JP2024091511A - 触覚フィードバック機能を有するタッチ装置及び端末装置 - Google Patents

触覚フィードバック機能を有するタッチ装置及び端末装置 Download PDF

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東興能源科技株式会社
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Abstract

Figure 2024091511000001
【課題】触覚フィードバックを生成することができ、複雑度の低い機械構造を備えるタッチ装置を提供する。
【解決手段】タッチ装置10は、第1表面122及び第1表面と対向する第2表面124を有する回路基板120と、弾性を有し、直接又は間接に回路基板の下方に設置される複数のパッド110と、センシング面を有すると共に、第1表面に設置され、タッチ入力を検知するためのタッチセンサと、第2表面に接合されるバイブレータ140と、タッチセンサとバイブレータを電気的に接続し、タッチセンサが検知したタッチ入力を受信してタッチ動作として検知し、対応する少なくとも1つの操作信号を端末装置に送信する制御回路150と、を備える。制御回路は、センシング面における第1タッチ動作を検知した時、時間間隔内にバイブレータを起動させてタッチ装置を振動させ、第1操作信号を端末装置に送信する。
【選択図】図3

Description

本発明は、タッチ装置に関し、特に触覚フィードバック機能を有するタッチ装置及びそれが設置される端末装置に関するものである。
従来のコンピューターの使用において、タッチ技術の発展に伴ってタッチパッド、ペンタブレットなどの入力装置が開発されたが、マウスの操作方法や使用体験に使用者は慣れていたため、マウスは今でも重要な入力装置として使用される。しかし、マウスは、機械的ボタン構造を有し、かつ使用者よる移動がなければ操作命令を生じることができないため、マウス自体の技術の展開が限られる。また、今流行しているマルチタッチポイントの操作方法も、マウスの操作方法と相容れないところがあり、マウスに実現するに難しさがあるところである。なお、使用者が長時間に、マウスのボタンをクリックしたり、上述のようなドラッグなどの類似動作をしたりすると、手の健康を害して「マウス腱鞘炎」(手根管症候群とも称される)という不調が起きる恐れがある。
そのため、コンピューター分野では、マウスの代わりとしてタッチパッドを導入するべく、使用者により良好な使用体験を提供するタッチパッドの改良への努力を重ねた。例えば、従来のノートパソコンに、実体のあるボタンが有するタッチパッドが設けられた。このようなタッチパッドは、マウスの機能を模擬することができるが、使用者の操作に対してまだ不便なところがあり、特に、タッチパッドのタッチ領域の小面積により使用者による操作が明らかに制限される。タッチパッドの面積を増大するために、近年のタッチパッドはおよそ実体のあるボタンが取り除かれ、「ダイビングボード」(diving board)という設計を採用しており、ノートパソコンのキーボードに近いタッチパッドの上端が固定され、タッチパッドの下方に押下可能なボタンが設けられることにより、使用者がタッチパッドの表面の残りの部分をクッリクすることができ、従来のマウスの実体のあるボタンを押す体験ができる。しかし、使用者は上端に近すぎる部分をクリックしようとする時、クリック指令が拒否された経験があるかもしれない。
一方、使用者により良好な使用体験を提供するために、近年、機械構造および作動原理に基づいて前記クリック拒否体験を回避することができ、使用者のクリック動作に応じて振動する触覚フィードバック機能が有するタッチパッドを提供する製造者が現れている。したがって、この産業では近年、同じような方向に向いてタッチパッドの開発が進んでおり、即ち、タッチパッドに金属筐体を固定して設置すると共に、特別に設計した支持フレームに合わせ、ノートパソコンのタッチパッドに対応する固定位置に複数のコイルからなる電磁石を配置しており、交流電流が当該電磁石に印加されて交番磁界が発生する場合、触覚フィードバックとしてタッチパッドを振動させるように、タッチパッドに固定される金属筐体と電磁石が配置されることである。上述のタッチパッドの実現方法では、所望の振動が発生され使用者が触覚フィードバックを体験できるが、このような実現方法に必要な構造と電磁石は複雑であり特別な設計が要求され、電磁石によるタッチパッドの振動も比較的にエネルギー消費が大きくなるため、他の技術問題も発生する。したがって、使用者に良好な使用体験を提供し、ひいてはマウスの代わりにタッチパッドを導入するために、タッチパッドに関する技術はまだ改善の余地がある。
本発明の目的は、マウスのボタンの模擬やマルチタッチの操作指令を受信する際に触覚フィードバックを発生させることで、使用者のクリック動作による触覚体験を強化し、操作効率の低下または操作失敗を防止するための操作確認が可能となるように配置され、触覚フィードバックを生成することができ、複雑度の低い機械構造を備えるタッチ装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、触覚フィードバック機能を有し、端末装置を制御するためのタッチ装置を提供する。前記タッチ装置は、第1表面及び前記第1表面と対向する第2表面を有する回路基板と、弾性を有し、直接または間接に前記回路基板の下方に設置される複数のパッドと、センシング面を有し、前記第1表面に設置され、タッチ入力を検知するタッチセンサと、前記第2表面に接合されるバイブレータと、前記タッチセンサと前記バイブレータを電気的に接続し、前記タッチセンサが検知したタッチ入力を受信してタッチ動作として検知し、対応する少なくとも1つの操作信号を前記端末装置に送信する制御回路とを備え、前記制御回路が前記センシング面における第1タッチ動作を検知した時、前記制御回路は時間間隔内に前記バイブレータを起動させて前記タッチ装置を振動させ、第1操作信号を前記端末装置に送信する。
一部の実施態様において、前記タッチ装置は受け面と、前記受け面に対向する底面を有する受け座をさらに備え、前記回路基板は前記第2表面が前記受け面に向くように前記受け面の上方に設置され、前記パッドは前記底面に接合して前記回路基板の下方に設置される。
一部の実施態様において、前記パッドは、前記第2表面に接合して前記回路基板の下方に設置される。
一部の実施態様において、前記バイブレータと前記回路基板の第2表面の間に、前記バイブレータと前記第2表面とを接着するボンド層が設けられる。
一部の実施態様において、前記バイブレータを収容および接合する溝を有し、前記回路基板の前記第2表面に設置される接合座をさらに備える。
一部の実施態様において、前記バイブレータは、第1筐体表面と、筐体側面と、第2筐体表面とを有する筐体を備え、前記筐体側面が前記第1筐体表面と前記第2筐体表面の間に位置されており、前記第2筐体表面と前記回路基板の前記第2表面との間に位置され、前記第2筐体表面と前記回路基板とを接合する第1接合部と、前記筐体側面の少なくとも一部を囲み、前記回路基板の前記第2表面の間まで延伸し、前記筐体側面と前記回路基板とを接合する第2接合部とをさらに備える。
一部の実施態様において、前記バイブレータは前記回路基板の第2表面の中央領域に接合される。
一部の実施態様において、前記パッドは、前記バイブレータが振動する時に振動力を前記タッチ装置に伝える弾性を有する。
一部の実施態様において、前記制御回路と前記バイブレータとの間に電気的に接続する制御スイッチをさらに備える。
一部の実施態様において、前記第1タッチ動作はシングルタッチポイントに基づくタッチ動作であり、前記第1操作信号には前記シングルタッチポイントに基づくタッチ動作に対応する操作指示の情報が含まれる。
一部の実施態様において、前記第1タッチ動作は複数のタッチポイントに基づくタッチ動作であり、前記第1操作信号には前記複数のタッチポイントに基づくタッチポイント動作に対応する操作指示の情報が含まれる。
一部の実施態様において、前記センシング面は複数の機能領域を含み、前記制御回路が検知した前記第1タッチ動作は前記機能領域内に発生した第1マウスボタン領域におけるタッチ動作である場合、前記制御回路は、左ボタン、中ボタン、右ボタンの中の1つである模擬マウスボタンが押された情報を含む前記第1操作信号を前記端末装置に送信する。
上記目的を達成するために、本発明は、演算回路モジュールと、前記演算回路モジュールに電気的に接続するディスプレイパネルと、上述した複数の実施態様に係る1つまたは複数の前記演算回路モジュールに通信的に接続するタッチ装置とを備える端末装置を提供する。
一部の実施態様において、前記端末装置はノートパソコンであり、前記ノートパソコンは筐体を有し、前記タッチ装置の回路基板は前記ノートパソコンの筐体内に設置され、前記タッチ装置の前記パッドは前記ノートパソコンの筐体の内壁に設置され、前記タッチ装置のセンシング面はタッチ入力を検知するために、前記ノートパソコンの筐体の開口に向くように設けられる。
図1は、本発明の一実施形態に係る触覚フィードバック機能を有するタッチ装置を示す参考図である。 図2は、図1のタッチ装置の分解斜視図である。 図3は、図1のタッチ装置の分解斜視図である。 図4Aは、図1のタッチ装置において、バイブレータは回路基板と接合する一実施形態を示す参考図である。 図4Bは、図4Aにおける線A-Aに沿った断面図である。 図5Aは、図1のタッチ装置の一実施形態を示す側面図である。 図5Bは、図1のタッチ装置の他の実施形態を示す側面図である。 図6は、本発明の一実施形態に係るタッチ装置及び端末装置を示すブロック図である。 図7は、タッチ装置のセンシング面の一実施形態を示す参考図である。 図8は、図6のタッチ装置の内部の動作及び端末装置との通信を示すシーケンス図である。 図8は、図1のタッチ装置が設置される本発明の一実施形態に係る端末装置を示すブロック図である。
本発明の目的、特徴及び効果を十分に理解するために、後述する具体的な実施形態と図面を参照して、本発明を詳細に説明する。
以下、触覚フィードバック機能を有するタッチ装置を実現できる実施形態を複数提供する。前記タッチ装置は、タッチパッドやペンタブレットなどの端末装置(例えば、デスクトップパソコンやノートパソコン)の周辺機器(図1~3に示すように)として実現してよい。また、前記タッチ装置は、端末装置(例えば、ノートパソコン)内のタッチデバイスとして実現してもよい。前記タッチ装置は、回路基板と、複数のパッドと、タッチセンサと、バイブレータと、制御回路とを備える。前記回路基板は、第1表面及び前記第1表面と対向する第2表面を有する。前記パッドは、弾性を有し、間接(図2に示すように)または直接(図9に示すように)に前記回路基板の下方に設置される。前記タッチセンサは、タッチ入力を検知するために、センシング面を有し、前記第1表面に設置される。前記バイブレータは、前記第2表面に接合される。前記制御回路は、前記タッチセンサが検知したタッチ入力を受信してタッチ動作を検知すると共に、対応する少なくとも1つの操作信号を前記端末装置(あるいはその演算回路モジュール)に送信するために、前記タッチセンサと前記バイブレータを電気的に接続する。前記制御回路は、前記センシング面における第1タッチ動作を検知した時、前記制御回路は時間間隔内に前記バイブレータを起動させて前記タッチ装置を振動させ、第1操作信号を前記端末装置(あるいはその演算回路モジュール)に送信する。
図1ないし図3に示す本発明の一実施形態に係る触覚フィードバック機能を有するタッチ装置10を参照されたい。図1はタッチ装置10を示す参考図であり、図2及び図3は図1のタッチ装置10の分解斜視図である。
タッチ装置10は、端末装置を制御するために前記端末装置に連結される。図1ないし図3に示すように、タッチ装置10は、受け座100と、複数のパッド110と、回路基板120と、タッチセンサ130と、バイブレータ140と、制御回路150とを備える。
図2に示すように、受け座100は、受け面102及び受け面102に対向する底面104を有する。受け座100は、例えば、金属やプラスチックにより実現される。前記パッド110は底面104に接合される。回路基板120は、第1表面122及び第1表面122と対向する第2表面124を有する。タッチセンサ130はタッチ入力を検知するために、センシング面131を有し、第1表面122に設置される。使用者は、指をセンシング面131に接触させてタッチ操作をすることができる。タッチセンサ130は、例えば、第1表面122に設置された複数のタッチ検知ユニットを含んでおり、例えば、複数の縦方向の導体配線及び複数の横方向の導体配線からなる静電容量式センサ回路により実現されてよいが、本発明はそれに制限されるものではない。また、タッチ装置10は、第1表面122に設けられ、透明、半透明または不透明なフィルムにより実現されるポリエステルフィルムやマイラーフィルム(Mylar sheet)などのカバー層190をさらに含んでよい。なお、タッチ装置10を周辺機器として実現される場合、受け座100はタッチ装置10の筐体として実現されることができる。
図3に示すように、バイブレータ140は、第2表面124に接合され、触覚フィードバックのための振動を生成する。バイブレータ140は、例えば偏心モータや任意の好適なモータやバイブレータなどのフラットな直流又は交流振動モータである。また、バイブレータ140の個数は1個であっても複数個であってもよい。一部の実施形態において、前記バイブレータ140は、第2表面124の任意の位置に接合されてよい。例えば、第2表面124の中央部分に接合される場合は、バイブレータ140が振動する時に振動力の伝達均一性と、触覚フィードバックの改善に寄与する。前記中央部分とは例えば、第2表面124における横方向の中間と縦方向の中間、又はその付近の位置であってよい。
図2及び図3に示すように、回路基板120は、第2表面124が受け面102に向くように受け面102の上方に設置される。例えば、回路基板120の第2表面124はボンド接着により受け面102に接合されてよい。また、受け座100の受け面102は、平面もしくは溝やリブのある形状などとして実現してもよい。
また、制御回路150は、タッチセンサ130とバイブレータ140を電気的に接続し、タッチセンサ130が検知したタッチ入力を受信してタッチ動作として検知し、対応する少なくとも1つの操作信号を前記端末装置に送信する。制御回路150は、センシング面131における第1タッチ動作を検知した時、制御回路150は時間間隔内にバイブレータ140を起動させてタッチ装置10を振動させ、対応する第1操作信号を前記端末装置に送信する。
図3に示すように、回路基板120の第2表面124に、破線により表示される回路が設けられる。制御回路150は例えば、第2表面124に設置される。他の実施形態において、制御回路150は回路基板120以外の他の回路基板に設置されてもよい。
バイブレータ140は、回路基板120の第2表面124に貼り付けられることができる。一部の実施形態において、バイブレータ140と回路基板120の第2表面124の間にボンド層が設けられ、前記ボンド層はバイブレータ140と第2表面124とを接着する。
また、タッチ装置10は、有線または無線で端末装置と通信接続されるように実現されてよい。さらに、タッチ装置10は、タッチ装置10の回路に電力を供給するために、端末装置の電源を利用するかバッテリを備えるように実現されてもよい。
図4A及び図4Bを参照されたい。図4A及び図4Bは、図1のタッチ装置10のバイブレータ140が回路基板120と接合される一実施形態を示す図である。図4Aは、図3のタッチ装置10の回路基板120の第2表面124におけるバイブレータ140を上方から見る実施形態を示す参考図であり、図4Bは、図4Aの線A-Aに沿った断面図である。例えば、バイブレータ140は、筐体とバイブレータ本体145を備える。バイブレータ本体145は例えば、偏心モータや任意の好適なモータやバイブレータの本体(即ち電機の部分)であり、図4Bにおいて、説明の便宜のためにブロックで示される。前記筐体は、例えばシリンダ形状(他の柱状または好適な形状)であり、第1筐体表面141、筐体側面142及び第2筐体表面143を有し、筐体側面142は第1筐体表面141と第2筐体表面143の間に位置される。図4A及び図4Bにおけるバイブレータ140の筐体の示例において、タッチ装置10は第1接合部161及び第2接合部163をさらに備えてよい。第1接合部161は第2筐体表面143と回路基板120の第2表面124の間に位置され、第1接合部161は第2筐体表面143と回路基板120の第2表面124とを接合する(例えば、貼り付け、ボンド接着や弾性的な接合等)。第1接合部161は例えば、両面テープ、粘着剤または任意な接着方法により実現される。第2接合部163は筐体側面142(例えば、シリンダ面)の少なくとも一部を囲み、回路基板120の第2表面124の間まで延伸しており、第2接合部163は筐体側面142と回路基板120の第2表面124とを接合する(例えば、貼り付け、ボンド接着や弾性的な接合等)。第2接合部163は例えば、粘着剤または任意な接着方法により実現される。これにより、バイブレータ140は第2表面124にボンド接着され、触覚フィードバックのための振動を生成することができる。なお、上記の実施形態においては、複数の接合部(例えば、ボンド層や弾性的な接合等)でバイブレータ140と回路基板120とを連結するため、振動の伝達を強化すると共に、バイブレータ140の離脱を防止する効果を奏する。また、図4の実施形態によれば、ボンド層を第1筐体表面141にカバーさせないことにより、振動を強化する効果が得られる。
一部の実施形態において、タッチ装置10は、バイブレータ140を収容および接合する溝を有し、回路基板120の第2表面124に設置される接合座をさらに備える。前記接合座は、例えば、図4の第1接合部161及び第2接合部163の組み合わせと同じく、または類似する形状が有する。例えば、前記接合座は第1接合部と第2接合部を有しており、前記第1接合部は、第2筐体表面143と接合するための前記接合座の底部であり、前記第2接合部は前記第1接合部を囲むように前記第1接合部のエッジに設けられて壁を形成され、筐体側面142(例えば、シリンダ面)の少なく一部に接合する。これにより、バイブレータ140を設置して接合するために、前記第1接合部と前記第2接合部から溝が形成される。
一部の実施形態において、前記パッド110は弾性を有し、バイブレータ140が振動する時に振動を強化し、または振動力を前記タッチ装置の回路基板とカバー層に伝える。また、図1に示す構造により実現されるタッチ装置について、バイブレータが振動する時の触覚フィードバックの強さは、バイブレータに印加される駆動信号の電圧の大きさと時間の長さに関係するだけではなく、タッチ装置のパッドの材質にも関係する。本発明人らは実験を重ね、バイブレータにより触覚フィードバックを実現する場合、パッドの厚さや面積、及び材質の弾性のいずれも触覚フィードバックの強さを影響する原因になることを見だした。
なお、触覚フィードバックに対するパッドの影響について、図5A及び図5Bを参照されたい。図5A及び図5Bは図1のタッチ装置の実施形態の側面図である。図5Aでのタッチ装置10Aのパッド110Aとタッチ装置10Aが位置する平面との高さをH1とし、図5Bでのタッチ装置10Bのパッド110Bとタッチ装置10Bが位置する平面との高さをH2とする。パッド110Aはパッド110Bと同様にゴムなどのクッションである。例えば、タッチ装置10Aとタッチ装置10Bとの区別がパッドの高さのみにある場合、同一の電力でバイブレータ140を駆動すると、タッチ装置10Bでは使用者の指が感じる触覚フィードバックの強さが、タッチ装置10Aで感じる触覚フィードバックの強さを上回る。
図6は本発明の一実施形態に係るタッチ装置と端末装置を示すブロック図である。図6に示すように、タッチ装置10は、通信接続LKを介して端末装置20と通信して端末装置20を制御する。例えば、タッチ装置10は、端末装置20の周辺機器として実現されてよく、通信接続LKは、例えばUSB、ブルートゥース(登録商標)(1.0~4.0以上の各バージョン)、Zigbeeなどの有線または無線方式の通信接続であってよく、端末装置20は、デスクトップパソコン、ノートパソコン、産業用コンピュータ、スマートテレビなどのいずれのコンピュータ装置であってよい。
図6に示すように、タッチ装置10は端末装置20の入力装置として使用される。使用者によるタッチ装置10でのタッチ入力は対応する制御信号に変換されると共に、前記通信接続LKを介して端末装置20の演算回路モジュール21へ送信される。演算回路モジュール21は例えば、ファームウェアシステムプログラム、オペレーティングシステム、または応用プログラムを実行するプロセッサ及び通信回路を含む。また、ディスプレイパネル22(例えば、LCD、OLEDまたは任意の好適なディスプレイパネル)により、前記プログラムのいずれかに対応するユーザーインターフェイスが表示され、使用者は、タッチ装置10でのタッチ入力により、ユーザーインターフェイスにおけるカーソルの移動、ウィンドウ内のオブジェクトの編集、または資料処理などの端末装置20の動作を制御することができる。
例えば、タッチ装置10は、マウス機能とマルチタッチポイントの操作機能を併せ持つ入力装置として実現されることができる。本実施形態において、タッチ装置10は、内部回路によってタッチ操作に応えて対応する振動による触覚フィードバックを生成するように配置され、前記タッチ装置の振動により、マウスボタン又はマルチタッチが機能していたことを確認することで、使用者は簡単に、効率的かつ円滑に端末装置のポインティングデバイス機能またはジェスチャ機能を操作して端末装置の動作を制御することができる。
図6に示すように、タッチ装置10の制御回路150A(前記制御回路150の実施形態である)は、コントローラ151、メモリ153、通信回路155及び制御スイッチ157を含む。
コントローラ151は、例えば、マイクロプロセッサベースのコントローラが挙げられ、コントローラ151は、タッチセンサ130からのタッチ入力信号を受信するために、タッチセンサ130と、メモリ153と、通信回路155と、制御スイッチ157とに電気的に接続される。コントローラ151は、センシング面131における第1タッチ動作を検知した時、時間間隔内に制御信号を出力して制御スイッチ157をオンにさせることにより、駆動信号をバイブレータ140に送信してタッチ装置を振動させると共に、通信回路155を介して対応する少なくとも1つの操作信号を端末装置20へ送信する。また、コントローラ151は例えば、タッチ入力が表すタッチ動作の種類と、前記センシング面の前記機能領域のいずれかにおいて前記タッチ入力が発生するかを判断することができる。例えば、マウスボタン領域MB1~MB3の中でいずれの領域に発生するかを判断することができる。
メモリ153(揮発性メモリまたは不揮発性メモリ)は、コントローラ151の動作パラメータ、設定情報、またはプログラムを記憶するものである。コントローラ151は、メモリ153内のプログラムまたは情報を実行するように作動することができる。
通信回路155は端末装置20に通信するためのものである。通信回路155は、端末装置20と有線又は無線の通信接続LKを確立するために、例えば、USB、ブルートゥース(登録商標)(1.0~4.0以上の各バージョン)、Zigbee、あるいは他の有線または無線の通信回路モジュールとして実現されてよい。
図7は、タッチ装置10のセンシング面131の一実施形態を示す参考図である。図7に示すように、センシング面131には、マウスボタン領域MB1~MB3、機能ボタン領域FB1~FB5、及びマルチタッチ領域G1などの複数の機能領域が含まれる。使用者は、いずれかの機能領域内で前記機能領域に適切なタッチ動作を行うと、それに対応する機能による結果が発生する。例えば、使用者は、機能ボタン領域FB1~FB5内でタッチ動作(例えば、シングルタッチポイントをクリック)を行うと、対応する機能ボタン動作(例えば、コピー、ペースト、再生一時停止など)が実行される。さらに、センシング面131には座標系に対応しており、コントローラ151は前記座標系に基づいてタッチポイントの座標などのタッチ入力の検知情報を生成する。マルチタッチ領域G1内のシングルタッチポイントの移動など、使用者によるタッチ入力は、他の機能領域の動作を起動させずに、異なる機能領域を跨いで行われることができる。また、一部の実施形態において、一部の機能領域の機能を有効または無効にすることができる。例えば、マウスボタン領域MB1~MB3の機能は特定のタッチ動作(例えば、機能ボタン領域FB1をクリックする)によって機能が無効化されることができ、同様にマウスボタン領域MB1~MB3の機能が再度有効化されることができる。
図8は、図1のタッチ装置10の内部の動作及び端末装置20との通信を示すシーケンス図である。図8では、使用者90が矢印A110に示すようにタッチ動作を行い、タッチセンサ130が矢印A120に示すように、タッチ動作に応じてタッチ入力を検知する。前記コントローラ151は矢印A130に示すように、前記タッチ入力を受信すると共に、タッチ動作を検知しており、第1タッチ動作を検知する場合、コントローラ151は時間間隔内に制御スイッチ157をオンにさせ、駆動信号をバイブレータ140に送信してタッチ装置を振動させることにより、矢印A135に示すように、使用者に振動による触覚フィードバックを獲得させる。なお、コントローラ151は矢印A140~150に示すように、通信回路155を介して第1タッチ動作に対応する第1操作信号を端末装置20へ送信する。
一部の実施形態において、前記第1タッチ動作はシングルタッチポイントに基づくタッチ動作であり、前記第1操作信号には前記シングルタッチポイントに基づくタッチ動作に対応する操作指示の情報が含まれる。
一部の実施形態において、前記第1タッチ動作は複数のタッチポイントに基づくタッチ動作であり、前記第1操作信号には前記複数のタッチポイントに基づくタッチポイント動作に対応する操作指示の情報が含まれる。
一部の実施形態において、前記センシング面は複数の機能領域を含み、前記制御回路が検知した前記第1タッチ動作は前記機能領域内における第1マウスボタン領域に発生したタッチ動作である場合、前記制御回路は、左ボタン、中ボタン、右ボタンのうちの1つである模擬マウスボタンが押された情報を含む前記第1操作信号を前記端末装置に送信する。
本発明の実施形態に係るタッチ装置10に比べて、タッチパッド、金属フレーム、複数の薄型の圧電センサ、及びバイブレータを備える従来のタッチ装置は構造的に複雑であり、使用者はタッチパッドに指で適切な圧力を加え、前記薄型の圧電センサにその圧力を検知させ、前記従来のタッチ装置のマイクロプロセッサに通知して前記バイブレータを駆動し、前記金属フレームに対応する振動を発生させる必要がある。それに対して、本発明の実施形態に係るタッチ装置10によれば、使用者が1本指でタッチパッドの特定の位置(例えば、マウスボタン領域の位置)に接触したり、複数の指(例えば、3本指または4本指のジェスチャー)でタッチパッドの任意の位置にジェスチャー機能を操作したりすると、コントローラ151はバイブレータ装置を駆動して対応する振動を発生させることができる。図8の矢印A130に示すように、タッチ装置10のコントローラ151はタッチ入力を受信してタッチ動作の検知を行い、第1タッチ動作を検知した場合、コントローラ151は時間間隔内にバイブレータ140を振動させることにより、タッチ装置10を振動させる。それにより、本発明の実施形態に係るタッチ装置10によれば、複雑度の低い簡単な構造で触覚フィードバックを実現することができる。
また、一部の実施形態において、図2~3や図5A~5B、またはそれらに関連するタッチ装置の実施形態に係る受け座100は選択可能な部材と見なされてよい。例えば、タッチ装置の複数のパッド(110など)を直接に回路基板120の第2表面124に接合して形成する構造も、触覚フィードバック機能を有するタッチ装置と見なすことができる。複数のパッド(110など)が直接に回路基板120の第2表面124に接合されて実現した触覚フードバックを有するタッチ装置である場合、前記パッドが弾性を有するため、前記タッチ装置が平面上に置かれている場合でも、図5A~5Bやそれに関連するタッチ装置の実施形態に示されるように、前記パッドはバイブレータが振動する時の振動力を前記タッチ装置に伝えることができる。また、複数のパッド(110など)が受け座以外の振動力を伝達可能な部材を介して回路基板120の第2表面124に間接的に接合して形成する構造は、触覚フィードバック機能を有するタッチ装置とも見なすことができる。
また、一部の実施形態において、演算回路モジュール(図6の21のように)、ディスプレイパネル(図6の21のように)及び上述した複数の実施形態の中の1つ(複数またはその組み合わせ)の触覚フィードバック機能を有するタッチ装置を備えて実現されることができる端末装置が提供される。前記ディスプレイパネルは前記演算回路モジュールに電気的に接続される。前記タッチ装置は、前記端末装置の演算回路モジュールに通信的に接続され、タッチ入力を検知して操作信号を前記演算回路モジュールに送信することができる。前記端末装置は、例えばデスクトップパソコン、ノートパソコン、産業用コンピュータ、スマートテレビなどのいずれかのコンピュータ装置とそのタッチ装置の組み合わせであるコンピューターシステムと見なすことができる。
一実施形態において、端末装置20Aは図9に示すように、ノートパソコンであり、演算回路モジュール21A、ディスプレイパネル22A及びタッチ装置10Cを備える。演算回路モジュール21Aはオペレーティングシステムや応用プログラムを実行するために、ノートパソコンのマザーボード及び、前記マザーボードに設置されたプロセッサと、通信回路と、記憶装置と、関連する駆動チップ(例えば、ディスプレイドライバ)などを含んでよい。ディスプレイパネル22Aは、演算回路モジュール21Aに電気的に接続される。タッチ装置10Cは回路基板120C、複数のパッド110C、タッチセンサ130C、バイブレータ140C及び制御回路150Cを備える。例えば、タッチ装置10Cは、図1~図2または関連する実施形態の対応する部材を使用し、複数のパッドを直接または間接的に回路基板に接合することにより実現される。これにより、タッチ装置10Cはノートパソコンに好適に設置されることができるように配置される。図9には、端末装置20Aの回路設計に加え、さらにタッチ装置10Cがノートパソコンの筐体に配置されている様子が側面から透視図で示される。なお、端末装置20Aは、例えば筐体200を備えており、タッチ装置10Cは端末装置20Aの筐体200に配置され、タッチ装置10Cの複数のパッド110Cは端末装置20Aの筐体200の内壁に設置され、タッチ装置10Cのセンシング面131Cはタッチ入力を検知するために、端末装置20Aの筐体200の開口(例えば、ノートパソコンのキーボードの近くの開口)に向くように設けられる(開口を覆うように配置される場合もある)。さらに、センシング面131Cの上方にカバー層(図2に示す190のように)を配置してもよい。
上述した複数の実施形態によれば、振動触覚フィードバックを発生させ、かつ構造設計の簡素化及び生産コストの低減を図るタッチ装置を提供することができる。前記タッチ装置は、シングルポイントまたはマルチポイントのタッチ操作をする時に、振動による触覚フィードバック効果を発生させることができるように配置されることにより、使用者は、タッチ操作が正しく完了したかを簡単に確認することができ、効率的かつ円滑に端末装置のポインティングデバイス機能またはジェスチャ機能を操作して端末装置の動作を制御することができる。従って、本実施形態に係るタッチ装置は、より簡素な構造設計及び低材料コストで振動による触覚フィードバック機能を達成することができ、振動による触覚フィードバック技術の普及および応用に寄与する。例えば、前記タッチ装置の構造および回路設計によれば、ノートパソコンに触覚フィードバック機能を有するタッチパッド装置を実現することができる。
本発明は、上記に示した各種実施形態で開示されているが、当業者は、これらの実施形態が、本発明を説明するためのものに過ぎず、本発明の範囲を制限するものではないことを理解すべきである。また、これらの実施形態と同等な変更や置換も、本発明の範囲内に含まれるものと見なされるべきである。したがって、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲によって定義されたものを基準とするべきである。
10、10A、10B、10C タッチ装置
20、20A 端末装置
21、21A 演算回路モジュール
22、22A ディスプレイパネル
90 使用者
100 受け座
102 受け面
104 底面
110、110A、110B、110C パッド
120、120C 回路基板
122 第1表面
124 第2表面
130、130C タッチセンサ
131、131C センシング面
140、140C バイブレータ
141 第1筐体表面
142 筐体側面
143 第2筐体表面
145 バイブレータ本体
150、150A、150C 制御回路
151 コントローラ
153 メモリ
155 通信回路
157 制御スイッチ
161 第1接合部
163 第2接合部
190 カバー層
200 筐体
LK 通信接続
MB1~MB3 マウスボタン領域
FB1~FB5 機能ボタン領域
G1 マルチタッチ領域
A110~A150 矢印

Claims (19)

  1. 触覚フィードバック機能を有し、端末装置を制御するためのタッチ装置であって、
    第1表面及び前記第1表面と対向する第2表面を有する回路基板と、
    弾性を有し、直接または間接に前記回路基板の下方に設置される複数のパッドと、
    センシング面を有し、前記第1表面に設置され、タッチ入力を検知するタッチセンサと、
    前記第2表面に接合されるバイブレータと、
    前記タッチセンサと前記バイブレータを電気的に接続し、前記タッチセンサが検知したタッチ入力を受信してタッチ動作として検知し、対応する少なくとも1つの操作信号を前記端末装置に送信する制御回路と、を備え、
    前記制御回路が前記センシング面における第1タッチ動作を検知した時、前記制御回路は時間間隔内に前記バイブレータを起動させて前記タッチ装置を振動させ、第1操作信号を前記端末装置に送信する、
    タッチ装置。
  2. 受け面と、前記受け面に対向する底面を有する受け座をさらに備え、
    前記回路基板は前記第2表面が前記受け面に向くように前記受け面の上方に設置され、前記パッドは前記底面に接合して前記回路基板の下方に設置される請求項1に記載のタッチ装置。
  3. 前記パッドは、前記第2表面に接合して前記回路基板の下方に設置される請求項1に記載のタッチ装置。
  4. 前記バイブレータと前記回路基板の第2表面の間に、前記バイブレータと前記第2表面とを接着するボンド層が設けられる請求項1に記載のタッチ装置。
  5. 前記バイブレータを収容および接合する溝を有し、前記回路基板の前記第2表面に設置される接合座をさらに備える請求項1に記載のタッチ装置。
  6. 前記バイブレータは、第1筐体表面と、筐体側面と、第2筐体表面とを有する筐体を備え、前記筐体側面が前記第1筐体表面と前記第2筐体表面の間に位置されており、
    前記第2筐体表面と前記回路基板の前記第2表面との間に位置され、前記第2筐体表面と前記回路基板とを接合する第1接合部と、
    前記筐体側面の少なくとも一部を囲み、前記回路基板の前記第2表面の間まで延伸し、前記筐体側面と前記回路基板を接合する第2接合部と、
    をさらに備える請求項1に記載のタッチ装置。
  7. 前記バイブレータは前記回路基板の第2表面の中央領域に接合される請求項1に記載のタッチ装置。
  8. 前記パッドは、前記バイブレータが振動する時に振動力を前記タッチ装置に伝える弾性を有する請求項1に記載のタッチ装置。
  9. 前記制御回路と前記バイブレータとの間に電気的に接続する制御スイッチをさらに備える請求項1に記載のタッチ装置。
  10. 前記第1タッチ動作はシングルタッチポイントに基づくタッチ動作であり、前記第1操作信号には前記シングルタッチポイントに基づくタッチ動作に対応する操作指示の情報が含まれる、請求項1に記載のタッチ装置。
  11. 前記第1タッチ動作は複数のタッチポイントに基づくタッチ動作であり、前記第1操作信号には前記複数のタッチポイントに基づくタッチポイント動作に対応する操作指示の情報が含まれる、請求項1に記載のタッチ装置。
  12. 前記センシング面は複数の機能領域を含み、前記制御回路が検知した前記第1タッチ動作は前記機能領域内における第1マウスボタン領域に発生したタッチ動作である場合、前記制御回路は、左ボタン、中ボタン、右ボタンの中の1つである模擬マウスボタンが押された情報を含む前記第1操作信号を前記端末装置に送信する、請求項1に記載のタッチ装置。
  13. 演算回路モジュールと、
    前記演算回路モジュールに電気的に接続するディスプレイパネルと、
    前記演算回路モジュールに通信的に接続するタッチ装置と、を備え、
    前記タッチ装置は、
    第1表面及び前記第1表面と対向する第2表面を有する回路基板と、
    弾性を有し、直接または間接に前記回路基板の下方に設置される複数のパッドと、
    センシング面を有し、前記第1表面に設置され、タッチ入力を検知するタッチセンサと、
    前記第2表面に接合するバイブレータと、
    前記タッチセンサが検知したタッチ入力を受信してタッチ動作を検知し、対応する少なくとも1つの操作信号を前記端末装置に送信し、前記タッチセンサと前記バイブレータを電気的に接続する制御回路と、を備え、
    前記制御回路が前記センシング面における第1タッチ動作を検知する時、前記制御回路は時間間隔内に前記バイブレータを起動させて前記タッチ装置を振動させ、第1操作信号を前記端末装置に送信する、
    端末装置。
  14. 前記端末装置は、筐体を有するノートパソコンであり、前記タッチ装置の回路基板は前記ノートパソコンの筐体内に設置され、前記タッチ装置の前記パッドは前記ノートパソコンの筐体の内側壁に放置され、前記タッチ装置のセンシング面はタッチ入力を検知するために前記ノートパソコンの筐体の開口に向くように設けられる、請求項13に記載の端末装置。
  15. 前記パッドは、前記回路基板の下方に設置されるように前記第2表面に接合する請求項14に記載の端末装置。
  16. 前記バイブレータと前記回路基板の第2表面の間に前記バイブレータと前記第2表面を接着するボンド層が設置される請求項13に記載の端末装置。
  17. 前記バイブレータを収容および接合する溝を有し、前記回路基板の前記第2表面に設置される接合座をさらに備える請求項13に記載の端末装置。
  18. 前記バイブレータは、第1筐体表面と、筐体側面と、第2筐体表面とを有する筐体を備え、前記筐体側面が前記第1筐体表面と前記第2筐体表面の間に位置され、
    前記タッチ装置は、
    前記第2筐体表面と前記回路基板の前記第2表面の間に位置され、前記第2筐体表面と前記回路基板を接合する第1接合部と、
    前記筐体側面の少なくとも一部を囲み、前記回路基板の前記第2表面の間まで延伸され、前記筐体側面と前記回路基板を接合する第2接合部と、
    をさらに備える請求項13に記載の端末装置。
  19. 前記パッドは、前記バイブレータが振動する時に振動力を前記タッチ装置に伝える弾性を有する請求項13に記載の端末装置。
JP2023209540A 2022-12-22 2023-12-12 触覚フィードバック機能を有するタッチ装置及び端末装置 Pending JP2024091511A (ja)

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