JP2024090663A - 情報処理装置、方法、およびシステム - Google Patents

情報処理装置、方法、およびシステム Download PDF

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Abstract

Figure 2024090663000001
【課題】1つまたは複数の銀行口座への給与支払に応答して、1つまたは複数の電子マネーアカウントに対する電子マネーのチャージを行うことができる電子マネーチャージ手段を実現する情報処理装置、方法、およびシステムを提供すること。
【解決手段】銀行システムから給与振込処理結果を受信する給与振込処理結果受信手段と、給与振込処理結果に基づいて、ユーザの電子マネーアカウントに対する電子マネーの第1のチャージ指示データを生成する第1のチャージ指示データ生成手段と、第1のチャージ指示データを即時引落システムへ送信するチャージ指示データ送信手段と、を備えた情報処理装置、方法、およびシステム。
【選択図】図7

Description

本発明は、情報処理装置、方法、およびシステムに関する。より詳細に言えば、本発明は、1つまたは複数の銀行口座への給与支払に応答して、1つまたは複数の電子マネーアカウントに対する電子マネーのチャージを行うことができる電子マネーチャージ手段を実現する情報処理装置、方法、およびシステムに関する。
従来、賃金の支払いは、労働基準法および厚生労働省令により、手渡し、あるいは銀行口座への振込によって行われていた。ところが、厚生労働省は、2022年10月に開催された第181回労働政策審議会労働条件分科会において、電子マネーによる給与の支払い(いわゆる、給与のデジタル払い)を2023年4月から解禁する方針を示した。したがって、2023年4月以降、制度上では、給与支払元の企業は個人の電子マネーアカウントを指定して給与支払いを行うことが可能となり、給与受取人は直接的に給与を電子マネーとして受け取ることが可能となる。このような現状を踏まえて、給与として支払われる電子マネーの利用をさらに促進するための技術が考案されている(特許文献1)。
特許第7140901号公報
ところで、電子マネーによる給与支払いを行う場合には、給与受取人が銀行口座などへの給与支払いも併せて選択可能とすることが求められている。しかしながら、特許文献1の技術は、給与支払手段として現金と電子マネーの双方を従業員に支払う方法などを提供していない。また、現状ではそのような方法は存在せず、またその代替手段や方法も存在しない。したがって、制度上、電子マネーによる給与の支払いが可能となっても、給与支払元の企業は現金と電子マネーの双方を給与として従業員に支払うことができない。その結果、従業員は、電子マネーを利用したい場合、各自で電子マネーのチャージを行う必要があり、ユーザにとって不便である。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、1つまたは複数の銀行口座への給与支払に応答して、1つまたは複数の電子マネーアカウントに対する電子マネーのチャージを行うことができる電子マネーチャージ手段を実現する情報処理装置、方法、およびシステムを提供することを目的とする。
本発明の一態様である情報処理装置は、銀行システムから給与振込処理結果を受信する給与振込処理結果受信手段と、給与振込処理結果に基づいて、ユーザの電子マネーアカウントに対する電子マネーの第1のチャージ指示データを生成する第1のチャージ指示データ生成手段と、第1のチャージ指示データを即時引落システムへ送信するチャージ指示データ送信手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の一態様である方法は、ユーザの1つまたは複数の電子マネーアカウントの情報を含む給与振分候補情報をユーザ端末へ送信することと、ユーザ端末から給与振分依頼を受信することと、給与振分依頼に基づいて、チャージ額データベースを更新することと、給与額データを受信することであって、給与額データはユーザの給与額の情報を含む、ことと、給与額データおよび/またはチャージ額データベースに基づいて、給与振込データを生成することと、給与振込データを銀行システムへ送信することであって、銀行システムは、給与振込データに基づいて、企業の口座からユーザの1つまたは複数の口座へ給与の振込処理を実行し、給与振込処理結果を情報処理装置へ送信する、ことと、銀行システムから給与振込処理結果を受信することと、給与振込処理結果に基づいて、電子マネーアカウントに対する電子マネーのチャージ指示データを生成することと、チャージ指示データを即時引落システムへ送信することと、を備えたことを特徴とする。
本発明の一態様であるシステムは、ユーザの1つまたは複数の電子マネーアカウントの情報を含む給与振分候補情報をユーザ端末へ送信する、給与振分候補情報送付手段と、ユーザ端末から給与振分依頼を受信する、給与振分依頼受信手段と、給与振分依頼に基づいて、チャージ額データベースを更新する、データベース更新手段と給与額データを受信する給与額データ受信手段であって、給与額データはユーザの給与額の情報を含む、給与額データ受信手段と、給与額データおよび/またはチャージ額データベースに基づいて、給与振込データを生成する給与振込データ生成手段と、給与振込データを銀行システムへ送信する給与振込データ送信手段であって、銀行システムは、給与振込データに基づいて、企業の口座からユーザの1つまたは複数の口座へ給与の振込処理を実行し、給与振込処理結果を情報処理装置へ送信する、給与振込データ送信手段と、銀行システムから給与振込処理結果を受信する給与振込処理結果受信手段と給与振込処理結果に基づいて、電子マネーアカウントに対する電子マネーのチャージ指示データを生成するチャージ指示データ生成手段と、チャージ指示データを即時引落システムへ送信するチャージ指示データ送信手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、1つまたは複数の銀行口座への給与支払に応答して、1つまたは複数の電子マネーアカウントに対する電子マネーのチャージを行うことができるようになる。
本明細書において開示される実施形態の詳細な理解は、添付図面に関連して例示される以下の説明から得ることができる。
本発明の実施形態に係るシステム全体の構成図である。 本発明の実施形態に係る情報処理装置10のシステム構成図である。 本発明の実施形態に係るアカウントDB206のデータ構造の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係るチャージ額DB207のデータ構造の一例を示す図である。 本発明に係るチャージ額登録処理を説明するフロー図である。 本発明に係るユーザ端末13の画面上に表示される給与振分候補情報の例である。 本発明に係る給与振分処理を説明するフロー図である。
本明細書では、「銀行」とは、一般社団法人全国銀行協会(本明細書では「全銀協」と呼ぶことにする)によって付与された4桁の金融機関コードを有する金融機関(例えば、銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫、農協系、など)を意味するものとして使用する。
本明細書では、「電子マネー」とは、貨幣価値をデジタル・データとしてICカードやインターネットに接続されたサーバに記録し、貨幣価値の授受を電子的に行う仕組み(広辞苑第七版)を意味し、電子マネーの概念には、チャージ可能な電子的支払手段が含まれるが、特定のサービスに限定されることはない。電子マネーによる決済は、ICカードのような物理的媒体を介して行われてもよく、ユーザ機器に格納された所定のアプリケーションを介して行われてもよく、あるいは、ユーザ機器が店頭の決済用コードを読み取る、またはユーザ機器に表示された決済用コードを店頭側の機器が読み取ることを介して行われてもよく、特に限定されることはない。
(全体構成)
図1は、本発明の実施形態に係る情報処理装置10、銀行システム11、企業システム12、ユーザ端末13、電子マネー事業者システム14および15、即時引落システム16、ならびにネットワーク17を含むシステム全体の構成図である。図1はあくまで例示であり、各要素は図1に示す以外の個数が存在し得る。
図1に示されるように、情報処理装置10、銀行システム11、企業システム12、ユーザ端末13、電子マネー事業者システム14および15、ならびに即時引落システム16は、ネットワーク17を介して、相互に通信可能に接続される。
情報処理装置10は、ユーザ端末13からのユーザアカウント登録要求に応答して、ユーザアカウントをユーザ(従業員)に割り当て、割り当てたユーザアカウントをユーザ端末13に送信する。情報処理装置10にログインするためのユーザIDは、ユーザアカウントそのものであってもよく、あるいは、ユーザアカウントに関連付けられる任意のユーザIDであってもよい。説明を目的に、本明細書のユーザアカウントは、各ユーザに割り当てられたユーザID(例えば、一意の識別番号)として説明する。以降、単にユーザアカウントと記載した場合、各ユーザに割り当てられたユーザID(例えば、一意の識別番号)とする。情報処理装置10は、ユーザ端末13から、各種依頼や指示を受信し、当該依頼や指示に関連する処理を実行し、関連する依頼や指示を対応するシステムに送信する。各ユーザのユーザアカウントの情報は、情報処理装置10によって、銀行システム11、企業システム12、電子マネー事業者システム14および15、ならびに/または即時引落システム16に提供され得る。
情報処理装置10は、銀行システム11から振込処理結果を受信し、振込処理結果に含まれるユーザアカウントに基づいて、チャージ額データベース(DB)(図2のチャージ額DB207)の中から対応するユーザアカウントを特定する。特定されたユーザアカウントに関連付けられた電子マネーアカウントに対するチャージ希望が、チャージ額DB207に登録されている場合、情報処理装置10は、即時引落システム16へ第1のチャージ指示データを送信する。電子マネーアカウントに対するチャージ希望がない場合(例えば、チャージ額DB207にデータが登録されていない)場合、情報処理装置10は、即時引落システム16へ第1のチャージ指示データを送信しない。
銀行システム11は勘定系システムを有し、勘定系システムは企業や個人の口座などを有する。上述の通り、銀行システム11は、情報処理装置10からユーザアカウントを提供されている。銀行システム11は、受信した給与振込データやチャージ額引落データに基づいて、対応する口座への振込および/または引落処理を制御し得る。例えば、銀行システム11は、受信した給与振込データに基づいて、ユーザの口座に対する給与の振込処理を行う。給与の振込処理が完了すると振込完了を通知するための給与振込処理結果を情報処理装置10に送信する。給与振込処理結果には、情報処理装置10によって各ユーザに割り当てられたユーザアカウント、振込金額、振込日時、振込先の口座などの情報が含まれる。また、銀行システム11は、受信したチャージ額引落データに基づいて、ユーザの指定したチャージ額相当の資金を、ユーザの引落用の口座(以降、単に引落口座と称す)から、電子マネー事業者の受取用の口座(以降、単に受取口座と称す)へ引落すための引落処理を実行する。銀行システム11は、電子マネー事業者の口座への引落処理が完了したことを通知するチャージ額引落処理結果を、即時引落システム16へ送信する。
説明を目的に、本明細書では、銀行システム11は銀行Aによって管理および運営されていることとする。
企業システム12は、従業員の勤怠管理を行って給与計算を行い、計算結果の各従業員の給与額および各従業員を情報処理装置10に登録し得る。企業システム12は、従業員から振込先情報を電子的に受信するように構成されていてもよい。また、企業システム12は、給与の支払手段およびチャージ先の電子マネーに関する情報を情報処理装置10に提供してもよい。例えば、給与の受取用の銀行およびチャージ先の電子マネーを情報処理装置10に登録することで、給与の支払手段およびチャージ先の電子マネーを指定できる。給与の受取用の銀行およびチャージ先の電子マネーは、複数の種類の銀行および電子マネーを指定できる。
ユーザ端末13は、有線または無線環境において動作可能な任意のタイプのデバイスである。本明細書では、説明を目的としてユーザ端末13をスマートフォンとして説明するが、本願の要旨を逸脱しない範囲であれば、どのようなデバイスを本発明に適応してもよい。
ユーザ端末13は、ユーザアカウント登録要求を送信して、情報処理装置10からユーザアカウントを受信する。ユーザアカウント登録要求には、金融機関の識別子(金融機関コード)、金融機関の店番号、口座番号、ユーザ情報、ユーザが利用している電子マネーアカウントに関する情報などの情報が含まれ得る。上記のユーザアカウント登録要求に含まれる情報は、ユーザに割り当てられたユーザアカウントに関連付けて、ユーザアカウントDB(図2のアカウントDB206)に格納される。ユーザ端末13は、ユーザアカウントを用いて、情報処理装置10にログインして、給与振分依頼などの各種依頼や指示を情報処理装置10に送信する。また、ユーザ端末13は、給与を受け取る主要口座、主要口座とは別に給与の一部を受け取る口座(以降、単に副口座と称す)、チャージしたい電子マネーの種類、およびそのチャージ額などを指定する給与振分依頼を、情報処理装置10に対して送信する。
電子マネー事業者システム14および15は、即時引落システム16から受信した第2のチャージ指示データに基づいて、ユーザの電子マネーアカウントを特定して、特定した電子マネーアカウントに対して指定された額の電子マネーをチャージする。本明細書では、説明を目的として、電子マネー事業者bが電子マネー事業者システム14を運営して、電子マネーBをユーザに提供しており、電子マネー事業者cが電子マネー事業者システム15を運営して、電子マネーCをユーザに提供していることとする。
即時引落システム16は、受信した第1のチャージ指示データに基づいて、ユーザの引落口座から電子マネー事業者の受取口座への引落を指示するチャージ額引落データを銀行システムへ送信する。その後、即時引落システム16は、銀行システムから受信したチャージ額引落処理結果に基づいて、第2のチャージ指示データを生成して、電子マネー事業者システム14および15へ送信する。
即時引落システム16は、例えば、Bank Pay(登録商標)などが提供する即時引落機能などであってよい。本明細書および図1などでは、即時引落システム16は、電子マネー事業者システム14および15から独立して記載されているが、例えば、電子マネー事業者システム14および15に、ならびに電子マネーBおよびCの電子マネーアプリ内に、実装および/または組み込まれてもよい。本願の要旨を逸脱しない範囲であれば、どのような即時引落機能および/またはシステムを本発明に適応してもよく、本発明は特定の即時引落機能および/またはシステムに限定されない。
即時引落システム16は、事前に電子マネー事業者bおよびcから、受取口座の情報を提供され得る。銀行システム11は、ユーザの引落口座から、ユーザの指定したチャージ希望に相当する金額を引落して、電子マネー事業者bおよび/またはcの受取口座へ入金することとなる。
ユーザは任意の1つまたは複数の電子マネー事業者システムへ、1つまたは複数の引落口座を登録できる。例えば、電子マネー事業者の運営する電子マネーアプリ上に引落口座の口座番号を入力することによって、引落口座登録を実行してもよい。また、電子マネーアプリ内に実装および/または組み込まれている、即時引落システム16の口座登録画面を介して引落口座を登録してもよい。本願の要旨を逸脱しない範囲であれば、どのような方法で引落口座の登録を行ってもよい。
(システム構成)
図2は、本発明の実施形態に係る情報処理装置10のシステム構成図である。図2に示すように、情報処理装置10は、一般的なコンピュータと同様に、バス208などによって相互に接続された制御部201、主記憶部202、補助記憶部203、インターフェース(IF)部204、および出力部205を備える。情報処理装置10は、ファイル/データベースなどの形式で、アカウントDB206およびチャージ額DB207を備える。
制御部201は、中央処理装置(CPU)とも呼ばれ、情報処理装置10の各構成要素の制御やデータの演算を行い、また、補助記憶部203に格納されている各種プログラムを主記憶部202に読み出して実行する。主記憶部202は、メインメモリとも呼ばれ、受信した各種データ、コンピュータ実行可能な命令および当該命令による演算処理後のデータなどを記憶する。補助記憶部203は、ハードディスク(HDD)などに代表される記憶装置であり、データやプログラムを長期的に保存する際に使用される。
図2の実施形態は、制御部201、主記憶部202および補助記憶部203を同一のコンピュータの内部に設ける実施形態について説明するが、他の実施形態として、情報処理装置10は、制御部201、主記憶部202および補助記憶部203を複数個使用することにより、複数のコンピュータによる並列分散処理を実現するように構成することもできる。また、他の実施形態として、情報処理装置10のための複数のサーバを設置し、複数サーバが一つの補助記憶部203を共有する実施形態にすることも可能である。
IF部204は、他のシステムや装置との間でデータを送受信する際のインターフェースの役割を果たし、また、システムオペレータから各種コマンドや入力データ(各種マスタ、テーブルなど)を受け付けるインターフェースを提供する。出力部205は、処理されたデータを表示する表示画面や当該データを印刷するための印刷手段などを提供する。
アカウントDB206は、ユーザに割り当てられたユーザアカウント(ユーザID)およびユーザアカウントに関連づけられた情報を格納する。図3は、本発明の実施形態に係るアカウントDB206のデータ構造の一例を示す図である。アカウントDB206は、ユーザアカウント300、ならびにユーザアカウント300に関連付けられた、金融機関コード301、店番号302、口座番号303、ユーザ情報304、および電子マネーアカウント305を含むことができるが、これらのデータ項目に限定されることはなく他のデータ項目も含むことが可能である。金融機関コード301、店番号302、口座番号303、ユーザ情報304、および電子マネーアカウント305は、上述のユーザアカウント登録要求に含まれる情報に基づいてアカウントDB206に格納され得る。また、アカウントDB206に格納される各情報の一部または全ては、後述のチャージ額DB207へも併せて格納され得る。
ユーザアカウント300は、各ユーザに割り当てられたユーザアカウント(ユーザID、例えば、一意の識別番号)を示し、各ユーザを識別するために利用され得る。金融機関コード301は、金融機関の識別子であり、全銀協によって各金融機関に割り振られた統一金融機関コードに相当する。店番号302は、当該金融機関ごとに予め定められた店舗を示す識別子である。口座番号303は、ユーザの利用する口座の口座番号である。ユーザ情報304は、ユーザの氏名、カナ氏名、性別、生年月日、住所、電話番号や電子メールアドレスなどの連絡先、ログインパスワード(PW)などの情報を含むが、これら以外の情報を含むことも可能である。電子マネーアカウント305は、ユーザが利用している電子マネーアカウントに関する情報を示し、例えば、電子マネー事業者システムによってユーザに割り当てられた電子マネーアカウントのユーザIDなどであり得る。
図4は、本発明の実施形態に係るチャージ額DB207のデータ構造の一例を示す図である。チャージ額DB207は、ユーザアカウント300、電子マネーアカウント305、主要口座番号401、副口座番号402、副口座振込金額403、電子マネー種類404、チャージ額405、チャージ日時406、引落金額407、および引落日時408を含むことができるが、これらのデータ項目に限定されることはなく他のデータ項目も含むことが可能である。チャージ額DB207に格納される情報は、各ユーザのユーザアカウント300に関連づけられている。ユーザアカウント300および電子マネーアカウント305は、図3を参照しながら上述した通りであるので説明を省略する。主要口座番号401は、ユーザの給与が主に振り込まれる口座番号を示し、口座番号303に登録された口座番号と同じであってもよく、別の口座番号でもよい。副口座番号402は副口座の口座番号を示す。副口座振込金額403はユーザの指定した副口座への振込希望金額を示す。電子マネー種類404はユーザの指定した電子マネーの種類を示す。チャージ額405はユーザの指定した電子マネーのチャージ額を示す。チャージ日時406は電子マネーのチャージが実施された日時を示す。引落金額407はユーザの引落口座から電子マネー事業者の受取口座へ引落された金額を示す。引落日時408は引落処理が実行された日時を示す。
(ユーザアカウントの開設)
以下、情報処理装置10におけるユーザアカウントの開設の概要を説明する。
ユーザはユーザ端末13を介して情報処理装置10へユーザアカウント登録要求を送信する。ユーザアカウント登録要求は、金融機関コード、金融機関の店番号、口座番号、ユーザ情報、ユーザが利用している電子マネーアカウントなどの1つまたは複数の情報を含む。ユーザ情報は、例えば、氏名、カナ氏名、性別、生年月日、住所、電話番号や電子メールアドレスなどの連絡先、ログインパスワード(PW)などである。ユーザアカウント登録要求に含まれる、複数の金融機関コード、店番号、および/または口座番号は、主要口座および副口座として情報処理装置10に登録され得る。どの口座を主要口座として登録するか、どの口座を副口座として登録するかは、ユーザの指示によって決定され得る。
情報処理装置10は、ユーザのユーザアカウント登録要求に応答して、ユーザアカウントを生成し、ユーザ端末13に送信する。ユーザアカウントは情報処理装置10にログインするために利用可能である。ユーザアカウントは、ユーザ端末13および/または情報処理装置10によって、銀行システム11、企業システム12、電子マネー事業者システム14および15、ならびに/または即時引落システム16へ提供されてもよい。
上述の通り、企業システム12によって、給与の支払先の銀行およびチャージ先の電子マネーは指定され得る。そのため、情報処理装置10は、企業システム12が指定外の銀行の口座や電子マネーのアカウントを含むユーザアカウント登録要求を受信した場合、その要求を受け付けないように構成されてよい。あるいは、情報処理装置10は、企業システム12の指定外の銀行や電子マネーがユーザアカウント登録要求に含まれる場合、その銀行を給与の支払手段として、およびその電子マネーをチャージ先の電子マネーとして、新規に登録するどうか、企業システム12へ問い合わせるように構成されてもよい。
生成されたユーザアカウントはアカウントDB206に登録される。生成されたユーザアカウントに関連づけられた、金融機関コード301、店番号302、および口座番号303、ユーザ情報304、および電子マネーアカウント305などの情報もアカウントDB206に格納される。金融機関コード301、店番号302、および口座番号303、ユーザ情報304、および電子マネーアカウント305などの情報は、ユーザアカウント登録要求に含まれる情報に基づいている。
上述の通り、ユーザアカウントがユーザに割り当てられ、以後、ユーザはユーザアカウントをユーザIDとして利用して、情報処理装置10にログインし、情報処理装置10によって提供される各種サービスを利用できる。また、情報処理装置10は、ユーザ端末13からの要求に応答して、ユーザアカウント情報の更新処理および削除処理を実行できる。
また、企業は企業専用のアカウント(以降、単に企業アカウントと称す)を開設できる。開設の流れはユーザアカウントの開設と基本的には同様であるので説明を省略する。企業システム12は、例えば、企業専用のアプリケーションやWebサイトを介して、企業アカウントを利用して情報処理装置10にログイン可能である。企業システム12は、企業アカウントの開設と同時にまたはその後に、給与の支払手段およびチャージ先の電子マネーを情報処理装置10に登録できる。加えて、企業システム12は情報処理装置10へ各従業員の給与額を登録できる。企業システム12によって登録された給与額に基づいて、情報処理装置10は給与振込データを生成し、所定の日になったことに応答して、給与振込データを銀行システム11へ送信できる。
(給与の受取手段の登録)
本明細書では、企業システム12は、給与の支払手段として銀行Aを指定し、チャージ先の電子マネーとして電子マネーBおよびCを指定(情報処理装置10に登録)していることとする。また本明細書では、ユーザaは情報処理装置10に、銀行Aで開設している自身の銀行口座A1およびA2を給与受取手段として、電子マネーBで利用している電子マネーアカウントB1および電子マネーCで利用している電子マネーアカウントC1をチャージ先の電子マネーとして、登録していることとする。
(処理フロー:チャージ額登録処理)
図5は、本発明に係る電子マネーのチャージ額登録処理を説明するフロー図である。以下説明するフローでは、ユーザaがユーザ端末13を介して、翌月の給与の中から副口座で受け取りたい給与額を指定し、および、給与支払いに応答してチャージされる電子マネーの種類および電子マネーの金額を指定する流れで記載する。また、説明を目的として、ユーザaに翌月に支払われる給与は30万円であり、ユーザaは、銀行口座A1の口座番号を主要口座番号401として、および銀行口座A2の口座番号を副口座番号402として、情報処理装置10に登録していることとする。
S501にて、情報処理装置10は、ユーザ端末13からのアクセスに応答して、ユーザアカウント300に関連づけて登録されている給与受取手段の情報(以降、単に給与振分候補情報と称す)をユーザ端末13に送信する。給与振分候補情報には、例えば、電子マネーアカウント305、主要口座番号401、副口座番号402などが含まれ得る。ここでは、ユーザaの銀行口座A1およびA2、ならびに電子マネーアカウントB1およびC1の情報がユーザ端末13に送信されたこととする。
図6はユーザ端末13の画面上に表示される給与振分候補情報の例である。図6には、受取手段として、給与の振込先候補である銀行口座A1およびA2が表示され、電子マネーのチャージ先候補である電子マネーアカウントB1およびC1が表示されている。また各受取手段に対応する金額指定欄が表示されている。銀行口座A1の金額指定欄には、銀行口座A1が主要口座であることを示すために「主要口座」と表示されている。本明細書では説明を目的として、主要口座の金額指定欄への入力は行わないこととして説明する。
ユーザは、ユーザ端末13の画面上に表示された給与振分候補情報の各金額指定欄に振込希望金額およびチャージ希望金額を入力できる。金額指定欄は、ユーザの入力がない場合、空欄であるか、または¥0などが表示される。ユーザ端末13は、ユーザの入力した金額を給与振分依頼として、情報処理装置10に送信する。ここでは、ユーザaは、ユーザ端末13を介して、銀行口座A2の金額指定欄に2万円と入力し、電子マネーアカウントB1の金額指定欄に5万円と入力し、情報処理装置10へ給与振分依頼を送信したこととする。
S502にて、情報処理装置10は、受信した給与振分依頼に基づいて、チャージ額DB207を更新する。情報処理装置10は、例えば、副口座振込金額403、電子マネー種類404、チャージ額405などの情報を登録および更新する。
上述の処理により、ユーザは、翌月の給与の中から副口座で受け取りたい給与額を指定でき、および、給与支払いに応答してチャージされる電子マネーの種類および電子マネーの金額を指定できる。後述する給与振分処理の通り、所定の日(例えば、給与日)にユーザの主要口座や副口座に給与が振り込まれることに応答して、指定した電子マネーアカウントに指定した金額の電子マネーがチャージされることとなる。
金額指定欄に入力される金額は、1万円などのような具体的な金額や、主要口座に振り込まれる給与の10%などのような割合であってもよい。また、所定の金額の選択式であってもよい。金額指定欄への入力および/または金額の指定手段は、情報処理装置10を提供する事業者や運営者によって、任意に設定され得る。
また、説明を目的として、本明細書では、給与支払いに応答して、電子マネーのチャージが実行されることとして説明するが、給与支払日以外の日に電子マネーのチャージが実行されてもよい。例えば、上述の給与振分依頼に、ユーザの指定したチャージ希望日などの情報が含まれてよく、そのチャージ希望日に応答して、電子マネーのチャージが実行されてもよい。本願の要旨を逸脱しない範囲であれば、どのようなタイミング、時間、および/または日にチャージが実行されてもよい。
別の実施形態では、情報処理装置10は、S502の後に、更新されたチャージ額DB207の情報の一部または全てを銀行システム11、企業システム12、電子マネー事業者システム14および15、ならびに/または即時引落システム16へ送信してもよい。
(処理フロー:給与振分処理)
図7は、本発明に係る給与振分処理を説明するフロー図である。以下説明するフローでは、ユーザaが、銀行口座A2の振込金額を2万円と指定しており、電子マネーアカウントB1へのチャージ額を5万円と指定していることとする。また、ユーザaには勤務する企業(振込元企業)から給与として30万円の振込があることとする。
S701にて、情報処理装置10は、企業システム12から給与額データを受信する。給与額データは、企業システム12がユーザaを含むユーザ(従業員)の給与計算を行うことによって生成される。給与額データには、例えば、情報処理装置10によって企業システム12へ事前に提供された各ユーザのユーザアカウント300、および企業システム12によって計算された各ユーザ(従業員)の給与金額などの情報が含まれ得る。
S702にて、情報処理装置10は、受信した給与額データおよび/またはチャージ額DB207に登録されている情報に基づいて、給与振込データを生成し、銀行システム11へ送信する。給与振込データには、例えば、各ユーザのユーザアカウント300、主要口座番号401、副口座番号402、副口座振込金額403、給与額などが含まれ得る。情報処理装置10は、給与額データに含まれている各ユーザのユーザアカウント300に基づいて、チャージ額DB207に格納されているユーザアカウント300を特定し得る。
銀行システム11は、受信した給与振込データに基づいて、所定の日に、振込元企業の口座からユーザの口座に対する振込処理を行う。銀行システム11は給与振込処理結果を情報処理装置10および/または企業システム12に送信する。給与振込処理結果には、例えば、各ユーザのユーザアカウント300、振込金額、振込日時、および/または振込口座の情報などが含まれ得る。ここでは、ユーザaの指定に基づいて、ユーザaに支払われる給与30万円のうち、28万円がユーザaの主要口座(銀行口座A1)に振込まれ、2万円がユーザaの副口座(銀行口座A2)に振込まれたこととする。
S703にて、情報処理装置10は、受信した給与振込処理結果に含まれる各ユーザのユーザアカウント300に基づいて、チャージ額DB207の中から対応するユーザアカウント300を特定する。ユーザアカウントが特定されなかった場合、または特定されたユーザアカウントに関連付けて電子マネー種類404、チャージ額405などの情報が登録されていない場合、処理を終了する。
S704にて、情報処理装置10は、特定したユーザアカウント300に関連づけて登録されている電子マネーアカウントへのチャージを指示する第1のチャージ指示データを生成する。次いで、情報処理装置10は、即時引落システム16へ、生成した第1のチャージ指示データを送信する。第1のチャージ指示データには、例えば、ユーザアカウント300、電子マネーアカウント305、電子マネー種類404、および/またはチャージ額405の情報などが含まれ得る。
即時引落システム16は、受信した第1のチャージ指示データに基づいて、ユーザの引落口座から電子マネー事業者の受取口座に対する引落処理を依頼するチャージ額引落データを生成し、銀行システム11へ送信する。チャージ額引落データは、例えば、ユーザアカウント300、電子マネーアカウント305、電子マネー種類404、チャージ額405、ユーザの引落口座の口座番号、電子マネー事業者の受取口座の口座番号などの情報を含み得る。
銀行システム11は受信したチャージ額引落データに基づいて、ユーザの引落口座から電子マネー事業者の受取口座に対する引落処理を実施し、チャージ額引落処理結果を即時引落システム16に送信する。チャージ額引落処理結果には、例えば、ユーザアカウント300、電子マネーアカウント305、電子マネー種類404、チャージ額405、電子マネー事業者の受取口座へ引き落された金額、引落処理が実行された日時などの情報が含まれ得る。ここでは、ユーザaの引落口座から電子マネー事業者bの受取口座への5万円の引落処理が実施されたこととする。
即時引落システム16は、受信したチャージ額引落処理結果に基づいて、ユーザの電子マネーアカウントへのチャージを、電子マネー事業者システム14および/または15へ指示するための第2のチャージ指示データを生成する。次いで、即時引落システム16は、電子マネー事業者システム14および/または15へ、生成した第2のチャージ指示データを送信する。第2のチャージ指示データには、例えば、ユーザアカウント300、電子マネーアカウント305、電子マネー種類404、チャージ額405などの情報が含まれ得る。ここでは、ユーザaが電子マネーアカウントB1へのチャージ額を5万円と指定しているので、即時引落システム16は、電子マネー事業者システム14へ第2のチャージ指示データを送信したこととする。
ユーザaが電子マネーアカウントB1だけでなく、電子マネーアカウントC1へのチャージも希望している場合、電子マネー事業者システム15へも第2のチャージ指示データが送信される。電子マネーアカウントC1のチャージのみを希望している場合、第2のチャージ指示データは電子マネー事業者システム15だけに送信され得る。
電子マネー事業者システム14は、第2のチャージ指示データに含まれる電子マネーアカウント305に基づいて、ユーザの電子マネーアカウントB1を特定して、チャージ額405にて指定された金額分の電子マネーBのチャージを実行する。ここでは、ユーザaの電子マネーアカウントB1へ5万円分の電子マネーBがチャージされたこととする。次いで、電子マネー事業者システム14は、電子マネーチャージ処理結果を即時引落システム16へ送信する。電子マネーチャージ処理結果には、例えば、ユーザアカウント300、電子マネーアカウント305、電子マネー種類404、チャージ額405、チャージが実行された日時などの情報が含まれ得る。第2のチャージ指示データが電子マネー事業者システム15に送信されている場合、電子マネー事業者システム15は、電子マネー事業者システム14と同様の処理を実行することとなる。
即時引落システム16は、受信したチャージ額引落処理結果および/または電子マネーチャージ処理結果に基づいて、情報処理装置10へチャージ完了報告を送信する。チャージ完了報告には、例えば、ユーザアカウント300、電子マネーアカウント305、電子マネー種類404、チャージ額405、電子マネー事業者の受取口座へ引き落された金額、引落処理が実行された日時、チャージが実行された日時などの情報が含まれ得る。
S705にて、情報処理装置10は、受信したチャージ完了報告に基づいて、ユーザ端末13に電子マネーのチャージが完了したことを通知する。また、情報処理装置10は、受信したチャージ完了報告に含まれる、電子マネー事業者の受取口座へ引き落された金額、引落処理が実行された日時、チャージが実行された日時などの情報に基づいて、チャージ額DB207のチャージ日時406、引落金額407および引落日時408を登録および/または更新し得る。
以上の処理によって、ユーザの主要口座や副口座に給与が振り込まれたことに応答して、ユーザの指定した金額がユーザの引落口座から電子マネー事業者の受取口座に引落され、ユーザの電子マネーアカウントに指定した額の電子マネーがチャージされる。したがって、ユーザ(従業員)は、自身で電子マネーのチャージを行わなくても、給与支払日などの所定の日に、指定した電子マネーアカウントに、指定した額の電子マネーがチャージされることとなる。
本願の要旨を逸脱しない範囲であれば、どのような口座を主要口座および引落口座として登録してもよい。例えば、主要口座と引落口座は同じ口座であってよく、別々の口座であってもよい。また、説明を目的として、主要口座および副口座をそれぞれ1つずつとして説明したが、本願の要旨を逸脱しない範囲であれば、主要口座および副口座は1つまたは複数の口座が存在してもよい。
本明細書では説明を目的として、電子マネーBおよびCの2種類で説明したが、本願の要旨を逸脱しない範囲であれば、より少ないまたはより多い種類の電子マネーを本願発明に適用できる。
以上、例示的な実施形態を参照しながら本発明の原理を説明したが、本発明の要旨を逸脱することなく、構成および細部において変更する様々な実施形態を実現可能であることを当業者は理解するだろう。すなわち、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。
10 情報処理装置
11 銀行システム
12 企業システム
13 ユーザ端末
14 電子マネー事業者システム
15 電子マネー事業者システム
16 即時引落システム
201 制御部
202 主記憶部
203 補助記憶部
204 IF部
205 出力部
206 アカウントDB
207 チャージ額DB
300 ユーザアカウント
305 電子マネーアカウント

Claims (11)

  1. 銀行システムから給与振込処理結果を受信する給与振込処理結果受信手段と、
    前記給与振込処理結果に基づいて、ユーザの電子マネーアカウントに対する電子マネーの第1のチャージ指示データを生成する第1のチャージ指示データ生成手段と、
    前記第1のチャージ指示データを即時引落システムへ送信するチャージ指示データ送信手段と
    を備えた情報処理装置。
  2. 給与額データを受信する給与額データ受信手段であって、前記給与額データは前記ユーザの給与額の情報を含む、給与額データ受信手段と、
    前記給与額データおよび/またはチャージ額データベースに基づいて、給与振込データを生成する給与振込データ生成手段と、
    前記給与振込データを前記銀行システムへ送信する給与振込データ送信手段であって、前記銀行システムは、前記給与振込データに基づいて、企業の口座から前記ユーザの1つまたは複数の口座へ給与の振込処理を実行し、前記給与振込処理結果を前記情報処理装置へ送信する、給与振込データ送信手段と、
    を備えた、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記電子マネーアカウントを含む前記ユーザの1つまたは複数の電子マネーアカウントの情報を含む給与振分候補情報をユーザ端末へ送信する、給与振分候補情報送付手段と、
    前記ユーザ端末から給与振分依頼を受信する、給与振分依頼受信手段と、
    前記給与振分依頼に基づいて、前記チャージ額データベースを更新する、データベース更新手段と
    をさらに備える、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記給与振込処理結果は前記ユーザのユーザアカウントを含み、
    前記第1のチャージ指示データ生成手段は、
    前記ユーザアカウントに基づいて、前記チャージ額データベースから対応するユーザアカウントを特定するユーザアカウント特定手段であって、前記チャージ額データベースには、前記ユーザアカウントに関連付けられた前記電子マネーアカウントおよび前記電子マネーアカウントへのチャージ額の情報が格納されている、ユーザアカウント特定手段と、
    前記電子マネーアカウントおよび前記チャージ額の情報に基づいて、前記第1のチャージ指示データを生成する第2のチャージ指示データ生成手段と、
    を含む、請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記給与振分依頼は、前記1つまたは複数の電子マネーアカウントのうちの前記ユーザが指定した電子マネーアカウントおよび前記指定された電子マネーアカウントへのチャージ額の情報を含む、請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記給与振分候補情報は、前記ユーザの1つまたは複数の口座番号をさらに含み、
    前記給与振分依頼は、前記1つまたは複数の口座番号から前記ユーザの指定した口座番号および前記指定された口座番号に対する振込希望金額をさらに含む、請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記即時引落システムは、前記第1のチャージ指示データに基づいて、チャージ額引落データを生成して、前記銀行システムへ送信する、請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記銀行システムは、前記チャージ額引落データに基づいて、前記ユーザの引落口座から電子マネー事業者の受取口座へ、指定されたチャージ額相当の金額の引落処理を実行し、チャージ額引落処理結果を前記即時引落システムへ送信する、請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記即時引落システムはさらに、前記チャージ額引落処理結果に基づいて、前記電子マネーアカウントへの前記指定されたチャージ額相当の電子マネーのチャージを、電子マネー事業者システムへ指示する第2のチャージ指示データを生成して、前記電子マネー事業者システムへ送信する、請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 情報処理装置によって実行される方法であって、
    ユーザの1つまたは複数の電子マネーアカウントの情報を含む給与振分候補情報をユーザ端末へ送信することと、
    前記ユーザ端末から給与振分依頼を受信することと、
    前記給与振分依頼に基づいて、チャージ額データベースを更新することと、
    給与額データを受信することであって、前記給与額データは前記ユーザの給与額の情報を含む、ことと、
    前記給与額データおよび/または前記チャージ額データベースに基づいて、給与振込データを生成することと、
    前記給与振込データを銀行システムへ送信することであって、前記銀行システムは、前記給与振込データに基づいて、企業の口座から前記ユーザの1つまたは複数の口座へ給与の振込処理を実行し、給与振込処理結果を情報処理装置へ送信する、ことと、
    前記銀行システムから前記給与振込処理結果を受信することと、
    前記給与振込処理結果に基づいて、前記電子マネーアカウントに対する電子マネーのチャージ指示データを生成することと、
    前記チャージ指示データを即時引落システムへ送信することと、
    を備える方法。
  11. 給与の支払いに応答して、電子マネーをチャージするためのシステムであって、
    ユーザの1つまたは複数の電子マネーアカウントの情報を含む給与振分候補情報をユーザ端末へ送信する、給与振分候補情報送付手段と、
    前記ユーザ端末から給与振分依頼を受信する、給与振分依頼受信手段と、
    前記給与振分依頼に基づいて、チャージ額データベースを更新する、データベース更新手段と、
    給与額データを受信する給与額データ受信手段であって、前記給与額データは前記ユーザの給与額の情報を含む、給与額データ受信手段と、
    前記給与額データおよび/または前記チャージ額データベースに基づいて、給与振込データを生成する給与振込データ生成手段と、
    前記給与振込データを銀行システムへ送信する給与振込データ送信手段であって、前記銀行システムは、前記給与振込データに基づいて、企業の口座から前記ユーザの1つまたは複数の口座へ給与の振込処理を実行し、給与振込処理結果を情報処理装置へ送信する、給与振込データ送信手段と、
    前記銀行システムから前記給与振込処理結果を受信する給与振込処理結果受信手段と
    前記給与振込処理結果に基づいて、前記電子マネーアカウントに対する電子マネーのチャージ指示データを生成するチャージ指示データ生成手段と、
    前記チャージ指示データを即時引落システムへ送信するチャージ指示データ送信手段と
    を備えたシステム。
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