JP2024506065A - マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法及び装置 - Google Patents

マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2024506065A
JP2024506065A JP2023548207A JP2023548207A JP2024506065A JP 2024506065 A JP2024506065 A JP 2024506065A JP 2023548207 A JP2023548207 A JP 2023548207A JP 2023548207 A JP2023548207 A JP 2023548207A JP 2024506065 A JP2024506065 A JP 2024506065A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
multicast
network device
broadcast service
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2023548207A
Other languages
English (en)
Inventor
ジィア,ジエンシン
ウ,ウエンフゥ
ゾォン,ザァイフォン
ジュ,フェンチン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Huawei Technologies Co Ltd
Original Assignee
Huawei Technologies Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Huawei Technologies Co Ltd filed Critical Huawei Technologies Co Ltd
Publication of JP2024506065A publication Critical patent/JP2024506065A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/06Selective distribution of broadcast services, e.g. multimedia broadcast multicast service [MBMS]; Services to user groups; One-way selective calling services
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/40Connection management for selective distribution or broadcast
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0007Control or signalling for completing the hand-off for multicast or broadcast services, e.g. MBMS
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/02Services making use of location information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/02Services making use of location information
    • H04W4/023Services making use of location information using mutual or relative location information between multiple location based services [LBS] targets or of distance thresholds
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/04Wireless resource allocation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/30Resource management for broadcast services
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/50Allocation or scheduling criteria for wireless resources
    • H04W72/51Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on terminal or device properties

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

この出願は、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法及び装置を提供する。方法は、以下を含む。すなわち、 ネットワーク・デバイスは、端末の参照位置情報を取得する。参照位置情報は、端末の参照位置を表す。端末の参照位置が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にあるときに、ネットワーク・デバイスは、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスを送信するためのデータ・リソースを端末に割り当てることか、又は端末に対して確立することを行うように端末のターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスをトリガする。端末の参照位置が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあるときに、ネットワーク・デバイスは、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスを送信するためのデータ・リソースを端末に割り当てることか、又は端末に対して確立することを行わないように端末のターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスをトリガする。この出願で提供される方法によれば、ローカル・マルチキャスト/ブロードキャスト・サービス上のセッション管理は、端末がサービス・エリア内に移動するか、又はサービス・エリア外に移動するときに、コア・ネットワーク要素がアクセス・ネットワーク・デバイスと動的かつ柔軟に対話することを保証することができ、それによりネットワーク・リソースを効果的に節約する。

Description

この出願は、2021年2月10日に出願された「COMMUNICATION METHOD AND APPARATUS FOR MULTICAST/BROADCAST SERVICE」と題する、国際特許出願第PCT/CN2021/076441号に対する優先権を主張し、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
この出願は、通信技術の分野に関係し、特に、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法及び装置に関係する。
モバイル・インターネットの発展に伴い、モバイル高精細ビデオ・サービスが急増している。ユーザは、固定ネットワークによるビデオ・プログラムの視聴から、携帯電話端末及びモバイル・ネットワークによるビデオ・プログラムの視聴へと徐々に変化している。ビデオ・サービスは、モバイル・ネットワークにますます強い影響を与えている。
前述の課題を克服するために、第5世代(5th generation、5G)モバイル通信ネットワーク・アーキテクチャに基づくマルチキャスト/ブロードキャスト・サービス(5G Multicast/Broadcast Service、5MBS)機能をサポートすることが重要な研究課題となっている。
5 MBS研究課題の主要な研究課題は、ローカル・マルチキャスト/ブロードキャスト・サービス(Local MBS)である。ローカル・マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスとは、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスが特定のエリアにのみ配信されることを意味し、特定のエリアを配信エリア、サービス・エリアと呼ぶことがある。具体的には、配信エリアは、セル(cell)であってもよいし、追跡エリア(Tracking Area、TA)などであってもよい。
上記の研究課題において、端末がマルチキャスト/ブロードキャスト・サービス・エリア内に移動するか、又は配信エリア外に移動するときに、ネットワーク・リソースを効率的に節約するためにマルチキャスト/ブロードキャスト・セッション管理をどのように実行するかが解決されるべき喫緊の課題となっている。
この出願の実施形態は、ネットワーク・デバイスが、端末の参照位置情報と第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリアとの関係を動的に決定し、端末に対して柔軟にリソースを割り当てるか、又はリソースを削除し、それによりネットワーク・リソースの利用率を向上させ、ネットワーク・リソースを有効に節約し、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータの無効な転送によって生じるリソースの浪費を回避することを可能にする、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法を提供する。
第1の観点によれば、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法が提供される。方法は、ネットワーク・デバイスが、端末の参照位置情報を取得することを含む。参照位置情報は、端末の参照位置を表す。端末の参照位置が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にあるときに、ネットワーク・デバイスは、伝送リソースを端末に割り当てるように端末のターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスをトリガする。伝送リソースは、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信するために使用される。
第1の態様に関して、第1の態様のいくつかの実装では、参照位置情報は、端末のターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスにおける端末の位置情報を含む。
第1の態様に関して、第1の態様のいくつかの実装では、位置情報は、端末のターゲット・セルの識別子及び/又はターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスの識別子である。
第1の態様に関して、第1の態様のいくつかの実装では、ネットワーク・デバイスは、端末のセッション管理機能ネットワーク要素又はソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを含む。
この出願で提供されるマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスための通信方法によれば、端末の参照位置情報が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にあるとネットワーク・デバイスが動的に決定するときに、端末のT-gNBは、端末にリソースを割り当てるか、又は端末に対してリソースを確立するようにトリガされ、それによりネットワーク・リソースの利用率を向上させる。
第2の態様によれば、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法が提供される。方法は、ネットワーク・デバイスが、端末の参照位置情報を取得することを含む。参照位置情報は、端末の参照位置を表す。端末の参照位置が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあるときに、ネットワーク・デバイスは、端末の第1の伝送リソースの解放を開始する。第1の伝送リソースは、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信するために使用される。
ネットワーク・デバイスが、端末の第1の伝送リソースの解放を開始してもよいし、ネットワーク・デバイスが、削除をトリガするか、又は第1の伝送リソースの削除を開始してもよい。
この出願で提供されるマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法によれば、端末の参照位置が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあるとネットワーク・デバイスが決定する場合、ネットワーク・デバイスは、端末の第1の伝送リソースの解放/削除をトリガ/開始し、そのため、ネットワーク・リソースを有効に節約することができ、無効転送により生じるリソースの無駄を回避することができる。
第2の態様に関して、第2の態様のいくつかの実装では、第1の伝送リソースは、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを端末のターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスを介して送信するために端末によって使用されるリソースを含む。
第2の態様に関して、第2の態様のいくつかの実装では、ネットワーク・デバイスは、参照位置情報に基づいて、端末が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあると決定する。
第2の態様に関して、第2の態様のいくつかの実装では、参照位置情報は、現在端末にサービスしているアクセス・ネットワーク・デバイスにおける端末の位置情報、又は端末のターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスにおける端末の位置情報を含む。
第2の態様に関して、第2の態様のいくつかの実装では、ネットワーク・デバイスが端末の参照位置情報を取得することは、ネットワーク・デバイスがセッション管理機能ネットワーク要素であるときに、セッション管理機能ネットワーク要素が第1のメッセージを受信することを含む。第1のメッセージは、参照位置情報を含む。
第2の態様に関して、第2の態様のいくつかの実装では、第1のメッセージは、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの識別情報をさらに含む。
第2の態様に関して、第2の態様のいくつかの実装では、第1のメッセージは、プロトコル・データ・ユニットPDUセッション・コンテキスト更新要求又は位置情報提供である。
第2の態様に関して、第2の態様のいくつかの実装では、方法は、セッション管理機能ネットワーク要素が、アクセス及びモビリティ管理ネットワーク要素からの端末の参照位置情報をサブスクライブすることをさらに含む。セッション管理機能ネットワーク要素が第1のメッセージを受信することは、セッション管理機能ネットワーク要素が、アクセス及びモビリティ管理ネットワーク要素から端末の参照位置情報を受信することを含む。
第2の態様に関して、第2の態様のいくつかの実装では、ネットワーク・デバイスが第1の伝送リソースの解放を開始することは、ネットワーク・デバイスがセッション管理機能ネットワーク要素であるときに、セッション管理機能ネットワーク要素が、第1の伝送リソースを解放するようユーザ・プレーン機能ネットワーク要素UPFに通知すること、及び/又はセッション管理機能ネットワーク要素が、第1の伝送リソースを解放するよう端末のターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスに通知することを含む。具体的には、第1の伝送リソースが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するQoSフローに対応する無線ベアラであるときに、セッション管理機能ネットワーク要素が、第1の伝送リソースを解放するよう端末のターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスに通知するのみである場合、第1の伝送リソースが終了したと理解されよう。第1の伝送リソースが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するQoSフローであるときに、セッション管理機能ネットワーク要素が、第1の伝送リソースを解放するようユーザ・プレーン機能ネットワーク要素に通知し、第1の伝送リソースを解放するよう端末のターゲット・ネットワーク・デバイスに対して通知するときに、第1の伝送リソースが解放されたと理解されよう。
第2の態様に関して、第2の態様のいくつかの実装では、セッション管理機能ネットワーク要素が第1の伝送リソースを解放するようUPFに通知することは、セッション管理機能ネットワーク要素が、N4セッション修正要求又はパケット転送制御プロトコルPFCPセッション修正要求をUPFに送信して、第1の伝送リソースを解放するようUPFに通知することを含む。
この出願で提供されるマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法によれば、端末の参照位置が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあるとセッション管理機能ネットワーク要素が決定するときに、セッション管理機能ネットワーク要素は、セッション管理機能ネットワーク要素がUPFと対話するPFCPセッション・コンテキストにおいて、マルチキャスト/ブロードキャスト伝送リソースを解放するよう通知する。この解決策は、セッション管理機能ネットワーク要素によって実行される処理及び動作を通じて、ネットワーク・リソースを効果的に節約し、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータの無効な転送によって生じるリソース浪費を回避することができる。
第2の態様に関して、第2の態様のいくつかの実装では、方法は、ネットワーク・デバイスがセッション管理機能ネットワーク要素であるときに、セッション管理機能ネットワーク要素が、第1の伝送リソースが無効であることを端末のターゲット・ネットワーク要素に通知すること、セッション管理機能ネットワーク要素が、第1の伝送リソースに対応する無線リソースを割り当てないよう端末のターゲット・ネットワーク要素に通知すること、又は第1の伝送リソースの識別子を端末のターゲット・ネットワーク要素に対して送信しないことをさらに含む。
セッション管理機能ネットワーク要素が、第1の伝送リソースに対応する無線リソースを割り当てないよう端末のターゲット・ネットワーク・デバイスに通知することはまた、セッション管理機能ネットワーク要素が、第1の伝送リソースに対応する無線リソースを確立又は準備しないよう端末のターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスに通知することであってもよい。
この出願で提供されるマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法によれば、端末の参照位置が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあるとセッション管理機能ネットワーク要素が決定するときに、セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータに対する伝送リソースを割り当て/確立/準備しないよう端末のターゲット・ネットワーク・デバイスに通知する。この解決策は、セッション管理機能ネットワーク要素によって実行される処理及び動作を通じて、ネットワーク・リソースを効果的に節約し、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータの無効な転送によって生じるリソース浪費を回避することができる。
第2の態様に関して、第2の態様のいくつかの実装では、ネットワーク・デバイスが端末の第1の伝送リソースの解放を開始することは、ネットワーク・デバイスが端末のソース・アクセス・ネットワーク・デバイスであるときに、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスが、第1の伝送リソースを解放するようセッション管理機能ネットワーク要素に通知することを含む。
この出願で提供されるマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法によれば、端末の参照位置が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあると端末のソース・アクセス・ネットワーク・デバイスが決定する場合、端末のソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信するために使用される第1の伝送リソースを解放及び削除するようセッション管理機能ネットワーク要素に通知する。この解決策は、ソース基地局によって実行される処理及び動作を通じて、ネットワーク・リソースを効果的に節約し、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータの無効な転送によって生じるリソース浪費を回避することができる。
第3の態様によれば、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法が提供される。方法は、ネットワーク・デバイスが、端末の参照位置情報を取得することを含む。参照位置情報は、端末の参照位置を表す。端末の参照位置が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあるときに、ターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスは、端末のソース・アクセス・ネットワーク・デバイスからの端末に対する第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータの転送を受け付けない。
この出願で提供されるマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法によれば、ターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスは、決定及び処理を実行する。端末の参照位置が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあるとターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスが決定するときに、ターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスは、端末の第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを転送しない。この解決策は、ネットワーク・リソースを効果的に節約し、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータの無効な転送によって生じるリソースの浪費を回避することができる。
第3の態様に関して、第3の態様のいくつかの実装では、ターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスが端末の参照位置情報を取得することは、ターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスが、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスから端末の参照位置情報を受信することを含む。
第3の態様に関して、第3の態様のいくつかの実装では、参照位置情報は、端末のターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスにおける端末の位置情報を含む。
第3の態様に関して、第3の態様のいくつかの実装では、方法は、ターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスが、端末のソース・アクセス・ネットワーク・デバイスからの端末に対する第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータの転送を受け付けないことを、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスに通知することをさらに含む。
第4の態様によれば、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法が提供される。方法は、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスが、端末デバイスが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに加入していることを発見する(find)。ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、ターゲット・セルの識別情報を送信する。ターゲット・セルの識別情報は、N2セッション管理情報(N2 SM情報)で搬送される。
ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスが、端末デバイスが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに加入していることを発見することは、端末デバイスが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに加入しているとソース・アクセス・ネットワーク・デバイスが決定する(determine)こととして理解されてもよいと理解されたい。
ターゲット・セルの識別情報は、N2セッション管理情報と並列であり、かつ特定のメッセージ内の情報要素で搬送されてもよいと留意されたい。特定のメッセージは、ハンドオーバ・リクワイヤード(handover required)メッセージであってもよい。ターゲット・セルの識別情報は、N2セッション管理情報で搬送されず、代わりに独立した情報要素としてハンドオーバ・リクワイヤードで搬送されると理解されよう。N2セッション管理情報に並列である情報要素(Information Element)は、従来技術におけるハンドオーバ・リクワイヤードに含める必要がある情報要素、すなわち、ハンドオーバ・タイプ(handover type)、ターゲット識別子(Target ID)、原因値(Cause)、ソース・ターゲット間トランスパレント・コンテナ(Source to Target Transparent Container)、PDUセッション・リソース・リスト(PDU session resource list)、メッセージ・タイプ(message type)、AMF新世代アプリケーション・プロトコルUE ID(new generation application protocol UE ID, NGAP UE ID)、及びRAN UE NGAP IDに加えて、従来技術で要求されるハンドオーバ・リクワイヤードに含める必要がある情報要素と並列である情報要素としてのターゲット・セルの識別情報であってもよい。別の例では、ターゲット・セルの識別情報は、従来技術におけるハンドオーバ・リクワイヤード(handover required)に含まれる情報要素、すなわち、ハンドオーバ・タイプ(handover type)、ターゲット識別子(Target ID)、原因値(Cause)、ソース・ターゲット間トランスパレント・コンテナ(Source to Target Transparent Container)、PDUセッション・リソース・リスト(PDU session resource list)、メッセージ・タイプ(message type)、AMF UE NGAP ID、及びRAN UE NGAP IDに加えて情報要素としてサービスし、従来技術におけるハンドオーバ・リクワイヤードに含める必要がある情報要素のいずれでも搬送されず、独立した情報要素としてハンドオーバ・リクワイヤードで搬送される。
第4の態様を参照すると、第4の態様のいくつかの実装では、方法は、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスが、端末デバイスから測定報告を受信することをさらに含む。ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、測定報告に基づいて、端末デバイスのターゲット・セルの識別情報を決定する。
ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、負荷状態に基づいて、端末デバイスのターゲット・セルの識別情報をさらに決定してもよい。
例えば、一実装では、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは過負荷である。例えば、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスにアクセスする大量の端末デバイスがある。このケースでは、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、自律的にいくつかの端末デバイスを選択し、端末デバイスに対して、端末デバイスがハンドオーバされる必要があるターゲット・セルを積極的に選択する。ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスによって自律的に選択される端末デバイスは、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに加入している端末デバイスを含んでもよい。このケースでは、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスに選択されたターゲット・セルの識別子として、近隣基地局に含まれる近隣セルの識別子のローカルに記憶された識別子を使用し、N2セッション管理情報にターゲット・セルの識別子を含め、N2セッション管理情報をAMFを介してSMFに送信してもよい。ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスによってローカルに記憶される近隣基地局の近隣セルの識別子は、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスが初期化又は電源投入されるときに、隣接アクセス・ネットワーク・デバイスとパラメータを交換することによって取得されてもよいし、運用管理保守(operation, administration and maintenance、OAM)設定によって取得されてもよい。1つ以上の近隣基地局があってもよく、近隣基地局に含まれる1つ以上の近隣セルがあってもよく、1つ以上の自律的に選択された端末デバイスがあってもよい。
第4の観点に関して、第4の観点のいくつかの実装では、N2セッション管理情報は、ハンドオーバ・リクワイヤード(handover required)で搬送される。例えば、N2セッション管理情報は、ハンドオーバ・リクワイヤード転送(handover required transfer)である。
第5の態様によれば、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法が提供される。方法は、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスが、端末デバイスの参照位置情報を取得することを含む。参照位置情報は、端末デバイスの参照位置を示す。ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、参照位置情報に基づいて、セッション管理機能ネットワーク要素に指示情報を送信する。指示情報は、第1の指示情報及び/又は第2の指示情報を含む。第1の指示情報は、端末デバイスの参照位置が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあることを示し、第2の指示情報は、端末デバイスの参照位置が第2のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にあることを示す。
第5の態様に関して、第5の態様のいくつかの実装では、参照位置情報は、ターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスにおける端末デバイスの位置情報を含み、具体的には、端末デバイスのターゲット・セルの識別子であってもよい。
第5の態様に関して、第5の態様のいくつかの実装では、指示情報は、N2セッション管理情報で搬送される。
第5の態様に関して、第5の態様のいくつかの実装では、指示情報は、N2セッション管理情報に並列である情報要素である。並列情報要素は、第4の態様において説明され、詳細はここでは再度説明されない。
第5の態様に関して、第5の態様のいくつかの実装では、N2セッション管理情報は、ハンドオーバ要求で搬送され、N2セッション管理情報は、ハンドオーバ・リクワイヤード転送(handover required transfer)である。
第6の態様によれば、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法が提供される。方法は、セッション管理機能ネットワーク要素が、第1の指示情報を受信することを含む。第1の指示情報は、端末デバイスの参照位置が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあることを示す。セッション管理機能ネットワーク要素は、第1の指示情報に基づいて、端末デバイスの第1の伝送リソースの解放を開始する。第1の伝送リソースは、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信するために使用される。
第6の態様に関して、第6の態様のいくつかの実装では、方法は、セッション管理機能ネットワーク要素が、第2の指示情報を受信することをさらに含む。第2の指示情報は、端末デバイスの参照位置が第2のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にあることを示す。セッション管理機能ネットワーク要素は、第2の指示情報に基づいて、端末デバイスのターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスが端末デバイスに対して第2の伝送リソースを設定することを開始する。第2の伝送リソースは、第2のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信するために使用される。
第6の態様に関して、第6の態様のいくつかの実装では、第1の指示情報及び第2の指示情報は、N2セッション管理情報で搬送される。
第6の態様に関して、第6の態様のいくつかの実装では、第1の指示情報及び第2の指示情報は、N2セッション管理情報と並列である情報要素である。並列情報要素は、第4の態様において説明され、詳細はここでは再度説明されない。
第6の態様に関して、第6の態様のいくつかの実装では、N2セッション管理情報は、ハンドオーバ要求で搬送され、N2セッション管理情報は、ハンドオーバ・リクワイヤード転送(handover required transfer)である。
第7の態様によれば、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法が提供される。方法は、セッション管理機能ネットワーク要素が、指示情報を受信することを含む。指示情報は、端末デバイスの参照位置が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にあることを示す。
セッション管理機能ネットワーク要素は、指示情報に基づいて、端末デバイスのターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスが端末デバイスに対して第1の伝送リソースを設定することを開始する。第1の伝送リソースは、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信するために使用される。
第7の態様に関して、第7の態様のいくつかの実装では、指示情報は、N2セッション管理情報で搬送される。
第7の態様に関して、第7の態様のいくつかの実装では、N2セッション管理情報は、ハンドオーバ要求で搬送され、N2セッション管理情報は、ハンドオーバ・リクワイヤード転送である。
第7の態様に関して、第7の態様のいくつかの実装では、指示情報は、N2セッション管理情報に並列である情報要素である。並列情報要素は、第4の態様において説明され、詳細はここでは再度説明されない。
前述の解決策に基づいて、セッション管理機能ネットワーク要素の処理ロジックが解放される。なぜなら、処理ロジックは、ターゲット・セルが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあるか、及び/又は第2のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にあるかをソース・アクセス・ネットワーク・デバイスが決定し、次いで、決定結果をセッション管理機能ネットワーク要素に指示方式で通知することであるからである。具体的には、例えば、ターゲット・セルの識別子が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービス外にあると決定されるときに、N2セッション管理情報は、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの識別情報と第1の指示情報とを含む。第1の指示情報は、例えば、バイナリ・ビット1又は0によって表されてもよい。別の例では、ターゲット・セルの識別子が第2のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービス内にあると決定されるときに、N2セッション管理情報は、第2の指示情報と第2のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの識別情報とを含む。第2の指示情報は、例えば、バイナリ・ビット1又は0によって表されてもよい。
第8の態様によれば、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法が提供される。方法は、ターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスが、セッション管理機能ネットワーク要素から通知を受信する。通知は、端末の第1の伝送リソースが無効であることを通知し、第1の伝送リソースは、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信するために使用される。ターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスは、第1の伝送リソースに対応する無線リソースを割り当てず、及び/又は、ターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスは、端末のソース・アクセス・ネットワーク・デバイスに指示情報を送信する。指示情報は、ターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスが、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスからの端末に対する第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータの転送を受け付けないことを示す。
この出願で提供されるマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法によれば、この解決策は、ターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスによって実行される処理及び動作を通じて、ネットワーク・リソースを効果的に節約することができ、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータの無効な転送によって生じるリソースの浪費を回避することができる。
第9の観点によれば、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置が提供され、装置は、端末の参照位置情報を取得するように構成された処理モジュールを含む。参照位置情報は、端末の参照位置を表す。端末の参照位置が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にあるときに、処理モジュールは、伝送リソースを端末に割り当てるように端末のターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスをトリガする。伝送リソースは、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信するために使用される。
前述の解決策の有益な効果に基づいて、第1の態様における対応する説明を参照のこと。簡単にするために、詳細は、この出願において再度説明されない。
第9の態様に関して、第9の態様のいくつかの実装では、参照位置情報は、端末のターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスにおける端末の位置情報を含む。
第9の態様に関して、第9の態様のいくつかの実装では、位置情報は、端末のターゲット・セルの識別子及び/又はターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスの識別子である。
第9の態様に関して、第9の態様のいくつかの実装では、装置は、端末のセッション管理機能ネットワーク要素又はソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを含む。
第10の観点によれば、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置が提供される。装置は、端末の参照位置情報を取得するように構成された処理モジュールを含む。参照位置情報は、端末の参照位置を表す。端末の参照位置が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあるときに、処理モジュールは、端末の第1の伝送リソースの解放をトリガする。第1の伝送リソースは、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信するために使用される。
前述の解決策の有益な効果に基づいて、第2の態様における対応する説明を参照のこと。簡単にするために、詳細は、この出願において再度説明されない。
第10の態様に関して、第10の態様のいくつかの実装では、第1の伝送リソースは、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを端末のターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスを介して送信するために使用されるリソースを含む。
第10の態様に関して、第10の態様のいくつかの実装では、処理モジュールは、参照位置情報に基づいて、端末が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあることを決定するようにさらに構成されている。
第10の態様に関して、第10の態様のいくつかの実装では、参照位置情報は、現在端末にサービスしているアクセス・ネットワーク・デバイスにおける端末の位置情報、又は端末のターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスにおける端末の位置情報を含む。
第10の態様に関して、第10の態様のいくつかの実装では、装置がセッション管理機能ネットワーク要素であるときに、装置は、第1のメッセージを受信するように構成されたトランシーバ・モジュールをさらに含む。第1のメッセージは、参照位置情報を含む。
第10の態様に関して、第10の態様のいくつかの実装では、第1のメッセージは、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの識別情報をさらに含む。
第10の態様に関して、第10の態様のいくつかの実装では、第1のメッセージは、プロトコル・データ・ユニットPDUセッション・コンテキスト更新要求又は位置情報提供である。
第10の態様に関して、第10の態様のいくつかの実装では、トランシーバ・モジュールは、アクセス及びモビリティ管理ネットワーク要素からの端末の参照位置情報をサブスクライブするようにさらに構成されている。トランシーバ・モジュールが第1のメッセージを受信することは、トランシーバ・モジュールが、アクセス及びモビリティ管理ネットワーク要素から端末の参照位置情報を受信することを含む。
第10の態様に関して、第10の態様のいくつかの実装では、装置がセッション管理機能ネットワーク要素であるときに、トランシーバ・モジュールは、第1の伝送リソースを解放するようユーザ・プレーン機能ネットワーク要素UPFに通知するようにさらに構成されており、及び/又はトランシーバ・モジュールは、第1の伝送リソースを解放するよう端末のターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスに通知するようにさらに構成されている。
第10の態様に関して、第10の態様のいくつかの実装では、トランシーバ・モジュールは、N4セッション修正要求又はパケット転送制御プロトコルPFCPセッション修正要求をUPFに送信して、第1の伝送リソースを解放するようUPFに通知するようにさらに構成されている。
第10の態様に関して、第10の態様のいくつかの実装では、装置がセッション管理機能ネットワーク要素であるときに、トランシーバ・モジュールが、第1の伝送リソースが無効であることを端末のターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスに通知するようにさらに構成されているか、トランシーバ・モジュールが、第1の伝送リソースに対応する無線リソースを割り当てないよう端末のターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスに通知するようにさらに構成されているか、又はトランシーバ・モジュールが、第1の伝送リソースの識別子を端末のターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスに送信しない。
第10の態様に関して、第10の態様のいくつかの実装では、装置が端末のソース・アクセス・ネットワーク・デバイスであるときに、装置は第1の伝送リソースを解放するようセッション管理機能ネットワーク要素に通知するように構成されたトランシーバ・モジュールをさらに含む。
第11の観点によれば、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置が提供される。装置は、端末の参照位置情報を取得するように構成された処理モジュールを含む。参照位置情報は、端末の参照位置を表す。端末の参照位置が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあるときに、処理モジュールは、端末のソース・アクセス・ネットワーク・デバイスからの端末に対する第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータの転送を受け付けない/破棄する。
前述の解決策の有益な効果に基づいて、第3の態様における対応する説明を参照のこと。簡単にするために、詳細は、この出願において再度説明されない。
第11の態様に関して、第11の態様のいくつかの実装では、トランシーバ・モジュールは、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスから端末の参照位置情報を受信するように構成されている。
第11の態様に関して、第11の態様のいくつかの実装では、参照位置情報は、端末のターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスにおける端末の位置情報を含む。
第11の態様に関して、第11の態様の可能な実装では、トランシーバ・モジュールは、装置が端末のソース・アクセス・ネットワーク・デバイスからの端末に対する第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータの転送を受け付けないことを、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスに通知するようにさらに構成されている。
第12の観点によれば、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置が提供される。装置は、トランシーバ・モジュール及び処理モジュールを含む。トランシーバ・モジュールは、セッション管理機能ネットワーク要素から通知を受信するように構成されている。通知は、端末の第1の伝送リソースが無効であることを通知し、第1の伝送リソースは、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信するために使用される。処理モジュールは、第1の伝送リソースに対応する無線リソースを割り当てることをスキップするように構成されている。追加的/代替的には、トランシーバ・モジュールは、端末のソース・アクセス・ネットワーク・デバイスに指示情報を送信するようにさらに構成されている。指示情報は、トランシーバ・モジュールが、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスからの端末に対する第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータの転送を受け付けないことを示す。
前述の解決策の有益な効果に基づいて、第4の態様における対応する説明を参照のこと。簡単にするために、詳細は、この出願において再度説明されない。
第13の観点によれば、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置が提供される。装置は、メモリ及びプロセッサを含む。メモリは、コンピュータ命令を記憶するように構成されている。プロセッサは、メモリに記憶されたコンピュータ命令を実行して、装置が、第1の態様~第8の態様のいずれかの可能な実装においてマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法を実行することを可能にする。
第14の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータ・プログラムを記憶する。コンピュータ・プログラムがマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置によって実行されるときに、装置は、第1の態様~第8の態様のいずれかの可能な実装においてマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法を実行することが可能となる。
この出願の一実施形態が適用可能であるネットワーク・アーキテクチャの概略図である。
この出願の一実施形態が適用可能であるマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに使用されるネットワーク・アーキテクチャを示す。
ユニキャスト・モードにおけるデータ伝送の概略フローチャートである。
マルチキャスト/ブロードキャスト・モードにおけるデータ伝送の概略フローチャートである。
この出願の一実施形態による、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法500の概略フローチャートである。
この出願の一実施形態による、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのシナリオを示す。
この出願の一実施形態による、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法700の概略フローチャートである。
この出願の一実施形態による、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法800の概略フローチャートである。 この出願の一実施形態による、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法800の概略フローチャートである。
この出願の一実施形態による、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法900の概略フローチャートである。
この出願の一実施形態による、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法1000の概略フローチャートである。 この出願の一実施形態による、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法1000の概略フローチャートである。
この出願の一実施形態による、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法1100の概略フローチャートである。
この出願の一実施形態による、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法1200の概略フローチャートである。
この出願の一実施形態による、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法1300の概略フローチャートである。
この出願の一実施形態による、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法1400の概略フローチャートである。 この出願の一実施形態による、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法1400の概略フローチャートである。
この出願の一実施形態による、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法1500の概略フローチャートである。
この出願の一実施形態による、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法1600の概略フローチャートである。 この出願の一実施形態による、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法1600の概略フローチャートである。
この出願の一実施形態による、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法1700の概略フローチャートである。
この出願の一実施形態による、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法1800の概略フローチャートである。
この出願の一実施形態による、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法1900の概略フローチャートである。
この出願の一実施形態による、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法2000の概略フローチャートである。
この出願の一実施形態による、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法2100の概略フローチャートである。
この出願の一実施形態による、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法2200の概略フローチャートである。 この出願の一実施形態による、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法2200の概略フローチャートである。
この出願の一実施形態による、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法2300の概略フローチャートである。 この出願の一実施形態による、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法2300の概略フローチャートである。
この出願の一実施形態による、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置の概略ブロック図である。
この出願の一実施形態による、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置の概略ブロック図である。
この出願の一実施形態による、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置の概略ブロック図である。
この出願の一実施形態による、通信システムのアーキテクチャの概略図である。
図1は、この出願の実施形態が適用可能であるネットワーク・アーキテクチャの概略図である。以下、図1に示すネットワーク・アーキテクチャの各部について説明する。
ユーザ機器(user equipment、terminal)110は、無線通信機能を有する様々なハンドヘルド・デバイス、車載デバイス、ウエアブル・デバイス、無線モデムに接続されたコンピューティング・デバイス又は他の処理デバイス、端末、モバイル局(mobile station、MS)、端末(terminal)、ソフト・クライアントなどを様々な形態で含んでもよい。例えば、UE110は、水道メータ、電気メータ、又はセンサであってもよい。
例えば、この出願の実施形態におけるユーザ機器は、アクセス端末、サブスクライバ・ユニット、サブスクライバ局、モバイル局、中継局、遠隔局、遠隔端末、モバイル・デバイス、ユーザ端末(user terminal)、端末機器(terminal equipment)、無線通信デバイス、ユーザ・エージェント、又はユーザ装置であってもよい。ユーザ機器は、代替的には、携帯電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(session initiation protocol、SIP)、無線ローカル・ループ(wireless local loop、WLL)局、パーソナル・デジタル・アシスタント(personal degital assistant、PDA)、無線通信機能を有するハンドヘルド・デバイス、無線モデムに接続されたコンピューティング・デバイス又は別の処理デバイス、車載デバイス、ウェアラブル・デバイス、5Gネットワークにおけるユーザ機器、将来の進化した公衆陸上モバイル・ネットワーク(public land mobile network、PLMN)におけるユーザ機器、将来の車両のインターネットにおけるユーザ機器などであってもよい。これは、この出願の実施形態で限定されない。
例としてであり、限定するものではないが、この出願の実施形態では、ウェアラブル・デバイスは、ウェアラブル・インテリジェント・デバイスとも呼ばれることがあり、ウェアラブル技術を日常着のインテリジェント・デザインに適用することによって開発された、眼鏡、手袋、腕時計、衣服、靴などのウエアブル・デバイスの一般的な用語である。ウェアラブル・デバイスは、身体に直接着用されるか、又は使用者の衣類若しくはアクセサリに組み込まれ得るポータブル・デバイスである。ウェアラブル・デバイスは、ハードウェア・デバイスであるだけではなく、ソフトウェア・サポート、データ相互作用、及びクラウド相互作用による強力な機能も実装する。一般化ウェアラブル・インテリジェント・デバイスは、スマートフォンに依存することなく、スマート・ウォッチ、スマート・グラスなど、完全又は部分機能を実装することができるフル装備で大型のデバイスと、1つのタイプのアプリケーション機能にのみ集中し、かつ物理的サインを監視するための様々なスマート・バンド、スマート・ジュエリーなど、スマートフォンのような他のデバイスと連携する必要があるデバイスを含む。
加えて、この出願の実施形態におけるユーザ機器は、代替的には、モノのインターネット(Internet of Things、IoT)システムにおけるユーザ機器であってもよい。IoTは、将来の情報技術の開発にとって重要な部分である。IoTの主な技術的特徴は、通信技術を使用してオブジェクトをネットワークに接続して、人と機械の相互接続及びモノとモノの相互接続というインテリジェントなネットワークを実装することである。この出願の実施形態では、IoT技術は、例えば狭帯域(narrow band、NB)技術を使用して、大規模な接続、ディープ・カバレッジ、及び端末の電力節約を実装してもよい。追加的に、この出願の実施形態では、ユーザ機器は、スマート・プリンタ、列車検出器、ガソリンスタンドなどのセンサをさらに含んでもよい。主な機能は、データ(一部のユーザ機器)の収集、アクセス・ネットワーク・デバイスの制御情報及び下りリンク・データの受信、電磁波の送信、及びアクセス・ネットワーク・デバイスへの上りリンク・データの送信を含む。
(無線)アクセス・ネットワーク(radio access network、(R)AN)デバイス120は、特定のエリア内の認可されたユーザ機器に対してネットワーク・アクセス機能を提供するように構成されており、ユーザ機器のレベル、サービス要件などに基づいて異なる品質で伝送トンネルを使用することができる。
(R)ANデバイスは、略してRANと呼ばれることがあり、無線リソースを管理し、ユーザ機器にアクセス・サービスを提供し、ユーザ機器とコア・ネットワークとの間で制御信号とユーザ機器データの転送を完了するように構成されている。(R)ANはまた、従来のネットワークにおける基地局として理解されてもよい。
例えば、この出願の実施形態におけるアクセス・ネットワーク・デバイスは、無線トランシーバ機能を有し、ユーザ機器と通信するように構成されている任意の通信デバイスであってよい。アクセス・ネットワーク・デバイスは、発展型ノードB(evolved NodeB、eNB)、無線ネットワーク・コントローラ(radio network controller、RNC)、ノードB(NodeB、NB)、基地局コントローラ(base station controller、BSC)、基地局トランシーバ局(base transceiver station、BTS)、ホーム基地局(例えば、ホーム発展型ノードB、HeNB又はホーム・ノードB、HNB)、ベースバンド・ユニット(BaseBand unit、BBU)、無線フェデリティ(Wireless Fidelity、Wi-Fi)システムにおけるアクセス・ポイント(wireless fidelity、AP)、無線中継ノード、無線バックホール・ノード、送信ポイント(transmission point、TP)、送受信ポイント(transmission and reception point、TRP)などを含むが、これらに限定されない。代替的には、アクセス・ネットワーク・デバイスは、NRシステムなどの5GシステムにおけるgNB又は送信ポイント(TRPやTP)であってもよいし、5Gシステムにおける基地局の1つのアンテナ・パネル又はアンテナ・パネルのグループ(複数のアンテナ・パネルを含む)であってもよいし、gNBや送信ポイントを構成するネットワーク・ノード、例えばベースバンド・ユニット(BBU)や分散ユニット(distributed unit、DU)であってもよい。
いくつかの展開では、gNBは、中央ユニット(central unit、CU)及びDUを含んでもよい。gNBは、アクティブ・アンテナ・ユニット(active antenna unit、AAU)をさらに含んでもよい。CUは、gNBのいくつかの機能を実行し、DUは、gNBのいくつかの機能を実行する。例えば、CUは、非リアルタイム・プロトコル及びサービスを処理することを担当し、無線リソース制御(radio resource control,、RRC)層及びパケット・データ・コンバージェンス・プロトコル(packet data convergence protocol、PDCP)層の機能を実装する。DUは、物理層プロトコル及びリアルタイム・サービスを処理することを担当し、無線リンク制御(radio link control、RLC)層、メディア・アクセス制御(media access control、MAC)層、及び物理(physical、PHY)層の機能を実装する。AAUは、いくつかの物理層処理機能、無線周波数処理、及びアクティブ・アンテナに関連する機能を実装する。RRC層における情報は、最終的にPHY層における情報に変換されるか、又はPHY層における情報から変換される。したがって、このアーキテクチャでは、RRC層シグナリングのような上位層シグナリングも、DUによって送信されるか、又はDU及びAAUによって送信されると考えられてもよい。アクセス・ネットワーク・デバイスは、CUノード、DUノード、及びAAUノードのうちの1つ以上を含むデバイスであってもよいと理解されてもよい。追加的に、CUは、アクセス・ネットワーク(radio access network、RAN)におけるアクセス・ネットワーク・デバイスとして分類されてもよいし、コア・ネットワーク(core network、CN)におけるアクセス・ネットワーク・デバイスとして分類されてもよい。これは、この出願では限定されない。
ユーザ・プレーン・ネットワーク要素130は、ユーザ・プレーン・データをルーティング及び転送すること、又はユーザ・プレーン・データに対してサービス品質(quality of service、QoS)処理を実行することなどを行うように構成されている。
5G通信システムでは、ユーザ・プレーン・ネットワーク要素は、ユーザ・プレーン機能(user plane function、UPF)ネットワーク要素であってもよい。将来の通信システムでは、ユーザ・プレーン・ネットワーク要素は、依然としてUPFネットワーク要素でもよいし、別の名前を有してもよい。これは、この出願では限定されない。
データ・ネットワーク・ネットワーク要素(data network、DN)140は、伝送データを提供するネットワークである。
5G通信システムでは、データ・ネットワーク・ネットワーク要素は、データ・ネットワーク・ネットワーク要素であってもよい。将来の通信システムでは、データ・ネットワーク・ネットワーク要素は、依然としてDNネットワーク要素であってもよいし、別の名前を有してもよい。これは、この出願では限定されない。
アクセス管理ネットワーク要素150は、主に、モビリティ管理、アクセス管理などを行うために構成されており、4G通信システムにおけるモビリティ管理エンティティ(mobility management entity、MME)機能において、セッション管理以外の他の機能を実装するために構成されてもよい。
5G通信システムでは、アクセス管理ネットワーク要素は、アクセス及びモビリティ管理機能(access and mobility management function、AMF)ネットワーク要素であってもよい。将来の通信システムでは、アクセス管理ネットワーク要素は、依然としてAMFネットワーク要素であってもよいし、別の名前を有してもよい。これは、この出願では限定されない。
セッション管理ネットワーク要素160は、主に、セッションを管理すること、端末のインターネット・プロトコル(Internet Protocol、IP)アドレスを割り当て管理すること、ユーザ・プレーン機能インターフェース及びポリシー制御及び課金機能インターフェースを管理することができる終端点を選択すること、下りリンク・データを通知することなどを行うように構成されている。
5G通信システムでは、セッション管理機能ネットワーク要素は、セッション管理機能(session management function、SMF)ネットワーク要素であってもよい。将来の通信システムでは、セッション管理機能ネットワーク要素は、依然としてSMFネットワーク要素であってもよいし、別の名前を有してもよい。これは、この出願では限定されない。
ポリシー制御ネットワーク要素170は、ポリシー規則情報などを提供する、例えば、制御プレーン機能ネットワーク要素(例えば、AMF又はSMF)のためのポリシー規則を提供するように構成されている。
4G通信システムでは、ポリシー制御ネットワーク要素は、ポリシー及び課金ルール機能(policy and charging rules function、PCRF)ネットワーク要素であってもよい。5G通信システムでは、ポリシー制御ネットワーク要素は、ポリシー制御機能(policy control function、PCF)ネットワーク要素であってもよい。将来の通信システムでは、ポリシー制御ネットワーク要素は、依然としてPCFネットワーク要素であってもよいし、別の名前を有してもよい。これは、この出願では限定されない。
ネットワーク・スライス選択ネットワーク要素180は、セッションに関連付けられたPCFを検索するように構成されている。
5G通信システムでは、ネットワーク・スライス選択ネットワーク要素は、ネットワーク・スライス選択機能(network slice selection function、NSSF)ネットワーク要素であってもよい。将来の通信システムでは、ネットワーク・スライス選択ネットワーク要素は、依然としてNSSFネットワーク要素であってもよいし、別の名前を有してもよい。これは、この出願では限定されない。
認証サーバ190は、サービスを認証し、端末の双方向認証を実装するための鍵を生成し、統一された認証フレームワークをサポートするように構成されている。
5G通信システムでは、認証サーバは、認証サーバ機能(authentication server function、AUSF)ネットワーク要素であってもよい。将来の通信システムでは、認証サーバ機能ネットワーク要素は、依然としてAUSFネットワーク要素であってもよいし、別の名前を有してもよい。これは、この出願では限定されない。
データ管理ネットワーク要素1100は、端末識別子を処理すること、アクセス認証、登録、モビリティ管理を実行することなどを行うように構成されている。
5G通信システムでは、データ管理ネットワーク要素は、統合データ管理(unified data management、UDM)ネットワーク要素であってもよい。将来の通信システムでは、統合データ管理ネットワーク要素は、依然としてUDMネットワーク要素であってもよいし、別の名前を有してもよい。これは、この出願では限定されない。
アプリケーション・ネットワーク要素は、アプリケーションに影響されるデータ・ルーティングを実行すること、ネットワーク公開機能ネットワーク要素にアクセスすること、ポリシー制御を実行するためにポリシー・フレームワークと対話することなどを行うように構成されている。
5G通信システムでは、アプリケーション・ネットワーク要素は、アプリケーション機能(application function、AF)ネットワーク要素であってもよい。将来の通信システムでは、アプリケーション・ネットワーク要素は、依然としてAFネットワーク要素であってもよいし、別の名前を有してもよい。これは、この出願では限定されない。
ネットワーク記憶ネットワーク要素は、ネットワーク内の全てのネットワーク機能サービスのリアルタイム情報を維持するように構成されている。
5G通信システムでは、ネットワーク記憶ネットワーク要素は、ネットワーク・リポジトリ機能(ネットワーク・リポジトリ機能、NRF)ネットワーク要素であってもよい。将来の通信システムでは、ネットワーク記憶ネットワーク要素は、依然としてNRFネットワーク要素であってもよいし、別の名前を有してもよい。これは、この出願では限定されない。
前述のネットワーク要素又は機能は、ハードウェア・デバイス内のネットワーク要素、専用ハードウェア上で動作するソフトウェア機能、又はプラットフォーム(例えば、クラウド・プラットフォーム)上でインスタンス化された仮想化機能であってもよいと理解されよう。
確かに、図1のネットワーク・アーキテクチャは、別のネットワーク要素、例えば、統合データリポジトリ(unified data repository、UDR)、ネットワーク・リポジトリ機能(network repository function、NRF)などのネットワーク要素又はデバイスをさらに含んでもよい。これは、具体的に限定されるものではない。
図1に示すネットワーク・アーキテクチャでは、端末は、N1インターフェースによってAMFに接続され、RANは、N2インターフェースによってAMFに接続され、RANは、N3インターフェースによってUPFに接続される。
UPFは、N9インターフェースによって相互に接続され、UPFは、N6インターフェースによってDNに接続される。
セッション管理機能ネットワーク要素は、N4インターフェースを介してUPFを制御する。AMFは、N11インターフェースによってセッション管理機能ネットワーク要素に接続される。
AMFは、N8インターフェースを介してUDMネットワーク要素から端末サブスクリプション・データを取得する。セッション管理機能ネットワーク要素は、N10インターフェースを介してUDMネットワーク要素から端末サブスクリプション・データを取得する。
AMFは、N15インターフェースを介してPCFからポリシー・データを取得し、セッション管理機能ネットワーク要素は、N7インターフェースを介してPCFからポリシー・データを取得する。
AFとPCFは、N5インターフェースによって接続される。
図1のネットワーク要素の名称及びネットワーク要素間の通信インターフェースについては、既存のプロトコルに規定されている名称を例として使用して簡単に説明されていることに留意されたい。しかしながら、この出願の実施形態は、既存の既知の通信システムにのみ適用可能であることに限定されない。したがって、既存のプロトコルを説明のための例として使用するときに使用される標準名称は、全て機能説明である。ネットワーク要素、インターフェース、シグナリングなどの特定の名称は、この出願において限定されるものではなく、ネットワーク要素、インターフェース、シグナリングなどの機能を表すのみであり、これに対応して別のシステム、例えば2G、3G、4G、又は将来の通信システムに拡張されてもよい。
この出願の一実施形態が適用可能であり、図1に示すネットワーク・アーキテクチャは、説明のための一例にすぎない。この出願の実施形態が適用可能であるネットワーク・アーキテクチャは、これに限定されない。この出願の実施形態は、前述のネットワーク要素の機能を実装することができる任意のネットワーク・アーキテクチャに適用可能である。
例えば、いくつかのネットワーク・アーキテクチャでは、AMFネットワーク要素、セッション管理機能ネットワーク要素、PCFネットワーク要素、BSFネットワーク要素、及びUDMネットワーク要素などのネットワーク機能ネットワーク要素エンティティは、全てネットワーク機能(ネットワーク機能、NF)ネットワーク要素と呼ばれる。代替的には、他のいくつかのネットワーク・アーキテクチャでは、AMFネットワーク要素、セッション管理機能ネットワーク要素、PCFネットワーク要素、BSFネットワーク要素、及びUDMネットワーク要素などのネットワーク要素のセットは、制御プレーン機能ネットワーク要素と呼ばれることがある。
この出願の実施形態における技術的解決策は、様々な通信システム、例えば、ロング・ターム・エボリューション(long-term evolution、LTE)システム、LTE周波数分割二重(frequency division duplex、FDD)システム、LTE時分割二重(time division duplex、TDD)システム、ユニバーサル移動通信システム(universal mobile telecommunications system、UMTS)、マイクロ波アクセスのための世界的相互運用性(worldwide interoperability for microwave access、WiMAX)通信システム、第5世代(5th generation、5G)システム、ニュー・ラジオ(new radio、NR)システム、又は将来のネットワークに適用されてもよい。この出願において提供される技術的解決策は、将来の通信システム、例えば、第6世代移動通信システムにさらに適用されてもよい。代替的には、通信システムは、公衆陸上移動ネットワーク(public land mobile network、PLMN)ネットワーク、デバイス・ツー・デバイス(device-to-device、D2D)通信システム、マシン・ツー・マシン(machine to machine、M2M)通信システム、モノのインターネット(Internet of Things、IoT)通信システム、又は別の通信システムであってもよい。
この出願の実施形態では、ユーザ機器又はアクセス・ネットワーク・デバイスは、ハードウェア層と、ハードウェア層の上で動作するオペレーティング・システム層と、オペレーティング・システム層の上で動作するアプリケーション層と、を含む。ハードウェア層は、中央処理ユニット(central processing unit、CPU)、メモリ管理装置(memory management unit、MMU)、メモリ(メインメモリとも呼ばれる)などのハードウェアを含む。オペレーティング・システムは、プロセス(process)を通してサービス処理を実装する1つ以上のタイプのコンピュータ・オペレーティング・システム、例えば、Linuxオペレーティング・システム、UNIXオペレーティング・システム、Androidオペレーティング・システム、iOSオペレーティング・システム、又はWindowsオペレーティング・システムであってもよい。アプリケーション層は、ブラウザ、アドレス・ブック、文書処理ソフトウェア、及びインスタント・メッセージング・ソフトウェアなどのアプリケーションを含む。追加的に、この出願の実施形態で提供される方法を実行するためのエンティティの特定の構造は、この出願の実施形態で提供される方法のプログラム記録コードを動作させて、この出願の実施形態で提供される方法による通信を実行することができれば、この出願の実施形態において特に限定されない。例えば、この出願の実施形態で提供される方法を実行するためのエンティティは、ユーザ機器又はアクセス・ネットワーク・デバイスであってもよいし、ユーザ機器又はアクセス・ネットワーク・デバイスにおいてプログラムを呼び出して実行することができる機能モジュールであってもよい。
追加的に、この出願の態様又は特徴は、標準プログラミング及び/又はエンジニアリング技術を使用する方法、装置、又は製品として実装されてもよい。この出願で使用される「製品」という用語は、任意のコンピュータ可読コンポーネント、キャリア又は媒体からアクセスすることができるコンピュータ・プログラムをカバーする。例えば、コンピュータ可読媒体は、磁気記憶コンポーネント(例えば、ハード・ディスク、フロッピー・ディスク又は磁気テープ)、光ディスク(例えば、コンパクト・ディスク(compact、CD)、デジタル多用途ディスク(digital versatile disc、DVD))、スマート・カード及びフラッシュ・メモリ・コンポーネント(例えば、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(erasable programmable read-only memory、EPROM)、カード、スティック、又はキードライブ)を含んでもよいが、これに限定されない。追加的に、本明細書で説明される様々な記憶媒体は、情報を記憶するように構成された1つ以上のデバイス及び/又は他の機械可読媒体を表してもよい。「機械可読記憶媒体」という用語は、無線チャネル、及び命令及び/又はデータを記憶し、含み、及び/又は搬送することができる他の様々な媒体を含んでもよいが、これらに限定されない。
この出願の実施形態はさらに、マルチキャスト方式に関係する。図2は、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに使用されるネットワーク・アーキテクチャを提供する。このアーキテクチャは、図1に示すアーキテクチャに基づいて拡張される。例えば、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービス/機能をサポートするために、マルチキャスト/ブロードキャスト・セッション管理機能(multicast/broadcast session management function、MB-SMF)ネットワーク要素、マルチキャスト/ブロードキャスト・ユーザ・プレーン機能(multicast broadcast user plane function、MB-UPF)ネットワーク要素などの2つの機能エンティティが追加されてもよい。
この出願で提供される通信方法は、サービス・データをブロードキャスト方式で送信することにも適用可能であると留意されたい。この出願で提供される通信方法がブロードキャスト方式でデータを送信することに適用されるときに、この出願の実施形態の説明におけるマルチキャストはブロードキャストに置き換えられる。特定のデータ伝送手順は、マルチキャストのものと同様であり、ブロードキャスト方式について詳細はこの出願において再度説明されない。
図2において、MB-SMFは、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの制御プレーン機能を実装し、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービス/グループ/セッションの管理を担当する。MB-SMFは、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに関係する情報(例えば、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの説明)の受信を助けるために、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービス・サーバ、又はマルチキャスト/ブロードキャスト・サービス機能(multicast/broadcast service function、MBSF)ネットワーク要素、又は能力公開(network exposure function、NEF)ネットワーク要素に接続されてもよい。追加的に、MB-SMFは、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのためのリソースの作成を助けるために、PCFに接続されてもよい。MBU-UPFは、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信するように構成されてもよい。任意選択で、MB-SMFは、機能モジュールとしてPCF又はSMFに統合されてもよく、MB-UPFは、機能モジュールとしてUPFに統合されてもよく、又はMB-SMFとMB-UPFは、別々に展開されてもよい。これは、この出願では限定されない。
前述のMB-SMFとMB-UPFの名称は一例であると留意されたい。5Gネットワークでは、MB-SMF又はMB-UPFは、別の名前を有してもよい。これは、この出願では限定されない。
以下、最初に、この出願の実施形態における関係技術の主要な用語について説明する。これらの説明は、この出願の実施形態を理解しやすくすることを意図しているが、この出願において特許請求の範囲に記載された保護範囲に対する限定と考えるべきではないと留意されたい。
(1)ユニキャスト
この出願におけるユニキャストとは、具体的には、以下を指す。
具体的には、コア・ネットワーク層において、ユニキャストは、プロトコル・データ・ユニット(Protocol Data Unit、PDU)セッションを介して端末にサービス・データを送信することを意味する。
マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのユニキャスト・モードは、PDUセッションを介してマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを端末に送信することであり、以下、略してユニキャスト・モードと呼ばれることがある。ユニキャスト・モードは、5GC個別マルチキャスト/ブロードキャスト・サービス・トラフィック送達方法(5G core individual MBS traffic delivery method)とも呼ばれる。
図2に示すPDUセッション及びシステム・アーキテクチャは、ユニキャスト・モードにおけるデータ伝送手順を提供するために、以下、一例として使用される。図3は、ユニキャスト・モードにおけるデータ伝送手順の概略図である。図3に示す伝送手順は、ユニキャスト・サービスのデータを送信するためのものであってもよいし、(ユニキャスト・モードにおいて)マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信するためのものであってもよい。
図3では、3つのユーザ機器(user equipment、UE)が、一例として使用されており、UE1、UE2、及びUE3は、各々異なるPDUセッションに対応する。サービス・プロバイダ(content provider、CP)によって送信されるマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータは、UEに対応するPDUセッションを介してUEに送信されてもよい。図中のPDUセッションは、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに関連付けられたPDUセッションであると仮定される。具体的には、CPからNG-RANへのサービス伝送路は、CPと5G CN(5G core network)との間の伝送路と、5G CNとNG-RANとの間の伝送路とを含んでもよい。5G CNとNG-RANとの間の伝送路は、PDUセッション・トンネル、例えば、PSA-UPFとNG-RANとの間のN3トンネルであってもよい。異なるPDUセッションは、異なるPDUセッション・トンネルを有する。この概略図における3つのPDUセッション・トンネルは、それぞれ3つのUEに対応する。エア・インターフェースでは、RANは、サービス・データをUE1、UE2、及びUE3に、ユニキャスト・モード、すなわちPTPモードにおいて別々に送信してもよい。概略図では、UEのサービス・データは異なるものであってもよく(例えば、ターゲット・アドレスは、UEのIPアドレスである)、UEのサービス・データは、それぞれUEの独立した伝送路を介してUEに送信されてもよい。
(2)マルチキャスト/ブロードキャスト
この出願におけるマルチキャスト/ブロードキャストとは、具体的には、以下を指す。
具体的には、コア・ネットワーク層において、マルチキャスト/ブロードキャストとは、マルチキャスト/ブロードキャスト・セッションを介して、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを端末デバイスに送信することを指し、以下、マルチキャスト/ブロードキャスト・モードと呼ばれてもよい。マルチキャスト/ブロードキャスト・モードは、5GC共有マルチキャスト/ブロードキャスト・サービス・トラフィック送達方法(5G core shared MBS traffic delivery method)とも呼ばれることがある。
この出願の実施形態では、SMFによって決定される送信モードにおけるマルチキャスト/ブロードキャスト・モードとは、マルチキャスト/ブロードキャスト・セッションを介して、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを端末デバイスに送信することを意味する。マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスは、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに関する情報を使用して説明されてもよい。マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに関する情報は、少なくともマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの記述情報を含む。マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの記述情報は、1つ以上のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービス・フローの記述情報を含んでもよい。マルチキャスト/ブロードキャスト・サービス・フローの記述情報は、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービス・フローが有するべきサービス品質インデックス(QoS flow identifier、QFI)と、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービス・フローの特性情報(マルチキャスト/ブロードキャスト・サービス・フローの宛先アドレス、宛先ポート番号、送信元アドレスなど)と、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービス・フローのQoS要件(ジッタ、遅延、パケット損失率、帯域幅など)とのうちの少なくとも1つを含む。マルチキャスト/ブロードキャスト・サービス・フローのQoS要件は、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローを確立するためのものである。PDUセッション・トンネルは、UEに対応し、PDUセッション・トンネル内のサービス・データは、ユニキャストQoSフローの形態で送信され得る。この出願の実施形態では、PDUセッション・トンネルは、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するマルチキャスト/ブロードキャストQoSフローがマップされているユニキャストQoSフローを送信するようにさらに構成されてもよい。PDUセッションはUEレベルにおけるものであり、マルチキャスト/ブロードキャスト・セッションはサービス・レベルにおけるものであることに留意されたい。1つのUEの1つのPDUセッションは、複数のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに関連付けられてもよい。言い換えれば、UEは、PDUセッションを介して少なくとも1つのマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに参加してもよい。マルチキャスト/ブロードキャスト・セッションは、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスをサービスしてもよい。マルチキャスト/ブロードキャスト・セッションは、データ・ネットワークからコア・ネットワーク・デバイスへ、次いで、無線アクセス・ネットワークへのユニキャスト又はマルチキャストトンネルと、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスを送信するために無線アクセス・ネットワークによって割り当てられたユニキャスト又はマルチキャスト/ブロードキャスト・エア・インターフェース・リソースと、を含む。
マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに関する情報は、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの記述情報に加えて、端末に関する情報をさらに含んでもよく、例えば、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスへの参加を許可される(又は要求する)1つ以上の端末の識別子、1つ以上の端末グループの識別子などを含んでもよい。
図2に示すシステム・アーキテクチャは、マルチキャスト/ブロードキャスト・モードにおけるデータ伝送手順を提供するための一例として使用される。図4は、マルチキャスト/ブロードキャスト・モードにおけるデータ伝送の概略フローチャートである。図4に示す伝送手順は、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信するためのものであってもよい。
図4では、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータは、CPからUE1、UE2、及びUE3に送信されてもよい。CPからNG-RANへのマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの伝送路は、CPと5G CNとの間の伝送路と、5G CNとNG-RANとの間の伝送路とを含んでもよい。5G CNからNG-RANへの伝送路は、マルチキャスト/ブロードキャスト・セッション・トンネル、すなわち、MB-UPFとNG-RANとの間のN3トンネルであってもよい。マルチキャスト/ブロードキャスト・セッション・トンネルは、UE1、UE2及びUE3によって共有される。エア・インターフェースでは、RANは、PTMモードにおいて、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータをUE1、UE2、及びUE3に送信してもよく、すなわち、1つのデータのみが送信される必要があり、3つのUE全てがデータを受信することができる。図4の例では、CPからUEへの伝送路上にマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの1つのデータのみが送信されており、複数のUEが、データを同時に受信してもよい。
マルチキャスト/ブロードキャスト・モードでは、サービス・データが、一度に全てのターゲット・ノードに送信されてもよいし、サービス・データが、特定のオブジェクトのみに送信されてもよい。したがって、マルチキャスト・モードでは、1つの送信ノードと複数の受信ノードとの間でポイント・ツー・マルチポイント伝送が、実装されて、それによりユニキャスト・モードの効率が低いという問題を解決してもよい。
アクセス・ネットワーク・デバイスがマルチキャスト/ブロードキャスト機能をサポートすることは、アクセス・ネットワーク・デバイスがマルチキャスト/ブロードキャスト・モードにおいてマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信することをサポートすることとして理解されてもよい。
アクセス・ネットワーク・デバイスがマルチキャスト/ブロードキャスト機能をサポートしないことは、アクセス・ネットワーク・デバイスがマルチキャスト/ブロードキャスト・モードにおいてマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信することをサポートしないか、又はアクセス・ネットワーク・デバイスがユニキャスト・モードのみにおいてマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータ又はPDUセッションのデータを送信することをサポートすると理解されてもよい。マルチキャスト/ブロードキャスト機能をサポートしないアクセス・ネットワーク・デバイスは、PDUセッションを介して端末デバイスのネットワーク・サービスを実装してもよい。マルチキャスト/ブロードキャスト機能をサポートするアクセス・ネットワーク・デバイスは、マルチキャスト/ブロードキャスト・セッション・トンネルを介してコア・ネットワークからマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを受信し、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに加入している複数の端末デバイスにマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信してもよい。RANに到着後、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータは、RANのサービス・データ適応プロトコル(service data adaptation protocol、SDAP)層、パケットデータ収束プロトコル(packet data convergence protocol、PDCP)層、無線リンク制御(radio link control、RLC)層、メディア・アクセス制御(media access control、MAC)層、及び物理層(physical、PHY)によって処理され、次いで、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを受信する全てのUEに送信される。
第1の伝送リソースは、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するQoSフロー及び/又はQoSフローがマッピングされた/対応する無線ベアラ(radio bearer)であってもよい。無線ベアラは、例えば、データ無線ベアラ(data radio bearer、DRB)又はマルチキャスト無線ベアラ(multicast radio bearer、MRB)であってもよい。第1のQoSフローは、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスを送信するために使用され、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスがマッピングされるか、又は対応するユニキャストQoSフローであってもよいし、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローであってもよい。ユニキャストQoSフローは、PDUセッションにおいてサービス・データを送信するために使用されるQoSフローである。PDUセッションは、UEレベル又はUE粒度におけるものであるため、ユニキャストQoSフローは、UE粒度又はUEレベルにおけるものである。マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローは、マルチキャスト/ブロードキャスト・セッションにおいてマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信するために使用されるQoSフローである。マルチキャスト/ブロードキャスト・セッションは、サービス・レベル又はサービス粒度におけるものであるため、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローは、サービス・レベル又はサービス粒度におけるものである。
セル又はアクセス・ネットワークがマルチキャスト/ブロードキャスト機能をサポートしていない場合、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスは、ユニキャストQoSフロー及びDRBを使用して送信されてもよい。アクセス・ネットワーク・デバイス又はセルがマルチキャスト/ブロードキャスト機能をサポートしているときに、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローと、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローに対応する無線ベアラ(例えば、multicast radio bearer MRB)を介してマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスが送信される。
この出願で言及されたマルチキャストは、グループキャストとも呼ばれることに留意されたい。追加的に、マルチキャスト/ブロードキャストは、マルチキャスト又はブロードキャストに置き換えられてもよい。これは、限定されるものではない。
以下、添付の図面を参照して、この出願の技術的解決策を説明する。
図5は、この出願の一実施形態による、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法500の概略フローチャートである。方法は、ソース・アクセス・ネットワーク(source-gNB、S-gNB)デバイスからターゲット・アクセス・ネットワーク(target-gNB、T-gNB)デバイスへ端末がハンドオーバされるプロセスに適用されてもよいし、コサイト・セル間で端末がハンドオーバされるプロセス、すなわち同じアクセス・ネットワーク・デバイス内の1つセルから別のターゲット・セルへ端末がハンドオーバされるプロセスに適用されてもよい。方法500は、少なくとも以下のステップを含む。
S510.ネットワーク・デバイスは、端末の参照位置情報を取得する。
参照位置情報は、端末の参照位置を表してもよい。参照位置は、現在端末にサービスしているアクセス・ネットワーク・デバイスにおける端末の位置情報であってもよい。位置情報は、現在端末が位置しているセルの識別子を含んでもよい。代替的には、参照位置は、端末のターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスにおける端末の位置情報であってもよい。位置情報は、セルの識別子、アクセス・ネットワーク・デバイスの識別子、追跡エリアの識別子、及び公衆陸上移動ネットワーク(public land mobile network、PLMN)の識別子のうちの少なくとも1つを含む。追加的に、位置情報は、全地球測位システム(global positioning system、GPS)の地理的位置情報、セクタ識別子、PCI、アンテナ識別子、DU識別子などを含んでもよい。
任意選択で、参照位置情報が現在端末にサービスしているアクセス・ネットワーク・デバイスにおける端末の位置情報を含むときに、位置情報は、現在のサービング・セルの識別子、現在端末にサービスしているアクセス・ネットワークの識別子、現在追跡エリアの識別子などのうちの1つ以上の組み合わせであってもよい。
任意選択で、参照位置情報が端末のT-gNBにおける端末の位置情報を含むときに、位置情報は、ターゲット・セルの識別子、T-gNBの識別子、ターゲット追跡エリアの識別子などのうちの1つ以上であってもよい。
例えば、端末上でコサイト・セル・ハンドオーバが実行されるときに、参照位置情報は、現在端末にサービスしているアクセス・ネットワーク・デバイスの位置情報、例えば、現在端末が位置しているターゲット・セルの識別子であってもよい。端末上で非コサイト・ハンドオーバが実行されるときに、参照位置情報は、端末のT-gNBにおける端末の位置情報、例えば、端末のターゲット・セルの識別子及び/又は端末のT-gNBの識別子であってもよい。コサイトは、図6に示すシナリオであってもよい。図6では、アクセス・ネットワーク・デバイスは、マルチキャスト/ブロードキャスト機能をサポートしないアクセス・ネットワーク・デバイスであり、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリアは、アクセス・ネットワーク・デバイスのセル1及びセル3である。非コサイト・ハンドオーバに含まれ得るシナリオは、N2ハンドオーバ及びXnハンドオーバであってもよい。
S520.端末の参照位置が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にあるときに、ネットワーク・デバイスは、伝送リソースを端末に割り当てるように端末のターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスをトリガする。
S520は、以下と置き換えられてもよい。すなわち、端末の参照位置が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にあるときに、ネットワーク・デバイスは、端末の参照位置及び1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリアに基づいて、伝送リソースを端末に割り当てるか、若しくは端末に対して伝送リソースを確立するように現在端末が位置しているセルのアクセス・ネットワーク・デバイスをトリガするか、又は伝送リソースを端末に割り当てるように端末のターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスをトリガする。
さらに、ネットワーク・デバイスは、測定報告(measurement report)に基づいて、伝送リソースを端末に割り当てるように端末のターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスをトリガしてもよい。例えば、ネットワーク・デバイスがソース基地局であるときに、ソース基地局は、Xnハンドオーバ中に、測定報告を受信した後に、伝送リソースを端末に割り当てるように端末のターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスをトリガする。
さらに、ネットワーク・デバイスは、PDUセッション・コンテキスト更新要求に基づいて、伝送リソースを端末に割り当てるように端末のターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスをトリガしてもよい。PDUセッション・コンテキスト更新要求は、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext要求であってもよい。例えば、ネットワーク・デバイスがSMFであるときに、N2ハンドオーバ中に、SMFは、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext要求を受信した後に、伝送要求を端末デバイスに割り当てるように端末のアクセス・ネットワーク・デバイスをトリガする。
伝送リソースは、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信するためのものであってもよく、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータは、例えば、無線ベアラであってもよい。
任意選択で、ネットワーク・デバイスは、端末のSMF又はS-gNBであってもよい。
ネットワーク・デバイスがSMFであるときに、ネットワーク・デバイスが、伝送リソースを端末に割り当てるように現在端末が位置しているセルのアクセス・ネットワーク・デバイスをトリガすることは、SMFが、端末の伝送リソースを確立するために現在端末が位置しているセルのアクセス・ネットワーク・デバイスをトリガすることであってもよい。ネットワーク・デバイスがSMF又はS-gNBであるときに、ネットワーク・デバイスが、伝送リソースを端末に割り当てるように端末のターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスをトリガすることは、SMF又はS-gNBが、伝送リソースを端末に割り当てるように端末のターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスをトリガすることであり、このケースでは、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスからターゲット・アクセス・ネットワークに端末がハンドオーバされるプロセスに適用されてもよい。
前述のトリガ処理は、例えば、SMFが現在端末が位置しているセルのアクセス・ネットワーク・デバイスに指示情報を送信して、処理をトリガしたり、SMF又はS-gNBが端末のターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスに指示情報を送信して、伝送リソース割り当て処理をトリガすることであってもよい。これは、この出願では限定されない。
この出願で提供されるマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスための通信方法によれば、端末の参照位置情報が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にあるとネットワーク・デバイスが動的に決定するときに、端末のT-gNBは、端末にリソースを割り当てるようにトリガされ、それによりネットワーク・リソースの利用率を向上させる。
以下、ネットワーク・デバイスがSMFである一例と、ネットワーク・デバイスがS-gNBである一例を使用して、この出願のこの実施形態における方法500について説明する。具体的には、例えば、図7~図9は、ネットワーク・デバイスがSMFである一例を使用して説明される。
最初に、ネットワーク・デバイスがSMFである一例を使用して、説明を提供する。
ネットワーク・デバイスがSMFであるときに、図7は、端末に対してコサイト・セル・ハンドオーバを実行する概略フローチャートを示す。
S701.アクセス・ネットワーク・デバイスは、端末の参照位置情報をAMFに報告する。
具体的には、参照位置情報は、現在端末にサービスしているアクセス・ネットワーク・デバイスにおける位置情報であってもよい。例えば、端末がセル2からセル3に移動するときに、アクセス・ネットワーク・デバイスは、セル3の識別子をAMFに報告してもよい。このケースでは、セル3の識別子は、前述の位置情報であってもよい。
S702.SMFは、現在のアクセス・ネットワーク・デバイスが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスをサポートしていると決定する。
端末の現在のアクセス・ネットワーク・デバイスは、現在端末にサービスしているアクセス・ネットワーク・デバイスとして理解されてもよい。
現在のアクセス・ネットワーク・デバイスが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスをサポートしていることをSMFが決定することは、例えば、UEがPDUセッション修正要求を使用して、マルチキャスト/ブロードキャスト・セッションに加入することを要求するときに、AMFが、現在UEによってアクセスされているアクセス・ネットワーク・デバイスのマルチキャスト/ブロードキャスト能力を報告し、SMFは、アクセス・ネットワーク・デバイスのマルチキャスト/ブロードキャスト能力に基づいて、現在のアクセス・ネットワーク・デバイスが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスをサポートしていることを決定することである。
S703.SMFは、AMFからの端末の位置情報をサブスクライブする。
S703は、任意選択のステップである。AMFは、積極的に端末の位置情報をSMFに報告してもよいし、SMFからの要求に基づいて端末の位置情報を報告してもよい。これは、限定されるものではない。
S704.AMFは、端末の位置情報をSMFに報告する。
具体的には、AMFは、セル3の識別子をSMFに報告してもよい。
S705:SMFは、伝送リソースを端末に割り当てる。
具体的には、SMFは、端末の位置情報に基づいて、端末がマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに加入する手順の実行、例えば、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローマッピングがマッピングされたユニキャストQoSフローに関する情報を、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに関連付けられた(associated)PDUセッションに割り当て又は追加することを継続する。
マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに関連付けられたPDUセッションは、ユニキャスト・フォールバック(unicast fall-back)PDUセッションと呼ばれるか、個別送達方式切り替えへの5GC共有送達方法(5GC shared delivery method to individual delivery method switch)のPDUセッションと呼ばれるか、5 GC個別マルチキャスト/ブロードキャスト・サービス・トラフィック送達方法(5GC individual MBS traffic delivery method)に対応するPDUセッションと呼ばれるか、5 GC個別送達方法(individual delivery method)に対応するPDUセッションと呼ばれるか、又は個別送達方法(individual delivery method)に対応するPDUセッションとも呼ばれることがあると留意されたい。
伝送リソースは、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信するためであってもよいと理解されたい。リソース割り当てはまた、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信するために使用されるQoSフローを確立するものとして理解されてもよいと留意されたい。これは、この出願では限定されない。
この出願で提供されるマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスための通信方法によれば、端末の参照位置情報が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にあるとSMFが動的に決定するときに、現在端末にサービスしているアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末にリソースを割り当てるか、又は端末に対してリソースを確立するようにトリガされ、それによりネットワーク・リソースの利用率を向上させる。
図8A及び図8Bに示すように、この実施形態は、非コサイト・セル間の端末に対してN2ハンドオーバを実行する概略フローチャートを提供する。図8A及び図8Bに示す実施形態では、ネットワーク・デバイスがSMFである一例が説明に使用される。
S801.UEは、測定報告(measurement report)をS-gNBに送信する。
これに対応して、S-gNBは、測定報告を受信し、測定報告に基づいて、UEをT-gNBにハンドオーバすると決定する。測定報告に基づいて、UEをT-gNBにハンドオーバすると決定することは、従来技術に属するものであり、詳細は説明されない。
S802.S-gNBは、ハンドオーバ・リクワイヤード(handover required)をソースAMF(source AMF、S-AMF)に送信する。例えば、「ハンドオーバ要求」は、ハンドオーバされるUEのPDUセッション情報を含み、PDUセッション情報は、PDUセッションの識別子と、PDUセッションに含まれるユニキャストQoSフローに対応するQoS情報とを含んでもよい。
ユニキャストQoSフローのQoS情報は、QFIとQoSパラメータとを含む。
さらに、UEのPDUセッションが、例えば第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスであり得るマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに関連付けられている場合、PDUセッション情報は、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローがマッピングされたユニキャストQoSフローに関する情報をさらに含んでもよい。例えば、PDUセッションは、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに関連付けられ、PDUセッション情報は、さらに第1のユニキャストQoSフローの識別子を含んでもよく、第1のユニキャストQoSフローと第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信するために使用されるマルチキャスト/ブロードキャストQoSフローとの間にマッピング関係がある。
「ハンドオーバ要求」は、さらに、ターゲット識別子(target identifier、Target ID)を含み、Target IDは、UEがハンドオーバされるターゲット・セルの識別情報であってもよい。
追加的に、「ハンドオーバ要求」は、N2 SM情報(N2 SM情報)をさらに含んでもよい。N2 SM情報が、S-gNBとT-gNBの間に直接転送トンネルがないことを示す場合、それは、S-gNBとT-gNBの間に間接転送トンネルを確立できることを示す。このケースでは、N2 SM情報は、S-gNBによって割り当てられた間接転送トンネル情報を含んでもよい。
「ハンドオーバ要求」は、S-gNBが転送トンネルを介して転送することを期待するQoSフローの識別子をさらに含んでもよい。例えば、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローが転送トンネルを介して転送される必要がある場合、ハンドオーバ要求は、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローに対応するユニキャストQoSフローのQFIを含む。
S803.S-AMFは、Target IDに基づいてターゲットAMF(target-AMF、T-AMF)を選択する。
T-AMFは、T-gNBに接続される。
S804.S-AMFは、UEコンテキスト作成要求をT-AMFに送信する。
UEコンテキスト作成要求は、Namf_Communication_CreateUEContext要求であってもよい。要求は、ハンドオーバされ、かつS-AMFに記憶されているUEのコンテキスト情報を含んでもよく、ステップ802でS-gNBによってS-AMFに送信された情報をさらに含んでもよい。
S805.T-AMFは、PDUセッション・コンテキスト更新要求をSMFに送信する。
PDUセッション・コンテキスト更新要求は、Nsmf_PDU Session_UpdateSMContext要求であってもよい。要求メッセージは、PDUセッションの識別情報(例えば、PDUセッションのID)、T-AMFの識別情報(例えば、T-AMFのID)、Target ID、N2 SM情報などを含んでもよい。
S806~S808は、それぞれ、SMFがUDR/UDM/PCFにメッセージ01、メッセージ02、メッセージ03を送信することに対応する。
メッセージ01は、SMFがUDR/UDM/PCFに第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのコンテキスト情報を問い合わせるためのものであってもよい。メッセージ02は、SMFがUDR/UDM/PCFにTarget IDに対応する位置情報に対応する第1のマルチキャスト/ブロードキャストのコンテキスト情報を問い合わせるためのものであってもよい。メッセージ03は、SMFがUDR/UDM/PCFにターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスに対応する位置情報に対応する第1のマルチキャスト/ブロードキャストのコンテキスト情報を問い合わせるためのものであってもよい。
コンテキスト情報は、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの識別情報を含んでもよく、例えば、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの識別子、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの名称、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのマルチキャスト/ブロードキャスト・アドレス、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのマルチキャスト/ブロードキャストIPアドレス、及びマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応する一時モバイル・グループ・アイデンティティ(temporary mobile group identity、TMGI)、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのセッションアドレスのうちのいずれか1つ又は1つ以上のものの組み合わせであってもよいが、これらに限定されないことに留意されたい。コンテキスト情報は、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するサービス・エリア情報をさらに含んでもよく、例えば、地理的エリア情報、公衆陸上移動ネットワーク情報、追跡エリア情報、セルの識別情報、基地局の識別情報、基地局の中央ユニットの識別情報、基地局の分散ユニット(distributed unit、DU)の識別情報、又は市民アドレス・リスト(civil address list)を含む情報のうちの1つ以上、又は1つ以上のものの任意の組み合わせであってもよい。コンテキスト情報は、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するサービス・エリアのエリア・セッション識別子などをさらに含む。
S809.SMFは、端末の参照位置が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にあると決定する。
具体的には、SMFがS-gNB上の端末に対する第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのコンテキスト情報を記憶している場合、端末のターゲット・セルの識別子及び/又は端末のT-gNBの識別子が、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのコンテキスト情報のサービス・エリアに含まれているとSMFが決定する。
S811.SMFは、PDUセッション・コンテキスト更新応答をT-AMFに送信する。
PDUセッション・コンテキスト更新応答は、Nsmf_PDU Session_UpdateSMContext応答であってもよい。
端末の参照位置が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にあるとSMFが決定する場合、SMFは、PDUセッション・コンテキスト更新応答をT-AMFに送信する。
具体的には、SMFは、PDUセッション・コンテキスト更新応答を使用して、伝送リソースを端末に割り当てるか、又は端末に対して伝送リソースを確立するよう通知してもよい。
PDUセッション・コンテキスト更新応答メッセージは、PDUセッションのユニキャストQoSフローのQoS情報を含んでもよく、ユニキャストQoSフローは、第1のマルチキャスト/ブロードキャストQoSフローがマッピングされたユニキャストQoSフローを含んでもよい。
QoS情報は、QFI及び対応するQoSパラメータを含んでもよい。
任意選択で、SMFがS-gNB上の端末に対する第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのコンテキスト情報を記憶していない場合、SMFは、メッセージ01をUDR/UDM/PCFに送信して、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのコンテキスト情報を取得してもよい。
S812.T-AMFは、ハンドオーバ要求(handover request)をT-gNBに送信する。
メッセージは、PDUセッションに含まれているユニキャストQoSフローのQoS情報を含む。このケースでは、T-gNBは、ユニキャストQoSフローのQoS情報に基づいて、ユニキャストQoSフローに無線リソースを割り当てる。
簡単にするために、図8A及び図8Bの他のステップは詳細に説明されていないことを理解されたい。これらのステップは、N2ハンドオーバにおける従来技術として理解されるべきであり、詳細は再度説明されない。
この出願で提供されるマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスための通信方法によれば、端末の参照位置情報が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にあるとSMFが動的に決定するときに、端末のT-gNBは、端末にリソースを割り当てるか、又は端末に対してリソースを確立するようにトリガされ、それによりネットワーク・リソースの利用率を向上させる。
図22A及び図22Bに示すように、この実施形態は、非コサイト・セル間の端末に対してN2ハンドオーバを実行する概略フローチャートを提供する。図22A及び図22Bに示す実施形態では、ネットワーク・デバイスがSMFである一例が説明に使用される。
S2201.UEは、測定報告(measurement report)をソース基地局(S-gNB)に送信する。
これに対応して、S-gNBは、測定報告を受信する。測定報告は、UEによって測定された最大8つの近隣セルの信号測定値を含んでもよい。S-gNBは、測定報告に基づいて、UEをT-gNBにハンドオーバすると決定する。例えば、ソース基地局は、最も信号の強い近隣セルが属する基地局を、UEがハンドオーバされるT-gNBとして選択する、すなわち、T-gNBがUEに対してS-gNBによって選択される。測定報告に基づいて、UEをT-gNBにハンドオーバすると決定する特定の実装については、既存の関係技術の説明を参照のこと。詳細は、ここでは再度説明しない。
S2202.S-gNBは、ハンドオーバ・リクワイヤード(handover required)をS-AMFに送信する。S2202では、ハンドオーバ・リクワイヤード(handover required)におけるN2セッション管理情報(N2 SM情報)が、ターゲット・セルの識別情報(ターゲット・セルID)を含む点で、S2202はS802と異なる。例えば、N2セッション管理情報は、ハンドオーバ・リクワイヤード転送(Handover Required Transfer)であってもよい。代替的には、ターゲット・セルの識別情報は、N2セッション管理情報に並列である情報要素である。
具体的には、S-gNBは、ターゲット・セルの識別子を取得した後に、端末デバイスが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに加入していると発見/決定し、S-gNBは、ハンドオーバ・リクワイヤードをS-AMFに送信する。
追加的に、S-gNBは、ターゲット・セルの識別子を取得してもよい。例えば、S-gNB自身は、別の基地局におけるセルの識別情報、例えば、近隣基地局に含まれるセルの識別子を記憶する。代替的には、S-gNBは、運用管理保守(operation, administration and maintenance、OAM)に基づいて、別の基地局におけるセルの識別情報、例えば、近隣基地局に含まれるセルの識別子を取得する。代替的には、S-gNBは、UEによって送信された測定報告に基づいて、別の基地局におけるセルの識別情報などを取得する。
特定の実装では、UEが、例えば、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスであり得るマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに加入しているとS-gNBが発見する場合、S-gNBによってS-AMFに送信されるハンドオーバ・リクワイヤードは、ターゲット・セルの識別情報(ターゲット・セルID)を搬送する。ターゲット・セルの識別情報は、N2セッション管理情報(N2 SM情報)に含まれる。N2セッション管理情報は、ハンドオーバ・リクワイヤード転送(Handover Required Transfer)であってもよい。N2セッション管理情報は、ハンドオーバ・タイプ(Handover Type)、ソース・ターゲット間トランスペアレント・コンテナ(Source to Target Transparent Container)、ターゲット識別子(Target ID)などに並列である情報要素である。代替的には、ターゲット・セルの識別情報は、N2セッション管理情報に並列である情報要素である。N2セッション管理情報に並列である情報要素(Information Element)は、例えば、従来技術におけるハンドオーバ・リクワイヤード(handover required)に含まれる情報要素、すなわち、ハンドオーバ・タイプ(handover type)、ターゲット識別子(Target ID)、原因値(Cause)、ソース・ターゲット間トランスパレント・コンテナ(Source to Target Transparent Container)、PDUセッション・リソース・リスト(PDU session resource list)、メッセージ・タイプ(message type)、AMF UE NGAP ID、RAN UE NGAP ID、及びRAN UE NGAP IDに加えて追加され、かつ従来技術におけるハンドオーバ・リクワイヤードに含まれる情報要素に並列である情報要素としてサービスするターゲット・セルの識別情報であってもよい。別の例では、ターゲット・セルの識別情報は、従来技術におけるハンドオーバ・リクワイヤード(handover required)に含まれる情報要素、すなわち、ハンドオーバ・タイプ(handover type)、ターゲット識別子(Target ID)、原因値(Cause)、ソース・ターゲット間トランスパレント・コンテナ(Source to Target Transparent Container)、PDUセッション・リソース・リスト(PDU session resource list)、メッセージ・タイプ(message type)、AMF UE NGAP ID、及びRAN UE NGAP IDに加えて情報要素としてサービスし、従来技術におけるハンドオーバ・リクワイヤードに含める必要がある情報要素のいずれでも搬送されず、独立した情報要素としてハンドオーバ・リクワイヤードで搬送される。
一実装では、S-gNBが、UEがマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに加入しているかどうかを発見することは、以下の方式を含んでもよい。
第1の方式では、S-gNBは、UEのコンテキストが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの識別子(例えば、MBSセッションID又はTMGI)を含むかどうかに基づいて、又は、UEのコンテキストが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの識別子(例えば、MBSセッションID又はTMGI)及びエリア・セッション識別子(例えば、エリア・セッションID又はフローID)を含むかどうかに基づいて、UEが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに加入しているかどうかを決定してもよい。
非ローカル・マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの場合、すなわち、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスが非ローカル・マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスである場合、UEのコンテキストが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの識別子(例えば、MBSセッションID又はTMGI)を含むときに、それは、UEが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに加入していることを示す。逆に、UEのコンテキストが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの識別子(例えば、MBSセッションID又はTMGI)を含まない場合、それは、UEが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに参加していないことを示す。
ローカル・マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの場合、すなわち、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスがローカル・マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスである場合、UEのコンテキストが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの識別子(例えば、MBSセッションID又はTMGI)及びエリア・セッション識別子(例えば、エリア・セッションID又はフローID)を含むときに、それは、UEが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに加入していることを示す。逆に、UEのコンテキストが、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの識別子(例えば、MBSセッションID又はTMGI)及びエリア・セッション識別子(例えば、エリア・セッションID又はフローID)を含まないときに、それは、UEが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに参加していないことを示す。
第2の方式では、S-gNBは、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するコンテキスト(MBSセッション・コンテキスト)が、UEの識別情報(例えば、新世代アプリケーション・プロトコルUE ID(New Generation Application Protocol UE ID、NGAP UE ID)、サブスクリプション永久識別子(Subscription Permanent Identifier、SUPI)、一般公衆サブスクリプション識別子(Generic Public Subscription Identifier、GPSI)、又はサブスクリプション秘匿識別子(Subscription Concealed Identifier、SUCI))を含むかどうかに基づいて、UEが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに加入しているかどうかを決定してもよい。第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するコンテキストがUEの識別情報を含むときに、それは、UEが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに加入していることを示す。逆に、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するコンテキストがUEの識別情報を含まないときに、それは、UEが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに参加していないことを示す。
第3の方式では、S-gNBは、UEのコンテキストが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの識別子(例えば、MBSセッションID又はTMGI)を含むかどうかに基づいて、UEが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに加入しているかどうかを決定してもよいし、S-gNBは、UEのコンテキストが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの識別子(例えば、MBSセッションID又はTMGI)及びエリア・セッション識別子(例えば、エリア・セッションID又はフローID)を含むかどうかに基づいて、UEが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに加入しているかどうかを決定してもよい。追加的に、S-gNBは、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するコンテキスト(MBSセッション・コンテキスト)がUEの識別情報(例えば、NGAP UE ID、SUPI、GPSI、SUCI)を含むかどうかに基づいて、UEが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに加入しているかどうかを決定してもよい。
非ローカル・マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの場合、すなわち、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスが非ローカル・マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスである場合、UEのコンテキストが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの識別子(例えば、MBSセッションID又はTMGI)を含み、加えて、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するコンテキストがUEの識別情報を含む場合、それは、UEが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに加入していることを示す。逆に、UEのコンテキストが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの識別子(例えば、MBSセッションID又はTMGI)を含まず、加えて、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するコンテキストがUEの識別情報を含まないときに、それは、UEが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに参加していないことを示す。
ローカル・マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの場合、すなわち、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスがローカル・マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスである場合、UEのコンテキストが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの識別子(例えば、MBSセッションID又はTMGI)及びエリア・セッション識別子(例えば、エリア・セッションID又はフローID)を含み、加えて、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するコンテキストがUEの識別情報を含むときに、それは、UEが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに加入していることを示す。逆に、UEのコンテキストが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの識別子(例えば、MBSセッションID又はTMGI)及びエリア・セッション識別子(例えば、エリア・セッションID又はフローID)を含まず、加えて、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するコンテキストがUEの識別情報を含まないときに、それは、UEが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに参加していないことを示す。
追加的に、S-gNBは、別の方式で、UEが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに加入しているかどうかをさらに決定してもよい。これは、この出願では限定されない。
UEが複数のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに加入しているかどうかをS-gNBが決定するとき、例えば、UEが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスと第2のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスとに加入しているかどうかをS-gNBが決定するときに、UEが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスと第2のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスとの両方に加入しているかどうかを決定するために、前述の3つの方法又は他の方式が使用されてもよい。このような決定方法は、UEが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに加入しているかどうかを決定する方法と同様であり、詳細は、ここでは再度説明されない。
S2203は、S802と同じであり、詳細は、ここでは再度説明されない。
S2204.S-AMFは、UEコンテキスト作成要求をT-AMFに送信する。S804とは異なり、S-AMFによってT-AMFに送信されるUEコンテキスト作成要求におけるN2セッション管理情報(N2 SM情報)は、ターゲット・セルの識別子(ターゲット・セルID)をさらに含み、N2セッション管理情報は、ハンドオーバ・リクワイヤード転送(handover required transfer)であってもよい。代替的には、ターゲット・セルの識別情報は、N2セッション管理情報に並列である情報要素である。N2セッション管理情報と並列である情報要素は、上記に説明されており、詳細は、ここでは再度説明されない。
S2205.T-AMFは、PDUセッション・コンテキスト更新要求をSMFに送信する。S805とは異なり、T-AMFによってSMFに送信されるPDUセッション・コンテキスト更新要求におけるN2セッション管理情報(N2 SM情報)は、ターゲット・セルの識別子(ターゲット・セルID)をさらに含む。N2セッション管理情報は、ハンドオーバ・リクワイヤード転送(handover required transfer)であってもよい。代替的には、ターゲット・セルの識別情報は、N2セッション管理情報に並列である情報要素である。N2セッション管理情報と並列である情報要素は、上記に説明されており、詳細は、ここでは再度説明されない。
ターゲット・セルの識別情報(ターゲット・セルID)に基づいて、ターゲット・セル(ターゲット・セルID)が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあるとSMFが発見する場合、SMFは、端末の第1の伝送リソースを解放してもよい。第1の伝送リソースは、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信するために使用され、端末が端末のT-gNBを介して第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信するために使用されるリソースを含む。代替的には、ターゲット・セル(ターゲット・セルID)が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあるとSMFが発見する場合、SMFは、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するQoS情報をターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスに送信しない。言い換えれば、SMFによってT-gNBに送信されるN2セッション管理情報(N2 SM情報)は、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するQoS情報を含まない。
解放はまた、解放をトリガすること、削除をトリガすること又は削除すること、削除を開始すること又は終結することなどとして理解されてもよいと留意されたい。
ターゲット・セルの識別情報(ターゲット・セルID)に基づいて、UEのターゲット・セル(ターゲット・セルID)が第2のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にあるとSMFが発見する場合、SMFは、端末の第2の伝送リソースの確立/設定を開始してもよい。第2の伝送リソースは、第2のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信するために使用され、端末がT-gNBを介して第2のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信するために使用されるリソースを含む。第2の伝送リソースの説明は、第1の伝送リソースの説明と同じであってもよく、詳細は、ここでは再度説明されない。代替的には、ターゲット・セル(ターゲット・セルID)が第2のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にあるとSMFが発見する場合、SMFは、第2のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するQoS情報を端末のターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスに送信する。言い換えれば、SMFによって端末のターゲット・ネットワーク・デバイスに送信されるN2セッション管理情報(N2 SM情報)は、第2のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するQoS情報を含む。
解放はまた、解放をトリガすること、削除をトリガすること又は削除すること、削除を開始すること又は終結することなどとして理解されてもよいと留意されたい。
以降のS2206~S2212は、S806~S812と同様である。詳細は、ここでは再度説明されない。
図23A及び図23Bに示すように、この実施形態は、非コサイト・セル間の端末に対してN2ハンドオーバを実行する概略フローチャートを提供する。図23A及び図23Bに示す実施形態では、ネットワーク・デバイスがSMFである一例が説明に使用される。
S2301.UEは、測定報告(measurement report)をソース基地局(S-gNB)に送信する。
これに対応して、S-gNBは、測定報告を受信する。測定報告は、UEによって測定された最大8つの近隣セルの信号測定値を含んでもよい。S-gNBは、測定報告に基づいて、UEをT-gNBにハンドオーバすると決定する。例えば、S-gNBは、最も信号の強い近隣セルが属する基地局を、UEがハンドオーバされるT-gNBとして選択する、すなわち、T-gNBがUEに対してS-gNBによって選択される。測定報告に基づいて、UEをT-gNBにハンドオーバすると決定することについては、既存の関係技術の説明を参照のこと。詳細は、ここでは再度説明しない。
UEが、例えば、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービス及び/又は第2のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスであるマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに加入しているとS-gNBが発見し、加えて、ターゲット・セルの識別子(ターゲット・セルID)が、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外であり、及び/又は第2のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にあるとS-gNBが発見する場合、S-gNBは、S2302でS-AMFに送信されたハンドオーバ・リクワイヤードにおけるN2セッション管理情報(N2 SM情報)に指示情報を含める。指示情報は、第1の指示情報及び/又は第2の指示情報を含む。第1の指示情報は、ターゲット・セル(ターゲット・セルID)が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあることをSMFに通知してもよく、第2の指示情報は、ターゲット・セル(ターゲット・セルID)が第2のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にあることをSMFに通知してもよい。N2セッション管理情報は、ハンドオーバ・リクワイヤード転送(Handover Required Transfer)である。
追加的に、ハンドオーバ・リクワイヤードは、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの識別子及び/又は第2のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの識別情報をさらに含む。
S2302.S-gNBは、ハンドオーバ・リクワイヤード(handover required)をS-AMFに送信する。S2302では、ハンドオーバ・リクワイヤード(handover required)におけるN2セッション管理情報(N2 SM情報)が、指示情報、すなわち第1の指示情報及び/又は第2の指示情報がさらに含む点で、S2302はS802と異なる。N2セッション管理情報は、ハンドオーバ・リクワイヤード転送(Handover Required Transfer)であってもよい。代替的には、指示情報は、N2セッション管理情報に並列である情報要素である。N2セッション管理情報と並列である情報要素は、上記に説明されており、詳細は、ここでは再度説明されない。
言い換えれば、ターゲット・セル(ターゲット・セルID)が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあることをSMFに通知する必要があるときに、S-gNBは、S2302においてS-AMFに送信されたハンドオーバ・リクワイヤードのN2セッション管理情報(N2 SM情報)に第1の通知情報を追加することに留意されたい。ターゲット・セル(ターゲット・セルID)が第2のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にあることをSMFに通知する必要があるときに、S-gNBは、S2302においてS-AMFへのハンドオーバ・リクワイヤードにおけるN2セッション管理情報(N2 SM情報)に第2の通知情報を追加する。ターゲット・セル(ターゲット・セルID)が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあることをSMFに通知する必要があり、かつターゲット・セル(ターゲット・セルID)が第2のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にあることをSMFに通知する必要があるときに、S-gNBは、S2302でS-AMFに送信されたハンドオーバ・リクワイヤードのN2セッション管理情報(N2 SM情報)に第1の通知情報及び/又は第2の通知情報を含める。指示はまた、通知又はノーティスとして機能するものと理解されよう。N2セッション管理情報は、ハンドオーバ・リクワイヤード転送(Handover Required Transfer)であってもよい。代替的には、第1の指示情報及び/又は第2の指示情報は、N2セッション管理情報と並列である情報要素である。N2セッション管理情報と並列である情報要素は、上記に説明されており、詳細は、ここでは再度説明されない。
第1の指示情報は、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの識別子に対応してもよく、第2の指示情報は、第2のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの識別子に対応してもよい。
S2303は、S802と同じであり、詳細は、ここでは再度説明されない。
S-AMFによってT-AMFに送信されるUEコンテキスト作成要求におけるN2セッション管理情報(N2 SM情報)が、指示情報を含み、指示情報が、第1の指示情報及び/又は第2の指示情報を含む点で、S2304はS804と異なる。N2セッション管理情報は、ハンドオーバ・リクワイヤード転送(Handover Required Transfer)であってもよい。代替的には、第1の指示情報及び/又は第2の指示情報は、N2セッション管理情報と並列である情報要素である。N2セッション管理情報と並列である情報要素は、上記に説明されており、詳細は、ここでは再度説明されない。
T-AMFによってSMFに送信されるPDUセッション・コンテキスト更新要求におけるN2セッション管理情報(N2 SM情報)が、第1の指示情報及び/又は第2の指示情報である指示情報をさらに含む点で、S2305はS805と異なる。N2セッション管理情報は、ハンドオーバ・リクワイヤード転送(Handover Required Transfer)であってもよい。代替的には、第1の指示情報及び/又は第2の指示情報は、N2セッション管理情報と並列である情報要素である。N2セッション管理情報と並列である情報要素は、上記に説明されており、詳細は、ここでは再度説明されない。
第1の指示情報及び/又は第2の指示情報に基づいて、ターゲット・セル(ターゲット・セルID)が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあるとSMFが発見する場合、SMFは、端末の第1の伝送リソースを解放してもよい。第1の伝送リソースは、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信するために使用され、端末が端末のT-gNBを介して第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信するために使用されるリソースを含む。代替的には、ターゲット・セル(ターゲット・セルID)が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあるとSMFが発見する場合、SMFは、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するQoS情報を端末のターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスに送信しない。言い換えれば、SMFによってT-gNBに送信されるN2セッション管理情報(N2 SM情報)は、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するQoS情報を含まない。
第1の指示情報及び/又は第2の指示情報に基づいて、ターゲット・セル(ターゲット・セルID)が第2のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にあるとSMFが発見する場合、SMFは、端末の第2の伝送リソースの確立/設定を開始してもよい。第2の伝送リソースは、第2のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信するために使用され、端末が端末のT-gNBを介して第2のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信するために使用されるリソースを含む。第2の伝送リソースの説明は、第1の伝送リソースの説明と同じであってもよく、詳細は、ここでは再度説明されない。代替的には、ターゲット・セル(ターゲット・セルID)が第2のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にあるとSMFが発見する場合、SMFは、第2のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するQoS情報を端末のターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスに送信する。言い換えれば、SMFによってT-gNBに送信されるN2セッション管理情報(N2 SM情報)は、第2のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するQoS情報を含む。
以降のS2306~S2312は、S806~S812と同様である。詳細は、ここでは再度説明されない。
図9に示すように、この実施形態は、非コサイト・セル間の端末に対してXnハンドオーバを実行する概略フローチャートを提供する。図9に示す実施形態では、ネットワーク・デバイスがSMFである一例が説明に使用される。
S901~S905は、従来技術におけるXnハンドオーバ手順におけるS-gNBからT-gNBへの端末のハンドオーバである。簡単にするために、詳細は、この出願においてここでは説明されない。
S906.T-gNBは、AMFにN2パス切り替え要求(N2 path switch request)を送信する。
例えば、要求は、UEのPDUセッションにおいて切り替えに成功したユニキャストQoSフローのQFI及び切り替えに失敗したユニキャストQoSフローのQFI、及び/又はPDUセッションにおいて切り替えに成功したマルチキャスト/ブロードキャストQoSフローのQFI及び切り替えに失敗したマルチキャスト/ブロードキャストQoSフローのQFIを含む。例えば、これらのQFIは、N2 SMメッセージ内にカプセル化され得る。追加的に、N2パス切り替え要求は、T-gNBによってUEに割り当てられたPDUセッション・トンネルのエンドポイント識別子をさらに含んでもよい。代替的には、N2パス切り替え要求は、UEの位置情報(UE Location Information)などをさらに含む。UEの位置情報は、端末のターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスにおける位置情報であってもよく、ターゲット・セルの識別情報などを含んでもよい。
S907.AMFは、PDUセッション・コンテキスト更新要求をSMFに送信する。
PDUセッション・コンテキスト更新要求は、Nsmf_PDU Session_UpdateSMContext要求であってもよい。
具体的には、図9から、AMFがSMFにPDUセッション・コンテキスト更新要求を送信するときに、S-gNBからT-gNBへのUEのハンドオーバ、すなわちステップ901~ステップ905が完了していることが分かる。したがって、PDUセッション・コンテキスト更新要求は、現在のT-gNBにおけるUEの位置情報を搬送する。
S911.SMFは、端末の参照位置が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にあると決定する。具体的には、SMFは、UEの位置情報と、UEがS-gNB上で加入している第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するマルチキャスト/ブロードキャスト・コンテキスト情報とに基づいて、UEの位置情報がマルチキャスト/ブロードキャスト・コンテキスト情報に含まれていると決定する。例えば、SMFは、マルチキャスト/ブロードキャスト・コンテキスト情報におけるエリア識別情報にターゲット・セルの識別情報が含まれていると決定してもよい。
S912.SMFは、N4セッション更新/修正要求をPSA(UPF)に送信する。
具体的には、マルチキャスト/ブロードキャスト・コンテキスト情報にUEの位置情報が含まれているとSMFが決定するときに、N4セッション更新/修正要求を使用して、第1の伝送リソースを確立するようUPFに通知する。
簡単にするために、図9の他のステップは詳細に説明されていないことを理解されたい。これらのステップは、Xnハンドオーバにおける従来技術として理解されるべきであり、詳細は再度説明されない。
この出願で提供されるマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスための通信方法によれば、端末の参照位置情報が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にあるとSMFが動的に決定するときに、PSA(UPF)は、端末にリソースを割り当てるか、又は端末に対してリソースを確立するようにトリガされ、それによりネットワーク・リソースの利用率を向上させる。
次に、ネットワーク・デバイスがS-gNBである一例を使用して、説明を提供する。
図10A及び図10Bに示すように、この実施形態は、非コサイト・セル間の端末に対してN2ハンドオーバを実行する概略フローチャートを提供する。図10A及び図10Bに示す実施形態では、ネットワーク・デバイスがS-gNBである一例が説明に使用される。
S1001.UEは、測定報告(measurement report)をS-gNBに送信する。
S1002.S-gNBは、端末の参照位置が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にあると決定する。
具体的には、S-gNBは、UEから測定報告を受信した後に、測定報告に基づいて、UEをT-gNBにハンドオーバすると決定する。測定報告は、T-gNBの識別情報及び/又はターゲット・セルの識別情報を搬送する。
S-gNBは、UEがソース基地局で加入している第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するコンテキスト情報にサービス・エリア情報を記憶する。したがって、S-gNBは、測定報告におけるT-gNBの識別情報又はターゲット・セルの識別情報が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリアに含まれていると決定する。
S1003.S-gNBは、ハンドオーバ・リクワイヤードをS-AMFに送信する。
具体的には、測定報告におけるT-gNBの識別情報又はターゲット・セルの識別情報が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリアに含まれているとS-gNBが決定するときに、S-gNBは、ハンドオーバ・リクワイヤードをS-AMFに送信する。ハンドオーバ・リクワイヤードは、ハンドオーバされるUEに関連付けられたマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのPDUセッション情報を含んでもよい。言い換えれば、PDUセッション情報には、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローがマッピングされたユニキャストQoSフローに関する情報を含む。追加的に、ハンドオーバ・リクワイヤードは、UEがハンドオーバされるターゲット・セルの識別情報をさらに含む。
S1004~S1013では、PDUセッション情報がT-gNBに送信され、T-gNBは、その情報を受信した後に、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信するために使用される伝送リソースをUEに割り当てる。
具体的には、T-gNBは、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローがマッピングされたユニキャストQoSフローに関する情報に基づいて、対応する無線ベアラをマルチキャスト/ブロードキャストQoSフローに割り当てる。言い換えれば、PDCP層からPHY層までの関係構成は、QoSパラメータの要求を満たすためのものである。要件は、例えば、帯域幅、遅延、又はジッタであってもよい。
図10A及び図10Bの他のステップは詳細に説明されていないことを理解されたい。これらのステップは、N2ハンドオーバにおける従来技術として理解されるべきであり、詳細は再度説明されない。
この出願で提供されるマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスための通信方法によれば、N2ハンドオーバ手順中に、端末の参照位置情報が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にあるとS-gNBが動的に決定するときに、端末のT-gNBは、端末にリソースを割り当てるか、又は端末に対してリソースを確立するようにトリガされ、それによりネットワーク・リソースの利用率を向上させる。
図11に示すように、この実施形態は、非コサイト・セル間の端末に対してXnハンドオーバを実行する概略フローチャートを提供する。図11に示す実施形態では、ネットワーク・デバイスがS-gNBである一例が説明に使用される。
S1101.UEは、測定報告(measurement report)をS-gNBに送信する。
S1102.S-gNBは、端末の参照位置が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にあると決定する。
具体的には、S-gNBは、UEから測定報告を受信した後に、測定報告に基づいて、UEをT-gNBにハンドオーバすると決定する。測定報告は、T-gNBの識別情報及び/又はターゲット・セルの識別情報を搬送する。
S-gNBは、UEがソース基地局で加入している第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するコンテキスト情報にサービス・エリア情報を記憶する。したがって、S-gNBは、測定報告におけるT-gNBの識別情報又はターゲット・セルの識別情報が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリアに含まれていると決定する。
S1103.S-gNBは、ハンドオーバ要求をT-gNBに送信する。
具体的には、S-gNBは、測定報告におけるT-gNBの識別情報又はターゲット・セルの識別情報が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリアに含まれていると決定するときに、ハンドオーバ要求をT-gNBに送信する。ハンドオーバ要求は、ハンドオーバされるUEに関連付けられたマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのPDUセッション情報を含んでもよい。言い換えれば、PDUセッション情報には、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローがマッピングされたユニキャストQoSフローに関する情報を含む。追加的に、ハンドオーバ要求は、UEがハンドオーバされるターゲット・セルの識別情報をさらに含む。
S1104.T-gNBは、ハンドオーバ要求応答をS-gNBに送信する。
具体的には、S1103でハンドオーバ要求を受信した後、T-gNBは、PDUセッション情報に基づいて、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信するために使用する伝送リソースをUEに割り当てる。
前述の説明(図7~図11)におけるコンテキスト情報は、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの識別情報を含んでもよく、例えば、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの識別子、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの名称、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのマルチキャスト/ブロードキャスト・アドレス、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのマルチキャスト/ブロードキャストIPアドレス、及びマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応する一時モバイル・グループ・アイデンティティ(temporary mobile group identity、TMGI)、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのセッションアドレスのうちのいずれか1つ又は1つ以上のものの組み合わせであってもよいが、これらに限定されない。コンテキスト情報は、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するサービス・エリア情報をさらに含んでもよく、例えば、地理的エリア情報、公衆陸上移動ネットワーク情報、追跡エリア情報、セルの識別情報、基地局の識別情報、基地局の中央ユニットの識別情報、基地局の分散ユニット(distributed unit、DU)の識別情報、又は市民アドレス・リスト(civil address list)を含む情報のうちの1つ以上、又は1つ以上のものの任意の組み合わせであってもよい。コンテキスト情報は、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するサービス・エリアのエリア・セッション識別子などをさらに含む。
図11の他のステップは詳細に説明されていないことを理解されたい。これらのステップは、Xnハンドオーバにおける従来技術として理解されるべきであり、詳細は再度説明されない。
この出願で提供されるマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスための通信方法によれば、Xnハンドオーバ手順中に、端末の参照位置情報が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にあるとS-gNBが動的に決定するときに、端末のT-gNBは、端末にリソースを割り当てるか、又は端末に対してリソースを確立するようにトリガされ、それによりネットワーク・リソースの利用率を向上させる。
図12は、この出願の一実施形態による、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法1200の概略フローチャートである。方法は、S-gNBからT-gNBデバイスに端末がハンドオーバされるプロセスに適用されてもよいし、コサイト・セル間で端末がハンドオーバされるプロセスに適用されてもよい。方法1200は、少なくとも以下のステップを含む。
S1201.ネットワーク・デバイスは、端末の参照位置情報を取得する。
参照位置情報は、端末の参照位置を表す。参照位置情報は、現在端末にサービスしているアクセス・ネットワーク・デバイスにおける端末の位置情報、又は端末のT-gNBにおける端末の位置情報を含む。位置情報は、セルの識別子、アクセス・ネットワーク・デバイスの識別子、追跡エリアの識別子、及び公衆陸上移動ネットワーク(public land mobile network、PLMN)の識別子のうちの少なくとも1つを含むことに留意されたい。追加的に、位置情報は、全地球測位システム(global positioning system、GPS)の地理的位置情報、セクタ識別子、PCI、アンテナ識別子、DU識別子などを含んでもよい。
任意選択で、参照位置情報が現在端末にサービスしているアクセス・ネットワーク・デバイスにおける端末の位置情報を含むときに、位置情報は、現在のサービング・セルの識別子、現在端末にサービスしているアクセス・ネットワークの識別子、現在追跡エリアの識別子などのうちの1つ以上の組み合わせであってもよい。
任意選択で、参照位置情報が端末のT-gNBにおける端末の位置情報を含むときに、位置情報は、ターゲット・セルの識別子、T-gNBの識別子、ターゲット追跡エリアの識別子などのうちの1つ以上であってもよい。
S1202.ネットワーク・デバイスは、端末の第1の伝送リソースの解放を開始し、第1の伝送リソースは、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信するために使用され、端末が端末のT-gNBを介して第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信するために使用されるリソースを含む。
具体的には、端末の参照位置が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあるとネットワーク・デバイスが決定するときに、ネットワーク・デバイスは、端末の第1の伝送リソースの解放をトリガする。第1の伝送リソースは、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信するために使用される。
解放はまた、解放をトリガすること、削除をトリガすること、削除を開始することなどとして理解されてもよいことに留意されたい。
この出願で提供されるマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法によれば、端末の参照位置が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあるとネットワーク・デバイスが決定する場合、ネットワーク・デバイスは、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信するために使用される伝送リソースの解放をトリガする。この解決策は、ネットワーク・デバイスによって実行される処理及び動作を通じて、ネットワーク・リソースを効果的に節約し、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータの無効な転送によって生じるリソース浪費を回避することができる。
任意選択で、ネットワーク・デバイスは、SMF又はS-gNBであってもよい。
最初に、ネットワーク・デバイスがSMFである一例を使用して、方法1200が説明される。具体的には、方法は、ネットワーク・デバイスが図13~図15に示すSMFである実施形態を含んでもよい。
図13に示すように、この実施形態は、端末上で実行されるコサイト・セル・ハンドオーバの概略フローチャートを提供する。
S1301.アクセス・ネットワーク・デバイスは、位置情報をAMFに報告する。
具体的には、参照位置情報は、現在端末にサービスしているアクセス・ネットワーク・デバイスにおける位置情報であってもよい。アクセス・ネットワーク・デバイスは、位置情報をAMFに報告する。位置情報は、現在端末が位置しているセルの識別情報であってもよい。
S1302.SMFは、現在のアクセス・ネットワーク・デバイスが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスをサポートしていないと決定する。
S1303.SMFは、AMFからの端末の位置情報をサブスクライブする。
任意選択で、SMFが端末から参加要求を受信し、かつ現在のアクセス・ネットワーク・デバイスがマルチキャスト/ブロードキャスト機能をサポートしていないとSMFが決定する場合、SMFは、AFMからの端末の位置情報をサブスクライブする。参加要求が、制御プレーン・シグナリングであってもよく、例えば、PDUセッション修正/確立要求(PDU session modification/establishment request)であってもよく、又は参加要求が、ユーザ・プレーン参加要求であってもよく、例えば、インターネット・グループ管理プロトコル参加(Internet group management protocol join、IGMP参加)、マルチキャスト・リスナ・ディスカバリ(multicast listener discovery、MLD)、又はマルチキャスト・リスナ報告(multicast listener report、MLR)であってもよいと理解されたい。
任意選択で、現在のアクセス・ネットワーク・デバイスがマルチキャスト/ブロードキャスト機能をサポートしておらず、かつマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのためにアクセス・ネットワーク・デバイス上に確立されたサービス・エリアがアクセス・ネットワーク・デバイスのうちの1つ以上又は全てのセルを含むとSMFが決定する場合、SMFは、AMFからの端末の位置情報をサブスクライブする。
任意選択で、現在のアクセス・ネットワーク・デバイスがマルチキャスト/ブロードキャスト機能をサポートしていないとSMFが決定する場合、SMFは、AFMからの端末の位置情報をサブスクライブする。
代替的には、SMFがMB-SMFによって送信されたマルチキャスト/ブロードキャスト・サービス確立指示を受信するときに、SMFは、AMFからの端末の位置情報をサブスクライブする。
別の可能な方式では、SMFがUDR又はPCFによって送信されたマルチキャスト/ブロードキャスト・サービス確立/修正指示を受信するときに、SMFは、AMFからの端末の位置情報をサブスクライブする。
代替的には、SMFは、UDR、PCF、又はUDMから送信されたPDUセッション修正/確立要求を受信するときに、SMFは、AMFからの端末の位置情報をサブスクライブする。
前述のAMFからの端末の位置情報をサブスクライブするようにSMFをトリガすることは、一例であって限定ではない。端末が移動するときに、端末は、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスにアクセスする瞬間に、又は他の条件によってトリガされ得ることを理解されたい。
S1304.AMFは、端末の位置情報をSMFに報告する。
具体的には、AMFは、サブスクリプション・メッセージを受信した後、第1のメッセージをSMFに返してもよい。第1のメッセージは、端末の位置情報を搬送する。
S1305.SMFは、端末の第1の伝送リソースの解放を開始する。
具体的には、UEの現在位置情報に基づいて、マルチキャスト/ブロードキャスト機能をサポートしていないアクセス・ネットワーク・デバイスの場合、又はUEがマルチキャスト/ブロードキャスト・サービス・エリア外に移動した後に、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するQoSフローが、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに関連付けられた(accociated)PDUセッションにおいて解放される。
マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するQoSフローを解放することはまた、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するQoSフローを削除することと理解されてもよいと理解されよう。
この出願で提供されるマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法によれば、端末の参照位置が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあるとネットワーク・デバイスが決定する場合、ネットワーク・デバイスは、端末の第1の伝送リソースの解放/削除をトリガ/開始し、そのため、ネットワーク・リソースを有効に節約することができ、無効転送により生じるリソースの無駄を回避することができる。
図14A及び図14Bに示すように、この実施形態は、非コサイト・セル間の端末に対してN2ハンドオーバを実行する概略フローチャートを提供する。
マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに関連付けられたPDUセッションは、ユニキャスト・フォールバック(unicast fall-back)PDUセッションと呼ばれるか、個別送達方式切り替えへの5 GC共有送達方法(5GC shared delivery method to individual delivery method switch)のPDUセッションと呼ばれるか、5 GC個別マルチキャスト/ブロードキャスト・サービス・トラフィック送達方法(5GC individual MBS traffic delivery method)に対応するPDUセッションと呼ばれるか、5 GC個別送達方法(individual delivery method)に対応するPDUセッションと呼ばれるか、又は個別送達方法(individual delivery method)に対応するPDUセッションとも呼ばれることがあると留意されたい。
PDUセッション・コンテキスト更新要求は、Nsmf_PDU Session_UpdateSMContext要求であってもよい。
具体的には、PDUセッション・コンテキスト更新要求は、PDUセッションの識別情報、T-AMFの識別情報、ハンドオーバされるUEのためにソース基地局によって選択されたターゲット・セルの識別情報(Target ID)、及びN2 SM情報(N2 SM情報)を含んでもよい。
S1409.SMFは、端末の参照位置が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあると決定する。
参照位置は、端末のT-gNBにおける端末の位置情報であってもよく、位置情報は、ターゲット・セルの識別子(Target ID)、T-gNBの識別子、ターゲット追跡エリアの識別子などであってもよい。
位置情報は、S1405でT-AMFによってSMFに送信されることを理解されたい。
UEがマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに加入するときに、SMFは、PDUセッションがマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに関連付けられていることを知る。したがって、以下の条件のいずれか1つ以上が満たされるときに、SMFは、端末の参照位置が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあると決定する。
以下、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスがT-gNB上に確立されているのかどうか、又はターゲット・セルの識別情報に対応する位置エリアがT-gNBによって確立されたマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にあるのかどうかに基づいて、区別される方式で決定条件を簡単に説明することに留意されたい。
マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスがT-gNB上で確立されていない(又は存在若しくは配信(distributed)若しくはスタート(startup)されていない)か、又はマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスがT-gNB上で確立されているが、端末のT-gNB上の端末の位置情報が、T-gNB上に確立されているマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にない。
前述が確立されていないことはまた、存在しない、配信(distributed)されていない、又はスタート(startup)されていないと理解されよう。
任意選択で、SMFは、端末がS-gNB上で加入しているマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するマルチキャスト/ブロードキャスト・コンテキスト情報を記憶しない。このケースでは、SMFは、第1のメッセージをUDR/UDM/PCFに送信する。第1のメッセージは、端末がS-gNB上で加入しているマルチキャスト/ブロードキャスト・サービス(又はセッション若しくはグループ)(すなわち、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービス、マルチキャスト/ブロードキャスト・セッション、又はマルチキャスト/ブロードキャストグループ)に対応するマルチキャスト/ブロードキャスト・コンテキスト情報(又はマルチキャスト/ブロードキャスト・セッション・コンテキスト(multicast/broadcast session context)、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービス・コンテキスト(multicast/broadcast service context)、又はマルチキャスト/ブロードキャスト・グループ・コンテキスト情報(multicast/broadcast group context))を問い合わせるためのものである。UDR/UDM/PCFは、端末がS-gNB上で加入しているマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するマルチキャスト/ブロードキャスト・コンテキスト情報を返す。SMFは、端末のT-gNBにおける端末の位置情報が、端末がS-gNB上で加入しているマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するマルチキャスト/ブロードキャスト・コンテキスト情報におけるサービス・エリア内でないと決定する。
第1のメッセージは、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応する識別情報を含んでもよく、さらに、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するサービス・エリアのエリア・セッションID(area session ID)(ローカル・エリアID(local area ID)、マルチキャスト/ブロードキャスト・セッションID(multicast/broadcast session ID)、フローID(flow ID)とも呼ばれる)を含んでもよい。
コンテキストは、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの識別情報を含むことができ、この識別情報は、例えば、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのID、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの名称、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのマルチキャスト(又はマルチキャスト)/ブロードキャスト・アドレス、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのマルチキャスト(又はマルチキャスト)/ブロードキャストIPアドレス、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するTMGI、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのセッションID(マルチキャスト/ブロードキャスト・サービス・セッションID、MBSセッションID)などの識別情報のうちの少なくとも1つであってよい。コンテキストは、さらに、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するサービス・エリアに関する情報を含み、この情報は、例えば、地理的エリア(geographic area、すなわち、1つ以上の地理的エリアに関する情報)に関する情報を指してもよいし、PLMN(1つ以上のPLMNを指してもよい)、TAI(1つ以上のTAIを指してもよい)、基地局の識別情報(1つ以上の識別情報を指してもよいが、限定されない)、セルの識別情報(1つ以上のセルの識別情報)、及び追跡エリアの識別情報(1つ以上の追跡エリアの識別情報)、基地局の中央ユニットの識別情報(central unit、CU)、及び基地局の分散ユニットの識別情報(distributed unit、DU)の位置基準(location criteria)のうちの少なくとも1つを指してもよいし、市民アドレス・テーブル(civil address list)などであってもよい。コンテキストは、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するサービス・エリアのエリア・セッション識別子をさらに含んでもよい。マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するサービス・エリアのエリア・セッション識別子は、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するサービス・エリアのエリア・セッションID(area session ID)であってもよいし、ローカル・エリアID(local area ID)、ローカル・マルチキャスト/ブロードキャスト・セッションID(multicast/broadcast session ID)、ローカル・フローID(flow ID)などと呼ばれてもよい。
任意選択で、SMFは、端末がS-gNB上で加入しているマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するマルチキャスト/ブロードキャスト・コンテキスト情報を記憶し、SMFは、端末のT-gNBにおける端末の位置情報が、端末がS-gNB上で加入しているマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するマルチキャスト/ブロードキャスト・コンテキスト情報のサービス・エリア内でないと決定する。
任意選択で、SMFは、第2のメッセージをUDR/UDM/PCFに送信し、第2のメッセージを使用して、端末のT-gNBにおける位置情報に対応するマルチキャスト/ブロードキャスト・コンテキスト情報を問い合わせてもよい。UDR/UDM/PCFは、端末のT-gNBにおける端末の位置情報に対応するマルチキャスト/ブロードキャスト・コンテキスト情報を返す。SMFは、端末のT-gNBにおける端末の位置情報に対応するマルチキャスト/ブロードキャスト・コンテキスト情報におけるエリア・セッション識別子が、端末がS-gNB上で加入しているマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するマルチキャスト/ブロードキャスト・コンテキスト情報におけるエリア・セッション識別子と異なると決定する。
任意選択で、SMFは、端末のT-gNBにおける端末の位置情報が、端末がS-gNB上で加入しているマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するマルチキャスト/ブロードキャスト・コンテキスト情報のサービス・エリア内のみにあると決定する。
任意選択で、SMFは、端末のT-gNBにおける端末の位置情報が、端末のT-gNBにおける端末の位置情報に対応するマルチキャスト/ブロードキャスト・コンテキスト情報におけるサービス・エリア内のみにあると決定する。
任意選択で、SMFは、端末のT-gNBにおける端末の位置情報に対応するマルチキャスト/ブロードキャスト・コンテキスト情報におけるエリア・セッション識別子が、端末がS-gNB上で加入しているマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するマルチキャスト/ブロードキャスト・コンテキスト情報におけるエリア・セッション識別子と異なり、さらに、T-gNBのマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するマルチキャスト/ブロードキャスト・コンテキスト情報におけるエリア・セッション識別子と異なると決定する。SMFは、第3のメッセージをUDR/UDM/PCFに送信し、第3のメッセージを使用して、T-gNBの識別情報に対応するマルチキャスト/ブロードキャスト・コンテキスト情報を問い合わせてもよい。
マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスは。T-gNB上に確立されており、端末のT-gNBにおける端末の位置情報は、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にある。言い換えれば、端末のT-gNBにおける端末の位置情報は、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのためにT-gNBによって確立された対応するコンテキスト情報のサービス・エリアに含まれる。
任意選択で、SMFは、端末のT-gNBにおける端末の位置情報が、端末がS-gNB上で加入しているマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するマルチキャスト/ブロードキャスト・コンテキスト情報におけるサービス・エリア内にないと決定する。
任意選択で、SMFは、端末がS-gNB上で加入しているマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するコンテキスト情報のサービス・エリアが、T-gNB上でマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスが確立されるとき又は確立された後に取得されるマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するコンテキスト情報のサービス・エリアとが異なると決定する。
任意選択で、SMFは、端末がS-gNB上で加入しているマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するマルチキャスト/ブロードキャスト・コンテキスト情報におけるエリア・セッション識別子が、T-gNB上でマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスが確立されている間又は確立された後に、T-gNBに対応するコンテキスト情報におけるエリア・セッション識別子と異なると決定する。
任意選択で、SMFは、端末のT-gNBにおける端末の位置情報に対応する位置エリアが、端末がS-gNB上で加入しているマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するマルチキャスト/ブロードキャスト・コンテキスト情報におけるサービス・エリア内にないと決定する。
なお、前述の決定条件は一例であって限定ではないと理解されたい。端末のT-gNBにおける端末の位置情報が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあると決定するためのものであり得る任意の条件は、この出願の保護範囲に含まれるべきである。追加的に、前述の条件の1つ以上がまた、結合決定のために組み合わせられてもよい。これは、この出願では限定されない。
S1411.SMFは、PDUセッション・コンテキスト更新応答メッセージをT-AMFに送信する。
具体的には、条件により、端末のT-gNB端末の位置情報が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にないとSMFが決定するときに、SMFは、端末の第1の伝送リソースの解放を開始する。
任意選択で、SMFによってT-AMFに送信されるPDUセッション・コンテキスト更新応答メッセージにおけるPDUセッションのユニキャストQoSフローのQoS情報は、第1のマルチキャスト/ブロードキャストQoSフローがマッピングされたユニキャストQoSフローに関する情報を含まない。言い換えれば、T-gNBが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリアにないとSMFが決定するときに、SMFは、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するQoSフローを作成しない。したが、SMFは、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するQoSフローに対応する無線リソースの設定/準備/確立するようT-gNBに通知しない。
任意選択で、SMFは、T-AMFを介して、第1の伝送リソースが無効であることを端末のT-gNBに通知してもよい。
任意選択で、SMFは、T-AMFを介して、第1の伝送リソースに対応する無線リソースを確立/準備しないよう端末のT-gNBに通知してもよい。
任意選択で、SMFは、T-AMFを介して、第1の伝送リソースの識別子を端末のT-gNBに送信しなくてもよい。具体的には、アクセス・ネットワーク・デバイスは、QFIに対応するQoSパラメータに基づいてエア・インターフェース・リソースを割り当てる、すなわち、QFIをデータ無線ベアラ(Data Radio Bearer、DRB)にマッピングするため、DRB識別子によって識別されるデータ無線ベアラは、エア・インターフェース・リソース設定の全体セットに対応する。したがって、セッション管理機能ネットワーク要素は、QFI識別子を基地局に送信せず、そのため、T-gNBはDRBをQFIに割り当てない。
SMFが端末の第1の伝送リソースの解放を開始することについて説明する。
(1)マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに関連付けられたPDUセッションが、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローがマッピングされたユニキャストQoSフローのみを含む場合、SMFが第1の伝送リソースを解放するよう端末のT-gNBに通知することは、以下の動作の1つ以上を含んでもよい。
任意選択で、SMFは、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに関連付けられたPDUセッションを転送しなくてもよい(又は、SMFは、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに関連付けられたPDUセッションの転送を無効(disable)にしてもよい)。例えば、3GPP TS 38.413で定義されたハンドオーバ要求情報要素によって形成された階層構造に基づいて、SMFは、データ転送不可能情報要素に対して対応する動作を実行してもよい。
任意選択で、SMFは、T-gNB上で関係するエア・インターフェースの確立を必要とするQoSフロー・リストに、マッピングされたユニキャストQoSフローを含めない。例えば、SMFは、QoSフロー・セットアップ要求リストにおいてマッピングされたユニキャストQoSフローに対応するQoSフロー・セットアップ要求項目を含まない。
任意選択で、SMFは、QoSフロー・セットアップ要求リストにおいてマッピングされたユニキャストQoSフローに対応するQoSフロー・セットアップ要求項目を含むが、SMFは、QoSフロー識別子及びQoSフロー・レベルQoSパラメータに対するパラメータ・パディングを実行しない。代替的には、SMFは、QoSフロー識別子、QoSフロー・レベルQoSパラメータ、及びE-RAB IDに対するパラメータ・パディングを実行しない。代替的には、SMFは、QoSフロー識別子に対するパラメータ・パディングを実行しない。代替的には、SMFは、QoSフロー・レベルQoSパラメータに対するパラメータ・パディングを実行しない。代替的には、SMFは、E-RAB IDなどに対するパラメータ・パディングを実行しない。
パラメータ・パディングは、例えば、形式のパラメータに対応する実際のパラメータ、変数に対応する実際のパラメータ、情報要素に対応する実際の値、又はフィールドに対応する値であってもよいと理解されたい。
(2)マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに関連付けられたPDUセッションが、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローがマッピングされたユニキャストQoSフローに加えて、別のユニキャストQoSフローをさらに含む場合、SMFは、第1の伝送リソースを解放するよう端末のT-gNBに通知する。SMFが上記の端末の第1の伝送リソースの解放を開始することも適用可能である。以下の動作のうちの1つ以上がさらに含まれてもよい。
任意選択で、SMFは、T-gNB上で関係するエア・インターフェースの確立を必要とするQoSフロー・リストに、マッピングされたユニキャストQoSフローを含めない。例えば、SMFは、QoSフロー・セットアップ要求リストにおいてマッピングされたユニキャストQoSフローに対応するQoSフロー・セットアップ要求項目を含まない。
任意選択で、SMFは、QoSフロー・セットアップ要求リストにおいてマッピングされたユニキャストQoSフローに対応するQoSフロー・セットアップ要求項目を含むが、SMFは、QoSフロー識別子及びQoSフロー・レベルQoSパラメータに対するパラメータ・パディングを実行しない。代替的には、SMFは、QoSフロー識別子、QoSフロー・レベルQoSパラメータ、及びE-RAB IDに対するパラメータ・パディングを実行しない。代替的には、SMFは、QoSフロー識別子に対するパラメータ・パディングを実行しない。代替的には、SMFは、QoSフロー・レベルQoSパラメータに対するパラメータ・パディングを実行しない。代替的には、SMFは、E-RAB識別子などに対するパラメータ・パディングを実行しない。
パラメータ・パディングは、例えば、形式のパラメータに対応する実際のパラメータ、変数に対応する実際のパラメータ、情報要素に対応する実際の値、又はフィールドに対応する値であってもよいと理解されたい。
マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに関連付けられたPDUセッションは、ユニキャスト・フォールバック(unicast fall-back)PDUセッションと呼ばれるか、個別送達方式切り替えへの5 GC共有送達方法(5GC shared delivery method to individual delivery method switch)のPDUセッションと呼ばれるか、5 GC個別マルチキャスト/ブロードキャスト・サービス・トラフィック送達方法(5GC individual MBS traffic delivery method)に対応するPDUセッションと呼ばれるか、5 GC個別送達方法(individual delivery method)に対応するPDUセッションと呼ばれるか、又は個別送達方法(individual delivery method)に対応するPDUセッションとも呼ばれることがあると留意されたい。
なお、前述の決定条件は一例であって限定ではないと理解されたい。端末の参照位置情報が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあると決定するためのものであり得る任意の条件は、この出願の保護範囲に含まれるべきである。追加的に、前述の条件の1つ以上がまた、結合決定のために組み合わせられてもよい。これは、この出願では限定されない。
図14A及び図14Bの他のステップは詳細に説明されていないことを理解されたい。これらのステップは、N2ハンドオーバにおける従来技術として理解されるべきであり、詳細は再度説明されない。
この出願で提供されるマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法によれば、端末の参照位置が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあるとSMEが決定する場合、SMEは、端末の第1の伝送リソースの解放を開始するよう端末のターゲット・アクセス・ネットワークデバイスに通知し、そのため、ネットワーク・リソースを有効に節約することができ、無効転送により生じるリソースの無駄を回避することができる。
図15に示すように、この実施形態は、非コサイト・セル間の端末に対してXnハンドオーバを実行する概略フローチャートを提供する。図15に示すXnハンドオーバ・プロセスでは、SMFは、現在端末にサービスしているアクセス・ネットワーク・デバイスの位置情報(UE Location Information)を取得する。言い換えれば、このケースでは、端末にサービスするアクセス・ネットワーク・デバイスはターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスであり、SMFは、第1の伝送リソースを解放するようにUPFに通知する。
以下のステップが、具体的には含まれる。
S1507.AMFは、PDUセッション・コンテキスト更新要求をSMFに送信する。
PDUセッション・コンテキスト更新要求は、UEの参照位置情報(例えば、UE Location Information)を含む。参照位置情報は、現在端末にサービスしているアクセス・ネットワーク・デバイスにおける位置情報であってもよい。位置情報は、現在のサービング・セルの識別子、現在のサービング・アクセス・ネットワーク・デバイスの識別子、現在の追跡エリアの識別子などの1つ以上であってもよい。
S1511.SMFは、端末の参照位置情報が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあると決定する。
具体的には、SMFは、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するコンテキストにおける第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリアに関する情報と参照位置情報とに基づいて、端末が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあると決定する。
以下、端末の参照位置が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあるとSMFが決定することについて詳細に説明する。
以下、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスがT-gNB上に確立されているのか、又はUEの参照位置情報(例えば、UE Location Information)がT-gNBによって確立されたマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にあるのかどうかに基づいて、区別される方式で決定条件を簡単に説明することに留意されたい。
マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスがT-gNB上に確立されていないか、又はマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスがT-gNB上に確立されているが、現在端末にサービスしているアクセス・ネットワーク・デバイスにおける端末の位置情報(例えば、UE Location Information)が、T-gNB上に確立されたマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にない。
任意選択で、SMFは、端末がS-gNB上で加入しているマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するマルチキャスト/ブロードキャスト・コンテキスト情報を記憶しない。このケースでは、SMFは、第1のメッセージをUDR/UDM/PCFに送信する。第1のメッセージは、端末がS-gNB上で加入しているマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するマルチキャスト/ブロードキャスト・コンテキスト情報を問い合わせるためのものである。UDR/UDM/PCFは、端末がS-gNB上で加入しているマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するマルチキャスト/ブロードキャスト・コンテキスト情報を返す。SMFは、現在端末にサービスしているアクセス・ネットワーク・デバイスにおける端末の位置情報が、端末がS-gNB上で加入しているマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するマルチキャスト/ブロードキャスト・コンテキスト情報におけるサービス・エリア内にないと決定する。
任意選択で、SMFは、端末がS-gNB上で加入しているマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するマルチキャスト/ブロードキャスト・コンテキスト情報を記憶し、SMFは、現在端末にサービスしているアクセス・ネットワーク・デバイスにおける端末の位置情報が、端末がS-gNB上で加入しているマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するマルチキャスト/ブロードキャスト・コンテキスト情報のサービス・エリア内にないと決定する。
任意選択で、SMFは、第2のメッセージをUDR/UDM/PCFに送信し、第2のメッセージを使用して、現在端末にサービスしているアクセス・ネットワーク・デバイスにおける端末の位置情報に対応するマルチキャスト/ブロードキャスト・コンテキスト情報を問い合わせてもよい。UDR/UDM/PCFは、現在端末をサービスしているアクセス・ネットワーク・デバイスにおける端末の位置情報に対応するマルチキャスト/ブロードキャスト・コンテキスト情報を返す。SMFは、現在端末にサービスしているアクセス・ネットワーク・デバイスにおける端末の位置情報に対応するマルチキャスト/ブロードキャスト・コンテキスト情報におけるエリア・セッション識別子が、端末がS-gNB上で加入しているマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するマルチキャスト/ブロードキャスト・コンテキスト情報におけるエリア・セッション識別子と異なると決定する。
任意選択で、SMFは、現在端末にサービスしているアクセス・ネットワーク・デバイスにおける端末の位置情報が、端末がS-gNB上で加入しているマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するマルチキャスト/ブロードキャスト・コンテキスト情報におけるサービス・エリア内のみにあると決定する。
任意選択で、SMFは、現在端末にサービスしているアクセス・ネットワーク・デバイスにおける端末の位置情報が、端末のT-gNBにおける端末の位置情報に対応するマルチキャスト/ブロードキャスト・コンテキスト情報におけるサービス・エリア内のみにあると決定する。
任意選択で、SMFは、現在端末にサービスしているアクセス・ネットワーク・デバイスにおける端末の位置情報に対応するマルチキャスト/ブロードキャスト・コンテキスト情報におけるエリア・セッション識別子が、端末がS-gNB上で加入しているマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するマルチキャスト/ブロードキャスト・コンテキスト情報におけるエリア・セッション識別子と異なり、さらに、T-gNBのマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するマルチキャスト/ブロードキャスト・コンテキスト情報におけるエリア・セッション識別子と異なると決定する。SMFは、第3のメッセージをUDR/UDM/PCFに送信し、第3のメッセージを使用して、T-gNBの識別情報に対応するマルチキャスト/ブロードキャスト・コンテキスト情報を問い合わせてもよい。
マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスは、T-gNB上に確立されており、現在端末にサービスしているアクセス・ネットワーク・デバイスにおける端末の位置情報は、T-gNB上に確立されているマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にある。言い換えれば、現在端末にサービスしているアクセス・ネットワーク・デバイスにおける端末の位置情報は、マルチキャスト/ブロードキャスト/ブロードキャスト・サービスのためにT-gNBによって確立された対応するコンテキスト情報のサービス・エリアに含まれる。
任意選択で、SMFは、現在端末にサービスしているアクセス・ネットワーク・デバイスにおける端末の位置情報が、端末がS-gNB上で加入しているマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するマルチキャスト/ブロードキャスト・コンテキスト情報におけるサービス・エリア内にないと決定する。
任意選択で、SMFは、端末がS-gNB上で加入しているマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するコンテキスト情報のサービス・エリアが、T-gNB上でマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスが確立されるとき又は確立された後に取得されるマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するコンテキスト情報のサービス・エリアとが異なると決定する。
任意選択で、SMFは、端末がS-gNB上で加入しているマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するコンテキスト情報のサービス・エリアが、T-gNB上でマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスが確立されるとき又は確立された後に取得されるマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するコンテキスト情報のサービス・エリアとが異なると決定する。
任意選択で、SMFは、端末がS-gNB上で加入しているマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するマルチキャスト/ブロードキャスト・コンテキスト情報におけるエリア・セッション識別子が、T-gNB上でマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスが確立されている間又は確立された後に、T-gNBに対応するコンテキスト情報におけるエリア・セッション識別子と異なると決定する。
任意選択で、SMFは、現在端末にサービスしているアクセス・ネットワーク・デバイスにおける端末の位置情報に対応する位置エリアが、端末がS-gNB上で加入しているマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するマルチキャスト/ブロードキャスト・コンテキスト情報におけるサービス・エリア内にないと決定する。
なお、前述の決定条件は一例であって限定ではないと理解されたい。現在端末にサービスしているアクセス・ネットワーク・デバイスにおける端末の位置情報が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあると決定するためのものであり得る任意の条件は、この出願の保護範囲に含まれるべきである。追加的に、前述の条件の1つ以上がまた、結合決定のために組み合わせられてもよい。これは、この出願では限定されない。
S1512.SMFは、N4セッション更新/修正要求をUPFに送信する。
具体的には、SMFは、N4セッション更新/修正要求をUPFに送信する。その要求は、第1の伝送リソースを解放するようUPFに通知する指示情報を含む。
結論として、Xnハンドオーバ手順では、端末の現在のアクセス・ネットワーク・デバイスにおける端末の位置情報(すなわち、ターゲット基地局における位置情報、すなわち、S1507でもたらされるUE位置情報)が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にないとSMFが決定するときに、SMFは、UPFにN4セッション更新/修正要求又はPFCPセッション更新/修正要求を送信することによって、第1の伝送リソースを解放/削除/無効にするようUPFに通知する。N4セッション更新/修正要求は、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのQoSフローに対応するPDRを含まず、FAR、QER、又はURRのうちの1つ以上を含まなくてもよい。
具体的には、SMFがUPFに対してN4セッション更新/修正要求又はPFCPセッション更新/修正要求を送信することによって、第1の伝送リソースを解放するようUPFに通知することは、以下の動作のうちの1つ以上を含んでもよい。
(1)マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに関連付けられたPDUセッションが、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローがマッピングされたユニキャストQoSフローに加えて、別のユニキャストQoSフローをさらに含む場合、3GPP TS 29.502及び38.413で定義された経路切り替え要求転送情報要素に基づいて階層構造が形成される。任意選択で、「経路切り替え要求転送」の「QoSフロー受け入れリスト」が、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローがマッピングされたユニキャストQoSフローを含む場合、SMFは、「QoSフロー許可リスト」から、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローに対応する項目を削除する(又は、項目を解放するか、若しくは項目をヌルにセットする)。
任意選択で、「経路切り替え要求転送」の「QoSフロー受け入れリスト」が、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローがマッピングされたユニキャストQoSフローを含む場合、SMFは、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローに対応する項目に含まれるパラメータ、すなわち「QoSフロー識別子」をヌルにセットする。
任意選択で、「経路切り替え要求転送」の「QoSフロー受け入れリスト」が、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローがマッピングされたユニキャストQoSフローを含む場合、SMFは、PFCPセッション・コンテキストを確立、追加、修正、又は更新(adding or modifying)するときに、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローに対応するPDR若しくは複数のPDR、FAR若しくは複数のFARなどを確立、追加、修正、又は更新しないか、又はマルチキャスト/ブロードキャストQoSフローに対応するPDR若しくは複数のPDR、FAR若しくは複数のFARなどをPSA-UPF/UPFに提供しない。
任意選択で、「経路切り替え要求転送」の「QoSフロー受け入れリスト」が、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローがマッピングされたユニキャストQoSフローを含む場合、SMFは、PFCPセッション・コンテキストを確立、追加、修正、又は更新するときに、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローに対応するPDR若しくは複数のPDRなどを確立、追加、修正、又は更新しないか、又はマルチキャスト/ブロードキャストQoSフローに対応するPDR若しくは複数のPDRなどをPSA-UPF/UPFに提供しない。
任意選択で、「経路切り替え要求転送」の「QoSフロー受け入れリスト」が、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローがマッピングされたユニキャストQoSフローを含む場合、SMFは、PFCPセッション・コンテキストを確立、追加、修正、又は更新(adding or modifying)するとき/前/後に、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローに対応するFAR若しくは複数のFAR、QER若しくは複数のQERなどを確立、追加、修正、又は更新しないか、又はマルチキャスト/ブロードキャストQoSフローに対応するFAR若しくは複数のFAR、QER若しくは複数のQERなどをPSA-UPF/UPFに提供しない。
任意選択で、「経路切り替え要求転送」の「QoSフロー受け入れリスト」が、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローがマッピングされたユニキャストQoSフローを含む場合、PFCPセッション・コンテキストを確立、追加、修正、又は更新するとき/前/後に、SMFは、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローに対応するPDR若しくは複数PDR、FAR若しくは複数のFAR、QER又は複数のQER、URR又は複数のURRなどを確立、追加、修正、又は更新しないか、又はマルチキャスト/ブロードキャストQoSフローに対応するPDR若しくは複数PDR、FAR若しくは複数のFAR、QER若しくは複数のQER、URR若しくはURRなどをPSA-UPF/UPFに提供しない。
任意選択で、「経路切り替え要求転送」の「QoSフロー受け入れリスト」が、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローがマッピングされたユニキャストQoSフローを含む場合、SMFは、PFCPセッション・コンテキストを確立、追加、修正、又は更新するとき/前/後に、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローに対応するPDR若しくは複数のPDRを確立、追加、修正、又は更新しないか、又はマルチキャスト/ブロードキャストQoSフローに対応するPDR若しくは複数のPDRをPSA-UPF/UPFに提供しない。
任意選択で、「経路切り替え要求転送」の「QoSフロー受け入れリスト」が、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローがマッピングされたユニキャストQoSフローを含む場合、SMFは、PFCPセッション・コンテキストを確立、追加、修正、又は更新するとき/前/後に、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローに対応するPDR若しくは複数のPDR、FAR若しくは複数のFARを確立、追加、修正、又は更新しないか、又はマルチキャスト/ブロードキャストQoSフローに対応するPDR若しくは複数のPDR、FAR若しくは複数のFARをPSA-UPF/UPFに提供しない。
任意選択で、「経路切り替え要求転送」の「QoSフロー受け入れリスト」が、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローがマッピングされたユニキャストQoSフローを含む場合、SMFは、PFCPセッション・コンテキストを確立、追加、修正、又は更新(adding or modifying)するとき/前/後に、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローに対応するPDR若しくは複数のPDR、FAR若しくは複数のFAR、QER若しくは複数のQERを確立、追加、修正、又は更新しないか、又はマルチキャスト/ブロードキャストQoSフローに対応するPDR若しくは複数のPDR、FAR若しくは複数のFAR、QER若しくは複数のQERをPSA-UPF/UPFに提供しない。
任意選択で、「経路切り替え要求転送」の「QoSフロー受け入れリスト」が、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローがマッピングされたユニキャストQoSフローを含む場合、SMFは、PFCPセッション・コンテキストを確立、追加、修正、又は更新(adding or modifying)するとき/前/後に、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローに対応するFAR若しくは複数のFAR、QER若しくは複数のQER、URR若しくは複数のURRを確立、追加、修正、又は更新しないか、又はマルチキャスト/ブロードキャストQoSフローに対応するFAR若しくは複数のFAR、QER若しくは複数のQER、URR若しくは複数のURRをPSA-UPF/UPFに提供しない。
(2)マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに関連付けられたPDUセッションが、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローがマッピングされたユニキャストQoSフローのみを含む場合、SMFが上記端末の第1の伝送リソースの解放を開始することも適用可能である。
ここでは、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに関連付けられたPDUセッションはまた、ユニキャスト・フォールバック(unicast fall-back)PDUセッション、5 GC共有送達方式対個別送達方法切り替え(5GC shared delivery method to individual delivery method switch)に対するPDUセッション、5 GC個別送達方法(individual delivery method)に対応するPDUセッション、又は個別送達方法(individual delivery method)に対応するPDUセッションと呼ばれることがある。
図15の他のステップは詳細に説明されていないことを理解されたい。これらのステップは、Xnハンドオーバにおける従来技術として理解されるべきであり、詳細は再度説明されない。
この出願で提供されるマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法によれば、端末の参照位置が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあるとSMEが決定する場合、SMEは、端末の第1の伝送リソースの解放を開始するようUPFに通知し、そのため、ネットワーク・リソースを有効に節約することができ、無効転送により生じるリソースの無駄を回避することができる。
第2に、ネットワーク・デバイスがS-gNBである一例を使用して、方法1200が説明される。
最初に、図16A及び図16Bに示すように、方法1200をN2ハンドオーバ・シナリオに適用することについて説明される。このシナリオでは、方法1200は、S-gNBがマルチキャスト/ブロードキャスト機能をサポートし、かつT-gNBがマルチキャスト/ブロードキャスト機能をサポートしないシナリオ、S-gNBとT-gNBの両方がマルチキャスト/ブロードキャスト機能をサポートするシナリオ、又はS-gNBがマルチキャスト/ブロードキャスト機能をサポートせず、かつT-gNBがマルチキャスト/ブロードキャスト機能をサポートするシナリオに適用可能である。
具体的には、ハンドオーバは以下のステップを含んでもよい。
S1601.UEは、測定報告(measurement report)をS-gNBに送信する。これに対応して、S-gNBは、測定報告を受信し、ターゲット・セルを決定し、UEをターゲット・セルが位置するT-gNBにハンドオーバすることを決定する。
S1602.S-gNBは、UEの参照位置情報が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にないと決定する。参照位置情報は、端末のT-gNBにおける端末の位置情報であってもよく、位置情報は、ターゲット・セルの識別子、T-gNBの識別子、対象追跡エリアの識別子などであってもよい。
具体的には、S-gNBがターゲット・セルを選択した後、端末がS-gNB上の第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに参加するときに取得された対応コンテキスト情報にサービス・エリアを記憶する。したがって、S-gNBは、端末のターゲット・セルにおける端末の位置情報が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にないと決定してもよい。
次いで、S-gNBは、S1603~S1606を介して、第1の伝送リソースを解放又は削除するようSMFに通知する。
具体的には、S-gNBは、3GPP TS 38.413で定義されたハンドオーバ・リクワイヤード情報要素によって形成される階層構造におけるハンドオーバ・リクワイヤード情報要素に基づいて動作を実行する。例えば、以下の方式のうちの1つ以上が使用されてもよいが、これらに限定されない。
(1)マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに関連付けられたPDUセッションが、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローがマッピングされたユニキャストQoSフローのみを含む場合、S-gNBは、以下の動作を実行してもよい。
任意選択で、S-gNBは、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローがマッピングされたユニキャストQoSフローに対応するQoSフロー情報項目において「DL転送」情報要素を含まない。
任意選択で、S-gNBは、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローがマッピングされたユニキャストQoSフローに対応するQoSフロー情報項目において「DL転送」情報要素を含むが、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローがマッピングされたユニキャストQoSフローを、提案された(又は推奨された)下りリンク転送にセットしない(3GPP TS 38413によれば、英語では「it is set to 「DL forwarding proposed」」と説明される)。
任意選択で、S-gNBは、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローがマッピングされたユニキャストQoSフローに対応するQoSフロー情報項目において「DL転送」情報要素を含むが、DL転送に対するパラメータ・パディングを実行しない。
マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローがマッピングされたユニキャストQoSフローは、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローに対応するユニキャストQoSフローとして理解されてもよいと留意されたい。
パラメータ・パディングは、例えば、形式のパラメータに対応する実際のパラメータ、変数に対応する実際のパラメータ、情報要素に対応する実際の値、又はフィールドに対応する値であってもよいと理解されたい。
(2)マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに関連付けられたPDUセッションが、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローがマッピングされたユニキャストQoSフローに加えて、別のユニキャストQoSフローをさらに含む場合、S-gNBは、前述の方法に加えて、以下の動作をさらに行ってもよい。以下の動作は網羅的なものではなく、限定されるものではないと留意されたい。
代替的には、S-gNBは、QoSフロー情報リストにいかなるQoSフロー情報項目も含まないか、又はQoSフロー情報リストをヌルにセットしてもよい。
ここでは、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに関連付けられたPDUセッションはまた、ユニキャスト・フォールバック(unicast fall-back)PDUセッション、5 GC共有送達方式対個別送達方法切り替え(5GC shared delivery method to individual delivery method switch)に対するPDUセッション、5 GC個別送達方法(individual delivery method)に対応するPDUセッション、又は個別送達方法(individual delivery method)に対応するPDUセッションと呼ばれることがある。
図16A及び図16Bの他のステップは詳細に説明されていないことを理解されたい。これらのステップは、N2ハンドオーバにおける従来技術として理解されるべきであり、詳細は再度説明されない。
この出願で提供されるマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法によれば、端末の参照位置が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあるとS-gNBが決定する場合、S-gNBは、端末の第1の伝送リソースの解放を開始するようSMFに通知し、そのため、ネットワーク・リソースを有効に節約することができ、無効転送により生じるリソースの無駄を回避することができる。
次に、図17に示すように、S-gNBであるネットワーク・デバイスをXnハンドオーバ・シナリオに適用することが説明される。このシナリオでは、S-gNBであるネットワーク・デバイスは、S-gNBがマルチキャスト/ブロードキャスト機能をサポートし、T-gNBがマルチキャスト/ブロードキャスト機能をサポートしないシナリオに適用可能である。
S1701.UEは、測定報告をS-gNBに送信し、これに対応して、S-gNBは、測定報告を受信し、ターゲット・セルを決定し、ターゲット・セルが位置するT-gNBにUEをハンドオーバすることを決定する。
S1702.S-gNBは、UEの参照位置情報が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にないと決定する。参照位置情報は、端末のT-gNBにおける端末の位置情報であってもよく、位置情報は、ターゲット・セルの識別子、T-gNBの識別子、対象追跡エリアの識別子などであってもよい。
具体的には、S-gNBがターゲット・セルを選択した後、端末がS-gNB上の第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに参加するときに取得された対応コンテキスト情報にサービス・エリアを記憶する。したがって、S-gNBは、端末のターゲット・セルにおける端末の位置情報が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にないと決定してもよい。
次いで、S-gNBは、S1703~S1708を介して、第1の伝送リソースを解放又は削除するようSMFに通知する。
具体的には、S-gNBは、3GPP TS38.423で定義されたハンドオーバ要求情報要素によって形成される階層構造におけるハンドオーバ要求情報要素に基づいて動作を実行する。例えば、以下の方式のうちの1つ以上が使用されてもよいが、これらに限定されない。
(1)マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに関連付けられたPDUセッションが、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローがマッピングされたユニキャストQoSフローのみを含む場合、S-gNBは、以下の動作を実行してもよい。
任意選択で、S-gNBは、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローがマッピングされたユニキャストQoSフローに対応するセットアップ対象QoSフロー項目における「QoSフロー識別子」情報要素を含まない。
任意選択で、S-gNBは、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローがマッピングされたユニキャストQoSフローに対応するセットアップ対象QoSフロー項目において「QoSフロー・レベルQoSパラメータ」情報要素を含まない。
任意選択で、S-gNBは、「セットアップ対象QoSフロー・リスト」において、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローがマッピングされたユニキャストQoSフローに対応する「セットアップ対象QoSフロー項目」情報要素を含まない。
任意選択で、S-gNBは、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローがマッピングされたユニキャストQoSフローに対応するセットアップ対象QoSフロー項目において「QoSフロー識別子」情報要素を含むが、QoSフロー識別子に対するパラメータ・パディングを実行しない。
任意選択で、S-gNBは、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローがマッピングされたユニキャストQoSフローに対応するセットアップ対象QoSフロー項目において「QoSフロー・レベルQoSパラメータ」情報要素を含むが、「QoSフロー・レベルQoSパラメータ」に対するパラメータ・パディングを実行しない。
任意選択で、S-gNBは、「セットアップ対象QoSフロー・リスト」において、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローがマッピングされたユニキャストQoSフローに対応する「セットアップ対象QoSフロー項目」情報要素を含むが、「セットアップ対象QoSフロー項目」に対するパラメータ・パディングを実行しない。
パラメータ・パディングは、例えば、形式のパラメータに対応する実際のパラメータ、変数に対応する実際のパラメータ、情報要素に対応する実際の値、又はフィールドに対応する値であってもよいと理解されたい。
(2)マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに関連付けられたPDUセッションが、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローがマッピングされたユニキャストQoSフローに加えて、別のユニキャストQoSフローをさらに含む場合、S-gNBは、前述の方法に加えて、以下の動作をさらに実行してもよい。
任意選択で、S-gNBは、「セットアップ対象QoSフロー・リスト」において、いかなる「セットアップ対象QoSフロー項目」を含まない。
任意選択で、S-gNBは、「セットアップ対象QoSフロー・リスト」において、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローがマッピングされたユニキャストQoSフローに対応する「セットアップ対象QoSフロー項目」を含むが、「セットアップ対象QoSフロー項目」に対するパラメータ・パディングを実行しない。
任意選択で、S-gNBは、「セットアップ対象PDUセッション・リソース項目」において、「セットアップ対象QoSフロー・リスト」情報要素を含まない。
任意選択で、S-gNBは、「セットアップ対象PDUセッション・リソース項目」において、「セットアップ対象QoSフロー・リスト」情報要素を含むが、「セットアップ対象QoSフロー・リスト」についてパラメータ・パディンを実行しない。
任意選択で、S-gNBは、「セットアップ対象PDUセッション・リソース・リスト」において、情報要素「セットアップ対象PDUセッション・リソース項目」を含まない。
任意選択で、S-gNBは、「セットアップ対象PDUセッション・リソース・リスト」において、情報要素「セットアップ対象PDUセッション・リソース項目」を含むが、「セットアップ対象PDUセッション・リソース項目」に対するパラメータ・パディングを実行しない。
マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに関連付けられたPDUセッションは、ユニキャスト・フォールバック(unicast fall-back)PDUセッションと呼ばれるか、個別送達方式切り替えへの5 GC共有送達方法(5GC shared delivery method to individual delivery method switch)のPDUセッションと呼ばれるか、5 GC個別マルチキャスト/ブロードキャスト・サービス・トラフィック送達方法(5GC individual MBS traffic delivery method)に対応するPDUセッションと呼ばれるか、5 GC個別送達方法(individual delivery method)に対応するPDUセッションと呼ばれるか、又は個別送達方法(individual delivery method)に対応するPDUセッションとも呼ばれることがあると留意されたい。
図17の他のステップは詳細に説明されていないことを理解されたい。これらのステップは、Xnハンドオーバにおける従来技術として理解されるべきであり、詳細は再度説明されない。
この出願で提供されるマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法によれば、端末の参照位置が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあるとS-gNBが決定する場合、S-gNBは、端末の第1の伝送リソースの解放を開始するようSMFに通知し、そのため、ネットワーク・リソースを有効に節約することができ、無効転送により生じるリソースの無駄を回避することができる。
図18は、この出願の一実施形態による、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法1800の概略フローチャートである。方法1800は、少なくとも以下のステップを含む。
方法1800は、S-gNBが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスをサポートしないが、T-gNBが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスをサポートするシナリオに適用可能であると留意されたい。
具体的には、以下のステップが含まれる。
S1810.T-gNBは、端末の参照位置情報を取得し、参照位置情報は、端末の参照位置を表す。
任意選択で、T-gNBは、S-gNBから端末の参照位置情報を受信する。参照位置情報は、端末のT-gNBにおける端末の位置情報を含む。
任意選択で、T-gNBは、S-gNBからハンドオーバ要求情報を受け付けてもよく、ハンドオーバ要求情報は、T-gNBにおける端末の位置情報を含む。
S1820.T-gNBは、端末のS-gNBからの端末に対する第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータの転送を受け付けない。
代替的には、T-gNBは、S-gNBからの端末に対する第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータの転送を破棄する。
具体的には、端末の参照位置が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあるときに、T-gNBは、端末のソース・アクセス・ネットワーク・デバイスからの端末に対する第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータの転送を受け付けない/破棄する。
マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに関連付けられたPDUセッションは、ユニキャスト・フォールバック(unicast fall-back)PDUセッションと呼ばれるか、個別送達方式切り替えへの5 GC共有送達方法(5GC shared delivery method to individual delivery method switch)のPDUセッションと呼ばれるか、5 GC個別マルチキャスト/ブロードキャスト・サービス・トラフィック送達方法(5GC individual MBS traffic delivery method)に対応するPDUセッションと呼ばれるか、5 GC個別送達方法(individual delivery method)に対応するPDUセッションと呼ばれるか、又は個別送達方法(individual delivery method)に対応するPDUセッションとも呼ばれることがあると留意されたい。
例えば、実施形態は、図19に示すように、Xnハンドオーバ・シナリオに適用されてもよい。
具体的には、以下の主要なステップが含まれる。
S1902.S-gNBは、ハンドオーバ要求をT-gNBに送信する。
例えば、ハンドオーバ要求は、ハンドオーバされるUEのPDUセッション情報を含んでもよい。PDUセッション情報は、PDUセッションの識別子と、PDUセッションに含まれるユニキャストQoSフローに対応するQoS情報とを含んでもよい。ハンドオーバされるUEのPDUセッション情報がマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスにさらに関連付けられている場合、PDUセッション情報は、関連付けられたマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するQoSフローに対応するQoS情報をさらに含む。例えば、ユニキャストQoSフローのQoS情報は、ユニキャストQFIとユニキャストQoSフローに対応するQoSパラメータとを含み、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのQoSフローのQoS情報は、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するマルチキャスト/ブロードキャストQFIがマッピングされたユニキャストQFIとQFIに対応するQoSパラメータと含む。
追加的に、ハンドオーバ要求は、S-gNBがT-gNBに転送することを期待するQoSフローのQFIと、S-gNBによって生成された転送トンネル・エンドポイント識別子とをさらに含んでもよい。例えば、S-gNBがT-gNBに転送することを期待するQoSフローは、ユニキャストQoSフロー(マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローがマッピングされたユニキャストQoSフローを含む)であってもよい。
追加的に、3 GPP TS 38.423におけるハンドオーバ要求情報要素の定義によれば、ハンドオーバ要求は、ソース基地局上のUEに対応する位置情報又は位置エリア(例えば、Global NG-RAN Node ID)をさらに含んでもよい。
S1903.端末の参照位置情報が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあるとT-gNBが決定するときに、T-gNB端末のS-gNBからの端末に対する第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータの転送を受け付けない。
具体的には、T-gNBが他の端末がT-gNB上で加入している第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するコンテキスト情報にサービス・エリアを記憶している場合、T-gNBは、S-gNB上の端末に対応する位置情報がサービス・エリア内にないと決定する。
T-gNBは、3GPP TS 38.423におけるハンドオーバ要求情報要素の定義にしたがって、以下の動作を実行してもよい。以下の動作は網羅的なものではなく、限定されるものではないと留意されたい。
(1)マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに関連付けられたPDUセッションが、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローがマッピングされたユニキャストQoSフローを含む場合、T-gNBは、以下の動作を実行してもよい。
任意選択で、T-gNBは、「QoSフロー許可リスト」にQoSフローに対応する項目を含むことを推奨しなくてもよい(又は含まなくてもよい)。
任意選択で、T-gNBは、「QoSフロー許可リスト」にQoSフローに対応する項目を含むことを推奨してもよい(又は含んでもよい)が、QoSフローに対応する項目に対するパラメータ・パディングを実行しない。
任意選択で、T-gNBは、「QoSフロー許可リスト」にQoSフローに対応する項目を含むことを推奨しなくてもよく(又は含まなくてもよく)、T-gNBは、「QoSフロー非許可リスト」にQoSフローに対応する項目を含むことを推奨してもよい(又は含んでもよい)。
任意選択で、T-gNBは、「QoSフロー許可リスト」にQoSフローに対応する項目を含むことを推奨しなくてもよく(又は含まなくてもよく)、T-gNBは、「データ転送についてのQoSフロー受け付けリスト」にQoSフローに対応する項目を含むことを推奨しなくてもよい(又は含まなくてもよい)。
任意選択で、T-gNBは、「QoSフロー許可リスト」にQoSフローに対応する項目を含めることを推奨しなくてもよく(又は含まなくてもよく)、T-gNBは、「データ転送についてのQoSフロー受け付けリスト」にQoSフローに対応する項目を含むことを推奨してもよい(又は含んでもよい)が、QoSフローに対応する項目に対するパラメータ・パディングを実行しない。
任意選択で、T-gNBは、「QoSフロー許可リスト」にQoSフローに対応する項目を含むことを推奨しなくてもよく(又は含まなくてもよく)、T-gNBは、「データ転送についてのQoSフロー受け付けリスト」にQoSフローに対応する項目を含むことを推奨しなくてもよく(又は含まなくてもよく)、T-gNBは、「データ転送についてのQoSフロー受け付けリスト」にQoSフローに対応する項目を含むことを推奨しなくてもよい(又は含まなくてもよい)。
任意選択で、T-gNBは、「QoSフロー許可リスト」にQoSフローに対応する項目を含むことを推奨しなくてもよく(又は含まなくてもよく)、T-gNBは、「データ転送についてのQoSフロー受け付けリスト」にQoSフローに対応する項目を含むことを推奨しなくてもよく(又は含まなくてもよく)、T-gNBは、「データ転送についてのQoSフロー受け付けリスト」にQoSフローに対応する項目を含むことを推奨してもよい(又は含んでもよい)が、QoSフローに対応する項目に対するパラメータ・パディングを実行しない。
パラメータ・パディングは、例えば、形式のパラメータに対応する実際のパラメータ、変数に対応する実際のパラメータ、情報要素に対応する実際の値、又はフィールドに対応する値であってもよいと理解されたい。
(2)マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに関連付けられたPDUセッションが、マルチキャスト/ブロードキャストQoSフローがマッピングされたユニキャストQoSフローのみをさらに含む場合、T-gNBは、前述の方法(1)の動作に加えて、以下の動作をさらに実行してもよい。以下の動作は網羅的なものではなく、限定されるものではないと留意されたい。
任意選択で、T-gNBは、ハンドオーバ要求確認応答情報要素にQoSフローに対応する任意の項目を含まない(又は推奨しない)。
この出願のこの実施形態で提供されるマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法によれば、Xnハンドオーバの場合、S-gNB上の端末に対応する位置情報と、T-gNB上に記憶されているマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するコンテキスト情報におけるサービス・エリアとに基づいて、S-gNB上の端末に対応する位置情報がサービス・エリア内にない場合、T-gNBは、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するQoSフローの転送をスキップするか、又はマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するQoSフローを転送することを推奨しない。この解決策は、T-gNBによって実行される処理及び動作を通じて、ネットワーク・リソースを効果的に節約し、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータの無効な転送によって生じるリソース浪費を回避することができる。
図20は、この出願の一実施形態による、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法2000の概略フローチャートである。方法2000は、少なくとも以下のステップを含む。
S2001.T-gNBは、SMFから通知を受信する。通知は、端末の第1の伝送リソースが無効であることを通知し、第1の伝送リソースは、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信するために使用される。
S2002.T-gNBは、第1の伝送リソースに対応する無線リソースを確立しない。T-gNBが第1の伝送リソースに対応する無線リソースを確立しないことは、T-gNBが第1の伝送リソースに対応する無線リソースを準備しないか、又はT-gNBが第1の伝送リソースに対応する無線リソースを割り当てないことに置き換えられてもよい。
任意選択で、T-gNBは、図21に示すステップ2102の動作をさらに実行してもよい。例えば、T-gNBは、指示情報を端末のS-gNBに送信する。指示情報は、T-gNBが、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスからの端末に対する第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータの転送を受け付けないことを示す。
この出願のこの実施形態で提供されるマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法によれば、S-gNB上の端末に対応する位置情報と、T-gNB上に記憶されているマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するコンテキスト情報におけるサービス・エリアとに基づいて、S-gNB上の端末に対応する位置情報がサービス・エリア内にない場合、T-gNBは、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するQoSフローの転送をスキップするか、又はマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応するQoSフローを転送することを推奨しない。この解決策は、T-gNBによって実行される処理及び動作を通じて、ネットワーク・リソースを効果的に節約し、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータの無効な転送によって生じるリソース浪費を回避することができる。
前述の方法の実施形態では、ネットワーク・デバイスによって実装される方法及び動作は、代替的に、ネットワーク・デバイスにおいて使用され得るコンポーネント(例えば、チップ又は回路)によって実装され得ると理解されよう。
この出願の実施形態で提供される方法は、図5~図23A及び図23Bを参照して上記に詳細に説明されている。以下、図24~図27を参照して、この出願の実施形態で提供されるマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置を詳細に説明する。装置の実施形態の説明は、方法の実施形態の説明に対応すると理解されたい。したがって、詳細に説明されていない内容については、前述の方法の実施形態を参照のこと。簡単にするために、詳細は、ここでは再度説明されない。
この出願の実施形態では、ネットワーク・デバイス又はターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスは、前述の方法の例に基づいて機能モジュールに分割されてもよく、例えば、各機能モジュールは、対応する各機能に基づいて分割を通して取得されてもよいし、2つ以上の機能は、1つの処理モジュールに統合されてもよい。統合されたユニットは、ハードウェアの形態で実装されてもよいし、ソフトウェア機能ユニットの形態で実装されてもよい。この出願の実施形態では、モジュール分割は一例であり、論理機能分割に過ぎないことに留意されたい。実際の実装の際、別の分割方式が使用されてもよい。以下、対応するモジュールに基づいて機能モジュールを分割して取得される一例が説明のために使用される。
図24は、この出願の一実施形態による、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置の概略ブロック図である。図に示すように、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置1000は、処理モジュール1100とトランシーバ・モジュール1200とを含んでもよい。
可能な設計では、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置1000は、前述の方法実施形態におけるネットワーク・デバイスに対応し、具体的には、前述の実施形態におけるSMF又はS-gNBに構成されたチップであってもよい。
具体的には、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置1000は、図5の方法500、図7の方法700、図8A及び図8Bの方法800、図9の方法900、図12の方法1200、図13の方法1300、図14A及び図14Bの方法1400、又は図15の方法1500においてネットワーク・デバイスによって実行される方法を実行するように構成されたモジュールを含んでもよい。追加的に、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置1000内のモジュール及び前述の他の動作及び/又は機能は、それぞれ、図5の方法500、図7の方法700、図8A及び図8Bの方法800、図9の方法900、図12の方法1200、図13の方法1300、図14A及び図14Bの方法1400、図15の方法1500、図22A及び図22Bの方法2200、又は図23A及び図23Bの方法2300における対応する手順を実装するためのものである。
マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置1000が、図5の方法500を実行するように構成されているときに、処理モジュール1100は、方法500のステップ510及びステップ520を実行するように構成されてもよい。
マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置1000が、図7の方法700を実行するように構成されているときに、処理モジュール1100は、方法700のステップ720を実行するように構成されてもよく、トランシーバ・モジュール1200は、方法700のステップ703及びステップ704を実行するように構成されてもよい。
マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置1000が、図8A及び図8Bの方法800を実行するように構成されているときに、処理モジュール1100は、方法800のステップ809を実行するように構成されてもよく、トランシーバ・モジュール1200は、方法800のステップ805~ステップ808及びステップ810を実行するように構成されてもよい。
マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置1000が、図9の方法900を実行するように構成されているときに、処理モジュール1100は、方法900のステップ911を実行するように構成されてもよく、トランシーバ・モジュール1200は、方法900のステップ907~ステップ910及びステップ912を実行するように構成されてもよい。
マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置1000が、図12の方法1200を実行するように構成されているときに、処理モジュール1100は、方法1200のステップ1201及びステップ1202を実行するように構成されてもよい。
マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置1000が、図13の方法1300を実行するように構成されているときに、処理モジュール1100は、方法1300のステップ1302及びステップ1305を実行するように構成されてもよく、トランシーバ・モジュール1200は、方法1300のステップ1303及びステップ1304を実行するように構成されてもよい。
マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置1000が、図14A及び図14Bの方法1400を実行するように構成されているときに、処理モジュール1100は、方法1400のステップ1409を実行するように構成されてもよく、トランシーバ・モジュール1200は、方法1400のステップ1405~ステップ1408及びステップ1410を実行するように構成されてもよい。
マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置1000が、図15の方法1500を実行するように構成されているときに、処理モジュール1100は、方法1500のステップ1511を実行するように構成されてもよく、トランシーバ・モジュール1200は、方法1500のステップ1507~ステップ1510及びステップ1512を実行するように構成されてもよい。
マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置1000が、図22A及び図22Bの方法2200を実行するように構成されているときに、処理モジュール1100は、方法2200のステップ2209を実行するように構成されてもよく、トランシーバ・モジュール1200は、方法2200のステップ2205~ステップ2208及びステップ2210を実行するように構成されてもよい。
マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置1000が、図23A及び図23Bの方法2300を実行するように構成されているときに、処理モジュール1100は、方法2300のステップ2309を実行するように構成されてもよく、トランシーバ・モジュール1200は、方法2300のステップ2305~ステップ2308及びステップ2310を実行するように構成されてもよい。
図25は、この出願の一実施形態による、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置の概略ブロック図である。図に示すように、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置2000は、トランシーバ・モジュール2100及び処理モジュール2200を含んでもよい。
可能な設計では、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置2000は、前述の方法実施形態におけるネットワーク・デバイスに対応し、具体的には、前述の実施形態におけるS-gNB又はS-gNBに構成されたチップであってもよい。
具体的には、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置2000は、図5の方法500、図10A及び図10Bの方法1000、図11の方法1100、図12の方法1200、図16A及び図16Bの方法1600、又は図17の方法1700においてネットワーク・デバイスによって実行される方法を実行するように構成されたモジュールを含んでもよい。追加的に、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置2000におけるモジュール及び前述の他の動作及び/又は機能は、それぞれ、図5の方法500、図10A及び図10Bの方法1000、図11の方法1100、図12の方法1200、図16A及び図16Bの方法1600、又は図17の方法1700における対応する手順を実装するためのものである。
マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置1000が、図5の方法500を実行するように構成されているときに、処理モジュール2200は、方法500のステップ510及びステップ520を実行するように構成されてもよい。
マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置2000が、図10A及び図10Bの方法1000を実行するように構成されているときに、トランシーバ・モジュール2100は、方法1000のステップ1001及びステップ1003を実行するように構成されてもよく、処理モジュール2200は、方法1000のステップ1002を実行するように構成されてもよい。
マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置2000が、図11の方法1100を実行するように構成されているときに、トランシーバ・モジュール2100は、方法1100のステップ1001及びステップ1003を実行するように構成されてもよく、処理モジュール2200は、方法1100のステップ1102を実行するように構成されてもよい。
マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置2000が、図12の方法1200を実行するように構成されているときに、処理モジュール2200は、方法1200のステップ1201及びステップ1202を実行するように構成されてもよい。
マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置2000が、図16A及び図16Bの方法1600を実行するように構成されているときに、トランシーバ・モジュール2100は、方法1600のステップ1601及びステップ1603を実行するように構成されてもよく、処理モジュール2200は、方法1600のステップ1602を実行するように構成されてもよい。
マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置2000が、図17の方法1700を実行するように構成されているときに、トランシーバ・モジュール2100は、方法1700のステップ1701及びステップ1703を実行するように構成されてもよく、処理モジュール2200は、方法1700のステップ1702を実行するように構成されてもよい。
図26は、この出願の一実施形態による、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置3000の概略ブロック図である。図に示すように、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置3000は、トランシーバ・モジュール3100及び処理モジュール3200を含んでもよい。
可能な設計では、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置3000は、前述の方法実施形態におけるターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイス、又はターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイス内に構成されたチップに対応してもよい。
具体的には、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置3000は、図18の方法1800、図19の方法1900、図20の方法2000、又は図21の方法2100においてターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスによって実行される方法を実行するように構成されたモジュールを含んでもよい。追加的に、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置3000におけるモジュール及び前述の他の動作及び/又は機能は、それぞれ、図18の方法1800、図19の方法1900、図20の方法2000、又は図21の方法2100における対応する手順を実装するためのものである。
マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置3000が、図18の方法1800を実行するように構成されているときに、処理モジュール3200は、方法1800のステップ1810及びステップ1820を実行するように構成されてもよい。
マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置3000が、図19の方法1900を実行するように構成されているときに、トランシーバ・モジュールは、方法1900においてステップ1902、ステップ1904、及びステップ1907を実行するように構成されてもよく、処理モジュール3200は、方法1900においてステップ1903を実行するように構成されてもよい。
マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置3000が、図20の方法2000を実行するように構成されているときに、トランシーバ・モジュールは、方法2000のステップ2001を実行するように構成されてもよく、処理モジュール3200は、方法2000のステップ2002を実行するように構成されてもよい。
マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置3000が、図21の方法2100を実行するように構成されているときに、トランシーバ・モジュールは、方法2100のステップ2101及びステップ2102を実行するように構成されてもよい。
図27に示すように、この出願の実施形態は、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置2500をさらに提供する。マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置2500は、プロセッサ2510を含む。プロセッサ2510は、メモリ2520に結合される。メモリ2520は、コンピュータ・プログラム又は命令及び/又はデータを記憶するように構成されている。プロセッサ2510は、メモリ2520に記憶されたコンピュータ・プログラム又は命令及び/又はデータを実行して、前述の方法実施形態における方法が実行されることを可能にするように構成されている。
任意選択で、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置2500は、1つ以上のプロセッサ2510を含む。
任意選択で、図17に示すように、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置2500は、メモリ2520をさらに含んでもよい。
任意選択で、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置2500に含まれる1つ以上のメモリ2520があってもよい。
任意選択で、メモリ2520及びプロセッサ2510は一緒に統合されてもよいし、別々に配置されてもよい。
任意選択で、図27に示すように、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置2500は、トランシーバ2530をさらに含んでもよい。トランシーバ2530は、信号を送信及び/又は受信するように構成されている。例えば、プロセッサ2510は、信号を送信及び/又は受信するようにトランシーバ2530を制御するように構成されている。
解決策では、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置2500は、前述の方法実施形態においてネットワーク・デバイス又はターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスによって実行される動作を実装するように構成されている。
この出願の実施形態は、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。コンピュータ可読記憶媒体は、前述の方法実施形態においてネットワーク・デバイス又はターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスによって実行される方法を実装するためのコンピュータ命令を記憶する。
例えば、コンピュータ・プログラムがコンピュータによって実行されるときに、コンピュータは、前述の方法実施形態における端末デバイスによって実行される方法又はネットワーク・デバイスによって実行される方法を実装することが可能となる。
この出願の実施形態は、命令を含むコンピュータ・プログラム製品をさらに提供する。命令がコンピュータによって実行されるときに、コンピュータは、前述の方法実施形態における端末デバイスによって実行される方法又はネットワーク・デバイスによって実行される方法を実装することが可能となる。
この出願の実施形態は、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信システムをさらに提供する。通信システムは、前述の実施形態におけるネットワーク・デバイス又はターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスを含む。
便利で簡単な説明のために、上述で提供されたマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための任意の通信装置における関係コンテンツの説明及び有益な効果については、上記で提供された対応する方法実施形態を参照することが、当業者によって明確に理解されよう。詳細は、ここでは再度説明されない。
この出願の実施形態では、端末デバイス又はネットワーク・デバイスは、ハードウェア層と、ハードウェア層の上で動作するオペレーティング・システム層と、オペレーティング・システム層の上で動作するアプリケーション層と、を含む。ハードウェア層は、中央処理ユニット(central processing unit、CPU)、メモリ管理装置(memory management unit、MMU)、及びメモリ(一次メモリとも呼ばれる)などのハードウェアを含んでもよい。オペレーティング・システム層におけるオペレーティング・システムは、プロセス(process)を通してサービス処理を実装する1つ以上のコンピュータ・オペレーティング・システム、例えば、Linuxオペレーティング・システム、UNIXオペレーティング・システム、Androidオペレーティング・システム、iOSオペレーティング・システム、又はWindowsオペレーティング・システムであってもよい。アプリケーション層は、ブラウザ、アドレス・ブック、文書処理ソフトウェア、及びインスタント・メッセージング・ソフトウェアなどのアプリケーションを含んでもよい。
この出願の実施態様において提供される方法の実行体の特定の構造は、この出願の実施態様において提供される方法のコードを記録するプログラムが、この出願の実施態様において提供される方法にしたがって通信を実行するために動作されれば、この出願の実施態様に具体的に限定されない。例えば、この出願の実施形態で提供される方法は、端末デバイス、ネットワーク・デバイス、又は端末デバイス若しくはネットワーク・デバイスにあり、かつプログラムを起動し実行することができる機能モジュールによって実行されてもよい。
この出願の態様又は特徴は、標準プログラミング及び/又はエンジニアリング技術を使用する方法、装置又は製品として実装されてもよい。この明細書で使用される「製品」という用語は、任意のコンピュータ可読コンポーネント、キャリア又は媒体からアクセスすることができるコンピュータ・プログラムをカバーしてもよい。
コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の使用可能な媒体、又は1つ以上の使用可能な媒体を一体化するサーバ若しくはデータ・センタなどのデータ記憶デバイスであってもよい。使用可能な媒体(又はコンピュータ可読媒体)は、例えば、磁気媒体又は磁気記憶デバイス(例えば、フロッピー・ディスク、ハード・ディスク(例えば、リムーバブル・ハード・ディスク)、若しくは磁気テープ)、光媒体(例えば、光ディスク、コンパクト・ディスク(compact disc、CD)、デジタル多用途ディスク(digital versatile disc、DVD))、スマート・カード、フラッシュ・メモリ・デバイス(例えば、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(erasable programmable read-only memory、EPROM)、カード、スティック、若しくはキードライブ)、半導体媒体(例えば、ソリッド・ステート・ディスク(solid-state disk、SSD)、USBフラッシュ・ドライブ、読み出し専用メモリ(read-only memory、ROM)、又はランダム・アクセス・メモリ(random access memory、RAM))など、プログラムコードを記憶することができる様々な媒体を含んでもよいが、これらに限定されない。
本明細書で説明される様々な記憶媒体は、情報を記憶するように構成された1つ以上のデバイス及び/又は他の機械可読媒体を表してもよい。「機械可読記憶媒体」という用語は、無線チャネル、及び命令及び/又はデータを記憶し、含み、及び/又は搬送することができる他の様々な媒体を含んでもよいが、これらに限定されない。
本出願の実施形態において言及されるプロセッサは、中央処理ユニット(central processing unit、CPU)であってよいし、別の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(digital signal processing、DSP)、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit、ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(field programmable gate array、FPGA)、又は別のプログラマブル論理デバイス、個別ゲート若しくはトランジスタ論理デバイス、個別ハードウェア・コンポーネントなどであってもよいと留意されたい。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいし、プロセッサは、任意の従来のプロセッサなどであってもよい。
本出願の実施形態において言及されるメモリは、揮発性メモリ又は不揮発性メモリであってもよいし、揮発性メモリ及び不揮発性メモリを含んでもよいと理解されよう。不揮発性メモリは、読み出し専用メモリ(read-only memory、ROM)、プログラマブル読み出し専用メモリ(programmable ROM、PROM)、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(erasable PROM、EPROM)、電気的に消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(electrically EPROM、EEPROM)、又はフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは、ランダム・アクセス・メモリ(random access memory、RAM)であってもよい。例えば、RAMは、外部キャッシュとして使用されてもよい。限定ではなく例として、RAMは、例えば、スタティック・ランダム・アクセス・メモリ(static RAM、SRAM)、ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(dynamic RAM、DRAM)、同期ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(synchronous DRAM、SDRAM)、ダブル・データ・レート同期ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(double Data Rate SDRAM、DDR SDRAM)、拡張同期ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(enhanced SDRAM、ESDRAM)、シンクリンク・ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(synchlink DRAM、SLDRAM)、及びダイレクト・ランバス・ランダム・アクセス・メモリ(direct rambus RAM、DR RAM)の複数の形態を含んでもよい。
プロセッサが、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGA、又は別のプログラマブル論理デバイス、ディスクリート・ゲート若しくはトランジスタ論理デバイス、若しくはディスクリート・ハードウェア・コンポーネントであるときに、メモリ(記憶モジュール)がプロセッサに統合されてもよいことに留意されたい。
本明細書で説明されるメモリは、これらのメモリ及び別の適切なタイプの任意のメモリを含むが、これらに限定されないことにさらに留意されたい。
この出願で提供されるいくつかの実施形態では、開示された装置及び方法は、他の方式で実装され得ると理解されたい。例えば、前述の装置の実施形態は例のみに過ぎない。例えば、前述のユニットへの分割は、論理機能分割のみであり、実際の実装の際には別の分割方式であってもよい。例えば、複数のユニット又はコンポーネントが別のシステムに組み合わされたり、統合されたりしてもよいし、いくつかの特徴が無視されるか、又は実行されなくてもよい。追加的に、表示又は議論された相互結合、直接結合、又は通信接続は、いくつかのインターフェースを使用することによって実装されてもよい。装置又はユニット間の間接的結合又は通信接続は、電子形式、機械機械、又は別の形式で実装されてもよい。
別々の部分として説明された前述のユニットは、物理的に別個であってもなくてもよいし、ユニットとして表示されている部分が、物理的ユニットであってもなくてもよいし、1つの位置に位置していてもよいし、複数のネットワーク・ユニットに分散されていてもよい。この出願で提供される解決策を実装するために、実際の要件に基づいてユニットの一部又は全てが選択されてもよい。
追加的に、この出願の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてもよいし、ユニットの各々は、物理的に単独で存在してもよいし、又は2つ以上のユニットが1つのユニットに統合される。
上述の実施形態の全部又は一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、又はそれらの任意の組み合わせを使用して実装されてもよい。
ソフトウェアが前述の実施形態を実装するために使用されるときに、実施形態の全部又は一部は、コンピュータ・プログラム製品の形態で実装されてもよい。コンピュータ・プログラム製品は、1つ以上のコンピュータ命令を含む。コンピュータ・プログラム命令がロードされ、コンピュータ上で実行されるときに、この出願の実施形態による手順又は機能が、全部又は一部生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータ・ネットワーク、又は他のプログラム可能な装置であってもよい。例えば、コンピュータは、パーソナル・コンピュータ、サーバ、又はネットワーク・デバイスであってもよい。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよいし、1つのコンピュータ可読記憶媒体から別のコンピュータ可読記憶媒体に伝送されてもよい。例えば、コンピュータ命令は、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータ・センタから、有線(例えば、同軸ケーブル、光ファイバ、若しくはデジタル・サブスクライバ・ライン(DSL))又は無線(例えば、赤外線、ラジオ、若しくはマイクロ波)において別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータ・センタに送信されてもよい。コンピュータ可読記憶媒体については、前述の説明を参照のこと。
前述の説明は、この出願の単に具体的な実装に過ぎないが、この出願の保護範囲を制限することを意図したものではない。この出願に開示された技術的範囲内で、当業者によって容易に理解することができる変更又は代替は、この出願の保護範囲に含まれるものとする。したがって、この出願の保護範囲は、特許請求の範囲及びこの明細書の保護範囲に従うものとする。
ユーザ機器(user equipment、UE)110は、無線通信機能を有する様々なハンドヘルド・デバイス、車載デバイス、ウエアブル・デバイス、無線モデムに接続されたコンピューティング・デバイス又は他の処理デバイス、端末、モバイル局(mobile station、MS)、端末(terminal)、ソフト・クライアントなどを様々な形態で含んでもよい。例えば、UE110は、水道メータ、電気メータ、又はセンサであってもよい。

Claims (58)

  1. マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法であって、
    ネットワーク・デバイスによって、端末の参照位置情報を取得することであって、前記参照位置情報は、前記端末の参照位置を表す、ことと、
    前記端末の前記参照位置が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にあるときに、前記ネットワーク・デバイスによって、伝送リソースを前記端末に割り当てるように前記端末のターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスをトリガすることであって、前記伝送リソースは、前記第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信するために使用される、ことと、を含む、方法。
  2. 前記参照位置情報は、前記端末の前記ターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスにおける前記端末の位置情報を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記位置情報は、前記端末のターゲット・セルの識別子及び/又は前記ターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスの識別子である、請求項2に記載の方法。
  4. 前記ネットワーク・デバイスは、セッション管理機能ネットワーク要素又は前記端末のソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを含む、請求項1又は2に記載の方法。
  5. マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法であって、
    ネットワーク・デバイスによって、端末の参照位置情報を取得することであって、前記参照位置情報は、前記端末の参照位置を表す、ことと、
    前記端末の前記参照位置が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあるときに、前記ネットワーク・デバイスによって、前記端末の第1の伝送リソースの解放を開始することであって、前記第1の伝送リソースは、前記第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信するために使用される、ことと、を含む、方法。
  6. 前記第1の伝送リソースは、前記第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの前記データを前記端末のターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスを介して送信するために前記端末によって使用されるリソースを含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記方法は、
    前記ネットワーク・デバイスによって、前記参照位置情報に基づいて、前記端末が前記第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあると決定することをさらに含む、請求項5又は6に記載の方法。
  8. 前記参照位置情報は、
    現在前記端末にサービスしているアクセス・ネットワーク・デバイスにおける前記端末の位置情報、又は
    前記端末の前記ターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスにおける前記端末の位置情報を含む、請求項5~7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記ネットワーク・デバイスによって、端末の参照位置情報を取得することは、
    前記ネットワーク・デバイスがセッション管理機能ネットワーク要素であるときに、前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、第1のメッセージを受信することであって、前記第1のメッセージは、前記参照位置情報を含む、ことを含む、請求項5~8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記第1のメッセージは、前記第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの識別情報をさらに含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記第1のメッセージは、プロトコル・データ・ユニットPDUセッション・コンテキスト更新要求又は位置情報提供である、請求項9又は10に記載の方法。
  12. 前記方法は、
    前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、アクセス及びモビリティ管理ネットワーク要素からの前記端末の前記参照位置情報をサブスクライブすることをさらに含み、
    前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、第1のメッセージを受信することは、
    前記前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記アクセス及びモビリティ管理ネットワーク要素から、前記端末の前記参照位置情報を受信することを含む、請求項9~11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記ネットワーク・デバイスによって、第1の伝送リソースの解放を開始することは、
    前記ネットワーク・デバイスがセッション管理機能ネットワーク要素であるときに、
    前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記第1の伝送リソースを解放するようユーザ・プレーン機能ネットワーク要素UPFに通知すること、及び/又は
    前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記第1の伝送リソースを解放するよう前記端末の前記ターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスに通知することを含む、請求項5~12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記第1の伝送リソースを解放するようUPFに通知することは、
    前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、N4セッション修正要求又はパケット転送制御プロトコルPFCPセッション修正要求をUPFに送信して、前記第1の伝送リソースを解放するよう前記UPFに通知することを含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記方法は、
    前記ネットワーク・デバイスがセッション管理機能ネットワーク要素であるときに、
    前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記第1の伝送リソースが無効であることを前記端末の前記ターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスに通知すること、若しくは
    前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記第1の伝送リソースに対応する無線リソースを割り当てないよう前記端末の前記ターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスに通知すること、をさらに含むか、又は
    前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記第1の伝送リソースの識別子を前記端末のターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスに送信することをスキップすることをさらに含む、請求項5~14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記ネットワーク・デバイスによって、前記端末の第1の伝送リソースの解放を開始することは、
    前記ネットワーク・デバイスが前記端末の前記ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスであるときに、前記ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスによって、前記第1の伝送リソースを解放するようセッション管理機能ネットワーク要素に通知することを含む、請求項5~8のいずれか一項に記載の方法。
  17. マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法であって、
    ターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスによって、端末の参照位置情報を取得することであって、前記参照位置情報は、前記端末の参照位置を表す、ことと、
    前記端末の前記参照位置が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあるときに、前記ターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスによって、前記端末のソース・アクセス・ネットワーク・デバイスからの前記端末に対する前記第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータの転送を受け付けることをスキップすることと、を含む、方法。
  18. ターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスによって、端末の参照位置情報を取得することは、
    前記ターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスによって、前記ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスから前記端末の前記参照位置情報を受信することを含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記参照位置情報は、
    前記端末の前記ターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスにおける前記端末の位置情報を含む、請求項17又は18に記載の方法。
  20. 前記方法は、
    前記ターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスが、前記端末の前記ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスからの前記端末に対する前記第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの前記データの転送を受け付けないことを、前記ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスに通知することをさらに含む、請求項17~19のいずれか一項に記載の方法。
  21. マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法であって、
    ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスによって、端末デバイスが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに参加することを発見することと、
    前記ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスによって、ターゲット・セルの識別情報を送信することであって、前記ターゲット・セルの前記識別情報は、N2セッション管理情報で搬送される、ことと、を含む、方法。
  22. 前記方法は、
    前記ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスによって、前記端末デバイスからの測定報告を受信することと、
    前記ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスによって、前記測定報告に基づいて、前記ターゲット・セルの前記識別情報を決定することと、をさらに含む、請求項21に記載の方法。
  23. 前記N2セッション管理情報は、ハンドオーバ要求で搬送され、前記N2セッション管理情報は、ハンドオーバ・リクワイヤード転送である、請求項21又は22に記載の方法。
  24. マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法であって、
    ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスによって、端末デバイスの参照位置情報を取得することであって、前記参照位置情報は、前記端末デバイスの参照位置を表す、ことと、
    前記ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスによって、前記参照位置情報に基づいてセッション管理機能ネットワーク要素に指示情報を送信し、前記指示情報は、第1の指示情報及び/又は第2の指示情報を含む、ことと、を含み、
    前記第1の指示情報は、前記端末デバイスの前記参照位置が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあることを示し、前記第2の指示情報は、前記端末デバイスの前記参照位置が第2のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にあることを示す、方法。
  25. 前記参照位置情報は、ターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスにおける前記端末デバイスの位置情報を含む、請求項24に記載の方法。
  26. 前記指示情報は、N2セッション管理情報で搬送される、請求項23に記載の方法。
  27. 前記N2セッション管理情報は、ハンドオーバ要求で搬送され、前記N2セッション管理情報は、ハンドオーバ・リクワイヤード転送である、請求項26に記載の方法。
  28. マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法であって、
    セッション管理機能ネットワーク要素によって、第1の指示情報を受信することであって、前記第1の指示情報は、端末デバイスの参照位置が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあることを示す、ことと、
    前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記第1の指示情報に基づいて前記端末デバイスの第1の伝送リソースの解放を開始することであって、前記第1の伝送リソースは、前記第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信するために使用される、ことと、を含む、方法。
  29. 前記方法は、
    前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、第2の指示情報を受信することであって、前記第2の指示情報は、前記端末デバイスの前記参照位置が第2のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にあることを示す、ことと、
    前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記第2の指示情報に基づいて、前記端末デバイスのターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスが前記端末デバイスに対して第2の伝送リソースを設定することを開始することであって、前記第2の伝送リソースは、前記第2のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信するために使用される、ことと、をさらに含む、請求項28に記載の方法。
  30. 前記第1の指示情報及び前記第2の指示情報は、N2セッション管理情報で搬送される、請求項29に記載の方法。
  31. 前記N2セッション管理情報は、ハンドオーバ要求で搬送され、前記N2セッション管理情報は、ハンドオーバ・リクワイヤード転送である、請求項30に記載の方法。
  32. マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法であって、
    セッション管理機能ネットワーク要素によって、指示情報を受信することであって、前記指示情報は、端末デバイスの参照位置が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にあることを示す、ことと、
    前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記指示情報に基づいて、前記端末デバイスのターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスが前記端末デバイスに対して第1の伝送リソースを設定することを開始することであって、前記第1の伝送リソースは、前記第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信するために使用される、ことと、を含む、方法。
  33. 前記指示情報は、N2セッション管理情報で搬送される、請求項32に記載の方法。
  34. 前記N2セッション管理情報は、ハンドオーバ要求で搬送され、前記N2セッション管理情報は、ハンドオーバ・リクワイヤード転送である、請求項33に記載の方法。
  35. マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法であって、
    ターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスによって、セッション管理機能ネットワーク要素からの通知を受信することであって、前記通知は、端末の第1の伝送リソースが無効であることを通知し、前記第1の伝送リソースが第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信するために使用される、ことと、
    前記ターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスによって、前記第1の伝送リソースに対応する無線リソースを割り当てることをスキップすることか、及び/又は
    前記ターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスによって、前記端末のソース・アクセス・ネットワーク・デバイスに指示情報を送信することであって、前記指示情報は、前記ターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスが前記ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスからの前記端末に対する前記第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータの転送を受け付けないことを示す、こと、を含む、方法。
  36. マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置であって
    端末の参照位置情報を取得するように構成された処理モジュールを含み、前記参照位置情報は、前記端末の参照位置を示し、
    前記端末の前記参照位置が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア内にあるときに、前記処理モジュールは、伝送リソースを前記端末に割り当てるように前記端末のターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスをトリガし、前記伝送リソースは、前記第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信するために使用される、装置。
  37. 前記参照位置情報は、前記端末の前記ターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスにおける前記端末の位置情報を含む、請求項36に記載の装置。
  38. 前記位置情報は、前記端末のターゲット・セルの識別子及び/又は前記ターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスの識別子である、請求項37に記載の装置。
  39. 前記装置は、セッション管理機能ネットワーク要素又は前記端末のソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを含む、請求項36又は37に記載の装置。
  40. マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置であって、
    端末の参照位置情報を取得するように構成された処理モジュールを含み、前記参照位置情報は、前記端末の参照位置を表し、
    前記端末の前記参照位置が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあるときに、前記処理モジュールは、前記端末の第1の伝送リソースの解放を開始し、前記第1の伝送リソースは、前記第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信するために使用される、装置。
  41. 前記第1の伝送リソースは、前記第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの前記データを前記端末のターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスを介して送信するために使用されるリソースを含む、請求項40に記載の装置。
  42. 前記処理モジュールは、前記参照位置情報に基づいて、前記端末が前記第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあると決定するようにさらに構成されている、請求項40又は41に記載の装置。
  43. 前記参照位置情報は、
    現在前記端末にサービスしているアクセス・ネットワーク・デバイスにおける前記端末の位置情報、又は
    前記端末の前記ターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスにおける前記端末の位置情報を含む、請求項40~42のいずれか一項に記載の装置。
  44. 前記装置がセッション管理機能ネットワーク要素であるときに、前記装置は、
    第1のメッセージを受信するように構成されたトランシーバ・モジュールをさらに含み、前記第1のメッセージは、前記参照位置情報を含む、請求項40~43のいずれか一項に記載の装置。
  45. 前記第1のメッセージは、前記第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの識別情報をさらに含む、請求項44に記載の装置。
  46. 前記第1のメッセージは、プロトコル・データ・ユニットPDUセッション・コンテキスト更新要求又は位置情報提供である、請求項44又は45に記載の装置。
  47. 前記トランシーバ・モジュールは、アクセス及びモビリティ管理ネットワーク要素からの前記端末の参照位置情報をサブスクライブするようにさらに構成されており、
    前記トランシーバ・モジュールが前記第1のメッセージを受信することは、
    前記トランシーバ・モジュールによって、前記アクセス及びモビリティ管理ネットワーク要素から前記端末の前記参照位置情報を受信することを含む、請求項44~46のいずれか一項に記載の装置。
  48. 前記装置が前記セッション管理機能ネットワーク要素であるときに、
    前記トランシーバ・モジュールが、前記第1の伝送リソースを解放するようユーザ・プレーン機能ネットワーク要素UPFに通知するようにさらに構成されている、及び/又は
    前記トランシーバ・モジュールが、前記第1の伝送リソースを解放するよう前記端末の前記ターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスに通知するようにさらに構成されている、請求項40~47のいずれか一項に記載の装置。
  49. 前記トランシーバ・モジュールは、N4セッション修正要求又はパケット転送制御プロトコルPFCPセッション修正要求を前記UPFに送信して、前記第1の伝送リソースを解放するよう前記UPFに通知するようにさらに構成されている、請求項48に記載の装置。
  50. 前記装置が前記セッション管理機能ネットワーク要素であるときに、
    前記トランシーバ・モジュールが、前記第1の伝送リソースが無効であることを前記端末の前記ターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスに通知するようにさらに構成されているか、若しくは
    前記トランシーバ・モジュールが、前記第1の伝送リソースに対応する無線リソースを割り当てないように前記端末の前記ターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスに通知するようにさらに構成されている、又は
    前記トランシーバ・モジュールが、前記第1の伝送リソースの識別子を前記端末の前記ターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスに送信することをスキップする、請求項40~49のいずれか一項に記載の装置。
  51. 前記装置が、前記端末のソース・アクセス・ネットワーク・デバイスであるときに、前記装置は、
    前記第1の伝送リソースを解放するよう前記セッション管理機能ネットワーク要素に通知するように構成されたトランシーバ・モジュールをさらに含む、請求項40~43のいずれか一項に記載の装置。
  52. マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置であって、
    端末の参照位置情報を取得するように構成された処理モジュールを含み、前記参照位置情報は、前記端末の参照位置を表し、
    前記端末の参照位置が第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのサービス・エリア外にあるときに、前記処理モジュールは、前記端末のソース・アクセス・ネットワーク・デバイスからの前記端末に対する前記第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータの転送を受け付けない/破棄する、装置。
  53. トランシーバ・モジュールは、前記ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスから前記端末の前記参照位置情報を受信するように構成されている、請求項52に記載の装置。
  54. 前記参照位置情報は、前記端末のターゲット・アクセス・ネットワーク・デバイスにおける前記端末の位置情報を含む、請求項52又は53に記載の装置。
  55. 前記トランシーバ・モジュールは、前記装置が前記端末の前記ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスからの前記端末に対する前記第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスの前記データの転送を受け付けないことを、前記ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスに通知するようにさらに構成されている、請求項52~54のいずれか一項に記載の装置。
  56. トランシーバ・モジュールと処理モジュールとを含む、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスための通信装置であって、
    前記トランシーバ・モジュールは、セッション管理機能ネットワーク要素からの通知を受信するように構成されており、前記通知は、前記端末の第1の伝送リソースが無効であることを通知し、前記第1の伝送リソースは、第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータを送信するために使用され、
    前記処理モジュールは、前記第1の伝送リソースに対応する無線リソースを割り当てることをスキップするように構成されている、及び/又は
    前記トランシーバ・モジュールは、前記端末のソース・アクセス・ネットワーク・デバイスに指示情報を送信するように構成されており、前記指示情報は、前記トランシーバ・モジュールが前記ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスからの前記端末に対する前記第1のマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのデータの転送を受け付けないことを示す、装置。
  57. マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置であって
    コンピュータ命令を記憶するように構成されたメモリと、
    前記メモリに記憶された前記コンピュータ命令を実行して、前記装置が、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法、請求項5~16のいずれか一項に記載の方法、請求項17~20のいずれか一項に記載の方法、請求項21~23のいずれか一項に記載の方法、請求項24~27のいずれか一項に記載の方法、請求項28~31のいずれか一項に記載の方法、請求項32~34のいずれか一項に記載の方法、又は請求項35に記載の方法を実行することが可能となる、プロセッサと、を含む、装置。
  58. コンピュータ・プログラムを記憶するコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ・プログラムがマルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信装置によって実行されるときに、前記装置は、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法、請求項5~16のいずれか一項に記載の方法、請求項17~20のいずれか一項に記載の方法、請求項21~23のいずれか一項に記載の方法、請求項24~27のいずれか一項に記載の方法、請求項28~31のいずれか一項に記載の方法、請求項32又は34のいずれか一項に記載の方法、又は請求項35に記載の方法を実行することが可能となる、コンピュータ可読記憶媒体。
JP2023548207A 2021-02-10 2021-09-28 マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法及び装置 Pending JP2024506065A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/CN2021/076441 WO2022170543A1 (zh) 2021-02-10 2021-02-10 一种组播/广播业务的通信方法和装置
CNPCT/CN2021/076441 2021-02-10
PCT/CN2021/121471 WO2022170773A1 (zh) 2021-02-10 2021-09-28 一种组播/广播业务的通信方法和装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2024506065A true JP2024506065A (ja) 2024-02-08

Family

ID=82837413

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023548207A Pending JP2024506065A (ja) 2021-02-10 2021-09-28 マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスのための通信方法及び装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20230388756A1 (ja)
EP (1) EP4266714A1 (ja)
JP (1) JP2024506065A (ja)
CN (1) CN115668997A (ja)
AU (1) AU2021426995A1 (ja)
CA (1) CA3207054A1 (ja)
WO (2) WO2022170543A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116056171B (zh) * 2023-03-29 2023-06-09 深圳艾灵网络有限公司 终端切换系统、方法、电子设备及存储介质

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101668246B (zh) * 2008-09-05 2012-09-05 中兴通讯股份有限公司 服务区调整的通知方法和无线网络控制器
CN101820585B (zh) * 2009-02-26 2013-06-19 中国电信股份有限公司 移动通信网络中的资源动态分配的方法及设备
CN104812025B (zh) * 2014-01-28 2019-12-31 中兴通讯股份有限公司 设备间发现及通信方法和系统
US11317415B2 (en) * 2017-08-17 2022-04-26 Apple Inc. Selecting resources for sidelink communication based on geo-location information
CN109429185B (zh) * 2017-08-30 2021-08-03 成都鼎桥通信技术有限公司 Mbsfn群组信令发送方法及装置
WO2019061296A1 (en) * 2017-09-29 2019-04-04 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) METHOD AND NETWORK DEVICE FOR GEOGRAPHICALLY BASED TRANSMISSION
CN110831108B (zh) * 2018-08-10 2022-04-26 维沃移动通信有限公司 一种业务控制方法及通信设备

Also Published As

Publication number Publication date
CN115668997A (zh) 2023-01-31
WO2022170543A1 (zh) 2022-08-18
US20230388756A1 (en) 2023-11-30
WO2022170773A1 (zh) 2022-08-18
CA3207054A1 (en) 2022-08-18
EP4266714A1 (en) 2023-10-25
AU2021426995A1 (en) 2023-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2018205153A1 (zh) 一种会话管理方法、终端及系统
WO2021164564A1 (zh) 传输组播业务的方法和装置
WO2022001761A1 (zh) 通信方法及装置
JP7324285B2 (ja) サービス承認の方法、端末機器及びネットワーク機器
WO2022012506A1 (zh) 通信方法和通信装置
WO2020150876A1 (zh) 会话建立方法、终端设备和网络设备
US20230388756A1 (en) Communication method and apparatus for multicast/broadcast service
WO2023024931A1 (zh) 用于设备间通信的方法和装置
WO2023029590A1 (zh) 一种组播/广播会话管理方法及通信装置
WO2022253004A1 (zh) 通信方法和通信装置
WO2022213799A1 (zh) 一种多播业务的通信方法及装置
TWI833316B (zh) 通信方法、裝置、電腦可讀存儲介質、電腦程式產品以及通信系統
WO2023061167A1 (zh) 通信方法及装置
WO2023174154A1 (zh) 通信方法、装置和系统
WO2022214094A1 (zh) 一种网络切换方法和装置
WO2022155768A1 (zh) 通信方法、设备及存储介质
WO2023088165A1 (zh) 一种数据传输的方法和装置
WO2023141909A1 (zh) 无线通信方法、远端ue以及网元
WO2023185328A1 (zh) 一种通信方法及装置
WO2023202503A1 (zh) 通信方法和装置
WO2023103575A1 (zh) 组播/广播通信的方法与相关装置
WO2023231032A1 (zh) 非激活态组播业务区域的确定方法、配置方法、及装置
WO2024074148A1 (zh) 通信方法、装置及系统
WO2022206775A1 (zh) 一种多播广播业务的传输切换方法及装置
WO2023197737A1 (zh) 报文发送方法、pin管理方法、通信装置及通信系统

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230829

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230829