JP2024502402A - 洗剤配合物のための乳白剤 - Google Patents

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Abstract

液体担体と、複数の複合乳白剤粒子であって、複合乳白剤粒子が、ワックスによって部分的又は完全に封入されている金属酸化物粒子を含む、複合乳白剤粒子とを含む布地ケア配合物であって、金属酸化物粒子が、酸化亜鉛、酸化チタン及びそれらの混合物からなる群から選択され、金属酸化物粒子が、動的光散乱によって測定した場合に100nm超のz平均粒径を有し、ワックスが、45~110℃の融点温度を有し、複合乳白剤粒子が、動的光散乱によって測定した場合に100nm超~2,000nmのz平均粒径を有する、布地ケア配合物を提供する。

Description

本発明は、布地ケア配合物に関する。特に、本発明は、液体担体と、複数の複合乳白剤粒子であって、複合乳白剤粒子が、ワックスによって部分的又は完全に封入されている金属酸化物粒子を含む、複合乳白剤粒子とを含む、布地ケア配合物であって、金属酸化物粒子が、酸化亜鉛、酸化チタン及びそれらの混合物からなる群から選択され、金属酸化物粒子が、動的光散乱によって測定した場合に100nm超のz平均粒径を有し、ワックスが、45~110℃の融点温度を有し、複合乳白剤粒子が、動的光散乱によって測定した場合に100nm超~2,000nmのz平均粒径を有する、布地ケア配合物に関する。
洗浄性能に加えて、洗剤の美的外観及び感触は、消費者にとって重要な考慮事項である。したがって、洗剤は、典型的には、例えば、界面活性剤、溶媒、任意選択的にビルダー、及び乳白剤を含む、機能性、審美性、又はその両方に影響を与える様々な配合成分を含有する。
乳白剤は、液体系を不透明にする材料である。したがって、乳白剤は、例えば、液体を透明又は半透明から不透明に変換することによって、洗剤の外観又は審美性を改変するために使用される。乳白剤は、液体製品に均一で最高級の「ローション化された」外観を提供することができる。乳白剤は、通常は、溶媒(典型的には水)中の粒子の懸濁液として配合物に送達されるサブミクロンサイズの粒子から形成される。
乳白剤は、配合物の審美性を標的とするため、それらの含有が、配合物の機能を妨害しないか、又は配合物に悪影響を与えないことが一般に望ましい。例えば、配合物中の他の材料との限定された適合性を示す乳白剤は、安定性に関する問題を有し、スポッティング又は残留物形成を示し、好ましくない。加えて、例えば、大量に使用されたときにのみ有効であることによって、配合物中に大量の水を導入する乳白剤もまた、特に、濃縮洗剤又は単位用量パケットなど、水の量を制限することが望ましい配合物には好ましくない。
使用洗剤配合物のためのより持続可能な乳白剤が依然として必要とされており、特に、その持続可能な乳白剤は、従来のスチレンアクリルコポリマー系乳白剤と同等に機能する。
本発明は、液体担体と、複数の複合乳白剤粒子であって、複合乳白剤粒子が、ワックスによって部分的又は完全に封入されている金属酸化物粒子を含む、複合乳白剤粒子とを含む布地ケア配合物であって、金属酸化物粒子が、酸化亜鉛、酸化チタン及びそれらの混合物からなる群から選択され、金属酸化物粒子が、動的光散乱によって測定した場合に100nm超のz平均粒径を有し、ワックスが、45~110℃の融点温度を有し、複合乳白剤粒子が、動的光散乱によって測定した場合に100nm超~2,000nmのz平均粒径を有する、布地ケア配合物を提供する。
本発明は、汚れた布地物品を準備することと、洗浄水を準備することと、請求項3に記載の布地ケア配合物を準備することと、洗浄水の存在下で、布地ケア配合物を汚れた布地物品に適用して、洗浄された布地物品を提供することと、を含む、布地を処理する方法を提供する。
本発明者らは、驚くべきことに、ワックス(好ましくは、天然ワックス)によって部分的又は完全に封入された金属酸化物粒子を含む複合乳白剤粒子を、液体洗剤配合物に安定に組み込んで、液体洗剤配合物の全体的な持続可能性を増加させながら、従来のスチレンアクリレートコポリマー系乳白剤と同等の不透明化を提供することができることを見出した。
別段示されない限り、比率、百分率、部などは、重量によるものである。
本明細書で使用される場合、他に示されない限り、「分子量」又はMという語句は、ゲル浸透クロマトグラフィー(gel permeation chromatography、GPC)及びポリ(エチレンオキシド)標準を用いて従来の手法で測定される重量平均分子量を指す。GPCの技法は、Modern Size Exclusion Chromatography,W.W.Yau,J.J.Kirkland,D.D.Bly;Wiley-Interscience,1979に、及びA Guide to Materials Characterization and Chemical Analysis,J.P.Sibilia;VCH,1988,p.81-84に詳述されている。分子量は、本明細書においてダルトンの単位で、又は同等にg/molで報告される。
好ましくは、本発明の布地ケア配合物は、洗濯洗剤配合物、布地柔軟仕上げ剤配合物及び洗濯リフレッシャー配合物からなる群から選択される。より好ましくは、本発明の布地ケア配合物は、洗濯洗剤配合物である。最も好ましくは、本発明の布地ケア配合物は、液体洗濯洗剤配合物である。
好ましくは、本発明の布地ケア配合物は、液体担体(布地ケア配合物の重量に基づいて、好ましくは、25~97.9重量%(より好ましくは、50~94.5重量%、なおより好ましくは、62.5~91.75重量%、更により好ましくは、70~89.9重量%、最も好ましくは、76~88重量%)の液体担体)と、複数の複合乳白剤粒子(布地ケア配合物の重量に基づいて、好ましくは、0.05~10重量%(より好ましくは、0.1~7.5重量%、なおより好ましくは、0.5~5重量%、最も好ましくは、0.75~3.0重量%の複数の複合乳白剤粒子)と、を含み、複合乳白剤粒子は、ワックスによって部分的に又は完全に封入されている金属酸化物粒子を含み、金属酸化物粒子は、酸化亜鉛、酸化チタン及びそれらの混合物からなる群から選択され、金属酸化物粒子は、動的光散乱によって(例えば、Brookhaven粒径分析器を用いて)測定した場合に100nm超(好ましくは、110nm~500nm、より好ましくは、150nm~400nm、最も好ましくは、175~275nm)のz平均粒径を有し、ワックスは、45~110℃(好ましくは、65~100℃、より好ましくは、75~90℃、最も好ましくは、80~90℃)の融点温度を有し、複合乳白剤粒子は、動的光散乱によって(例えば、Universal Liquid Moduleを備えたBeckman Coulter粒径分析器を用いて)測定した場合に100nm超~2,000nm(好ましくは、200nm~1,000nmより好ましくは、250nm~750nm、最も好ましくは、300nm~500nm)のz平均粒径を有する。
好ましくは、本発明の布地ケア配合物は、液体担体を含む。より好ましくは、本発明の布地ケア配合物は、布地ケア配合物の重量に基づいて、25~97.9重量%(好ましくは、50~94.5重量%、より好ましくは、62.5~91.75重量%、更により好ましくは、70~89.9重量%、最も好ましくは、76~88重量%)の液体担体を含む。なおより好ましくは、本発明の布地ケア配合物は、布地ケア配合物の重量に基づいて、25~97.9重量%(好ましくは、50~94.5重量%、より好ましくは、62.5~91.75重量%、更により好ましくは、70~89.9重量%、最も好ましくは、76~88重量%)の液体担体を含み、ここで液体担体は、水を含む。最も好ましくは、本発明の布地ケア配合物は、布地ケア配合物の重量に基づいて、25~97.9重量%(好ましくは、50~94.5重量%、より好ましくは、62.5~91.75重量%、更により好ましくは、70~89.9重量%、最も好ましくは、76~88重量%)の液体担体を含み、ここで液体担体は、水である。
好ましくは、液体担体は、C1~3アルカノールアミン、C1~3アルカノール及びグリコールなどの水混和性液体を含むことができる。より好ましくは、液体担体は、液体担体の重量に基づいて、0~8重量%(好ましくは、0.2~8重量%、より好ましくは、0.5~5重量%)の水混和性液体を含み、水混和性液体は、C1~3アルカノールアミン、C1~3アルカノール及びそれらの混合物からなる群から選択される。最も好ましくは、液体担体は、液体担体の重量に基づいて、0~8重量%(好ましくは、0.2~8重量%、より好ましくは、0.5~5重量%)の水混和性液体を含み、水混和性液体は、エタノール及びプロピレングリコールである。
好ましくは、本発明の布地ケア配合物は、布地ケア配合物の重量に基づいて、0.05~10重量%(好ましくは、0.1~7.5重量%、より好ましくは、0.5~5重量%、最も好ましくは、0.75~3重量%)の複数の複合乳白剤粒子を含み、複合乳白剤粒子は、ワックスによって部分的又は完全に封入されている(好ましくは、50~100%封入されている、より好ましくは、75~100%封入されている、最も好ましくは、90~100%封入されている)金属酸化物粒子を含み、金属酸化物粒子は、酸化亜鉛、酸化チタン及びそれらの混合物からなる群から選択され、金属酸化物粒子は、動的光散乱によって(例えば、Brookhaven粒径分析器を用いて)測定した場合に100nm超(好ましくは、110nm~500nm、より好ましくは、150nm~400nm、最も好ましくは、175~275nm)のz平均粒径を有し、ワックスは、45~110℃(好ましくは、65~100℃、より好ましくは、75~90℃、最も好ましくは、80~90℃)の融点温度を有し、複合乳白剤粒子は、動的光散乱によって(例えば、Universal Liquid Moduleを備えたBeckman Coulter粒径分析器を用いて)測定した場合に100nm超~2,000nm(好ましくは、200nm~1,000nmより好ましくは、250nm~750nm、最も好ましくは、300nm~500nm)のz平均粒径を有する。より好ましくは、本発明の布地ケア配合物は、布地ケア配合物の重量に基づいて、0.05~10重量%(好ましくは、0.1~7.5重量%、より好ましくは、0.5~5重量%、最も好ましくは、0.75~3重量%)の複数の複合乳白剤粒子を含み、複合乳白剤粒子は、ワックスによって部分的又は完全に封入されている(好ましくは、50~100%封入されている、より好ましくは、75~100%封入されている、最も好ましくは、90~100%封入されている)金属酸化物粒子を含み、複合乳白剤粒子は、複合乳白剤粒子の重量に基づいて、1~40重量%(好ましくは、2~30重量%、より好ましくは、3~25重量%、最も好ましくは、5~20重量%)の金属酸化物粒子を含み、金属酸化物粒子は、酸化亜鉛、酸化チタン及びそれらの混合物からなる群から選択され、金属酸化物粒子は、動的光散乱によって(例えば、Brookhaven粒径分析器を用いて)測定した場合に100nm超(好ましくは、110nm~500nm、より好ましくは、150nm~400nm、最も好ましくは、175~275nm)のz平均粒径を有し、複合乳白剤粒子は、複合乳白剤粒子の重量に基づいて、60~99重量%(好ましくは、70~98重量%、より好ましくは、75~97重量%、最も好ましくは、80~95重量%)のワックスを含み、ワックスは、45~110℃(好ましくは、65~100℃、より好ましくは、75~90℃、最も好ましくは、80~90℃)の融点温度を有し、複合乳白剤粒子は、動的光散乱によって(例えば、Universal Liquid Moduleを備えたBeckman Coulter粒径分析器を用いて)測定した場合に100nm超~2,000nm(好ましくは、200nm~1,000nmより好ましくは、250nm~750nm、最も好ましくは、300nm~500nm)のz平均粒径を有する。最も好ましくは、本発明の布地ケア配合物は、布地ケア配合物の重量に基づいて、0.05~10重量%(好ましくは、0.1~7.5重量%、より好ましくは、0.5~5重量%、最も好ましくは、0.75~3重量%)の複数の複合乳白剤粒子を含み、複合乳白剤粒子は、ワックスによって部分的又は完全に封入されている(好ましくは、50~100%封入されている、より好ましくは、75~100%封入されている、最も好ましくは、90~100%封入されている)金属酸化物粒子を含み、複合乳白剤粒子は、複合乳白剤粒子の重量に基づいて、1~40重量%(好ましくは、2~30重量%、より好ましくは、3~25重量%、最も好ましくは、5~20重量%)の金属酸化物粒子を含み、金属酸化物粒子は、酸化チタン粒子であり、二酸化チタン粒子は、動的光散乱によって(例えば、Brookhaven粒径分析器を用いて)測定した場合に100nm超(好ましくは、110nm~500nm、より好ましくは、150nm~400nm、最も好ましくは、175~275nm)のz平均粒径を有し、複合乳白剤粒子は、複合乳白剤粒子の重量に基づいて、60~99重量%(好ましくは、70~98重量%、より好ましくは、75~97重量%、最も好ましくは、80~95重量%)のワックスを含み、ワックスは、45~110℃(好ましくは、65~100℃、より好ましくは、75~90℃、最も好ましくは、80~90℃)の融点温度を有し、複合乳白剤粒子は、動的光散乱によって(例えば、Universal Liquid Moduleを備えたBeckman Coulter粒径分析器を用いて)測定した場合に100nm超~2,000nm(好ましくは、200nm~1,000nmより好ましくは、250nm~750nm、最も好ましくは、300nm~500nm)のz平均粒径を有する。
好ましくは、金属酸化物粒子は、酸化亜鉛、酸化チタン及びそれらの混合物からなる群から選択され、金属酸化物粒子は、動的光散乱によって(例えば、Brookhaven粒径分析器を用いて)測定した場合に100nm超(好ましくは、110nm~500nm、より好ましくは、150nm~400nm、最も好ましくは、175~275nm)のz平均粒径を有する。金属酸化物粒子は、動的光散乱によって(例えば、Brookhaven粒径分析器を用いて)測定した場合に100nm超(好ましくは、110nm~500nm、より好ましくは、150nm~400nm、最も好ましくは、175~275nm)のz平均粒径を有する二酸化チタンを含む。最も好ましくは、金属酸化物粒子は、動的光散乱によって(例えば、Brookhaven粒径分析器を用いて)測定した場合に100nm超(好ましくは、110nm~500nm、より好ましくは、150nm~400nm、最も好ましくは、175~275nm)のz平均粒径を有する二酸化チタンである。好ましくは、金属酸化物粒子は、疎水性表面処理(例えば、ポリシロキサン表面コーティング)を有する。
好ましくは、ワックスは天然ワックスである。より好ましくは、ワックスは、カルナウバワックス、キャンデリラワックス、ヤマモモワックス、カスターワックス、ココバター、エスパルト(esparto)ワックス、ラウレル(laurel)ワックス、木ろう(japan wax)、ホホバワックス、オーリクリー(ouricury)ワックス、パームワックス、米ぬかワックス、ダイズワックス、シアバター、ヒマワリワックス、ナンキンハゼワックス及びそれらの混合物からなる群から選択される天然ワックスである。より好ましくは、ワックスは、カルナウバワックス、カスターワックス、オーリクリーワックス、米ぬかワックス及びそれらの混合物からなる群から選択される天然ワックスである。なおより好ましくは、ワックスは、カルナウバワックスを含む天然ワックスである。最も好ましくは、ワックスはカルナウバワックスである。
好ましくは、ワックスは、C23~31パラフィン、C24~36脂肪アルコール、C12~36脂肪酸、並びにC9~24脂肪酸及びC12~36脂肪アルコールから誘導されるエステルを含む。
好ましくは、本発明の布地ケア配合物は、洗浄界面活性剤を更に含む洗濯洗剤配合物である。より好ましくは、本発明の布地ケア配合物は、布地ケア配合物の重量に基づいて、2~60重量%(より好ましくは、5~40重量%、なおより好ましくは、7.5~30重量%、更により好ましくは、10~25重量%、最も好ましくは、10~20重量%)の洗浄界面活性剤を更に含む洗濯洗剤配合物である。なおより好ましくは、本発明の布地ケア配合物は、布地ケア配合物の重量に基づいて、2~60重量%(より好ましくは、5~40重量%、なおより好ましくは、7.5~30重量%、更により好ましくは、10~25重量%、最も好ましくは、10~20重量%)の洗浄界面活性剤を更に含む洗濯洗剤配合物である。洗浄界面活性剤は、アニオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤、及びそれらの混合物からなる群から選択される。更になおより好ましくは、本発明の布地ケア配合物は、布地ケア配合物の重量に基づいて、2~60重量%(より好ましくは、5~40重量%、なおより好ましくは、7.5~30重量%、更により好ましくは、10~25重量%、最も好ましくは、10~20重量%)の洗浄界面活性剤を更に含む洗濯洗剤配合物であり、洗浄界面活性剤は、アニオン性界面活性剤及び非イオン性界面活性剤を含む混合物からなる群から選択される。最も好ましくは、本発明の布地ケア配合物は、布地ケア配合物の重量に基づいて、2~60重量%(より好ましくは、5~40重量%、なおより好ましくは、7.5~30重量%、更により好ましくは、10~25重量%、最も好ましくは、10~20重量%)の洗浄界面活性剤を更に含む洗濯洗剤配合物であり、洗浄界面活性剤は、直鎖アルキルベンゼンスルホネートと、ラウリルエトキシ硫酸ナトリウムと、非イオン性アルコールエトキシレートとの混合物を含む。
アニオン性界面活性剤としては、アルキルスルフェート、アルキルベンゼンスルフェート、アルキルベンゼンスルホン酸、アルキルベンゼンスルホネート、アルキルポリエトキシスルフェート、アルコキシル化アルコール、パラフィンスルホン酸、パラフィンスルホネート、オレフィンスルホン酸、オレフィンスルホネート、アルファ-スルホカルボキシレート、アルファ-スルホカルボキシレートのエステル、アルキルグリセリルエーテルスルホン酸、アルキルグリセリルエーテルスルホネート、脂肪酸のスルフェート、脂肪酸のスルホネート、脂肪酸エステルのスルホネート、アルキルフェノール、アルキルフェノールポリエトキシエーテルスルフェート、2-アクリルオキシ-アルカン-1-スルホン酸、2-アクリルオキシ-アルカン-1-スルホネート、ベータ-アルキルオキシアルカンスルホン酸、ベータ-アルキルオキシアルカンスルホネート、アミンオキシド、及びそれらの混合物が挙げられる。好ましいアニオン性界面活性剤としては、C8~20アルキルベンゼンスルフェート、C8~20アルキルベンゼンスルホン酸、C8~20アルキルベンゼンスルホネート、パラフィンスルホン酸、パラフィンスルホネート、アルファ-オレフィンスルホン酸、アルファ-オレフィンスルホネート、アルコキシル化アルコール、C8~20アルキルフェノール、アミンオキシド、脂肪酸のスルホネート、脂肪酸エステルのスルホネート、C8~10アルキルポリエトキシスルフェート、及びそれらの混合物が挙げられる。より好ましいアニオン性界面活性剤としては、C12~16アルキルベンゼンスルホン酸、C12~16アルキルベンゼンスルホネート、C12~18パラフィンスルホン酸、C12~18パラフィンスルホネート、C12~16アルキルポリエトキシスルフェート、及びそれらの混合物が挙げられる。
非イオン性界面活性剤としては、アルコキシレート(例えば、ポリグリコールエーテル、脂肪アルコールポリグリコールエーテル、アルキルフェノールポリグリコールエーテル、末端基キャップされたポリグリコールエーテル、混合エーテル、ヒドロキシ混合エーテル、脂肪酸ポリグリコールエステル、及びそれらの混合物が挙げられる。好ましい非イオン性界面活性剤としては、脂肪アルコールポリグリコールエーテルが挙げられる。より好ましい非イオン性界面活性剤としては、二級アルコールエトキシレート、エトキシル化2-エチルヘキサノール、エトキシル化された種子油、ブタノールキャップされたエトキシル化2-エチルヘキサノール、及びそれらの混合物が挙げられる。最も好ましい非イオン性界面活性剤としては、二級アルコールエトキシレートが挙げられる。
カチオン性界面活性剤としては、第四級界面活性化合物が挙げられる。好ましいカチオン性界面活性剤としては、アンモニウム基、スルホニウム基、ホスホニウム基、ヨードニウム基、及びアルソニウム基のうちの少なくとも1つを有する第四級界面活性化合物が挙げられる。より好ましいカチオン性界面活性剤としては、ジアルキルジメチルアンモニウムクロリド及びアルキルジメチルベンジルアンモニウムクロリドのうちの少なくとも1つが挙げられる。更により好ましいカチオン性界面活性剤としては、C16~18ジアルキルジメチルアンモニウムクロリド、C8~18アルキルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、及びジメチルジタロウ塩化アンモニウムのうちの少なくとも1つが挙げられる。最も好ましいカチオン性界面活性剤としては、ジメチルジタロウ塩化アンモニウムが挙げられる。
両性界面活性剤としては、ベタイン、アミンオキシド、アルキルアミドアルキルアミン、アルキル置換アミンオキシド、アシル化アミノ酸、脂肪族第四級アンモニウム化合物の誘導体、及びそれらの混合物が挙げられる。好ましい両性界面活性剤としては、脂肪族第四級アンモニウム化合物の誘導体が挙げられる。より好ましい両性界面活性剤としては、8~18個の炭素原子を有する長鎖基を有する脂肪族第四級アンモニウム化合物の誘導体が挙げられる。更により好ましい両性界面活性剤としては、C12~14アルキルジメチルアミンオキシド、3-(N,N-ジメチル-N-ヘキサデシル-アンモニオ)プロパン-1-スルホネート、3-(N,N-ジメチル-N-ヘキサデシルアンモニオ)-2-ヒドロキシプロパン-1-スルホネートのうちの少なくとも1つが挙げられる。最も好ましい両性界面活性剤としては、C12~14アルキルジメチルアミンオキシドのうちの少なくとも1つが挙げられる。
好ましくは、本発明の布地ケア配合物は、抗菌剤、レオロジー調整剤、pH調整剤、発泡剤、乳化剤、香料、キレート剤、防腐剤(例えば、安息香酸、ソルビン酸、フェノキシエタノール)、漂白剤、漂白活性剤、帯電防止剤、構造化剤、ヒドロトロープ、ビルダー、安定剤、酵素、光学増白剤、フィラー、布地柔軟剤、着色剤、吸収剤、硬質粒子、軟質粒子及びそれらの混合物からなる群から選択される少なくとも1つの追加の配合成分を任意選択的に更に含む。
好ましくは、本発明の布地ケア配合物は、ヒドロトロープを任意選択的に更に含む。より好ましくは、本発明の布地ケア配合物は、布地ケア配合物の重量に基づいて、0~10重量%(好ましくは、0.1~7.5重量%、より好ましくは、0.2~5重量%、最も好ましくは、0.5~2.5重量%)のヒドロトロープを任意選択的に更に含む。より好ましくは、本発明の布地ケア配合物は、布地ケア配合物の重量に基づいて、0~10重量%(好ましくは、0.1~7.5重量%、より好ましくは、0.2~5重量%、最も好ましくは、0.5~2.5重量%)のヒドロトロープを任意選択的に更に含み、ヒドロトロープは、アルキルヒドロキシド、尿素、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、キシレンスルホン酸、トルエンスルホン酸、エチルベンゼンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸、及びクメンスルホン酸のカルシウム、ナトリウム、カリウム、アンモニウム及びアルカノールアンモニウム塩、それらの塩、及びそれらの混合物からなる群から選択される。最も好ましくは、本発明の布地ケア配合物は、布地ケア配合物の重量に基づいて、0~10重量%(好ましくは、0.1~7.5重量%、より好ましくは、0.2~5重量%、最も好ましくは、0.5~2.5重量%)のヒドロトロープを更に含み、ヒドロトロープは、トルエンスルホン酸ナトリウム、トルエンスルホン酸カリウム、キシレンスルホン酸ナトリウム、キシレンスルホン酸アンモニウム、キシレンスルホン酸カリウム、キシレンスルホン酸カルシウム、クメンスルホン酸ナトリウム、クメンスルホン酸アンモニウム、及びそれらの混合物からなる群から選択される。
好ましくは、本発明の布地ケア配合物は、香料を任意選択的に更に含む。より好ましくは、本発明の布地ケア配合物は、布地ケア配合物の重量に基づいて、0~10重量%(好ましくは、0.001~5重量%、より好ましくは、0.005~3重量%、最も好ましくは、0.01~2.5重量%)の香料を任意選択的に更に含む。
好ましくは、本発明の布地ケア配合物は、ビルダーを任意選択的に更に含む。より好ましくは、本発明の布地ケア配合物は、布地ケア配合物の重量に基づいて、0~50重量%(好ましくは、5~50重量%、より好ましくは、7.5~30重量%)のビルダーを更に含む。最も好ましくは、本発明の布地ケア配合物は、布地ケア配合物の重量に基づいて、0~50重量%(好ましくは、5~50重量%、より好ましくは、7.5~30重量%)のビルダーを任意選択的に更に含む。ビルダー、ビルダーは、無機ビルダー(例えば、トリポリホスフェート、ピロホスフェート)、アルカリ金属炭酸塩、ホウ酸塩、重炭酸塩、水酸化物、ゼオライト、クエン酸塩(例えば、クエン酸ナトリウム)、ポリカルボキシレート、モノカルボキシレート、アミノトリスメチレンホスホン酸、アミノトリスメチレンホスホン酸の塩、ヒドロキシエタンジホスホン酸、ヒドロキシエタンジホスホン酸の塩、ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホン酸)、ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホン酸)の塩、エチレンジアミンテトラエチレン-ホスホン酸、エチレンジアミンテトラエチレン-ホスホン酸の塩、オリゴマーホスホネート、ポリマーホスホネート、それらの混合物からなる群から選択される。
好ましくは、本発明の布地ケア配合物は、布地ケア配合物の重量に基づいて、0~10重量%の漂白剤を更に含む。好ましい漂白剤としては、例えば、過ホウ酸ナトリウム及び過炭酸ナトリウムが挙げられる。
好ましくは、本発明の布地ケア配合物は、布地ケア配合物の重量に基づいて、0~10重量%の漂白活性剤を更に含む。好ましい漂白活性剤としては、例えば、テトラアセチルエチレンジアミン(tetra acetyl ethylene diamine、TAED)及びノナノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム(nonanoyloxybenzene sulfonate、NOBS)が挙げられる。
好ましくは、本発明の布地ケア配合物は、布地ケア配合物の重量に基づいて、0~1重量%の安定剤を更に含む。好ましい安定剤としては、例えば、ホスホネートが挙げられる。
好ましくは、本発明の布地ケア配合物は、布地ケア配合物の重量に基づいて、0~2重量%の酵素を更に含む。好ましい酵素としては、例えば、プロテアーゼ、セルラーゼ、アミラーゼ及びリパーゼが挙げられる。
好ましくは、本発明の布地ケア配合物は、布地ケア配合物の重量に基づいて、0~0.3重量%の光学増白剤を更に含む。好ましい光学増白剤としては、例えば、蛍光白化剤が含まれる。
好ましくは、本発明の布地ケア配合物は、布地ケア配合物の重量に基づいて、0~74.09重量%(好ましくは、0.1~74.09重量%、より好ましくは、5~70重量%、更により好ましくは、28.5~65重量%、最も好ましくは、53.9~62重量%)のフィラーを更に含む。より好ましくは、本発明の布地ケア配合物は、布地ケア配合物の重量に基づいて、0~74.09重量%(好ましくは、0.1~74.09重量%、より好ましくは、5~70重量%、更により好ましくは、28.5~65重量%、最も好ましくは、53.9~62重量%)のフィラーを更に含み、フィラーは、硫酸ナトリウム、塩化ナトリウム、方解石、及びドロマイトのうちの少なくとも1つを含む。最も好ましくは、本発明の布地ケア配合物は、布地ケア配合物の重量に基づいて、0~74.09重量%(好ましくは、0.1~74.09重量%、より好ましくは、5~70重量%、更により好ましくは、28.5~65重量%、最も好ましくは、53.9~62重量%)のフィラーを更に含み、フィラーは、硫酸ナトリウム、塩化ナトリウム、方解石、ドロマイト、及びそれらの混合物からなる群から選択される。
好ましくは、本発明の布地ケア配合物は、布地柔軟仕上げ剤を任意選択的に更に含む。より好ましくは、本発明の布地ケア配合物は、布地ケア配合物の重量に基づいて、0~10重量%(好ましくは、0.5~10重量%)の布地柔軟仕上げ剤を任意選択的に更に含む。最も好ましくは、本発明の布地ケア配合物は、布地ケア配合物の重量に基づいて、0~10重量%(好ましくは、0.5~10重量%)の布地柔軟仕上げ剤を任意選択的に更に含み、布地柔軟仕上げ剤は、カチオン性コアセルベート化ポリマー(例えば、カチオン性ヒドロキシルエチルセルロース、ポリクオタニウムポリマー、及びそれらの組み合わせ)である。
好ましくは、本発明の布地ケア配合物は、任意選択的に更に、pH調整剤を含む。好ましくは、本発明の布地ケア配合物は、任意選択的に更に、pH調整剤を含み、布地ケア配合物は、6~12.5(好ましくは、6.5~11、より好ましくは、7.5~10)のpHを有する。pHを調整するための塩基としては、水酸化ナトリウム(ソーダ灰を含む)及び水酸化カリウムなどの無機塩基、重炭酸ナトリウム、ケイ酸ナトリウム、水酸化アンモニウム、並びに有機塩基(例えば、モノ-、ジ-、又はトリ-エタノールアミン、及び2-ジメチルアミノ-2-メチル-1-プロパノール(DMAMP))が挙げられる。pHを調整するための酸としては、無機酸(例えば、塩酸、リン酸、及び硫酸)並びに有機酸(例えば、酢酸)が挙げられる。
好ましくは、本発明の布地ケア組成物は、レオロジー調整剤を更に含む。より好ましくは、本発明の布地ケア配合物は、レオロジー調整剤を更に含み、レオロジー調整剤は、(好ましくは、布地ケア配合物の他の特性を実質的に改変することなく)布地ケア配合物の粘度を増加させるように選択される。最も好ましくは、本発明の布地ケア配合物は、布地ケア配合物の重量に基づいて、0~10重量%(好ましくは、0.05~5重量%、より好ましくは、0.1~2.5重量%、最も好ましくは、0.15~2.0重量%)のレオロジー調整剤を更に含む。
好ましくは、本発明の汚れた布地を処理する方法は、布地物品(好ましくは、汚れた布地物品)を準備することと、本発明の布地ケア配合物を準備することと、布地ケア配合物を布地物品に適用して、処理された布地物品を提供することと、を含む。より好ましくは、本発明の布地を処理する方法は、汚れた布地物品を準備することと、洗浄水を準備することと、本発明の布地ケア配合物を準備することと、洗浄水の存在下で、布地ケア配合物を汚れた布地物品に適用して、洗浄された布地物品を提供することと、を含む。
ここで、本発明のいくつかの実施形態を、以下の実施例で詳細に説明する。
比較例CD1~CD4及び実施例D1~D2:分散
3.5インチ長の撹拌シャフトの底部に配置されたCowlesミキサーブレード及び最大1,825rpmのミキサー速度を可能にするプーリーシステムを備えた300mLのParr混合容器中で、表1に示した成分を組み合わせることによって、比較例CD1~CD4及び実施例D1~D2の各々において、分散液を調製した。表1に示した、ワックス、30%水酸化カリウム溶液、無機配合成分(もし有れば)及び初期水を、Parr混合容器に入れた。次いで、Parr混合容器の内容物を、140℃に設定した加熱マントルで加熱した。ワックスが十分に軟化したら、撹拌を150rpmで開始して、容器内容物の均一な加熱を促進した。容器内容物が140℃のプロセス温度に達したら、撹拌速度を600rpmに増加させた。5分後、表1に示した量の希釈水を容器に添加した。加熱マントルを下げ、撹拌速度を600rpmに維持しながら、容器を冷水浴に浸漬することによって容器内容物を50℃に冷却した。得られた分散生成物を、固形分%、体積平均粒径及びpHについて試験した。

Machado & CIA Inc.から入手可能なカルナウバワックス(C23~31パラフィン、C24~36脂肪アルコール、C12~36脂肪酸及びC9、C12~36のエステル)
Imerys Performance Mineralsから入手可能な600nmの平均粒径を有するIMERCARE(登録商標)不透明カオリン(AlSi(OH)
Chemoursから入手可能な疎水性コーティングを有する平均粒径220nmのTI-PURE(商標)R-104 TiO
Chemoursから入手可能な親水性コーティングを有する平均粒径290nmのTI-PURE(商標)R-101 TiO
複数のピークが観察された
比較例C1~C4及び実施例1:液体洗濯洗剤配合物
比較例C1~C4及び実施例1の各々において、表2に列挙した量の成分を組み合わせることによって、液体洗濯配合物を調製した。

Stepan Companyから入手可能なNacconal 90G直鎖アルキルベンゼンスルホネート
Stepan Companyから入手可能なSteol CS-460ラウリルエトキシ硫酸ナトリウム
Stepan Companyから入手可能なBiosoft N25-7非イオン性アルコールエトキシレート
OPULYN(商標)301乳白剤
Chemoursから入手可能な、疎水性コーティングを有する220nmの平均粒径のTI-PURE(商標)R-104 TiO粒子
性能試験
比較例C1~C4及び実施例1の各々からのボディウォッシュ配合物の配合物安定性及び不透明度(L値)を、表3に報告する。各配合物を、1mLバイアルに充填し、Dow PICA IIU High Throughput(HTR)Imaging Stationによって室温で画像化した。MATLABのDow image Analysis Methods for HTR(DiamHTR)Version 2.0を使用して画像を分析した。分析ソフトウェアは、画像をバッチ処理し、試料画像の全領域を積分して、各試料について平均L色値を算出することができた。各試料について計算したL、a及びb値を、表3に列挙する。

Claims (10)

  1. 布地ケア配合物であって、
    液体担体と、
    複数の複合乳白剤粒子であって、前記複合乳白剤粒子が、ワックスによって部分的又は完全に封入されている金属酸化物粒子を含む、複合乳白剤粒子とを含む布地ケア配合物であって、前記金属酸化物粒子が、酸化亜鉛、酸化チタン及びそれらの混合物からなる群から選択され、前記金属酸化物粒子が、動的光散乱によって測定した場合に100nm超のz平均粒径を有し、前記ワックスが、45~110℃の融点温度を有し、前記複合乳白剤粒子が、動的光散乱によって測定した場合に100nm超~2,000nmのz平均粒径を有する、布地ケア配合物。
  2. 前記布地ケア配合物が、洗濯洗剤配合物、布地柔軟仕上げ剤及び洗濯リフレッシャー配合物からなる群から選択される、請求項1に記載の布地ケア配合物。
  3. 前記布地ケア配合物が、洗濯洗剤配合物であり、前記布地ケア配合物が、洗浄界面活性剤を更に含む、請求項2に記載の布地ケア配合物。
  4. ビヒクルが、水性ビヒクルである、請求項3に記載の布地ケア配合物。
  5. 前記金属酸化物粒子が、二酸化チタン粒子である、請求項4に記載の布地ケア配合物。
  6. レオロジー調整剤を更に含む、請求項5に記載の布地ケア配合物。
  7. 前記ワックスが、天然ワックスである、請求項6に記載の布地ケア配合物。
  8. 前記天然ワックスが、カルナウバワックス、キャンデリラワックス、ヤマモモワックス、カスターワックス、ココバター、エスパルトワックス、木ろう、ホホバワックス、ラウレルワックス、オーリクリーワックス、パームワックス、米ぬかワックス、ダイズワックス、ヒマワリワックス、シアバター、ナンキンハゼワックス及びそれらの混合物からなる群からのものである、請求項7に記載の布地ケア配合物。
  9. 前記天然ワックスが、カルナウバワックスである、請求項8に記載の布地ケア配合物。
  10. 布地を処理する方法であって、
    汚れた布地物品を準備することと、
    洗浄水を準備することと、
    請求項3に記載の布地ケア配合物を準備することと、
    前記洗浄水の存在下で、前記布地ケア配合物を前記汚れた布地物品に適用して、洗浄された布地物品を提供することと、を含む、方法。
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