JP2024501798A - 運転者の注意散漫を最少にするためのナビゲーションセッションの共有 - Google Patents

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Abstract

第1のコンピューティングデバイスは、ナビゲーションセッションを共有して運転者の注意散漫を最少にするための方法を実現することができる。方法は、ナビゲーション経路を指示する第2のコンピューティングデバイスにおけるナビゲーションセッションと同期した共有ナビゲーションセッションへのアクセスを要求するステップを含み、ナビゲーションセッションは経路データを含む。第1のコンピューティングデバイスは、共有ナビゲーションセッションへのアクセスを受け取ると、それに応答して、第2のコンピューティングデバイスにおいて、ナビゲーション経路を指示する同期された経路データを受け取ることができる。方法は、拡張した、または第2のコンピューティングデバイスにおいて出力される1つまたは複数の第2のナビゲーション命令とは異なる方法で出力される少なくとも1つのナビゲーション命令を含む同期された経路データに対応する1つまたは複数の第1のナビゲーション命令を取得するステップ、および1つまたは複数の第1のナビゲーション命令を出力するステップをさらに含む。

Description

本開示はナビゲーションセッションに関し、より詳細には、搭乗者とナビゲーションセッションを共有することにより、ナビゲーションセッション中における運転者の注意散漫を最少にすることに関する。
本明細書において提供されている背景技術の説明は、本開示の文脈を概略的に提示することを目的としている。現在名前が挙げられている発明者らの仕事の、この背景技術の節で説明されている範囲までの仕事、ならびに、さもなければ出願時における従来技術として見なし得ない説明の態様は、本開示に対する従来技術として明示的にも暗示的にも認められていない。
今日、多くのユーザは、ユーザを所望の目的地まで案内するナビゲーション方向を要求している。コンピュータ上、スマートフォン上、車両に埋め込まれたデバイス上、等々で実行することができる、ステップ方式のナビゲーション命令を提供することができる様々なソフトウェアアプリケーションが利用可能である。多くのシナリオでは、運転者のデバイスが走行ナビゲーションを実施している間、走行ナビゲーションを実施することができる自身のデバイスを有する他の搭乗者が同じく車両に存在している。これらの搭乗者は、ナビゲーション中、運転者による方向の解釈、方向転換の識別、経路に関する情報の探索、等々を補助することによって「副操縦士」として働き得る。しかしながら搭乗者は、従来、運転者とは別にナビゲーションセッションを実行している。したがって2つのデバイスが別個に目的地に対するナビゲーション命令を提供し、これは、運転者と搭乗者の両方に対してさらなる混乱をもたらし得る。例えば2つのデバイスは二重命令を提供し、また、音声命令を同時に発することがあり、これは、ユーザが重複する命令を聞くのを困難にし得る。さらに、搭乗者のナビゲーションセッションは運転者のナビゲーションセッションとは異なっているため、搭乗者には、ナビゲーション経路に関する情報に対するアクセスが欠乏し得る。
搭乗者のコンピューティングデバイスは、本開示の技法を使用して、運転者のコンピューティングデバイスによって開始されたナビゲーションセッションに参加することができ、また、搭乗者のコンピューティングデバイスは、運転者のコンピューティングデバイスによって受け取られない補助的ナビゲーション命令を受け取ることができる。搭乗者コンピューティングデバイスは、運転者コンピューティングデバイスによって開始されたナビゲーションセッションと同期化されている共有ナビゲーションセッションへのアクセスを要求することができる。ナビゲーションセッションはナビゲーション経路を指示することができ、また、経路データを含むことができる。搭乗者コンピューティングデバイスは、共有ナビゲーションセッションへのアクセスを受け取ると、それに応答して、運転者コンピューティングデバイスにナビゲーション経路を指示する同期された経路データを受け取ることができる。また、搭乗者コンピューティングデバイスは、拡張した、または運転者コンピューティングデバイスにおいて出力されるナビゲーション命令とは別様に出力される少なくとも1つのナビゲーション命令を含む同期された経路データに対応する搭乗者ナビゲーション命令のセットを同じく受け取ることができる。搭乗者ナビゲーション命令のセットの中のこれらの命令の各々は、搭乗者コンピューティングデバイスにおいて出力することができる。
いくつかの実施態様では、運転者のコンピューティングデバイス、搭乗者のコンピューティングデバイスまたは遠隔サーバデバイスは、ナビゲーション命令のセットを搭乗者ナビゲーション命令のセットおよび運転者ナビゲーション命令のセットに分けることができ、搭乗者ナビゲーション命令のセットの中のナビゲーション命令は運転者ナビゲーション命令のセットの中のナビゲーション命令に対応する。例えば搭乗者コンピューティングデバイスはナビゲーション命令のセットを受け取り、機械学習ベーステキスト要約アルゴリズムを適用して搭乗者ナビゲーション命令を生成することができる。搭乗者コンピューティングデバイスは、対応する運転者ナビゲーション命令の詳細レベルとは異なる詳細レベルで搭乗者ナビゲーション命令を生成することも可能である。
例えば運転者コンピューティングデバイスによって取得される運転者ナビゲーション命令は「100m先を左折」と読むことができ、また、運転者コンピューティングデバイスのスピーカによって聴覚的に運転者に通信することができる。搭乗者コンピューティングデバイスによって取得される、運転者ナビゲーション命令に対応するナビゲーション命令は、「100m先のドラッグストアの反対側の角の大きな木の交差点を左折」と読むことができ、また、搭乗者コンピューティングデバイスのディスプレイ上で搭乗者に視覚的に表示することができる。別の例として、運転者コンピューティングデバイスによって取得される運転者ナビゲーション命令は、「この先、100マイルにわたってI-xxを継続して下さい」を聴覚的に運転者に通信することができる。コンピューティングデバイスによって取得される、運転者ナビゲーション命令に対応するナビゲーション命令は、ナビゲーション経路に沿った(例えばI-xxに沿った)交通情報を特徴付けることができ、「10マイル先でI-xxが渋滞しています。道路が狭くなりますが近道を取りたいですか?」を発することによって搭乗者に代替経路を持ち掛けることができる。搭乗者は、それに応答して経路変更を承認することができ、運転者は、口頭で、さもなければ他の方法で経路変更に同意することができ、共有ナビゲーションセッションは、ナビゲーション経路を更新して、搭乗者と運転者の両方に提示するための代替経路を特徴付けることができる。
他の実施態様では、運転者コンピューティングデバイスは、運転者ディスプレイ構成に従って経路データを表示することができ、また、搭乗者コンピューティングデバイスは、搭乗者ディスプレイ構成に従って同期された経路データを表示することができる。さらに、搭乗者コンピューティングデバイスがナビゲーション経路の異なる態様および/または追加態様を搭乗者に表示することができるよう、運転者ディスプレイ構成のディスプレイ構成は搭乗者ディスプレイ構成とは異なっていてもよい。例えば運転者コンピューティングデバイスはナビゲーション経路を運転者に表示することができ、また、搭乗者コンピューティングデバイスは、ナビゲーション経路、途中立寄り地点、関心地点、代替経路、ナビゲーション経路に関する情報(例えばステップ方式ナビゲーション、距離、時間、等々)、および/または任意の他の適切な情報を搭乗者に表示することができる。いくつかの実施形態では、搭乗者コンピューティングデバイスは、さらに、ナビゲーション経路に沿って途中立寄り地点を置くことによって、代替経路を決定することによって、等々によって、共有ナビゲーションセッションの態様の搭乗者による制御を可能にすることができる。
本開示の態様は、搭乗者のデバイスによる、ナビゲーションサーバへの単一の接続を介した運転者のデバイスとの同期ナビゲーションセッションへの参加を許容することにより、運転者を注意散漫にするナビゲーション命令の問題に対する技術的解決法を同じく提供する。例えば運転者のデバイスは、遠隔ナビゲーションサーバと通信して、ナビゲーション経路および関連する経路データを取得することができる。搭乗者のデバイスは、運転者のデバイスと通信して(例えばBluetooth、物理USBポート、WiFi、等々を介して)、遠隔ナビゲーションサーバへの接続を確立することなく同期された経路データを受け取ることができる。運転者のデバイスは遠隔ナビゲーションサーバからナビゲーション命令を受け取ることができ、また、運転者のデバイスまたは搭乗者のデバイスのうちのいずれかは、個々のそれぞれのデバイスにおける提示のためにナビゲーション命令を分け、および/または要約することができる。この方法によれば、不必要なネットワークトラフィックの原因になることなく、また、限られたナビゲーションサーバ帯域幅を占有することなく、2つのデバイスがそれぞれ同期された経路データを受け取ることができる。さらに、例えば運転者のデバイスのみがナビゲーション命令を聴覚的に提示し、一方、搭乗者のデバイスがナビゲーション命令を搭乗者に視覚的に表示するよう、2つのデバイスが互いに共同することができる。
本開示の技法の一例示的実施形態は、共有ナビゲーションセッションへのアクセスを搭乗者に提供するための方法である。方法は、第1のコンピューティングデバイスが、ナビゲーション経路を指示する第2のコンピューティングデバイスにおけるナビゲーションセッションと同期した共有ナビゲーションセッションへのアクセスを要求するステップを含み、ナビゲーションセッションは経路データを含む。1つまたは複数のプロセッサは、共有ナビゲーションセッションへのアクセスを受け取ると、それに応答して、第2のコンピューティングデバイスにおいて、ナビゲーション経路を指示する同期された経路データを受け取ることができる。1つまたは複数のプロセッサは、さらに、同期された経路データに対応する1つまたは複数の第1のナビゲーション命令を取得することができる。1つまたは複数の第1のナビゲーション命令は、拡張した、または第2のコンピューティングデバイスにおいて出力される1つまたは複数の第2のナビゲーション命令とは異なる方法で出力される少なくとも1つのナビゲーション命令を含むことができる。方法は、第1のコンピューティングデバイスの1つまたは複数のプロセッサによって、1つまたは複数の第1のナビゲーション命令を出力するステップをさらに含むことができる。
別の例示的実施形態は、第2のコンピューティングデバイスによって開始された共有ナビゲーションセッションへのアクセスを搭乗者に提供するための第1のコンピューティングデバイスである。第1のコンピューティングデバイスは、1つまたは複数のプロセッサと、1つまたは複数のプロセッサに結合されたコンピュータ可読メモリであって、任意選択で非一時的コンピュータ可読メモリとを備えることができる。メモリは、1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、第1のコンピューティングデバイスが、ナビゲーション経路を指示する第2のコンピューティングデバイスにおけるナビゲーションセッションと同期した共有ナビゲーションセッションへのアクセスを要求することになる命令をその上に記憶することができ、ナビゲーションセッションは経路データを含む。第1のコンピューティングデバイスは、共有ナビゲーションセッションへのアクセスを受け取ると、それに応答して、第2のコンピューティングデバイスにおいて、ナビゲーション経路を指示する同期された経路データを受け取ることができ、また、拡張した、または第2のコンピューティングデバイスにおいて出力される1つまたは複数の第2のナビゲーション命令とは異なる方法で出力される少なくとも1つのナビゲーション命令を含む同期された経路データに対応する1つまたは複数の第1のナビゲーション命令を取得することができる。第1のコンピューティングデバイスは、1つまたは複数の第1のナビゲーション命令をさらに提示することができる。
さらに別の例示的実施形態は、第1のコンピューティングデバイスにおける、第1のコンピューティングデバイスによって開始された共有ナビゲーションセッションへのアクセスを搭乗者に提供するための方法である。方法は、第1のコンピューティングデバイスの1つまたは複数のプロセッサによって、ナビゲーション経路を指示するナビゲーションセッションのための1つまたは複数の第1のナビゲーション命令を出力するステップを含むことができ、ナビゲーションセッションは経路データを含む。さらに、方法は、1つまたは複数のプロセッサによって第2のコンピューティングデバイスから、共有ナビゲーションセッションを介してナビゲーションセッションにアクセスするための要求を受け取るステップ、および1つまたは複数のプロセッサによって、共有ナビゲーションセッションへのアクセスを第2のコンピューティングデバイスに提供するステップを含むことができる。1つまたは複数のプロセッサは、次に、経路データを第2のコンピューティングデバイスに送信し、かつ、拡張した、または1つまたは複数の第1のナビゲーション命令とは異なる方法で出力される少なくとも1つのナビゲーション命令を含む1つまたは複数の第2のナビゲーション命令を取得することができる。方法は、1つまたは複数のプロセッサによって、1つまたは複数の第2のナビゲーション命令を第2のコンピューティングデバイスに送信するステップをさらに含むことができる。
ナビゲーションセッションを共有して運転者の注意散漫を最少にするための技法を実現することができる例示的通信システムのブロック図である。 ナビゲーションセッションを共有して運転者の注意散漫を最少にするために使用することができる、本開示の技法の例示的車両環境を示す図である。 通信リンクを介してナビゲーションセッションを共有するための接続を形成した後の第1のコンピューティングデバイスおよび第2のコンピューティングデバイスの例示的ナビゲーションディスプレイを示す図である。 通信リンクを介してナビゲーションセッションを共有するための接続を形成した後の第1のコンピューティングデバイスおよび第2のコンピューティングデバイスの例示的ナビゲーションディスプレイを示す図である。 通信リンクを介してナビゲーションセッションを共有するための接続を形成した後の第1のコンピューティングデバイスおよび第2のコンピューティングデバイスの例示的ナビゲーションディスプレイを示す図である。 通信リンクを介してナビゲーションセッションを共有するための接続を形成した後の第1のコンピューティングデバイスおよび第2のコンピューティングデバイスの例示的ナビゲーションディスプレイを示す図である。 通信リンクを介してナビゲーションセッションを共有するための接続を形成した後の第1のコンピューティングデバイスおよび第2のコンピューティングデバイスの例示的ナビゲーションディスプレイを示す図である。 図1A~図6の第2のコンピューティングデバイスなどのコンピューティングデバイスの中で実現することができる、ナビゲーションセッションを共有して運転者の注意散漫を最少にするための例示的方法の流れ図である。 図1A~図6の第1のコンピューティングデバイスなどのコンピューティングデバイスの中で実現することができる、ナビゲーションセッションを共有して運転者の注意散漫を最少にするための例示的方法の流れ図である。
概要
一般的に言えば、搭乗者のコンピューティングデバイスは、運転者のコンピューティングデバイスによって開始されたナビゲーションセッションに参加することができ、搭乗者のコンピューティングデバイスは、運転者のコンピューティングデバイスでは受け取られない補助的ナビゲーション命令を受け取ることができる。搭乗者コンピューティングデバイスは、運転者コンピューティングデバイスによって開始されたナビゲーションセッションと同期化されている共有ナビゲーションセッションへのアクセスを要求することができる。ナビゲーションセッションはナビゲーション経路を指示することができ、また、経路データを含むことができる。搭乗者コンピューティングデバイスは、共有ナビゲーションセッションへのアクセスを受け取ると、それに応答して、運転者コンピューティングデバイスにナビゲーション経路を指示する同期された経路データを受け取ることができる。また、搭乗者コンピューティングデバイスは、拡張した、または運転者コンピューティングデバイスにおいて出力される個々のナビゲーション命令とは別様に出力される少なくとも1つのナビゲーション命令を含む同期された経路データに対応する搭乗者ナビゲーション命令のセットを同じく受け取ることができる。搭乗者ナビゲーション命令のセットの中のこれらの命令の各々は、搭乗者コンピューティングデバイスにおいて出力することができる。
本開示の態様は、搭乗者のデバイスによる、ナビゲーションサーバへの単一の接続を介した運転者のデバイスとの同期ナビゲーションセッションへの参加を許容することにより、運転者を注意散漫にするナビゲーション命令の問題に対する技術的解決法を提供する。例えば運転者のデバイスは、遠隔ナビゲーションサーバと通信して、ナビゲーション経路および関連する経路データを取得することができる。搭乗者のデバイスは、運転者のデバイスと通信して(例えばBluetooth、物理USBポート、等々を介して)、遠隔ナビゲーションサーバへの接続を確立することなく同期された経路データを受け取ることができる。運転者のデバイスは遠隔ナビゲーションサーバからナビゲーション命令を受け取ることができ、また、運転者のデバイスまたは搭乗者のデバイスのうちのいずれかは、個々のそれぞれのデバイスにおける提示のためにナビゲーション命令を分け、および/または要約することができる。この方法によれば、不必要なネットワークトラフィックの原因になることなく、また、限られたナビゲーションサーバ帯域幅を占有することなく、2つのデバイスがそれぞれ同期された経路データを受け取ることができる。さらに、例えば運転者のデバイスのみがナビゲーション命令を聴覚的に提示し、一方、搭乗者のデバイスがナビゲーション命令を搭乗者に視覚的に表示するよう、2つのデバイスが互いに共同することができる。したがって本技法によれば、運転者のデバイスと搭乗者のデバイスとの間で単一のナビゲーションセッションを共有することができ、また、個々のそれぞれのデバイスによってナビゲーションセッションの適切なナビゲーション情報を出力することができる。搭乗者は、さもなければ運転者を注意散漫にし得る豊富なナビゲーション情報を利用することができるため、これは、より有益で、かつ、より安全なナビゲーション経験の提供を促進する。さらに、本技法によれば、ナビゲーション情報を取得するために1つのデバイス(例えば運転者のデバイス)のみをナビゲーションサーバに接続することができ、それによりネットワーク資源の使用をより効果的にすることができる。したがって本技法によれば、より安全で、より有益で、かつ、ネットワーク有効性がより高い電子ナビゲーションセッションが可能である。
例示的ハードウェア構成要素およびソフトウェア構成要素
最初に図1Aを参照すると、本開示の技法を実現することができる例示的通信システム100は、第1のコンピューティングデバイス102(本明細書においては第1のデバイスとも呼ばれる)を含む。第1のデバイス102は、例えばスマートフォンまたはタブレットコンピュータなどの携帯型デバイスであってもよい。また、第1のデバイス102は、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、スマートウォッチまたはスマート眼鏡などの着用可能デバイス、等々であってもよい。いくつかの実施形態では、第1のデバイス102は、車両の中に取外し可能に取り付けることができ、車両の中に埋め込むことができ、および/または第1のデバイス102は、図1Bを参照してより詳細に説明されるように、ナビゲーション命令を提供するために車両のヘッドユニットと対話することができる。
第1のデバイス102は、1つまたは複数のプロセッサ104、および該プロセッサ104上で実行することができる機械可読命令を記憶するメモリ106を含むことができる。プロセッサ104は、1つまたは複数の汎用プロセッサ(例えばCPU)および/または専用処理ユニット(例えば図形処理ユニット(GPU))を含むことができる。メモリ106は、任意選択で非一時メモリであってもよく、また、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、フラッシュメモリ、他のタイプの持続メモリ、等々などの1つまたはいくつかの適切なメモリモジュールを含むことができる。メモリ106は、ナビゲーション方向を提供することができ(例えば第1のデバイス102を介して方向を表示し、あるいは音声命令を発することによって)、対話式デジタルマップを表示することができ、走行方向、歩行方向または他のナビゲーション方向を提供するために経路指定データを要求し、かつ、受け取ることができ、交通情報、関心地点情報および気象情報、等々などの様々な地理位置指定内容を提供することができるナビゲーションアプリケーション108を実現するための命令を記憶することができる。
さらに、第1のナビゲーションアプリケーション108は、第1のデバイス102のナビゲーションセッションを第1のデバイス102の近傍のデバイスと共有するための本開示の技法を実現し、および/またはサポートし、デバイスと情報を交換して共有ナビゲーション命令を生成し、ナビゲーション命令を提示するように第1のナビゲーションアプリケーション108を構成し、追加命令を生成し、等々を実施するように構成された共有ナビゲーションモジュール120を含むことができる。いくつかのシナリオでは、共有ナビゲーションモジュール120は、それぞれ第1のデバイスおよび第2のデバイス102、122において出力されるナビゲーション命令の第1のセットおよび第2のセットのためのナビゲーション命令を分離し、かつ、要約するように構成された分離および要約アルゴリズムを含むことができる。分離および要約アルゴリズムは、機械学習ベーステキスト要約技法、ルールベース技法および/または任意の他の適切な技法を含むことができる。
図1Aは第1のナビゲーションアプリケーション108をスタンドアロンアプリケーションとして示しているが、第1のナビゲーションアプリケーション108の機能性は、プラグ-インまたは第1のデバイス102上で実行する別のソフトウェアアプリケーションのための拡張、等々として、第1のデバイス102上で実行するウェブブラウザを介してアクセスすることができるオンラインサービスの形態で提供することも可能であることが留意される。第1のナビゲーションアプリケーション108は、一般に、異なるオペレーティングシステムのための異なるバージョンで提供することができる。例えば第1のデバイス102のメーカは、Android(商標)プラットフォームのための第1のナビゲーションアプリケーション108を含むソフトウェア開発キット(SDK:Software Development Kit)、iOS(商標)プラットフォームのための別のSDK、等々を提供することができる。
メモリ106は、任意のタイプの適切なモバイルまたは汎用オペレーティングシステムであってもよいオペレーティングシステム(OS)110を同じく記憶することができる。第1のデバイス102は、全地球測位システム(GPS)112または別の適切な位置決めモジュール、ネットワークモジュール114、マップデータおよび方向を表示するためのユーザインタフェース116、および入力/出力(I/O)モジュール118をさらに含むことができる。ネットワークモジュール114は、セルラーネットワーク、WiFiネットワーク、または以下で考察されるネットワーク144などの任意の他の適切なネットワークを介した通信を可能にするためのインタフェースのハードウェア、ソフトウェアおよび/またはファームウェアなどの1つまたは複数の通信インタフェースを含むことができる。I/Oモジュール118は、周囲の環境および/またはユーザから入力を受け取ることができ、また、周囲の環境および/またはユーザに出力を提示することができるI/Oデバイスを含むことができる。I/Oモジュール118は、タッチスクリーン、ディスプレイ、キーボード、マウス、ボタン、キー、マイクロホン、スピーカ、等々を含むことができる。様々な実施態様では、第1のデバイス102は、図1Aに示されているよりも少ない構成要素を含むことができ、あるいはその逆に構成要素を追加することも可能である。
通信システム100は第2のコンピューティングデバイス122(本明細書においては第2のデバイスとも呼ばれる)を同じく含む。第2のデバイス122は概ね第1のデバイス102と同様であってもよい。詳細には、第2のデバイス122は、1つまたは複数のプロセッサ124、メモリ126、GPS132、ネットワークモジュール134、ユーザインタフェース136およびI/Oモジュール138を含むことができ、これらは、それぞれプロセッサ104、メモリ106、GPS112、ネットワークモジュール114、ユーザインタフェース116およびI/Oモジュール118と同様であってもよい。第2のデバイス122は第1のデバイス102とは異なるメーカによって製造することができる。例えば第1のデバイス102のメーカはGoogle(商標)であってもよく、また、第2のデバイス122のメーカはApple(商標)であってもよい。同様に、メモリ126によって記憶されるOS130もOS110とは異なっていてもよい。図1Aは2つのクライアントデバイス、すなわち第1のデバイス102および第2のデバイス122を描写しているが、本開示の技法は、2つ以上のクライアントデバイスのシナリオにも適用することができることに留意されたい。
メモリ126もナビゲーションアプリケーション128を記憶することができる。ナビゲーションアプリケーション128は、例えばナビゲーションアプリケーション108とは異なるナビゲーションアプリケーションであっても、あるいはナビゲーションアプリケーション108と同じであってもよい。例えばナビゲーションアプリケーション128はナビゲーションアプリケーション108と同様であってもよいが、OS130のために構成されている。さらに、ナビゲーションアプリケーション128は、共有ナビゲーションモジュール120と同様の共有ナビゲーションモジュール120を記憶しても、あるいは記憶しなくてもよい。以下で考察されるように、第2のデバイス122が共有ナビゲーションモジュール120を実現するかどうかに応じて、本開示の異なる技法が適切であり得る。
第1のデバイス102および第2のデバイス122は通信リンク140を介して通信を確立することができる。例えば第1のデバイスおよび第2のデバイス102、122は通信リンク140を介して互いを発見することができる。通信リンク140は短距離通信に適した任意の通信リンクであってもよく、また、例えばBluetooth(商標)(例えばBLE)、Wi-Fi(例えばWi-Fi Direct)、NFC、超音波信号、等々などの通信プロトコルに準拠することができる。追加または別法として、通信リンク140は、例えばWiFi、セルラー通信リンク(例えば3G、4Gまたは5G規格に準拠する)、等々であってもよい。いくつかのシナリオでは、通信リンク140は配線接続を含むことができる。互いの発見に加えて、第1のデバイスおよび第2のデバイス102、122は通信リンク140を介して情報を交換することができる。
第1のデバイス102および第2のデバイス122は、それぞれ、ネットワーク144を介してナビゲーションサーバ150と通信することができる。ネットワーク144は、Ethernetベースネットワーク、専用ネットワーク、セルラーネットワーク、ローカルエリアネットワーク(LAN)、および/またはインターネットなどのワイドエリアネットワーク(WAN)のうちの1つまたは複数を含むことができる。いくつかのシナリオでは、通信リンク140はネットワーク144を介した通信リンクであってもよい。ナビゲーションアプリケーション108、128は、ナビゲーションサーバ150からマップデータ、ナビゲーション方向および他の地理位置指定内容を受け取ることができる。さらに、ナビゲーションアプリケーション108は、第1のデバイス102にローカルで記憶されているマップ、ナビゲーションおよび地理位置指定内容にアクセスすることができ、また、ナビゲーションサーバ150に周期的にアクセスして局所データを更新することができ、あるいはナビゲーション中に、実時間交通データなどの実時間情報にアクセスすることができる。同様にナビゲーションアプリケーション128も、第2のデバイス122にローカルで記憶されているマップ、ナビゲーションおよび地理位置指定内容にアクセスすることができ、また、ナビゲーションサーバ150に周期的にアクセスして局所データを更新することができ、あるいはナビゲーション中に、実時間交通データなどの実時間情報にアクセスすることができる。
ナビゲーションサーバ150は、1つまたは複数のプロセッサ152、およびプロセッサ152によって実行することができるコンピュータ可読命令を記憶するメモリ153を含む。メモリ153はサーバ共有ナビゲーションモジュール154を記憶することができる。サーバ共有ナビゲーションモジュール154は、共有ナビゲーションモジュール120と同様の機能をサーバ側からサポートすることができ、また、第1のデバイス102と第2のデバイス122の協調を容易にすることができる。例えば第1のデバイス102は、第2のデバイス122から受け取ったナビゲーション情報をナビゲーションサーバ150に提供し、サーバ共有ナビゲーションモジュール154がナビゲーション命令の共有セットを生成するよう要求することができる。
サーバ共有ナビゲーションモジュール154および共有ナビゲーションモジュール120は、共有ナビゲーションシステムの構成要素として動作することができる。別法としては、サーバ共有ナビゲーションモジュール154の機能性全体を共有ナビゲーションモジュール120の中で実現することも可能である。
ナビゲーションサーバ150は、マップデータベース155、交通データベース157および関心地点(POI)データベース159などの様々なデータベースに通信可能に結合することができ、ナビゲーションサーバ150は、これらのデータベースからナビゲーション関連データを検索することができる。マップデータベース155は、マップタイル、視覚マップなどのマップデータ、道路幾何学データ、道路タイプデータ、速度制限データ、等々を含むことができる。交通データベース157は、履歴交通情報ならびに実時間交通情報を記憶することができる。POIデータベース159は、ランドマークまたは関心地点に関する記述、場所、画像および他の情報を記憶することができる。図1Aはデータベース155、157および159を描写しているが、ナビゲーションサーバ150は、追加データベースに通信可能に結合することができ、あるいはその逆により少ないデータベースに通信可能に結合することができる。例えばナビゲーションサーバ150は、気象データを記憶しているデータベースに通信可能に結合することができる。
図1Bを参照すると、第1のデバイス102および第2のデバイス122は車両環境170で対話することができる。第1のデバイス102および第2のデバイス122は、いずれも車両172内に配置することができる。図1Bは第1のデバイスおよび第2のデバイス102および122をスマートフォンとして描写しているが、それは単に例証を容易にするためにすぎない。第1のデバイスおよび第2のデバイス102および122は異なるタイプのデバイスであってもよく、また、任意の適切なタイプの携帯型または非携帯型コンピューティングデバイスを含むことができる。車両172はヘッドユニット174を含むことができる。いくつかの実施態様では、ヘッドユニット174は第1のデバイスまたは第2のデバイス102または122のうちのいずれかを含むことができる。ヘッドユニット174が第1のデバイス102または第2のデバイス122を含んでいない場合であっても、第1のデバイス102または第2のデバイス122はヘッドユニット174と通信することができる(例えば無線または配線接続を介して)。第1のデバイス102または第2のデバイス122は、マップまたは音声命令などのナビゲーション情報をヘッドユニット174に送信することができ、それによりヘッドユニット174はマップを表示し、あるいは音声命令を発することができ、また、ユーザは、ヘッドユニットコントロールと対話することによって第1のデバイス102または第2のデバイス122と対話することができる。さらに、車両172は通信リンク140を提供することができる。例えば通信リンク140は車両172への配線接続を含むことができる(例えばUSB接続を介した)。
したがってヘッドユニット174は、デジタルマップなどのナビゲーション情報を出力するためのディスプレイ176を含むことができる。ディスプレイ176は、いくつかの実施態様では文字入力を入力するためのソフトウェアキーボードを含み、文字入力は、目的地の名称または住所、出発地点、等々を含むことができる。それぞれヘッドユニット174上およびハンドル上のハードウェア入力コントロール178および180を使用して、英数字文字を入力するか、あるいはナビゲーション方向を要求するための他の機能を実施することができる。ヘッドユニット174は、例えばマイクロホン182およびスピーカ184などの音声入力構成要素および出力構成要素を同じく含むことができる。例として、第2のデバイス122をヘッドユニット174に通信可能に結合することができ(例えばBluetooth(商標)、WiFi、セルラー通信プロトコル、配線接続、等々を介して)、あるいはヘッドユニット174の中に含めることができる。第2のデバイス122は、ヘッドユニット174のディスプレイ176を介してマップ情報を提示することができ、スピーカ184を介してナビゲーションのための音声命令を発することができ、また、ヘッドユニット174を介してユーザから入力を受け取ることができる(例えば入力コントロール178および180、ディスプレイ176またはマイクロホン182とのユーザ対話を介して)。
別の例では、第1のデバイス102をヘッドユニット174に通信可能に結合することができ、あるいはヘッドユニット174の中に含めることができ、また、第2のデバイス122はヘッドユニット174に通信可能に結合しなくてもよく、あるいはヘッドユニット174の中に含めなくてもよい。したがって第1のデバイス102は、ヘッドユニット174のディスプレイ176を介してマップ情報を提示することができ、スピーカ184を介してナビゲーションのための音声命令を発することができ、また、ヘッドユニット174を介してユーザから入力を受け取ることができる(例えば入力コントロール178および180、ディスプレイ176またはマイクロホン182とのユーザ対話を介して)。一方、第2のデバイス122は、マップ情報およびナビゲーション命令を第2のデバイス122のディスプレイに局所的に表示することができ、第2のデバイス122のスピーカを介して任意の音声命令を発することができ、および/またはユーザインタフェース、マイクロホンおよび/または第2のデバイス122の任意の他の適切な手段を介してユーザから入力を受け取ることができる。この方法によれば、第1のデバイス102を利用している運転者は、音声によって通信される命令の音声レベルを高くし、また、図形によって表示されるマップ情報およびナビゲーション命令の視覚鮮明性を増すために車両ヘッドユニット174を使用して、可聴命令を受け取り、かつ、視覚的に表示されたマップ情報およびナビゲーション命令の図形表現を見ることができる。さらに、第2のデバイス122を利用している搭乗者は、直接第2のデバイス122を介してマップ情報およびナビゲーション命令を受け取ることにより、対立する可聴ナビゲーション命令を除去することができ、および/またはさもなければ運転者の注意散漫を最少にすることができる。
共有ナビゲーションセッションを含むシナリオの間の例示的ナビゲーション表示
以下、図2~図6に示されているナビゲーションディスプレイを参照して、ナビゲーション方向を提供するための本開示の技法について考察する。図2~図6の説明全体を通して、第1のデバイス102によって実施されるものとして説明されているアクションは、いくつかの実施態様では第2のデバイス122によって実施することができ、あるいは第1のデバイスおよび第2のデバイス102、122によって平行して実施することができる。例えば第1のデバイス102または第2のデバイス122のいずれかは、他のデバイスが近傍に存在していることを検出して、ナビゲーションセッションを実現することができ、第1のデバイス102または第2のデバイス122のいずれかは主デバイスとして作用することができ、あるいは主デバイスとして作用することになるデバイスを選択することができ、および/または第1のデバイス102または第2のデバイス122のいずれかは、目的地までの合同経路のための共有ナビゲーション命令を決定することができ、あるいは音声命令を流すように他のデバイスを導くことができる。
図2を参照すると、第1のデバイス102はナビゲーションアプリケーション108を実現することができ、また、ナビゲーションアプリケーション108のグラフィカルユーザインタフェース(GUI)202を表示することができる。同様に、第2のデバイス122はナビゲーションアプリケーション128を実現することができ、また、ナビゲーションアプリケーション128のGUI204を表示することができる。2つのデバイス102、122は、互いに近接しているナビゲーションセッションを同時に実現する。例えば2つのデバイス102、122は、いずれも同じ車両172に配置することができる。
より詳細には、第1のデバイス102は、ナビゲーションセッションを開始して、出発場所から目的場所までの第1のセットのナビゲーション命令を提供する(例えば第1のデバイス102とのユーザ対話から第1のデバイス102において受け取った要求に応答して)。第1のセットのナビゲーション命令は、第1の経路に沿って目的場所に到達するためのステップ方式の方向を含むことができる。ナビゲーションセッションの間、第1のデバイス102は、GUI202を介して、第1のデバイス102の場所を描写したマップ、第1のデバイス102の進行方向、到着予測時間、目的地までの予測距離、目的地までの予測時間、現在のナビゲーション方向、第1のセットのナビゲーション命令の1つまたは複数の来るべきナビゲーション方向、表示を変更し、またはナビゲーション方向を調整するための1つまたは複数のユーザ選択可能オプション、等々を表示することができる。第1のデバイス102は、第1のセットのナビゲーション命令に対応する音声命令を同じく発することができる。
第2のデバイス122は車両172内の第1のデバイス102の近傍であってもよく、また、搭乗者によって操作することができる。搭乗者はナビゲーションアプリケーション128にアクセスして、運転者(例えば第1のデバイス102のユーザ)との共有ナビゲーションセッションへの参加を試行することができる。第2のデバイス122は、第2のデバイス122の近傍に第1のデバイス102が存在していること、および第1のデバイス102が同じくナビゲーションアプリケーション128を走らせていること(例えばナビゲーションセッションを実現していること)を決定することができる。第2のデバイス122は、第1のデバイス102が走らせているナビゲーションセッションへのアクセスを要求することができ、第1のデバイス102がナビゲーションセッションを走らせている場合、第1のデバイス102は第2のデバイス122にアクセスを提供して第2のデバイス122にナビゲーションセッションに参加させることができる。第1のデバイス102は、例えば、通信リンク140を介して第2のデバイス122にアクセス信号を送信することができる。第2のデバイス122がアクセス信号を受け取ると、ユーザ(例えば搭乗者)は第2のデバイス122と対話して、ナビゲーションセッションへのアクセスを受け入れることができる。次に、第1のデバイス102および第2のデバイス122は共有ナビゲーションセッションに加わることができ、第1のデバイス102に送信され、かつ、第1のデバイス102に表示されたナビゲーション命令が同じく第2のデバイス122に送信され、かつ、第2のデバイス122に表示され得る。例えばナビゲーションアプリケーション108、128は、図形レンダリング206とまったく同じ共有命令を第1のデバイス102および第2のデバイス122の両方のディスプレイに提供することができる。
追加または別法として、第1のデバイス102は、第1のデバイス102の近傍の別のデバイスがナビゲーションセッションを実現しているかどうかを検出することができる。いくつかのシナリオでは、第1のデバイス102は、第1のナビゲーションアプリケーション108の協同作業性特徴がトリガされると、他のナビゲーションセッションの発見のみを試行することができる。第1のナビゲーションアプリケーション108は、第1のデバイス102が少人数の搭乗者(例えばおおよそ1人ないし5人の搭乗者)を載せている自動車または他の車両内に存在していることを第1のナビゲーションアプリケーション108が検出すると、協同作業性特徴をトリガすることができる。第1のデバイス102が通勤者を輸送しているバス、または他の大衆輸送車両などのより大きい車両内に存在していることを第1のナビゲーションアプリケーション108が検出した場合、第1のナビゲーションアプリケーション108は協同作業性特徴をトリガすることはできない。追加または別法として、協同作業性特徴はユーザが手動でトリガすることができ、あるいはデフォルトオプションとしてトリガすることができる。車両のタイプを決定するために、第1のデバイス102は、例えば車両ヘッドユニットに問い合わせ、車両ヘッドユニットから同報通信を受け取り、または経路が公衆輸送経路であるかどうかを決定することができる。さらに他の例では、第1のナビゲーションアプリケーション108は、第1のデバイス102がナビゲーションユニットを含む車両内に存在していること、または第1のデバイス102がWiFiホットスポットの近傍に存在していることを第1のナビゲーションアプリケーション108が検出すると、協同作業性特徴をトリガすることができる。さらに、第1のナビゲーションアプリケーション108は、経路に基づいて、または第1のデバイス102の現在のGPS場所に基づいて協同作業性特徴をトリガすることができる。
第1のデバイス102および/または第2のデバイス122は、第1のデバイスおよび/または第2のデバイスの近傍の別のデバイスが様々な方法でナビゲーションセッションを実現しているかどうかを検出することができる。図2に描写されている実施態様などのいくつかの実施態様では、第2のデバイス122は、第1のデバイス122から、通信リンク140を介して同報通信で指示を受け取ることによって第1のデバイス102がナビゲーションセッションを実現していることを検出することができる。例えば第1のデバイス102は、第1のデバイス102が現在ナビゲーションセッションを実現していることを同報通信することができる。第2のデバイス122も同様に、個々のデバイスが通信リンク140を介して他のデバイスを発見することができるよう、第2のデバイス122がナビゲーションセッションを実現していることを第1のデバイス102に同報通信することができる。
より特定の例として、第1のデバイス102は、Bluetooth(商標)などのプロトコルに従って発見可能メッセージを同報通信することができる。第1のデバイス102は、第1のデバイス102の識別を使用してそのメッセージを符号化することができ、また、メッセージは、第1のデバイスがナビゲーションセッションを実現していることの指示を含むことができる。第2のデバイス122は、プロトコルと関連付けられた頻度で発見可能デバイスを監視することができる。第1のデバイス102を検出すると、第2のデバイス122は第1のデバイス102に第2のデバイス122の識別を提供し、第1のデバイス102と対になることを試行することができる。ペアリングを完成するために、第1のデバイス102および第2のデバイス122は安全保護キーを交換することができる。
第1のデバイス102がナビゲーションセッションを実現していることの検出に加えて、第2のデバイス122は、第1のデバイス102が第2のデバイス122によって実現されているナビゲーションセッションと同じ目的地にナビゲーション命令のセットを提供するためのナビゲーションセッションを実現していることを検出することができる。例えば第1のデバイス102は、通信リンク140を介して、第1のデバイス102が現在ナビゲーションセッションを実現していること、また、目的地が特定の場所であることを同報通信することができる。別の例として、通信リンク140を介して互いを発見すると、第1のデバイス102および/または第2のデバイス122は、それぞれのナビゲーションセッションの目的地の指示を他のデバイスに送ることができる(例えば他のデバイスからの要求に応答して、または他のデバイスを発見すると自動的に)。
第1のデバイス102を検出し、また、第1のデバイス102がナビゲーションセッションを実現していることを決定すると、第2のデバイス122は、共有ナビゲーション命令をユーザに提供するための共有ナビゲーションセッションを実現するための第1のデバイス102との協同作業を試行することができる。第1のデバイス102および第2のデバイス122が協調する方法は、第2のデバイス122の能力に応じて変化し得る。いくつかのシナリオでは、第1のデバイス102(または逆の場合は第2のデバイス122)は、第1の通信リンク140を介して他のデバイス(すなわち第2のデバイス122)に要求を送り、協同作業を要求することができる。第2のデバイス122が肯定的に応答すると、第1のデバイス102および/または第2のデバイス122は、第2のデバイス122のナビゲーションセッションを、第1のデバイス102上で実現されているナビゲーションセッションに対してまったく同じナビゲーション経路および同様のナビゲーション命令を含むことができる共有ナビゲーションセッションに変換することによって第2のデバイス122のナビゲーションセッションを調整することができる。当然、第2のデバイス122が要求を拒否し、すなわち要求に対して肯定応答しない場合(例えば第2のデバイス122が共有ナビゲーションモジュール120を含んでいないために)、第1のデバイス102は、ナビゲーションセッションに従ってナビゲーション命令を提供し続けることができる。
さらに、共有ナビゲーションセッションは、図3~図6に示されているように、2つのデバイス102、122の間に異なるナビゲーション命令を含むことができる。例えば共有ナビゲーションセッションが2つのデバイス102、122の間で実現されると、第1のデバイス102はナビゲーションサーバ(例えばナビゲーションサーバ150)と通信して、第1のセットのナビゲーション命令および第2のセットのナビゲーション命令を取得することができる。第1のデバイス102は、第1のデバイス102および第2のデバイス122の両方が共有ナビゲーションセッションに加わっているナビゲーションサーバと通信することができ、また、第1のデバイス102は、デバイス102、122がそれぞれ車両運転者または車両搭乗者と関連付けられていることを追加で示すことができる。この方法によれば、ナビゲーションサーバは、本明細書においてさらに説明される1つまたは複数の技法を実施して、第1のセットおよび第2のセットのナビゲーション命令を生成することができ、第2のセットのナビゲーション命令は、第1のセットとは異なる少なくとも1つのセットのナビゲーション命令(例えば異なる命令、拡張命令、ナビゲーション命令の他のそれぞれのセットにおける命令の各々とは異なる方法で出力される命令、等々)を含む。本明細書においてさらに説明されるように、ナビゲーションサーバ(例えばナビゲーションサーバ150)、第1のデバイス102および/または第2のデバイス122は、第1のセットおよび第2のセットのナビゲーション命令を生成することができることを理解されたい。
第1のセットおよび第2のセットのナビゲーション方向は様々な方法で生成することができる。一般的に言えば、第1のデバイス102、第2のデバイス122および/またはナビゲーションサーバ150は、ユーザのための経路を最適化することになる第1のセットおよび第2のセットのナビゲーション方向を決定することができる。第1のデバイス102、第2のデバイス122および/またはナビゲーションサーバ150は、最適ナビゲーション経路の決定に関するユーザ嗜好(例えば高速道路を避ける、狭い道路を避ける、料金を避ける、等々)を選択するためのユーザ選択可能オプションを含むことができる。これらのユーザ嗜好およびユーザ選択可能オプションの各々は、第1のデバイス102、第2のデバイス122および/またはナビゲーションサーバ150において記憶することができる。当然、経路最適化は、任意の数のユーザ嗜好、文脈的指示および/または任意の他の適切な計量を含むことができる。例えばユーザが地点Aから地点Bまでの移動を意図し、地点Aから地点Bまでの第1の経路は有料道路およびいくつかの私有道路を含み、第2の経路は公衆道路のみを含み、また、ユーザは非公衆道路を避ける嗜好を表している(例えばナビゲーションアプリケーション108、128を介して)いる場合、経路は、ユーザに表示するための第2の経路および対応するナビゲーション命令を生成することによって最適化される。さらに、第1のデバイス102は、より早い到着予測時間を有し、より少ない操縦を有し、より短い距離を有し、必要な料金がより安く、遭遇する交通がより少なく、より多くの関心地点を通過する、利用可能な経路に応じて特定のナビゲーション経路を選択することができる。
経路が最適化されると、第1のデバイス102、第2のデバイス122および/またはナビゲーションサーバ150は、第1のセットのナビゲーション命令および第2のセットのナビゲーション命令に含めるためのナビゲーション命令の詳細をさらに決定することができる。すなわち第1のデバイス102、第2のデバイス122および/またはナビゲーションサーバ150は、搭乗者デバイスが運転者デバイス上で実現されているナビゲーションセッションに参加すると、第1のデバイス102、第2のデバイス122および/またはナビゲーションサーバ150が個々のナビゲーション命令を解析して、運転者ナビゲーション命令(例えば第1のセットのナビゲーション命令)および/または搭乗者ナビゲーション命令(例えば第2のセットのナビゲーション命令)のうちのいずれか、または両方に修正を加えるべきであるか、否かを決定することができることを示す命令を含むことができる。搭乗者デバイスが運転者デバイス上で実現されているナビゲーションセッションに参加すると、第1のデバイス102、第2のデバイス122および/またはナビゲーションサーバ150は、ナビゲーション経路をナビゲートする際に、運転者に対する搭乗者の支援を容易にするために、搭乗者ナビゲーション命令に追加詳細を含むことができる。
例えば運転者ナビゲーション命令は「100m先を左折」と読むことができ、また、運転者デバイス(例えば第1のデバイス102)のスピーカを介して聴覚的に通信することができる。対応する搭乗者ナビゲーション命令は、「100m先を、ドラッグストアの向かい側の大きな木の交差点で左折」と読むことができ、また、搭乗者デバイス(例えば第2のデバイス122)のインタフェース上で搭乗者に視覚的に出力することができる。この方法によれば、運転者は、ナビゲーション命令によって過度に注意散漫になることなく、首尾よくナビゲーション経路に従うために、ナビゲーション経路に関連する十分な量の情報を受け取ることができる。運転者が混乱しているか、さもなければ運転者ナビゲーション命令を適切に解釈することができない場合、搭乗者は、搭乗者ナビゲーション命令の一部として搭乗者に提供される追加情報を使用して、適切な方向転換場所を突き止める運転者を補助することができる。さらに、搭乗者ナビゲーション命令は、搭乗者デバイス(例えば第2のデバイス122)のスピーカを介して聴覚的に伝えられないため、運転者は不必要な注意散漫を回避することができ、また、搭乗者は、運転者が補助を要求した場合にのみ追加情報を共有するか、さもなければ提供された運転者ナビゲーション命令を実行することができない場合に追加情報を共有するかを選択することができる。
さらに、いくつかのシナリオには、場合によっては協同作業に対する明確な要求は不要である。ナビゲーションアプリケーション108、128がいずれも共有ナビゲーションモジュール120を含んでいる場合、ナビゲーションアプリケーション120、128は、自動的に並列ナビゲーションモードに入って、第1のデバイス102および/または第2のデバイス122がナビゲーションセッションを実現していることの決定に応答して共有ナビゲーション命令を提供することができる。ナビゲーションアプリケーション108、128は、それらのそれぞれのユーザに確認するようにプロンプトで促し、さもなければナビゲーションアプリケーション108、128が並列ナビゲーションモードに入ったことを示すことができる。第1のデバイス102および第2のデバイス122は、次に、図3~図6に関連して説明されるように進行することができる。
図3~図6を参照すると、これらの図は、第1のデバイス102および第2のデバイス122が協同作業して共有ナビゲーションセッションをユーザに提供している最中の例示的ナビゲーションディスプレイを示している。より詳細には、ナビゲーションアプリケーション108、128は並列ナビゲーションモードで動作することができる(例えば共有ナビゲーションセッション)。図3~図6の協同作業シナリオでは、第2のデバイス122は、第1のデバイス102のナビゲーションセッションへのアクセスを取得して、第2のデバイス122が第1のデバイス102上で実現されているナビゲーションセッションに対応する同期された経路データを受け取る共有ナビゲーションセッションを創出する。共有ナビゲーションセッションの間、ナビゲーションサーバ150、第1のデバイス102および/または第2のデバイス122のうちのいずれかが、それぞれデバイス102、122において出力される第1のセットおよび第2のセットのナビゲーション命令を生成することができる。通常、第1のセットおよび第2のセットのナビゲーション命令は、それぞれナビゲーション命令の共有セット(本明細書においては「共有ナビゲーション命令」とも呼ばれる)を含むことができ、また、ナビゲーションサーバ150、第1のデバイス102および/または第2のデバイス122のうちのいずれかは、それぞれのセットのナビゲーション命令をユーザに提供する方法を決定することができる。
図3を参照すると、最初に、第1のデバイス102および第2のデバイス122はそれぞれGUI302および304を表示することができ、これらはGUI202および204と同様であってもよい。GUI302および304は、図形レンダリング206と同様の、第1のデバイスおよび/または第2のデバイス102、122が利用することができる現在のナビゲーション経路およびあらゆる他の同期された経路データを示す図形レンダリング306を含むことができる。しかしながら共有ナビゲーションセッションの前または共有ナビゲーションセッションの間、ナビゲーションサーバ、第1のデバイス102および/または第2のデバイス122は、GUI304を拡張するように構成される第2のセットのナビゲーション命令に含まれるナビゲーション命令を生成することができる。より詳細には、第2のセットのナビゲーション命令に含まれているナビゲーション命令は、GUI302上では表示されない関心地点(POI)308を表示することによってGUI304を拡張することができる。
例証するために、第1のデバイスおよび/または第2のデバイス102、122は、ナビゲーションサーバと通信して共有ナビゲーションセッションを開始することができる。この通信の間、第1のデバイスおよび/または第2のデバイス102、122は、車両内のユーザ(例えば第1のデバイス102のユーザは運転者であり、また、第2のデバイス122のユーザは搭乗者である)のそれぞれの役割を示すことができる。ナビゲーションサーバ150、第1のデバイス102および/または第2のデバイス122は、この情報を利用して、第1のセットのナビゲーション命令の一部として、運転者に表示するための共有ナビゲーションデータ/命令を指定することができる(例えばこの例では第1のデバイス102を介して)、また、第2のセットのナビゲーション命令の一部として、搭乗者に表示するための追加ナビゲーションデータ/命令と共に同じ共有ナビゲーションデータ/命令を指定することができる(例えばこの例では第2のデバイス122を介して)。共有ナビゲーションデータ/命令は、現在の経路データ、最も近い通りの名称、到着予測時間および/または任意の他のデータ/命令を含むことができる。図3に示されている例では、搭乗者に表示するための追加ナビゲーションデータ/命令は、経路に沿った潜在的途中立寄り地点として識別されているドラッグストアである関心地点308を含む。この方法によれば、搭乗者は、運転者を注意散漫にすることなく追加ナビゲーションデータ/命令を受け取ることができる。
したがってナビゲーションサーバ150、第1のデバイス102および/または第2のデバイス122(例えばナビゲーションアプリケーション108、128を介して)は、共有ナビゲーション命令に含むべきナビゲーションデータ/命令、および追加ナビゲーションデータ/命令として第2のセットのナビゲーション命令に含むべきナビゲーションデータ/命令を決定するための選択基準を含むことができる。選択基準は、ユーザ嗜好(例えばナビゲーションアプリケーション108、128に記憶されているような嗜好)、文脈インジケータ(例えばデバイスマイクロホンを介して検出される内部/外部車両雑音レベル、テレマティクスデータ、等々)、通信リンク140仕様(例えば帯域幅、スループット、待ち時間、第1の経路または第2の経路に沿った予測リンク帯域幅、第1のデバイスおよび第2のデバイスの能力、第1のデバイスおよび第2のデバイスのアンテナなどのハードウェア、等々)などの要因、および/または任意の他の適切な基準を含むことができる。したがってこれらを決定することにより、複数のユーザへのナビゲーションデータ/命令の引渡しを最適化することができ、それと同時に接続性帯域幅を狭くし、接続性速度を速くし、また、デバイス協同作業性を改善することができる。
さらに、既に言及したように、ナビゲーションサーバ150、第1のデバイス102および第2のデバイス122は、集合的に、共有ナビゲーション命令および第2のセットのナビゲーション命令に含まれる少なくとも1つの追加ナビゲーション命令を生成するために必要な処理機能を割り振り、かつ、分配する方法を決定することができる。例えば第1のデバイス102は、単独で、共有ナビゲーション命令および追加ナビゲーション命令を生成し、次に、追加ナビゲーション命令と共に共有ナビゲーション命令(例えば集合的に第2のセットのナビゲーション命令)を第2のデバイス122に送信することができる。別の例として、第1のデバイス102および第2のデバイス122は、それぞれ、ナビゲーション経路の一部に対する命令を生成することができ、延いては個々のデバイス102、122の処理資源を最適化することができ、それにより少なくとも改善された電力消費、およびより速い処理速度を提供することができる。
さらに別の例として、第1のデバイス102および第2のデバイス122は、主デバイスになるべくデバイス102、122のうちの一方を選択することができる。主デバイスは、ナビゲーションサーバ150との接続を確立することができ、協調して第1のセットおよび第2のセットのナビゲーション命令を生成することができ、また、第1のデバイスおよび第2のデバイス102、122がそれぞれ第1のセットおよび第2のセットのナビゲーション命令をユーザに提供することができる方法を決定することができる。いくつかのシナリオでは、主デバイスは、ナビゲーションサーバ150から同期された経路データ(例えば更新された交通情報、代替経路データ、関心地点データ、等々)を受け取り、第1のセットおよび第2のセットのナビゲーション方向を生成し、また、デバイス102、122がそれぞれ第1のセットおよび第2のセットのナビゲーション方向をユーザに引き渡す方法を決定することができる。他のシナリオでは、主デバイスは、これらの機能の一部またはすべてを他のデバイスおよび/またはナビゲーションサーバ150に委託することができる。この方法によれば、デバイス102、122は、それぞれ、ナビゲーションサーバ150への複数の接続を確立することなくそれぞれのセットのナビゲーション命令を受け取ることができ、延いてはネットワークトラフィックを少なくすることができ、また、相応じてネットワーク速度をより速くすることができる。
さらなるシナリオでは、第1のデバイス102および第2のデバイス122は、これらの機能の一部またはすべてを組み合わせて実施することができる。主デバイスとして選択されるデバイス、および/または個々の機能を実施するデバイスは、共有ナビゲーションモジュール120の選択基準のセットに依存し得る。選択基準は、2つのデバイス102、122の相対電池状態、充電状態、場所(例えば車両環境の場合、車両の運転者により近いデバイス)、帯域幅、信号強度、処理能力、表示能力、スピーカ品質、等々などの要因に基づくことができる。例えば第1のデバイスおよび第2のデバイス102、122は、第1のデバイス102の方がネットワーク144へのより強力な接続、および/またはより広い帯域幅での接続、および/またはネットワーク144への定額アクセスを有しているため、主デバイスとして第1のデバイス102を指定することができる。第1のデバイス102は、主デバイスとして、第2のデバイス122の能力に基づいて特定のタスクを第2のデバイス122に委託することができる。例えば第2のデバイス122がより高い品質のスピーカを有している場合、または第2のデバイス122が車両スピーカ184を介して音声を発するように構成されている場合、主デバイスは、共有ナビゲーション命令に対応する音声命令を発するデバイスとして第2のデバイス122を指定することができる。
単に説明を容易にするためにすぎないが、図3の考察は、協調して共有ナビゲーション命令を生成し、かつ、出力する主デバイスとして第1のデバイス102を参照している。図3の考察は、主デバイスとしての特定のナビゲーション命令の選択などの特定のタスクを実施するものとして第1のデバイス102を参照しているが、第1のデバイス102は、第2のデバイス122にタスクを委託することができ、あるいは第2のデバイス122と共同してタスクを実施することができる。さらに、本明細書において参照されている第1のデバイス102および第2のデバイス122はナビゲーション命令を運転者または搭乗者に表示し/通信することができること、任意の数のデバイス(例えば運転者のデバイスに加えて複数の搭乗者のデバイス)が共有ナビゲーションセッションに加わることができること、および運転者のデバイスは本明細書において説明されている機能性を必ずしも実現しないことを理解されたい。例えば搭乗者のデバイスはナビゲーションセッションを実現することができ、また、搭乗者は、共有ナビゲーションセッションの目的で、搭乗者のデバイスを「運転者デバイス」として指定することができる。
第1のデバイス102は、主デバイスとして、第1のセットおよび第2のセットのナビゲーション命令をユーザに提供する方法を決定することができる。第1のセットおよび第2のセットのナビゲーション命令が提供される方法は、第1のセットおよび第2のセットのナビゲーション命令がユーザに表示されることになる方法、およびあらゆる付随音声命令がユーザに引き渡される(例えばそのデバイスによって)ことになる方法を含む。命令を提示するデバイスは、デバイスの能力および命令自体に依存し得る。例えば第1のセットのナビゲーション命令が差し迫った運転アクション(例えば来るべき方向転換、出口、等々)を含んでいる場合、第1のデバイス102は、運転者が解釈するよう、第1のセットのナビゲーション命令を表示し、かつ、対応する音声命令を発することができる。それとは対照的に、第2のセットのナビゲーション命令が追加命令、情報、表示構成を含み、および/またはさもなければ対応する第1のセットのナビゲーション命令とは異なっている場合、第1のデバイス102は、音声命令を発することなく、第2のセットのナビゲート命令を搭乗者に表示するように第2のデバイス122に命じることができる。さらに別の事例では、主デバイスは、共有ナビゲーション方向を表示し、かつ、ターン-バイ-ターンナビゲーション方向を発することができ、また、他のデバイスは、交通またはPOI情報などの他の経路情報を発することができる。首尾一貫した方法を選択して命令を提示することにより、第1のデバイスおよび第2のデバイス102、122は、互いに相談しあい、かつ、互いに割り込むことによって運転者に対する不必要な注意散漫を回避することができる。
さらに、共有ナビゲーションセッションが進行している間、第1のデバイス102および/または第2のデバイス122は、ネットワーク144を介したナビゲーションサーバ150および/または他のソースからの情報収集を継続し、経路を更新することができる。主デバイスは新しい情報を排他的に収集することができ、あるいはダウンロードタスクを他のデバイスに委託することができる。例えば主デバイスが他のデバイスよりも良好なネットワーク144への接続を有し、より良好な電池寿命を有し、あるいはより安価なコストデータ計画を有している場合、主デバイスは新しい情報を排他的に収集することができる。新しい情報を収集するデバイスを1つだけにすることにより、帯域幅のリダクションが存在し、また、第1のデバイスおよび第2のデバイスにわたる処置要求事項のリダクションが存在する。別の例として、第1のデバイス102はナビゲーションサーバ150からマップデータを収集することができ、また、第2のデバイス122はナビゲーションサーバ150から交通データを収集することができる。したがってデバイス102、122は、ダウンロードの速度を最速化し、および/またはデバイス102、122の効率を最大化する方法でダウンロードタスクを分配することができる。
図形レンダリング306上にPOIを示すことに加えて、本開示の技法によれば、第2のデバイス122はナビゲーション経路と関連付けられた追加情報を表示することができ、また、ユーザはその情報の提示を修正/拡張することができる。例えば図4では、第2のデバイス122はユーザのためのPOIに関連する追加情報を表示している。図5は、第2のデバイス122が詳細なナビゲーション命令を搭乗者に視覚的に通信している間、簡潔なナビゲーション命令を運転者に聴覚的に通信している第1のデバイス102を示している。図6は、ユーザが図形レンダリングの一部としての情報の提示を拡張し、あるいはさもなければ修正するためのオプションを出力している第2のデバイス122を示したものである。したがって個々の図は、本開示の実施形態を利用して共有ナビゲーションセッションに加わっている搭乗者または他のユーザが利用することができる追加機能性を表している。
したがって図4は、共有ナビゲーションセッションを提供するために第1のデバイス102および第2のデバイス122が協同作業中である例示的シナリオにおけるナビゲーションアプリケーション108、128の例示的GUI402および404を示している。例示的シナリオでは、図形レンダリング406に示されているように、第1のデバイス102および第2のデバイス122の両方が共有ナビゲーション命令のターン-バイ-ターンナビゲーション命令を表示している。しかしながら第2のデバイス122は、関心地点408および関心地点408についての関連する情報を表示する追加情報セクション410を同じく表示している。例として、第1のデバイス102は、図解されたターン-バイ-ターン方向を表示することができ、また、さらにターン-バイ-ターン方向を運転者に聴覚的に通信することができる。それと同時に、第2のデバイス122は関心地点408を搭乗者に表示することができ、また、搭乗者がその関心地点408指示と対話する場合、第2のデバイス122は、追加情報セクション410をさらに表示して、関心地点408についての情報を搭乗者に提供することができる。第2のデバイス122は、聴覚によるあらゆる関心地点408情報の通信を回避して、運転者の注意散漫/混乱を最少化することができる。したがって搭乗者は関心地点408を識別することができ、また、車両乗員がナビゲーション経路に沿って移動している間、その関心地点408が車両乗員にとって適切な途中立寄り地点であり得るか否かを決定することができる。
通常、関心地点408は、ランドマーク、ビジネス、代替経路提案、通り、道路、高速道路、町、交通結節点、水域、ショッピングセンタ、百貨店、近隣、建物、住宅、レストランおよび/または任意の他の適切な場所またはそれらのいくつかの組合せであってもよい。関心地点408は、ユーザディスプレイ上のデジタルマップの縮尺率に応じて変更することも可能である(例えば関心地点は、ユーザがデジタルマップの縮尺率を十分に小さくする場合、都市から州に変更することができる)。関心地点408はナビゲーション経路の近傍であってもよく、また、ユーザ特化ユーザ嗜好(例えば好みのレストラン、ガソリンスタンド、ドラッグストア、等々)、決定された車両保守要求事項(例えば低燃料ゲージ、低タイヤ圧警報、チェックエンジンライトトリップ、等々)、決定された搭乗者嗜好(例えば停止と停止の間の時間は、トイレ休憩、食事または睡眠のための時間であり得ることを示す)、および/または任意の他の適切な決定基準の結果として識別し、ユーザ(例えば搭乗者)に出力することができる。例えば関心地点408はドラッグストアであってもよく、また、ドラッグストアに対するユーザ特化嗜好の結果として、第1のデバイス102によってナビゲーション経路に沿って識別し、第2のセットのナビゲーション命令の一部として第2のデバイス122に通信し、かつ、搭乗者に出力することができる。搭乗者は第2のデバイス122と対話して関心地点408を選択することができ、また、第2のデバイス122は図形レンダリング406を拡張して、第2のデバイス122のディスプレイ上に追加情報セクション410を含むことができる。
追加情報セクション410は、通常、関心地点408に対応する任意の関連情報を含むことができる。図4の例示的シナリオでは、追加情報セクション410は、ドラッグストアまでの現在の距離、現在の経路に沿ったドラッグストアへの到着時間、ドラッグストアの営業時間、ドラッグストアの現在のアクティビティレベル、ドラッグストアと関連付けられた電話番号、ドラッグストアと関連付けられたウェブサイト、およびドラッグストアについてのレビューに対するウェブ-イネーブルリンクを含む。当然、追加情報セクション410に含まれている情報は、ユーザ(例えば搭乗者)によって選択される関心地点408に応じて変更することができ、また、関心地点408に関連する任意の適切な情報および/または他のアプリケーション、ウェブサイト、等々へのリンクを含むことができる。
搭乗者または他のユーザ(例えば第2のデバイス122のユーザ)への、ナビゲーション経路に沿ったPOIについての情報の提供に加えて、本開示の実施形態は、ナビゲーション命令を共有ナビゲーションセッションの様々な参加者に最適に引き渡すことができる。例えば運転者は、車道および周囲の車両環境から運転者の注意を強制的に逸らすことを回避する短い言語通信を介してナビゲーション命令を最適に受け取ることができる。搭乗者は、場合によっては車道および周囲の車両環境を常に観察する必要はなく、したがって搭乗者は、通常、詳細なナビゲーション命令を読み、かつ、解釈する余裕がある。したがって本開示の実施形態は、適切なナビゲーション命令を共有ナビゲーションセッションのメンバー毎に決定し、かつ、生成することにより、ナビゲーション命令のこの最適引渡しを容易にすることができる。
例えば図5に示されているように、第1のデバイス102は、ナビゲーションアプリケーション502を利用して、ナビゲーション命令を図形レンダリング506として表示することができ、また、対応する音声命令が発せられる。図形レンダリング506の中に表示されているように、第1のデバイス102は、ナビゲーション経路の一部である、来るべき右折に対応する音声命令を発することができる。第1のデバイス102は、統合されているスピーカ510、または外部結合された(例えば無線接続または配線接続を介して)スピーカを利用して、図形レンダリング506に視覚的に表示されている方向を聴覚的に伝えることができる。例えば第1のデバイス102は、「次の交差点を右折して下さい」という可聴命令512を試製することができ、したがって運転者は、周囲の車両環境から注意を逸らすことなく方向を聞くことができる。
それとは対照的に、第2のデバイス122は、ナビゲーションアプリケーション504を利用して、図形レンダリング506としてナビゲーション命令を表示することができるが、対応する音声命令は発しない。その代わりに、ナビゲーションアプリケーション504は、図形レンダリング506上に重ねて、あるいは図形レンダリング506と統合してプロンプト508を表示して、図形レンダリング506に表示された方向を表す命令を示すことができる。図形レンダリング506は車両の現在の位置の前方における右折を表示しており、したがってプロンプト508は、文章「100m先のドラッグストアの向かい側の大きな木の交差点を右折して下さい」を表示することにより、車両がナビゲーション経路に沿って方向転換に接近していることをユーザ(例えば搭乗者)に視覚的に示すことができる。別の例として、プロンプト508は、運転者に表示された第1のセットのナビゲーション命令からの同様の命令が、(例えば可聴通信で)運転者が「100メートル先で右折」すべきことを示している間、文章「100メートル先の大通りで右折して下さい」を表示することにより、車両が方向転換に接近していることを搭乗者に示すことができる。この方法によれば、搭乗者は、大きい木、ドラッグストアおよび/または道路標識を識別する試行において車両の前方を見ることができ、運転者が右折する場所を識別するのを補助することができる。
図5に示されているシナリオでは、第1のデバイス102および第2のデバイス122は、ナビゲーションサーバ(例えばナビゲーションサーバ150)から第1のセットおよび第2のセットのナビゲーション命令を受け取ることができ、あるいは一方または両方のデバイス102、122は、第1のセットおよび第2のセットのナビゲーション命令を生成することができる。例証するために、上記の例では、第1のセットのナビゲーション命令は図形レンダリング506および可聴命令512を含むことができ、一方、第2のセットのナビゲーション命令は図形レンダリング506およびプロンプト508を含むことができる。ナビゲーションサーバは、例えばナビゲーション方向を運転者に可聴通信すべきであり、また、搭乗者に視覚通信すべきであることを決定することにより、第1のセットおよび第2のセットのナビゲーション命令を生成することができる。さらに、運転者のためのナビゲーション命令を生成する場合、ナビゲーションサーバは、運転者の注意散漫を最少化するための第1のセットのナビゲーション命令の一部として、短いサンプル可聴命令を自動的に生成するために命令(例えばサーバ共有ナビゲーションモジュール154の一部として)を記憶することができる。同様に、ナビゲーションサーバは、搭乗者に表示するための第2のセットのナビゲーション命令の一部として、より長い、詳細に書かれた命令を自動的に生成するために命令を記憶することができ、搭乗者は、次に、必要に応じて、書かれた命令の詳細を運転者に伝えるために選択することができる。当然、第1のデバイス102、第2のデバイス122および/またはナビゲーションサーバ150の各々は、第1のセットおよび第2のセットのナビゲーション命令を生成することができる。さらに、また、本明細書においてさらに考察されるように、第1のセットおよび第2のセットのナビゲーション命令の生成は、ナビゲーション命令を分け、要約し、および/またはさもなければ解析するように構成された機械学習ベースモデルによってその全体または一部を実施することができる。
別の例として、第1のデバイス102はナビゲーションサーバからナビゲーション命令のセットを受け取ることができる。第1のデバイス102はそのナビゲーション命令のセットを解析して、第1のセットおよび第2のセットの両方のナビゲーション命令の間で共有すべき命令を決定することができ、また、第1のセットまたは第2のセットのナビゲーション命令に排他的に含めるべき命令を決定することができる。図5の上記例では、第1のデバイス102は、ナビゲーションサーバ150とのネットワーク接続(例えばネットワーク144を介した)を維持することができ、また、来るべき右折を示すナビゲーション命令のセットを受け取ることができる。ナビゲーションサーバ150は、例えばナビゲーションサーバ150が第1のデバイス102から、別のデバイス(例えば第2のデバイス122)がナビゲーションセッションに参加したことの指示を受け取ると、可聴命令512、プロンプト508の中に表示される文章、および図形レンダリング506を表示するために必要なデータをそのナビゲーション命令のセットの中にさらに含むことができる。
この例を続けると、第1のデバイス102は、受け取った命令を、デバイス102、122に関連する、予め確立された基準に従って自動的に分類するために命令(例えば共有ナビゲーションモジュール120の一部として)を記憶することができる。これらの予め確立された基準は、例えば、それぞれのデバイスが運転者または搭乗者のためのナビゲーション命令を表示/通信しているかどうかを示すデバイス識別子、車両内の周囲条件(例えば統合されている、あるいは接続されているマイクロホンから検出される雑音レベル)、および/または任意の他の適切な基準またはそれらの組合せを含むことができる。例えば第1のデバイス102は、デバイス102、122の各々に対するデバイス識別子を解析して、第1のデバイス102が運転者のためのナビゲーション命令を表示し、また、第2のデバイス122が搭乗者のためのナビゲーション命令を表示していることを決定することができる。したがって第1のデバイス102は、音声命令(例えば可聴命令512)および/または他の簡潔なナビゲーション命令を第1のデバイス102によって運転者に表示/通信される第1のセットのナビゲーション命令に分類することができ、また、第1のデバイス102は、より詳細な文章ナビゲーション命令(例えばプロンプト508に含まれる文章)を第2のデバイス122によって搭乗者に表示/通信される第2のセットのナビゲーション命令に分類することができる。第1のデバイス102は、次に、第1のセットのナビゲーション命令を運転者に表示/通信することができ、また、第1のデバイス102は、搭乗者に表示/通信するために、通信リンク140を介して第2のセットのナビゲーション命令を第2のデバイス122に送信することができる。
さらに、ナビゲーション命令のセットの分類および分配を取り扱うデバイスは、追加で、ナビゲーション経路に関連する情報を第1のデバイス102と第2のデバイス122の間で分割することができることを決定することができる。例えばナビゲーションサーバは、ナビゲーション命令のセットを第1のデバイス102に送信することができ、また、そのナビゲーション命令のセットは、ナビゲーション命令(例えばターン-バイ-ターン方向)に加えて、ナビゲーション経路に対応する交通データを含むことができる。第1のデバイス102は、プロンプト508の一部として第2のデバイス122上に表示するために、ナビゲーション経路に対応する交通データを第2のセットのナビゲーション命令に分類することができる。この方法によれば、ナビゲーション命令のセットをそれらのそれぞれのユーザに表示するために、ナビゲーション命令による運転者の注意散漫が最少になり、その一方で、それらのナビゲーション経路についての基準を決定するために、依然として車両乗員に必要な情報を提供する方法で、ナビゲーション命令のセットをデバイス同士の間またはデバイス間(例えば102、122)で理想的に分配することができる。
例えば交通データが、車両事故によってこの先10マイルで、現在のナビゲーション経路の一部が2時間の遅れをもたらすことの警報を含んでいる場合、車両乗員は、現在のナビゲーション経路を車両事故が発生した経路の部分を回避する経路に変更することを希望することになる。したがってこの交通データを受け取る搭乗者は、それらのそれぞれのデバイスと対話して、車両事故が発生した現在の経路の部分を回避する代替経路を計画することができる。搭乗者は、例えば図形レンダリング506をズームアウトして、車両事故が発生した部分を含む現在のナビゲーション経路のより大きい部分を見ることができる。搭乗者は、次に、デバイスインタフェース(例えばタッチスクリーン)に沿って現在のナビゲーション経路をクリックし、かつ、ドラッグすることによって代替経路オプションを探り出すことができ、音声によってデバイスと通信して代替経路を取得することができ、ナビゲーションアプリケーション502、504を手動で照会して代替経路提案を生成することができ、および/または任意の他の適切な手段によって代替経路を取得することができる。代替経路が見出されると、搭乗者は代替経路を受け入れることができ、また、通信リンク140を介して、搭乗者デバイス上および運転者デバイス上でナビゲーション経路を代替経路に更新することができる。いくつかの実施形態では、搭乗者によって識別され、選択された代替経路は、運転者からの音声で表現されたアクセプタンス(例えば「代替経路を受け入れますか?」と問い合わせている運転者のデバイスに応答して運転者が「はい」と言っている)場合にのみ新しいナビゲーション経路として受け入れられ得る。さらに、いくつかの実施形態では、上記の例に対応する搭乗者デバイス機能性の一部またはすべては、運転者のデバイス上で利用することができなくてもよい。注意散漫を最少にするために、運転者のデバイスは、図形レンダリング506のズーム/パニング特徴、ナビゲーション経路の手動変更を不能にすることができ、および/または運転者のデバイスは、さもなければこのような機能性を搭乗者のデバイスに対して単純に隔離することも可能である。
別の例では、第1のデバイス102は、ナビゲーション経路の数マイル先で交通が渋滞していることを示す交通データを受け取ることができ、また、第1のデバイス102は、搭乗者による詳細な調査のための代替経路を自動的に決定することができる。第1のデバイス102が運転者によって操作されている場合、第1のデバイス102は、交通データおよび提案された代替経路の両方を第2のデバイス122に送信して搭乗者に表示することができる。第2のデバイス122は、代替経路を受け入れるためのオプションを搭乗者に表示することができ、搭乗者はこのオプションを受け入れて、両方のデバイス102、122に対してナビゲーション経路を自動的に更新することができる。第1のデバイス102、第2のデバイス122および/またはナビゲーションサーバ150は、交通データに基づいて代替経路を自動的に決定し、交通データおよび提案された代替経路を送信して搭乗者に表示することができ、および/または共有ナビゲーションセッションに加わっているすべてのデバイスに対してナビゲーション経路を自動的に更新することができることを理解されたい。
既に言及したように、共有ナビゲーションセッションの一部として複数のデバイスにナビゲーション命令を提供することに加えて、本開示の技法によれば、ユーザ(例えば搭乗者)は、ナビゲーション命令の提示、詳細および/または機能性を修正することができる。例えば図6では、第1のデバイス102は、図形レンダリング606を生成するナビゲーションアプリケーション602によって第1のセットのナビゲーション命令を視覚的に表示することができる。第2のデバイス122も同様にナビゲーションアプリケーション604を利用して、第2のセットのナビゲーション命令の一部として図形レンダリング606を生成することができるが、第2のデバイス122は、表示されたナビゲーション命令の提示、詳細および/または機能性をユーザが修正することができるように構成された対話オプション608のセットをさらに表示することができる。
通常、対話オプション608のセットの一部として出力される個々のオプションは、ナビゲーションセッションの間、ユーザがいつでも利用することができる機能(例えばマップの探り出し、途中立寄り地点の追加/除去、等々)であってもよく、および/または第2のデバイス122によって現在出力されている第2のセットのナビゲーション命令に関連する特定の機能であってもよい。例として、特定の時間におけるナビゲーション命令のセットは、来るべき右折およびそれに引き続く新しい車道に沿った一定期間の移動を示すことができる。第1のデバイス102はナビゲーション命令のセットを受け取り、それぞれ第1のデバイスおよび第2のデバイス102、122における提示のために、ナビゲーション命令を第1のセットおよび第2のセットのナビゲーション命令に分類することができる。ナビゲーション命令の両方のセットは、来るべき右折および新しい車道に沿った一定期間の移動の指示を含むことができるが、第2のセットの対話オプション608は、追加で、新しい車道に隣接するものとして識別されている途中立寄り地点を追加することによって図形レンダリング606を修正するための対話オプションを含むことができる。
したがってナビゲーションサーバ(例えばナビゲーションサーバ150)は、対話オプション608のセットを決定するために第1のデバイス102および/または第2のデバイス122が利用することができるナビゲーション命令のセットの一部として補助データを含むことができる。補助データは、例えば、現在のナビゲーション経路の近く(例えば2~3ブロック以内、500フィート以内、等々)のPOI、現在のナビゲーション経路に影響を及ぼし得る交通データ(例えば現在のナビゲーション経路に沿った、および/または現在のナビゲーション経路の近傍の交通事故)、現在のナビゲーション経路に現在影響を及ぼしている、および/または現在のナビゲーション経路に影響を及ぼすことが予想される気象事象に関連する気象データ、および/または任意の他の適切なデータまたはそれらの組合せを含むことができる。
既に言及したように、ナビゲーション命令のセットの一部として提供される補助データの決定には、車両および車両乗員に対応する文脈データを利用することができる。より詳細には、補助データの決定は、文脈データに対応する規則のセットを使用して実施することができる。文脈データは、補助データを決定するためにナビゲーションサーバ150、第1のデバイス102および/または第2のデバイス122が使用することができる1つまたは複数の文脈パラメータを含むことができる。ナビゲーションサーバデバイス150が補助データを決定する場合、ナビゲーションサーバ150は、第1のデバイスおよび/または第2のデバイス102、122上にインストールされているアプリケーション(例えばナビゲーションアプリケーション、テレマティクスセンサ、カレンダアプリケーション)、遠隔サーバ/データベース(例えばマップデータベース155、交通データベース157、POIデータベース159)上に記憶されているデータ、および/または任意の他の適切な場所から文脈データを検索することができる。当然、第1のデバイス102、第2のデバイス122および/またはナビゲーションサーバ150のうちのいずれかは、第2のセットのナビゲーション命令に対応する補助データの決定を実施することができることは認識されよう。
通常、文脈データは、車両乗員にとって有用であり得る特定のデータを示すことができる様々な文脈パラメータを含むことができる。例えばナビゲーションサーバ150は、(1)車両の燃料タンクが1/4であること、(2)車両がこの2時間にわたって連続的に車道に沿って移動したこと、および(3)現在のナビゲーション経路が次の20分以内に車両をガソリンスタンドの近くへ導くことを示す文脈パラメータを含む文脈データを検索することができる。また、文脈データは、(4)ガソリンスタンドをちょうど通り過ぎた後の来るべきナビゲーション経路の一部に対応する気象予報が大雨になる可能性を含んでいること、および(5)ガソリンスタンドをちょうど通り過ぎた後の来るべきナビゲーション経路のその部分に沿って現在移動中である複数の車両が交通渋滞を報告していることを示す文脈パラメータを同じく含むことができる。したがってナビゲーションサーバ150は、ガソリンスタンドを特徴付けている提案された途中立寄り地点、および荒れた気象および交通渋滞を回避する代替経路を含む補助データを決定することができる。
さらに、ナビゲーションサーバ150は、文脈パラメータの密接な関係のより正確な表現を潜在的に達成するために、重み付け係数を文脈パラメータに適用することができる。上記の例を参照すると、ナビゲーションサーバ150は、文脈パラメータ(4)および(5)に照らして文脈パラメータ(1)、(2)および(3)に重み付け係数を適用して、デバイス102、122に提供される、結果として得られる補助データに対する文脈パラメータの影響を小さくすることができる。ナビゲーションサーバ150は、ナビゲーション経路の一部に沿った交通渋滞指示(例えば文脈パラメータ(5))と関連付けられた、ナビゲーション経路の同じ部分に沿った不利な気象状態予報(例えば文脈パラメータ(4))を、現在のナビゲーション経路に沿って継続する少ない機会と結び付けることができる。さらに、ナビゲーションサーバ150は、燃料が少ない状態(例えば文脈パラメータ(1))に加えて、連続移動の延長期間(例えば文脈パラメータ(2))を、途中立寄りをすぐに要求する多くの機会と結び付けることができる。
したがってナビゲーションサーバ150は、文脈パラメータ(1)~(5)のすべてまたは一部に重み付け係数を適用して、結果として得られる補助データに対する文脈パラメータ(1)~(5)の影響を小さく/大きくすることができる。ナビゲーションサーバ150は、次に、重み付けされた値をルールベース決定アルゴリズムおよび/または機械学習ベースアルゴリズムに入力して補助データを決定することができる。すなわちナビゲーションサーバ150は、補助データの一部として実施するための最適提案は、荒れた気象および対応する交通渋滞を回避するための代替経路を提案すること、および少ない燃料に関する車両乗員の不安、および付随する何らかの他の不安(例えばトイレ休憩、空腹の搭乗者、等々)を軽減するために、代替経路に沿った休憩停止/ガソリンスタンドをさらに提案することであり得ることを決定することができる。したがってナビゲーションサーバ150は、デバイス102、122のユーザに提示するために、ナビゲーション命令のセットの一部として補助データを第1のデバイス102および/または第2のデバイス122に送信することができる。
追加または別法として、ナビゲーションサーバ150は、既知の車両乗員嗜好のセットに対して比較する際に、文脈パラメータ毎に信頼スコアを計算し、最も高い信頼スコアを有する文脈パラメータに基づいて補助データを決定することも可能である。例えばナビゲーションサーバ150は、燃料タンクを満タンにし、および/またはさもなければ特定の燃料レベル(例えばタンクの1/4より多い)で走行するために、文脈パラメータ(1)~(3)を既知の車両乗員嗜好と強く結び付けることができ、また、普通に移動してきた車道を取るために、気象/交通条件に無関係に文脈パラメータ(4)および(5)を既知の車両乗員嗜好と弱く結び付けることができる。したがってナビゲーションサーバ150は、次に、現在のナビゲーション経路の維持を提案し、また、ガソリンスタンドでの途中立寄り地点を推奨している補助データに対して高い信頼スコア(例えば100のうちの95)を生成し、また、車両乗員が普通に移動してきた車道ではない車道を特徴付ける代替経路を提案している補助データに対しては、より低い信頼スコア(例えば100のうちの30)を生成することができる。このようなスコアは予め決定することができ、あるいはデータアソシエーション、意味解析および/または任意の他の適切な技法を利用しているアルゴリズムに基づいて、ナビゲーションサーバ150が信頼スコアを計算することができる。さらに、車両乗員嗜好を予め決定して、ナビゲーションサーバ150において(例えばメモリ153に)記憶することができ、および/またはデバイス102、122において(例えばメモリ106、126に)記憶することができる。しかしながらナビゲーションサーバ150は、任意の適切なアルゴリズムまたは技法に従って文脈パラメータを解析することも可能であることを理解されたい。
さらに、対話オプション608のセットは、ユーザが共有ナビゲーションセッションを修正するための任意の適切なオプションを含むことができる。例えば対話オプション608のセットは、ユーザが「媒体を構成する」ためのオプションを含むことができる。ユーザは、このオプションを使用して、表示され、再生され、および/または別の方法で車両乗員に伝えられた媒体(例えばビデオ、音声記録、等々)を介した制御を有することができる。同様に、対話オプション608のセットは、ユーザが「メッセージ発信アプリケーションを見る」ためのオプションを含むことができる。ユーザは、このオプションを使用して、運転者および/または共有ナビゲーションセッションの任意の他の参加者のメッセージ発信アプリケーションを介した制御を有することができる。これらの機能は、対話オプションのセットの一部としてこれらのオプションを受け取るために、第2のデバイス122のユーザが第1のデバイス102のユーザの許可を要求することができるよう(例えば第1のデバイス102との物理的対話および/または口頭通信を介して)、第2のデバイス122のユーザに委託することができる。さらに、既に言及したように、ユーザは、ナビゲーション経路を修正し、および/またはさもなければ変更するための1つまたは複数のオプションを有することができる。例えば対話オプション608のセットは、ユーザが「目的地を変更する」ためのオプションを含むことができる。ユーザは、このオプションを使用して第2のデバイス122と対話し(例えば図形レンダリング606上をクリックし、かつ、ドラッグし)、ナビゲーション経路の目的地、および/または目的地に到達するためのナビゲーション経路の一部を変更することができる。
共有ナビゲーションセッションへのアクセスを搭乗者に提供するための例示的論理
図7~図8は、本開示の技法による、共有ナビゲーションセッションへのアクセスを搭乗者に提供するための例示的方法を示す流れ図である。単に考察を容易にするためにすぎないが、図7~図8を参照して本明細書において考察されている「第1のコンピューティングデバイス」および「第2のコンピューティングデバイス」は、第1のデバイス102および/または第2のデバイス122に対応し得ることを理解されたい。
図7を参照すると、方法700は、第1のコンピューティングデバイスまたは第2のコンピューティングデバイス(例えば第1のデバイス102または第2のデバイス122)によって実現することができる。方法700は、コンピュータ可読メモリ上に記憶されている、第1のコンピューティングデバイスまたは第2のコンピューティングデバイスの1つまたは複数のプロセッサ(例えばプロセッサ104またはプロセッサ124)で実行することができる命令のセットの中で実現することができる。
ブロック702で、第1のコンピューティングデバイス(例えば第2のデバイス122)の1つまたは複数のプロセッサは、第2のコンピューティングデバイス(例えば第1のデバイス102)におけるナビゲーションセッションと同期化されている共有ナビゲーションセッションへのアクセスを要求することができる。ナビゲーションセッションはナビゲーション経路を指示することができ、また、ナビゲーションセッションは経路データを含むことができる。経路データは、例えば、ナビゲーション経路と関連付けられた距離値、ナビゲーション経路と関連付けられた時間推定値、および/または任意の他の適切なデータまたはそれらの組合せを含むことができる。いくつかの実施形態では、第1のコンピューティングデバイスは、要求送信を第2のコンピューティングデバイスに送信することによって、第2のコンピューティングデバイスのディスプレイ上に出力された視覚コード(例えばバーコード、QRコード(登録商標)、等々)を走査することによって、および/または任意の他の適切な手段またはそれらの組合せによってアクセスを要求することができる。
ブロック704で、第1のコンピューティングデバイスは、共有ナビゲーションセッションへのアクセスを受け取ると、それに応答して、ナビゲーション経路を指示する同期された経路データを受け取ることができる。同期された経路データは経路データを含むことができ、また、表示命令/構成、ナビゲーション命令、図形指示および/または任意の他の適切なデータ/指示をさらに含むことができる。例えば第2のコンピューティングデバイスは、第1のコンピューティングデバイスから受け取ったアクセス要求に対する応答の一部として同期された経路データを送信することができ、また、同期された経路データは、ナビゲーション命令および該ナビゲーション命令と同期化されている図形表示要素(例えば図形レンダリング606)、および第2のコンピューティングデバイスによって出力される図形表示要素を含むことができる。
いくつかの実施形態では、経路データおよび同期された経路データはナビゲーションサーバ(例えばナビゲーションサーバ150)において生成される。第2のコンピューティングデバイスはナビゲーションサーバと通信可能に結合することができ、また、第2のコンピューティングデバイスは、同期された経路データをナビゲーションサーバから第1のコンピューティングデバイスへ中継することができる。さらに、これらの実施形態では、第1のコンピューティングデバイスはナビゲーションサーバと通信可能に結合しなくてもよい。この方法によれば、第1のコンピューティングデバイスおよび第2のコンピューティングデバイスは、それぞれ、不必要なネットワークトラフィックの原因になることなく、また、限られたナビゲーションサーバ帯域幅を占有することなく同期された経路データを受け取ることができる。
いくつかの実施形態では、共有ナビゲーションセッションへのアクセスを受け取るステップは、(i)第1のコンピューティングデバイスの1つまたは複数のプロセッサによって、第2のコンピューティングデバイスから招待送信を受け取るステップ、(ii)1つまたは複数のプロセッサによって、短距離通信プロトコルを介して第2のコンピューティングデバイスと自動的に対にするステップ、(iii)第2のコンピューティングデバイス上に表示された、第2のコンピューティングデバイスと対にするために使用される時間制限識別子を含む視覚コードを走査するステップ、または(iv)第1のコンピューティングデバイスを第2のコンピューティングデバイスに通信可能に結合するように構成されたケーブルを使用して、第1のコンピューティングデバイスを第2のコンピューティングデバイスに接続するステップのうちの少なくとも1つを含む。
ブロック706で、第1のコンピューティングデバイスの1つまたは複数のプロセッサは、同期された経路データに対応する1つまたは複数の第1のナビゲーション命令を取得することができる。第1のコンピューティングデバイスまたは第2のコンピューティングデバイスは、ナビゲーション命令のセットから1つまたは複数の第1のナビゲーション命令を選択することができ、また、1つまたは複数の第1のナビゲーション命令は、拡張した、または第2のコンピューティングデバイスにおいて出力される1つまたは複数の第2のナビゲーション命令とは異なる方法で出力される少なくとも1つのナビゲーション命令を含むことができる。通常、少なくとも1つのナビゲーション命令は、任意の図形/音声ディスプレイ、ユーザ選択可能オプション、および/または第2のコンピューティングデバイスのユーザに対しては出力され得ない、第1のコンピューティングデバイスのユーザに対する任意の他の提示を含むことができる。例えば少なくとも1つのナビゲーション命令は、図2~図6における第2のデバイス122(例えばPOI308、追加情報セクション410、プロンプト508、対話オプション608のセット)に関連して考察した、また、本明細書においてさらに考察されるように、ユーザオプションおよび/または図形/音声修正のうちのいずれかを含むことができる。
いくつかの実施形態では、第1のコンピューティングデバイスの1つまたは複数のプロセッサは、ナビゲーション命令のセットを1つまたは複数の第1のナビゲーション命令および1つまたは複数の第2のナビゲーション命令に分けることができる。さらに、1つまたは複数の第1のナビゲーション命令のうちの少なくとも1つは、1つまたは複数の第2のナビゲーション命令のうちの少なくとも1つに対応する。第1のコンピューティングデバイスは、1つまたは複数の第2のナビゲーション命令のうちの対応する少なくとも1つとは異なる詳細レベルで少なくとも1つのナビゲーション命令を生成することも可能である。例えばナビゲーション命令のセットは、50メートル先で新しい車道へ右折し、そのまま2マイルにわたって新しい車道を維持するように運転者を導くナビゲーション命令を含むことができる。第1のコンピューティングデバイスは、「ドラッグストアの向かい側の大きい木」を特徴とする交差点で右折が生じるように記述している少なくとも1つのナビゲーション命令を生成することができる。少なくとも1つのナビゲーション命令は、第1のコンピューティングデバイスにおいて表示することができる。したがって第1のコンピューティングデバイスは、少なくとも1つのナビゲーション命令と共にナビゲーション命令のセットを表示することができ、また、第2のコンピューティングデバイスは、少なくとも1つのナビゲーション命令なしに、ナビゲーション命令のセットを表示することができる。
これらの実施形態では、第1のコンピューティングデバイスの1つまたは複数のプロセッサは機械学習ベーステキスト要約アルゴリズムを利用することができる。第1のコンピューティングデバイスは、テキスト要約アルゴリズムを訓練するための機械学習エンジンを含むことができ、および/または第1のコンピューティングデバイスは、予め訓練されたテキスト要約アルゴリズムを含むことができる。機械学習エンジンは、回帰分析(例えばロジスティック回帰、線形回帰または多項式回帰)、k-近傍法、決定ツリー、ランダムフォレスト、ブースティング(例えば極端勾配ブースティング)、ニューラルネットワーク、サポートベクトルマシン、深層学習、強化学習、ベイズネットワーク、等々などの様々な機械学習技法を使用してテキスト要約アルゴリズムを訓練することができる。テキスト要約アルゴリズムは、任意の標準テキスト要約技法、および/または線形回帰モデル、ロジスティック回帰モデル、決定ツリー、ニューラルネットワーク、超平面および/またはそれらの任意の組合せなどの任意の他の適切な機械学習モデルを利用することができる。
より詳細には、テキスト要約アルゴリズムを訓練するために、機械学習エンジンは、ナビゲーションセッションに対応するナビゲーション命令の複数のセット、ユーザデバイス(例えばデバイス102、122)から受け取った文脈データの複数のセット、および/またはナビゲーションサーバから受け取った文脈データ(例えば交通データ、気象データ)の複数のセット、およびナビゲーション命令および文脈データの個々のセットに基づいて生成された少なくとも1つのナビゲーション命令を含む訓練データを受け取ることができる。本明細書において考察されている訓練データは、ナビゲーション命令、文脈データ、およびユーザデバイスから受け取った少なくとも1つのナビゲーション命令を含むが、これは、単に例証を容易にするための単なる例にすぎない。訓練データは、任意の数のナビゲーション命令、文脈データ、および任意の数のユーザ(例えば本開示の態様を利用している追加ユーザ)から受け取った少なくとも1つのナビゲーション命令を含むことができる。
さらに、少なくとも1つのナビゲーション命令の生成は機械学習環境の文脈内で説明されているが、少なくとも1つのナビゲーション命令の生成は機械学習プロセスなしに生じ得ることを認識されたい。例えば第1のコンピューティングデバイスは、関係のあるデータベース、重み付け論理、発見的規則、文法および/または任意の他の適切なアルゴリズムアーキテクチャに基づいて少なくとも1つのナビゲーション命令を決定することができる。
いくつかの実施形態では、少なくとも1つのナビゲーション命令は、(i)対応する少なくとも1つの第2のナビゲーション命令よりも頻繁に出力される第1のナビゲーション命令、(ii)対応する少なくとも1つの第2のナビゲーション命令よりも高い詳細レベルで出力される第2のナビゲーション命令、(iii)対応する少なくとも1つの第2のナビゲーション命令には含まれていない交通情報と共に出力される第3のナビゲーション命令、または(iv)ナビゲーション経路に沿った、対応する少なくとも1つの第2のナビゲーション命令には含まれていない潜在的途中立寄り地点と共に出力される第4のナビゲーション命令を含むことができる。
例えばナビゲーション命令のセットは、車両が右折から100メートルの距離になると運転者に音声で通信される、100メートル先で運転者に右折させるためのナビゲーション命令を含むことができる。少なくとも1つのナビゲーション命令は、車両が右折から100メートルの距離になると、来るべき右折が100メートル先であることを第1のコンピューティングデバイスのユーザ(例えば搭乗者)に視覚的に表示することができる。さらに、少なくとも1つのナビゲーション命令は、来るべき右折が50メートル先、20メートル先であることを視覚的にユーザに表示することができ、また、車両が右折からのこれらのそれぞれの距離に到達すると、運転者はここで右折すべきであることを視覚的にユーザに表示することができる。したがって少なくとも1つのナビゲーション命令は、来るべき方向転換に関して頻繁な更新を第1のコンピューティングデバイスのユーザに提供することができるが、運転者は右折の十分に前に単一の可聴命令を受け取ることも可能である。この方法によれば、運転者は、ナビゲーション命令によって過度に注意散漫になることなく、首尾よくナビゲーション経路に従うために、ナビゲーション経路に関連する十分な量の情報を受け取ることができる。少なくとも1つのナビゲーション命令の一部として提供される追加情報は、必要に応じてナビゲーション命令が遵守されていることを保証するために、ユーザによって運転者に通信することができる。
追加または別法として、ナビゲーションサーバは、ナビゲーション命令の部分にラベルを振り、それにより第1のコンピューティングデバイス、第2のコンピューティングデバイスおよび/またはナビゲーションサーバは、第1のセットのナビゲーション命令および第2のセットのナビゲーション命令に含むための命令を決定することができる。例えばナビゲーションサーバは、第1のコンピューティングデバイスおよび第2のコンピューティングデバイスへの送信のためのナビゲーション命令のセットに、「100メートル先の、角に大きな木がある交差点を右折して下さい」で始まる命令を含むことができる。ナビゲーションサーバは、同じく、ナビゲーション命令の「100メートル先で右折」の部分に「必須」のラベルを振ることができ、また、ナビゲーション命令の「角に大きな木がある交差点で」の部分に「任意選択」のラベルを振ることができる。したがって第1のコンピューティングデバイスは、ナビゲーション命令のセットを受け取り、運転者に表示するために、「必須」のラベルが振られた部分を第1のセットのナビゲーション命令に含めることができ、また、搭乗者に表示するために、「必須」および「任意選択」のラベルが振られた部分を第2のセットのナビゲーション命令に含めることができる。
ブロック708で、第1のコンピューティングデバイスは、1つまたは複数の第1のナビゲーション命令を第1のコンピューティングデバイスのユーザに提示することができる。第1のコンピューティングデバイスは、第1のコンピューティングデバイスのディスプレイを介して、第1のコンピューティングデバイスのスピーカを介して、および/または任意の他の適切な手段を介して1つまたは複数の第1のナビゲーション命令を提示することができる。いくつかの実施形態では、第1のコンピューティングデバイスは、第1のコンピューティングデバイスのインタフェースにおいて、1つまたは複数の第1のナビゲーション命令のうちの少なくとも1つを搭乗者に聴覚的に通信することなく、複数の第1のナビゲーション命令のうちの少なくとも1つまたは複数を車両の搭乗者に視覚的に表示することができる。さらに、第2のコンピューティングデバイスは、1つまたは複数の第2のナビゲーション命令のうちの少なくとも1つを車両の運転者に聴覚的に通信することができる。
いくつかの実施形態では、第1のコンピューティングデバイスは、ナビゲーション経路の1つまたは複数の態様を修正する要求を搭乗者から受け取ることができる。また、第1のコンピューティングデバイスは、第2のコンピューティングデバイスと関連付けられた運転者の同意に基づいて、共有ナビゲーションセッションにおけるナビゲーション経路の1つまたは複数の態様を修正することができる。例えば第1のコンピューティングデバイスは、現在のナビゲーション経路の目的地を修正する要求を、第1のコンピューティングデバイスとの対話の形態で搭乗者から受け取ることができる。ナビゲーション経路の更新された目的地として搭乗者が意図している場所を搭乗者が識別すると、第1のコンピューティングデバイスは、提案された更新目的地の指示を第2のコンピューティングデバイスに送信することができる。第2のコンピューティングデバイスは、提案された更新された目的地を運転者に音声によってプロンプトし、さもなければ指示することができ、運転者はそれに対して、音声または他の方法でそのプロンプトに応答することができる。提案された更新された目的地を運転者が受け入れると、第2のコンピューティングデバイスは、ナビゲーション経路を更新してその更新された目的地を含むことができ、また、更新された同期された経路データを第1のコンピューティングデバイスに転送することができる。運転者が提案された更新された目的地を拒否すると、第2のコンピューティングデバイスはナビゲーション経路を更新することはできず、また、何らかの更新された同期された経路データを第1のコンピューティングデバイスに送信することはできない。
いくつかの実施形態では、第1のコンピューティングデバイスおよび第2のコンピューティングデバイスは、異なるディスプレイ構成に従って同期された経路データを表示することができる。第2のコンピューティングデバイスは、1つまたは複数の第2のディスプレイ構成に従って第2のコンピューティングデバイスの第2のインタフェースにおいて同期された経路データを表示することができる。第1のコンピューティングデバイスは、1つまたは複数の第1のディスプレイ構成に従って第1のコンピューティングデバイスの第1のインタフェースにおいて同期された経路データを表示することができる。これらの実施形態では、1つまたは複数の第1のディスプレイ構成のうちの少なくとも1つのディスプレイ構成は、1つまたは複数の第2のディスプレイ構成の各々とは異なっている。
通常、第1のディスプレイ構成および第2のディスプレイ構成は、第1のコンピューティングデバイスおよび第2のコンピューティングデバイスによってレンダリングされた指示、文章、ビデオ、写真、記号および/または他の図形描写の表示を統制する任意の設定を含むことができる(例えば図形レンダリング606の一部として含まれるように)。より詳細には、少なくとも1つのディスプレイ構成は、(i)第2のコンピューティングデバイス上に表示されるナビゲーション経路の第2の透視構成とは異なる、第1のコンピューティングデバイス上に表示されるナビゲーション経路の第1の透視構成、または(ii)第2のコンピューティングデバイスの第2の途中立寄り地点ディスプレイ構成とは異なる、第1のコンピューティングデバイスの第1の途中立寄り地点ディスプレイ構成のうちの少なくとも1つを含むことができる。
透視構成は、通常、コンピューティングデバイスがコンピューティングデバイスのディスプレイ上にナビゲーション経路をレンダリングする角度、配向および/または距離を参照することができる。例えば第1のコンピューティングデバイスは、潜在的代替経路を評価し、また、ナビゲーション経路の変更を促す将来の状況(例えばナビゲーション経路の一部に沿った荒れた気象、前方の交通、等々)を調査する搭乗者のために、第1のコンピューティングデバイスのディスプレイ上にナビゲーション経路全体をレンダリングする第1の透視構成に従ってナビゲーション経路を表示することができる。それとは対照的に、第2のコンピューティングデバイスは、近傍の周囲および来るべきナビゲーション命令を理解する運転者のために、ナビゲーション経路の微小部分をレンダリングする第2の透視構成に従ってナビゲーション経路を表示することができる。
途中立寄り地点ディスプレイ構成は、通常、ナビゲーション経路をレンダリングする際にコンピューティングデバイスによって提供される近傍のPOIに対応する詳細レベルを参照することができる。例えば第1のコンピューティングデバイスは、燃料補給、食事、および/または睡眠をとるための潜在的途中立寄り地点を評価する搭乗者のために、すべての近傍のガソリンスタンド、レストランおよびホテルを第1のコンピューティングデバイスのディスプレイ上にレンダリングする第1の途中立寄り地点ディスプレイ構成に従ってナビゲーション経路を表示することができる。それとは対照的に、第2のコンピューティングデバイスは、不必要な情報および/または望ましくない情報による運転者の潜在的な注意散漫を回避するために、近傍のPOIを第2のコンピューティングデバイスのディスプレイ上にレンダリングしない第2の途中立寄り地点ディスプレイ構成に従ってナビゲーション経路を表示することができる。
図8を参照すると、方法800は、第1のコンピューティングデバイスまたは第2のコンピューティングデバイス(例えば第1のデバイス102または第2のデバイス122)によって実現することができる。方法800は、コンピュータ可読メモリ上に記憶されている、第1のコンピューティングデバイスまたは第2のコンピューティングデバイスの1つまたは複数のプロセッサ(例えばプロセッサ104またはプロセッサ124)で実行することができる命令のセットの中で実現することができる。
ブロック802で、第1のコンピューティングデバイスの1つまたは複数のプロセッサは、ナビゲーション経路を指示するナビゲーションセッションのための1つまたは複数の第1のナビゲーション命令を提示することができ、ナビゲーションセッションは経路データを含む。また、第1のコンピューティングデバイスは、ブロック804で、第2のコンピューティングデバイスから、ナビゲーションセッションにアクセスするための要求を受け取ることができる。ナビゲーションセッションへのアクセスは、第1のコンピューティングデバイスおよび第2のコンピューティングデバイスの両方が同期された経路データを受け取り、かつ、表示する共有ナビゲーションセッションを介して生じ得る。
ブロック806で、第1のコンピューティングデバイスは、共有ナビゲーションセッションへのアクセスを第2のコンピューティングデバイスに提供することができる。第1のコンピューティングデバイスが第2のコンピューティングデバイスにアクセスを提供すると、または第2のコンピューティングデバイスにアクセスを提供する第1のコンピューティングデバイスの一部として、第1のコンピューティングデバイスは、ブロック808で、第2のコンピューティングデバイスに経路データを送信することができる。
ブロック810で、第1のコンピューティングデバイスは、第2のコンピューティングデバイスにおいて出力される1つまたは複数の第2のナビゲーション命令を取得することができる。1つまたは複数の第2のナビゲーション命令は、拡張した、または1つまたは複数の第1のナビゲーション命令の各々とは異なる方法で出力される少なくとも1つのナビゲーション命令を含むことができる。取得されると、第1のコンピューティングデバイスは、ブロック812で、ユーザに表示するために1つまたは複数の第2のナビゲーション命令を第2のコンピューティングデバイスに送信することができる。
追加考慮事項
以下の追加考慮事項は上記考察に適用する。本明細書全体を通して、複数の実例は、単一の実例として説明されている構成要素、動作または構造を実現することができる。1つまたは複数の方法の個別の操作は別々の操作として示され、かつ、説明されているが、これらの個別の操作のうちの1つまたは複数は同時に実施することも可能であり、また、これらの操作を示されている順序で実施することは何も要求されていない。例示的構成で別々の構成要素として提示されている構造および機能性は、組み合わされた構造または構成要素として実現することも可能である。同様に、単一の構成要素として提示されている構造および機能性は、別々の構成要素として実現することができる。これらおよび他の変更、修正、追加および改良は本開示の主題の範囲内である。
さらに、特定の実施形態は、本明細書においては、論理または多くの構成要素、モジュールまたは機構を含むものとして説明されている。モジュールは、ソフトウェアモジュール(例えば機械可読媒体上に記憶されたコード)またはハードウェアモジュールのいずれかを構成することができる。ハードウェアモジュールは、特定の動作を実施することができる有形ユニットであり、また、特定の方法で構成し、または配置することができる。例示的実施形態では、1つまたは複数のコンピュータシステム(例えば独立型コンピュータシステム、クライアントコンピュータシステムまたはサーバコンピュータシステム)、またはコンピュータシステムの1つまたは複数のハードウェアモジュール(例えばプロセッサまたはプロセッサのグループ)は、本明細書において説明されている特定の操作を実施するように動作するハードウェアモジュールとして、ソフトウェア(例えばアプリケーションまたはアプリケーション部分)によって構成することができる。
様々な実施形態では、ハードウェアモジュールは機械的または電子的に実現することができる。例えばハードウェアモジュールは、特定の動作を実施するように永久的に構成される(例えばフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または特定用途向け集積回路(ASIC)などの専用プロセッサとして)専用回路機構または論理を備えることができる。また、ハードウェアモジュールは、特定の動作を実施するためにソフトウェアによって一時的に構成されるプログラマブル論理または回路機構(例えば汎用プロセッサまたは他のプログラマブルプロセッサ内に包含された)を同じく備えることができる。ハードウェアモジュールを機械的に、専用および永久的に構成される回路機構で実現し、あるいは一時的に構成される(例えばソフトウェアによって構成される)回路機構で実現する決定は、コストおよび時間考慮事項によって図られることになることは認識されよう。
したがってハードウェアという用語は有形実体を包含し、その実態は、特定の方法で動作し、または本明細書において説明されている特定の操作を実施するよう、物理的に構築され、永久的に構成され(例えばハードワイヤード)、または一時的に構成される(例えばプログラムされる)実体であることを理解されたい。本明細書において使用されているように、「ハードウェア実現モジュール」はハードウェアモジュールを意味している。ハードウェアモジュールが一時的に構成される(例えばプログラムされる)実施形態を考慮すると、ハードウェアモジュールの各々は、任意のある時間瞬時において構成する必要はなく、あるいはインスタンス生成する必要はない。例えばハードウェアモジュールがソフトウェアを使用して構成された汎用プロセッサを備えている場合、その汎用プロセッサは、異なる時間におけるそれぞれの異なるハードウェアモジュールとして構成することができる。したがってソフトウェアは、例えば、ある時間瞬時に特定のハードウェアモジュールを構成し、また、異なる時間瞬時に異なるハードウェアモジュールを構成するためのプロセッサを構成することができる。
ハードウェアモジュールは他のハードウェアに情報を提供することができ、また、他のハードウェアから情報を受け取ることができる。したがって説明されているハードウェアモジュールは通信可能に結合されていると見なすことができる。複数のこのようなハードウェアモジュールが同時に存在する場合、通信は、ハードウェアモジュールを接続する信号送信を介して(例えば適切な回路およびバスを介して)達成することができる。複数のハードウェアモジュールが異なる時間に構成されるか、またはインスタンス生成される実施形態では、このようなハードウェアモジュール同士の間の通信は、例えば、複数のハードウェアモジュールがアクセスを有しているメモリ構造における情報の記憶および検索を介して達成することができる。例えば1つのハードウェアモジュールは、ある動作を実施し、その動作の出力をそのハードウェアモジュールが通信可能に結合されているメモリデバイスに記憶することができる。さらなるハードウェアモジュールは、次に、後の時間にメモリデバイスにアクセスして、記憶されている出力を検索し、かつ、処理することができる。また、ハードウェアモジュールは、入力デバイスまたは出力デバイスとの通信を開始することができ、また、ある資源上で動作することができる(例えば情報の収集)。
方法700、800は、1つまたは複数の機能ブロック、モジュール、コンピュータ可読記憶媒体に記憶される有形コンピュータ実行可能命令の形態の個別の機能またはルーチンを含むことができ、任選選択で非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含むことができ、コンピューティングデバイス(例えば本明細書において説明されているサーバデバイス、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレットコンピュータ、スマートウォッチ、モバイルコンピューティングデバイスまたは他のクライアントコンピューティングデバイス)のプロセッサを使用して実行される。方法700、800は、例えば、任意の後置サーバ(例えば本明細書において説明されているマップデータサーバ、ナビゲーションサーバ、または任意の他のタイプのサーバコンピューティングデバイス)、例示的環境のクライアントコンピューティングデバイスモジュールの一部として、あるいはこのような環境の外部のモジュールの一部として含まれてもよい。図は、説明を容易にするために、場合によっては他の図を参照して説明されているが、方法700、800は他の目的で利用することも可能であり、また、他のユーザインタフェースと共に利用することも可能である。さらに、上記説明は、方法700、800のステップは特定のデバイス(第1のコンピューティングデバイスまたは第2のコンピューティングデバイスなど)によって実施されるように説明しているが、それは単に例証の目的でそのように説明しているにすぎない。方法700、800のブロックは、1つまたは複数のデバイス、または環境の他の部分によって実施することができる。
本開示の態様
1. 第1のコンピューティングデバイスにおける、第2のコンピューティングデバイスによって開始された共有ナビゲーションセッションへのアクセスを搭乗者に提供するための方法であり、方法は、第1のコンピューティングデバイスの1つまたは複数のプロセッサによって、第2のコンピューティングデバイスにおけるナビゲーションセッションと同期した共有ナビゲーションセッションへのアクセスを要求するステップであって、ナビゲーションセッションがナビゲーション経路を指示し、また、経路データを含む、アクセスを要求するステップと、共有ナビゲーションセッションへのアクセスを受け取ると、それに応答して、1つまたは複数のプロセッサによって、第2のコンピューティングデバイスにおいて、ナビゲーション経路を指示する同期された経路データを受け取るステップと、1つまたは複数のプロセッサによって、拡張した、または第2のコンピューティングデバイスにおいて出力される1つまたは複数の第2のナビゲーション命令とは異なる方法で出力される少なくとも1つのナビゲーション命令を含む同期された経路データに対応する1つまたは複数の第1のナビゲーション命令を取得するステップと、1つまたは複数のプロセッサによって、1つまたは複数の第1のナビゲーション命令を出力するステップとを含む。
2. 1つまたは複数の第1のナビゲーション命令を取得するステップは、1つまたは複数のプロセッサによって、ナビゲーション命令のセットを1つまたは複数の第1のナビゲーション命令および1つまたは複数の第2のナビゲーション命令に分けるステップであって、1つまたは複数の第1のナビゲーション命令のうちの少なくとも1つは、1つまたは複数の第2のナビゲーション命令のうちの少なくとも1つに対応する、分けるステップと、1つまたは複数のプロセッサによって、1つまたは複数の第2のナビゲーション命令のうちの対応する少なくとも1つとは異なる詳細レベルで少なくとも1つのナビゲーション命令を生成するステップとをさらに含む、態様1に記載の方法。
3. 1つまたは複数のプロセッサは、機械学習ベーステキスト要約アルゴリズムを使用することによって少なくとも1つのナビゲーション命令を生成する、態様1または2に記載の方法。
4. 経路データおよび同期された経路データはナビゲーションサーバにおいて生成され、第2のコンピューティングデバイスはナビゲーションサーバと通信可能に結合され、また、第2のコンピューティングデバイスは、同期された経路データをナビゲーションサーバから第1のコンピューティングデバイスへ中継する、態様1~3のいずれか1つに記載の方法。
5. 第1のコンピューティングデバイスはナビゲーションサーバと直接通信可能に結合されない、態様4に記載の方法。
6. 第1のコンピューティングデバイスの1つまたは複数のプロセッサにおいて、ナビゲーション経路の1つまたは複数の態様を修正する要求を搭乗者から受け取るステップと、1つまたは複数のプロセッサによって、第2のコンピューティングデバイスと関連付けられた運転者の同意に基づいて、共有ナビゲーションセッションにおけるナビゲーション経路の1つまたは複数の態様を修正するステップとをさらに含む、態様1~5のいずれか1つに記載の方法。
7. 第2のコンピューティングデバイスのスピーカによって、1つまたは複数の第2のナビゲーション命令のうちの少なくとも1つを車両の運転者に聴覚的に通信するステップと、第1のコンピューティングデバイスの第1のインタフェースによって、1つまたは複数の第2のナビゲーション命令のうちの少なくとも1つを車両の搭乗者に聴覚的に通信することなく、1つまたは複数の第2のナビゲーション命令のうちの少なくとも1つを車両の搭乗者に視覚的に表示するステップとをさらに含む、態様1~6のいずれか1つに記載の方法。
8. 第2のコンピューティングデバイスの第2のインタフェースによって、1つまたは複数の第2のディスプレイ構成に従って同期された経路データを表示するステップと、第1のコンピューティングデバイスの第1のインタフェースによって、1つまたは複数の第1のディスプレイ構成に従って同期された経路データを表示するステップであって、1つまたは複数の第1のディスプレイ構成のうちの少なくとも1つのディスプレイ構成は、1つまたは複数の第2のディスプレイ構成の各々とは異なる、同期された経路データを表示するステップとをさらに含む、態様1~7のいずれか1つに記載の方法。
9. 少なくとも1つのディスプレイ構成は、(i)第2のコンピューティングデバイス上に表示されるナビゲーション経路の第2の透視構成とは異なる、第1のコンピューティングデバイス上に表示されるナビゲーション経路の第1の透視構成、または(ii)第2のコンピューティングデバイスの第2の途中立寄り地点ディスプレイ構成とは異なる、第1のコンピューティングデバイスの第1の途中立寄り地点ディスプレイ構成のうちの少なくとも1つを含む、態様8に記載の方法。
10. 少なくとも1つのナビゲーション命令は、(i)対応する少なくとも1つの第2のナビゲーション命令よりも頻繁に出力される第1のナビゲーション命令、(ii)対応する少なくとも1つの第2のナビゲーション命令よりも高い詳細レベルで出力される第2のナビゲーション命令、(iii)対応する少なくとも1つの第2のナビゲーション命令には含まれていない交通情報と共に出力される第3のナビゲーション命令、または(iv)ナビゲーション経路に沿った、対応する少なくとも1つの第2のナビゲーション命令には含まれていない潜在的途中立寄り地点と共に出力される第4のナビゲーション命令のうちの少なくとも1つを含む、態様2に記載の方法。
11. 共有ナビゲーションセッションへのアクセスを受け取るステップは、(i)1つまたは複数のプロセッサによって、第2のコンピューティングデバイスから招待送信を受け取るステップ、(ii)1つまたは複数のプロセッサによって、短距離通信プロトコルを介して第2のコンピューティングデバイスと自動的に対にするステップ、(iii)第2のコンピューティングデバイス上に表示された、第2のコンピューティングデバイスと対にするために使用される時間制限識別子を含む視覚コードを走査するステップ、または(iv)第1のコンピューティングデバイスを第2のコンピューティングデバイスに通信可能に結合するように構成されたケーブルを使用して、第1のコンピューティングデバイスを第2のコンピューティングデバイスに接続するステップのうちの少なくとも1つを含む、態様1~10のいずれか1つに記載の方法。
12. 第2のコンピューティングデバイスによって開始された共有ナビゲーションセッションへのアクセスを搭乗者に提供するための第1のコンピューティングデバイスであって、第1のコンピューティングデバイスは、1つまたは複数のプロセッサと、1つまたは複数のプロセッサに結合された非一時的コンピュータ可読メモリとを備え、非一時的コンピュータ可読メモリはその上に命令を記憶し、その命令が1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、第1のコンピューティングデバイスは、第2のコンピューティングデバイスにおけるナビゲーションセッションと同期した共有ナビゲーションセッションであって、ナビゲーション経路を指示し、また、経路データを含むナビゲーションセッションへのアクセスを要求し、共有ナビゲーションセッションへのアクセスを受け取ると、それに応答して、第2のコンピューティングデバイスにおいて、ナビゲーション経路を指示する同期された経路データを受け取り、また、拡張した、または第2のコンピューティングデバイスにおいて出力される1つまたは複数の第2のナビゲーション命令とは異なる方法で出力される少なくとも1つのナビゲーション命令を含む同期された経路データに対応する1つまたは複数の第1のナビゲーション命令を取得し、また、1つまたは複数の第1のナビゲーション命令を提示することになる。
13. 命令が1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、第1のコンピューティングデバイスは、さらに、ナビゲーション命令のセットを1つまたは複数の第1のナビゲーション命令および1つまたは複数の第2のナビゲーション命令に分けることになり、1つまたは複数の第1のナビゲーション命令のうちの少なくとも1つは、1つまたは複数の第2のナビゲーション命令のうちの少なくとも1つに対応し、また、第1のコンピューティングデバイスは、さらに、1つまたは複数の第2のナビゲーション命令のうちの対応する少なくとも1つとは異なる詳細レベルで少なくとも1つのナビゲーション命令を生成することになる、態様12に記載の第1のコンピューティングデバイス。
14. 命令が1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、第1のコンピューティングデバイスは、さらに、機械学習ベーステキスト要約アルゴリズムを使用することによって少なくとも1つのナビゲーション命令を生成することになる、態様13に記載の第1のコンピューティングデバイス。
15. 同期された経路データはナビゲーションサーバにおいて生成され、第2のコンピューティングデバイスはナビゲーションサーバと通信可能に結合され、また、第2のコンピューティングデバイスは、同期された経路データをナビゲーションサーバから第1のコンピューティングデバイスへ中継する、態様12~14のいずれか1つに記載の第1のコンピューティングデバイス。
16. 第1のコンピューティングデバイスはナビゲーションサーバと直接通信可能に結合されない、態様15に記載の第1のコンピューティングデバイス。
17. 第1のコンピューティングデバイスにおける、第1のコンピューティングデバイスによって開始された共有ナビゲーションセッションへのアクセスを搭乗者に提供するための方法であって、方法は、第1のコンピューティングデバイスの1つまたは複数のプロセッサによって、ナビゲーション経路を指示し、また、経路データを含むナビゲーションセッションのための1つまたは複数の第1のナビゲーション命令を出力するステップと、1つまたは複数のプロセッサによって第2のコンピューティングデバイスから、共有ナビゲーションセッションを介してナビゲーションセッションにアクセスするための要求を受け取るステップと、1つまたは複数のプロセッサによって、共有ナビゲーションセッションへのアクセスを第2のコンピューティングデバイスに提供するステップと、1つまたは複数のプロセッサによって、経路データを第2のコンピューティングデバイスに送信するステップと、1つまたは複数のプロセッサによって、拡張した、または1つまたは複数の第1のナビゲーション命令の各々とは異なる方法で出力される少なくとも1つのナビゲーション命令を含む1つまたは複数の第2のナビゲーション命令を取得するステップと、1つまたは複数のプロセッサによって、1つまたは複数の第2のナビゲーション命令を第2のコンピューティングデバイスに送信するステップとを含む。
18. 1つまたは複数のプロセッサによって、ナビゲーション命令のセットを1つまたは複数の第1のナビゲーション命令および1つまたは複数の第2のナビゲーション命令に分けるステップであって、1つまたは複数の第1のナビゲーション命令のうちの少なくとも1つは、1つまたは複数の第2のナビゲーション命令のうちの少なくとも1つに対応する、分けるステップと、1つまたは複数のプロセッサによって、1つまたは複数の第1のナビゲーション命令のうちの対応する少なくとも1つとは異なる詳細レベルで少なくとも1つのナビゲーション命令を生成するステップとをさらに含む、態様17に記載の方法。
19. 機械学習ベーステキスト要約アルゴリズムを使用することによって少なくとも1つのナビゲーション命令を生成するステップをさらに含む、態様18に記載の方法。
20. 経路データはナビゲーションサーバにおいて生成され、第1のコンピューティングデバイスはナビゲーションサーバと通信可能に結合され、第1のコンピューティングデバイスは経路データをナビゲーションサーバから第2のコンピューティングデバイスへ中継し、また、第2のコンピューティングデバイスはナビゲーションサーバと直接通信可能に結合されない、態様17~19のいずれか1つに記載の方法。
本明細書において説明されている例示的方法の様々な操作は、少なくとも部分的に、関連する操作を実施するように一時的に構成され(例えばソフトウェアによって)、または永久的に構成される1つまたは複数のプロセッサによって実施することができる。一時的に構成されるにせよ、あるいは永久的に構成されるにせよ、このようなプロセッサは、1つまたは複数の操作または機能を実施するように動作するプロセッサ実現モジュールを構成することができる。本明細書において参照されているモジュールは、いくつかの例示的実施形態ではプロセッサ実現モジュールを備えている。
同様に、本明細書において説明されている方法またはルーチンは、少なくとも部分的にプロセッサによって実現することができる。例えば方法の操作のうちの少なくともいくつかは、1つまたは複数のプロセッサまたはプロセッサ実現ハードウェアモジュールによって実施することができる。特定の操作の実施は1つまたは複数のプロセッサの間で分散させることができ、単一の機械内に常駐させることができるだけでなく、多数の機械にわたって展開させることができる。いくつかの例示的実施形態では、単一の場所に1つまたは複数のプロセッサを配置することができ(例えば家庭環境内、事務所環境内またはサーバファームとして)、一方、他の実施形態では、多数の場所にわたって複数のプロセッサを分散させることができる。
また、1つまたは複数のプロセッサは、「クラウド計算」環境における、またはSaaSとしての関連操作の実施をサポートするように動作することができる。例えば上で示したように、操作のうちの少なくともいくつかはコンピュータ(プロセッサを含む機械の例として)のグループによって実施することができ、これらの操作は、ネットワーク(例えばインターネット)を介して、および1つまたは複数の適切なインタフェース(例えばAPI)を介してアクセスすることができる。
さらに、図は、単に例証の目的で、例示的環境のいくつかの実施形態を描写している。以下の考察から、本明細書において例証されている構造および方法の代替実施形態は、本明細書において説明されている原理から逸脱することなく使用することができることは当業者には容易に認識されよう。
本開示を読めば、当業者は、本明細書において開示されている原理による、共有ナビゲーションセッションへのアクセスを提供するための他の追加代替構造および機能設計を認識するであろう。したがって特定の実施形態およびアプリケーションが示され、かつ、説明されているが、開示されている実施形態は、本明細書において開示されている厳密な構造および構成要素に限定されないことを理解されたい。本明細書において開示されている方法および装置の配置、操作および詳細には、添付の特許請求の範囲に定義されている精神および範囲を逸脱することなく、当業者には明らかであろう様々な修正、変更および改変を加えることができる。
100 通信システム
102 第1のコンピューティングデバイス(第1のデバイス)
104 プロセッサ
106 メモリ
108 ナビゲーションアプリケーション
110 オペレーティングシステム(OS)
112 全地球測位システム(GPS)
114 ネットワークモジュール
116 ユーザインタフェース
118 入力/出力(I/O)モジュール
120 共有ナビゲーションモジュール
122 第2のコンピューティングデバイス(第2のデバイス)
124 プロセッサ
126 メモリ
128 ナビゲーションアプリケーション
130 OS
132 GPS
134 ネットワークモジュール
136 ユーザインタフェース
138 I/Oモジュール
140 通信リンク
144 ネットワーク
150 ナビゲーションサーバ
152 プロセッサ
153 メモリ
154 サーバ共有ナビゲーションモジュール
155 マップデータベース
157 交通データベース
159 関心地点(POI)データベース
170 車両環境
172 車両
174 ヘッドユニット
176 ディスプレイ
178 ハードウェア入力コントロール
180 ハードウェア入力コントロール
182 マイクロホン
184 スピーカ
202 グラフィカルユーザインタフェース(GUI)
204 GUI
206 図形レンダリング
302 GUI
304 GUI
306 図形レンダリング
308 関心地点(POI)
402 GUI
404 GUI
406 図形レンダリング
408 関心地点
410 追加情報セクション
502 ナビゲーションアプリケーション
504 ナビゲーションアプリケーション
506 図形レンダリング
508 プロンプト
510 スピーカ
512 可聴命令
602 ナビゲーションアプリケーション
604 ナビゲーションアプリケーション
606 図形レンダリング
608 対話オプション

Claims (20)

  1. 第1のコンピューティングデバイスにおける、第2のコンピューティングデバイスによって開始された共有ナビゲーションセッションへのアクセスを搭乗者に提供するための方法であって、
    前記第1のコンピューティングデバイスの1つまたは複数のプロセッサによって、前記第2のコンピューティングデバイスにおけるナビゲーションセッションと同期した共有ナビゲーションセッションへのアクセスを要求するステップであって、前記ナビゲーションセッションは、ナビゲーション経路を指示し、かつ経路データを含む、ステップと、
    前記共有ナビゲーションセッションへのアクセスを受け取ることに応答して、前記1つまたは複数のプロセッサによって、前記第2のコンピューティングデバイスにおいて、前記ナビゲーション経路を指示する同期された経路データを受け取るステップと、
    前記1つまたは複数のプロセッサによって、拡張した、または前記第2のコンピューティングデバイスにおいて出力される1つまたは複数の第2のナビゲーション命令とは異なる方法で出力される少なくとも1つのナビゲーション命令を含む前記同期された経路データに対応する1つまたは複数の第1のナビゲーション命令を取得するステップと、
    前記1つまたは複数のプロセッサによって、前記1つまたは複数の第1のナビゲーション命令を出力するステップと
    を含む方法。
  2. 前記1つまたは複数の第1のナビゲーション命令を取得するステップが、
    前記1つまたは複数のプロセッサによって、ナビゲーション命令のセットを前記1つまたは複数の第1のナビゲーション命令および前記1つまたは複数の第2のナビゲーション命令に分けるステップであって、前記1つまたは複数の第1のナビゲーション命令のうちの少なくとも1つは、前記1つまたは複数の第2のナビゲーション命令のうちの少なくとも1つに対応する、ステップと、
    前記1つまたは複数のプロセッサによって、前記1つまたは複数の第2のナビゲーション命令のうちの対応する少なくとも1つとは異なる詳細レベルで前記少なくとも1つのナビゲーション命令を生成するステップと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記1つまたは複数のプロセッサが、機械学習ベーステキスト要約アルゴリズムを使用することによって前記少なくとも1つのナビゲーション命令を生成する、請求項2に記載の方法。
  4. 前記経路データおよび前記同期された経路データが、ナビゲーションサーバにおいて生成され、
    前記第2のコンピューティングデバイスが、前記ナビゲーションサーバと通信可能に結合され、かつ
    前記第2のコンピューティングデバイスが、前記同期された経路データを前記ナビゲーションサーバから前記第1のコンピューティングデバイスへ中継する、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1のコンピューティングデバイスが、前記ナビゲーションサーバと直接通信可能に結合されない、請求項4に記載の方法。
  6. 前記第1のコンピューティングデバイスの前記1つまたは複数のプロセッサにおいて、前記ナビゲーション経路の1つまたは複数の態様を修正する要求を前記搭乗者から受け取るステップと、
    前記1つまたは複数のプロセッサによって、前記第2のコンピューティングデバイスと関連付けられた運転者の同意に基づいて、前記共有ナビゲーションセッションにおける前記ナビゲーション経路の前記1つまたは複数の態様を修正するステップと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第2のコンピューティングデバイスのスピーカによって、前記1つまたは複数の第2のナビゲーション命令のうちの少なくとも1つを車両の運転者に聴覚的に通信するステップと、
    前記第1のコンピューティングデバイスの第1のインタフェースによって、前記1つまたは複数の第2のナビゲーション命令のうちの前記少なくとも1つを前記車両の前記搭乗者に聴覚的に通信することなく、前記1つまたは複数の第2のナビゲーション命令のうちの前記少なくとも1つを前記車両の前記搭乗者に視覚的に表示するステップと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記第2のコンピューティングデバイスの第2のインタフェースによって、1つまたは複数の第2のディスプレイ構成に従って前記同期された経路データを表示するステップと、
    前記第1のコンピューティングデバイスの第1のインタフェースによって、1つまたは複数の第1のディスプレイ構成に従って前記同期された経路データを表示するステップであって、前記1つまたは複数の第1のディスプレイ構成のうちの少なくとも1つのディスプレイ構成が、前記1つまたは複数の第2のディスプレイ構成の各々とは異なる、ステップと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記少なくとも1つのディスプレイ構成が、(i)前記第2のコンピューティングデバイス上に表示される前記ナビゲーション経路の第2の透視構成とは異なる、前記第1のコンピューティングデバイス上に表示される前記ナビゲーション経路の第1の透視構成、または(ii)前記第2のコンピューティングデバイスの第2の途中立寄り地点ディスプレイ構成とは異なる、前記第1のコンピューティングデバイスの第1の途中立寄り地点ディスプレイ構成のうちの少なくとも1つを含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記少なくとも1つのナビゲーション命令が、
    (i)対応する少なくとも1つの第2のナビゲーション命令よりも頻繁に出力される第1のナビゲーション命令、
    (ii)前記対応する少なくとも1つの第2のナビゲーション命令よりも高い詳細レベルで出力される第2のナビゲーション命令、
    (iii)前記対応する少なくとも1つの第2のナビゲーション命令には含まれていない交通情報と共に出力される第3のナビゲーション命令、または
    (iv)前記ナビゲーション経路に沿った、前記対応する少なくとも1つの第2のナビゲーション命令には含まれていない潜在的途中立寄り地点と共に出力される第4のナビゲーション命令
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項2に記載の方法。
  11. 前記共有ナビゲーションセッションへのアクセスを受け取るステップが、(i)前記1つまたは複数のプロセッサによって、前記第2のコンピューティングデバイスから招待送信を受け取るステップ、(ii)前記1つまたは複数のプロセッサによって、短距離通信プロトコルを介して前記第2のコンピューティングデバイスと自動的に対にするステップ、(iii)前記第2のコンピューティングデバイス上に表示された、前記第2のコンピューティングデバイスと対にするために使用される時間制限識別子を含む視覚コードを走査するステップ、または(iv)前記第1のコンピューティングデバイスを前記第2のコンピューティングデバイスに通信可能に結合するように構成されたケーブルを使用して、前記第1のコンピューティングデバイスを前記第2のコンピューティングデバイスに接続するステップのうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
  12. 第2のコンピューティングデバイスによって開始された共有ナビゲーションセッションへのアクセスを搭乗者に提供するための第1のコンピューティングデバイスであって、
    1つまたは複数のプロセッサと、
    前記1つまたは複数のプロセッサに結合された非一時的コンピュータ可読メモリであって、命令を記憶し、前記命令が、前記1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、前記第1のコンピューティングデバイスに、
    前記第2のコンピューティングデバイスにおけるナビゲーションセッションと同期した共有ナビゲーションセッションであって、ナビゲーション経路を指示し、かつ経路データを含むナビゲーションセッションへのアクセスを要求することと、
    前記共有ナビゲーションセッションへのアクセスを受け取ることに応答して、前記第2のコンピューティングデバイスにおいて、ナビゲーション経路を指示する同期された経路データを受け取ることと、
    拡張した、または前記第2のコンピューティングデバイスにおいて出力される1つまたは複数の第2のナビゲーション命令とは異なる方法で出力される少なくとも1つのナビゲーション命令を含む前記同期された経路データに対応する1つまたは複数の第1のナビゲーション命令を取得することと、
    前記1つまたは複数の第1のナビゲーション命令を提示することと
    を行わせる、前記非一時的コンピュータ可読メモリと
    を備える第1のコンピューティングデバイス。
  13. 前記命令が、前記1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、前記第1のコンピューティングデバイスに、さらに、
    ナビゲーション命令のセットを前記1つまたは複数の第1のナビゲーション命令および前記1つまたは複数の第2のナビゲーション命令に分けることであって、前記1つまたは複数の第1のナビゲーション命令のうちの少なくとも1つは、前記1つまたは複数の第2のナビゲーション命令のうちの少なくとも1つに対応する、分けることと、
    前記1つまたは複数の第2のナビゲーション命令のうちの対応する少なくとも1つとは異なる詳細レベルで前記少なくとも1つのナビゲーション命令を生成することと
    を行わせる、請求項12に記載の第1のコンピューティングデバイス。
  14. 前記命令が、前記1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、前記第1のコンピューティングデバイスに、さらに、機械学習ベーステキスト要約アルゴリズムを使用することによって前記少なくとも1つのナビゲーション命令を生成することを行わせる、請求項13に記載の第1のコンピューティングデバイス。
  15. 前記同期された経路データが、ナビゲーションサーバにおいて生成され、
    前記第2のコンピューティングデバイスが、前記ナビゲーションサーバと通信可能に結合され、かつ
    前記第2のコンピューティングデバイスが、前記同期された経路データを前記ナビゲーションサーバから前記第1のコンピューティングデバイスへ中継する、請求項12に記載の第1のコンピューティングデバイス。
  16. 前記第1のコンピューティングデバイスが、前記ナビゲーションサーバと直接通信可能に結合されない、請求項15に記載の第1のコンピューティングデバイス。
  17. 第1のコンピューティングデバイスにおける、前記第1のコンピューティングデバイスによって開始された共有ナビゲーションセッションへのアクセスを搭乗者に提供するための方法であって、
    前記第1のコンピューティングデバイスの1つまたは複数のプロセッサによって、ナビゲーション経路を指示し、かつ経路データを含むナビゲーションセッションのための1つまたは複数の第1のナビゲーション命令を出力するステップと、
    前記1つまたは複数のプロセッサによって、第2のコンピューティングデバイスから、共有ナビゲーションセッションを介して前記ナビゲーションセッションにアクセスするための要求を受け取るステップと、
    前記1つまたは複数のプロセッサによって、前記共有ナビゲーションセッションへのアクセスを前記第2のコンピューティングデバイスに提供するステップと、
    前記1つまたは複数のプロセッサによって、前記経路データを前記第2のコンピューティングデバイスに送信するステップと、
    前記1つまたは複数のプロセッサによって、拡張した、または前記1つまたは複数の第1のナビゲーション命令の各々とは異なる方法で出力される少なくとも1つのナビゲーション命令を含む1つまたは複数の第2のナビゲーション命令を取得するステップと、
    前記1つまたは複数のプロセッサによって、前記1つまたは複数の第2のナビゲーション命令を前記第2のコンピューティングデバイスに送信するステップと
    を含む方法。
  18. 前記1つまたは複数のプロセッサによって、ナビゲーション命令のセットを前記1つまたは複数の第1のナビゲーション命令および前記1つまたは複数の第2のナビゲーション命令に分けるステップであって、前記1つまたは複数の第1のナビゲーション命令のうちの少なくとも1つは、前記1つまたは複数の第2のナビゲーション命令のうちの少なくとも1つに対応する、ステップと、
    前記1つまたは複数のプロセッサによって、前記1つまたは複数の第1のナビゲーション命令のうちの対応する少なくとも1つとは異なる詳細レベルで前記少なくとも1つのナビゲーション命令を生成するステップと
    をさらに含む、請求項17に記載の方法。
  19. 機械学習ベーステキスト要約アルゴリズムを使用することによって前記少なくとも1つのナビゲーション命令を生成するステップをさらに含む、請求項18に記載の方法。
  20. 前記経路データが、ナビゲーションサーバにおいて生成され、
    前記第1のコンピューティングデバイスが、前記ナビゲーションサーバと通信可能に結合され、
    前記第1のコンピューティングデバイスが、前記経路データを前記ナビゲーションサーバから前記第2のコンピューティングデバイスへ中継し、かつ
    前記第2のコンピューティングデバイスが、前記ナビゲーションサーバと直接通信可能に結合されない、請求項17に記載の方法。
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