JP2024091258A - 制御装置、リソグラフィ装置、および物品製造方法 - Google Patents

制御装置、リソグラフィ装置、および物品製造方法 Download PDF

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Abstract

Figure 2024091258000001
【課題】移動体の位置合わせ精度とスループットの両立に有利な技術を提供する。
【解決手段】移動体の位置制御を行う制御装置は、前記移動体の位置を計測する計測部と、前記計測部により得られた計測値の目標値に対する偏差を低減するように、所定周期で前記移動体の位置のフィードバック制御を行うフィードバック制御器と、前記計測部を制御する制御部と、を有し、前記計測部は、入射した光を電気信号に変換して電荷を蓄積する複数の画素を有する撮像素子を含み、前記制御部は、前記所定周期において計測がN回(Nは2以上の整数)繰り返し行われるように前記複数の画素の電荷蓄積時間を調整し、前記計測部は、得られたN回分の計測値の統計値を前記フィードバック制御器に提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、制御装置、リソグラフィ装置、および物品製造方法に関する。
半導体デバイス等の製造に用いられるリソグラフィ装置においては、一般に、基板を保持するステージおよび/または原版を保持するステージの高精度な位置決めが要求される。
リソグラフィ装置の一つとしてインプリント装置がある。インプリント装置は、原版と成形可能材料(インプリント材)とを接触させた状態でインプリント材を硬化させ、硬化したインプリント材から原版を引き離すことで、基板上にインプリント材のパターンを形成する。インプリント装置では、原版とインプリント材とを接触させた状態で、原版と基板とを正確に位置合わせ(アライメント)する必要がある。インプリント装置における位置合わせの方式には、例えば、ダイバイダイアライメント方式が採用される。ダイバイダイアライメント方式とは、基板のショット領域に形成されたアライメントマークと原版に形成されたアライメントマークとを検出することによって位置合わせを行う方式である。
アライメントマークを検出する精度は、アライメントマークを照明するときの照明条件(波長、光量等)の影響を受ける。特許文献1には、アライメントマークを検出する際の照明条件を最適化する方法が提案されている。特許文献1によれば、第1のショット領域の照明条件を調整した後、該第1のショット領域の調整された照明条件に基づき、第2のショット領域の照明条件が関数近似により求められる。
特開2021-57511号公報
複数のショット領域をインプリントする際に、ショット領域毎に照明条件を変更する場合には、照明条件を変更するための動作(例えば、NDフィルタの変更)に時間がかかりスループットが低下しうる。また、引用文献1に記載されているように、照明条件の変更は、アライメントスコープのイメージセンサによる撮像期間(電荷蓄積時間)を変更することによっても行うことができる。しかし、単に電荷蓄積時間を変更するだけでは、アライメントのフィードバック制御における制御周期(制御周期)も変わってしまい、ステージの制御(アライメント追い込み)を正しく行うことが困難になりうる。
本発明は、移動体の位置合わせ精度とスループットの両立に有利な技術を提供する。
本発明の一側面によれば、移動体の位置制御を行う制御装置であって、前記移動体の位置を計測する計測部と、前記計測部により得られた計測値の目標値に対する偏差を低減するように、所定周期で前記移動体の位置のフィードバック制御を行うフィードバック制御器と、前記計測部を制御する制御部と、を有し、前記計測部は、入射した光を電気信号に変換して電荷を蓄積する複数の画素を有する撮像素子を含み、前記制御部は、前記所定周期において計測がN回(Nは2以上の整数)繰り返し行われるように前記複数の画素の電荷蓄積時間を調整し、前記計測部は、得られたN回分の計測値の統計値を前記フィードバック制御器に提供する、ことを特徴とする制御装置が提供される。
本発明によれば、移動体の位置合わせ精度とスループットの両立に有利な技術を提供することができる。
インプリント装置の構成を示す図。 アライメントマークの例を示す図。 インプリント方法のフローチャート。 ショット領域に形成される複数のアライメントマークの例を示す図。 フィードバック制御器の制御ブロック図。 蓄積時間と、計測値が得られるタイミングとの関係を示す図。 物品製造方法を説明する図。 インプリント方法のフローチャート。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
以下の実施形態では、原版である型を用いて基板の上のインプリント材にパターンを形成するインプリント装置を例にして本発明を説明するが、本発明はインプリント装置に限られるものではない。例えば、原版のパターンを、投影光学系を介して基板に転写する露光装置などの他のリソグラフィ装置にも本発明を適用することができる。また、リソグラフィ装置に限らず、制御対象物を位置決めする装置であれば、本発明を適用することができる。さらに、以下の実施形態では、主に、基板を保持して移動可能な基板ステージを制御対象として説明するが、原版を保持して移動可能な原版ステージなどを制御対象とした場合であっても本発明を適用することができる。
まず、実施形態に係るインプリント装置の概要について説明する。インプリント装置は、基板上に供給されたインプリント材を型と接触させ、インプリント材に硬化用のエネルギーを与えることにより、型の凹凸パターンが転写された硬化物のパターンを形成する装置である。
インプリント材としては、硬化用のエネルギーが与えられることにより硬化する硬化性組成物(未硬化状態の樹脂と呼ぶこともある)が用いられる。硬化用のエネルギーとしては、電磁波、熱等が用いられうる。電磁波は、例えば、その波長が10nm以上1mm以下の範囲から選択される光、例えば、赤外線、可視光線、紫外線などでありうる。硬化性組成物は、光の照射により、あるいは、加熱により硬化する組成物でありうる。これらのうち、光の照射により硬化する光硬化性組成物は、少なくとも重合性化合物と光重合開始剤とを含有し、必要に応じて非重合性化合物または溶剤を更に含有してもよい。非重合性化合物は、増感剤、水素供与体、内添型離型剤、界面活性剤、酸化防止剤、ポリマー成分などの群から選択される少なくとも一種である。インプリント材は、インプリント材供給装置(図1の供給部180に対応)により、液滴状、或いは複数の液滴が繋がってできた島状又は膜状となって基板上に配置されうる。インプリント材の粘度(25℃における粘度)は、例えば、1mPa・s以上100mPa・s以下でありうる。基板の材料としては、例えば、ガラス、セラミックス、金属、半導体、樹脂等が用いられうる。必要に応じて、基板の表面に、基板とは別の材料からなる部材が設けられてもよい。基板は、例えば、シリコンウエハ、化合物半導体ウエハ、石英ガラスである。
図1は、実施形態におけるインプリント装置100の構成を示す図である。本明細書および図面においては、水平面をXY平面とするXYZ座標系において方向が示される。一般には、被露光基板である基板Wはその表面が水平面(XY平面)と平行になるように基板ステージ164の上に置かれる。よって以下では、基板Wの表面に沿う平面内で互いに直交する方向をX軸およびY軸とし、X軸およびY軸に垂直な方向をZ軸とする。
インプリント装置100は、紫外線の照射によってインプリント材を硬化させる光硬化法を採用するものとする。したがって、本実施形態において、インプリント材Rは、光硬化性の材料である。ただし、インプリント材の硬化法はこれに限定されるものではなく、入熱によってインプリント材を硬化させる熱硬化法を採用することもできる。
インプリント装置100は、インプリントサイクルを繰り返すことによって基板Wの複数のショット領域にパターンを形成するように構成されている。1つのインプリントサイクルにおいて、インプリント装置100は、原版M(モールド)を基板W上のインプリント材Rに接触させた状態でインプリント材Rを硬化させることによって基板Wの1つのショット領域にパターンを形成する。インプリント装置100は、例えば、硬化部120と、インプリントヘッド130と、原版補正部140と、アライメント照明装置150と、基板駆動部160と、アライメント機構170と、制御部CNTとを含みうる。
硬化部120は、原版Mを介してインプリント材Rに紫外光を照射してインプリント材Rを硬化させる。硬化部120は、光源部110と、光学系112とを含みうる。光源部110は、例えば、紫外光(例えば、i線、g線)を発生するハロゲンランプなどの光源と、該光源が発生した光を集光する楕円鏡とを含みうる。光学系112は、光源部110からの光をショット領域内のインプリント材Rに照射するためのレンズ、ハーフミラーHM、ミラー114などを含みうる。光学系112は、原版Mを均一に照明するためにオプティカルインテグレータを含んでもよい。アパーチャによって範囲が規定された光は、結像系と原版Mを介して基板W上のインプリント材Rに入射する。スコープ190は、ショット領域の全体を観察するスコープである。スコープ190は、インプリント材の状態やインプリント材の充填の進み具合の確認に使用される。
原版Mは、インプリント材Rを硬化するための紫外光を透過するために、紫外光の波長において透明な材料、例えば石英で形成される。原版Mは、図示しない原版搬送機構によって搬送されうる。原版搬送機構は、例えば、真空チャック等のチャックを有する搬送ロボットを含みうる。
インプリントヘッド130は、原版Mを保持して移動する原版ステージである。インプリントヘッド130は、例えば、原版Mを保持する原版チャック132と、原版チャック132を駆動することによって原版Mを駆動する原版駆動部134と、原版駆動部134を支持する原版ベース136とを含みうる。原版駆動部134は、原版Mの位置を6軸に関して制御する位置決め機構を含みうる。ここで、6軸とは、X軸、Y軸、Z軸、およびそれらの各軸まわりの回転である。原版駆動部134は、原版Mを基板W上のインプリント材Rと接触させ、かつ、硬化したインプリント材Rから原版Mを分離させる機構を更に含みうる。原版補正部140は、原版チャック132に搭載されうる。原版補正部140は、例えば、空気や油等の流体で作動するシリンダを用いて原版Mを外周方向から加圧することによって原版Mの形状を補正しうる。あるいは、原版補正部140は、原版Mの温度を制御する温度制御部を含み、原版Mの温度を制御することによって原版Mの形状を補正しうる。基板Wは、熱処理などのプロセスを経ることによって変形(典型的には、膨張又は収縮)しうる。原版補正部140は、このような基板Wの変形に応じて、オーバーレイ誤差が許容範囲内に収まるように原版Mの形状を補正することができる。
供給部180は、制御部CNTによる制御のもと、インプリント材Rを基板Wのインプリント領域(ショット領域)に順次供給する。供給部180は、例えば、インプリント材を収容するタンクと、該タンクから供給路を通して供給されるインプリント材を基板Wに対して吐出するノズルと、該供給路に設けられたバルブと、インプリント材の供給量を制御する供給量制御部とを含みうる。あるいは、供給部180は、インプリント材Rを基板Wの全面に一括供給するように構成されてもよい。インプリント材Rの基板Wの全面への一括供給は、インプリント装置100内に配置された供給部180ではなく、外部の供給装置によって行われてもよい。
供給部180によりインプリント材Rが基板上に供給された後、インプリントヘッド130が制御されることにより原版Mがインプリント材Rと接触する。その状態で、硬化部120により紫外光が照射されることによってインプリント材Rが硬化する。その後、インプリントヘッド130が制御されることにより、硬化したインプリント材Rから原版Mが引き離される。
基板駆動部160は、例えば、基板Wを保持する基板チャック162と、基板チャック162を駆動することによって基板Wを駆動する基板ステージ164と、不図示のステージ駆動機構とを含みうる。ステージ駆動機構は、基板ステージ164の位置を前述の6軸に関して制御することによって基板Wの位置を制御する位置決め機構を含みうる。
アライメント機構170と、それを制御する制御部CNTは、原版Mと基板Wとの位置ずれを計測する計測部を構成する。アライメント機構170は、例えば、アライメントスコープ172と、アライメントステージ機構174とを含みうる。アライメントスコープ172は、原版Mと基板Wのショット領域とを位置合わせする自動調節スコープ(Automatic Adjustment Scope:AAS)を含みうる。アライメントスコープ172は、原版Mに形成されているライメントマークと、基板Wに形成されているアライメントマークとを原版Mを介して検出する。図1にはアライメント機構170は一つしか記載されていないが、アライメント機構170は複数備えていてもよい。
制御部CNTは、例えばCPUやメモリを含むコンピュータ(情報処理装置)によって構成されうる。制御部CNTは、メモリに記憶されたコンピュータプログラムに基づきインプリント装置100の動作を制御する。例えば、制御部CNTは、移動体である基板ステージ164の位置制御を行う。また、制御部CNTのメモリ(不図示)は、基板ステージ164の制御に関連するデータを記憶しうる。
アライメントスコープ172は、入射した光を電気信号に変換して電荷を蓄積する複数の画素を有する撮像素子を含む。本実施形態では、アライメントスコープ172は、原版Mに形成されている原版側アライメントマークおよび基板Wに形成されている基板側アライメントマークからの光を電気信号に変換して電荷を蓄積する複数の画素を有する撮像素子を含みうる。アライメントスコープ172は、設定された電荷蓄積時間(以下、単に「蓄積時間」という。)で撮像を行う。
前述したように、アライメントスコープ172および制御部CNT(あるいは不図示の専用の画像処理部)は、原版Mと基板Wとの位置ずれを計測する計測部を構成しうる。制御部CNTは、アライメントスコープ172の撮像により得られたアライメントマーク画像における、原版側アライメントマークと基板側アライメントマークとの相対位置を算出する。制御部CNTは、算出された相対位置に基づいて、原版Mと基板Wのショット領域との間の形状の差を示す計測値を求める。そのような計測値は、座標、回転、倍率、台形成分などを含みうる。
インプリント装置100は、求められた計測値の目標値に対する偏差を低減するように、所定周期で原版Mおよび基板Wの少なくともいずれかの位置のフィードバック制御を行うフィードバック制御器を構成する。フィードバック制御器の制御ブロック図を図5に示す。図5に示すように、計測された形状差(計測値)と目標値との差が入力となり、制御部CNTに設定されている伝達関数により、基板駆動部160に対する駆動指令としての駆動量が計算される。伝達関数内で使われている制御パラメータには、比例ゲイン、積分ゲイン、微分ゲイン、ノッチフィルタの周波数、およびローパスフィルタのカットオフ周波数などのパラメータが含まれる。これらのパラメータは、アライメントスコープ172に設定された蓄積時間の繰り返し周波数に合わせて最適化されている。
アライメント照明装置150は、レーザダイオード等の光源152と、光量調整部154と、光量調整部154を出た光とアライメント機構170の光軸上の光とを合成するハーフミラー156等を含みうる。光量調整部154は、撮像素子に入射する光量を調整する。光量調整部154は例えばNDフィルタを含みうる。
インプリント装置100は、更に、定盤、除振器(不図示)を含みうる。定盤は、インプリント装置100全体を支えると共に基板ステージ164が移動する際の基準平面を形成する。除振器は、床からの振動を除去し、定盤を支える。
(第1実施形態)
図3を参照して、インプリント装置100によって実行されるインプリント方法を説明する。S1002で、制御部CNTは、不図示の原版搬送装置を制御して、原版Mを原版チャック132の上に搬送する。原版Mは原版チャック132によって保持される。S1004で、制御部CNTは、不図示の基板搬送装置を制御して、基板Wを基板チャック162の上に搬送する。基板Wは基板チャック162によって保持される。ここでは、基板Wには、既に少なくとも1層のパターンがアライメントマークとともに形成されているものとする。
図2には、原版M及び基板Wに形成されているアライメントマークが例示されている。アライメントスコープ172から見た平面視において、原版Mに形成された原版側アライメントマークAMMと基板Wに形成された基板側アライメントマークAMWは互いに重ならないようになっている。実施形態において、制御部CNTは、アライメントスコープ172から、原版側アライメントマークAMMおよび基板WのアライメントマークAMWを含むアライメントマーク画像AMを取得する。制御部CNTは、アライメントマーク画像AMに基づいて、両マークの相対位置を計測することが可能である。図4に示すように、基板Wには、複数のショット領域Sが形成されている。複数のショット領域Sのそれぞれには、アライメントマークAMWが複数形成されうる。
S1006で、制御部CNTは、光量調整部154の設定を行う。ここでは、特許文献1(特開2021-57511)に記載されているような方法により、アライメントスコープ172で高品質なアライメントマーク画像AMが得られる適正な撮像条件が予め調査されているものとする。制御部CNTは、基板Wの複数のショット領域のうち、予め得られた基板Wの面内における光量むらの計測結果から特定される最も暗いショット領域を基準に、光量調整部154を調整する。
実施形態において、制御部CNTは、フィードバック制御器の制御周期(所定周期)において計測がN回(ただし、Nは2以上の整数である。)繰り返し行われるようにアライメントスコープ172の複数の画素の蓄積時間を調整する。そして制御部CNTは、得られたN回分の計測値の統計値をフィードバック制御器に提供する。具体的には、S1008で、制御部CNTは、アライメントスコープ172の蓄積時間の設定を行う。このとき、繰り返し計測回数を表すパラメータNの初期値を1に設定する。
S1010で、制御部CNTは、基板駆動部160および供給部180を制御して、ショット領域の上にインプリント材Rを供給する(供給工程)。なお、前述したように、供給部180を用いてショット領域の上にインプリント材Rを供給するかわりに、外部のインプリント材供給装置を用いて基板Wの全面にインプリント材を一括供給してもよい。
S1012で、制御部CNTは、原版側アライメントマークの位置にアライメントスコープ172が位置するようにアライメントステージ機構174を制御する。
S1014で、制御部CNTは、原版駆動部134を制御して、原版Mと基板W上のインプリント材Rとが接触するように原版Mを降下させる(接触工程)。ここで、制御部CNTは、基板駆動部160を制御して、原版Mと基板W上のインプリント材Rとが接触するように基板Wを上昇させるようにしてもよい。あるいは、制御部CNTは、原版Mと基板W上のインプリント材Rとが接触するように、原版駆動部134を制御して原版Mを降下させ、かつ、基板駆動部160を制御して基板Wを上昇させるようにしてもよい。この接触によってインプリント材Rにかかる荷重は、例えば、原版駆動部134に内蔵された荷重センサを使って制御されうる。
S1016~S1028の処理ループでは、ダイバイダイアライメント方式に従ってアライメント計測が行われる。具体的には、ステップS1016で、制御部CNTは、アライメントスコープ172で撮像されたアライメントマーク画像AMを取得し、原版Mと基板Wとのアライメントマーク相対位置を計測する。制御部CNTは、アライメントマーク相対位置の計測結果に基づいて、原版Mと基板Wとのショット形状の差を表す形状差(座標、回転、倍率、台形成分など)を計測値として求める。
S1018で、制御部CNTは、計測回数がN回に達したかどうかを判定する(Nの初期値はS1008で1にされている)。計測回数がN回に達していなければ処理はS1016に戻りアライメント計測を繰り返す。S1020で、制御部CNTは、得られたN回分の計測値の統計値を求める。統計値は、平均値、重み付け平均値、最頻値、中央値のうちのいずれかでありうる。ここでは、統計値は平均値とする。S1022で、計測部であるアライメントスコープ172は、得られたN回分の計測値の統計値である平均値を、フィードバック制御器に提供する。これにより、フィードバック制御器により原版Mと基板Wのショット領域との位置合わせが行われる。このとき、原版Mを基板Wのショット領域形状に合わせるため、原版補正部140によって原版Mの形状が補正されてもよい。
制御部CNTは、アライメントスコープ172における複数の画素に入る光量の飽和が抑制されるように、Nの値を決定する。例えば、S1024で、制御部CNTは、アライメントスコープ172の画像の光量が飽和していないかどうかの判定を行う。この判定は、例えば、アライメントマーク画像AMのうち輝度が飽和(いわゆる白とび)している領域の閉める割合が所定値を超えているかどうかに基づいて行われうる。画像の光量が飽和している場合、処理はS1028に進む。S1028では、制御部CNTは、Nの値を1増分し(N=N+1)、蓄積時間を1/Nに変更し、その後、処理はステップS1016に戻る。
ここで、図6を参照して、蓄積時間と、計測値が得られるタイミングとの関係について説明する。図6(a)は、N=1の場合における、蓄積時間と、計測値が得られるタイミングとの関係を示している。この場合、所定の蓄積時間による撮像によって得られたアライメント画像から計測値が得られる。図6(b)は、N=3の場合における、蓄積時間と、計測値が得られるタイミングとの関係を示している。この場合、上記所定の蓄積時間が1/N(ここでは1/3)とされ、計測がN回(ここでは3回)繰り返されて、各計測により得られた計測値の平均がとられる。図6(b)の動作は、図6(a)と同じ周波数で繰り返し計測を行っているのと同じになる。そのため、図5の制御ブロック図において、制御部CNTに設定されている伝達関数に用いられている制御パラメータを変更しなくても、アライメントが正しく行われる。蓄積時間の変更は、光量調整部154で行うような機械的な駆動が入らないため瞬時に行うことができ、スループットを低下させることにはならない。
S1022で行われる原版Mの形状補正においては、原版補正部140の駆動誤差等による補正誤差が生じうる。そこで、S1026で、制御部CNTは、原版Mと基板Wのショット領域との形状差が許容値内に収まっているかどうかの判定を行う。形状差が許容値内に収まっていない場合、処理はS1016に戻る。こうして、形状差が許容値内に収まるまで原版Mの形状補正が行われる。形状差が許容値内に収まった場合、処理はS1030に進む。
S1030では、制御部CNTは、硬化部120を制御してインプリント材Rの硬化を開始する(硬化工程)。硬化完了後、S1032で、制御部CNTは、原版駆動部134を制御して、原版Mが基板W上の硬化したインプリント材から引き離す(離型工程)。離型は、原版駆動部134ではなく基板駆動部160により基板Wを駆動することにより行われてもよい。あるいは、離型は、原版駆動部134および基板駆動部160の両方により原版Mおよび基板Wを駆動することにより行われてもよい。
S1034では、制御部CNTは、基板Wのすべてのショット領域に対するインプリントが終了したかどうかを判定する。インプリントが行われていないショット領域がある場合、処理はS1008に戻り、次のショット領域について処理が繰り返される。全てのショット領域に対するインプリントが終了した場合、処理はS1036に進む。S1036では、制御部CNTは、基板チャック162による基板Wの保持を解除し、基板搬送装置を制御して、基板Wをインプリント装置100の外部に搬出する。
上述の実施形態では、S1008において、繰り返し計測回数を表すパラメータNの初期値を1としたが、これに限定されない。例えば、基板W内の光量変化は、特許文献1(特開2021-57511)に記載されているような方法によりあらかじめ予測することができる。対象ショット領域が明るいショットであると予測される場合には、2以上の値をNの初期値として設定してもよい。アライメント機構170が複数台搭載されている場合、蓄積時間の変更は、全てのアライメントスコープに対して同時に行われるようにしてもよい。
また、上述の例では、S1016~S1020においてアライメント計測をN回行い、N回分の計測値の平均をとるようにした。しかし、各計測により得られたN枚のアライメントマーク画像の平均画像を生成し、その生成された平均画像から計測値を得る処理が行われてもよい。
また、上述の例では、S1026において形状差が許容値内に収まっている場合にS1030(硬化工程)に進むようにした。しかし、アライメント開始から予め設定された時間が経過した場合には、形状差の値にかかわらず強制的に次のステップに進むようにしてもよい。
上述の実施形態によれば、NDフィルタ等の光量調整部をショット領域毎に変更する必要がないので、スループットが低下しない。また、上述の実施形態によれば、アライメントスコープの明るさに合わせて、蓄積時間が変更されるとともに繰り返し計測回数が変更される。このとき、位置決めのフィードバック制御における制御周期(上記の所定周期)は変わらない。したがって、制御パラメータを変更することなく移動体の制御(アライメント追い込み)を正しく行うことができ、必要な移動体の位置合わせ精度が確保される。
(第2実施形態)
上述した第1実施形態では、図3に示すように、全てのショット領域に対して、S1008で繰り返し計測回数を表すパラメータNの初期値を1に設定したが、初期値を1以外としてもよい。例えば、直前のショット領域でN=3で光量が飽和することなくアライメントが完了した場合、次のショット領域に対しては、パラメータNの初期値を3にしてS1008からの処理ループを開始してもよい。また、直前のショット領域ではなく、直前の基板の同じショット領域で得られたパラメータNを引き継いでもよい。
図8のフローチャートを参照して、第2実施形態におけるインプリント方法を説明する。図8と図3とを比較すると、図8では、S1025およびS1029が追加されている。また、図3では、繰り返し計測回数を表すパラメータNの初期値は1に固定されていたのに対し、図8では、初期値は可変数であるN0に設定される。第2実施形態では、各ショット領域をインプリントする前に、S1008で、制御部CNTは、繰り返し計測回数を表すパラメータNの初期値をN0に設定する。N0は、直前のショット領域で得られたNの値、または、直前の基板の同じショット領域で得られたNの値に設定されうる。
S1008では、図8におけるS1008、S1025、S1029以外の工程は、図3と同じである。例えば、第2実施形態において、原版Mと基板Wのショット領域との位置合わせ(S1022)や光量の飽和判定(S1024)は、第1実施形態と同様に行われる。それら図3と同じ工程については説明を省略する。以下では、追加されたS1025およびS1029について説明する。
第2実施形態では、繰り返し計測回数Nの初期値が1でない場合に、画像が暗すぎるケースが考えられる。画像が暗いと計測処理の信頼性が下がりうる。そこで第2実施形態では、S1025で、制御部CNTは、繰り返し計測回数Nを減らした場合に光量が飽和するか否かの判定を行う。例えば、制御部CNTは、画像の光量にN/(N-1)を乗じた値が飽和光量を示す100%を超えるかどうかを判定する。画像の光量にN/(N-1)を乗じた値が飽和光量を示す100%を超えなければ、画像の光量は飽和レベルに対してかなり少なく、画像が暗いと判断される。その場合、処理はS1029に進む。S1029では、制御部CNTは、Nの値を1低減し(N=N-1)、蓄積時間を1/Nに変更し、その後、処理はステップS1016に戻る。このようにすることで繰り返し計測回数Nの調整にかかる時間を短縮することができる。
<物品製造方法の実施形態>
インプリント装置を用いて形成した硬化物のパターンは、各種物品の少なくとも一部に恒久的に、或いは各種物品を製造する際に一時的に、用いられる。物品とは、電気回路素子、光学素子、MEMS、記録素子、センサ、或いは、型等である。電気回路素子としては、DRAM、SRAM、フラッシュメモリ、MRAMのような、揮発性或いは不揮発性の半導体メモリや、LSI、CCD、イメージセンサ、FPGAのような半導体素子等が挙げられる。型としては、インプリント用のモールド等が挙げられる。
硬化物のパターンは、上記物品の少なくとも一部の構成部材として、そのまま用いられるか、或いは、レジストマスクとして一時的に用いられる。基板の加工工程においてエッチング又はイオン注入等が行われた後、レジストマスクは除去される。
次に、物品製造方法について説明する。図7の工程SAでは、絶縁体等の被加工材2zが表面に形成されたシリコン基板等の基板1zを用意し、続いて、インクジェット法等により、被加工材2zの表面にインプリント材3zを付与する。ここでは、複数の液滴状になったインプリント材3zが基板上に付与された様子を示している。
図7の工程SBでは、インプリント用の型4zを、その凹凸パターンが形成された側を基板上のインプリント材3zに向け、対向させる。図7の工程SCでは、インプリント材3zが付与された基板1zと型4zとを接触させ、圧力を加える。インプリント材3zは型4zと被加工材2zとの隙間に充填される。この状態で硬化用のエネルギーとして光を型4zを介して照射すると、インプリント材3zは硬化する。
図7の工程SDでは、インプリント材3zを硬化させた後、型4zと基板1zを引き離すと、基板1z上にインプリント材3zの硬化物のパターンが形成される。この硬化物のパターンは、型の凹部が硬化物の凸部に、型の凸部が硬化物の凹部に対応した形状になっており、即ち、インプリント材3zに型4zの凹凸パターンが転写されたことになる。
図7の工程SEでは、硬化物のパターンを耐エッチングマスクとしてエッチングを行うと、被加工材2zの表面のうち、硬化物が無いか或いは薄く残存した部分が除去され、溝5zとなる。図7の工程SFでは、硬化物のパターンを除去すると、被加工材2zの表面に溝5zが形成された物品を得ることができる。ここでは硬化物のパターンを除去したが、加工後も除去せずに、例えば、半導体素子等に含まれる層間絶縁用の膜、つまり、物品の構成部材として利用してもよい。
(他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本明細書の開示は、少なくとも以下の制御装置、リソグラフィ装置、および物品製造方法を含む。
(項目1)
移動体の位置制御を行う制御装置であって、
前記移動体の位置を計測する計測部と、
前記計測部により得られた計測値の目標値に対する偏差を低減するように、所定周期で前記移動体の位置のフィードバック制御を行うフィードバック制御器と、
前記計測部を制御する制御部と、
を有し、
前記計測部は、入射した光を電気信号に変換して電荷を蓄積する複数の画素を有する撮像素子を含み、
前記制御部は、前記所定周期において計測がN回(Nは2以上の整数)繰り返し行われるように前記複数の画素の電荷蓄積時間を調整し、前記計測部は、得られたN回分の計測値の統計値を前記フィードバック制御器に提供する、
ことを特徴とする制御装置。
(項目2)
前記制御部は、前記複数の画素に入る光量の飽和が抑制されるように、Nの値を決定する、ことを特徴とする項目1に記載の制御装置。
(項目3)
前記統計値は、平均値、重み付け平均値、最頻値、中央値のうちのいずれかである、ことを特徴とする項目1または2に記載の制御装置。
(項目4)
原版のパターンを基板に転写するリソグラフィ装置であって、
前記原版と前記基板との位置ずれを計測する計測部と、
前記計測部により得られた計測値の目標値に対する偏差を低減するように、所定周期で前記原版および前記基板の少なくともいずれかの位置のフィードバック制御を行うフィードバック制御器と、
前記計測部を制御する制御部と、
を有し、
前記計測部は、前記原版に形成されている原版側アライメントマークおよび前記基板に形成されている基板側アライメントマークからの光を電気信号に変換して電荷を蓄積する複数の画素を有する撮像素子を含み、
前記制御部は、前記所定周期において計測がN回(Nは2以上の整数)繰り返し行われるように前記複数の画素の電荷蓄積時間を調整し、前記計測部は、得られたN回分の計測値の統計値を前記フィードバック制御器に提供する、
ことを特徴とするリソグラフィ装置。
(項目5)
前記計測部は、前記撮像素子から得られるアライメントマーク画像における前記原版側アライメントマークと前記基板側アライメントマークとの相対位置に基づいて、前記原版と前記基板のショット領域との間の形状の差を示す計測値を求める、ことを特徴とする項目4に記載のリソグラフィ装置。
(項目6)
前記制御部は、前記複数の画素に入る光量の飽和が抑制されるように、Nの値を決定する、ことを特徴とする項目4または5に記載のリソグラフィ装置。
(項目7)
前記制御部は、前記基板の複数のショット領域のそれぞれに対して、Nの値を決定する、ことを特徴とする項目6に記載のリソグラフィ装置。
(項目8)
前記計測部を複数備え、
同じNの値が各計測部に適用される、
ことを特徴とする項目6または7に記載のリソグラフィ装置。
(項目9)
前記撮像素子に入射する光量を調整する光量調整部を更に有し、
前記基板の複数のショット領域のうち、予め得られた前記基板の面内における光量むらの計測結果から特定される最も暗いショット領域を基準に、前記光量調整部が調整されている、
ことを特徴とする項目4から8のいずれか1項に記載のリソグラフィ装置。
(項目10)
前記リソグラフィ装置は、前記原版である型を用いて前記基板の上のインプリント材にパターンを形成するインプリント装置である、ことを特徴とする項目4から9のいずれか1項に記載のリソグラフィ装置。
(項目11)
前記リソグラフィ装置は、前記原版のパターンを、投影光学系を介して前記基板に転写する露光装置である、ことを特徴とする項目4から9のいずれか1項に記載のリソグラフィ装置。
(項目12)
項目4から11のいずれか1項目に記載のリソグラフィ装置を用いて基板にパターンを形成する工程と、
前記パターンが形成された前記基板を加工する工程と、
を有し、前記加工された基板から物品を製造する、ことを特徴とする物品製造方法。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
100:インプリント装置、120:硬化部、140:原版補正部、150:アライメント照明装置、160:基板駆動部、170:アライメント機構、M:原版、R:インプリント材、W:基板

Claims (12)

  1. 移動体の位置制御を行う制御装置であって、
    前記移動体の位置を計測する計測部と、
    前記計測部により得られた計測値の目標値に対する偏差を低減するように、所定周期で前記移動体の位置のフィードバック制御を行うフィードバック制御器と、
    前記計測部を制御する制御部と、
    を有し、
    前記計測部は、入射した光を電気信号に変換して電荷を蓄積する複数の画素を有する撮像素子を含み、
    前記制御部は、前記所定周期において計測がN回(Nは2以上の整数)繰り返し行われるように前記複数の画素の電荷蓄積時間を調整し、前記計測部は、得られたN回分の計測値の統計値を前記フィードバック制御器に提供する、
    ことを特徴とする制御装置。
  2. 前記制御部は、前記複数の画素に入る光量の飽和が抑制されるように、Nの値を決定する、ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記統計値は、平均値、重み付け平均値、最頻値、中央値のうちのいずれかである、ことを特徴とする請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 原版のパターンを基板に転写するリソグラフィ装置であって、
    前記原版と前記基板との位置ずれを計測する計測部と、
    前記計測部により得られた計測値の目標値に対する偏差を低減するように、所定周期で前記原版および前記基板の少なくともいずれかの位置のフィードバック制御を行うフィードバック制御器と、
    前記計測部を制御する制御部と、
    を有し、
    前記計測部は、前記原版に形成されている原版側アライメントマークおよび前記基板に形成されている基板側アライメントマークからの光を電気信号に変換して電荷を蓄積する複数の画素を有する撮像素子を含み、
    前記制御部は、前記所定周期において計測がN回(Nは2以上の整数)繰り返し行われるように前記複数の画素の電荷蓄積時間を調整し、前記計測部は、得られたN回分の計測値の統計値を前記フィードバック制御器に提供する、
    ことを特徴とするリソグラフィ装置。
  5. 前記計測部は、前記撮像素子から得られるアライメントマーク画像における前記原版側アライメントマークと前記基板側アライメントマークとの相対位置に基づいて、前記原版と前記基板のショット領域との間の形状の差を示す計測値を求める、ことを特徴とする請求項4に記載のリソグラフィ装置。
  6. 前記制御部は、前記複数の画素に入る光量の飽和が抑制されるように、Nの値を決定する、ことを特徴とする請求項4に記載のリソグラフィ装置。
  7. 前記制御部は、前記基板の複数のショット領域のそれぞれに対して、Nの値を決定する、ことを特徴とする請求項6に記載のリソグラフィ装置。
  8. 前記計測部を複数備え、
    同じNの値が各計測部に適用される、
    ことを特徴とする請求項6に記載のリソグラフィ装置。
  9. 前記撮像素子に入射する光量を調整する光量調整部を更に有し、
    前記基板の複数のショット領域のうち、予め得られた前記基板の面内における光量むらの計測結果から特定される最も暗いショット領域を基準に、前記光量調整部が調整されている、
    ことを特徴とする請求項4に記載のリソグラフィ装置。
  10. 前記リソグラフィ装置は、前記原版である型を用いて前記基板の上のインプリント材にパターンを形成するインプリント装置である、ことを特徴とする請求項4に記載のリソグラフィ装置。
  11. 前記リソグラフィ装置は、前記原版のパターンを、投影光学系を介して前記基板に転写する露光装置である、ことを特徴とする請求項4に記載のリソグラフィ装置。
  12. 請求項4から11のいずれか1項に記載のリソグラフィ装置を用いて基板にパターンを形成する工程と、
    前記パターンが形成された前記基板を加工する工程と、
    を有し、前記加工された基板から物品を製造する、ことを特徴とする物品製造方法。
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