JP2024510561A - 導電体間にt字形コネクタを有する高周波コイル - Google Patents

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Abstract

無線周波数(RF)コイルは、いくつかの軸方向ラング11及びいくつかの円周方向リング12を有する導電体のレイアウトを有し、ラング11のうちの少なくとも1つは、T字形コネクタによってリングのうちの少なくとも1つと結合される。T字形コネクタは、リング12とラング11との間に分散容量結合を有する。

Description

本発明は、T字形コネクタによって結合される複数の軸方向ラング及び複数の円周方向リングを有する導電体レイアウトを有する無線周波数(RF)コイルに関する。
このようなRFコイルは、米国特許出願公開第2009/0219026号公報から知られている。
知られているRFコイルは、バードケージタイプのマルチチャネル送受信RFコイルであり、一組のコイルユニットが、円周及び両側の端部を有する円筒形状を形成する。コイルユニットは、円筒形状の周方向に沿って、円筒形状のそれぞれの対向する端部において連続して接続される。各コイルユニットは、少なくとも1つのキャパシタを有する。各コイルユニット内のキャパシタのキャパシタンス値は、主に、所望の周波数で1次モードコイルRF共振を達成するように選択される。複数のキャパシタは、コイルユニット内で、円筒形状の一方の端面のエッジにおいてそれぞれ接続される。
本発明の目的は、特に、改善された電磁特性を有する磁気共鳴検査システム用のRFコイルを提供することである。
この目的は、請求項1に記載のRFコイルによって達成される。本発明の洞察は、リングとラングが互いに接するT字型コネクタにおける分散容量結合が並列回路キャパシタアレイを形成することである。これは、近接効果を低減するように電流を分配し、局所的なRF加熱を低減し、磁気共鳴検査システムにおける勾配スイッチングによる渦電流発生を抑制する、同様のインピーダンスの複数の独立した電流経路を達成する。分散容量結合の構成は更に、主に半径方向に集中しかつキャパシタプレート間に大きいインピーダンス遷移部を有し、その結果、磁気共鳴検査システムの検査領域に対し(すなわち、検査される患者に向かって)扇形に広がる電場が低減される。更に、本発明のRFコイルは、特に多数の集中キャパシタを取り付ける必要がないので、製造がより簡単であり、より安価である。本発明は、特に、RFコイルが改善された勾配磁場デカップリング及びRF性能を有するという点で、改善された電磁特性を達成する。本発明は、検査ゾーン内にRF場を生成するためのRF送信アンテナと、傾斜磁場パルスを生成するための傾斜磁場システムとを有する磁気共鳴検査システムにおいて使用されることができる。RF場及び勾配磁場は、生成された磁気共鳴信号が特定のコントラスト及び空間分解能に関して符号化されるように、原子核スピンを操作する。磁気共鳴検査システムにおいて使用される場合、本発明は、特にラミネートRFコイルに対して、低い勾配結合を有するTセクションを提供する。
本出願の枠組みにおいて、T字形という用語は、導電体が異なる向きで、多くの場合直角に接する任意の幾何学的配置を包含するが、他の横方向の向きが使用されてもよいことに留意されたい。従って、T字形は、直線状であって斜め状であってもよく、又は、複数(2つ)の厳密なT字形の組合せとみなすことができる+符号又はX符号の形状のように、導電体のより精巧な幾何学的組合せの部分であってもよく、またそうでなくてもよい。
本発明の洞察は、ディスクリート容量素子を使用することなく、より優れた容量結合を達成するためには、導電性の重なりを大きくする必要があるが、一方で、導電性の重なり面積が大きいと渦電流に対する感受性が高まるということである。本発明によれば、リング及びラングの両方の構造化された別個のガルバニック絶縁された導電体の重なり合う領域が、容量結合の改善と渦電流感受性の低減の両方を達成し、従って発熱を低減する。
本発明は、(RF)磁気共鳴信号を受信するRF受信コイルと、RF(B )場を生成するRF送信コイルと、を有するRF送信/受信コイルであって、送信モード及び受信モードで動作することができるRF送信/受信コイルに適用されることができる。
本発明のこれら及び他の態様は、従属請求項に定義される実施形態を参照して更に詳述される。
本発明のRFコイルの好ましい実施形態では、ラング及びリングは、T字形導電体を形成しかつ互いにガルバニック絶縁された重なり合う軸方向の導電セグメント及び円周方向の導電セグメントのそれぞれの組を有し、分散容量結合は、導電セグメントの組のオーバラップ領域により形成される。軸方向及び円周方向の導電セグメントは、例えば、それらの間の誘電材料の層によって、半径方向において隔てられる。この実施形態では、並列回路キャパシタアレイを形成するT字型コネクタにおける分散容量結合は、例えば誘電体層によって隔てられた重なり合う導電セグメントによって簡単な方法で達成される。軸方向は、RFコイルの長手軸に沿っている。円周方向は、長手軸を中心とする円周方向である。長手方向及び円周方向は、RFコイルボリュメトリック共振器を構成するRFコイル円筒ジオメトリに対応する。
別の例では、軸方向の組及び円周方向の組は、それぞれ円周方向及び軸方向に方向付けられた複数の細長い導電体を有することができる。この構成は、良好な無線周波数特性を有し、一方、例えば勾配スイッチングによる渦電流が抑制される。
他の例では、T字形コネクタは、プリント回路基板を有し、軸方向及び円周方向の導電性セグメントは、プリント回路基板の対向する表面上に配置される。良好に制御されたPCB技術を使用することにより、本発明のRFコイルの単純で、正確で、かつ安価な製造が達成される。
他の例では、軸方向及び円周方向の導電セグメントは、それぞれ、円周方向及び軸方向に方向付けられた、それぞれスリットを入れられた平坦な細長い導電体ストリップの組である。これらのスリット付きのストリップは、渦電流の発生を効果的に抑制する。最小の直線寸法が20mmを超えず、セグメント同士が1mmを超えて離れていないセグメントを使用して最適な結果又は達成される例については、渦電流の抑制及びRF場パターンの外乱の回避の両方について良好な結果が達成される。しかしながら、適切な技術的効果は、この実際の例に限定されない。
軸方向及び円周方向の導電セグメントの組は、それぞれリング及びラングと一体であってもよく、それによりリングとラングとを接続するT字形コネクタを形成する。これは、本発明のRFコイルの容易かつ正確な構築を可能にする。
実際の実施形態では、本発明のRFコイルは、コイルの長手軸に対して垂直に配向され及び軸方向に延在する複数の6本、12本、又はそれ以上のラングによって結合される、いくつかの、例えば、2本、3本、又はそれ以上の軸方向に隔てられた円周方向リングを有する。リングとラングの個々の一対は、リングとラングとの間の分散容量結合を含むT字形コネクタによって結合される。
本発明は更に、RFコイルを囲む無線周波数(RF)スクリーンに関する。本発明のRFスクリーンは、請求項8に定義されている。本発明のRFスクリーンは、T字形導電体を形成し、互いにガルバニック絶縁された、オーバラップする軸方向及び円周方向の導電セグメントの組と、導電セグメントの組のオーバラップ領域により形成される分散容量結合と、に基づく。RFスクリーンは、RFコイルの外側に(半径方向に)延びるRF場を打ち消す。分散容量結合のインピーダンスは、RFスクリーンが勾配磁場パルスに対して実質的にトランスペアレントなままであるように調整される。従って、本発明のRFスクリーンは、勾配コイルとRFコイルとの間の磁気共鳴検査システム内に半径方向に配置されることができ、その結果、RFコイルは、検査ゾーンの比較的近くに配置されることができる。従って、RFコイルは、送信モードと受信モードの両方で効率的に動作することができる。RFスクリーンは、本発明のRFコイルと組み合わせて、又は従来のRFコイルと組み合わせて使用されることができる。
本発明のこれら及び他の態様は、以下に記載される実施形態を参照し、添付の図面を参照して説明される
勾配コイル及びボディコイルの位置を示すMRIシステムの図。 本発明の4ラングバードケージボディコイルのTセクションを示す図。 集中(lumped)キャパシタを有する従来技術の単一のTセクションの上面図。 積層キャパシタを有する単一のT-セクションの上面図であって、誘電体の他方の側の銅は、白色パターンで描かれており、Tセクションの中央に大きな連続的な銅エリアがある、図。 Tセクションの新しい実現例を示す上面図であって、誘電体の反対側の銅は、白色で描かれており、一方のセクションの延長部は、他方の部分と全体的に重なり合い、スリットは、導電性セクションに沿って全体的に延びている、図。 本発明のRFスクリーンの内側のPCBレイアウトを示す図。 本発明のRFスクリーンのPCBレイアウトの外側を示す図。 本発明のRFスクリーンのPCB積層を示す図。 理想的なRFスクリーンのための冠状磁場を示すグラフィック図。 本発明のRFスクリーンの冠状磁場のグラフィック図。 理想的なRFスクリーンの冠状電場のグラフィック図。 本発明のRFスクリーンの冠状電界のグラフィック図、 従来のRFスクリーン(上)及び本発明のRFスクリーン(下)に関する勾配誘起の渦電流による吸収電力密度[kW/m3]のストリーム計算を表す図であって、特にX勾配に関して吸収パワーが著しく減少していること示す図。
図1は、勾配コイル20及びRFボディコイルのロケーションを示すMRIシステム1の図を示す。
この例のMRIスキャナは、3つの円筒形の同心サブシステム、すなわち静磁石、勾配コイル20、及び患者ボアを囲むクワドラチャコイル10(図1)を有する。勾配コイルは、静磁場に勾配を生成し、これは、kHzレンジの周波数でパルス化される画像信号のローカライゼーションに使用される。勾配コイルと患者ボアとの間には、画像取得のために使用されるMHzレンジのRF場パルスを送受信するクワドラチャボディコイルが位置している。
典型的なボディコイル設計は、バードケージであり、バードケージは、患者ボアの中心軸に沿って、2つの大きなリング12によって両端が互いに接続された、ラング11としても知られる複数の導電性ロッドを有する。バードケージコイルを共振させ、最適な周波数でRF場を患者に送達するために、通常、キャパシタが、リング12のセクション、ラング11のセクション、又はその両方のセクションを隔てる。ボディコイルの最新の実現例は、典型的には、大きなPCB上にプリントアウトされた導電性リング及びラング11を有する。このPCBは、円筒形状に折り畳まれ、縁部で接続してバードケージを形成する。
バードケージコイルに使用されるキャパシタは、従来、ボディコイルにはんだ付けされるディスクリート電子部品であったが、最近の設計では、より大きな多層PCBレイアウトにキャパシタ機能を一体化させている。一体型キャパシタの利点は、はんだ付けの必要性がなくなり、製造と信頼性に関して関連する利点が得られることであるが、サイズとキャパシタンスのレンジが犠牲になる。
図2は、本発明の4ラングバードケージボディコイル11上のTセクション13を示す。バードケージ構成は、軸方向に離隔されているリング12を有し、リングは、軸方向に延びる複数のラング11によって接続され、例として、ラング11のうちの4つが、図に示されている、各ラング11、11は、T字形部分13を介してそれぞれのリング12と接する。
図3は、集中キャパシタ16を有する従来技術の単一のTセクション13の上面図を示す。中央領域には、大きな連続的な銅エリア17が設けられている。
図4は、積層キャパシタ14を有する本発明の単一のT字形部分13の一例の上面図を示す。誘電体の他方の側の銅は、ハッチングされたパターン151で描かれている。Tセクション13の中心における大きな連続的な導電性金属、例えば銅エリアに留意されたい。誘電体の他方の側の銅が、ハッチングされたパターンで描かれている。Tの中心に大きな連続的な銅エリアがあることに留意されたい。
図5は、Tセクション13の新しい実現例の上面図を示す。誘電体の他方の側の銅のような金属は、ハッチングされたパターンで描かれる。一方のセクションの拡張142は、他方のセクション143と全体的に重なり合い、スリット141、152が、導電性セクション11、12に沿って全体的に延びていることに留意されたい。誘電体の他方の側の銅がハッチングで描かれている。一方のセクションが他方のセクションと全体的に重なり合うように延在し、スリット152が導電性セクションに沿って全体的に延在することに留意されたい。
閉導電性ループを通る時間変化する磁束は、ループを通って流れる電流をもたらす。このいわゆる渦電流は、導電性媒体内で熱を発生させ、元の磁場に対抗するそれ自体の磁場を発生させる。勾配コイルは、そのような時間変化する磁場を生成し、ボディコイルのラング11及びリング12などの勾配コイル内部の任意の導電媒体は、これらの渦電流を経験する。結果として生じる熱は、患者及び部品の両方にリスクをもたらす可能性があり、磁場の破壊は、画像の品質を低下させる。この効果はよく理解されており、設計ヒューリスティックは、勾配磁場内の大きな導電性表面及びループの存在を排除する。使用される方法は、スリット152により大きな導電体をより小さな部分に分割し、必要に応じて、キャパシタによりギャップをブリッジすることである。それらの電磁特性のために、これらのキャパシタは、典型的な勾配磁場バリエーションのより低い周波数ではギャップとして機能するが、ボディコイルのはるかに高い動作周波数では接続部として機能する。
一般に、これは、渦電流がボディコイルリング12及びラング11において扱われる方法である。しかしながら、これは、RF電流方向の変化がキャパシタの適切な配置を困難にするので、ラング11がリング12と接するTセクション13をスリットなしのままにする。集中キャパシタ及び積層キャパシタを有するボディコイルの部分的にスリットされたT字形部分13が、それぞれ図3及び図4に示されている。Tセクション13のサイズと形状を変更する試みがなされ、ディスクリートキャパシタの追加を含むものもあったが、さまざまな程度で成功した。最新世代のボディコイルでは、ボディコイルTセクション13内の渦電流が、依然として高い内側ボア温度の主な原因となっている。
高度な計算解析方法を使用して、本発明のTセクション13のレイアウトは、リング12及びラング11のセクションを効果的に又は完全に切り離し、セクション自体を複数のより小さいストリップに分割し、すべての導電素子の幅を最小限に抑える。ラング11及びリング12セクションは、誘電体層によって物理的に隔てられ、積層キャパシタを介してのみ電気的に接続される。リング12及びラング11の両方のセクションがそれらの長さに沿って完全にスリットされるので、重なり合うセクションは、大きな並列回路キャパシタアレイを形成する。図5は、この新しいTセクション13の概念のインプリメンテーションを示す。
本発明は、固有のRF電流フローを著しく阻害することなく、この単一層のキャパシタアレイへのチューニング及びブリッジの両方の機能を組み合わせる。実際、新しいレイアウトでは、電流が同様のインピーダンスを持つ複数の独立した経路を提供し、導電体全体に電流を広げ、近接効果を制限し、渦電流加熱を低下させるだけでなく、局所的なRF加熱を低下させる。また、大きなインピーダンス遷移は、垂直面内及びキャパシタプレート間に集中するので、患者に向かって広がる電界がより少なくなる。
本発明は、特に、ここではアンテナと呼ばれる、患者に向けられた内部コンポーネントのためにプリント回路基板(PCB)を使用するクワドラチャボディコイルQBC)に適用される。
QBCアンテナPCBの導電面の小さい方の寸法は、20mm未満とすべきである。アンテナリング12セクションは、それらが接するラング11セクション(すなわち、Tセクション13)との導電接続を有するべきではない。PCBの一方の層上のアンテナラング11セクションは、PCBの他方の層のリング12セクションを横切るように延び、従って、PCB構造内に集積された平行板キャパシタのネットワークを形成する。(図5参照)。
記載される本発明は、Tセクション13と呼ばれるアンテナ導電体の特定の幾何学的特徴に適用されることを意味し、このTセクション13で遭遇する特定の問題、すなわち勾配コイルにより誘導される渦電流によるTセクション13の過熱に対処することを意味する。しかしながら、本願明細書に示されるように、肯定的な効果は、この単一の問題をはるかに超えている。従って、いくつかの特徴の適用は、QBCアンテナ及びスクリーンならびに他のMRIコイルを含む、MRIスキャナのボア内で使用される多くの他のPCB構造とすることができ、それらに適用される。本発明の独特な態様は、特徴2のセグメント化と特徴4のオーバラップパターンの両方を組み合わせて、分散結合キャパシタの複雑なパターンを生成することである。これにより、最大の導電性表面、この場合はアンテナのTセクション13のサイズを大幅に低減することができる。
この問題は、アンテナのために積層PCB構造を使用するQBCに特有の問題を解決するので、本発明の代替案は、銅ロッド構造を有するQBCのような、勾配コイルの表面に平行な小さな連続表面を提供する代替構造を使用する。PCBアンテナの場合、代替的な方法は、提示される表面積を低減させるために、Tセクション13におけるリング12の幅の狭小化を使用する。
本発明の主な用途は、以下である:
勾配磁場により誘起されるアンテナのTセクション13における渦電流が低減される。
勾配磁場により誘起されるアンテナTセクション13の加熱が低減され、その結果、内側ボアの加熱が低減される。
渦電流誘起の磁場誤差及びEPIゴーストのような関連する異常がより低減される。
結果的に、内側ボア加熱は、印加される勾配パワーを制限しうるので、本発明は、より強い勾配磁場の印加及びより短いスイッチング時間の可能性を拡大する。
リング12とラング11との間のキャパシタアレイ接続は、より広い表面にわたってRF電流を効果的に分配し、近接効果を低減する。
これは、ピーク表面電流を低下させ、電力損失を低下させ、コイル効率を増加させる。
その結果、局所的なRF電流によりTセクション13に誘起される加熱もまた、この概念のインプリメンテーションによって低減される。
重なり合うラング11-リング12の遷移部分は、より水平に配向された遷移よりも、遷移を横切る電界から患者をより効果的に遮蔽する。
これにより、ボディコイルと患者との間の望ましくないシステム相互作用、例えば、ボディコイル離調及び電界誘起の患者SARが低減される。
この概念は、標準の積層PCBボディコイルの概念を使用し、既存の積層PCBボディコイル設計のほとんどのローパスフィルタ及びバンドパスインプリメンテーションの再設計に適用されることができる。
この概念は、追加の集中キャパシタとそれに関連するコストの増加及び信頼性の低下を必要とすることなく、その目的を達成する。
記載される本発明の別の態様は、例えば、本発明のQBCと共に使用するための新しいRFスクリーン60に関する。
RFスクリーン(シールドともいう)は、QBCの外部のコンポーネントをQBCの内部の電磁界から遮蔽する今日のクアドラチュアボディコイルの一体部分である。RFスクリーンを用いない場合、外界とのこの結合は、QBCの対称性、一様性、及びSNRの品質及び予測可能性を低下させる。RFスクリーン60の欠点は、バードケージの磁場生成ラング11及びリング12に近いその存在が、その効率を低下させることである。
その最も単純な形態では、RFスクリーンは、バードケージの周りに巻かれる銅又はアルミニウム箔の層を含むことができる。しかしながら、イメージング中、このタイプの材料の高導電率は、スイッチング勾配磁場からの高い渦電流をもたらす。この問題を回避するために、QBCRFスクリーンは、勾配磁場のkHz範囲において高いインピーダンスを有するように設計される。これを達成する1つの一般的な方法は、適切なRFシールド維持するのに十分な厚さで、リン青銅又はチタンのような低い導電性を有する材料を使用することによる。同じ効果は、スチール又は青銅から作られた細かいメッシュを使用することによって達成することができる。
別の方法は、RFスクリーンをより小さいセクションにセグメント化することである。RF導電率は、キャパシタを通じてセクション同士を接続することによって、セクション間で達成される。これらのキャパシタは、セクション間にはんだ付けされた集中素子として、又は多層パネル内にセクションを重ねて集積キャパシタを形成することによって、実装することができる。渦電流の影響は、一定の面積の導電性材料を囲むように渦電流が通る経路を長くすることによって、更に低減されることができる。これは、残りのセグメントを更に分割することなく、更に(部分的に)スリットを入れることで達成される。表面を流れる電流は、それ自体で磁場を発生させ、元の電流を打ち消し、シートの中心付近の抵抗を著しく増加させる。これにより、電流は、主にシートの縁部付近を流れる。これは近接効果と呼ばれる。
起電力の大きさは、導電性表面の大きさに比例し、その結果生じる電流の大きさは、導電面周辺の経路抵抗によって決まる。従って、同じ面積であれば、全周を小さくすることで渦電流は減少する。従って、セグメンテーション(変圧器コアのラミネーション)やスリット加工は渦電流を減少させる。
RF電流が自由に流れるためには、セグメント間に大きなキャパシタンスが必要であるという理解から、RFスクリーンのセグメンテーションは制限されていました。そのため、単層RFスクリーンに多数の表面実装キャパシタが搭載され、それによりコストと製造時間が増加し、品質が低下する。更に、集中キャパシタは、RF電流のチョークポイントとして機能し、その自然な流れを変えるため、RFスクリーンの効果を低下させる。キャパシタ内蔵の多層スクリーンの場合、セグメントパネル間のオーバラップの大きさが、パネル間の総キャパシタンスを決定し、必要とされるキャパシタの大きさは、非常に多くのオーバラップを必要とするため、総セグメント数が厳しく制限されると判断されていた。
本発明の提案された態様は、マルチRFスクリーン60に大規模なレベルのセグメンテーションを適用し、より小さな結合キャパシタの大きなメッシュを生成する。最新の計算電磁ソフトウェアの使用を通して、より小さなキャパシタンスの大きなネットワークは、スクリーンがRFスクリーンとして適切に機能するのに十分なRF電流の抑制されていない流れを可能にすることが決定された。スクリーン全体のインピーダンスの均一な分布のため、従来のスリット付きスクリーンと比較して、実際にはより良好に機能する。
従って、本発明のこの側面は、全体的により優れたRF性能を提供しながら、従来の設計と比較して渦電流のレベル、従って勾配コイル誘導の発熱レベルを大幅に低減する。これにより、従来知られていたボディコイル設計で可能であったよりも高い勾配磁場を印加することができる。
図6は、本発明のRFスクリーンの内側PCBレイアウトを示す。
図7は、本発明のRFスクリーンの外側PCBレイアウトを示す。
図8は、本発明のRFスクリーンのPCB積層を示す。
本発明のこの実現例は、任意にいくつかのより小さいサブパネルに分割されたラミネートPCBシリンダ60を有し、少なくとも2つの導電層64、65が、誘電体材料65の選択と組み合わされて、単位面積当たりの特定のキャパシタンスが導電層64、65の間に存在するような距離で半径方向において離間される。
一方の導電体層は、シリンダの円周に沿って等しい幅のセグメント64に分割され、セグメントの他方の寸法は、シリンダの全長に沿って延伸する。
他方の導電体層は、シリンダの長さに沿って等しい幅のセグメント65に分割され、セグメントの他方の寸法は、シリンダの全周に沿って延伸する。
これらのセグメント間の距離、すなわち、除去される導電体の部分は、最小限に保たれる。
このようにして、重なり合うスリット64、65と、積層キャパシタの大きな円筒状ネットワークを形成するフープとのチェッカーボードパターン(市松模様パターン、市松模様)66が形成される。
スクリーンの全周に沿った連続的なフープ65は、スキャナボアの横断面に垂直なスイッチング勾配磁場、例えばz勾配によって生成される磁場をキャプチャすることができる。従って、フープは、フープを破断するように少なくとももう1度スリットされるべきである。ストリップの中央にこのスリットを適用することが望ましく、従って、2つのより小さいキャパシタが形成され、連続的なRF経路がフープ全体に沿って残る。
ストリップとフープの幅は20mm以下、ストリップとフープの間のスリット64,65は1mm以下とすることが数値解析によって決定された。結果として得られる設計は、合計3072個のキャパシタのために32個のフープ及び96個のストリップを有する。
より小さいキャパシタは、RF電流の十分に自由で効果的な流れを可能にしないという前提が、保証されないことが証明された。単一の素子のキャパシタンスは小さいが、誘導結合と容量結合のセグメント66のネットワークにより、RF周波数でのインピーダンスは以前のスクリーン設計に匹敵することがわかった。
要約すると、本発明の特徴の最小リストは以下の通りである:
RFコイルを取り囲む、導電性材料の2つの同心円筒状チューブ。2つのチューブの間には誘電体が介在する。
一方の導電層は、最低2つのストリップ64にセグメント化される。
他方の導電層は、最低2つのフープ65にセグメント化される。
セグメントの表面の最小寸法は、20mmを超えてはならない。
ストリップ及びフープは、市松模様パターンで重なり合い、結合されたキャパシタのネットワークを形成する。
NB:セグメントの幅の値は、必要とされる渦電流抑制レベルに完全に依存する。最小幅の要件を省けば、本発明は、フープではなくストリップに分割された前世代の積層スクリーンに非常に近い。
PCBは、64μmのISOLA 370 HR誘電体63で隔てられた厚さ18μmの2つの銅層67を有する。最も内側の銅層、すなわちボアの内側を向く層は、幅20mm及び長さ700mmの24本の平行な銅ストリップに分割され、銅ストリップは、幅1mmの間隙(スリット152)によって隔てられる。最も外側の銅層、すなわち勾配コイルを向く層は、32個の平行な銅片にセグメント化され、PCBの縁部で接続されると、ボアを囲むフープを形成する。これらのフープセグメントは、幅20mm、長さ510mmであり、幅1mmの間隙(スリット152)によって隔てられる。連続した大きなフープができないように、各フープセグメント自体は、プレートの左側及び左側から交互に117mmの位置に幅1mmのスリットを入れて2つのセグメントに分割される。
RFモデルANSYS HFSSからの結果は、完全な導電体スクリーン(左)及びプロトタイプスクリーン(右)について、冠状面上の正規化された磁場及び電場分布を示す。両方のフィールド分布における類似性、特にスクリーンの側部から延びる有意な電界がないことに留意されたい。
4つのパネルが、バードケージコイルアンテナを含むボディコイルキャリアの周りに巻回され、フープセグメントは、ガルバニック接続される。
RFシミュレーション及び測定は、新しいRFスクリーンの適切な機能を示す。
図9は、理想的なRFスクリーンのための冠状磁場のグラフィック表現である。
図10は、本発明のRFスクリーンの冠状磁場のグラフィック表現である。
図11は、理想的なRFスクリーンの冠状電界のグラフィック表現である。
図12は、本発明のRFスクリーンであるRFスクリーンの冠状電界のグラフィック表現である。すなわち図9-図12は、完全なスクリーン設計と新しいスクリーン設計に関するボディコイルの冠状面における正規化磁場と電場の分布を示す電磁モデル計算である。計算は、新しいスクリーン設計と完全なスクリーン設計の間の磁場強度と分布に有意な差を示さなかった。特に注目すべきは、スクリーンの中央から延びる有意な電界がないことであり、このことは、システム相互作用が完全なスクリーンよりも著しく大きくなる可能性が低いことを示している。この優れたシステム分離を確認するために、QBCが、連続的なスクリーン及び新しいRFスクリーンを有する勾配コイルに挿入された。GCシステムの相互作用によるメインモード周波数シフトの差は、ボディコイル品質係数の低下(-20対-21)と同様に、完全なスクリーンと新しいRFスクリーンの間で無視できるほど小さかった(369kHz対332kHz)。
図13は、従来のRFスクリーン(上)と本発明のRFスクリーンの勾配誘起渦電流による吸収電力密度[kW/m3]のストリーム計算を表している。特にX勾配で吸収電力が大幅に減少していることに注目されたい。
ストリーム計算アルゴリズムを使用して、新規RFスクリーンとRFスクリーン3T M2の両方について、RFスクリーンパネル上の勾配コイル誘起の渦電流電力密度を計算した。図に示された結果は、x及びy勾配については3.3倍、z勾配については3.9倍の吸収電力の予測される減少、ならびに42.1倍の予測されるピーク電力減少を示した。
新しいRFスクリーンの熱プローブ測定は、パネルが、最大システム性能(Grms=31.25mT/m、freq=1.6kHz+2×16kWのRF電力に対して60℃未満で定常状態)のための温度要件内に十分に留まることを確認する。
本発明の別の実施形態として、ラミネートキャパシタの市松模様のネットワークをヘッドコイル、後方コイル、前方コイルのような他のRFコイルのスクリーンに適用することも可能である。更に、市松模様パターンは、スクリーニングを必要とする他の高感度のサブシステムに適用することができる。
本発明の主な用途は以下の通りである:
RFスクリーンにおける勾配磁場誘起の渦電流が減少する。
従って、RFスクリーンの勾配磁場誘起の発熱が低減し、従って内側ボア加熱が低下する。
渦電流による磁場誤差が減少し、EPIゴーストのような異常が減少する。
その結果、内側ボア加熱は印加される勾配電力を制限しうるので、本発明はより強い勾配磁場の印加とより短いスイッチング時間の可能性を拡大する。
この概念は、追加の集中キャパシタやそれに伴うコスト増、信頼性の低下なしに目的を達成する。
スクリーンの均一で対称的なレイアウトにより、そのインプリメンテーションは、低勾配感度のRFスクリーニングを必要とする他の幅広い用途として、ほとんどのボディコイル設計に広く適用できる。

Claims (7)

  1. 軸方向のラングと円周方向のリングとを有する導電体のレイアウトを有する高周波(RF)コイルであって、前記ラングの少なくとも1つが、T字形コネクタによって前記リングの少なくとも1つと結合され、前記T字形コネクタが、前記リングと前記ラングとの間の分散容量結合を有し、前記ラング及び前記リングは、重なり合う軸方向及び円周方向の導電セグメントの組を有し、重なり合う前記導電セグメントは、前記T字形導電体を形成し、互いにガルバニック絶縁され、前記分散容量結合は、前記導電セグメントの組の重なり合う領域によって形成される、RFコイル。
  2. 前記軸方向の導電セグメントの組及び前記円周方向の導電セグメントの組は、それぞれ、軸方向及び円周方向に方向付けられた複数の細長い導電体を有する、請求項1に記載のRFコイル。
  3. 前記T字形コネクタがプリント回路基板を有し、前記軸方向及び前記円周方向の導電セグメントが前記プリント回路基板の対向する表面に配置される、請求項1に記載のRFコイル。
  4. 前記軸方向及び前記円周方向の導電セグメントはそれぞれ、円周方向及び軸方向に方向付けられ及びスリットを入れられた個々の平坦な細長い導電体ストリップの組である、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のRFコイル。
  5. 前記軸方向及び前記円周方向の導電セグメントの組は、前記リング及び前記ラングと一体であり、それぞれT字型コネクタを形成する、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のRFコイル。
  6. 複数の円周方向のリング及び複数の軸方向のラングを有し、前記ラング及び前記リングの対は、重なり合う前記軸方向及び前記円周方向の導電セグメントのそれぞれの組を有し、前記重なり合う導電セグメントは、前記対のリング及びラングを結合するT字形導電体を形成し、互いにガルバニック絶縁されており、前記分散容量結合は、前記導電セグメントの組の重なり合う領域によって形成される、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のRFコイル。
  7. 導電層の2つの同心円筒状チューブを有し、2つの前記チューブの間には誘電体が介在し、一方の導電層は、2又はそれより多くの長手方向ストリップの組に分割され、他方の導電層は、2又はそれより多くの円周方向フープの組に分割され、前記長手方向ストリップと前記円周方向フープの組が交差してオーバラップする領域を形成する、高周波シールド。
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