JP2024127484A - 情報提供装置、情報提供方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】宣伝効果の低下を抑制すること。【解決手段】電子決済サービスを利用する加盟店から指定された情報に基づいて、前記電子決済サービスを利用するユーザに提供する電子的マーケティングコンテンツのコンテンツ関連情報を掲載する対象掲載媒体を複数の掲載媒体の中から選択する選択部と、前記コンテンツ関連情報に含まれるコンテンツ画像を生成する生成部と、を備え、前記生成部は、前記コンテンツ関連情報に含まれるコンテンツ画像のサイズを、前記対象掲載媒体に対応するサイズに調整する調整部を含み、前記コンテンツ画像を前記加盟店の使用する端末装置に提供する送信部を更に備える、情報提供装置。【選択図】図4

Description

本発明は、情報提供装置、情報提供方法、及びプログラムに関する。
従来、ユーザに対してクーポンを提供するクーポン管理システムが開示されている(例えば特許文献1参照)。
特開2017-227953号公報
このようなクーポンなどの電子的マーケティングコンテンツは、例えば、SNS(Social Networking Service)などを利用して配布される。SNSを利用して電子的マーケティングコンテンツを配布する際に、宣伝のための画像などが添付されることがある。しかし、添付された画像の外形が不自然となると、宣伝効果が低下する。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、宣伝効果の低下を抑制することができる情報提供装置、情報提供方法、及びプログラムを提供することを目的の一つとする。
本発明の一態様は、電子決済サービスを利用する加盟店から指定された情報に基づいて、前記電子決済サービスを利用するユーザに提供する電子的マーケティングコンテンツのコンテンツ関連情報を掲載する対象掲載媒体を複数の掲載媒体の中から選択する選択部と、前記コンテンツ関連情報に含まれるコンテンツ画像を生成する生成部と、を備え、前記生成部は、前記コンテンツ関連情報に含まれるコンテンツ画像のサイズを、前記対象掲載媒体に対応するサイズに調整する調整部を含み、前記コンテンツ画像を前記加盟店の使用する端末装置に提供する送信部を更に備える、情報提供装置である。
本発明の一態様によれば、宣伝効果の低下を抑制することができ情報提供装置、情報提供方法、及びプログラムを提供することができる。
電子決済サービスが実現されるための構成の一例を示す図である。 電子決済の大まかな流れを例示したシーケンス図(その1)である。 電子決済の大まかな流れを例示したシーケンス図(その2)である。 第1実施形態に係る決済サーバ100の構成図である。 利用者情報172の内容の一例を示す図である。 加盟店/店舗情報176の内容の一例を示す図である。 クーポン情報178の内容の一例を示す図である。 ひな型画像180の一例を示す図である。 クーポン画像190の一例を示す図である。 サイズ情報182の内容の一例を示す図である。 サイズ情報182に基づいて調整されるクーポン画像の大きさを可視化したサイズ情報画像の一例を示す図である。 加盟店向けインターフェース72と決済サーバ100とにより実行される処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 決済サーバ100により実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照し、本発明の情報提供装置、情報提供方法、及びプログラムの実施形態について説明する。情報提供システムは、例えば、決済サーバの一機能を含む。情報提供システムは、当該一機能が提供するウェブページに付随するスクリプトを含んでもよい。以下の説明では、情報提供装置に係る機能は決済サーバの一部であるものとするが、決済サーバとは別体の装置によって実現されてもよい。決済サーバは、決済アプリと協働して電子決済サービスを提供する。電子決済サービスは、電子的マーケティングコンテンツ、例えばクーポンに関する運営を統括する電子的マーケティングコンテンツサービス(クーポンサービス)を含む決済サービスである。店舗端末装置は、加盟店の店舗が管理する端末装置である。店舗の管理者(運営者)は、電子決済サービスで利用可能なクーポンを作成(生成)することができる。
電子的マーケティングコンテンツは、例えば、電子的特典コンテンツである。電子的特典コンテンツは、例えば、電子的クーポンや電子的スタンプカードなどユーザに提供されるマーケティングに関するコンテンツである。電子的マーケティングコンテンツは、例えば、電子チラシサービス(例えば新聞の折り込みチラシの電子版のようなもの)やプリペイドカード(例えば電子決済サービスの加盟店で利用できるチャージ式のプリペイドカード)など、電子決済サービスでマーケティングに利用できるコンテンツであってもよい。
店舗端末装置は、電子決済サービスを利用する。店舗端末装置は、運営者が作成した電子的マーケティングコンテンツに関連するコンテンツ関連情報、例えば、クーポンを宣伝し配布するためのクーポン配布情報を生成する。クーポンは、加盟店により提供される。クーポンは、電子決済サービスを利用するユーザに配布される態様で、電子決済サービスを利用するユーザに提供される。店舗端末装置は、生成したクーポン配布情報をSNSサーバに投稿する。コンテンツ関連情報には、例えば、コンテンツ内容及びコンテンツ画像が含まれる。コンテンツ関連情報は、電子的マーケティングコンテンツに関連する情報である。例えば、コンテンツ関連情報を操作することにより、電子的マーケティングコンテンツ、例えばクーポンが取得されたり、クーポンを取得するための画面が立ち上がって表示されたりクーポンを取得するための画面に遷移して表示されたりする。コンテンツ内容は、コンテンツの内容、例えば電子的マーケティングコンテンツがクーポンである場合には、クーポンの内容を含む。コンテンツ画像は、電子的マーケティングコンテンツを表す画像、例えば、電子的マーケティングコンテンツがクーポンである場合には、クーポンを示す画像を含む。
クーポン内容は、例えば、クーポンの利用者(ユーザ)、クーポンの利用回数、クーポンにより付与される付与価値の内容、付与価値を付与するためのクーポンを作成する店舗または加盟店(以下、事業者)と利用者との間における取引(決済)の最低取引額、1回の取引ごとの上限付与価値、利用者当たりの上限付与価値、クーポンの発行に対する前記事業者の予算上限、クーポンを発行する情報を提供する情報提供期間、またはクーポンが利用可能となる利用期間のうち少なくともいずれか1つを含む。利用者当たりの上限付与価値は、1回の決済あたりの上限値でもよいし、利用期間中の上限値でもよい。
クーポン配布情報は、可視化されて掲載媒体に表示される。掲載媒体は、例えば、SNSサーバにより提供されるウェブコンテンツである。ウェブコンテンツは、ウェブページでもよいし、ウェブサイトでもよい。可視化されたクーポン配布情報(以下、クーポン配布画像)は、テキスト情報画像及びクーポン画像を含む。テキスト情報画像は、クーポン内容やクーポンを配布する際の宣伝となるテキスト情報を可視化(画像化)した画像である。クーポン画像は、利用者の目を引きやすく装飾された画像である。
クーポン画像には、例えば、装飾用のイラスト画像と、クーポン内容を示すテキスト画像とが含まれる。クーポン画像中に含まれるテキスト画像は、イラスト画像の内側に表示される。クーポン画像中に含まれるテキスト画像は、イラスト画像の外側に表示されてもよい。クーポン画像に含まれるテキスト画像は、クーポン配布画像内のテキスト情報画像と一部または全部が共通してもよいし、テキスト情報画像とは異なっていてもよい。
テキスト画像は、テキスト情報と共通するクーポン内容を示すが、表示態様が異なるものでもよい。クーポン画像に含まれるイラスト画像は、いわゆるイラストでもよいし、写真等でもよいし、イラストと写真を組み合わせたものでもよい。クーポン画像は、クーポン配布情報に含まれて掲載媒体に掲載される。
クーポン画像は、例えば、情報提供装置により生成されて店舗端末装置に提供される。情報提供装置は、例えば、電子決済サービスを利用する加盟店から指定された情報に基づいて、前記電子決済サービスを利用するユーザ、例えば購買者に配布(提供)するクーポンのクーポン配布情報を掲載する掲載媒体(以下、対象掲載媒体)を複数の掲載媒体中から選択する。指定情報は、クーポン配布情報を掲載するウェブページを指定する情報である。SNSサーバが複数の種類の形式のウェブページを提供する場合には、指定情報は、ウェブページの形式まで指定する。
掲載媒体は、例えば、SNSサーバを管理するSNS事業者により生成され、SNSごとに異なることがある。情報提供装置は、クーポン画像のサイズを、対象掲載媒体に対応するサイズに調整する。クーポン画像のサイズは、アスペクト比(横縦比)を含む。情報提供装置は、前記掲載媒体に対応するサイズに関するサイズ情報を記憶する。
クーポン画像は、例えば、情報提供装置により生成される。情報提供装置は、予め作成されたクーポン画像のひな型(以下、ひな型画像)を記憶する。情報提供装置は、ひな型画像を調整することにより、クーポン画像のサイズ(大きさや比率)を調整する。情報提供装置は、掲載媒体に対応して調整されたひな型画像を予め記憶しておき、対象掲載媒体に応じたひな型画像を選択することにより、クーポン画像のサイズを調整してもよい。情報提供装置は、調整した前記ひな型画像に前記クーポン内容に基づく情報を組み込んで前記クーポン画像を生成する。
情報提供装置は、クーポン内容を取得する。情報提供装置は、店舗端末装置等により提供されるクーポン内容を直接取得してもよいし、クーポン内容を生成するための情報に基づいて生成することにより取得してもよい。クーポンは、例えば、利用者である客が店舗において決済を行うことにより付与され、金銭に代えた決済に利用できるポイントを客に付与するクーポンである。客に付与されるポイントは、例えば1ポイント1円に相当する。クーポンは、ポイントを付与する以外のものでもよい。クーポンは、例えば、商品やサービスの代金を割引するものでもよいし、商品やサービスを購入する権利(無償で譲り受けることを含む)でもよい。
以下、図面を参照し、本発明の情報提供装置、情報提供方法、及びプログラムの実施形態について説明する情報提供装置、情報提供方法、及びプログラム、例えば、電子決済サービスにおいて利用される。電子決済サービスは、決済サーバと決済用のアプリケーションプログラム(以下、決済アプリ)が協働して提供される。
電子決済サービスは、店舗における商品やサービスの購買に係る決済をサポートするサービスである。店舗とは、例えば、現実空間に存在する物理的な店舗(実店舗)であるが、電子商取引の仮想店舗を含んでもよい。仮想店舗は、電子決済サービスの運営者とは異なる主体によって提供されるものを含んでもよい。その場合、仮想店舗における買い物の決済の際に、電子決済サービスのインターフェース画面に遷移するように制御される。電子決済サービスにおいて、店舗は、例えば加盟店(ブランド)に属するものとして扱われ、店舗において購買行動が行われた際の決済などの処理は、主として利用者と加盟店の間で行われる。これに代えて、決済などの処理が利用者と店舗との間で行われてもよい。
[電子決済サービス]
図1は、電子決済サービスが実現されるための構成の一例を示す図である。電子決済サービスは、決済サーバ100を中心として実現される。決済サーバ100は、例えば、一以上の利用者端末装置10、一以上の第1店舗端末装置50、及び一以上の第2店舗端末装置70のそれぞれとネットワークNWを介して通信する。ネットワークNWは、例えば、インターネット、LAN(Local Area Network)、無線基地局、プロバイダ装置などを含む。
利用者端末装置10は、例えば、スマートフォンやタブレット端末等の可搬型端末装置である。利用者端末装置10は、少なくとも、光学読取機能、通信機能、表示機能、入力受付機能、プログラム実行機能を有するコンピュータ装置である。以下の説明では、これらの機能を実現するための構成をそれぞれカメラ、通信装置、タッチパネル、CPU(Central Processing Unit)等と称する。利用者端末装置10では、CPU等のプロセッサにより決済アプリ20が実行されることで、決済サーバ100と連携して電子決済サービスを利用者に提供するように動作する。決済アプリ20は、例えば、アプリケーションストアから利用者端末装置10にインストールされ、カメラ、通信装置、タッチパネルなどを制御する。
第1店舗端末装置50は、例えば、店舗に設置される。第1店舗端末装置50は、少なくとも、商品価格取得機能、光学読取機能、プログラム実行機能、通信機能を有するコンピュータ装置である。第1店舗端末装置50は、いわゆるPOS(Point of Sale)装置を含み、POS装置によって商品価格取得機能や光学読取機能を実現してもよい。店舗コード画像60は、店舗に置かれ、QRコード(登録商標)等のコード画像が紙やプラスチックの媒体に印刷されたものである。なお、店舗コード画像60は、店舗に置かれたディスプレイ(スマートフォンなどの端末装置のディスプレイでもよい)によって表示されてもよい。
第2店舗端末装置70は、加盟店の運営者によって使用される。第2店舗端末装置70は、スマートフォンやタブレット端末、パーソナルコンピュータ等である。第2店舗端末装置70では、加盟店向けインターフェース72が動作する。加盟店向けインターフェース72は、加盟店向けアプリであってもよいし、ブラウザであってもよい。実施形態において、加盟店向けインターフェース72は、ブラウザを含む。加盟店向けインターフェース72は、運営者によるクーポンの作成・設定等を受け付け、決済サーバ100に送信する。スマートフォンである第2店舗端末装置70は、ブラウザを実行することで、店舗コード画像に相当するコード画像を表示したり、利用者端末装置10が表示するコード画像を読み取ったりする機能を有する。
第2店舗端末装置70は、さらに、店舗や加盟店で使用可能なクーポンを生成する。第2店舗端末装置70は、生成したクーポンを宣伝し配布するためのクーポン配布情報をSNSサーバに投稿する。クーポン配布情報には、例えば、決済サーバ100により提供されるクーポン画像が含まれる。
第2店舗端末装置70は、クーポンを生成しようとする際に、クーポン画像の生成を要請する生成要請情報を決済サーバ100に送信する。生成要請情報は、生成しようとするクーポンのクーポン内容の一部または全部を含む。生成要請情報に含まれるクーポン内容は、クーポン画像を生成するために必要となるクーポン内容を含んでいればよい。生成要請情報には、第2店舗端末装置70により生成されたクーポン配布情報を掲載するウェブページを提供するSNSサーバを指定する指定情報が付加される。
決済サーバ100は、利用者端末装置10または第1店舗端末装置50から受信した決済情報に基づいて電子決済を実現する。決済サーバ100は、さらに、クーポン画像の生成も行う。クーポン画像の生成については後に説明する。第1店舗端末装置50は、POS装置と加盟店サーバを含む場合があり、その場合、POS装置から加盟店サーバを介して決済情報が決済サーバ100に送信される。以下の説明では、これを特に区別せず、第1店舗端末装置50から決済情報が送信されるものとする。
図2及び図3は、電子決済の大まかな流れを例示したシーケンス図である。電子決済には、パターン1とパターン2の二つが存在してよい。
図2に示すパターン1(以下、ユーザスキャンと称する)の場合、決済アプリ20が起動した状態の利用者端末装置10が、光学読取機能によって店舗コード画像60をデコードする(S1)。店舗コード画像60には、店舗URL(Uniform Resource Locator)の情報が含まれている。この店舗URLは、電子決済サービスのドメインに対して店舗を識別可能な情報が付加されたものであり、決済サーバ100において加盟店IDや店舗ID等との対応付けがなされている(後述)。決済アプリ20は、店舗URLとアカウントIDを含む第1決済情報を決済サーバ100に送信する(S2)。決済サーバ100は、店舗URLに対応する加盟店ID、店舗IDから、店舗情報(後述)を検索して加盟店名と店舗名の情報を取得し(S3)、決済アプリ20に送信する(S4)。利用者は、加盟店名や店舗名が表示された画面において、決済金額を利用者端末装置10に入力する(S5)。そして、利用者端末装置10は、少なくとも決済金額を含む第2決済情報を生成し、決済サーバ100に送信する(S6)。決済サーバ100は、受信した第2決済情報に基づいて電子決済を行う(S7)。そして、決済サーバ100は、決済完了通知(決済完了画面を表示するための情報)を決済アプリ20に送信し(S8)、決済アプリ20は決済完了画面を表示する(S9)。なお、店舗コード画像60が店舗に置かれたディスプレイによって表示される場合、店舗コード画像60には、店舗URLだけでなく決済金額の情報が含まれる場合がある。この場合、利用者が決済金額を入力する手順が省略され、第1決済情報に決済金額の情報が含められて決済サーバ100に送信される。加盟店名や店舗名の情報は、決済完了画面に含めて表示されてよい。
図3に示すパターン2(以下、ストアスキャンと称する)の場合、決済アプリ20の起動時、決済アプリ20において支払う操作が行われたとき、自動更新のタイミング(例えば1分おき)になったとき、及びその他のタイミングで、決済アプリ20はワンタイムコードの発行要求を決済サーバ100に送信する(S11)。決済サーバ100はワンタイムコードを生成し(S12)、決済アプリ20に送信する(S13)。決済アプリ20は、ワンタイムコードに基づいて生成した、QRコードやバーコード等のコード画像を表示する(S14)。利用者は利用者端末装置10の表示面を第1店舗端末装置50に翳し(提示し)、第1店舗端末装置50は、光学読取機能によってコード画像をデコードし、ワンタイムコード等を取得する(S15)。そして、第1店舗端末装置50は、ワンタイムコード、決済金額、加盟店ID、店舗ID等を含む決済情報を生成し、決済サーバ100に送信する(S16)。決済金額の情報は、予めバーコード読み取りや手入力等によって取得されている。決済サーバ100は、受信した情報に基づいて、ワンタイムコードに対応する利用者を特定し、電子決済を行う(S17)。そして、決済サーバ100は、決済完了通知を決済アプリ20に送信し(S18)、決済アプリ20は決済完了画面を表示する(S19)。
なお、上記のいずれか一方のみのパターンで電子決済が行われてもよい。また、図2で説明した「アカウントID」は、利用者の識別情報として用いられ得る他の情報(例えば電話番号)であってもよい。また、ストアスキャンにおいてワンタイムコードの発行が省略され、決済アプリ20は、利用者のアカウントIDに基づいて生成したコード画像を表示してもよい。その場合、決済サーバ100は、ワンタイムコードに対応する利用者を特定するのに代えて、アカウントIDに対応する利用者を特定する。
[決済サーバ]
図4は、実施形態に係る決済サーバ100の構成図である。決済サーバ100は、例えば、通信部110と、決済コンテンツ提供部120と、決済処理部130と、情報管理部140と、クーポン画像生成部150と、記憶部170とを備える。通信部110及び記憶部170以外の構成要素は、例えば、CPUなどのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)などのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体(非一過性の記憶媒体)に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることで記憶装置にインストールされてもよい。
記憶部170は、HDDやフラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)などである。記憶部170は、決済サーバ100がネットワークを介してアクセス可能なNAS(Network Attached Storage)装置であってもよい。記憶部170には、利用者情報172、決済コンテンツ情報174、加盟店/店舗情報176、クーポン情報178などの情報が格納される。記憶部170には、さらに、クーポン画像の生成に利用されるひな型画像180、サイズ情報182などの情報が格納される。
通信部110は、ネットワークNWに接続するための通信インターフェースである。通信部110は、例えばネットワークインターフェースカードである。
決済コンテンツ提供部120は、例えば、Webサーバの機能を有し、電子決済サービスの各種画面を表示するための情報(コンテンツ)を利用者端末装置10に提供する。決済コンテンツ提供部120は、決済コンテンツ情報174から適宜、必要なコンテンツを読み出して利用者端末装置10に提供する。利用者端末装置10は、決済アプリ20によってコンテンツが再生された状態で利用者による各種入力を受け付け、前述した決済情報などを決済サーバ100に送信する。
決済処理部130は、利用者端末装置10または第1店舗端末装置50により送信された決済情報に基づいて、決済処理を行う。決済処理部130は、利用者情報172を参照しながら決済処理を行う。
図5は、利用者情報172の内容の一例を示す図である。利用者情報172は、例えば、利用者URL、アカウントID、電話番号、パスワードの他、メールアドレス、利用者ID、氏名・住所・生年月日、登録日、チャージ残高、後払い設定、後払い枠、後払い利用額、後払い利用可能額、決済方法設定、銀行口座、クレジットカード番号、チャージ履歴情報、決済履歴情報などの情報が対応付けられたものである。利用者URLは、利用者間の送金処理に使用される。電子決済サービスへの新規登録時には、電話番号及びパスワードの登録が必須となる。アカウントIDは、決済サーバ100によって利用者に発行されるものであり、利用者IDは、利用者が任意に設定できる(設定しなくてもよい)IDである。メールアドレス、及び氏名・住所・生年月日も同様に、利用者が任意に設定できる(設定しなくてもよい)情報である。登録日とは利用者が電子決済サービスに登録した日(アカウントを作成した日)である。以下、これらの情報が対応付けられた利用者のインスタンス(電子決済口座)のことをアカウントと称する。
チャージ残高は、利用者が予めアカウントに送金することで設定された電子マネーの残高を示す情報である。送金の手段としては、指定業者(銀行)のATM(Automatic Teller Machine)からの送金、登録された銀行口座からの送金などがある。後払い設定は、後払いによる電子決済を可能とするための設定が済んでいるか否かを示す情報であり、「済」と「未」のいずれかに設定される。後払い枠は月ごとに利用可能な後払いの限度額であり、後払い利用額は、当月に既に利用された後払いの金額であり、後払い利用可能額は、後払い枠から後払い利用額を差し引いて求められる、当月に利用可能な後払いの金額である。図では後払い枠を一つだけ示しているが、実際にはさらに日ごとの上限額などが存在し、それらの低い方が後払い枠に設定されてよい。後払いの更なる詳細については後述する。決済方法設定は、その時点において利用者がチャージ残高による電子決済を行うのか、後払いによる決済を行うのかを示す設定情報である。銀行口座とクレジットカード番号のそれぞれは、電子決済サービスに入金可能な銀行口座またはクレジットカード番号の情報(口座番号、カード番号)である。チャージ履歴情報は、利用者が予め電子決済サービスに送金してチャージ残高を増加させた履歴である。決済履歴情報は、利用者が行った決済の内訳(日時、購買行動が行われた店舗の店舗ID、決済金額、決済方法、クーポンの利用の有無など)を、決済ごとに示す情報である。
図6は、加盟店/店舗情報176の内容の一例を示す図である。加盟店/店舗情報176は、例えば、店舗URLに対して加盟店IDと店舗IDが対応付けられた第1テーブル176Aと、加盟店IDに対して加盟店名と売上金(前述)が対応付けられた第2テーブル176Bと、店舗IDに対して店舗IDが対応付けられた第3テーブル176Cとを含む。加盟店/店舗情報176には、これらの情報の他、加盟店または店舗のカテゴリ、店舗の所在地、決済パターン等の情報が含まれてもよい。
図7は、クーポン情報178の内容の一例を示す図である。クーポン情報178は、加盟店または店舗の管理者が生成したクーポンの一覧を示す情報である。クーポン情報178は、例えば、クーポン番号に対して、利用開始日、利用終了日、終了条件、掲載日(または告知期間/掲載日、掲載期間)、付与方法、付与内容、取引額、予算、対象の利用者などの情報が対応付けられた情報である。クーポン情報178には、上記の他、クーポンのカバー画像や、タイトル、説明文など加盟店または店舗の管理者が設定した情報が含まれる。
情報管理部140は、利用者端末装置10や第2店舗端末装置70から取得した情報に基づいて、利用者情報172、加盟店/店舗情報176、及びクーポン情報178を管理する。情報管理部140は、利用者情報172、加盟店/店舗情報176、クーポン情報178について新規レコードの追加、編集、削除などを行う。
クーポン画像生成部150は、例えば、CPUなどのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。これらの構成要素のうち一部または全部は、LSIやASIC、FPGA、GPUなどのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めHDDやフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体(非一過性の記憶媒体)に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることで記憶装置にインストールされてもよい。
取得部151は、例えば、第2店舗端末装置70より送信され通信部110により受信された生成要請情報を取得する。取得部151は、生成要請情報に含まれるクーポン内容を取得する。取得部151は、生成要請情報に付加される指定情報を取得する。
選択部152は、取得部151により取得された生成要請情報に含まれる指定情報に基づいて、複数のSNSサーバが提供するウェブページの中から、クーポン配布情報を掲載するウェブページ(以下、対象ウェブページ)を選択する。選択部152は、SNSまたはSNSサーバを選択することで、対象ウェブページを選択する。SNSサーバが複数の形式のウェブページを提供している場合には、対象ウェブページとして、ウェブページの形式も選択する。
以下の説明において、SNSの選択及びSNSサーバの選択は、SNSサーバが提供するウェブページの選択と同義である。以下の説明において、対象ウェブページを提供するSNSサーバを対象SNSサーバといい、対象SNSサーバが提供するSNSを対象SNSという。選択部152は、例えば、第2店舗端末装置70により送信される指定情報に基づいて、対象SNSサーバを選択する。
生成部153は、対象ウェブページに掲載されるクーポン配布情報に含まれるクーポン画像を生成する。生成部153は、クーポン画像を生成するにあたり、記憶部170に格納されたひな型画像180を読み出す。
図8は、ひな型画像180の一例を示す図である。ひな型画像180は、例えば、イラスト画像180IRと、第1入力欄180N1と、第2入力欄180N2と、第3入力欄180N3と、第4入力欄180N4と、を含む。イラスト画像180IRは、文字で示されるテキスト画像を含む。第1入力欄180N1、第2入力欄180N2、第3入力欄180N3、及び第4入力欄180N4には、各種文字や数値などの情報が入力可能とされている。第1入力欄180N1、第2入力欄180N2、第3入力欄180N3、及び第4入力欄180N4には、入力された情報がそれぞれ表示される。
第1入力欄180N1は、利用者にクーポンを配布するウェブページをリンク先とするクーポンURLの表示欄である。クーポンURLのリンク先となるウェブページには、利用者が操作可能となるGUI(Graphical User Interface)やクーポンを取得するまでの手順などが表示される。利用者は、表示された手順に従ってGUIを操作することにより、クーポンを取得することができる。情報が入力される第1入力欄180N1には、例えば、「URLを入力」の文字が表示される。
第2入力欄180N2は、クーポンを提供する事業者を特定する情報の表示欄である。第2入力欄180N2には、例えば、事業者の店名などが表示される。情報が入力される第2入力欄180N2には、例えば、「店名」の文字が表示される。第3入力欄180N3は、クーポンにより付与される付与率(還元率)を表示する表示欄である。
情報が入力される第3入力欄180N3には、例えば、「付与率」の文字が表示される。第3入力欄180N3は、付与率に代えてまたは加えて、付与ポイント(固定値)を表示する表示欄であってもよい。第4入力欄180N4は、クーポンの利用期間の最終日を表示する表示欄である。第4入力欄180N4は、クーポンの利用期間を表示する表示欄である。情報が入力される第4入力欄180N4には、例えば、「利用期間」の文字が表示される。
図9は、クーポン画像190の一例を示す図である。クーポン画像190は、図8に示すひな型画像180の第1入力欄180N1~第4入力欄180N4のそれぞれに入力された情報が第1表示欄190N1~第4表示欄190N4に表示された画像である。図9に示す例では、イラスト画像180IR内において、第1表示欄190N1には、「xxx//xx・・・」、第2表示欄190N2には、「〇〇商店」、第3表示欄190N3には、「最大5%」、第4表示欄190N4には、「ご利用は11月30日まで」のテキスト文字が表示される。
図10は、サイズ情報182の内容の一例を示す図である。サイズ情報182は、SNSを提供するSNSサーバ、SNSサーバが提供するウェブページの形式、ウェブページに掲載する際にクーポン画像を調整する際のアスペクト比の情報が含まれる。アスペクト比は、横:縦で示される。第1SNSサーバが提供するウェブページの形式は1種類である。第1SNSサーバがウェブページに掲載されるクーポン画像のアスペクト比は1.91:1に設定されている。
第2SNSサーバ及び第3SNSサーバは、いずれもフィード形式及びストーリーズ形式のウェブページを提供する。第2SNSサーバ及び第3SNSサーバにおけるフィード形式のウェブページに掲載されるクーポン画像のアスペクト比は1:1に設定されている。第2SNSサーバ及び第3SNSサーバにおけるストーリーズ形式のウェブページに掲載されるクーポン画像のアスペクト比は9:16に設定されている。
図11は、サイズ情報182に基づいて調整されるクーポン画像の大きさを可視化したサイズ情報画像の一例を示す図である。サイズ情報画像には、第1SNSサーバから第3SNSサーバにより提供されるウェブページに対する掲載に適したサイズ(比率)が示される。この中で、第2SNSサーバ及び第2SNSサーバにより提供されるウェブページとしては、それぞれフィード形式及びストーリーズ形式のウェブページに適するサイズが示される。
サイズ情報画像は、例えば記憶部170に格納されている。決済サーバ100は、例えば、サイズ情報画像の提供を要請するサイズ情報提供要請が第2店舗端末装置70によりを送信された場合に、サイズ情報画像を第2店舗端末装置70に送信する。サイズ情報画像を受信した第2店舗端末装置70は、サイズ情報を可視化して表示部に表示させる。
生成部153は、調整部154を含む。調整部154は、クーポン画像190のサイズを、対象SNSサーバに対応するサイズに調整する。生成部153は、調整部154において、例えば、記憶部170に格納されたサイズ情報182に対象SNSサーバを参照して得られるアスペクト比にひな型画像180を調整するとともに、クーポン内容に応じたテキスト画像を組み込んでクーポン画像190を生成する。生成部153は、調整部154によりアスペクト比が調整されたひな型画像にテキスト情報を組み込んでクーポン画像を生成してもよいし、テキスト画像が組み込まれたひな型画像180のアスペクト比を調整してクーポン画像を生成してもよい。
クーポン画像のサイズを調整するにあたり、調整部154は、SNSサーバに対応するアスペクト比となるようにひな型画像180を変形させてもよいし、SNSサーバごとにアスペクト比が調整されたひな型画像180を記憶部170が予め記憶しておき、調整部154は、対象SNSサーバに対応するアスペクト比のひな型画像180を選択してもよい。
調整部154は、テキスト画像が組み込まれたひな型画像180のアスペクト比を調整する際に、ひな型画像180をテキスト画像とイラスト画像に分け、イラスト画像の大きさ及び比率を調整し、テキスト画像については、比率を維持したまま大きさのみを調整する。調整部154は、テキスト画像とイラスト画像のサイズを一律的に調整してもよい。
送信部155は、生成要請情報を送信した第2店舗端末装置70に向けて、生成部153により生成されたクーポン画像190を、通信部110を利用して送信する。
[電子決済]
決済処理部130は、利用者端末装置10または第1店舗端末装置50から決済情報が取得されると、利用者情報172を参照して当該利用者の「決済方法設定」を取得する。決済処理部130は、「決済方法設定」が「チャージ残高」に設定されている利用者に関して、以下のように電子決済を行う。決済処理部130は、例えば、利用者IDに対応付けて管理しているチャージ残高を減少させ、加盟店の売上金の項目値を増加させることで、電子決済を行う。加盟店の売上金の項目値は、例えば、それ自体が電子マネーとして使用されるものでは無く、加盟店と電子決済サービスとの取り決めに応じたサイクルで、売上金の項目値に対応する金額が銀行口座に送金される。
決済処理部130は、「設定情報」が「後払い」に設定されている利用者に関して、以下のように電子決済を行う。後払いとは、電子決済サービスの運営者とは別主体であるクレジットカード会社との連携による「クレジット払い」とは別枠で設定されるものであり、電子決済サービスの運営者が与信者となって、後払い枠の範囲内でチャージ残高に依存しない電子決済を許容するものである。なお後払いサービスを受けるために、電子決済サービスの運営者が提供するクレジットカードの取得が要求されてよい。後払いで利用された金額は、一か月分まとめて翌月の支払日に、例えば銀行口座からの引き落としによって決済される。この場合、決済処理部130は、後払い利用額に決済金額を加算し、後払い利用可能額から同額を差し引くことで暫定決済を行い、締め日になると上記のように当月分の決済を翌月の支払い日に引き落とすための処理を行う。なお暫定決済の時点で決済金額が後払い利用可能額を超える場合は、エラー通知が決済アプリ20に返信される。
[クーポンの作成処理]
加盟店または店舗の管理者(以下、作成者)は、加盟店向けインターフェース72を介して電子決済サービスのクーポンを生成することができる。作成者は、加盟店向けインターフェース72にクーポン作成のためのインターフェース画面を表示させる。作成者は、表示されるインターフェース画面にクーポン作成のための情報を、入力部を操作して入力することでクーポンを作成可能である。
[シーケンス図]
図12は、加盟店向けインターフェース72と決済サーバ100とにより実行される処理の流れの一例を示すシーケンス図である。まず、作成者が第2店舗端末装置70を操作して加盟店向けインターフェース72を起動させる操作を行うと(S50)、起動に応じたリクエストを決済サーバ100に送信する(S52)。リクエストに応じて、決済サーバ100は、加盟店向けインターフェース72と協働してログイン画面を第2店舗端末装置70の表示部に表示させる(S54)。加盟店向けインターフェース72は、作成者が入力したログインIDおよびパスワードを決済サーバ100に送信する(S56)。
決済サーバ100は、ログインIDおよびパスワードが予め設定されたログインIDとパスワードとの組み合わせであると判定した場合、インターフェース画面を表示させるための情報と、命令情報(例えばスクリプト)と、各種情報とを加盟店向けインターフェース72に送信する(S58)。
インターフェース画面を表示させるための情報とは、加盟店向けインターフェース72が、表示部に表示させるインターフェース画面を生成するために用いる情報(例えばクーポン情報を入力するためのインターフェース画面を表示するための情報)である。命令情報は、例えば、スクリプトなどの簡易なコンピュータプログラムである。命令情報は、例えばコンパイルを必要とされないコンピュータプログラムである。
次に、加盟店向けインターフェース72は、クーポンのカバー画面を決定するためのインターフェース画面を表示部に表示させ、当該インターフェース画面に対する作成者の操作に応じてカバー画面を決定する(S60)。次に、加盟店向けインターフェース72は、クーポンのタイトル、説明文を決定するためのインターフェース画面を表示部に表示させ、当該インターフェース画面に対する作成者の操作に応じてタイトル、説明文を決定する(S62)。
次に、加盟店向けインターフェース72は、上記の処理において決定された情報を決済サーバ100に送信する(S64)。次に、決済サーバ100は、送信された情報に基づいて各種処理を実行して(S66)、完了通知を加盟店向けインターフェース72に送信する(S68)。上記の各種処理とは、例えば、上記の各処理で決定された情報が、予め設定された条件に合致するか否かを判定する処理や、上記の判定処理において行われていない判定を行う処理などである。
上記のように、加盟店向けインターフェース72と決済サーバ100とは協働してクーポンの作成を支援する。
[クーポン画像生成処理]
次に、クーポン画像を生成する処理について説明する。図13は、決済サーバ100により実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。決済サーバ100は、第2店舗端末装置70により送信される生成要求情報が取得部151により取得されたか否かを判定する(S101)。取得部151により生成要求情報が取得されていないと判定した場合、決済サーバ100は、ステップS101の処理を繰り返す。
取得部151により生成要求情報が取得されたと判定した場合、選択部152は、生成要求情報に付加される指定情報に基づいて、複数のSNSサーバの中から、対象SNSサーバを選択する(S103)。続いて、生成部153は、クーポン画像を生成するためのひな型画像を読み出す(S105)。
続いて、生成部153は、調整部154において、選択部152により選択された対象SNSサーバを記憶部170に格納されたサイズ情報182に参照して、クーポン画像のアスペクト比を調整する(S107)。例えば、対象SNSサーバが第1SNSサーバであれば、ひな型画像180のアスペクト比を1.91:1に調整する。
続いて、生成部153は、アスペクト比が調整されたひな型画像に、取得部151により取得された生成要請情報に含まれるクーポン内容に応じたテキスト画像を組み込み、クーポン画像を生成する(S109)。生成部153により生成されたクーポン画像のアスペクト比は、対象ウェブページに適した比率に調整されている。
続いて、送信部155は、生成部153により生成されたクーポン画像を、生成要請情報を送信した第2店舗端末装置70に送信する(S111)。こうして、決済サーバ100は、図12に示す処理を終了する。
実施形態の情報提供システムは、決済サーバ100において、対象ウェブページのサイズに適したクーポン画像を生成して第2店舗端末装置70に送信する。このため、加盟店向けインターフェース72を利用してクーポン配布情報を生成するにあたり、作成者は、対象ウェブページに適したサイズのクーポン画像を容易に対称ウェブページに含めることができる。したがって、対象ウェブページにおいて、クーポン画像が小さくなったり間延びしたりして外形が不自然になるといった事態を抑制することができ、宣伝効果の低下を抑制することができる。
なお、上記実施形態において、決済サーバ100のクーポン画像生成部150がクーポン画像を生成するが、クーポン画像は、第2店舗端末装置70にインストールされた加盟店向けアプリにより生成されてもよい。クーポン画像を生成する機能は、決済サーバ100や第2店舗端末装置70以外に設けられていてもよい。例えば、クーポン画像を生成する機能は、第1店舗端末装置50や決済サーバ以外のサーバ、例えばクーポン生成サーバに設けられていてもよい。
上記の実施形態では、調整部154は、ひな型画像180等におけるイラスト画像のアスペクト比を調整するが、一部を除いたひな型画像180等を調整してもよい。調整の対象から除かれるひな型画像の部分は、例えば、特定の情報を示す図形、例えば、文字をイラスト化した図形や、キャラクタなどの特定の形状として認識可能な特定画像を含んでよい。
以上説明した実施形態によれば、情報提供装置は、電子決済サービスを利用する加盟店から指定された情報に基づいて、前記電子決済サービスを利用するユーザに提供する電子的マーケティングコンテンツのコンテンツ関連情報を掲載する対象掲載媒体を複数の掲載媒体の中から選択する選択部と、前記コンテンツ関連情報に含まれるコンテンツ画像を生成する生成部と、を備え、前記生成部は、前記クーポン配布情報に含まれるコンテンツ画像のサイズを、前記対象掲載媒体に対応するサイズに調整する調整部を含み、前記コンテンツ画像を前記加盟店の使用する端末装置に提供する送信部を更に備える、ことにより、宣伝効果の低下を抑制することができる。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
10 利用者端末装置
20 決済アプリ
100 決済サーバ
120 決済コンテンツ提供部
130 決済処理部
140 情報管理部
150 クーポン画像生成部
151 取得部
152 選択部
153 生成部
154 調整部
155 送信部

Claims (11)

  1. 電子決済サービスを利用する加盟店から指定された情報に基づいて、前記電子決済サービスを利用するユーザに提供する電子的マーケティングコンテンツに関するコンテンツ関連情報を掲載する対象掲載媒体を、複数の掲載媒体の中から選択する選択部と、
    前記コンテンツ関連情報に含まれるコンテンツ画像を生成する生成部と、を備え、
    前記生成部は、前記コンテンツ関連情報に含まれるコンテンツ画像のサイズを、前記対象掲載媒体に対応するサイズに調整する調整部を含み、
    前記コンテンツ画像を前記加盟店の使用する端末装置に提供する送信部を更に備える、
    情報提供装置。
  2. 前記掲載媒体は、SNSサーバにより提供されるウェブコンテンツを含む、
    請求項1に記載の情報提供装置。
  3. 前記加盟店が提供する前記電子的マーケティングコンテンツのコンテンツ内容を取得する取得部を更に備え、
    前記生成部は、前記コンテンツ内容に基づいて、前記コンテンツ画像を生成する、
    請求項1に記載の情報提供装置。
  4. 前記サイズは、アスペクト比を含む、
    請求項1に記載の情報提供装置。
  5. 前記掲載媒体に対応するサイズに関するサイズ情報を記憶する記憶部、を更に備える、
    請求項1に記載の情報提供装置。
  6. 前記生成部は、予め作成された前記コンテンツ画像のひな型を調整し、調整した前記ひな型に、前記加盟店が提供する前記電子的マーケティングコンテンツのコンテンツ内容に基づく情報を組み込んで、前記コンテンツ画像を生成する、
    請求項1に記載の情報提供装置。
  7. 前記調整部は、前記コンテンツ画像におけるテキスト画像または特定の形状として認識可能な特定画像を除いた画像のサイズを調整する、
    請求項1に記載の情報提供装置。
  8. 電子決済サービスを利用する加盟店から指定された情報に基づいて、前記電子決済サービスを利用するユーザに提供する電子的マーケティングコンテンツに関するコンテンツ関連情報に含まれるコンテンツ画像を端末装置に提供する情報提供装置が、
    前記コンテンツ関連情報を掲載する対象掲載媒体を複数の掲載媒体の中から選択し、
    前記対象掲載媒体に対応するサイズに調整された、前記コンテンツ関連情報に含まれるコンテンツ画像を生成し、
    前記コンテンツ画像を前記加盟店の使用する端末装置に提供する、
    情報提供方法。
  9. コンピュータが、
    電子決済サービスを利用する加盟店から指定された情報に基づいて、前記電子決済サービスを利用するユーザに提供する電子的マーケティングコンテンツに関するコンテンツ関連情報を掲載する対象掲載媒体を複数の掲載媒体の中から選択し、
    前記対象掲載媒体に対応するサイズに調整された、前記コンテンツ関連情報に含まれるコンテンツ画像を生成し、
    前記コンテンツ画像を前記加盟店の使用する端末装置に提供する、
    情報提供方法。
  10. 電子決済サービスを利用する加盟店から指定された情報に基づいて、前記電子決済サービスを利用するユーザに提供する電子的マーケティングコンテンツのコンテンツ関連情報に含まれるコンテンツ画像を端末装置に提供する情報提供装置に、
    前記コンテンツ関連情報を掲載する対象掲載媒体を複数の掲載媒体の中から選択し、
    前記対象掲載媒体に対応するサイズに調整された、前記コンテンツ関連情報に含まれるコンテンツ画像を生成し、
    前記コンテンツ画像を前記加盟店の使用する端末装置に提供する、ことを行わせる、
    プログラム。
  11. コンピュータに、
    電子決済サービスを利用する加盟店から指定された情報に基づいて、前記電子決済サービスを利用するユーザに提供する電子的マーケティングコンテンツのコンテンツ関連情報を掲載する対象掲載媒体を複数の掲載媒体の中から選択し、
    前記対象掲載媒体に対応するサイズに調整された、前記コンテンツ関連情報に含まれるコンテンツ画像を生成し、
    前記コンテンツ画像を前記加盟店の使用する端末装置に提供する、ことを行わせる、
    プログラム。
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