JP2024508292A - 拡張構造、光学系及び手術顕微鏡 - Google Patents

拡張構造、光学系及び手術顕微鏡 Download PDF

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シュー,ジウチー
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Abstract

本発明は、拡張構造及び光学系に関し、第1接続シート、第2接続シートを含み、第1接続シートの一端に第1接続端が形成され、第2接続シートの一端に第2接続端が形成され、第1接続シート、第2接続シートの間に相対的に回転できるように接続され、且つ第1接続シート、第2接続シートの回転軸心線は、平行であり、光学系は、拡張構造内に設置される。手術顕微鏡は、鏡体、鏡体に接続された拡張構造、拡張構造に接続された回転構造及び回転構造に接続された接眼レンズを含み、拡張構造、回転構造により、接眼レンズは鏡体に対して上下方向に回転することができる。本発明の調整領域はより広範囲に及び、臨床医が人間工学の臨床着座姿勢を確実に得て、腰、首、肩の筋肉の緊張を効果的に軽減して防ぎ、臨床医が頸椎症や腰椎脊椎症の問題から遠ざかるようにし、より多様な調整を提供し、歯科医自身の着座姿勢のニーズに適応し、構造が簡単であり、取り付けが便利である。

Description

本発明は、医療機器の分野に属し、手術顕微鏡に関し、特に拡張構造及びその光学系、該拡張構造付きの手術顕微鏡に関する。
現在、手術顕微鏡は口腔の分野で広く使用され、その完璧な視野、優れた照明、快適な操作姿勢により、より多くの歯科医が口腔療法におけるその巨大な見通しを認可した。手術顕微鏡の主鏡部分は、一般的に、双眼鏡筒、接眼レンズ、スーパーズーム対物レンズ(VarioDist)、ハンドル、鏡体等を含み、鏡体内にフルHD画像システム、LED統合照明モジュール及び光学ズーム等が内蔵される。手術顕微鏡のレンズは、検査と治療のニーズに応じて、水平方向と垂直方向の角度を正確に動かして反転させることができる。ほとんどの場合、手術顕微鏡のレンズは水平位置に配置する必要があり、この時、医師は双眼鏡筒を通して観察する。機械系は、顕微鏡の動きの範囲を決定する手術顕微鏡の骨格である。現在の0°~190°変角双眼鏡筒は、人間工学の原則に従い、臨床医は、自身の快適な着座姿勢に応じて双眼鏡筒を調整でき、歯科医の疲労を効果的に軽減できる。手術顕微鏡の設計は、それをよりよく促進するために、臨床医の経験とフィードバックと組み合わせる必要がある。一部の歯科医は、双眼鏡筒の調整の範囲が制限され、水平位置での双眼鏡筒の降下高さまたは上昇高さが、歯科医の規制を満たすことができないことをフィードバックし、鏡体と双眼鏡筒の間の距離がわずかに短く、水平位置で下向きの高さを調整しにくい歯科医のフィードバックもある。臨床医には長期的な仕事が必要であり、これらの要因は、多かれ少なかれ、腰、首、肩に筋肉の緊張を引き起こし、これは、歯科医の身体的および精神的健康に不利である。
公開番号CN108020914A、CN2nl23465U、CN106610523Aの特許を参照し、すべて、手術顕微鏡を開示し、鏡体と接眼レンズとの間に回転構造が設置され、それにより接眼レンズは鏡体に対して上下方向に相対的に回転できるが、すべて、接眼レンズの降下又は上昇の高さは、調整を満たすことができないという問題、又は鏡体と接眼レンズの距離がわずかに短く、水平位置で下向きの高さを調整しにくいという問題がある。
CN108020914A CN2nl23465U CN106610523A
本発明の1つの目的は、手術顕微鏡に適用し、使用のニーズに応じて、部品として、鏡体と接眼レンズの間に取り付けできる、シンプルで便利である拡張構造を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明が用いる技術的解決手段は、
拡張構造であって、内部に光路チャネルが形成され、第1接続シート、第2接続シートを含み、前記第1接続シートの一端に第1接続端が形成され、前記第2接続シートの一端に第2接続端が形成され、前記第1接続シート、第2接続シートの間に相対的に回転できるように接続され、且つ前記第1接続シート、第2接続シートの回転軸心線が平行であることである。
好ましくは、前記拡張構造は、取付座も含み、前記取付座の一端に、第1取り付け端が形成され、他端に第2取り付け端が形成され、前記取付座の第2取り付け端は、前記第1接続シートの第1接続端に接続され、前記取付座を通して、前記接眼レンズの、前記鏡体に対する、上向きまたは下向きの振動振幅を向上させることができる。前記取付座の第1取り付け端が位置する平面と前記取付座の第2取り付け端が位置する平面との間に夾角aが形成され、且つ夾角aの範囲は0°<a≦90°であり、好ましくは、前記夾角aの範囲は30°≦a≦90°であり、夾角は90°である場合、前記接眼レンズの、前記鏡体に対する上下振動振幅が最大である。
好ましくは、前記拡張構造は、第3接続シートも含み、前記第1接続シートと第2接続シートは、前記第3接続シートを介して接続される。前記第3接続シートは、前記第1接続シート、第2接続シートの少なくとも片側に設置される。前記第3接続シートは、前記第1接続シート、第2接続シートを接続でき、回転伝動アセンブリをカバーする役割も果たすことができる。
さらに好ましくは、前記拡張構造は、回転伝動アセンブリも含み、前記回転伝動アセンブリは、第1伝動歯車、第2伝動歯車を含み、前記第1伝動歯車は、前記第1接続シートに接続され、前記第2伝動歯車は、前記第2接続シートに接続され、前記第1伝動歯車、第2伝動歯車は互いに噛み合う。
本発明の1つの目的は、手術顕微鏡が、光学システムの増加により、視野の明瞭と完全等に影響を与えない、拡張構造の光学系を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明が用いる技術的解決手段は、
拡張構造の光学系であって、内部に光路チャネルが形成され、取付座、第1接続シート、第2接続シート及び第3接続シートを含み、前記取付座の一端に、第1取り付け端が形成され、他端に第2取り付け端が形成され、前記第1接続シートの一端に第1接続端が形成され、前記第2接続シートの一端に第2接続端が形成され、前記取付座の第2取り付け端が、前記第1接続シートの第1接続端に接続され、前記第1接続シート、第2接続シートが、前記第3接続シートを介して接続され、前記第1接続シート、第2接続シートの間に相対的に回転できるように接続され、前記取付座、第1接続シート、第3接続シート及び第2接続シートの内部に、前記光路チャネルが順次形成され、前記光学系が、前記光路チャネル内に設置され、前記光学系が第1レンズ群、第2レンズ群及び第3レンズ群を含み、前記第1レンズ群が、30mm<fGl<150mmを満たし、前記第2レンズ群が、2<fG2/fGl<10を満たし、前記第3レンズ群が、0.5<fG3/fGl<5を満たし、ここで、fGlが第1レンズ群の焦点距離、fG2が第2レンズ群の焦点距離、fG3が第3レンズ群の焦点距離であることである。
好ましくは、前記第1レンズ群は、50mm<fGl<150mmを満たし、前記第3レンズ群は、0.5<fG3/fGl<2を満たす。
好ましくは、前記第1レンズ群は、正屈折力を有するダブレットレンズ群であり、ダブレットレンズ群は、
Figure 2024508292000002
を満たし、ここで、R1は、第1レンズ群接着面の曲率半径、Φ1は接着面の有効孔径であり、前記第2レンズ群は、正屈折力を有するトリプレット群であり、前記第3レンズ群のダブレットレンズ群は、
Figure 2024508292000003
を満たし、ここで、R3は第3レンズ群接着面の曲率半径、Φ3は接着面の有効孔径であり、前記第1レンズ群、第2レンズ群及び第3レンズ群は、前記第1接続シート、第2接続シートの間に相対的に回転する場合、観察光線の滑らかさ且つ観察画像の解像度を保証することを満たす。
さらに好ましくは、前記第1レンズ群は、光路方向に沿って順次設置された第1レンズ、第2レンズを含み、前記第2レンズ群は、光路方向に沿って順次設置された第3レンズ、第4レンズ及び第5レンズを含み、前記第3レンズ群は、光路方向に沿って順次設置された第6レンズ、第7レンズを含み、レンズを具体的に設置する方式を提供する。
好ましくは、前記光学系は、折り返し鏡群も含み、前記折り返し鏡群は、光線の投影方向を変更するために使用され、前記折り返し鏡群は、第1折り返しレンズ、第2折り返しレンズ、第3折り返しレンズ及び第4折り返しレンズを含み、光路は順次、前記第1レンズ群、第1折り返しレンズ、第2折り返しレンズ、第3折り返しレンズ、第2レンズ群、第4折り返しレンズ及び第3レンズ群を通過する。光線が、前記第1接続シート、第2接続シートの間に通過する時、直線に沿っていないため、前記折り返しレンズを設置することにより折り返すことができる。
さらに好ましくは、前記第1折り返しレンズは、ペンタプリズムであり、前記第2折り返しレンズ、第3折り返しレンズ及び第4折り返しレンズは、コーナーキューブである。
さらに好ましくは、前記第1レンズ群、第1折り返しレンズは、前記取付座内に設置され、前記第2折り返しレンズは、前記第1接続シート内に設置され、前記第3折り返しレンズは、前記第3接続シート内に設置され、前記第2レンズ群は、前記第3接続シート又は前記第2接続シート内に設置され、前記第4折り返しレンズ、第3レンズ群は、前記第2接続シート内に設置される。
本発明の1つの目的は、従来の調整領域で、ユーザーのより多くのニーズを満たすために、より広い領域が拡張され、拡張構造が取り付けられた手術顕微鏡を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明が用いる技術的解決手段は、
手術顕微鏡であって、鏡体、前記鏡体に接続された接眼レンズを含み、前記接眼レンズが前記鏡体に対して上下方向に回転できるように、回転構造により前記鏡体に接続され、前記手術顕微鏡が、拡張構造も含み、前記拡張構造が、第1接続シート、第2接続シートを含み、前記第1接続シートの一端に第1接続端が形成され、前記第2接続シートの一端に第2接続端が形成され、前記第1接続シートの第1接続端が、前記鏡体に接続され、前記第2接続シートの第2接続端が、前記回転構造に接続され、前記第1接続シート、第2接続シートの間に相対的に回転できるように接続され、且つ前記第1接続シート、第2接続シートの回転軸心線が、前記鏡体の左右方向に沿って延在し、前記回転構造が前記鏡体に対して上下方向に回転できるようにすることである。
好ましくは、前記拡張構造は、取付座も含み、前記取付座の一端に、第1取り付け端が形成され、他端に第2取り付け端が形成され、前記取付座の第1接続端が、前記鏡体に接続され、前記取付座の第2接続端は、前記第1接続シートの第1接続端に接続され、前記取付座を通して、前記接眼レンズの、前記鏡体に対する、上向きまたは下向きの振動振幅を向上させることができる。前記取付座を取り付けた後、前記接眼レンズの、前記鏡体に対して上下方向での調整振幅は-100~110mmである。
好ましくは、前記接眼レンズは、前記鏡体に対して上下方向に回転する時、前記接眼レンズは、常に水平に保持する。
好ましくは、前記第2接続シートの第2接続端は、前記回転構造と回転可能に接続され、前記回転構造がその自身の軸線を回転させることができるようにする。有する1種の実現方式は、前記手術顕微鏡が回転リング構造も含み、前記回転リング構造が、連結リング、回転リングを含み、前記連結リング、前記回転リングが対応して自身の軸心線を回転できるように設置され、前記連結リングが、前記第2接続シートの第2接続端に固定接続され、前記回転リングが、前記回転構造に固定接続される。前記連結リング内に溝体が設置され、前記回転リングが、前記溝体内に設置される。前記回転リングの外周面に複数の溝が設置され、位置決め部品の一端が前記連結リングを貫通して前記溝内に挿入され、前記連結リング、回転リングの間に相対的に回転してロックするようにする。
さらに好ましくは、前記回転構造の、前記拡張構造に対応して、自身の軸線を回転させる角度は、±25°である。
上記技術的解決手段の適用により、本発明は、従来技術と比較して以下の利点を有する。
1、調整可能領域がより広く、臨床医が人間工学の臨床着座姿勢を確実に得ることができ、腰、首、肩の筋肉の過労性損傷を効果的に軽減して防ぎ、臨床医が頸椎症や腰椎脊椎症の問題から遠ざかるようにする。
2、より多様な調整を提供し、歯科医自身の着座姿勢のニーズに適応する。
3、構造がシンプルであ、取り付けが便利である。
本実施例における手術顕微鏡の第1種実施形態の正面概略図(接眼レンズが最上方まで回転する)である。 本実施例における手術顕微鏡の第1種実施形態の正面概略図(接眼レンズが水平位置まで回転する)である。 本実施例における手術顕微鏡の第1種実施形態の正面概略図(接眼レンズが最下方まで回転する)である。 本実施例における手術顕微鏡の第2種実施形態の正面概略図(接眼レンズが最上方まで回転する)である。 本実施例における手術顕微鏡の第2種実施形態の正面概略図(接眼レンズが水平位置まで回転する)である。 本実施例における手術顕微鏡の第2種実施形態の正面概略図(接眼レンズが最下方まで回転する)である。 本実施例における手術顕微鏡の第3種実施形態の正面概略図(接眼レンズが最上方まで回転する)である。 本実施例における手術顕微鏡の第3種実施形態の正面概略図(接眼レンズが水平位置まで回転する)である。 本実施例における拡張構造の断面概略図1である。 本実施例における拡張構造の断面概略図2である。 本実施例における回転伝動アセンブリの概略図である。 本実施例における回転リング構造の概略図である。 本実施例における鏡体が接眼レンズに対する回転概略図である。 本実施例における鏡体が接眼レンズに対する回転概略図である。 本実施例における光学系の概略図である。 本実施例における光学系の光路概略図である。
以下に図面を参照しながら本発明の技術的解決手段を明確で、完全に説明し、明らかに、説明された実施例は本発明の一部の実施例であり、全ての実施例ではない。本発明における実施例に基づき、当業者は創造的な努力をすることなく取得されたすべての他の実施例は、本発明の保護範囲に属する。
本発明の説明において、用語「中心」、「上」、「下」、「左」、「右」、「垂直」、「水平」、「内」、「外」などで示されている方向または位置関係は、図面に基づいて示した方向または位置関係であり、本発明を説明して説明を簡略化するためだけであり、指す装置又は要素には特定の方向性を持ち、特定の方向性で構築して動作する必要があると指示するか又は暗示せず、したがって本発明を限定するものではない。また、用語「第1」、「第2」、「第3」は目的の説明のみに用いられ、相対重要性を指示するか又は暗示すると理解できないことを説明する必要がある。
本発明の説明において、また明確な規定及び限定を有する場合を除き、用語「取り付け」、「相互接続」、「接続」は幅広く理解すべきであり、例えば、固定して接続されてもよく、取り外し可能に接続されてもよく、又は一体的に接続されてもよい。機械的に接続されてもよく、電気的に接続されてもよい。直接接続されてもよく、中間媒介により間接的に接続されてもよく、二つの素子内部の連通であってもよいことを説明する必要がある。当業者にとって、具体的な状況により上記用語が本発明における具体的な意味を理解することができる。
図1~8に示す手術顕微鏡は、鏡体1、鏡体1に接続された接眼レンズ2を含み、図に示す接眼レンズ2は、双眼鏡筒であり、接眼レンズ2は、接続構造を介して鏡体1に接続され、ここで接続構造は、回転構造3を含み、即ち接眼レンズ2は、回転構造3を介して鏡体1に接続され、接眼レンズ2は、鏡体1に対して上下方向に回転できるか、又は接眼レンズ2は、鏡体1に対して上下方向に振動できるようにする。
本実施例において、接続構造は、鏡体1、接眼レンズ2の間に設置された拡張構造4も含み、接眼レンズ2は、回転構造3に接続され、回転構造3は、拡張構造4に接続され、拡張構造4は、鏡体1に接続される。拡張構造4により、接眼レンズ2の降下又は上昇の高さ調整を満たし、鏡体1と接眼レンズ2の距離を増加させ、水平位置での上下調整の角度がより大きくなる。
具体的には、図9、10に示すように、拡張構造4は、第1接続シート40、第2接続シート41を含み、第1接続シート40の一端に第1接続端400が形成され、第2接続シート41の一端に第2接続端410が形成され、第1接続シート40の第1接続端400は、鏡体1に接続され、第2接続シート41の第2接続端410は、回転構造3に接続され、第1接続シート40、第2接続シート41の間に相対的に回転できるように接続され、且つ第1接続シート40、第2接続シート41の回転軸心線は、鏡体1の左右方向に沿って延在し、回転構造3は、鏡体1に対して上下方向に回転できるようにし、又は回転構造3は、鏡体1に対して上下方向に振動するとも言え、それにより接眼レンズ2は、鏡体1に対して上下方向に回転するか、又は振動することを実現する。
第1接続シート40、第2接続シート41の間に相対的に回転接続され、以下、発明を実施するための形態を提供し、当然ながらこれにも限定せず、拡張構造4は、第3接続シート42、回転伝動アセンブリも含み、
ここで、第3接続シート42は、第1接続シート40、第2接続シート41の少なくとも片側に設置され、例えば締結具等の形式で第1接続シート40、第2接続シート41に接続することができる。本実施例において、双眼鏡筒であるため、両側にある第3接続シート42は、光学系を設置するためにも使用され、第3接続シート42は、第1接続シート40、第2接続シート41の両側に設置され、第1接続シート40、第2接続シート41は、第3接続シート42を介して接続され、即ち第1接続シート40、第2接続シート41の間に直接接続されることはない。
回転伝動アセンブリは、第3接続シート42内に設置され、又は第3接続シート42は、回転伝動アセンブリをカバーし、回転伝動アセンブリが外部に露出しないようにするとも言え、図11に示すように、第1伝動歯車430、第2伝動歯車431を含み、第1伝動歯車430は、第1接続シート40に接続され、第2伝動歯車431は、第2接続シート42に接続され、第1伝動歯車430、第2伝動歯車431は互いに噛み合う。このように、接眼レンズ2を上向きに又は下向きに回転する時、第1伝動歯車430は、第2伝動歯車431を回転させるように駆動し、接眼レンズ2の角度の調整を実現するが、接眼レンズ2への回転を停止する時、第1伝動歯車430、第2伝動歯車431の噛み合いはまた、両者のセルフロックを実現し、回転が発生することはない。
当然ながら、接眼レンズ2の負荷に応じてトルク及び減衰で調整し、顕微鏡のバランスを保持することもでき、拡張構造の減衰調整はより締めにし、(操作の快適さに影響を与えず)回転する時、回転する時の摩擦力を増加するために、内部に潤滑座金及び波型座金を追加することができ、それにより、顕微鏡はは、バランスを保持することができる。接眼レンズ2を載荷した後、ネジのゆるさを微調整することで、前部領域全体にバランスを保持させ、接眼レンズ2を任意の角度で空中静止させることができる。
拡張構造4は、取付座44も含み、取付座44の一端に第1取り付け端440が形成され、他端に第2取り付け端441が形成され、取付座44の第1取り付け端440は、鏡体1に接続され、取付座44の第2取り付け端441は、第1接続シート40の第1接続端400に接続される。取付座44の第1取り付け端440が位置する平面aと取付座44の第2取り付け端441が位置する平面bとの間に夾角aが形成され、且つ夾角aの範囲は0°<a≦90°であり、好ましくは30°≦a≦90°である。
取付座44は必要ではない。
図1~3に示す手術顕微鏡に、取付座44が取り付けられ、且つ取付座44の第1取り付け端440が位置する平面aと取付座44の第2取り付け端が位置する平面bとの間に90°の夾角aが形成され、該構造の下で、図2に示す接眼レンズ2が水平位置まで回転することを基準に、接眼レンズ2が鏡体1に対して上下方向での調整振幅は-100~100mmであり、即ち上向きに調整する最大振幅は100mm、下向きに調整する最大振幅は100mmであり、この時、接眼レンズ2は、鏡体1に対して上下方向に振動する振幅が最大である。
図4~6に示す手術顕微鏡にも、取付座44が取り付けられ、且つ取付座44の第1取り付け端440が位置する平面aと取付座44の第2取り付け端が位置する平面bとの間に60°の夾角aが形成され、該構造の下で、図5に示す接眼レンズ2が水平位置まで回転することを基準に、接眼レンズ2が鏡体1に対して上下方向での調整振幅は-50~110mmあり、即ち上向きに調整する最大振幅は110mm、下向きに調整する最大振幅は50mmである。
図7~8に示す手術顕微鏡であって、第1接続シート40の第1接続端400は直接、鏡体1に接続され、該構造の下で、図8に示す接眼レンズ2が水平位置まで回転することを基準に、接眼レンズ2が鏡体1に対して上下方向での調整振幅は0~55mmあり、即ち上向きに調整する最大振幅は55mm、下向きに一時的に調整することができない。
このように、双眼鏡筒が水平位置に保持すると、上下の高さを自由に調整でき、振幅は約200mmである。それに比べて、拡張構造4を設置しない接眼レンズは、鏡体に対して上下方向での調整振幅が0である。
上記三種の構造を採用する拡張構造4は、接眼レンズ2が鏡体1に対して上下方向に回転(振動)して調整する時、接眼レンズ2は、常に水平に保持する。拡張構造全体は、全長152mmであり、中心位置から全長H7mmであり、長すぎてユーザー(歯医者)の操作性に影響を与えることはない。
本実施例において、第2接続シート41の第2接続端410は、回転構造3と回転可能に接続され、回転構造3がその自身軸線を回転させることができるようにする。回転構造3が接眼レンズ2に接続され、拡張構造4が鏡体1に接続され、回転構造3の自身回転のため、鏡体1、接眼レンズ2は相対的に、左右方向に回転するか、又は振動することができるようにし、図13、14に示すように、接眼レンズ2が、水平に保持し、鏡体1が、接眼レンズ2に対して回転し、回転(振動)する角度は±25°であると、歯科部門の臨床医のために設計する人間工学的機能とすることができ、±25度の振り子システム機能は、医師の着座姿勢が一定の場合、即ち接眼レンズ2が水平観察位置に保持すると同時に鏡体1が左向きに又は右向きに振動する。
回転構造3は、拡張構造4に対してその自身の軸線を回転させる構造として、以下、発明を実施するための形態を提供し、当然ながらこれにも限定せず、
手術顕微鏡が回転リング構造も含み、回転リング構造が、連結リング50、回転リング51を含み、連結リング50、回転リング51が対応して自身軸心線を回転できるように設置され、具体的には、連結リング50内に溝体500が設置され、回転リング51が、溝体500内に設置されることである。連結リング50が、第2接続シート41の第2接続端410に固定接続され、回転リング51が、回転構造3に固定接続され、それにより鏡体1の、接眼レンズ2に対応する回転を実現することである。
また、回転リング51の外周面に複数の溝510が設置され、位置決め部品例えばネジ等の一端は、連結リング50を貫通して溝510内に挿入され、連結リング50、回転リング51の間に相対的に回転してロックするようにする。位置決め部品は、連結リング50にネジ接続され、位置決め部品を緩め、溝510から離脱させると、回転構造、拡張構造4を相対的に回転させることができ、所定の位置まで回転した後、位置決め部品を締め付け、溝510内に再び挿入させ、溝510の数量は、調整する必要がある角度に応じて設置することができる。
本出願の回転構造について、延在構造と同じ構造を採用することができ、当然ながら他の構造を採用することもでき、ここで、さらに説明しない。
図15に示すように、拡張構造4内に光学系が設置され、そのうち:取り付け座、第1接続シート、第3接続シート及び第2接続シートの内部に順次、光路チャネルが形成され、光学系が、光路チャネル内に設置され、画像形成光路を形成でき、具体的には、
光学系は、第1レンズ群60、第2レンズ群61、第3レンズ群62及び折り返し鏡群を含む。そのうち:
第1レンズ群60は、正屈折力を有するダブレットレンズ群であり、具体的には、光路方向に沿って順次設置された第1レンズL1、第2レンズL2を含み、第1レンズ群60は、30mm<fGl<150mmを満たし、好ましくは50mm<fGl<150mmであり、ここで、fGlが第1レンズ群の焦点距離であり、同時に、第1レンズ群60のダブレットレンズ群は、
Figure 2024508292000004
を満たし、ここで、R1は、第1レンズ群接着面の曲率半径、Φ1は、接着面の有効孔径である。
第2レンズ群61は、正屈折力を有するトリプレット群であり、具体的には、光路方向に沿って順次設置された第3レンズL3、第4レンズL4及び第5レンズL5を含み、第2レンズ群61は、2<fG2/fGl<10を満たし、ここで、fG2は第2レンズ群の焦点距離である。
第3レンズ群62は、正屈折力を有するダブレットレンズ群であり、具体的には、光路方向に沿って順次設置された第6レンズL6、第7レンズL7を含み、第3レンズ群62は、0.5<fG3/fGl<5を満たし、好ましくは0.5<fG3/fGl<2であり、fG3は、第3レンズ群の焦点距離であり、同時に、第3レンズ群62のダブレットレンズ群は、
Figure 2024508292000005
を満たし、ここで、R3は第3レンズ群接着面の曲率半径、Φ3は接着面の有効孔径である。
折り返し鏡群は、光線の投影方向を変更するために使用され、折り返し鏡群は、第1折り返しレンズ63、第2折り返しレンズ64、第3折り返しレンズ65及び第4折り返しレンズ66を含み、本実施例において、第1折り返しレンズ63は、ペンタプリズムであり、第2折り返しレンズ64、第3折り返しレンズ65及び第4折り返しレンズ66は、コーナーキューブである。
本実施例において、図16に示すように、第1レンズ群60、第1折り返しレンズ63、第2折り返しレンズ64、第3折り返しレンズ65、第2レンズ群61、第4折り返しレンズ66及び第3レンズ群62は、光路の方向に順次設置され、平行ビームは、第1レンズ群60から入射し、第1折り返しレンズ63、第2折り返しレンズ64の後、第3折り返しレンズ65に入り、第3折り返しレンズ65に焦点を合わせて実像にし、第2レンズ群61、第4折り返しレンズ66及び第3レンズ群62の後、平行光を形成して放射し、最終的に接眼レンズ2に観察される。理論的には、第3折り返しレンズ65、第4折り返しレンズ66間の第2レンズ群61は、設置しなくてもよいが、光線経路の長さを考慮して、より良い画像形成効果を取得するために、本実施例において、第3折り返しレンズ65、第4折り返しレンズ66の間に第2レンズ群61が設置される。同様に、理論的には、第2折り返しレンズ64、第3折り返しレンズ65の間にレンズ群を設置してもよいが、第1折り返しレンズ63は、ペンタプリズムを用い、すでに光路を延長し、構造をよりコンパクトにするために、ここのレンズ群は、省略することができる。
本実施例において、第1レンズ群60、第1折り返しレンズ63は、取付座44内に設置され、第2折り返しレンズ64は、第1接続シート40内に設置され、第3折り返しレンズ65(第2接続シート41内に設置されてもよい)、第2レンズ群61はそれぞれ、片側の第3接続シート42内に設置され、第4折り返しレンズ66、第3レンズ群62は、第2接続シート41内に設置される。
本実施例における双眼鏡筒について、第1レンズ群60、第2レンズ群61、第3レンズ群62及び折り返し鏡群は2セット設置される。
実施例
Figure 2024508292000006
ここで、半径は、レンズ表面の曲率半径であり、厚さは、レンズ中心の厚さであり、Ndはd光(波長589.3nm)が光学ガラスにおける屈折率であり、Vdは、d光(波長589.3nm)の色分散係数である。
上記設置により、接眼レンズ2を使用して鏡体1に対して上下方向に振動して調整するか、又は接眼レンズ2が鏡体1に対して左右に回転する時、光路の観察は、完全に影響を受けない。
上記の実施例は、本発明の技術的概念および特徴を説明するためだけのものであり、それは、当業者に本発明の内容を理解させ、それに応じてそれを実施することができることを目的とし、これによって本発明の保護範囲を制限することができない。本発明の精神に従って行われたすべての同等の変更または修正は、本発明の保護範囲内に含まれるべきである。

Claims (29)

  1. 内部に光路チャネルが形成される拡張構造であって、第1接続シート、第2接続シートを含み、前記第1接続シートの一端に第1接続端が形成され、前記第2接続シートの一端に第2接続端が形成され、前記第1接続シート、第2接続シートの間に相対的に回転できるように接続され、且つ前記第1接続シート、第2接続シートの回転軸心線が平行であることを特徴とする拡張構造。
  2. 前記拡張構造は、取付座も含み、前記取付座の一端に、第1取り付け端が形成され、他端に第2取り付け端が形成され、前記取付座の第2取り付け端は、前記第1接続シートの第1接続端に接続されることを特徴とする請求項1に記載の拡張構造。
  3. 前記取付座の第1取り付け端が位置する平面と前記取付座の第2取り付け端が位置する平面との間に夾角aが形成され、且つ夾角aの範囲は0°<a≦90°であることを特徴とする請求項2に記載の拡張構造。
  4. 前記夾角aの範囲は30°≦a≦90°であることを特徴とする請求項3に記載の拡張構造。
  5. 前記拡張構造は、第3接続シートも含み、前記第1接続シート、第2接続シートが、前記第3接続シートを介して接続され、且つ前記第1接続シート、第2接続シートはそれぞれ、前記第3接続シートに回転可能に接続されることを特徴とする請求項1に記載の拡張構造。
  6. 前記第3接続シートは、前記第1接続シート、第2接続シートの少なくとも片側に設置されることを特徴とする請求項5に記載の拡張構造。
  7. 前記拡張構造は、回転伝動アセンブリも含み、前記回転伝動アセンブリは、第1伝動歯車、第2伝動歯車を含み、前記第1伝動歯車は、前記第1接続シートに接続され、前記第2伝動歯車は、前記第2接続シートに接続され、前記第1伝動歯車、第2伝動歯車は互いに噛み合うことを特徴とする請求項5に記載の拡張構造。
  8. 前記回転伝動アセンブリは、前記第3接続シート内に設置されることを特徴とする請求項7に記載の拡張構造。
  9. 内部に光路チャネルが形成される拡張構造であって、取付座、第1接続シート、第2接続シート、第3接続シート及び回転伝動アセンブリを含み、前記取付座の一端に、第1取り付け端が形成され、他端に第2取り付け端が形成され、かつ前記取付座の第1取り付け端が位置する平面と前記取付座の第2取り付け端が位置する平面との間に夾角aが形成され、且つ夾角aの範囲は0°<a≦90°であり、前記第1接続シートの一端に第1接続端が形成され、前記第2接続シートの一端に第2接続端が形成され、前記取付座の第2取り付け端は、前記第1接続シートの第1接続端に接続され、前記第1接続シート、第2接続シートは、前記第3接続シートを介して接続され、前記第1接続シート、第2接続シートの間に相対的に回転できるように接続されるようにし、前記回転伝動アセンブリは、前記第3接続シート内に設置され、前記回転伝動アセンブリは、第1伝動歯車、第2伝動歯車を含み、前記第1伝動歯車は、前記第1接続シートに接続され、前記第2伝動歯車は、前記第2接続シートに接続され、前記第1伝動歯車、第2伝動歯車は互いに噛み合うことを特徴とする拡張構造。
  10. 拡張構造の内部に光路チャネルが形成され、拡張構造は、取付座、第1接続シート、第2接続シート及び第3接続シートを含み、前記取付座の一端に、第1取り付け端が形成され、他端に第2取り付け端が形成され、前記第1接続シートの一端に第1接続端が形成され、前記第2接続シートの一端に第2接続端が形成され、前記取付座の第2取り付け端は、前記第1接続シートの第1接続端に接続され、前記第1接続シート、第2接続シートが、前記第3接続シートを介して接続され、前記第1接続シート、第2接続シートの間に相対的に回転できるように接続される、拡張構造の光学系であって、
    前記取付座、第1接続シート、第3接続シート及び第2接続シートの内部に、前記光路チャネルが順次形成され、前記光学系が、前記光路チャネル内に設置され、前記光学系が第1レンズ群、第2レンズ群及び第3レンズ群を含み、前記第1レンズ群が、30mm<fGl<150mmを満たし、前記第2レンズ群が、2<fG2/fGl<10を満たし、前記第3レンズ群が、0.5<fG3/fGl<5を満たし、ここで、fGlは第1レンズ群の焦点距離、fG2は第2レンズ群の焦点距離、fG3は第3レンズ群の焦点距離であることを特徴とする拡張構造の光学系。
  11. 前記第1レンズ群が、30mm<fGl<150mmを満たし、及び/又は、前記第3レンズ群は、0.5<fG3/fGl<2を満たすことを特徴とする請求項10に記載の拡張構造の光学系。
  12. 前記第1レンズ群は、正屈折力を有するダブレットレンズ群であり、前記第2レンズ群は、正屈折力を有するトリプレット群であり、前記第3レンズ群は、正屈折力を有するダブレットレンズ群であることを特徴とする請求項10に記載の拡張構造の光学系。
  13. 前記第1レンズ群のダブレットレンズ群は、
    Figure 2024508292000007
    を満たし、ここで、
    Figure 2024508292000008
    は第1レンズ群接着面の曲率半径、
    Figure 2024508292000009
    は接着面の有効孔径であることを特徴とする請求項12に記載の拡張構造の光学系。
  14. 前記第3レンズ群のダブレットレンズ群は、
    Figure 2024508292000010
    を満たし、ここで、
    Figure 2024508292000011
    は第3レンズ群接着面の曲率半径、
    Figure 2024508292000012
    は接着面の有効孔径であることを特徴とする請求項12に記載の拡張構造の光学系。
  15. 前記第1レンズ群は、光路方向に沿って順次設置された第1レンズ、第2レンズを含み、前記第2レンズ群は、光路方向に沿って順次設置された第3レンズ、第4レンズ及び第5レンズを含み、前記第3レンズ群は、光路方向に沿って順次設置された第6レンズ、第7レンズを含むことを特徴とする請求項10に記載の拡張構造の光学系。
  16. 前記光学系は、折り返し鏡群も含み前記折り返し鏡群は、光線の投影方向を変更するために使用され、前記折り返し鏡群は、第1折り返しレンズ、第2折り返しレンズ、第3折り返しレンズ及び第4折り返しレンズを含み、光路は順次、前記第1レンズ群、第1折り返しレンズ、第2折り返しレンズ、第3折り返しレンズ、第2レンズ群、第4折り返しレンズ及び第3レンズ群を通過することを特徴とする請求項10に記載の拡張構造の光学系。
  17. 前記第1折り返しレンズは、ペンタプリズムであり、前記第2折り返しレンズ、第3折り返しレンズ及び第4折り返しレンズは、コーナーキューブであることを特徴とする請求項16に記載の拡張構造の光学系。
  18. 前記第1レンズ群、第1折り返しレンズは、前記取付座内に設置され、前記第2折り返しレンズは、前記第1接続シート内に設置され、前記第3折り返しレンズは、前記第3接続シート内に設置され、前記第2レンズ群は、前記第3接続シート又は前記第2接続シート内に設置され、前記第4折り返しレンズ、第3レンズ群は、前記第2接続シート内に設置されることを特徴とする請求項16に記載の拡張構造の光学系。
  19. 拡張構造の内部に光路チャネルが形成され、前記拡張構造は、取付座、第1接続シート、第2接続シート及び第3接続シートを含み、前記取付座の一端に、第1取り付け端が形成され、他端に第2取り付け端が形成され、前記第1接続シートの一端に第1接続端が形成され、前記第2接続シートの一端に第2接続端が形成され、前記取付座の第2取り付け端は、前記第1接続シートの第1接続端に接続され、前記第1接続シート、第2接続シートが、前記第3接続シートを介して接続され、前記第1接続シート、第2接続シートの間に相対的に回転できるように接続される、拡張構造の光学系であって、
    前記取付座、第1接続シート、第3接続シート及び第2接続シートの内部に、前記光路チャネルが順次形成され、前記光学系が、前記光路チャネル内に設置され、前記光学系が第1レンズ群、第2レンズ群、第3レンズ群及び折り返し鏡群を含み、前記折り返し鏡群は、第1折り返しレンズ、第2折り返しレンズ、第3折り返しレンズ及び第4折り返しレンズを含み、光路は順次、前記第1レンズ群、第1折り返しレンズ、第2折り返しレンズ、第3折り返しレンズ、第2レンズ群、第4折り返しレンズ及び第3レンズ群を通過し、前記第1レンズ群、第1折り返しレンズは、前記取付座内に設置され、前記第2折り返しレンズは、前記第1接続シート内に設置され、前記第3折り返しレンズは、前記第3接続シート内に設置され、前記第2レンズ群は、前記第3接続シート又は前記第2接続シート内に設置され、前記第4折り返しレンズ、第3レンズ群は、前記第2接続シート内に設置され、前記第1レンズ群は、正屈折力を有するダブレットレンズ群であり、
    Figure 2024508292000013
    を満たし、前記第2レンズ群は、正屈折力を有するトリプレット群であり、
    Figure 2024508292000014
    を満たし、前記第3レンズ群は、正屈折力を有するダブレットレンズ群であり、
    Figure 2024508292000015
    を満たし、
    ここで、
    Figure 2024508292000016
    は第1レンズ群の焦点距離、
    Figure 2024508292000017
    は第2レンズ群の焦点距離、
    Figure 2024508292000018
    は第3レンズ群の焦点距離、
    Figure 2024508292000019
    は第1レンズ群接着面の曲率半径、
    Figure 2024508292000020
    は接着面の有効孔径、
    Figure 2024508292000021
    は第2レンズ群接着面の曲率半径、
    Figure 2024508292000022
    は接着面の有効孔径であることを特徴とする拡張構造の光学系。
  20. 鏡体、前記鏡体に接続された接眼レンズを含み、前記接眼レンズが前記鏡体に対して上下方向に回転できるように、回転構造により前記鏡体に接続される、手術顕微鏡であって、前記手術顕微鏡が、拡張構造も含み、前記拡張構造が第1接続シート、第2接続シートを含み、前記第1接続シートの端に第1接続端が形成され、前記第2接続シートの一端に第2接続端が形成され、前記第1接続シートの第1接続端が、前記鏡体に接続され、前記第2接続シートの第2接続端が、前記回転構造に接続され、前記第1接続シート、第2接続シートの間に相対的に回転できるように接続され、且つ前記第1接続シート、第2接続シートの回転軸心線が、前記鏡体の左右方向に沿って延在し、前記回転構造が前記鏡体に対して上下方向に回転できるようにすることを特徴とする手術顕微鏡。
  21. 前記拡張構造は、取付座も含み、前記取付座の一端に、第1取り付け端が形成され、他端に第2取り付け端が形成され、前記取付座の第1接続端が、前記鏡体に接続され、前記取付座の第2接続端は、前記第1接続シートの第1接続端に接続されることを特徴とする請求項20に記載の手術顕微鏡。
  22. 前記接眼レンズの、前記鏡体に対して上下方向での調整振幅は-100~110mmであることを特徴とする請求項20に記載の手術顕微鏡。
  23. 前記接眼レンズは、前記鏡体に対して上下方向に回転する時、前記接眼レンズは、常に水平に保持することを特徴とする請求項20に記載の手術顕微鏡。
  24. 前記第2接続シートの第2接続端は、前記回転構造と回転可能に接続され、前記回転構造が対応して、その自身の軸線を回転させることができるようにすることを特徴とする請求項20に記載の手術顕微鏡。
  25. 前記手術顕微鏡が回転リング構造も含み、前記回転リング構造が、連結リング、回転リングを含み、前記連結リング、前記回転リングが対応して自身の軸心線を回転できるように設置され、前記連結リングが、前記第2接続シートの第2接続端に固定接続され、前記回転リングが、前記回転構造に固定接続されることを特徴とする請求項24に記載の手術顕微鏡。
  26. 前記連結リング内に溝体が設置され、前記回転リングが、前記溝体内に設置されることを特徴とする請求項25に記載の手術顕微鏡。
  27. 前記回転リングの外周面に複数の溝が設置され、位置決め部品の一端が前記連結リングを貫通して前記溝内に挿入され、前記連結リング、回転リングの間に相対的に回転してロックするようにすることを特徴とする請求項26に記載の手術顕微鏡。
  28. 前記回転構造の、前記拡張構造に対応して、自身の軸線を回転させる角度は、±25°であることを特徴とする請求項24に記載の手術顕微鏡。
  29. 鏡体、前記鏡体に接続された接眼レンズを含み、前記接眼レンズが前記鏡体に対して上下方向に回転できるように、回転構造により前記鏡体に接続され、前記接眼レンズが前記鏡体に対して上下方向に回転できるようにする、手術顕微鏡であって、前記手術顕微鏡が、拡張構造も含み、前記拡張構造が、第1接続シート、第2接続シートを含み、前記第1接続シート、第2接続シートの間に相対的に回転できるように接続され、且つ前記第1接続シート、第2接続シートの回転軸心線が、前記鏡体の左右方向に沿って延在し、前記第1接続シートの一端に第1接続端が形成され、前記第2接続シートの一端に第2接続端が形成され、前記第1接続シートの第1接続端が、前記鏡体に接続され、前記第2接続シートの第2接続端は、前記回転構造に回転可能に接続され、前記回転構造がその自身を回転させ、前記鏡体に対して上下方向に回転することができるようにし、前記接眼レンズの、前記鏡体に対して上下方向での調整振幅は-100~110mmであり、且つ前記接眼レンズは、前記鏡体に対して上下方向に回転する時、前記接眼レンズは、常に水平に保持し、前記回転構造の、前記拡張構造に対応して、自身の軸線を回転させる角度は、±25°であり、前記手術顕微鏡が回転リング構造も含み、前記回転リング構造が、連結リング、回転リングを含み、前記連結リング、前記回転リングが対応して自身の軸心線を回転できるように設置され、前記連結リングが、前記第2接続シートの第2接続端に固定接続され、前記回転リングが、前記回転構造に固定接続され、前記連結リング内に溝体が設置され、前記回転リングが、前記溝体内に設置され、かつ前記回転リングの外周面に複数の溝が設置され、位置決め部品の一端が前記連結リングを貫通して前記溝内に挿入され、前記連結リング、回転リングの間に相対的に回転してロックするようにすることを特徴とする手術顕微鏡。

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