な酵素であり、凍結-解凍で急速に不活性化になるからである。非常に可変のAO活性に照らして、ヒト肝臓サイトゾルの高活性ロットをAOアッセイのために選択することで、クリアランスの過小予想を最小化した。参照化合物ザレプロン(AOによる高いクリアランス)およびPF-04217903(AOによる低いクリアランス)をAOアッセイにおける対照として使用した。
[00188]任意の特別な理論によって結びつけられることを望むことなく、薬物動態に対して著しい影響を有すると思われる。それのブロード基質特異性のために、AOは、肝臓において多くの薬物を酸化させることができる(Strelevitz TJ、Orozco CC、Obach RS.「Hydralazine as a selective probe inactivator of aldehyde oxidase in human hepatocytes:estimation of the contribution of aldehyde oxidase to metabolic clearance」Drug Metabolism and Disposition。2012、40(7):1441~8)。AOは、薬物および他の化合物の肝臓クリアランスに大きく寄与する(Hartmann T、Terao M、Garattini E、Teutloff C、Alfaro JF、Jones JP、Leimkuhler S.「The impact of single nucleotide polymorphisms on human aldehyde oxidase」Drug Metabolism and Disposition。2012、40(5):856~64)。AO媒介代謝は、ヒトにおいて高いクリアランスに至る傾向がある。高いクリアランス化合物について、患者の間の異なる酵素発現レベルによる固有クリアランスにおける小さい変化は、生物学的利用能の大きい変化を引き起こす。ヒトAOX1は、非常に多型性であり、一部の不活性化するミスセンスならびにナンセンスな多型性部位が、ヒト集団において記載されている(Garattini、E.ら、Expert Opin Drug Discovery、2012、487~503;Hartmann、T.ら、Drug MetabDispos、2012、856~64)。こうした多形性は、コード化されたAOX1タンパク質のレベルの低減をもたらし、AOX活性における報告された個体相互の変動性を説明する。追加として多くの因子は、性別、年齢、喫煙、薬物使用法、および疾患状態など、AO活性に影響し得る。そのため、AO媒介高クリアランスを有する化合物は、大きい患者間PK変動性を有し、これは、一部の個体において予想外の毒性をもたらす一方で、効力は、他の患者において達成されない(Garattini、E.ら、Expert Opin Drug Discovery、2013、641~54;Hutzler、J.M.ら、Drug MetabDispos2014、1090~7)。
[00189]強いAO基質である、前に報告されたATM阻害剤AZD0156およびAZD1390と対照的に、本開示の化合物は、AO酸化に対して驚くほど低い感受率を有する。そのため、一態様において、本明細書において提供されている化合物およびその薬学的に許容される塩は、AO基質でなく、その結果として、AO基質である化合物よりも良好なPKプロファイルを示す。例えば、本明細書において提供されている化合物は、異なるレベルのAO活性を有するヒトの間で、低いPK変動性を有する。
[00190]一部の実施形態において、本開示の化合物は、水中で良好な可溶性を示す。一部の実施形態において、本開示の化合物は、90μM超、100μM超、200μM超、300μM超、400μM超、500μM超、600μM超、700μM超、800μM超、900μM超、または1000μM超の水中可溶性を示す。
[00191]それらのATMキナーゼ阻害活性(任意選択により、選択的なATMキナーゼ阻害活性)の結果として、式(I)の化合物、およびその薬学的に許容される塩は、治療において、例えば、がんを含めて、ATMキナーゼによって少なくとも部分的に媒介される疾患または医学的状態の処置において有用である。
[00192]本明細書で使用される場合、「がん」という用語は、非転移性がんおよび転移性がんの両方を包含すると意図される。この文脈において、がんを処置することは、原発腫瘍および腫瘍転移の両方の処置に関与する。
[00193]本明細書で使用される場合、「治療」という用語は、疾患に対処することで、それの症状の1つ、一部もしくは全てを全体的にもしくは部分的に軽減する、または下部の病態を矯正するもしくは補うために、それの正常の意味を有すると意図される。「治療」という用語は、それとは反対の特定の指示がない限り、「予防」も含む。「治療的」および「治療的に」という用語は、対応する方式において解釈されるべきである。
[00194]本明細書で使用される場合、「予防」という用語は、それの正常の意味を有すると意図され、疾患の発症を防止するための一次予防、および疾患がすでに発症しているとともに患者が疾患または疾患と関連する新たな症状の発症の増悪または悪化に対して一時的または恒久的に保護される二次予防を含む。
[00195]「処置」という用語は、「治療」と同義的に使用される。同様に、「処置する」という用語は、「治療を施す」とみなすことができ、ここで、「治療」は、本明細書において定義されている通りである。
[00196]そのため、一態様において、治療における使用のための、式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩が提供される。
[00197]一部の実施形態において、医薬としての使用のための、式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩が提供される。
[00198]一部の実施形態において、ATM関連の疾患または状態の処置における使用のための式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩が提供される。一部の実施形態において、ATM関連の疾患または状態は、がんである。一部の実施形態において、がんは、結腸直腸がん、神経膠芽腫、胃がん、卵巣がん、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫、慢性リンパ球白血病、急性骨髄性白血病、頭頸部扁平細胞癌腫(以下に限定されないが、唇癌腫、口腔癌腫、中咽頭癌腫、下咽頭癌腫、声門喉頭癌腫、声門上喉頭癌腫、篩骨洞癌腫、上顎洞癌腫、および潜在性原発性癌腫を含める)、乳がん、肝細胞癌腫、小細胞肺がんおよび非小細胞肺がんからなる群から選択される。
[00199]一部の実施形態において、ATM関連の疾患または状態の処置のための医薬の製造における使用のための式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩が提供される。
[00200]一部の実施形態において、がんの処置のための医薬の製造における使用のための式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩が提供される。
医薬組成物
[00201]本開示は、本開示の1種もしくは複数の化合物またはその薬学的に許容される塩を含む医薬組成物を提供する。一部の実施形態において、医薬組成物は、本開示の1種もしくは複数の化合物またはその薬学的に許容される塩、および少なくとも1種の薬学的に許容される賦形剤を含む。
[00202]「医薬組成物」は、本明細書で使用される場合、対象への投与に適当な形態における本開示の化合物を含有する製剤である。一部の実施形態において、医薬組成物は、バルクまたは単位剤形である。単位剤形は、例えば、錠剤、カプセル、丸薬、粉末、顆粒、サッシェ、カシェ、ロゼンジ、懸濁液、エマルジョン、溶液、シロップ、エアロゾル(固体としてまたは液体媒体中で)、スプレー、軟膏、ペースト、クリーム、ローション、ゲル、パッチ、吸入薬、または坐剤を含めて、様々な形態のいずれかである。組成物の単位用量における活性成分(例えば、開示されている化合物またはその塩、水和物、溶媒和物もしくは異性体の製剤)の分量は、治療有効量であり、伴われる特別な処置に従って変動される。当業者は、患者の年齢および状態に依存して投与量にルーチン的な変動を行うことが時々必要であることを理解されよう。投与量は、投与の経路にも依存する。様々な経路が、経口、肺、直腸、非経口、経皮、皮下、静脈内、筋肉内、腹腔内、吸入、頬側、舌下、胸膜内、くも膜下腔内、鼻腔内などを含めて企図される。この発明の化合物の局所的または経皮投与のための剤形としては、粉末、スプレー、軟膏、ペースト、クリーム、ローション、ゲル、溶液、パッチおよび吸入薬が挙げられる。一部の実施形態において、本開示の化合物は、薬学的に許容される賦形剤と、必要とされる任意の保存料、緩衝液または噴霧剤と、滅菌条件下で混合される。
[00203]本明細書で使用される場合、「薬学的に許容される賦形剤」という用語は、一般に安全で、非毒性であり、生物学的にも他の点でも望ましくなくない薬学的組成物を調製することにおいて有用である賦形剤を意味し、獣医学的使用ならびにヒト医薬的使用に許容される賦形剤が挙げられる。「薬学的に許容される賦形剤」は、本明細書および請求項において使用される場合、1つおよび1つ超の両方のこうした賦形剤を含む。
[00204]本明細書で使用される場合、「治療有効量」という用語は、同定された疾患もしくは状態を処置、改善もしくは防止するための、または検出可能な治療もしくは阻害の効果を呈するための、医薬剤の量を指す。効果は、当技術分野において知られている任意のアッセイ方法によって検出することができる。対象のための正確な有効量は、対象の体重、サイズ、および健康;状態の性質および程度;ならびに投与のために選択された治療薬または治療薬の組合せに依存する。所与の状況のための治療有効量は、臨床医の技能および判断内である日常的実験法によって決定することができる。
[00205]一部の実施形態において、医薬組成物は、本開示の化合物またはその薬学的に許容される塩0.01~500mg/kg体重/日、例えば、0.05~500mg/kg体重/日、0.1~500mg/kg体重/日、0.1~400mg/kg体重/日、0.1~300mg/kg体重/日、0.1~200mg/kg体重/日、0.1~100mg/kg体重/日、0.1~80mg/kg体重/日、1~100mg/kg体重/日または1~80mg/kg体重/日の間の投与量が投与され得るように製剤化することができる。
[00206]一部の実施形態において、医薬組成物は、第1の活性成分として本開示の1種もしくは複数の化合物またはその薬学的に許容される塩を含み、第2の活性成分をさらに含む。第2の活性成分は、当技術分野において知られている任意の抗腫瘍剤、例えば、抗新生物剤、抗血管新生剤、免疫療法アプローチ、効力増強剤などであってよい。
[00207]抗新生物剤の例としては、以下に限定されないが、DNAアルキル化剤(例えば、シスプラチン、オキサリプラチン、カルボプラチン、シクロホスファミド、イホスファミドのようなナイトロジェンマスタード、ベンダムスチン、メルファラン、クロランブシル、ブスルファン、テモゾロミド、およびカルムスチンのようなニトロソ尿素);代謝拮抗剤(例えば、ゲムシタビンおよび葉酸代謝拮抗薬、例えば、5-フルオロウラシルおよびテガフールのようなフルオロピリミジン、ラルチトレキセド、メトトレキセート、シトシンアラビノシド、およびヒドロキシ尿素);抗腫瘍性抗生物質(例えば、アドリアマイシンのようなアントラサイクリン、ブレオマイシン、ドキソルビシン、リポソームドキソルビシン、ピラルビシン、ダウノマイシン、バルルビシン、エピルビシン、イダルビシン、マイトマイシン、ダクチノマイシン、アムルビシンおよびミトラマイシン);抗有糸分裂薬(例えば、ビンクリスチン、ビンブラスチン、ビンデシンおよびビノレルビンのようなビンカアルカロイド、ならびにタキソールおよびタキソテールのようなタキソイド、ならびにポロキナーゼ阻害剤);およびトポイソメラーゼ阻害剤(例えば、エトポシドおよびテニポシドのようなエピポドフィロトキシン、アムサクリン、イリノテカン、トポテカンおよびカンプトテシン);DNA修復機序の阻害剤、例えば、CHKキナーゼ;DNA-依存性タンパク質キナーゼ阻害剤;ポリ(ADP-リボース)ポリメラーゼの阻害剤(オラパリブ、ルカパリブ、ニラパリブ、タラゾパリブ、パミパリブおよびフルゾパリブを含めて、PARP阻害剤);ならびにタネスピマイシンおよびレタスピマイシンなどのHsp90阻害剤、ATRキナーゼの阻害剤(AZD6738など);ならびにWEE1キナーゼの阻害剤(AZD1775/MK-1775など)が挙げられる。
[00208]抗血管新生剤の例としては、血管内皮成長因子の効果を阻害するもの、例えば、以下に限定されないが、抗血管内皮細胞成長因子抗体ベバシズマブ、VEGF受容体チロシンキナーゼ阻害剤、例えば、バンデタニブ(ZD6474)、ソラフェニブ、バタラニブ(PTK787)、スニチニブ(SU11248)、アキシチニブ(AG-013736)、パゾパニブ(GW786034)およびセジラニブ(AZD2171);国際特許出願WO97/22596、WO97/30035、WO97/32856およびWO98/13354に開示されているものなどの化合物;ならびに他の機序によって働く化合物(例えば、リノミド、インテグリンανβ3機能およびアンジオスタチンの阻害剤)、またはアンジオポエチンおよびそれらの受容体の阻害剤(Tie-1およびTie-2)、PLGFの阻害剤、デルタ様リガンドの阻害剤(DLL-4)が挙げられる。
[00209]免疫療法アプローチの例としては、以下に限定されないが、患者腫瘍細胞の免疫原性を増加させるためのエクスビボおよびインビボアプローチ、例えば、インターロイキン2、インターロイキン4または顆粒球-マクロファージコロニー刺激因子などのサイトカインを用いるトランスフェクション;T細胞アネルギーまたは調節性のT細胞機能を減少させるためのアプローチ;腫瘍に対するT細胞応答を増強するアプローチ、例えば、CTLA4(例えば、イピリムマブおよびトレメリムマブ)、B7H1、PD-1(例えば、BMS-936558またはAMP-514)、PD-L1(例えば、MEDI4736)に対するブロッキング抗体およびCD 137に対するアゴニスト抗体;サイトカイントランスフェクト樹状細胞などのトランスフェクト免疫細胞を使用するアプローチ;サイトカイントランスフェクト腫瘍細胞株を使用するアプローチ、腫瘍関連の抗原に対する抗体、および標的細胞型を枯渇させる抗体(例えば、コンジュゲート抗CD20抗体、例えば、リツキシマブ、放射標識化抗CD20抗体ベキサールおよびゼバリン、ならびに抗CD54抗体キャンパス)を使用するアプローチ;抗イディオタイプ抗体を使用するアプローチ;ナチュラルキラー細胞機能を増強するアプローチ;ならびに抗体-毒素コンジュゲートを利用するアプローチ(例えば、抗CD33抗体マイロターグ);モキセツモマブパスドトクスなどの免疫毒素;トール様受容体7またはトール様受容体9のアゴニストが挙げられる。
[00210]効力増強剤の例としては、ロイコボリンが挙げられる。
[00211]そのため、一部の実施形態において、式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩、および少なくとも1種の追加の抗腫瘍剤を含む医薬組成物が提供される。一部の実施形態において、1種の追加の抗腫瘍剤がある。一部の実施形態において、2種の追加の抗腫瘍剤がある。一部の実施形態において、3種以上の追加の抗腫瘍剤がある。
[00212]一部の実施形態において、本開示の組成物中に存在する追加の抗腫瘍剤の量は、その抗腫瘍剤を唯一の活性薬剤として含む組成物中に通常投与される量以下であり得る。ある特定の実施形態において、本開示の組成物中の追加の抗腫瘍剤の量は、その抗腫瘍剤を唯一の治療的に活性な薬剤含む組成物中に通常存在する量の約50%から100%を範囲とする。
[00213]そのため、別の態様において、上記にリストされている1種または複数の抗腫瘍剤との組合せにおける式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩が提供される。
[00214]一部の実施形態において、追加の抗腫瘍剤は、ドキソルビシン、イリノテカン、トポテカン、エトポシド、マイトマイシン、ベンダムスチン、クロランブシル、シクロホスファミド、イホスファミド、カルムスチン、メルファランおよびブレオマイシンからなる群から選択される。
[00215]本明細書で使用される場合、「組合せ」という用語は、同時、別々または逐次の投与を指す。一部の実施形態において、「組合せ」は、同時の投与を指す。一部の実施形態において、「組合せ」は、別々の投与を指す。一部の実施形態において、「組合せ」は、逐次投与を指す。投与が逐次または別々である場合、第2の構成成分を投与することにおける遅延は、組合せの有益な効果を失うことがないようにすべきである。
[00216]さらなる態様において、薬学的に許容される賦形剤と関連して、上記にリストされている1種または複数の抗腫瘍剤との組合せにおける、式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩を含む医薬組成物が提供される。
[00217]さらなる態様において、上記にリストされている1種または複数の抗腫瘍剤との組合せにおいて式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩を含むキットが提供される。
[00218]さらなる態様において、以下を含むキットが提供される:
(a)第1の単位剤形における式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩;
(b)第2の単位剤形における、上記にリストされているものから選択される抗腫瘍剤;ならびに
(c)第1および第2の単位剤形を含有する容器。
処置のための方法
[00219]さらなる態様において、本開示の化合物の選択的なATMキナーゼ阻害活性および非AOライアビリティのため、式(I)の化合物もしくはその薬学的に許容される塩または本開示の医薬組成物の治療有効量を対象に投与することを含む、それを必要とする対象におけるATM関連の疾患または状態を処置する方法が提供される。
[00220]一部の実施形態において、ATM関連の疾患または状態は、がんである。一部の実施形態において、がんは、結腸直腸がん、神経膠芽腫、胃がん、卵巣がん、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫、慢性リンパ球白血病、急性骨髄性白血病、頭頸部扁平細胞癌腫、乳がん、肝細胞癌腫、小細胞肺がんおよび非小細胞肺がんからなる群から選択される。一部の実施形態において、がんは、以下に限定されないが、唇癌腫、口腔癌腫、中咽頭癌腫、下咽頭癌腫、声門喉頭癌腫、声門上喉頭癌腫、篩骨洞癌腫、上顎洞癌腫、および潜在性原発性癌腫を含めて、頭頸部扁平細胞癌腫である。一部の実施形態において、がんは転移性がんである。一部の実施形態において、転移性がんは、中枢神経系の転移を含む。一部の実施形態において、中枢神経系の転移は、脳転移を含む。一部の実施形態において、中枢神経系の転移は、軟髄膜転移を含む。「軟髄膜転移」は、がんが髄膜、脳および脊髄を覆う組織の層に伝播する場合に起こる。転移は、血液を介して髄膜に伝播し得る、またはそれらは、髄膜を介して流れる脳脊髄液(CSF)によって運ばれる、脳転移から移動する。
[00221]本明細書で使用される場合、「それを必要とする対象」という用語は、ATM関連の疾患もしくは状態(例えば、がん)を有する対象、または一般の集団に相対してATM関連の疾患もしくは状態(例えば、がん)を発症するリスクの増加を有する対象である。がんの場合において、それを必要とする対象は、前がん性状態を有し得る。「対象」は、温血動物を含む。一部の実施形態において、温血動物はヒトである。
[00222]この文脈において、「治療有効量」という用語は、対象において「治療」を提供するのにまたは対象におけるATM関連の疾患もしくは障害を処置するのに有効である、式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩の量を指す。がんの場合において、治療有効量は、上記の「治療」、「処置」および「予防の定義」に記載されている通りの対象において観察可能または測定可能な変化のいずれかを引き起こすことがある。例えば、有効量は、がんまたは腫瘍細胞の数を低減することができる;全体的な腫瘍サイズを低減することができる;例えば、軟組織および骨を含めて、末梢器官中への腫瘍細胞浸潤を阻害または停止することができる;腫瘍転移を阻害および停止することができる;腫瘍成長を阻害および停止することができる;がんと関連する症状の1つまたは複数をある程度軽減することができる;罹患率および死亡率を低減することができる;生活の質を改善することができる;またはこうした効果の組合せである。有効量は、ATMキナーゼ活性の阻害に応答性の疾患の症状を減少させるのに十分な量であり得る。がん治療について、インビボにおける効力は、例えば、生存の持続期間、疾患進行までの時間(TTP)応答率(RR)、応答の持続期間、および/または生活の質を判定することによって測定することができる。当業者によって認識される通り、有効量は、投与の経路、賦形剤使用法、および他の薬剤との共使用法に依存して変動することができる。例えば、組合せ治療が使用される場合、この明細書に記載されている式(I)の化合物または薬学的に許容される塩の量、および他の薬学的に活性な薬剤(単数または複数)の量は、組み合わせられた場合、動物患者における標的化障害を処置するのに共同で有効である。この文脈において、組合せ量は、それらが、組み合わせられた場合、上に記載されている通りのATM活性の阻害に応答性の疾患の症状を減少させるのに十分であるならば、「治療有効量」になる。
[00223]一般に、「治療有効量」は、例えば、式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩についてこの明細書に記載されている投与量範囲、および他の薬学的に活性な化合物(単数または複数)の承認されたまたはそうでなければ公表された投与量範囲(単数または複数)で出発することによって、当業者によって決定することができる。
[00224]この明細書に記載されているATM関連の疾患または状態を処置する方法は、単独治療として使用することができる。本明細書で使用される場合、「単独治療」という用語は、単一活性または治療用化合物の、それを必要とする対象への投与を指す。一部の実施形態において、単独治療は、本開示の化合物の1種またはその薬学的に許容される塩の治療有効量の、こうした処置を必要とする対象への投与を伴う。
[00225]処置されるべき特別な疾患または状態に依存して、この明細書に記載されているATM関連の疾患または状態を処置する方法は、式(I)の化合物の投与に加えて、1つまたは複数の追加の治療、例えば、従来の外科手術、放射線治療、化学療法、またはこうした追加の治療の組合せを伴うことがある。本明細書で使用される場合、「組合せ治療」という用語は、複数の活性化合物の組合せの投与を指す。
[00226]追加の抗腫瘍剤などの追加の治療は、複数の投与レジメンの一部として、本開示の化合物とは別々に投与することができる。代替として、これらの追加の治療は、単一の組成物において本開示の化合物と混合される単一剤形の一部であってよい。
[00227]一部の実施形態において、本開示の化合物は、従来の外科手術、放射線治療または化学療法での処置と同時に、逐次にまたは別々に投与することができる。
[00228]放射線治療は、治療の以下のカテゴリーの1つまたは複数を含むことができる:(i)電磁放射線を使用する外部放射線治療、および電磁放射線を使用する手術中の放射線治療;(ii)内部放射線治療もしくは小線源治療;間質放射線治療もしくは管腔内放射線治療を含める;または(iii)以下に限定されないが、ヨウ素131およびストロンチウム89を含めて、全身性放射線治療。
[00229]化学療法は、当技術分野において知られている抗腫瘍剤、例えば、この明細書に記載されている抗新生物剤、抗血管新生剤、免疫療法アプローチ、効力増強剤などを含むことができる。
[00230]そのため、一態様において、ATM関連の疾患または状態の処置を必要とする対象におけるATM関連の疾患または状態を処置する方法が提供され、ここで、式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩は、放射線治療と同時に、別々にまたは逐次に投与される。
[00231]一部の実施形態において、放射線治療は、脳放射線である。
[00232]一部の実施形態において、ATM関連の疾患または状態は、がんである。一部の実施形態において、がんは、神経膠芽腫、肺がん(例えば、小細胞肺がんまたは非小細胞肺がん)、乳がん(例えば、三重陰性乳がん)、頭頸部扁平細胞癌腫(例えば、唇癌腫、口腔癌腫、中咽頭癌腫、下咽頭癌腫、声門喉頭癌腫、声門上喉頭癌腫、篩骨洞癌腫、上顎洞癌腫、または潜在性原発性癌腫)、食道がん、子宮頸がんおよび子宮内膜がんから選択される。一部の実施形態において、がんは神経膠芽腫である。一部の実施形態において、がんは転移性がんである。一部の実施形態において、転移性がんは、中枢神経系の転移である。一部の実施形態において、中枢神経系の転移は、脳転移である。
[00233]一部の実施形態において、神経膠芽腫の処置を必要とする対象における神経膠芽腫を処置する方法が提供され、ここで、式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩は、脳放射線と同時に、別々にまたは逐次に投与される。
[00234]別の態様において、ATM関連の疾患または状態の処置を必要とする対象におけるATM関連の疾患または状態を処置する方法が提供され、ここで、式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩は、1種または複数の追加の抗腫瘍剤と同時に、別々にまたは逐次に投与される。
[00235]一部の実施形態において、ATM関連の疾患または状態は、がんである。ある特定の実施形態において、式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩、および1種または複数の追加の抗腫瘍剤の量は、抗がん効果を生成することにおいて共同で有効である。
[00236]一部の実施形態において、追加の抗腫瘍剤としては、抗新生物剤、抗血管新生剤、免疫療法アプローチ、効力増強剤などが挙げられる。
[00237]一部の実施形態において、追加の抗腫瘍剤は、ドキソルビシン、イリノテカン、トポテカン、エトポシド、マイトマイシン、ベンダムスチン、クロランブシル、シクロホスファミド、イホスファミド、カルムスチン、メルファランおよびブレオマイシンからなる群から選択される。
[00238]一部の実施形態において、本開示の化合物は、抗新生物剤と同時に、逐次にまたは別々に投与することができる。
[00239]ある特定の実施形態において、抗新生物剤は、PARP阻害剤である。ある特定の実施形態において、PARP阻害剤は、オラパリブ、ルカパリブ、ニラパリブ、タラゾパリブ、パミパリブおよびフルゾパリブからなる群から選択される。
[00240]例示の目的で、以下の実施例が含まれる。しかしながら、これらの実施例は、本発明を限定せず、本開示を実践する方法を示唆することのみが意味されると理解されるべきである。当業者は、記載されている化学反応が、本開示の多数の他の化合物を調製するために容易に適応させ得ること、および本開示の化合物を調製するための代替法が、本開示の範疇内であるとみなされることを認識されよう。例えば、本開示による非例証化合物の合成は、当業者に明らかな修飾によって、例えば、干渉する基を適切に保護することによって、記載されているもの以外の当技術分野において知られている他の適当な試薬を利用することによって、および/または反応条件のルーチン的修飾をすることによって、首尾よく行うことができる。代替として、本明細書に開示されているまたは当技術分野において知られている他の反応は、本開示の他の化合物を調製するための適用性を有すると認識される。
[00241]実施例において以下の略語が使用されている:
Figure 2024510762000079
Figure 2024510762000080
実施例1
8-(6-((2-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
ステップ1:6-ブロモシンノリン-4-オール
Figure 2024510762000082
[00242]1-(2-アミノ-5-ブロモフェニル)エテノン(200g、935mmol)を、濃HCl(2L)および水(440mL)中に10℃未満でゆっくり溶解させ、混合物を0℃で1時間の間撹拌した。次いで、混合物に、水(360mL)中のNaNO(71.0g、1.03mol)の溶液を、0℃未満で滴下により添加し、結果として得られた反応混合物を0℃でさらに1時間の間撹拌した。次いで、反応混合物を65℃で16時間の間で撹拌した。室温に冷却した後、混合物を氷水(1L)に注ぎ入れ、濾過した。濾過された残渣をオーブン中にて55℃で24時間の間乾燥させることで、所望の生成物(174g、82.7%の収率)が黄色の固体として得られた。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 14.09 (s, 1H), 8.12 (s, 1H), 7.95 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.83 (s, 1H), 7.73 (d, J = 8.4 Hz, 1H).LC-MS(ESI)m/z:225[M+H]
ステップ2:6-ブロモ-3-ニトロシンノリン-4-オール
Figure 2024510762000083
[00243]6-ブロモシンノリン-4-オール(50.0g)を、発煙HNO(200mL)中に20℃~35℃でゆっくり溶解させ、反応混合物を28℃~33℃で5時間の間撹拌した。混合物を氷水(500mL)に注ぎ入れ、濾過した。EtOH(500mL)中の濾過された残渣を、溶液が清澄になるまで、85℃で約2時間の間加熱した。10℃に冷却した後、混合物を濾過し、フィルターケーキをオーブン中にて50℃で16時間の間乾燥させることで、所望の生成物(35.0g、58.3%の収率)が黄色の固体として得られた。LC-MS(ESI)m/z:270[M+H]
ステップ3:6-ブロモ-4-クロロ-3-ニトロシンノリン
Figure 2024510762000084
[00244]乾燥DMF(1L)中の6-ブロモ-3-ニトロシンノリン-4-オール(100g、372mmol)の溶液に、POCl(51.0mL、558mmol)を0℃でN下にて滴下により添加し、反応混合物を10℃~15℃で12時間の間撹拌した。混合物を氷水(1.5L)に注ぎ入れ、濾過した。濾過された残渣をMTBE(500mL)で1時間の間室温でトリチュレートし、濾過した。濾過されたケーキをオーブン中にて40℃で16時間の間乾燥させることで、所望の生成物(90.0g、84.3%の収率)が黄色の固体として得られた。LC-MS(ESI)m/z:288[M+H]
ステップ4:6-ブロモ-N-イソプロピル-3-ニトロシンノリン-4-アミン
Figure 2024510762000085
[00245]DCM(500mL)中の6-ブロモ-4-クロロ-3-ニトロシンノリン(50.0g、174mmol)およびプロパン-2-アミン(15.4g、261mmol)の混合物に、TEA(77.4mL、522mmol)を添加し、反応混合物を室温で3時間の間撹拌した。混合物を氷1M HCl溶液(1L)に注ぎ入れ、DCM(500mL×2)で抽出した。合わせた有機層をブライン(800mL)で洗浄し、無水NaSO上で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮することで、所望の生成物(50.0g、79.8%の収率)が茶色の固体として得られた。LC-MS(ESI)m/z:311[M+H]
ステップ5:6-ブロモ-N4-イソプロピルシンノリン-3,4-ジアミン
Figure 2024510762000086
[00246]MeOH(400mL)中の6-ブロモ-N-イソプロピル-3-ニトロシンノリン-4-アミン(75.0g、242mmol)の溶液に、SnCl O(164g、726mmol)を0℃で添加し、反応混合物を60℃で2時間の間撹拌した。混合物を50%NaOH溶液でpH約8まで45℃未満で調整し、55℃で45分間撹拌した。混合物を濾過し、濾過された残渣をTHF(300mL)で1時間の間室温でトリチュレートした。それを濾過し、合わせた濾液を減圧下で蒸発させた。残渣をTHF(300mL)で1時間の間室温でトリチュレートし、再び濾過した。濾液を減圧下で蒸発させることで、所望の生成物(50.0g、73.8%の収率)が暗茶色の固体として得られた。LC-MS(ESI)m/z:281[M+H]
ステップ6:8-ブロモ-1-イソプロピル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン(8)
Figure 2024510762000087
[00247]乾燥THF(500mL)中の6-ブロモ-N4-イソプロピルシンノリン-3,4-ジアミン(49.0g、175mmol)の溶液に、CDI(85.0g、525mmol)を添加し、反応混合物を室温で2時間の間撹拌した。混合物を減圧下で蒸発させ、残渣を水(250mL)中に溶解させた。それを1M HCl溶液でpH約7まで調整し、濾過した。濾過された残渣をオーブン中にて55℃で16時間の間乾燥させることで、所望の生成物(40.0g、74.6%の収率)が得られた。LC-MS(ESI)m/z:307[M+H]
ステップ7:8-ブロモ-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
Figure 2024510762000088
[00248]乾燥DMF(300mL)中の8-ブロモ-1-イソプロピル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン(40.0g、131mmol)の溶液に、t-BuONa(15.0g、157mmol)を0℃で添加し、0℃で30分間N下にて撹拌した。反応混合物に、MeI(37.2g、262mmol)を10℃~15℃で滴下により添加し、反応混合物を10℃~15℃で2時間の間撹拌した。混合物を氷水(600mL)に注ぎ入れ、濾過した。濾過された残渣をMeOH(200mL)で1時間の間トリチュレートし、濾過した。濾過されたケーキを真空下で乾燥させることで、所望の生成物(20.0g、47.8%の収率)が得られた。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.34 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 8.28 (d, J = 1.4 Hz, 1H), 7.73 (dd, J = 9.2, 1.8 Hz, 1H), 5.21-5.02 (m, 1H), 3.75 (s, 3H), 1.77 (d, J = 6.9 Hz, 6H).LC-MS(ESI)m/z:321[M+H]
ステップ8:5-ブロモ-2-(クロロメチル)ピリジン
Figure 2024510762000089
[00249]DCM(50mL)中の(5-ブロモピリジン-2-イル)メタノール(5.00g、26.7mmol)の溶液に、SOCl(3.87mL、53.4mmol)をゆっくり添加し、結果として得られた反応混合物を室温で2時間の間撹拌した。混合物を減圧下で蒸発させた。残渣をDCM(50mL)中に溶解させ、飽和NaHCO溶液(50mL)で洗浄した。有機層を無水NaSO上で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮することで、粗生成物(5.30g)が茶色の油として得られた。LC-MS(ESI)m/z:206[M+H]
ステップ9:2-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)エタノール
Figure 2024510762000090
[00250]MeCN(20mL)中の3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(900mg、10.8mmol)および2-ブロモエタノール(1.61g、13.0mmol)の混合物に、KCO(4.47g、32.4mmol)を添加し、反応混合物を室温で16時間の間撹拌した。混合物を濾過し、濾液を減圧下で蒸発させることで、粗生成物(1.20g)が黄色の油として得られた。LC-MS(ESI)m/z:128[M+H]
ステップ10:3-(2-((5-ブロモピリジン-2-イル)メトキシ)エチル)-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 2024510762000091
[00251]乾燥THF(15mL)中の2-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)エタノール(1.20g、9.45mmol)の溶液に、NaH(756mg、18.9mmol)をゆっくり0℃で添加し、反応混合物を0℃で30分間撹拌した。次いで、混合物に、THF(10mL)中の5-ブロモ-2-(クロロメチル)ピリジン(1.94g、9.45mmol)の溶液を滴下により添加し、結果として得られた反応混合物を室温にゆっくり加温し、温度で2時間の間撹拌した。混合物を氷水(70mL)に注ぎ入れ、EtOAc(20mL×2)で抽出した。合わせた有機層をブライン(30mL)で洗浄し、無水NaSO上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲル上のクロマトグラフィー(DCM:MeOH=100:1から20:1)によって精製することで、所望の生成物(950mg、2つのステップで26.7%の収率)が茶色の油として得られた。LC-MS(ESI)m/z:297[M+H]
ステップ11:8-(6-((2-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
Figure 2024510762000092
[00252]1,4-ジオキサン(5mL)中の3-(2-((5-ブロモピリジン-2-イル)メトキシ)エチル)-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(100mg、0.338mmol)、ビス(ピナコレート)ジボロン(112mg、0.439mmol)、AcOK(99.4mg、1.01mmol)および1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン-パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン複合体(27.6mg、0.0338mmol)の混合物を100℃で2時間の間撹拌した。室温に冷却した後、反応混合物に、水(1mL)、8-ブロモ-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン(108mg、0.338mmol)、KCO(93.3mg、0.676mmol)および1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン-パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン複合体(27.6mg、0.0338mmol)を添加し、結果として得られた反応混合物を100℃で2時間の間撹拌した。混合物を濾過し、濾液を減圧下で蒸発させた。残渣をフラッシュクロマトグラフィー(DCM:MeOH=9:1)によって精製し、所望の生成物(20.0mg、2つのステップで12.9%の収率)が茶色の固体として得られた。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.04 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.48-8.41 (m, 2H), 8.32 (dd, J = 8.2, 2.4 Hz, 1H), 8.10 (dd, J = 9.0, 1.8 Hz, 1H), 7.60 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 5.38-5.25 (m, 1H), 4.65 (s, 2H), 3.65-3.57 (m, 5H), 2.99 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 2.67 (t, J = 5.8 Hz, 2H), 2.37-2.31 (m, 2H), 1.67 (d, J = 6.6 Hz, 6H), 1.37-1.32 (m, 2H), 0.61-0.55 (m, 1H), 0.33-0.27 (m, 1H).LC-MS(ESI)m/z:459[M+H]
[00253]上に記載されている方法に従って、異なる出発材料を使用して、以下の化合物を調製した。
Figure 2024510762000093
Figure 2024510762000094
Figure 2024510762000095
Figure 2024510762000096
Figure 2024510762000097
Figure 2024510762000098
実施例2
[00254]1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ 9.05 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.47-8.41 (m, 2H), 8.33 (dd, J = 8.1, 2.4 Hz, 1H), 8.10 (dd, J = 9.0, 1.8 Hz, 1H), 7.62 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.36-5.27 (m, 1H), 4.66 (s, 2H), 3.66 (t, J = 5.8 Hz, 2H), 3.60 (s, 3H), 2.53-2.52 (m, 2H), 2.20 (s, 6H), 1.67 (d, J = 6.7 Hz, 6H).
実施例3
[00255]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.05 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 8.48-8.40 (m, 2H), 8.33 (dd, J = 8.1, 2.4 Hz, 1H), 8.10 (dd, J = 9.1, 1.7 Hz, 1H), 7.63 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.38-5.26 (m, 1H), 4.66 (s, 2H), 3.67 (t, J = 5.9 Hz, 2H), 3.60 (s, 3H), 2.59 (t, J = 5.8 Hz, 2H), 2.48-2.37 (m, 4H), 1.67 (d, J = 6.7 Hz, 6H), 1.55-1.46 (m, 4H), 1.43-1.33 (m, 2H).
実施例4
[00256]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.04 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.47-8.40 (m, 2H), 8.33 (dd, J = 8.1, 2.4 Hz, 1H), 8.10 (dd, J = 9.1, 1.7 Hz, 1H), 7.62 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.36-5.26 (m, 1H), 4.66 (s, 2H), 3.67 (t, J = 5.9 Hz, 2H), 3.60 (s, 3H), 3.43-3.41 (m, 4H), 2.69 (t, J = 5.9 Hz, 2H), 1.73-1.61 (m, 10H).
実施例5
[00257]1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ 9.05 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 8.48-8.43 (m, 2H), 8.33 (dd, J = 8.1, 2.4 Hz, 1H), 8.11 (dd, J = 9.1, 1.8 Hz, 1H), 7.63 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.35-5.27 (m, 1H), 4.73-4.60 (m, 3H), 3.67 (t, J = 5.8 Hz, 2H), 3.61 (s, 3H), 2.64-2.55 (m, 4H), 2.41-2.32 (m, 2H), 1.91-1.79 (m, 2H), 1.74-1.65 (m, 8H).
実施例6
[00258]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.01 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 8.45-8.35 (m, 2H), 8.30 (dd, J = 8.2, 2.4 Hz, 1H), 8.07 (dd, J = 9.0, 1.7 Hz, 1H), 7.59 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.35-5.21 (m, 1H), 4.65 (s, 2H), 3.71-3.63 (m, 2H), 3.57 (s, 3H), 3.55-3.50 (m, 2H), 3.27 (s, 3H), 1.65 (d, J = 6.7 Hz, 6H).
実施例7
[00259]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.04 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.50-8.41 (m, 2H), 8.32 (dd, J = 8.1, 2.4 Hz, 1H), 8.10 (dd, J = 9.1, 1.8 Hz, 1H), 7.63 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.36-5.26 (m, 1H), 4.67 (s, 2H), 3.60 (s, 3H), 3.09-3.00 (m, 1H), 2.72-2.63 (m, 2H), 2.20 (s, 3H), 2.17-2.09 (m, 2H), 1.96-1.88 (m, 2H), 1.67 (d, J = 6.7 Hz, 6H), 1.63-1.53 (m, 2H).
実施例8
[00260]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.05 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 8.48-8.41 (m, 2H), 8.33 (dd, J = 8.2, 2.5 Hz, 1H), 8.11 (dd, J = 9.1, 1.8 Hz, 1H), 7.61 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 5.37-5.27 (m, 1H), 4.63 (s, 2H), 3.60 (s, 3H), 3.58-3.56 (m, 2H), 2.32 (t, J = 7.3 Hz, 2H), 2.13 (s, 6H), 1.78-1.70 (m, 2H), 1.66 (d, J = 5.5 Hz, 6H).
実施例9
[00261]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.05 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 8.45 (dd, J = 7.3, 5.4 Hz, 2H), 8.33 (dd, J = 8.1, 2.4 Hz, 1H), 8.11 (dd, J = 9.1, 1.8 Hz, 1H), 7.60 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.37-5.26 (m, 1H), 4.64 (s, 2H), 3.60 (s, 3H), 2.87-2.79 (m, 2H), 2.21 (s, 3H), 2.03-1.92 (m, 2H), 1.75-1.55 (m, 10H), 1.34-1.13 (m, 3H).
実施例10
[00262]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.02 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 8.46-8.38 (m, 2H), 8.31 (dd, J = 8.1, 2.4 Hz, 1H), 8.08 (dd, J = 9.1, 1.7 Hz, 1H), 7.59 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.35-5.22 (m, 1H), 4.64 (s, 2H), 3.59-3.56 (m, 4H), 3.47-3.43 (m, 1H), 2.96-2.88 (m, 1H), 2.44-2.39 (m, 1H), 2.32 (s, 3H), 2.17-2.09 (m, 1H), 1.93-1.83 (m, 1H), 1.69-1.58 (m, 8H), 1.56-1.47 (m, 1H).
実施例11
[00263]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.01 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 8.46 - 8.36 (m, 2H), 8.28 (dd, J = 8.1, 2.4 Hz, 1H), 8.06 (dd, J = 9.0, 1.7 Hz, 1H), 7.58 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.33 - 5.23 (m, 1H), 4.56 (s, 2H), 4.24 - 4.15 (m, 1H), 3.57 (s, 3H), 2.72 - 2.66 (m, 1H), 2.64 - 2.55 (m, 2H), 2.44 - 2.35 (m, 1H), 2.26 (s, 3H), 2.13 - 2.02 (m, 1H), 1.84 - 1.73 (m, 1H), 1.64 (d, J = 6.7 Hz, 6H).
実施例12
[00264]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.99 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.43-8.35 (m, 2H), 8.26 (dd, J = 8.1, 2.4 Hz, 1H), 8.05 (dd, J = 9.0, 1.7 Hz, 1H), 7.54 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.33-5.20 (m, 1H), 4.57 (s, 2H), 3.55 (s, 3H), 3.50 (t, J = 7.8, 4.8 Hz, 2H), 2.88 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 2.45-2.38 (m, 2H), 2.18 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 1.74-1.54 (m, 8H), 1.33-1.24 (m, 2H), 0.51 (m, J = 3.8 Hz, 1H), 0.28-0.18 (m, 1H).
実施例13
[00265]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.05 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 8.50-8.41 (m, 2H), 8.32 (dd, J = 8.2, 2.4 Hz, 1H), 8.11 (dd, J = 9.1, 1.8 Hz, 1H), 7.63 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.40-5.25 (m, 1H), 4.70 (s, 2H), 3.60 (s, 3H), 3.58-3.52 (m, 1H), 3.00-2.91 (m, 1H), 2.61-2.55 (m, 1H), 2.22 (s, 3H), 2.04-1.88 (m, 3H), 1.74-1.58 (m, 7H), 1.50-1.39 (m, 1H), 1.29-1.18 (m, 1H).
実施例14
[00266]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.02 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 8.46-8.38 (m, 2H), 8.29 (dd, J = 8.2, 2.4 Hz, 1H), 8.07 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.58 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.34-5.22 (m, 1H), 4.52 (s, 2H), 3.86-3.77 (m, 1H), 3.58 (s, 3H), 2.44-2.33 (m, 2H), 2.23-2.14 (m, 1H), 2.00 (s, 6H), 1.74-1.58 (m, 8H).
実施例15
[00267]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.00 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.44-8.35 (m, 2H), 8.27 (dd, J = 8.3, 2.4 Hz, 1H), 8.05 (dd, J = 9.1, 1.7 Hz, 1H), 7.56 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.34-5.20 (m, 1H), 4.52 (s, 2H), 4.21-4.11 (m, 1H), 3.56 (s, 3H), 3.28-3.24 (m, 2H), 2.84-2.76 (m, 2H), 2.20 (s, 3H), 1.63 (d, J = 6.7 Hz, 6H).
実施例16
[00268]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.99 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.45-8.34 (m, 2H), 8.28 (dd, J = 8.2, 2.3 Hz, 1H), 8.05 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 7.55 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.32-5.20 (m, 1H), 4.57 (s, 2H), 3.55 (s, 3H), 3.44-3.41 (m, 2H), 2.95-2.82 (m, 2H), 2.71-2.57 (m, 1H), 2.45-2.38 (m, 2H), 1.63 (d, J = 6.7 Hz, 6H), 1.35-1.25 (m, 2H), 1.01 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 0.55-0.47 (m, 1H), 0.29-0.19 (m, 1H).
実施例17
[00269]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.02 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.46-8.38 (m, 2H), 8.32 (dd, J = 8.1, 2.4 Hz, 1H), 8.08 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 7.58 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.35-5.23 (m, 1H), 4.63 (s, 2H), 3.58 (s, 3H), 3.49-3.42 (m, 2H), 2.79 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 2.65 (d, J = 8.1 Hz, 2H), 1.65 (d, J = 6.7 Hz, 6H), 1.35-1.24 (m, 2H), 1.01 (s, 6H), 0.53-0.46 (m, 1H), 0.29-0.19 (m, 1H).
実施例18
[00270]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.04 (s, 1H), 8.49-8.39 (m, 2H), 8.34 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 8.10 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.59 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 5.38-5.24 (m, 1H), 4.63 (s, 2H), 3.64-3.54 (m, 5H), 2.94 (d, J = 7.9 Hz, 2H), 2.77 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 1.66 (d, J = 6.4 Hz, 6H), 1.33-1.18 (m, 4H), 0.58-0.48 (m, 2H), 0.44-0.38 (m, 1H), 0.32-0.21 (m, 1H).
実施例19
[00271]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.02 (s, 1H), 8.47-8.37 (m, 2H), 8.31 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 8.08 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 7.57 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.36-5.20 (m, 1H), 4.60 (s, 2H), 3.58 (s, 3H), 2.82-2.72 (m, 1H), 2.65-2.55 (m, 1H), 2.12 (s, 3H), 1.96-1.76 (m, 3H), 1.73-1.53 (m, 8H), 1.52-1.35 (m, 2H), 1.02-0.85 (m, 2H).
実施例20
[00272]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.04 (dd, J = 2.5, 0.8 Hz, 1H), 8.48-8.40 (m, 2H), 8.32 (dd, J = 8.2, 2.4 Hz, 1H), 8.10 (dd, J = 9.1, 1.7 Hz, 1H), 5.38-5.24 (m, 1H), 4.64 (s, 2H), 3.60 (s, 3H), 3.47-3.44 (m, 2H), 2.59-2.53 (m, 1H), 2.48-2.38 (m, 2H), 2.35-2.28 (m, 1H), 2.24 (s, 3H), 1.93-1.83 (m, 1H), 1.73-1.60 (m, 7H), 1.48-1.37 (m, 1H).
実施例21
[00273]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.00 (s, 1H), 8.46-8.35 (m, 2H), 8.27 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 8.07 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 7.60 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.34-5.22 (m, 1H), 4.66 (q, J = 13.8 Hz, 2H), 3.69-3.61 (m, 1H), 3.57 (s, 3H), 3.01-2.87 (m, 2H), 2.63-2.51 (m, 1H), 2.44-2.37 (m, 1H), 2.36-2.21 (m, 2H), 1.64 (d, J = 6.7 Hz, 6H), 1.34-1.24 (m, 2H), 1.12 (d, J = 6.1 Hz, 3H), 0.59-0.52 (m, 1H), 0.34-0.19 (m, 1H).
実施例22
[00274]1H NMR (400 MHz, DMSO) δ 9.01 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 8.48-8.37 (m, 2H), 8.30 (dd, J = 8.2, 2.5 Hz, 1H), 8.08 (dd, J = 9.0, 1.7 Hz, 1H), 7.59 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.38-5.24 (m, 1H), 4.58 (s, 2H), 3.59 (s, 3H), 3.06 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 2.53 (s, 2H), 2.43 (d, J = 8.7 Hz, 2H), 1.67 (d, J = 6.7 Hz, 6H), 1.38-1.25 (m, 2H), 1.19 (s, 6H), 0.62-0.53 (m, 1H), 0.34-0.23 (m, 1H).
実施例23
[00275]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.95 (s, 1H), 8.42 - 8.34 (m, 2H), 8.23 (dd, J = 8.1, 2.3 Hz, 1H), 8.04 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 7.52 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.32 - 5.17 (m, 1H), 4.67 (s, 2H), 3.56 (s, 3H), 3.03 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 2.63 (s, 2H), 2.37 - 2.25 (m, 2H), 1.63 (d, J = 6.7 Hz, 6H), 1.35 - 1.24 (m, 2H), 0.85 - 0.75 (m, 2H), 0.56 - 0.44 (m, 3H), 0.30 - 0.21 (m, 1H).
実施例24
[00276]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.05 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 8.48-8.40 (m, 2H), 8.33 (dd, J = 8.1, 2.4 Hz, 1H), 8.10 (dd, J = 9.1, 1.6 Hz, 1H), 7.62 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.39-5.25 (m, 1H), 4.66 (s, 2H), 3.66 (t, J = 5.7 Hz, 2H), 3.60 (s, 3H), 2.90-2.80 (m, 1H), 2.69-2.56 (m, 4H), 2.43-2.29 (m, 2H), 1.90-1.81 (m, 2H), 1.75-1.69 (m, 2H), 1.67 (d, J = 6.7 Hz, 6H).
実施例25
[00277]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.05 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 8.49-8.40 (m, 2H), 8.32 (dd, J = 8.1, 2.3 Hz, 1H), 8.09 (dd, J = 9.1, 1.5 Hz, 1H), 7.63 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.36-5.26 (m, 1H), 4.67 (s, 2H), 3.68 (t, J = 5.6 Hz, 2H), 3.60 (s, 3H), 3.30-3.20 (m, 1H), 2.85-2.66 (m, 5H), 2.56-2.52 (m, 1H), 2.25-2.12 (m, 1H), 1.99-1.88 (m, 1H), 1.67 (d, J = 6.7 Hz, 6H).
実施例26
8-(6-((2-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
Figure 2024510762000099
ステップ1:2-((5-ブロモピリジン-2-イル)メトキシ)酢酸
Figure 2024510762000100
[00278]乾燥DMF(50mL)中の(5-ブロモピリジン-2-イル)メタノール(5.00g、27.0mmol)の溶液に、NaHをゆっくり0℃で添加し、反応混合物を0℃で30分間撹拌した。次いで、混合物に、メチル2-ブロモアセテート(3.60mL、35.0mmol)を滴下により添加し、結果として得られた反応混合物を室温にゆっくり加温し、室温で3時間の間撹拌した。混合物を氷1M NaOH溶液(70mL)に注ぎ入れ、室温で1時間の間撹拌した。混合物をEtOAc(10mL×2)で抽出し、水層を1M HCl溶液でpH約4に調整した。それをEtOAc(100mL×3)で抽出し、有機層を5%LiCl溶液(20mL)およびブライン(20mL)で洗浄し、無水NaSO上で乾燥させ、減圧下で濃縮することで、粗生成物が得られ、これをMTBE(50mL)にて室温で20分間トリチュレートし、濾過した。濾過されたケーキを真空下で3時間の間乾燥させることで、所望の生成物(4.30g、65%の収率)が白色の固体として得られた。
ステップ2:2-((5-ブロモピリジン-2-イル)メトキシ)-1-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エタン-1-オン
Figure 2024510762000101
[00279]DCM(10mL)中の2-((5-ブロモピリジン-2-イル)メトキシ)酢酸(500mg、2.04mmol)および5-アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(271mg、2.04mmol)の混合物に、EtOAc(2.60g、4.08mmol)中の50%TP、続いて、DIEA(1.0mL、6.12mol)を0℃で添加した。室温で16時間の間撹拌した後、混合物を氷飽和NaHCO溶液(20mL)に注ぎ入れ、DCM(20mL×2)で抽出した。有機層を飽和NHCl溶液(20mL)およびブライン(20mL)で洗浄し、無水NaSO上で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮することで、粗生成物(600mg)が茶色の油として得られた。LC-MS(ESI)m/z:325[M+H]
ステップ3:5-(2-((5-ブロモピリジン-2-イル)メトキシ)エチル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン
Figure 2024510762000102
[00280]乾燥THF中の2-((5-ブロモピリジン-2-イル)メトキシ)-1-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エタン-1-オン(600mg、1.85mmol)の溶液に、1M BH THF溶液(9.25mL、9.25mmol)を滴下により0℃で添加し、反応混合物を室温で2時間の間撹拌した。混合物をMeOH(10mL)でクエンチし、減圧下で蒸発させた。残渣をEtOH(20mL)中に溶解させ、90℃で3時間の間撹拌した。混合物を減圧下で蒸発させ、残渣をシリカゲル上のクロマトグラフィー(DCM:MeOH=100:1から10:1)によって精製することで、所望の生成物(329mg、2つのステップで52.0%の収率)が薄茶色の油として得られた。LC-MS(ESI)m/z:311[M+H]
ステップ4:8-(6-((2-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
Figure 2024510762000103
[00281]実施例1と同様の様式で粗生成物を調製し、これをフラッシュクロマトグラフ(DCM:MeOH=9:1)によって精製することで、所望の生成物(50.0mg、2つのステップで21.9%の収率)が薄茶色の固体として得られた。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.05 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 8.49-8.41 (m, 2H), 8.33 (dd, J = 8.1, 2.3 Hz, 1H), 8.11 (dd, J = 9.1, 1.5 Hz, 1H), 7.63 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.37-5.27 (m, 1H), 4.67 (s, 2H), 3.67 (t, J = 5.9 Hz, 2H), 3.60 (s, 3H), 2.77-2.67 (m, 4H), 2.53 (s, 2H), 1.73 (t, J = 6.9 Hz, 2H), 1.67 (d, J = 6.7 Hz, 6H), 0.56-0.45 (m, 4H).LC-MS(ESI)m/z:473[M+H]
[00282]上に記載されている方法に従って、異なる出発材料を使用して、以下の化合物を調製した。
Figure 2024510762000104
Figure 2024510762000105
Figure 2024510762000106
Figure 2024510762000107
Figure 2024510762000108
Figure 2024510762000109
実施例27
[00283]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.04 (s, 1H), 8.48-8.39 (m, 2H), 8.32 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 8.09 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 7.61 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 5.36-5.26 (m, 1H), 4.65 (s, 2H), 3.90-3.80 (m, 1H), 3.66 (t, J = 5.5 Hz, 2H), 3.60 (s, 3H), 3.16 (s, 3H), 2.77-2.52 (m, 6H), 2.01-1.90 (m, 1H), 1.73-1.59 (m, 7H).
実施例28
[00284]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.04 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.47-8.39 (m, 2H), 8.32 (dd, J = 8.2, 2.4 Hz, 1H), 8.09 (dd, J = 9.1, 1.8 Hz, 1H), 7.62 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.37-5.29 (m, 1H), 5.28-5.07 (m, 1H), 4.66 (s, 2H), 3.67 (t, J = 5.8 Hz, 2H), 3.59 (s, 3H), 2.94-2.81 (m, 2H), 2.75-2.57 (m, 3H), 2.40-2.30 (m, 1H), 2.19-2.01 (m, 1H), 1.94-1.75 (m, 1H), 1.66 (d, J = 6.8 Hz, 6H).
実施例29
[00285]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.03 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.47-8.38 (m, 2H), 8.31 (dd, J = 8.1, 2.3 Hz, 1H), 8.08 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.60 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.35-5.24 (m, 1H), 4.65 (s, 2H), 3.65 (t, J = 6.0 Hz, 2H), 3.59 (s, 3H), 3.13-3.06 (m, 1H), 3.04-2.95 (m, 1H), 2.36-2.26 (m, 2H), 2.19-2.09 (m, 1H), 1.89-1.79 (m, 1H), 1.73-1.57 (m, 8H), 1.33-1.19 (m, 1H), 1.02 (d, J = 6.0 Hz, 3H).
実施例30
[00286]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.03 (s, 1H), 8.48-8.38 (m, 2H), 8.31 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 8.08 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.60 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 5.35-5.23 (m, 1H), 4.65 (s, 2H), 3.73-3.62 (m, 2H), 3.58 (s, 3H), 2.69-2.61 (m, 2H), 2.61-2.52 (m, 4H), 2.01-1.85 (m, 4H), 1.65 (d, J = 6.3 Hz, 6H).
実施例31
[00287]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.03 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 8.46-8.38 (m, 2H), 8.31 (dd, J = 8.1, 2.3 Hz, 1H), 8.08 (dd, J = 9.1, 1.6 Hz, 1H), 7.61 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.38-5.25 (m, 1H), 4.65 (s, 2H), 3.66 (t, J = 5.9 Hz, 2H), 3.59 (s, 3H), 2.57 (t, J = 5.9 Hz, 2H), 2.46-2.34 (m, 4H), 1.67 (d, J = 6.8 Hz, 6H), 1.35-1.27 (m, 4H), 0.88 (s, 6H).
実施例32
[00288]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.04 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 8.48-8.40 (m, 2H), 8.32 (dd, J = 8.1, 2.4 Hz, 1H), 8.09 (dd, J = 9.1, 1.6 Hz, 1H), 7.61 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.37-5.23 (m, 1H), 4.65 (s, 2H), 3.66 (t, J = 5.8 Hz, 2H), 3.59 (s, 3H), 2.56 (t, J = 5.8 Hz, 2H), 2.48-2.18 (m, 8H), 2.14 (s, 3H), 1.67 (d, J = 6.8 Hz, 6H).
実施例33
[00289]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.04 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.47-8.39 (m, 2H), 8.32 (dd, J = 8.1, 2.4 Hz, 1H), 8.09 (dd, J = 9.1, 1.7 Hz, 1H), 7.62 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.37-5.26 (m, 1H), 4.66 (s, 2H), 3.69 (t, J = 5.7 Hz, 2H), 3.62-3.51 (m, 7H), 2.58 (t, J = 5.8 Hz, 2H), 2.47-2.39 (m, 4H), 1.67 (d, J = 6.7 Hz, 6H).
実施例34
[00290]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.03 (s, 1H), 8.48-8.38 (m, 2H), 8.31 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 8.08 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 7.61 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.36-5.19 (m, 1H), 5.25-5.05 (m, 1H), 4.65 (s, 2H), 3.66 (t, J = 5.9 Hz, 2H), 3.58 (s, 3H), 2.94-2.80 (m, 2H), 2.70 (t, J = 5.9 Hz, 2H), 2.64-2.53 (m, 1H), 2.40-2.31 (m, 1H), 2.18-2.03 (m, 1H), 1.92-1.76 (m, 1H), 1.65 (d, J = 6.7 Hz, 6H).
実施例35
[00291]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.04 (s, 1H), 8.48-8.40 (m, 2H), 8.32 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 8.09 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 7.61 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.36-5.26 (m, 1H), 4.66 (s, 2H), 3.67 (t, J = 5.5 Hz, 2H), 3.59 (s, 3H), 3.17-2.99 (m, 1H), 2.65-2.53 (m, 1H), 2.42-2.14 (m, 2H), 1.93-1.82 (m, 1H), 1.71-1.57 (m, 9H), 1.33-1.20 (m, 1H), 1.05 (d, J = 5.6 Hz, 3H).
実施例36
[00292]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.02 (s, 1H), 8.45-8.37 (m, 2H), 8.29 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 8.07 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 7.60 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.35-5.23 (m, 1H), 4.64 (s, 2H), 3.62 (t, J = 5.9 Hz, 2H), 3.58 (s, 3H), 2.67-2.56 (m, 4H), 2.31 (s, 2H), 1.65 (d, J = 6.7 Hz, 6H), 1.48 (t, J = 7.0 Hz, 2H), 1.02 (s, 6H).
実施例37
[00293]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.03 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.47-8.40 (m, 2H), 8.32 (dd, J = 8.2, 2.3 Hz, 1H), 8.08 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 7.60 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.36-5.24 (m, 1H), 4.62 (s, 2H), 3.59 (s, 3H), 3.52 (t, J = 5.7 Hz, 2H), 3.46-3.42 (m, 2H), 2.83-2.71 (m, 3H), 2.62 (t, J = 5.7 Hz, 2H), 1.98 (s, 5H), 1.66 (d, J = 6.9, 1.8 Hz, 6H).
実施例38
[00294]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.03 (s, 1H), 8.46-8.38 (m, 2H), 8.30 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 8.08 (d, J = 9.3 Hz, 1H), 7.61 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.36-5.23 (m, 1H), 4.70-4.49 (m, 3H), 3.66 (t, J = 5.6 Hz, 2H), 3.59 (s, 3H), 2.86-2.73 (m, 1H), 2.61 (t, J = 5.6 Hz, 2H), 2.45-2.36 (m, 1H), 2.34-2.24 (m, 1H), 1.89-1.69 (m, 2H), 1.66 (d, J = 6.7 Hz, 6H), 1.54-1.34 (m, 3H).
実施例39
[00295]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.03 (s, 1H), 8.46-8.39 (m, 2H), 8.31 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 8.08 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 7.60 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.36-5.25 (m, 1H), 4.64 (s, 2H), 3.64-3.52 (m, 5H), 3.22-3.17 (m, 1H), 2.80-2.59 (m, 3H), 2.28-2.22 (m, 1H), 2.17-2.12 (m, 1H), 1.70-1.61 (m, 7H), 1.55-1.42 (m, 2H), 1.40-1.29 (m, 1H), 1.24-1.14 (m, 2H).
実施例40
[00296]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.03 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.45-8.38 (m, 2H), 8.30 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 8.08 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.62 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.35-5.23 (m, 1H), 4.66 (s, 2H), 3.66 (t, J = 5.9 Hz, 2H), 3.59 (s, 3H), 2.53 (t, J = 5.8 Hz, 2H), 2.38-2.20 (m, 4H), 1.85-1.76 (m, 2H), 1.74-1.58 (m, 10H), 1.44-1.32 (m, 4H).
実施例41
[00297]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.02 (s, 1H), 8.46-8.37 (m, 2H), 8.30 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 8.07 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 7.60 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.36-5.23 (m, 1H), 4.64 (s, 2H), 3.65 (t, J = 5.7 Hz, 2H), 3.58 (s, 3H), 3.22 (s, 3H), 3.20-3.12 (m, 1H), 3.00-2.93 (m, 1H), 2.71-2.64 (m, 1H), 2.58 (t, J = 5.7 Hz, 2H), 2.03-1.94 (m, 1H), 1.92-1.84 (m, 2H), 1.65 (d, J = 6.7 Hz, 6H), 1.62-1.57 (m, 1H), 1.45-1.31 (m, 1H), 1.11-1.00 (m, 1H).
実施例42
[00298]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.06 (s, 1H), 8.50-8.40 (m, 2H), 8.33 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 8.11 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.62 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.38-5.27 (m, 1H), 4.66 (s, 2H), 3.65 (t, J = 5.8 Hz, 2H), 3.61 (s, 3H), 2.78-2.56 (m, 6H), 2.34-2.26 (m, 1H), 2.08 (s, 6H), 1.88-1.76 (m, 1H), 1.67 (d, J = 6.6 Hz, 6H), 1.61-1.52 (m, 1H).
実施例43
[00299]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.04 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 8.48-8.40 (m, 2H), 8.32 (dd, J = 8.1, 2.4 Hz, 1H), 8.09 (dd, J = 9.1, 1.6 Hz, 1H), 7.62 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.37-5.25 (m, 1H), 4.66 (s, 2H), 3.90-3.81 (m, 1H), 3.66 (t, J = 5.9 Hz, 2H), 3.60 (s, 3H), 3.17 (s, 3H), 2.79-2.53 (m, 5H), 2.49-2.41 (m, 1H), 2.01-1.91 (m, 1H), 1.66 (d, J = 7.1 Hz, 6H), 1.64-1.59 (m, 1H).
実施例44
[00300]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.00 (s, 1H), 8.38 (d, J = 10.9 Hz, 2H), 8.27 (s, 1H), 8.05 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 7.59 (s, 1H), 5.33 - 5.21 (m, 1H), 4.62 (s, 2H), 3.70 - 3.48 (m, 5H), 3.22 - 3.04 (m, 4H), 2.79 - 2.62 (m, 2H), 2.58 - 2.50 (m, 2H), 2.18 - 2.00 (m, 2H), 1.86 - 1.72 (m, 2H), 1.64 (d, J = 3.9 Hz, 6H), 1.43 - 1.30 (m, 2H).
実施例45
[00301]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.04 (s, 1H), 8.47 - 8.40 (m, 2H), 8.32 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 8.09 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.61 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.35 - 5.26 (m, 1H), 4.65 (s, 2H), 3.65 - 3.56 (m, 4H), 3.46 - 3.39 (m, 1H), 2.77 (t, J = 6.2 Hz, 2H), 2.70 - 2.61 (m, 2H), 1.84 - 1.73 (m, 2H), 1.66 (d, J = 6.6 Hz, 6H), 1.30 - 1.20 (m, 2H), 1.03 (d, J = 6.0 Hz, 6H).
実施例46
[00302]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.03 (s, 1H), 8.47-8.39 (m, 2H), 8.33-8.28 (m, 1H), 8.08 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 7.60 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.36-5.25 (m, 1H), 4.64 (s, 2H), 3.64 (t, J = 5.8 Hz, 2H), 3.59 (s, 3H), 2.75-2.54 (m, 5H), 2.46-2.39 (m, 1H), 2.33-2.26 (m, 1H), 2.07 (s, 6H), 1.84-1.75 (m, 1H), 1.66 (d, J = 6.7 Hz, 6H), 1.60-1.50 (m, 1H).
実施例47
[00303]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.05 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 8.48-8.40 (m, 2H), 8.32 (dd, J = 8.1, 2.3 Hz, 1H), 8.10 (dd, J = 9.1, 1.4 Hz, 1H), 7.62 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.37-5.26 (m, 1H), 4.66 (s, 2H), 4.47-4.36 (m, 1H), 3.67 (t, J = 5.7 Hz, 2H), 3.60 (s, 3H), 2.77-2.69 (m, 2H), 2.59 (t, J = 5.7 Hz, 2H), 2.32 (t, J = 9.4 Hz, 2H), 1.96-1.87 (m, 2H), 1.76-1.63 (m, 8H).
実施例48
[00304]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.03 (s, 1H), 8.46-8.38 (m, 2H), 8.30 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 8.08 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.60 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.35-5.23 (m, 1H), 4.64 (s, 2H), 3.70-3.52 (m, 5H), 3.08-2.99 (m, 2H), 2.88-2.79 (m, 2H), 2.68 (t, J = 5.8 Hz, 2H), 2.35-2.22 (m, 2H), 1.66 (d, J = 6.7 Hz, 6H).
実施例49
[00305]1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.93 (s, 1H), 8.56 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.47 (s, 1H), 8.04 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 7.87 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 7.59 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 5.72-5.45 (m, 2H), 5.30-5.17 (m, 1H), 4.75 (s, 2H), 4.08-3.95 (m, 2H), 3.78 (s, 3H), 3.22-3.12 (m, 2H), 3.12-2.91 (m, 2H), 1.96-1.86 (m, 6H), 1.85-1.76 (m, 10H).
実施例50
[00306]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.06 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 8.50-8.41 (m, 2H), 8.36-8.30 (m, 1H), 8.11 (dd, J = 9.1, 1.7 Hz, 1H), 7.63 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 6.68 (t, J = 76.0 Hz, 1H), 5.36-5.27 (m, 1H), 4.73-4.62 (m, 3H), 3.67 (t, J = 5.8 Hz, 2H), 3.61 (s, 3H), 2.80-2.65 (m, 5H), 2.48-2.40 (m, 1H), 2.22-2.09 (m, 1H), 1.81-1.72 (m, 1H), 1.67 (d, J = 6.8 Hz, 6H).
実施例51
[00307]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.06 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 8.49 - 8.42 (m, 2H), 8.36 - 8.31 (m, 1H), 8.11 (dd, J = 9.1, 1.7 Hz, 1H), 7.63 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 6.67 (t, J = 76.0 Hz, 1H), 5.38 - 5.26 (m, 1H), 4.72 - 4.63 (m, 3H), 3.67 (t, J = 5.8 Hz, 2H), 3.61 (s, 3H), 2.78 - 2.66 (m, 5H), 2.47 - 2.40 (m, 1H), 2.20 - 2.10 (m, 1H), 1.81 - 1.73 (m, 1H), 1.67 (d, J = 6.8 Hz, 6H).
実施例52
[00308]1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.94 (s, 1H), 8.56 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 8.44 (s, 1H), 8.07 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 7.92 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 7.65 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.14 - 5.01 (m, 1H), 4.85 - 4.70 (m, 4H), 4.30 - 4.18 (m, 2H), 3.83 - 3.69 (m, 5H), 3.61 (t, J = 11.8 Hz, 2H), 3.01 - 2.92 (m, 1H), 2.90 - 2.73 (m, 6H), 2.68 - 2.56 (m, 1H), 2.32 - 2.21 (m, 1H), 2.10 - 1.99 (m, 2H).
実施例53
(R)-8-(6-(1-(2-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
Figure 2024510762000110
ステップ1:5-ブロモピコリノイルクロリド
Figure 2024510762000111
[00309]DCM(600mL)中の5-ブロモピコリン酸(80.0g、398mmol)の溶液に、SOCl(144mL、1.99mol)を滴下により室温で添加し、反応混合物を室温で3時間の間撹拌した。混合物を減圧下で蒸発させることで、粗生成物(82.0g)が白色の固体として得られ、これをさらに精製することなく次のステップのために使用した。
ステップ2:5-ブロモ-N-メトキシ-N-メチルピコリンアミド
Figure 2024510762000112
[00310]DCM(800mL)中のN,O-ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(46.6g、478mmol)の溶液に、TEA(283mL、1.91mol)、続いて、5-ブロモピコリノイルクロリド(82.0g)を少しずつ0℃で添加した。室温で3時間の間撹拌した後、混合物を氷飽和NaHCO溶液(800mL)に注ぎ入れ、DCM(400mL×2)で抽出した。合わせた有機層を1M HCl溶液(800mL×2)およびブライン(800mL)で洗浄し、無水NaSO上で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮することで、粗生成物(67.0g)が茶色の油として得られ、これをさらに精製することなく次のステップのために使用した。LC-MS(ESI)m/z:245[M+H]
ステップ3:5-ブロモ-N-メトキシ-N-メチルピコリンアミド
Figure 2024510762000113
[00311]乾燥THF(550mL)中の5-ブロモ-N-メトキシ-N-メチルピコリンアミド(67.0g、275mmol)の溶液に、MeMgBr(THF中3M)(137mL、413mmol)を滴下により0℃で添加し、反応混合物を室温で16時間の間撹拌した。混合物を氷飽和NHCl溶液(800mL)に注ぎ入れ、EtOAc(400mL×2)で抽出した。合わせた有機層をブライン(800mL)で洗浄し、無水NaSO上で乾燥させ、減圧下で濃縮することで、粗生成物が得られ、これをMeOH(200mL)で1時間の間室温でトリチュレートし、濾過した。濾過されたケーキを真空下で3時間の間乾燥させることで、所望の生成物(41.5g、3つのステップで52.4%の収率)がオフホワイトの固体として得られた。LC-MS(ESI)m/z:200[M+H]
ステップ4:(R)-1-(5-ブロモピリジン-2-イル)エタノール
Figure 2024510762000114
[00312]乾燥THF(400mL)中の(S)-2-メチル-CBS-オキサアザボロリジン(42.8g、155mmol)の溶液に、1M BH THF溶液(309mL、309mmol)を滴下により0℃で約1時間の間添加し、反応混合物を0℃で1時間の間撹拌した。次いで、混合物に、乾燥THF(400mL)中の5-ブロモ-N-メトキシ-N-メチルピコリンアミド(41.5g、206mmol)の溶液を滴下により-40℃で約1.5時間の間添加し、結果として得られた混合物を-40℃で1時間の間撹拌した。混合物を氷1M HCl溶液(800mL)に注ぎ入れ、室温で1時間の間撹拌した。溶媒を減圧下で蒸発させ、固体を沈殿させ、濾過した。残渣を1M NaOH溶液でpH約8に調整し、MTBE(400mL×2)で抽出した。有機層をブライン(500mL)で洗浄し、無水NaSO上で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で蒸発させることで、所望の生成物(32.0g、99.60%ee、77.3%の収率)が薄黄色の油として得られた。LC-MS(ESI)m/z:202[M+H]
ステップ5:(R)-2-(1-(5-ブロモピリジン-2-イル)エトキシ)酢酸
Figure 2024510762000115
[00313]乾燥DMF(500mL)中の(R)-1-(5-ブロモピリジン-2-イル)エタノール(32.0g、159mmol)の溶液に、NaHをゆっくり0℃で添加し、反応混合物を0℃で30分間撹拌した。次いで、混合物に、メチル2-ブロモアセテート(21mL、207mmol)を滴下により添加し、結果として得られた反応混合物を室温にゆっくり加温し、室温で3時間の間撹拌した。混合物を氷1M NaOH溶液(420mL)に注ぎ入れ、室温で1時間の間撹拌した。混合物をEtOAc(200mL×2)で抽出し、水層を1M HCl溶液でpH約4に調整した。それをEtOAc(200mL×3)で抽出し、有機層を5%LiCl溶液(200mL)およびブライン(200mL)で洗浄し、無水NaSO上で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮することで、粗生成物が得られ、これをMTBE(100mL)にて室温で20分間トリチュレートし、濾過した。濾過されたケーキを真空下で3時間の間乾燥させることで、所望の生成物(26g、63.1%の収率)が白色の固体として得られた。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 12.69 (s, 1H), 8.71-8.54 (m, 1H), 8.08 (dd, J = 8.4, 2.4 Hz, 1H), 7.47 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 4.60 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 3.99 (q, J = 37.5, 16.6 Hz, 2H), 1.40 (d, J = 6.5 Hz, 3H).LC-MS(ESI)m/z:611.0[M+H]
ステップ6:(R)-2-(1-(5-ブロモピリジン-2-イル)エトキシ)-1-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エテノン
Figure 2024510762000116
[00314]DCM(250mL)中の(R)-2-(1-(5-ブロモピリジン-2-イル)エトキシ)酢酸(19.4g、74.9mmol)および5-アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(10.0g、74.9mmol)の混合物に、EtOAc(95.4g、150mmol)中の50%TP、続いて、DIEA(49.4mL、300mmol)を0℃で添加した。室温で16時間の間撹拌した後、混合物を氷飽和NaHCO溶液(500mL)に注ぎ入れ、DCM(150mL×2)で抽出した。有機層を飽和NHCl溶液(200mL)およびブライン(200mL)で洗浄し、無水NaSO上で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮することで、粗生成物(28.0g)が茶色の油として得られ、これをさらに精製することなく次のステップのために使用した。LC-MS(ESI)m/z:339[M+H]
ステップ7:(R)-5-(2-(1-(5-ブロモピリジン-2-イル)エトキシ)エチル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン
Figure 2024510762000117
[00315]乾燥THF中の(R)-2-(1-(5-ブロモピリジン-2-イル)エトキシ)-1-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エタノン(28.0g、82.8mmol)の溶液に、1M BH THF溶液(414mL、414mmol)を滴下により0℃で添加し、反応混合物を室温で2時間の間撹拌した。混合物をMeOH(500mL)でクエンチし、減圧下で蒸発させた。残渣をEtOH(300mL)中に溶解させ、90℃で3時間の間撹拌した。混合物を減圧下で蒸発させ、残渣をシリカゲル上のクロマトグラフィー(DCM:MeOH=100:1から10:1)によって精製することで、所望の生成物(12.0g、2つのステップで49.0%の収率)が薄茶色の油として得られた。LC-MS(ESI)m/z:325[M+H]
ステップ8:(R)-8-(6-(1-(2-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
Figure 2024510762000118
[00316]実施例1と同様の様式で粗生成物を調製し、これをシリカゲル上のクロマトグラフィー(DCM:MeOH=100:1から10:1)によって精製することで、所望の生成物(3.50g、2つのステップで23.3%の収率)がオフホワイトの固体として得られた。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.92 (s, 1H), 8.55 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.28 (s, 1H), 8.05 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.87 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 7.61 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.30-5.13 (m, 1H), 4.79-4.64 (m, 1H), 4.02-3.87 (m, 2H), 3.77 (s, 3H), 3.57-3.12 (m, 6H), 2.15-1.93 (m, 2H), 1.79 (d, J = 6.9 Hz, 6H), 1.57 (d, J = 6.4 Hz, 3H), 0.82-0.62 (m, 4H).LC-MS(ESI)m/z:487[M+H]
[00317]上に記載されている方法に従って、異なる出発材料を使用して、以下の化合物を調製した。
Figure 2024510762000119
Figure 2024510762000120
Figure 2024510762000121
Figure 2024510762000122
Figure 2024510762000123
実施例54
[00318]1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.92 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 8.56 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.28 (s, 2H), 8.05 (dd, J = 8.1, 2.3 Hz, 1H), 7.88 (dd, J = 9.0, 1.7 Hz, 1H), 7.63 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 6.24 (t, J = 73.6 Hz, 1H), 5.27-5.17 (m, 1H), 4.92-4.85 (m, 1H), 4.68 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 3.80-3.69 (m, 5H), 3.48-3.40 (m, 1H), 3.21-2.99 (m, 5H), 2.39-2.28 (m, 1H), 1.79 (d, J = 7.0 Hz, 6H), 1.57 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 0.90-0.79 (m, 1H).
実施例55
[00319]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.05 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 8.51-8.42 (m, 2H), 8.33 (dd, J = 8.2, 2.4 Hz, 1H), 8.10 (dd, J = 9.1, 1.6 Hz, 1H), 7.66 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.40-5.28 (m, 1H), 4.62 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 3.62-3.57 (m, 4H), 3.54-3.44 (m, 1H), 2.70-2.58 (m, 2H), 2.55-2.52 (m, 4H), 1.67 (d, J = 6.7 Hz, 6H), 1.45 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 1.35 (s, 4H), 0.25 (s, 4H).
実施例56
[00320]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.05 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 8.51-8.40 (m, 2H), 8.32 (dd, J = 8.2, 2.3 Hz, 1H), 8.10 (dd, J = 9.1, 1.4 Hz, 1H), 7.64 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.38-5.25 (m, 1H), 4.60 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 3.60 (s, 3H), 3.57-3.53 (m, 1H), 3.49-3.44 (m, 1H), 3.21 (s, 3H), 3.18-3.12 (m, 1H), 2.78-2.70 (m, 2H), 2.62-2.53 (m, 2H), 2.24-2.13 (m, 2H), 1.86-1.77 (m, 2H), 1.67 (d, J = 6.7 Hz, 6H), 1.48-1.37 (m, 5H).
実施例57
[00321]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.03 (s, 1H), 8.49-8.38 (m, 2H), 8.30 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 8.08 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.62 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 5.36-5.26 (m, 1H), 4.63-4.54 (m, 1H), 3.88-3.81 (m, 1H), 3.61-3.55 (m, 5H), 3.15 (s, 3H), 2.77-2.52 (m, 6H), 2.00-1.90 (m, 1H), 1.72-1.55 (m, 7H), 1.43 (d, J = 6.3 Hz, 3H).
実施例58
[00322]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.03 (s, 1H), 8.48-8.38 (m, 2H), 8.31 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 8.08 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 7.63 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.36-5.25 (m, 1H), 4.58 (q, J = 6.3 Hz, 1H), 4.45-4.35 (m, 1H), 3.59 (s, 3H), 3.56-3.49 (m, 1H), 3.47-3.39 (m, 1H), 2.73-2.63 (m, 2H), 2.58-2.51 (m, 2H), 2.32-2.21 (m, 2H), 1.95-1.84 (m, 2H), 1.73-1.58 (m, 8H), 1.42 (d, J = 6.5 Hz, 3H).
実施例59
[00323]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.05 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 8.50-8.41 (m, 2H), 8.33 (dd, J = 8.2, 2.3 Hz, 1H), 8.10 (dd, J = 9.1, 1.6 Hz, 1H), 7.63 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.39-5.27 (m, 1H), 4.60 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 3.94-3.81 (m, 1H), 3.60 (s, 3H), 3.58-3.53 (m, 1H), 3.48-3.43 (m, 1H), 3.16 (s, 3H), 2.76-2.52 (m, 6H), 2.01-1.91 (m, 1H), 1.72-1.59 (m, 7H), 1.44 (d, J = 6.5 Hz, 3H).
実施例60
[00324]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.05 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 8.51-8.40 (m, 2H), 8.35-8.27 (m, 1H), 8.10 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 7.63 (dd, J = 8.1, 2.1 Hz, 1H), 5.37-5.27 (m, 1H), 4.93 (s, 1H), 4.61 (q, J = 6.4 Hz, 1H), 3.64-3.53 (m, 4H), 3.50-3.43 (m, 1H), 2.87-2.56 (m, 5H), 2.42-2.32 (m, 1H), 2.28-2.15 (m, 1H), 1.90-1.79 (m, 1H), 1.67 (d, J = 6.7 Hz, 6H), 1.44 (d, J = 6.5 Hz, 3H).
実施例61
[00325]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.05 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 8.50-8.41 (m, 2H), 8.32 (dd, J = 8.2, 2.4 Hz, 1H), 8.10 (dd, J = 9.1, 1.6 Hz, 1H), 7.64 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.33 (dt, J = 13.5, 6.7 Hz, 1H), 4.61 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 3.60 (s, 3H), 3.57-3.53 (m, 1H), 3.49-3.42 (m, 1H), 2.75-2.60 (m, 4H), 2.37 (s, 2H), 1.67 (d, J = 6.7 Hz, 6H), 1.52 (t, J = 7.1 Hz, 2H), 1.44 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 1.04 (d, J = 2.4 Hz, 6H).
実施例62
[00326]1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.88 (s, 1H), 8.53 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.25 (s, 1H), 8.01 (dd, J = 8.1, 1.4 Hz, 1H), 7.86 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.65 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.28-5.11 (m, 1H), 4.64 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 3.76 (s, 3H), 3.67-3.52 (m, 2H), 2.82-2.67 (m, 2H), 2.63-2.50 (m, 4H), 1.87-1.69 (m, 10H), 1.55 (d, J = 6.5 Hz, 3H).
実施例63
[00327]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.04 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 8.45 (dd, J = 11.9, 5.2 Hz, 2H), 8.32 (dd, J = 8.2, 2.4 Hz, 1H), 8.10 (dd, J = 9.1, 1.6 Hz, 1H), 7.64 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 6.66 (t, J = 76.0 Hz, 1H), 5.36-5.26 (m, 1H), 4.70-4.64 (m, 1H), 4.60 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 3.60 (s, 3H), 3.58-3.52 (m, 2H), 2.77-2.59 (m, 5H), 2.44-2.36 (m, 1H), 2.19-2.07 (m, 1H), 1.80-1.70 (m, 1H), 1.67 (d, J = 6.7 Hz, 6H), 1.44 (d, J = 6.5 Hz, 3H).
実施例64
[00328]1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.92 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 8.56 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.28 (s, 1H), 8.05 (dd, J = 8.1, 2.3 Hz, 1H), 7.88 (dd, J = 9.0, 1.7 Hz, 1H), 7.64 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.28-5.18 (m, 1H), 4.69 (q, J = 6.4 Hz, 1H), 4.06-3.99 (m, 1H), 3.86-3.68 (m, 5H), 3.49-3.39 (m, 2H), 3.35-3.23 (m, 4H), 3.14-2.96 (m, 4H), 2.20-2.11 (m, 1H), 1.80 (d, J = 7.0 Hz, 6H), 1.58 (d, J = 6.5 Hz, 3H).
実施例65
[00329]1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.92 (s, 1H), 8.55 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.29 (s, 1H), 8.07 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 7.88 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.66 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 5.29-5.17 (m, 1H), 4.78-4.64 (m, 1H), 4.13-4.03 (m, 1H), 3.92-3.83 (m, 2H), 3.78 (s, 3H), 3.33 (s, 3H), 3.27-3.05 (m, 4H), 2.30-1.99 (m, 4H), 1.80 (d, J = 6.8 Hz, 6H), 1.59 (d, J = 5.8 Hz, 3H).
実施例66
[00330]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.02 (s, 1H), 8.52-8.35 (m, 2H), 8.30 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 8.08 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.60 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.38-5.18 (m, 1H), 4.64-4.44 (m, 1H), 3.59 (s, 3H), 3.51-3.44 (m, 1H), 3.42-3.36 (m, 1H), 2.92 (t, J = 8.1 Hz, 2H), 2.65-2.53 (m, 2H), 2.28 (t, J = 6.9 Hz, 2H), 1.66 (d, J = 6.5 Hz, 6H), 1.41 (d, J = 6.4 Hz, 3H), 1.35-1.26 (m, 2H), 0.59-0.52 (m, 1H), 0.32-0.22 (m, 1H).
実施例67
[00331]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.03 (s, 1H), 8.49-8.36 (m, 2H), 8.30 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 8.08 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 7.60 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.35-5.23 (m, 1H), 4.63-4.46 (m, 1H), 3.59 (s, 3H), 3.52-3.45 (m, 1H), 3.43-3.36 (m, 1H), 2.92 (t, J = 8.1 Hz, 2H), 2.65-2.53 (m, 2H), 2.28 (t, J = 6.8 Hz, 2H), 1.66 (d, J = 6.5 Hz, 6H), 1.41 (d, J = 6.4 Hz, 3H), 1.35-1.28 (m, 2H), 0.59-0.52 (m, 1H), 0.31-0.22 (m, 1H).
実施例68
[00332]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.02 (s, 1H), 8.47-8.37 (m, 2H), 8.30 (d, J = 7.5 Hz, 1H), 8.07 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 7.62 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 5.37-5.24 (m, 1H), 4.74-4.50 (m, 2H), 3.62-3.39 (m, 5H), 2.60-2.50 (m, 4H), 2.35-2.24 (m, 2H), 1.88-1.74 (m, 2H), 1.71-1.57 (m, 8H), 1.42 (d, J = 6.1 Hz, 3H).
実施例69
[00333]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.02 (s, 1H), 8.46-8.38 (m, 2H), 8.30 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 8.08 (d, J = 9.3 Hz, 1H), 7.62 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.37-5.24 (m, 1H), 4.73-4.52 (m, 2H), 3.58 (s, 3H), 3.56-3.49 (m, 1H), 3.48-3.40 (m, 1H), 2.60-2.51 (m, 4H), 2.35-2.26 (m, 2H), 1.89-1.74 (m, 2H), 1.72-1.59 (m, 8H), 1.42 (d, J = 6.1 Hz, 3H).
実施例70
[00334]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.02 (s, 1H), 8.48-8.37 (m, 2H), 8.29 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 8.08 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.61 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 5.37-5.21 (m, 1H), 4.65-4.52 (m, 1H), 3.58 (s, 3H), 3.54-3.42 (m, 2H), 3.00 (t, J = 10.5 Hz, 2H), 2.85-2.73 (m, 2H), 2.69-2.56 (m, 2H), 2.34-2.23 (m, 2H), 1.66 (d, J = 6.6 Hz, 6H), 1.42 (d, J = 6.5 Hz, 3H).
実施例71
[00335]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.03 (s, 1H), 8.49-8.39 (m, 2H), 8.30 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 8.09 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.62 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.38-5.25 (m, 1H), 4.68-4.53 (m, 1H), 3.59 (s, 3H), 3.53-3.42 (m, 2H), 3.01 (t, J = 10.1 Hz, 2H), 2.84-2.75 (m, 2H), 2.69-2.57 (m, 2H), 2.33-2.25 (m, 2H), 1.67 (d, J = 6.6 Hz, 6H), 1.43 (d, J = 6.4 Hz, 3H).
実施例72
[00336]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.04 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.55-8.39 (m, 2H), 8.32 (dd, J = 8.2, 2.4 Hz, 1H), 8.09 (dd, J = 9.1, 1.7 Hz, 1H), 7.64 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.38-5.24 (m, 1H), 4.67-4.49 (m, 1H), 3.60 (s, 3H), 3.56-3.50 (m, 1H), 3.48-3.41 (m, 1H), 2.59-2.52 (m, 2H), 2.41-2.28 (m, 4H), 1.67 (d, J = 6.7 Hz, 6H), 1.43 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 1.29 (t, J = 5.6 Hz, 4H), 0.87 (s, 6H).
実施例73
[00337]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.03 (s, 1H), 8.48-8.38 (m, 2H), 8.31 (dd, J = 8.2, 2.2 Hz, 1H), 8.08 (dd, J = 9.1, 1.8 Hz, 1H), 7.63 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.40-5.24 (m, 1H), 4.62-4.49 (m, 1H), 3.59 (s, 3H), 3.57-3.51 (m, 1H), 3.47-3.40 (m, 1H), 2.55-2.51 (m, 2H), 2.35 (t, J = 5.7 Hz, 4H), 1.67 (d, J = 6.7 Hz, 6H), 1.43 (d, J = 6.6 Hz, 3H), 1.29 (t, J = 5.6 Hz, 4H), 0.87 (s, 6H).
実施例74
[00338]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.03 (s, 1H), 8.49-8.39 (m, 2H), 8.31 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 8.08 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 7.62 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.37-5.25 (m, 1H), 4.62-4.51 (m, 1H), 3.63-3.52 (m, 4H), 3.50-3.42 (m, 1H), 2.68-2.51 (m, 6H), 1.99-1.84 (m, 4H), 1.66 (d, J = 6.6 Hz, 6H), 1.43 (d, J = 6.5 Hz, 3H).
実施例75
[00339]1H NMR (400 MHz, DMSO) δ 9.04 (d, J = 2.4, 0.8 Hz, 1H), 8.49-8.40 (m, 2H), 8.33 (dd, J = 8.2, 2.4 Hz, 1H), 8.09 (dd, J = 9.0, 1.7 Hz, 1H), 7.63 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.38-5.27 (m, 1H), 4.64-4.54 (m, 1H), 3.59 (s, 3H), 3.58-3.54 (m, 1H), 3.50-3.43 (m, 1H), 2.67-2.57 (m, 2H), 2.57-2.52 (m, 4H), 2.01-1.85 (m, 4H), 1.67 (d, J = 6.7 Hz, 6H), 1.43 (d, J = 6.5 Hz, 2H).
実施例76
8-(6-((R)-1-(2-((R)-3-シクロプロポキシピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
Figure 2024510762000124
ステップ1:(3R)-ベンジル3-(1-エトキシエトキシ)ピロリジン-1-カルボキシレート
Figure 2024510762000125
[00340]エトキシエタン(15mL)およびDCM(5mL)中の(R)-ベンジル3-ヒドロキシピロリジン-1-カルボキシレート(3.00g、13.6mmol)の溶液に、2滴のTFAを0℃で添加し、反応混合物を室温で48時間の間撹拌した。混合物を減圧下で蒸発させた。残渣をシリカゲル上のクロマトグラフィー(PE:EtOAc=1:0から10:1)によって精製することで、所望の生成物(2.70g、67.8%の収率)が軽油としてえら得た。
ステップ2:(R)-ベンジル3-(ビニルオキシ)ピロリジン-1-カルボキシレート
Figure 2024510762000126
[00341]無水DCM(30mL)中の(3R)-ベンジル3-(1-エトキシエトキシ)ピロリジン-1-カルボキシレート(2.70g、9.22mmol)の溶液に、TEA(0.684mL、4.61mmol)、続いて、TMSOTF(0.833mL、4.61mmol)を滴下により0℃でN下にて添加した。次いで、反応混合物を室温に加温し、2時間の間撹拌した。混合物をもう一度0℃に冷却し、別のTEA(0.684mL、4.61mmol)およびTMSOTF(0.833mL、4.61mmol)を滴下により添加した。次いで、反応混合物を室温にゆっくり加温し、終夜撹拌した。混合物を氷1M NaOH溶液(50mL)に注ぎ入れ、DCM(20mL×2)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水NaSO上で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲル上のクロマトグラフィー(PE:EtOAc=1:0から10:1)によって精製することで、所望の生成物(319mg、14.0%の収率)が軽油として得られた。LC-MS(ESI)m/z:248[M+H]
ステップ3:(R)-ベンジル3-シクロプロポキシピロリジン-1-カルボキシレート
Figure 2024510762000127
[00342]ヘキサン(3.23mL、3.23mmol)中の1Mジエチル亜鉛溶液を乾燥DCM(15mL)中に添加し、乾燥DCM(3mL)中のジヨードメタン(0.260mL、3.23mmol)の溶液を0℃でN下にて滴下により添加した。次いで、結果として得られた反応混合物を0℃で30分間撹拌した。混合物に、(R)-ベンジル3-(ビニルオキシ)ピロリジン-1-カルボキシレート(319mg、1.29mmol)の溶液を0℃で滴下により添加した。反応混合物を室温にゆっくり加温し、終夜撹拌した。混合物を氷飽和NHCl溶液(30mL)に注ぎ入れ、DCM(20mL×2)で抽出した。合わせた有機層を飽和NaHCO溶液(40mL)で洗浄し、無水NaSO上で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲル上のクロマトグラフィー(PE:EtOAc=1:0から10:1)によって精製することで、所望の生成物(182mg、54.1%の収率)が軽油として得られた。LC-MS(ESI)m/z:262[M+H]
ステップ4:(R)-3-シクロプロポキシピロリジン
Figure 2024510762000128
[00343]MeOH(3mL)および6M HCl溶液(0.5mL)中の(R)-ベンジル3-シクロプロポキシピロリジン-1-カルボキシレート(150mg、0.575mmol)の溶液に、Pd/C(15.0mg)を添加し、反応混合物を室温で終夜撹拌した。混合物を濾過し、濾液を減圧下で蒸発させることで、粗製の所望の生成物(104mg)が薄茶色の油として得られた。LC-MS(ESI)m/z:128[M+H]
ステップ5:(R)-2-(1-(5-ブロモピリジン-2-イル)エトキシ)エタノール
Figure 2024510762000129
[00344]THF(100mL)中の(R)-2-(1-(5-ブロモピリジン-2-イル)エトキシ)酢酸(9.50g、36.7mmol)の溶液に、1M BH THF溶液(73.4mL、73.4mmol)を0℃でN下にて滴下により添加した。次いで、反応混合物を室温で1時間の間撹拌した。混合物をMeOH(100mL)にて0℃でクエンチし、80℃で1時間の間撹拌した。混合物を減圧下で蒸発させた。残渣をシリカゲル上のクロマトグラフィー(DCM:MeOH=100:1から20:1)によって精製することで、所望の生成物(6.20g、69.0%の収率)が薄黄色の油として得られた。LC-MS(ESI)m/z:246[M+H]
ステップ6:(R)-8-(6-(1-(2-ヒドロキシエトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
Figure 2024510762000130
[00345]実施例1と同様の様式で粗生成物を調製し、これをシリカゲル上のクロマトグラフィー(DCM:MeOH=100:1から10:1)によって精製することで、所望の生成物(1.10g、66.3%の収率)が茶色の固体として得られた。LC-MS(ESI)m/z:408[M+H]
ステップ7:(R)-2-(1-(5-(1-イソプロピル-3-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-8-イル)ピリジン-2-イル)エトキシ)アセトアルデヒド
Figure 2024510762000131
[00346]乾燥DCM(5mL)中の塩化オキサリル(0.343mL、4.05mmol)の溶液に、DMSO(0.574mL、8.10mmol)を-78℃でN下にて滴下により添加し、結果として得られた反応混合物を-78℃で15分間撹拌した。次いで、反応混合物に、乾燥DCM(10mL)中の(R)-8-(6-(1-(2-ヒドロキシエトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン(1.10g、2.70mmol)の溶液を、-78℃で滴下により添加した。20分間-78℃で撹拌した後、TEA(1.87mL、13.5mmol)を添加した。結果として得られた混合物を室温にゆっくり加温した。混合物を水(30mL)でクエンチし、EtOAc(20mL×2)で抽出した。合わせた有機層をブライン(40mL)で洗浄し、無水NaSO上で乾燥させ、減圧下で濃縮することで、粗製の所望の生成物(1.10g)が茶色の固体として得られた。LC-MS(ESI)m/z:406[M+H]
ステップ8:8-(6-((R)-1-(2-((R)-3-シクロプロポキシピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
Figure 2024510762000132
[00347]DCE(4mL)中の(R)-3-シクロプロポキシピロリジン(50.0mg、0.394mmol)および(R)-2-(1-(5-(1-イソプロピル-3-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-8-イル)ピリジン-2-イル)エトキシ)アセトアルデヒド(159mg、0.394mmol)の混合物に、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(251mg、1.18mmol)を0℃でゆっくり添加し、反応混合物を室温で終夜撹拌した。混合物を氷飽和NaHCO溶液(20mL)に注ぎ入れ、DCM(15mL×2)で抽出した。有機層をブライン(30mL)で洗浄し、無水NaSO上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣をフラッシュクロマトグラフィー(DCM:MeOH=9:1)によって精製することで、所望の生成物(40.0mg、19.7%の収率)が茶色の固体として得られた。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.91 (s, 1H), 8.55 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.28 (s, 1H), 8.05 (dd, J = 8.1, 2.1 Hz, 1H), 7.88 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.65 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.28-5.16 (m, 1H), 4.68 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 4.30-4.20 (m, 1H), 3.83-3.70 (m, 5H), 3.55-3.41 (m, 1H), 3.31-3.23 (m, 1H), 3.17-2.96 (m, 4H), 2.27-2.05 (m, 3H), 1.79 (d, J = 6.9 Hz, 6H), 1.57 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 0.65-0.41 (m, 4H).LC-MS(ESI)m/z:517[M+H]
[00348]上に記載されている方法に従って、異なる出発材料を使用して、以下の化合物を調製した。
Figure 2024510762000133
Figure 2024510762000134
Figure 2024510762000135
Figure 2024510762000136
Figure 2024510762000137
実施例77
[00349]1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.92 (s, 1H), 8.54 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.28 (s, 1H), 8.05 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 7.87 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 7.60 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 5.30-5.14 (m, 1H), 4.75-4.68 (m, 1H), 4.04-3.86 (m, 3H), 3.77 (s, 3H), 3.35-3.26 (m, 2H), 3.22-2.90 (m, 2H), 2.72-2.15 (m, 4H), 1.79 (d, J = 6.9 Hz, 6H), 1.58 (d, J = 6.4 Hz, 3H), 1.14 (d, J = 6.1 Hz, 3H).
実施例78
[00350]1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ 9.10 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 8.51 (s, 1H), 8.45 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.38 (dd, J = 8.1, 2.3 Hz, 1H), 8.17 (dd, J = 9.1, 1.4 Hz, 1H), 7.70 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.40-5.32 (m, 1H), 4.74-4.70 (m, 1H), 3.78-3.71 (m, 1H), 3.67-3.62 (m, 2H), 3.60 (s, 3H), 3.45-3.22 (m, 3H), 3.18-3.07 (m, 1H), 2.73-2.63 (m, 1H), 2.37-2.29 (m, 1H), 2.23-2.07 (m, 1H), 1.68 (d, J = 6.7 Hz, 6H), 1.66-1.58 (m, 1H), 1.51 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 1.07 (d, J = 6.7 Hz, 3H).
実施例79
[00351]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.10 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 8.51 (s, 1H), 8.44 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.37 (dd, J = 8.2, 2.1 Hz, 1H), 8.17 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 7.69 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.44-5.25 (m, 1H), 4.73 (q, J = 6.4 Hz, 1H), 4.26-4.13 (m, 1H), 3.80-3.74 (m, 4H), 3.69-3.63 (m, 2H), 3.59 (s, 3H), 3.52-3.46 (m, 2H), 3.15 (s, 3H), 2.46-2.36 (m, 2H), 1.67 (d, J = 6.7 Hz, 6H), 1.50 (d, J = 6.5 Hz, 3H).
実施例80
[00352]1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.92 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 8.56 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.29 (s, 1H), 8.05 (dd, J = 8.1, 2.3 Hz, 1H), 7.88 (dd, J = 9.0, 1.7 Hz, 1H), 7.61 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.29-5.18 (m, 1H), 4.69 (q, J = 6.3 Hz, 1H), 3.93-3.59 (m, 7H), 3.34-3.24 (m, 1H), 3.16-2.88 (m, 4H), 2.22 (2, 2H), 1.98-1.83 (m, 3H), 1.80 (d, J = 7.0 Hz, 6H), 1.57 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 0.62-0.47 (m, 4H).
実施例81
[00353]1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.90 (s, 1H), 8.56 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 8.27 (s, 1H), 8.03 (d, J = 6.1 Hz, 1H), 7.88 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.62 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.29-5.16 (m, 1H), 4.80-4.70 (m, 4H), 4.61 (q, J = 6.6 Hz, 1H), 3.78 (s, 3H), 3.54-3.38 (m, 6H), 2.71-2.58 (m, 2H), 1.80 (d, J = 6.9 Hz, 6H), 1.54 (d, J = 6.5 Hz, 3H).
実施例82
[00354]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.05 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 8.49-8.40 (m, 2H), 8.33 (dd, J = 8.2, 2.3 Hz, 1H), 8.10 (dd, J = 9.1, 1.4 Hz, 1H), 7.64 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.38-5.26 (m, 1H), 4.59 (q, J = 6.4 Hz, 1H), 4.35 (t, J = 7.7 Hz, 2H), 3.60 (s, 3H), 3.56-3.53 (m, 1H), 3.47-3.41 (m, 1H), 2.58-2.52 (m, 2H), 2.49-2.44 (m, 2H), 2.33-2.19 (m, 4H), 1.83-1.60 (m, 10H), 1.43 (d, J = 6.5 Hz, 3H).
実施例83
[00355]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.05 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 8.50-8.41 (m, 2H), 8.33 (dd, J = 8.2, 2.4 Hz, 1H), 8.11 (dd, J = 9.1, 1.7 Hz, 1H), 7.64 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.38-5.29 (m, 1H), 4.62-4.53 (m, 3H), 4.31 (t, J = 6.2 Hz, 2H), 3.60 (s, 3H), 3.56-3.53 (m, 1H), 3.49-3.46 (m, 1H), 2.90-2.83 (m, 2H), 2.71-2.63 (m, 1H), 2.59-2.52 (m, 2H), 2.03-1.92 (m, 2H), 1.67 (d, J = 6.7 Hz, 6H), 1.59-1.49 (m, 3H), 1.43 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 1.08-0.96 (m, 2H).
実施例84
[00356]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.04 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.49-8.40 (m, 2H), 8.34-8.28 (m, 1H), 8.13-8.05 (m, 1H), 7.63 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.35-5.26 (m, 1H), 4.59 (q, J = 6.4 Hz, 1H), 3.60 (s, 3H), 3.57-3.52 (m, 1H), 3.49-3.44 (m, 1H), 3.01-2.89 (m, 2H), 2.60-2.51 (m, 2H), 2.30-2.15 (m, 1H), 2.06-1.94 (m, 2H), 1.79-1.71 (m, 2H), 1.66 (d, J = 6.7 Hz, 6H), 1.49-1.39 (m, 5H).
実施例85
[00357]1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.92 (s, 1H), 8.54 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.27 (s, 1H), 8.05 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 7.87 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.62 (d, J = 7.4 Hz, 1H), 5.28-5.16 (m, 1H), 4.72 (d, J = 6.0 Hz, 1H), 3.99-3.83 (m, 2H), 3.76 (s, 3H), 3.73-3.47 (m, 2H), 3.46-3.40 (m, 2H), 3.35 (s, 3H), 3.31-3.17 (m, 3H), 2.83-2.69 (m, 1H), 2.33-2.21 (m, 1H), 1.99-1.73 (m, 8H), 1.58 (d, J = 5.9 Hz, 3H).
実施例86
[00358]1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.92 (s, 1H), 8.55 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.28 (s, 1H), 8.04 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.87 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.59 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.29-5.17 (m, 1H), 5.14-4.98 (m, 1H), 4.72-4.62 (m, 4H), 3.83-3.64 (m, 5H), 3.39-3.26 (m, 2H), 3.10-2.96 (m, 4H), 2.31 (t, J = 7.0 Hz, 2H), 1.79 (d, J = 6.9 Hz, 6H), 1.57 (d, J = 6.4 Hz, 3H).
実施例87
[00359]1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.92 (s, 1H), 8.56 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 8.28 (s, 1H), 8.04 (d, J = 6.5 Hz, 1H), 7.88 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 7.59 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.28-5.15 (m, 1H), 4.68 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 3.93-3.75 (m, 5H), 3.10-2.85 (m, 6H), 1.93-1.84 (m, 4H), 1.79 (d, J = 6.9 Hz, 6H), 1.63-1.52 (m, 5H).
実施例88
[00360]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.05 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 8.50-8.42 (m, 2H), 8.31 (dd, J = 8.1, 2.3 Hz, 1H), 8.10 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 7.64 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.38-5.28 (m, 1H), 4.96-4.89 (m, 1H), 4.65-4.56 (m, 1H), 3.61 (s, 3H), 3.59-3.53 (m, 1H), 3.49-3.45 (m, 1H), 2.81-2.60 (m, 5H), 2.39-2.32 (m, 1H), 2.27-2.19 (m, 1H), 1.90-1.79 (m, 1H), 1.67 (d, J = 6.7 Hz, 6H), 1.44 (d, J = 6.5 Hz, 3H).
実施例89
[00361]1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.92 (s, 1H), 8.56 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.47 (s, 1H), 8.04 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 7.88 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 7.59 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.31-5.14 (m, 1H), 4.74-4.65 (m, 1H), 3.91-3.72 (m, 5H), 3.37-3.11 (m, 6H), 2.25-1.84 (m, 8H), 1.79 (d, J = 6.9 Hz, 6H), 1.57 (d, J = 6.4 Hz, 3H).
実施例90
[00362]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.05 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 8.51-8.40 (m, 2H), 8.36-8.29 (m, 1H), 8.10 (dd, J = 9.1, 1.5 Hz, 1H), 7.66 (dd, J = 8.1, 4.8 Hz, 1H), 5.37-5.26 (m, 1H), 4.61 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 3.60 (s, 3H), 3.58-3.55 (m, 1H), 3.48-3.43 (m, 1H), 3.10-3.02 (m, 1H), 2.86-2.76 (m, 1H), 2.74-2.53 (m, 3H), 2.46-2.37 (m, 1H), 2.28-2.17 (m, 1H), 1.86-1.76 (m, 1H), 1.67 (d, J = 6.7 Hz, 6H), 1.45 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 1.40 (d, J = 2.2 Hz, 3H).
実施例91
[00363]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.03 (s, 1H), 8.47-8.39 (m, 2H), 8.31 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 8.08 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 7.62 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.38-5.24 (m, 1H), 4.57 (q, J = 6.4 Hz, 1H), 3.58 (s, 3H), 3.56-3.50 (m, 2H), 2.86-2.79 (m, 1H), 2.62-2.51 (m, 4H), 2.37-2.26 (m, 2H), 1.86-1.77 (m, 2H), 1.72-1.60 (m, 8H), 1.42 (d, J = 6.5 Hz, 3H).
実施例92
[00364]1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.91 (s, 1H), 8.55 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.28 (s, 1H), 8.03 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.88 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.62 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 5.27-5.18 (m, 1H), 4.72-4.61 (m, 1H), 4.45-4.26 (m, 1H), 3.85-3.62 (m, 7H), 3.58-3.49 (m, 1H), 3.08-2.79 (m, 4H), 2.15-1.96 (m, 4H), 1.79 (d, J = 6.7 Hz, 6H), 1.56 (d, J = 6.0 Hz, 3H), 1.15 (d, J = 5.6 Hz, 6H).
実施例93
[00365]1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 9.02 (s, 1H), 8.55 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 8.31 (s, 1H), 8.14 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.89 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 7.72 (s, 1H), 5.28-5.15 (m, 1H), 4.92-4.77 (m, 1H), 4.41-4.27 (m, 1H), 4.17-3.90 (m, 4H), 3.77 (s, 3H), 3.70-3.59 (m, 1H), 3.54-3.34 (m, 2H), 3.27-3.10 (m, 2H), 2.40-2.22 (m, 1H), 2.18-2.05 (m, 1H), 1.80 (d, J = 6.4 Hz, 6H), 1.62 (d, J = 6.1 Hz, 3H), 1.16 (d, J = 5.8 Hz, 6H).
実施例94
8-(6-((2-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
Figure 2024510762000138
ステップ1:6-ブロモ-3-ニトロ-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)シンノリン-4-アミン
Figure 2024510762000139
[00366]DCM(500mL)中の6-ブロモ-4-クロロ-3-ニトロシンノリン(60.0g、170mmol)およびテトラヒドロ-2H-ピラン-4-アミン(25.8g、255mmol)の混合物に、TEA(75.4mL、510mmol)を添加し、反応混合物を室温で3時間の間撹拌した。混合物を氷1M HCl溶液(1L)に注ぎ入れ、DCM(500mL×2)で抽出した。合わせた有機層をブライン(800mL)で洗浄し、無水NaSO上で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮することで、所望の生成物(75.0g、100.0%の収率)が茶色の固体として得られた。LC-MS(ESI)m/z:353[M+H]
ステップ2:6-ブロモ-N4-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)シンノリン-3,4-ジアミン
Figure 2024510762000140
[00367]MeOH(200mL)中の6-ブロモ-3-ニトロ-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)シノリン-4-アミン(75.0g、212mmol)の溶液に、SnCl O(144g、636mmol)を0℃で添加し、反応混合物を60℃で2時間の間撹拌した。混合物を50%NaOH溶液にてpH約8まで45℃未満で調整し、55℃で45分間撹拌した。混合物を濾過し、濾過された残渣をTHF(300mL)にて1時間の間室温でトリチュレートした。それを濾過し、合わせた濾液を減圧下で蒸発させた。残渣をTHF(300mL)にて1時間の間室温でトリチュレートし、濾過した。濾液を減圧下で蒸発させることで、所望の生成物(54.0g、78.7%の収率)が暗茶色の固体として得られた。LC-MS(ESI)m/z:323[M+H]
ステップ3:8-ブロモ-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
Figure 2024510762000141
[00368]乾燥THF(500mL)中の6-ブロモ-N4-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)シンノリン-3,4-ジアミン(54.0g、154mmol)の溶液に、CDI(75.0g、462mmol)を添加し、反応混合物を室温で2時間の間撹拌した。混合物を減圧下で蒸発させ、残渣を水(250mL)中に溶解させた。それを1M HCl溶液でpH約7まで調整し、濾過した。濾過された残渣をオーブン中にて55℃で16時間の間乾燥させることで、所望の生成物(42.0g、72.0%の収率)が得られた。LC-MS(ESI)m/z:349[M+H]
ステップ4:8-ブロモ-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
Figure 2024510762000142
[00369]乾燥DMF(300mL)中の8-ブロモ-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン(42.0g、120mmol)の溶液に、t-BuONa(14.0g、144mmol)を0℃で添加し、0℃で30分間N下にて撹拌した。次いで、反応混合物に、MeI(34.1g、240mmol)を10℃~15℃で滴下により添加し、反応混合物を10℃~15℃で2時間の間撹拌した。混合物を氷水(600mL)に注ぎ入れ、濾過した。濾過された残渣をMeOH(200mL)で1時間の間トリチュレートし、濾過した。フィルターケーキを真空下で乾燥させることで、所望の生成物(35.0g、80.0%の収率)が得られた。LC-MS(ESI)m/z:363[M+H]
ステップ5:8-(6-((2-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
Figure 2024510762000143
[00370]実施例1と同様の様式で粗生成物を調製し、これをフラッシュクロマトグラフィー(DCM:MeOH=9:1)によって精製することで、所望の生成物(40.0mg、24.1%の収率)が薄茶色の固体として得られた。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.07 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 8.53-8.43 (m, 2H), 8.35 (dd, J = 8.2, 2.4 Hz, 1H), 8.14 (dd, J = 9.1, 1.6 Hz, 1H), 7.65 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.18-5.04 (m, 1H), 4.68 (s, 2H), 4.11-4.01 (m, 2H), 3.70 (t, J = 5.8 Hz, 2H), 3.65-3.60 (m, 5H), 2.85-2.77 (m, 4H), 2.72-2.59 (m, 4H), 2.00-1.92 (m, 2H), 1.76 (t, J = 6.9 Hz, 2H), 0.59-0.48 (m, 4H).LC-MS(ESI)m/z:515[M+H]
[00371]上に記載されている方法に従って、異なる出発材料を使用して、以下の化合物を調製した。
Figure 2024510762000144
Figure 2024510762000145
実施例95
[00372]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.06 (s, 1H), 8.50 (s, 1H), 8.45 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 8.33 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 8.13 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 7.64 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.16-5.05 (m, 1H), 4.77-4.55 (m, 3H), 4.10-3.99 (m, 2H), 3.70-3.56 (m, 7H), 2.71-2.55 (m, 6H), 2.41-2.31 (m, 2H), 2.00-1.92 (m, 2H), 1.92-1.78 (m, 2H), 1.75-1.64 (m, 2H).
実施例96
[00373]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.06 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 8.51 (s, 1H), 8.46 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.34 (dd, J = 8.2, 2.4 Hz, 1H), 8.14 (dd, J = 9.1, 1.6 Hz, 1H), 7.64 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.17-5.07 (m, 1H), 4.66 (s, 2H), 4.06 (dd, J = 11.2, 4.4 Hz, 2H), 3.69-3.58 (m, 7H), 2.72-2.62 (m, 2H), 2.58 (t, J = 5.9 Hz, 2H), 2.44-2.37 (m, 4H), 2.00-1.93 (m, 2H), 1.34-1.30 (m, 4H), 0.89 (s, 6H).
実施例97
[00374]1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.98 (s, 1H), 8.59 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 8.47 (s, 1H), 8.11 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 7.95 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.67 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.17-5.03 (m, 1H), 4.80 (s, 2H), 4.33-4.18 (m, 2H), 3.98-3.86 (m, 2H), 3.82 (s, 3H), 3.65 (t, J = 11.9 Hz, 2H), 3.17-3.01 (m, 4H), 2.94-2.72 (m, 4H), 2.04-1.94 (m, 2H), 1.79 (t, J = 6.5 Hz, 2H), 1.20 (s, 6H).
実施例98
[00375]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.06 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.50 (s, 1H), 8.45 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.33 (dd, J = 8.1, 2.3 Hz, 1H), 8.13 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 7.62 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.16-5.05 (m, 1H), 4.65 (s, 2H), 4.09-3.99 (m, 2H), 3.66-3.53 (m, 7H), 3.02-2.94 (m, 2H), 2.72-2.60 (m, 4H), 2.37-2.30 (m, 2H), 2.00-1.92 (m, 2H), 1.40-1.25 (m, 2H), 0.61-0.56 (m, 1H), 0.34-0.25 (m, 1H).
実施例99
[00376]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.05 (s, 1H), 8.53-8.38 (m, 2H), 8.32 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 8.13 (s, 1H), 7.62 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 6.65 (t, J = 76.0 Hz, 1H), 5.14-5.04 (m, 1H), 4.72-4.62 (m, 3H), 4.08-3.98 (m, 2H), 3.70-3.55 (m, 7H), 2.82-2.57 (m, 7H), 2.45-2.40 (m, 1H), 2.18-2.08 (m, 1H), 1.99-1.89 (m, 2H), 1.81-1.70 (m, 1H).
実施例100
[00377]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6)) δ 9.04 (s, 1H), 8.51-8.40 (m, 2H), 8.31 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 8.13 (s, 1H), 7.62 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 6.64 (t, J = 75.9 Hz, 1H), 5.13-5.03 (m, 1H), 4.71-4.60 (m, 3H), 4.08-3.99 (m, 2H), 3.68-3.53 (m, 7H), 2.79-2.55 (m, 7H), 2.45-2.38 (m, 1H), 2.18-2.07 (m, 1H), 1.98-1.89 (m, 2H), 1.79-1.69 (m, 1H).
実施例101
[00378]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.05 (s, 1H), 8.53-8.41 (m, 2H), 8.33 (d, J = 7.4 Hz, 1H), 8.14 (s, 1H), 7.63 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 5.17-5.03 (m, 1H), 4.65 (s, 2H), 4.47-4.35 (m, 1H), 4.10-3.99 (m, 2H), 3.69-3.55 (m, 7H), 2.77-2.55 (m, 6H), 2.35-2.26 (m, 2H), 2.00-1.84 (m, 4H), 1.74-1.62 (m, 2H).
実施例102
(R)-8-(6-(1-(2-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
Figure 2024510762000146
ステップ1:(R)-8-(6-(1-(2-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
Figure 2024510762000147
[00379]実施例1と同様の様式で粗生成物を調製し、これをシリカゲル上のクロマトグラフィー(DCM:MeOH=100:1から10:1)によって精製することで、所望の生成物(4.6g、28.3%の収率)がオフホワイトの固体として得られた。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.95 (s, 1H), 8.56 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.45 (s, 1H), 8.09 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.92 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.58 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 5.08 (s, 1H), 4.73-4.48 (m, 5H), 4.26 (d, J = 8.0 Hz, 2H), 3.90-3.75 (m, 5H), 3.63 (t, J = 11.8 Hz, 2H), 3.50-3.37 (m, 2H), 3.31-3.08 (m, 4H), 2.75-2.95 (m, 2H), 1.55 (d, J = 6.2 Hz, 3H), 0.70 (d, J = 10.4 Hz, 4H).LC-MS(ESI)m/z:529[M+H]
[00380]上に記載されている方法に従って、異なる出発材料を使用して、以下の化合物を調製した。
Figure 2024510762000148
Figure 2024510762000149
Figure 2024510762000150
Figure 2024510762000151
実施例103
[00381]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.07 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 8.52 (s, 1H), 8.45 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.35 (dd, J = 8.2, 2.4 Hz, 1H), 8.14 (dd, J = 9.1, 1.6 Hz, 1H), 7.66 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.18-5.05 (m, 1H), 4.61 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 4.10-3.99 (m, 2H), 3.62 (s, 3H), 3.60-3.56 (m, 2H), 3.52-3.45 (m, 2H), 2.72-2.57 (m, 4H), 2.49-2.42 (m, 4H), 2.01-1.91 (m, 2H), 1.44 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 1.36-1.29 (m, 4H), 0.89 (s, 6H).
実施例104
[00382]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.07 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.53 (s, 1H), 8.45 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.34 (dd, J = 8.2, 2.4 Hz, 1H), 8.15 (dd, J = 9.1, 1.7 Hz, 1H), 7.64 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.18-5.07 (m, 1H), 4.59 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 4.11-4.00 (m, 2H), 3.67-3.58 (m, 5H), 3.55-3.48 (m, 1H), 3.45-3.39 (m, 1H), 3.00-2.91 (m, 2H), 2.74-2.58 (m, 4H), 2.40-2.26 (m, 2H), 2.02-1.91 (m, 2H), 1.43 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 1.38-1.32 (m, 2H), 0.63-0.56 (m, 1H), 0.35-0.25 (m, 1H).
実施例105
[00383]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.07 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 8.53 (s, 1H), 8.46 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.39-8.31 (m, 1H), 8.15 (dd, J = 9.1, 1.6 Hz, 1H), 7.65 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.19-5.06 (m, 1H), 4.60 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 4.09-4.01 (m, 2H), 3.91-3.80 (m, 1H), 3.68-3.59 (m, 5H), 3.58-3.52 (m, 2H), 3.15 (s, 3H), 2.75-2.55 (m, 6H), 2.45-2.37 (m, 2H), 2.01-1.87 (m, 3H), 1.66-1.58 (m, 1H), 1.44 (d, J = 6.5 Hz, 3H).
実施例106
[00384]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.07 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 8.53 (s, 1H), 8.46 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.38-8.30 (m, 1H), 8.18-8.10 (m, 1H), 7.65 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.18-5.06 (m, 1H), 4.98-4.89 (m, 1H), 4.61 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 4.13-3.99 (m, 2H), 3.68-3.53 (m, 7H), 2.84-2.59 (m, 7H), 2.41-2.31 (m, 1H), 2.28-2.18 (m, 1H), 2.00-1.92 (m, 2H), 1.89-1.79 (m, 1H), 1.45 (d, J = 6.5 Hz, 3H).
実施例107
[00385]1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.94 (s, 1H), 8.57 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.43 (s, 1H), 8.07 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.92 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 7.66 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.11-5.00 (m, 1H), 4.72-4.57 (m, 1H), 4.33-4.18 (m, 2H), 3.81-3.57 (m, 7H), 2.94- 2.59 (m, 9H), 2.02-1.92 (m, 2H), 1.60-1.38 (m, 7H), 0.29 (s, 4H).
実施例108
[00386]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.05 (s, 1H), 8.50 (s, 1H), 8.43 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.33 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 8.12 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.65 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.17-5.04 (m, 1H), 4.75-4.53 (m, 2H), 4.08-3.97 (m, 2H), 3.68-3.51 (m, 6H), 3.49-3.40 (m, 1H), 2.71-2.61 (m, 2H), 2.59-2.52 (m, 4H), 2.37-2.26 (m, 2H), 2.00-1.91 (m, 2H), 1.89 - 1.75 (m, 2H), 1.72 - 1.61 (m, 2H), 1.42 (d, J = 6.5 Hz, 3H).
実施例109
[00387]1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.89 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 8.51 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.39 (s, 1H), 8.03 (dd, J = 8.2, 2.3 Hz, 1H), 7.87 (dd, J = 9.1, 1.6 Hz, 1H), 7.58 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.07-4.95 (m, 1H), 4.59 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 4.33-4.13 (m, 3H), 3.73 (s, 3H), 3.68-3.51 (m, 4H), 2.88-2.36 (m, 8H), 2.07-1.79 (m, 6H), 1.49 (d, J = 6.6 Hz, 3H).
実施例110
[00388]1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.88 (s, 1H), 8.51 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.38 (s, 1H), 8.02 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.86 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.58 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.09-4.95 (m, 1H), 4.64-4.53 (m, 1H), 4.24-4.11 (m, 2H), 3.73 (s, 3H), 3.68-3.49 (m, 4H), 3.29-3.19 (m, 4H), 2.87-2.66 (m, 6H), 2.56-2.29 (m, 2H), 2.03-1.84 (m, 6H), 1.49 (d, J = 6.5 Hz, 3H).
実施例111
[00389]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.08 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 8.53 (s, 1H), 8.46 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.37-8.28 (m, 1H), 8.16 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 7.67 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.20-5.05 (m, 1H), 4.63-4.56 (m, 1H), 4.08-3.99 (m, 2H), 3.67-3.59 (m, 5H), 3.57-3.52 (m, 1H), 2.73-2.56 (m, 7H), 2.35-2.28 (m, 2H), 2.01-1.92 (m, 2H), 1.50 (t, J = 7.1 Hz, 2H), 1.44 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 1.04 (d, J = 2.1 Hz, 6H).
実施例112
[00390]1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.94 (s, 1H), 8.56 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.43 (s, 1H), 8.08 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.92 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.65 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 5.14-4.99 (m, 1H), 4.71-4.59 (m, 1H), 4.32-4.20 (m, 2H), 4.00-3.90 (m, 1H), 3.79 (s, 3H), 3.73-3.57 (m, 4H), 3.29 (s, 3H), 3.07-2.71 (m, 8H), 2.13-2.04 (m, 1H), 2.00-1.84 (m, 3H), 1.56 (d, J = 6.4 Hz, 3H).
実施例113
[00391]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.06 (s, 1H), 8.52 (s, 1H), 8.45 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.33 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.14 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 7.64 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.18-5.04 (m, 1H), 4.62-4.55 (m, 1H), 4.09-3.97 (m, 3H), 3.66-3.50 (m, 8H), 3.47-3.41 (m, 1H), 2.84-2.52 (m, 7H), 2.01-1.91 (m, 3H), 1.61-1.50 (m, 1H), 1.44 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 1.07-1.00 (m, 6H).
実施例114
[00392]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.07 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 8.53 (s, 1H), 8.46 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.35 (dd, J = 8.2, 2.3 Hz, 1H), 8.15 (dd, J = 9.1, 1.5 Hz, 1H), 7.66 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.20-5.05 (m, 1H), 4.60 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 4.11-3.99 (m, 2H), 3.67-3.60 (m, 5H), 3.57-3.54 (m, 2H), 2.89-2.80 (m, 1H), 2.74-2.52 (m, 6H), 2.39-2.26 (m, 2H), 2.02-1.92 (m, 2H), 1.90-1.78 (m, 2H), 1.75-1.63 (m, 2H), 1.44 (d, J = 6.5 Hz, 3H).
実施例116
(R)-8-(6-(1-(2-(2-オキサ-6-アザスピロ[3.4]オクタン-6-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
Figure 2024510762000152
ステップ1:(R)-8-(6-(1-(2-ヒドロキシエトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
Figure 2024510762000153
[00393]実施例1と同様の様式で粗生成物を調製し、これをシリカゲル上のクロマトグラフィー(DCM:MeOH=100:1から10:1)によって精製することで、所望の生成物(1.20g、2つのステップで65.6%の収率)が茶色の固体として得られた。LC-MS(ESI)m/z:450[M+H]
ステップ2:(R)-2-(1-(5-(3-メチル-2-オキソ-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-8-イル)ピリジン-2-イル)エトキシ)アセトアルデヒド
Figure 2024510762000154
[00394]乾燥DCM(5mL)中の塩化オキサリル(0.343mL、4.05mmol)の溶液に、DMSO(0.574mL、8.10mmol)を-78℃でN下にて滴下により添加し、結果として得られた反応混合物を-78℃で15分間撹拌した。次いで、反応混合物に、乾燥DCM(10mL)中の(R)-8-(6-(1-(2-ヒドロキシエトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン(1.20g、2.70mmol)の溶液を、-78℃で滴下により添加した。20分間-78℃で撹拌した後、TEA(1.87mL、13.5mmol)を添加した。結果として得られた混合物を次いで室温にゆっくり加温した。混合物を水(30mL)でクエンチし、EtOAc(20mL×2)で抽出した。合わせた有機層をブライン(40mL)で洗浄し、無水NaSO上で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮することで、粗製の所望の生成物(1.10g)が茶色の固体として得られた。LC-MS(ESI)m/z:448[M+H]
ステップ3:(R)-8-(6-(1-(2-(2-オキサ-6-アザスピロ[3.4]オクタン-6-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
Figure 2024510762000155
[00395]DCE(4mL)中の2-オキサ-6-アザスピロ[3.4]オクタン(45.0mg、0.394mmol)および(R)-2-(1-(5-(3-メチル-2-オキソ-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-8-イル)ピリジン-2-イル)エトキシ)アセトアルデヒド(176mg、0.394mmol)の混合物に、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(251mg、1.18mmol)を0℃でゆっくり添加し、次いで、反応混合物を室温で終夜撹拌した。混合物を氷飽和NaHCO溶液(20mL)に注ぎ入れ、DCM(15mL×2)で抽出した。有機層をブライン(30mL)で洗浄し、無水NaSO上で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。残渣をフラッシュクロマトグラフィー(DCM:MeOH=9:1)によって精製することで、所望の生成物(40.0mg、18.7%の収率)が茶色の固体として得られた。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.96 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 8.58 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.47 (s, 1H), 8.10 (dd, J = 8.1, 2.3 Hz, 1H), 7.94 (dd, J = 9.0, 1.5 Hz, 1H), 7.63 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.16-4.95 (m, 1H), 4.75-4.57 (m, 5H), 4.31-4.16 (m, 2H), 3.80 (s, 3H), 3.75-3.60 (m, 4H), 3.23-2.74 (m, 8H), 2.29-2.16 (m, 2H), 2.02-1.90 (m, 2H), 1.58 (d, J = 6.5 Hz, 3H).LC-MS(ESI)m/z:545[M+H]
[00396]上に記載されている方法に従って、異なる出発材料を使用して、以下の化合物を調製した。
Figure 2024510762000156
Figure 2024510762000157
Figure 2024510762000158
Figure 2024510762000159
実施例117
[00397]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.07 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.53 (s, 1H), 8.46 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.35 (dd, J = 8.2, 2.4 Hz, 1H), 8.15 (dd, J = 9.1, 1.5 Hz, 1H), 7.65 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.18 - 5.07 (m, 1H), 4.60 (q, J = 6.4 Hz, 1H), 4.11 - 3.99 (m, 2H), 3.67 - 3.59 (m, 5H), 3.58 - 3.53 (m, 1H), 3.50 - 3.45 (m, 1H), 2.99 - 2.91 (m, 2H), 2.74 - 2.53 (m, 4H), 2.29 - 2.17 (m, 1H), 2.06 - 2.00 (m, 2H), 1.98 - 1.91 (m, 2H), 1.79 - 1.71 (m, 2H), 1.50 - 1.37 (m, 5H).
実施例118
[00398]1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.97 (s, 1H), 8.58 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 8.46 (s, 1H), 8.11 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.93 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.61 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.14-5.02 (m, 1H), 4.77-4.66 (m, 1H), 4.34-4.21 (m, 2H), 3.96-3.75 (m, 6H), 3.69-3.55 (m, 3H), 3.21-3.09 (m, 2H), 2.93-2.77 (m, 2H), 2.27-1.87 (m, 12H), 1.58 (d, J = 6.6 Hz, 3H).
実施例119
[00399]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.07 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 8.53 (s, 1H), 8.46 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.35 (dd, J = 8.2, 2.4 Hz, 1H), 8.15 (dd, J = 9.1, 1.5 Hz, 1H), 7.65 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.19-5.06 (m, 1H), 4.61 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 4.12-4.01 (m, 2H), 3.68-3.51 (m, 7H), 3.48-3.42 (m, 1H), 3.23-3.18 (m, 5H), 2.74-2.56 (m, 6H), 2.36-2.24 (m, 2H), 1.99-1.92 (m, 2H), 1.87-1.76 (m, 1H), 1.44 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 1.38-1.30 (m, 1H).
実施例120
[00400]1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.96 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 8.57 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.46 (s, 1H), 8.09 (dd, J = 8.1, 2.1 Hz, 1H), 7.93 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 7.61 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.17-5.01 (m, 1H), 4.67 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 4.29-4.20 (m, 2H), 3.90-3.73 (m, 5H), 3.65 (t, J = 11.4 Hz, 2H), 3.00-2.74 (m, 8H), 2.02-1.93 (m, 2H), 1.90-1.79 (m, 4H), 1.63-1.50 (m, 5H).
実施例121
[00401]1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.98 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 8.57 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.47 (s, 1H), 8.11 (dd, J = 8.2, 2.3 Hz, 1H), 7.93 (dd, J = 9.1, 1.6 Hz, 1H), 7.61 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.16 - 5.02 (m, 1H), 4.72 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 4.34 - 4.20 (m, 2H), 4.03 - 3.88 (m, 2H), 3.79 (s, 3H), 3.72 - 3.63 (m, 2H), 3.49 - 3.36 (m, 4H), 3.30 (t, J = 4.8 Hz, 2H), 2.93 - 2.79 (m, 2H), 2.19 - 2.11 (m, 4H), 2.01 - 1.91 (m, 2H), 1.59 (d, J = 6.5 Hz, 3H).
実施例122
[00402]1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.96 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 8.57 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.47 (s, 1H), 8.12 (dd, J = 8.1, 2.3 Hz, 1H), 7.93 (dd, J = 9.0, 1.5 Hz, 1H), 7.64 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.11 (s, 1H), 4.77-4.63 (m, 1H), 4.36-4.19 (m, 3H), 3.90-3.82 (m, 2H), 3.80 (s, 3H), 3.72-3.60 (m, 4H), 3.34-3.09 (m, 5H), 2.93-2.80 (m, 2H), 2.28-2.14 (m, 2H), 2.03-1.91 (m, 3H), 1.59 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 0.68-0.47 (m, 4H).
実施例123
[00403]1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ 9.12 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 8.54 (s, 1H), 8.48 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.39 (dd, J = 8.2, 2.4 Hz, 1H), 8.17 (dd, J = 9.1, 1.6 Hz, 1H), 7.71 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.19-5.07 (m, 1H), 4.72 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 4.11-4.00 (m, 2H), 3.66-3.63 (m, 2H), 3.62 (s, 3H), 3.61-3.59 (m, 2H), 3.44-3.06 (m, 5H), 2.72-2.60 (m, 3H), 2.37-2.29 (m, 1H), 2.22-2.08 (m, 1H), 2.01-1.93 (m, 2H), 1.66-1.48 (m, 4H), 1.08 (d, J = 6.7 Hz, 3H).
実施例124
[00404]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.07 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 8.53 (s, 1H), 8.46 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.35 (dd, J = 8.2, 2.4 Hz, 1H), 8.15 (dd, J = 9.1, 1.6 Hz, 1H), 7.66 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.19-5.07 (m, 1H), 4.59 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 4.09-4.00 (m, 2H), 3.67-3.59 (m, 5H), 3.57-3.52 (m, 1H), 3.49-3.43 (m, 1H), 2.74-2.59 (m, 2H), 2.57-2.52 (m, 1H), 2.48-2.43 (m, 1H), 2.38-2.23 (m, 4H), 2.01-1.93 (m, 2H), 1.85-1.77 (m, 2H), 1.72-1.64 (m, 4H), 1.52 (t, J = 5.4 Hz, 4H), 1.43 (d, J = 6.5 Hz, 3H).
実施例125
[00405]1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.94 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 8.57 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.45 (s, 1H), 8.08 (dd, J = 8.2, 2.3 Hz, 1H), 7.93 (dd, J = 9.1, 1.6 Hz, 1H), 7.63 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.19-4.99 (m, 1H), 4.66 (q, J = 6.6 Hz, 1H), 4.52 (t, J = 7.8 Hz, 2H), 4.30-4.19 (m, 2H), 3.80 (s, 3H), 3.75-3.59 (m, 4H), 2.94-2.61 (m, 8H), 2.40 (t, J = 7.8 Hz, 2H), 2.11-1.93 (m, 6H), 1.55 (d, J = 6.6 Hz, 3H).
実施例126
[00406]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.12 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 8.54 (s, 1H), 8.48 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.39 (dd, J = 8.2, 2.4 Hz, 1H), 8.16 (dd, J = 9.1, 1.6 Hz, 1H), 7.70 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.20-5.08 (m, 1H), 4.72 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 4.10-4.00 (m, 2H), 3.81-3.70 (m, 1H), 3.67-3.60 (m, 6H), 3.16-3.06 (m, 2H), 2.73-2.59 (m, 4H), 2.39-2.27 (m, 2H), 2.23-2.07 (m, 2H), 2.01-1.93 (m, 2H), 1.68-1.58 (m, 1H), 1.52 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 1.07 (d, J = 6.7 Hz, 3H).
実施例127
[00407]1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.97 (s, 1H), 8.57 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.48 (s, 1H), 8.11 (d, J = 6.0 Hz, 1H), 7.93 (d, J = 9.3 Hz, 1H), 7.59 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.16 - 5.02 (m, 1H), 4.81 (s, 3H), 4.71 - 4.55 (m, 1H), 4.31 - 4.20 (m, 2H), 4.12 - 3.94 (m, 2H), 3.82 - 3.74 (m, 4H), 3.71 - 3.52 (m, 6H), 3.05 - 2.79 (m, 4H), 2.04 - 1.91 (m, 2H), 1.56 (d, J = 6.6 Hz, 3H).
実施例128
[00408]1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.95 (s, 1H), 8.57 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.46 (s, 1H), 8.09 (d, J = 6.3 Hz, 1H), 7.93 (d, J = 9.3 Hz, 1H), 7.60 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 5.16-5.02 (m, 1H), 4.76 (t, J = 6.9 Hz, 2H), 4.67 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 4.44 (t, J = 6.1 Hz, 2H), 4.26 (dd, J = 11.5, 4.4 Hz, 2H), 3.85-3.71 (m, 5H), 3.64 (t, J = 11.5 Hz, 2H), 3.43-3.22 (m, 2H), 3.00-2.74 (m, 5H), 2.51-2.34 (m, 2H), 1.97 (d, J = 9.5 Hz, 3H), 1.84-1.65 (m, 4H), 1.56 (d, J = 6.5 Hz, 3H).
実施例129
[00409]1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ 9.11 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.54 (s, 1H), 8.47 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.38 (dd, J = 8.2, 2.4 Hz, 1H), 8.18 (dd, J = 9.1, 1.6 Hz, 1H), 7.71 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.18-5.09 (m, 1H), 4.74 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 4.25-4.15 (m, 1H), 4.10-4.02 (m, 2H), 3.82-3.75 (m, 2H), 3.69-3.66 (m, 4H), 3.61 (s, 3H), 3.50-3.48 (m, 4H), 3.13 (s, 3H), 2.69-2.60 (m, 2H), 2.44-2.35 (m, 2H), 2.00-1.93 (m, 2H), 1.51 (d, J = 6.5 Hz, 3H).
実施例130
[00410]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.07 (s, 1H), 8.55 - 8.40 (m, 2H), 8.33 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 8.12 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 7.69 (s, 1H), 5.20 - 5.01 (m, 1H), 4.68 - 4.52 (m, 1H), 4.14 - 3.97 (m, 2H), 3.70 - 3.53 (m, 7H), 3.12 - 2.52 (m, 8H), 2.44 - 2.31 (m, 1H), 2.26 - 2.10 (m, 1H), 2.03 - 1.90 (m, 2H), 1.89 - 1.68 (m, 1H), 1.52 - 1.34 (m, 5H).
実施例131
8-(6-((2-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-7-フルオロ-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
Figure 2024510762000160
ステップ1:1-(2-アミノ-5-ブロモ-4-フルオロフェニル)エテノン
Figure 2024510762000161
[00411]0℃で撹拌されたBCl(1.5L、DCM中1M、1.5mol)の溶液に、DCE(2.5L)中の4-ブロモ-3-フルオロアニリン(250g、1.32mol)を滴下により添加した。MeCN(210mL)およびAlCl(210g、1.58mol)を溶液に少しずつ添加した。結果として得られた混合物を120℃で16時間の間撹拌した。反応を冷却した後、2N HCl水溶液(3.1L)を混合物に0℃で滴下により添加し、結果として得られた混合物を100℃で2時間の間撹拌した。反応混合物を氷水に注ぎ入れ、DCM(2L×2)で抽出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、無水NaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(EA:PE=1:5)によって精製することで、所望の生成物1-(2-アミノ-5-ブロモ-4-フルオロフェニル)エテノン(60g、20%の収率)が白色の固体として得られた。MS:m/z232[M+H]1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.88 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 6.52-6.39 (m, 3H), 2.54 (s, 6H).
ステップ2:6-ブロモ-7-フルオロシンノリン-4-オール
Figure 2024510762000162
[00412]濃HCl(1.7L)およびHO(380mL)中の1-(2-アミノ-5-ブロモ-4-フルオロフェニル)エタン-1-オン(120g、519.5mmol)の撹拌溶液に、HO(100mL)中のNaNO(40g、580mmol)の溶液を0℃で滴下により添加した。0~1時間の間撹拌した後、結果として得られた混合物を65℃に16時間の間加熱した。反応混合物を氷水に注ぎ入れ、沈殿物を濾過によって回収した。固体を水で洗浄し、真空下で乾燥させることで、所望の生成物(100g、80%の収率)が黄色の固体として得られた。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 13.62 (s, 1H), 8.25 (d, J = 7.4 Hz, 1H), 7.79 (s, 1H), 7.46 (d, J = 9.3 Hz, 1H).LC-MS:m/z243[M+H]
ステップ3:6-ブロモ-7-フルオロ-3-ニトロシンノリン-4-オール
Figure 2024510762000163
[00413]0℃で撹拌された発煙HNO(600mL)中の6-ブロモ-7-フルオロシンノリン-4-オール(200g、826.4mmol)の溶液に、濃HSO(200mL)を滴下により慎重に10分で添加した。結果として得られた混合物を60℃で3時間の間撹拌した。室温に冷却した後、反応混合物を氷水に注ぎ入れた。沈殿物を濾過によって回収し、水で洗浄し、濾過し、真空下で乾燥させることで、所望の生成物(180g、76%の収率)が黄色の固体として得られた。MS:m/z288[M+H]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 14.46 (s, 1H), 8.46 (d, J = 7.1 Hz, 1H), 7.68 (d, J = 8.8 Hz, 1H).
ステップ4:6-ブロモ-4-クロロ-7-フルオロ-3-ニトロシンノリン
Figure 2024510762000164
[00414]0℃で撹拌されたDMF(900mL)中の6-ブロモ-7-フルオロ-3-ニトロシンノリン-4-オール(180g、627mmol)の溶液に、POCl(125g、815mmol)を滴下により添加した。結果として得られた混合物を室温で16時間の間撹拌した。反応混合物を氷水に注ぎ入れ、固体を濾過し、水で洗浄し、濾過し、乾燥させることで、粗生成物6-ブロモ-4-クロロ-7-フルオロ-3-ニトロシンノリン(145g、76%の収率)が黄色の固体として得られ、これをさらに精製することなく次のステップのために使用した。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.70 (d, J = 6.6 Hz, 1H), 8.38 (d, J = 7.7 Hz, 1H).
ステップ5:6-ブロモ-7-フルオロ-N-イソプロピル-3-ニトロシンノリン-4-アミン
Figure 2024510762000165
[00415]室温で撹拌されたDCM(1.5L)中の6-ブロモ-4-クロロ-7-フルオロ-3-ニトロシンノリン(145g、475mmol)およびEtN(96g、951mmol)の溶液に、イソプロピルアミン(42g、715mmol)を添加した。結果として得られた混合物を室温で2時間の間撹拌した。粗製混合物を水(1L)で洗浄し、濃縮乾固させ、残渣をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(EA:PE=1:1)によって精製することで、所望の生成物(102g、65%の収率)が黄色の固体として得られた。MS:m/z329[M+H]1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 9.10 (s, 1H), 8.54 (d, J = 6.5 Hz, 1H), 8.14 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 4.46 (dp, J = 8.3, 6.2 Hz, 1H), 1.55 (d, J = 6.3 Hz, 6H).
ステップ6:6-ブロモ-7-フルオロ-N4-イソプロピルシンノリン-3,4-ジアミン
Figure 2024510762000166
[00416]室温で撹拌されたEtOAc(1L)中の6-ブロモ-7-フルオロ-N-イソプロピル-3-ニトロシンノリン-4-アミン(102g、311mmol)の溶液に、SnCl・2HO(281g、1244mmol)を添加した。結果として得られた混合物を80℃で2時間の間撹拌した。粗製混合物をNaHCO水溶液で塩基性化することで、pH=9を調整し、濾過した。濾液をEtOAc(1L)で抽出した。有機相を水およびブラインで洗浄し、濾過し、濾液を濃縮することで、所望の生成物(85g、88%の収率)が黄色の固体として得られた。MS:m/z299[M+H]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.43 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 7.80 (d, J = 9.7 Hz, 1H), 5.95 (s, 2H), 5.34 (d, J = 9.8 Hz, 1H), 4.05-3.90 (m, 1H), 1.16 (d, J = 6.3 Hz, 6H).
ステップ7:8-ブロモ-7-フルオロ-1-イソプロピル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
Figure 2024510762000167
[00417]室温で撹拌されたTHF(1L)中の6-ブロモ-7-フルオロ-N4-イソプロピルシンノリン-3,4-ジアミン(85g、285mmol)の溶液に、CDI(184g、1140mmol)を添加した。結果として得られた混合物を70℃で16時間の間撹拌した。反応混合物を濃縮し、残渣を氷水に注ぎ入れ、固体を濾過し、水で洗浄し、乾燥させることで、所望の生成物(81g、88%の収率)が黄色の固体として得られた。MS:m/z325[M+H]1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.38 (d, J = 6.7 Hz, 1H), 8.11 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 5.06 (s, 1H), 3.74 (s, 3H), 1.77 (d, J = 6.9 Hz, 6H).
ステップ8:8-ブロモ-7-フルオロ-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
Figure 2024510762000168
[00418]DMF(500mL)中の8-ブロモ-7-フルオロ-1-イソプロピル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン(55g、170mmol)の溶液に、KCO(70g、510mmol)を室温で、続いて、MeI(60g、425mmol)を添加した。室温で2時間の間撹拌した後、反応混合物を氷水に注ぎ入れ、沈殿物を濾過によって回収した。残渣をシリカゲル上のクロマトグラフィー(DCM:MeOH=30:1)によって精製することで、所望の生成物(48g、84%の収率)が黄色の固体として得られた。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 12.49 (s, 1H), 8.66 (d, J = 6.9 Hz, 1H), 8.17 (d, J = 9.6 Hz, 1H), 5.10 (p, J = 6.8 Hz, 1H), 1.59 (d, J = 6.7 Hz, 6H).LC-MS:m/z339[M+H]
ステップ9:8-(6-((2-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-7-フルオロ-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
Figure 2024510762000169
[00419]実施例1と同様の様式で粗生成物を調製し、これをフラッシュクロマトグラフィー(DCM:MeOH=9:1)によって精製することで、所望の生成物(30.0mg、19.0%の収率)が黄色の固体として得られた。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.87 (s, 1H), 8.42 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 8.28 (s, 1H), 8.24 (d, J = 11.5 Hz, 1H), 8.21-8.16 (m, 1H), 7.65 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.30-5.21 (m, 1H), 4.67 (s, 2H), 3.68 (t, J = 5.9 Hz, 2H), 3.59 (s, 3H), 2.77-2.68 (m, 4H), 2.52 (s, 2H), 1.73 (t, J = 6.9 Hz, 2H), 1.63 (d, J = 6.7 Hz, 6H), 0.57-0.46 (m, 4H).LC-MS(ESI)m/z:491[M+H]
[00420]上に記載されている方法に従って、異なる出発材料を使用して、以下の化合物を調製した。
Figure 2024510762000170
実施例132
[00421]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.86 (s, 1H), 8.41 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 8.22 (d, J = 11.5 Hz, 1H), 8.20-8.15 (m, 1H), 7.65 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.31-5.21 (m, 1H), 4.68 (s, 2H), 3.68 (t, J = 5.9 Hz, 2H), 3.59 (s, 3H), 2.78-2.67 (m, 4H), 2.42 (s, 2H), 1.63 (d, J = 6.7 Hz, 6H), 1.54 (t, J = 7.1 Hz, 2H), 1.06 (s, 6H).
実施例133
[00422]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.84 (s, 1H), 8.40 (d, J = 7.5 Hz, 1H), 8.21 (d, J = 11.4 Hz, 1H), 8.16 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.63 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.32-5.16 (m, 1H), 4.65 (s, 2H), 3.65 (t, J = 5.7 Hz, 2H), 3.58 (s, 3H), 2.56 (t, J = 5.7 Hz, 2H), 2.43-2.30 (m, 4H), 1.62 (d, J = 6.6 Hz, 6H), 1.36-1.25 (m, 4H), 0.87 (s, 6H).
実施例134
[00423]1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.81 (s, 1H), 8.20-8.13 (m, 2H), 8.01 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.62 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 5.12 (s, 1H), 4.86 (d, J = 16.1 Hz, 2H), 3.82 (s, 1H), 3.74 (s, 3H), 3.21 (s, 1H), 3.03-2.61 (m, 8H), 2.33 (d, J = 6.9 Hz, 1H), 2.10 (s, 1H), 1.74 (d, J = 6.9 Hz, 6H).
実施例135
(R)-8-(6-(1-(2-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-7-フルオロ-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
Figure 2024510762000171
ステップ1:(R)-8-(6-(1-(2-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-7-フルオロ-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
Figure 2024510762000172
[00424]実施例1と同様の様式で粗生成物を調製し、これをフラッシュクロマトグラフィー(DCM:MeOH=9:1)によって精製することで、所望の生成物(30.0mg、2つのステップで18.4%の収率)が黄色の固体として得られた。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.88 (s, 1H), 8.44 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 8.29-8.17 (m, 2H), 7.68 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.33-5.22 (m, 1H), 4.66 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 3.70-3.64 (m, 1H), 3.60 (s, 3H), 3.58-3.54 (m, 1H), 3.12-3.00 (m, 4H), 2.87 (s, 2H), 1.84 (t, J = 7.1 Hz, 2H), 1.64 (d, J = 6.7 Hz, 6H), 1.48 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 0.68-0.53 (m, 4H).LC-MS(ESI)m/z:505[M+H]
[00425]上に記載されている方法に従って、異なる出発材料を使用して、以下の化合物を調製した。
Figure 2024510762000173
Figure 2024510762000174
Figure 2024510762000175
実施例136
[00426]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.86 (s, 1H), 8.43 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 8.26-8.15 (m, 2H), 7.66 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.32-5.21 (m, 1H), 4.75-4.54 (m, 2H), 3.65-3.53 (m, 4H), 3.51-3.42 (m, 1H), 2.62-2.53 (m, 4H), 2.37-2.28 (m, 2H), 1.91-1.77 (m, 2H), 1.74-1.60 (m, 8H), 1.44 (d, J = 6.5 Hz, 3H).
実施例137
[00427]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.87 (s, 1H), 8.43 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 8.23-8.14 (m, 2H), 7.66 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.32-5.22 (m, 1H), 4.61 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 3.59 (s, 3H), 3.57-3.53 (m, 1H), 3.49-3.45 (m, 1H), 2.75-2.61 (m, 4H), 2.37 (s, 2H), 1.64 (d, J = 6.7 Hz, 6H), 1.52 (t, J = 7.1 Hz, 2H), 1.45 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 1.04 (d, J = 2.2 Hz, 6H).
実施例138
[00428]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.87 (s, 1H), 8.44 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 8.23 (d, J = 11.5 Hz, 1H), 8.21 - 8.15 (m, 2H), 7.65 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.32 - 5.22 (m, 1H), 4.61 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 3.90 - 3.83 (m, 1H), 3.59 (s, 3H), 3.57 - 3.54 (m, 2H), 3.50 - 3.45 (m, 2H), 2.76 - 2.53 (m, 6H), 2.50 - 2.45 (m, 1H), 2.01 - 1.91 (m, 1H), 1.69 - 1.59 (m, 7H), 1.45 (d, J = 6.5 Hz, 3H).
実施例139
[00429]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.85 (s, 1H), 8.42 (d, J = 7.5 Hz, 1H), 8.24-8.13 (m, 2H), 7.65 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.31-5.17 (m, 1H), 4.64-4.54 (m, 1H), 3.61-3.52 (m, 4H), 3.49-3.44 (m, 1H), 2.59-2.51 (m, 2H), 2.42-2.31 (m, 4H), 1.62 (d, J = 6.5 Hz, 6H), 1.43 (d, J = 6.3 Hz, 3H), 1.33-1.25 (m, 4H), 0.87 (s, 6H).
実施例140
[00430]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.87 (s, 1H), 8.44 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 8.22-8.14 (m, 2H), 7.68 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.33-5.22 (m, 1H), 4.62 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 3.64-3.61 (m, 1H), 3.60 (s, 3H), 3.54-3.51 (m, 1H), 2.71-2.60 (m, 2H), 2.56-2.52 (m, 4H), 1.64 (d, J = 6.7 Hz, 6H), 1.46 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 1.35 (s, 4H), 0.26 (s, 4H).
実施例141
[00431]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.87 (s, 1H), 8.44 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 8.25 - 8.12 (m, 2H), 7.69 - 7.62 (m, 1H), 5.31 - 5.23 (m, 1H), 4.97 - 4.88 (m, 1H), 4.61 (q, J = 6.3 Hz, 1H), 3.62 - 3.54 (m, 4H), 3.51 - 3.44 (m, 1H), 2.85 - 2.57 (m, 5H), 2.41 - 2.32 (m, 1H), 2.28 - 2.18 (m, 1H), 1.89 - 1.80 (m, 1H), 1.63 (d, J = 6.7 Hz, 6H), 1.45 (d, J = 6.5 Hz, 3H).
実施例142
[00432]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.85 (s, 1H), 8.42 (d, J = 7.4 Hz, 1H), 8.21-8.13 (m, 2H), 7.65 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 5.30-5.20 (m, 1H), 4.64-4.55 (m, 1H), 3.58 (s, 3H), 3.54-3.49 (m, 1H), 3.22-3.10 (m, 5H), 2.78-2.69 (m, 2H), 2.62-2.54 (m, 2H), 2.25-2.12 (m, 2H), 1.85-1.77 (m, 2H), 1.62 (d, J = 6.4 Hz, 6H), 1.48-1.35 (m, 5H).
実施例143
[00433]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.84 (s, 1H), 8.42 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 8.21 (d, J = 11.5 Hz, 1H), 8.16 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.62 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.30-5.20 (m, 1H), 4.57 (q, J = 6.4 Hz, 1H), 3.58 (s, 3H), 3.53-3.43 (m, 2H), 2.93 (t, J = 8.1 Hz, 2H), 2.67-2.55 (m, 2H), 2.36-2.24 (m, 2H), 1.62 (d, J = 6.6 Hz, 6H), 1.42 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 1.36-1.27 (m, 2H), 0.60-0.53 (m, 1H), 0.32-0.22 (m, 1H).
実施例144
[00434]1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.75 (s, 1H), 8.16-8.08 (m, 2H), 7.99-7.92 (m, 1H), 7.55 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.13-5.02 (m, 1H), 4.65-4.55 (m, 1H), 4.38-4.22 (m, 1H), 3.75-3.54 (m, 5H), 2.96-2.59 (m, 4H), 1.93-1.78 (m, 2H), 1.70 (d, J = 6.9 Hz, 6H), 1.50 (d, J = 6.6 Hz, 3H), 1.23-1.14 (m, 2H), 0.86-0.71 (m, 2H).
実施例145
[00435]1H NMR (400 MHz, DMSO) δ 8.87 (s, 1H), 8.44 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 8.30 (s, 1H), 8.26-8.15 (m, 2H), 7.66 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.30-5.20 (m, 1H), 4.60 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 3.59 (s, 3H), 3.58-3.53 (m, 1H), 3.50-3.46 (m, 1H), 2.90-2.81 (m, 1H), 2. 63-2.52 (m, 4H), 2.38-2.27 (m, 2H), 1.91-1.79 (m, 2H), 1.74-1.59 (m, 8H), 1.44 (d, J = 6.5 Hz, 3H).
実施例146
[00436]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.87 (s, 1H), 8.44 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 8.30 - 8.21 (m, 1H), 8.20 - 8.16 (m, 1H), 7.66 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 6.66 (t, J = 76.0 Hz, 1H), 5.33 - 5.20 (m, 1H), 4.71 - 4.55 (m, 2H), 3.60 (s, 3H), 3.58 - 3.53 (m, 2H), 2.76 - 2.64 (m, 4H), 2.62 - 2.55 (m, 1H), 2.42 - 2.36 (m, 1H), 2.19 - 2.10 (m, 1H), 1.80 - 1.70 (m, 1H), 1.63 (d, J = 6.7 Hz, 6H), 1.45 (d, J = 6.5 Hz, 3H).
実施例147
[00437]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.87 (s, 1H), 8.44 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 8.26 - 8.15 (m, 2H), 7.68 (dd, J = 8.2, 2.1 Hz, 1H), 5.32 - 5.20 (m, 1H), 4.61 (q, J = 6.3 Hz, 1H), 3.59 (s, 3H), 3.58 - 3.54 (m, 1H), 3.50 - 3.44 (m, 1H), 3.11 - 3.01 (m, 1H), 2.85 - 2.56 (m, 4H), 2.44 - 2.39 (m, 1H), 2.28 - 2.18 (m, 1H), 1.85 - 1.75 (m, 1H), 1.64 (d, J = 6.7 Hz, 6H), 1.46 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 1.40 (d, J = 2.2 Hz, 3H).
実施例148
(R)-8-(6-(1-(2-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-7-フルオロ-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
ステップ1:6-ブロモ-7-フルオロ-3-ニトロ-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)シンノリン-4-アミン
Figure 2024510762000177
[00438]室温で撹拌されたDCM(1L)中の6-ブロモ-4-クロロ-7-フルオロ-3-ニトロシンノリン(90.0g、295mmol)およびEtN(63.7g、590mmol)の溶液に、テトラヒドロ-2H-ピラン-4-アミン(44.8g、444mmol)を添加した。結果として得られた混合物を室温で2時間の間撹拌した。混合物を氷1M HCl溶液(1L)に注ぎ入れ、DCMを減圧下で蒸発させ、黄色の固体を沈殿させ、濾過した。フィルター残渣をMTBE(300mL)にて1時間の間室温でトリチュレートし、濾過した。フィルターケーキをオーブン中にて55℃で16時間の間乾燥させることで、所望の生成物(80.0g、73.4%の収率)が黄色の固体として得られた。LC-MS(ESI)m/z:371[M+H]
ステップ2:6-ブロモ-7-フルオロ-N4-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)シンノリン-3,4-ジアミン
Figure 2024510762000178
[00439]MeOH(400mL)中の6-ブロモ-7-フルオロ-3-ニトロ-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)シンノリン-4-アミン(80.0g、216mmol)の溶液に、SnCl O(146g、648mmol)を0℃で添加し、反応混合物を60℃で2時間の間撹拌した。混合物を50%NaOH溶液にてpH約8まで45℃未満で調整し、55℃で45分間撹拌した。混合物を濾過し、濾過された残渣をMeOH(300mL)にて1時間の間室温でトリチュレートした。濾過の後に、合わせた濾液を減圧下で蒸発させた。残渣をMTBE(300mL)にて1時間の間室温でトリチュレートし、濾過した。フィルターケーキをオーブン中にて55℃で16時間の間乾燥させることで、所望の生成物(65.0g、88.6%の収率)が黄色の固体として得られた。LC-MS(ESI)m/z:341[M+H]
ステップ3:8-ブロモ-7-フルオロ-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
Figure 2024510762000179
[00440]室温で撹拌されたTHF(350mL)中の6-ブロモ-7-フルオロ-N4-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)シンノリン-3,4-ジアミン(35.0g、103mmol)の溶液に、CDI(50.1g、309mmol)を添加した。結果として得られた混合物を65℃で2時間の間撹拌した。混合物を減圧下で蒸発させ、残渣を水(250mL)中に溶解させた。それを1M HCl溶液でpH約7まで調整し、濾過した。濾過された残渣をオーブン中にて55℃で16時間の間乾燥させることで、所望の生成物(31.0g、82.4%の収率)が得られた。LC-MS(ESI)m/z:367[M+H]
ステップ4:8-ブロモ-7-フルオロ-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
Figure 2024510762000180
[00441]乾燥DMF(250mL)中の8-ブロモ-7-フルオロ-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン(31.0g、84.7mmol)の溶液に、t-BuONa(9.76g、102mmol)を0℃で添加した。0℃で30分間N下にて撹拌した後、反応混合物に、MeI(14.5g、102mmol)を10℃~15℃で滴下により添加し、反応混合物を10℃~15℃で2時間の間撹拌した。混合物を氷水(600mL)に注ぎ入れ、濾過した。濾過された残渣をMeOH(200mL)にて80℃で1時間の間トリチュレートし、濾過した。フィルターケーキを真空下で乾燥させることで、所望の生成物(25.0g、76.8%の収率)が得られた。LC-MS(ESI)m/z:381[M+H]
ステップ5:(R)-8-(6-(1-(2-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-7-フルオロ-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
Figure 2024510762000181
[00442]実施例1と同様の様式で粗生成物を調製し、これをフラッシュクロマトグラフィー(DCM:MeOH=9:1)によって精製することで、所望の生成物(40.0mg、2つのステップで22.7%の収率)が黄色の固体として得られた。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.91 (s, 1H), 8.47 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 8.29-8.20 (m, 2H), 7.68 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.14-5.01 (m, 1H), 4.61 (q, J = 6.6 Hz, 1H), 4.05-3.96 (m, 2H), 3.61 (s, 3H), 3.59-3.56 (m, 2H), 3.51-3.48 (m, 1H), 2.74-2.56 (m, 7H), 2.47 (s, 2H), 1.98-1.90 (m, 2H), 1.71 (t, J = 6.8 Hz, 2H), 1.45 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 0.56-0.44 (m, 4H).LC-MS(ESI)m/z:547[M+H]
[00443]上に記載されている方法に従って、異なる出発材料を使用して、以下の化合物を調製した。
Figure 2024510762000182
Figure 2024510762000183
Figure 2024510762000184
実施例149
[00444]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.91 (s, 1H), 8.53-8.43 (m, 2H), 8.29-8.23 (m, 1H), 7.69 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.13-5.01 (m, 1H), 4.61 (q, J = 6.3 Hz, 1H), 4.07-3.96 (m, 2H), 3.65-3.54 (m, 6H), 3.49-3.45 (m, 1H), 2.70-2.53 (m, 4H), 2.40-2.32 (m, 4H), 1.99-1.90 (m, 2H), 1.45 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 1.34-1.27 (m, 4H), 0.88 (s, 6H).
実施例150
[00445]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.91 (s, 1H), 8.47 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 8.30-8.19 (m, 2H), 7.69 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.13-5.01 (m, 1H), 4.74-4.56 (m, 2H), 4.05-3.97 (m, 2H), 3.62-3.55 (m, 6H), 3.51-3.46 (m, 1H), 2.71-2.53 (m, 7H), 2.38-2.29 (m, 2H), 1.99-1.63 (m, 7H), 1.45 (d, J = 6.5 Hz, 3H).
実施例153
[00446]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.90 (s, 1H), 8.45 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 8.27-8.16 (m, 2H), 7.68 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.12-5.00 (m, 1H), 4.67-4.53 (m, 1H), 4.08-3.95 (m, 2H), 3.59 (s, 3H), 3.58-3.52 (m, 4H), 2.76-2.56 (m, 6H), 2.36 (s, 2H), 1.99-1.88 (m, 2H), 1.51 (t, J = 6.9 Hz, 2H), 1.44 (d, J = 6.4 Hz, 3H), 1.03 (s, 6H).
実施例154
[00447]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.67 (s, 1H), 8.23 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 8.02-7.94 (m, 2H), 7.46 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 4.89-4.77 (m, 1H), 4.43-4.32 (m, 1H), 3.81-3.69 (m, 2H), 3.40-3.31 (m, 7H), 3.29-3.23 (m, 1H), 2.47-2.30 (m, 7H), 2.24-2.17 (m, 4H), 1.75-1.66 (m, 2H), 1.21 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 1.09 (s, 4H).
実施例155
[00448]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.89 (s, 1H), 8.45 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 8.27-8.16 (m, 2H), 7.66 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 6.64 (t, J = 76.0 Hz, 1H), 5.09-5.00 (m, 1H), 4.70-4.55 (m, 2H), 4.03-3.94 (m, 2H), 3.64-3.44 (m, 7H), 2.76-2.56 (m, 7H), 2.43-2.33 (m, 1H), 2.17-2.07 (m, 1H), 1.96-1.88 (m, 2H), 1.77-1.68 (m, 1H), 1.44 (d, J = 6.4 Hz, 3H).
実施例156
[00449]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.89 (s, 1H), 8.44 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 8.27-8.17 (m, 2H), 7.67 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 5.11-5.00 (m, 1H), 4.59 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 4.07-3.94 (m, 2H), 3.63-3.52 (m, 6H), 3.49-3.42 (m, 2H), 2.69-2.57 (m, 2H), 2.47-2.40 (m, 1H), 2.36-2.18 (m, 4H), 1.98-1.89 (m, 2H), 1.84-1.75 (m, 2H), 1.71-1.63 (m, 4H), 1.54-1.46 (m, 4H), 1.43 (d, J = 6.5 Hz, 3H).
実施例157
[00450]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.91 (s, 1H), 8.47 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 8.29-8.21 (m, 2H), 7.69 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.11-5.01 (m, 1H), 4.61 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 4.46-4.36 (m, 1H), 4.04-3.95 (m, 2H), 3.61 (s, 3H), 3.60-3.54 (m, 2H), 3.50-3.44 (m, 1H), 2.74-2.53 (m, 7H), 2.33-2.23 (m, 2H), 1.98-1.87 (m, 4H), 1.75-1.63 (m, 2H), 1.45 (d, J = 6.5 Hz, 3H).
実施例158
[00451]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.91 (s, 1H), 8.46 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 8.28-8.20 (m, 2H), 7.67 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 6.65 (t, J = 76.0 Hz, 1H), 5.11-5.00 (m, 1H), 4.71-4.56 (m, 2H), 4.04-3.93 (m, 2H), 3.63-3.54 (m, 8H), 2.77-2.57 (m, 6H), 2.42-2.30 (m, 1H), 2.22-2.07 (m, 1H), 1.99-1.89 (m, 2H), 1.78-1.70 (m, 1H), 1.45 (d, J = 6.5 Hz, 3H).
実施例159
8-(6-((2-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-(trans-3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
Figure 2024510762000185
ステップ1:tert-ブチル(cis-3-ヒドロキシシクロブチル)カルバメート
Figure 2024510762000186
[00452]乾燥テトラヒドロフラン(200mL)中のtert-ブチル(3-オキソシクロブチル)カルバメート(10.0g、54.0mmol)の溶液を-78℃で10分間N下にて撹拌し、反応混合物に、1Nリチウムトリイソブチルヒドロボレート(81.0mL、81.0mmol)を-78℃で滴下により添加し、反応混合物を-78℃で2時間の間撹拌した。反応混合物に、2N NaOH溶液(40mL)を-45℃で、続いて、H(30mL)を-45℃で滴下により添加した。結果として得られた混合物を室温に加温し、酢酸エチル(200mL×2)で抽出した。合わせた有機層を亜硫酸水素ナトリウム溶液(50mL)およびブライン(200mL)で洗浄し、無水NaSO上で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲル上のクロマトグラフィー(PE:EA=5:1から1:1)によって精製することで、所望の生成物(8.50g、84.1%の収率)が軽油として得られた。
ステップ2:(trans)-3-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)シクロブチル4-ニトロベンゾエート
Figure 2024510762000187
[00453]乾燥テトラヒドロフラン(150mL)中のtert-ブチル(trans-3-ヒドロキシシクロブチル)カルバメート(7.00g、38.0mmol)および4-ニトロ安息香酸(7.00g、42.0mmol)の混合物に、トリフェニルホスフィン(15.0g、57.0mmol)、続いて、アゾジカルボン酸ジイソプロピル(14.6g、72.0mmol)を0℃でN下にて添加した。結果として得られた混合物を室温にゆっくり加温し、終夜撹拌した。反応混合物を減圧下で蒸発させ、残渣をシリカゲル上のクロマトグラフィー(PE:EA=20:1から5:1)によって精製することで、粗生成物(20.0g)が白色の固体として得られた。
ステップ3:tert-ブチル(trans-3-ヒドロキシシクロブチル)カルバメート
Figure 2024510762000188
[00454]HO(90mL)およびMeOH(400mL)中のtrans-3-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)シクロブチル4-ニトロベンゾエート(20.0g、60.0mmol)の溶液に、炭酸カリウム(12.5g、90.0mmol)を添加し、反応混合物を70℃で1時間の間撹拌した。MeOHを減圧下で蒸発させ、残渣を酢酸エチル(150mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(150mL)で洗浄し、無水NaSO上で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲル上のクロマトグラフィー(PE:EA=5:1から1:1)によって精製することで、粗生成物(9.00g)が白色の固体として得られた。
ステップ4:tert-ブチル(trans-3-メトキシシクロブチル)カルバメート
Figure 2024510762000189
[00455]DCM(90mL)中のtert-ブチル(trans-3-ヒドロキシシクロブチル)カルバメート(9.00g、48.0mmol)の溶液に、N1,N1,N8,N8-テトラメチルナフタレン-1,8-ジアミン(10.3g、48.0mmol)、続いて、トリメチルオキソニウムテトラフルオロボレート(7.60g、51.0mmol)を添加し、反応混合物を40℃で72時間の間N下にて撹拌した。反応混合物を減圧下で蒸発させ、残渣をシリカゲル上のクロマトグラフィー(PE:EA=15:1から3:1)によって精製することで、所望の生成物(2.50g、3つのステップで27.4%の収率)が白色の固体として得られた。
ステップ5:trans-3-メトキシシクロブタン-1-アミン
Figure 2024510762000190
[00456]1,4-ジオキサン(20mL)中のtert-ブチル(trans-3-メトキシシクロブチル)カルバメート(2.50g)の溶液に、1.4-ジオキサン(20mL)中の4M塩酸を滴下により0℃で添加し、反応混合物を室温で2時間の間撹拌した。反応混合物を減圧下で蒸発させることで、粗生成物(1.50g)がオフホワイトの固体として得られた。
ステップ6:6-ブロモ-N-(trans-3-メトキシシクロブチル)-3-ニトロシンノリン-4-アミン
Figure 2024510762000191
[00457]DCM(30mL)中の6-ブロモ-4-クロロ-3-ニトロシンノリン(2.8g、9.9mmol)およびプロパン-2-アミン(1.5g、15mmol)の混合物に、TEA(2.8mL、20mmol)を添加し、反応混合物を室温で3時間の間撹拌した。混合物を氷1M HCl溶液(19mL)に注ぎ入れ、DCM(50mL×2)で抽出した。合わせた有機層をブライン(80mL)で洗浄し、無水NaSO上で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮することで、所望の生成物(3.70g、86.1%の純度)が茶色の固体として得られた。
ステップ7:6-ブロモ-N-(trans-3-メトキシシクロブチル)シンノリン-3,4-ジアミン
Figure 2024510762000192
[00458]MeOH(40mL)中の6-ブロモ-N-(trans-3-メトキシシクロブチル)-3-ニトロシンノリン-4-アミン(3.7g、10.5mmol)の溶液に、SnCl O(7g、31.5mmol)を0℃で添加し、反応混合物を60℃で2時間の間撹拌した。混合物を50%NaOH溶液にてpH約8まで45℃未満で調整し、55℃で45分間撹拌した。混合物を濾過し、濾過された残渣をTHF(30mL)にて1時間の間室温でトリチュレートした。濾過の後に、合わせた濾液を減圧下で蒸発させた。残渣をTHF(30mL)にて1時間の間室温でトリチュレートし、濾過した。濾液を減圧下で蒸発させることで、所望の生成物(2.00g、58.8%の収率)が暗茶色の固体として得られた。
ステップ8:8-ブロモ-1-(trans-3-メトキシシクロブチル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
Figure 2024510762000193
[00459]乾燥THF(20mL)中の6-ブロモ-N-(trans-3-メトキシシクロブチル)シンノリン-3,4-ジアミン(2.00g、6.20mmol)の溶液に、CDI(3.10g、18.6mmol)を添加し、反応混合物を65℃で2時間の間撹拌した。混合物を減圧下で蒸発させ、残渣を水(20mL)中に溶解させた。それを1M HCl溶液でpH約7まで調整し、濾過した。濾過された残渣をオーブン中にて55℃で16時間の間乾燥させることで、所望の生成物(1.20g、54.5%の収率)が茶色の固体として得られた。
ステップ9:8-ブロモ-1-(trans-3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
Figure 2024510762000194
[00460]乾燥DMF(10mL)中の8-ブロモ-1-(trans-3-メトキシシクロブチル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン(1.20g、3.50mmol)の溶液に、t-BuONa(404mg、4.20mmol)を0℃で添加し、0℃で30分間N下にて撹拌した。次いで、反応混合物に、MeI(1.00g、7.00mmol)を10℃~15℃で滴下により添加し、反応混合物を10℃~15℃で2時間の間撹拌した。混合物を氷水(60mL)中に注ぎ、濾過した。濾過された残渣をMeOH(20mL)で1時間の間トリチュレートし、濾過した。フィルターケーキを真空下で乾燥させることで、所望の生成物(950mg、74.9%の収率)が薄茶色固体として得られた。
ステップ10:8-(6-((2-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-(trans-3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
Figure 2024510762000195
[00461]実施例1と同様の様式で粗生成物を調製し、これをシリカゲル上のクロマトグラフィー(DCM:MeOH=100:1から10:1)によって精製することで、粗生成物が得られた。それをフラッシュクロマトグラフィー(DCM:MeOH=9:1)によって3回精製することで、所望の生成物(50.0mg、2つのステップで20%の収率)がオフホワイトの固体として得られた。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.06 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 8.41 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.37-8.29 (m, 2H), 8.10 (dd, J = 9.1, 1.7 Hz, 1H), 7.63 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.63-5.52 (m, 1H), 4.67 (s, 2H), 4.32-4.23 (m, 1H), 3.66 (t, J = 5.9 Hz, 2H), 3.61 (s, 3H), 3.24-3.13 (m, 5H), 2.72-2.57 (m, 6H), 2.48 (s, 2H), 1.72 (t, J = 6.8 Hz, 2H), 0.56-0.44 (m, 4H).LC-MS(ESI)m/z:515[M+H]
[00462]上に記載されている方法に従って、異なる出発材料を使用して、以下の化合物を調製した。
Figure 2024510762000196
Figure 2024510762000197
Figure 2024510762000198
Figure 2024510762000199
Figure 2024510762000200
実施例160
[00463]1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.94 (s, 1H), 8.55 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.21 (s, 1H), 8.06 (d, J = 7.5 Hz, 1H), 7.88 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.62 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 5.58-5.44 (m, 1H), 4.84-4.65 (m, 2H), 4.40-4.29 (m, 1H), 4.25-4.09 (m, 2H), 3.78 (s, 3H), 3.47-3.31 (m, 9H), 2.69-2.59 (m, 2H), 2.10-1.88 (m, 4H), 1.29 (s, 6H).
実施例161
[00464]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.06 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 8.42 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.38-8.30 (m, 2H), 8.10 (dd, J = 9.1, 1.7 Hz, 1H), 7.65 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.65-5.53 (m, 1H), 4.61 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 4.33-4.24 (m, 1H), 3.60 (s, 3H), 3.59-3.54 (m, 1H), 3.50-3.46 (m, 1H), 3.22 (s, 3H), 3.21-3.14 (m, 2H), 2.78-2.58 (m, 6H), 2.54 (s, 2H), 1.73 (t, J = 6.9 Hz, 2H), 1.45 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 0.57-0.45 (m, 4H).
実施例163
[00465]1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.89 (s, 1H), 8.55 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.19 (s, 1H), 8.03 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.88 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 7.65 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.54-5.45 (m, 1H), 4.71-4.63 (m, 1H), 4.36-4.31 (m, 1H), 4.03-3.96 (m, 1H), 3.81-3.66 (m, 6H), 3.47-3.36 (m, 3H), 3.35 (s, 3H), 3.31 (s, 3H), 3.02-2.79 (m, 4H), 2.71-2.59 (m, 2H), 2.19-2.07 (m, 1H), 2.00-1.88 (m, 1H), 1.57 (d, J = 6.5 Hz, 3H).
実施例164
[00466]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.06 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 8.42 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.37 (d, J = 1.4 Hz, 1H), 8.33 (dd, J = 8.2, 2.4 Hz, 1H), 8.10 (dd, J = 9.1, 1.7 Hz, 1H), 7.66 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.63-5.54 (m, 1H), 4.61 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 4.32-4.22 (m, 1H), 3.63-3.54 (m, 4H), 3.52-3.44 (m, 1H), 3.22 (s, 3H), 3.20-3.13 (m, 2H), 2.68-2.53 (m, 4H), 2.47-2.33 (m, 4H), 1.44 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 1.37-1.24 (m, 4H), 0.23 (s, 4H).
実施例165
[00467]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.01 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.35 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.31-8.23 (m, 2H), 8.04 (dd, J = 9.1, 1.7 Hz, 1H), 7.59 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.57-5.45 (m, 1H), 4.63 (s, 2H), 4.29-4.20 (m, 1H), 3.64 (t, J = 5.8 Hz, 2H), 3.57 (s, 3H), 3.24-3.08 (m, 5H), 2.65-2.50 (m, 4H), 2.20 (s, 6H).
実施例166
[00468]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.03 (s, 1H), 8.39 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.35 - 8.26 (m, 2H), 8.07 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 7.61 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.59 - 5.50 (m, 1H), 4.65 (s, 2H), 4.31 - 4.20 (m, 1H), 3.66 (t, J = 6.0 Hz, 2H), 3.59 (s, 3H), 3.23 - 3.10 (m, 5H), 2.76 - 2.67 (m, 2H), 2.65 - 2.50 (m, 6H), 1.74 - 1.58 (m, 4H).
実施例167
[00469]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.03 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.39 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.35-8.25 (m, 2H), 8.07 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.61 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.61-5.48 (m, 1H), 4.64 (s, 2H), 4.31-4.19 (m, 1H), 3.64 (t, J = 5.9 Hz, 2H), 3.58 (s, 3H), 3.23-3.10 (m, 5H), 2.65-2.51 (m, 4H), 2.44-2.27 (m, 4H), 1.54-1.42 (m, 4H), 1.41-1.29 (m, 2H).
実施例168
[00470]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.01 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.36 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.31-8.23 (m, 2H), 8.05 (dd, J = 9.1, 1.7 Hz, 1H), 7.60 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.59-5.45 (m, 1H), 4.75-4.53 (m, 3H), 4.30-4.18 (m, 1H), 3.65 (t, J = 5.8 Hz, 2H), 3.57 (s, 3H), 3.25-3.09 (m, 5H), 2.68-2.51 (m, 6H), 2.42-2.29 (m, 2H), 1.92-1.75 (m, 2H), 1.75-1.60 (m, 2H).
実施例169
[00471]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.00 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.35 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.31-8.22 (m, 2H), 8.04 (dd, J = 9.1, 1.7 Hz, 1H), 7.57 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.56-5.46 (m, 1H), 4.61 (s, 2H), 4.31-4.18 (m, 1H), 3.63-3.52 (m, 5H), 3.26-3.05 (m, 5H), 2.96 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 2.71-2.53 (m, 4H), 2.31 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 1.37-1.28 (m, 2H), 0.60-0.54 (m, 1H), 0.31-0.24 (m, 1H).
実施例170
[00472]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.06 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 8.54 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 8.42 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.34 (dd, J = 8.2, 2.4 Hz, 1H), 8.09 (dd, J = 9.1, 1.6 Hz, 1H), 7.65 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.19-5.06 (m, 1H), 4.61 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 3.91-3.82 (m, 1H), 3.62-3.56 (m, 5H), 3.52-3.46 (m, 4H), 3.20 (s, 3H), 3.03-2.95 (m, 2H), 2.87-2.78 (m, 2H), 2.67-2.56 (m, 2H), 1.44 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 1.38-1.26 (m, 4H), 0.24 (s, 4H).
実施例171
[00473]1H NMR (400 MHz, DMSO) δ 9.07 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 8.55 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 8.43 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.34 (dd, J = 8.2, 2.4 Hz, 1H), 8.10 (dd, J = 9.1, 1.7 Hz, 1H), 7.64 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.19-5.08 (m, 1H), 4.61 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 3.93-3.83 (m, 1H), 3.60 (s, 3H), 3.59-3.54 (m, 1H), 3.48-3.44 (m, 1H), 3.20 (s, 3H), 3.05-2.95 (m, 2H), 2.88-2.80 (m, 2H), 2.77-2.64 (m, 4H), 2.53 (s, 2H), 1.73 (t, J = 6.9 Hz, 2H), 1.45 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 0.57-0.46 (m, 4H).
実施例172
[00474]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.04 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 8.50 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 8.40 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.31 (dd, J = 8.1, 2.5 Hz, 1H), 8.07 (dd, J = 9.1, 1.7 Hz, 1H), 7.60 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.15-5.03 (m, 1H), 4.64 (s, 2H), 3.90-3.80 (m, 1H), 3.66 (t, J = 5.9 Hz, 2H), 3.57 (s, 3H), 3.18 (s, 3H), 3.01-2.91 (m, 2H), 2.86-2.77 (m, 2H), 2.70 (t, J = 5.9 Hz, 2H), 2.56-2.50 (m, 4H), 1.73-1.60 (m, 4H).
実施例173
[00475]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.04 (s, 1H), 8.51 (s, 1H), 8.41 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.31 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 8.08 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 7.61 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.15-5.04 (m, 1H), 4.64 (s, 2H), 3.92-3.80 (m, 1H), 3.65 (t, J = 5.9 Hz, 2H), 3.58 (s, 3H), 3.18 (s, 3H), 3.01-2.92 (m, 2H), 2.86-2.76 (m, 2H), 2.60-2.52 (m, 2H), 2.44-2.32 (m, 4H), 1.57-1.29 (m, 6H).
実施例174
[00476]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.03 (d, J = 2.9 Hz, 1H), 8.48 (s, 1H), 8.39 (dd, J = 9.1, 2.8 Hz, 1H), 8.30 (dd, J = 8.0, 2.7 Hz, 1H), 8.06 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.60 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.16-5.03 (m, 1H), 4.74-4.53 (m, 3H), 3.91-3.81 (m, 1H), 3.65 (t, J = 5.6 Hz, 2H), 3.57 (s, 3H), 3.18 (s, 3H), 3.02-2.91 (m, 2H), 2.87-2.74 (m, 2H), 2.65-2.53 (m, 4H), 2.43-2.29 (m, 2H), 1.89-1.76 (m, 2H), 1.74-1.59 (m, 2H).
実施例175
[00477]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.04 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.50 (s, 1H), 8.40 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.31 (dd, J = 8.1, 2.4 Hz, 1H), 8.07 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 7.58 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.17-5.02 (m, 1H), 4.63 (s, 2H), 3.91-3.81 (m, 1H), 3.63-3.54 (m, 5H), 3.18 (s, 3H), 3.04-2.91 (m, 4H), 2.87-2.76 (m, 2H), 2.66 (t, J = 5.8 Hz, 2H), 2.40-2.29 (m, 2H), 1.36-1.30 (m, 2H), 0.61-0.53 (m, 1H), 0.32-0.24 (m, 1H).
実施例176
[00478]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.04 (s, 1H), 8.51 (s, 1H), 8.41 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.31 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 8.08 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 7.60 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.16-5.05 (m, 1H), 4.64 (s, 2H), 3.90-3.81 (m, 1H), 3.64 (t, J = 5.8 Hz, 2H), 3.58 (s, 3H), 3.18 (s, 3H), 3.01-2.91 (m, 2H), 2.86-2.77 (m, 2H), 2.54-2.51 (m, 2H), 2.18 (s, 6H).
[00479]上に記載されている方法に従って、異なる出発材料を使用して、以下の化合物を調製した。
Figure 2024510762000201
Figure 2024510762000202
実施例177
[00480]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.92 (s, 1H), 8.27-8.14 (m, 2H), 8.10 (s, 1H), 7.86 (d, J = 9.0, 2.0 Hz, 1H), 7.56 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 4.82-4.71 (m, 1H), 4.61 (s, 2H), 4.45-4.36 (m, 1H), 4.14-4.04 (m, 1H), 3.79-3.69 (m, 1H), 3.61 (t, J = 5.9 Hz, 2H), 3.49-3.44 (m, 1H), 3.41 (s, 3H), 2.47-2.45 (m, 2H), 2.16 (s, 6H).
実施例178
[00481]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.95 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 8.29-8.19 (m, 2H), 8.13 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 7.89 (dd, J = 9.0, 1.9 Hz, 1H), 7.60 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 4.81-4.74 (m, 1H), 4.64 (s, 2H), 4.46-4.39 (m, 1H), 4.15-4.07 (m, 1H), 3.79-3.71 (m, 1H), 3.64 (t, J = 5.9 Hz, 2H), 3.52-3.47 (m, 1H), 3.43 (s, 3H), 2.56-2.52 (m, 2H), 2.44-2.32 (m, 4H), 1.53-1.44 (m, 4H), 1.42-1.31 (m, 2H)
実施例179
[00482]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.92 (s, 1H), 8.27-8.15 (m, 2H), 8.10 (s, 1H), 7.86 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.57 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 4.81-4.53 (m, 4H), 4.41 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 4.15-4.03 (m, 1H), 3.78-3.68 (m, 1H), 3.63 (t, J = 5.8 Hz, 2H), 3.50-3.44 (m, 1H), 3.41 (s, 3H), 2.68-2.52 (m, 4H), 2.42-2.27 (m, 2H), 1.92-1.75 (m, 2H), 1.74-1.59 (m, 2H).
実施例180
[00483]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.03 (d, J = 2.9 Hz, 1H), 8.48 (s, 1H), 8.39 (dd, J = 9.1, 2.8 Hz, 1H), 8.30 (dd, J = 8.0, 2.7 Hz, 1H), 8.06 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.60 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.16-5.03 (m, 1H), 4.74-4.53 (m, 3H), 3.91-3.81 (m, 1H), 3.65 (t, J = 5.6 Hz, 2H), 3.57 (s, 3H), 3.18 (s, 3H), 3.02-2.91 (m, 2H), 2.87-2.74 (m, 2H), 2.65-2.53 (m, 4H), 2.43-2.29 (m, 2H), 1.89-1.76 (m, 2H), 1.74-1.59 (m, 2H).
実施例181
[00484]1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.91 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.27-8.15 (m, 2H), 8.09 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 7.84 (dd, J = 9.0, 1.9 Hz, 1H), 7.56 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 4.76 (t, J = 8.4 Hz, 1H), 4.61 (s, 2H), 4.45-4.36 (m, 1H), 4.14-4.03 (m, 1H), 3.76-3.69 (m, 1H), 3.63 (t, J = 5.9 Hz, 2H), 3.48-3.45 (m, 1H), 3.40 (s, 3H), 2.72-2.64 (m, 2H), 2.50-2.45 (m, 4H), 1.71-1.59 (m, 4H).
[00485]上に記載されている方法に従って、異なる出発材料を使用して、以下の化合物を調製した。
Figure 2024510762000203
実施例182
[00486]1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.92 (s, 1H), 8.56 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.27 (s, 1H), 8.03 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.89 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 7.65 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 4.91-4.82 (m, 1H), 4.79-4.60 (m, 3H), 4.48-4.37 (m, 1H), 4.21-4.12 (m, 1H), 4.07-3.98 (m, 1H), 3.80-3.71 (m, 5H), 3.63-3.52 (m, 1H), 2.88-2.75 (m, 1H), 2.75-2.63 (m, 4H), 2.57-2.44 (m, 2H), 2.28-2.15 (m, 1H), 2.03-1.87 (m, 6H).
実施例183
[00487]1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.89 (s, 1H), 8.53 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.25 (s, 1H), 8.00 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.87 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.63 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 4.93-4.79 (m, 1H), 4.72 (s, 2H), 4.46-4.36 (m, 1H), 4.18-4.10 (m, 1H), 4.07-3.95 (m, 1H), 3.78-3.64 (m, 5H), 3.60-3.48 (m, 1H), 3.14-3.02 (m, 2H), 2.84-2.70 (m, 3H), 2.50-2.36 (m, 2H), 2.25-2.15 (m, 1H), 1.95-1.86 (m, 2H), 1.40-1.31 (m, 2H), 0.79-0.67 (m, 1H), 0.41-0.30 (m, 1H).
実施例184および実施例185
(S)-1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(2,2,2-トリフルオロ-1-(2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オンおよび(R)-1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(2,2,2-トリフルオロ-1-(2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
Figure 2024510762000204
ステップ1:1-(5-ブロモピリジン-2-イル)-2,2,2-トリフルオロエタノール
Figure 2024510762000205
[00488]乾燥THF(15mL)中の5-ブロモピコリンアルデヒド(770mg、4.16mmol)の溶液に、TMSCF(885mg、6.23mmol)、続いて、THF(10.4mL、10.4mmol、1M)中のTBAFの溶液を0℃で滴下により添加し、反応混合物を室温で16時間の間撹拌した。混合物を水(40mL)に注ぎ入れ、EtOAc(20mL×2)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水NaSO上で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲル上のクロマトグラフィー(PE:EtOAc=25:1から10:1)によって精製することで、所望の生成物(645mg、60.8%の収率)が得られた。LC-MS(ESI)m/z:256[M+H]
ステップ2:2-(1-(5-ブロモピリジン-2-イル)-2,2,2-トリフルオロエトキシ)酢酸
Figure 2024510762000206
[00489]乾燥DMF(5mL)中の1-(5-ブロモピリジン-2-イル)-2,2,2-トリフルオロエタノール(455mg、1.78mmol)の溶液に、NaH(143mg、3.57mmol)をゆっくり0℃で添加し、反応混合物を0℃で30分間撹拌した。メチル2-ブロモアセテート(0.257mL、2.31mmol)を滴下により添加し、結果として得られた反応混合物を室温にゆっくり加温し、室温で3時間の間撹拌した。混合物を氷1M NaOH溶液(15mL)に注ぎ入れ、室温で1時間の間撹拌した。混合物をEtOAc(10mL×2)で抽出し、水層を1M HCl溶液でpH約4に調整した。それをEtOAc(20mL×3)で抽出し、有機層を5%LiCl溶液(30mL)およびブライン(30mL)で洗浄し、無水NaSO上で乾燥させ、減圧下で濃縮することで、粗生成物(620mg)が茶色の油として得られた。LC-MS(ESI)m/z:314[M+H]
ステップ3:2-(1-(5-ブロモピリジン-2-イル)-2,2,2-トリフルオロエトキシ)-1-(ピロリジン-1-イル)エテノン
Figure 2024510762000207
[00490]DCM(10mL)中の2-(1-(5-ブロモピリジン-2-イル)-2,2,2-トリフルオロエトキシ)酢酸(620mg、1.98mmol)およびピロリジン(155mg、2.18mmol)の混合物に、EtOAc(2.52g、3.96mmol)中の50%TP、続いて、DIEA(1.00mL、5.94mmol)を0℃で添加した。反応混合物を室温で16時間の間撹拌した。混合物を氷飽和NaHCO溶液(30mL)に注ぎ入れ、DCM(15mL×2)で抽出した。有機層を飽和NHCl溶液(30mL)およびブライン(30mL)で洗浄し、無水NaSO上で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮することで、粗生成物(820mg)が茶色の油として得られ、これをさらに精製することなく次のステップのために使用した。LC-MS(ESI)m/z:367[M+H]
ステップ4:5-ブロモ-2-(2,2,2-トリフルオロ-1-(2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン
Figure 2024510762000208
[00491]乾燥THF(10mL)中の2-(1-(5-ブロモピリジン-2-イル)-2,2,2-トリフルオロエトキシ)-1-(ピロリジン-1-イル)エタノン(820mg、2.24mmol)の溶液に、1M BH THF溶液(11.2mL、11.2mmol)を滴下により0℃で添加し、反応混合物を室温で2時間の間撹拌した。混合物をMeOH(20mL)でクエンチし、減圧下で蒸発させた。残渣をEtOH(20mL)中に溶解させ、90℃で3時間の間撹拌した。混合物を減圧下で蒸発させ、残渣をシリカゲル上のクロマトグラフィー(DCM:MeOH=100:1から10:1)によって精製することで、所望の生成物(380mg、3つのステップで60.6%の収率)が薄茶色の油として得られた。LC-MS(ESI)m/z:353[M+H]
ステップ5:1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(2,2,2-トリフルオロ-1-(2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
Figure 2024510762000209
[00492]実施例1と同様の様式で粗生成物を調製し、これをシリカゲル上のクロマトグラフィー(DCM:MeOH=100:1から10:1)によって精製することで、所望の生成物(160mg、2つのステップで60.9%の収率)がオフホワイトの固体として得られた。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 9.00 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 8.58 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.32 (s, 1H), 8.14 (dd, J = 8.1, 2.3 Hz, 1H), 7.89 (dd, J = 9.0, 1.7 Hz, 1H), 7.78 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.29 - 5.17 (m, 1H), 5.06 (q, J = 6.4 Hz, 1H), 4.21 - 4.05 (m, 2H), 3.78 (s, 3H), 3.43 - 3.14 (m, 6H), 2.12 (s, 4H), 1.81 (dd, J = 6.9, 1.0 Hz, 6H).LC-MS(ESI)m/z:515[M+H]
ステップ6:(S)-1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(2,2,2-トリフルオロ-1-(2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オンおよび(R)-1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(2,2,2-トリフルオロ-1-(2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
[00493]1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(2,2,2-トリフルオロ-1-(2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オンを引き続いてキラルSFCによって分離することで、2種の異性体が得られた。
[00494]白色の固体として(S)-1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(2,2,2-トリフルオロ-1-(2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン。
[00495]1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.96 (s, 1H), 8.57 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.29 (s, 1H), 8.09 (dd, J = 8.1, 2.1 Hz, 1H), 7.87 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.79 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.27-5.16 (m, 1H), 4.97 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 3.86 (ddt, J = 13.1, 9.9, 5.1 Hz, 2H), 3.77 (s, 3H), 2.89 (h, J = 7.0 Hz, 2H), 2.72 (s, 4H), 1.84 (s, 4H), 1.79 (d, J = 6.9 Hz, 6H).
[00496]白色の固体として(R)-1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(2,2,2-トリフルオロ-1-(2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン。
[00497]1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.99 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 8.56 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.30 (s, 1H), 8.12 (dd, J = 8.1, 2.2 Hz, 1H), 7.87 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 7.77 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.27-5.15 (m, 1H), 5.05 (q, J = 6.3 Hz, 1H), 4.14 (ddd, J = 34.3, 11.1, 6.0 Hz, 2H), 3.77 (s, 3H), 3.32 (d, J = 4.5 Hz, 6H), 2.12 (s, 4H), 1.79 (d, J = 6.9 Hz, 6H).
[00498]SFC条件:機器:MGII分取SFC(SFC-14)カラム:セルロース-2、250×30mmI.D.、5μm移動相:COについてAおよびイソプロパノール(0.1%NHO)についてB
[00499]勾配:B40%、流量:60mL/min、背圧:100バール、カラム温度:38℃、波長:220nm、サイクル時間:約22分
[00500]上に記載されている方法に従って、異なる出発材料を使用して、以下の化合物を調製した。
Figure 2024510762000210
Figure 2024510762000211
Figure 2024510762000212
Figure 2024510762000213
Figure 2024510762000214
Figure 2024510762000215
Figure 2024510762000216
Figure 2024510762000217
Figure 2024510762000218
Figure 2024510762000219
実施例216
(R)-2-(1-(5-(1-イソプロピル-3-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-8-イル)ピリジン-2-イル)エトキシ)酢酸
Figure 2024510762000220
ステップ1:(R)-2-(1-(5-(1-イソプロピル-3-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-8-イル)ピリジン-2-イル)エトキシ)酢酸
Figure 2024510762000221
[00501]実施例1と同様の様式で粗生成物を調製し、これをprep-TLC(DCM:MeOH=10:1)によって精製することで、粗生成物が得られ、これをprep-HPLCによって精製することで、所望の生成物(100mg、2つのステップで38.0%の収率)が黄色のシロップ状として得られた。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.09 (s, 1H), 8.56 (s, 1H), 8.46-8.38 (m, 2H), 8.24 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 7.73 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.45-5.35 (m, 1H), 4.79-4.71 (m, 1H), 4.06 (q, J = 38.5, 16.6 Hz, 2H), 3.59 (s, 3H), 1.68 (d, J = 6.7 Hz, 6H), 1.50 (d, J = 6.6 Hz, 3H).LC-MS(ESI)m/z:422[M+H]
実施例217
8-(6-(2-(2-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)エトキシ)プロパン-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
Figure 2024510762000222
ステップ1:2-(5-ブロモピリジン-2-イル)プロパン-2-オール
Figure 2024510762000223
[00502]乾燥THF(30mL)中の1-(5-ブロモピリジン-2-イル)エタノン(3.00g、15.1mmol)の溶液に、THF(7.54mL、22.6mmol)中のMeMgBr(3M)を滴下により0℃で添加し、反応混合物を室温で16時間の間撹拌した。混合物を氷飽和NHCl溶液(50mL)に注ぎ入れ、EtOAc(30mL×2)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、無水NaSO上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲル上のクロマトグラフィー(PE:EtOAc=25:1から5:1)によって精製することで、所望の生成物(1.60g、49.3%)がオフホワイトの固体として得られた。LC-MS(ESI)m/z:216[M+H]
ステップ2:2-((2-(5-ブロモピリジン-2-イル)プロパン-2-イル)オキシ)酢酸
Figure 2024510762000224
[00503]乾燥THF(10mL)中の2-(5-ブロモピリジン-2-イル)プロパン-2-オール(1.00g、4.65mmol)の溶液に、NaH(372mg、9.30mmol)をゆっくり0℃で添加し、反応混合物を0℃で30分間撹拌した。混合物に、2-ブロモ酢酸(834mg、6.05mmol)を滴下により添加し、結果として得られた反応混合物を室温にゆっくり加温し、室温で2時間の間撹拌した。混合物を氷水(10mL)に注ぎ入れ、1M HCl溶液でpH約4まで調整し、EtOAc(15mL×3)で抽出した。有機層を無水NaSO上で乾燥させ、減圧下で濃縮することで、粗生成物(1.00g)が茶色の油として得られた。LC-MS(ESI)m/z:274[M+H]
ステップ3:1-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)-2-((2-(5-ブロモピリジン-2-イル)プロパン-2-イル)オキシ)エテノン
Figure 2024510762000225
[00504]DCM(10mL)中の1-((5-ブロモピリジン-2-イル)メトキシ)シクロプロパンカルボン酸(1.00g、3.66mmol)および3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(334mg、4.03mmol)の混合物に、EtOAc(4.66g、7.32mmol)中の50%TP、続いて、DIEA(1.80mL、11.0mmol)を0℃で添加した。そして反応混合物を室温で16時間の間撹拌した。混合物を氷飽和NaHCO溶液(50mL)に注ぎ入れ、DCM(20mL×2)で抽出した。有機層を飽和NHCl溶液(50mL)およびブライン(50mL)で洗浄し、無水NaSO上で乾燥させ、減圧下で濃縮することで、粗生成物(980mg)が茶色の油として得られた。LC-MS(ESI)m/z:339[M+H]
ステップ4:3-(2-((2-(5-ブロモピリジン-2-イル)プロパン-2-イル)オキシ)エチル)-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 2024510762000226
[00505]乾燥THF(10mL)中の1-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)-2-((2-(5-ブロモピリジン-2-イル)プロパン-2-イル)オキシ)エタノン(980mg、2.90mmol)の溶液に、1M BH THF溶液(14.5mL、14.5mmol)を滴下により0℃で添加し、反応混合物を室温で2時間の間撹拌した。混合物をMeOH(20mL)でクエンチし、減圧下で蒸発させた。残渣をEtOH(30mL)中に溶解させ、90℃で3時間の間撹拌した。混合物を減圧下で蒸発させ、残渣をシリカゲル上のクロマトグラフィー(DCM:MeOH=100:1から10:1)によって精製することで、所望の生成物(450mg、3つのステップで29.9%の収率)が薄茶色の油として得られた。LC-MS(ESI)m/z:325[M+H]
ステップ5:8-(6-(2-(2-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)エトキシ)プロパン-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
Figure 2024510762000227
[00506]実施例1と同様の様式で粗生成物を調製し、これをシリカゲル上のクロマトグラフィー(DCM:MeOH=100:1から10:1)によって精製することで、所望の生成物(60.0mg、20.0%の収率)がオフホワイトの固体として得られた。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.05 (s, 1H), 8.50-8.36 (m, 2H), 8.27 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 8.08 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 7.74 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 5.38-5.26 (m, 1H), 3.59 (s, 3H), 3.40-3.34 (m, 2H), 2.93 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 2.60 (t, J = 6.2 Hz, 2H), 2.28 (d, J = 8.7 Hz, 2H), 1.66 (d, J = 6.7 Hz, 6H), 1.51 (s, 6H), 1.35-1.24 (m, 2H), 0.64-0.53 (m, 1H), 0.33-0.23 (m, 1H).LC-MS(ESI)m/z:487[M+H]
実施例218
8-(6-((2-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)-1,1-ジフルオロエトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
Figure 2024510762000228
ステップ1:2-((5-ブロモピリジン-2-イル)メトキシ)-2,2-ジフルオロ酢酸
Figure 2024510762000229
[00507]乾燥THF(20mL)中の2-(5-ブロモピリジン-2-イル)プロパン-2-オール(2.00g、10.7mmol)の溶液に、NaH(856mg、21.4mmol)をゆっくり0℃で添加し、反応混合物を0℃で30分間撹拌した。次いで、混合物に、2-ブロモ-2,2-ジフルオロ酢酸(2.23g、12.8mmol)を滴下により添加し、結果として得られた反応混合物を室温にゆっくり加温し、室温で2時間の間撹拌した。混合物を氷水(10mL)に注ぎ入れ、1M HCl溶液でpH約4まで調整し、EtOAc(15mL×3)で抽出した。有機層を無水NaSO上で乾燥させ、減圧下で濃縮することで、粗生成物(680mg)が茶色の油として得られた。LC-MS(ESI)m/z:282[M+H]
ステップ2:1-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)-2-((5-ブロモピリジン-2-イル)メトキシ)-2,2-ジフルオロエタノン
Figure 2024510762000230
[00508]DCM(10mL)中の2-((5-ブロモピリジン-2-イル)メトキシ)-2,2-ジフルオロ酢酸(680mg、2.42mmol)および3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(201mg、2.42mmol)の混合物に、EtOAc(3.08g、4.84mmol)中の50%TP、続いて、DIEA(937mg、7.26mmol)を0℃で添加した。そして反応混合物を室温で16時間の間撹拌した。混合物を氷飽和NaHCO溶液(50mL)に注ぎ入れ、DCM(20mL×2)で抽出した。有機層を飽和NHCl溶液(50mL)およびブライン(50mL)で洗浄し、無水NaSO上で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮することで、粗生成物(730mg)が茶色の油として得られた。LC-MS(ESI)m/z:347[M+H]
ステップ3:3-(2-((5-ブロモピリジン-2-イル)メトキシ)-2,2-ジフルオロエチル)-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 2024510762000231
[00509]乾燥THF(10mL)中の1-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)-2-((5-ブロモピリジン-2-イル)メトキシ)-2,2-ジフルオロエタノン(730mg、2.11mmol)の溶液に、1M BH THF溶液(10.6mL、10.6mmol)を滴下により0℃で添加し、反応混合物を室温で2時間の間撹拌した。混合物をMeOH(20mL)でクエンチし、減圧下で蒸発させた。残渣をEtOH(30mL)中に溶解させ、90℃で2時間の間撹拌した。混合物を減圧下で蒸発させ、残渣をシリカゲル上のクロマトグラフィー(DCM:MeOH=100:1から20:1)によって精製することで、所望の生成物(470mg、3つのステップで13.2%の収率)が薄茶色の油として得られた。LC-MS(ESI)m/z:333[M+H]
ステップ4:8-(6-((2-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)-1,1-ジフルオロエトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
Figure 2024510762000232
[00510]実施例1と同様の様式で粗生成物を調製し、これをシリカゲル上のクロマトグラフィー(DCM:MeOH=100:1から10:1)によって精製することで、所望の生成物(30.0mg、2つのステップで10.1%の収率)が得られた。1H NMR (400 MHz, dmso) δ 9.08 (s, 1H), 8.51-8.39 (m, 2H), 8.35 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 8.10 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 7.62 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.37-5.25 (m, 1H), 5.05 (s, 2H), 3.59 (s, 3H), 3.12-2.93 (m, 4H), 2.58 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 1.66 (d, J = 6.7 Hz, 6H), 1.40-1.31 (m, 2H), 0.57-0.49 (m, 1H), 0.37-0.28 (m, 1H).LC-MS(ESI)m/z:495[M+H]
実施例219
1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(1-(2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)プロピル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
Figure 2024510762000233
ステップ1:1-(5-ブロモピリジン-2-イル)プロパン-1-オール
Figure 2024510762000234
[00511]乾燥THF(10mL)中の5-ブロモピコリンアルデヒド(1.00g、5.41mmol)の溶液に、THF(8.12mL、8.12mmol)中の臭化エチルマグネシウム(1M)を滴下により0℃で添加し、反応混合物を室温で16時間の間撹拌した。混合物を氷飽和NHCl溶液(50mL)に注ぎ入れ、EtOAc(30mL×2)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、無水NaSO上で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮することで、粗生成物(1.20g)が茶色の油として得られた。LC-MS(ESI)m/z:216[M+H]
ステップ2:2-(1-(5-ブロモピリジン-2-イル)プロポキシ)酢酸
Figure 2024510762000235
[00512]乾燥THF(10mL)中の2-(5-ブロモピリジン-2-イル)プロパン-2-オール(1.20g、4.65mmol)の溶液に、NaH(372mg、9.30mmol)をゆっくり0℃で添加し、反応混合物を0℃で30分間撹拌した。次いで、混合物に、エチル2-ブロモアセテート(1.00g、6.05mmol)を滴下により添加し、結果として得られた反応混合物を室温にゆっくり加温し、室温で2時間の間撹拌した。次いで、反応混合物に、1M NaOH溶液(5mL)を添加し、室温で1時間の間撹拌した。混合物を1M HCl溶液でpH約4まで調整し、EtOAc(15mL×3)で抽出した。合わせた有機層を無水NaSO上で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮することで、粗生成物(820mg)が茶色の油として得られた。LC-MS(ESI)m/z:274[M+H]
ステップ3:2-(1-(5-ブロモピリジン-2-イル)プロポキシ)-1-(ピロリジン-1-イル)エテノン
Figure 2024510762000236
[00513]DCM(10mL)中の2-(1-(5-ブロモピリジン-2-イル)プロポキシ)酢酸(820mg、3.00mmol)およびピロリジン(277mg、3.90mmol)の混合物に、EtOAc(3.82g、6.00mmol)中の50%TP、続いて、DIEA(1.47mL、9.00mmol)を0℃で添加した。そして反応混合物を室温で16時間の間撹拌した。混合物を氷飽和NaHCO溶液(50mL)に注ぎ入れ、DCM(20mL×2)で抽出した。有機層を飽和NHCl溶液(50mL)およびブライン(50mL)で洗浄し、無水NaSO上で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮することで、粗生成物(452mg)が茶色の油として得られた。LC-MS(ESI)m/z:339[M+H]
ステップ4:5-ブロモ-2-(1-(2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)プロピル)ピリジン
Figure 2024510762000237
[00514]乾燥THF(5mL)中の2-(1-(5-ブロモピリジン-2-イル)プロポキシ)-1-(ピロリジン-1-イル)エタノン(452mg、1.34mmol)の溶液に、1M BH THF溶液(6.70mL、6.70mmol)を滴下により0℃で添加し、反応混合物を室温で2時間の間撹拌した。混合物をMeOH(20mL)でクエンチし、減圧下で蒸発させた。残渣をEtOH(30mL)中に溶解させ、90℃で3時間の間撹拌した。混合物を減圧下で蒸発させ、残渣をシリカゲル上のクロマトグラフィー(DCM:MeOH=100:1から20:1)によって精製することで、所望の生成物(111mg、4つのステップで6.33%の収率)が薄茶色の油として得られた。LC-MS(ESI)m/z:325[M+H]
ステップ5:1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(1-(2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)プロピル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
Figure 2024510762000238
[00515]実施例1と同様の様式で粗生成物を調製し、これをシリカゲル上のクロマトグラフィー(DCM:MeOH=100:1から10:1)によって精製することで、所望の生成物(20.0mg、12.0%の収率)が淡色の固体として得られた。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 8.98 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 8.49 (d, J = 1.4 Hz, 1H), 8.44 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.33 (dd, J = 8.2, 2.4 Hz, 1H), 8.09 (dd, J = 9.1, 1.7 Hz, 1H), 7.70 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.41-5.30 (m, 1H), 4.47 (t, J = 6.4 Hz, 1H), 3.72-3.54 (m, 5H), 3.04-2.81 (m, 6H), 1.96-1.84 (m, 6H), 1.77 (d, J = 6.9 Hz, 6H), 0.98 (t, J = 7.4 Hz, 3H).LC-MS(ESI)m/z:475[M+H]
[00516]上に記載されている方法に従って、異なる出発材料を使用して、以下の化合物を調製した。
Figure 2024510762000239
実施例220
[00517]1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 9.09 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 8.69 (s, 1H), 8.42 (dd, J = 8.2, 2.2 Hz, 1H), 8.39 (s, 2H), 7.73 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.53-5.44 (m, 1H), 4.33 (d, J = 7.0 Hz, 1H), 3.81-3.72 (m, 2H), 3.70-3.60 (m, 5H), 3.53-3.40 (m, 2H), 3.25-3.09 (m, 2H), 2.25-2.00 (m, 5H), 1.81 (d, J = 6.8 Hz, 6H), 1.10 (d, J = 6.7 Hz, 3H), 0.88 (d, J = 6.8 Hz, 3H).
実施例221
[00518]1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.92 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 8.56 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.29 (s, 1H), 8.02 (dd, J = 8.1, 2.3 Hz, 1H), 7.90 (dd, J = 9.0, 1.7 Hz, 1H), 7.59 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.28-5.18 (m, 1H), 4.19 (d, J = 6.5 Hz, 1H), 3.78 (s, 3H), 3.62-3.52 (m, 2H), 2.86-2.73 (m, 2H), 2.63 (s, 4H), 2.21-2.07 (m, 1H), 1.88-1.70 (m, 10H), 1.03 (d, J = 6.7 Hz, 3H), 0.91 (d, J = 6.8 Hz, 3H).
実施例222
[00519]1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 9.00 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 8.50 (d, J = 1.4 Hz, 1H), 8.44 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.34 (dd, J = 8.2, 2.3 Hz, 1H), 8.09 (dd, J = 9.1, 1.7 Hz, 1H), 7.70 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.40-5.28 (m, 1H), 4.55-4.51 (m, 1H), 3.75-3.66 (m, 4H), 3.64-3.57 (m, 1H), 3.22-2.97 (m, 6H), 2.03-1.82 (m, 6H), 1.77 (d, J = 6.9 Hz, 6H), 1.62-1.52 (m, 1H), 1.45-1.36 (m, 1H), 1.26-1.15 (m, 1H), 0.90 (d, J = 6.5 Hz, 6H).
実施例223
生物学的アッセイ
[00520]本開示の化合物の効力は、当技術分野において知られている多数の薬理アッセイによって決定することができる。本明細書において後に続く例証薬理アッセイを本開示の化合物、ならびに対照化合物7-フルオロ-8-(6-((2-(4-フルオロピペリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン(ATMキナーゼの強力な阻害剤であるとWO2020052688A1において同定された参照化合物1)で実施した:a)ATM生化学的効力アッセイ;b)ATR生化学的効力アッセイ;c)PI3K生化学的効力アッセイ;d)mTOR生化学的効力アッセイ;e)DNA-PK生化学的効力アッセイ;f)phosp-KAP1 MCF-7細胞能力アッセイ、およびg)ATM SN-38 HT-29細胞能力アッセイ。アッセイの記載中、一般に:
i.以下の略語が使用されている:4NQO=4-ニトロキノリンN-オキシド;Ab=抗体;BSA=ウシ血清アルブミン;CO=二酸化炭素;DMEM=ダルベッコ変法イーグル培地;DMSO=ジメチルスルホキシド;EDTA=エチレンジアミン四酢酸;EGTA=エチレングリコール四酢酸;ELISA=酵素連結免疫吸着アッセイ;EMEM=イーグル最低必須培地;FBS=胎児ウシ血清;h=時間(単数または複数);HRP=セイヨウワサビペルオキシダーゼ;i.p.=腹腔内;PBS=リン酸緩衝生理食塩水;PBST=リン酸緩衝生理食塩水/ツイーン;トリス=トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン;MTS試薬:[3-(4,5-ジメチルチアゾール-2-イル)-5-(3-カルボキシメトキシフェニル)-2-(4-スルホフェニル)-2H-テトラゾリウム、内塩、および電子カップリング試薬(フェナジンメトサルフェート)PMS;s.c.=皮下。
ii.Genedataにおけるスマートフィッティングモデルを使用して、IC50値を算出した。IC50値は、生物学的活性の50%を阻害した試験化合物の濃度であった。
[00521]アッセイa):ATM生化学的効力
[00522]ATM(Millipore、Cat番号14-933)酵素溶液を1×キナーゼ塩基緩衝液中に調製した。10μlの2×酵素溶液を、Echoによって添加された100nlの化合物を含有する384ウェルアッセイプレートの各ウェルに移した。プレートを室温で10分間インキュベートした。2×ペプチド溶液を、1×キナーゼ塩基緩衝液(最終濃度:1.5nM)中のFAM標識化ペプチドおよびATPで調製した。10μlの2×ペプチド溶液を384ウェルアッセイプレートの各ウェルに添加し、これを37℃で210分間インキュベートした後に、40μlの停止用緩衝液を添加することで反応を停止した。データをノギスによって回収した。
[00523]アッセイb):ATR生化学的効力
[00524]ATR酵素(バッチ:Eurofins Cat番号14-953)溶液を1×キナーゼ塩基緩衝液中に調製した。10μlの2×酵素溶液(最終濃度:2.5nM)を、各ウェルに60nlの化合物を含有する384ウェルアッセイプレートの各ウェルに添加した。プレートを室温で10分間インキュベートした。2×ペプチド溶液を、1×キナーゼ塩基緩衝液中のFAM-標識化ペプチドおよびATPで調製した。10μlの2×ペプチド溶液を384ウェルアッセイプレートの各ウェルに添加し、これを28℃で240分間インキュベートした。40μlの停止用緩衝液を添加することで反応を停止した。データをノギスによって回収した。
[00525]アッセイc):PI3K生化学的効力
[00526]PI3Kα(Invitrogen、Cat番号PV4788)、PIK3Cδ(Millipore、Cat番号14-604-M)、PIK3Cβ(Eurofins,、Cat番号14-603-K)、PIK3Cγ(Invitrogen、Cat番号PR8641C)酵素のPI3Kα(p110α/p85a)、PIK3Cδ、PIK3Cβ(p110β)、PIK3Cγ(pp110γ)キナーゼ反応溶液を、アッセイにおける各試薬の最終濃度(最終濃度:PI3Kα 0.7nM、PIK3Cδ 3nM、PIK3Cβ 4.8nM、PIK3Cγ 11nM)の4倍で1×キナーゼ緩衝液中にて調製した。2.5μlのキナーゼ溶液を、系列希釈濃度で2.5μlの化合物を含有する384ウェルアッセイプレートの各ウェルに添加した。2×基質溶液を、アッセイにおける各試薬の最終濃度の2倍で1×キナーゼ反応緩衝液中のPIP2基質およびATPにて調製した。5μlの基質溶液をアッセイプレートの各ウェルに添加することで、反応を開始した。アッセイプレートを室温で1時間の間インキュベートした。5μlの反応ミックスを新たな384ウェルプレートに移した。5μlのADP-Glo試薬(Promega、Cat番号v9102/3)を新たなアッセイプレートの各ウェルに添加することで、反応を停止した。プレートをゆっくり振盪し、40分間平衡化した。10μlのキナーゼ検出試薬を各ウェルに添加し、これを60分間平衡化した後、プレートリーダー(Envision)上にて発光について読み取った。
[00527]アッセイd):mTOR生化学的効力
[00528]mTOR酵素(Millipore、Cat番号14-770)の溶液をアッセイにおける最終濃度(最終濃度:6nM)の4倍で1×キナーゼ緩衝液中にて調製した。2.5μlのキナーゼ溶液を、系列希釈濃度で2.5μlの化合物を含有する384ウェルアッセイプレートの各ウェルに添加した。2×基質溶液を、アッセイにおける各試薬の最終濃度の2倍で1×キナーゼ反応緩衝液中のULight-4E-BP1(Thr37/46)ペプチド(PE、Cat番号TRF0128-M)およびATPで調製した。5μlの基質溶液を各ウェルアッセイプレートに添加することで、反応を開始した。アッセイプレートを室温で30分間インキュベートした。キナーゼクエンチ緩衝液(EDTA)の検出溶液およびEu-抗ホスホ-4E-BP1抗体(Thr37/46)(PE、Cat番号TRF0216-M)を、Lance検出緩衝液における各試薬の所望の最終濃度の2倍で調製した。10μlの検出溶液緩衝液をアッセイプレートの各ウェルに添加した。アッセイプレートを60分間室温で平衡化した後、プレートリーダー(EnvisionプログラムからのLanceシグナル(665nm))上で読み取った。
[00529]アッセイe):DNA-PK生化学的アッセイ
[00530]DNA-PK酵素(Promega、Cat番号V4106、Lot.番号0000224016)のDNA-PKキナーゼ反応溶液を、アッセイにおける各試薬の最終濃度(最終濃度:DNA-PK 1U/μl、活性化剤6μg/ml)の2倍で1×キナーゼ緩衝液中にて調製した。2.5μlのキナーゼ溶液を、系列希釈濃度で2.5μlの化合物を含有する384ウェルアッセイプレートの各ウェルに添加した。基質溶液を、アッセイにおける各試薬の最終濃度の2倍で1×キナーゼ反応緩衝液中のATPで調製した。最終濃度:基質0.2ug/mlおよびATP 20uM。2.5μlの基質溶液をアッセイプレートの各ウェルに添加することで、反応を開始した。アッセイプレートを室温で1時間の間インキュベートした。5μlの反応ミックスを新たな384ウェルプレートに移した。5μlのADP-Glo MAX試薬1(Promega、Cat番号v9102/3、Lot.番号0000176563)をアッセイプレートの各ウェルに添加することで、反応を停止した。プレートを2時間の間室温で平衡化した。10μlのADP-Glo MAX試薬2を各ウェルに添加し、これを30分間平衡化した後、プレートリーダー(Envision)上で発光について読み取った。
[00531]アッセイf):phosp-KAP1 MCF-7細胞能力
[00532]MCF-7細胞を384ウェル細胞培養プレートに25μl/ウェルで播種し、これを37℃および5%CO2で24時間の間インキュベートした。試験化合物を384ウェルプレートに添加した。100μMの最終濃度のエトポシドを次いで、ビヒクル対照ウェルを除いて各ウェルに添加し、これを37℃および5%CO2で1時間の間インキュベートした。培地除去の後、細胞をPBSA中の8%パラホルムアルデヒドの25μl/ウェルの添加によって固定し、20分間室温でインキュベートした。プレートをPBSAで3回濯いだ後、50ulの透過化緩衝液(PBS中0.1%トリトンX-100)を添加し、プレートを20分間室温でインキュベートした。プレートをPBSAで濯いだ後、384ウェルプレートにおいて50μlのOdysseyブロッキング緩衝液を添加することによって細胞をブロックし、次いで、1.5時間の間室温でインキュベートする。プレート洗浄器(BioTek ELx405 select CW)によってブロッキング緩衝液を除去する。20μl/ウェルの一次抗体溶液(抗pKAP1抗体(Bethyl Laboratories、A300-767A))を添加し、プレートを4℃で終夜インキュベートした。プレートをPBST(PBS中0.1%ツイーン-20)で5回濯いだ。DNA染色DRAQ5を含有する20ul/ウェルの二次抗体(IRDye 800CWヤギ抗ウサギIgG、LI-COR、926-32211/(IRDye 800CWヤギ抗マウスIgG、LI-COR、926-32210)溶液をプレートに添加し、これを室温で1時間の間光から離してインキュベートした。プレートをPBST(PBS中0.1%ツイーン-20)で5回濯いだ。最後の洗浄後、洗浄溶液を除去し、プレートを上下逆さまにし、1000rpmで1分間紙を用いて遠心分離することで、全ての洗浄緩衝液を吸収する。プレートの底を湿ったリントフリー紙で清浄する。結果についてODYSSEY CLX(LI-COR)を使用して直ちにプレートを走査する。
データ分析:
1)蛍光強度(FI)を各ウェルについて検出した。
2)%阻害は、以下の通りに算出される:
Figure 2024510762000240
Figure 2024510762000241
:プレートにわたる陽性対照についての平均FI。
Figure 2024510762000242
:プレートにわたる陰性対照についての平均FI。
3)IC50を算出し、化合物の効果-用量曲線をプロットする:
グラフパッドプリズム6.0を用いて、%阻害値および化合物濃度の対数を非線形回帰(用量応答-可変傾斜)にフィットさせることによって、IC50を算出する。
Y=ボトム+(トップ-ボトム)/(1+10^((LogIC50-X)*HillSlope))
X:化合物濃度の対数;Y:%阻害
[00533]アッセイg):ATM SN-38 HT-29細胞能力
[00534]理論的根拠:
[00535]SN38は、イリノテカンの活性代謝物、トポイソメラーゼ-I阻害剤である。SN38は、複製中に二重鎖切断(DSB)に変換される一本鎖DNA切断(SSB)を引き起こす。ATMは、DSBを修復する役割を果たす。ATMの阻害をSN38処置HT-29細胞(ATCC、Cat番号HTB-38)においてハイコンテンツ画像化システムによって評価した。
[00536]実験詳細:
[00537]HT-29細胞をトリプシン処理し、1ウェル当たりおよそ10,000の細胞を96ウェルマイクロプレートに播種し、これを終夜37℃および5%のCOでインキュベートした。試験化合物を96ウェルプレートに添加し、これを37℃および5%のCOで1時間の間インキュベートした。30nMの最終濃度のSN38(MCE、Cat番号HY-13704)を次いで96ウェルプレートに添加し、これを37℃および5%のCOで1時間の間インキュベートした。培地除去後、細胞をPBSA中3.7%ホルムアルデヒド50μlの添加によって固定し、20分間室温でインキュベートした。プレートをPBSAで3回濯いだ後、50μlの透過化緩衝液(PBSA中0.1%トリトン-X 100)を添加し、プレートを20分間室温でインキュベートした。プレートをPBSAで1回濯いだ後、50μlの一次抗体溶液を添加し、プレートを4℃で終夜インキュベートした。一次抗体(抗ホスホ-ATM(Ser1981)抗体、(Merck Millipore、Cat番号05-740)を1/10,000で抗体緩衝液(3%BSA、PBSA中0.05%ツイーン)中にて希釈することによって、一次抗体溶液を調製した。プレートをPBST(PBSA中0.05%ツイーン)で3回濯いだ。50μlの二次抗体溶液をプレートに添加し、これを室温で1時間の間光から離してインキュベートした。二次抗体(ヤギ抗マウスIgG(H+L)Cross-Adsorbed Secondary Antibody、Alexa Fluor488、Invitrogen、Cat番号A11001)を1/500でおよびHoechstを1/10,000で抗体緩衝液中にて希釈することによって、二次抗体溶液を調製した。プレートをPBSTで3回濯ぎ、次いで、1ウェル当たり100μlのPBSAを添加した。プレートを黒色プレートシールで密閉した。
[00538]データ捕捉
Figure 2024510762000243
[00539]データ分析
Figure 2024510762000244
[00540]画像解析後、さらなる統計をExcel 2013(Microsoft)によって行った。Prism 7.0(Graphpad)を使用して、グラフィカルビューを次いで発生させた。
[00541]実施例1~222において合成された化合物および参照化合物1を上に記載されている通りのアッセイa)~g)において試験した。一部の代表的な化合物について、IC50結果が表2~3に提供されている。
Figure 2024510762000245
Figure 2024510762000246
Figure 2024510762000247
Figure 2024510762000248
[00542]表2~3から、本開示の化合物は、ATMキナーゼの良好な阻害を有するだけでなく、PIKKファミリーにおいて他のキナーゼ(PI3Kα、PI3Kβ、PI3Kγ、PI3Kδ、mTor、DNA-PKおよびATR)よりもATMキナーゼに対して選択的であることを見出すことができる。
[00543]結果が示されていない他の実施例化合物について、全てが、ATMキナーゼに対して、1000nM以下のIC50を有する。これらの化合物の一部は、ATMキナーゼに対して、500nM以下、一部は400nM以下、一部は300nM以下、一部は200nM以下、または100nM以下、または更に50nM以下のIC50を有する。加えて、結果が示されていない実施例化合物の一部は、PIKKファミリーにおける他のキナーゼ(PI3Kα、PI3Kβ、PI3Kγ、PI3Kδ、mTorおよびATR)に対して、1μM超、一部は3μM超、5μM超、7μM超、または更に10μM超のIC50を示す。
実施例224
AO活性研究
[00544]以下のアッセイh)アルデヒドオキシダーゼアッセイを使用して、本開示の化合物および参照化合物2、3、4(Zaleplon、AOアッセイ陽性対照)および5(PF-04217903、弱いAO基質)を用いて、AO活性研究を実施した。
[00545]アッセイh):アルデヒドオキシダーゼアッセイ
[00546]AO活性をヒト肝臓サイトゾルにおいて判定した。インキュベーションシ系は、リン酸緩衝液、ヒト肝臓サイトゾルおよび試験化合物または陽性対照で構成されていた。内部標準とともに5体積の冷アセトニトリルの添加によって、反応を0.5分、15分、30分、60分、90分および120分で停止した。試料を3,220gで30分間遠心分離した。上澄みの100μLのアリコートを100μLの超純粋HOと混合し、次いで、LC/MS/MS分析のために使用した。
[00547]Microsoft Excelを使用して、全ての算出を実施した。ピーク面積を抽出イオンクロマトグラムから決定した。傾斜値kを、親薬物の残りの百分率の自然対数vs.インキュベーション時間曲線の線形回帰によって決定した。以下の等式を使用して、傾斜値から、インビトロ半減期(インビトロt1/2)を決定した:
インビトロt1/2=(0.693/k)
[00548]以下の等式(デュプリケートの平均)を使用して、インビトロt1/2(分)からインビトロ固有クリアランス(インビトロCLint、μL/min/mgのタンパク質中)への変換を行った:
[00549]実施例1~222において合成された化合物および参照化合物2~4を上に記載されている通りのアッセイh)において試験した。本開示の代表的な化合物および参照化合物2~5の結果は、表4に示されている。
Figure 2024510762000249
[00550]参照化合物2および3は、参照化合物4(0.893μL/min/mgタンパク質)のものよりも高い1.44および2.20μL/min/mgタンパク質の固有クリアランスで、強いAO基質であると示されることが実証されている。参照化合物4は、ヒトにおいて、約80%肝臓血流に対応する16mL/min/kgの高いクリアランスを示した(Zientek、M.ら、Drug MetabDispos 2010、1322~7)。対照的に、本開示の化合物は、参照化合物5のもの(0.413μL/min/mgタンパク質)よりも低い固有クリアランスを示す。参照化合物5は、ヒトにおいて、約30%肝臓血流に対応する6mL/min/kgで、低から中程度のクリアランスを示した。これは、本開示の化合物がAO基質でないことを示す。結果が示されていない他の実施例化合物について、全てが、参照化合物5のものよりも低い固有クリアランスを示す。
実施例225
効力研究
[00551]代表的な化合物によるATM阻害の治療的関連性を、イオン化放射線(IR)、臨床的に確立されたDSB誘発処置との組合せにおいてインビボで調査した。以下のアッセイi)を使用して、ヒトがんの異種移植片マウスモデルにおける活性について、代表的な化合物を試験した。
[00552]アッセイi):FaDu異種移植片モデル
[00553]放射線組合せ
[00554]細胞培養:不活性化10%ウシ胎児血清、100U/mlペニシリンおよび100μg/mlストレプトマイシンを含有するEMEM培地中で、37℃、5%のCOのインキュベーターにおいて、FaDu腫瘍細胞を培養した。
[00555]接種および群分け:少なくとも6週齢の雌性の免疫低下BALB/cヌードマウスの右側腹部に、100μlのFadu腫瘍細胞懸濁液(5×10細胞/マウス)を皮下移植することによって、異種移植片を樹立した。ノギスを用いて2次元で腫瘍を測定し、以下の式を使用して腫瘍体積を算出した:腫瘍体積=(長さ×幅)×0.5。平均腫瘍体積が100mmから150mmに達した時、腫瘍担持マウスを処置群に無作為化した。
[00556]処置および腫瘍判定:動物は、放射線治療と組み合わされて化合物を用いる処置を3から6サイクル受けた。各サイクルは、5連続処置日プラス2日の休息を含む。5連続日(総放射線量=10Gy/サイクル)にわたって投与された1日当たり2Gyの分画スケジュールを使用して、イオン化放射線を投与した。化合物を照射の10分前に経口的に与えた。腫瘍体積およびマウスの体重を週2回測定した。処置の開始からの腫瘍成長阻害(%TGI)を対照群および処置群について腫瘍体積の平均変化の比較によって判定した。腫瘍成長阻害が100%超であった場合、処置が腫瘍退縮を誘発したことを意味する。
[00557]統計的分析:群間の腫瘍体積の統計的分析のために一元配置ANOVA試験を使用し、p<0.05を有意な差異と考えた。
Figure 2024510762000250
[00558]クリニックにおいて使用される対症的な放射線治療レジメンは、3~4週の分画処置スケジュール(1週当たり2Gy IR-合計30~40Gyの5分画)である。クリニックにおいて使用される標準的な放射線治療レジメンは、6週の分画処置スケジュール(1週当たり2Gy IR-合計60Gyの5分画)である。化合物の治療的可能性を検査するため、これらの2つのレジメンをヒト頭頸部がんのFadu異種移植片モデルにおいて適用した。
[00559]FaDu異種移植片効力研究において、IRおよび本開示の化合物の両方との組合せ処置は、IR単独での処置との比較において、腫瘍成長の強い阻害をもたらした。IRとの組合せにおける代表的な化合物(実施例62および102)について、腫瘍異種移植片退縮が観察され、腫瘍は研究の最後まで再発しなかった。
実施例226
用量範囲発見研究
[00560]代表的な化合物の経口毒性は、以下のアッセイを使用して、ラット、イヌおよび/またはモンキーにおける反復-用量毒性研究において判定される:
[00561]アッセイj):用量範囲発見研究
[00562]ラット用量範囲発見(DRF)研究において、ラットは、対照群、試験化合物低用量群、試験化合物中用量群および試験化合物高用量群を含めて、4つの群に無作為に割り当てられる。対照群は、10匹のラット(5/性別)で構成され、各試験化合物群は、16匹のラット(8/性別、ここで、それらの3/性別を毒物動態学のために使用した)を有する。動物は28日間連続して投薬される。臨床的兆候、体重および食物消費は、毎日または週2回測定される。研究の終わりに、ラットは麻酔にかけられ、血液学および臨床化学のために試料採取され、その後、肉眼剖検観察および臓器重量測定が続く。投薬の最初の日および最後の日に、TKプロファイルを検証するとともに試験化合物のTKパラメータを得るために、血液試料が試験化合物群の毒物動態学(TK)動物から収集される。
[00563]イヌまたはモンキーDRF研究において、動物は、対照群、試験化合物低用量群、試験化合物中用量群および試験化合物高用量群を含めた4つの群に無作為に割り当てられ、各群は、4匹の動物(2/性別)で構成される。動物は、連続して28日間投薬される。臨床的兆候、体重および食物消費が毎日または週2回測定される。研究の終わりに、動物は、麻酔にかけられ、血液学および臨床化学のために試料採取され、その後、肉眼剖検観察および臓器重量測定が続く。投薬の最初の日および最後の日に、TKプロファイルを検証するとともに試験化合物のTKパラメータを得るために、血液試料が試験化合物群の各動物から収集される。
[00564]前述の説明は、本開示の原理の例示的なものだけとして考えられる。さらに、多数の修飾および変化は当業者に容易に明らかであるので、上に記載されている通りに示される正確な構築およびプロセスに本発明を限定することは望まれない。したがって、全ての適当な修飾および等価物は、次に続く請求項によって定義されている通りの本発明の範疇内に入ると考えられ得る。
[00565]「含む(comprise)」、「含むこと(comprising)」、「含む(include)」、「含む(including)」および「含むこと(includes)」という単語は、この明細書においておよび以下の請求項において使用されている場合、明記される特色、整数、構成成分、またはステップの存在を特定すると意図されるが、それらは、1つまたは複数の他の特色、整数、構成成分、ステップ、またはそのグループの存在または付加を排除しない。

Claims (64)

  1. 式(I):
    Figure 2024510762000251
    の化合物またはその薬学的に許容される塩
    (式中:
    環Aは、アリールまたはヘテロアリールであり;
    は、水素、または1つ、2つもしくは3つのハロゲンで任意選択により置換されているメチルであり;
    は、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、およびヘテロアリールからなる群から選択され、ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、およびヘテロアリールは、1つまたは複数のRで任意選択により置換されており;
    は、水素、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキルおよびシクロアルキルからなる群から選択され;
    各Rは、水素、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、およびシクロアルキルから独立して選択され;
    およびRは、水素、ハロゲン、シアノ、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキルおよびシクロアルキルからなる群から各々独立して選択される;または
    およびRは、それらが付着されている炭素原子と一緒に、シクロアルキルもしくはヘテロシクリルを形成し、前記シクロアルキルもしくはヘテロシクリルは、1つもしくは複数のRで任意選択により置換されており;
    Lは、直接結合、アルキル、シクロアルキルまたはシクロアルキルアルキルから選択され、ここで、前記アルキル、シクロアルキル、およびシクロアルキルアルキルは、1つまたは複数のRで任意選択により置換されており;
    は、-NR1011、-OR12、-COOH、1つまたは複数のR13で任意選択により置換されている飽和または不飽和のヘテロシクリルからなる群から選択され;
    は、水素、ヒドロキシル、ハロゲン、シアノ、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、およびアルコキシルからなる群から選択され;
    は、水素、ハロゲン、アルキル、ハロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、およびヘテロシクリルからなる群から選択され;
    10およびR11は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキルおよびシクロアルキルからなる群から各々独立して選択される;または
    10およびR11は、それらが付着されている窒素原子と一緒に、N、OおよびSから選択される1個もしくは複数の追加のヘテロ原子を任意選択により含有するとともに1つもしくは複数のR14で任意選択により置換されているヘテロシクリルを形成し;
    12およびR13は、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、シクロアルキル、およびヘテロシクリルからなる群から各々独立して選択され;
    14は、ハロゲン、シアノ、スルホニル、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、アルキルアルコキシル、ヘテロシクリル、-NR1516、および-OR17からなる群から選択され、
    15およびR16は、各々独立して、水素、アルキル、アルケニル、またはアルキニルであり;
    17は、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、およびシクロアルキルからなる群から選択され、
    nは、0、1、2または3である)。
  2. 環Aがアリールである、請求項1に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  3. 環Aがヘテロアリールである、請求項1に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  4. 環Aが、チエニル、フラニル、ピロリル、イミダゾリル、ピラゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、ピリジル、ピリダジニル、ピリミジニルおよびピラジニルからなる群から選択される、請求項3に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  5. が、1つ、2つまたは3つのハロゲンで任意選択により置換されているメチルである、請求項1に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  6. が、1つまたは複数のRで任意選択により置換されているアルキルであり、Rが、水素、ヒドロキシル、ハロゲン、シアノ、およびアルコキシルからなる群から選択される、請求項1に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  7. が、n-プロピルまたはiso-プロピルである、請求項6に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  8. が、1つまたは複数のRで任意選択により置換されているシクロアルキルであり、Rが、水素、ヒドロキシル、ハロゲン、シアノ、アルキル、ハロアルキル、およびアルコキシルからなる群から選択される、請求項1に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  9. が、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルおよびシクロヘキシルからなる群から選択され、これらの各々は、1つまたは複数のRで任意選択により置換されており、Rが、ヒドロキシル、メチル、トリフルオロメチルまたはメトキシから選択される、請求項8に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  10. が、
    Figure 2024510762000252
    である、請求項9に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  11. が、1つまたは複数のRで任意選択により置換されているヘテロシクリルであり、Rが、水素、ヒドロキシル、ハロゲン、シアノ、アルキル、ハロアルキルおよびアルコキシルからなる群から選択される、請求項1に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  12. が、オキセタニル、テトラヒドロフラニルおよびテトラヒドロピラニルからなる群から選択され、これらの各々は、1つまたは複数のRで任意選択により置換されており、Rが、ヒドロキシル、メチル、トリフルオロメチルおよびメトキシからなる群から選択される、請求項11に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  13. が、
    Figure 2024510762000253
    である、請求項12に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  14. が、1つまたは複数のRで任意選択により置換されているヘテロアリールであり、Rが、水素、ヒドロキシル、ハロゲン、シアノ、アルキル、ハロアルキルおよびアルコキシルからなる群から選択される、請求項1に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  15. が、ピリジンまたはピラゾールであり、これらの各々は、1つまたは複数のRで任意選択により置換されており、Rが、ヒドロキシル、メチル、トリフルオロメチルおよびメトキシからなる群から選択される、請求項14に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  16. が水素である、請求項1に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  17. がフルオロである、請求項1に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  18. が水素である、請求項1に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  19. およびRの一方が水素であり、他方がアルキルまたはハロアルキルである、請求項1に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  20. およびRの一方が水素であり、他方がC1~6アルキルまたはC1~6ハロアルキルである、請求項19に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  21. およびRの一方が水素であり、他方が、1つ、2つまたは3つのハロゲンで任意選択により置換されているメチルである、請求項20に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  22. およびRの一方が水素であり、他方がメチルまたはトリフルオロメチルである、請求項21に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  23. およびRの両方が水素である、請求項1に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  24. およびRの両方がアルキルである、請求項1に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  25. およびRが、それらが付着されている炭素原子と一緒に、シクロアルキルを形成する、請求項1に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  26. およびRが、それらが付着されている炭素原子と一緒に、ヘテロシクリルを形成する、請求項1に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  27. Lが、直接結合またはシクロアルキルアルキルである、請求項1に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  28. Lが、1つまたは複数のRで任意選択により置換されているアルキルであり、各Rが、水素、ハロゲン、およびシクロアルキルからなる群から独立して選択される、請求項1に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  29. Lが、1つまたは複数のRで任意選択により置換されているシクロアルキルであり、各Rが、水素、ハロゲン、アルキル、ハロアルキルおよびシクロアルキルからなる群から独立して選択される、請求項1に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  30. が-NR1011である、請求項1に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  31. 10およびR11が、各々独立してアルキルである、またはR10およびR11の一方が水素であり、他方がアルキルである、請求項30に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  32. 10およびR11が、それらが付着されている窒素原子と一緒に、N、OおよびSから選択される1個または複数の追加のヘテロ原子を任意選択により含有するとともに1つまたは複数のR14で任意選択により置換されている飽和ヘテロシクリルを形成する、請求項30に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  33. 10およびR11が、それらが付着されている窒素原子と一緒に、以下からなる群から選択される飽和ヘテロシクリルを形成し:
    Figure 2024510762000254
    これらの各々は、1つまたは複数のR14で任意選択により置換されている、請求項32に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  34. 14が、ハロゲン、シアノ、スルホニル、アルキル、ハロアルキル、アルキルアルコキシル、-NR1516、およびOR17からなる群から独立して選択される、請求項32または33に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  35. 15およびR16が、各々独立してアルキルである、または
    15およびR16の一方が水素であり、他方がアルキルである、
    請求項34に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  36. 17が、アルキルまたはハロアルキルから選択される、請求項34に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  37. が-COOHである、請求項1に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  38. が、R13で任意選択により置換されているヘテロシクリルであり、R13がアルキルである、請求項1に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  39. が、以下からなる群から選択され:
    Figure 2024510762000255
    これらの各々は、1つまたは複数のR13で任意選択により置換されている、請求項38に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  40. 化合物が、式(II):
    Figure 2024510762000256
    (式中、R、R、R、R、R、RおよびLは、請求項1に定義されている通りである)
    である、請求項1に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  41. およびRの一方が水素であり、他方がアルキルまたはハロアルキルである、請求項40に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  42. およびRの一方が水素であり、他方がメチルまたはトリフルオロメチルである、請求項41に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  43. 化合物が、以下からなる群から選択される式を有する:
    Figure 2024510762000257
    (式中、R、R、L、R11およびR12は、請求項1に定義されている通りである)
    請求項1に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  44. が、水素またはフルオロであり;
    が、水素、アルキルまたはハロアルキルであり;
    Lが、1つまたは複数のRで任意選択により置換されているアルキルであり;
    が、水素、ハロゲン、およびシクロアルキルからなる群から選択され;
    10およびR11が、各々独立してアルキルである、またはR10およびR11の一方が水素であり、他方がアルキルであり;
    10およびR11が、それらが付着されている窒素原子と一緒に、N、OおよびSから選択される1個または複数の追加のヘテロ原子を任意選択により含有するとともに1つまたは複数のR14で任意選択により置換されている飽和ヘテロシクリルを形成し;
    14が、ハロゲン、シアノ、スルホニル、アルキル、ハロアルキル、アルキルアルコキシル、飽和または不飽和のヘテロシクリル、-NR1516、および-OR17からなる群から選択され;
    15およびR16が、各々独立してアルキルである、またはR15およびR16の一方が水素であり、他方がアルキルであり、
    17が、アルキルまたはハロアルキルから選択される、
    請求項43に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  45. Lが、エチルまたはプロピルである、請求項44に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  46. が、水素、メチルまたはトリフルオロメチルである、請求項44または45に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  47. 10およびR11が、それらが付着されている窒素原子と一緒に、以下からなる群から選択される飽和ヘテロシクリルを形成し:
    Figure 2024510762000258
    これらの各々は、1つまたは複数のR14で任意選択により置換されている、請求項44に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  48. 化合物が、以下からなる群から選択される式を有する:
    Figure 2024510762000259
    (式中、R10およびR11は、請求項1に定義されている通りである)
    請求項1に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  49. 10およびR11が、それらが付着されている窒素原子と一緒に、以下からなる群から選択される飽和ヘテロシクリルを形成し:
    Figure 2024510762000260
    これらの各々は、1つまたは複数のR14で任意選択により置換されている、請求項48に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  50. 化合物が、以下からなる群から選択される式を有する:
    Figure 2024510762000261
    (式中、R10およびR11は、請求項1に定義されている通りである)
    請求項1に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  51. 10およびR11が、それらが付着されている窒素原子と一緒に、以下からなる群から選択される飽和ヘテロシクリルを形成する:
    Figure 2024510762000262
    請求項50に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  52. 化合物が、以下からなる群から選択される:
    8-(6-((2-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((2-(ジメチルアミノ)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-((2-(ピペリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-((2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((2-(4-フルオロピペリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    1-イソプロピル-8-(6-((2-メトキシエトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(((1-メチルピペリジン-4-イル)オキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((3-(ジメチルアミノ)プロポキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(((1-メチルピペリジン-4-イル)メトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(((1-メチルピロリジン-2-イル)メトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(((1-メチルピロリジン-3-イル)オキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((3-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)プロポキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(((1-メチルピペリジン-3-イル)オキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((3-(ジメチルアミノ)シクロブトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(((1-メチルアゼチジン-3-イル)オキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((2-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)プロポキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((2-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)-2-メチルプロポキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-(((1-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)シクロプロピル)メトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(((1-メチルピペリジン-3-イル)メトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(((1-メチルピロリジン-3-イル)メトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-(((1-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)プロパン-2-イル)オキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-(((1-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)-2-メチルプロパン-2-イル)オキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((1-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イルメチル)シクロプロポキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    1-(2-((5-(1-イソプロピル-3-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-8-イル)ピリジン-2-イル)メトキシ)エチル)ピペリジン-4-カルボニトリル
    1-(2-((R)-1-(5-(1-イソプロピル-3-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-8-イル)ピリジン-2-イル)エトキシ)エチル)-3-メチルピロリジン-3-カルボニトリル
    8-(6-((2-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    1-イソプロピル-8-(6-((2-(4-メトキシピペリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-8-(6-((2-(3-フルオロピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (S)-1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-((2-(2-メチルピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((2-(4,4-ジフルオロピペリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((2-(4,4-ジメチルピペリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-((2-(4-メチルピペラジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-((2-モルホリノエトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (S)-8-(6-((2-(3-フルオロピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-((2-(2-メチルピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((2-(3,3-ジメチルピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((2-(3-(ジメチルアミノ)アゼチジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((2-(3-フルオロピペリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((2-(2-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((2-(6-アザスピロ[3.5]ノナン-6-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    1-イソプロピル-8-(6-((2-(3-メトキシピペリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (S)-8-(6-((2-(3-(ジメチルアミノ)ピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (S)-1-イソプロピル-8-(6-((2-(3-メトキシピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    1-イソプロピル-8-(6-((2-(4-メトキシピペリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((2-((2R,5S)-2,5-ジメチルピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-8-(6-((2-(3-(ジメチルアミノ)ピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-((2-(4-(トリフルオロメトキシ)ピペリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((2-(6,6-ジフルオロ-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((2-(7-アザスピロ[3.5]ノナン-7-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-8-(6-((2-(3-(ジフルオロメトキシ)ピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (S)-8-(6-((2-(3-(ジフルオロメトキシ)ピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-((2-(3-(トリフルオロメトキシ)ピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
    (R)-8-(6-(1-(2-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-8-(6-(1-(2-(6-アザスピロ[2.5]オクタン-6-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-8-(6-(1-(2-(6-アザスピロ[2.5]オクタン-6-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-1-イソプロピル-8-(6-(1-(2-(4-メトキシピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    1-イソプロピル-8-(6-((R)-1-(2-((R)-3-メトキシピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(1-(2-(4-(トリフルオロメトキシ)ピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    1-イソプロピル-8-(6-((R)-1-(2-((S)-3-メトキシピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((2-(3,3-ジメチルピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-7-フルオロ-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-8-(6-(1-(2-(3,3-ジメチルピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(1-(2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
    8-(6-((R)-1-(2-((S)-3-(ジフルオロメトキシ)ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    1-イソプロピル-8-(6-((S)-1-(2-((R)-3-メトキシピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    1-イソプロピル-8-(6-((S)-1-(2-((S)-3-メトキシピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((1S)-1-(2-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((1R)-1-(2-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (S)-8-(6-(1-(2-(4-フルオロピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-8-(6-(1-(2-(4-フルオロピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((1S)-1-(2-(6,6-ジフルオロ-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((1R)-1-(2-(6,6-ジフルオロ-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (S)-8-(6-(1-(2-(4,4-ジメチルピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-8-(6-(1-(2-(4,4-ジメチルピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (S)-8-(6-(1-(2-(4,4-ジフルオロピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-8-(6-(1-(2-(4,4-ジフルオロピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((R)-1-(2-((R)-3-シクロプロポキシピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-((R)-1-(2-((R)-3-メチルピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-((R)-1-(2-((S)-3-メチルピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-((R)-1-(2-((R)-3-(メチルスルホニル)ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((R)-1-(2-((R)-3-シクロプロポキシピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-8-(6-(1-(2-(2-オキサ-6-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-8-(6-(1-(2-(1-オキサ-7-アザスピロ[3.5]ノナン-7-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(1-(2-(4-(オキセタン-3-イル)ピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(1-(2-(4-(トリフルオロメチル)ピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    1-イソプロピル-8-(6-((R)-1-(2-((R)-3-(メトキシメチル)ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-8-(6-(1-(2-(2-オキサ-6-アザスピロ[3.4]オクタン-6-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(1-(2-(ピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-((R)-1-(2-((R)-3-(トリフルオロメトキシ)ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-8-(6-(1-(2-(6-アザスピロ[3.4]オクタン-6-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    1-(2-((R)-1-(5-(1-イソプロピル-3-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-8-イル)ピリジン-2-イル)エトキシ)エチル)-3-メチルピロリジン-3-カルボニトリル
    (R)-1-(2-(1-(5-(1-イソプロピル-3-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-8-イル)ピリジン-2-イル)エトキシ)エチル)ピペリジン-4-カルボニトリル
    (R)-8-(6-(1-(2-(4-イソプロポキシピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((R)-1-(2-((R)-3-イソプロポキシピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((2-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((2-(4-フルオロピペリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((2-(4,4-ジメチルピペリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((2-(3,3-ジメチルピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((2-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-8-(6-((2-(3-(ジフルオロメトキシ)ピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (S)-8-(6-((2-(3-(ジフルオロメトキシ)ピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-8-(6-((2-(4-(トリフルオロメトキシ)ピペリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-8-(6-(1-(2-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-8-(6-(1-(2-(4,4-ジメチルピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((1R)-1-(2-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((R)-1-(2-((S)-3-メトキシピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-8-(6-((1R)-1-(2-(3-(トリフルオロメトキシ)ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-8-(6-(1-(2-(6-アザスピロ[2.5]オクタン-6-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((R)-1-(2-(4-フルオロピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1,3,3a,9b-テトラヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
    (R)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-8-(6-(1-(2-(4-(トリフルオロメトキシ)ピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-8-(6-(1-(2-(4-メトキシピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-8-(6-(1-(2-(3,3-ジメチルピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((R)-1-(2-((R)-3-メトキシピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((R)-1-(2-((R)-3-イソプロポキシピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-1-(2-(1-(5-(3-メチル-2-オキソ-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-8-イル)ピリジン-2-イル)エトキシ)エチル)ピペリジン-4-カルボニトリル
    8-(6-((R)-1-(2-((S)-3-(ジフルオロメトキシ)ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
    (R)-8-(6-(1-(2-(2-オキサ-6-アザスピロ[3.4]オクタン-6-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-8-(6-(1-(2-(4-(トリフルオロメチル)ピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-8-(6-(1-(2-(6-アザスピロ[3.4]オクタン-6-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((R)-1-(2-((R)-3-(メトキシメチル)ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-3-メチル-8-(6-(1-(2-(ピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-3-メチル-8-(6-(1-(2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((R)-1-(2-((R)-3-シクロプロポキシピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    3-メチル-8-(6-((R)-1-(2-((R)-3-メチルピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-8-(6-(1-(2-(7-アザスピロ[3.5]ノナン-7-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-8-(6-(1-(2-(1-オキサ-7-アザスピロ[3.5]ノナン-7-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    3-メチル-8-(6-((R)-1-(2-((S)-3-メチルピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-8-(6-(1-(2-(2-オキサ-6-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-3-メチル-8-(6-(1-(2-(4-(オキセタン-3-イル)ピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    3-メチル-8-(6-((R)-1-(2-((R)-3-(メチルスルホニル)ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    3-メチル-1-(2-((R)-1-(5-(3-メチル-2-オキソ-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-8-イル)ピリジン-2-イル)エトキシ)エチル)ピロリジン-3-カルボニトリル
    8-(6-((2-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-7-フルオロ-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((2-(3,3-ジメチルピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-7-フルオロ-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((2-(4,4-ジメチルピペリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-7-フルオロ-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    7-フルオロ-1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-((2-(3-(トリフルオロメトキシ)ピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
    (R)-8-(6-(1-(2-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-7-フルオロ-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-7-フルオロ-8-(6-(1-(2-(4-フルオロピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
    (R)-8-(6-(1-(2-(3,3-ジメチルピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-7-フルオロ-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    7-フルオロ-1-イソプロピル-8-(6-((R)-1-(2-((S)-3-メトキシピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-8-(6-(1-(2-(4,4-ジメチルピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-7-フルオロ-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-8-(6-(1-(2-(6-アザスピロ[2.5]オクタン-6-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-7-フルオロ-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    7-フルオロ-1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-((1R)-1-(2-(3-(トリフルオロメトキシ)ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-7-フルオロ-1-イソプロピル-8-(6-(1-(2-(4-メトキシピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((1R)-1-(2-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-7-フルオロ-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-7-フルオロ-1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(1-(2-(4-(トリフルオロメトキシ)ピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-1-(2-(1-(5-(7-フルオロ-1-イソプロピル-3-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-8-イル)ピリジン-2-イル)エトキシ)エチル)ピペリジン-4-カルボニトリル
    8-(6-((R)-1-(2-((R)-3-(ジフルオロメトキシ)ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-7-フルオロ-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    1-(2-((R)-1-(5-(7-フルオロ-1-イソプロピル-3-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-8-イル)ピリジン-2-イル)エトキシ)エチル)-3-メチルピロリジン-3-カルボニトリル
    (R)-8-(6-(1-(2-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-7-フルオロ-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-8-(6-(1-(2-(4,4-ジメチルピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-7-フルオロ-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-7-フルオロ-8-(6-(1-(2-(4-フルオロピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    7-フルオロ-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-8-(6-((R)-1-(2-((R)-3-(トリフルオロメトキシ)ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
    7-フルオロ-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-8-(6-((R)-1-(2-((S)-3-(トリフルオロメトキシ)ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
    (R)-8-(6-(1-(2-(3,3-ジメチルピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-7-フルオロ-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-8-(6-(1-(2-(6-アザスピロ[2.5]オクタン-6-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-7-フルオロ-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((R)-1-(2-((R)-3-(ジフルオロメトキシ)ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-7-フルオロ-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-8-(6-(1-(2-(7-アザスピロ[3.5]ノナン-7-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-7-フルオロ-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (R)-7-フルオロ-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-8-(6-(1-(2-(4-(トリフルオロメトキシ)ピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((R)-1-(2-((S)-3-(ジフルオロメトキシ)ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-7-フルオロ-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
    8-(6-((2-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-(trans-3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((2-(3,3-ジメチルピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-(trans-3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((R)-1-(2-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-(trans-3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    1-(trans-3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-8-(6-((R)-1-(2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
    1-(trans-3-メトキシシクロブチル)-8-(6-((R)-1-(2-((R)-3-メトキシピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((R)-1-(2-(6-アザスピロ[2.5]オクタン-6-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-(trans-3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((2-(ジメチルアミノ)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-(trans-3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    1-(trans-3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-8-(6-((2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    1-(trans-3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-8-(6-((2-(ピペリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((2-(4-フルオロピペリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-(trans-3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((2-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-(trans-3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((R)-1-(2-(6-アザスピロ[2.5]オクタン-6-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-(cis-3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((R)-1-(2-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1-(cis-3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    1-(cis-3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-8-(6-((2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    1-(cis-3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-8-(6-((2-(ピペリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((2-(4-フルオロピペリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-(cis-3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((2-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-(cis-3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((2-(ジメチルアミノ)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-(cis-3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((2-(ジメチルアミノ)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(オキセタン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    3-メチル-1-(オキセタン-3-イル)-8-(6-((2-(ピペリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((2-(4-フルオロピペリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(オキセタン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((2-(4-フルオロピペリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-((1s,3s)-3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    3-メチル-1-(オキセタン-3-イル)-8-(6-((2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (S)-8-(6-((2-(4-フルオロピペリジン-1-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((2-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)エトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-((S)-テトラヒドロ-2H-ピラン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    (S)-1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(2,2,2-トリフルオロ-1-(2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
    (R)-1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(2,2,2-トリフルオロ-1-(2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
    1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(2,2,2-トリフルオロ-1-(2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
    1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(2,2,2-トリフルオロ-1-(2-(3-メチルピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
    1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(2,2,2-トリフルオロ-1-(2-(3-メトキシピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
    8-(6-(1-(2-(3,3-ジメチルピロリジン-1-イル)エトキシ)-2,2,2-トリフルオロエチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
    8-(6-(1-(2-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エトキシ)-2,2,2-トリフルオロエチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
    8-(6-(1-(2-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)エトキシ)-2,2,2-トリフルオロエチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
    1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(2,2,2-トリフルオロ-1-(2-(ピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
    8-(6-(1-(2-(4,4-ジメチルピペリジン-1-イル)エトキシ)-2,2,2-トリフルオロエチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
    1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(2,2,2-トリフルオロ-1-(2-(4-メトキシピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
    8-(6-(1-(2-(6-アザスピロ[2.5]オクタン-6-イル)エトキシ)-2,2,2-トリフルオロエチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
    3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-8-(6-(2,2,2-トリフルオロ-1-(2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
    3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-8-(6-(2,2,2-トリフルオロ-1-(2-(3-メチルピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
    3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-8-(6-(2,2,2-トリフルオロ-1-(2-(3-メトキシピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
    8-(6-(1-(2-(3,3-ジメチルピロリジン-1-イル)エトキシ)-2,2,2-トリフルオロエチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
    8-(6-(1-(2-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エトキシ)-2,2,2-トリフルオロエチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
    8-(6-(1-(2-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)エトキシ)-2,2,2-トリフルオロエチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
    3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-8-(6-(2,2,2-トリフルオロ-1-(2-(ピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
    8-(6-(1-(2-(4,4-ジメチルピペリジン-1-イル)エトキシ)-2,2,2-トリフルオロエチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
    3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-8-(6-(2,2,2-トリフルオロ-1-(2-(4-メトキシピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
    8-(6-(1-(2-(6-アザスピロ[2.5]オクタン-6-イル)エトキシ)-2,2,2-トリフルオロエチル)ピリジン-3-イル)-3-メチル-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
    1-(3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-8-(6-(2,2,2-トリフルオロ-1-(2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
    1-(3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-8-(6-(2,2,2-トリフルオロ-1-(2-(3-メチルピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
    1-(3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-8-(6-(2,2,2-トリフルオロ-1-(2-(3-メトキシピロリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
    8-(6-(1-(2-(3,3-ジメチルピロリジン-1-イル)エトキシ)-2,2,2-トリフルオロエチル)ピリジン-3-イル)-1-(3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
    8-(6-(1-(2-(5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-イル)エトキシ)-2,2,2-トリフルオロエチル)ピリジン-3-イル)-1-(3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
    8-(6-(1-(2-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)エトキシ)-2,2,2-トリフルオロエチル)ピリジン-3-イル)-1-(3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
    1-(3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-8-(6-(2,2,2-トリフルオロ-1-(2-(ピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
    8-(6-(1-(2-(4,4-ジメチルピペリジン-1-イル)エトキシ)-2,2,2-トリフルオロエチル)ピリジン-3-イル)-1-(3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
    1-(3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-8-(6-(2,2,2-トリフルオロ-1-(2-(4-メトキシピペリジン-1-イル)エトキシ)エチル)ピリジン-3-イル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
    8-(6-(1-(2-(6-アザスピロ[2.5]オクタン-6-イル)エトキシ)-2,2,2-トリフルオロエチル)ピリジン-3-イル)-1-(3-メトキシシクロブチル)-3-メチル-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2-オン
    (R)-2-(1-(5-(1-イソプロピル-3-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-8-イル)ピリジン-2-イル)エトキシ)酢酸
    8-(6-(2-(2-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)エトキシ)プロパン-2-イル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    8-(6-((2-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)-1,1-ジフルオロエトキシ)メチル)ピリジン-3-イル)-1-イソプロピル-3-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(1-(2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)プロピル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(1-(2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)ブチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(2-メチル-1-(2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)プロピル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン、および
    1-イソプロピル-3-メチル-8-(6-(4-メチル-1-(2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)ペンチル)ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾ[4,5-c]シンノリン-2(3H)-オン
    請求項1に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  53. 請求項1に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩、および少なくとも1種の薬学的に許容される賦形剤を含む医薬組成物。
  54. 請求項1~52のいずれか一項に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩の治療有効量を対象に投与するステップを含む、それを必要とする対象におけるATM関連の疾患または状態を処置する方法。
  55. ATM関連の疾患または状態が、がんである、請求項54に記載の方法。
  56. がんが、結腸直腸がん、神経膠芽腫、胃がん、卵巣がん、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫、慢性リンパ球白血病、急性骨髄性白血病、頭頸部扁平細胞癌腫、乳がん、肝細胞癌腫、小細胞肺がんおよび非小細胞肺がんからなる群から選択される、請求項55に記載の方法。
  57. 式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩と同時に、別々にまたは逐次に放射線治療を対象に投与するステップをさらに含む、請求項54に記載の方法。
  58. ATM関連の疾患または状態の処置における使用のための、請求項1~52のいずれか一項に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  59. ATM関連の疾患または状態の処置のための医薬の製造における、請求項1~52のいずれか一項に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩の使用。
  60. 式(I)の化合物が、放射線治療と同時に、別々にまたは逐次に投与される、ATM関連の疾患または状態の処置における使用のための、請求項1~52のいずれか一項に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  61. ATM関連の疾患または状態が頭頸部扁平細胞癌腫である、ATM関連の疾患または状態の処置における使用のための、請求項60に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  62. 式(I)の化合物が、ドキソルビシン、イリノテカン、トポテカン、エトポシド、マイトマイシン、ベンダムスチン、クロランブシル、シクロホスファミド、イホスファミド、カルムスチン、メルファランおよびブレオマイシンからなる群から選択される少なくとも1種の追加の抗腫瘍剤と同時に、別々にまたは逐次に投与される、請求項1~52のいずれか一項に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  63. 式(I)の化合物が、PARP阻害剤と同時に、別々にまたは逐次に投与される、請求項1~52のいずれか一項に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  64. PARP阻害剤が、オラパリブ、ルカパリブ、ニラパリブ、タラゾパリブ、パミパリブおよびフルゾパリブからなる群から選択される、請求項63に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
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